JP3457637B2 - 電池種別検出装置 - Google Patents

電池種別検出装置

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JP3457637B2 JP2000294407A JP2000294407A JP3457637B2 JP 3457637 B2 JP3457637 B2 JP 3457637B2 JP 2000294407 A JP2000294407 A JP 2000294407A JP 2000294407 A JP2000294407 A JP 2000294407A JP 3457637 B2 JP3457637 B2 JP 3457637B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池種別検出装置
に関し、特に、電池充電用端子と電池種別を認識するた
めの端子とを兼用して、電池種別を検出する機能を有す
ることを実現した電池種別検出装置に関する。
【0002】
【発明の概要】図1に示す回路図おいて、電池パック2
側には、装置1と接続するための電池側充電端子20
1、外部充電器と接続するための充電器側+端子20
4、電池種別により異なる抵抗値である電池種別検出用
抵抗RB 207を有する。抵抗RB207は、装置1に
電池パック2を装着した場合には、装置側充電端子10
1と装置側−端子103との間に配置され、充電端子と
兼用されている。
【0003】装置1に電池パック2が装着され、外部充
電器の接続がない時に、CPU112が種別検出イネー
ブル信号IND=“L”レベルから“H”レベルに制御
したときに、電池種別により抵抗値が異なる電池種別検
出用抵抗RB 207、抵抗RH 123、抵抗RA 124
により、装置1側のFET122のゲートにて、“L”
レベル、或は“H”レベルを検出させ、FET122の
ドレイン側に検出信号SELを出力させる。SEL信号
をCPU112に入力させて電池種別をCPU112に
認識させる。予め記憶されている各電池種別における電
池電圧により、電池残量レベルを正しく認識することが
可能となる。
【0004】
【従来の技術】第1の従来例として挙げられる特開平1
1−3732号公報に開示された『電池識別装置』にお
いては、1次電池(充電出来ない電池)と2次電池(充
電可能な電池)の放電特性の違いを利用して、電池を装
置に装着してから一定時間経過した後に、その前後の電
位差にて、予め記憶された放電特性から、1次電池か2
次電池かを判断し、2次電池であれば充電を行うという
ものである。
【0005】この第1の従来例の場合には、一定時間が
経過しないと、電池の種別を検出できないという問題が
あり、特に2次電池の場合には、満充電状態付近の放電
特性の傾斜が緩やかであり、時間に対して電圧降下が少
ないので、電池種別を検出するまで時間がかかるという
問題点がある。
【0006】第2の従来例として挙げられる特開平8−
37735号公報に開示された『携帯電話機の充電装
置』においては、電池パックSを2端子、電池パックL
(電池容量が電池パックSより大きい電池)の端子数を
1端子増やして3端子とし、外部充電器側は3端子にな
っている。
【0007】電池パックLを装着した際には、充電器は
電池側の+端子に接続され充電を行うが、電池パックS
を装着した際には、外部充電器に内蔵されたシリーズ抵
抗を介して充電するために、充電電流が制限される。
【0008】これにより、同じ充電電流で充電した場合
には、電池パックLの方が充電時間がかかるところを、
電池パックSの電流を制限することで、同じ充電時間に
することが可能となっている。
【0009】ところが、電池パックSの電流を少なくし
て、充電時間を長くしているだけである。また、充電器
側に1端子追加、電池パックLの端子1端子追加してい
るのが、実装面、部品コスト等においてデメリットとな
る。
【0010】第3の従来例として挙げられる特開平11
−46454号公報に開示された『携帯電話装置および
その電池充電方法』においては、充電器側の端子数は3
端子(電池A用+端子、電池B用+端子、−端子)を設
け、電池は電池Aと電池Bの2種類があり、電池側の端
子数は2端子であるが、構造上、電池Aでは+側端子を
充電器側の電池A用+端子に対応する位置、電池Bでは
+側端子を充電器側の電池B用+端子に対応する位置と
し、−端子は電池A、電池B共に共通位置であり、充電
器側の−端子に対応する。
【0011】電池種別を識別するために、電池側の端子
数は変わらないが、充電器側に1端子追加する必要があ
り、実装面、部品コスト等においてデメリットとなる。
【0012】第4の従来例として挙げられる特開平5−
251112号公報に開示された『電池パックおよび充
電装置』は、定電流回路からの定電流により、電池パッ
クに内蔵された抵抗器に生じた電圧を電流制御回路の電
流指令値とし、電流制御回路で制御された一定の充電電
流で電池を充電するものであり、電池パックに内蔵され
た抵抗器によって電池パックの種類、充電電流を決定す
る技術である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、叙上の
第1の従来例の場合には、一定時間が経過しないと、電
池の種別を検出できないという問題があり、特に2次電
池の場合には、満充電状態付近の放電特性の傾斜が緩や
かであり、時間に対して電圧降下が少ないので、電池種
別を検出するまで時間がかかるという問題点がある。
【0014】また第2の従来例においては、電池パック
Sの電流を少なくして、充電時間を長くしているだけで
ある。しかも、充電器側に1端子追加、電池パックLの
端子に1端子追加しているのが、実装面、部品コスト等
においてデメリットとなっている。
【0015】さらに第3の従来例においては、電池種別
を識別するために、電池側の端子数は変わらないが、充
電器側に1端子追加する必要があり、実装面、部品コス
ト等においてデメリットとなる。
【0016】また、第4の従来例における電池パックに
内蔵された抵抗器に定電流を流してその抵抗器の抵抗値
を電池の種類によって変えることによってその電圧降下
を検出することにより電池を識別するものであり、本発
明とはその目的、構成が異なるものである。
【0017】また、放電特性の異なる2種類の電池を装
置にて使用し、装置が電池の残量レベルを認識する必要
がある場合には、電池電圧のみで判断すると、放電特性
の相違により、誤った判断をしてしまう虞れがある。よ
って、電池種別を認識する必要が生じる。
【0018】叙上のように、従来の技術にて電池種別の
検出(識別)を行うためには、充電器や電池や装置の端
子数を増やして、実装面積の増加、部品コストアップの
要因になっている。また、端子数を増やさない場合には
一定時間の経過前後の電位差により電池種別を識別する
方法が知られているが、すぐに識別できないデメリット
があった。
【0019】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記諸欠点を解消することを可能とした新規な電池
種別検出装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電池種別検出装置は、携帯電話機等の
装置と、該装置に電源を供給する電池パックとにより構
成され、前記電池パックに充電電池セル及び該充電電池
セルの種別を検出する電池種別検出用抵抗を有する電池
種別検出装置であって、前記装置に装置側充電用第1の
端子、装置側+端子である第2の端子、装置側−端子で
ある第3の端子と、前記電池パックに前記第1の端子と
接続される電池側充電用第4の端子、前記第2の端子と
接続される電池側+端子である第5の端子、前記第3の
端子と接続される電池側−端子である第6の端子、前記
第4の端子と接続される充電器側+端子である第7の端
子及び前記第6の端子に接続され充電器側−端子である
第8の端子とを有し、前記第5の端子と第6の端子間に
前記充電電池セルが接続され、前記第7の端子と第8の
端子間に前記電池種別検出用抵抗が接続され、電池充電
用端子と電池種別を認識するための端子とを兼用し、前
記装置内に前記電池種別検出用抵抗の抵抗値を変更する
ことにより前記充電電池セルの電池種別を検出する電池
種別検出手段を備えて構成される。
【0021】前記電池種別検出手段は、前記第1〜第3
の端子に接続された電池種別検出回路と、該電池種別検
出回路を制御するかまたは該電池種別検出回路に制御さ
れる制御手段とを有している。
【0022】 前記電池種別検出回路は、前記制御手段
に内蔵されているCPUから生成される種別検出イネー
ブル信号を検出する種別検出イネーブル信号検出手段
と、該種別検出イネーブル信号検出手段により種別検出
イネーブル信号が検出された後に前記電池種別検出用抵
抗の抵抗値に基づいて電池種別信号を発生して前記CP
Uに供給する電池種別信号発生手段とを有し、前記CP
Uは、前記電池種別信号発生手段からの電池種別信号、
前記第1及び第2の端子間に接続され充電電流を検出す
る充電電流検出手段から発生する出力信号及び前記第
2、第3の端子間に接続され供給電流を検出する供給電
流検出手段から発生する出力信号を入力せしめ、該入力
信号に基づいて前記第5、第6の端子間に接続された前
記充電電池セルの識別をすることを特徴としている。
【0023】前記種別検出イネーブル信号検出手段は、
前記CPUのIND端子にゲートが接続された第1のF
ETと、該第1のFETのドレインにゲートが接続され
た第2のFETと、該第2のFETのソースとスタビラ
イザ間に接続された第1のダイオードとを有している。
【0024】 前記電池種別信号発生手段は、ドレイン
が第1の抵抗を通して電源に接続され、ゲートに、一端
が接地された第2の抵抗及び前記第2のFETのドレイ
ンに一端が接続された第3の抵抗が接続されると共に、
前記第1の端子が接続されて成る第3のFETを有し、
該第3のFETのドレインが前記CPUのSEL端子に
接続されている。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい各実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】
【第1の実施の形態】図1は本発明による第1の実施の
形態を示す回路ブロック構成図である。
【0027】
【第1の実施の形態の構成】図1を参照するに、装置1
は、電池パック2により電源供給されており、装置1側
には、電池パック2と接続するための装置側充電端子1
01、装置側+端子102、装置側−端子103を有す
る。
【0028】電池パック2側には、装置1と接続するた
めの電池側充電端子201、電池側+端子202、電池
側−端子203を有し、外部充電器と接続するための充
電器側+端子204、充電器側−端子205を有し、装
置1へ電源供給及び外部充電器により充電するための充
電電池セル206と、電池の種類により異なる抵抗値で
ある電池種別検出用抵抗RB 207を有する。
【0029】装置1は、電池種別検出回路110、制御
部111、スタビライザ114にて構成されている。
【0030】制御部111は、装置1を制御するCPU
112、充電電流を検出する目的のために抵抗RL 14
1の両端の電圧を検出するA/Dコンバータ113、充
電電池セル206から供給される供給電流IDDを検出す
る目的のために抵抗RL 143の両端の電圧を検出する
A/Dコンバータ115を有している。
【0031】電池種別検出回路110は、電池種別信号
SELをCPU112に出力するための抵抗RH 12
1、FET122、抵抗RH 123、抵抗RA 124を
有し、CPU112から出力される種別検出イネーブル
信号INDを検出するFET125、抵抗RH 126、
FET127、ダイオード128、抵抗RH 129を有
し、A/Dコンバータ113にて充電電流を検出するた
めの抵抗RL 141、外部充電器が接続されず充電しな
い場合に電流方向を制限するダイオード142を有す
る。
【0032】スタビライザ114は、電池パック2から
供給される電源を入力とし、装置1の各部の供給電源電
圧VDDを出力する。
【0033】制御部111はまた、供給電流IDDを検出
するためのA/Dコンバータ115と、抵抗RL 143
を有する。
【0034】なお、A/Dコンバータ113は、検出し
た抵抗RL 141の両端の電圧を検出結果として、CP
U112に出力する。同様にして、A/Dコンバータ1
15は、検出した抵抗RL 143の両端の電圧を検出結
果として、CPU112に出力する。
【0035】抵抗RH 121、FET122、抵抗RH
123、抵抗RA 124により電池種別信号SEL発生
手段を構成している。
【0036】FET125、抵抗RH 126、FET1
27、ダイオード128、抵抗RH129により種別検
出イネーブル信号IND検出手段を構成している。
【0037】A/Dコンバータ113、抵抗RL 14
1、ダイオード142により充電電流ICCを検出する充
電電流検出手段を構成している。
【0038】A/Dコンバータ115、抵抗RL 143
により供給電流IDDを検出する供給電流検出手段を構成
している。
【0039】
【第1の実施の形態の動作】次に、本発明による第1の
実施の形態の動作について図1〜図3を参照して説明す
る。
【0040】図1は本第1の実施の形態を示す回路ブロ
ック構成図、図2は本第1の実施の形態の動作フローを
示すフローチャート、図3は本第1の実施の形態の動作
タイミングを示すタイミングチャートである。
【0041】図1〜図3を参照するに、図1における装
置1は、充電回路を内蔵した装置(例えば、携帯電話機
等)であり、装置1には電池パック2を装着することが
できる。
【0042】また、電池パック2には、電池パック2が
装置1に装着されたままで充電を可能とするために、充
電器側+端子204、充電器側−端子205が設けられ
ている。
【0043】このような構成を有する装置について、電
池パック2の内部に設けられている充電電池セル206
が放電特性の異なる2種類の充電電池セルが存在する場
合には、一方の電池パック2では電池種別検出用抵抗R
B 207を抵抗値RB =∽(開放状態)にされた抵抗を
有し、他方の電池パック2では電池種別検出用抵抗RB
207を抵抗値RB =1kΩにされた抵抗を有する。
【0044】この2種類の電池パック2を識別するため
の動作例を以下に述べる。
【0045】図2のフローチャート及び図3のタイミン
グチャートの流れに沿って、図1の回路図における動作
の説明を行う。
【0046】処理402にて、CPU112が装置1の
電源が“ON”(或はリセット)となったことを確認
し、処理403にて、CPU112から電池種別検出回
路110へ、初期設定として種別検出イネーブル信号I
ND=“L”レベルを出力する制御を行う。
【0047】次に処理404a及び処理404bにて、
CPU112がA/Dコンバータ113にて検出した抵
抗RL 141の両端の電圧値を検出し、電流値ICCの算
出を行う。また同時に、A/Dコンバータ115にて検
出した抵抗RL 143の両端の電圧値も検出し、電流値
DDの算出を行う。CPU112において、充電電流I
CHG はICHG =ICC−IDDにより算出される。
【0048】抵抗RL 141の抵抗値については、外部
充電器の接続がある場合には、外部充電器から充電電池
セル206及びスタビライザ114に電源を供給し、電
圧降下を小さくするために低抵抗値(例えば、0.5Ω
以下)とされる。
【0049】同様にして、抵抗RL 143の抵抗値につ
いては、外部充電器の接続の有/無にかかわらず、充電
電池セル206及び充電器側+端子204からスタビラ
イザ114に電源を供給し、電圧降下を小さくするため
低抵抗値(例えば、0.5Ω以下)とされる。
【0050】各電流値の算出方法については、各A/D
コンバータの出力結果(電圧)と既知の抵抗値より、電
流値が算出される(オームの法則:I=V/Rによ
る)。
【0051】処理404aにて『0≦ICHG ≦α』(α
は任意の微小な正数のしきい値)の判定を行い、条件式
を満たす場合には、『外部充電器の接続が有り、電池パ
ック2が満充電状態』と判断し、処理410へ進む。
【0052】処理404aによる判断『0≦ICHG
α』の条件式を満たさない場合には、処理404bに進
む。
【0053】処理404bでは、『ICHG <0』の判定
を行い、『ICHG <0』を満たさない場合(ICHG
α)には、『外部充電器の接続が有り、電池パック2へ
の充電状態』と判断し、処理410へ進む。
【0054】処理404bによる判定『ICHG <0』の
条件式を満たす場合には、『外部充電器の接続が無く、
電池パック2の放電状態』と判断し、処理405移行の
処理へ進む。
【0055】処理405では、CPU112がIND信
号に“H”レベルを出力するように制御を行う。IND
信号が電池種別検出回路110に入力され、電池種別の
検出動作が可能な状態となる。この処理タイミングが図
3におけるタイミング(A)である。
【0056】続いて、処理406、407、408にお
ける動作を説明する。
【0057】現在、IND信号=“H”レベルであり、
充電器側+端子204と充電器側−端子205は開放状
態である。
【0058】また、充電電池セル206の出力電圧=V
B 、ダイオード128の順方向電圧降下=VD 、抵抗R
L 143の両端の電圧=VRL、RH =1MΩ、RA =1
00kΩとし、電池種別検出用抵抗RB 207の抵抗値
B =∽(開放状態)の場合には、FET122のゲー
ト電圧は、 (VB −VD −VRL)×RH /(RH +RA ) =(VB −VD −VRL)×1MΩ/(1MΩ+100kΩ) =(VB −VD −VRL)×90.9%.........[式1] となる。
【0059】一方、電池種別検出用抵抗RB 207の抵
抗値RB =1kΩの場合には、FET122のゲート電
圧は、 (VB −VD −VRL)×(RH //RB )/(RA +(RH// RB )) =(VB-VD-VRL)×(1MΩ//1kΩ/(100kΩ+(1MΩ//1kΩ)) =(VB −VD −VRL)×1%............[式2] となる。
【0060】RB =∽(開放状態)のときには、[式
1]によりFET122のゲートにて“H”レベルとし
て検出され、ドレイン〜ソース間が短絡状態となり、F
ET122のドレインは“L”レベルとなり、電池種別
検出回路110は電池種別信号SEL=“L”レベルを
出力し、このSEL信号がCPU112に入力され、C
PU112は『電池種別A』と識別する。
【0061】一方、RB =1kΩのときには、[式2]
によりFET122のゲートにて“L”レベルとして検
出され、ドレイン〜ソース間が開放状態となり、FET
122のドレインは“H”レベルとなり、電池種別検出
回路110は電池種別信号SEL=“H”レベルを出力
し、このSEL信号がCPU112に入力され、CPU
112は『電池種別B』と識別する。
【0062】処理409では、CPU112がIND信
号“H”レベル→“L”レベルを出力する。IND信号
が電池種別検出回路110に入力され、電池種別の識別
動作完了の状態となる。この処理タイミングが図3にお
けるタイミング(B)である。
【0063】上記のように、外部充電器の接続が無いと
きには、電池種別の検出が可能となり、CPU112
は、電池種別を認識し、あらかじめ記憶しておいた各電
池種別での放電特性(電池電圧)により電池残量レベル
を正しく認識することが可能となる。
【0064】外部充電器が接続されている場合には、C
PU112によるIND信号の制御及びSEL信号の検
出は行われない。
【0065】また、電池種別検出用抵抗RB 207の抵
抗値RB は、RB =∽(開放状態)の場合とRB =1k
Ωの場合があるが、動作上の相違点は抵抗RB 207に
流れる電流の違いのみである。
【0066】RB は、RB =∽(開放状態)の場合とR
B =1kΩの場合のいずれの場合でも、充電器側+端子
204の電圧は同じであるために、装置1側での充電電
池セル206への充電及びスタビライザ114への電源
の供給の動作を行うことが可能である。
【0067】
【第2の実施の形態】次に、本発明による第2の実施の
形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0068】図4は本発明による第2の実施の形態の一
実施例を示す回路ブロック構成図である。
【0069】本発明による第2の実施の形態の一実施例
は、図1に示された第1の実施の形態の一実施例の回路
図に対してわずかに異なり、抵抗RL 143及びA/D
コンバータ115が削除され、抵抗RL 144及びA/
Dコンバータ116が追加されている。また、抵抗RL
141及びA/Dコンバータ113が削除されている。
【0070】これは、電流検出用の抵抗RL 143を装
置側+端子102側に移動して抵抗RL 144とし、抵
抗RL 141を削除したことに伴い、抵抗RL の両端の
電圧を検出するために、A/Dコンバータ115の接続
先の変更及びA/Dコンバータ113を削除をしてい
る。
【0071】なお、A/Dコンバータ116は正電圧だ
けでなく、負電圧も検出可能である。
【0072】以上が図1と図4での構成上の相違点であ
り、図2のフローチャート、及び図3のタイミングチャ
ートについては同じである。
【0073】但し、図2のフローチャートの処理404
a及び処理404bにおける回路動作が異なるために、
以下に図4の回路動作の相違点のみについて説明を行
う。
【0074】処理404a、及び404bにて、CPU
112がA/Dコンバータ116にて検出した抵抗RL
144の両端の電圧値も検出し、電流値ICHG の算出を
行う。
【0075】抵抗RL 144の抵抗値については、充電
電池セル206からスタビライザ114に電源供給する
ときの電圧降下を小さくするために低抵抗値(例えば、
0.5Ω以下)とされる。
【0076】各電流値の算出方法については、各A/D
コンバータの出力結果(電圧)と既知の抵抗値より、電
流値が算出される(オームの法則:I=V/Rによ
る)。
【0077】算出された電流値ICHG を使用した条件式
『0≦ICHG ≦α』および『ICHG<0』にて叙上の第
1の実施の形態における実施例と同様に処理を行うこと
により、第1の実施の形態の実施例と同様に電池種別の
識別が可能となる。
【0078】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得
られる。
【0079】電池充電用端子と電池種別を認識するため
の端子とを兼用し、電池種別専用端子を追加することな
く、電池種別の検出が可能となる。
【0080】その理由は、電池パックの充電端子に識別
用抵抗と、装置側にその抵抗を検出する回路を配置する
ことで、外部充電器の接続がない場合に電池種別検出を
行うように制御を行うためである。
【0081】各電池種別において、電池種別に適した電
池残量レベルを認識することが可能となり、電池種別に
よる放電カーブの相違による電池電圧の相違を判断する
ことができ、正しい電池残量レベルの認識が可能とな
る。
【0082】その理由は、電池種別の検出が可能にな
り、検出した電池種別の電池電圧(予め記憶された電圧
値)と、現在の電池電圧とを比較するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施の形態の一実施例を示
す回路ブロック構成図である。
【図2】本発明による第1の実施の形態の動作フローを
示すフローチャートである。
【図3】本発明による第1の実施の形態の動作タイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図4】本発明による第2の実施の形態の一実施例を示
す回路ブロック構成図である。
【符号の説明】
1…装置 2…電池パック 110…電池種別検出回路 111…制御部 112…CPU 113、115、116…A/Dコンバータ 114…スタビライザ 122、125、127…FET
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/36 H02J 7/00 - 7/12 H01M 10/42 - 10/48

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機等の装置と、該装置に電源を
    供給する電池パックとにより構成され、前記電池パック
    に充電電池セル及び該充電電池セルの種別を検出する電
    池種別検出用抵抗を有する電池種別検出装置であって、
    前記装置に装置側充電用第1の端子、装置側+端子であ
    る第2の端子、装置側−端子である第3の端子と、前記
    電池パックに前記第1の端子と接続される電池側充電用
    第4の端子、前記第2の端子と接続される電池側+端子
    である第5の端子、前記第3の端子と接続される電池側
    −端子である第6の端子、前記第4の端子と接続される
    充電器側+端子である第7の端子及び前記第6の端子に
    接続され充電器側−端子である第8の端子とを有し、前
    記第5の端子と第6の端子間に前記充電電池セルが接続
    され、前記第7の端子と第8の端子間に前記電池種別検
    出用抵抗が接続され、電池充電用端子と電池種別を認識
    するための端子とを兼用し、前記装置内に前記電池種別
    検出用抵抗の抵抗値を変更することにより前記充電電池
    セルの電池種別を検出する電池種別検出手段を有するこ
    とを特徴とした電池種別検出装置。
  2. 【請求項2】 前記電池種別検出手段は、前記第1〜第
    3の端子に接続された電池種別検出回路と、該電池種別
    検出回路を制御するかまたは該電池種別検出回路に制御
    される制御手段とを有することを更に特徴とする請求項
    1に記載の電池種別検出装置。
  3. 【請求項3】 前記電池種別検出回路は、前記制御手段
    に内蔵されているCPUから生成される種別検出イネー
    ブル信号を検出する種別検出イネーブル信号検出手段
    と、該種別検出イネーブル信号検出手段により種別検出
    イネーブル信号が検出された後に前記電池種別検出用抵
    抗の抵抗値に基づいて電池種別信号を発生して前記CP
    Uに供給する電池種別信号発生手段とを有し、前記CP
    Uは、前記電池種別信号発生手段からの電池種別信号、
    前記第1及び第2の端子間に接続され充電電流を検出す
    る充電電流検出手段から発生する出力信号及び前記第
    2、第3の端子間に接続され供給電流を検出する供給電
    流検出手段から発生する出力信号を入力せしめ、該入力
    信号に基づいて前記第5、第6の端子間に接続された前
    記充電電池セルの識別をすることを更に特徴とする請求
    項2に記載の電池種別検出装置。
  4. 【請求項4】 前記種別検出イネーブル信号検出手段
    は、前記CPUのIND端子にゲートが接続された第1
    のFETと、該第1のFETのドレインにゲートが接続
    された第2のFETと、該第2のFETのソースとスタ
    ビライザ間に接続された第1のダイオードとを有するこ
    とを更に特徴とした請求項3に記載の電池種別検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記電池種別信号発生手段は、ドレイン
    が第1の抵抗を通して電源に接続され、ゲートに、一端
    が接地された第2の抵抗及び前記第2のFETのドレイ
    ンに一端が接続された第3の抵抗が接続されると共に、
    前記第1の端子が接続されて成る第3のFETを有し、
    該第3のFETのドレインが前記CPUのSEL端子に
    接続されていることを更に特徴とする請求項4に記載の
    電池種別検出装置。
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