JP3439032B2 - 線状体塗布装置 - Google Patents

線状体塗布装置

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JP3439032B2 JP17546096A JP17546096A JP3439032B2 JP 3439032 B2 JP3439032 B2 JP 3439032B2 JP 17546096 A JP17546096 A JP 17546096A JP 17546096 A JP17546096 A JP 17546096A JP 3439032 B2 JP3439032 B2 JP 3439032B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、エナメル
線用の導線の如き細線にエナメル塗料を塗布してエナメ
ル線を製造したり光ファイバに紫外線硬化樹脂等をコー
ティングし余分の樹脂を拭う場合のように、種々の線状
体の表面に適宜厚さの液状塗布剤を塗布する線状体塗布
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、エナメル線を製造するために種
々の線状体塗布装置が提案されている。1つの従来技術
による線状体塗布装置は、図8に示すように、液状の塗
布剤が貯えられている塗布剤貯槽102と、この塗布剤
貯槽102に一半部が浸漬して塗布剤が付着され線状体
1に塗布剤を塗布する塗布ロール104と、塗布剤貯槽
102の上方で塗布ロール104の下流側に配置されて
線状体1に塗布された塗布剤を均一に引き伸ばす引き伸
ばし部材106と、塗布ロール104に付着された塗布
剤をスクレープするスクレーパ108とから成ってい
る。
【0003】この従来技術の線状体塗布装置において、
線状体1は、塗布ロール104の上面に接触するように
水平に供給されながら走行し、塗布剤貯槽102内の塗
布剤は、塗布ロール104の表面に付着され、この塗布
ロール104の上面に接触して通過する線状体1には塗
布ロール104の回転によって塗布剤が塗布される。線
状体1上に塗布された塗布剤は、線状体1の走行につれ
て引き伸ばし部材106によって余分な塗布剤が拭き取
られながら均一に引き伸ばされる。塗布剤の塗布量は、
塗布ロール104に対するスクレーパ108の位置を調
節して塗布ロール104に付着する塗布剤の量を調整す
るか、塗布ロール104の回転数を調節して調整され
る。
【0004】しかし、図8の線状体塗布装置では、同図
から解るように、線状体1の片面に塗布ロール104が
接触するだけであるため、線状体1の反対側の面には塗
布剤が塗布されない虞がある。また、線状体1が円形断
面を有する場合には、塗布ロール104は、この線状体
1の片面に長手方向に線状に接触するので、線状体1の
塗布ロール104が接触する側でもその半円形断面の全
面に渡って塗布剤が均一に塗布され難い欠点があった。
【0005】また、他の従来技術の線状体塗布装置は、
図9に示すように、水平に走行する線状体1の上下から
線状体1を挟み込むように相互に衝合された2つのフェ
ルト状塗布部材110、110’から成っており、これ
らの塗布部材110、110’は、それぞれのホルダ部
材112、112’を締め付けねじ114によって締め
付けて相互に衝合されている。一方の塗布部材110’
は、図9に示すように、塗布剤貯槽102内の塗布剤に
浸漬されるように延びる延長部110’aを有し、塗布
剤は、この延長部110’aを介して塗布部材110’
及びこの塗布部材110’に衝合する塗布部材110に
浸透して塗布部材110、110’の間で線状体1に塗
布される。
【0006】この図9の線状体塗布装置では、フェルト
状塗布部材110、110’は、線状体1を挟むように
衝合し、締め付けねじ114によって線状体1に押し付
けられるように締め付けられ、この押し付け圧力を調節
して線状体1に塗布剤を塗布する量を調整している。
【0007】しかし、図9の線状体塗布装置は、塗布部
材110、110’が線状体1に押し付けられる圧力が
線状体1の全周に渡って均一にならないため、塗布剤の
塗布量が周方向にばらつき、塗布部材110、110’
の押し付け圧力のみで塗布量を有効に調整することがで
きない上に、フェルトが劣化すると、弾性を失い、塗布
部材の押し付け圧力と塗布剤を吸い上げる機能が低下
し、塗布剤の塗布量を適正に制御することが困難となる
欠点があった。
【0008】また、従来技術のいずれの線状体塗布装置
も、塗布ロール又は塗布部材は、貯槽内の塗布剤に浸漬
して塗布剤を付着又は浸透するようにしているので、塗
布ロール及び塗布剤は水平配置となるため、線状体1
は、水平方向に走行して塗布剤が塗布され、従って塗布
剤は、線状体1の下側に片寄って厚く塗布される傾向が
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、線状体の全周に均一に塗布剤を塗布するこ
とができ、また塗布量を有効に制御することができる線
状体に塗布剤を塗布する装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の課題解決
手段は、複数の平行な塗布剤含浸紐を有する複数の平行
紐群を交差して形成された塗布手段と、この塗布手段の
各平行紐群に塗布剤を含浸するように塗布剤を供給する
塗布剤供給手段と、塗布手段の各平行紐群をその長手方
向に搬送する紐搬送手段とを備え、塗布剤を塗布すべき
線状体は、塗布手段の複数の平行紐群の交差部に搬送さ
れる含浸紐部分に接触しながら塗布手段を通過するよう
に走行されることを特徴とする線状体塗布装置を提供す
ることにある。
【0011】本発明の第2の課題解決手段は、第1の課
題解決手段による線状体塗布装置でって、紐搬送手段
は、平行紐群の含浸紐を平行に繰り出す含浸紐サプライ
と、この含浸紐サプライから繰り出された含浸紐を巻取
る含浸紐巻取り機とから成っていることを特徴とする線
状体塗布装置を提供することにある。
【0012】本発明の第3の課題解決手段は、第1の課
題解決手段による線状体塗布装置であって、紐搬送手段
は、エンドレス状の含浸紐の両端に配置されてこのエン
ドレス状の含浸紐をエンドレスに搬送する搬送部材から
成っていることを特徴とする線状体塗布装置を提供する
ことにある。
【0013】このように、線状体は、複数の平行な含浸
紐から成る複数の平行紐群の交差部を貫通して走行し、
塗布剤は、この平行紐群に含浸しつつ供給されるが、複
数の平行紐群の含浸紐は、それぞれ異なる位置で線状体
の外周に部分的に係合して全体的に線条体の全周を包む
ように線状体に接触するので、線状体の外周に均一に塗
布剤が塗布される。
【0014】特に、塗布手段である複数の平行紐群が水
平配置であっても、線状体は、この水平配置の平行紐群
の交差部を貫通して垂直に走行するので、線状体の外周
の一部に片寄ることなく、線状体の全周に渡って、塗布
剤を均一に塗布することができる。
【0015】線状体に塗布される塗布剤の塗布量は、平
行紐群の交差部の断面積(線状体が通過する前の交差部
の自然隙間の断面積)、即ち平行紐群の平行間隔又はピ
ッチ及び含浸紐の搬送速度を調節することによって容易
に調整することができる。
【0016】平行紐群の各含浸紐をその長手方向に搬送
すると、塗布剤が含浸された常に新しい含浸紐部分が線
状体に接触するので、線状体の外周に良好に塗布剤を付
着することができる。
【0017】平行紐群の含浸紐がエンドレス状に搬送さ
れると、含浸紐を交換したり新しい含浸紐に接続したり
する必要がなく、塗布作業を高い作業性で効率よく行う
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
詳細に述べると、図1乃至図3は本発明に係る線状体塗
布装置10を示し、この線状体塗布装置10は、複数の
平行な含浸紐12、12’を有する複数の平行紐群1
4、14’を交差して形成され水平に配置された塗布手
段16と、この塗布手段16の各平行紐群14、14’
の含浸紐12、12’にそれぞれ塗布剤を含浸するよう
に塗布剤を供給する塗布剤供給手段18とを備えてい
る。図1には一方の平行紐群14に相応する塗布剤供給
手段部分18Aのみが示されているが、他方の平行紐群
14’に相応して同様の塗布剤供給手段部分も設けられ
ており、この平行紐群14’に相応する塗布剤供給手段
部分は、図1では省略されている。
【0019】含浸紐12、12’は、例えば、木綿又は
合成樹脂の繊維から成る撚り糸等の如き液状の塗布剤が
含浸する性質の材料から作られ、この含浸紐12、1
2’は、円形その他の適宜の横断面形状と横断面積とを
有する。
【0020】また、図示の態様では、2つの平行紐群1
4、14’が直角に且つ上下に接近して交差して配置さ
れているが、例えば、図5及び図6に示すように、2つ
以上(N)の平行紐群14、14’、14”−−−が
(360°/2N)の角度で交差するように配置して各
線状体1に2つ以上の含浸紐12、12’、12”−−
−が周方向にずれて接触するようにしてもよい。各平行
紐群14、14’等は、平行な含浸紐12、12’のピ
ッチが一定となるようにその両側に配置された1対の抑
えロール20、20’によって整列されている。
【0021】図示の態様では、塗布剤供給手段部分18
Aは、特に図2(A)及び図2(B)に示すように、塗
布剤が装填されているタンク22と、このタンク22か
ら所定量の塗布剤を供給するように塗布剤の流量を制御
する流量制御弁24と、この流量制御弁24を通して供
給される塗布剤を平行紐群14の各含浸紐12に含浸す
るように導く塗布剤誘導通路26とから成っている。流
量制御弁24は、塗布剤流路23に絞りを設けて電動又
は手動で塗布剤の通過面積を大小変更し、流れ抵抗によ
って通過する塗布剤の流量を制限するように動作する。
塗布剤誘導通路26は、この流量制御弁24の出口側に
接続され各含浸紐に対応する多数の流出孔(ノズル)2
7aを有する分配管27とこの分配管によって分配され
塗布剤が付着することがなく塗布剤を薄いシート状に円
滑に流下して各含浸紐12、12’に塗布剤を供給する
テフロン(登録商標)等の樋状シュータ28とから成っ
ている。シュータ28を流下する塗布剤は、平行紐群1
4の各含浸紐12に含浸されるが、この塗布剤が含浸さ
れた含浸紐部分は、後に述べる紐搬送手段によって線状
体1に接触して線条体1に塗布する位置に搬送される。
【0022】塗布剤を塗布すべき線状体1は、図4に示
すように、塗布手段16の複数の平行紐群14、14’
の交差部15で含浸紐12、12’に接触しながら水平
配置の塗布手段16を垂直に横切って通過するように走
行される。この場合、図4に示すように、各平行紐群1
4、14’の含浸紐12、12’は、それぞれ線条体1
によって押し広げられて異なる位置で線状体1の周面に
部分的に湾曲しながら係合するが、1つの線状体1に接
触する左右前後4つの含浸紐部分全体としてはこの1つ
の線状体1の全周を包むように接触することになる。そ
して、すべての含浸紐12、12’は、塗布剤供給手段
18から制御された一定量の塗布剤が含浸されているの
で、線状体1の全周に塗布剤を均一に塗布することがで
きる。
【0023】線状体1に塗布される塗布剤の塗布量は、
平行紐群14、14’の各含浸紐12、12’の横断面
積に対して、平行紐群14、14’の交差部15の断面
積(線状体1が通過する前の交差部15の自然隙間の断
面積)、即ち平行紐群14、14’の平行間隔又はピッ
チあるいは平行紐群14、14’の搬送速度を調節する
ことによって容易に調整することができる。
【0024】本発明の線状体塗布装置10は、平行紐群
14、14’の含浸紐12、12’を線状体1に接触し
ながらその長手方向に搬送する紐搬送手段30を更に備
えている。この紐搬送手段30は、図1に示すように、
含浸紐12、12’を平行に繰り出す含浸紐サプライ3
2と、この含浸紐サプライ32から繰り出された含浸紐
12、12’をそれぞれ巻取る含浸紐巻取り機34とか
ら成っている。塗布剤供給手段18は、各含浸紐12、
12’を繰り出す含浸紐サプライ32側に設置されてい
る。
【0025】含浸紐サプライ32から繰り出され、塗布
剤供給手段18によって塗布剤が含浸された含浸紐1
2、12’は、塗布位置である交差部15を通過して含
浸紐巻取り機34に巻取られる。従って、含浸紐12、
12’の交差部15を通過する線状体1には塗布剤が含
浸された常に新しい含浸紐部分が接触するので、線状体
1の外周に良好に塗布剤を付着することができる。含浸
紐サプライ32は、所定長さの線状体1に塗布剤を塗布
するのに必要な長さを供給できる程度の容量を有する。
含浸紐サプライ32が消費され尽くすと、次の新しい含
浸紐サプライ32と交換されるが、1つの連続する線状
体1の塗布作業が終了した後、含浸紐サプライ32の残
量で次の連続する線状体1のすべてに塗布剤を塗布する
のに不充分であれば、含浸紐サプライ32を交換するの
が好ましい。もちろん、含浸紐サプライ32の残量が少
なくなった時点でこの含浸紐サプライ32に残っている
含浸紐12、12’の末端に新しい含浸紐サプライの含
浸紐の始端を接続することによって含浸紐12、12’
を連続的に繰り出すことができるようにしてもよい。
【0026】本発明の他の実施の態様が図7に示されて
おり、この実施の態様では、紐搬送手段が変形されてい
る。この態様の紐搬送手段36は、エンドレス状の含浸
紐12、12’の両端に配置されてこの含浸紐12、1
2’をエンドレスに搬送する搬送部材、例えばプーリ3
8、40から成っており、一方のプーリ、例えばプーリ
38は、駆動プーリである。この紐搬送手段36は、含
浸紐12、12’を繰り返し使用するので、先に含浸さ
れた塗布剤が線状体1に移されて残っている塗布剤を有
する含浸紐部分に塗布剤供給手段18から再び塗布剤が
含浸される。従って、残っている先の塗布剤が硬化して
太った含浸紐部分上に塗布剤が含浸されるので、常に新
しい含浸紐部分が繰り出される図1の実施の態様に比べ
て塗布剤の含浸量、従って塗布量を有効に制御すること
が難しくなる。これを回避するために、平行紐群14、
14’の交差部15を通過した後に、各含浸紐12、1
2’から塗布剤を除去するシンナー等を含む塗布剤除去
手段を設置するのが好ましい。
【0027】本発明の装置10は、図1に示すように、
塗布剤供給手段18のタンク22内の塗布剤残量から線
状体1への塗布量を測定する塗布量測定手段42を備え
ている。この塗布量測定手段42は、タンク22内の塗
布剤残量が入力され、時間t1 の時の残量V1 と時間t
2 の時の残量V2 の差(V1 −V2 )とその経過時間
(t1 −t2 )とから単位時間当りの塗布剤供給量V0
が次にようにして求められる。 V0 =(V1 −V2 )/(t1 −t2 )=△V/△t 線状体1の走行速度は予め解っており、塗布量測定手段
42は、予め解っている線状体1の走行速度から計算さ
れた単位時間当りに通過する線状体1の表面積又は重量
が入力されており、従って単位時間当りの塗布剤供給量
0 と単位時間当りに通過する線状体1の表面積又は重
量から単位表面積当り又は単位重量当りの塗布剤塗布量
を測定することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、線状体
は、塗布剤が含浸される複数の平行な含浸紐から成る複
数を貫通して走行するが、これらの複数の平行紐群の含
浸紐は、それぞれ異なる位置で線状体の外周に部分的に
係合して全体的に線状体の全周を包むように線状体に接
触するので、線状体の全周面に渡って均一に塗布剤が塗
布される。
【0029】また、塗布手段である複数の平行紐群が水
平配置であっても、線状体は、この水平配置の平行紐群
の交差部を貫通して垂直に走行するので、線状体の外周
の一部に片寄ることなく、線状体の全周に渡って、塗布
剤を均一に塗布することができる。
【0030】平行紐群の各含浸紐をその長手方向に搬送
するので、塗布剤が含浸された含浸紐部分が順次線状体
に接触するため、線状体に塗布剤を確実に付着すること
ができる。
【0031】特に、平行紐群の各含浸紐を含浸紐サプラ
イから繰り出しながらその長手方向に搬送すると、塗布
剤が含浸された常に新しい含浸紐部分が線状体に接触す
るので、線状体の外周に良好に塗布剤を付着することが
できる。
【0032】また、平行紐群の含浸紐がエンドレス状に
搬送されると、含浸紐を交換したり新しい含浸紐に接続
したりする必要がなく、塗布作業を高い作業性で効率よ
く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線状体塗布装置の概略斜視図であ
る。
【図2】本発明の装置に用いられる塗布剤供給手段部分
を拡大して示し同図(A)はその側面図、同図(B)は
その平面図である。
【図3】本発明の装置の線状体塗布位置の拡大平面図で
ある。
【図4】線状体に含浸紐が係合している状態を一層拡大
して示す拡大平面図である。
【図5】本発明の装置に用いられる塗布手段の他の実施
の態様の図2に相応する平面図である。
【図6】図4の実施の態様で線状体に含浸紐が係合して
いる状態を一層拡大して示す拡大平面図である。
【図7】本発明の装置に用いられる紐搬送手段の他の実
施の態様の正断面図である。
【図8】1つの従来技術の線状体塗布装置の断面図であ
る。
【図9】他の従来技術の線状体塗布装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 線状体 10 線状体塗布装置 12 含浸紐 12’ 含浸紐 14 平行紐群 14’ 平行紐群 15 交差部 16 塗布手段 18 塗布剤供給手段 18A 塗布剤供給手段部分 20 抑えロール 20’ 抑えロール 22 タンク 23 塗布剤流路 24 流量制御弁 26 塗布剤誘導通路 27 分配管 27a 流出孔 28 シュータ 30 紐搬送手段 32 含浸紐サプライ 34 含浸紐巻取り機 36 紐搬送手段 38 プーリ 40 プーリ 42 塗布量測定手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の平行な含浸紐を有する複数の平行
    紐群を交差して形成された塗布手段と、前記塗布手段の
    各平行紐群の含浸紐に塗布剤を含浸するように塗布剤を
    供給する塗布剤供給手段と、前記塗布手段の各平行紐群
    をその長手方向に搬送する紐搬送手段とを備え、塗布剤
    を塗布すべき線状体は、前記塗布手段の複数の平行紐群
    の交差部に搬送される含浸紐部分に接触しながら前記塗
    布手段を通過するように走行されることを特徴とする線
    状体塗布装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の線状体塗布装置であっ
    て、前記紐搬送手段は、前記平行紐群の含浸紐を平行に
    繰り出す含浸紐サプライと、前記含浸紐サプライから繰
    り出された含浸紐を巻取る含浸紐巻取り機とから成って
    いることを特徴とする線状体塗布装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の線状体塗布装置であっ
    て、前記紐搬送手段は、エンドレス状の含浸紐の両端に
    配置されて前記エンドレス状の含浸紐をエンドレスに搬
    送する搬送部材から成っていることを特徴とする線状体
    塗布装置。
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