JP3461002B2 - 安全な郵便代金支払いシステムおよび方法 - Google Patents

安全な郵便代金支払いシステムおよび方法

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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は郵便代金支払いシステムおよび方法に関し、
より詳細には郵便代金支払いを管理しかつ安全に引き出
すシステムおよび方法に関する。
発明の背景 今日の情報時代にあって、データを処理し、転送しか
つ記憶するためのコンピュータの使用は至る所で行われ
ている。致命的な情報を含むデータの改竄的あるいは無
許可の使用を防止するために、暗号化技術が開発されて
いる。
データ通信の秘密を維持するための周知の暗号化方法
はデータ暗号標準(DES)方法を含んでいる。このDES方
法についての詳細に対しては、M.Smid等著「データ暗号
標準:現在および未来」IEEE議事録第76巻、第5号、19
88年5月を参照されたい。この方法はDESアルゴリズム
と、データの送り手および受け手にのみ既知である秘密
鍵(キー)を必要とする。DESアルゴリズムはこのキー
を用いたデータの単純な変換の多数の反復を伴ってい
る。各変換において、転置および置換技術がデータに交
互に与えられる。
RSA暗号化方法(Rivest、ShamirおよびAdlemanによる
開発後に名付けられた)も周知である。RSA方法の詳細
については、R.Rivest等著「デジタル署名および公開鍵
暗号システムを得るための方法」ACM(米国計算機学
会)のコミュニケーション学会誌、第21巻、第2号、19
78年2月を参照されたい。このRSA方法はデータ暗号化
のため個人鍵(プライベートキー)と公開鍵(バブリッ
クキー)とを用いる公開鍵アルゴリズムを含んでいる。
個人鍵と異なり、公開鍵は公開され、かつ公衆に公知と
される。RSAアルゴリズムのためのこれらキーは数学的
に発生され、互いに計算的に逆にされる。RSAアルゴリ
ズムの成功はキーのために極めて大きな数を用いること
に依存している。
データメッセージの暗号を与えることに加えて、ある
暗号化方法は、また、メッセージを固有識別するために
も使用される。例えば、上述したRSAアルゴリズムのよ
うな公開鍵暗号アルゴリズムはメッセージの出所および
送り手の身元を照合するための「デジタル署名」を作る
ために使用され得る。「デジタル署名アルゴリズム(DS
A)」として公知の他のアルゴリズムは同様にその目的
のために使用され得る。デジタル署名は各データトラン
ザクションを明確化する。メッセージが送り手側で暗号
化される時には、受け手はデジタル署名を照合あるいは
確認するために送り手の公開鍵を用いる。署名あるいは
メッセージのいずれかに変更が生じれば、その署名は照
合されない。
データメッセージの真実性を照合するための他の周知
の方法は裁定固有識別の着想に基づいている。この方法
によれば、第三者の認証権限者(往々、「デジタル公証
人」と呼ばれている)が個人のあるいは企業主体の公開
鍵を認証し、そのデジタル署名を確認する権限者によ
り、メッセージ内容を照合するために使用される公開鍵
が送り手に真に関連していることが保証されるようにし
ている。
コンピュータ(特に、パーソナルコンピュータPC)は
至る所に存在するために、従来技術は、郵便物に郵便代
金の証明として働く郵便代金証印を印刷するために、専
門の郵便計器の代わりに、汎用コンピュータを使用する
提案を行っている。非公認郵便代金の印刷を阻止するた
めに、郵便物に与えられる郵便代金証印はデジタル的に
記号化された郵便データを含み、それによって郵便物を
処理する時に郵便当局によって認証されることができ
る。
発明の概要 本発明によれば、汎用コンピュータを組み込んだ郵便
代金支払いシステムは郵便料金を確実に支払う(ディス
ペンスする)ことができ、かつ郵便物を効果的に生成す
ることができる。詳細には、本発明の郵便代金支払いシ
ステムで、郵便代金証印(インディシア)が手紙、請求
書および計算書のような郵便内容と同時に有利に作成さ
れる。本発明の1つの特徴によれば、郵便代金証印が郵
便の内容すなわち中身の選択された位置に与えられる。
好適実施例において、この郵便の内容は、その郵便の内
容の上に与えられ郵便代金証印がその証印の検査を容易
にするように封筒の窓を通して露出するように窓付き封
筒内に入れられる。
更に、本発明のシステムは暗号化された通信を行うこ
とができ、かつ安全な集積回路(IC)カードに記憶され
る郵便代金基金をロードしたり引き出したりすることが
できる。更にまた、本発明のシステムは個人あるいは部
門による郵便代金支出のための口座への請求戻し会計機
能を与える。更に、本発明のシステムは郵便代金証印に
含んだジップコード(郵便番号)データのようなある郵
便データを郵便物内容から抽出することができる。
更にまた、本発明者は米国郵便サービス(USPS)のよ
うな郵便当局によってなされる郵便サービスのための郵
便代金の証として伝統的に使用されている郵便代金証印
の概念を大きく変えた。本発明者は、郵便代金証印がそ
の証印の発行者による取引の文書であることを認識し
た。従って、本発明の他の特徴によれば、伝統的な郵便
データに加えて郵便代金証印に取引額および支払い指図
を含む取引データを組み入れることによって、証印は指
定の受取人に支払われる金員指図(マネーオーダ)とな
る。その場合に、郵便当局が証印を検査し、その証印の
少なくとも一部が金員指図を表していることを認識する
と、郵便当局は支払人銀行として働き、支払い指示に従
って指定の受取人に取引額を支払う。このようにして、
郵便代金証印は郵便当局によって配達されている郵便物
のための証だけではなく、その郵便物の受取人でもある
いはそれ以外であってもよい任意の第三者に対して請求
額を支払うかあるいは債務を返済する金員指図として使
用されることができる。
特に、証印によって表される金員指図の支払人を郵便
当局とは異なってクーリエ(例えば、FedEx)に特定
し、かつ取引額をクーリエサービスのコストに特定する
ことによって、本発明者は任意のクーリエサービスへの
代金支払いのための普遍的郵便証印を考案した。
図面の簡単な説明 本発明の一層の目的、特徴および長所は本発明の好適
実施例を示す添付図面に関連して行われた以下の詳細な
説明から明白となるであろう。
図1は本発明による郵便代金支払いシステムを示す。
図2は郵便代金を引き出すために図1のシステムに使
用される集積回路(IC)カードのブロック図である。
図3Aは本発明により図1のシステムによって作成され
る文書を示す。
図3Bは図3Aの文書を封入するための本発明による窓付
き封筒を示す。
図4は図1のシステムに使用される郵便応用プログラ
ムのステップを示すフローチャートである。
図5は図1のシステムの郵便プロセッサによるルーチ
ン実行のステップを示すフローチャートである。
図6は図1のシステムによって発生される郵便証印を
示す。
図7は本発明による第2の郵便証印を示す。
図8は図7の証印のバーコード部分の種々のデータフ
ィールドを列挙する表である。
図面のこれら図を通して、同じ参照番号および文字は
図示されたシステムの同様の機能、素子、構成要素ある
いは部分を示すように使用される。
詳細な説明 図1は本発明の原理を実現する郵便代金支払いシステ
ム100を示す。図1に示されるように、システム100はコ
ンピュータ103(例えば、標準的なPCあるいはワークス
テーション)、郵便プロセッサ150、集積回路(IC)カ
ード180およびプリンタ190(例えば、標準的なインクジ
ェットあるいはレーザプリンタ)からなる。特に、コン
ピュータ103にインストールされているのは本発明によ
る郵便応用プログラムである。また、このコンピュータ
にインストールされているのは、とりわけユーザがテキ
ストおよび図形で郵便内容を作ることができるようにす
る従来のワードプロセッサ、勘定作成、会計および/ま
たは他のソフトウェアである。コンピュータ103は郵便
プロセッサ150に接続されている。
郵便プロセッサ150の中心部はマイクロプロセッサ155
であり、これはとりわけ種々のインターフェースへおよ
びそれからデータの通信を行い、それを処理する。これ
らインターフェースは前に述べたようにコンピュータ10
3との接続のための通信インターフェース161と、従来の
光学的スキャナ(例えば、バーコードスキャナ)のよう
な装置との接続のための直列インターフェース163およ
び165、ICカード180とインターフェースを行うための郵
便代金スケールPCMCIAあるいは直列(PCMCIA/直列)イ
ンターフェース167と、プリンタ190との接続のためのプ
リンタ並列インターフェース169とを含んでいる。
プロセッサ150は種々のクーリエサービスに関連した
レートスケジュールデータを記憶するためのレート記憶
装置156を含んでいる。含まれるデータの量のため、こ
の場合に記憶装置156は専用のものとされ、電気的に消
去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(ERPROM)、
フラッシュERPROM、バッテリーバックアップのランダム
アクセスメモリ(RAM)のような不揮発性メモリが使用
されてもよい。レートスケジュールデータは、処理され
ている郵便物の正しい郵便代金レートのためのマイクロ
プロセッサ155によるサーチを容易にするために表ある
いは他のフォーマットにより予表されるような態様で記
憶されてもよい。郵便代金を得るために最適な方法にお
いて使用するための他の関連した情報も記憶装置156に
記憶されてもよい。周知のように、目的地への郵便物の
配達の値段は郵便物の重量だけでなく、使用される特定
のクーリエサービス、目的地域、発送の等級および選択
されたサービスオプションに依存する。例えば、米国に
あっては、USPS、ユナイテッドパーセルサービス(UP
S)およびFedExのようなクーリエサービスは、それぞ
れ、独立の異なった郵便代金レートと異なったサービス
オプションのための代価とを有している。例えば、USPS
は1等、2等および3等の郵便等級、標準(A)等級、
速達郵便サービス、優先郵便サービス、小包郵便物サー
ビス、書籍レートサービス等のための種々のレートを有
している。UPSは料金受取人払い配達(COD)、配達確認
返信(DCR)および表記価格(DV)オプションのような
サービスオプションに対する超過料金を徴集する。
郵便プロセッサ150は、また、制御プログラムを記憶
するためのメモリ158を含んでおり、これは記載される
べき種々の機能を実行する上でマイクロプロセッサ155
が行う種々のルーチンを含んでいる。
図2を参照すれば、ICカード180は郵便プロセッサ150
とインターフェースしかつそれに挿入するPCMCIA/直列
インターフェース201を有し、かつ暗号プロセッサ205と
安全なメモリ207とを含んでいる。ICカード180内の構成
要素はVLSIテクノロジー社によって製造されているNETA
ROR・VMS310チップセット、あるいは別に「スマートカ
ード」技術によって代表されるチップセットの形式のチ
ップセットを用いて実現され得る。
不揮発性メモリである安全なメモリ207は降順レジス
タおよび昇順レジスタからなる。従来の態様で、降順レ
ジスタは引出しのために利用可能な郵便代金額の痕跡を
保持するために使用される。他方、昇順レジスタは引き
出された郵便代金の額の痕跡を保持するために使用され
る。PCT公開番号WO89−11134号に述べられているように
レジスタの会計データを冗長的に記憶することが所望さ
れてもよい。加えて、米国特許第5,276,884号、EP公開
番号527010、またはEP公開番号737944に記載されたよう
に、プロセッサの故障による危害からメモリを保護する
ことは極めて望ましい。
降順レジスタの値が所定の制限値以下に時間的に超過
して減少すると、システム100はもはや降順レジスタが
リセットされるまで郵便代金を引き出させないようにす
ることができる。このようなリセットは周知のテレメー
タ設定(TMS)技術を用いて達成され得る。例えば、こ
れら技術のあるものはEPO公開番号EP442671号、PCT公開
番号WO86−05611号、米国特許第5,237,506号および米国
特許第4,097,923号に開示されている。
これに関連して、TMS技術を用いて、ユーザはレジス
タのリセットを許可してもらうために郵便当局にカード
180を持って行く必要はない。システム100においてTSM
プロセスを開始させるようにするために、ユーザは郵便
プロセッサ150のキーパッド(図示せず)を用いてその
プロセッサ150にキーあるいはパスワードを入力する必
要がある。パスワード入力の検証はユーザがこのような
プロセスを行うように許可されていることの確認を与え
る。パスワードが検証された後に、プロセッサ150はコ
ンピュータ103に組み込まれたモデム(図示せず)によ
りコンピュータ化された中央施設への呼出しを開始し、
追加の利用可能な郵便代金を求める。この呼出しを受け
ると、中央施設はカード180の安全なメモリ207に記憶さ
れている特定の暗号化されたデータを検証し、ユーザの
予め積み立てられたエスクロ勘定の積立て額の使用可能
性を確かめる。暗号化されたデータが確認されかつ積立
て額が十分であると知られた後に、中央施設はユーザの
勘定に貸越記入を行い、これに従ってカード180の降順
レジスタを遠隔的にリセットする。次いで、送金を確認
するメッセージが郵便代金プロセッサ150に通信され
る。
カード180上の郵便代金資金は、ATMカード、クレジッ
トカード、キャッシュカード、チャージ(信用取引)カ
ード、電話呼出しカード、電話先払いカードあるいは先
払い通行料カードを用いて自動窓口機(ATM)あるいは
同様の機械でまたは現金を使用してベンディングマシン
で再び預けられることができ、もしくは私設ネットワー
ク、ATMネットワーク、EFTネットワーク、インターネッ
ト等による電子送金(EFT)を含む他の送金(資金転
送)技術を用いて再び預けられることができる。
安全なメモリ207は、また、例えばRSAアルゴリズム、
デジタル署名アルゴリズム(DSA)あるいは同様なアル
ゴリズムのような暗号化アルゴリズムとそれに関連した
公開及び個人鍵とを含んでいる。例えば、DSAを用いる
場合には、暗号化プロセッサ205は本発明に従って(後
に記載される)任意の取引データと共に公開鍵で特定の
郵便データを暗号化し、および/または個人鍵出データ
を符号化して郵便代金証印の認証のためそれに含まれる
べきデジタル署名を作るようにする。更に、記憶されて
いる公開鍵は郵便当局がデジタル署名を照合するために
証印に設けられてもよい。
多数の個別のメモリ装置であってもよい安全なメモリ
207内には、資金管理に関する事象の再構築を行わせる
ことになる分析の目的のため冗長的および履歴の態様で
重要な情報が記憶されてもよいことを理解されたい。
前に述べたように、ユーザは手紙、請求書および報告
書のような郵便内容を作るためにコンピュータ103でワ
ードプロセッサ、請求書発行および/または会計ソフト
ウェアを使用してもよい。伝統的に、郵便内容は、それ
が作られた後に、封筒に入れられ、郵便代金の証書がそ
の封筒に付与されるのが一般的である。本発明者は、郵
便代金の証書の作成および付与が郵便内容の作成とは別
の離れたステップである点で、このような実際的行為が
効果的ではないと認識した。本発明によれば、上述した
郵便応用プログラムで、郵便代金証印の作成および付与
のステップが郵便内容作成のステップの一部とされる。
好適実施例において、証印は、郵便内容が窓付き封筒内
に入れられた後にその証印が検査のため封筒の窓から露
出されるように郵便内容の選択された位置に印刷され
る。
図3Aは本発明に従って、システム100によって作られ
る郵便内容300を示す。図3Aに示されるように、郵便代
金証印305は郵便内容の右上方の隅に印刷される。図3B
は郵便内容300を封入させるための対応する対応する窓
付き封筒340を示す。第3B図に示されるように、封筒340
は、伝統的に郵便代金の証書が付与される右上方隅の窓
347を含んでいる。窓347は何も覆われていなくても、ま
たはガラス紙(グラシン)あるいは同様の透明なもしく
は半透明の材料によって覆われてもよい。本発明によれ
ば、窓347は郵便内容300が折り曲げられて封筒340に封
入された場合に郵便代金証印305と一致する。
伝統的な窓付き封筒が使用され得るように郵便代金証
印305が住所欄に密接してあるいはその一部となって印
刷されることが許される場合には、その窓は住所欄と一
致することを理解されたい。更に、郵便代金証印が赤外
線、磁気あるいは同様のスキャナを用いて封筒を走査で
きる場合には、窓無し封筒が同様使用可能となる。
コンピュータ103にインストールされる上述した郵便
応用プログラムが次に記載される。一例として、当該プ
ログラムは、文書のテキストがコンピュータ103上のワ
ードプロセッサ機能を用いて入力されかつユーザがその
文書を送ることを決定した後に、ユーザによって呼び出
される。図4はこの郵便応用プログラムのステップを示
すフローチャートである。このようなプログラムによっ
て指令されて、コンピュータ103は、ステップ401で示さ
れるように、送られるべき文書の識別(アイデンティテ
ィ)をユーザから引き出す。ユーザがコンピュータ103
上でその名前およびパスによって文書を識別した後に、
コンピュータ103はステップ405でユーザに発送の方法を
問いかける。従って、コンピュータ103はステップ410で
ユーザの選択のために発送方法のリストを表示する。コ
ンピュータ103に接続したマウス(図示せず)のような
指示装置を用いて所望の方法をポインティングし、そこ
でクリックすることによって選択を達成することができ
る。
ユーザが発送方法の1つ、すなわちUSPS1等等級を選
択したら、コンピュータ103はステップ415でその発送に
対してどのようなオプションサービスを使用すべきかを
問い合わせる。従って、コンピュータ103はステップ420
で選択された発送方法に適用可能なオプションサービス
のリストを表示する。ユーザがオプションサービスの1
つ、すなわち配達証明郵便を選択した後に、コンピュー
タ103は、ステップ425で示されるように、文書を印刷す
るために使用される紙のストック重量あるいは形式をユ
ーザに問いかける。ストック重量あるいは形式、すなわ
ち241bs(あるいはボンド「x」)の入力を受けると、
コンピュータ103はステップ430で使用されるべき封筒の
ストック重量あるいは形式および寸法をユーザに問いか
ける。この場合に、ユーザは使用されるべき241b(ある
いはタイベク「x」)#10封筒を指示する。次いで、コ
ンピュータ103はステップ432で同封物が存在するかどう
かおよびその重さを問いかける。この場合に、ユーザが
同封物がないことを指示する。
ワードプロセッサ機能を部分的に使用して、コンピュ
ータ103はステップ435でスクリーン上に識別された文書
を再現し、郵便代金証印を印刷すべき文書上の所望の位
置をユーザが指示するように催す。別態様として、種々
のフォーマットに対する予め規定されたセットアップが
使用されてもよい。この場合に、ユーザはその位置が文
書の第1頁の右上隅となるように指示する。その後、コ
ンピュータ103は、ステップ440で、文書を印刷する前に
ユーザが定めた位置に現れる見本の証印を含んだ文書を
ユーザが予め見ることができるようにするドラフトオプ
ションを与える。従って、このオプションによりユーザ
は、誤りを犯す前に文書のフォーマットおよび住所欄の
相対配置、郵便代金証印および文書上でのその証印をチ
ェックすることができるようになる。
ユーザが文書の印刷に進むことを決定した後に、コン
ピュータ103はステップ445で上述したユーザ応答を表す
制御文字の総体を発生する。ステップ450で、コンピュ
ータ103は、ヘッダを先行して伴った制御文字の総体か
らなる制御シーケンスと共に、文書のテキストを表すデ
ータストリームを郵便プロセッサ155に送り出す。この
ヘッダは特殊な文字パターンからなり、この総体の長さ
に付いての情報を含んでいる。
データストリームはプリンタ190によって要求される
プロトコルに一致してフォーマットされる。例えば、プ
リンタ190がHewlett−Packard社によって製造されたプ
リンタである場合には、このデータストリームはHewlet
t−Packardプリンタ制御言語(HP−PCL)に従うことに
なる。
データストリームおよび制御シーケンスが郵便プロセ
ッサ150で受けられた後に、この郵便プロセッサはヘッ
ダの上述した特殊文字パターンのための入力をサーチす
る。このようなパターンが存在しなければ、プロセッサ
150は入力が単純なプリントデータ(すなわちプレイン
テキスト)だけからなることを決定する。そのような場
合には、入力は変更なしにインターフェース169を介し
てプリンタ190に行くことになる。しかしながら、この
場合に、特殊文字パターンは郵便プロセッサ150により
検出されている。このような検出はメモリ158によって
記憶されている郵便代金支払いルーチンを呼びだす。
図5は郵便代金支払いルーチンのステップを示すフロ
ーチャートである。このルーチンによって指令されて、
マイクロプロセッサ155はデータストリームおよび制御
シーケンスをサーチして所要の郵便代金を計算し郵便代
金証印をユーザが定めた位置に置くために関連した情報
を得る。データストリームから、マイクロプロセッサ15
5はステップ501で示されるように宛先住所を捜してその
ジップコードを調べ、文書内の頁数を得る。制御シーケ
ンスから、マイクロプロセッサ155は、ステップ505で示
されるように、発送の方法、選択されたオプションサー
ビス、紙のストック重量/形式、封筒のストック重量/
形式および寸法、郵便代金証印の位置等を含むユーザに
よって与えられた上記情報を調べる。次いで、マイクロ
プロセッサ155は、ステップ510で、文書のページ数、紙
のストック重量、封筒のストック重量および寸法の知識
を用いて目的の郵便物の重量を計算する。計算された重
量、並びに宛先のジップコード、発送の方法および選択
されたオプションサービスの知識に基づいて、マイクロ
プロセッサ155は、ステップ515で、記憶装置156のレー
トスケジュールから関連の発送レートを得る。次いで、
マイクロプロセッサ155はステップ520で必要な郵便代金
を計算する。ステップ525で、マイクロプロセッサ155は
必要な郵便代金およびジップコード情報を含んだ郵便情
報をPCMCIA/直列インターフェース167を介してICカード
180に送る。別態様として、ユーザは重量およびレート
を手動的に入力してもよい。
このような情報を受けると、カード180のプロセッサ2
05は上述した降順レジスタ内の利用可能な郵便代金基金
から必要な郵便代金額を控除し、従って取引を明確にす
るために昇順レジスタの引き出された基金に同額を加え
る。次いで、プロセッサ205は郵便プロセッサ150に対し
て、デジタル署名と、プロセッサ150において郵便代金
証印を作るために昇順および降順レジスタ値のような他
の必要な情報とを与える。別態様として、プロセッサ20
5はそれ自体で郵便代金証印を作りそれを郵便プロセッ
サ150に与えるようにしてもよい。いずれの場合でも、
この際に、郵便代金証印は、人間が読取り可能な情報お
よびいわゆる周知の均等記号規格(Uniform Symbology
Specification)PDF417に従った2次元のバーコード
を含んでいる。十分なデータ容量を有する限り、2次元
のバーコードの代わりに1次元のバーコードが使用され
てもよいということを特記しなければならない。
図6は郵便プロセッサ150で作られた1つのこのよう
な郵便代金証印を示し、ここでこの場合の人間が読取り
可能な部分605は郵便代金、郵便データ等に関する情報
を含み、バーコード部分610は郵便当局によって要求さ
れる郵便データおよび前に述べたような証印を認証する
ためのデジタル署名を表す。
しかしながら、本発明に従って人間が読取り可能な部
分605およびバーコード部分610に更に取引データを含ま
せることによって、図6の証印は指定の受取人に支払い
可能な確実かつ安全な郵便為替として同様使用され得る
ことがこの点で指摘されなければならない。特に、後に
記載されるように、受取人がFedEXサービスのようなク
ーリエサービスとなるように指定される場合には、郵便
代金証印はクーリエサービスへのサービス代金支払いを
表すことになる。このようにして、この郵便代金支払い
ルーチンおよび上述した郵便応用プログラムは郵便サー
ビスだけでなく他のクーリエサービスに適用可能であ
る。
図5に戻って再び参照すれば、マイクロプロセッサ15
5がカード180から上述した情報を受け取った後に、それ
はステップ530で示されるように、この受けた情報を用
いて図6の郵便代金証印を作る。マイクロプロセッサ15
5は、ステップ535で、ユーザの定めた位置(この場合、
文書の第1頁の右上隅)に証印を印刷するためにプリン
タ190の言語と互換性がある制御指令を発生する。ステ
ップ540で、マイクロプロセッサ155は文書のテキストを
表すデータストリームにこの制御指令を挿入する。次い
で、このような修正されたデータストリームは、ステッ
プ545で示されるように、インターフェース169を介して
プリンタ190に伝達される。従って、プリンタ190は文書
の第1頁の右上隅に郵便代金証印を含んだ文書を作成す
る。この結果、この文書が折り畳まれて図3Bの封筒340
のような窓付き封筒に挿入された時には、証印が露出さ
れ、容易に検査されることができるようになる。
この点で、特に自動挿入装置が郵便内容物と共に挿入
されるものを封入するために使用される時に郵便代金証
印を郵便内容上にプリントすることが有利であることを
特記しなければならない。自動挿入装置が郵便物に加え
られるべきある挿入物(例えばパンフレット)を表す郵
便内容上の符号化されたデータを処理する(証印の郵便
代金額を挿入物の重さで相関することによって)ため
に、この装置により正しい挿入物が加えられたことが確
実に表される。
会社環境では、郵便プロセッサ150は郵便内容を作る
ためにネットワーク構成でコンピュータ103に類似した
多数のコンピュータに接続される可能性が大きい。更
に、このような環境では、郵便代金支出の勘定がその責
任者個人あるいは責任部署に戻して課金する必要の場合
がある。この目的のため、郵便プロセッサ150において
行われる図5の郵便代金支払いルーチンは容易に変更さ
れ得る。特に、ステップ501で、マイクロプロセッサ155
は著者の身元および/または許可(これは、テキストに
現れる署名ブロックの著者名、電話番号、予め選択され
たパスワードおよび/またはコードであってもよい)に
対して文書のテキストを表すデータストリームを同様サ
ーチしてもよい。この身元および/または許可情報で、
マイクロプロセッサ155は、郵便内容が作成されている
間に、対応する郵便代金費用を著者自身にあるいはその
著者の部署に帰属させることができる。そうでなけれ
ば、郵便内容の準備の後、例えば郵便代金証印が封筒に
付与された時に請求戻し勘定が行われるならば、この目
的のために証印を走査するためのスキャナのような特別
な装置が必要になるであろうという理由で、上記の点は
都合がよい。
更に、上記請求戻し勘定技術を用いることによって、
マイクロプロセッサ155は郵便代金証印が付与される前
に郵便代金費用をユーザ/部署に帰属させることもでき
る。これは、ユーザ/部署がシステム100において郵便
代金基金を使うようには許可されていない、例えばプロ
セッサ150に保持されている許可されるリストにはない
ものとして確認される場合に、郵便代金証印と共に郵便
内容の作成は不正あるいは無許可使用を防止するために
中止されることになる点で、有利である。無許可使用は
ユーザ/部署の勘定に以前に割り当てられた郵便代金基
金の枯渇に由来するかも知れない。
いずれの場合でも、無許可のユーザ/部署を表す除外
レポートがプリンタ190を介してプロセッサ150により発
生されてもよい。調査後に個人/部署がシステム100に
おいて郵便代金基金を拡大させるように決定されるなら
ば、中止状態のジョブが再開でき、この時に、プロセッ
サ150によって識別されるような個人/部署は許可され
るリストに加えられる。
また、プロセッサ150は、対応する郵便代金情報を含
む、それにより処理される郵便内容についての情報を自
動的に収集するためにデータベースを維持することがで
きる。このようなデータベースは多くの態様で役立つ。
例えば、それは、システム100の郵便代金引出し機能の
完全性を危うくしようとする不正行為に対する長期のセ
キュリティチェックのための安全性監査証跡を備えるた
めに使用されることができる。特に、この安全性監査証
跡は実時間で無作意に混合されかつ使用される多数のユ
ーザ/顧客のパラメトリックフィードバックを与える。
更に、上述のデータベースで、種々の統計的分析が行
われることができ、郵便物当りの中央値郵便代金費用の
ような統計値、使用される最も一般的な送付方法等が普
遍化されることができる。このような統計結果に基づい
て、会社は、例えば人気がなくとも廉価でいつでも間に
合うクーリエサービスを使うように従業員に進言するこ
とによってコストを削減することができる。
上述のデータベースは、また、システム100によって
作られる郵便物を追跡するためにも使用されることがで
き、それぞれの郵便物は例えばその送付元、宛先、作成
時間等によって特異に識別され得る。
上述した料金請求戻し勘定およびデータベースはシス
テム100内で作られた郵便物に基づいて実現される。シ
ステム100の外部で作成された郵便物に対しては、当該
勘定およびデータベースシステムは郵便プロセッサ150
に接続した通常のスキャナを使用することによって同様
に実現されることができる。特に、ユーザの名前、得意
先番号、宛先ジップコード、特別なルーチンデータ等が
郵便物の面にバーコードで符号化されているならば、バ
ーコードスキャナがそれから情報を抽出するために使用
されることができる。他に、光学的文字認識(OCR)ス
キャナあるいは同様の装置が封筒、葉書等のテキストを
走査するために使用される。抽出された情報で、料金戻
しのための勘定が自動的に作成され、更新されかつ維持
されてもよい。
プロセッサ150によって処理される上述の郵便物のた
めの必要な郵便代金はプロセッサ150に接続される従来
の電子的郵便代金計量器によって決定されることができ
る。繰り返して言えば、プロセッサ150が郵便物に付与
されるべきラベル上に郵便代金証印を作成する前に、ユ
ーザ勘定の有効性が不正あるいは無許可使用を回避する
ためにチェックされることができる。勿論、このような
違法の使用が予想されなければ、郵便物の走査は郵便代
金証印の作成あるいは郵便代金引出しの確認後に行われ
てもよい。
郵便代金の証として郵便代金証印を使用することに加
えて、本発明に従って勘定を支払い、債務を返済しかつ
品物を購入したりサービスの対価を支払うために証印を
使用することが次に記載される。それぞれの世帯では、
それぞれの月に、使用料金、クレジットカード料金、保
険料金等を含む種々の料金を支払うことが必要である。
これら料金の最も普通の支払い方法は、適切な額を紙の
小切手に書込み、この小切手を受取人に郵送することで
ある。しかしながら、郵送が支払いの期日に迫って行わ
れる(これが普通である)と、小切手は往々その期日に
依然として郵送中であるという場合がある。従って、期
限超過収支を指示する通知が受取人によって送られる
(受取人がその前に小切手を既に受け取っているのでそ
の通知が支払人に到達する時までにこれは通常支払われ
ている)。この習慣は支払人をいらだたせ、不必要な通
知を送る上で受取人に無駄な手段を取らせることが明か
である。そのため、支払いを送金する効果的な方法の必
要性が存在する。
このような必要性を満たす上で、本発明者は郵便代金
の証として伝統的に使用される郵便代金証印の概念を覆
した。本発明者は、郵便代金証印がこの証印の作成者に
よる取引の文書であるということを認識した。本発明に
よれば、郵便データに加えて、取引額および支払い指図
を含む取引データを郵便代金証印に組み入れることによ
って、証印は指定受取人に支払われることができる郵便
為替と類似の金融的為替となる。
図7は本発明による郵便代金証印を示す。図7に示さ
れるように、証印700は人間が読取り可能な部分705とバ
ーコード部分710とを含んでいる。図6の部分605と異な
り、部分705は指定の受取人(例えば、XYZ Co.)への
支払い(例えば、$10.00)を示す人間が読取り可能な
取引データ708を含んでいる。以下に述べるように、郵
便代金(例えば、$0.32)と同様に、支払い額(すなわ
ち、$10.00)は、証印700が作られた時にカード180の
降順レジスタの利用可能な基金から控除されている。従
って、この場合に証印700の作成者は、郵便当局のため
に$10.00の追加郵便料金(すなわち証印700が付与され
ている郵便物の配達コストのための$0.32の郵便料金を
加えて)費やしていることになる。この追加の費やされ
た額は以下に述べるような態様で郵便当局により受取人
に支払われるべきものである。
更にまた、必要な郵便データおよびデジタル署名を表
すバーコード部分650とは異なり、部分710は取引データ
を付加的に含んでいる。しかしながら、部分610と同様
に、部分710のデータは、証印を処理するために従来の
バーコードスキャナが使用されると、郵便当局によって
読取り可能となる。本発明によれば、部分710の取引デ
ータを調べた後に、郵便当局は指定の額を受取人に支払
う。
図8はバーコード部分710の種々のデータフィールド
を示す。詳細には、フィールド801aから801gは本発明に
よる取引データを含む。特に、フィールド801aは支払人
を識別するデータ、詳しくは、支払いの適当な債権に対
して支払人勘定を受取人で表すデータを含む。例えば、
この場合に、XYZ Co.はクレジットカード会社である。
支払人は、本発明に従って自己のクレジットカード不足
分(バランス)(例えば、$10.00)を支払うために証
印700を発行するクレジットカード保有者である。従っ
て、この例で、フィールド801aのデータは多分支払人の
クレジットカード口座番号となる。
フィールド801bは受取人、および郵便当局による受取
人への送金(この場合、クレジットカード不足分の額
の)が勘定支払いを実現するものと見込まれる場合には
受取人の銀行口座を識別するデータを含んでいる。この
場合に、フィールド801bのデータは受取人の名前、およ
び受取人の銀行口座を識別するEFT宛先番号を表す。
フィールド801cは、この場合に$10.00である取引額
を表すデータを含む。
フィールド801dはデータビットを含む。このデータビ
ットの最初の値(例えば、2進「1」)は、受取人への
送金によって支払いが実現されることを郵便当局へ指示
する。第2の値(例えば、2進「0」)は、現金を受取
人に支払うことによって支払いが実現されることを郵便
当局に指示する。この場合に、データビットは最初の値
に設定されている。
フィールド801eは後に記載されるセキュリティの理由
で使用される個人識別番号(PIN)を表すデータを含
む。
フィールド801fは取引連続番号であってもよい現在の
取引を識別するデータを含む。このデータで、支払人
は、取引が完了する前に何等かの理由で取引をキャンセ
ルするように、かつ取引額(多分、ある処理料金以下)
を郵便当局によって支払人に現金で戻してもらうかある
いは支払人の口座に郵便当局により入金してもらうよう
に郵便当局と通信することができる。この際に、郵便当
局は目的の取引あるいは郵便証印がキャンセルされたこ
とを中央コンピュータに登録する。
フィールド801gは郵便当局への取引に関する特別な指
示を表すデータを含む。例えば、このような指示は、実
際の支払い期日、あるいは現在の取引が有効ではなくな
ってしまう満了日であるような支払い期日を特定しても
よい。これに加えて、特別な指示により、支払人は郵便
当局に対して、支払人に受取人への支払いの確認を送る
ように要求してもよい。更に、郵便当局は、支払い期日
を証明するかあるいは受取人への送金を証明するデジタ
ル署名をこの確認に対して与えてもよい。従って、この
デジタル署名は安全な郵便局記号となる。
フィールド801hは部分610のものと類似する郵便デー
タを含み、これは郵便当局が必要とする。
フィールド801iは部分610の郵便データを符号化する
ために使用されたものと同じ暗号キーを用いてフィール
ド801aから801hのデータを符号化させるデジタル署名を
含む。デジタル署名あるいはフィールド801aから801hの
任意のデータの変更が生じたならば、デジタル署名は照
合されない。
郵便物上の証印が本発明に従って郵便当局の支払い取
扱装置によって処理される時に、この装置はデジタル署
名を照合し、バーコード部分710の取引データを登録す
る。このデジタル署名が有効であれば、装置は証印700
がキャンセルされているかどうかを中央コンピュータで
チェックする。それがキャンセルされていなければ、装
置は、支払人および/または支払人の口座をそれに対す
る適当なクレジットのため受取人と共に識別するデータ
と共に、指定の額を受取人の銀行口座に電子送金するこ
とを開始する。次いで、装置は証印700が支払われたこ
とを中央コンピュータに通信し、それによりこの証印を
キャンセルする。すなわち、その後は、証印700、すな
わち任意の支払い処理装置へのその情報内容の再提示は
支払い拒否の浮目にあう。
上述の支払い処理装置が指定された郵便当局の郵便処
理位置に配置されているならば、証印700が付与されて
いる郵便物は最も近い指定の場所に宛てられる。証印70
0が付与されている郵便物が本発明に従って勘定支払い
を実現するために受取人に到達する必要はないために、
郵便物の配送時間は伝統的な小切手郵送方法を用いるも
のよりも有利に短縮されることに留意されるべきであ
る。郵便物の配送時間は即時支払いのための任意の指定
場所で本人が証印700を提示することによって完全に排
除されることを理解するであろう。その場合に、配達コ
スト(すなわち、$0.32の郵便代金)はなくなり、従っ
て郵便代金709はゼロを示さなければならない。
上記の支払い処理装置の機能性は図6の郵便代金証印
を有する郵便物を処理することができるようなシステム
に容易に組み込まれなければならないことが注目され
る。この組み込みは、郵便処理システムがEFTネットワ
ークを介して送金を行うことができ、中央コンピュータ
と通信を行うことができ、上述した取引機能を実現する
ためにシステムのソフトウェアを強化することができる
ことを要求するに過ぎない。
後の記載のため、一般性を失わずに、各郵便処理シス
テムは当該支払い処理機能を組み込んでいるものと合理
性を持って想定する。その場合に、証印700が付与され
た郵便物は任意の特定の郵便当局の場所に宛てられる必
要はない。実際、それは誰にでも、例えば友人に宛てら
れる郵便物に付与されてもよい。この郵便物が郵便処理
システムにより処理されると、それはその郵便物をその
友人に配達させるだけでなく、指定の支払い(すなわ
ち、$10.00)を指定された受取人(例えば、XYZ C
o.)に対してなされるようにする。プライバシーの理由
のため、その場合の取引データ708は示される必要はな
い。それに加えて、瞬時勘定支払いのために、支払人は
郵便処理システムを有する任意の郵便局(実際には、あ
らゆる郵便局)に自分で証印700($0.32の郵便代金以
下)を提示することができる。
本発明の他の特徴によれば、証印700($0.32の郵便
代金以下)は現金として使用されることができる。その
場合に、取引データ708に示される受取人は「現金」(X
YZ Co.ではなく)であり、上述したフィールド801dの
データビットは現金支払いを指示するように第2の値
(すなわち、この例では「0」)に指定される。これに
加えて、このような証印の持参人がいればそれは郵便局
で指定された額に対してこの証印を現金化することがで
きるため、この証印は、好ましくは、例えば写真コピー
機を用いてその不正の複製を防止するように特殊な紙あ
るいは媒体に印刷される。いずれの場合においても、現
金証印が不本意により紛失したり、盗まれたりあるいは
複製される恐れがあるため、上述のフィールド801eにPI
Nが割り当てられる。実際上、郵便処理システムがフィ
ールド801dで「0」値を認識すると、それは自動的にフ
ィールド801eのPINのためのチェックを行う。このフィ
ールドがディフォルトの「ヌル」フィールドであれば、
証印700は現金と看做される。このフィールドが「ヌ
ル」以外の値を持つならば、証印700は「旅行者小切
手」と看做され、これは現金化される前にPIN確認を必
要とする。その場合に、証印700の正当な持参人には正
しいPINが証印の作成者により与えられたことになる。
PINが証印700に使用される時には、それは、好ましく
は、証印の無許可持参人が、別な方法で、バーコードス
キャナを用いて部分710からPINを読み出し得たかも知れ
ないという恐れがあるために暗号化される。このため
に、バーコード部分710の取引データおよび/または郵
便データも同様暗号化されてもよい。
本発明の更に他の特徴によれば、指定の受取人(例え
ば、XYZ Co.)を示す証印700($0.32の郵便代金以
下)が手紙処理システムに何等通ることなく受取人に配
達されると、受取人は、その証印が特定の受取人に対し
てのみ支払い可能な郵便為替であるかのようにどの郵便
局ででもその証印を償還することができる。フィールド
801dのデータビットの値に依存して、受取人はデータビ
ットが第2の値を持つ場合にその証印に対して現金を受
けることができ、そうでなくデータビットが第1の値を
持つ場合には受取人は受取人の銀行口座に対応する額の
送金を受ける権利を与えられる。
特に、受取人をFedExのようなクーリエに指定するこ
とによって、証印700($0.32以下)はクーリエサービ
スの支払いとして使用されることができる。その場合
に、証印700はクーリエによって配達されるパッケージ
に添付されるかあるいはそれに張り付けることができ
る。このような証印あるいはそのコピー(証印がパッケ
ージに永久的に固着される場合に)を使用すれば、クー
リエはそれがあたかも上述したように郵便為替であるか
のように郵便当局から実際の支払いを受けることができ
る。このようにして、本発明者は、郵便当局だけでなく
任意の他のクーリエのサービスに対しても支払いを行う
のに好ましい万能郵便代金証印(すなわち証印700)を
発明した。
証印700の作成は、郵便プロセッサ150で、データフィ
ールド801aから801gのための取引データおよび必要なデ
ータを入力することによって達成される。実際の取引デ
ータの入力はメニュードライブされてもよく、プロセッ
サ150のキーパッドおよびコンピュータ103のキーボード
を用いて達せられる。取引データおよび郵便データを受
けた後に、プロセッサ150はそれらを処理のためにカー
ド180の暗号化プロセッサ205に送る。この時にプロセッ
サ205は降順レジスタの利用可能な郵便代金基金から取
引額(取引データから与えられる)と郵便代金額(郵便
代金データから与えられる)を差し引くようにプログラ
ムされており、従ってこれらを昇順レジスタの引き出さ
れた基金に加える。取引データおよび郵便データに基づ
いて、この際にプロセッサ205は郵便代金証印700を作成
する。その後、プロセッサ205は証印を表す画像データ
を郵便プロセッサ150に送り、そこでそれはプリンタ190
での印刷のためフォーマットされる。
伝統的な小切手郵送方法の郵便輸送時間を減少する第
2の技術が次に記載される。この第2の技術によれば、
ある指定額の送金を含む支払人の郵便物の内容はこの郵
便物上の郵便代金証印内のある暗号化された情報で指示
される。別態様として、それら内容は郵便物上にあるい
は郵便物の内部の1枚の紙の選択された区域上に対して
印刷された他のマーキングによって指示される(後者の
場合はマーキングが封筒の適切な窓を通して露出される
ようにされる)。暗号化された情報は送金が行われてい
るという支払人の主張の信頼性を裏付けるため受取人が
必要とするような詳細を含んでいる。例えば、この暗号
化された情報は支払人のデジタル署名(法律的な罰則を
受けるという内容を保証する)、受取人に関連した支払
人の客先番号、支払人の銀行口座番号、送金額等を含ん
でもよい。
郵便物が郵便当局のあるいは他のクーリエの自動装置
で受けられかつ処理される時に、上述の暗号化された情
報は電子的に読み出される。受取人によって要求される
ような支払人の送金に関するこの情報の部分は電子的に
取り出され、適時的な態様で、受取人に伝えられる。同
時に、受取人は支払人の送金を含んだ郵便物の大凡の配
達時間を通知される。この配達時間は郵便物の現在の状
況(例えば、自動化仕分けおよび取扱システム内での日
時、位置等)およびその最終仕向地(受取人の郵便ある
いはルーチンコード、輸送分類ルート等)に基づいて見
積られる。
郵便物の処理の間に、郵便当局あるいはクーリエは送
金の即時の預託のために金融期間にそれを再巡回させて
もよい。このような再巡回の指令は必要に応じて受取人
によって与えられる。一旦支払いの受取りが金融期間に
よって確認されると、その金融機関および受取人間の最
終の取引条項が確認される。
更に、郵便物上の暗号化された情報は、例えば、分割
支払い、支払いの相手替えあるいは指図情報といった金
銭的データ以外のデータを含むように使用されてもよ
い。
以上は本発明の原理を単に説明したに過ぎない。従っ
て、当事者は本発明の原理を実施し、このためその精神
および範囲内にある種々の他のシステムを考案すること
ができることが認められるであろう。
例えば、郵便代金支払いシステム100は適切な場合に
紙取扱システム、送り装置、搬送装置、ジップコードス
キャナおよび/または封筒印刷機を含むように拡張され
ることを認めるであろう。
更に、開示された実施例において、図4の郵便応用プ
ログラムは郵便内容上に郵便代金証印を作成するように
使用される。しかしながら、このようなプログラムは郵
便物、封筒、葉書等のカバーの上に郵便代金証印を作成
することに等しく適用可能である。
更にまた、開示された実施例において、郵便応用プロ
グラムはコンピュータ103だけにインストールされる。
しかしながら、このようなプログラムはその代わりにイ
ンタラクティブネットワークに存在させるようにしても
よく、印刷ストリームに必要な制御シーケンスを加える
ように指定されたワードプロセッサの出力をインターセ
プトする。
更に、郵便プロセッサ150は郵便証印引出しに対する
符号化されたアクセスを必要としてもよい。このアクセ
スは、個人対個人、部局対部局あるいは適切と看做され
る他の被制御アクセスに基づいてもよい。
郵便プロセッサ150は、また、請求書処理および印刷
の適用が可能な管理情報システム(MIS)とインターフ
ェースされてもよい。この場合に、郵便プロセッサ150
は請求書の準備および何等かの差込みと同時に郵便代金
の証を直接付与することによってMIS機能を増強するよ
うに使用される。MISは郵便プロセッサに、ページ数、
差込み、郵便等級等のような各請求書に関する情報を、
封筒および内容の材料に関する重さ関連データと共に与
える。次いで、この郵便プロセッサは必要な郵便代金を
計算し、郵便代金の証を請求書に適切に付与する。
更に、郵便プロセッサ150は、送り手および受け手の
宛先およびジップコードを突き合わせ、確認しかつ修正
する周知の宛先クレンジング機能を組み入れることを理
解するであろう。
更にまた、郵便プロセッサ150は、ユーザが種々のク
ーリエ(例えば、UPS、FedExおよびUSPS)の発送レート
を得てこのようなクーリエ間でレートを比較することを
できるようにしてもよい。更に、コストおよび速さのよ
うなユーザパラメータに基づいて最良の発送方法を決定
することも可能である。
更に、郵便プロセッサ150は郵便処理方向(例えば、
セットアップパラメータ)およびプリンタ適用を受ける
ためにメインフレームあるいはホストコンピュータと通
信を行うことができるようにしてもよい。
更にまた、郵便プロセッサ150はファクシミリ送信さ
れるべき材料にバーコード化したデジタル署名を印刷す
ることができてもよい。また、それは、受け手に対する
ファクシミリ送信を認証するために公開/個人鍵暗号化
技術を用いてその宛先のファクシミリ送信材料を走査す
るかあるいはデジタル的に読み出すこともできる。更
に、それはICカード180のような制御/スマート/PCMCIA
カードに与えられる暗号化アルゴリズムを用いて適切な
デジタル署名を備えたデータを発信することもできる。
また、郵便プロセッサ150は、受け手が(1)発信さ
れたデータを受信したこと、(2)発信されたデータを
アクセスしたこと、および/または(3)発信されたデ
ータをプレインテキストに変換したことを送り手に対し
て確認を与えるために通信ネットワーク(例えば、イン
ターネット)を介して第三者の認可権限者(例えば、デ
ジタル公証人)と通信を行うことができることを理解さ
れたい。
更に、カード180は物品を購入したりサービス対価を
支払うための汎用のプリペイドカードとして使用され得
ることを認めるであろう。その暗号化エンジンを用い
て、カード180はデジタル札入れあるいはキャッシュカ
ードによって典型例とされる態様でデジタル的金員を記
憶したり、引き出したりすることもできる。
更にまた、開示された実施例において、TMSプロセス
は、郵便当局との予め基金化されたエスクロ会計(条件
付捺印証書)を必要とする郵便代金をカード180で補充
するために使用される。しかしながら、ユーザは、郵便
当局によって予め承認された信用供与限度、信用販売カ
ード、キャッシュカード、クレジットカード等に基づく
勘定のような、郵便代金を支払うための郵便当局(ある
いは任意の他のクーリエまたは信託される第三者)に関
連した種々の形式の勘定を設定することができることを
理解されたい。各郵便代金の支払いは郵便当局と対応す
る購入額を信用取引することによって達成される。
更に、ユーザはクレジットカード、キャッシュカー
ド、ATMカード等を用いて取引対取引基準で郵便代金を
オンラインで(例えば、モデムあるいはデータセット接
続により)購入され得ることを理解されたい。郵便代金
証印がオンライン購入の結果として与えられると、カー
ド勘定は購入額が貸方記入され、郵便当局勘定はそれに
応じて借方記入される。
更にまた、図6の郵便代金証印の部分605および610と
証印700の部分705および710は郵便物、封筒にあるいは
上記郵便物の内容の適切な位置に固着するためのレベル
/テープに与えられてもよいことが理解されるであろ
う。
最後に、上述したような郵便代金支払いシステム100
が種々の個別の機能ブロックの形態で実施されるが、こ
のシステムは、任意の1つあるいはそれ以上のそれらブ
ロックあるいは実際にその機能の全てが例えば1つある
いはそれ以上の適切にプログラムされたプロセッサある
いは装置で実現されるような構成に等しくかつ好ましく
実施され得る。特に、開示された実施例におおいて、郵
便プロセッサ150およびコンピュータ103は2つの別々の
要素となるように示されている。しかしながら、プロセ
ッサ150の機能の全てあるいは一部はコンピュータ103で
実現されることを理解するであろう。また、コンピュー
タ103の機能の全てあるいは一部は専用/安全プリンタ
と共にプロセッサ150で実現され、それによって一切完
備の郵便代金計量システムが実現されることを認めるで
あろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/017,911 (32)優先日 平成8年4月23日(1996.4.23) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/016,760 (32)優先日 平成8年5月3日(1996.5.3) (33)優先権主張国 米国(US) 前置審査 (72)発明者 エスカンダリ,フェトネー アメリカ合衆国 06457 コネチカット 州ミドルタウン,ドーブ レーン 166 (72)発明者 ブラウン,マイケル アメリカ合衆国 06851 コネチカット 州ノーウォーク,フィールド ストリー ト 84 (72)発明者 メッチラー,デビッド アメリカ合衆国 06478 コネチカット 州オックスフォード,クエイカー ファ ームズ ロード 34 (72)発明者 ガードナー,ゲイリー アメリカ合衆国 92201 カリフォルニ ア州バーミューダ ダンズ,オールド ハーバー 43611,ガードナー ゲイ 気付 (72)発明者 ヒューロイ,ダグラス アメリカ合衆国 03770 ニューハンプ シャー州メリデン,ピー.オー.ボック ス 398 (56)参考文献 特開 昭63−15386(JP,A) 特開 平1−309195(JP,A) 特開 昭63−15387(JP,A) 特開 昭62−194594(JP,A) 特表 平1−500863(JP,A) 米国特許5085470(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G07B 17/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】郵便証印を作るためのプロセッサを備える
    郵便証印引出し装置において、 該証印は第1の当事者によるサービスに対する支払の証
    と、少なくとも取引金額を表す取引データとを表わし、
    この第1の当事者が上記郵便証印を処理する時は、少な
    くとも上記取引データに応じて上記取引金額を第2の当
    事者へ支払うことを可能にするための郵便証印であっ
    て、上記装置は上記郵便証印作成用の出力手段を有し、
    更に (1)上記支払の証を作成するための支払ルーチン及び
    証印作成者の証明用情報を記憶する夫れ夫れの記憶手段
    と; (2)上記サービス内容及び取引データを表す入力情報
    を受信する手段と; (3)上記受信入力情報及び上記支払ルーチンに従って
    上記サービスのための代金を決定する手段と; (4)上記決定する手段により決定された代金を表すデ
    ータと上記受信手段により受信された取引金額データと
    を累算的に記憶する更新可能記憶手段と; (5)上記更新可能記憶手段による更新に応じて且つ上
    記証印作成者証明用情報に応じて上記証印作成者を同定
    する情報信号を発生する手段と; (6)上記受信手段で受信した入力情報と、上記決定さ
    れた代金を表すデータ信号と、上記発生情報信号とに応
    じて上記出力手段の制御信号を作成する手段と;を有す
    る 郵便証印引出し装置。
  2. 【請求項2】郵便証印を作るためのプロセッサを備える
    郵便証印引出し方法において、 該証印は第1の当事者によるサービスに対する支払の証
    と、少なくとも取引金額を表す取引データとを表わし、
    この第1の当事者が上記郵便証印を処理する時は、少な
    くとも上記取引データに応じて上記取引金額を第2の当
    事者へ支払うことを可能にするための郵便証印であっ
    て、上記方法は (1)上記支払の証を作成するための支払ルーチン及び
    証印作成者の証明用情報信号を夫れ夫れの記憶手段に予
    め記憶するステップと; (2)上記サービス内容及び取引データを表す入力情報
    信号を受信するステップと; (3)上記受信入力情報信号及び上記支払ルーチンに従
    って上記サービスのための代金を上記プロセッサにより
    決定するステップと; (4)上記決定するステップにより決定された代金を表
    すデータと上記受信ステップにおいて受信された取引金
    額を表すデータとを累算的に更新可能な記憶手段に記憶
    するステップと; (5)上記更新可能な記憶手段による記憶データの更新
    に応じて且つ上記証印作成者証明用情報信号に応じて上
    記証印作成者を同定する情報信号を発生するステップ
    と; (6)上記受信ステップにおいて受信した入力情報信号
    と、上記決定された代金を表すデータ信号と、上記発生
    情報信号とに応じて郵便証印作成用出力手段の制御信号
    を作成するステップと;を有する 郵便証印引出し方法。
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