JP3446783B2 - 水熱源型ヒートポンプユニット空調システム - Google Patents

水熱源型ヒートポンプユニット空調システム

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JP3446783B2
JP3446783B2 JP18791095A JP18791095A JP3446783B2 JP 3446783 B2 JP3446783 B2 JP 3446783B2 JP 18791095 A JP18791095 A JP 18791095A JP 18791095 A JP18791095 A JP 18791095A JP 3446783 B2 JP3446783 B2 JP 3446783B2
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利雄 林
栄 菊地
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調システムに係り、特
に水熱源型ヒートポンプにより冷暖房を行う水熱源型ヒ
ートポンプユニット空調機を利用した空調システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスビルなどの空調設備の方
式は、ビル機能のインテリジェント化による冷房負荷増
大への対応やオフィス環境の快適化要求に応じて、セン
トラル方式から個別分散方式に変遷しつつある。このよ
うな個別分散型ビル空調方式に対応する空調設備とし
て、ユニット型ヒートポンプやマルチ方式空気調和機な
どの個別空調システムが提案されている。
【0003】たとえば典型的なマルチ方式空調設備は、
1台の室外ユニットに複数の室内ユニットが接続され、
各室内ユニットごとに個別に運転停止や室温設定などの
制御ができるように構成されている。このようなマルチ
方式空調設備は個別運転制御特性に優れているため個別
分散方式に最適であり、しかも熱搬送動力を軽減するこ
とが可能なため、消費エネルギーを大幅に抑えることが
できる点でも注目されている。
【0004】しかしながら、上記のようなマルチ方式空
調設備の設置にあたっては、室内ユニットと室外ユニッ
トとを連絡する冷媒配管の長さや高低差が設置場所によ
って多様であり、さらに設置現場に応じて冷却能力の予
測、配管系の設定、オイル注入量の適正調整などを個別
に行う必要があるため、設計及び施工が煩雑となり、ま
た大きな熱源風量が必要であるという問題があった。
【0005】また、水熱源型の個別空調システムとし
て、ボイラや冷却塔といった熱源機を用い、これに水熱
源型ヒートポンプユニットを配管を介して接続したシス
テムが提案されている。しかしながら、かかる水熱源型
の個別空調システムでは、セントラル方式で熱源水を供
給する必要があり、ある程度の熱源機の設置スペースが
必要とされ、さらに熱源機と各空調機との間の搬送動力
が大きくなり、または配管長さが長くなると言う問題が
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の個別空調システムの抱える問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、従来は利用
されることなくそのまま排気されていた屋内の排気空気
を熱源として利用し、従って、見かけ上、熱源接続が不
要であるとともに、排熱回収による省エネルギーに優
れ、しかも各個別空調空間の部分負荷に柔軟に対応する
ことで個別分散方式の空調システムの構築に有効であ
り、特に既存の空調室内の冷房能力の増強に有効な、新
規かつ改良された水熱源型ヒートポンプユニット空調シ
ステムおよびその運転方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された水熱源型ヒートポンプユニッ
ト空調システムは、屋内に設置されて空調室内の冷暖房
を行う複数台の水熱源型ヒートポンプユニット空調機
と、屋内に設置されて水熱源型ヒートポンプユニット空
調機に通水される熱源水を少なくとも排気空気で冷却ま
たは加熱する気液直接接触型熱交換器と、気液直接接触
型熱交換器の排気空気を熱源として、屋内に設置されて
水熱源型ヒートポンプユニット空調機に通水される熱源
水を冷却または加熱する空気熱源ヒートポンプユニット
と、熱源水循環手段により複数台の水熱源型ヒートポン
プユニット空調機と気液直接接触型熱交換器とおよび空
気熱源型ヒートポンプユニットとの間で熱源水を循環さ
せる熱源水循環系と、気液直接接触型熱交換器に補給水
を給水する給水系と、屋内に外気を取り入れる外気取り
入れ手段とを備えている。
【0008】また、請求項2に記載された水熱源型ヒー
トポンプユニット空調システムは、屋内に設置されて空
調室内の冷暖房を行う複数台の水熱源型ヒートポンプユ
ニット空調機と、屋内に設置されて水熱源型ヒートポン
プユニット空調機に通水される熱源水を少なくとも外気
空気で冷却または加熱する気液直接接触型熱交換器と、
気液直接接触型熱交換器の排気空気を熱源として、屋内
に設置されて水熱源型ヒートポンプユニット空調機に通
水される熱源水を冷却または加熱する空気熱源ヒートポ
ンプユニットと、熱源水循環手段により複数台の水熱源
型ヒートポンプユニット空調機と気液直接接触型熱交換
とおよび空気熱源型ヒートポンプユニットとの間で熱
源水を循環させる熱源水循環系と、この熱源水循環系内
において気液直接接触型熱交換器を迂回する熱源水経路
を形成する熱源水循環路選択手段と、気液直接接触型熱
交換器に補給水を給水する給水系と、屋内に外気を取り
入れる外気取り入れ手段とを備えている。
【0009】また上記水熱源型ヒートポンプユニット空
調システムを構築する場合に、請求項3に記載のよう
に、インテリアゾーンに複数台の水熱源型ヒートポンプ
ユニット空調機を配置し、ペリメータゾーンに気液直接
接触型熱交換器に加えてさらに空気熱源型ヒートポンプ
ユニット空調機を配置することができる。その際、例
ば切換ダンパ手段により、気液直接接触型熱交換器の排
気空気を空気熱源型ヒートポンプユニット空調機に選択
的に送気することができるように構成することが好まし
い。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】本発明によれば、外気取り入れ手段により一旦
屋内に取り入れられて利用された後に屋外に排気される
少なくとも排気空気を熱源として使用して、気液直接接
触熱交換器により熱源水を冷却または加熱する。また、
外気取り入れ手段により取り入れられる少なくとも外気
空気を熱源として利用して、気液直接接触熱交換器によ
り熱源水を冷却または加熱することとしてもよい。そし
て、冷却または加熱された熱源水を、ポンプなどの熱源
水循環手段により熱源水循環系を介して、空調空間内の
所定の箇所に設置される各水熱源型ヒートポンプユニッ
ト空調機に通水し、空調機内を循環する熱媒から抜熱す
ることにより、各空調機に対応する各個別空調空間内に
冷気を供給することが可能(冷房運転)となり、あるい
はその熱媒に放熱することにより、各空調機に対応する
各個別空調空間内に暖気を供給することが可能(暖房運
転)となる。なお、蒸発により減じた分の熱源水は給水
系により適宜補うことができる。さらに、単なるウォー
ルスルー型空調機に比較して外気取り入れ量を大幅に
(1/10程度)軽減することができるので、運転動力
の軽減を図ることができる。
【0014】また、本発明によれば、請求項3に記載し
たように、インテリアゾーンについては、各水熱源型ヒ
ートポンプユニット空調機により定常負荷を担わせ、時
刻や季節に応じて負荷変動の大きなペリメータゾーンに
ついては、空気熱源型ヒートポンプユニット空調機によ
り対応することができる。このように、請求項3によれ
ば、負荷特性の異なるインテリアゾーン、ペリメータゾ
ーンに応じた空調を実現できる。
【0015】さらに、空気熱源型ヒートポンプユニット
空調機を運転する際には、例えばダンパを切り換えるこ
とにより、気液直接接触型熱交換器の排気空気を空気熱
源型ヒートポンプユニット空調機の熱源空気として利用
し、熱回収を図ることができるので、より省エネルギー
の空調システムを構築できる。
【0016】また、本発明の請求項1に記載の空調シス
テムは、熱源水循環手段により複数台の水熱源型ヒート
ポンプユニット空調機、気液直接接触型熱交換器および
空気熱源型ヒートポンプユニットとの間で熱源水を循環
させる熱源水循環系を備えているので、たとえば熱源水
の温度に応じて空気熱源型ヒートポンプユニット空調機
を熱源のブースタとして利用することが可能となり、冷
暖房能力の増大を図ることができる。
【0017】また、請求項に記載の空調システムで
は、さらに熱源水循環系内に気液直接接触型熱交換器を
迂回する熱源水経路を形成する熱源水循環路選択手段を
設けているので、たとえば冬季など気液直接接触熱交換
器による熱交換の効率が悪い場合には、気液直接接触熱
交換器を迂回して空気熱源型ヒートポンプユニット空調
機に送り、そこで排気空気および/または外気空気を熱
源として、熱源水を加温して利用することが可能であ
る。
【0018】さらに本発明によれば、上記のように構成
された水熱源型ヒートポンプ空調システムが所定の空調
空間(例えば、約100平方メートル程度の柱間隔)ご
とに自己完結的に設置されるので、個別分散型空調シス
テムの施工および管理を容易に行うことができる。
【0019】
【実施例】以下に添付図面を参照しながら本発明にかか
る水熱源型ヒートポンプユニット空調システムの好適な
実施例について詳細に説明する。
【0020】図1には、本発明の第1実施例にかかる水
熱源型ヒートポンプユニット空調システム100の概略
構成が示されており、図1(a)はその略平面図、図1
(b)はその略側面図を示している。この水熱源型ヒー
トポンプユニット空調システム100は、例えば約10
0平方メートル程度の柱間隔ごとに個別に施工され管理
される。この水熱源型ヒートポンプユニット空調システ
ム100は、空調空間(屋内)のインテリアゾーンの所
定箇所(例えば、図1(b)に示すように天井裏)に配
置される複数台(図示の例では4台)の水熱源型ヒート
ポンプユニット空調機102a、102b、102c、
102dと、空調空間のペリメータゾーンの所定箇所
(例えば、図1(b)に示すように天井裏)に配置され
る1台の気液直接接触型熱交換器104とから構成され
ている。
【0021】これらの水熱源型ヒートポンプユニット空
調機102a、102b、102c、102dと気液直
接接触型熱交換器104とは、熱源水循環系を成す管路
106(例えば、往路106aおよび復路106bから
構成される。)により並列に接続されており、管路途中
に介装される循環ポンプ108により気液直接接触型熱
交換器104により加熱または冷却された熱源水を各水
熱源型ヒートポンプユニット空調機102a、102
b、102c、102dに通水させることができる。ま
た熱源水循環系106には、切換弁(三方弁)110に
より流路切り換えが可能なバイパス路106cも形成さ
れており、必要に応じて(例えば、不図示の温度センサ
により還水温度を検出し、南側に配置された空調機から
の還水温度と北側に配置された空調機からの還水温度に
十分な温度差があり、還水をそのまま熱源水として利用
することができるような場合)、熱源水に気液直接接触
型熱交換器104を迂回させて、水熱源型ヒートポンプ
ユニット空調機102a、102b、102c、102
d内のみを循環させることができる。
【0022】インテリアゾーンの天井部に設置される各
水熱源型ヒートポンプユニット102a〜102dは、
例えば、圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁が同体のユニ
ット内に一体的に収容されて構成されたものであり、冷
房運転時には、凝縮器として機能する水−熱媒熱交換器
(不図示)に冷却された熱源水を通水することにより熱
媒から抜熱し、蒸発器として機能する熱媒−空気熱交換
器(不図示)より冷気を室内に供給することができる。
また、暖房運転時には、加熱された熱源水を同ヒートポ
ンプに送り、冷房時とは逆サイクルでヒートポンプを運
転し、凝縮器として機能する熱媒−空気熱交換器より暖
気を室内に供給することができる。
【0023】ペリメータゾーンの天井部に設置される気
液直接接触型熱交換器104は、例えば、充填材、エリ
ミネータ、散水管、水槽から構成される小型の冷却塔仕
様のものを使用することが可能であり、散水管から熱源
水を散水しながら排気空気と接触させて熱交換し、冷却
または加熱して回収することができる。また気液直接接
触型熱交換器104には、給水系104aが接続されて
おり、蒸発などにより減じた分の熱源用の補給水を適宜
給水することが可能である。なお、図示はしていない
が、排気ファンなどを備えた排気ダクトを設置して、室
内の所定箇所(例えば、厨房やトイレなど)からの排気
を気液直接接触型熱交換器104に強制的に送気するよ
うに構成しても良い。
【0024】さらに空調空間のペリメータゾーンには給
気ファン112などを備えた外気取り入れ手段が設けら
れており、屋内に新鮮な外気空気を適宜取り入れて循環
させることが可能である。そして、室内において利用さ
れて汚れた排気空気の一部が、本実施例によれば、気液
直接接触型熱交換器104において熱源として利用され
るので、見かけ上熱源を必要としない自己完結的な空調
システムを構築することができる。
【0025】次に、上記のように構成された水熱源型ヒ
ートポンプユニット空調システムの動作を冷房運転時を
例に挙げて説明する。
【0026】なお、給気ファン(外気取り入れ手段)1
12は必要に応じて運転され、新鮮な外気空気は適宜屋
内に供給され、屋内を循環しているものとする。まず、
不図示の温度センサにより還水温度を検出し、例えば、
南側に配置された空調機からの還水温度と北側に配置さ
れた空調機からの還水温度に十分な温度差があり、還水
をそのまま熱源水として利用することができるような場
合には、切換弁110により熱源水を水熱源型ヒートポ
ンプユニット空調機102a〜102dのみを循環させ
る。
【0027】これに対して、還水の冷却を行う必要があ
る場合には、切換弁110を切り換えて、熱源水を気液
直接接触型熱交換器104に通水する。気液直接接触型
熱交換器104には排気空気が送気され、排気空気を熱
源として利用して散水管から散水される熱源水が冷却さ
れる。適当な温度に冷却された熱源水は、往路106a
を介して各水熱源型ヒートポンプユニット空調機102
a〜102dの各凝縮器(不図示)に送られる。熱源水
は各凝縮器において各水熱源型ヒートポンプユニット空
調機102a〜102d内を循環する熱媒を冷却し、冷
却された熱媒は、不図示の熱媒−空気熱交換器を通して
空調室内に給気される空気より抜熱し、空調室内には所
望の温度に冷却された冷風が供給される。
【0028】なお、暖房運転を行う場合には、気液直接
接触型熱交換器104において排気空気により熱源水を
加熱し、加熱された熱源水を各水熱源型ヒートポンプユ
ニット空調機102a〜102dに送り、各水熱源型ヒ
ートポンプユニット空調機102a〜102dを冷房運
転時とは逆サイクルで運転させることにより、空調室内
に所望の温度に暖められた温風を供給することができ
る。もちろん、循環する熱源水をそのまま利用できる場
合には、冷房運転時と同様に、熱源水に気液直接接触型
熱交換器104を迂回させ、各水熱源型ヒートポンプユ
ニット空調機102a〜102dのみを循環させること
もできる。
【0029】図1に示す第1実施例では、1台の気液直
接接触型熱交換器104に対して複数台(4台)の水熱
源型ヒートポンプユニット空調機102a〜102dを
並列に接続しているが、図2に示すように、1台の気液
直接接触型熱交換器104に対して複数台(4台)の水
熱源型ヒートポンプユニット空調機102a〜102d
を直列に接続して水熱源型ヒートポンプユニット空調シ
ステム120を構成することも可能である。なお、図2
に示す第2実施例の構成および機能は、上記配管構成を
除いて図1に示す第1実施例と実質的に変わらないの
で、同一の構成および機能を有する構成部材について
は、同一の参照番号を付することにより重複説明を省略
することにする。同様に、本明細書の以下の説明におい
ても、特に断らない限り、同一の構成および機能を有す
る構成部材については、同一の参照番号を付することに
より重複説明を省略することにする。
【0030】図2に示すように複数台の水熱源型ヒート
ポンプユニット空調機102a〜102dを直列に配管
接続した構成の場合には、上流の水熱源型ヒートポンプ
ユニット空調機(例えば、空調機102a)の能力に比
較して下流の水熱源型ヒートポンプユニット空調機(例
えば、空調機102d)の能力が弱くなるが、図1に示
す並列の配管接続に比較して、同一の管径の配管により
接続することができるので施工が容易になるとともに、
流量も少なくできるので省エネルギー運転を行うことが
可能である。
【0031】次に図3を参照しながら本発明の第3実施
例にかかる水熱源型ヒートポンプユニット空調システム
130について説明する。本実施例の場合にも、水熱源
型ヒートポンプユニット空調システム130は、インテ
リアゾーンの天井部に設置される複数台(4台)の水熱
源型ヒートポンプユニット空調機102a〜102d
と、ペリメータゾーンの天井部に設置される1台の気液
直接接触型熱交換器104を備えている。そして、この
第3実施例の場合には、ペリメータゾーンの室内にさら
に床置き型の空気熱源型ヒートポンプユニット空調機1
32が設置されている。
【0032】さらに、本実施例の場合には、外気取り入
れ経路134は空気熱源型ヒートポンプユニット空調機
132を通過するように構成されている。従って、外気
空気の一部は外気取り入れ経路134を介して空気熱源
型ヒートポンプユニット空調機132に送気され、外気
空気の残余部分は屋内に送られて循環される。この空気
熱源型ヒートポンプユニット空調機132は、例えば、
圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁が同体のユニット内に
一体的に収容されて構成されたものであり、室内からの
排気空気および/または外気空気を熱源として、空調空
間内に所定の空調空気を供給することができるものであ
る。
【0033】この第3実施例の動作について冷房負荷の
場合を例に挙げて説明する。まず1台の気液直接接触型
熱交換器104およびそれに接続された水熱源型ヒート
ポンプユニット空調機102a〜102dにより空調負
荷に対応できる場合には、空気熱源型ヒートポンプユニ
ット空調機132の運転は行わない。しかしながら、水
熱源型ヒートポンプユニット空調機102a〜102d
だけでは、ペリメータゾーンで要求される空調負荷に十
分に対応できない場合には、空気熱源型ヒートポンプユ
ニット空調機132を運転して、室内からの排気空気お
よび/または外気空気を熱源として、空調空間内に所定
の空調空気(暖気または冷気)を供給することが可能で
ある。このように、本実施例によれば、ペリメータゾー
ンとインテリアゾーンとの空調負荷の相違にも柔軟に対
応することが可能な空調システムを構築できる。
【0034】次に図4を参照しながら本発明の第4実施
例にかかる水熱源型ヒートポンプユニット空調システム
140について説明する。先の実施例と同様に、複数台
(4台)の水熱源型ヒートポンプユニット空調機102
a〜102dはインテリアゾーンの天井部に設置されて
いるが、本実施例の場合には、1台の気液直接接触型熱
交換器142はペリメータゾーンの床部に設置されてい
る。さらに、ペリメータゾーンの床部には、図3に示す
第3実施例と同様に、空気熱源型ヒートポンプユニット
空調機144が設置されており、そしてこの空気熱源型
ヒートポンプユニット空調機144と気液直接接触型熱
交換器142とは切換ダンパ146により相互に接続さ
れている。なお、図中142aは、上記気液直接接触型
熱交換器142に不足分の熱源水を供給する補給水給水
系であり、148は、上記空気熱源型ヒートポンプユニ
ット空調機144の熱源用空気であり、取り入れ外気は
給気ファン112により供給される。
【0035】本実施例の動作は、基本的には図3に示す
第3実施例と同様であり、インテリアゾーンとは異なる
負荷特性をもった窓際の空調負荷を、ペリメータゾーン
に設置された空気熱源型ヒートポンプユニット空調機1
44に担わせるものである。ただし、本実施例の場合に
は、気液接触型熱交換器142と空気熱源型ヒートポン
プユニット空調機144とが切換ダンパ146を介して
相互に接続されているので、空気熱源型ヒートポンプユ
ニット空調機144を運転する際に、気液接触型熱交換
器142の排気空気を熱源として利用することが可能と
なり、より効果的な熱回収が可能となり、省エネルギー
に優れた空調システムを構築できる。
【0036】なお、空気熱源型ヒートポンプユニット空
調機144を運転する場合には、排気空気は空気熱源型
ヒートポンプユニット空調機144を介して排気経路1
49aから室外に排気される。これに対して、空気熱源
型ヒートポンプユニット空調機144を運転しない場合
には、切換ダンパ146が切り換えられ、排気空気は空
気熱源型ヒートポンプユニット空調機144を迂回して
排気経路149bから室外に排気される。
【0037】次に図5を参照しながら本発明の第5実施
例にかかる水熱源型ヒートポンプユニット空調システム
150について説明する。本実施例の場合にも、水熱源
型ヒートポンプユニット空調システム150は、インテ
リアゾーンの天井部に設置される複数台(4台)の水熱
源型ヒートポンプユニット空調機102a〜102d
と、ペリメータゾーンの天井部に設置される1台の気液
直接接触型熱交換器104を備えている。そして、図3
に関連して説明した第3実施例の場合と同様に、ペリメ
ータゾーンの室内にさらに床置き型の空気熱源型ヒート
ポンプユニット152が設置されている。
【0038】さらに、本実施例の場合には、空気熱源型
ヒートポンプユニット152が管路156a、156b
により切換弁158a、158bを介して熱源水循環系
106に接続されており、空気熱源型ヒートポンプユニ
ット152により加熱または冷却された熱源水を、切換
弁158a、158bを切り換えることにより、各空調
機102a〜102dに送水することができる。また、
本実施例の場合には、外気取り入れ経路154は空気熱
源型ヒートポンプユニット152を通過するように構成
されている。従って、外気空気の一部は外気取り入れ経
路154を介して空気熱源型ヒートポンプユニット15
2に送気され、外気空気の残余部分は屋内に送られて循
環される。この空気熱源型ヒートポンプユニット152
は、例えば、圧縮機、凝縮器、蒸発器、膨張弁が同体の
ユニット内に一体的に収容されて構成されたものであ
り、室内からの排気空気および/または外気空気を熱源
として、熱源水を冷却または加熱して、各空調機102
a〜102dに送水することができるものである。
【0039】この第5実施例の動作について暖房負荷の
場合を例に挙げて説明する。例えば、冬期など暖房負荷
が主の場合には、気液直接接触型熱交換器104を利用
した熱交換よりも、空気熱源型ヒートポンプユニット1
52による熱交換の方が効率的である。従って、本実施
例によれば、冬期などには、気液直接接触型熱交換器1
04を熱源水循環系106から切り離し、空気熱源型ヒ
ートポンプ152を熱源水循環系106に接続して、こ
の空気熱源型ヒートポンプ152により排気空気および
/または外気空気を熱源として、熱源水を加温して利用
することが可能である。これに対して、冷房運転時に
は、熱源水循環系106を気液直接接触型熱交換器10
4に接続して、図1に示す第1実施例と同様の運転を行
うことができる。
【0040】図6には、本発明の第6実施例にかかる水
熱源型ヒートポンプユニット空調システム200の概略
構成が示されている。この水熱源型ヒートポンプユニッ
ト空調システム200は、インテリアゾーンの天井部に
設置される複数台(3台)の水熱源型ヒートポンプユニ
ット空調機202a〜202cと、ペリメータゾーンの
天井部に設置される気液直接接触型熱交換器204と、
ペリメータゾーンの床部に設置される空気熱源型ヒート
ポンプユニット空調機206とから主に構成されてい
る。
【0041】インテリアゾーンの天井部に設置される各
水熱源型ヒートポンプユニット空調機202a〜202
cは先の実施例と同様のものであり、例えば、圧縮機、
凝縮器、蒸発器、膨張弁が同体のユニット内に一体的に
収容されて構成されたものであり、冷房運転時には、凝
縮器として機能する水−熱媒熱交換器(不図示)に冷却
された熱源水を通水することにより熱媒から抜熱し、蒸
発器として機能する熱媒−空気熱交換器(不図示)より
冷気を室内に供給することができる。また、暖房運転時
には、加熱された熱源水を同ヒートポンプに送り、冷房
時とは逆サイクルでヒートポンプを運転し、凝縮器とし
て機能する熱媒−空気熱交換器より暖気を室内に供給す
ることができる。
【0042】ペリメータゾーンの天井部に設置される気
液直接接触型熱交換器204についても、先の実施例と
同様に、例えば、充填材、エリミネータ、散水管、水槽
から構成される小型の冷却塔仕様のものを使用すること
が可能であり、散水管から熱源水を散水しながら排気空
気と接触させて熱交換し、冷却または加熱して回収する
ことができる。また気液直接接触型熱交換器204に
は、補給水給水系204aが接続されており、蒸発など
により減じた分の熱源水を適宜給水することが可能であ
る。
【0043】ペリメータゾーンの床部に設置される空気
熱源型ヒートポンプユニット空調機206は、例えば、
ケーシング206a内に、圧縮機206b、空気−熱媒
熱交換器206c、膨張弁206d、熱媒−熱源水熱交
換器206eが一体的に収容されたものであり、四方弁
206fを切り換えることにより、熱媒の循環方向を換
えヒートポンプサイクルを切り換えることができるもの
である。なお、図中206gは排気ファンであり、外気
空気および/または室内からの排気空気を空気−熱媒熱
交換器206cに送気するためのものである。
【0044】次に、熱源水循環経路208について説明
すると、上記気液直接接触型熱交換器204の出口と上
記空気熱源型ヒートポンプユニット空調機206の熱媒
−熱源水熱交換器206eの入口とが途中循環ポンプ2
10を介して管路208aにより直列に接続されてい
る。そして、管路208bにより、空気熱源型ヒートポ
ンプユニット空調機206の熱媒−熱源水熱交換器20
6eの出口と気液直接接触型熱交換器204の入口との
間に、複数台(3台)の水熱源型ヒートポンプユニット
空調機202a〜202cが並列に接続されている。ま
た、この熱源水循環経路208には切換弁210aが介
装されており、不図示の温度センサにより検出される熱
源水の温度に応じて、これらの切換弁210aを切り換
えることにより、熱源水にバイパス路206cを通水さ
せ、気液直接接触型熱交換器204を迂回させることが
可能である。
【0045】また図中214は気液直接接触型熱交換器
204に室内からの排気空気を送気するための送気ファ
ンであり、216は新鮮な外気を屋内に導入するための
給気ファンである。なお図示は省略しているが、これら
の空気経路中にフィルタを設けて循環する空気の清浄化
を図るように構成したり、あるいは空気経路が長い場合
には途中に中間ファンを設置する構成を採用することも
可能であることは言うまでもない。
【0046】次に上記のように構成された第6実施例に
かかる水熱源型ヒートポンプユニット空調システム20
0の動作について説明する。
【0047】通常の冷房運転時には、三方弁210aを
切り換えて、各水熱源型ヒートポンプユニット空調機2
02a〜202cの排熱を気液直接接触熱交換器204
に送り、そこで室内からの排気または外気中に捨てる。
その際に、空気熱源型ヒートポンプユニット206の運
転は行わない。しかし、冷房負荷が大きくなった場合に
は、空気熱源型ヒートポンプユニット206を冷房運転
モードで運転して、熱媒−熱源水熱交換器(蒸発器)2
06eを熱的ブースタとして利用して、熱源水を2段冷
却することにより対応することができる。もちろん、気
液直接接触型熱交換器204を迂回させて、空気熱源型
ヒートポンプユニット206のみを熱源として利用する
こともできる。
【0048】また暖房運転が主の冬季などには、気液直
接接触型熱交換器204を利用した熱交換よりも、空気
熱源型ヒートポンプユニット206による熱交換の方が
効率的である。従って、本実施例によれば、冬季などに
は、気液直接接触型熱交換器204を熱源水循環系20
8から切り離し、空気熱源型ヒートポンプ206を熱源
水循環系に接続して、この空気熱源型ヒートポンプ20
6の熱媒−熱源水熱交換器(凝縮器)206eにより排
気空気および/または外気空気を熱源として、熱源水を
加温して利用することが可能である。また熱負荷が大き
い場合には、熱源水を気液直接接触型熱交換器204に
通水して、熱源水の2段加熱を行うこともできる。
【0049】以上、本発明の好適ないくつかの実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明したが、本発明はこ
れらの実施例の記載に限定されないことは言うまでもな
い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の範疇内において各種の変更および修正に想到す
ることが可能であり、これらについても当然に本発明の
技術的範囲に属するものと了解される。
【0050】例えば、上記実施例においては、各水熱源
型ヒートポンプユニット空調機を天井裏に設置される天
井隠蔽型の空調システムとして示したが、本発明はかか
る例に限定されず、水熱源型ヒートポンプユニットを、
ウォールスルー型として、あるいは床置隠蔽型として、
あるいは天吊カセット型としてさまざまな態様で構成す
ることも可能である。また同様に、気液直接接触型熱交
換器についても、天井設置型、床置型いずれのタイプの
ものを採用することも可能であり、さらにまた、空気熱
源型ヒートポンプユニット空調機についても、天井隠蔽
型、ウォールスルー型、床置型などさまざまなタイプの
ものを採用することができる。
【0051】さらにまた、上記実施例においては、1台
の気液直接接触型熱交換器に対して4台の水熱源型ヒー
トポンプユニット空調機を接続する構成を示したが、本
発明はかかる例に限定されず、1台の気液直接接触型熱
交換器に対して任意の数の水熱源型ヒートポンプユニッ
ト空調機を、並列にまたは直列に、あるいは並列と直列
とを組み合わせて配置した場合についても、本発明の技
術的範囲に含まれることは言うまでもない。
【0052】本発明の要旨は、屋内に気液直接接触型熱
交換器を配置し、そこで排気空気を熱源として熱源水を
加熱または冷却して(必要な場合には空気熱源型ヒート
ポンプによりさらに熱源水を加熱または冷却して)、複
数台の水熱源型ヒートポンプユニットへ温調された熱源
水を供給することにより、見かけ上熱源を必要としない
自己完結的な空調システムを構築することにあるので、
かかる目的を達成できる構造であれば、空調システムの
設置場所に応じていかなる構成をも採用することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、従来は利用されることなくそのまま排気されていた
屋内の排気空気を熱源として利用して空調を行うので、
熱源接続が不要であるとともに、排熱回収による省エネ
ルギーに優れた空調システムを構築することができる。
また1台の気液直接接触型熱交換器と複数台の水熱源型
ヒートポンプユニット空調機で自己完結的な空調システ
ムを構築するので個別分散方式に適したシステムを提供
できる。
【0054】また請求項2によれば、従来のウォールス
ルー型の空調システムに比較して遥かに少ない外気取り
入れ量でシステムを稼働させることができるので、省エ
ネルギーに優れた空調システムを構築することができ
る。また請求項1と同様に、1台の気液直接接触型熱交
換器と複数台の水熱源型ヒートポンプユニット空調機で
自己完結的な空調システムを構築するので個別分散方式
に適したシステムを提供できる。
【0055】請求項3によれば、請求項1または2の構
成に加えて、インテリアゾーンについては、各水熱源型
ヒートポンプユニット空調機により定常負荷を担わせ、
時刻や季節に応じて負荷変動の大きなペリメータゾーン
については、空気熱源型ヒートポンプユニット空調機に
より対応することができる。このように、請求項3によ
れば、負荷特性の異なるインテリアゾーン、ペリメータ
ゾーンに応じた空調を実現できる。
【0056】請求項4によれば、空気熱源ヒートポンプ
ユニット空調機を運転する際には、例えばダンパを切り
換えることにより、気液直接接触型熱交換器の排気空気
を空気熱源ヒートポンプユニット空調機の熱源空気とし
て利用し、熱回収を図ることができるのでより省エネル
ギーの空調システムを構築できる。
【0057】請求項5によれば、熱源水の温度に応じて
空気熱源型ヒートポンプユニット空調機を熱源のブース
タとして利用することが可能となり、冷暖房能力の増大
を図ることができる。
【0058】請求項6によれば、冬季など気液直接接触
熱交換器による熱交換の効率が悪い場合には、気液直接
接触熱交換器を迂回して空気熱源型ヒートポンプユニッ
ト空調機に送り、そこで排気空気および/または外気空
気を熱源として、熱源水を加温して利用することが可能
である。
【0059】請求項7によれば、上記のように構成され
た水熱源型ヒートポンプ空調システムが所定の空調空間
(例えば、約100平方メートル程度の柱間隔)ごとに
自己完結的に設置されるので、個別分散型空調システム
の施工および管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる水熱源型ヒートポンプユニット
空調機の第1実施例の概略構成を示しており、(a)は
その略平面図、(b)その略側面図である。
【図2】本発明にかかる水熱源型ヒートポンプユニット
空調機の第2実施例の概略構成を示しており、(a)は
その略平面図、(b)その略側面図である。
【図3】本発明にかかる水熱源型ヒートポンプユニット
空調機の第3実施例の概略構成を示しており、(a)は
その略平面図、(b)その略側面図である。
【図4】本発明にかかる水熱源型ヒートポンプユニット
空調機の第4実施例の概略構成を示しており、(a)は
その略平面図、(b)その略側面図である。
【図5】本発明にかかる水熱源型ヒートポンプユニット
空調機の第5実施例の概略構成を示しており、(a)は
その略平面図、(b)その略側面図である。
【図6】本発明にかかる水熱源型ヒートポンプユニット
空調機の第6実施例の概略構成を示しす構成図である。
【符号の説明】
100 水熱源型ヒートポンプユニット空調システム 102a〜102c 水熱源型ヒートポンプユニット空
調機 104 気液直接接触型熱交換器 104a 熱源水給水系 106 熱源水循環系 108 循環ポンプ 110 切換バルブ 112 給気ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 均 神奈川県藤沢市亀井野3−9−12 メイ プルタウン六会103 (56)参考文献 特開 昭60−16256(JP,A) 特開 昭56−113965(JP,A) 特開 平4−302926(JP,A) 実開 平4−53129(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 3/00 - 3/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋内に設置されて空調室内の冷暖房を行
    う複数台の水熱源型ヒートポンプユニット空調機と、 屋内に設置されて前記水熱源型ヒートポンプユニット空
    調機に通水される熱源水を少なくとも排気空気で冷却ま
    たは加熱する気液直接接触型熱交換器と、前記気液直接接触型熱交換器の排気空気を熱源として、
    屋内に設置されて前記水熱源型ヒートポンプユニット空
    調機に通水される熱源水を冷却または加熱する空気熱源
    ヒートポンプユニットと、 熱源水循環手段により前記複数台の水熱源型ヒートポン
    プユニット空調機前記気液直接接触型熱交換器および
    前記空気熱源型ヒートポンプユニットとの間で熱源水を
    循環させる熱源水循環系と、 前記気液直接接触型熱交換器に補給水を給水する給水系
    と、 屋内に外気を取り入れる外気取り入れ手段と、を備えた
    ことを特徴とする、水熱源型ヒートポンプユニット空調
    システム。
  2. 【請求項2】 屋内に設置されて空調室内の冷暖房を行
    う複数台の水熱源型ヒートポンプユニット空調機と、 屋内に設置されて前記水熱源型ヒートポンプユニット空
    調機に通水される熱源水を少なくとも排気空気で冷却ま
    たは加熱する気液直接接触型熱交換器と、前記気液直接接触型熱交換器の排気空気を熱源として、
    屋内に設置されて前記水熱源型ヒートポンプユニット空
    調機に通水される熱源水を冷却または加熱する空気熱源
    ヒートポンプユニットと、 熱源水循環手段により前記複数台の水熱源型ヒートポン
    プユニット空調機前記気液直接接触型熱交換器および
    前記空気熱源型ヒートポンプユニットとの間で熱源水を
    循環させる熱源水循環系と、前記熱源水循環系内において前記気液直接接触型熱交換
    器を迂回する前記熱源水経路を形成する熱源水循環路選
    択手段と、 前記気液直接接触型熱交換器に補給水を給水する給水系
    と、 屋内に外気を取り入れる外気取り入れ手段と、を備えた
    ことを特徴とする、水熱源型ヒートポンプユニット空調
    システム。
  3. 【請求項3】 前記複数台の水熱源型ヒートポンプユニ
    ット空調機をインテリアゾーンに配置するとともに、前
    記気液直接接触型熱交換器をペリメータゾーンに配置
    し、さらに空気熱源型ヒートポンプユニット空調機をペ
    リメータゾーンに配置することを特徴とする、請求項1
    または2に記載の水熱源型ヒートポンプユニット空調シ
    ステム。
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