JP3459642B1 - アルミ包装シートの箱詰枚数検査装置及び検査方法 - Google Patents

アルミ包装シートの箱詰枚数検査装置及び検査方法

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JP3459642B1 JP2002348549A JP2002348549A JP3459642B1 JP 3459642 B1 JP3459642 B1 JP 3459642B1 JP 2002348549 A JP2002348549 A JP 2002348549A JP 2002348549 A JP2002348549 A JP 2002348549A JP 3459642 B1 JP3459642 B1 JP 3459642B1
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packaging box
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Abstract

【要約】 【課題】 そのアルミ包装シートの箱詰枚数を安価な装
置構成にて正確に検査することのできる装置及び方法を
提供する。 【解決手段】 検査装置1は薬品を包装したアルミ包
装シート32の枚数を検査するように構成され、交番磁
束を発生させる送信ヘッド5Aと、シート32が詰めら
れた包装箱31を透過した交番磁束を検出して受信信号
を生成する受信ヘッド5Bが設けられている。そして、
受信ヘッド5Bにて受けられた交番磁束に基づいて、受
信信号が生成され、その受信信号の変化に基づき、包装
箱31内においてアルミ包装シート32が所定枚数ある
か否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミ包装シート
の箱詰枚数検査装置及び検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬品業界において、カプセル・錠
剤等の薬品をブリスター包装と呼ばれる包装方法の一部
で、裏蓋にアルミシートを使用したアルミ包装シートで
あるPTPシート(ブリスターパック)が用いられてい
る。このブリスターパックを所定量包装箱内に詰め込む
際に、規定量詰め込めない場合が出てくるため、出荷前
にそのような不良枚数の包装箱を除く必要がある。特
に、薬品においては、包装箱の正規の内容量に対して、
実際に箱詰めされている内容量が異ならないように、極
めて正確な検査が必要となり、その検査の重要性は他の
物品と比較しても非常に大きい。
【0003】
【特許文献1】特開平08−029240号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に薬品において包装箱への封入枚数は、正確な枚数が正
しく詰められることが望まれ、薬品の種類によっては枚
数の過剰、或いは不足、若しくはその双方(即ち過不
足)が許されないものもある。このような課題におい
て、特許文献1にて開示されるような先行技術において
は、包装箱の重さを計測することによって規定量のPT
Pシートが正確に箱詰めされているか否かを検査してい
る。
【0005】しかしながら、このような方法では、PT
Pシート自体は非常に軽いものもあるため、これらを検
査するためには精度の良い秤を有する装置が必要であ
り、それ自体が非常に高価なものになってしまう。ま
た、重さで検査する方法を用いるものは、湿度等に依存
してその計測値が大きく影響を受けたり、或いは、秤に
載置する際の衝撃(即ち、コンベアから秤上に移行する
際のバウンドに起因する衝撃等)により、望むべき精度
が得られない可能性がある。この結果、正確な枚数が箱
詰めされているにもかかわらず不良品として判断してし
まったり、その逆に枚数が過剰、或いは不足であるにも
かかわらず正常品として誤判定してしまう可能性があ
る。
【0006】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、包装箱に、錠剤などの薬品を包装
したアルミ包装シートを所定量詰め込む薬品の生産ライ
ンにおいて、そのアルミ包装シートの箱詰枚数を安価な
装置構成にて正確に検査することのできる装置及び方法
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、薬品を包装したア
ルミ包装シートが包装箱に箱詰めされた状態で搬送装置
により搬送される際に、その搬送される包装箱の内部の
前記アルミ包装シートの枚数を検査する検査装置におい
て、交番磁束を発生させる送信ヘッドと、この送信ヘッ
ドとの間で前記包装箱内の前記アルミ包装シートのシー
ト面を挟むようにして、前記送信ヘッドと対向して配置
されると共に、前記送信ヘッドから発せられて前記包装
箱を透過した交番磁束を検出して受信信号を生成する受
信ヘッドと、この受信ヘッドにて生成される受信信号の
変化に基づき、前記包装箱内において前記アルミ包装シ
ートが所定枚数あるか否かを判定する枚数判定手段とを
備えた構成としたところに特徴を有する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとのヘッド
間距離が変更可能に構成されると共に、そのヘッド間距
離を設定するヘッド間距離設定手段を備えた構成とした
ところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2に記載のアル
ミ包装シートの箱詰枚数検査装置において、前記包装箱
の種類を入力する入力手段と、前記包装箱の種類に応じ
た前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとのヘッド間の距離
情報を記憶する距離情報記憶手段を設け、前記ヘッド間
距離設定手段は、前記入力手段により入力された包装箱
の種類に対応した前記ヘッド間の距離情報を前記距離情
報記憶手段より読み出すと共に、そのヘッド間の距離情
報に基づいて前記ヘッド間距離を設定するように制御す
る距離制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査
装置において、前記前記送信ヘッド及び受信ヘッドの近
傍において、前記包装箱の通過を検出し、その検出信号
を生成する光電検出器を備え、この光電検出器にて生成
された検出信号と、前記受信ヘッドにて生成された前記
受信信号とに基づいて、前記包装箱が空箱であるか否か
を判定する空箱判定手段を備えたことを特徴とする。
【0011】なお、ここでいう送信ヘッド及び受信ヘッ
ドの近傍とは、送信ヘッドと受信ヘッドの付近において
光電検出可能な位置であればよく、例えば、透過型の光
電検出器であれば、送信ヘッド及び受信ヘッド(以下、
これらを総称して送受信ヘッドともいう)の互いの対向
方向と、光電検出器を構成する投光素子及び受光素子の
対向方向が平行又は略平行となるように送受信ヘッドの
付近に光電検出器を配置するような形態でもよい。ま
た、送信ヘッドと受信ヘッドの対向方向と、投光素子及
び受光素子の対向方向が交差する向き(例えば直交する
向き)となるように送受信ヘッドの付近に光電検出器配
置してもよい。また、送信ヘッド及び受信ヘッドのうち
の一方側に寄った位置に光電検出器を配置してもよい。
例えば、送信ヘッド又は受信ヘッドのいずれか一方側に
寄った位置に反射型の光電検出器を配置するような構成
であってもよい。
【0012】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査
装置において、所定枚数の前記アルミ包装シートが詰め
られている包装箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドと
の間に配置されているときの前記受信ヘッドにて生成さ
れる受信信号に基づいて、前記所定枚数を判断するため
の閾値を設定する閾値設定手段を備えたことを特徴とす
る。
【0013】請求項6の発明は、請求項5に記載のアル
ミ包装シートの箱詰枚数検査装置において、前記閾値
は、第1の閾値と第2の閾値を有してなり、前記閾値設
定手段は、前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に所
定枚数の前記アルミ包装シートが詰められている包装箱
が配置されているときの前記受信ヘッドにて生成される
受信信号に応じた値を受信信号値とした場合に、その受
信信号値が前記第1の閾値と前記第2の閾値との間に存
在するようにそれら閾値を設定することを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項6に記載のアル
ミ包装シートの箱詰枚数検査装置において、前記閾値設
定手段は、所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められ
ている包装箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間
に配置されているときの前記受信ヘッドにて生成される
信号に応じた値を第1の受信信号値とし、他方、所定枚
数以外の枚数の前記アルミ包装シートが詰められている
包装箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に配置
されているときの前記受信ヘッドにて生成される信号に
応じた値を第2の受信信号値とした場合に、前記第1の
受信信号値と前記第2の受信信号値との間に前記第1の
閾値を設定し、かつ、この第1の閾値との間で、前記第
1の受信信号値が中央値となるようにして、前記第1の
受信信号値を挟むように前記第2の閾値を設定すること
を特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7のいずれかに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査
装置において、前記枚数判定手段は、前記送信ヘッドと
前記受信ヘッドとの間に前記包装箱が位置していない状
態を基準状態とした場合に、その基準状態における交番
磁束に基づいて生成される基準受信信号と、前記送信ヘ
ッドと前記受信ヘッドとの間を前記包装箱が通過する際
に、前記包装箱を透過した交番磁束に基づいて生成され
る検出受信信号との位相差に基づいて、前記包装箱内の
前記アルミ包装シートの枚数を判定することを特徴とす
る。
【0016】請求項9の発明は、請求項1ないし請求項
7のいずれか記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装
置において、前記枚数判定手段は、前記送信ヘッドと前
記受信ヘッドとの間に前記包装箱が位置していない状態
を基準状態とした場合に、その基準状態における交番磁
束に基づいて生成される基準受信信号と、前記送信ヘッ
ドと前記受信ヘッドとの間を前記包装箱が通過する際
に、前記包装箱を透過した交番磁束に基づいて生成され
る検出受信信号との振幅レベルの減衰量に基づいて、前
記包装箱内の前記アルミ包装シートが所定枚数あるか否
かを判定することを特徴とする。
【0017】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9のいずれかに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検
査装置において、前記送信ヘッドにて発生する交番磁束
は、複数の異なる周波数に変更可能となるよう構成され
るとともに、その交番磁束の周波数を設定する周波数設
定手段が設けられ、前記周波数設定手段は、前記複数の
異なる周波数に切り替える周波数切り替え手段と、その
切り替えたそれぞれの周波数に対応して、前記送信ヘッ
ド及び前記受信ヘッドの間に前記包装箱が配置されてい
るときの前記受信ヘッドにて生成される受信信号を記憶
する受信信号記憶手段と、この受信信号記憶手段に記憶
された受信信号に基づき、前記複数の異なる周波数にお
いて各周波数毎に、位相差及び振幅レベルの減衰量のう
ちの少なくとも一方の変化量を求める演算手段とを備え
ると共に、この求められた変化量のうち最適な変化量に
対応する周波数を、検査用の周波数として設定すること
を特徴とする。
【0018】なお、請求項10、請求項21に記載の変
化量、及び請求項11、請求項22に記載の変化量とし
ては、前記基準状態と比較した位相或いは振幅レベルの
変化量(以下、絶対変化量ともいう)を用いてもよく、
任意の2つの状態の包装箱(即ち枚数の異なる2つの包
装箱)を比較した変化量、即ち、一方の包装箱の場合と
他方の包装箱の場合との位相、或いは振幅レベルの変化
量(以下、相対変化量ともいう)を用いてもよい。そし
て、前記絶対変化量を採用した場合、周波数切り替え手
段により切り替えたそれぞれの周波数に対応して、前記
送信ヘッド及び前記受信ヘッドの間に前記包装箱が配置
されているときの前記受信ヘッドにて生成される受信信
号を受信信号記憶手段にて記憶し、この受信信号記憶手
段に記憶された受信信号に基づき、前記複数の異なる周
波数において各周波数毎に、位相差及び振幅レベルの減
衰量のうちの少なくとも一方の絶対変化量を演算手段に
より求め、この求められた絶対変化量のうち最適な(例
えば最大の)変化量に対応する周波数を、検査用の周波
数として設定することができる。
【0019】また、相対変化量の場合は、前記送信ヘッ
ド及び前記受信ヘッドの間に任意の2つの状態の包装箱
(即ち枚数の異なる2つの包装箱)をそれぞれ位置さ
せ、周波数切り替え手段により切り替えたそれぞれの周
波数に対応して、それら2つの状態の包装箱を検査して
得られる両受信信号を受信信号記憶手段に記憶し、この
受信信号記憶手段に記憶された受信信号に基づき、前記
複数の異なる周波数において各周波数毎に、位相差及び
振幅レベルの減衰量のうちの少なくとも一方の相対変化
量を演算手段により求め、この求められた相対変化量の
うち最適な(例えば、最大の)変化量に対応する周波数
を、検査用の周波数として設定することができる。な
お、「最適な変化量」として「最大の変化量」を採用せ
ずに他の最適値を採用し、他の最適値に対応する周波数
を検査用の周波数として設定してもよい。
【0020】請求項11の発明は、請求項10に記載の
アルミ包装シートの箱詰枚数検査装置において、前記包
装箱の種類を入力する入力手段と、前記位相差を変化量
として検出を行う検出方式と、前記振幅レベルの減衰量
を変化量として検出する検出方式とのうち、前記包装箱
の種類に応じた前記変化量が最適となる検出方式と、こ
の最適となるときの周波数とをそれぞれ記憶する検出方
式記憶手段とを備えると共に、前記2つの検出方式と複
数の異なる周波数のうち、前記入力手段により入力され
た前記包装箱の種類に応じて、前記検出方式記憶手段に
記憶された変化量が最適となる検出方式及び周波数に設
定することを特徴とする。
【0021】なお、請求項11及び請求項22におい
て、「最適な変化量」として、具体的に例えば「最大の
変化量」を採用することができる。この場合、請求項1
1及び請求項22においては、前記位相差を変化量とし
て検出を行う検出方式と、前記振幅レベルの減衰量を変
化量として検出する検出方式とのうち、前記包装箱の種
類に応じた前記変化量が最大となる検出方式と、この最
大となるときの周波数とをそれぞれ前記検出方式記憶手
段に記憶しておき、前記2つの検出方式と複数の異なる
周波数のうち、前記入力手段により入力された前記包装
箱の種類に応じて、前記検出方式記憶手段に記憶された
変化量が最大となる検出方式及び周波数に設定すること
となる。また、ここでは「最適」なものとして「最大」
のものを採用したが、他の最適値を用いてもよい。
【0022】なお、請求項1ないし請求項11のいずれ
かに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装置におい
て、以下の要件を付加してもよい。即ち、請求項1ない
し請求項11のいずれかに記載のアルミ包装シートの箱
詰枚数検査装置において、前記送信ヘッドにて発生する
交番磁束が、所定の周波数帯において複数の周波数に切
り替え可能となるように構成できる。ここで言う所定の
周波数帯とは、1KHz以上15KHz以下の間(より
具体的には、2KHz以上13KHz以下の間)の周波
数領域ととすることができ、この周波数帯において、複
数種類(例えば10種類)の周波数に細分化できる。
【0023】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
構成によれば、秤による検査方法と比較して検査装置自
体のコストダウンを図りながらも、その方法よりも、正
確に、かつ安定して箱詰め枚数の検査が行え、もって、
薬品において内容量が規定量と異なることにおける被害
を未然に防止できるという効果を生ずる。
【0024】なお、「送信ヘッドとの間で前記包装箱内
の前記アルミ包装シートのシート面を挟むようにして、
前記送信ヘッドと対向して受信ヘッドを配置する配置構
成」は、具体的には、例えば枚数を検査する検査位置に
おいて送信ヘッドと受信ヘッドの対向方向がシート面
(具体的には例えば平面、又は略平面からなるシート
面)と交差するように配置する配置構成とすることがで
き、さらに言えば前記対向方向とシート面が直交するよ
うに配置する構成とすることができる。このように構成
すれば、シート面と交差するように交番磁束が透過する
構成となり、枚数に応じて交番磁束が変化する好適構成
となる。
【0025】また、より具体的に言えば、包装箱内にお
いて複数枚重なって詰められるアルミ包装シートにおい
て、その重なる向きに送信ヘッド及び受信ヘッドを対向
させ、その重なる複数のアルミ包装シートの全てを透過
するように、送信ヘッドから受信ヘッドに向けて交番磁
束を発生させるように構成できる。このようにすれば、
検査の際に、すべてのシートについてその重なり方向に
透過した交番磁束が受信ヘッドに入力される構成とな
り、重なり枚数に応じて受信信号が変化する好適構成と
なる。
【0026】<請求項2の発明>請求項2の構成によれ
ば、包装箱の種類が変更されても、対応してヘッド間距
離を変更できる構成となるため、包装箱とヘッドとの距
離が変わることによって正確な枚数検査ができなくなる
ようなことが防止され、種々の包装箱に対して最適なヘ
ッド間距離に設定することが可能となる。
【0027】<請求項3の発明>請求項3の構成によれ
ば、上記入力手段により入力された上記包装箱の種類に
応じて、上記記憶手段に記憶された相対的距離を制御に
より設定するようにしたので、包装箱の種類の変更に際
しても、作業者によるヘッド間距離の設定作業が必要と
ならず、包装箱の種類に対応した所望のヘッド間距離に
制御により迅速かつ容易に設定できる。
【0028】<請求項4の発明>請求項4の構成によれ
ば、アルミ包装シートを包装箱に箱詰めすること自体に
失敗したものでも確実に欠陥品として判断することがで
きる。特に、磁気センサで検出できないもの、或いは検
出しにくいものであっても正確な判定が可能となる。
【0029】<請求項5の発明>請求項5の構成によれ
ば、その閾値に基づいて、生産ライン等で、規定枚数に
対して、特に多いもの、或いは、少ないもの、或いはそ
の双方を除くことができ、過剰な枚数のもの,或いは過
少の枚数のものを確実に検出することが可能となる。
【0030】<請求項6の発明>請求項6の構成によれ
ば、所定枚数(即ち規定枚数)より多いものでも、少な
いものでも検出することができ、確実に枚数を検査して
過不足ない製品の提供が可能となる。
【0031】<請求項7の発明>請求項7の構成によれ
ば、所定枚数(即ち規定枚数)より多いものでも、少な
いものでも検出することができ、確実に枚数を検査して
過不足ない製品の提供が可能となり、また、所定枚数
(即ち正規枚数)の場合に得られるべき値である第1の
受信信号値が第1の閾値と第2の閾値の中央値となるよ
うに設定されるため、枚数過多、過少を共にバランスよ
く検出できることとなる。
【0032】<請求項8の発明>請求項8の構成によれ
ば、包装箱の種類に応じた最適な周波数を見つけて、そ
の周波数とすることで、常にS/N比の高い状態で検査
を行うことができるので、判定の際のノイズの影響を少
なくすることができ、信頼性を一層向上することができ
るという効果を生ずる。
【0033】<請求項9の発明>請求項9の構成によれ
ば、振幅レベルの減衰量が少ないものにおいて、確実に
検査を行うことができ、特にアルミ材料を用いたもので
はその効果が顕著となる。
【0034】<請求項10の発明>請求項10の構成に
よれば、位相ずれの少ない材質や構成のものでも、確実
に検査を行うことができるという効果を生ずる。
【0035】<請求項11の発明>請求項11の構成に
よれば、薬品の種類(即ち、包装箱やアルミ包装シート
の種類)に応じて、最適な検出方式と周波数とを設定で
きるので、常にS/N比を高くした状態で精度高く検査
を行え、様々な種類に高精度に対応できることとなる。
【0036】<請求項12の発明>請求項12の発明に
よれば、請求項1と同様の効果が得られる方法となる。
また、請求項13ないし請求項22の発明によれば、そ
れぞれ請求項2ないし請求項11の発明と同様の効果が
得られる方法となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1、図2等
を参照しつつ説明する。図1及び図2に示すように、検
査装置1は薬品を包装したアルミ包装シート32(以
下、単に包装シート32ともいう)が包装箱31に箱詰
めされた状態で図示しない搬送装置により搬送されるよ
うに構成され、その搬送される包装箱31の内部のアル
ミ包装シート32の枚数を検査するように構成される。
そして、その検査装置1の検査部には交番磁束を発生さ
せる送信ヘッド5Aと、この送信ヘッド5Aとの間で包
装箱31内のアルミ包装シート32のシート面32A
(図3参照)を挟むようにして、送信ヘッド5Aと対向
して配置される受信ヘッド5Bが設けられている。この
受信ヘッド5Bは、送信ヘッド5Aから発せられて包装
箱31を透過した交番磁束を検出して受信信号を生成す
る。なお、搬送手段による搬送の際は、例えば、包装箱
31の側部を保持した状態で搬送するなどして、送信ヘ
ッド5Aと受信ヘッド5Bの間に包装箱を保持する保持
部が介在しないように構成する。
【0038】そして、これら送信ヘッド5A及び受信ヘ
ッド5Bを備えた形で磁気センサ5が構成されている。
具体的には、包装シート32が重なる方向において、送
信ヘッド5Aと受信ヘッド5Bを対向させ、その重なる
全ての包装シート32を交番磁束が透過して受信ヘッド
5Bに向かうように構成する。そして、このように構成
されて、受信ヘッド5Bにて受けられた交番磁束に基づ
いて、受信信号が生成され、その受信信号の変化(言い
かえれば交番磁束の変化)に基づき、包装箱31内にお
いてアルミ包装シート32が所定枚数あるか否かを判定
することとなる。なお、この判定を行う枚数判定手段の
具体的構成、機能などについては後に詳述する。
【0039】被検査対象物となるアルミ包装シート32
は、図3(a)に示すように複数枚重ねられて包装箱3
1に詰められ、箱詰体30を構成している。包装箱31
は例えば、方形状の側面を有する略直方体状などとして
構成されており、その内部において、錠剤や粉末等が封
入されたアルミ包装シート32が予め定めれれた枚数詰
められている。また、図3(b)には、ピロ−パック3
4の内部にアルミ包装シート32が配置された構成のも
のを示しており、このように、アルミ包装シートの周囲
に包装箱以外の包装部(例えば、金属包装、ビニール包
装等の包装部)が設けられたものについても本実施形態
に係る検査装置1における検査対象とすることができ
る。図3(c)(d)はアルミ包装シート32の形態例
を示しており、図3(c)では粉末がパック状に包装さ
れたものを示し、図3(d)は錠剤用のものを示してい
る。
【0040】図1に戻り、検査装置1において、送信ヘ
ッド及5Aび受信ヘッド5Bには、これらを駆動制御す
るための磁気センサコントローラ16(以下、センサコ
ントローラ16、又は単にコントローラ16ともいう)
が接続されており、このセンサコントローラ16は制御
装置10に対して送受信可能に接続された構成をなして
おり、その内部にはCPU16Aや記憶手段16B(例
えばROM、RAM、不揮発性メモリ等)が設けられて
いる。
【0041】また、制御装置10は、CPU10Aや、
記憶手段10B(ROM、RAM、不揮発性メモリ等)
などを備えた構成とすることができ、本実施形態では、
シリアルラインL及びパラレルラインLを介して磁
気センサコントローラ16と接続される構成をなしてい
る。さらに制御装置10は、駆動手段4、入力装置1
2、光電センサコントローラ14(後述)、及びホスト
コンピュータ20と接続されておりこれらが連携して制
御されるようなセンサシステムとして構成されている。
【0042】また、検査装置1は、送信ヘッド5Aと受
信ヘッド5Bとのヘッド間距離が変更可能に構成される
と共に、そのヘッド間距離を設定するヘッド間距離設定
手段が設けられている。具体的には、送信ヘッド5Aと
受信ヘッドを5Bを相対的に接近又は離間させるように
駆動する駆動手段4(例えば駆動モータを備えたサーボ
機構等として構成される駆動手段)が設けられており、
この駆動手段4に対して制御手段10より駆動信号を送
信して駆動手段4の駆動部を変位制御し、ヘッド間距離
を所望の距離に定めることができるように構成されてい
る。
【0043】また、包装箱の種類を入力する入力手段と
してディスプレイ付き入力装置12(以下、単に入力装
置12ともいう)が設けられており、さらに、包装箱の
種類に応じた送信ヘッド5Aと受信ヘッド5Bとのヘッ
ド間の距離情報を記憶するヘッド間距離情報記憶手段が
制御装置10の内部に、例えばROMや不揮発性メモリ
などの記憶手段として設けられている。このヘッド間距
離情報は、例えば、包装箱の種類に対応してヘッド間の
距離が特定できるようにデータ構成されて記憶手段に記
憶されている。
【0044】このヘッド間の距離を設定するための具体
的な処理としては、例えば図4に示すような流れをとる
ことができる。このフローチャートについて説明する
と、まず、S100に示すように入力装置12により包
装箱の種類が入力された場合に、その入力された包装箱
の種類に対応したヘッド間の距離情報をヘッド間距離情
報記憶手段より読み出す(S110)。そして、その読
み出されたヘッド間距離情報に基づいてヘッド間距離を
設定するように、駆動手段4に対して駆動信号を送信
し、送信ヘッド5A及び受信ヘッド5Bの相対変位を制
御することとなる(S120)。従って、本実施形態で
は、駆動手段4及び制御手段10がヘッド間距離設定手
段、距離制御手段として機能することとなる。なお、こ
こに示すフローチャートはあくまで一例であり、包装箱
の種別に基づいてヘッド間の距離が設定できる処理及び
構成であれば別の方法を用いてもよい。また、ここで
は、制御により自動的にヘッド間距離を設定する構成を
示したが、ヘッド間距離情報をアナログ値、或いはデジ
タル値として入力可能に構成し、作業者が手動で設定を
行うように構成してもよい。
【0045】さらに、図1及び図2に示すように、受信
ヘッド5Bの近傍において、包装箱31の通過を検出
し、その検出信号を生成する光電検出器6が設けられて
おり、この光電検出器6にて生成された検出信号と、受
信ヘッド5Bにて生成された受信信号とに基づいて、包
装箱が空箱であるか否かを判定するように構成されてい
る。光電検出器6は、投光素子6Aと受光素子6Bを備
えて構成されており、物体が通過して光が遮蔽された状
態で、Hレベルの信号を出力し、遮蔽されない状態、即
ち物体が存在しない状態ではLレベルの信号を出力する
ように構成されている。なお、物体が通過を検出できる
構成であれば、透過型、反射型等、タイプには限定され
ず、そのセンサ構成についても、ファイバセンサ、或い
はそれ以外の光電センサ等、様々なものを適用できる。
なお、図8のタイミングチャートにおいて最上部のもの
は、この光電検出器6による受信信号の変化を例示して
おり、物体が検出されている場合にはHレベルとなり、
検出されていない状態ではLレベルの信号を出力するよ
うに構成されている。なお、タイミングチャートの具体
的な内容については後述する。
【0046】次に閾値の設定方法について説明する。図
5では、閾値の設定方法を概念的に示しており、送信ヘ
ッド5Aと受信ヘッド5Bとの間に包装箱31が位置し
ていない状態を基準状態とした場合にその基準状態にお
ける交番磁束に対応する基準受信信号をWととしてい
る。図5(a)(b)は、基準受信信号W、所定枚数
の際の受信信号W、所定枚数よりも1枚多い際の受信
信号W10の位相の関係を説明するものであり、図5
(b)では、交番磁束に基づく誘導起電力による電圧値
の波形について、所定枚数の際の波形(上部)と、所定
枚数よりも1枚多い場合の波形(下部)とを比較して示
している。また、図5(a)は、各受信信号において対
応する要部を単一の座標系にて重ねて示し、位相の関係
を説明している。
【0047】ここでは、所定枚数(正規枚数)を9枚と
しており、この9枚のアルミ包装シート32が詰められ
ている包装箱31が送信ヘッド5Aと受信ヘッド5Bと
の間に配置されているときの受信ヘッド5Bにて生成さ
れる信号がWである。そして、その信号Wに応じた
位相差、すなわち、基準受信信号Wと、所定枚数にお
ける受信信号Wとの位相差Tを第1の受信信号値と
している。他方、所定枚数以外の枚数として所定枚数よ
りも1枚多い値(ここでは10枚)を用いた場合に、こ
の1枚多い値のアルミ包装シート32が詰められている
包装箱31が送信ヘッド5Aと受信ヘッド5Bとの間に
配置されているときの受信ヘッド5Bにて生成される信
号がW10であり、このW10に応じた位相差(基準受
信信号W と1枚多い場合に得られる受信信号W10
の位相差T)を第2の受信信号値としている。
【0048】そして、第1の受信信号値と第2の受信信
号値の間、即ち位相差Tと位相差Tの間に第1の閾
値Tを設定し、かつ、この第1の閾値Tとの間で、
第1の受信信号値たる位相差Tが中央値となるように
して、位相差Tを挟むように第2の閾値Tを設定す
る。言い換えれば、第1の閾値Tと第2の閾値T
中央値が、所定枚数のときの位相差Tとなるように閾
値が設定されることとなる。図5では、第1の閾値を示
す線をL(T)にて示し、第2の閾値を示す線をL
(T)にて示しており、これら間の距離をXとした場
合に各々の閾値からの中央値(X/2の位置)に所定枚
数の際の位相差Tが位置するように設定されることを
概念的に説明している。
【0049】なお、この閾値の設定は制御により自動的
に行うようにしてもよく、手動設定でもよい。図6は制
御により閾値の自動設定を行う閾値設定処理の例をフロ
ーチャートにて示している。なお、図6に示す処理を行
う制御プログラムは、図1に示す制御装置10内の記憶
手段10Bに設けておくことができ、この場合、CPU
10A及び記憶手段10B(具体的には図6に示す処理
プログラム)が閾値設定手段として機能することとな
る。
【0050】図6では、まず、所定枚数のアルミ包装シ
ート32が詰められている包装箱31を搬送手段により
搬送し、その包装箱を検査することにより受信信号を生
成して第1の受信信号値たる位相差Tを得る(S21
0)。その後に、所定枚数以外のアルミ包装シート32
が詰められている包装箱31(ここでは所定枚数よりも
1枚多いアルミ包装シート32が詰められている包装箱
31)を搬送手段により搬送し、その包装箱を検査する
ことにより受信信号を生成して第2の受信信号値たる位
相差Tを取得する(S220)。その後に、位相差T
とTの間、例えば位相差TとTの中央値とし
て、第1の閾値Tを演算処理により定める(S23
0)。さらに、第1の閾値Tとの間で、位相差T
中央値となるように第2の閾値を定める(S240)。
このようにして第1の閾値と第2の閾値を定め、センサ
コントローラ16内か、又は制御装置10内の記憶手段
に設定値として記憶しておき、後述の枚数判定処理(図
7参照)における枚数判定の指標として用いることとな
る。
【0051】次に枚数判定処理について説明する。本実
施形態において枚数判定は、送信ヘッド5Aと受信ヘッ
ド5Bとの間に包装箱が位置していない状態を基準状態
とした場合にその基準状態における交番磁束に対応する
基準受信信号W(図5参照)と、送信ヘッド5Aと受
信ヘッド5Bとの間を被検査対象物の包装箱が通過する
際の交番磁束に対応する検出受信信号との位相差に基づ
いて、包装箱31内のアルミ包装シート32の枚数を判
定するようにしている。具体的には、図7に示すフロー
チャートのような流れをとることができ、本実施形態に
おいては、このフローチャートにて示す枚数処理を行う
プログラムは、制御手段10内における記憶手段10B
に設けておくことができる。そして、ここでは、CPU
10A及び記憶手段10B(具体的には記憶されるプロ
グラム)が枚数判定手段として機能している。
【0052】図7に示すように、枚数判定処理において
は、アルミ包装シート32が詰められている包装箱31
を被検査対象物とし、この包装箱31が送信ヘッド5A
と受信ヘッド5Bとの間に配置されているときの受信ヘ
ッド5Aにて生成される検出受信信号に基づいて位相差
を求めるようにしている。そしてこの被検査対象物によ
り得られる位相差が正規枚数以上であると判定される場
合(即ち第2の閾値T を以上である場合)には、S3
10にてYESに進み、S320にて正規枚数+1以上
であるか否かを判定する。ここでは、第1の閾値T
上か否かを判定しており、第1の閾値T未満の場合に
はNOに進み、S330にて正常と判定する。一方、S
320において、正規枚数+1以上であると判断された
場合にはYESに進み、S340にて当該被検査対象物
が枚数過多であるものと判定する。また、S310にて
正規枚数に満たないものと判断された場合には、S35
0にてアルミ包装シート32が存在するか否かを判定す
る。この場合シートが検出されている場合にはYESに
進み、S360にて当該被検査対象物が枚数不足である
ものと判定する。一方、S350において、シート自体
が検出されていない場合には、S350においてNOに
進み、S370にて当該被検査対象物が空箱であるもの
と判定する。なお、この処理において空箱であるか否か
の空箱判定を行っており、ここでは制御装置10(具体
的にはCPU10A及び記憶手段10B)が空箱判定手
段として機能することとなる。なお、この例では、正規
枚数に満たないと判定された場合には、さらにシートが
検出されたか否かを判断しているが、このような判断を
設けずに正規枚数未満の場合には一律に空箱と判定する
ようにしてもよい。また、ここでは、第1の閾値と第2
の閾値をそれぞれ設け、枚数過多のもの及び枚数過少の
ものの双方を除去するようにしているが、いずれか一方
のみを検出して除去するようにしてもよい。この場合、
閾値は1つのみでよい。
【0053】図8のタイミングチャートは、制御装置1
0内に入力される信号、或いは制御装置10内において
生成される信号のタイミング等を示すものである。包装
箱検出信号は、光電検出器6から制御装置10に対して
出力されるものであり、光電検出器6が包装箱31を検
出した場合にこの包装箱検出信号がHレベルとなり、検
出中はHレベルが維持され包装箱が通過して検出されな
くなったときに再びLレベルとなる。
【0054】正規枚数以上判定信号は、センサコントロ
ーラ16から制御装置10に対して出力されるものであ
り、検出される枚数が正規枚数以上の場合に、具体的に
は被検査対象物を透過して得られる検出受信信号の位相
差が第2の閾値以上である場合にHレベルとなる信号で
ある。また、正規枚数+1以上判定信号は、同じくセン
サコントローラ16から制御装置10に対して出力さ
れ、検出される枚数が正規枚数+1枚以上の場合(具体
的には、検出受信信号の位相差が第1の閾値以上である
場合)にHレベルとなる信号である。従って、ここで
は、センサコントローラ16においてアルミ包装シート
が9枚以上と判定された場合には正規枚数以上判定信号
がHレベルとなり、10枚以上と判定された場合には正
規枚数+1以上判定信号がHレベルとなる。
【0055】一方、記憶信号1,2は、正規枚数以上判
定信号、正規枚数+1以上判定信号がそれぞれHレベル
となった場合にそれを検出して制御装置10内のメモリ
に記憶しておくものであり、一旦Hレベルを検出すると
リセットされるまでそのHレベルの旨が記憶され続ける
(例えばフラグとして記憶され続ける)ように構成され
る。また、判定タイミングは、包装箱検出信号の立下り
をトリガとして判定処理を開始することを示している。
リセットタイミングは、包装箱検出信号の立上りをトリ
ガとして記憶信号1、2をリセットすることを示してい
る。
【0056】このタイミングチャートに示されるよう
に、本実施形態においては、包装箱31の通過中、即
ち、包装箱検出信号が出力されている際の磁気センサか
らの出力信号(具体的にはセンサコントローラ16から
の出力信号)に基づく情報(ここでは記憶信号1、2の
値)を制御装置10内の記憶手段10Bに記憶する。そ
して、包装箱31を検出する包装箱検出信号の終了を判
定タイミングとして、その記憶手段10bに記憶され
た、包装箱通過中の磁気センサからの出力信号に基づく
情報(記憶信号1、2の値)を枚数判定用の情報とし
て、前記枚数判定手段によりアルミ包装シート32の枚
数判定を行うように構成されている。そして、その枚数
判定処理が開始された後、次の包装箱検出信号が検出さ
れた時点で記憶信号1,2をリセットする。本実施形態
では、図7のS310に示す判断において、記憶信号1
がHレベルか否かを判断することにより行っており、S
320の判断は、記憶信号2がHレベルか否かを判断す
ることにより行っている。
【0057】このように、包装箱検出信号の出力中に取
得した信号を記憶手段にて保持するようにし、包装箱検
出信号の終了を判定タイミングとして枚数判定処理を行
うことで、包装箱の大きさや、搬送速度の依存せずにど
のようなものでも正確にかつ安定して検査を行うことが
でき、また、空箱検出についても、包装箱31が完全に
ヘッド間を通過し終わった時点である包装箱検出信号の
終了タイミングにて確実に行うことができる。
【0058】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図9を参照しつつ説明する。第2実施形態では、
検出に用いている変化量及び閾値の設定の仕方が第1実
施形態と異なるが、その他の装置構成や各種処理につい
ては第1実施形態とほぼ同様である。この第2の実施形
態では、送信ヘッド5Aと受信ヘッド5Bとの間に包装
箱31が位置していない状態を基準状態とした場合にそ
の基準状態における交番磁束に対応する基準受信信号
と、送信ヘッド5Aと受信ヘッド5Bとの間を包装箱3
1が通過する際の交番磁束に対応する検出受信信号との
振幅レベルの減衰量に基づいて、包装箱31内のアルミ
包装シート32が所定枚数あるか否かを判定する。
【0059】図9では、第2実施形態における閾値の設
定方法について示しており、基準受信信号をWとし、
所定枚数(9枚)の場合の受信信号をW、所定枚数+
1枚(10枚)の場合の受信信号をW10としており、
全波整流されたそれぞれの受信信号をピークレベルを合
わせた状態で示している。図9(a)は一部を拡大して
示すものである。図9に示すように、所定枚数(正規枚
数)を9枚とした場合に、その9枚のアルミ包装シート
32が詰められている包装箱31が送信ヘッド5Aと受
信ヘッド5Bとの間に配置されているときの受信ヘッド
5Aにて生成される信号による振幅レベルの減衰量A
を第1の受信信号値とする。他方、所定枚数以外の枚数
として所定枚数よりも1枚多い値(ここでは10枚)を
用いた場合に、この1枚多い値のアルミ包装シート32
が詰められている包装箱31が送信ヘッド5Aと受信ヘ
ッド5Bとの間に配置されているときの受信ヘッド5A
にて生成される信号による振幅レベルの減衰量Aを第
2の受信信号値とする。そして、第1実施形態と同様に
第1の受信信号値と第2の受信信号値との間、即ち、減
衰量Aと減衰量Aの間に第1の閾値Aを設定し、
かつ、この第1の閾値Aとの間で、第1の受信信号値
たる減衰量Aが中央値となるようにして、減衰量A
を挟むように第2の閾値Aを設定する。即ち、減衰量
が第1の閾値Aと第2の閾値Aの中央値となる
ようにこれら閾値を設定する。ここでは、第1の閾値A
を示す線をL(A)で示し、第2の閾値Aを示す
線をL(A)で示しており、これら間の距離をYとし
た場合に各々の閾値からY/2の位置に所定枚数の際の
減衰量Aが位置するように設定されることを概念的に
説明している。そして、このように閾値を設定し、第1
実施形態と同様の枚数判定処理を行うことにより減衰量
に基づく枚数判定を行うことができる。
【0060】<第3実施形態>第3実施形態では、図1
に示す送信ヘッド5Aにて発生する交番磁束が、複数の
異なる周波数に変更可能となるよう構成される例につい
て示し、この構成においては、交番磁束の周波数を設定
する周波数設定手段が設けられている。なお、具体的に
は制御装置10(より具体的には制御装置10内に設け
られたCPU)が周波数設定手段として機能する。この
周波数設定手段は、複数の異なる周波数に切り替えると
共に、切り替えたそれぞれの周波数に対応して、送信ヘ
ッド5A及び受信ヘッド5Bの間に包装箱31が配置さ
れているときの受信ヘッド5Bにて生成される受信信号
を受信信号記憶手段(ここでは記憶手段10B)に記憶
する。そして、この受信信号記憶手段に記憶された受信
信号に基づき、複数の異なる周波数において各周波数毎
に、位相差及び振幅レベルの減衰量のうちの少なくとも
一方の変化量を求める。そして、この求められた変化量
のうち最適な変化量(ここでは最大の変化量)に対応す
る周波数を、検査用の周波数として設定する。具体的に
は、送信ヘッド5Aにて発生する交番磁束が、所定の周
波数帯において複数の周波数に切り替え可能となるよう
に構成できる。なお、ここで言う所定の周波数帯とは、
例えば1KHz以上15KHz以下(より具体的には、
2KHz以上13KHz以下)の周波数領域ととするこ
とができ、この周波数帯において、複数種類(例えば1
0種類)の周波数に細分化できる。
【0061】図10では、その周波数設定処理について
の具体的な流れを示している。この周波数設定処理で
は、送信ヘッド5A及び受信ヘッド5Bの間に包装箱3
1(例えば、正規枚数のアルミ包装シート32が詰めら
れた包装箱31)を配置した状態で複数の周波数に切り
替えてそれぞれ交番磁束を発生させ、その複数の周波数
において各周波数毎に受信信号を得るようにしている。
具体的には以下の通り処理を行うことができる。
【0062】図10では、切り替えるべき周波数の種類
がNmax種類あるものとして処理を行っている。ま
ず、N=1とし、複数種の周波数のうちの1番目に行う
周波数を選択し、所定枚数の包装シート32が包装箱3
1に詰められた箱詰体30を送信ヘッド5A及び受信ヘ
ッド5Bの間に配置させて受信信号を得る。そして、こ
の受信ヘッド5Bにて得られた受信信号を記憶手段10
Bに記憶する(S420)。この受信信号の記憶方法と
しては、振幅レベルの減衰量を算出するための値である
受信信号の振幅レベルのピーク値、又は位相差を算出す
るための値である受信信号を積分した積分値、若しくは
それらピーク値及び積分値の双方を記憶手段10Bにて
記憶しておくことができる。なお、本実施形態では、ピ
ーク値及び積分値の双方を記憶するようにしており、図
13(a)はこの記憶手段10Bに記憶されるデータ構
成の一例を示し、各周波数毎に受信信号(即ち、ピーク
レベルと積分値の双方)が記憶されている。また、記憶
される積分値としては基準信号と比較した積分値を用い
ることができる。一例を挙げると、基準信号が正の値を
示すある区間(図13(b)の例では、基準信号のゼロ
クロス点を0°とした場合の0°〜180°の間)にお
いて、受信信号の積分値を求め、その積分値を記憶手段
に記憶しておくことができる。図13(b)は、基準信
号と受信信号とが、90°位相がずれた状態を示してい
る。なお、ここでは、制御装置10(具体的には記憶手
段10B)が受信信号記憶手段として機能する。また、
ここに示す記憶構成はあくまで一例であり、最終的に各
周波数毎に振幅レベルの減衰量と位相差が判明するよう
なデータ構成であれば他の方法を用いてもよい。
【0063】次いで、Nをインクリメントして次の周波
数に移る。なお、S440において、N>Nmaxとな
った場合、即ち、全ての周波数についての受信信号の取
得が完了した場合にはS440にてYESに進む。一
方、S440においてまだ行っていない周波数が存在す
るものと判断される場合にはS420に戻って同様の処
理を繰り返す。そして、S440にてYESに進んだ場
合には、記憶した各周波数毎の受信信号(即ち、に基づ
いて、各周波数毎の変化量を算出する(S450)。こ
こでは、各周波数毎の絶対変化量、即ち、各周波数毎の
基準状態と比較した位相差及び振幅レベルの変化量を図
13(a)のように記憶した受信信号(ここではピーク
レベル及び積分値)に基づいて算出する。なお、この例
では、制御装置10(具体的には、この処理S450及
びCPU10A)が演算手段として機能する。そして、
このようにして予め定められた複数種の周波数につい
て、位相差及び振幅レベルの減衰量を求め、変化量が最
適となるものを選択することとなる(S460)。な
お、最適となるものの選択としては、具体的には、位相
差であれば、各周波数毎に周期Tに対する検出された位
相差αの比率、即ち、α/Tを求め、減衰量であれば、
基準状態における振幅Aに対する検出された減衰量β
の比率、即ちβ/Aを各周波数毎に求めるようにす
る。そして、α/T及びβ/Aの値が最も値の大きい
周波数及び検出方式を選択し、検査に用いるように設定
することとなる。
【0064】また、図11に示すような処理例を用いて
もよい。この図11は、取得した受信信号を加工して記
憶手段に記憶する例である。まず、図10と同様に、N
=1とし、複数種の周波数のうちの1番目に行う周波数
を選択し、所定枚数の包装シート32が包装箱31に詰
められた箱詰体30を送信ヘッド5A及び受信ヘッド5
Bの間に配置させて受信信号を得る。そして、この受信
信号の位相差(基準状態と比較した絶対位相差)を取得
して記憶手段10Bに記憶する(S520)。次いで、
この受信信号の振幅レベルの減衰量(基準状態と比較し
た絶対減衰量)を算出して同じく記憶手段10Bに記憶
する(S530)。そして、Nをインクリメントして次
の周波数に移る。なお、S550において、N>Nma
xとなった場合、即ち、全ての周波数についての位相差
及び減衰量の取得が完了した場合にはS550にてYE
Sに進み、変化量が最大となる周波数及び検出方式の組
合せを選択する。一方、S550においてまだ行ってい
ない周波数が存在するものと判断される場合にはS52
0に戻って同様の処理を繰り返す。このようにして予め
定められた複数種の周波数について、位相差及び振幅レ
ベルの減衰量を求めた後、図10と同様に、各周波数毎
にα/T、β/Aの値を求め、この値が最大となる周
波数及び検出方式を選択し、検査用として設定すること
となる。
【0065】さらに、図10及び図11に示す例では、
単一の包装箱31を送信ヘッド5A及び受信ヘッド5B
の間に配置した状態で複数の周波数に切り替えて受信信
号を取得し、各周波数毎に、基準信号と比較した変化量
(絶対変化量)を求めるようにしているが、枚数の異な
る2種の包装箱においてそれぞれ受信信号を取得し、各
周波数毎に、それら2種の包装箱において得られた受信
信号の間での変化量(相対変化)を求めるようにしても
よい。この場合、処理としては以下のようにできる。即
ち、正規枚数のアルミ包装シート32が詰められた包装
箱31を送信ヘッド5A及び受信ヘッド5Bの間に配置
した状態で、図10のS410ないしS440のように
各周波数毎の受信信号を取得する。次いで、正規枚数以
外のアルミ包装シート32が詰められている包装箱31
を送信ヘッド5A及び受信ヘッド5Bの間に配置した状
態で、同様に、図10のS410ないしS440のよう
に各周波数毎の受信信号を取得する。そして、各周波数
毎に、それら2種の包装箱において得られた受信信号を
比較した位相差及び振幅レベルの減衰量(即ち振幅レベ
ル差)を相対変化量として算出し、その相対変化量が最
大となる周波数及び検出方式に設定することとなる。具
体的には、相対的な位相差をα’、相対的な振幅レベル
の減衰量をβ’とした場合、図10の場合と同様に、各
周波数毎にα’/T、β’/Aの値を求め、この値が
最大となる周波数及び検出方式を選択し、検査用として
設定することとなる。
【0066】<第4実施形態>また、以下のように構成
してもよい。位相差を変化量として検出を行う検出方式
と、振幅レベルの減衰量を変化量として検出する検出方
式とのうち、包装箱の種類に応じた変化量が最適となる
検出方式と、このときの周波数とをそれぞれ記憶手段に
記憶しておく。図12では、この記憶構成の一例を示し
ており、「変化量が最適となる検出方式及び周波数」と
して、変化量が最大となる検出方式及び周波数を採用し
ている。即ち、包装箱の種類に応じて、変化量が最大と
なる検出方式と周波数を予め定めて記憶手段10Bに記
憶しておき、入力手段により入力された包装箱の種類に
応じて、その2つの検出方式と複数の異なる周波数のう
ち、記憶手段10Bに記憶された変化量が最大となる検
出形態及び周波数に設定することとなる。図12(a)
では、検出方式をA方式(位相差による検出方式)、B
方式(減衰量による検出方式)として、各包装箱の種類
について最適な検出方式を予め対応付けて記憶してお
り、同様に、各包装箱の種類に最適な周波数をも対応し
て記憶している。従って、種類を定めれば最良の検出方
式及び周波数が瞬時に定まることとなり、容易に、かつ
迅速に最良の初期設定を行うことが可能となる。なお、
図12(b)では、これら検出方式及び周波数に加え、
対応させてヘッド間距離をも記憶している例を示してい
る。従って、図4の処理に好適に用いられるデータ構成
となり、包装箱の種類が特定されれば検出方式、周波
数、ヘッド間距離がそれぞれ定まって、種類に対応した
最適な検査を容易に行うことができることとなる。
【0067】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態においては、上限及び下限の2つの
閾値を設けるようにしたが1つの閾値により過多又は過
少のいずれかを判定するようにしてもよい。 (2)上記実施形態においては、周波数の設定を制御に
より自動的に行うようにしたが、手動で行うようにして
もよい。 (3)第3実施形態や第4実施形態では、取得した変化
量や対応付けデータ(図12参照)を記憶手段10Bに
記憶するようにしているが、別の部分に記憶するように
してもよい。 (4)上記実施形態では、アルミ包装シートのみ、或い
はアルミ包装シートとピロ−パックが詰められているも
のを対象としたが、これら以外に例えば説明書等の他の
ものが詰められていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るアルミ包装シート
の箱詰枚数検査装置を概念的に示す概念図
【図2】図1の磁気センサ付近を拡大して示す拡大図
【図3】アルミ包装シートが詰められた包装箱の例を概
念的に示す概念図
【図4】ヘッド間距離設定処理の一例について示すフロ
ーチャート
【図5】閾値の設定方法について説明する説明図
【図6】閾値設定処理の一例について示すフローチャー
【図7】枚数判定処理の一例について示すフローチャー
【図8】枚数判定処理に用いる各種信号のタイミングを
示すタイミングチャート
【図9】図5とは異なる閾値の設定方法を説明する説明
【図10】周波数設定処理の一例について示すフローチ
ャート
【図11】図10とは異なる周波数設定処理の例を示す
フローチャート
【図12】包装箱の種類に応じて検出方式及び周波数を
定めるデータ構成について概念的に例示する説明図
【図13】受信信号の記憶構成、及び受信信号の積分値
について概念的に説明する説明図
【符号の説明】
1…検査装置 4…駆動手段(ヘッド間距離設定手段、距離制御手段) 5A…送信ヘッド 5B…受信ヘッド 6…光電検出器 10…制御装置(枚数判定手段、空箱判定手段、ヘッド
間距離設定手段、距離制御手段、距離情報記憶手段、閾
値設定手段、受信信号記憶手段、周波数設定手段、周波
数切り替え手段、検出方式記憶手段、演算手段) 12…入力手段 14…光電センサコントローラ 16…磁気センサコントローラ 31…包装箱 32…アルミ包装シート 32A…シート面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−293321(JP,A) 特開2000−309312(JP,A) 特開2002−46776(JP,A) 特開2000−317557(JP,A) 特開 平8−152302(JP,A) 特開 平8−29240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 57/10 G01B 7/10 G06M 7/00

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬品を包装したアルミ包装シートが包装
    箱に箱詰めされた状態で搬送装置により搬送される際
    に、その搬送される包装箱の内部の前記アルミ包装シー
    トの枚数を検査する検査装置であって、 交番磁束を発生させる送信ヘッドと、 この送信ヘッドとの間で前記包装箱内の前記アルミ包装
    シートのシート面を挟むようにして、前記送信ヘッドと
    対向して配置されると共に、前記送信ヘッドから発せら
    れて前記包装箱を透過した交番磁束を検出して受信信号
    を生成する受信ヘッドと、 この受信ヘッドにて生成される受信信号の変化に基づ
    き、前記包装箱内において前記アルミ包装シートが所定
    枚数あるか否かを判定する枚数判定手段とを備えたこと
    を特徴とするアルミ包装シートの箱詰枚数検査装置。
  2. 【請求項2】 前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとのヘ
    ッド間距離が変更可能に構成されると共に、そのヘッド
    間距離を設定するヘッド間距離設定手段を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のアルミ包装シートの箱詰枚
    数検査装置。
  3. 【請求項3】 前記包装箱の種類を入力する入力手段
    と、 前記包装箱の種類に応じた前記送信ヘッドと前記受信ヘ
    ッドとのヘッド間の距離情報を記憶する距離情報記憶手
    段を設け、 前記ヘッド間距離設定手段は、前記入力手段により入力
    された包装箱の種類に対応した前記ヘッド間の距離情報
    を前記距離情報記憶手段より読み出すと共に、そのヘッ
    ド間の距離情報に基づいて前記ヘッド間距離を設定する
    ように制御する距離制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項2に記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装
    置。
  4. 【請求項4】 前記送信ヘッド及び前記受信ヘッドの近
    傍において、前記包装箱の通過を検出し、その検出信号
    を生成する光電検出器を備え、 この光電検出器にて生成された検出信号と、前記受信ヘ
    ッドにて生成された前記受信信号とに基づいて、前記包
    装箱が空箱であるか否かを判定する空箱判定手段を備え
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装置。
  5. 【請求項5】 前記枚数判定手段は、前記受信ヘッドに
    て生成される前記受信信号と、所定の閾値とを比較する
    ことにより前記アルミ包装シートの枚数の判定を行うよ
    うに構成されており、 所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められている包装
    箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に配置され
    ているときの前記受信ヘッドにて生成される受信信号に
    基づいて、前記閾値を設定する閾値設定手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装置。
  6. 【請求項6】 前記閾値は、第1の閾値と第2の閾値を
    有してなり、 前記閾値設定手段は、前記送信ヘッドと前記受信ヘッド
    との間に所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められて
    いる包装箱が配置されているときの前記受信ヘッドにて
    生成される受信信号に応じた値を受信信号値とした場合
    に、その受信信号値が前記第1の閾値と前記第2の閾値
    との間に存在するようにそれら閾値を設定することを特
    徴とする請求項5に記載のアルミ包装シートの箱詰枚数
    検査装置。
  7. 【請求項7】 前記閾値設定手段は、 所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められている包装
    箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に配置され
    ているときの前記受信ヘッドにて生成される信号に応じ
    た値を第1の受信信号値とし、 他方、所定枚数以外の枚数の前記アルミ包装シートが詰
    められている包装箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッド
    との間に配置されているときの前記受信ヘッドにて生成
    される信号に応じた値を第2の受信信号値とした場合
    に、 前記第1の受信信号値と前記第2の受信信号値との間に
    前記第1の閾値を設定し、かつ、この第1の閾値との間
    で、前記第1の受信信号値が中央値となるようにして、
    前記第1の受信信号値を挟むように前記第2の閾値を設
    定することを特徴とする請求項6に記載のアルミ包装シ
    ートの箱詰枚数検査装置。
  8. 【請求項8】 前記枚数判定手段は、 前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に前記包装箱が
    位置していない状態を基準状態とした場合に、その基準
    状態における交番磁束に基づいて生成される基準受信信
    号と、前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間を前記包
    装箱が通過する際に、前記包装箱を透過した交番磁束に
    基づいて生成される検出受信信号との位相差に基づい
    て、前記包装箱内の前記アルミ包装シートの枚数を判定
    することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれ
    かに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装置。
  9. 【請求項9】 前記枚数判定手段は、 前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に前記包装箱が
    位置していない状態を基準状態とした場合に、その基準
    状態における交番磁束に基づいて生成される基準受信信
    号と、前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間を前記包
    装箱が通過する際に、前記包装箱を透過した交番磁束に
    基づいて生成される検出受信信号との振幅レベルの減衰
    量に基づいて、前記包装箱内の前記アルミ包装シートが
    所定枚数あるか否かを判定することを特徴とする請求項
    1ないし請求項7のいずれか記載のアルミ包装シートの
    箱詰枚数検査装置。
  10. 【請求項10】 前記送信ヘッドにて発生する交番磁束
    は、複数の異なる周波数に変更可能となるよう構成され
    るとともに、その交番磁束の周波数を設定する周波数設
    定手段が設けられ、 前記周波数設定手段は、 前記複数の異なる周波数に切り替える周波数切り替え手
    段と、その切り替えたそれぞれの周波数に対応して、前
    記送信ヘッド及び前記受信ヘッドの間に前記包装箱が配
    置されているときの前記受信ヘッドにて生成される受信
    信号を記憶する受信信号記憶手段と、 この受信信号記憶手段に記憶された受信信号に基づき、
    前記複数の異なる周波数において各周波数毎に、位相差
    及び振幅レベルの減衰量のうちの少なくとも一方の変化
    量を求める演算手段とを備えると共に、 この求められた変化量のうち最適な変化量に対応する周
    波数を、検査用の周波数として設定することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のアルミ包
    装シートの箱詰枚数検査装置。
  11. 【請求項11】 前記包装箱の種類を入力する入力手段
    と、 前記位相差を変化量として検出を行う検出方式と、前記
    振幅レベルの減衰量を変化量として検出する検出方式と
    のうち、前記包装箱の種類に応じた前記変化量が最適と
    なる検出方式と、この最適となるときの周波数とをそれ
    ぞれ記憶する検出方式記憶手段とを備えると共に、 前記2つの検出方式と複数の異なる周波数のうち、前記
    入力手段により入力された前記包装箱の種類に応じて、
    前記検出方式記憶手段に記憶された変化量が最適となる
    検出方式及び周波数に設定することを特徴とする請求項
    10に記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査装置。
  12. 【請求項12】 薬品を包装したアルミ包装シートが包
    装箱に箱詰めされた状態で、搬送装置により搬送させる
    前記包装箱内部の前記アルミ包装シートの枚数を検査す
    る方法であって、 前記包装箱を挟むように、かつ、前記アルミ包装シート
    のシート面に対して交差する方向に、送信ヘッドと受信
    ヘッドとを対向して配置し、 前記送信ヘッドから発せられ前記包装箱を透過した交番
    磁束を前記受信ヘッドにて検出して受信信号を生成し、 この受信ヘッドにて生成される受信信号の変化に基づ
    き、前記包装箱内において前記アルミ包装シートが所定
    枚数あるか否かを枚数判定手段により判定することを特
    徴とするアルミ包装シートの箱詰枚数検査方法。
  13. 【請求項13】 前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの
    ヘッド間距離が変更可能に構成されると共に、ヘッド間
    距離設定手段により前記ヘッド間距離を設定することを
    特徴とする請求項12に記載のアルミ包装シートの箱詰
    枚数検査方法。
  14. 【請求項14】 前記包装箱の種類を入力する入力手段
    と、前記包装箱の種類に応じた前記送信ヘッドと前記受
    信ヘッドとのヘッド間の距離情報を記憶する距離情報記
    憶手段を用い、 前記入力手段により入力された包装箱の種類に対応した
    前記ヘッド間の距離情報を前記距離情報記憶手段より読
    み出すと共に、そのヘッド間の距離情報に基づいて前記
    ヘッド間距離を設定するように制御することを特徴とす
    る請求項13に記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査
    方法。
  15. 【請求項15】 前記送信ヘッド及び前記受信ヘッドの
    近傍において、前記包装箱の通過を検出し、その検出信
    号を生成する光電検出器を用い、 この光電検出器にて生成された検出信号と、前記受信ヘ
    ッドにて生成された前記受信信号とに基づいて、前記包
    装箱が空箱であるか否かを判定することを特徴とする請
    求項12ないし請求項14のいずれかに記載のアルミ包
    装シートの箱詰枚数検査方法。
  16. 【請求項16】 前記受信ヘッドにて生成される前記受
    信信号と、所定の閾値とを比較することにより前記アル
    ミ包装シートの枚数の判定を前記枚数判定手段により行
    い、 所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められている包装
    箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に配置され
    ているときの前記受信ヘッドにて生成される受信信号に
    基づいて、前記閾値を閾値設定手段により設定すること
    を特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれかに
    記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査方法。
  17. 【請求項17】 前記閾値として、第1の閾値と第2の
    閾値とを用い、 前記閾値設定手段は、前記送信ヘッドと前記受信ヘッド
    との間に所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められて
    いる包装箱が配置されているときの前記受信ヘッドにて
    生成される受信信号に応じた値を受信信号値とした場合
    に、その受信信号値が前記第1の閾値と前記第2の閾値
    との間に存在するようにそれら閾値を設定することを特
    徴とする請求項16に記載のアルミ包装シートの箱詰枚
    数検査方法。
  18. 【請求項18】 前記閾値設定手段は、 所定枚数の前記アルミ包装シートが詰められている包装
    箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に配置され
    ているときの前記受信ヘッドにて生成される信号に応じ
    た値を第1の受信信号値とし、 他方、所定枚数以外の枚数の前記アルミ包装シートが詰
    められている包装箱が前記送信ヘッドと前記受信ヘッド
    との間に配置されているときの前記受信ヘッドにて生成
    される信号に応じた値を第2の受信信号値とした場合
    に、 前記第1の受信信号値と前記第2の受信信号値との間に
    前記第1の閾値を設定し、かつ、この第1の閾値との間
    で、前記第1の受信信号値が中央値となるようにして、
    前記第1の受信信号値を挟むように前記第2の閾値を設
    定することを特徴とする請求項17に記載のアルミ包装
    シートの箱詰枚数検査方法。
  19. 【請求項19】 前記枚数判定手段は、 前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に前記包装箱が
    位置していない状態を基準状態とした場合に、その基準
    状態における交番磁束に基づいて生成される基準受信信
    号と、前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間を前記包
    装箱が通過する際に、前記包装箱を透過した交番磁束に
    基づいて生成される検出受信信号との位相差に基づい
    て、前記包装箱内の前記アルミ包装シートの枚数を判定
    することを特徴とする請求項12ないし請求項18のい
    ずれかに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査方法。
  20. 【請求項20】 前記枚数判定手段は、 前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間に前記包装箱が
    位置していない状態を基準状態とした場合に、その基準
    状態における交番磁束に基づいて生成される基準受信信
    号と、前記送信ヘッドと前記受信ヘッドとの間を前記包
    装箱が通過する際に、前記包装箱を透過した交番磁束に
    基づいて生成される検出受信信号との振幅レベルの減衰
    量に基づいて、前記包装箱内の前記アルミ包装シートが
    所定枚数あるか否かを判定することを特徴とする請求項
    12ないし請求項18のいずれか記載のアルミ包装シー
    トの箱詰枚数検査方法。
  21. 【請求項21】 前記送信ヘッドにて発生する交番磁束
    は、複数の異なる周波数に変更可能となるよう構成され
    るとともに、その交番磁束の周波数を設定する周波数設
    定手段を用い、 この周波数設定手段において、 前記複数の異なる周波数に切り替える周波数切り替え手
    段と、その切り替えたそれぞれの周波数に対応して、前
    記送信ヘッド及び前記受信ヘッドの間に前記包装箱が配
    置されているときの前記受信ヘッドにて生成される受信
    信号を記憶する受信信号記憶手段と、前記受信信号記憶
    手段に記憶された受信信号に基づき、前記複数の異なる
    周波数において各周波数毎に、位相差及び振幅レベルの
    減衰量のうちの少なくとも一方の変化量を求める演算手
    段とを設け、さらに、この求められた変化量のうち最適
    な変化量に対応する周波数を、検査用の周波数として設
    定することを特徴とする請求項12ないし請求項20の
    いずれかに記載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査
  22. 【請求項22】 前記位相差を変化量として検出を行う
    検出方式と、前記振幅レベルの減衰量を変化量として検
    出する検出方式とのうち、前記包装箱の種類に応じた前
    記変化量が最適となる検出方式と、この最適となるとき
    の周波数とをそれぞれ検出方式記憶手段に記憶してお
    き、 所定の入力手段により前記包装箱の種類が入力された場
    合に、その入力された前記包装箱の種類に応じて、前記
    2つの検出方式と複数の異なる周波数のうち、前記検出
    方式記憶手段に記憶された変化量が最適となる検出方式
    及び周波数に設定することを特徴とする請求項21に記
    載のアルミ包装シートの箱詰枚数検査方法。
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