JP3445388B2 - Washing soap - Google Patents
Washing soapInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗顔剤、ボディソー
プ、ヘアシャンプなどとして有用な洗浄剤に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】近年、河川の水質汚染が重
大な問題となり、洗浄剤成分として植物油脂肪酸のアル
カリ石けんがその分解性の点が好ましいとされている。
しかしながら、これらのアルカリ石けんを用いると、皮
膚のつっぱり感が残るという問題があった。また、水中
にカルシウムイオンやマグネシウムイオンが含まれる場
合に、アルカリ石けんを使用すると、金属石けんを生成
して洗浄能力が低下してしまう。
【0003】他方、人体において、細胞中に1個のカル
シウムイオンが存在するとすると、血液中には1000
個、骨には1億個という濃度勾配でカルシウムが存在す
るのが、健康な状態と言われている。しかし、日本人の
食生活ではカルシウムの摂取量が不足しているため、上
記濃度勾配を保持するように生理機能が働き、骨から血
液中にカルシウムが溶出することによって、血液や細胞
中に一定の濃度でカルシウムを存在させている。特開平
4−166290号公報には、澱粉及び/又は穀類と種
子と卵殻とを粉砕混合した後、加水分解して発酵熟成
し、さらに濾過して得られる水溶性ミネラル含有液が開
示されており、この水溶性ミネラル含有液においては、
水の分子集団が細分化され、水分子の単集団がミネラル
イオンを取り囲んでミネラルイオンを分散しているた
め、細分化された水と共にミネラルイオンが皮膚細胞か
ら吸収されることが報告されている。そこで、カルシウ
ムイオンを皮膚から吸収される状態で含む浴用洗浄剤の
開発が望まれる。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、カルシウムイオンを皮
膚から吸収される状態で含み、しかもアルカリ石けんの
洗浄能力を低下させず、泡立ちがよく、泡切れがよい洗
浄剤を提供することである。
【0005】
【発明の概要】本発明の洗浄剤は、液状化リン酸カルシ
ウム系化合物を0.01〜30重量%含有することを特
徴とする。液状化リン酸カルシウム系化合物の含有量が
0.01重量%未満であると、効果が発揮されず、ま
た、30重量%を超えると、酸味臭が著しくなり実用に
適さない。液状化リン酸カルシウム系化合物の含有量
は、0.1〜10重量%であるのが好ましく、0.5〜
5重量%であるのがさらに好ましい。
【0006】本発明に使用する液状化リン酸カルシウム
系化合物は、Ca/P比1.0〜2.0のリン酸カルシ
ウム系化合物と卵殻との和1〜80重量部及び澱粉及び
/又は穀類粉末10〜50重量部からなる粉砕混合物を
発酵熟成させて得られる液体である。
【0007】リン酸カルシウム系化合物と卵殻との和が
80重量部を超えると溶解不良を起こし、残渣が残って
しまう。一方、1重量部未満では液状化した際のミネラ
ルが少なく、有効成分が得られない。澱粉及び/又は穀
類粉末が10重量部未満では有機酸生成量が少なく、ミ
ネラルの溶解力が低下し、50重量部を超えると発酵不
良と残渣が多く、有効成分を抽出できなくなる。
【0008】本発明に使用しうる澱粉としては、特に制
限はなく、サツマイモ澱粉、バレイショ澱粉などの芋澱
粉、トウモロコシ澱粉などが挙げられる。また、穀類粉
末についても特に制限はなく、例えば、米粉、小麦粉、
そば粉などを使用することができる。
【0009】本発明に使用するリン酸カルシウム系化合
物としては、Ca/P比が1.0〜2.0のものであれ
ば各種のものを使用することができるが、ハイドロキシ
アパタイト、ハロゲン化アパタイト等の各種のアパタイ
ト、リン酸第一カルシウム、リン酸第二カルシウム、リ
ン酸三カルシウム、リン酸四カルシウムなどが挙げら
れ、これらを単独で又は2種以上の混合物として使用す
ることができる。
【0010】本発明に用いる液状化リン酸カルシウム系
化合物を製造するには、上記のような各原料を所定の割
合で配合し、粉砕混合し、得られた混合物を発酵タンク
に投入し、この混合原料1に対して水2〜8を加え、攪
拌しながら50〜100℃に加熱して澱粉をα化した
後、30〜40℃に保温して粘稠な混合液とする。この
混合液を30〜40℃に保温して所定量の麹菌などを加
えて複合発酵させる。その後、複合発酵させた混合液を
1ケ月〜2ケ月間熟成させるのが好ましい。こうして得
られた発酵熟成液は、酸臭を有し、発酵によって生成し
た有機酸を含む。
【0011】こうして得られた液状化リン酸カルシウム
系化合物は、カルシウムイオン及びリン酸イオン、さら
には卵殻中に含まれていた微量のミネラルイオンを含む
が、これらの各イオンは個々に、細分化された水分子に
包囲されて水中に微細に分散されており、細分化された
水と共に皮膚細胞中に吸収される。
【0012】本発明の洗浄剤は、通常の洗浄剤成分と共
に上記液状化リン酸カルシウム系化合物を含むものであ
る。洗浄剤は、一般に、アルカリ石けん及び/又は各種
の界面活性剤を主成分として含み、さらに保湿剤、増泡
剤、防腐剤、着色料、香料、パール剤、乳濁剤、コンデ
ィショニング剤、増粘剤などが添加されている。本発明
においても、これらの常用の成分を配合することができ
る。
【0013】アルカリ石けんとしては、ナトリウム石け
ん及びカリウム石けんがある。本発明の洗浄剤において
は、洗浄成分としてアルカリ石けんの代わりにあるいは
アルカリ石けんと共に界面活性剤を使用することもでき
る。界面活性剤としては、特に制限はなく、各種のもの
を使用しうるが、具体的には例えば、2−アルキル−N
−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタイン、アルキルジエチレントリアミノ酢酸等
の両性界面活性剤、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、
アルキルポリオキシエチレンエーテル等の非イオン界面
活性剤、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、アルキ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の陰イオン界面活性
剤、アルキルトリメチルアンモニウムハライド等の陽イ
オン界面活性剤が挙げられ、これらを単独で又は2種以
上の混合物として使用することができる。
【0014】保湿剤としては、グリセリン、プロピレン
グリコールなどが挙げられ、これらを単独で又は2種以
上の混合物として使用することができる。増泡剤として
は、硫酸アルキル塩、アミンオキシドなどが挙げられ
る。防腐剤としては、アルキルピリジニウム塩、安息香
酸、パラオキシ安息香酸アルキルエステルなどが挙げら
れる。パール剤としては、通常、ジステアリン酸エチレ
ングリコールなどが使用される。また、乳濁剤として
は、脂肪酸グリコールエステルなど、コンディショニン
グ剤としては、グリセリドなど、増粘剤としては、ポリ
ビニルアルコールなどが挙げられる。
【0015】本発明の洗浄剤は、上記のような様々な成
分を含有することができるが、その配合割合は、用途に
応じて広範囲に変動することができる。ボディソープと
しては、下記の組成を有するものが好ましい。
アルカリ石けん 20.0〜50.0重量部
液状化リン酸カルシウム系化合物 0.01〜30.0重量部
両性界面活性剤 5.0〜20.0重量部
非イオン性界面活性剤 1.0〜5.0重量部
保湿剤 1.0〜15.0重量部
着色料、香料 適量
防腐剤、キレート剤 適量
パール剤 適量
精製水 残余
【0016】
【作用】液状化リン酸カルシウム系化合物を添加するこ
とにより、洗浄剤にカルシウムイオンが存在することに
なるにもかかわらず、単分子化された液状金属として存
在するため金属石けんが生成せず、むしろ洗浄能力が向
上し、きめ細かな泡立ちと泡切れが良好となる。また、
洗浄後に皮膚へのつっぱり感を生じず、しっとりした感
触を生じる。
【0017】
【発明の実施例】次に、実施例に基づいて本発明をさら
に詳細に説明するが、本発明はこれによって制限される
ものではない。
【0018】実施例1
(1)液状化ハイドロキシアパタイトの製造
原料としてバレイショ澱粉20重量部及び平均粒径4μ
mのハイドロキシアパタイト粉末と卵殻の合計量30重
量部を混合し、粉砕した。次に、この混合粉体を発酵タ
ンクに投入し、混合粉体に対して純水を3倍加え、攪拌
し、80℃に2時間加熱して澱粉粒をα化させ、その後
38℃に保持し、所定量のコウジ菌を加えて複合発酵さ
せた。この際、曝気及び光の照射により発酵の促進を図
った。得られた発酵液を10℃以下の場所で1.5ケ月
間熟成させた。こうして得られた液状化ハイドロキシア
パタイトは、この液100g中にミネラル成分としてカ
ルシウム10700mg、マグネシウム9280mgを
含んでいた。
【0019】(2)ボディソープの製造
下記の成分を混合し、均一になるまで攪拌してボディソ
ープを得た。
カリウム石けん 40重量部
2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシ
エチルイミダゾリニウムベタイン 10重量部
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 30重量部
濃グリセリン 2.0重量部
プロピレングリコール 5.0重量部
ジステアリン酸エチレングリコール 0.5重量部
(1)で製造した液状化ハイドロキシアパタイト 4.0重量部
香料(シトラス) 微量
イオン交換水 全量を100重量部とする。
【0020】実施例2
下記の成分を混合し、均一になるまで攪拌してヘアシャ
ンプを製造した。
α−オレフィンスルホン酸ナトリウム(界面活性剤) 5.0重量部
アルキルポリオキシエチレンエーテル(増泡剤) 1.0重量部
脂肪酸グリコールエステル(乳濁剤) 10重量部
グリセロール(コンディショニング剤) 1.0重量部
ポリビニルアルコール(増粘剤) 0.5重量部
安息香酸(防腐剤) 0.1重量部
実施例1の(1)で製造した液状化ハイドロキシアパタイト
2.0重量部
イオン交換水 全量を100重量部とする。
【0021】比較例1
実施例1において、液状化ハイドロキシアパタイトを除
いた以外は、同じ組成を用いてポディーソープを製造し
た。
【0022】比較例2
下記の成分を混合し、均一になるまで攪拌してヘアシャ
ンプを製造した。
ジンクピリチオン 1.0g
アルキル硫酸トリエタノールアミン(洗浄剤) 17.0g
ラウリン酸ジエタノールアミド(洗浄剤) 3.0g
エタノールアミン(pH調整剤) 0.1g
パラオキシ安息香酸エチル(防腐剤) 0.5g
精製水 78.4g
香料 微量
全量100g
【0023】上記の実施例及び比較例で得られたボディ
ーソープ及びヘアシャンプを皮膚及び頭皮にアトピー性
皮膚炎のある人50人に使用させ、下記の事項を評価
し、結果を表1に示す。
皮膚のつっぱり感
○・・・80%以上の被験者が皮膚のつっぱりを感じな
い。
△・・・60%以上、80%未満の被験者が皮膚のつっ
ぱりを感じない。
×・・・60%未満の被験者が皮膚のつっぱりを感じな
い。
泡立ち及び泡切れ効果
○・・・90%以上の被験者が良いと感じた。
△・・・60%以上、90%未満の被験者が良いと感じ
た。
×・・・60%未満の被験者が良いと感じた。
アトピー性皮膚炎に対する効果
○・・・60%以上の被験者に効果があった。
△・・・40%以上、60%未満の被験者に効果があっ
た。
×・・・40%未満の被験者に効果があった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明の洗浄剤は、カルシウムイオンを
含むにもかかわらず高い洗浄能力を発揮し、泡立ち及び
泡切れが良好で、しかも洗浄後に皮膚のつっぱり感がな
く、しっとり感が生じる。また、本発明の洗浄剤は、カ
ルシウムイオンを水の単集団によって取り囲んで、皮膚
細胞から吸収されやすい状態で含むため、皮膚細胞へカ
ルシウムイオンを供給することができる。さらに、本発
明の洗浄剤は、皮膚に対する刺激が少なく、極めて緩和
であるため、にきび、かぶれ、アトピー性皮膚炎等の皮
膚の炎症などがあっても患部に対する刺激が少なく、む
しろ炎症を改善する作用を有し、洗顔剤、ボディソー
プ、ヘアシャンプなどとして好適である。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a cleaning agent useful as a facial cleanser, body soap, hair sham, and the like. [0002] In recent years, water pollution of rivers has become a serious problem, and alkali soap of vegetable oil fatty acid is considered to be preferable as a detergent component in view of its degradability.
However, when these alkali soaps are used, there is a problem that a firm feeling of the skin remains. In addition, when calcium ion or magnesium ion is contained in water, use of alkali soap generates metal soap and lowers the cleaning ability. On the other hand, in the human body, if one calcium ion exists in a cell, 1000
It is said that calcium is present in the individual and bone at a concentration gradient of 100 million, which is a healthy state. However, due to the lack of calcium intake in the Japanese diet, physiological functions work to maintain the above-mentioned concentration gradient, and calcium elutes from the bones into the blood, thereby maintaining a certain level in the blood and cells. At the concentration of calcium. JP-A-4-166290 discloses a water-soluble mineral-containing liquid obtained by pulverizing and mixing starch and / or cereal, seed and eggshell, hydrolyzing it, fermenting it, and filtering it. In this water-soluble mineral-containing liquid,
It has been reported that mineral ions are absorbed from skin cells along with the fragmented water because the water molecule population is fragmented and a single population of water molecules surrounds the mineral ions and disperses the mineral ions. . Therefore, development of a bath detergent containing calcium ions in a state of being absorbed from the skin is desired. SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a detergent which contains calcium ions in a state of being absorbed from the skin, does not reduce the washing ability of alkaline soap, has good lathering, and has good lather removal. That is. [0005] The cleaning agent of the present invention is characterized by containing 0.01 to 30% by weight of a liquefied calcium phosphate compound. If the content of the liquefied calcium phosphate compound is less than 0.01% by weight, no effect is exhibited, and if it exceeds 30% by weight, the acid odor becomes remarkable and is not suitable for practical use. The content of the liquefied calcium phosphate compound is preferably 0.1 to 10% by weight, and 0.5 to 10% by weight.
More preferably, it is 5% by weight. The liquefied calcium phosphate compound used in the present invention comprises 1 to 80 parts by weight of a calcium phosphate compound having a Ca / P ratio of 1.0 to 2.0 and eggshell, and starch and / or cereal powder 10 to 50 parts by weight. It is a liquid obtained by fermenting and aging a pulverized mixture consisting of parts by weight. [0007] If the sum of the calcium phosphate compound and the eggshell exceeds 80 parts by weight, poor dissolution occurs and residues remain. On the other hand, if the amount is less than 1 part by weight, minerals at the time of liquefaction are small, and an active ingredient cannot be obtained. If the amount of starch and / or cereal powder is less than 10 parts by weight, the amount of organic acid produced is small, and the dissolving power of minerals decreases. If the amount exceeds 50 parts by weight, poor fermentation and residues are large, and the active ingredient cannot be extracted. [0008] The starch that can be used in the present invention is not particularly limited, and includes sweet potato starch, potato starch such as potato starch, corn starch and the like. There is no particular limitation on the cereal powder, for example, rice flour, flour,
Buckwheat flour can be used. As the calcium phosphate compound used in the present invention, various compounds can be used as long as the Ca / P ratio is 1.0 to 2.0. Examples of such compounds include hydroxyapatite and halogenated apatite. Examples include various apatites, monocalcium phosphate, dicalcium phosphate, tricalcium phosphate, tetracalcium phosphate, and the like, and these can be used alone or as a mixture of two or more. In order to produce the liquefied calcium phosphate compound used in the present invention, the above-mentioned raw materials are blended at a predetermined ratio, pulverized and mixed, and the obtained mixture is put into a fermentation tank. Water is added to 1 to 2 to 8, and the mixture is heated to 50 to 100 ° C. with stirring to gelatinize the starch, and then kept at 30 to 40 ° C. to form a viscous mixture. The mixture is kept at a temperature of 30 to 40 ° C., and a predetermined amount of koji mold or the like is added to carry out complex fermentation. Thereafter, the mixed fermented mixture is preferably aged for one to two months. The fermented ripened liquid thus obtained has an acid odor and contains organic acids produced by fermentation. The liquefied calcium phosphate-based compound thus obtained contains calcium ions and phosphate ions, and also trace amounts of mineral ions contained in the eggshell, and each of these ions is individually subdivided. It is finely dispersed in water surrounded by water molecules and is absorbed into skin cells together with the finely divided water. The detergent of the present invention contains the above-mentioned liquefied calcium phosphate compound together with a usual detergent component. The cleaning agent generally contains an alkali soap and / or various surfactants as a main component, and further includes a humectant, a foaming agent, a preservative, a coloring agent, a fragrance, a pearl agent, an emulsifier, a conditioning agent, and a thickener. Agents and the like are added. In the present invention, these common components can be blended. [0013] Alkali soaps include sodium soap and potassium soap. In the cleaning agent of the present invention, a surfactant can be used instead of or together with the alkaline soap as a cleaning component. The surfactant is not particularly limited, and various surfactants can be used. Specifically, for example, 2-alkyl-N
-Carboxymethyl-N-hydroxyethylimidazolinium betaine, an amphoteric surfactant such as alkyldiethylenetriaminoacetic acid, coconut oil fatty acid diethanolamide,
Nonionic surfactants such as alkyl polyoxyethylene ethers, anionic surfactants such as sodium α-olefin sulfonate and sodium alkylbenzene sulfonate, and cationic surfactants such as alkyltrimethylammonium halide. Or as a mixture of two or more. Examples of the humectant include glycerin and propylene glycol, and these can be used alone or as a mixture of two or more. Examples of the foam increasing agent include an alkyl sulfate, an amine oxide and the like. Examples of the preservative include an alkylpyridinium salt, benzoic acid, and an alkyl ester of p-hydroxybenzoic acid. As the pearl agent, ethylene glycol distearate or the like is usually used. Examples of the emulsifier include fatty acid glycol esters and the like, examples of the conditioning agent include glyceride, and examples of the thickener include polyvinyl alcohol. The cleaning agent of the present invention can contain various components as described above, but the mixing ratio can be varied widely depending on the use. The body soap preferably has the following composition. Alkali soap 20.0-50.0 parts by weight Liquefied calcium phosphate compound 0.01-30.0 parts by weight Amphoteric surfactant 5.0-20.0 parts by weight Nonionic surfactant 1.0-5. 0 parts by weight Moisturizer 1.0 to 15.0 parts by weight Coloring agent, perfume proper amount Preservative, chelating agent proper amount Pearl agent proper amount purified water residue [Action] By adding a liquefied calcium phosphate compound, a detergent is obtained. Despite the presence of calcium ions, metal soap is not produced because it is present as a monomolecular liquid metal, but rather the washing ability is improved, and fine foaming and foam removal are improved. Also,
It does not give a firm feeling to the skin after washing and gives a moist feeling. Next, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited thereto. Example 1 (1) 20 parts by weight of potato starch and an average particle size of 4 μm as raw materials for producing liquefied hydroxyapatite
m of hydroxyapatite powder and eggshell in a total amount of 30 parts by weight were mixed and pulverized. Next, this mixed powder is put into a fermentation tank, pure water is added three times to the mixed powder, and the mixture is stirred, heated to 80 ° C. for 2 hours to gelatinize the starch granules, and then maintained at 38 ° C. Then, a predetermined amount of Koji fungi was added to perform complex fermentation. At this time, the fermentation was promoted by aeration and light irradiation. The obtained fermented liquid was aged at a temperature of 10 ° C. or lower for 1.5 months. The liquefied hydroxyapatite thus obtained contained 10700 mg of calcium and 9280 mg of magnesium as mineral components in 100 g of this liquid. (2) Production of body soap The following components were mixed and stirred until uniform, and a body soap was obtained. Potassium soap 40 parts by weight 2-alkyl-N-carboxymethyl-N-hydroxyethylimidazolinium betaine 10 parts by weight Coconut oil fatty acid diethanolamide 30 parts by weight Condensed glycerin 2.0 parts by weight Propylene glycol 5.0 parts by weight Ethylene distearate Glycol 0.5 parts by weight Liquefied hydroxyapatite produced in (1) 4.0 parts by weight Fragrance (citrus) trace amount Ion-exchanged water The total amount is 100 parts by weight. Example 2 A hair shampoo was manufactured by mixing and stirring the following components until uniform. Sodium α-olefin sulfonate (surfactant) 5.0 parts by weight Alkyl polyoxyethylene ether (foaming agent) 1.0 parts by weight Fatty acid glycol ester (emulsifier) 10 parts by weight glycerol (conditioning agent) 1.0 Parts by weight Polyvinyl alcohol (thickener) 0.5 parts by weight Benzoic acid (preservative) 0.1 parts by weight Liquefied hydroxyapatite produced in (1) of Example 1 2.0 parts by weight Ion-exchanged water 100 parts by weight Parts by weight. Comparative Example 1 Podisoap was produced using the same composition as in Example 1 except that liquefied hydroxyapatite was omitted. Comparative Example 2 The following components were mixed and stirred until uniform to prepare a hair shampoo. Zinc pyrithione 1.0 g Triethanolamine alkyl sulfate (detergent) 17.0 g Diethanolamide laurate (detergent) 3.0 g Ethanolamine (pH adjuster) 0.1 g Ethyl parahydroxybenzoate (preservative) 0.5 g Purified water 78.4g Fragrance trace amount The body soap and hair shampoo obtained in the above Examples and Comparative Examples were used by 50 persons with atopic dermatitis on the skin and scalp, and the following items were evaluated. Shown in Skin tightness ・ ・ ・: 80% or more of the subjects do not feel skin tightness. Δ: 60% or more and less than 80% of the subjects do not feel tightness of the skin. ×: Less than 60% of subjects do not feel tightness of the skin. Bubbling and bubble elimination effects ・ ・ ・: 90% or more of the subjects felt good. Δ: 60% or more and less than 90% of subjects felt good. X: Less than 60% of subjects felt good. Effect on atopic dermatitis ・ ・ ・: 60% or more subjects were effective. Δ: The effect was obtained for subjects of 40% or more and less than 60%. X: Effective for less than 40% of subjects. [Table 1] The cleaning agent of the present invention exhibits high cleaning ability despite containing calcium ions, has good foaming and foam removal, and has no moist feeling after washing. Occurs. In addition, since the detergent of the present invention surrounds calcium ions in a single group of water and contains calcium ions in a state easily absorbed from skin cells, calcium ions can be supplied to the skin cells. Furthermore, since the cleaning agent of the present invention has little irritation to the skin and is extremely alleviated, even if there is irritation of the skin such as acne, rash, atopic dermatitis, etc., the irritation to the affected area is small, and the inflammation is rather improved. It has an action and is suitable as a face wash, body soap, hair sham, and the like.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 伸一 東京都中央区日本橋堀溜町2丁目2番2 号 株式会社クレアライフ内 (72)発明者 二木 宏治 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)発明者 田辺 勉 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−135840(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 3/06 特許ファイル(PATOLIS)──────────────────────────────────────────────────続 き Continuing on the front page (72) Inventor Shinichi Nagata 2-2-2 Nihonbashi-Horitamacho, Chuo-ku, Tokyo Inside CLARELIFE Co., Ltd. (72) Inventor Koji 2-36 Maenocho, Itabashi-ku, Tokyo No. 9 Asahi Optical Industry Co., Ltd. (72) Inventor Tsutomu Tanabe 2-36-9 Maenocho, Itabashi-ku, Tokyo Asahi Optical Industry Co., Ltd. (56) References JP-A-6-135840 (JP, A) (58) Investigated field (Int. Cl. 7 , DB name) C11D 3/06 Patent file (PATOLIS)
Claims (1)
シウム系化合物と卵殻との和1〜80重量部及び澱粉及
び/又は穀類粉末10〜50重量部からなる粉砕混合物
を発酵熟成させて得られる液状化リン酸カルシウム系化
合物組成物を0.01〜30重量%含有することを特徴
とする洗浄剤。(57) [Claim 1] A calcium phosphate having a Ca / P ratio of 1.0 to 2.0
1 to 80 parts by weight of a sum of a calcium compound and an eggshell, starch and
And / or crushed mixture consisting of 10 to 50 parts by weight of cereal powder
A detergent comprising 0.01 to 30% by weight of a liquefied calcium phosphate-based compound composition obtained by fermenting and ripening the composition .
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