JP3432972B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JP3432972B2
JP3432972B2 JP26270395A JP26270395A JP3432972B2 JP 3432972 B2 JP3432972 B2 JP 3432972B2 JP 26270395 A JP26270395 A JP 26270395A JP 26270395 A JP26270395 A JP 26270395A JP 3432972 B2 JP3432972 B2 JP 3432972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
substrate
display device
crystal display
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26270395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09105903A (ja
Inventor
祐二 森
真一 小村
郁夫 檜山
伸宏 武田
亨 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP26270395A priority Critical patent/JP3432972B2/ja
Publication of JPH09105903A publication Critical patent/JPH09105903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3432972B2 publication Critical patent/JP3432972B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に係
わり、特に小型携帯用装置に最適な薄型軽量の液晶表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータは、机上
で使用されるデスクトップ型から、より携帯性を重視し
たノート型に移行しつつある。特に、ノート型パーソナ
ルコンピュータ等の液晶表示装置に対しては、より軽量
化、低消費電力化が要求されている。
【0003】こうした液晶表示装置に画像を表示する場
合、パーソナルコンピュータ本体に内蔵された表示メモ
リをフルタイムでアクセスして記憶されている画像デー
タを読み出し、表示コントローラによって表示用の画像
データに並び変え、液晶表示装置のドライバ回路に伝達
して表示を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記パーソナ
ルコンピュータの液晶表示装置に表示される画像の多く
は、それほど頻繁に変化するものではが、液晶表示装置
側にはメモリ性がないことから60〜70Hzの周期で
フルタイムで書き換えを行っている。このとき、パーソ
ナルコンピュータのCPU(中央演算装置)は、RAM
(Random Access Memory)で構成された表示メモリ
内の画像データを常時読み出している。
【0005】上記メモリ内の画像データの読み出し周波
数は、例えば、60Hzで書き換え、1走査ラインの選
択が1/240、1走査ライン上の画素数が640とす
るとき、2値表示の場合、9.2MHzにも達する。こ
のようにメモリの読み出し周波数は非常に高速となり、
その読み出しに多くの電力が消費されている。
【0006】また、液晶表示装置における書き込みは、
一般に線順次走査法を用いている。線順次走査法では、
一度の書き込みで1行(走査ライン)全体の画像の書き
込みを同時に行う。その結果、表示メモリからの画像デ
ータの読み出しは、一度に1行全てのデータの読み出し
を行った時に読み出し周波数が最も低くなり、メモリ読
み出しに係る消費電力は最小になる。
【0007】従来のパーソナルコンピュータにおいて
は、上記の表示メモリはCPU、電源等を収めた本体側
に設置されており、表示メモリから読み出された画像デ
ータは、配線を経由して液晶表示装置に送られていた。
この場合、表示メモリより読み出された1行分の画像デ
ータを同時に液晶表示装置に送るためには、1行の画素
数分の配線が必要となる。従って、前記の例では640
本の配線が必要になる。
【0008】このような非常に多数の配線を実際の装置
に実装することは容易でない。そのため表示メモリを液
晶表示装置側に隣接して設置する必要がある。このとき
液晶表示装置の信号側の駆動回路ICチップ内に、表示
メモリを同居させることが考えられるが、表示メモリに
容量の大きなRAMが必要となり、チップサイズが肥大
化し、液晶表示装置の表示面の枠部分が大きくなってし
まい、特に、ノート型パーソナルコンピュータ等におい
てはその携帯性が疎外される。
【0009】本発明の目的は、低消費電力で、かつ、液
晶表示装置の有効表示面積の割合が大きな液晶表示装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の要旨は次のとおりである。
【0011】透明電極が形成された第1の基板と、第1
の基板に対向し電極が形成された第2の基板と、前記両
基板間に挟持された液晶層を有する液晶表示装置におい
て、前記第2の基板上に表示画像の画像データを記憶す
るメモリ領域が形成され、該メモリ領域を覆うように表
示領域が形成されており、前記メモリ領域と表示領域に
挟まれた複数層の絶縁層と、該絶縁層に挟持された等電
位層を有することを特徴とする液晶表示装置。
【0012】前記絶縁層に挟持された等電位層としては
金属層、例えば、アルミニウム(Al)、クロム(C
r)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)等の金属薄
膜で形成されている。
【0013】前記画像データを記憶するメモリ領域は表
示列毎にブロック化されている。そして、上記のメモリ
領域はRAM、または、ROM(Read Only Memor
y)とRAMとにより構成され、ROMには定型の画像
データを記憶させる。
【0014】さらにまた、前記第2の基板上には、中央
演算素子が形成されていてもよい。
【0015】前記液晶表示装置の第1の基板は透明基板
で、前記第2の基板が単結晶シリコンで構成されている
ことが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】表示メモリとなるRAMまたはR
AMとROMを液晶表示装置の一方の基板面に形成し、
該表示メモリに隣接して駆動回路を形成する。そして、
これらの表示メモリと駆動回路を覆うように各表示電極
を形成しこれと駆動回路を接続する。
【0017】上記により、有効表示領域の外側(枠部)
に付帯させるものを少なくすることができ、液晶表示装
置の全体面積に対する有効表示面積の割合が大きな液晶
表示装置を得ることができる。また、有効表示面積が同
じ場合には液晶表示装置としての全体の大きさを小さく
することができる。
【0018】なお、前記表示メモリを基板面に設けたこ
とにより、これとその上層に設けた信号電極とがカップ
リング容量を形成し、これにより表示メモリに記憶させ
た画像データの予期しない改変や、画像データの読み出
し不能と云った現象が生ずる。これを防止するため、前
記等電位層を設けた。この等電位層によって信号電極と
表示メモリ間の電界が遮断され、上記カップリング容量
に基づく不要な電界が表示メモリに加わることがない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例に基づき、より詳細に
説明する。
【0020】〔実施例 1〕図1は、本実施例による液
晶表示装置の模式構成図である。
【0021】第1の基板1と、これに対向する第2の基
板2との間に液晶層3が挟持されている。第1の基板1
には、複数のストライプ状の透明な走査電極4が形成さ
れている。第2の基板2には、走査電極4に対し直交す
る複数のストライプ状の信号電極5が形成されている。
走査電極4と信号電極5の交差部分が表示画素になる。
【0022】図1は、4行×8列のマトリクス表示例で
あるが、実際のパーソナルコンピュータの液晶表示装置
では、例えば、480×640(行×列)の様に非常に
大きなマトリクスになる。
【0023】そして、信号電極5と第2の基板2との間
には、第1の絶縁層6と第2の絶縁層8で挾持された金
属層(等電位層)7が設けられている。
【0024】第2の基板2の表面には画面情報を記憶す
る表示メモリ9と、該表示メモリ9内の画像データによ
り信号電極5に信号電圧を供給する信号側駆動回路10
が形成されている。信号側駆動回路10と信号電極5と
はコンタクト11によって接続されている。また、信号
側駆動回路10の延長上に電圧供給,データ転送を行う
ための信号側インターフェース12が接続される。
【0025】一方、第1の基板1側には走査電極4が形
成され、走査信号電圧を供給する駆動回路チップ14を
実装した走査側駆動回路13が接続されている。
【0026】信号側インターフェース12と走査側駆動
回路13は、コントローラ15よりクロック信号,駆動
電圧,画像データ等が送られる。
【0027】信号電極5に信号電圧を印加するには、表
示メモリ9内の画像データを読み出し、信号側駆動回路
10によって画像データを信号電圧に変換し、コンタク
ト11を介して信号電極5に印加される。
【0028】観察者側の第1の基板1は透明材質からな
り、ガラス板、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の薄
板あるいはフィルムが使用され、該基板の厚さは0.1
〜5mm程度である。
【0029】第2の基板2としては透明でも不透明でも
よく、単結晶シリコン基板、無アルカリガラス等が用い
られる。特に、単結晶シリコン基板を用いた場合、表示
メモリ9、信号側駆動回路10または信号側インターフ
ェース12を半導体プロセスを用いて、直接単結晶シリ
コン基板上に形成することができる。さらに、コントロ
ーラ15を同様に半導体プロセスを用いて作り込むこと
も可能であり、これらによって、省スペース化を一段と
向上することができる。
【0030】また、無アルカリガラスを用いた場合、表
示メモリ9、信号駆動回路10、信号インターフェース
12を、p−SiTFT(Thin Film Transistor)プ
ロセスを用いて直接基板上に作成することもできる。さ
らにコントローラ15を同様にp−SiTFTプロセス
を用いて作り込み、省スペース化を図ることも可能であ
る。
【0031】第1の基板1上に形成された走査電極4
は、インジウムと錫の酸化物(IndimTin Oxide)
や、酸化錫等の透明で電気伝導性の材料を用いる。
【0032】信号電極5は、アルミニウム(Al)、ク
ロム(Cr)、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)等
の薄膜で、走査電極4に対し直交するストライプ状に形
成する。これらは電極と、入射光に対する反射膜とを兼
ねている。また、走査電極4と同じく透明電極とし、電
極下層に入射光の反射層を形成してもよい。反射層とし
ては酸化カルシウム、酸化チタン等の白色拡散板や、塗
料等特定の色に着色された着色層が用いられる。
【0033】2層の絶縁層6,8は、酸化シリコン(S
iO2)、窒化シリコン(SiN)、酸化タンタル(T
iO)等の無機薄膜、または、ポリイミド、アクリル樹
脂、4フッ化エチレン樹脂等の有機膜、あるいはこれら
の積層膜で形成される。
【0034】薄膜回路からなる表示メモリ9と信号側駆
動回路10の表面は微細な凹凸がある。同様に信号電極
5の表面にも微細な凹凸があり、これらの凹凸によって
反射光が散乱光となり、表示装置としての視認性を向上
することができる。前記凹凸に拘らず反射光を特定な方
向に制御したい場合は、該凹凸面を平滑化し、特定の形
状の凹凸パターンを形成することが有効である。
【0035】また、第2の基板2上の凹凸を平滑化する
には、前記絶縁層6、8をポリイミド、アクリル樹脂等
の厚さ0.1〜5μmの有機平滑膜を形成する。
【0036】特に、リーク電流の影響を避けるために、
表示メモリ9および信号側駆動回路10並びに金属層
(等電位層)7間の絶縁層8に無機膜を用い、表示メモ
リ9と信号側駆動回路10とを被覆した上に有機膜を形
成してもよい。
【0037】液晶層3としては、通常の液晶表示装置に
用いられている二色性色素と液晶材料を組み合わせたゲ
ストホスト型液晶モード、二色性色素を含んだ液晶材料
を高分子膜に分散させたゲストホスト型高分子分散液晶
モード、あるいは、観察側の第1の基板1に偏光板を配
置し、ねじれ配向させたTN型またはSTN型ネマチッ
ク液晶モード等の公知のものが目的に応じて用いられ
る。
【0038】次に、本実施例の表示を行っている状態に
ついて説明する。表示状態では、信号電極5には液晶の
駆動のため数ボルト〜60ボルト程度の電圧が印加され
る。
【0039】一方、表示メモリ9は、その容量に充電さ
れた形態で画像データが記憶されている。信号電極5と
表示メモリ9との間には絶縁層が形成されるため、信号
電極5と表示メモリ9間に、カップリング容量が形成さ
れてしまう。信号電極5に電圧が印加された状態では、
このカップリング容量により表示メモリ9に予期しない
電界が印加され、電荷が蓄積され、その結果、表示メモ
リ9内で予期されないデータの改変が生じたり、読み出
しが不能になってしまうことがある。
【0040】これを防ぐため、2層の絶縁層6,8を設
けてその間に等電位層を形成する。この等電位層によっ
て、信号電極と表示メモリ間に発生する電界を遮断し、
不要な電圧が表示メモリに加わらないようにする。本実
施例では上記等電位層として、アルミニウム(Al)薄
膜からなるの金属層7を形成した。
【0041】表示メモリ9は、信号電極5の各列毎にブ
ロック化されている。表示メモリ9の該当するアドレス
のデータを読み出し、信号側駆動回路10を用いて液晶
を駆動する信号電圧に変換し、コンタクト11を介して
信号電極5により、液晶層3に電圧が印加される。この
状態を図2を用いて説明する。
【0042】既述のように走査電極4と信号電極5とは
直交しており、その交差部が表示画素になる。電気回路
的には、画素部の液晶層3は図2上では容量として表わ
した。走査電極4には走査側駆動回路13が接続されて
いる。走査側駆動回路13には、走査信号電圧を走査電
極5に印加する集積回路(IC)がテープ上にTAB
(Tape Autmotive Bonding)方式で実装されてい
る。このICと走査側駆動回路13との接続は、異方性
導電テープを用いて熱圧着により端子間が接続される。
【0043】また、ICチップを直接基板上に実装する
方法も用いることができ、さらにまた、ICチップをプ
リント基板に実装したものを前記異方性導電テープによ
って接続することもできる。
【0044】表示画素が4行×8列のマトリクスの表示
装置を例に、表示メモリ9に画像データをコントローラ
15より書き込む場合を説明する。
【0045】図2において、行方向のアドレス(m)を
0,1,2,3とし、列方向のアドレス(n)を0,
1,2,3,……,7とする。表示メモリ9に画像デー
タを書き込む時の動作としては、アドレス(0、0)番
地より書き込みが開始され、まず列方向にアドレスが移
行しつつ(0、7)番地までデータの書き込みがなされ
る。1行目(m=0)のデータの書込が終了すると2行
目(m=1)の書込に移行する。これらのアドレスは、
表示面の画素の配置に対応している。このようにして、
最後の(3、7)番地までデータの書込を順次行う。
【0046】表示を行う場合は、表示メモリ9のデータ
を読み出して信号側駆動回路10を介して信号電極5に
電圧が印加される。書き込み時の表示メモリは、(0、
0)番地から(3、7)番地まで全体で一つのメモリ空
間を構成しているが、読み出し時においては、各列
(n)毎にブロック化された複数のメモリの集合体とし
て扱う。
【0047】前記のような液晶表示装置では、線順次走
査法が採用されているが、表示メモリ内の画像データを
読み出す時は、同一行(m)のデータを同時に読み出
す。図2において、m=0行の表示メモリの内容を信号
側駆動回路10が読み出して、駆動電圧に変換し信号電
極5に印加すると、同時に走査側駆動回路13が第0列
の走査電極4上の画素に対して選択電圧を印加する。以
上により、第0列の走査電極4の画素全てに書き込みが
行われる。
【0048】次にm=1行のデータが読み出されてm=
1行の画素に書き込みが行われ、順次、次の行へと移行
していく。
【0049】この結果、640×480画素の表示能力
を持つ液晶表示装置で書き換えを行うフレーム周波数が
70Hzの場合、読み出し周波数は33.6kHzにな
る。
【0050】一方表示メモリをパーソナルコンピュータ
本体側に持つ従来のものでは、読み出し周波数が21.
5MHzである。従って、本実施例のものは、読み出し
周波数でおおよそ3桁低下し、消費電力はほぼ1/10
00程度になる。
【0051】また、表示メモリ9を液晶表示装置の基板
面に設けたことで有効表示領域の周辺(枠)部分には、
走査側駆動回路13と信号電極5に接続するコンタクト
11を配置するのみで、上記枠部分を著しく小さくで
き、低消費電力で小型の液晶表示装置を提供することが
できる。
【0052】〔実施例 2〕図3は、信号側駆動回路を
2組形成し、回路の冗長性による欠点を改善した液晶表
示装置の模式構成図である。
【0053】第1の基板1と対向する第2の基板2との
間に液晶層3が挟持され、第1の基板1上には、複数の
ストライプ状の透明な走査電極4が形成されている。第
2の基板2には、走査電極4に対し直交する複数のスト
ライプ状の信号電極5が形成されており、走査電極4と
信号電極5の交差部分が表示画素になる。なお、マトリ
クスの構成は図1と同じである。また、信号電極5と第
2の基板2との間には、第1の絶縁層6と第2の絶縁層
8で挾持した金属層7が形成されている。
【0054】表示メモリ9から読み出した画像データを
送り出すデータバス16が表示メモリ9に隣接して形成
され、データバス16の一方の端部に第1の信号側駆動
回路17があり、画像データを信号電圧に変換して第1
のコンタクト18を介して信号電極5に加える。
【0055】データバス16のもう一方の端部には第2
の信号側駆動回路19があり、第1の信号側駆動回路1
7と同様に画像データを信号電圧に変換する。第2の信
号側駆動回路19によって得られた信号電圧は、第2の
コンタクト20を介して信号電極5の他端側より加えら
れる。
【0056】表示メモリ9には信号側インターフェース
12を介してコントローラ15から画像データが送られ
る。走査電極4の一端には駆動回路チップ14を実装し
た走査側駆動回路13が取り付けられている。
【0057】本実施例の特徴を図4を用いて説明する。
なお、表示メモリ9に記憶される画像データは実施例1
と同様である。
【0058】信号電極5の各列(n)に対応した表示メ
モリ9には、読み出した画像データを1時的に保持して
おくデータバス16が付帯している。各列毎に読み出さ
れた画像データはデータバス16に送られる。データバ
ス16の両端にはそれぞれ信号側駆動回路17,19に
接続され、各信号電極5には、両端から同時に信号電圧
が印加される。従って、各電極への電圧の供給能力が増
大し、電圧供給不足による画質低下を防ぐことができ
る。
【0059】また、本実施例の液晶表示装置は、欠陥に
対して容易に対応できる。図5に示すように、n=2列
目の信号電極のm=2行目とM=3行目との間で断線欠
陥40が発生したとする。画像表示には、走査側駆動回
路13によって走査電極4に、第0行より順次走査信号
電圧が印加されて行く。この走査信号電圧に同期して表
示メモリ9よりデータを読み出してデータバス16に送
り、二つの信号側駆動回路17,19によって信号電圧
に変換され、信号電極5より液晶層3に電圧が印加され
る。
【0060】このとき、第1の信号側駆動回路17のみ
の場合は、m=2行目までは信号電極に欠陥がないため
信号電圧が供給され、正常に書き込むことができるが、
しかし、断線欠陥40のためにM=3行目以下に信号電
圧を供給することができず、断線欠陥40部以下の画素
が欠陥表示となってしまう。
【0061】本実施例では、第2の信号側駆動回路19
によって同じデータに基づく信号電圧を信号電極5の他
端より供給できるため、断線欠陥40部以外を問題なく
表示することができる。
【0062】以上のように、本実施例によれば、断線欠
陥等が発生しても自己回路による欠陥救済ができるの
で、液晶表示装置の検査を簡略化することができる。
【0063】〔実施例 3〕図6は、本実施例による液
晶表示装置の模式構成図である。
【0064】第1の基板1と対向する第2の基板2との
間に液晶層3が挟持され、基板1には、複数のストライ
プ状の透明な走査電極4が形成されている。基板2に
は、走査電極4に対して直交する複数のストライプ状の
信号電極5が形成され、その交差部分が表示画素で、4
×8(行×列)のマトリクスになっている。
【0065】信号電極5と基板2の間には、第1の絶縁
層6と第2の絶縁層8で挾持された金属層7が形成され
ている。基板2には画面情報を記憶する表示メモリ9
と、表示メモリ9内の画像データを用いて信号電圧に変
換し信号電極5に供給する信号側駆動回路10が形成さ
れ、信号電極5には第1のコンタクト18によって電気
的に接続されている。
【0066】信号側駆動回路10の延長上に電圧供給、
データ転送を行うための信号側インタフェース12が接
続される。走査電極4には、走査信号電圧を供給する駆
動回路チップ14が実装された走査側駆動回路13が接
続されている。信号側インタフェース12と走査側駆動
回路13には、コントローラ15よりクロック信号、電
圧、画像データ等が送られる。
【0067】信号電極5に信号電圧を印加するには、表
示メモリ9内の画像データを読み出して、信号側駆動回
路10によって、画像データを信号電圧に変換し、第1
のコンタクト18を介して信号電極5に印加される。こ
のとき、信号側駆動回路10によって発生した信号電圧
は、信号バスライン21、第2のコンタクト20を通し
て、信号電極5の逆端部より信号電圧が印加される。
【0068】信号バスライン21は、第2の基板2上に
低抵抗材料であるアルミニウム(銀、金、白金、銅、ク
ロム等でも可)の薄膜によって形成される。また、第2
のコンタクト20も、第1のコンタクト18と同様の方
法で形成される。
【0069】上記によれば、実施例2のように2組の信
号側駆動回路(17,19)を有しないため、2つの信
号側駆動回路の特性上のばらつきを心配することがな
い。
【0070】〔実施例 4〕図7は、本発明の液晶表示
装置の他の欠陥修正の説明図で、液晶表示装置を第1の
基板1側より見た模式平面図である。第1の基板1のエ
ッジ部を破線で、そして、第2の基板2のエッジ部を実
線で示す。
【0071】信号電極5には、表示メモリ9内の画像デ
ータを第1の信号側駆動回路17によって変換された信
号電圧が、コンタクト11を介して印加される。また、
画像データはデータバス16を通して第2の信号側駆動
回路19に送られる。信号電極5の端部には第1のパッ
ド22が、また、第2の信号側駆動回路19の出力側に
は第2のパッド23が形成されている。これらのパッド
22,23は、第1の基板1で覆われていない第2の基
板2上の端部にITOの薄膜(インジウムの酸化物、ク
ロム、金、白金、銅等の薄膜でも可)で形成されてい
る。
【0072】今、ある1本の信号電極5'に断線欠陥4
0がある場合について説明する。第1の信号側駆動回路
17では、断線欠陥40の下側までしか信号電圧を印加
することができない。そこで、第1のパッド22と第2
のパッド23とを修正コンタクト24によって接続す
る。修正コンタクト24は、白金、アルミ等の細線を用
いたワイヤーボンディング法やコバルト等の金属をレー
ザ照射する方法、あるいは銅線を半田や電気伝導性接着
剤で接続する方法等で形成することができる。
【0073】一般にこうした断線箇所の修正は、装置を
組み立てる前の基板の状態で検査し、修正を行うが、そ
れには、特殊な検査装置が必要である。本実施例によれ
ば、断線箇所の修正を基板で覆われていない基板端部で
行うので、液晶表示装置の組み立て後に行うことがで
き、特殊な検査装置も不要で手間もそれほど要しない。
【0074】なお、図7では、第2の信号側駆動回路1
9が第2のパッド23とデータバス16間に形成されて
いるが、第1のパッド22と信号電極5の間に形成して
も同様の効果が得られる。
【0075】〔実施例 5〕図8は本実施例による液晶
表示装置の模式構成図で、本実施例では液晶をアクティ
ブ駆動するスイッチング回路を基板上に形成した。
【0076】透明なガラスの第1の基板1と、単結晶シ
リコンの第2の基板2との間に液晶層3が挟持されてい
る。第1の基板1にはITOの共通電極4が形成されて
いる。
【0077】第2の基板2には、第1の絶縁層6、金属
層7、第2の絶縁層8が積層されている。第2の絶縁層
8上には、TFT25と画素電極26からなるマトリク
スが形成されている。第1の絶縁層6の下には表示メモ
リ9が形成されている。
【0078】表示メモリ9の一端にはソース駆動回路2
7が形成され、ソース側コンタクト28を介してソース
配線29に接続されている。第2の基板2上には、ソー
ス駆動回路27と直交するゲート駆動回路30が形成さ
れている。ゲート駆動回路30は、ゲート側コンタクト
31を介してゲート配線32に接続されている。
【0079】第2の基板2の端部には信号側インタフェ
ース12が接続され、コントローラ15からの信号を受
け入れる。コントローラ15は、共通電極4にも接続さ
れその電位を制御する。
【0080】表示メモリ9内の画像データを読み出し、
ソース側駆動回路27で信号電圧に変換する。同一の基
板上に形成されたゲート側駆動回路30は、ゲート駆動
波形を発生しゲート配線32を経由してTFT25のゲ
ートに印加する。このときの走査方法は、前記実施例1
と同様に列毎に走査する。
【0081】信号電圧は、ソース配線29を経由してT
FT25のソースに印加され、ゲートに電圧が印加され
るとTFT25がオン状態となり、信号電圧はTFT2
5のドレイン側に接続された画素電極26に加わって、
液晶層3を容量とする電荷が蓄積され、液晶が駆動され
る。
【0082】本実施例では、ゲート配線側が順次走査さ
れて行き、TFTのゲートに次に電圧が印加されるまで
はTFT25はオフ状態となるので、前記過程で蓄積さ
れた電荷はそのまま保持される。なお、この電荷によっ
て画素電極26とその下層の表示メモリ9との間に発生
する電界を金属層7によって遮断し、表示メモリ9内の
データを保護する。
【0083】本実施例では、走査側の駆動回路が第2の
基板2上に形成したことにより、更にコンパクトな液晶
表示装置を実現できる。また、ソース配線29の両端に
信号電圧を印加できるように構成することによって、欠
陥等への対応も前記実施例と同様に簡便に行うことがで
きる。
【0084】なお、本実施例ではスイッチング素子とし
てTFTを用いたが、2層の金属の間に絶縁層を挟んだ
非線形性を利用したスイッチング素子や、ダイオードを
組み合わせた2端子素子を用いることもできる。
【0085】コントローラ15は外部に設置したが、第
2の基板2上に形成してもよい。また、表示メモリ9
は、ROMおよびRAMにより構成し、書き換えられる
画像のデータはRAMに逐次記憶させ、定型フォーマッ
トは予めROMに記憶させる。これによって、定型フォ
ーマット等のフルタイム書き換えがほとんどなくなり、
表示メモリ9への書き込みに要する電力を削減すること
ができる。
【0086】また、コントローラ15としては表示のみ
を扱うのではなく計算等も実行する中央演算素子を、基
板2上に形成することもでき、これらによってパーソナ
ルコンピュータの主要部品が集積化され、コンパクト化
することができる。
【0087】以上の実施例1〜5においては、2層の絶
縁層6,8に挟まれた金属層7は、電気的にフローティ
ング状態にあるが、金属層7を接地、あるいは、特定の
電位に固定することも有効である。
【0088】
【発明の効果】本発明によれば、低消費電力で、かつ、
有効表示領域の枠部に付帯する部品も少なくでき、全体
の大きさを小さくすることができるので、有効表示面積
の割合が大きな液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の液晶表示装置の模式構成図である。
【図2】図1の液晶表示装置の回路による動作説明図で
ある。
【図3】実施例2の液晶表示装置の模式構成図である。
【図4】図3の液晶表示装置の回路による動作説明図で
ある。
【図5】欠陥修復法の説明図である。
【図6】実施例3の液晶表示装置の模式構成図である。
【図7】他の欠陥修正法の説明図である。
【図8】実施例5の液晶表示装置の模式構成図である。
【符号の説明】
1…第1の基板、2…第2の基板、3…液晶層、4…走
査電極、5…信号電極、6…第1の絶縁層、7…金属
層、8…第2の絶縁層、9…表示メモリ、10…信号側
駆動回路、11…コンタクト、12…信号側インタフェ
ース、13…走査側駆動回路、14…駆動回路チップ、
15…コントローラ、16…データバス、17…第1の
信号側駆動回路、18…第1のコンタクト、19…第2
の信号側駆動回路、20…第2のコンタクト、21…信
号バスライン、22…第1のパッド、23…第2のパッ
ド、24…修正コンタクト、25…TFT、26…画素
電極、27…ソース駆動回路、28…ソース側コンタク
ト、29…ソース配線、30…ゲート駆動回路、31…
ゲート側コンタクト、32…ゲート配線、40…断線欠
陥。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 伸宏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 佐々木 亨 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平7−175445(JP,A) 特開 平5−210364(JP,A) 特開 昭59−65879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1333 G02F 1/1345

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極が形成された第1の基板と、第
    1の基板に対向し電極が形成された第2の基板と、前記
    両基板間に挟持された液晶層を有する液晶表示装置にお
    いて、前記第2の基板上に表示画像の画像データを記憶
    するメモリ領域が形成され、該メモリ領域を覆うように
    表示領域が形成されており、前記メモリ領域と表示領域
    に挟まれた複数層の絶縁層と、該絶縁層に挟持された等
    電位層を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層に挟持された等電位層が金属
    薄膜からなる請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の基板上に形成された電極と第
    2の基板上に形成された電極とが互いに直交する複数の
    ストライプ状の電極からなるマトリクス表示である請求
    項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データを記憶するメモリ領域が
    表示面の列毎にブロック化されている請求項3に記載の
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データを記憶するメモリ領域が
    RAMにより構成されている請求項1,2または3に記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記画像データを記憶するメモリ領域が
    ROMおよびRAMにより構成され、ROMには定型の
    画像データが記憶されている請求項1,2または3に記
    載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の基板に中央演算素子が形成さ
    れている請求項1,2または3に記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の基板が単結晶シリコンである
    請求項1,2または3に記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の基板上にスイチング素子が設
    けられている請求項3に記載の液晶表示装置。
JP26270395A 1995-10-11 1995-10-11 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP3432972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26270395A JP3432972B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26270395A JP3432972B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09105903A JPH09105903A (ja) 1997-04-22
JP3432972B2 true JP3432972B2 (ja) 2003-08-04

Family

ID=17379428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26270395A Expired - Fee Related JP3432972B2 (ja) 1995-10-11 1995-10-11 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3432972B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1184426A (ja) * 1997-09-12 1999-03-26 Semiconductor Energy Lab Co Ltd イメージセンサを内蔵した液晶表示装置
JP2002196732A (ja) * 2000-04-27 2002-07-12 Toshiba Corp 表示装置、画像制御半導体装置、および表示装置の駆動方法
JP2008003640A (ja) * 2002-03-19 2008-01-10 Seiko Epson Corp 液晶表示装置、電気光学装置とその製造方法、電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09105903A (ja) 1997-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4507480B2 (ja) 表示装置
TW538293B (en) Display device substrate, method for manufacturing the display device substrate, liquid-crystal display device, and electronic equipment
US7439939B2 (en) Display device having multiple image display units
KR101238337B1 (ko) 어레이 기판 및 이를 갖는 액정표시장치
JP2003172944A (ja) 表示装置
JP2007071936A (ja) 液晶装置、液晶装置の製造方法、および電子機器
KR100627505B1 (ko) 전기 광학 패널 및 그 제조 방법
JP2001075503A (ja) 表示装置
TW567371B (en) Display device
TW554226B (en) Liquid crystal display device
TW561446B (en) Display device
CN103163699A (zh) 用于非晶硅栅极驱动电路的电容器及液晶显示器
US20060114249A1 (en) Liquid crystal display device
JP3432972B2 (ja) 液晶表示装置
JP4708303B2 (ja) Ocbモードの複屈折光学補償式液晶ディスプレイ・パネル
JP2689518B2 (ja) 電気光学装置及びその駆動方法
US20070001988A1 (en) Line-on-glass liquid crystal display apparatus and driving method thereof
US8004642B2 (en) Liquid crystal display device comprising transition electrodes having a same potential as a corresponding one of the scanning lines
KR100975461B1 (ko) 액정 표시 장치
JP2007093846A (ja) 電気光学装置、および電子機器
KR20040032895A (ko) 능동 매트릭스 디스플레이 디바이스
JP2000187238A (ja) 液晶装置およびその製造方法並びに液晶表示装置およびそれを備えた電子機器
JP4449366B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
CN215895190U (zh) 一种胆固醇液晶显示屏的窄边框结构
US11347122B2 (en) Display apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees