JP3442552B2 - 電子管のエージング方法 - Google Patents

電子管のエージング方法

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JP3442552B2 JP30554895A JP30554895A JP3442552B2 JP 3442552 B2 JP3442552 B2 JP 3442552B2 JP 30554895 A JP30554895 A JP 30554895A JP 30554895 A JP30554895 A JP 30554895A JP 3442552 B2 JP3442552 B2 JP 3442552B2
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーブラウン
管などの電子管の製造工程でおこなわれるカソードを活
性化する電子管のエージング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に電子管は、各種管内部材の配置さ
れたバルブを高真空に排気したのち、バルブ内に配置さ
れたカソードを活性化するエージングがおこなわれる。
たとえばカラーブラウン管については、パネルの内面に
蛍光体スクリーン、その内側にシャドウマスクを配置
し、このパネルとファンネルとを封着してバルブを形成
し、このバルブのネック内に電子銃を封止したのち、排
気し、さらにバルブ内を高真空にするため、ゲッター物
質をフラッシュしたのち、電子ビーム放出源である電子
銃のカソードを活性化するエージング(エミッション・
エージング)がおこなわれる。
【0003】すなわち、一般にカラーブラウン管の電子
銃は、カソード、このカソードを加熱するヒータ、上記
カソードから蛍光体スクリーン方向に順次配置された複
数のグリッドからなる電極を有し、エージングは、その
ヒータ、カソードおよびカソードに順次隣接する第1、
第2、第3グリッドから選択された1個または複数個の
電極に、逐次所定の電圧を印加することによりおこなわ
れる。
【0004】図7にそのエージング・スケジュールの一
例を示す。このエージングでは、第1段階Aとして、ま
ずヒータに段階的に変化する所定の電圧Ef を印加して
カソードを活性化し、つぎの第2段階Bで、カソードを
アース接続し、ヒータに所定の電圧Ef 、第1グリッド
に段階的に変化する所定の電圧Ec1を印加して、主とし
て第1グリッドのガス出しをおこない、つぎの第3段階
Cで、ヒータに所定の電圧Ef を印加し、つぎの第4段
階Dで、カソードをアース接続し、ヒータ、第2および
第3グリッドにそれぞれ所定の電圧Ef ,Ec2、Ec3
(図示せず)を印加して、主として第2、第3グリッド
のガス出しをおこなう方法で処理される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電子
管のエージングは、カラーブラウン管について説明した
ように、カソード、カソードを加熱するヒータおよびカ
ソードに順次隣接する第1、第2、第3グリッドから選
択された1個または複数個の電極に、逐次所定の電圧を
印加することによりおこなわれる。しかし上述した従来
の方法により処理すると、カソードの電子放出物質層が
損傷して電子放出能力が極端に劣化し、しばしば不良が
発生する。
【0006】調査の結果、上記カソードの電子放出物質
層の損傷は、 (イ) リントなどの異物によりカソードと第1グリッ
ド、第1グリッドと第2グリッドが短絡したままエージ
ング処理された場合 (ロ) 第1、第2グリッド間の耐電圧レベルがエージ
ング処理時に印加される第2グリッドの電圧を下まわ
り、第1、第2グリッド間に放電が生じた場合 に発生することが判明した。
【0007】特に、(ロ)の第1、第2グリッド間の放
電が原因で生ずるカソードの損傷は、たとえば図4に示
したように、カソードKおよび第1グリッドG1 をアー
ス接続し、第2、第3グリッドを共通に接続して、ヒー
タおよび共通接続された第2、第3グリッドにそれぞれ
所定の電圧Ef ,Ec2を印加してエージング処理してい
るとき、第1、第2グリッド間の放電が発生すると、瞬
時に第1グリッドG1の電位がEc2に一致する値まで上
昇して、第1グリッドG1 の電位がカソードKに対して
正の高電位となり、カソードKから異常な高電流が引出
される。このようにカソードKから異常な高電流が引出
されると、カソードKの電子放出物質層は、比較的高抵
抗のアルカリ土類金属の酸化物からなるため、ジュール
熱が発生し、このジュール熱により破壊される。さらに
第1、第2グリッド間の放電が第1グリッドの電子ビー
ム通過孔を通ってカソードKの電子放出物質層に達し、
第1グリッドの電子ビーム通過孔と対向する部分の電子
放出物質層が瞬時に蒸発、飛散することにより生ずる。
【0008】このような(ロ)の第1、第2グリッド間
の放電が原因で生ずるカソード損傷の頻度は、(イ)に
よる頻度にくらべて圧倒的に多く、カソード損傷不良の
80%を占めている。
【0009】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、電子管のエージング処理時、第1、第2グ
リッド間の放電を抑制して、カソードを損傷することな
く活性化できる電子管のエージング方法を得ることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】管内に配置されたカソー
ド、このカソードを加熱するヒータおよびカソードに順
次隣接する第1、第2グリッドを含む複数個の電極のう
ち、カソード、ヒータおよび第1、第2グリッドから選
択された1個または複数個の電極に逐次所定の電圧を印
加してカソードからの電子放出を活性化する電子管のエ
ージング方法において、ヒータに所定の電圧を印加し、
その後ヒータ、カソードおよび第1グリッドにそれぞれ
所定の電圧を印加して処理したのち、ヒータ、カソード
および第2グリッドにそれぞれ所定の電圧を印加して処
理する前に、第1、第2グリッド間に高電圧を印加する
ことにより発生する放電により第1、第2グリッド間を
耐電圧処理するようにした。
【0011】また、上記電子管のエージング方法におい
て、第1グリッドに対して第2グリッドを正極性に保っ
て第1、第2グリッド間に放電を発生させるようにし
た。
【0012】さらに、上記各電子管のエージング方法に
おいて、耐電圧処理時に、この耐電圧処理後の処理時に
第2グリッドに印加する最大電圧の1.5倍以上の電圧
を印加するようにした。
【0013】さらにまた、上記各電子管のエージング方
法において、耐電圧処理時に、第1、第2グリッド以外
のすべての電極をフロート状態とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
【0015】図1にその一形態であるカラーブラウン管
のエージング・スケジュールに示す。
【0016】一般にカラーブラウン管は、管内に少なく
ともカソード、このカソードを加熱するヒータおよび上
記カソードから順次蛍光体スクリーン方向に配置された
第1、第2、第3グリッドを含む複数個の電極からなる
電子銃が配設されている。
【0017】このような電子銃を備えるカラーブラウン
管のエージングは、第1段階Aとして、図2に示すよう
に、ヒータHを可変電圧電源1に接続し、カソードK、
第1、第2、第3グリッドG1 ,G2 ,G3 などの他の
電極をフロート状態とし、まず、図1に示したように、
上記可変電圧電源1によりヒータ電圧Ef を8.0V、
9.0V、12.0V、9.5Vと段階的に変化させ
て、カソードKの活性化をおこなう。
【0018】つぎに、第2段階Bとして、図3に示すよ
うに、ヒータHを可変電圧電源1に接続したまま、カソ
ードKをアースに、第1グリッドG1 を可変電圧電源2
に接続し、ヒータ電圧Ef を9.5Vに保ったまま、可
変電圧電源2により第1グリッド電圧Ec1を6.0V、
8.0V、10.0Vと段階的に変化させ、主として第
1グリッドG1 のガス出しをおこなう。
【0019】つぎに、第3段階Cとして、図2に示した
ように、ヒータHを可変電圧電源1に接続したまま、カ
ソードK、第1、第2、第3グリッドG1 ,G2 ,G3
などの他の電極をフロート状態とし、ヒータ電圧Ef を
9.5Vに保って処理する。そして後述する第4段階D
の処理をおこなう直前に、図5に示すように、第1、第
2グリッドG1 ,G2 を、第2グリッドG2 が正極性に
なるように電流制限抵抗4を介して直流高電圧電源5に
接続し、ヒータH、カソードK、第3グリッドG3 など
の他の電極をフロート状態にして、第1、第2グリッド
G1 ,G2 間に、上記第4段階以後の処理時に第2グリ
ッドG2 に印加する最高電圧の1.5倍以上、好ましく
は2〜2.5倍以上の電圧を約10秒印加して、第1、
第2グリッドG1 ,G2 間に放電を発生させ、スポット
ノッキングにより第1、第2グリッドG1 ,G2 間を耐
電圧処理する。
【0020】つぎに、上記第4段階Dとして、図4に示
すように、ヒータHを可変電圧電源1に、カソードKお
よび第1グリッドG1 をアースに、第2、第3グリッド
G2,G3 を共通に接続して、これら第2、第3グリッ
ドG2 ,G3 を可変電圧電源7に接続し、可変電圧電源
1によりヒータ電圧Ef を9.5V、9.0Vと段階的
に変化させるとともに、可変電圧電源7により第2グリ
ッド電圧Ec2(第3グリッドG3 も同一電圧)を200
V、300V、350Vと段階的に変化させ、主として
第2グリッドG2 のガス出しをおこなう。
【0021】さらに、上記第4段階Dの処理後、図2に
示したように、ヒータHを可変電圧電源1に接続してま
ま、カソードK、第1、第2、第3グリッドG1 ,G2
,G3 などの他の電極をフロート状態とし、ヒータ電
圧Ef を9.0Vに保って、第5段階Eの処理をおこな
う。ついで、図4に示したように、ヒータHを可変電圧
電源1に、カソードKおよび第1グリッドG1 をアース
に、第2、第3グリッドG2 ,G3 を共通に接続して、
これら第2、第3グリッドG2 ,G3 を可変電圧電源7
に接続し、可変電圧電源1によりヒータ電圧Ef を9.
0Vに保ち、可変電圧電源7により第2グリッド電圧E
c2(第3グリッドG3 も同一電圧)を350Vに保っ
て、第6段階Fの処理をおこなう。ついで、図2に示し
たように、ヒータHを可変電圧電源1に接続したまま、
カソードK、第1、第2、第3グリッドG1 ,G2 ,G
3 などの他の電極をフロート状態とし、可変電圧電源1
によりヒータ電圧Ef を9.0V、8.5Vと段階的に
変化させて、第7段階Gの処理をおこなう。
【0022】上記第1、第2グリッドG1 ,G2 間の耐
電圧処理時に、これら第1、第2グリッドG1 ,G2 に
印加する電圧については、つぎのように設定される。
【0023】一般に対向電極に所定の電圧を印加したと
き、その電極間に放電が発生しないようにするために、
事前におこなうスポットッキングでは、上記電極に印加
する電圧の2〜2.5倍以上の電圧を印加して放電を発
生させる必要がある。また0.1μAのフィールド・エ
ミッションか得られる電圧を目安とする場合は、放電開
始電圧の平均値は約2倍となるから、スポットッキング
の電圧は、処理後、0.1μAのフィールド・エミッシ
ョンを得る電圧の期待値の2倍を最低とする。
【0024】ところで、上記のように、ヒータHに所定
のヒータ電圧Ef を印加して第1段階Aの処理をおこな
い、ついでヒータHに所定のヒータ電圧Ef を印加し、
カソードKをアースに接続し、第1グリッドG1 に所定
の第1グリッド電圧Ec1を印加して第2段階Bの処理を
おこなったのち、ヒータHに所定のヒータ電圧Ef を印
加する第3段階Cの処理中に、ヒータHに所定のヒータ
電圧Ef を印加し、カソードKおよび第1グリッドG1
をアースに接続し、第2、第3グリッドG2 ,G3 に所
定の第2グリッド電圧Ec2を印加して第4段階Dの処理
をおこなう直前に、第1、2グリッドG1 ,G2 を直流
高電圧電源5に接続して、第2グリッドG2 を正極性と
する高電圧を印加して、スポットクッキングにより、こ
れら第1、第2グリッドG1 ,G2 間を耐電圧処理する
と、従来のエージング方法で発生したカソードの電子放
出物質の損傷に基づく電子放出能力の劣化を防止するこ
とができる。しかもエージング処理時間を長引かせるこ
となく、所要のエージングをおこなうことができる。
【0025】すなわち、電子銃の電極の表面には、微細
な異物や傷、バリなどが生ずることがあり、さらにエー
ジング処理が進につれて、カソードの電子放出物質から
バリウムなどが蒸発して付着し、これがフィールド・エ
ミッシヨン源となって、耐電圧レベルを低下させる。一
例として、エージング処理前と処理後の第1、第2グリ
ッド間の耐電圧レベルの変化を測定し、0.1μAのリ
ーク電流を得る第2グリッド電圧Ec2で評価したとこ
ろ、表1に示すように、エージング処理により耐電圧レ
ベルが約1/2まで低下するという結果が得られた。
【0026】
【表1】 このことは、エージング処理前(第1段階の処理前)に
第1、第2グリッド間を耐電圧処理しても、その効果は
少なく、エージング処理がある程度進んだ段階で耐電圧
処理することが効果的であることを示している。
【0027】表2に、上記エージング方法により処理し
た場合(イ)を、従来のエージング方法で処理した場合
(ロ)、および従来のエージング方法で処理する前に第
1、第2グリッド間をスポットッキングにより耐電圧処
理した場合(ハ)と比較して示す。
【0028】
【表2】 この表2に示したように、従来のエージング方法で処理
した場合は、カソードの損傷不良が約0.5%発生し、
また従来のエージング方法で処理する前に第1、第2グ
リッド間を耐電圧処理しても、その不良発生率は0.4
%と、あまり改善効果は得られなかったが、この発明の
実施の形態で処理した場合は、0.07%と、大幅な改
善効果が得られた。しかもその不良発生率の約90%が
カソードと第1グリッドとの間に入込んだ異物による短
絡が原因で生じたものであり、第1、第2グリッド間の
耐電圧レベルの低下が原因の不良は、ほとんどみられな
かった。
【0029】なお、上記実施の形態では、直流電源装置
により第1、第2グリッド間に放電を発生させて耐電圧
処理する場合について説明したが、この第1、第2グリ
ッド間の耐電圧処理は、図6に示すように、インダクシ
ョンコイル9から得られる電圧を整流器10により、同
(b)に示すような波形11に整流して、第1、第2グ
リッドG1 ,G2 に印加しても、同様の結果が得られ
る。
【0030】なおまた、上記実施の形態では、カラーブ
ラウン管のエージング方法について説明したが、この発
明は、カラーブラウン管以外の陰極線管、その他電子管
のエージングにも、適用可能である。
【0031】
【発明の効果】電子管のエージング方法において、ヒー
タに所定の電圧を印加し、その後ヒータ、カソードおよ
び第1グリッドにそれぞれ所定の電圧を印加して処理し
たのち、ヒータ、カソードおよび第2グリッドにそれぞ
れ所定の電圧を印加して処理する前に、第1、第2グリ
ッド間に高電圧を印加することにより発生する放電によ
り第1、第2グリッド間を耐電圧処理すると、より具体
的には、耐電圧処理時に、耐電圧処理後の処理中に第2
グリッドに印加する最大電圧の1.5倍以上の電圧を印
加し、さらにには、耐電圧処理時に第1、第2グリッド
以外のすべての電極をフロート状態として耐電圧処理す
ることにより、第1、第2グリッド間の放電が原因で生
ずるカソードの損傷不良をなくすことができ、電子管の
製造歩留を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態であるカラーブラウン
管のエージング方法を説明するための図である。
【図2】上記カラーブラウン管のエージング方法の第1
段階の処理を説明するための図である。
【図3】同じく第2段階の処理を説明するための図であ
る。
【図4】同じく第3段階の処理を説明するための図であ
る。
【図5】上記カラーブラウン管のエージング方法におけ
る直流電源装置を用いた耐電圧処理方法を説明するため
の図である。
【図6】図6(a)および(b)は上記カラーブラウン
管のエージング方法におけるインダクション装置を用い
た耐電圧処理方法を説明するための図である。
【図7】従来のカラーブラウン管のエージング方法を説
明するための図である。
【符号の説明】
5…直流電源装置 9…インダクション装置 10…整流器 G1 …第1グリッド G2 …第2グリッド G3 …第3グリッド H…ヒータ K…カソード

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内に配置されたカソード、このカソー
    ドを加熱するヒータおよび上記カソードに順次隣接する
    第1、第2グリッドを含む複数個の電極のうち、上記カ
    ソード、ヒータおよび第1、第2グリッドから選択され
    た1個または複数個の電極に逐次所定の電圧を印加して
    上記カソードからの電子放出を活性化する電子管のエー
    ジング方法において、 ヒータに所定の電圧を印加し、その後ヒータ、カソード
    および第1グリッドにそれぞれ所定の電圧を印加して処
    理したのち、ヒータ、カソードおよび第2グリッドにそ
    れぞれ所定の電圧を印加して処理する前に、第1、第2
    グリッド間に高電圧を印加することにより発生する放電
    により上記第1、第2グリッド間を耐電圧処理すること
    を特徴とする電子管のエージング方法。
  2. 【請求項2】 第1グリッドに対して第2グリッドを正
    極性に保って第1、第2グリッド間に放電を発生させる
    ことを特徴とする請求項1記載の電子管のエージング方
    法。
  3. 【請求項3】 耐電圧処理時に、この耐電圧処理後の処
    理時に第2グリッドに印加する最大電圧の1.5倍以上
    の電圧を印加することを特徴とする請求項1または2記
    載の電子管のエージング方法。
  4. 【請求項4】 耐電圧処理時に、第1、第2グリッド以
    外のすべての電極をフロート状態とすることを特徴とす
    る請求項1ないし3記載の電子管のエージング方法。
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