JP3448175B2 - レーザを用いた計測装置の安全装置 - Google Patents
レーザを用いた計測装置の安全装置Info
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Description
装置の安全装置に関し、レーザを着火源とした爆発を防
止して安全性を確保するように企図したものである。な
お、レーザを用いた計測装置としては、レーザを用いて
(レーザを被計測ガスに照射することにより)ガス濃度
を計測するガス濃度計測装置や、レーザを用いて(レー
ザを被計測ガスに照射することにより)ガス中に含まれ
る粉体の発熱量或いは粉体組成を計測する計測装置等が
ある。
測においては、主要ガス成分はガスクロマトグラフィー
等でガス組成をオンラインで計測することが可能であ
る。しかし、微量なガス成分及びガス中に含まれる粉体
の組成については、ガス及び粉体を吸引した後に分析し
ているため、オンラインでの監視は困難であった。
いて(レーザを被計測ガスに照射することにより)ガス
濃度を計測するガス濃度計測装置、または、レーザを用
いて(レーザを被計測ガスに照射することにより)ガス
中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を計測する計
測装置を、発電プラントに設置することにより、微量な
ガス成分及び粉体組成等についても、オンラインでの監
視が可能となる。
該計測装置においては、レーザを被計測ガスに照射して
被計測ガス中にプラズマを発生させるため、被計測ガス
に酸素と可燃性ガスが含まれている場合には、プラズマ
が着火源となり、爆発的な反応を引き起こす可能性があ
る。
スに酸素と可燃性ガスが含まれている場合であっても、
レーザを用いてガス濃度を計測するガス濃度計測装置、
または、レーザを用いてガス中に含まれる粉体の発熱量
或いは粉体組成を計測する計測装置の安全性を確保する
ことのできる、レーザを用いた計測装置の安全装置を提
供することを目的とする。
明の構成は、流通する被計測ガスにレーザを照射するこ
とにより、被計測ガスのガス濃度やガス中に含まれる粉
体の発熱量或いは粉体組成を計測する計測装置に備える
安全装置であって、前記被計測ガスの流通方向に関し
て、前記計測装置を設置した部分によりも上流側に設置
されており、流通する被計測ガスの濃度を検知すると共
に検知したガス濃度を示すガス濃度検知信号を出力する
ガス濃度検知器と、前記ガス濃度検知信号が入力されて
おり、ガス濃度検知信号で示すガス濃度が、予め設定し
た一定値よりも大きいときには、前記計測装置からのレ
ーザの出力を停止させる制御装置と、を有することを特
徴とする。
流通している被計測ガスにレーザを照射することによ
り、被計測ガスのガス濃度やガス中に含まれる粉体の発
熱量或いは粉体組成を計測する計測装置に備える安全装
置であって、前記被計測ガスの流通方向に関して、前記
計測装置を設置した部分によりも上流側に設置されてお
り、流通する被計測ガス中の酸素濃度を検知すると共に
検知した酸素濃度を示す酸素濃度検知信号を出力する酸
素濃度検知器と、前記酸素濃度検知信号が入力されてお
り、酸素濃度検知信号で示す酸素濃度が、予め設定した
一定値よりも大きいときには、前記計測装置からのレー
ザの出力を停止させる制御装置と、を有することを特徴
とする。
ている被計測ガスにレーザを照射することにより、被計
測ガスのガス濃度やガス中に含まれる粉体の発熱量或い
は粉体組成を計測する計測装置に備える安全装置であっ
て、前記被計測ガスの流通方向に関して、前記計測装置
を設置した部分によりも上流側に設置されており、流通
する被計測ガス中の可燃性ガス濃度を検知すると共に検
知した可燃性ガス濃度を示す可燃性ガス濃度検知信号を
出力する可燃性ガス濃度検知器と、前記可燃性ガス濃度
検知信号が入力されており、可燃性ガス濃度検知信号で
示す可燃性ガス濃度が、予め設定した一定値よりも大き
いときには、前記計測装置からのレーザの出力を停止さ
せる制御装置と、を有することを特徴とする。
濃度を計測するガス濃度計測装置、または、レーザを用
いてガス中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を計
測する計測装置において、被計測ガス中に酸素濃度検知
器或いは可燃性ガス濃度検知器を設置し、被計測ガス中
の所定のガス成分が一定濃度以下であることを、該計測
装置の計測開始許可条件とし、かつ該計測装置が計測中
の場合には信号により速やかにレーザ出力を停止するこ
とによって、該計測装置のレーザを着火源とした爆発を
防止し、安全を確保することができる。
検出するガス濃度計測装置またはガス中に含まれる粉体
の発熱量或いは粉体組成の計測装置の安全性が確保さ
れ、該計測装置の信頼性の向上に寄与する。
づき詳細に説明する。
かかる安全装置を適用する(本安全装置が設置され
る)、レーザを用いてガス濃度を計測するガス濃度計測
装置またはレーザを用いてガス中に含まれる粉体の発熱
量或いは粉体組成を計測する計測装置を説明する。
(流通させる)配管1には、パージ5を備えた光学窓6
が取り付けられている。上述したタイプのレーザを用い
た計測装置16では、プラズマ用レーザ装置3から出力
されたプラズマ用レーザ3aは、レンズ4及び光学窓6
を通過して、配管1内の被計測場2に集光される。この
ため、集光されたプラズマ用レーザ3aにより、被計測
場2にプラズマが生起し、被計測場2に存在する気体,
液体,固体をプラズマ化させる。
れた成分励起用レーザ7aは、ミラー8で反射され、レ
ンズ4及び光学窓6を通過して、レーザ誘起されたプラ
ズマ中に入射される。なお、成分励起用レーザ7aは、
物質中の被測定成分の励起波長に対応する波長を有する
レーザである。なお、成分励起用レーザ7aは、プラズ
マ用レーザ3aに同期して出力されている。
化し、成分励起用レーザ7aにより励起された被測定成
分が発する蛍光は、ミラー9を介してレンズ10で集光
され、分光器11に入射される。分光器11は入射され
た光を分光し、分光された光はCCDカメラ12にてそ
れぞれ検出される。それぞれの(各周波数成分毎の)検
出信号はコンピュータ13に転送され、このコンピュー
タ13は、プラズマ発光に応じた各周波数成分信号よ
り、被測定場2の成分組成並びに、プラズマ温度を求
め、その情報から蛍光強度の補正を行い、被測定場2に
存在する微量成分の濃度を算出する。
起用レーザ装置7のレーザ発振と、CCDカメラ12の
撮影動作は、ライン14を介して同期動作が確保されて
いる。
を用いた計測装置の安全装置を、図2を参照して説明す
る。本安全装置は、レーザを用いた計測装置16(図1
に示す装置)の安全性を確保するために用いられるもの
である。
性ガス配管15には、図1に示したのと同様な構成とな
っているレーザを用いた計測装置16が設置されてい
る。可燃性ガスとしては、例えば、石炭ガス化炉の排ガ
スがあり、この排ガスは、ガスタービンで燃焼させるガ
スなので主成分は窒素と可燃性ガス(主に一酸化炭素)
であり、通常の場合には酸素は含まれていない。
中の被計測場2にレーザを入射して、ガス濃度またはガ
ス中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を計測する
ものである。また、前記可燃性ガスに、ある濃度以上の
酸素が含まれてしまうと、レーザを着火源として爆発し
てしまうおそれがあるので、本安全装置を設置して、安
全を図るものである。
上流側に酸素濃度検知器17を設置している。前記酸素
濃度検知器17は、可燃性ガス配管15中の酸素濃度を
検知しており、検知した濃度を示す酸素濃度信号So を
出力する。
1参照)によるレーザ3a,7aの出力を開始させた
り、出力しているレーザ3a,7aの出力を停止させる
制御をする制御部50が配置されている。この制御部5
0は、酸素濃度検知信号So が入力されることにより、
可燃性ガス配管15中の可燃性ガスに含まれている酸素
濃度を検知する。
いる酸素濃度が、予め設定した一定濃度以上になった場
合には、プラズマ用レーザ装置3からプラズマ用レーザ
3aを出力しないように、制御をする。即ち、 プラズマ用レーザ3aが出力されていない状態の時
に、検出酸素濃度が予め設定した一定濃度以上になった
ことを検出したら、たとえ、計測開始をさせる指令が入
力されても、プラズマ用レーザ装置3からプラズマ用レ
ーザ3aを出力するのを強制的に禁止するよう制御す
る。 プラズマ用レーザ3aが既に出力されている状態の時
に、検出酸素濃度が予め設定した一定濃度以上になった
ことを検出したら、直ちに、プラズマ用レーザ装置3か
らプラズマ用レーザ3aを出力するのを強制的に禁止し
て、プラズマ化を停止させる。
てプラズマを発生して着火源となりうるので、上述した
ように本安全装置では、検出酸素濃度が予め設定した一
定濃度以上になったら、プラズマ用レーザ3aの出力を
停止している。このため、レーザを着火源とした爆発を
防止して安全性を確保することができる。なお、上記
の場合には、酸素濃度検知器17の設置位置、即ち、被
計測場2よりも上流側位置で、酸素濃度が一定値以上に
なったら、直ちにプラズマ用レーザ3aの出力を停止し
ているので、酸素濃度が一定値以上になっている可燃性
ガスが、被計測場2に達した時には、プラズマ用レーザ
3aの出力はすでに停止されており、安全性が確保され
るのである。
る危険性はないが、安全性をより向上させるために、プ
ラズマ用レーザ3aと同様に、検出酸素濃度が予め設定
した一定濃度以上になったことを検出したら、直ちに、
成分励起用レーザ7aの出力を停止するようにしてもよ
い。
に達していないことを検出している時には、計測開始を
させる指令が入力されることを条件に、プラズマ用レー
ザ装置3からプラズマ用レーザ3aが出力されるのを許
容する。
を用いた計測装置の安全装置を、図3を参照して説明す
る。本安全装置は、レーザを用いた計測装置16(図1
に示す装置)の安全性を確保するために用いられるもの
である。
ス配管18には、図1に示したのと同様な構成となって
いるレーザを用いた計測装置16が設置されている。燃
焼ガスとしては、例えば、ボイラ及び加圧流動床ボイラ
の排ガスがあり、この排ガスは、完全燃焼後のガスなの
で少量の酸素を含み、通常の場合、可燃性ガス成分は含
んでいない。
の被計測場2にレーザを入射して、ガス濃度またはガス
中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を計測するも
のである。また、前記燃焼ガスに、ある濃度以上の可燃
性ガス(一酸化炭素等)成分が含まれてしまうと、レー
ザにより爆発してしまうおそれがあるので、本安全装置
を設置して、安全を図るものである。
上流側に可燃性ガス濃度検知器19を設置している。こ
の可燃性ガス濃度検知器19は、燃焼ガス配管18中の
可燃性ガス濃度を検知しており、検知した濃度を示す可
燃性ガス濃度信号Sg を出力する。
1参照)によるレーザ3a,7aの出力を開始させた
り、出力しているレーザ3a,7aの出力を停止させる
制御をする制御部51が配置されている。この制御部5
1は、可燃性ガス濃度検知信号Sg が入力されることに
より、燃焼ガス配管18中の燃焼ガスに含まれている可
燃性ガス濃度を検知する。
る可燃性ガス濃度が、予め設定した一定濃度以上になっ
た場合には、プラズマ用レーザ装置3からプラズマ用レ
ーザ3aを出力しないように、制御をする。即ち、 プラズマ用レーザ3aが出力されていない状態の時
に、検出可燃性ガス濃度が予め設定した一定濃度以上に
なったことを検出したら、たとえ、計測開始をさせる指
令が入力されても、プラズマ用レーザ装置3からプラズ
マ用レーザ3aを出力するのを強制的に禁止するよう制
御する。 プラズマ用レーザ3aが既に出力されている状態の時
に、検出可燃性ガス濃度が予め設定した一定濃度以上に
なったことを検出したら、直ちに、プラズマ用レーザ装
置3からプラズマ用レーザ3aを出力するのを強制的に
禁止して、プラズマ化を停止させる。
てプラズマを発生して着火源となりうるので、上述した
ように本安全装置では、検出燃焼ガス濃度が予め設定し
た一定濃度以上になったら、プラズマ用レーザ3aの出
力を停止している。このため、レーザを着火源とした爆
発を防止して安全性を確保することができる。なお、上
記の場合には、可燃性ガス濃度検知器19の設置位
置、即ち、被計測場2よりも上流側位置で、可燃性ガス
濃度が一定値以上になったら、直ちにプラズマ用レーザ
3aの出力を停止しているので、可燃性ガス濃度が一定
値以上になっている燃焼ガスが、被計測場2に達した時
には、プラズマ用レーザ3aの出力はすでに停止されて
おり、安全性が確保されるのである。
る危険性はないが、安全性をより向上させるために、プ
ラズマ用レーザ3aと同様に、検出燃焼ガス濃度が予め
設定した一定濃度以上になったことを検出したら、直ち
に、成分励起用レーザ7aの出力を停止するようにして
もよい。
一定値に達していないことを検出している時には、計測
開始をさせる指令が入力されることを条件に、プラズマ
用レーザ装置3からプラズマ用レーザ3aが出力される
のを許容する。
す安全装置は、次に示す(3)のプラント(被計測ガス
成分に可燃性のガスが含まれているプラント)におい
て、防爆防止手段として機能する安全装置として、利用
することができる。また図3に示す安全装置は、次に示
す(1),(2)の各プラント(被計測ガスに酸素が含
まれているプラント)において、防爆防止手段として機
能する安全装置として利用することができる。
蒸気により発電を行う蒸気タービン発電設備を有する発
電プラントで、ボイラからの排煙ダクトにレーザを用い
たガス濃度計測装置またはガス中に含まれる粉体の発熱
量或いは粉体組成の計測装置を設置した発電プラント。 (2)加圧流動床ボイラ設備と、加圧流動床ボイラから
発生する高温・高圧の燃焼ガスを膨張させ発電を行うガ
スタービン設備を有し、ガスタービンの排気ガスを熱源
として蒸気を発生する廃熱回収ボイラ、廃熱回収ボイラ
から発生する蒸気により発電を行う蒸気タービン発電設
備を有する複合発電プラントで、高温燃焼ガス配管部に
レーザを用いたガス濃度計測装置またはガス中に含まれ
る粉体の発熱量或いは粉体組成の計測装置を設置した複
合発電プラント。 (3)軽油等の油系燃料、LNG等のガス系燃料、石炭
をガス化し脱塵・脱硫をした石炭ガス燃料、高炉等製鉄
設備から発生するガス燃料及び石油精製プラントから発
生するガス燃料を燃焼させて発電を行うガスタービン設
備を有し、ガスタービンの排気ガスを熱源として蒸気を
発生する廃熱回収ボイラ、廃熱回収ボイラから発生する
蒸気により発電を行う蒸気タービン発電設備を有する複
合発電プラントで、ガスタービン設備入口の燃料配管部
にレーザを用いたガス濃度計測装置またはガス中に含ま
れる粉体の発熱量或いは粉体組成の計測装置を設置した
複合発電プラント。
(酸素濃度検知器や可燃性ガス濃度検知器)により、検
知した濃度が、予め設定した一定値以上になったときに
は、レーザ出力の停止をして、安全性を確保しているの
である。
を用いた計測装置の安全装置を、図4を参照して説明す
る。本安全装置は、レーザを用いた計測装置16(図1
に示す装置)の安全性を確保するために用いられるもの
である。
可燃性ガスや燃焼ガス等の被計測ガスが流通している。
計測室61は、導入ライン62を介して、ガス配管60
中を流通している(メインフローとなっている)被計測
ガスが導入され、導入された被計測ガスを、戻しライン
63を介して、ガス配管60に戻すようにしている。前
記導入ライン62には、開閉弁62aが介装されてお
り、前記戻しライン63には開閉弁63aが介装されて
いる。また導入ライン62の入口は、戻しライン60の
出口よりも上流側に位置している。
イン64は、その一端が計測室61に連通し、その他端
が大気開放されている。
装置16(図1に示す装置)が設置されている。この計
測装置16は、計測室61の被計測場2aにレーザを入
射して、ガス濃度またはガス中に含まれる粉体の発熱量
或いは粉体組成を計測するものである。
設置されている。この異常検知センサ65は、計測室6
1内で爆発が生じたときの温度上昇や圧力上昇を異常と
して検知するセンサである。
されており、また、前記弁62a、63a,64aの開
閉を制御する。即ち、異常検知センサ65により異常が
検知されていないときには、制御部52は、開閉弁62
a,62bを開とすると共に緊急放出弁64aを閉とす
る。このため、爆発の無い正常時には、計測装置16に
より、計測室61の被計測場2aにレーザを入射して、
ガス濃度またはガス中に含まれる粉体の発熱量或いは粉
体組成を計測することができる。
検知センサ65により異常が検知された場合には、制御
部52は、開閉弁62a,62bを直ちに閉とすると共
に緊急放出弁64aを直ちに開とする。このため、メイ
ンローであるガス配管60に爆発が伝搬することを防止
できるとともに、爆発により高温・高圧となったガスを
緊急放出ライン64を介して放出することができ、計測
室61の圧力上昇を防止することができる。
またはガス中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を
計測することができる。
64aが介装された緊急放出ライン64を、計測室61
に連通しているが、緊急放出ライン64を設置(連通)
する代わりに、計測室61にラプチャーディスクを設置
するようにしてもよい。ラプチャーディスクとは、何ら
かの原因で計測室61内の圧力が上昇した場合に、計測
室61自体の破損を避けるために、優先的に破損するデ
ィスク状の薄い金属板である。
置よりも上流側位置にて、被計測ガス中のガス濃度(酸
素濃度あるいは可燃性ガス濃度)を検知し、検知濃度が
予め設定した一定値よりも大きくなったときに、レーザ
の出力を停止するようにしたので、安全性が確保され、
レーザを用いた計測装置の信頼性の向上に寄与する。即
ち、被計測ガス中の所定のガス成分が爆発濃度(一定濃
度)以下の時のみ、計測を行うようになったため、安全
性が確保され、該計測装置の信頼性の向上に寄与するの
である。
分岐して計測室に導き、この計測室にて、レーザを用い
た計測装置により計測をし、爆発が生じたときには、計
測室とメインフローとを遮断するようにしたので、安全
性が確保されると共に、計測装置の信頼性の向上に寄与
する。
る粉体の発熱量或いは粉体組成を計測する計測装置を示
す構成図。
Claims (3)
- 【請求項1】 流通する被計測ガスにレーザを照射する
ことにより、被計測ガスのガス濃度やガス中に含まれる
粉体の発熱量或いは粉体組成を計測する計測装置に備え
る安全装置であって、 前記被計測ガスの流通方向に関して、前記計測装置を設
置した部分によりも上流側に設置されており、流通する
被計測ガスの濃度を検知すると共に検知したガス濃度を
示すガス濃度検知信号を出力するガス濃度検知器と、 前記ガス濃度検知信号が入力されており、ガス濃度検知
信号で示すガス濃度が、予め設定した一定値よりも大き
いときには、前記計測装置からのレーザの出力を停止さ
せる制御装置と、を有することを特徴とするレーザを用
いた計測装置の安全装置。 - 【請求項2】 可燃性ガスを含んで流通している被計測
ガスにレーザを照射することにより、被計測ガスのガス
濃度やガス中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を
計測する計測装置に備える安全装置であって、 前記被計測ガスの流通方向に関して、前記計測装置を設
置した部分によりも上流側に設置されており、流通する
被計測ガス中の酸素濃度を検知すると共に検知した酸素
濃度を示す酸素濃度検知信号を出力する酸素濃度検知器
と、 前記酸素濃度検知信号が入力されており、酸素濃度検知
信号で示す酸素濃度が、予め設定した一定値よりも大き
いときには、前記計測装置からのレーザの出力を停止さ
せる制御装置と、を有することを特徴とするレーザを用
いた計測装置の安全装置。 - 【請求項3】 酸素を含んで流通している被計測ガスに
レーザを照射することにより、被計測ガスのガス濃度や
ガス中に含まれる粉体の発熱量或いは粉体組成を計測す
る計測装置に備える安全装置であって、 前記被計測ガスの流通方向に関して、前記計測装置を設
置した部分によりも上流側に設置されており、流通する
被計測ガス中の可燃性ガス濃度を検知すると共に検知し
た可燃性ガス濃度を示す可燃性ガス濃度検知信号を出力
する可燃性ガス濃度検知器と、 前記可燃性ガス濃度検知信号が入力されており、可燃性
ガス濃度検知信号で示す可燃性ガス濃度が、予め設定し
た一定値よりも大きいときには、前記計測装置からのレ
ーザの出力を停止させる制御装置と、を有することを特
徴とするレーザを用いた計測装置の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34973496A JP3448175B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | レーザを用いた計測装置の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34973496A JP3448175B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | レーザを用いた計測装置の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10185819A JPH10185819A (ja) | 1998-07-14 |
JP3448175B2 true JP3448175B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=18405749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34973496A Expired - Lifetime JP3448175B2 (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | レーザを用いた計測装置の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3448175B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5193177B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2013-05-08 | 三菱重工業株式会社 | ガス中の煤塵濃度及びガス組成の計測装置及び方法 |
WO2011143240A1 (en) * | 2010-05-10 | 2011-11-17 | Zolo Technologies, Inc. | Time-synchronized tdlas measurements of pressure and temperature in a gas turbine engine |
DE112016000305T5 (de) | 2015-01-09 | 2017-09-28 | Avl Test Systems, Inc. | System und verfahren zum detektieren einer leckage in einer abgasprobenentnahmevorrichtung |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP34973496A patent/JP3448175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10185819A (ja) | 1998-07-14 |
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