JP3435810B2 - Agricultural and horticultural sterilizing composition - Google Patents
Agricultural and horticultural sterilizing compositionInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】本発明は農園芸用殺菌組成物に関する。
【発明の構成】本発明者等は、優れた農園芸用殺菌剤の
開発をするべく鋭意検討を続けた結果、(a)後記一般
式 化2で示されるアミド誘導体と、(b)メチル
(E)−2−{2−〔6−(2−シアノフェノキシ)ピ
リミジン−4−イルオキシ〕フェニル}−3−メトキシ
アクリレートとを組み合わせて使用することにより、相
乗的作用により、植物病害に対し優れた防除効果を発揮
することを見い出し、本発明に至った。すなわち、本発
明は(a)一般式 化2
【化2】(式中、Xは水素原子または塩素原子を表わし、Yは塩
素原子または臭素原子を表わし、Rはメチル基またはビ
ニル基を表わす。)で示されるアミド誘導体と、(b)
メチル (E)−2−{2−〔6−(2−シアノフェノ
キシ)ピリミジン−4−イルオキシ〕フェニル}−3−
メトキシアクリレートとを有効成分として含有する農園
芸用殺菌組成物(以下、本発明組成物と記す。)を提供
する。
【0002】本発明に用いられる一般式 化2で示され
るアミド誘導体の例を表1に示す。
【表1】
【0003】一般式 化2で示されるアミド誘導体は、
特開平2-76846号公報、特開平2-76845公報または特開
平1-156951号公報に記載されている。メチル (E)−
2−{2−〔6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン
−4−イルオキシ〕フェニル}−3−メトキシアクリレ
ート(以下、化合物Aと称す)は、Brighton Crop Prot
ection Conference-Pests and Disease 1992,435-442や
ヨーロッパ特許出願公開明細書EP−0382375−
A(Table1の化合物9)に記載されている。
【0004】本発明組成物が防除効力を有する植物病害
としては、例えば、イネいもち病(Pyricularia oryza
e)、紋枯病(Rizoctonia solani)、擬似紋枯病(Helmin
thosporium sigmoideum、Sclerotium hydrophilum 、S
clerotium fumigatum 、Sclerotium oryzae-sativae
)、ごま葉枯れ病(Cochliobolus miyabeanus)が挙げら
れる。本発明組成物の有効成分である(a)一般式 化
2で示されるアミド誘導体と(b)化合物Aとの混合割
合は、(a)アミド誘導体1重量部に対して、(b)化
合物Aは、防除効力の点から、通常0.02〜100重量部
であり、好ましくは0.2 〜20重量部である。
【0005】本発明組成物を農園芸用殺菌剤として用い
る場合、通常、有効成分化合物を固体担体、液体担体あ
るいはガス状担体と混合し、必要あれば、界面活性剤、
その他の製剤用補助剤を添加して、油剤、乳剤、水和
剤、粒剤、粉剤、液剤、懸濁剤、泡沫剤、マイクロカプ
セル、ULV、ペースト等に製剤化して用いる。これら
の製剤には有効成分化合物をその合計量として、重量比
で、0.1〜99.9%、好ましくは0.2〜80%含有する。
これらの製剤は、たとえば、有効成分化合物を、展開
剤、すなわち、固体担体、液体担体、場合によっては界
面活性剤、固着剤、分散剤、安定剤、泡沫形成剤等ある
いは、それらの混合物を用いて混合することによって行
なうことができる。固体担体としては、たとえば、粘土
類(たとえば、カオリン、珪藻土、合成含水酸化珪素、
フバサミクレー、ベントナイト、酸性白土)、タルク
類、その他の無機鉱物(たとえば、セリサイト、石英粉
末、硫黄粉末、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ)
等の微粉末あるいは粒状物があげられ、液体担体として
は、たとえば、水、アルコール類(たとえば、メタノー
ル、エタノール)、ケトン類(たとえば、アセトン、メ
チルエチルケトン)、芳香族炭化水素類(たとえば、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、メチル
ナフタレン)、脂肪族炭化水素類(たとえば、n−ヘキ
サン、シクロヘキサノン、ケロシン、灯油)、エステル
類(たとえば、酢酸エチル、酢酸ブチル)、ニトリル類
(たとえば、アセトニトリル、イソブチルニトリル)、
エーテル類(たとえば、ジオキサン、ジイソプロピルエ
ーテル)、酸アミド類(たとえば、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド)、ハロゲン化炭化水素類
(たとえば、ジクロロエタン、トリクロロエチレン、四
塩化炭素)等があげられる。界面活性剤としては、たと
えばアルキル硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、
アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールエー
テル類およびそのポリオキシエチレン化物、ポリオキシ
エチレングリコールエーテル類、多価アルコールエステ
ル類、糖アルコール誘導体等があげられる。固着剤や分
散剤としては、たとえば、カゼイン、ゼラチン、多糖類
(たとえば、でんぷん粉、アラビヤガム、セルロース誘
導体、アルギン酸)、リグニン誘導体、ベントナイト、
糖類、合成水溶性高分子(たとえば、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類)等が
あげられ、安定剤としては、たとえば、PAP(酸性り
ん酸イソプロピル)、BHT(2,6−ジ−tert−
ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(2−ter
t−ブチル−4−メトキシフェノールと3−tert−
ブチル−4−メトキシフェノールとの混合物)、植物
油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸またはそのエステルな
どがあげられる。上記製剤はそのままであるいは水等で
希釈して用いることができ、さらに詳しくは、上記製剤
を植物体へ散布または散粉するか、水田等の水面または
土壌表面へ散布、散粉または散粒するか、あるいは必要
に応じてその後さらに土壌と混和する等の形態で使用で
きる。また、上記製剤は、イネの育苗箱に処理すること
もできる。また、本発明組成物を他の殺菌剤、殺虫剤、
殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料ま
たは土壌改良剤と混合して、または混合せずに同時に用
いることもできる。本発明組成物の施用量は、有効成分
化合物の混合比、気象条件、製剤形態、施用時期、施用
方法、施用場所、対象病害、対象作物などによっても異
なるが、有効成分化合物の合計量として1アールあた
り、通常0.1〜1000g、好ましくは1g〜100g
であり、乳剤、水和剤、懸濁剤、液剤等を水で希釈して
施用する場合、その施用濃度は、有効成分化合物の合計
量として通常0.0001〜1 %であり、好ましくは0.001 〜
0.1 %であり、粒剤、粉剤等は、なんら希釈することな
くそのまま施用する。イネの育苗箱に処理に際しては、
育苗箱(30cmX60cm)あたり、有効成分の合計量と
して、通常0.1〜100g,好ましくは1〜10gで
ある。
【0006】
【実施例】以下、製剤例、試験例等にて本発明をさらに
詳しく説明するが、本発明はこれらの例のみに限定され
るものではない。なお、製剤例の使用割合を示す部およ
び%は特にことわりのない限り重量部および重量%であ
る。なお、供試した一般式化2で示されるアミド化合物
は表1の化合物番号で示す。
製剤例1
化合物(1)〜(5)の各々1部、化合物A 2部、カ
オリンクレー88部およびタルク9部をよく粉砕混合
し、各々の3%粉剤を得る。
製剤例2
化合物(1)〜(5)の各々1.5部、化合物A 2.5
部、カオリンクレー87部およびタルク9部をよく粉砕
混合し、各々の4%粉剤を得る。
製剤例3
化合物(1)〜(5)の各々10部、化合物A 10
部、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート3
部、CMC(カルボキシメチルセルロース)3部および
水74部を混合し、湿式粉砕して、各々の20%懸濁剤
を得る。
製剤例4
化合物(1)〜(5)の各々10部、化合物A 20
部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸
ナトリウム2部および合成水酸化珪素65部をよく粉砕
混合して、各々の30%水和剤を得る。
製剤例5
化合物(1)〜(5)の各々20部、化合物A 30
部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸
ナトリウム2部および合成水酸化珪素45部をよく粉砕
混合して、各々の50%水和剤を得る。
製剤例6
化合物(1)〜(5)の各々10部、化合物A 20
部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14
部、ドデシルベンゼンスルフォン酸カルシウム6部、キ
シレン50部をよく混合して、各々の30%の乳剤を得
る。
製剤例7
化合物(1)〜(5)の各々1部、化合物A 8部、合
成含水酸化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2
部、ベントナイト30部およびカオリンクレー57部を
よく粉砕混合し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒
乾燥して、各々の10%粒剤を得る。
製剤例8
化合物(1)〜(5)の各々1.5部、化合物A 5
部、合成含水酸化珪素1.5部、リグニンスルホン酸カ
ルシウム2部、ベントナイト30部およびカオリンクレ
ー60部をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合わせ
た後、造粒乾燥して、各々の6.5%粒剤を得る。化合
物(3)および(4)の各々は、たとえば以下の方法に
よって製剤することができる。
参考製剤例1
化合物(3)または(4)のいずれか1部、カオリンク
レー90部およびタルク9部をよく粉砕混合して、各々
の1%粉剤を得る。
参考製剤例2
化合物(3)または(4)のいずれか10部、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノオレエート3部、CMC3部
および水84部を混合し、湿式粉砕して、各々の10%
懸濁剤を得る。
参考製剤例3
化合物(3)または(4)のいずれか20部、リグニン
スルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2
部および合成水酸化珪素75部をよく粉砕混合して、各
々の20%水和剤を得る。
参考製剤例4
化合物(3)または(4)のいずれか15部、ポリオキ
シエチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシル
ベンゼンスルフォン酸カルシウム6部およびキシレン6
5部をよく混合して、各々の15%乳剤を得る。
参考製剤例5
化合物(3)または(4)のいずれか4部、合成含水酸
化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベン
トナイト30部およびカオリンクレー63部をよく粉砕
混合し、水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾燥し
て、各々の4%粒剤を得る。他の化合物(1)、
(2)、(5)およびAの各々もたとえばこれらの参考
製剤例に準じて製剤することができる。
【0007】次に、本発明組成物が(a)一般式 化2
で示されるアミド誘導体や(b)化合物Aを各々単独で
用いたときよりも相乗的に優れた農園芸用殺菌効果を有
することを試験例で示す。
試験例1 イネいもち病に対する予防効果試験
プラスチックポットに砂壌土を詰め、イネ(近畿33
号)を播種し、温室内で20日間育成した。製剤例4に
準じて水和剤にした供試薬剤を水で希釈して所定濃度に
し、それをそのイネの幼苗の葉面に十分付着するように
茎葉散布した。薬液風乾後、いもち病菌の胞子懸濁液を
噴霧接種した。接種後、24℃多湿下で10日間保ち、
防除効果を以下の防除指数で調査した。
結果を表2に示す。
【表2】【0008】試験例2 イネいもち病に対する水面処理
予防効果試験
1/10000アールのワグネルポットにに砂壌土を詰
め水をはり、2葉期のイネ(近畿33号)を移植し、温
室内で7日間育成した。その後、製剤例7に準じて粒剤
にした供試薬剤を各ポットに水面処理した。処理7日後
に、いもち病菌の胞子懸濁液を噴霧接種した。接種後、
24℃多湿下で10日間保ち、試験例1に準じて防除効
果を防除指数で調査した。結果を表3に示す。
【表3】【0009】
【0010】試験例3 イネ紋枯病に対する水面処理予
防効果試験
1/10000アールのワグネルポットに砂壌土を詰め
水をはり、2葉期のイネ(近畿33号)を移植し、温室
内で7日間育成した。その後、製剤例7に準じて粒剤に
した供試薬剤を各ポットに水面処理した。処理7日後
に、紋枯病菌のの菌核を株元に接種した。接種後、27
℃多湿下で10日間保ち、試験例1に準じて防除効果を
防除指数で調査した。結果を表4に示す。
【表4】【0011】参考製造例1(化合物(3)の製造)
市販の4−ブロモ−2−クロロ安息香酸23g(97.7mm
ol)に塩化チオニル50ml及びN,N’−ジメチルホル
ムアミド1〜2滴加えて、4時間加熱還流した。塩化チ
オニルを減圧留去し、4−ブロモ−2−クロロベンゾイ
ルクロライドを得た。これに、無水THF100mlを加
えて、−78℃に冷却し、メチルマグネシウムプロミド
の1MTHF溶液100ml(0.1mol)を滴下した。反応
温度を室温に戻して、3時間攪拌した。10%塩酸10
0mlを加えて10分間攪拌した後、酢酸エチルを加え、
水酸化ナトリウム溶液及び食塩水で順次洗浄した。酢酸
エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮
し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢エチ=10:1)に付し、4’−ブロモ
−2’−クロロアセトフェノン19.2gを得た。このよう
にして得た4’−ブロモ−2’−クロロアセトフェノン
19.2gに蟻酸1.44g及びホルムアミド14.30 gを加え
て、180〜190℃にて6時間攪拌した。反応液を冷
却し、クロロホルムを加えて、食塩水で洗浄した。クロ
ロホルム層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濃縮
し、残留物を得た。これに濃塩酸10mlを加えて、10
0℃にて1時間攪拌した。反応液を冷却し、析出した結
晶を濾別し、クロロホルムで洗浄した(クロロホルム層
は捨てた)。濾液の水層に結晶を溶解させて、該水層に
水酸化ナトリウム溶液を加えてアルカリ性とした後、ク
ロロホルムで抽出した。クロロホルム層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した後、濃縮し、1−(4−ブロモ−2
−クロロフェニル)エチルアミン8.34gを得た。2−シ
アノ−3,3−ジメチルブタン酸1.0gを無水テトラヒ
ドロフランに溶解し、窒素雰囲気下0℃にてカルボニル
ジイミダゾール1.38gを加えた。反応温度を室温にもど
し1時間攪拌した。そこに、上記のようにして得た1−
(4−ブロモ−2−クロロフェニル)エチルアミン1.83
gのテトラヒドロフラン溶液を室温にて滴下し、同温度
にて3時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、1N
水酸化ナトリウム水溶液、1N塩酸および飽和食塩水で
順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後、濃縮し粗生成物をヘキサンで洗浄して、N−〔1
−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)エチル〕−2−
シアノ−3,3−ジメチルブタン酸アミド(化合物
(3))1.40gを得た。
mp 161.0℃
’H−NMR(CDCl3 /TMS)δ(ppm):1.
14及び1.18(各々 s,合計 9H)、1.51及び1.52
(各々 d,J=6.99Hz,合計 9H)、3.14及び3.
16(各々 s,合計 1H)、5.28〜5.39(m,1
H)、6.37〜6.49(br,1H)、7.20(dd,J=8.
31Hz,J=1.67Hz,1H)、7.40(dd,J=8.31
Hz,J=1.97Hz,1H)、7.54〜7.55(m,1H)
【0012】参考製造例2(化合物(4)の製造)
2−シアノ−3,3−ジメチル−4−ペンテン酸1.0g
を無水テトラヒドロフランに溶解し、窒素雰囲気下0℃
にてカルボニルジイミダゾール1.27gを加えた。反応温
度を室温にもどし1時間攪拌した。そこに参考製造例1
の前半部分で得た1−(4−ブロモ−2−クロロフェニ
ル)エチルアミン1.68gのテトラヒドロフラン溶液を室
温にて滴下し、同温度にて3時間攪拌した。反応液に酢
酸エチルを加え、1N水酸化ナトリウム水溶液、1N塩
酸および飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥した後、濃縮し、得られた粗生成物
をヘキサンで洗浄して、N−〔1−(4−ブロモ−2−
クロロフェニル)エチル〕−2−シアノ−3,3−ジメ
チル−4−ペンテン酸アミド(化合物(4))1.05gを
得た。 mp 158.0℃
’H−NMR(CDCl3 /TMS)δ(ppm):1.
23〜1.29(m,6H)、1.48及び1.50(各々 d,J=
6.88Hz,合計 3H)、3.23及び3.25(各々s,合計
1H)、5.10〜5.23(m,2H)、5.30(q,J=6.
00Hz,1H)、5.88〜6.00(m,1H)、6.22〜6.35
(br,1H)、7.18(d,J=8.30Hz,1H)、7.
39(dd,J=8.30Hz,J=0.65Hz,1H)、7.53
〜7.54(m,1H)
【0013】
【発明の効果】本発明組成物は植物病害に対し優れた防
除効果を有する。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
The present invention relates to a fungicidal composition for agricultural and horticultural use.
The present inventors have developed an excellent agricultural and horticultural fungicide.
As a result of intensive studies to develop, (a)
An amide derivative represented by the following formula:
(E) -2- {2- [6- (2-cyanophenoxy) pi
Limidin-4-yloxy] phenyl} -3-methoxy
By using in combination with acrylate,
Excellent synergistic effect against plant diseases
And found the present invention. That is,
Akira is (a) General formula 2
Embedded image(Wherein X represents a hydrogen atom or a chlorine atom, and Y represents a salt
R represents a methyl group or a bromine atom;
Represents a nyl group. An amide derivative represented by the formula (b):
Methyl (E) -2- {2- [6- (2-cyanopheno
Xy) pyrimidin-4-yloxy] phenyl} -3-
Farm containing methoxy acrylate as active ingredient
Provided is a germicidal composition for entertainment (hereinafter, referred to as the composition of the present invention).
I do.
The general formula 2 used in the present invention is
Table 1 shows examples of such amide derivatives.
[Table 1]
An amide derivative represented by the general formula (2) is
JP-A-2-76846, JP-A-2-76845 or JP-A-2-76845
It is described in JP-A-1-156951. Methyl (E)-
2- {2- [6- (2-cyanophenoxy) pyrimidine
-4-yloxy] phenyl} -3-methoxyacryle
(Hereinafter referred to as Compound A) is Brighton Crop Prot
Section Conference-Pests and Disease 1992,435-442
European Patent Application Publication No. EP-0382375
A (Table 9, Compound 9).
Plant diseases to which the composition of the present invention has control effect
As, for example, rice blast (Pyricularia oryza
e), Sheath blight (Rizoctonia solani), Pseudo blight(Helmin
thosporium sigmoideum,Sclerotium hydrophilum,S
clerotium fumigatum,Sclerotium oryzae-sativae
), Sesame leaf blight ((Cochliobolus miyabeanus)But
It is. (A) General formula which is an active ingredient of the composition of the present invention
Mixture of the amide derivative represented by 2 and (b) compound A
In the case of (a) 1 part by weight of the amide derivative, (b)
Compound A is usually 0.02 to 100 parts by weight from the viewpoint of controlling effect.
And preferably 0.2 to 20 parts by weight.
The composition of the present invention is used as a fungicide for agricultural and horticultural use.
In general, the active ingredient compound is added to a solid carrier, a liquid carrier, etc.
Or mixed with a gaseous carrier, if necessary, a surfactant,
Add oils, emulsions, hydration by adding other formulation auxiliaries
Agents, granules, powders, solutions, suspensions, foams, microcaps
Formulated into cells, ULVs, pastes, etc. and used. these
In the preparations of the formula, the total amount of the active ingredient compound is
And 0.1 to 99.9%, preferably 0.2 to 80%.
These formulations, for example, develop active compound
Agent, i.e., a solid carrier, a liquid carrier,
Surfactants, fixing agents, dispersants, stabilizers, foaming agents, etc.
Or by mixing them using
Can be. As a solid carrier, for example, clay
(For example, kaolin, diatomaceous earth, synthetic hydrous silicon oxide,
Fubasami clay, bentonite, acid clay), talc
And other inorganic minerals (eg, sericite, quartz powder)
Powder, sulfur powder, activated carbon, calcium carbonate, hydrated silica)
Etc., and fine powders or granular materials such as
Is, for example, water, alcohols (for example, methanol
Water, ethanol), ketones (for example, acetone,
Butyl ethyl ketone), aromatic hydrocarbons (for example,
Benzene, toluene, xylene, ethylbenzene, methyl
Naphthalene), aliphatic hydrocarbons (eg, n-hexene)
Sun, cyclohexanone, kerosene, kerosene), ester
(Eg, ethyl acetate, butyl acetate), nitriles
(For example, acetonitrile, isobutylnitrile),
Ethers (eg, dioxane, diisopropyl
Acid amides (eg, dimethylformamide)
Dimethylacetamide), halogenated hydrocarbons
(For example, dichloroethane, trichloroethylene,
Carbon chloride) and the like. As a surfactant,
For example, alkyl sulfates, alkyl sulfonates,
Alkyl aryl sulfonate, alkyl arylate
Tells and their polyoxyethylenates, polyoxy
Ethylene glycol ethers, polyhydric alcohol esthetics
And sugar alcohol derivatives. Fixing agent and minute
Powders include, for example, casein, gelatin, polysaccharides
(For example, starch, arabic gum, cellulose
Conductor, alginic acid), lignin derivatives, bentonite,
Sugars, synthetic water-soluble polymers (eg, polyvinyl alcohol)
, Polyvinylpyrrolidone, polyacrylic acids)
Examples of the stabilizer include PAP (acidic resin).
Isopropyl), BHT (2,6-di-tert-)
Butyl-4-methylphenol), BHA (2-ter
t-butyl-4-methoxyphenol and 3-tert-
Mixture with butyl-4-methoxyphenol), plant
Oils, mineral oils, surfactants, fatty acids or their esters
Throw. The above preparation can be used as is or with water
It can be used after dilution,
Spraying or dusting on the plant body, or
Spraying, dusting or dusting on soil surface, or necessary
Depending on the condition, it can be further mixed with soil
Wear. In addition, the above formulation should be treated in a rice nursery box
Can also. Further, the composition of the present invention, other fungicides, insecticides,
Acaricides, nematicides, herbicides, plant growth regulators, fertilizers, etc.
Or with or without a soil conditioner
You can also be. The application rate of the composition of the present invention depends on the active ingredient.
Compound mixing ratio, weather conditions, formulation form, application time, application
It depends on the method, application place, target disease, target crop, etc.
However, the total amount of the active ingredient compound is 1 atm.
0.1 to 1000 g, preferably 1 to 100 g
Emulsions, wettable powders, suspensions, liquids, etc. are diluted with water
When applied, the application concentration depends on the sum of the active ingredient compounds.
The amount is usually 0.0001 to 1%, preferably 0.001 to 1%.
0.1%, granules and powders should not be diluted at all.
Apply as is. When processing rice seedling boxes,
Nursery box (30cmX60cm) per total amount of active ingredients
And usually 0.1 to 100 g, preferably 1 to 10 g
is there.
[0006]
The present invention will be further described in the following formulation examples and test examples.
Although described in detail, the present invention is limited to only these examples.
Not something. In addition, the part indicating the use ratio of the formulation examples and
% And% are parts by weight and% by weight unless otherwise specified.
You. The amide compound represented by the general formula 2 was tested.
Is shown by the compound numbers in Table 1.
Formulation Example 1
1 part of each of compounds (1) to (5), 2 parts of compound A,
88 parts of Olinclay and 9 parts of talc are pulverized and mixed well
To obtain each 3% powder.
Formulation Example 2
1.5 parts of each of compounds (1) to (5), compound A2.5
Parts, 87 parts kaolin clay and 9 parts talc
Mix to obtain each 4% powder.
Formulation Example 3
10 parts of each of compounds (1) to (5), compound A 10
Part, polyoxyethylene sorbitan monooleate 3
Parts, 3 parts of CMC (carboxymethylcellulose) and
Mix 74 parts of water, wet-pulverize, each 20% suspending agent
Get.
Formulation Example 4
10 parts of each of compounds (1) to (5), compound A 20
Parts, calcium lignin sulfonate 3 parts, lauryl sulfate
2 parts of sodium and 65 parts of synthetic silicon hydroxide are pulverized well
Mix to obtain each 30% wettable powder.
Formulation Example 5
20 parts of each of compounds (1) to (5), compound A30
Parts, calcium lignin sulfonate 3 parts, lauryl sulfate
2 parts of sodium and 45 parts of synthetic silicon hydroxide are pulverized well
Mix to obtain each 50% wettable powder.
Formulation Example 6
10 parts of each of compounds (1) to (5), compound A 20
Part, polyoxyethylene styryl phenyl ether 14
Part, calcium dodecylbenzenesulfonate 6 parts,
Mix well 50 parts of silene to obtain 30% emulsion of each.
You.
Formulation Example 7
1 part of each of compounds (1) to (5), 8 parts of compound A,
1 part of hydrous silicon oxide, calcium lignin sulfonate 2
Parts, 30 parts of bentonite and 57 parts of kaolin clay
After crushing and mixing well, adding water and kneading well, granulation
Dry to obtain each 10% granule.
Formulation Example 8
1.5 parts of each of compounds (1) to (5), compound A 5
Parts, synthetic hydrous silicon oxide 1.5 parts, lignin sulfonic acid
2 parts of Lucium, 30 parts of bentonite and Kaolinkure
-60 parts are crushed and mixed well, water is added and kneaded well
After that, the mixture is granulated and dried to obtain each 6.5% granule. Compound
Each of the objects (3) and (4) is, for example,
Therefore, it can be formulated.
Reference preparation example 1
One part of compound (3) or (4), Khao Link
90 parts of laye and 9 parts of talc are crushed and mixed well, and
To give a 1% powder.
Reference preparation example 2
10 parts of either compound (3) or (4), polyoxo
3 parts of ethylene sorbitan monooleate, 3 parts of CMC
And 84 parts of water are mixed and wet-pulverized, and 10% of each
Obtain a suspension.
Reference preparation example 3
20 parts of either compound (3) or (4), lignin
3 parts calcium sulfonate, sodium lauryl sulfate 2
Parts and 75 parts of synthetic silicon hydroxide, pulverized and mixed well, and
Each 20% wettable powder is obtained.
Reference preparation example 4
15 parts of compound (3) or (4),
14 parts of ethylene styryl phenyl ether, dodecyl
6 parts of calcium benzenesulfonate and 6 parts of xylene
Mix well 5 parts to obtain each 15% emulsion.
Reference preparation example 5
4 parts of either compound (3) or (4), synthetic hydrous acid
1 part of silicon halide, 2 parts of calcium ligninsulfonate, ben
30 parts of tonite and 63 parts of kaolin clay are crushed well
After mixing, adding water and kneading well, granulate and dry.
To obtain each 4% granule. Other compounds (1),
Each of (2), (5) and A is also referred to
It can be formulated according to the formulation examples.
Next, the composition of the present invention is represented by the following general formula (a):
Each of the amide derivative represented by
Has a synergistically superior agricultural and horticultural germicidal effect than when used.
This is shown in a test example.
Test example 1 Preventive effect test for rice blast
Fill plastic pots with sandy loam and rice (Kinki 33
No. 2) and cultivated in a greenhouse for 20 days. Formulation Example 4
Dilute the reagent in the form of a wettable powder with water to the specified concentration.
So that it adheres well to the leaves of the rice seedlings
Foliage was sprayed. After air-drying, the spore suspension of the blast fungus
Spray inoculated. After inoculation, keep at 24 ° C under high humidity for 10 days,
The control effect was investigated with the following control index.
Table 2 shows the results.
[Table 2]Test Example 2 Water Treatment for Rice Blast
Preventive effect test
1 / 10,000 are Wagner pot filled with sandy loam
After transplanting rice, transplant the rice (Kinki 33) of the 2 leaf stage,
Grow indoors for 7 days. Thereafter, the granules were prepared according to Formulation Example 7.
Each pot was treated with water on each pot. 7 days after processing
Was spray-inoculated with a spore suspension of the blast fungus. After inoculation,
Keep at 24 ° C and high humidity for 10 days, and control according to Test Example 1.
The fruits were investigated by control index. Table 3 shows the results.
[Table 3][0009]
Test Example 3 Water surface treatment for rice sheath blight
Protection effect test
1 / 10,000 are Wagner pot filled with sandy loam
After watering, transplant the rice (Kinki No. 33) of the 2 leaf stage, greenhouse
Grew up within 7 days. Then, according to Formulation Example 7, granules
Each of the test reagents was subjected to a water surface treatment on each pot. 7 days after processing
Then, the sclerotium of the sheath blight fungus was inoculated into the strain base. 27 after inoculation
Keep at high temperature and high humidity for 10 days.
The control index was used. Table 4 shows the results.
[Table 4]Reference Production Example 1 (Production of Compound (3))
23 g of commercially available 4-bromo-2-chlorobenzoic acid (97.7 mm
ol) in 50 ml of thionyl chloride and N, N'-dimethylform
One to two drops of muamide were added, and the mixture was heated under reflux for 4 hours. Chloride
Onyl was distilled off under reduced pressure to give 4-bromo-2-chlorobenzoyi.
There was obtained the chloride. To this is added 100 ml of anhydrous THF.
And cooled to -78 ° C.
Of a 1MTHF solution (0.1 mol) was added dropwise. reaction
The temperature was returned to room temperature, and the mixture was stirred for 3 hours. 10% hydrochloric acid 10
After adding 0 ml and stirring for 10 minutes, ethyl acetate was added,
It was washed sequentially with a sodium hydroxide solution and a saline solution. Acetic acid
The ethyl layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and concentrated.
And the resulting crude product is chromatographed on silica gel.
(Hexane: ethyl acetate = 10: 1), 4′-bromo
19.2 g of -2'-chloroacetophenone was obtained. like this
4'-bromo-2'-chloroacetophenone obtained by
Add 1.44 g of formic acid and 14.30 g of formamide to 19.2 g
And stirred at 180 to 190 ° C. for 6 hours. Cool the reaction solution
Then, chloroform was added, and the mixture was washed with saline. Black
The roform layer was dried over anhydrous magnesium sulfate and concentrated.
And a residue was obtained. 10 ml of concentrated hydrochloric acid was added thereto, and 10
Stirred at 0 ° C. for 1 hour. The reaction solution was cooled and
The crystals were separated by filtration and washed with chloroform (chloroform layer).
Was discarded). Dissolve the crystals in the aqueous layer of the filtrate, and add
After adding sodium hydroxide solution to make it alkaline,
Extracted with loroform. Chloroform layer with anhydrous magnesium sulfate
After drying with cesium, the mixture was concentrated and 1- (4-bromo-2)
8.34 g of -chlorophenyl) ethylamine were obtained. 2-shi
1.0 g of ano-3,3-dimethylbutanoic acid was added to anhydrous
Dissolve in drofuran and carbonyl at 0 ° C under nitrogen atmosphere
1.38 g of diimidazole were added. Return the reaction temperature to room temperature
And stirred for 1 hour. There, 1- obtained as described above
(4-bromo-2-chlorophenyl) ethylamine 1.83
g of tetrahydrofuran solution at room temperature.
For 3 hours. Ethyl acetate was added to the reaction solution, and 1N
With aqueous sodium hydroxide, 1N hydrochloric acid and saturated saline
Washed sequentially. Dry the organic layer over anhydrous magnesium sulfate
After that, the mixture was concentrated and the crude product was washed with hexane to give N- [1
-(4-Bromo-2-chlorophenyl) ethyl] -2-
Cyano-3,3-dimethylbutanoic acid amide (compound
(3)) 1.40 g was obtained.
mp 161.0 ° C
'H-NMR (CDClThree/ TMS) δ (ppm): 1.
14 and 1.18 (each s, 9H in total), 1.51 and 1.52
(D, J = 6.99 Hz, 9H in total), 3.14 and 3.
16 (each s, total 1H), 5.28-5.39 (m, 1
H), 6.37-6.49 (br, 1H), 7.20 (dd, J = 8.
31 Hz, J = 1.67 Hz, 1H), 7.40 (dd, J = 8.31)
Hz, J = 1.97 Hz, 1H), 7.54 to 7.55 (m, 1H)
Reference Production Example 2 (Production of Compound (4))
1.0 g of 2-cyano-3,3-dimethyl-4-pentenoic acid
Was dissolved in anhydrous tetrahydrofuran, and the solution was dissolved at 0 ° C. in a nitrogen atmosphere.
Then, 1.27 g of carbonyldiimidazole was added. Reaction temperature
The temperature was returned to room temperature and stirred for 1 hour. There reference production example 1
1- (4-Bromo-2-chloropheny) obtained in the first half of
L) Ethylamine 1.68 g in tetrahydrofuran solution
The mixture was added dropwise at the same temperature and stirred at the same temperature for 3 hours. Vinegar in the reaction solution
Ethyl acid, 1N aqueous sodium hydroxide, 1N salt
The extract was washed sequentially with an acid and a saturated saline solution. Organic layer is sulfuric anhydride
After drying over magnesium, and concentrating, the obtained crude product was obtained.
Was washed with hexane to give N- [1- (4-bromo-2-).
Chlorophenyl) ethyl] -2-cyano-3,3-dimethyl
1.05 g of tyl-4-pentenoic acid amide (compound (4))
Obtained. mp 158.0 ° C
'H-NMR (CDClThree/ TMS) δ (ppm): 1.
23-1.29 (m, 6H), 1.48 and 1.50 (d, J =
6.88Hz, 3H in total, 3.23 and 3.25 (s each, total)
1H), 5.10 to 5.23 (m, 2H), 5.30 (q, J = 6.
00Hz, 1H), 5.88-6.00 (m, 1H), 6.22-6.35
(Br, 1H), 7.18 (d, J = 8.30 Hz, 1H), 7.
39 (dd, J = 8.30 Hz, J = 0.65 Hz, 1H), 7.53
7.57.54 (m, 1H)
[0013]
Industrial Applicability The composition of the present invention has excellent protection against plant diseases.
It has the effect of removing.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 次裕 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友 化学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−27090(JP,A) 特開 平2−264765(JP,A) 特開 平7−126112(JP,A) 特開 平7−157404(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 37/34 107 A01N 37/34 108 A01N 43/54 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of front page (72) Inventor Tsutohiro Kato 4-2-1 Takashi Takarazuka-shi, Hyogo Sumitomo Chemical Co., Ltd. (56) Reference JP-A 8-27090 (JP, A) JP JP-A-2-264765 (JP, A) JP-A-7-126112 (JP, A) JP-A-7-157404 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) A01N 37 / 34 107 A01N 37/34 108 A01N 43/54
Claims (1)
素原子または臭素原子を表わし、Rはメチル基またはビ
ニル基を表わす。)で示されるアミド誘導体と、(b)
メチル (E)−2−{2−〔6−(2−シアノフェノ
キシ)ピリミジン−4−イルオキシ〕フェニル}−3−
メトキシアクリレートとを有効成分として含有すること
を特徴とする農園芸用殺菌組成物。(57) [Claims] [Claim 1] (a) General formula (1) (Wherein X represents a hydrogen atom or a chlorine atom, Y represents a chlorine atom or a bromine atom, and R represents a methyl group or a vinyl group), and (b)
Methyl (E) -2- {2- [6- (2-cyanophenoxy) pyrimidin-4-yloxy] phenyl} -3-
A fungicidal composition for agricultural and horticultural use, comprising methoxy acrylate as an active ingredient.
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