JP3452606B2 - 角形電池の極群挿入装置 - Google Patents

角形電池の極群挿入装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角形電池の製造に関
し、特に、電槽内に極群を挿入する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】角形電池は、薄く細長い板状の(+)と
(−)の極板を交互に多数枚重ね、積層状に形成した極
群を、(−)極となる電槽内に収容し、電解液等を注入
し、(+)極の付いた蓋をして形成されている。
【0003】図8において、1は(−)の極板、2は
(+)の極板である。両極板は細長い板状の本体と、こ
の本体の左右対称な位置に設けられたタブ片1a,2a
とを有し、(+)極板は、絶縁性の袋状セパレータ2b
で被われている。極群3は、(e) に示すように、極板
1,2を複数枚重ね、タブ片を重ねてタブ端子3a,3
bを形成し、これらを折り曲げ、(+)のタブ端子3b
にリード3cを取りつける等の加工が施されている。図
8(f) は、この極群3が挿入される電槽4を示す。
【0004】しかし、このような極群を角形電池の電槽
内に挿入する装置は、電槽4と極群3とを正確に位置決
めできると共に、電槽の入口とほぼ同じ大きさをした極
群を、電槽の入口と干渉させることなく挿入できなけれ
ば、極群を電槽内に挿入するとき極群に折れや曲がりが
生じてしまうことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、角形電池の電槽内に極群を挿入する装置であって、
電槽と極群とを正確に位置決めして極群の押し込みがで
きる装置を提供することを目的としている。また、位置
決めに案内部材を使用した場合、案内部材と電槽との芯
出しが自動的にできる極群挿入装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、各割り出し位置に電槽保持装置を設けた
インデックス回転テーブルと、該インデックス回転テー
ブルの周辺に設けられ、前記電槽保持装置に挿入された
電槽内に極群を挿入するために極群を把持して該電槽保
持装置に向かって進退する複数のクランプであって、極
群を電槽内に段階的に挿入するように各クランプの電槽
内の極群の挿入量が段階的に設定された複数のクランプ
と、前記電槽保持装置とクランプとの中間にあって電槽
保持装置と共に回転する案内部材と、前記インデックス
回転テーブルと同心でインデックス回転テーブルから独
立固定されたカムとを有し、前記案内部材が前記カムに
より駆動されて前記電槽保持装置と前記クランプとの間
を移動可能なことを特徴としている。
【0007】また、前記案内部材が、該案内部材の中心
から電槽側に向かって徐々に拡大する電槽案内孔と、案
内部材の中心側からクランプ側に向かって徐々に拡大す
る極群案内孔とを有し、これら電槽案内孔と極群案内孔
とが案内部材の中心近傍で同心状態で重なり、該重なり
部分において電槽案内孔の大きさが極群案内孔の大きさ
より大きくて段差が形成されている構成とすることが望
ましい。
【0008】さらに、前記電槽保持装置及び/又はクラ
ンプに、案内部材との芯を一致させる調整手段を設けた
構成としたり、前記ステーションに、極群の押し込み高
さ及び/又は時間を測定する手段を設けた構成とした
り、前記クランプの一つに代えて押し棒を設け、電槽に
挿入された前記極群を該押し棒で押して極群を電槽内の
所定位置に嵌装させる構成とすることが望ましい。
【0009】
【作用】インデックス回転テーブルの電槽保持装置には
電槽が保持されている。一方、作業ステーションには、
電槽保持装置に向かって進退自在なクランプがあって、
これに極群が把持されている。極群と電槽との間には、
案内部材があり、インデックス回転テーブルから独立固
定されたカムにより、電槽に接離自在である。テーブル
が回転し、最初の作業ステーションに来ると、案内部材
が下がってきて電槽に嵌まり込む。次に、極群を把持し
たクランプが下がってきて、電槽内に極群を挿入する。
極群は、案内部材によってスムーズに電槽内に進入でき
る。
【0010】また、電槽を搬送装置上に並べ、複数のク
ランプを各作業ステーションに配列し、インデックス回
転テーブルで電槽を間欠的に送り、複数のクランプによ
り、何回かに分けて極群を電槽内に押し込む。こうする
と、極群の座屈を効果的に防止でき、不良品の発生を低
下させることができる。また、複数回に分けて押し込む
ことにより、一工程に要する動作時間が短くなり、タク
トタイムを短くすることができる。
【0011】
【実施例】以下に図面によって本発明の装置を説明す
る。図1は、角形電池を製造する装置全体を示す図であ
る。同図において、Aはスタッキング装置で、直進コン
ベア上を間欠的に搬送されるキャリアに、各停止位置で
極板を一枚づつ供給し、極板の積層体を形成する部分で
ある。Bは、積層体の加工装置で、ここでは、各極板
1,2を重ねて形成された積層体について、各タブ片を
(+)同士、(−)同士でまとめ、スポット溶接してタ
ブ端子3a,3bを形成し、所定の長さになるように先
端をカットし、(+)のタブ端子にリード3cを取り付
け、タブ端子を曲げて図8(e) に示すような極群3を形
成する。Cは本発明の装置で、角形電池の(−)電極を
兼ねる電槽4に、上記の極群3を挿入する装置。Dは角
形電池の(+)電極を有する蓋を嵌める蓋取付装置であ
る。
【0012】図2は、本発明による装置の一実施例で、
極群を電槽に挿入する装置Cの詳細を示す図である。こ
の装置Cは、電槽4の搬送装置としてのインデックス回
転テーブル5、インデックス回転テーブル5の周縁部の
各割り出し位置に設けられた電槽保持手段5a、インデ
ックス回転テーブル5の周辺の作業ステーションに配置
されたアクチュエータ6a〜6f、前工程の回転ディス
トリビュータ7から極群3を受け取る極群受取装置8、
案内部材9及びこの案内部材9を駆動するカム10とか
らなる。
【0013】角形電池の外殻をなす電槽4は、パーツフ
ィーダ11からインデックス回転テーブル5へと搬送さ
れ、作業ステーションST1にあるアクチュエータ6a
のクランプで把持され、その後アクチュエータ6aが反
時計方向にほぼ105°回転して電槽4を、ST1にあ
る電槽保持装置5aの真上に移動し、次にアクチュエー
タ6aがインデックス回転テーブル5に向かって移動し
て電槽4を電槽保持装置5a内に挿入する。
【0014】以後、電槽4は、インデックス回転テーブ
ルの間欠回転により順次各アクチュエータの前に停止し
つつ回転し、電槽4に極群3が挿入されていく。
【0015】図3は回転ディストリビュータ7と極群受
取装置8の詳細を示す図である。図2と合わせて説明す
ると、極群の加工装置Bで形成された極群3は、各極板
が、図2において、紙面と平行に重ねられており、その
ままの姿勢で十字形の回転ディストリビュータ7の極群
把持装置7aに受け取られる。回転ディストリビュータ
7は、十字形の中心を軸に図2の時計方向に回動し、も
し把持している極群3が不良品であれば、90°回動し
た7bの位置で極群を排出し、良品のみを、180°回
転した引き渡し位置7cまで運び、図3に示す位置にく
る。
【0016】ここで、極群受取装置8のクランプ8a
が、極群3を図3の上下方向から把持し、点線の円8b
を中心に反時計方向に90°回動し、仮想線に示す位置
に移送する。
【0017】図4は、極群受取装置8とステーションS
T1にあるアクチュエータ6bの詳細を示す図である。
図3の極群3が実線から仮想線の位置に移動したのは、
丁度図4の極群が3の位置から3′の位置に移動したの
に対応している。そして、極群3′は、クランプ6b1
の両側の爪の間の空間内に把持され、反時計方向に90
°回転して実線で示す3″の位置に来る。
【0018】この極群3″の位置は、インデックス回転
テーブル5の回転テーブルを水平に置いたとき、ステー
ションST2にある保持装置5aの真上であり、極群3
は垂直で、リード端子3cが上方くるように把持されて
いる。
【0019】ステーションST2には、前述したST1
で電槽保持装置5aに把持された電槽4が、インデック
ス回転テーブル5の間欠的な回転により送られてくる。
そして、極群3は、電槽4のほぼ真上に来ることとな
る。
【0020】図5は、クランプ6b1、インデックス回
転テーブル5、案内部材9及びカム10の関係を示す図
で、特に、上述したクランプ6b1が、ST2におい
て、電槽4のほぼ真上に来た状態を示している。クラン
プ6b1に把持された極群3と電槽4との間には、案内
部材9があり、この案内部材9は、図5において電槽4
と極群3の間で昇降自在になっている。ただし、案内部
材9のインデックス回転テーブルの半径方向距離は固定
され、回転方向の動きは、電槽保持装置5aの動きと一
致している。
【0021】案内部材9は、図6に示すように、外形が
ほぼ直方体で、中心から上面に向かって段々広がるラッ
パ状の極群案内孔9aが穿設され、中心から下面に向か
っては、やはり段々広がるラッパ状の電槽案内孔9bが
穿設されている。図6(b) は案内部材9の断面図で、極
群案内孔9aと電槽案内孔9bとは、中心近傍で同心状
態で重なり合っており、これら二つの孔は、中央部が狭
く上下両端がラッパ状に拡大した貫通孔を形成してい
る。ただし、両孔のつなぎ目には段差9cがあり、電槽
4の入口が入ったとき、極群3が電槽4内にスムーズに
進入できるようになっている。
【0022】図5に示すように、案内部材9は、インデ
ックス回転テーブル5の中心軸と同心で回転しないよう
に固定されたカム10と、カムフォロア11とによっ
て、図の上下に移動自在になっており、カム10とカム
フォロア11とで移動手段を構成している。電槽4がス
テーションST2に達したとき、案内部材9が下がっ
て、電槽4が電槽案内孔9bに入り、段差9cの部分に
入口を当接した状態となる。
【0023】なお、電槽の保持装置5aは、案内部材と
の芯が一致する調整手段を有する。すなわち、案内部材
9に電槽4が進入することによって、電槽と電槽案内孔
9bの芯が合うように、若干移動可能になっている。こ
の調整手段は、図5に示すように、ロッド5a2とばね
手段5a3とからなる。すなわち、保持装置5aは、イ
ンデックス回転テーブル5に開けられた穴5a1と、こ
の穴に先端を突出するロッド5a2と、このロッドを穴
に向けて付勢するばね手段5a3とを有し、穴5a1の
方が電槽4より若干大きく形成されているので、案内部
材9に電槽が進入した場合、案内部材9の芯に合った位
置に電槽4は移動できる。
【0024】図5に示すように案内部材9に電槽4が進
入した状態で、前記クランプ6b1が下がり、極群3の
下端を極群案内孔9aに進入させる。クランプ6b1に
も図示を省略するが調整手段があり、これによって、極
群3と案内部材の芯出しがされる。さらにクランプ6b
1が下がり、極群案内孔9aを貫通して予め決められた
深さだけ極群3が電槽4内に挿入されると、クランプ6
b1は極群3を放して上昇し、原点に復帰する。次に、
インデックス回転テーブル5が回転し、電槽4は次のス
テーションST3に移動する。
【0025】図7は、以後のステーションST3〜ST
6における極群の挿入状態を示す図で、ST3〜5の各
アクチュエータ6c〜6eは、一軸NCアクチュエータ
からなり、それぞれ、クランプ6c1〜6e1を有して
いる。
【0026】ステーションST3に移動した後(図7
(a) )、ここでの挿入作業に先立って、極群3の内外両
側に設けられた光電センサ12と反射板13とによりS
T2で行われた挿入量が確認される。すなわち、光電セ
ンサ12から射出された光は、極群3が所定の深さまで
挿入されていないと、極群3に遮られて反射板13に到
達しないが、極群3が所定の深さに達していると、光を
遮る極群3が無くなり、反射板13に到達し、反射板1
3からの反射光を光電センサ12が検知できるようにな
る。そして、予め設定された所定の深さまで挿入できて
いない場合は、その電槽4を不良品として記憶してお
き、以後は、インデックス搬送は行うが作業はせずに排
出位置まで搬送して排除する。
【0027】こうして極群3の挿入量をチェックした
後、ST3では、アクチュエータ6cのクランプ6c1
が、原点から移動を開始し、クランプ6b1のときより
若干上方位置で極群3を把持し、極群3をさらに少し電
槽4内に押し込み、押し込んだ位置で極群3を放してか
ら原点に復帰する。このとき、アクチュエータ6cが原
点から移動を開始して原点に復帰するまでの所要時間を
測定し、この時間が予め定められた時間内にあるか否か
を判定し、所要時間に異常がある場合は、何らかのトラ
ブルが発生したと判断して機械を停止する。なお、挿入
に要した時間をタイマで測定し、予め定めた時間と比較
して判定してもよい。所要時間に異常がなければ、電槽
4は次のステーションST4に移動する(図7(b) )。
【0028】ST4では、ST3で説明したのと同様に
して、まず極群3の高さのチェックをする。極群3の高
さが適当であれば、ST4でアクチュエータ6dのクラ
ンプ6d1が極群3のさらに上方を把持し、前述と同様
に再び極群3を電槽4内に押し込む。ST3の場合と同
様に、アクチュエータ6dが、挿入を開始してから原点
に復帰するまでの時間を判定し、トラブルの有無を検知
した後、ST5に送る(図7(c) )。
【0029】ST5では、やはり、まず極群3の高さを
チェックする。極群3の高さに異常があれば、前述と同
様に不良品と判断して以降の作業を停止する。異常がな
ければ、アクチュエータ6eのクランプ6e1は、極群
3のほぼ頂部を把持し、極群3を電槽4内に押し込む。
これにより、極群3は頂部付近までケース内に挿入され
る。この挿入時間を判定し、インデックス回転テーブル
は次のステーションST6へと回転する(図7(d) )。
【0030】次のステーションST6でも、まず、極群
3の高さをチェックする。ここに達した極群3は、電槽
4の外に突出している部分が少なく、頂部を把持したら
電槽4内に押し込めない。そのためST6のアクチュエ
ータ6fにはクランプがなく、その代わりに進退自在な
押し棒6f1が設けられており、これで極群3の上面を
押して電槽4内に押し込む。これによって、極群3は電
槽4内の所定位置に嵌装される。極群3は電槽4内にす
っぽりと納まり、極群3の上面と電槽4の入口端との間
には若干の隙間ができる。この挿入時間を判定した後、
インデックス回転テーブルは次のステーションST6′
へと回転する(図7(e) )。
【0031】ST6′への移動中に案内部材9は、カム
10とカムフォロア11との作用によって上昇し、電槽
4から離反する。ステーションST6′でもう一度光電
センサ12と反射板13とにより極群3が電槽4の上方
に突出していないか判定した後、次のステーションST
7に移動し、それまでに累積した不良品が排出され、良
品はさらにST8まで搬送されて次工程への直進コンベ
ア12上に移送される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インデックス回転テーブルの電槽保持装置と、極群を挿
入するクランプとの中間に、インデックス回転テーブル
から独立固定したカムにより昇降される案内部材を設け
たので、極群と電槽との位置決めが正確にでき、機械的
な挿入が容易になった。また、複数のクランプで段階的
に挿入するため、極板挿入時における極板の座屈を防止
でき、不良品の発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】角形電池の組み立て装置の全体の構成を示す概
略図である。
【図2】角形電池の極群挿入装置の一実施例の構成を示
す図である。
【図3】回転ディストリビュータと受取装置とを示す図
である。
【図4】受取装置とST1のアクチュエータとを示す図
である。
【図5】インデックス回転テーブル、保持部材及び案内
部材の相互関係を示す図である。
【図6】(a) は案内部材の斜視図、(b) は(a) のI−I
断面図である。
【図7】(a) から(e) は、各ステーションST3〜7に
おけるアクチュエータと極群の挿入状態とを示す断面図
である。
【図8】角形電池に使用する電極の図で、(a) は(+)
の上面図、(b) は(+)の側面図、(c) は(−)の上面
図、(d) は(−)の側面図、(e) は極群の斜視図、(f)
は電槽の斜視図である。
【符号の説明】
1 (−)極板 2 (+)極板 1a,2a タブ片 3 極群 4 電槽 5 インデックス回転テーブル 5a 保持装置 6a〜6f アクチュエータ 6b1,6c1,6d1,6e1 クランプ 6f1 押し棒 9 案内部材 9a 極群案内孔 9b 電槽案内孔
フロントページの続き (72)発明者 永井 淳一 東京都北区堀船2−20−46 日本たばこ 産業株式会社 機械製作所内 (72)発明者 室谷 康夫 東京都府中市東芝町1番地 株式会社 東芝 府中工場内 (72)発明者 荻久保 一男 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東 芝電池株式会社内 (72)発明者 中村 年一 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (72)発明者 石井 武男 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社 ユアサ コーポレーション内 (56)参考文献 特開 昭58−178966(JP,A) 特公 昭55−30262(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 6/02 H01M 10/04 H01M 10/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各割り出し位置に電槽保持装置を設けた
    インデックス回転テーブルと、該インデックス回転テー
    ブルの周辺に設けられ、前記電槽保持装置に挿入された
    電槽内に極群を挿入するために極群を把持して該電槽保
    持装置に向かって進退する複数のクランプであって、極
    群を電槽内に段階的に挿入するように各クランプの電槽
    内の極群の挿入量が段階的に設定された複数のクランプ
    と、前記電槽保持装置とクランプとの中間にあって電槽
    保持装置と共に回転する案内部材と、前記インデックス
    回転テーブルと同心でインデックス回転テーブルから独
    立固定されたカムとを有し、前記案内部材が前記カムに
    より駆動されて前記電槽保持装置と前記クランプとの間
    を移動可能なことを特徴とする角形電池の極群挿入装
    置。
  2. 【請求項2】 前記案内部材が、該案内部材の中心から
    電槽側に向かって徐々に拡大する電槽案内孔と、案内部
    材の中心側からクランプ側に向かって徐々に拡大する極
    群案内孔とを有し、これら電槽案内孔と極群案内孔とが
    案内部材の中心近傍で同心状態で重なり、該重なり部分
    において電槽案内孔の大きさが極群案内孔の大きさより
    大きくて段差が形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の角形電池の極群挿入装置。
  3. 【請求項3】 前記電槽保持装置及び/又はクランプ
    に、案内部材との芯を一致させる調整手段を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載の角形電池の極群挿入装置。
  4. 【請求項4】 前記ステーションに、極群の押し込み高
    さ及び/又は時間を検知する手段を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の角形電池の極群挿入装置。
  5. 【請求項5】 前記クランプの一つに代えて押し棒を設
    け、電槽に挿入された前記極群を該押し棒で押して極群
    を電槽内の所定位置に嵌装させることを特徴とする請求
    項1記載の角形電池の極群挿入装置。
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