JP3441729B2 - 斜交部材を有する送受アンテナ - Google Patents
斜交部材を有する送受アンテナInfo
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/2208—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems
- H01Q1/2216—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems used in interrogator/reader equipment
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q11/00—Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q11/12—Resonant antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01Q7/00—Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
- H01Q7/04—Screened antennas
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、アンテナに関し、特定すると電磁エネルギ
を同時的に送信受信するアンテナに関する。
を同時的に送信受信するアンテナに関する。
[発明の背景]
従来、アンテナは、電磁エネルギを送信するための第
1のアンテナと電磁エネルギを受信するための分離した
別個の第2のアンテナのような電磁エネルギを送受する
ための別個の部材を含む。認められるように、この種の
従来形式のアンテナアセンブリは、スペースが高価であ
ったり、同時的送信および受信のためアンテナとトラン
スポンダ間に最大の結合が必要とされる応用に十分に適
当でない。これらの特性要件を有するシステムとして
は、例えば、電子的物品監視(EAS)システムや、同時
的な双方向通信が必要とされるその他のシステムがあ
る。
1のアンテナと電磁エネルギを受信するための分離した
別個の第2のアンテナのような電磁エネルギを送受する
ための別個の部材を含む。認められるように、この種の
従来形式のアンテナアセンブリは、スペースが高価であ
ったり、同時的送信および受信のためアンテナとトラン
スポンダ間に最大の結合が必要とされる応用に十分に適
当でない。これらの特性要件を有するシステムとして
は、例えば、電子的物品監視(EAS)システムや、同時
的な双方向通信が必要とされるその他のシステムがあ
る。
電磁エネルギの送受するための単一の部材を含む他の
従来形式のアンテナは、普通、信号ジェネレータと受信
機構間でアンテナを切り替えるための機構を有してお
り、それにより任意の時点においてアンテナが電磁エネ
ルギを送信するか受信するようになされている。換言す
ると、これらの従来形式のアンテナは、電磁エネルギを
同時に送信または受信できない。認められるように、か
かる従来形式のアンテナは、単一のアンテナによる電磁
エネルギの同時的送受が必要とされる応用において使用
するには適当でない。
従来形式のアンテナは、普通、信号ジェネレータと受信
機構間でアンテナを切り替えるための機構を有してお
り、それにより任意の時点においてアンテナが電磁エネ
ルギを送信するか受信するようになされている。換言す
ると、これらの従来形式のアンテナは、電磁エネルギを
同時に送信または受信できない。認められるように、か
かる従来形式のアンテナは、単一のアンテナによる電磁
エネルギの同時的送受が必要とされる応用において使用
するには適当でない。
[発明の概要]
本発明は、電磁エネルギを同時的に送信および受信す
るためのアンテナに関する。アンテナは、第1および第
2の送信素子を備えており、第1および第2の送信素子
が電磁界を輻射するように、第1送信素子に第1の電流
を、第2送信素子に第2の電流を供給するための手段に
接続される。好ましくは、供給される第1および第2電
流は実質的に等しいのがよい。アンテナは、第1および
第2送信素子に流れる電流の差を感知するための手段に
接続される。外部電磁界により惹起される電流差は、電
流差感知手段により受信信号に変換される。このように
して、アンテナは、外部電磁界を受信する。
るためのアンテナに関する。アンテナは、第1および第
2の送信素子を備えており、第1および第2の送信素子
が電磁界を輻射するように、第1送信素子に第1の電流
を、第2送信素子に第2の電流を供給するための手段に
接続される。好ましくは、供給される第1および第2電
流は実質的に等しいのがよい。アンテナは、第1および
第2送信素子に流れる電流の差を感知するための手段に
接続される。外部電磁界により惹起される電流差は、電
流差感知手段により受信信号に変換される。このように
して、アンテナは、外部電磁界を受信する。
[図面の簡単な説明]
図1は、本発明の好ましい実施例であるアンテナの電
気的概略線図である。
気的概略線図である。
図2は、本発明の他の実施例であるアンテナのブロッ
ク図である。
ク図である。
[好ましい実施例の詳細な説明]
上述の概要、ならびに以下の詳細な記述は、図面を参
照して読むとき一層明らかとなろう。図面には本発明を
例示する目的で、本発明の好ましい実施例が示されてい
る。しかしながら、本発明は図示される配置および手段
そのものに限定されるものではないことを理解された
い。
照して読むとき一層明らかとなろう。図面には本発明を
例示する目的で、本発明の好ましい実施例が示されてい
る。しかしながら、本発明は図示される配置および手段
そのものに限定されるものではないことを理解された
い。
本発明は、予定された周波数範囲における1または複
数の周波数にて電磁エネルギを同時的に送信および受信
するためのアンテナ、およびアンテナのサイズが送受さ
れるべき電磁エネルギの波長よりも小さくてよいアンテ
ナに向けられる。予定された周波数範囲は、好ましくは
例えば8.2MHzのような無線周波数(ここでは1,000Hz以
上と定義される)を含む。しかしながら、予定された周
波数範囲は、本発明の思想から逸脱することなく他の周
波数を含んでもよい。
数の周波数にて電磁エネルギを同時的に送信および受信
するためのアンテナ、およびアンテナのサイズが送受さ
れるべき電磁エネルギの波長よりも小さくてよいアンテ
ナに向けられる。予定された周波数範囲は、好ましくは
例えば8.2MHzのような無線周波数(ここでは1,000Hz以
上と定義される)を含む。しかしながら、予定された周
波数範囲は、本発明の思想から逸脱することなく他の周
波数を含んでもよい。
本発明のアンテナは、アンテナの近傍内(すなわち1/
2波長以下)の電磁界を同時的に送受するのが望ましい
システムにおいて使用するのに十分に適当である。この
種のシステムの例は、アンテナが監視帯域を設定するた
めに使用される電子的物品監視(EAS)システムであ
る。監視帯域内のタグ回路は、タグが電磁エネルギを輻
射するように、放射電磁界により給電される。アンテナ
は、タグにより輻射される電磁エネルギを受信すること
により監視帯域内のタグの存在を検知する。このように
して、タグが添付された被保護物品の監視領域からの不
法な除去は阻止される。
2波長以下)の電磁界を同時的に送受するのが望ましい
システムにおいて使用するのに十分に適当である。この
種のシステムの例は、アンテナが監視帯域を設定するた
めに使用される電子的物品監視(EAS)システムであ
る。監視帯域内のタグ回路は、タグが電磁エネルギを輻
射するように、放射電磁界により給電される。アンテナ
は、タグにより輻射される電磁エネルギを受信すること
により監視帯域内のタグの存在を検知する。このように
して、タグが添付された被保護物品の監視領域からの不
法な除去は阻止される。
本発明のアンテナは、EASシステムに関連して説明さ
れる。しかしながら、このようなEASシステムの言及
は、単に例示の目的のみのために行われるものであり、
限定的なものではない。本発明のアンテナは、多くの他
の形式の応用における使用にも十分に適合するものであ
り、特に、アンテナにより輻射される電磁エネルギが通
信または識別機能を遂行するのに使用される如何なる領
域においても応用を有する。例えば、本発明のアンテナ
は、センサに接続されるワイヤを介してセンサを給電す
るあるいはその他の方法でセンサと通信するのが難しい
環境においてセンサ(アンテナにより送信される電磁エ
ネルギにより給電される)とともに使用できる。この環
境においては、アンテナは、遠隔的にセンサを給電しか
つセンサから情報を受信するのに使用できよう。例え
ば、本発明のアンテナは、患者の血糖値を測定するセン
サとともに使用できようが、この場合、血糖値センサは
患者の組織に皮下的に埋め込まれる。認められるよう
に、患者の皮膚は、センサに接続すべきワイヤで貫通さ
れないのが非常に望ましい。また、センサから電池を排
除するのが非常に望ましい。本発明の場合、患者の皮膚
下に配置されるセンサに給電するためにアンテナにより
発生される電磁エネルギを使用することができ、同時
に、センサにより送信される電磁エネルギを受信するた
めにアンテナを使用することができるが、この場合、セ
ンサにより送信される電磁エネルギは患者の血糖値に関
係する。他の応用は、アクセス制御のためその所有者を
同定する受動的レスポンダとの通信に関係する。本発明
の他の有用な応用は、当技術に精通したものには明らか
であろう。
れる。しかしながら、このようなEASシステムの言及
は、単に例示の目的のみのために行われるものであり、
限定的なものではない。本発明のアンテナは、多くの他
の形式の応用における使用にも十分に適合するものであ
り、特に、アンテナにより輻射される電磁エネルギが通
信または識別機能を遂行するのに使用される如何なる領
域においても応用を有する。例えば、本発明のアンテナ
は、センサに接続されるワイヤを介してセンサを給電す
るあるいはその他の方法でセンサと通信するのが難しい
環境においてセンサ(アンテナにより送信される電磁エ
ネルギにより給電される)とともに使用できる。この環
境においては、アンテナは、遠隔的にセンサを給電しか
つセンサから情報を受信するのに使用できよう。例え
ば、本発明のアンテナは、患者の血糖値を測定するセン
サとともに使用できようが、この場合、血糖値センサは
患者の組織に皮下的に埋め込まれる。認められるよう
に、患者の皮膚は、センサに接続すべきワイヤで貫通さ
れないのが非常に望ましい。また、センサから電池を排
除するのが非常に望ましい。本発明の場合、患者の皮膚
下に配置されるセンサに給電するためにアンテナにより
発生される電磁エネルギを使用することができ、同時
に、センサにより送信される電磁エネルギを受信するた
めにアンテナを使用することができるが、この場合、セ
ンサにより送信される電磁エネルギは患者の血糖値に関
係する。他の応用は、アクセス制御のためその所有者を
同定する受動的レスポンダとの通信に関係する。本発明
の他の有用な応用は、当技術に精通したものには明らか
であろう。
ここで図面を詳細に参照すると、図面において同じ参
照番号は全体的に類似の部材を指示している。図1に
は、本発明の好ましい実施例であるアンテナ102の電気
的概略線図が示されている。アンテナ102は、好ましく
は第1のアンテナループ104を含む第1の送信素子と、
好ましくは第2のアンテナループ106を含む第2の送信
素子を備える。代わりに、第1および第2送信素子の一
方または両者は、コイルアンテナのような他の形式のア
ンテナを含んでよい。好ましい実施例において、第1ま
たは第2アンテナループ104,106は、第1アンテナルー
プ104が第2アンテナループ106上にあるようにしてほぼ
同一平面内にあり、第1アンテナループ104が上部また
は頂部ループを形成し、第2アンテナループ106が下部
または底部ループを形成するようになされている。しか
しながら、当技術に精通したものであれば、第1および
第2のアンテナループ104,106は、本発明の技術思想か
ら逸脱することなく、並列配置のようなある他の、好ま
しくは平坦な配置で構成してよい。
照番号は全体的に類似の部材を指示している。図1に
は、本発明の好ましい実施例であるアンテナ102の電気
的概略線図が示されている。アンテナ102は、好ましく
は第1のアンテナループ104を含む第1の送信素子と、
好ましくは第2のアンテナループ106を含む第2の送信
素子を備える。代わりに、第1および第2送信素子の一
方または両者は、コイルアンテナのような他の形式のア
ンテナを含んでよい。好ましい実施例において、第1ま
たは第2アンテナループ104,106は、第1アンテナルー
プ104が第2アンテナループ106上にあるようにしてほぼ
同一平面内にあり、第1アンテナループ104が上部また
は頂部ループを形成し、第2アンテナループ106が下部
または底部ループを形成するようになされている。しか
しながら、当技術に精通したものであれば、第1および
第2のアンテナループ104,106は、本発明の技術思想か
ら逸脱することなく、並列配置のようなある他の、好ま
しくは平坦な配置で構成してよい。
第1および第2のアンテナループ104,106は、各々、
任意適当な形式の1または複数巻きの導線またはワイヤ
より成るのがよい。しかしながら、技術に精通したもの
であれば、もし望むならば、他の導電性部材を本発明の
技術思想から逸脱することなく使用できる。例えば、第
1および第2のアンテナループ104,106を構成するため
に、機械的に機能する構成部材を使用することが望まし
かろう。代わりに、導電性の装飾部材を使用してもよ
い。
任意適当な形式の1または複数巻きの導線またはワイヤ
より成るのがよい。しかしながら、技術に精通したもの
であれば、もし望むならば、他の導電性部材を本発明の
技術思想から逸脱することなく使用できる。例えば、第
1および第2のアンテナループ104,106を構成するため
に、機械的に機能する構成部材を使用することが望まし
かろう。代わりに、導電性の装飾部材を使用してもよ
い。
好ましい実施例においては、第1および第2アンテナ
ループ104,106は共通の軸線114を含む。第1アンテナル
ープ104は、ほぼ四辺形状であり、各々軸線114にほぼ平
行な第1および第2の辺104a,104bと、第1および第2
辺104a,104bにほぼ垂直でこの両辺間に延びる第3の辺1
04cと、軸線114に関して第1の予定された角度116にて
第1および第2辺104a,104b間に延びる第4の辺104dと
を備える。第1アンテナループ104の第1、第2および
第3辺104a,104bおよび104cは、代わりに、本発明の思
想から逸脱することなく半円形または半楕円形の形式で
形成してもよい。第2のアンテナループ104も、ほぼ四
辺形状であり、各々軸線114にほぼ平行な第1および第
2辺の106a,106bと、第1および第2辺106a,106bにほぼ
垂直でこの両辺間に延びる第3の辺106cと、軸線114に
関して第2の予定された角度118で第1および第2辺106
a,106b間に延びる第4の辺とを備える。第2アンテナル
ープ106の第1、第2および第3辺106a,106bおよび106c
は、代わりに、本発明の思想から逸脱することなく半円
形または半楕円形のような異なる形状で形成してもよ
い。好ましくは、第1アンテナループ104と関連する第
1の予定された角度116は、第2のアンテナループ106と
関連する第2の予定された角度118にほぼ等しく、それ
により第1および第2アンテナループ104,106が互いに
ほぼ平行であるようになされるのがよい。両者は、好ま
しくはそれらのそれぞれの第4辺104d,106dに沿って離
間されるのがよいが、所望の性能を与える任意の態様で
相互に位置付けられてもよい。好ましくは、第1アンテ
ナループ104は、面積および周辺長が第2アンテナルー
プ106に等しく(すなわち、第1および第2アンテナル
ープにより囲まれる面積が等しい)、それにより、第1
アンテナループ104を頂部に、第2アンテナループ106を
下部にし、そして第4辺104d,106dを互いに隣接させて
第1および第2アンテナループ104,106が図1に示され
るように配向されるとき、組み合わされた第1および第
2アンテナループ104,106の全形状がほぼ矩形と成るよ
うになされるのがよい。
ループ104,106は共通の軸線114を含む。第1アンテナル
ープ104は、ほぼ四辺形状であり、各々軸線114にほぼ平
行な第1および第2の辺104a,104bと、第1および第2
辺104a,104bにほぼ垂直でこの両辺間に延びる第3の辺1
04cと、軸線114に関して第1の予定された角度116にて
第1および第2辺104a,104b間に延びる第4の辺104dと
を備える。第1アンテナループ104の第1、第2および
第3辺104a,104bおよび104cは、代わりに、本発明の思
想から逸脱することなく半円形または半楕円形の形式で
形成してもよい。第2のアンテナループ104も、ほぼ四
辺形状であり、各々軸線114にほぼ平行な第1および第
2辺の106a,106bと、第1および第2辺106a,106bにほぼ
垂直でこの両辺間に延びる第3の辺106cと、軸線114に
関して第2の予定された角度118で第1および第2辺106
a,106b間に延びる第4の辺とを備える。第2アンテナル
ープ106の第1、第2および第3辺106a,106bおよび106c
は、代わりに、本発明の思想から逸脱することなく半円
形または半楕円形のような異なる形状で形成してもよ
い。好ましくは、第1アンテナループ104と関連する第
1の予定された角度116は、第2のアンテナループ106と
関連する第2の予定された角度118にほぼ等しく、それ
により第1および第2アンテナループ104,106が互いに
ほぼ平行であるようになされるのがよい。両者は、好ま
しくはそれらのそれぞれの第4辺104d,106dに沿って離
間されるのがよいが、所望の性能を与える任意の態様で
相互に位置付けられてもよい。好ましくは、第1アンテ
ナループ104は、面積および周辺長が第2アンテナルー
プ106に等しく(すなわち、第1および第2アンテナル
ープにより囲まれる面積が等しい)、それにより、第1
アンテナループ104を頂部に、第2アンテナループ106を
下部にし、そして第4辺104d,106dを互いに隣接させて
第1および第2アンテナループ104,106が図1に示され
るように配向されるとき、組み合わされた第1および第
2アンテナループ104,106の全形状がほぼ矩形と成るよ
うになされるのがよい。
上述のように、第1および第2アンテナループ104,10
6は、それらのそれぞれの第4辺104d,106dに沿って相互
にほぼ平行であり、好ましくは若干離間されているのが
よい。代わりに第1および第2アンテナループ104,106
は、本発明の技術思想から逸脱することなく第4辺104
d,106dに沿って互いに直接隣接させてもよく、あるいは
若干重畳させてもよい。
6は、それらのそれぞれの第4辺104d,106dに沿って相互
にほぼ平行であり、好ましくは若干離間されているのが
よい。代わりに第1および第2アンテナループ104,106
は、本発明の技術思想から逸脱することなく第4辺104
d,106dに沿って互いに直接隣接させてもよく、あるいは
若干重畳させてもよい。
第1アンテナループ104の第4辺104dは、第1の端部1
60と第2の端部162を有している。同様に第2アンテナ
ループ106の第4辺106dは、第1の端部164と第2の端部
166を有している。第1端部160,164は、電流差感知手段
(以下に記述)に接続されるが、好ましい実施例におい
ては、中心タップ付き変成器120の一次巻線126の両端部
126a,126cにそれぞれ接続される。第2端部162,166は、
好ましくは、第1整合回路ないし回路網122(以下に記
述)に接続される導線156により一緒に結合されるのが
よい。好ましい実施例において、変成器一次巻線126の
中心タップ126bも、第1整合回路に接続される。この構
造は、感知手段が変成器を含まない実施例においては異
なっていてよいことを理解されるべきである。
60と第2の端部162を有している。同様に第2アンテナ
ループ106の第4辺106dは、第1の端部164と第2の端部
166を有している。第1端部160,164は、電流差感知手段
(以下に記述)に接続されるが、好ましい実施例におい
ては、中心タップ付き変成器120の一次巻線126の両端部
126a,126cにそれぞれ接続される。第2端部162,166は、
好ましくは、第1整合回路ないし回路網122(以下に記
述)に接続される導線156により一緒に結合されるのが
よい。好ましい実施例において、変成器一次巻線126の
中心タップ126bも、第1整合回路に接続される。この構
造は、感知手段が変成器を含まない実施例においては異
なっていてよいことを理解されるべきである。
アンテナ102は、第1アンテナループ104には第1の電
流を、第2アンテナ106には第2の電流を供給するため
の、送信機108のような手段に接続され、それにより第
1および第2アンテナループ104,106は電磁界を複写す
る。好ましくは、第1および第2電流は実質的に等しい
(大きさおよび位相が)。送信機108は、信号発振器
と、整合回路122およびアンテナループ104,106の組合せ
により提示される負荷インピーダンスを駆動し得る形式
の適当な増幅器/フィルタ回路網より成る従来形式の送
信機である。理解されるように、第1および第2アンテ
ナループ104,106が電磁界を輻射する周波数は、送信機1
08の発振周波数にほぼ依存する。かくして、周波数は、
送信機108を周知の態様で適当に調節することにより設
定調節できる。
流を、第2アンテナ106には第2の電流を供給するため
の、送信機108のような手段に接続され、それにより第
1および第2アンテナループ104,106は電磁界を複写す
る。好ましくは、第1および第2電流は実質的に等しい
(大きさおよび位相が)。送信機108は、信号発振器
と、整合回路122およびアンテナループ104,106の組合せ
により提示される負荷インピーダンスを駆動し得る形式
の適当な増幅器/フィルタ回路網より成る従来形式の送
信機である。理解されるように、第1および第2アンテ
ナループ104,106が電磁界を輻射する周波数は、送信機1
08の発振周波数にほぼ依存する。かくして、周波数は、
送信機108を周知の態様で適当に調節することにより設
定調節できる。
送信機108は、第1整合回路122に接続されており、増
幅された、好ましくはRF(無線周波数)信号を第1整合
回路122を介して第1および第2アンテナループ104,106
に供給する。第1整合回路122は適当なインピーダンス
整合回路網であり、第1および第2アンテナループ104,
106により提示されるインピーダンスと組み合わされる
とき、好ましくは抵抗インピーダンスが送信機に提示さ
れるようになされている。送信機108に抵抗インピーダ
ンスを提供することは、大きな範囲の送信機回路でアン
テナを駆動することを可能にする。何故ならば、たいて
いの送信機回路は、随意抵抗負荷を駆動するように設計
されているからである。第1整合回路122は、好ましく
は、1対のコンデンサ(図示せず)と直列に接続された
1対の抵抗(図示せず)より成るのがよい。しかしなが
ら、本発明の技術思想から逸脱することなく他の整合回
路も使用できる。
幅された、好ましくはRF(無線周波数)信号を第1整合
回路122を介して第1および第2アンテナループ104,106
に供給する。第1整合回路122は適当なインピーダンス
整合回路網であり、第1および第2アンテナループ104,
106により提示されるインピーダンスと組み合わされる
とき、好ましくは抵抗インピーダンスが送信機に提示さ
れるようになされている。送信機108に抵抗インピーダ
ンスを提供することは、大きな範囲の送信機回路でアン
テナを駆動することを可能にする。何故ならば、たいて
いの送信機回路は、随意抵抗負荷を駆動するように設計
されているからである。第1整合回路122は、好ましく
は、1対のコンデンサ(図示せず)と直列に接続された
1対の抵抗(図示せず)より成るのがよい。しかしなが
ら、本発明の技術思想から逸脱することなく他の整合回
路も使用できる。
上述のように、第1整合回路122は、導線156と、変成
器一次巻線の中心タップ126bとに接続されている。この
ようにして、送信機108は、第1アンテナループ104に第
1の角度方向で第1電流を供給し、第2アンテナループ
106に第1の角度方向と反対の角度方向で第2の電流を
供給する。第1および第2角度方向は、矢印110および1
12によりそれぞれ指示されている。上述のように、第1
および第2アンテナループ104,106にそれぞれ供給され
る第1および第2電流は実質的に等しい。第1および第
2アンテナループ104,106中を流れる電流は、ほぼ等し
いが方向反対であり、第1および第2アンテナループ10
4,106は面積がほぼ等しいから、第1および第2アンテ
ナループ104,106により輻射される磁界は、大きさはほ
ぼ等しく(知られているように、アンテナループにより
輻射される磁界の大きさは、アンテナループ中を流れる
電流×アンテナループの面積に対応する)が、方向反対
である(すなわちそれらは180゜位相がずれている)。
したがって、第1および第2アンテナループ104,106に
より発生される電磁界は、遠距離場においては実質的に
相殺される。(アンテナの遠距離場は、アンテナから倍
数波長離れた領域である。)もしもアンテナの大きさが
倍数波長であると、アンテナの遠距離場はアンテナから
アンテナ長の倍数離れた領域である。8.2MHzで動作する
アンテナの場合、連邦通信委員会(FCC)は、遠距離場
をアンテナから30メートルの領域として定義している。
換言すると、本発明のアンテナ102は、実質的に第1お
よび第2アンテナループ104,106により発生される電磁
界を遠距離場において相殺する。
器一次巻線の中心タップ126bとに接続されている。この
ようにして、送信機108は、第1アンテナループ104に第
1の角度方向で第1電流を供給し、第2アンテナループ
106に第1の角度方向と反対の角度方向で第2の電流を
供給する。第1および第2角度方向は、矢印110および1
12によりそれぞれ指示されている。上述のように、第1
および第2アンテナループ104,106にそれぞれ供給され
る第1および第2電流は実質的に等しい。第1および第
2アンテナループ104,106中を流れる電流は、ほぼ等し
いが方向反対であり、第1および第2アンテナループ10
4,106は面積がほぼ等しいから、第1および第2アンテ
ナループ104,106により輻射される磁界は、大きさはほ
ぼ等しく(知られているように、アンテナループにより
輻射される磁界の大きさは、アンテナループ中を流れる
電流×アンテナループの面積に対応する)が、方向反対
である(すなわちそれらは180゜位相がずれている)。
したがって、第1および第2アンテナループ104,106に
より発生される電磁界は、遠距離場においては実質的に
相殺される。(アンテナの遠距離場は、アンテナから倍
数波長離れた領域である。)もしもアンテナの大きさが
倍数波長であると、アンテナの遠距離場はアンテナから
アンテナ長の倍数離れた領域である。8.2MHzで動作する
アンテナの場合、連邦通信委員会(FCC)は、遠距離場
をアンテナから30メートルの領域として定義している。
換言すると、本発明のアンテナ102は、実質的に第1お
よび第2アンテナループ104,106により発生される電磁
界を遠距離場において相殺する。
代わりに、本発明のアンテナ102は、第1および第2
アンテナループ104,106により発生される電磁界が同じ
方向であり、遠距離場で相殺しないように構成できる。
これは例えば、送信機108に変成器120の二次巻線128を
駆動させ、第1および第2アンテナループ104,106に供
給される電流が同じ方向に流れるようにすることによっ
て遂行できる。
アンテナループ104,106により発生される電磁界が同じ
方向であり、遠距離場で相殺しないように構成できる。
これは例えば、送信機108に変成器120の二次巻線128を
駆動させ、第1および第2アンテナループ104,106に供
給される電流が同じ方向に流れるようにすることによっ
て遂行できる。
上述のように、第1アンテナループ104の第4辺104d
は、軸線114に関して第1の予定された角度116で第1ア
ンテナループ104の第1および第2辺104a,104b間に延び
ている。同様に、第2アンテナループ106の第4辺106d
は、軸線114に関して第2の予定された角度118で第2ア
ンテナループ106の第1および第2辺106a,106b間に延び
ている。好ましくは、第1の予定された角度116および
第2の予定された角度118は、両者とも、90゜以外の予
定された値に実質的に等しく、それにより第4辺104d,1
06dが第1および第2アンテナループ104,106のそれぞれ
の第1辺104a,106aと第2辺104b,106b間に傾斜交叉部材
ないし傾斜交叉領域を形成するようになされるのがよ
い。第1および第2の予定された角度は116,118は、現
在のところ好ましくは60゜に等しいが、任意の他の適当
な角度を代わりに使用できよう。
は、軸線114に関して第1の予定された角度116で第1ア
ンテナループ104の第1および第2辺104a,104b間に延び
ている。同様に、第2アンテナループ106の第4辺106d
は、軸線114に関して第2の予定された角度118で第2ア
ンテナループ106の第1および第2辺106a,106b間に延び
ている。好ましくは、第1の予定された角度116および
第2の予定された角度118は、両者とも、90゜以外の予
定された値に実質的に等しく、それにより第4辺104d,1
06dが第1および第2アンテナループ104,106のそれぞれ
の第1辺104a,106aと第2辺104b,106b間に傾斜交叉部材
ないし傾斜交叉領域を形成するようになされるのがよ
い。第1および第2の予定された角度は116,118は、現
在のところ好ましくは60゜に等しいが、任意の他の適当
な角度を代わりに使用できよう。
上述のように、アンテナ102は送信アンテナ成分と受
信アンテナ成分の両者を含む。技術に精通したものによ
り認められるように、送信アンテナ成分とトランスポン
ダ(例えばEASシステムにおけるタグ)間には第1の結
合係数が存し、受信アンテナ成分とトランスポンダ間に
は第2の結合係数が存する。トランスポンダが送信アン
テナ成分により照射されるとき受信アンテナ成分がトラ
ンスポンダを検出するため、第1結合係数および第2結
合係数は両者とも非ゼロでなければならない。しかしな
がら、上述の記述により構成されたアンテナにおける交
叉領域の回りでは、第1または第2結合係数は実質的に
0に等しい。それゆえ交叉領域はゼロ帯域を表わす。何
故ならば、交叉領域近傍のトランスポンダは、アンテナ
の受信アンテナ成分により検出できないからである。
信アンテナ成分の両者を含む。技術に精通したものによ
り認められるように、送信アンテナ成分とトランスポン
ダ(例えばEASシステムにおけるタグ)間には第1の結
合係数が存し、受信アンテナ成分とトランスポンダ間に
は第2の結合係数が存する。トランスポンダが送信アン
テナ成分により照射されるとき受信アンテナ成分がトラ
ンスポンダを検出するため、第1結合係数および第2結
合係数は両者とも非ゼロでなければならない。しかしな
がら、上述の記述により構成されたアンテナにおける交
叉領域の回りでは、第1または第2結合係数は実質的に
0に等しい。それゆえ交叉領域はゼロ帯域を表わす。何
故ならば、交叉領域近傍のトランスポンダは、アンテナ
の受信アンテナ成分により検出できないからである。
もしも第1および第2の予定された角度116,118が90
゜に等しく、その結果交叉領域が床に平行であるとした
ら、(EASシステムに関していうと)人間(万引き人)
が保護された物品を盗むことは比較的容易であろう。何
故ならば、万引き人は、監視帯域を通りながら、床上の
一定高さ(ゼロ領域と一致する)にて保護物品を保持す
ることにより監視帯域中を検出されずに通過することが
可能だからである。
゜に等しく、その結果交叉領域が床に平行であるとした
ら、(EASシステムに関していうと)人間(万引き人)
が保護された物品を盗むことは比較的容易であろう。何
故ならば、万引き人は、監視帯域を通りながら、床上の
一定高さ(ゼロ領域と一致する)にて保護物品を保持す
ることにより監視帯域中を検出されずに通過することが
可能だからである。
これに対して、本発明のアンテナにあっては、ゼロ領
域は傾斜交叉領域の傾斜に従うから、トランスポンダは
アンテナ102を通って検出されずに運ばれることがずっ
と難しい。EASシステムに関して言うと、万引き人が、
監視帯域中を検出されずに通過するためには、保護物品
の高さを交叉領域の角度に整合するように調節しなけれ
ばならないであろう。それゆえ、本発明のアンテナ102
における傾斜交叉(斜交)領域の使用により、万引き人
が保護物品を盗むことは難しくなる。以上は、EASシス
テムに焦点を絞ったが、当技術に精通したものであれ
ば、傾斜交叉領域を使用することの利点は、アクセス制
御システムや、皮下的に埋め込まれたトランスポンダを
アンテナにより給電しかつ感知するシステムにおけるよ
うなアンテナ102の他の応用にも当てはまることは明ら
かであろう。
域は傾斜交叉領域の傾斜に従うから、トランスポンダは
アンテナ102を通って検出されずに運ばれることがずっ
と難しい。EASシステムに関して言うと、万引き人が、
監視帯域中を検出されずに通過するためには、保護物品
の高さを交叉領域の角度に整合するように調節しなけれ
ばならないであろう。それゆえ、本発明のアンテナ102
における傾斜交叉(斜交)領域の使用により、万引き人
が保護物品を盗むことは難しくなる。以上は、EASシス
テムに焦点を絞ったが、当技術に精通したものであれ
ば、傾斜交叉領域を使用することの利点は、アクセス制
御システムや、皮下的に埋め込まれたトランスポンダを
アンテナにより給電しかつ感知するシステムにおけるよ
うなアンテナ102の他の応用にも当てはまることは明ら
かであろう。
上述のように、アンテナ102は、予定された周波数に
て電磁界を同時的に送受する。アンテナ102が電磁界を
送信する態様については上述した。アンテナ102が電磁
界を受信する態様について以下に記述する。
て電磁界を同時的に送受する。アンテナ102が電磁界を
送信する態様については上述した。アンテナ102が電磁
界を受信する態様について以下に記述する。
外部電磁界を受信するためには、アンテナ102は、第
1および第2アンテナループ104,106中を流れる電流間
の差(大きさおよび位相の両者)を感知するための手段
に接続されている。電流差は、アンテナ102が電流差を
感知することによって外部電磁界を有効に受信するよう
に、アンテナ102外部の電磁界により引き起こされる。
アンテナ102がEASシステムにおいて使用される場合、外
部電磁界は、アンテナ102近くを通る(さらに詳しく言
うと、監視帯域内を通る)タグ回路により引き起こされ
る。この例において、感知される電流差は、タグ回路画
監視帯域内にあることを確認することになろう。
1および第2アンテナループ104,106中を流れる電流間
の差(大きさおよび位相の両者)を感知するための手段
に接続されている。電流差は、アンテナ102が電流差を
感知することによって外部電磁界を有効に受信するよう
に、アンテナ102外部の電磁界により引き起こされる。
アンテナ102がEASシステムにおいて使用される場合、外
部電磁界は、アンテナ102近くを通る(さらに詳しく言
うと、監視帯域内を通る)タグ回路により引き起こされ
る。この例において、感知される電流差は、タグ回路画
監視帯域内にあることを確認することになろう。
好ましい実施例において、感知手段は、変成器120、
第2の整合回路または回路網124または受信機130を備え
る。変成器120の二次巻線128が第2整合回路124に接続
される。受信機130も、第2整合回路124に接続される。
第2整合回路124は、アンテナ102の他の部材との組み合
わせにおいて受信機130に対して抵抗負荷を示すという
点において、第1整合回路と動作が類似である。好まし
い実施例において、第2整合回路124はコンデンサ(図
示せず)を含んでいるが、本発明の技術思想から逸脱す
ることなくある他の整合回路も採用されよう。
第2の整合回路または回路網124または受信機130を備え
る。変成器120の二次巻線128が第2整合回路124に接続
される。受信機130も、第2整合回路124に接続される。
第2整合回路124は、アンテナ102の他の部材との組み合
わせにおいて受信機130に対して抵抗負荷を示すという
点において、第1整合回路と動作が類似である。好まし
い実施例において、第2整合回路124はコンデンサ(図
示せず)を含んでいるが、本発明の技術思想から逸脱す
ることなくある他の整合回路も採用されよう。
上述のように、好ましい実施例においては、変成器一
次巻線126の両端は、それぞれ、第1アンテナループ104
の第4辺104dの第1端部、および第2アンテナループ10
6の第4辺の第1端部164に接続されている。このように
して、第1アンテナループ104内を流れる電流は、第1
の方向(矢印110で記されている)に変成器一次巻線126
中を流れ、そして第1方向と反対の第2の方向(矢印11
2で記されている)に変成器一次巻線126中を流れ、その
結果変成器一次巻線126中を流れる電流により発生され
る電磁束は、第1および第2アンテナループ104,106中
を流れる電流が等しくなるとき0となる。反対に、変成
器一次巻線126中を流れる電流差があると、変成器一次
巻線126内に正味の磁束を生じさせる。変成器一次巻線1
26内の正味の磁束は、電流差に比例して変成器二次巻線
128上に電圧を生じさせる。第1および第2アンテナル
ープ104,106内を流れる電流間の差を感知する機能は、
本発明の技術思想から逸脱することなくある他の態様で
遂行できることは、技術に精通したものには認められよ
う。例えば、方向性カプラ(図示せず)を使用して、電
流差を感知できよう。代わりに、第1および第2アンテ
ナループ104,106がブリッジ回路の二つの要素を構成す
るブリッジ回路(図示せず)を使用できよう。
次巻線126の両端は、それぞれ、第1アンテナループ104
の第4辺104dの第1端部、および第2アンテナループ10
6の第4辺の第1端部164に接続されている。このように
して、第1アンテナループ104内を流れる電流は、第1
の方向(矢印110で記されている)に変成器一次巻線126
中を流れ、そして第1方向と反対の第2の方向(矢印11
2で記されている)に変成器一次巻線126中を流れ、その
結果変成器一次巻線126中を流れる電流により発生され
る電磁束は、第1および第2アンテナループ104,106中
を流れる電流が等しくなるとき0となる。反対に、変成
器一次巻線126中を流れる電流差があると、変成器一次
巻線126内に正味の磁束を生じさせる。変成器一次巻線1
26内の正味の磁束は、電流差に比例して変成器二次巻線
128上に電圧を生じさせる。第1および第2アンテナル
ープ104,106内を流れる電流間の差を感知する機能は、
本発明の技術思想から逸脱することなくある他の態様で
遂行できることは、技術に精通したものには認められよ
う。例えば、方向性カプラ(図示せず)を使用して、電
流差を感知できよう。代わりに、第1および第2アンテ
ナループ104,106がブリッジ回路の二つの要素を構成す
るブリッジ回路(図示せず)を使用できよう。
変成器二次巻線128にて発生される電圧は、第2整合
回路124を介して受信機130に供給される。受信機130
は、アンテナ102の応用に依存する態様で電圧に応答す
る。例えば、もしもアンテナ102がEASシステムにおいて
使用されつつあれば、受信機130は、変成器二次巻線128
からの電圧を受け取って警報(可聴、無音、可視等の警
報)を発生し、タグが監視帯域内にあることを適当な人
間に警告することができよう。
回路124を介して受信機130に供給される。受信機130
は、アンテナ102の応用に依存する態様で電圧に応答す
る。例えば、もしもアンテナ102がEASシステムにおいて
使用されつつあれば、受信機130は、変成器二次巻線128
からの電圧を受け取って警報(可聴、無音、可視等の警
報)を発生し、タグが監視帯域内にあることを適当な人
間に警告することができよう。
図2は、本発明の代わりの実施例であるアンテナ202
のブロック図である。アンテナ202は、主アンテナ206に
より発生される電磁界が遠隔場において実質的に相殺さ
れるように、図1に示されるものと同様に、複数の送信
素子を含んでよい主アンテナ206を備える。しかしなが
ら、主アンテナ206は、代わりに、本発明の技術思想か
ら逸脱することなく単一の送信素子または他の任意の形
態を備えてよい。
のブロック図である。アンテナ202は、主アンテナ206に
より発生される電磁界が遠隔場において実質的に相殺さ
れるように、図1に示されるものと同様に、複数の送信
素子を含んでよい主アンテナ206を備える。しかしなが
ら、主アンテナ206は、代わりに、本発明の技術思想か
ら逸脱することなく単一の送信素子または他の任意の形
態を備えてよい。
アンテナ206はまた、主アンテナ206のインピーダンス
にほぼ等しいインピーダンスを有する非輻射性の負荷回
路208を備える。非輻射性負荷回路208は、非輻射性であ
るように構成されたインダクタより構成し得よう。この
種のインダクタは、周知であり、ラジオ受信回路および
/またはLCフィルタ回路網の一部としてしばしば使用さ
れる。
にほぼ等しいインピーダンスを有する非輻射性の負荷回
路208を備える。非輻射性負荷回路208は、非輻射性であ
るように構成されたインダクタより構成し得よう。この
種のインダクタは、周知であり、ラジオ受信回路および
/またはLCフィルタ回路網の一部としてしばしば使用さ
れる。
アンテナ202はまた、主アンテナ206が電磁界を輻射す
るように、第1の電流を主アンテナ206に供給するため
の、送信機204のような手段に接続される。送信機204は
また、第2電流を非輻射性負荷回路208に供給するが、
この際供給される第2電流は、好ましくは主アンテナ20
6に供給される第1電流にほぼ等しい。送信機204は、図
1に示される送信機108に類似であるから、これ以上記
述しないことにする。アンテナ202はまた、送信機204に
抵抗負荷を示すため、図1に示される第1整合回路122
に類似の整合回路に接続してよい。
るように、第1の電流を主アンテナ206に供給するため
の、送信機204のような手段に接続される。送信機204は
また、第2電流を非輻射性負荷回路208に供給するが、
この際供給される第2電流は、好ましくは主アンテナ20
6に供給される第1電流にほぼ等しい。送信機204は、図
1に示される送信機108に類似であるから、これ以上記
述しないことにする。アンテナ202はまた、送信機204に
抵抗負荷を示すため、図1に示される第1整合回路122
に類似の整合回路に接続してよい。
アンテナ202はまた、主アンテナ206と非輻射性負荷回
路206中を流れる電流間の差を感知するための、感知回
路網210のような手段に接続される。電流差は、アンテ
ナ202が電流差を感知することにより外部電磁界を有効
に受信するように、アンテナ202の外部の電磁界により
引き起こされる。上述のように、外部電磁界は、(アン
テナ202がEASシステム内で使用されるとき)監視帯域内
のタグ回路により引き起こされよう。感知回路網210
は、好ましくは、図1に示されるアンテナ102の感知手
段(すなわち、変成器120、第2整合回路124および受信
機130)に構造上および作用上類似であるのがよいが、
代わりに、他の形式の電流感知デバイスも、本発明の技
術思想から逸脱することなく使用できよう。当技術に精
通したものであれば、本明細書に含まれる開示から、主
アンテナ206の送受部材の形態は実質的に同じであるこ
とがわかろう。何故ならば、主アンテナ206は、非輻射
性負荷回路208とともにブリッジ類似回路に接続される
からである。主アンテナ206の送受部材の形態が同じで
あるから、主アンテナ206の送受部材の磁束配向は実質
的に同じである。それゆえ、図1のアンテナ102と異な
り、図2に示されるアンテナ202は、ゼロ帯域を発生し
ない。したがって、アンテナ202は、このアンテナに関
するトランスポンダの配向に拘りなく、主アンテナ206
の送信部材により輻射されるトランスポンダを検知しな
い。
路206中を流れる電流間の差を感知するための、感知回
路網210のような手段に接続される。電流差は、アンテ
ナ202が電流差を感知することにより外部電磁界を有効
に受信するように、アンテナ202の外部の電磁界により
引き起こされる。上述のように、外部電磁界は、(アン
テナ202がEASシステム内で使用されるとき)監視帯域内
のタグ回路により引き起こされよう。感知回路網210
は、好ましくは、図1に示されるアンテナ102の感知手
段(すなわち、変成器120、第2整合回路124および受信
機130)に構造上および作用上類似であるのがよいが、
代わりに、他の形式の電流感知デバイスも、本発明の技
術思想から逸脱することなく使用できよう。当技術に精
通したものであれば、本明細書に含まれる開示から、主
アンテナ206の送受部材の形態は実質的に同じであるこ
とがわかろう。何故ならば、主アンテナ206は、非輻射
性負荷回路208とともにブリッジ類似回路に接続される
からである。主アンテナ206の送受部材の形態が同じで
あるから、主アンテナ206の送受部材の磁束配向は実質
的に同じである。それゆえ、図1のアンテナ102と異な
り、図2に示されるアンテナ202は、ゼロ帯域を発生し
ない。したがって、アンテナ202は、このアンテナに関
するトランスポンダの配向に拘りなく、主アンテナ206
の送信部材により輻射されるトランスポンダを検知しな
い。
本発明は、その技術思想または必須の属性から逸脱す
ることなく、他の特定の形態で実施できるものである。
したがって、本発明の技術思想を示すものとしては、上
述の説明のみでなく、以下の請求の範囲の記載を参照さ
れたい。
ることなく、他の特定の形態で実施できるものである。
したがって、本発明の技術思想を示すものとしては、上
述の説明のみでなく、以下の請求の範囲の記載を参照さ
れたい。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 リッジ,フィリップ ジェイ.
アメリカ合衆国 08096 ニュージャー
ジー,デットフォード,レッドストーン
リッジ 110
(56)参考文献 特開 平1−236399(JP,A)
特開 昭63−45584(JP,A)
特開 昭58−216975(JP,A)
特開 昭48−20552(JP,A)
特公 昭61−44359(JP,B1)
特公 平3−40438(JP,B2)
特表 昭63−502394(JP,A)
米国特許2910695(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01Q 7/00
H01Q 21/00
G01V 3/10
G08B 13/24
H04B 5/00
Claims (10)
- 【請求項1】電磁エネルギを同時的に送受するためのア
ンテナであって、 第1および第2の送信素子と、 該第1および第2送信素子が電磁界を輻射するように、
第1送信素子および第2送信素子に、実質的に等しい第
1の電流および第2の電流を供給するための手段と、 第1および第2送信素子中を流れる電流間の差であっ
て、アンテナが電流差を感知することによって外部電磁
界を有効に感知するようにアンテナ外部の電磁界により
惹起される差を感知するための手段と を備える送受アンテナ。 - 【請求項2】前記第1および第2送信素子が、各々、軸
線と、第1および第2の端部を有する第1の部分と、該
第1部分の第1および第2端部間に、前記軸線に関して
予定された角度で延びる第2の部分とを有するアンテナ
ループを構成しており、前記第1および第2送信部材
が、それぞれの第2部分に沿って相互にほぼ平行でかつ
若干離間されており、前記第1送信素子の前記の予定さ
れた角度と前記第2素子の前記の予定された角度が、傾
斜したゼロ帯域が得られるように、90゜以外の角度値に
実質的に等しい請求の範囲第1項記載の送受アンテナ。 - 【請求項3】前記第1部分が、各々軸線にほぼ平行な第
1および第2の辺と、該第1および第2辺にほぼ垂直で
該両辺間に延びる第3の辺とを含む請求の範囲第2項記
載の送受アンテナ。 - 【請求項4】前記第1および第2送信素子が、各々、軸
線と、各々該軸線にほぼ平行な第1および第2の辺と、
該第1および第2辺にほぼ垂直でかつ該両辺間に延びる
第3の辺と、前記第1および第2辺間に前記軸線に関し
て予定された角度で延びる第4の辺とを有するアンテナ
ループより成り、前記第1および第2送信部材が、それ
ぞれの第4辺に沿って相互にほぼ平行でかつ若干離間さ
れており、前記第1送信素子の前記の予定された角度と
前記第2素子の前記の予定された角度が、傾斜したゼロ
帯域が得られるように、90゜以外の角度値に実質的に等
しい請求の範囲第1項記載の送受アンテナ。 - 【請求項5】前記第1送信素子がアンテナループを構成
している請求の範囲第1項記載の送受アンテナ。 - 【請求項6】前記第1および第2送信素子が第1および
第2のアンテナループをそれぞれ構成する請求の範囲第
1項記載の送受アンテナ。 - 【請求項7】前記第1および第2アンテナループが単一
の導電ワイヤより成る請求の範囲第6項記載の送受アン
テナ。 - 【請求項8】前記第1送信素子の面積が、前記第2送信
素子の面積に実質的に等しく、前記第1および第2電流
を供給するための手段が、第1送信素子に第1の角度方
向で第1電流を供給し、前記第2送信素子に第1角度方
向と反対の第2の角度方向で第2の電流を供給するため
の手段より成り、それによりアンテナにより発生される
電磁界の遠隔場での相殺が実質的に達成される請求の範
囲第1項記載の送受アンテナ。 - 【請求項9】前記感知手段が一次巻線を有する変成器を
含み、前記第1送信素子内の電流が第1の方向において
前記変成器一次巻線中を流れ、前記第2送信素子内の電
流が、前記第1方向と反対の第2方向で変成器一次巻線
中を流れるように、変成器が前記第1および第2送信素
子に接続されており、それにより、前記第1および第2
送信素子中を流れる電流が等しいとき変成器により発生
される磁束がゼロとなり、第1および第2送信素子中を
流れる電流が等しくないときそれがゼロとならないよう
になされている請求の範囲第1項記載の送受アンテナ。 - 【請求項10】電磁エネルギを同時的に送受するアンテ
ナであって、 主アンテナと、 該主アンテナのインピーダンスにほぼ等しいインピーダ
ンスを有する非輻射性負荷回路と、 前記主アンテナが電磁界を輻射するように主アンテナに
第1の電流を供給するための手段と、 前記非輻射性負荷回路に供給される第2の電流が主アン
テナに供給される前記第1電流に実質的に等しくなるよ
うに、前記非輻射性負荷回路に第2電流を供給するため
の手段と、 前記主アンテナと前記非輻射性負荷回路中を流れる電流
の差を検知するための手段と を備え、前記電流差が、アンテナが該電流差を感知する
ことにより外部電磁界を有効に受信するように、アンテ
ナ外部の電磁界により引き起こされることを特徴とする
送受アンテナ。
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