JP3458857B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP3458857B2
JP3458857B2 JP2002349358A JP2002349358A JP3458857B2 JP 3458857 B2 JP3458857 B2 JP 3458857B2 JP 2002349358 A JP2002349358 A JP 2002349358A JP 2002349358 A JP2002349358 A JP 2002349358A JP 3458857 B2 JP3458857 B2 JP 3458857B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を出力す
るコンピュータとの間で通信を可能にしたディスプレイ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータ端末等のディスプレ
イ装置では、画面の表示位置や表示サイズ、及び表示す
べき映像信号の偏向周波数が多種多様となっている。こ
のため、コンピュータ端末等のディスプレイ装置として
は、1台で各種の映像信号(ビデオ信号)に対応可能な
ディスプレイ装置が使用されるようになってきた。
【0003】この種のディスプレイ装置としては、マイ
クロコンピュータやメモリLSIなどを用いて、映像信
号の各種類毎に最適な画面表示を提供しようとするもの
があり、この様な従来例としては、例えば、特開平1−
321475号公報に記載のものなどを挙げることがで
きる。
【0004】この従来技術では、予め、映像信号の種類
毎に画面の表示位置及び表示サイズ情報を記憶している
メモリを、マイクロコンピュータなどで制御し、入力映
像信号に応じた最適な画面の表示位置及び表示サイズ情
報を、そのメモリより読み出し、その読み出された情報
に基づきディスプレイ装置の偏向回路などを制御する。
また、ディスプレイ装置に入力された映像信号が既知の
ものでない場合には、上記メモリには対応する情報が保
持されていないので、ディスプレイ装置の前面等に配さ
れる調整スイッチなどを操作し、画面の表示位置及び表
示サイズ等の調整情報の入力を行う。この入力情報に基
づき上記マイクロコンピュータなどの制御回路が偏向な
どの制御情報を作成し、調整が行われる。
【0005】上記従来技術は、ディスプレイ装置側で入
力映像信号に合わせて、最適な画面表示を得ようとする
ものであるが、その他の従来技術として、コンピュータ
本体側から制御して表示状態を切り換えるようにしたも
のがあり、この様な従来例としては、特公平2−601
93号公報に記載のものなど挙げることができる。この
従来例では、コンピュータ本体が、映像信号の帰線消去
期間に判別パルスを重畳して出力し、ディスプレイ装置
がその判別パルスを基に偏向周波数を切り換えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した2つの従来技
術のうち、前者の従来技術においては、画面の表示位置
及び表示サイズ等の制御はすべてディスプレイ装置側で
管理されるため、調整の必要あるいは要求が生じたとき
には、コンピュータ本体に接続されたキーボード等の入
力装置からいちいち手を離して、ディスプレイ装置の調
整スイッチなどに手を延ばして操作する必要があり、使
い勝手の面で煩わしさがあった。
【0007】また、後者の従来技術においては、コンピ
ュータ本体に接続されたキーボード等の入力装置から操
作することができるが、単に偏向周波数を2値でしか切
り換えることができないため、コンピュータの利用者が
必要とする表示状態を十分得ることが出来ないという問
題点があった。
【0008】本発明の目的は、コンピュータとの間で通
信を可能にして使い勝手を向上せしめたディスプレイ装
置を提供することに有る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、外部コンピュータから出力された映像
信号に基づき映像を表示するディスプレイ装置におい
て、前記外部コンピュータから、表示画面を制御するた
めの制御信号を受信する受信部と、該受信部が前記制御
信号を受信したことを前記コンピュータに通知するため
の受信確認信号を送信する送信部とを設けたことを特徴
とするものである。また、更に制御データを記憶するメ
モリを設け、前記制御信号によって該メモリから制御デ
ータを読み出すようにしてもよい。更にまた、前記送信
部は、更に前記ディスプレイ装置に状態に関する信号を
送信するように構成してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示
すブロック図である。同図において、1aはコンピュー
タ本体を示しており、この中で11はCPU、12はコ
ンピュータ本体1aに接続されたキーボード(図示せ
ず)から入力される各種命令を処理するキーボードコン
トローラ、13はメモリ回路、14は周辺機器との接続
を行う為の入出力ポート、15はディスプレイ装置を駆
動するための映像信号及び同期信号を発生する表示制御
回路、16は表示制御回路15から出力された映像信号
または同期信号に制御信号を重畳する制御信号重畳回
路、17はフロッピディスク駆動回路、である。また、
1bはディスプレイ装置を示しており、この中で18は
制御信号重畳回路16から出力された映像信号または同
期信号から前記制御信号を抽出する制御信号抽出回路、
19は制御信号抽出回路18により抽出された制御信号
をもとに所定の回路に対する調整信号を発生するディス
プレイ制御回路、20はビデオ回路、21は偏向回路、
22は映像を表示するための陰極線管、である。
【0011】図1の動作は以下のようになる。コンピュ
ータ本体1aにおいて、制御信号重畳回路16を除く部
分は従来のパーソナルコンピュータやワークステーショ
ンなどの一般的な構成と同様である。
【0012】先ず、コンピュータ本体1aに接続された
キーボードから、コンピュータの利用者が、ディスプレ
イ装置1bの表示画面を調整するための制御命令を入力
すると、キーボードコントローラ12がその制御命令を
ディジタル符号化し、その後、CPU11がその制御命
令を認識して、制御信号重畳回路16の制御を行う。
【0013】制御信号重畳回路16では、前記制御命令
に対応した制御信号を作成して、表示制御回路15で発
生された、ディスプレイ装置1bを駆動するための映像
信号あるいは同期信号の垂直帰線期間に重畳する。
【0014】次に、ディスプレイ装置1bの制御信号抽
出回路18が、制御信号重畳回路16から出力された映
像信号あるいは同期信号から、重畳された制御信号を抽
出して、ディスプレイ制御回路19へ出力すると共に、
映像信号をビデオ回路20へ、同期信号を偏向回路21
へそれぞれ出力する。
【0015】ディスプレイ制御回路19では、入力され
た制御信号をもとに、ビデオ回路20及び偏向回路21
に対する調整信号を発生し、ビデオ回路20及び偏向回
路21を調整する。この様にして、表示画面の調整が行
なわれ、陰極線管22に表示される映像はコンピュータ
利用者の所望するものとなる。
【0016】図2は図1の制御信号重畳回路16の一具
体例を示すブロック図であり、図3は図2の要部信号の
波形を示す波形図である。図2において、161はアド
レスデコーダ、162はデータラッチ回路、163はパ
ルスのエッジ検出回路、164はシフトレジスタ回路、
165及び170はアンド回路、166は信号レベルを
変換するレベル変換回路、167はアナログスイッチ、
168はクロックパルスを17個計数するカウンタ回
路、169はセットリセットタイプのフリップフロップ
回路(以下、RSFF回路という)である。
【0017】同図の動作は次のようになる。前述したよ
うに、コンピュータ本体1aに接続されたキーボードか
ら、コンピュータの利用者が、ディスプレイ装置1bの
表示画面を調整するための制御命令を入力すると、キー
ボードコントローラ12がその制御命令をディジタル符
号化し、その後、CPU11がその制御命令を認識し
て、制御信号重畳回路16に対し、コンピュータバスを
介して制御データを送る。
【0018】アドレスデコーダ161は、送られてきた
制御データがディスプレイ装置1bの表示画面を調整す
るための制御データの場合には、その制御データをデー
タラッチ回路162に取り込ませる。次に、エッジ検出
回路163は、垂直同期信号Vsの先頭部分を水平同期
信号Hsを用いて検出し、このエッジ検出パルスをシフ
トレジスタ回路164、カウンタ回路168及びRSF
F回路169に出力する。
【0019】カウンタ回路168では、エッジ検出パル
スをリセット信号とし、水平同期信号Hsをクロック信
号として、その立ち上がりで計数動作をし、リセット信
号入力後17クロック計数すると、キャリー出力をRS
FF回路169のリセット入力端子に送る。従って、R
SFF回路169からは、図3に示すVゲートパルスが
出力される。このVゲートパルスのハイレベルの期間に
ディスプレイ装置1bに対する制御信号が重畳される。
【0020】一方、シフトレジスタ回路164は、エッ
ジ検出回路163からのエッジ検出パルスにより、デー
タラッチ回路162に保持されている制御データを読み
込んでくる。次に、シフトレジスタ回路164は、アン
ド回路170によりVゲートパルスのハイレベルの期間
だけ出力される水平同期信号Hsをクロック信号として
シフト動作を行い、図3に示す制御データを出力する。
【0021】更に、この制御データは、アンド回路16
5で水平同期信号Hsとの積を取られた後、レベル変換
回路166により映像信号レベルに変換され、スイッチ
回路167に入力される。スイッチ回路167の他方の
入力には、映像信号のうち、B(青色)映像信号が入力
され、前記Vゲートパルスをスイッチ切り換え制御信号
として、ハイレベルの期間はレベル変換回路166の出
力を、また、それ以外のローレベルの期間ではB映像信
号を選択し、図3に示すような制御信号の重畳されたB
映像信号を得ることができる。ここでは、色の視覚感度
が低いB映像信号に制御信号を重畳しているが、それ以
外のR(赤色),G(緑色)映像信号や同期信号に重畳
してもかまわない。
【0022】次に、図4は図1の制御信号抽出回路18
及びディスプレイ制御回路19の一具体例を示すブロッ
ク図であり、図5は図4の要部信号の波形を示す波形図
である。
【0023】図4において、401は分配器、402は
ローパスフィルタ(以下、LPFという)、403はレ
ベル変換回路、404と405はバッファ、406は1
7カウント回路、407はRSFF回路、408と40
9はアンド回路、410はインバータ、411は16段
シフトレジスタ回路、412はデコーダ回路、413は
D/A変換回路(以下、DACという)、414はエッ
ジ検出回路、である。
【0024】以下、図4の動作について図5を用いて説
明する。制御信号重畳回路16からのB映像信号は、分
配器401に入力され、2つに分配されて、一方は他の
映像信号と共に図1に示したビデオ回路20に出力さ
れ、他方はLPF402に出力される。LPF402に
入力されたB映像信号は、LPF402で、B映像信号
中のノイズ等の不要周波数成分が除去され、その後、次
段のレベル変換回路403で、ディジタル信号レベルに
変換される。
【0025】また、垂直同期信号Vsは、バッファ40
4を経て、エッジ検出回路414に入力され、そこで、
先頭エッジが検出され、図5に示すエッジ検出パルス4
18として、17カウント回路406、RSFF回路4
07、16段シフトレジスタ回路411にそれぞれ出力
される。
【0026】先ず、17カウント回路406では、エッ
ジ検出パルス418によりリセットがかかると、バッフ
ァ405を介して入力される水平同期信号Hsを計数用
クロックとして計数動作を行い、その立ち上がりを17
クロック数えると、17検出パルスを出力する。次に、
RSFF回路407では、エッジ検出パルス418をセ
ット信号として、17検出パルスをリセット信号として
それぞれ受け取り、図5に示すVゲートパルス419を
作成する。
【0027】アンド回路408は、レベル変換回路40
3の出力とRSFF回路407からのVゲートパルスと
の積を取り、B映像信号に重畳された制御信号420を
抜き出して出力する。また、もう一つのアンド回路40
9は、上記Vゲートパルスとインバータ410で論理反
転したバッファ405からの水平同期信号Hsとの積を
取り、16段シフトレジスタ回路411とDAC413
用のクロック信号を作る。
【0028】16段シフトレジスタ回路411は、エッ
ジ検出パルス418により保持内容をリセットし、前記
制御信号420をアンド回路409からのクロック信号
により順次保持して行く。デコーダ回路412では、1
6段シフトレジスタ回路411の初段、2段、15段、
16段目の保持値をデコードし、制御信号420中のス
タートビット,ストップビットを検出すると、図5に示
すDAC413用のロードパルス422を出力する。ま
た、16段シフトレジスタ回路411の2段目の出力
は、図5に示すDAC413のシリアルデータ421と
して用いる。
【0029】DAC413は、シリアルデータ入力で多
チャンネル内蔵タイプのD/A変換器であって、図5に
示すシリアルデータ421内のDAC制御アドレスに従
い、複数の内蔵D/A変換器のうち、いずれかを選択
し、制御データ部分の値によってD/A変換出力値を更
新する。この際、シリアルデータ421を、アンド回路
409からのクロック信号に同期して順次取り込んで行
き、デコーダ回路412からのロードパルス422の立
ち上がり部分で取り込みデータを確定する。
【0030】こうして、DAC413から調整信号とし
て出力される調整電圧もしくは調整電流により、図1に
示したビデオ回路20及び偏向回路21の調整を行うこ
とができる。
【0031】次に、図6は図1の制御信号抽出回路18
及びディスプレイ制御回路19の他の具体例を示すブロ
ック図である。同図において、601はセレクタ、60
2はワンチップマイクロコンピュータ(以下、マイコン
という)、603は書き込み可能な読み出し専用メモリ
(以下、EEPROMという)であり、その他、図4と
同一番号は同一機能を有する。
【0032】同図の動作は以下のようになる。アンド回
路408によりB映像信号中に重畳されている制御信号
を抽出し、アンド回路409により16段シフトレジス
タ回路411の書き込み用のクロック信号を作成する部
分までは、図4の場合とまったく同様の動作である。こ
の具体例では、マイコン602を用いて、図1に示すコ
ンピュータ本体1a側から送られてくるディスプレイ装
置1bに対する制御信号を処理している。
【0033】先ず、通常、マイコン602は、セレクタ
601を制御し、アンド回路409からの書き込み用の
クロック信号を選択させ、16段シフトレジスタ回路4
11に上記制御信号を書き込ませる。この時、マイコン
602には、エッジ検出回路414からのエッジ検出パ
ルスが割り込み信号として入力され、所定時間経過後に
は、セレクタ601を制御してマイコン602からの読
み出し用のクロック信号を選択させるようにする。
【0034】16段シフトレジスタ回路411に保持さ
れていた制御信号は、マイコン602からの読み出し用
のクロック信号により順次読み出され、マイコン602
に入力される。マイコン602では、取り込んだ信号が
正しい制御信号である場合には、DAC413に制御デ
ータを出力し、ディスプレイ装置1b内の所定の回路の
調整を行う。また、この制御データはEEPROM60
3にも書き込まれ、次回、ディスプレイ装置1bの電源
投入時などに、EEPROM603からその制御データ
が読み出されて、所定の調整が行われる。
【0035】また、この具体例では、予め、EEPRO
M603に制御データを格納しておくことにより、コン
ピュータ本体1a側からの制御信号に合わせて、必用な
制御データを読み出すことができる。従って、キーボー
ドからの制御命令の他に、コンピュータ本体動作用のソ
フトウェア上に、予め、ディスプレイ装置1bに対する
制御情報をプログラムしておくことで、ソフトウェア毎
への対応も可能となる。
【0036】なお、以上説明したように、本実施例で
は、制御信号を映像信号または同期信号の垂直帰線期間
などに重畳する方式を用いる場合について説明したが、
制御信号として、映像信号の直流レベル自体を用いるこ
ともできる。この場合、制御信号抽出回路18では、映
像信号の直流レベルを再生し、この電圧値に合わせてデ
ィスプレイ装置1bの所定回路の調整を行なうようにす
れば良い。また、本実施例では、ディスプレイ装置1b
のビデオ回路20及び偏向回路21を調整する例につい
て述べているが、その他に高圧回路部分を制御してフォ
ーカス等の調整を行うことも、もちろん可能である。
【0037】図7は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、1cは図1に示したコンピ
ュータ本体とは別のコンピュータ本体を示しており、こ
の中で70は制御信号作成回路である。また、1dは図
1に示したディスプレイ装置とは別のディスプレイ装置
を示しており、この中で71は図1に示したディスプレ
イ制御回路19とは別のディスプレイ制御回路である。
その他、図1と同一番号は同一機能を示す。
【0038】以下、図7の動作について簡単に説明す
る。同図では、映像信号及び同期信号は一般的なパーソ
ナルコンピュータやワークステーションと同様な表示制
御回路15から出力される。
【0039】ここで、コンピュータ本体1cに接続され
たキーボード(図示せず)から、コンピュータの利用者
が、ディスプレイ装置1dの表示画面を調整するための
制御命令を入力すると、その制御命令は、キーボードコ
ントローラ12,CPU11を介し、コンピュータバス
を経て制御信号作成回路70に送られる。
【0040】制御信号作成回路70では、その制御命令
を保持し、その制御命令に対応した制御信号を作成し
て、ディスプレイ装置1dに適当なタイミングで出力す
る。この際の出力方式としては、例えば、RS−232
C、GP−IB、セントロニクス、SCSIなどの既存
のインターフェイスを用いることが可能である。従っ
て、制御信号作成回路70には該当するインターフェイ
ス回路が含まれている。
【0041】次に、ディスプレイ装置1bのディスプレ
イ制御回路71が、制御信号作成回路70から出力され
た制御信号を、ディスプレイ制御回路71に含まれる、
上記インターフェイス回路と同様のインターフェイス回
路を介して入力し、その制御信号をもとに、ビデオ回路
20及び偏向回路21に対する調整信号としての調整電
圧もしくは調整電流を発生して、ビデオ回路20及び偏
向回路21を調整する。
【0042】本実施例では、制御信号のやりとりを汎用
インターフェイスで行うため、ディスプレイ装置1d側
とコンピュータ本体1c側で双方向の通信が可能であ
る。このため、ディスプレイ装置1dが制御信号を正し
く受け取ったか、現時点のディスプレイ装置1dの制御
状態がどの様になっているか、またはディスプレイ装置
1d側が正常に動作しているかなどをモニターすること
も可能である。
【0043】図8は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、1eは図1,図7に示した
コンピュータ本体とは別のコンピュータ本体を示してお
り、その中で81はディスプレイ表示イメージの画像デ
ータを作成する表示処理回路、82はインターフェイス
回路である。1fは図1,図7に示したディスプレイ装
置とは別のディスプレイ装置を示しており、83はイン
ターフェイス回路、84はディスプレイ装置1bを駆動
するための各種信号を作成するディスプレイコントロー
ラである。なお、インターフェイス回路(以下、I/F
回路)82,83は、コンピュータ本体1e内の表示処
理回路81とディスプレイ装置1f内のディスプレイコ
ントローラ84との信号の授受を行う為のものである。
また、その他、図1及び図7と同一番号は同一機能を示
すものである。
【0044】以下、図8の動作について簡単に説明す
る。CPU11から発せられる画像処理命令は、コンピ
ュータバスを経て、表示処理回路81へ送られる。表示
処理回路81では、その画像処理命令を受け取り、ディ
スプレイ表示イメージの画像データを作成する。
【0045】この際、コンピュータ本体1eに接続され
たキーボード(図示せず)から、コンピュータの利用者
が、ディスプレイ装置1fの表示画面を調整するための
制御命令を入力すると、その制御命令は、キーボードコ
ントローラ12,CPU11を介し、コンピュータバス
を経て表示処理回路81へ送られる。表示処理回路81
では、その制御命令が送られてくると、画像データ領域
外の所定の箇所に制御信号を作成する。
【0046】この様にして作成された画像データと制御
信号は、I/F回路82で所定のインターフェイス仕
様、例えば、転送レートの大きいSCSI規格などに対
応して、画像情報としてディスプレイ装置1fに向けて
出力される。
【0047】ディスプレイ装置1fでは、I/F回路8
3がI/F回路82からの画像情報を入力し、ディスプ
レイコントローラ84に順次送る。ディスプレイコント
ローラ84は、送られてきた画像情報を順次内部メモリ
に書き込み、書き込んだ画像情報のうち、画像データ部
分よりR、G、Bの各映像信号と同期信号を作成する。
また、画像情報の中に上記制御信号が存在すれば、ビデ
オ回路20及び偏向回路21に対する調整信号としての
調整電圧もしくは調整電流を発生して、ビデオ回路20
及び偏向回路21を調整する。
【0048】更に、ディスプレイコントローラ84は、
所定時間内にその内部メモリに書き込まれた画像情報が
更新されない場合には、ビデオ回路20を制御して、映
像信号の振幅を最小レベルとすることで、陰極線管22
の焼き付きを防止する。
【0049】本実施例においても、コンピュータ本体1
eとディスプレイ装置1f間のインターフェイスは双方
向性を有するため、コンピュータ本体1e側から画像デ
ータや制御信号を送るばかりでなく、ディスプレイ装置
1f側からも受信確認の合図や動作状況の報告などの送
信が可能となる。また、コンピュータ本体1eとディス
プレイ装置1f間の接続がインターフェイスケーブル1
本となるので、接続の煩わしさなども解消できる。
【0050】図9は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、1gは図1,図7,図8に
示したコンピュータ本体とは別のコンピュータ本体を示
しており、その中で91は変調回路である。1hは図
1,図7,図8に示したディスプレイ装置とは別のディ
スプレイ装置を示しており、その中で92はディスプレ
イ制御回路、93は復調回路、94及び95は電源プラ
グ、である。その他、図1と同一番号は同一機能を有す
るものである。
【0051】図9の動作は以下のようになる。コンピュ
ータ本体1gに接続されたキーボード(図示せず)か
ら、コンピュータの利用者が、ディスプレイ装置1hの
表示画面を調整するための制御命令を入力すると、その
制御命令は、キーボードコントローラ12を介してCP
U11に送られる。CPU11では、その制御命令を処
理し、その制御命令に対応した制御信号を、コンピュー
タバスを経て変調回路91に対し送る。変調回路91
は、受け取った制御信号を変調し、AC電源に重畳した
後、電源プラグ94より電源ラインを通して、ディスプ
レイ装置1h側に伝送する。
【0052】ディスプレイ装置1hでは、電源ラインを
通して電源プラグ95からAC電源が供給されると、復
調回路93において、AC電源に重畳されている変調さ
れた制御信号を復調し、元の制御信号を再生する。再生
された制御信号は、ディスプレイ制御回路92に入力さ
れ、ディスプレイ制御回路92は、その制御信号の指示
内容に従って、ビデオ回路20及び偏向回路21に対す
る調整信号としての調整電圧もしくは調整電流を発生し
て、ビデオ回路20及び偏向回路21を調整する。
【0053】この様にして、本実施例では、電源ライン
を通してディスプレイ装置1hに対する制御信号を伝送
するため、制御信号用の信号線を増やすこと無く、ディ
スプレイ装置1hの制御を行うことができる。
【0054】図10は本発明の第5の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、1iは一般的なパーソナ
ルコンピュータやワークステーションを示すコンピュー
タ本体を示しており、また、1iは図1,図7,図8,
図9に示したディスプレイ装置とは別のディスプレイ装
置を示しており、その中で101はコマンド識別回路、
102はディスプレイ制御装置、である。1kはコンピ
ュータ本体1i及びディスプレイ装置1jに接続される
キーボードを示している。その他、図1と同一番号は同
一機能を示す。
【0055】図10の動作は以下のようになる。図10
では、コンピュータの利用者がキーボード1kを操作す
ると、キー入力信号はコンピュータ本体1iと更にディ
スプレイ装置1jに入力される。このうち、ディスプレ
イ装置1jでは、キー入力信号をコマンド識別回路10
1において処理し、そのキー入力信号がディスプレイ装
置1jの表示画面を調整するための制御命令である場合
には制御信号として取り出す。ディスプレイ制御回路1
02は、その制御信号の指示内容に従って、ビデオ回路
20及び偏向回路21に対する調整信号としての調整電
圧もしくは調整電流を発生して、ビデオ回路20及び偏
向回路21を調整する。
【0056】本実施例では、コンピュータ本体1iでデ
ィスプレイ装置1jに対する制御信号を作成することが
ないので、コンピュータ本体1i側のCPUにかかる負
担は全く無い。この様にして、コンピュータの利用者は
ディスプレイ装置1jに直接触れることなく、キーボー
ド1kから制御することが可能となる。
【0057】ここで、キーボード1kからディスプレイ
装置1jに接続される信号線としては、コンピュータ本
体1iに接続するものをそのまま分配しても良いし、ま
たは、ディスプレイ装置1jに対する制御命令だけを取
り扱う専用の信号線としても構わない。前者の場合は、
キーボード1kとして一般的なものがそのまま利用でき
る。また、後者の場合には、キーボード1kにディスプ
レイ制御用の専用キーを付加することとなる。
【0058】更に、キーボード1kとディスプレイ装置
1j間の接続線を減らすために、赤外線等を用いたリモ
ートコントロール回路を使用することで、配線による煩
わしさを抑えることができる。また、本実施例では、制
御命令の入力手段としてキーボード1kを使用している
が、マウスやタッチパネル、ライトペン、などの入力装
置を用いることももちろん可能である。
【0059】本発明によれば、ディスプレイ装置におけ
使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の制御信号重畳回路16の一具体例を示す
ブロック図である。
【図3】図2の要部信号の波形を示す波形図である。
【図4】図1の制御信号抽出回路18及びディスプレイ
制御回路19の一具体例を示すブロック図である。
【図5】図4の要部信号の波形を示す波形図である。
【図6】図1の制御信号抽出回路18及びディスプレイ
制御回路19の他の具体例を示すブロック図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の第5の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1a,1c,1e,1g,1i…コンピュータ本体、1
b,1d,1f,1h,1j…ディスプレイ装置、16
…制御信号重畳回路、18…制御信号抽出回路、19,
71,92,102…ディスプレイ制御回路、70…制
御信号作成回路、81…表示処理回路、84…ディスプ
レイコントローラ、91…変調回路、92…復調回路、
1k…キーボード、101…コマンド識別回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−127688(JP,A) 特開 昭60−134593(JP,A) 「The CALIBRATOR」カ タログ「The CALIBRATOR explained part 1」,ベルギー,BARCO社,1990年 4月30日 NASA Tech Brief,米 国,1988年 4月30日,P246−247 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を出力する外部コンピュータと接
    続可能に構成され、該映像信号に基づいて映像の表示を
    行うディスプレイ装置において、 前記コンピュータから、該コンピュータ内のプログラム
    により生成される制御信号とを受信するとともに、該制
    御信号を受信したことを前記外部コンピュータに通知す
    るための受信確認信号を送信する送受信部と、 表示に関する制御データが予め記憶される記憶手段と、 を備え、前記送受信部で受信した前記コンピュータから
    の制御信号によって前記記憶手段に記憶された制御デー
    タが読み出され、該読み出された制御データに対応する
    表示が行われるように構成したことを特徴とするディス
    プレイ装置。
  2. 【請求項2】映像信号を出力する外部コンピュータと接
    続可能に構成され、該映像信号に基づいて映像の表示を
    行うディスプレイ装置において、 前記コンピュータから、該コンピュータ内のプログラム
    により生成される制御信号とを受信する受信部と、 前記受信部で前記制御信号を受信したことを前記外部コ
    ンピュータに通知するための受信確認信号を送信する送
    信部と、 表示に関する制御データが予め記憶される記憶手段と、 を備え、前記受信部で受信した前記コンピュータからの
    制御信号によって前記記憶手段に記憶された制御データ
    が読み出され、該読み出された制御データに対応する表
    示が行われるように構成したことを特徴とするディスプ
    レイ装置。
  3. 【請求項3】前記外部コンピュータ内のプログラムは、
    該コンピュータ本体動作用のソフトウェアに予めプログ
    ラムされたものであることを特徴とする請求項1または
    2に記載のディスプレイ装置。
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