JP3435280B2 - プラント計装制御装置の保守監視装置 - Google Patents

プラント計装制御装置の保守監視装置

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JP3435280B2
JP3435280B2 JP4981596A JP4981596A JP3435280B2 JP 3435280 B2 JP3435280 B2 JP 3435280B2 JP 4981596 A JP4981596 A JP 4981596A JP 4981596 A JP4981596 A JP 4981596A JP 3435280 B2 JP3435280 B2 JP 3435280B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はプラントの運転監視
を行う計装制御装置の保守点検を行うためのプラント計
装制御装置の保守監視装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、原子力プラントや火力プラント
などの大規模プラントにおいては制御系を機能単位で分
け、制御系単位で制御装置を構成している。例えば、原
子力プラントにおいては雑誌「日立評論」VOL.70,N
O.4,第57頁に記載されているように、タービン制
御系,給水制御系,再循環制御系,制御棒制御系等のよ
うに多数の制御系を有している。各制御系はセンサで検
出したプラント状態量を入力してプラント構成機器を駆
動する。そして、大規模プラントはプラント構成機器数
が膨大であり、これらのプラント構成機器の運転監視を
行う計装制御装置も非常に多いものとなる。 【0003】ところで、多くある計装制御装置および計
装制御装置に操作指令を与えたりプラント状態を表示す
る運転監視装置が正確に機能するか保守点検することを
必要とする。保守点検は、原子力プラントにおいては年
に1回行われる定期検査時に行われ、また、多数の計装
制御装置および運転監視装置を実作動させて行われる。 【0004】従来、計装制御装置および運転監視装置の
機能の健全性の点検は人手作業により端子台などの配線
変更を行い、センサの検出信号の代りに試験装置(標準
信号源)から点検信号を加えている。健全性点検には通
常複数種の点検信号が加えられる。計装制御装置および
運転監視装置の健全性は点検信号に対する計装制御装置
の出力信号や運転監視装置の表示情報により確認され
る。 【0005】一方、近年プラント状態量を検出するセン
サとして、マイクロプセッサを搭載したインテリジェン
トセンサと称されるものが開発されている。インテリジ
ェントセンサは外部から通信系を介してマイクロプロセ
ッサに指令を与えることにより自己診断,レンジ変更な
どを行える機能を備え、性能や特性の向上を図ることが
期待されている。このようなインテリジェントを原子力
プラントなどの大規模プラントに用いることが考えられ
ている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】一つの目的の保守作業
を行うために、複数の標準信号源を対応するセンサの代
わりに接続するための配線変更作業も複数になり、試験
終了時の復旧作業(配線を元の状態に戻す作業)に作業
ミスが起こりやすくなる。特に、配線変更作業が複数あ
るため、復旧作業時に復旧忘れが発生したり誤った配線
作業をするという確率が高くなる。配線作業を誤ると定
期検査後のプラントの再運転に支障を来たすことにな
る。 【0007】配線作業ミスを防止するために複数の作業
員によって確認するようにしているが、他の保守作業も
含めて多くの作業員を必要とするのを免れない。 【0008】本発明は上記点に対処して成されたもので
あり、その目的とするところは配線復旧作業ミスを皆無
にして保守点検を行えるプラント計装制御装置の保守監
視装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプラント計装制御装置の保守監視装置にお
いては、多数の機器から構成されるプラントの状態を検
出するものであって、センシング部で検出したプラント
状態量に対して演算処理を行うマイクロプロセッサを有
し、このマイクロプロセッサの演算出力をプロセス量検
出信号として信号ケーブルに出力すると共に、前記マイ
クロプロセッサに前記信号ケーブルに重畳した高周波信
号による出力値指令を入力すると該出力値指令に基づい
た大きさの保守プロセス信号を前記信号ケーブルに出力
する多数のセンサと、多数のセンサのうちの任意の複数
台のセンサからのプロセス量検出信号を前記信号ケーブ
ルを介して入力し、かつ前記信号ケーブルで伝達される
プロセス量検出信号と高周波信号の出力値指令のうちプ
ロセス量検出信号のみを分離して前記プラントを構成す
る機器を制御する複数台の制御手段と、前記複数台の制
御手段にプラントの操作指令を与えると共に前記複数台
の制御手段からの制御情報に基づくプラント状態を表示
するための運転監視装置と、保守作業内容によって決め
られる前記出力値指令を前記多数のセンサのうち該当す
るセンサを識別するためのアドレスデータと共に高周波
信号として前記信号ケーブルに重畳して与える保守装置
とを備え、該保守装置は保守作業時に特定のセンサに対
して前記出力値指令とアドレスデータを前記信号ケーブ
ルに重畳した高周波信号として与えて、該出力値指令と
アドレスデータを受取ったセンサは出力値指令に基づい
た大きさの保守プロセス信号をプロセス量検出信号とし
て信号ケーブルに出力することを特徴とするものであ
る。 【0010】なお、本明細書におけるインテリジェント
センサとはマイクロプロセッサを備えセンシング部
で検出したプラント状態量をマイクロプロセッサで演算
処理してプラント状態量検出信号(プロセス量検出信
号)として出力し、演算処理部であるマイクロプロセッ
サに保守制御指令与えられると保守制御指令に応じた
大きさの保守プラント信号を出力する機能を有するセン
サのことを意味している。以後、本明細書においてはイ
ンテリジェントセンサのことを単にセンサと称する。本
発明によれば、保守装置からの保守制御指令により複数
台のセンサの出力信号(保守プロセス信号)を独立に変
更するのみで保守作業をすることが可能となる。そのた
め、各々のセンサごとに実施していた保守のための配線
変更作業不要となり配線復旧作業ミスを皆無にで
き、さらに作業員によるチェックも不要にできる。 【0011】 【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例を示す。
図1は本発明を原子力プラントに適用した実施例を示し
ている。 【0012】図1において、制御室建屋CBのF1プロ
アには保守装置1と運転監視盤2が設置されている。運
転監視盤2はプラント機器の状態を表示する状態表示装
置2Aと警報表示を行う警報表示装置2Dおよび給水制
御モード表示ランプ2B,2Cを有している。運転監視
装置2は後述する制御装置51〜5Lに操作指令を与え
ると共に制御装置51〜5Lからの制御情報(プラント
状態量を含む)を入力して状態表示や警報表示を行う。
制御室建屋CBのF2フロアには制御系毎の多数台の制
御装置51〜5Lが設置されている。制御装置51〜5
LはセンサS1,S2…SQからのプラント状態信号を
入力してプラント機器A1,ARなどを制御する。フロ
アF2には点検装置1から与えられる保守制御指令によ
ってセンサS1,S2…SQを選択するセンサ選択装置
41〜4Kが設けられている。保守制御指令にはセンサ
を指定するアドレス信号とセンサの出力値を指令する出
力値指令信号が含まれる。センサ選択装置4がK個と制
御装置5のL台と一致しないのは1台の制御装置5に数
個のセンサ選択装置4が設けられることがあるからであ
る。センサS1,S3からのプラント状態信号は信号重
畳分離装置61,62を介して制御装置51に取込ま
れ、また、センサ選択装置41からの保守制御指令は信
号重畳分離装置61,6Mを介して選択されたセンサS
1,S3に与えられる。同様に、センサS2,SQで検
出されたプラント状態信号は信号重畳分離装置71,7
Pを介して制御装置5Lに取込まれ、また、センサ選択
装置4Kからの保守制御指令は信号重畳分離装置71,
7Pを介して選択されたセンサS2,SQに与えられ
る。信号重畳分離装置61,6M,71,7Mはセンサ
Sの数(例えば2000点)だけ設けられる。制御装置
51は機器(ポンプ)A1を駆動し、制御装置5Lは機
器(バルブ)ARを駆動する。原子炉建屋RBのF3フ
ロアにはセンサ3が設けられ、F4フロアには機器AR
が設けられている。また、F5フロアにはセンサS2が
設けられ、FNフロアにはセンサS1,SQおよび機器
A1が設けられている。なお、原子炉建屋RBにおいて
原子炉は図示を省略している。 【0013】図2にセンサ選択装置4の一例構成を示
す。 【0014】図2において、センサ選択装置4は制御指
令判定装置10,制御指令出力装置11およびスイッチ
12から構成されている。制御指令判定装置10は保守
装置1からの保守制御指令を入力して自局で選択するセ
ンサに対する指令であるか判断する。自局で選択するセ
ンサである場合には切替指令13によりスイッチ12を
切替えて、制御指令出力装置11からの出力値指令信号
を該当するセンサSに出力させる。 【0015】図3に信号重畳分離装置6または7の一例
構成を示す。 【0016】信号重畳分離装置6,7は各センサの出力
信号を各々の制御装置に出力するためのケーブルを共有
化して保守制御指令をセンサに出力するために設けられ
る。保守制御指令を各センサに出力する必要があるが、
数百メートルに及ぶ中央制御室側と現場間にそのための
複数の専用ケーブルを敷設しなくても良いようにするた
めにケーブルを共有化している。各信号重畳分離装置6
または7は、図3に示すように加算器15とローパスフ
ィルタ14から成っており、センサ選択装置41から出
力される保守制御指令(高周波信号)が加算器15によ
ってセンサSからの出力信号に加算,重畳される。この
加算器15で加算された信号はセンサSに出力されるも
のであり、制御装置5に入力されないようにローパスフ
ィルタ14が設けられる。センサSの出力信号のみが制
御装置5へ入力される。 【0017】図4にセンサの一構成例を示す。センサS
はいわゆるインテリジェントセンサと称されるものでマ
クロプロセッサを備えており、センジング手段16,A
/D変換器17,マイクロプロセッサ18,D/A変換
器19,受信信号変換装置21,ハイパスフィルタ22
から成っている。センシング手段16は例えば半導体セ
ンサによって実現し、プラント状態量であるプロセス量
を測定しアナログの電気信号に変換する。これをA/D
変換器17によりディジタル信号に変換してマイクロプ
ロセッサ18に入力する。マイクロプロセッサ18は入
力信号を基に演算処理(補正処理,変換処理等)を実行
して結果をD/A変換器19に出力する。D/A変換器
19は入力のディジタル信号をアナログ信号に変換して
信号重畳分離装置6または7へ出力する。ハイパスフィ
ルタ22は信号重畳分離装置61から出力される高周波
の出力値指令信号のみを受信信号変換装置21に出力
し、D/A変換器19の出力信号であるセンサ信号は遮
断するようにする。受信信号変換装置21は受信した信
号のうち出力値指令信号のみをディジタル信号に変換し
てマイクロプロセッサ18に出力する。マイクロプロセ
ッサ18は受信信号変換手段21からの出力信号を受信
すると、この信号で指定される出力値指令に従ったデー
タをD/A変換器19に出力する。つまり、センシング
手段16によって測定したプラント状態信号に代わって
出力値指令で指定されたレベルの信号がセンサS1から
出力されることになる。 【0018】次に、図1に示す実施例の動作を制御装置
51が原子力プラントの給水制御装置であることを例に
挙げ説明する。 【0019】まず、通常運転時の動作を説明する。 【0020】運転監視盤2に設けられる原子炉水位設定
器(図示せず)により設定される原子炉水位目標値が給
水制御装置51に入力される。一方、プラント状態量で
ある給水流量,主蒸気流量及び原子炉水位がそれぞれ設
けたセンサSにより検出され、これらの検出信号が信号
重畳分離装置61,6Mを介して給水制御装置51に入
力される。給水制御装置51はこれらの3つの検出信号
(プラント状態量)に基づき原子炉水位が目標値になる
ように給水ポンプA1を制御する。この3つの検出信号
による制御を三要素制御と称され原子炉出力が高い時に
行われる。原子炉出力が例えば30%以下の時には、給
水流量及び主蒸気流量の検出精度が低下するため、原子
炉水位の検出信号のみによる単要素制御が行われる。 【0021】次に保守点検作業の動作を説明する。 【0022】まず、理解を容易にするため保守点検作業
の概要を説明する。 【0023】作業員3は、保守装置1を操作して保守の
ための保守制御指令を対象とするセンサSに出力する。
保守制御指令は、例えば図5のようになっており、同期
信号,アドレス信号および出力値指令信号から成ってい
る。どのセンサに対してその出力信号をどれだけ変更す
るかを、それぞれアドレス信号と出力値指令信号によっ
て指定し、同期信号はこれらの信号の先頭を示すもので
あり通信のために必要である。保守制御指令はセンサ選
択装置41〜4Kに出力される。各センサ選択装置41
〜4Kはアドレス信号で指定されているセンサSが自局
に接続されているセンサであるか否かを判断し、一致し
ておれば対称とするセンサSに図6に示すフォーマット
で出力値指令信号を出力する。一致していなければ出力
値指令信号を出力することはない。制御指令判定装置1
0は図5に示す保守制御指令を入力するとアドレス信号
が自局に接続されているセンサSを指定しているか否か
を判断する。一致していれば指定されているセンサに出
力値指令信号を出力するために、スイッチ12に切替指
令13を印加してスイッチの切替えを実行させ、制御指
令出力装置11によって作成される図6の出力値指令信
号を対象とするセンサSに出力する。出力値指令信号は
センサSに直接出力されるのではなく、信号重畳分離装
置61〜6M,71〜7Pを介して高周波信号としてセ
ンサSに出力される。 【0024】センサSのマイクロプロセッサ18によっ
て、出力値指令信号が最終的に取込まれ、それに対応す
るデータをセンサSから出力することになるが、このマ
イクロプロセッサ18の処理フローを図7に示す。マイ
クロプロセッサ18は図7に示す処理を周期的に実行す
る。まずステップST1において、A/D変換器17の
出力信号及び受信信号変換装置21の出力信号を入力す
る。次にステップST2において、出力値指令が存在して
いるか否かを判断し、存在しておればステップST3に
移り、存在していなければステップST5に移行する。
ステップST3においては、出力値指令の内容を判定す
る。出力値指令によってセンサSの出力信号レベルをど
の程度にするかが示してある。従って、ステップST3
において、センサSの出力信号の変更量を判定すること
になる。ステップST4においては、出力値指令の内容
に対応したレベルのデータをD/A変換器19に出力す
る。この結果、出力値指令で指定されたレベルの信号
(保守プロセス信号)がセンサSから出力される。 【0025】一方、ステップST2で出力値指令無しと
判断するとステップST5においてA/D変換器17の
出力信号に対する演算処理を実行する。ステップST6
においてA/D変換器17の演算結果をD/A変換器1
9に出力する。この結果、センシング手段16によって
測定したプラント状態量に対する信号(プロセス量検出
信号)がセンサSの出力信号として出力される。 【0026】このようにして、出力値指令で指定された
レベルの信号がセンサSからの出力信号として出力され
る。各制御装置51〜5Lはこのような各センサS1〜
SQからの出力値指令に従った出力信号を入力し、これ
らの入力信号を基に制御演算処理を実行し、処理結果が
出力される。この結果として、例えば制御対象であるア
クチュエータA1が起動あるいは停止する。アクチュエ
ータA1が起動あるいは停止したことは、運転監視盤2
に表示される。従って作業員3はこの表示情報を基に各
装置の機能が健全であるか否かをチェックすることがで
きる。この場合、保守装置1は、どのセンサSにどの程
度のレベルの信号が出力されているかを示す保守制御指
令の内容を表示することにより、作業員は、これらの情
報とアクチュエータの動作とを対比して把握することが
可能であり、プラント状態把握がより一層容易になり、
保守作業の効果を高めることが可能となる。 【0027】さて、制御装置51が給水制御を行うもの
である場合の保守点検作業の動作を図8に示すタイムチ
ャートを参照して説明する。 【0028】図8はセンサS1とS3の信号レベルを変
更して、その結果として単要素制御と三要素制御に関す
るインターロック機能をチェックする例を示している。 【0029】図8に示すタイムチャートによる動作を説
明する前にインターロック機能について簡単に説明す
る。 【0030】図9に単要素制御モードと三要素制御モー
ドのインターロック機能ブロック図を示す。図9におい
て、単要素制御モードは、単要素要求,給水流量信号全
喪失,主蒸気流量信号全喪失のうちいずれかが発生した
場合に成り立ち、これらの情報が単要素制御モードのト
リガー情報である。三要素制御モードは、給水流量と主
蒸気流量の差の絶対値であるミスマッチ流量が基準値以
下で給水流量が所定値以上で、かつ三要素要求が発生し
た時であって、さらに単要素制御モードのトリガー情報
が発生していない時に成りたつ。なお、単要素要求と三
要素要求は運転監視盤2にそれぞれ設けられている押し
ボタンスイッチの操作で出力され、これらの操作信号は
図示していないが給水制御装置51に取込まれている。
さらに、単要素制御モード及び三要素制御モードになっ
ていることを示すそれぞれのランプが運転監視盤2に設
けられている。 【0031】このようなインターロック機能をチェック
する保守点検作業を図8を参照して説明する。 【0032】センサS1は給水流量を検出するものであ
り、センサS3は主蒸気流量を検出するものである。ま
ず、単要素制御モードになっている時に三要素制御モー
ドにならない条件を入力してその機能を確認する場合を
説明する。具体的には、給水流量を所定値以上とし、ミ
スマッチ流量を基準値以上となるようにし、三要素要求
を入力しても三要素制御モードにならない場合を説明す
る。初期条件として、三要素要求は入力されておらず、
単要素要求のための図示しない押しボダンスイッチが一
度押されて単要素制御モードに入っているとする。保守
装置1からは図8(a)に示すセンサS1及びS3に対
する保守のための保守制御指令をそれぞれ出力する。こ
の信号は信号重畳分離装置61及び6Mによって処理さ
れ、その出力である図1に示す信号E1及びE2はそれ
ぞれ図8(b)及び(d)のようになる。つまり、セン
サS1及びS3の出力信号に保守のための出力値指令が
重畳された信号となる。センサS1及びS3の各々のハ
イパフィルタの出力は図8(c)及び(e)に示すよう
に保守装置1から出力された出力値指令に対応した信号
(図6に対応)のみを出力し、これがディジタル信号に
変換されて各センサS1,S3のマイクロプロセッサ1
8に取込まれる。各マイクロプロセッサは、図7に示し
た処理により、出力値指令に対応した信号を出力する。
この結果、センサS3及びS1の出力信号は図8(b)
及び(d)に示すようにそれぞれ時刻t1及びt2で出
力値指令を出力する。この例では、時刻t1でセンサS
3の出力信号(主蒸気流量信号)を低くし、時刻t2で
センサS1の出力信号(給水流量信号)を高くし、給水
流量と主蒸気流量の差の絶対値であるミスマッチ流量が
大きくなるようにしている。図3に示したように信号重
畳分離装置61のローパスフィルタ14によって高周波
の出力値指令信号はカットされ、給水制御装置51の入
力信号E3及びE4は図8(f)及び(g)のようにな
る。給水制御装置51は入力信号に基づいた制御の演算
処理を実行する。給水制御装置51は時刻t0からt1
の区間で給水流量が所定値V1以下であり、ミスマッチ
流量は基準値V2以下であることを判定する。つまり、
図9に示したように、この状態では給水流量が所定値V
1以下であるため、三要素要求が入力されても三要素制
御モードの条件が成立しない。このため、図8(i),
(j),(k)に示すように、時刻t0からt1の期間
で運転監視盤2に設けられている三要素要求の押しボタ
ンスイッチ(図示せず)の操作で、ディジタル信号であ
る三要素要求信号をONにしても、給水制御装置51は
三要素制御モードにはならず単要素制御モードのままで
あり、運転監視盤2に設けられている単要素制御モード
のランプ2Bが点灯で三要素制御モードのランプ2Cが
消灯のままである。時刻t1からt2においても給水流
量が所定値V1以下であるため同様である。この結果、
図1に示す作業員3は操作内容と表示情報に基づき運転
監視盤2及び給水制御装置51及びセンサS1,S3の
機能が正しいことを確認できる。この確認結果を保守装
置1に入力することにより、試験の良否が記憶されると
共に保守作業結果の管理が可能となる。次に、時刻t2
において給水流量信号が保守制御指令に従って所定値V
1より高くなる。さらに、ミスマッチ流量もこれに伴
い、基準値V2より高くなってしまう。時刻t2からt
3の期間においては、給水流量は所定値V1以上となる
が、ミスマッチ流量が基準値V2以上となるため三要素
制御モードの条件が成立しない。従って、時刻t2から
時刻t3の期間で運転監視盤2に設けられている三要素
要求の押しボタンスイッチの操作で三要素要求信号をO
Nにしても、時刻t0からt2の場合と同様に三要素制
御モードにはならず、単要素制御モードのままである。
この場合も作業員3は同様に運転監視盤2及び給水制御
装置51及びセンサS1,S3の機能が正しいことを確
認でき、確認結果を保守装置1に入力することにより試
験の良否が記憶される。 【0033】次に、保守制御指令により時刻t3におい
ては主蒸気流量信号が給水流量信号と同一レベルにさ
れ、三要素制御モードに切替えられる場合について説明
する。時刻t3においては、センサS3に対してその出
力信号を変更するための制御指令が出力され、前述と同
様に、この保守制御指令がセンサS3に入力され、信号
E2の波形が図8(d)のようになる。この結果、給水
制御装置51は図8(g)に示す信号を入力する。この結
果、給水流量は所定値V1以上であり、ミスマッチ流量
は基準値V2以下(ゼロ)になるため、三要素要求が入
力されれば三要素制御モードの条件が成立することにな
る。時刻t4において、図示していないが、運転監視盤
2に設けられている三要素の押しボタンスイッチの操作
で三要素要求信号をONにすると、三要素制御モードの
条件が成立するため、給水制御装置51は、図8(j)
(k)に示すように、単要素制御モードをOFF状態に
し、三要素制御モードをON状態にしてこの三要素制御
モードで給水ポンプ2A(図1参照)を制御する。さら
に、この旨を示すために、給水制御装置51は運転監視
盤2に設けられている単要素制御モードのランプ2Bを
消灯し、三要素制御モードのランプ2Cを点灯させる。
作業員3は、これらの表示情報及び操作内容によって、
三要素制御モードになるべき信号がセンサS1,S3及
び操作スイッチ(図示していないが運転監視盤2に設
置)から出力されれば、給水制御装置51が正しくその
制御モードになることを確認できる。つまり、運転監視
盤2及び給水制御装置51及びセンサS1,S3の機能
が正しいことが確認できる。この確認結果を保守装置1
に入力することにより、保守の作業成績結果を記憶し履
歴データとして残すこともできるし、成績結果の出力も
可能であるし、その他の保守管理業務に活用することが
可能である。 【0034】以上述べたようにして図9に示したインタ
ーロック機能のすべてを確認することができる。 【0035】以上のようにして行われる保守点検作業は
保守装置1から作業終了の命令を出力することにより自
動的に元の状態に復旧できる。給水制御装置51がセン
サS1,S3の出力信号や運転監視盤2からの操作信号
でポンプA1を停止させるための処理をし、ポンプA1
が停止すると図1の運転監視盤2のポンプ状態表示手段
2A及び警報表示手段2Dにその旨を示す情報が出力さ
れるようなインターロックについても同様である。 【0036】なお、上述の説明はインターロックの機能
をチェックする保守作業について述べたが他の機能チェ
ックについても同様に行える。 【0037】以上のようにして保守点検作業を行うので
あるが、保守装置1からの保守のための保守制御指令を
遠隔的に各センサS1〜SQごとに独立に出力し、複数
台の各センサがその保守制御指令(出力値指令)に従っ
て各々出力値を変更するようにされる。この結果を制御
装置が入力して制御演算を実行し、実行結果が運転監視
盤2に表示されているため、従来実施していた様なセン
サと制御装置間のケーブルをはずしてセンサ出力信号に
代わった保守のための信号を複数箇所から独立に印加す
る作業及び作業終了後の復旧作業が不要なために、復旧
時の配線ミスを皆無にできる。また、保守のための信号
をセンサ信号に代わって人手作業により印加する必要が
ないので、作業員の数を削減できるし、センサ信号に代
わって保守の信号を印加するために必要な作業員と運転
監視盤2の表示状態を確認するための作業員間で構内電
話や仮設電話等を用いて保守作業を進めるにあたっての
連絡をとる必要もないため、そのための準備や、その作
業そのものも不要にできるという効果がある。 【0038】なお、図1の実施例においては、センサの
出力信号を制御装置に入力するための信号ケーブルに保
守装置1からの保守制御指令を重畳させて、該当するセ
ンサに該保守制御指令を与えて、該センサの出力信号を
変更させて保守することが可能であるため、保守制御指
令をセンサに出力するための信号ケーブルを新たに敷設
する必要がなく、既設プラントに本発明を適用すると効
果大である。 【0039】図10に本発明の他の実施例を示す。 【0040】図10において図1の実施例と異なるとこ
ろは保守装置1からの保守制御指令を制御装置51′〜
5L′に出力し、各制御装置51′〜5L′が時分割処
理により制御の処理と保守の処理を実行し、保守のため
の保守制御指令を対応するセンサS1〜SQに出力する
ようにしたことにある。 【0041】図10の実施例においても図1の場合同様
に作業員3が運転監視盤2の表示結果を監視することに
より、各装置の健全性を確認することが出来ると共に図
1の場合と同様な効果がある。さらに本実施例では、運
転監視盤2と各制御装置51′〜5L′間を接続するケー
ブルを保守装置1に対しても共有化させて多重伝送によ
り、保守装置1から保守のための情報をこのケーブルを
介して制御装置内のセンサ選択装置に出力することが可
能である。このために、図1における保守装置1とセン
サ選択装置41〜4K間の専用のケーブルが不要とな
り、既設プラントに対して、これらの保守のための設備
を新たに付加する場合の工事費を大幅に低減できる効果
がある。特に、ケーブルはケーブルトレイ内に収納され
るが、プラント建屋の立体的な配置から種々の制約を受
け、ケーブルトレイが多点に曲面を有しており、ケーブ
ル敷設作業が大変になるため、この効果は大きい。 【0042】図11に本発明の他の実施例を示す。 【0043】図11の実施例は現場側にセンサ選択装置
41〜4Kを設置し、これらの出力信号を直接センサS
1〜SQに出力するように構成している。センサS1〜
SQに制御指令変換機能を持たせている。81〜8Kは
伝送装置であり、保守装置1からの保守のための保守制
御指令を各センサ選択装置41〜4Kに出力する。各セ
ンサ選択装置41〜4Kは対象とするセンサに対して出
力値指令信号(図6に対応)を出力する。各センサS1
〜SQはセンサ選択装置4からの出力値指令信号(図6
に対応)を受信し、これをマイクロプロセッサ18が取
込める信号に変換して出力する。この結果、出力値指令
に従ったレベルの信号をセンサSから出力し、この出力
信号が直接制御装置5に取込まれることになる。その他
の機能及び構成は図1の実施例と同一である。 【0044】図11の実施例では現場に設置するセンサ
選択装置4は、各センサが集中しておれば、その分だけ
数を少なくすることが可能となり、ハードウェア量をよ
り一層低減できるという効果がある。 【0045】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、保
守装置からの保守のための保守制御指令を遠隔的に複数
台のセンサごとに独立に出力し、各センサがその指令に
従って各々出力値を変更する。この結果を制御装置が入
力し、組込まれている制御演算を実行し、制御を実行し
た結果が運転監視盤に表示されるために、従来実施して
いた様なセンサと制御装置間のケーブルをはずしてセン
サ出力信号に代わって保守のための模擬出力信号を複数
の箇所から独立に印加する作業及び作業終了後の復旧作
業が不要なために、復旧作業ミスを皆無にできる。さら
に、保守のための信号を複数のセンサ信号に代わって人
手作業により印加する必要ないので、作業員の数を削減
できるし、複数のセンサ信号に代わって模擬出力保守の
信号を印加するために必要な作業員と運転監視盤の表示
状態を確認するための作業員間で構内電話や仮設電話等
を用いて保守作業を進めるにあたっての連絡をとる必要
もないため、そのための準備や、その作業そのものも不
要にできるという効果があり、その工業的価値は極めて
高い。 【0046】さらに本発明を原子力プラントの計装制御
装置の保守に適用すれば、従来現場にて、センサに代っ
て模擬出力信号を印加する必要がなくなり、作業員の放
射線被ばく量を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。 【図2】図1におけるセンサ選択装置の一例を示す構成
図である。 【図3】図1における信号重畳分離装置の一例を示す構
成図である。 【図4】図1におけるセンサの一例を示す構成図であ
る。 【図5】保守制御指令信号のフォーマット図である。 【図6】出力値指令信号のフォーマット図である。 【図7】センサのマイクロプロセッサの処理フロー図で
ある。 【図8】図1の動作を説明するためのタイムチャートで
ある。 【図9】インターロックの一例を示すインターロック機
能ブロック図である。 【図10】本発明の他の実施例を示す構成図である。 【図11】本発明の他の実施例を示す構成図である。 【符号の説明】 1…保守装置、2…運転監視盤、4…センサ選択装置、
5…制御装置、6,7…信号重畳分離装置、S…セン
サ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木戸 文康 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株式会社 日立製作所 電力・電機開発 本部内 (72)発明者 長谷川 真 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株式会社 日立製作所 電力・電機開発 本部内 (72)発明者 高野 芳行 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (72)発明者 臺 俊介 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 吉崎 純哉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 平7−319533(JP,A) 特開 昭62−276991(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】多数の機器から構成されるプラントの状態
    を検出するものであって、センシング部で検出したプラ
    ント状態量に対して演算処理を行うマイクロプロセッサ
    を有し、このマイクロプロセッサの演算出力をプロセス
    量検出信号として信号ケーブルに出力すると共に、前記
    マイクロプロセッサに前記信号ケーブルに重畳した高周
    波信号による出力値指令を入力すると該出力値指令に基
    づいた大きさの保守プロセス信号を前記信号ケーブルに
    出力する多数のセンサと、 多数のセンサのうちの任意の複数台のセンサからのプロ
    セス量検出信号を前記信号ケーブルを介して入力し、か
    つ前記信号ケーブルで伝達されるプロセス量検出信号と
    高周波信号の出力値指令のうちプロセス量検出信号のみ
    を分離して前記プラントを構成する機器を制御する複数
    台の制御手段と、 前記複数台の制御手段にプラントの操作指令を与えると
    共に前記複数台の制御手段からの制御情報に基づくプラ
    ント状態を表示するための運転監視装置と、 保守作業内容によって決められる前記出力値指令を前記
    多数のセンサのうち該当するセンサを識別するための
    ドレスデータと共に高周波信号として前記信号ケーブル
    に重畳して与える保守装置とを備え、該保守装置は保守作業時に特定のセンサに対して前記出
    力値指令とアドレスデータを前記信号ケーブルに重畳し
    た高周波信号として与えて、該出力値指令とアドレスデ
    ータを受取ったセンサは出力値指令に基づいた大きさの
    保守プロセス信号をプロセス量検出信号として前記信号
    ケーブルに出力することを特徴とするプラント計装制御
    装置の保守監視装置。
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