JP3457069B2 - 塗装用スプレーガン - Google Patents
塗装用スプレーガンInfo
- Publication number
- JP3457069B2 JP3457069B2 JP25126994A JP25126994A JP3457069B2 JP 3457069 B2 JP3457069 B2 JP 3457069B2 JP 25126994 A JP25126994 A JP 25126994A JP 25126994 A JP25126994 A JP 25126994A JP 3457069 B2 JP3457069 B2 JP 3457069B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- spray gun
- paint
- insertion hole
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料の吐出と停止を制
御する開閉弁の弁杆をシールするシール材からの塗料漏
れを早期に検知することができるようにした塗装用スプ
レーガンに関する。
御する開閉弁の弁杆をシールするシール材からの塗料漏
れを早期に検知することができるようにした塗装用スプ
レーガンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シール材からの塗料漏れは、シー
ル材の後側に形成した弁操作杆の挿入孔内とガン本体外
とを連通する透孔を形成して、その透孔から塗料が垂れ
落ちることにより検知していた。
ル材の後側に形成した弁操作杆の挿入孔内とガン本体外
とを連通する透孔を形成して、その透孔から塗料が垂れ
落ちることにより検知していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、ガンの取り付け姿勢によっては透孔が下向きに
ならない場合があり、このような場合には塗料漏れがあ
っても塗料が透孔から垂れ落ちることがなく、検知不能
であり、また、塗料漏れが進んで多量に漏れ出してから
しか検知できず、さらに、透孔が固まった塗料によって
詰まることにより検知不能になることがあった。
法では、ガンの取り付け姿勢によっては透孔が下向きに
ならない場合があり、このような場合には塗料漏れがあ
っても塗料が透孔から垂れ落ちることがなく、検知不能
であり、また、塗料漏れが進んで多量に漏れ出してから
しか検知できず、さらに、透孔が固まった塗料によって
詰まることにより検知不能になることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための手段として、請求項1の発明は、挿入孔内とガ
ン本体外とを連通する少なくとも一対の透孔を互いに対
応させて形成し、その透孔に透光材を充填した構成と
し、請求項2の発明は、その透光材が光ファイバーであ
る構成とした。
るための手段として、請求項1の発明は、挿入孔内とガ
ン本体外とを連通する少なくとも一対の透孔を互いに対
応させて形成し、その透孔に透光材を充填した構成と
し、請求項2の発明は、その透光材が光ファイバーであ
る構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、請求
項1の発明は一方の透孔から入る光により他方の透孔か
ら挿入孔内をのぞくことができてガンの取り付け姿勢に
かかわらず塗料漏れをその初期の段階で検知することが
でき、また、請求項2の発明は、光ファイバーを延ばす
ことによってガンから離れた場所で塗料漏れを検知する
ことができる効果がある。
項1の発明は一方の透孔から入る光により他方の透孔か
ら挿入孔内をのぞくことができてガンの取り付け姿勢に
かかわらず塗料漏れをその初期の段階で検知することが
でき、また、請求項2の発明は、光ファイバーを延ばす
ことによってガンから離れた場所で塗料漏れを検知する
ことができる効果がある。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0007】図において、1はガン本体であって、その
後面の中心に挿入孔2が形成され、図示しない駆動装置
により進退駆動される弁操作杆3の先端部が挿入されて
いる。
後面の中心に挿入孔2が形成され、図示しない駆動装置
により進退駆動される弁操作杆3の先端部が挿入されて
いる。
【0008】挿入孔2の奥端には弁操作杆3に連結され
て先端が塗料溜7内に進入した弁杆5の周りをシールす
るVパッキンからなるシール材4が装着されている。こ
のシール材4には弁杆5の進退とともに伸縮するベロー
ズやU型パッキン、L型パッキンを用いても良い。
て先端が塗料溜7内に進入した弁杆5の周りをシールす
るVパッキンからなるシール材4が装着されている。こ
のシール材4には弁杆5の進退とともに伸縮するベロー
ズやU型パッキン、L型パッキンを用いても良い。
【0009】弁杆5の先端には弁座8に接離して弁口9
を開閉する弁体6が固着されており、塗料溜7は塗料圧
送孔10に接続されている。
を開閉する弁体6が固着されており、塗料溜7は塗料圧
送孔10に接続されている。
【0010】上記は公知の塗装用スプレーガンであっ
て、弁操作杆3の駆動により弁杆5が進退して弁体6が
弁座8に接離し、弁口9が開閉することにより塗料圧送
孔10から圧送された塗料溜7内の塗料の吐出と停止が
制御され、弁杆5の周りから挿入孔2側への塗料の漏れ
はシール材4によって阻止されるようになっているが、
本実施例においては、ガン本体1の外側と挿入孔2内と
を連通する一対の透孔11が、図2に示すように、弁杆
5をずらした位置に互いに対応して形成され、各透孔1
1、11内にはガラス、樹脂などの透明な透光材12が
充填されていて、一方の透孔11から入った光により挿
入孔2内を他方の透孔11からのぞくことができる。
て、弁操作杆3の駆動により弁杆5が進退して弁体6が
弁座8に接離し、弁口9が開閉することにより塗料圧送
孔10から圧送された塗料溜7内の塗料の吐出と停止が
制御され、弁杆5の周りから挿入孔2側への塗料の漏れ
はシール材4によって阻止されるようになっているが、
本実施例においては、ガン本体1の外側と挿入孔2内と
を連通する一対の透孔11が、図2に示すように、弁杆
5をずらした位置に互いに対応して形成され、各透孔1
1、11内にはガラス、樹脂などの透明な透光材12が
充填されていて、一方の透孔11から入った光により挿
入孔2内を他方の透孔11からのぞくことができる。
【0011】したがって、シール材4が摩耗したり、破
損したりして塗料溜7内の塗料が挿入孔2内に漏れ出す
と、その初期においてその塗料漏れを検知することがで
きる。
損したりして塗料溜7内の塗料が挿入孔2内に漏れ出す
と、その初期においてその塗料漏れを検知することがで
きる。
【0012】また、透光材12として光ファイバーを用
い、または、透孔11の挿入孔2側の途中まで透明なガ
ラス、樹脂などを充填し、その外側に光ファイバーを挿
入して延長するとスプレーガンから離れた位置で塗料漏
れを検知することができる。
い、または、透孔11の挿入孔2側の途中まで透明なガ
ラス、樹脂などを充填し、その外側に光ファイバーを挿
入して延長するとスプレーガンから離れた位置で塗料漏
れを検知することができる。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
1:ガン本体
2:挿入孔
3:弁操作杆
4:シール材
5:弁杆
6:弁体
7:塗料溜
8:弁座
9:弁口
11:透孔
12:透光材
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B05B 9/00 - 9/08
B05B 1/30
B05B 7/00 - 7/32
Claims (2)
- 【請求項1】 ガン本体の弁操作杆の挿入孔の奥端にパ
ッキン、ベローズなどのシール材を装着し、該シール材
により摺動自由にシールされた弁杆の後端を前記弁操作
杆に連結し、該弁杆の先端に設けた弁体を塗料溜内にお
いて弁口に対応させ、前記弁杆の進退により前記弁体を
弁座に接離させて前記弁口を開閉するようにした塗装用
スプレーガンにおいて、前記挿入孔内と前記ガン本体外
とを連通する少なくとも一対の透孔を互いに対応させて
形成し、該透孔に透光材を充填したことを特徴とする塗
装用スプレーガン。 - 【請求項2】前記透光材が光ファイバーであることを特
徴とする請求項1記載の塗装用スプレーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25126994A JP3457069B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 塗装用スプレーガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25126994A JP3457069B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 塗装用スプレーガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889856A JPH0889856A (ja) | 1996-04-09 |
JP3457069B2 true JP3457069B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=17220285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25126994A Expired - Fee Related JP3457069B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 塗装用スプレーガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3457069B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11128524A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Ace Denken:Kk | 景品交換用pos装置 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP25126994A patent/JP3457069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0889856A (ja) | 1996-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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