JP3429903B2 - 洗米機 - Google Patents

洗米機

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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は洗米機に関し、例えば学
校、職場、給食センター等の調理室に設備されて業務用
として使用する場合はもとより、家庭用としても使用が
行えるものである。 【0002】 【従来の技術】従来、学校、職場、給食センター等の調
理室に設備されて米を洗米するための洗米機としては、
例えば図7乃至図10に示すものがあった。すなわち、
上面を解放部1aとなし下方には漏斗状の下底部1bを
有する略筒状の容器1と、該容器1の下方中央に設けら
れ、一側に上水を供給するために上水管3に接続される
給水口2′a、および下側には米Kを洗浄した後のとぎ
水W 2 を排水する排水口2′b、さらには上側には前記
容器1内に供給される米Kを取入れて前記上水Wに対し
て混合する取入口2′c、他側には混合された米Kと上
水Wとを勢いよく噴出する噴出口2′dをそれぞれ有す
る四方管構造の弁ケース2′の排水口2′b内に、流路
を切換可能な切換コック4′を設けた操作弁体5′と、
前記容器1の下方の前記噴出口2′dに一端の入口6′
aを連通して設けるとともに中間部6′bが前記容器1
の外側に立上げられ、さらに他端を略U字状に折曲する
ことにより出口6′cを前記容器1内に臨ませた洗米管
6′とからなる構造である。 【0003】7は前記容器1の口縁における略中央に平
行に架設されたざる置杆であり、このざる置杆7は前記
洗米管6′の出口6′cの下方に設けられることによ
り、洗米管6′において米Kを洗米後に出口6′cから
流出される米Kを受取るためのものである。 【0004】8は略傘状をなす米散乱板であり、この米
散乱板8は前記洗米管6′の出口6′cの下方において
前記容器1内の略中央に設けられることにより、前記洗
米管6′の出口6′cから水W1 とともに流出される米
Kを容器1の内部に偏りを生ずることがなく万遍なく散
乱させるためのものである。 【0005】9は略伏碗状をなす洗米飛散防止体であ
り、この洗米飛散防止体9は容器1内において前記米散
乱板8の上部に配置されることにより、洗米管6′の出
口6′cから流出される米Kが、前記米散乱板8に衝突
して容器1の外へ飛散するのを衝突により防止するため
のものである。 【0006】10は容器1の外側に設けたオーバーフロ
ー管であり、このオーバーフロー管10の上端の取入口
10aは前記容器1内の上縁付近に臨まれ、このオーバ
ーフロー管10の下方部10bは容器1の下方に至る。 【0007】そして使用にあたり先ず米Kをとぐには、
洗浄が行われるべき米Kを容器1内に投入すると、米K
は容器1の漏斗状の下底部1bから取入口2′cを介し
て操作弁体5′の弁ケース2′内に取入れられる。次い
で操作弁体5′の一側に設けた給水口2′aには上水管
3が接続されているので、この上水管3から上水Wを操
作弁体5′内に流入すると、弁ケース2′内に一側に設
けた給水口2′aおよび他側に設けた噴出口2′dとの
間に設けた取入口2′cを通じて取入れられる米Kはこ
の上水Wに対して混合される。その後、上水Wが噴出口
2′dから入口6′aを通じて洗米管6′内に噴出され
ることにより、洗米管6′内において混合される米Kは
上水Wの上水圧にて揉み洗いされる。そして洗米管6′
内において揉み洗いされる米Kは、洗米管6′の他端を
略U字状に折曲して容器1内に臨む出口6′cから容器
1内に流出される。 【0008】このように容器1から取入口2′cを介し
て操作弁体5′内へ、そして操作弁体5′の噴出口2′
dから洗米管6′へ、さらには洗米管6′の出口6′c
から再び容器1へと、数回、循環を繰り返すことにより
充分な洗米が行われる。そして洗米が行われた米Kは、
洗米管6′の出口6′cから流出する時に、容器1の口
縁の略中央に架設したざる置杆7の上のざる(図には示
さず)により受取られる。とぎ汁を排水するのには、弁
ケース2′内に設けられた切換コック4′を切換えるこ
とにより排水口2′bを開いて排水が行われる。このよ
うにして洗米作業が行われる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら図7乃至
図10に示す上記洗米機は、学校、職場等の調理室に備
えつけられて業務用として使用することを対象としたも
のであった。すなわち操作弁体5′の一端に設けた給水
口2′aに接続される上水管3の管径は、略3/4イン
チの直径であり、供給される上水Wの上水圧も比較的高
圧である。このように高圧の上水圧を利用して操作弁体
5′内に供給される上水Wと、米Kとを混合して容器1
の外側に立上げた洗米管6′内に噴出することにより、
洗米管6′内において揉み洗いをしていた。しかし、上
水管3の管径が略1/2インチの細い管径をなしてその
上水圧が低い家庭用の上水管3に接続して洗米機を用い
る場合には、上水管3から操作弁体5′内に供給される
上水Wの水圧が低く、給水口2′aと噴出口2′dとの
間には取入口2′cを設けることによって操作弁体5′
は気密性を欠くので、洗米管6′内に噴出される水W1
と、これに混合される米Kとはスムーズに洗米管6′内
を上昇されないため、米Kを揉み洗いすることはできな
かった。また上記従来の洗米機は、機械自体が大型化さ
れ、コンパクトな設計とはならず、設置面積を多大に必
要としていた。 【0010】本発明は上記従来の点に鑑みてなされたも
のであり、操作弁体の給水口に接続する上水圧が高低相
違がある場合でも、操作弁体内の内部損失がなく気密性
を維持して洗米管内に米および充分な圧力の上水圧を確
実に混合して供給することにより効率良く米を揉み洗い
をして洗米が行え、上水圧が比較的高い業務用として使
用することはもちろん、上水圧が比較的低い家庭用とし
て使用し、しかも装置自体の小型化をはかることを目的
とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、上面を解放部となし下方には漏
斗状の下底部を有する略筒状の容器と、該容器の下方中
央に設けられ、上水管に接続される給水口、および米を
洗浄した後のとぎ水を排水する排水口、さらに前記容器
に供給される米を前記上水に対して混合する噴出口とを
有する弁ケース内に、流路を切換可能な切換コックを設
けた操作弁体と、前記容器の下底部の下方の噴出口に一
端の入口を連通可能に設けるとともに中間部が立上げら
れ、他端を略U字状に折曲することにより出口を前記容
器内に臨ませる洗米管とを備えた循環式の洗米機におい
て、前記容器の中心軸上の前記下底部の下方に位置して
前記操作弁体を設けるとともに該操作弁体の前記噴出口
を前記給水口に対して近接して設け、前記洗米管を前記
容器の下底部から側壁部に沿って立上げて前記容器内に
配管しているという手段を採用した。 【0012】また操作弁体の切換コックは、米を上水に
対して混合するノズルであり、該ノズルは前記弁ケース
内にスプリングの附勢力を受けるようにして噴出口を開
閉可能に設けられるという手段を採用した。 【0013】また操作弁体の切換コックとしての前記ノ
ズルにはレバーの一端が連設されることにより該ノズル
は外部操作可能に昇降自在に設けられるという手段を採
用した。 【0014】 【作用】上水管から操作弁体の給水口内に上水を給水す
ると、操作弁体は給水口と排水口との中間の片側に給水
口に近接する状態で、しかも容器の中心軸上に位置して
噴出口が設けられたことにより内部損失がなく、高気密
性が維持されるので、上水は容器内に投入される米と混
合されて勢い良く容器内に配管した洗米管内に噴出さ
れ、循環されて揉み洗いが行われる。またレバーを外部
操作して操作弁体内に内蔵した切換コックを噴出口の弁
座に対して開閉することにより、操作弁体内を高気密に
して上水等の噴出口からの噴出と、排水とを行う。そし
て給水口に接続される上水管の管径が太く上水圧が比較
的高い業務用である場合はもちろん、管径が細く上水圧
が比較的低い家庭用である場合にも上水圧の操作弁体内
の内部損失が少なく、米を迅速且つ確実に洗浄できる。 【0015】 【実施例】以下、図1乃至図6に従って本発明の一実施
例を説明する。1は容器であり、この容器1については
図1乃至図3に示す従来のものと略同様な構成であるの
で、詳述は省略する。なお図中の同一部分は同一符号で
示す。 【0016】5は容器1の下方中央、すなわち容器1の
中心軸I上の下底部1bの下方に位置して設けられた操
作弁体であり、この操作弁体5は上水管3に接続される
ように一側に設けられた給水口2aと、米Kを揉み洗い
により洗浄した後のとぎ水W 2 を排水するために他側に
設けられた排水口2bと、さらには前記容器1内に供給
される米Kを上水Wに対して混合するために給水口2a
と排水口2bとの中間に位置する噴出口2dとをそれぞ
れ有する三方管構造の弁ケース2と、該弁ケース2内に
流路を切換可能に内蔵される切換コック4とから形成さ
れる。 【0017】前記給水口2aは、例えば学校、職場、給
食センター等の調理室に設備されて業務用として一般に
普及されて使用されているその直径が略3/4インチの
もの、または家庭用として普及されている略1/2イン
チのパイプ径のものが使用される。 【0018】前記排水口2bは容器1の外側に設けたオ
ーバーフロー管10の下方部に連通されている。20は
前記排水口2bの後段に設けられた排水コックであり、
この排水コック20は回動操作して開くことにより、容
器1内に溜まる洗米後のとぎ水W2 を排水するためのも
のである。 【0019】前記切換コック4は、米Kを前記上水管3
からの上水Wに対して混合するためのノズルであり、該
ノズルはスプリング21の附勢力により噴出口2dに設
けた弁座2d1 に先端の周面に形成したテーパ部4aが
水密に当接可能に弁ケース2内に設けられる。切換コッ
ク4は軸長方向に交叉する周面に、前記給水口2aに連
通することにより、給水可能な孔4bが設けられ、前記
噴出口2dに連通するノズル孔4cが前記孔4bに連通
して軸長方向に内部に設けられている(図5、図6参
照)。 【0020】図5および図6において22はその一端2
2a(先端側)がピン23により前記切換コック4の下
端に取付けられた操作ロッド24に枢着され、しかも先
端部側が前記弁ケース2の外側に設けた取付板25に支
点としてのピン26により枢支された略L形のレバーで
あり、このレバー22は手動操作により前記切換コック
4の流路を外部から切換可能になすためのものである。
すなわちレバー22を引くと、図5に示すようにレバー
22は支点としてのピン26を中心に先端側が時計方向
に回動するので、ピン23により枢着されている操作ロ
ッド24を下方に有する切換コック4はスプリング21
の附勢力も手伝って弁ケース2内を上昇してその先端の
周面に設けたテーパ部4aが噴出口2dの弁座2d1
当接して切換コック4により水密に弁座2d1 を閉塞す
るとともに切換コック4の周面に設けた孔4bが前記給
水口2aに連通して上水管3からの上水Wは、切換コッ
ク4に設けた前記孔4bを通じて該孔4bに連通するノ
ズル孔4cから噴出口2dの方向へ勢い良く噴出するよ
うになっている。反対に図6に示すようにレバー22を
押すと、支点としてのピン26を中心にレバー22は先
端側が半時計方向に回動するので、切換コック4はスプ
リング21の弾性的な附勢力に抗して弁ケース2内を操
作ロッド24を介して引張られて降下される。これによ
り、切換コック4の先端の周面に設けたテーパ部4aが
噴出口2dの弁座2d1 から離れて弁座2d1 は開放さ
れるので、容器1内に溜まる洗米後のとぎ汁W2 は噴出
口2d内を流れ落ちて操作弁体5の弁ケース2の他側に
設けた排水口2bから、排水コック20を開けることに
より排水される。 【0021】本発明の一実施例は以上の構成からなり、
洗米を行うのには、先ず米Kを容器1内に投入する。次
いで図5に示すように略L字形のレバー22を引くと、
操作弁体5の外側に設けた取付板25に枢支されている
レバー22の先端部側はピン26を支点として時計方向
に回動される。このためレバー22の一側にピン23に
より枢着した操作ロッド24を介して切換コック4はス
プリング21の附勢力も手伝うことにより先端側の周面
に設けたテーパ部4aが、噴出口2dの弁座2d1 に当
接して閉弁し、操作弁体5内を気密状態にするとともに
切換コック4の軸長方向に交叉してその周面に設けた孔
4bが、操作弁体5の一側に設けた給水口2aに連通す
る。 【0022】この状態の下に操作弁体5の一側に設けた
給水口2aに接続した上水管3から上水Wを給水する
と、上水Wは切換コック4の孔4bから切換コック4内
に入り、該孔4bに連通するノズル孔4cから噴出口2
dに対して勢い良く噴出する。この結果、前述のように
容器1内に投入されて漏斗状の下底部1b内を落下する
米Kとノズル孔4cから噴出される上水Wとは噴出口2
dの上方において混合される。 【0023】そして噴出口2dに対向して臨まれる入口
6aを一端に設けた洗米管6内に、ノズル孔4cから噴
出される上水Wと、該上水Wに混合される米Kとは、入
口6aから勢い良く流入される。 【0024】この際、本実施例の操作弁体5は、図1、
図2、図4、図5、図6に示すように上水Wが流入され
るように一側に設けた給水口2aに対して他側には排水
口2bが設けられ、また図7乃至図10に示す従来とは
異なり容器1の下底部1bの下方には中心軸I上に位置
して上水を噴出すべきノズルとしての切換コック4を内
蔵した操作弁体5に給水口2aに近接する状態で該給水
口2aと排水口2bとの中間の片側には噴出口2dが設
けられ、前述のように操作弁体5は噴出口2d内に設け
た弁座2d1 に切換コック4のテーパ部4aがスプリン
グ21の附勢力により密接して従来のように取入口を設
けることによって操作弁体5内は解放されてはいないの
で、操作弁体5内は内部損失が少なく、高気密性が維持
される。しかも操作弁体5の噴出口2dに対向する入口
6aを一端に設けた洗米管6は、容器1の外側に配管さ
れる従来の洗米管6′とは異なって容器1内を下底部1
bから側壁部1cに沿って立上げられて噴出口2dから
遠く離れることがないように配管されている。従って噴
出口2dから洗米管6内に流入される上水Wの上水圧は
圧力損失が少なく、高気密の状態で米Kと混合されて入
口6aから洗米管6内に勢い良く流入される。こうして
充分な水圧の上水Wにより米Kは洗米管6内において揉
み洗いされる。この時、給水口2dに接続される上水管
3の直径が略3/4インチのパイプ径の業務用の太いも
のであって上水圧が比較的高圧である場合にはもちろ
ん、略1/2インチの細いパイプ径であって家庭用の低
圧なものであっても、充分な水圧の上水Wにより米Kは
洗米管6内において迅速且つ確実に揉み洗いされる。 【0025】そして米Kは、洗米管6内において上水W
と一緒に混合されることにより揉み洗いされ、他端を略
U字状に折曲して容器1内に臨まれる洗米管6の出口6
cから再び容器1内に流出される。このように洗米管6
内において洗浄されて容器1内にとぎ汁W2 と一緒に流
出される米Kは、再び噴出口2dから噴出される上水W
と一緒に入口6aから洗米管6内に噴出されて混合さ
れ、揉み洗いがなされた後に出口6cから噴出されると
いう同様の操作が数回、繰り返されて循環されることに
より、充分な洗浄がなされる。 【0026】この実施例において、例えば約10kg〜約
30kg程度の量の米Kは、上水Wを約10l〜約22l
使用することにより、約1〜2分で洗米が行なえる。 【0027】その後、洗米管6の出口6cの下方に配置
される容器1の口縁に架設されたざる置杆7の上にざる
(図には示さない)を載置することにより、洗米管6の
出口6cから流出する洗浄後の米Kを受取ってとぎ汁W
2 を容器1内に落下させる。 【0028】今度は図6に示すようにレバー22を押す
と、支点としてのピン26を中心としてレバー22の先
端部側が反時計方向に回動するので、ピン23により下
端が枢着されている操作ロッド24を介して切換コック
4は操作弁体5の弁ケース2内をスプリング21のばね
附勢力に抗して降下される。従って切換コック4の上方
のテーパ部4aは噴出口2dの弁座2d1 から離れて噴
出口2dは開かれるので、排水コック20を回動操作し
て開くと、容器1内に落下されるとぎ汁W2 は、操作弁
体5の排水口2bからオーバーフロー管10の下方部を
通じて排水される。このようにして、上水Wを操作弁体
5内に流入させてノズルとしての切換コック4から噴出
口2dを通じて洗米管6内に勢い良く噴出させて揉み洗
いして循環することにより自動的に米Kを洗浄できる。 【0029】上記実施例においては操作弁体5内を切換
操作する操作レバー22は、手動操作により行われる
が、例えばシリンダ、プランジャー等の駆動圧力源を用
いることにより自動的に外部操作することもできる。 【0030】 【発明の効果】本発明は、上面を解放部となし下方には
漏斗状の下底部を有する略筒状の容器と、該容器の下方
中央に設けられ、上水管に接続される給水口、および米
を洗浄した後のとぎ水を排水する排水口、さらに前記容
器に供給される米を前記上水に対して混合する噴出口と
を有する弁ケース内に、流路を切換可能な切換コックを
設けた操作弁体と、前記容器の下底部の下方の噴出口に
一端の入口を連通可能に設けるとともに中間部が立上げ
られ、他端を略U字状に折曲することにより出口を前記
容器内に臨ませる洗米管とを備えた循環式の洗米機にお
いて、前記容器の中心軸上の前記下底部の下方に位置し
て前記操作弁体を設けるとともに該操作弁体の前記噴出
口を前記給水口に対して近接して設け、前記洗米管を前
記容器の下底部から側壁部に沿って立上げて前記容器内
に配管し、前記操作弁体の切換コックは、米を上水に対
して混合するノズルであり、該ノズルは前記弁ケース内
にスプリングの附勢力を受けるように前記噴出口を開閉
可能に設けられるとともに該ノズルにはレバーの一端が
連設されることにより該ノズルは外部操作可能に昇降自
在に設けられることを特徴とするので、容器の下底部の
下方に設けた操作弁体の給水口から供給される上水圧が
高低相違がある場合でも操作弁体内を内部損失が少なく
気密性を維持して洗米管内に上水圧を弱めることなく上
水を噴出できるため、洗米管内において米および水を確
実に混合して効率が良く揉み洗いして洗米が行える。従
って上水圧が比較的低い家庭用の上水管に接続する場合
にも使用でき、洗米が行える。しかも、本発明は、操作
弁体内に供給される上水圧を弱めることがなく洗米管に
米とともに上水を供給できるので、装置自体の小形化を
達成でき、設置面積も少なくても済む。さらには、操作
弁体の切換コックとしてのノズルには、レバーの一端が
連設されるので、レバーの外部操作によりノズルを弁ケ
ース内の弁座に対して昇降自在に設けられるため、便利
になり、外部からの取扱操作により洗米作業が容易かつ
確実に行える。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の洗米機の一実施例を示す縦断面図であ
る。 【図2】同じく90度変位した状態の縦断面図である。 【図3】同じく平面図である。 【図4】同じく要部を示す断面図である。 【図5】同じくレバーを引いて操作弁体を噴出口の弁座
に着座した状態の断面図である。 【図6】同じくレバーを押して操作弁体を弁座から離し
た排水時の断面図である。 【図7】従来の洗米機の一例を示す側面図である。 【図8】同じく背面図である。 【図9】同じく平面図である。 【図10】同じく操作弁体部分の説明用の断面図であ
る。 【符号の説明】 1 容器 1a 解放部 1b 下底部 1c 側壁部 2a 給水口 2b 排水口 2d 噴出口 2 弁ケース 4 切換コック 5 操作弁体 6 洗米管 6a 入口 6c 出口 21 スプリング 22 レバー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 上面を解放部となし下方には漏斗状の下
    底部を有する略筒状の容器と、該容器の下方中央に設け
    られ、上水管に接続される給水口、および米を洗浄した
    後のとぎ水を排水する排水口、さらに前記容器に供給さ
    れる米を前記上水に対して混合する噴出口とを有する弁
    ケース内に、流路を切換可能な切換コックを設けた操作
    弁体と、前記容器の下底部の下方の噴出口に一端の入口
    を連通可能に設けるとともに中間部が立上げられ、他端
    を略U字状に折曲することにより出口を前記容器内に臨
    ませる洗米管とを備えた循環式の洗米機において、前記
    容器の中心軸上の前記下底部の下方に位置して前記操作
    弁体を設けるとともに該操作弁体の前記噴出口を前記給
    水口に対して近接して設け、前記洗米管を前記容器の下
    底部から側壁部に沿って立上げて前記容器内に配管し
    前記操作弁体の切換コックは、米を上水に対して混合す
    るノズルであり、該ノズルは前記弁ケース内にスプリン
    グの附勢力を受けるように前記噴出口を開閉可能に設け
    られるとともに該ノズルにはレバーの一端が連設される
    ことにより該ノズルは外部操作可能に昇降自在に設けら
    れることを特徴とする洗米機。
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