JP3437852B2 - ページング機能を持つデータ処理装置 - Google Patents
ページング機能を持つデータ処理装置Info
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- JP3437852B2 JP3437852B2 JP26832592A JP26832592A JP3437852B2 JP 3437852 B2 JP3437852 B2 JP 3437852B2 JP 26832592 A JP26832592 A JP 26832592A JP 26832592 A JP26832592 A JP 26832592A JP 3437852 B2 JP3437852 B2 JP 3437852B2
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
- G06F12/08—Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
- G06F12/12—Replacement control
- G06F12/121—Replacement control using replacement algorithms
- G06F12/123—Replacement control using replacement algorithms with age lists, e.g. queue, most recently used [MRU] list or least recently used [LRU] list
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページフォルトが発生
するときに、実メモリに展開されている参照度の低いペ
ージを外部記憶装置にページアウトする構成を採るペー
ジング機能を持つデータ処理装置に関し、特に、このペ
ージング処理を高速に実行できるようにするページング
機能を持つデータ処理装置に関する。
するときに、実メモリに展開されている参照度の低いペ
ージを外部記憶装置にページアウトする構成を採るペー
ジング機能を持つデータ処理装置に関し、特に、このペ
ージング処理を高速に実行できるようにするページング
機能を持つデータ処理装置に関する。
【0002】ページアウト対象のページ選択論理とし
て、参照頻度の低いページをページアウト対象とするL
RUページング処理が用いられている。一方、近年のコ
ンピュータシステムの高速化の要求に伴って、オーバー
ヘッドの少ないページング方法が要求されている。これ
から、LRUページング処理の改善を図って、より高速
なページング処理を実現する構成を構築していく必要が
ある。
て、参照頻度の低いページをページアウト対象とするL
RUページング処理が用いられている。一方、近年のコ
ンピュータシステムの高速化の要求に伴って、オーバー
ヘッドの少ないページング方法が要求されている。これ
から、LRUページング処理の改善を図って、より高速
なページング処理を実現する構成を構築していく必要が
ある。
【0003】
【従来の技術】図8に、従来のLRUページング処理の
機構構成を図示する。図中、10はハードウェアで構成
されるメモリアクセス監視機構、11はソフトウェアで
構成されるLRUカウンタ設定機構、12はソフトウェ
アで構成される強奪ページ決定機構、13はソフトウェ
アで構成されるページ内容退避機構である。
機構構成を図示する。図中、10はハードウェアで構成
されるメモリアクセス監視機構、11はソフトウェアで
構成されるLRUカウンタ設定機構、12はソフトウェ
アで構成される強奪ページ決定機構、13はソフトウェ
アで構成されるページ内容退避機構である。
【0004】このように構成されるときにあって、メモ
リアクセス監視機構10は、ページ参照時に参照ページ
にフラグを設定し、LRUカウンタ設定機構11は、規
定周期に達すると、各ページの持つこのフラグを走査し
て、未参照ページである場合にはLRUカウンタのカウ
ンタ値をインクリメントし、一方、参照済ページである
ときにはLRUカウンタのカウンタ値をクリアするとと
もに、このフラグをクリアする。そして、ページフォル
トが発生すると、強奪ページ決定機構12は、強奪対象
のページを決定し、ページ内容退避機構13は、この強
奪対象ページを外部記憶装置にページアウトする。
リアクセス監視機構10は、ページ参照時に参照ページ
にフラグを設定し、LRUカウンタ設定機構11は、規
定周期に達すると、各ページの持つこのフラグを走査し
て、未参照ページである場合にはLRUカウンタのカウ
ンタ値をインクリメントし、一方、参照済ページである
ときにはLRUカウンタのカウンタ値をクリアするとと
もに、このフラグをクリアする。そして、ページフォル
トが発生すると、強奪ページ決定機構12は、強奪対象
のページを決定し、ページ内容退避機構13は、この強
奪対象ページを外部記憶装置にページアウトする。
【0005】従来では、この強奪ページ決定機構12
は、強奪対象ページを決定するために、先ず最初に、各
ページの持つLRUカウンタ値/フラグを走査すること
で、LRUカウンタ値の最大値を持つページであって、
かつ強奪可能なページを強奪対象として決定し、この決
定処理では要求数分のページを獲得できない場合には、
次に、同様の走査を実行することで、1つ小さなLRU
カウンタ値を持つページであって、かつ強奪可能なペー
ジを強奪対象として決定し、この決定処理では要求数分
のページを獲得できない場合には、続いて、同様の走査
を繰り返すことで、更に1つ小さなLRUカウンタ値を
持つページであって、かつ強奪可能なページを強奪対象
として決定していくという方法を繰り返していくこと
で、強奪対象となるページを決定する方法を採ってい
た。
は、強奪対象ページを決定するために、先ず最初に、各
ページの持つLRUカウンタ値/フラグを走査すること
で、LRUカウンタ値の最大値を持つページであって、
かつ強奪可能なページを強奪対象として決定し、この決
定処理では要求数分のページを獲得できない場合には、
次に、同様の走査を実行することで、1つ小さなLRU
カウンタ値を持つページであって、かつ強奪可能なペー
ジを強奪対象として決定し、この決定処理では要求数分
のページを獲得できない場合には、続いて、同様の走査
を繰り返すことで、更に1つ小さなLRUカウンタ値を
持つページであって、かつ強奪可能なページを強奪対象
として決定していくという方法を繰り返していくこと
で、強奪対象となるページを決定する方法を採ってい
た。
【0006】図9に、従来の強奪ページ決定機構12の
実行する処理フローを図示する。ここで、この処理フロ
ーでは、LRUカウンタ値の最大値を“5”で想定して
いる。また、強奪ページ決定機構12の決定する強奪可
能なページとは、LRUカウンタ値の参照時に上記フラ
グが設定されていないページや、チャネル装置等の参照
対象とならないページといったような条件を満たすペー
ジである。
実行する処理フローを図示する。ここで、この処理フロ
ーでは、LRUカウンタ値の最大値を“5”で想定して
いる。また、強奪ページ決定機構12の決定する強奪可
能なページとは、LRUカウンタ値の参照時に上記フラ
グが設定されていないページや、チャネル装置等の参照
対象とならないページといったような条件を満たすペー
ジである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、LRUカウンタ値が小さ
な値に偏って分布しているような場合にあっても、大き
なLRUカウンタ値から順番に各ページの持つLRUカ
ウンタ値を走査していくことになることから、強奪対象
ページの決定に時間を要するという問題点があった。す
なわち、最悪の場合には、LRUカウンタ値の最大値か
ら最小値までについて、全ページの持つLRUカウンタ
値の走査を繰り返さなくてはならないことになる。
うな従来技術に従っていると、LRUカウンタ値が小さ
な値に偏って分布しているような場合にあっても、大き
なLRUカウンタ値から順番に各ページの持つLRUカ
ウンタ値を走査していくことになることから、強奪対象
ページの決定に時間を要するという問題点があった。す
なわち、最悪の場合には、LRUカウンタ値の最大値か
ら最小値までについて、全ページの持つLRUカウンタ
値の走査を繰り返さなくてはならないことになる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ページング機能を持つデータ処理装置にあっ
て、強奪対象のページを高速に決定できるようにする新
たなページング機能を持つデータ処理装置の提供を目的
とする。
であって、ページング機能を持つデータ処理装置にあっ
て、強奪対象のページを高速に決定できるようにする新
たなページング機能を持つデータ処理装置の提供を目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備するデータ処理装
置である。
を図示する。図中、1は本発明を具備するデータ処理装
置である。
【0010】このデータ処理装置1は、図8で説明した
メモリアクセス監視機構10、LRUカウンタ設定機構
11、強奪ページ決定機構12及びページ内容退避機構
13を備えるとともに、分布データテーブル14と、分
布データ登録機構15と、補正データテーブル16と、
補正データ登録機構17と、強奪対象カウンタ値決定機
構18とを備える。
メモリアクセス監視機構10、LRUカウンタ設定機構
11、強奪ページ決定機構12及びページ内容退避機構
13を備えるとともに、分布データテーブル14と、分
布データ登録機構15と、補正データテーブル16と、
補正データ登録機構17と、強奪対象カウンタ値決定機
構18とを備える。
【0011】19はページ対応に備えられるLRUカウ
ンタであって、ページの未参照時間に対応したカウンタ
値を管理するもの、20はページ対応に備えられるフラ
グであって、ページ参照時にメモリアクセス監視機構1
0により設定されて、前回のLRUカウンタ設定機構1
1によるLRUカウンタ19の更新サイクルからの間に
ぺージが参照されたか否かを記録するものである。
ンタであって、ページの未参照時間に対応したカウンタ
値を管理するもの、20はページ対応に備えられるフラ
グであって、ページ参照時にメモリアクセス監視機構1
0により設定されて、前回のLRUカウンタ設定機構1
1によるLRUカウンタ19の更新サイクルからの間に
ぺージが参照されたか否かを記録するものである。
【0012】分布データテーブル14は、各LRUカウ
ンタ値毎のページ数を管理する。分布データ登録機構1
5は、LRUカウンタ設定機構11によるLRUカウン
タ19の更新処理時に、各LRUカウンタ値毎のページ
数を計測して分布データテーブル14に登録する。
ンタ値毎のページ数を管理する。分布データ登録機構1
5は、LRUカウンタ設定機構11によるLRUカウン
タ19の更新処理時に、各LRUカウンタ値毎のページ
数を計測して分布データテーブル14に登録する。
【0013】補正データテーブル16は、各LRUカウ
ンタ値毎の強奪不可能ページ数を管理する。補正データ
登録機構17は、強奪ページ決定機構12による強奪対
象ページの決定処理時に、各LRUカウンタ値毎の強奪
不可能ページ数を計測して補正データテーブル16に登
録する。この登録処理にあたって、補正データ登録機構
17は、補正データテーブル16に登録する各LRUカ
ウンタ値毎の強奪不可能ページ数として、計測により求
まる強奪不可能ページ数に平均化処理等の規定の演算処
理を施すことで求まる値を用いることがある。
ンタ値毎の強奪不可能ページ数を管理する。補正データ
登録機構17は、強奪ページ決定機構12による強奪対
象ページの決定処理時に、各LRUカウンタ値毎の強奪
不可能ページ数を計測して補正データテーブル16に登
録する。この登録処理にあたって、補正データ登録機構
17は、補正データテーブル16に登録する各LRUカ
ウンタ値毎の強奪不可能ページ数として、計測により求
まる強奪不可能ページ数に平均化処理等の規定の演算処
理を施すことで求まる値を用いることがある。
【0014】強奪対象カウンタ値決定機構18は、空き
ページの要求時に、分布データテーブル14の登録デー
タと補正データテーブル16の登録データとから、強奪
対象とするLRUカウンタ値を決定する。この強奪対象
LRUカウンタ値の決定にあたって、強奪対象カウンタ
値決定機構18は、補正データテーブル16に登録され
ている最新の登録データをそのまま用いるのではなく
て、この最新の登録データを過去の登録データに従って
変更して用いていくことがある。
ページの要求時に、分布データテーブル14の登録デー
タと補正データテーブル16の登録データとから、強奪
対象とするLRUカウンタ値を決定する。この強奪対象
LRUカウンタ値の決定にあたって、強奪対象カウンタ
値決定機構18は、補正データテーブル16に登録され
ている最新の登録データをそのまま用いるのではなく
て、この最新の登録データを過去の登録データに従って
変更して用いていくことがある。
【0015】
【作用】本発明の説明に入る前に、本発明に関連する技
術について説明する。本発明に関連する技術では、ペー
ジフォルトが発生すると、強奪対象カウンタ値決定機構
18は、例えば、分布データテーブル14の登録データ
と補正データテーブル16の登録データとの差分値の加
算値であって、LRUカウンタ値の最大値を起点とする
加算値が要求ページ数よりも大きなものとなる最大のL
RUカウンタ値を特定して、そのLRUカウンタ値を強
奪対象LRUカウンタ値として決定する。
術について説明する。本発明に関連する技術では、ペー
ジフォルトが発生すると、強奪対象カウンタ値決定機構
18は、例えば、分布データテーブル14の登録データ
と補正データテーブル16の登録データとの差分値の加
算値であって、LRUカウンタ値の最大値を起点とする
加算値が要求ページ数よりも大きなものとなる最大のL
RUカウンタ値を特定して、そのLRUカウンタ値を強
奪対象LRUカウンタ値として決定する。
【0016】このようにして強奪対象LRUカウンタ値
が決定されると、強奪ページ決定機構12は、LRUカ
ウンタ19/フラグ20を走査することで、この強奪対
象LRUカウンタ値よりも大きいLRUカウンタ値を持
つページであって、かつフラグ20に参照ページである
ことの設定されていない強奪可能なページを検索するこ
とで、要求数分のページを強奪対象として決定してい
く。このとき、補正データ登録機構17は、強奪ページ
決定機構12による走査処理を受けて、各LRUカウン
タ値毎の強奪不可能ページ数を計測して補正データテー
ブル16に登録していく。
が決定されると、強奪ページ決定機構12は、LRUカ
ウンタ19/フラグ20を走査することで、この強奪対
象LRUカウンタ値よりも大きいLRUカウンタ値を持
つページであって、かつフラグ20に参照ページである
ことの設定されていない強奪可能なページを検索するこ
とで、要求数分のページを強奪対象として決定してい
く。このとき、補正データ登録機構17は、強奪ページ
決定機構12による走査処理を受けて、各LRUカウン
タ値毎の強奪不可能ページ数を計測して補正データテー
ブル16に登録していく。
【0017】このように、本発明に関連する技術では、
強奪ページ決定機構12は、全ページの持つLRUカウ
ンタ19/フラグ20を1回走査するだけで、強奪対象
のページを決定していくことができるので、従来よりも
高速に強奪対象ページを決定することができるようにな
る。
強奪ページ決定機構12は、全ページの持つLRUカウ
ンタ19/フラグ20を1回走査するだけで、強奪対象
のページを決定していくことができるので、従来よりも
高速に強奪対象ページを決定することができるようにな
る。
【0018】強奪対象カウンタ値決定機構18が上述の
決定論理を用いると、カウンタ19/フラグ20を1回
走査するだけで強奪対象ページを決定できるものの、最
後まで走査しない内に要求ページ数分の強奪対象ページ
が決定されることから、より大きなLRUカウンタ値を
持つページが強奪対象とされない可能性がある。
決定論理を用いると、カウンタ19/フラグ20を1回
走査するだけで強奪対象ページを決定できるものの、最
後まで走査しない内に要求ページ数分の強奪対象ページ
が決定されることから、より大きなLRUカウンタ値を
持つページが強奪対象とされない可能性がある。
【0019】この不都合を解消するために、本発明で
は、強奪対象カウンタ値決定機構18は、先ず最初に、
分布データテーブル14の登録データと補正データテー
ブル16の登録データとの差分値の加算値であって、L
RUカウンタ値の最大値を起点とする加算値が要求ペー
ジ数よりも大きなものとなる最大のLRUカウンタ値を
特定して、その特定したLRUカウンタ値がLRUカウ
ンタ値の最大値と一致するときには、その特定したLR
Uカウンタ値を強奪対象LRUカウンタ値として決定
し、一致しないときには、その特定したLRUカウンタ
値より1つ大きな値を強奪対象LRUカウンタ値として
決定する。
は、強奪対象カウンタ値決定機構18は、先ず最初に、
分布データテーブル14の登録データと補正データテー
ブル16の登録データとの差分値の加算値であって、L
RUカウンタ値の最大値を起点とする加算値が要求ペー
ジ数よりも大きなものとなる最大のLRUカウンタ値を
特定して、その特定したLRUカウンタ値がLRUカウ
ンタ値の最大値と一致するときには、その特定したLR
Uカウンタ値を強奪対象LRUカウンタ値として決定
し、一致しないときには、その特定したLRUカウンタ
値より1つ大きな値を強奪対象LRUカウンタ値として
決定する。
【0020】この強奪対象LRUカウンタ値の決定を受
けて、強奪ページ決定機構12は、LRUカウンタ19
/フラグ20を走査することで、この強奪対象LRUカ
ウンタ値よりも大きいLRUカウンタ値を持つページで
あって、かつフラグ20に参照ページであることの設定
されていない強奪可能なページを強奪対象として決定し
ていく。
けて、強奪ページ決定機構12は、LRUカウンタ19
/フラグ20を走査することで、この強奪対象LRUカ
ウンタ値よりも大きいLRUカウンタ値を持つページで
あって、かつフラグ20に参照ページであることの設定
されていない強奪可能なページを強奪対象として決定し
ていく。
【0021】この強奪対象ページの決定処理では、要求
数分のページを強奪対象として決定できないときには、
強奪対象カウンタ値決定機構18は、次に、分布データ
テーブル14の登録データと補正データテーブル16の
登録データとの差分値の加算値であって、前回に強奪対
象LRUカウンタ値として決定したものよりも1つ小さ
な値を起点とする加算値が要求ページ不足数よりも大き
なものとなる最大のLRUカウンタ値を特定して、その
特定したLRUカウンタ値が起点となるLRUカウンタ
値と一致するときには、その特定したLRUカウンタ値
を強奪対象LRUカウンタ値として決定し、一致しない
ときには、その特定したLRUカウンタ値より1つ大き
な値を強奪対象LRUカウンタ値として決定する。
数分のページを強奪対象として決定できないときには、
強奪対象カウンタ値決定機構18は、次に、分布データ
テーブル14の登録データと補正データテーブル16の
登録データとの差分値の加算値であって、前回に強奪対
象LRUカウンタ値として決定したものよりも1つ小さ
な値を起点とする加算値が要求ページ不足数よりも大き
なものとなる最大のLRUカウンタ値を特定して、その
特定したLRUカウンタ値が起点となるLRUカウンタ
値と一致するときには、その特定したLRUカウンタ値
を強奪対象LRUカウンタ値として決定し、一致しない
ときには、その特定したLRUカウンタ値より1つ大き
な値を強奪対象LRUカウンタ値として決定する。
【0022】以下、強奪カウンタ値決定機構18はこの
決定処理を繰り返していく。この決定処理による強奪対
象LRUカウンタ値を受けて、強奪ページ決定機構12
は、より大きなLRUカウンタ値を示すページを従来技
術よりも少ないメモリ検索回数でもって強奪対象として
決定できるようになる。
決定処理を繰り返していく。この決定処理による強奪対
象LRUカウンタ値を受けて、強奪ページ決定機構12
は、より大きなLRUカウンタ値を示すページを従来技
術よりも少ないメモリ検索回数でもって強奪対象として
決定できるようになる。
【0023】このようにして、本発明によれば、ページ
フォルトが発生するときに、従来よりも少ない回数のメ
モリ検索処理に従って強奪対象のページを決定できるよ
うになるのである。次に、本発明の構成についてまとめ
ておく。 〔請求項1〕ページ参照時に参照ページに参照情報を設
定するメモリアクセス監視手段と、前記メモリアクセス
監視手段により設定された参照情報を周期的に検索し、
該参照情報が設定されているページのLRUカウンタ値
をゼロ値に更新するとともに該参照情報を解除し、該参
照情報が設定されていないページのLRUカウンタ値を
1歩進した値に更新するLRUカウンタ設定手段と、前
記LRUカウンタ設定手段によるLRUカウンタ値の更
新時に各LRUカウンタ値毎のページ数をカウントして
分布データテーブルに記憶する分布データ登録手段と、
ページ要求時に前記分布データ登録手段により記憶され
た分布データテーブルのLRUカウンタ値の大きい順に
LRUカウンタ値毎のページ数を加算した加算値が要求
ページ数以上となる最大のLRUカウンタ値を求め、該
加算値が該要求ページ数と等しい場合には該カウンタ値
を、該加算値が該要求ページ数よりも大きい場合には該
カウンタ値に1加算した値を、強奪対象とするLRUカ
ウンタ値の範囲の下限値に設定する強奪対象カウンタ値
決定手段と、前記強奪対象カウンタ値決定手段の設定し
たLRUカウンタ値の下限値以上のカウンタ値を持つペ
ージを強奪対象として決定する強奪ページ決定手段と、
を有するページング機能を持つデータ処理装置。 〔請求項2〕前記強奪ページ決定手段によるページの強
奪時に各LRUカウンタ値毎の強奪不可能ページ数をカ
ウントして補正データテーブルに記憶する補正データ登
録手段と、を更に備え、前記強奪カウンタ値決定手段
は、前記LRUカウンタ値の最大値を基点として前記分
布データ登録手段により記憶された分布データテーブル
のページ数と前記補正データ登録手段により記憶された
補正データテーブルの強奪不可能ページ数との差分を加
算した加算値が要求ページ数以上となる最大のLRUカ
ウンタ値を求め、該加算値が該要求ページ数と等しい場
合には該カウンタ値を、該加算値が該要求ページ数より
も大きい場合には該カウンタ値に1加算した値を、強奪
対象とするLRUカウンタ値の範囲の下限値に設定する
ことを特徴とする請求項1記載のページング機能を持つ
データ処理装置。 〔請求項3〕前記補正データ登録手段は、計測した強奪
不可能ページ数に所定の演算処理を施して求めた値を強
奪不可能ページ数とすることを特徴とする請求項2記載
のページング機能を持つデータ処理装置。 〔請求項4〕前記強奪ページ決定手段は、要求ページ分
のページを獲得するかページの終わりまで、順次ページ
の持つLRUカウンタ値及びフラグを読み、該LRUカ
ウンタ値が前記強奪対象カウンタ値決定手段の設定した
LRUカウンタ値の下限値以上か第1の判定を行い、該
第1の判定の結果が偽であるときには次のページの処理
に移り、該第1の判定の結果が真であるときには更に該
フラグが参照状態を表しているか第2の判定を行い、該
第2の判定の結果が偽であるときには該ページを強奪対
象として決定し、該第2の判定の結果が真であるときに
は前記補正データ登録手段に該ページのLRUカウンタ
値を通知し且つ獲得ページ数として数え、要求分のペー
ジを獲得したときまたはページが終わりになったとき該
獲得ページ数を前記強奪カウンタ決定手段に通知し、前
記補正データ登録手段は、前記強奪ページ決定手段によ
る通知の都度、該通知されたLRUカウンタ値毎のペー
ジ数をカウントして前記補正データテーブルに記憶する
ことを特徴とする請求項2記載のページング機能を持つ
データ処理装置。
フォルトが発生するときに、従来よりも少ない回数のメ
モリ検索処理に従って強奪対象のページを決定できるよ
うになるのである。次に、本発明の構成についてまとめ
ておく。 〔請求項1〕ページ参照時に参照ページに参照情報を設
定するメモリアクセス監視手段と、前記メモリアクセス
監視手段により設定された参照情報を周期的に検索し、
該参照情報が設定されているページのLRUカウンタ値
をゼロ値に更新するとともに該参照情報を解除し、該参
照情報が設定されていないページのLRUカウンタ値を
1歩進した値に更新するLRUカウンタ設定手段と、前
記LRUカウンタ設定手段によるLRUカウンタ値の更
新時に各LRUカウンタ値毎のページ数をカウントして
分布データテーブルに記憶する分布データ登録手段と、
ページ要求時に前記分布データ登録手段により記憶され
た分布データテーブルのLRUカウンタ値の大きい順に
LRUカウンタ値毎のページ数を加算した加算値が要求
ページ数以上となる最大のLRUカウンタ値を求め、該
加算値が該要求ページ数と等しい場合には該カウンタ値
を、該加算値が該要求ページ数よりも大きい場合には該
カウンタ値に1加算した値を、強奪対象とするLRUカ
ウンタ値の範囲の下限値に設定する強奪対象カウンタ値
決定手段と、前記強奪対象カウンタ値決定手段の設定し
たLRUカウンタ値の下限値以上のカウンタ値を持つペ
ージを強奪対象として決定する強奪ページ決定手段と、
を有するページング機能を持つデータ処理装置。 〔請求項2〕前記強奪ページ決定手段によるページの強
奪時に各LRUカウンタ値毎の強奪不可能ページ数をカ
ウントして補正データテーブルに記憶する補正データ登
録手段と、を更に備え、前記強奪カウンタ値決定手段
は、前記LRUカウンタ値の最大値を基点として前記分
布データ登録手段により記憶された分布データテーブル
のページ数と前記補正データ登録手段により記憶された
補正データテーブルの強奪不可能ページ数との差分を加
算した加算値が要求ページ数以上となる最大のLRUカ
ウンタ値を求め、該加算値が該要求ページ数と等しい場
合には該カウンタ値を、該加算値が該要求ページ数より
も大きい場合には該カウンタ値に1加算した値を、強奪
対象とするLRUカウンタ値の範囲の下限値に設定する
ことを特徴とする請求項1記載のページング機能を持つ
データ処理装置。 〔請求項3〕前記補正データ登録手段は、計測した強奪
不可能ページ数に所定の演算処理を施して求めた値を強
奪不可能ページ数とすることを特徴とする請求項2記載
のページング機能を持つデータ処理装置。 〔請求項4〕前記強奪ページ決定手段は、要求ページ分
のページを獲得するかページの終わりまで、順次ページ
の持つLRUカウンタ値及びフラグを読み、該LRUカ
ウンタ値が前記強奪対象カウンタ値決定手段の設定した
LRUカウンタ値の下限値以上か第1の判定を行い、該
第1の判定の結果が偽であるときには次のページの処理
に移り、該第1の判定の結果が真であるときには更に該
フラグが参照状態を表しているか第2の判定を行い、該
第2の判定の結果が偽であるときには該ページを強奪対
象として決定し、該第2の判定の結果が真であるときに
は前記補正データ登録手段に該ページのLRUカウンタ
値を通知し且つ獲得ページ数として数え、要求分のペー
ジを獲得したときまたはページが終わりになったとき該
獲得ページ数を前記強奪カウンタ決定手段に通知し、前
記補正データ登録手段は、前記強奪ページ決定手段によ
る通知の都度、該通知されたLRUカウンタ値毎のペー
ジ数をカウントして前記補正データテーブルに記憶する
ことを特徴とする請求項2記載のページング機能を持つ
データ処理装置。
【0024】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、分布データテーブル14の管理データの一
実施例、図3に、この分布データテーブル14へのデー
タ登録を実行する分布データ登録機構15の処理フロー
の一実施例を図示する。また、図4に、補正データテー
ブル16の管理データの一実施例、図5に、この補正デ
ータテーブル16へのデータ登録を実行する補正データ
登録機構17の処理フローの一実施例を図示する。
る。図2に、分布データテーブル14の管理データの一
実施例、図3に、この分布データテーブル14へのデー
タ登録を実行する分布データ登録機構15の処理フロー
の一実施例を図示する。また、図4に、補正データテー
ブル16の管理データの一実施例、図5に、この補正デ
ータテーブル16へのデータ登録を実行する補正データ
登録機構17の処理フローの一実施例を図示する。
【0025】分布データテーブル14は、図1で説明し
たように、各LRUカウンタ値毎のページ数を管理する
ものである。例えば、LRUカウンタ値の最大値が
“5”である場合には、分布データテーブル14は、図
2に示すように、LRUカウンタ値“0”を持つページ
のページ数X0 、LRUカウンタ値“1”を持つページ
のページ数X1 、LRUカウンタ値“2”を持つページ
のページ数X2 、LRUカウンタ値“3”を持つページ
のページ数X3 、LRUカウンタ値“4”を持つページ
のページ数X4 、LRUカウンタ値“5”を持つページ
のページ数X5 を管理するのである。
たように、各LRUカウンタ値毎のページ数を管理する
ものである。例えば、LRUカウンタ値の最大値が
“5”である場合には、分布データテーブル14は、図
2に示すように、LRUカウンタ値“0”を持つページ
のページ数X0 、LRUカウンタ値“1”を持つページ
のページ数X1 、LRUカウンタ値“2”を持つページ
のページ数X2 、LRUカウンタ値“3”を持つページ
のページ数X3 、LRUカウンタ値“4”を持つページ
のページ数X4 、LRUカウンタ値“5”を持つページ
のページ数X5 を管理するのである。
【0026】分布データ登録機構15は、LRUカウン
タ設定機構11によるLRUカウンタ19の更新処理時
に図3の処理フローを実行することで、この分布データ
テーブル14へのデータ登録を実行する。
タ設定機構11によるLRUカウンタ19の更新処理時
に図3の処理フローを実行することで、この分布データ
テーブル14へのデータ登録を実行する。
【0027】すなわち、LRUカウンタ設定機構11
は、規定周期に達すると、各ページの持つLRUカウン
タ値/フラグ値を順次更新していくので、分布データ登
録機構15は、この更新処理に同期させて、先ず最初
に、ステップ1で、LRUカウンタ設定機構11から更
新したLRUカウンタ値を受け取り、次に、ステップ2
で、この受け取ったLRUカウンタ値の指す分布データ
テーブル14のページ数を1つ歩進し、続くステップ3
で、LRUカウンタ設定機構11によるLRUカウンタ
値の更新処理が完了したのか否かを判断して、完了した
場合には処理を終了し、完了していない場合にはステッ
プ1に戻っていくことで、分布データテーブル14への
データ登録を実行するのである。
は、規定周期に達すると、各ページの持つLRUカウン
タ値/フラグ値を順次更新していくので、分布データ登
録機構15は、この更新処理に同期させて、先ず最初
に、ステップ1で、LRUカウンタ設定機構11から更
新したLRUカウンタ値を受け取り、次に、ステップ2
で、この受け取ったLRUカウンタ値の指す分布データ
テーブル14のページ数を1つ歩進し、続くステップ3
で、LRUカウンタ設定機構11によるLRUカウンタ
値の更新処理が完了したのか否かを判断して、完了した
場合には処理を終了し、完了していない場合にはステッ
プ1に戻っていくことで、分布データテーブル14への
データ登録を実行するのである。
【0028】一方、補正データテーブル16は、図1で
説明したように、各LRUカウンタ値毎の強奪不可能ペ
ージ数を管理するものである。なお、以下、補正データ
テーブル16の登録データを補正データと称することが
ある。
説明したように、各LRUカウンタ値毎の強奪不可能ペ
ージ数を管理するものである。なお、以下、補正データ
テーブル16の登録データを補正データと称することが
ある。
【0029】例えば、LRUカウンタ値の最大値が
“5”である場合には、補正データテーブル16は、図
4に示すように、LRUカウンタ値“0”を持つ強奪不
可能ページのページ数Y0 、LRUカウンタ値“1”を
持つ強奪不可能ページのページ数Y1 、LRUカウンタ
値“2”を持つ強奪不可能ページのページ数Y2 、LR
Uカウンタ値“3”を持つ強奪不可能ページのページ数
Y3 、LRUカウンタ値“4”を持つ強奪不可能ページ
のページ数Y4 、LRUカウンタ値“5”を持つ強奪不
可能ページのページ数Y5 を管理するのである。
“5”である場合には、補正データテーブル16は、図
4に示すように、LRUカウンタ値“0”を持つ強奪不
可能ページのページ数Y0 、LRUカウンタ値“1”を
持つ強奪不可能ページのページ数Y1 、LRUカウンタ
値“2”を持つ強奪不可能ページのページ数Y2 、LR
Uカウンタ値“3”を持つ強奪不可能ページのページ数
Y3 、LRUカウンタ値“4”を持つ強奪不可能ページ
のページ数Y4 、LRUカウンタ値“5”を持つ強奪不
可能ページのページ数Y5 を管理するのである。
【0030】補正データ登録機構17は、強奪ページ決
定機構12による強奪対象ページの決定処理時に図5の
処理フローを実行することで、この補正データテーブル
16へのデータ登録を実行する。
定機構12による強奪対象ページの決定処理時に図5の
処理フローを実行することで、この補正データテーブル
16へのデータ登録を実行する。
【0031】すなわち、強奪ページ決定機構12は、ペ
ージフォルトが発生すると、後述するように、各ページ
の持つLRUカウンタ値/フラグ値を順次参照すること
で強奪不可能ページであるか否かを判断していくので、
補正データ登録機構17は、この判断処理に同期させ
て、先ず最初に、ステップ1で、強奪ページ決定機構1
2から強奪不可能ページのLRUカウンタ値を受け取
り、次に、ステップ2で、この受け取ったLRUカウン
タ値の指す補正データテーブル16のページ数を1つ歩
進し、続くステップ3で、強奪ページ決定機構12によ
る強奪不可能ページの判断処理が完了したのか否かを判
断して、完了した場合には処理を終了し、完了していな
い場合にはステップ1に戻っていくことで、補正データ
テーブル16へのデータ登録を実行するのである。
ージフォルトが発生すると、後述するように、各ページ
の持つLRUカウンタ値/フラグ値を順次参照すること
で強奪不可能ページであるか否かを判断していくので、
補正データ登録機構17は、この判断処理に同期させ
て、先ず最初に、ステップ1で、強奪ページ決定機構1
2から強奪不可能ページのLRUカウンタ値を受け取
り、次に、ステップ2で、この受け取ったLRUカウン
タ値の指す補正データテーブル16のページ数を1つ歩
進し、続くステップ3で、強奪ページ決定機構12によ
る強奪不可能ページの判断処理が完了したのか否かを判
断して、完了した場合には処理を終了し、完了していな
い場合にはステップ1に戻っていくことで、補正データ
テーブル16へのデータ登録を実行するのである。
【0032】図6に、強奪ページ決定機構12の実行す
る処理フローの一実施例、図7に、強奪対象カウンタ値
決定機構18の実行する処理フローの一実施例を図示す
る。次に、これらの処理フローに従って、本発明のLR
Uページング処理について詳細に説明する。
る処理フローの一実施例、図7に、強奪対象カウンタ値
決定機構18の実行する処理フローの一実施例を図示す
る。次に、これらの処理フローに従って、本発明のLR
Uページング処理について詳細に説明する。
【0033】強奪ページ決定機構12は、ページフォル
トが発生すると、図6の処理フローに示すように、先ず
最初に、ステップ1で、強奪対象カウンタ値決定機構1
8から強奪対象LRUカウンタ値を受け取る。この強奪
対象LRUカウンタ値の決定論理については、図7の処
理フローで説明する。次に、ステップ2で、先頭のペー
ジ(ステップ3,5,9を経由してくるときには、前回
検索した次のページ)の持つLRUカウンタ値/フラグ
値を読む。
トが発生すると、図6の処理フローに示すように、先ず
最初に、ステップ1で、強奪対象カウンタ値決定機構1
8から強奪対象LRUカウンタ値を受け取る。この強奪
対象LRUカウンタ値の決定論理については、図7の処
理フローで説明する。次に、ステップ2で、先頭のペー
ジ(ステップ3,5,9を経由してくるときには、前回
検索した次のページ)の持つLRUカウンタ値/フラグ
値を読む。
【0034】続いて、ステップ3で、ステップ2で読み
込んだLRUカウンタ値が強奪対象カウンタ値よりも大
きいか否かを判断して、小さいと判断するときにはステ
ップ2の処理に戻る。一方、大きいと判断するときに
は、ステップ4に進んで、ステップ2での検索対象ペー
ジが強奪不可能ページであるか否かを判断する。すなわ
ち、ステップ2で読み込んだフラグ値がOFF値を表示
する場合や、チャネル装置が参照する場合には、強奪不
可能ページであると判断するのである。
込んだLRUカウンタ値が強奪対象カウンタ値よりも大
きいか否かを判断して、小さいと判断するときにはステ
ップ2の処理に戻る。一方、大きいと判断するときに
は、ステップ4に進んで、ステップ2での検索対象ペー
ジが強奪不可能ページであるか否かを判断する。すなわ
ち、ステップ2で読み込んだフラグ値がOFF値を表示
する場合や、チャネル装置が参照する場合には、強奪不
可能ページであると判断するのである。
【0035】このステップ4の判断で、強奪不可能ペー
ジであると判断するときには、ステップ5に進んで、補
正データ登録機構17に対して、この強奪不可能ページ
の持つLRUカウンタ値を通知してステップ2の処理に
戻る。このLRUカウンタ値を受け取るときに実行する
補正データ登録機構17の処理については図5で説明し
た。一方、強奪不可能ページでないと判断するときに
は、ステップ6に進んで、ステップ2での検索対象ペー
ジを強奪対象ページとして決定してページ内容退避機構
13に通知する。
ジであると判断するときには、ステップ5に進んで、補
正データ登録機構17に対して、この強奪不可能ページ
の持つLRUカウンタ値を通知してステップ2の処理に
戻る。このLRUカウンタ値を受け取るときに実行する
補正データ登録機構17の処理については図5で説明し
た。一方、強奪不可能ページでないと判断するときに
は、ステップ6に進んで、ステップ2での検索対象ペー
ジを強奪対象ページとして決定してページ内容退避機構
13に通知する。
【0036】続いて、ステップ7で、ステップ6での強
奪対象ページの決定により要求数分のページを獲得でき
た否かを判断して、獲得できたと判断するときには、ス
テップ8に進んで、強奪対象カウンタ値決定機構18と
ページ内容退避機構13に対して、処理完了を通知して
処理を終了する。一方、獲得できないと判断するときに
は、ステップ9に進んで、全ページについての検索処理
が終了したのか否かを判断して、終了していないと判断
するときにはステップ2の処理に戻る。一方、終了した
と判断するときには、ステップ10に進んで、獲得ペー
ジ数を強奪対象カウンタ値決定機構18に通知する。
奪対象ページの決定により要求数分のページを獲得でき
た否かを判断して、獲得できたと判断するときには、ス
テップ8に進んで、強奪対象カウンタ値決定機構18と
ページ内容退避機構13に対して、処理完了を通知して
処理を終了する。一方、獲得できないと判断するときに
は、ステップ9に進んで、全ページについての検索処理
が終了したのか否かを判断して、終了していないと判断
するときにはステップ2の処理に戻る。一方、終了した
と判断するときには、ステップ10に進んで、獲得ペー
ジ数を強奪対象カウンタ値決定機構18に通知する。
【0037】図7の処理フローで後述するように、強奪
対象カウンタ値決定機構18は、強奪ページ決定機構1
2から獲得ページ数を受け取ると、要求ページ数の獲得
を実現すべく新たな強奪対象LRUカウンタ値を決定す
るので、強奪ページ決定機構12は、ステップ10での
処理を終了すると、ステップ1の処理に戻っていくこと
で要求ページ数分の強奪対象ページの獲得処理を実行し
ていく。ここで、ステップ10を経由してくるときに
は、ステップ3の処理でもってLRUカウンタ値が小さ
いと判断されたページが新たな処理対象となることにな
る。
対象カウンタ値決定機構18は、強奪ページ決定機構1
2から獲得ページ数を受け取ると、要求ページ数の獲得
を実現すべく新たな強奪対象LRUカウンタ値を決定す
るので、強奪ページ決定機構12は、ステップ10での
処理を終了すると、ステップ1の処理に戻っていくこと
で要求ページ数分の強奪対象ページの獲得処理を実行し
ていく。ここで、ステップ10を経由してくるときに
は、ステップ3の処理でもってLRUカウンタ値が小さ
いと判断されたページが新たな処理対象となることにな
る。
【0038】このようにして、強奪ページ決定機構12
は、ページフォルトが発生するときに、要求ページ数分
の強奪対象ページを決定していくのである。一方、強奪
対象カウンタ値決定機構18は、ページフォルトが発生
すると、図7の処理フローに示すように、先ず最初に、
ステップ1で、検索対象最大LRUカウンタ値eとして
LRUカウンタ値の最大値を設定する。すなわち、LR
Uカウンタ値の最大値が、図4/図5に示したように
“5”であるときには、検索対象最大LRUカウンタ値
eとして“5”を設定するのである。
は、ページフォルトが発生するときに、要求ページ数分
の強奪対象ページを決定していくのである。一方、強奪
対象カウンタ値決定機構18は、ページフォルトが発生
すると、図7の処理フローに示すように、先ず最初に、
ステップ1で、検索対象最大LRUカウンタ値eとして
LRUカウンタ値の最大値を設定する。すなわち、LR
Uカウンタ値の最大値が、図4/図5に示したように
“5”であるときには、検索対象最大LRUカウンタ値
eとして“5”を設定するのである。
【0039】次に、ステップ2で、要求不足ページ数と
して要求ページ数を設定する。続いて、ステップ3で、
分布データテーブル14の管理データXi と、補正デー
タテーブル16の管理データYi とを参照して、 要求不足ページ数<(Xe +・・・+Xn )−(Ye +
・・・+Yn ) を充足する最大のLRUカウンタ値n(但し、e≧n)
を求める。
して要求ページ数を設定する。続いて、ステップ3で、
分布データテーブル14の管理データXi と、補正デー
タテーブル16の管理データYi とを参照して、 要求不足ページ数<(Xe +・・・+Xn )−(Ye +
・・・+Yn ) を充足する最大のLRUカウンタ値n(但し、e≧n)
を求める。
【0040】続いて、検索対象最大LRUカウンタ値e
と、最大のLRUカウンタ値nとの大きさを比較して、
e=nであるときには、ステップ5に進んで、強奪対象
LRUカウンタ値としてnを設定して強奪ページ決定機
構12に通知する。一方、e>nであるときには、ステ
ップ6に進んで、強奪対象LRUカウンタ値として(n
+1)を設定して強奪ページ決定機構12に通知する。
と、最大のLRUカウンタ値nとの大きさを比較して、
e=nであるときには、ステップ5に進んで、強奪対象
LRUカウンタ値としてnを設定して強奪ページ決定機
構12に通知する。一方、e>nであるときには、ステ
ップ6に進んで、強奪対象LRUカウンタ値として(n
+1)を設定して強奪ページ決定機構12に通知する。
【0041】このようにして、強奪対象LRUカウンタ
値が強奪ページ決定機構12に通知されると、強奪ペー
ジ決定機構12は、上述したように図6の処理フローを
実行することで強奪対象ページを決定して、要求ページ
数分の強奪対象ページが獲得できる場合には、その旨を
通知してくるとともに、獲得できない場合には獲得ペー
ジ数を通知してくる。これから、続くステップ7で、強
奪ページ決定機構12から処理完了通知があるか否かを
判断して、処理完了通知を受け取るときには処理を終了
し、一方、獲得ページ数を受け取るときには、ステップ
8に進んで、それまで通知されたきた獲得ページ数の総
和を算出してから、(要求ページ数−総獲得ページ数)
を算出して、その算出値を新たな要求不足ページ数とし
て設定する。
値が強奪ページ決定機構12に通知されると、強奪ペー
ジ決定機構12は、上述したように図6の処理フローを
実行することで強奪対象ページを決定して、要求ページ
数分の強奪対象ページが獲得できる場合には、その旨を
通知してくるとともに、獲得できない場合には獲得ペー
ジ数を通知してくる。これから、続くステップ7で、強
奪ページ決定機構12から処理完了通知があるか否かを
判断して、処理完了通知を受け取るときには処理を終了
し、一方、獲得ページ数を受け取るときには、ステップ
8に進んで、それまで通知されたきた獲得ページ数の総
和を算出してから、(要求ページ数−総獲得ページ数)
を算出して、その算出値を新たな要求不足ページ数とし
て設定する。
【0042】そして、続くステップ9で、(e−1)を
算出して、その算出値を新たな検索対象最大LRUカウ
ンタ値eとして設定してステップ3に戻っていくこと
で、強奪ページ決定機構12に通知する新たな強奪対象
LRUカウンタ値の決定処理に入っていく。
算出して、その算出値を新たな検索対象最大LRUカウ
ンタ値eとして設定してステップ3に戻っていくこと
で、強奪ページ決定機構12に通知する新たな強奪対象
LRUカウンタ値の決定処理に入っていく。
【0043】このようにして、強奪対象カウンタ値決定
機構18は、強奪ページ決定機構12に通知する強奪対
象LRUカウンタ値を決定していくのである。このよう
に、本発明では、LRUカウンタ値の分布を考慮して強
奪対象LRUカウンタ値を決定して、この強奪対象LR
Uカウンタ値よりも大きなLRUカウンタ値を持つペー
ジを強奪対象としていく構成を採ることから、従来より
も少ないメモリ検索処理に従って強奪対象のページを決
定できるようになる。
機構18は、強奪ページ決定機構12に通知する強奪対
象LRUカウンタ値を決定していくのである。このよう
に、本発明では、LRUカウンタ値の分布を考慮して強
奪対象LRUカウンタ値を決定して、この強奪対象LR
Uカウンタ値よりも大きなLRUカウンタ値を持つペー
ジを強奪対象としていく構成を採ることから、従来より
も少ないメモリ検索処理に従って強奪対象のページを決
定できるようになる。
【0044】この図7の処理フローに従って強奪対象L
RUカウンタ値が決定されていくと、強奪ページ決定機
構12は、確実に、LRUカウンタ値の大きい順に強奪
対象ページを決定していくことが可能になるものの、通
常は複数回数のメモリ検索処理が必要となる。
RUカウンタ値が決定されていくと、強奪ページ決定機
構12は、確実に、LRUカウンタ値の大きい順に強奪
対象ページを決定していくことが可能になるものの、通
常は複数回数のメモリ検索処理が必要となる。
【0045】これに対して、メモリ検索処理の回数削減
を優先する場合には、強奪対象カウンタ値決定機構18
は、検索対象最大LRUカウンタ値eとしてLRUカウ
ンタ値の最大値を設定して、分布データテーブル14の
管理データXi と、補正データテーブル16の管理デー
タYi とから、 要求ページ数<(Xe +・・・+Xn )−(Ye +・・
・+Yn ) を充足する最大のLRUカウンタ値nを求めて、このn
をそのまま強奪対象LRUカウンタ値として決定してい
く方法を採ることになる。この強奪対象LRUカウンタ
値を用いると、強奪ページ決定機構12は、1回のメモ
リ検索処理に従って強奪対象ページを決定できるように
なる。
を優先する場合には、強奪対象カウンタ値決定機構18
は、検索対象最大LRUカウンタ値eとしてLRUカウ
ンタ値の最大値を設定して、分布データテーブル14の
管理データXi と、補正データテーブル16の管理デー
タYi とから、 要求ページ数<(Xe +・・・+Xn )−(Ye +・・
・+Yn ) を充足する最大のLRUカウンタ値nを求めて、このn
をそのまま強奪対象LRUカウンタ値として決定してい
く方法を採ることになる。この強奪対象LRUカウンタ
値を用いると、強奪ページ決定機構12は、1回のメモ
リ検索処理に従って強奪対象ページを決定できるように
なる。
【0046】以上に説明した実施例では、LRUカウン
タ値の条件については充足するものの、強奪不可能な状
態にあるページ数を計測して、その計測したページ数を
補正データテーブル16に登録していく構成例を開示し
たが、この計測値をそのまま登録するのではなくて、こ
の計測値に対して平均化処理を施したり、割合を考慮し
た平均化処理を施したりすることで求まるページ数を登
録していく方法を採ることも好ましい。
タ値の条件については充足するものの、強奪不可能な状
態にあるページ数を計測して、その計測したページ数を
補正データテーブル16に登録していく構成例を開示し
たが、この計測値をそのまま登録するのではなくて、こ
の計測値に対して平均化処理を施したり、割合を考慮し
た平均化処理を施したりすることで求まるページ数を登
録していく方法を採ることも好ましい。
【0047】また、以上に説明した実施例では、強奪対
象LRUカウンタ値の決定にあたって、補正データテー
ブル16に登録されている最新の補正データをそのまま
用いる構成例を開示したが、最新の補正データをそのま
ま用いるのではなくて、最新の補正データがYi であ
り、前回のページフォルト発生時の補正データがZi で
ある場合に、例えば、重み値ωを設定して、 (Yi +Zi ×ω)/(1+ω) の算出式に従って算出される補正データを用いるといっ
たように、最新の補正データを過去の補正データに従っ
て変更していくことで求まるものを用いる方法を採るこ
とも好ましい。
象LRUカウンタ値の決定にあたって、補正データテー
ブル16に登録されている最新の補正データをそのまま
用いる構成例を開示したが、最新の補正データをそのま
ま用いるのではなくて、最新の補正データがYi であ
り、前回のページフォルト発生時の補正データがZi で
ある場合に、例えば、重み値ωを設定して、 (Yi +Zi ×ω)/(1+ω) の算出式に従って算出される補正データを用いるといっ
たように、最新の補正データを過去の補正データに従っ
て変更していくことで求まるものを用いる方法を採るこ
とも好ましい。
【0048】また、以上に説明した実施例では、補正デ
ータテーブル16を備える構成例を開示したが、補正デ
ータテーブル16の補正データを予め想定する構成を採
って、強奪対象カウンタ値決定機構18が分布データテ
ーブル14の登録データのみから強奪対象LRUカウン
タ値を決定していく方法を採ることも可能である。この
方法を採ると、補正データテーブル16を備えずに済む
ことになる。
ータテーブル16を備える構成例を開示したが、補正デ
ータテーブル16の補正データを予め想定する構成を採
って、強奪対象カウンタ値決定機構18が分布データテ
ーブル14の登録データのみから強奪対象LRUカウン
タ値を決定していく方法を採ることも可能である。この
方法を採ると、補正データテーブル16を備えずに済む
ことになる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
LRUページングでのページ置換処理で必要となる全メ
モリに対しての検索処理回数を従来よりも大幅に削減で
きるようになることから、ページ処理の高速化を実現で
きるようになる。これにより、システムにおけるページ
ング機能が占めるコストを軽減できるようになるととも
に、システム性能を大きく向上することができるのであ
る。
LRUページングでのページ置換処理で必要となる全メ
モリに対しての検索処理回数を従来よりも大幅に削減で
きるようになることから、ページ処理の高速化を実現で
きるようになる。これにより、システムにおけるページ
ング機能が占めるコストを軽減できるようになるととも
に、システム性能を大きく向上することができるのであ
る。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】分布データテーブルの説明図である。
【図3】分布データ登録機構の実行する処理フローの一
実施例である。
実施例である。
【図4】補正データテーブルの説明図である。
【図5】補正データ登録機構の実行する処理フローの一
実施例である。
実施例である。
【図6】強奪ページ決定機構の実行する処理フローの一
実施例である。
実施例である。
【図7】強奪対象カウンタ値決定機構の実行する処理フ
ローの一実施例である。
ローの一実施例である。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】従来技術の説明図である。
1 データ処理装置
10 メモリアクセス監視機構
11 LRUカウンタ設定機構
12 強奪ページ決定機構
13 ページ内容退避機構
14 分布データテーブル
15 分布データ登録機構
16 補正データテーブル
17 補正データ登録機構
18 強奪対象カウンタ値決定機構
19 LRUカウンタ
20 フラグ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06F 12/12
Claims (4)
- 【請求項1】 ページ参照時に参照ページに参照情報を
設定するメモリアクセス監視手段と、 前記メモリアクセス監視手段により設定された参照情報
を周期的に検索し、該参照情報が設定されているページ
のLRUカウンタ値をゼロ値に更新するとともに該参照
情報を解除し、該参照情報が設定されていないページの
LRUカウンタ値を1歩進した値に更新するLRUカウ
ンタ設定手段と、 前記LRUカウンタ設定手段によるLRUカウンタ値の
更新時に各LRUカウンタ値毎のページ数をカウントし
て分布データテーブルに記憶する分布データ登録手段
と、 ページ要求時に前記分布データ登録手段により記憶され
た分布データテーブルのLRUカウンタ値の大きい順に
LRUカウンタ値毎のページ数を加算した加算値が要求
ページ数以上となる最大のLRUカウンタ値を求め、該
加算値が該要求ページ数と等しい場合には該カウンタ値
を、該加算値が該要求ページ数よりも大きい場合には該
カウンタ値に1加算した値を、強奪対象とするLRUカ
ウンタ値の範囲の下限値に設定する強奪対象カウンタ値
決定手段と、 前記強奪対象カウンタ値決定手段の設定したLRUカウ
ンタ値の下限値以上のカウンタ値を持つページを強奪対
象として決定する強奪ページ決定手段と、 を有するページング機能を持つデータ処理装置。 - 【請求項2】 前記強奪ページ決定手段によるページの
強奪時に各LRUカウンタ値毎の強奪不可能ページ数を
カウントして補正データテーブルに記憶する補正データ
登録手段と、 を更に備え、 前記強奪カウンタ値決定手段は、前記LRUカウンタ値
の最大値を基点として前記分布データ登録手段により記
憶された分布データテーブルのページ数と前記補正デー
タ登録手段により記憶された補正データテーブルの強奪
不可能ページ数との差分を加算した加算値が要求ページ
数以上となる最大のLRUカウンタ値を求め、該加算値
が該要求ページ数と等しい場合には該カウンタ値を、該
加算値が該要求ページ数よりも大きい場合には該カウン
タ値に1加算した値を、強奪対象とするLRUカウンタ
値の範囲の下限値に設定することを特徴とする請求項1
記載のページング機能を持つデータ処理装置。 - 【請求項3】 前記補正データ登録手段は、 計測した強奪不可能ページ数に所定の演算処理を施して
求めた値を強奪不可能ページ数とすることを特徴とする
請求項2記載のページング機能を持つデータ処理装置。 - 【請求項4】 前記強奪ページ決定手段は、 要求ページ分のページを獲得するかページの終わりま
で、順次ページの持つLRUカウンタ値及びフラグを読
み、該LRUカウンタ値が前記強奪対象カウンタ値決定
手段の設定したLRUカウンタ値の下限値以上か第1の
判定を行い、該第1の判定の結果が偽であるときには次
のページの処理に移り、該第1の判定の結果が真である
ときには更に該フラグが参照状態を表しているか第2の
判定を行い、該第2の判定の結果が偽であるときには該
ページを強奪対象として決定し、該第2の判定の結果が
真であるときには前記補正データ登録手段に該ページの
LRUカウンタ値を通知し且つ獲得ページ数として数
え、要求分のページを獲得したときまたはページが終わ
りになったとき該獲得ページ数を前記強奪カウンタ決定
手段に通知し、 前記補正データ登録手段は、 前記強奪ページ決定手段による通知の都度、該通知され
たLRUカウンタ値毎のページ数をカウントして前記補
正データテーブルに記憶することを特徴とする請求項2
記載のページング機能を持つデータ処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26832592A JP3437852B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ページング機能を持つデータ処理装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26832592A JP3437852B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | ページング機能を持つデータ処理装置 |
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Family
ID=17456978
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100577384B1 (ko) * | 2004-07-28 | 2006-05-10 | 삼성전자주식회사 | 페이지 정보를 이용한 페이지 대체 방법 |
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US5155834A (en) * | 1988-03-18 | 1992-10-13 | Wang Laboratories, Inc. | Reference and change table storage system for virtual memory data processing system having a plurality of processors accessing common memory |
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- 1992-10-07 JP JP26832592A patent/JP3437852B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-07 US US08/133,220 patent/US5588135A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100577384B1 (ko) * | 2004-07-28 | 2006-05-10 | 삼성전자주식회사 | 페이지 정보를 이용한 페이지 대체 방법 |
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