JP3426224B2 - 移動通信システムにおける無線リンクプロトコルによる可変長データの伝送装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおける無線リンクプロトコルによる可変長データの伝送装置及び方法

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JP3426224B2 JP2001500523A JP2001500523A JP3426224B2 JP 3426224 B2 JP3426224 B2 JP 3426224B2 JP 2001500523 A JP2001500523 A JP 2001500523A JP 2001500523 A JP2001500523 A JP 2001500523A JP 3426224 B2 JP3426224 B2 JP 3426224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多重接続
(Code Division Multiple Access: 以下、CDMA)方
式の移動通信システムに関し、特に、無線環境における
効率的なデータ伝送のために使用される無線リンクプロ
トコル(Radio Link Protocol: 以下、RLP)によって
データを伝送する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、CDMA方式の移動通信シス
テムは、主に音声サービスを提供するIS-95規格か
ら、高速データの伝送もできるCDMA−2000規格
まで発展してきた。前記CDMA−2000規格は高品
質の音声サービス、動画像、インターネット検索などの
サービスもできる。
【0003】図1は、前記CDMA−2000規格から
提供する典型的なパケットデータサービスの例を示す。
図1で、端末器(MS)は、ターミナル装置(Terminal Eq
uipment: 以下、TE)と端末装置(Mobile Termination:
以下、MT)とからなる。図1で、基地局は交換器とと
もに、BS/MSC(Base Station/Mobile Switching C
enter)で示し、インターワーキング機能(Interworking
Function: 以下、IWF)部はBS/MSCとデータ網
(例: インターネット)とを連結する。前記IWF部は、
相違のプロトコルを使用する場合、相互プロトコルを変
換させる装置である。図1で、端末器とIWF部の上位
サービス(または、ウェブサービス)処理部は、ネットワ
ークプロトコル(Internet Protocol: IP)処理部とリ
ンクプロトコル(Point-to-Point Protocol: PPP)処
理部を通してデータを交換する。つまり、上位サービス
処理部が生成したデータは、最終的にリンクプロトコル
パケットの形態で下位階層に伝達され、下位階層は適切
なプロトコルを使用して伝送される。
【0004】図1は、TEとMTとの間にEIA−23
2制御器が使用される例を示す。生成されたRLPフレ
ームは、CDMA−2000規格のIS−2000規格
によって連結された物理チャネルを通して伝送される。
前記連結された物理チャネルを通して基地局に受信され
たRLPパケットは、またリンクプロトコルパケットに
復元され、復元されたパケットはリレー階層(relay lay
er)を通して前記IWF部に伝送される。一般的に、基
地局とIWF部との間のインターフェース連結はIS−
658規格によって遂行される。前記IWF部で、リン
クプロトコル階層はリンクプロトコルパケットからデー
タを読み出してネットワークプロトコル処理部に伝達
し、最終的に前記データは上位サービス処理部に伝達さ
れる。RLPを介してリンクプロトコルパケットを無線
リンクプロトコルフレームで分配することは、本発明の
要旨の1つである。
【0005】前記過程は、端末器から基地局にデータを
伝送する過程で、基地局から端末器にデータを伝送する
逆の過程もまた同様に遂行される。CDMA−2000
規格では、多様なサービスを提供するために、図1とは
異なる多様な構成を支援する。しかしながら、前記多様
な構成は、前記上位サービスデータを持つ前記リンクプ
ロトコルパケットがRLPを介して無線物理チャネルで
伝送されるという共通点がある。
【0006】前記RLPタイプ-3(RLP Type-3)規格
は、現在伝送率集合1(Rate Set 1)に対して9.6Kb
psまたは19.2Kbpsの物理チャネルフレームを
詰めるために適するサイズのRLPフレーム、または、
伝送率集合2(Rate Set 2)に対して14.4Kbpsま
たは28.8Kbpsの物理チャネルフレームを入れる
ために、適するサイズのRLPフレームだけを生成す
る。従って、物理チャネルが153.6Kbpsまたは
230.4Kbpsのように高い伝送率で動作する時
は、多数のRLPフレームを1つの物理チャネルフレー
ムに入れる方法を使用する。もし、前記物理チャネルが
前記RLPタイプ-3規格で支援する最大伝送率である
153.6または230.4Kbpsの以上の伝送率を
支援する場合、例えば、307.2Kbps、460.
8Kbps、614.4Kbps、1036.8Kbp
sなどの伝送率を支援する場合には、もっと多いRLP
フレームを1つの物理チャネルフレームに入れることが
できる。しかしながら、前記のような方式は、1つの物
理チャネルフレームに1つの大きなRLPフレームを入
れる方法に比べて、フレームヘッダに対する負担が大き
くなり、使えない部分が増加するので、効率的な方法で
ない。従って、現在のRLPタイプ-3フレームより大
きいRLPフレームを伝送するためには、既存の方法と
は異なる新たな方法が必要である。
【0007】前記RLPタイプ-3が遂行する大事な動
作の中で1つは、セグメントフレーム(Segmented Fram
e)を生成して解析することである。つまり、伝送するべ
き再伝送フレームのサイズが、伝送できるデータブロッ
クのサイズより大きい場合、RLPは前記伝送するべき
再伝送フレームのデータ部分を幾つかのセグメントフレ
ームに分けて伝送する。前記RLPタイプ-3規格で
は、前記分割過程(Segmentation Procedure)が次のよう
に行われる。
【0008】第1、RLPタイプ-3はセグメントを最
大3つまで生成することができる。それぞれのセグメン
トはFIRST、SECOND、LASTの3つの値に
区別される。3つ以上のセグメントが必要である場合、
RLPタイプ-3は3つのセグメントフレームで再伝送
フレームが伝送できるまで、前記再伝送フレームを伝送
しない。
【0009】第2、セグメントフレームに対する組み立
て作業は、全てのセグメントが受信されてから遂行され
る。つまり、FIRST、SECOND、及びLAST
のセグメントフレームの中で受信されていないセグメン
トフレームが1つでもある場合は、全体セグメントを再
伝送しなければならない。
【0010】前記RLPタイプ-3規格は、前記のよう
に、現在伝送率集合1に対して9.6Kbpsまたは1
9.2Kbpsの物理チャネルフレームを詰めることの
できるサイズのRLPフレーム、また、伝送率集合2に
対して14.4Kbpsまたは28.8Kbpsの物理
チャネルフレームを詰めることのできるサイズのRLP
フレームだけを生成するので、最低の伝送率である9.
6Kbpsや14.4Kbpsで、最大3つのセグメン
トだけで十分に伝送できる。しかしながら、物理チャネ
ルがより高い伝送率で伝送効率を高めるためにもっと大
きいRLPフレームを使用するようになると、既存の分
割方法とは異なる新たな方法が必要になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、移動
通信システムで、ブロック単位及びデータバイト単位の
一連番号を使用することにより、多様な長さのRLPフ
レームの生成及びより多いデータの伝送ができるように
することにある。
【0012】本発明の他の目的は、移動通信システム
で、RLPフレームを伝送する時、ブロック単位及びデ
ータバイト単位の一連番号を使用することにより、RL
Pフレームヘッダのサイズを小さくして伝送の効率を高
めることにある。
【0013】本発明のまた他の目的は、移動通信システ
ムでRLPフレームを再伝送する時、ブロック単位及び
データバイト単位の一連番号を使用することにより、R
LPブロックまたはデータセグメントに対する再伝送を
要請するNAK(Non Acknowledge)フレームをより効果
的に構成し、1つのNAKフレームでより多い再伝送要
請ができるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために、本発明による移動通信システムにおけるデ
ータ伝送方法において、可変長データを持つ少なくとも
1つの順次フレームで、可変長データを持ち、各順次ブ
ロックはバイト長を持つ複数のサブ順次ブロックで分割
される複数の順次ブロックで分割されるデータストリー
ムを分割する過程と、前記順次フレームのそれぞれのヘ
ッドに、前記ヘッドに対応する順次ブロックの一連番号
を示す第1セットのビットと、前記ヘッドに対応するサ
ブ順次ブロックの一連番号を示す第2セットのビット
と、を含むヘッダを付ける過程と、前記ヘッダが付けら
れた前記順次フレームを伝送する過程と、を含むことを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施形態を添付
図面を参照して詳細に説明する。下記説明において、本
発明の要旨を明確にするために関連した公知機能または
構成に対する具体的な説明は省略する。
【0016】図2は、本発明が適用されるRLPによっ
てデータを送受信する移動通信システムの構成を示す。
【0017】図2を参照すると、物理階層処理器15
0、250は、IS−2000規格によって端末器と基
地局との間に物理チャネルをそれぞれ連結し、RLP処
理器130、230とから提供されるRLPフレーム
を、前記連結された物理チャネルを通して相対の物理階
層にそれぞれ伝達し、前記物理チャネルを通して受信さ
れるRLPフレームをRLP処理器130、230にそ
れぞれ伝達する。多種化/逆多種化制御器140、24
0は各RLPと物理階層処理器との間に設置する。
【0018】多種化/逆多種化制御器140、240
は、RLP処理器130、230から受信されるRLP
フレームのヘッドに目的地及びサイズ情報を付けて、物
理階層処理器150、250に伝達する多種化機能と、
逆に、物理階層処理器150、250から受信されるR
LPフレームの目的地及びサイズを確認した後、前記確
認結果を上位RLP処理器130、230に伝達する逆
多種化機能と、を遂行する。送信データバッファ12
2、222は、リンクプロトコル(PPP)処理器11
0、210から受信するデータを貯蔵するメモリ装置で
あり、RLP処理器130、230から要求がある時、
要求されたサイズに合わせて貯蔵されたパケットを順に
分割する。また、受信データバッファ124、224
は、RLP処理器130、230から提供されたデータ
をそれぞれ順に貯蔵する。前記貯蔵されたデータは前記
EIA−232制御器やIS−658制御器によって、
PPP処理器またはIWF部に伝達される。前記EIA
−232制御器やIS−658制御器は、EIA−23
2規格またはIS−658規格によって動作し、前記デ
ータバッファ122、124、222、224とリンク
プロトコル処理器110、210との間でデータの送受
信を遂行する。現在CDMA−2000パケットサービ
スでは、前記EIA−232制御器やIS−658制御
器の以外の他の方式も使用できるので、図2には、前記
制御器を図示しない。
【0019】図3は、本発明によるデータ送信器の構成
を示す。図3を参照すると、RLPフレームを送信処理
するためのRLP処理器130は、RLP制御器131
と、L_V(S)レジスタ132と、順方向再整列バッフ
ァ(または、再伝送バッファ)133と、を含む。前記R
LP制御器131は、送信データバッファ122からデ
ータを受信してRLP フレームを生成した後、多種化
/逆多種化制御器140に前記生成されたRLPフレー
ムで詰めたデータブロックを伝送する。前記順方向再整
列バッファ(Forward Resequencing Buffer)133は、
再整列データを貯蔵するためのメモリ装置である。前記
L_V(S)レジスタ132は、前記RLP制御器131
によって送信データバッファ122に貯蔵される送信デ
ータを幾つかのブロックに分割し、各ブロックに一連番
号(ブロック一連番号)を付与し、各データバイトの一連
番号を付ける時に使用する一連番号(データ 一連番号)
をカウントする。
【0020】図4は、本発明によるデータ受信器の構成
を示す。図4を参照すると、RLPフレームを受信処理
するためのRLP処理器130は、RLP制御器131
と、L_V(N)レジスタ135と、L_V(R)レジスタ
136と、Eレジスタ134と、NAKリスト137
と、再整列バッファ138と、を含む。前記RLP制御
器131は、多種化/逆多種化制御器140でRLPフ
レームを受信して、データが順に受信されたか否かを検
査する。順に受信された場合、RLP制御器131は受
信データバッファ124に前記データを伝達する。順に
受信されなかった場合、前記RLP制御器131は再整
列バッファ138に前記データを貯蔵し、NAKリスト
137に再伝送を要請する部分を記録して、次回の制御
フレームの送信時にNAKリスト137に貯蔵された部
分を制御フレームに入れる。
【0021】前記Eレジスタ134は、損傷したデータ
ブロックの数を記録する。前記多種化/逆多種化制御器
140が損傷したデータブロックをRLP制御器131
に知らせると、前記RLP制御器131は、この値をE
レジスタ134に記録して、再設定が必要な時に使用で
きるようにする。前記L_V(N)レジスタ135は、受
信されるべきデータの中で受信できなかった1番目のデ
ータバイトの一連番号を貯蔵する。前記L_V(R)レジ
スタ136は、次に新しく受信されるべきデータバイト
の一連番号を貯蔵する。例えば、一連番号の1番から7
番のデータバイトが受信されて、この中の3番及び4番
のデータバイトが損傷した場合(または、受信に失敗し
た場合)、前記L_V(N)レジスタ135には受信でき
なかった1番目のデータバイトである一連番号3番のデ
ータバイトが貯蔵され、前記L_V(R)レジスタ136
には新しく受信されるべきデータバイトである一連番号
8番のデータバイトが貯蔵される。
【0022】本発明によって、可変長RLPフレームを
生成して送受信する動作は、大別して多種化/逆多種化
制御器140、240による動作と、RLP処理器13
0、230による動作と、に分けられる。前記多種化/
逆多種化制御器140と240との動作及びRLP処理
器130と230との動作はそれぞれ同一に遂行される
ので、下記の本発明による動作は便宜上多種化/逆多種
化制御器140と、RLP処理器130の動作に限って
説明する。
【0023】A. 本発明の一実施形態による多種化/逆
多種化制御器の送受信動作 1. 多種化/逆多種化制御器の送信動作 現在連結されている物理チャネルを通して、パケットデ
ータだけでなく、音声データなどの他の多様な情報が同
時に送信できるので、多種化/逆多種化制御器に伝送す
るデータを提供する過程を‘サービス’または‘サービ
スブロック’と称する。また、多種化/逆多種化制御器
140と物理階層処理器150とが相互交換する伝送単
位を‘情報ビット(information ビット)’または‘物理
フレーム(physical frame)のペイロード(payload)’と
称し、RLP処理器130を含む上位サービスブロック
と多種化/逆多種化制御器140とが相互交換する伝送
単位を‘データブロック’または‘RLPフレーム’と
称する。
【0024】送信側の多種化/逆多種化制御器140
は、毎設定時間(例: 20ms)に、物理階層処理器150に
伝送する情報ビットを生成する。つまり、多種化/逆多
種化制御器140は、現在連結されている全ての物理チ
ャネルに対して、物理チャネルを通して伝送されるフレ
ームのペイロードに入れる情報ビットを生成する。IS
−2000規格には、基本チャネル(Fundamental Chann
el)と、専用制御チャネル(Dedicated Control Channel)
と、付加チャネル(Supplemental Channel)と、が存在す
る。前記多種化/逆多種化制御器140は、前記基本チ
ャネル、専用制御チャネル、付加チャネルのいずれ1つ
のチャネルを通して前記生成された情報ビットを物理階
層処理器150に伝達する時、次のようなフィールドを
伝達する。
【0025】− SDU: 実際伝送される情報ビットを
入れる。伝送される情報ビットがない場合は、前記多種
化/逆多種化制御器と物理階層との間で予め約束したナ
ル値を入れる。
【0026】− FRAME_SIZE: 情報ビットが
入れられる物理チャネルフレームのサイズ情報を入れ
る。前記SDUにナル値が入れられる場合、物理階層で
このフィールド値を無視する。
【0027】− FRAME_RATE: 情報ビットが
入れられる物理チャネルフレームの伝送率を示す。前記
SDUにナル値が入れられる場合、物理階層でこのフィ
ールド値を無視する。
【0028】送信側の多種化/逆多種化制御器140が
前記フィールド値を物理階層処理器150に伝達する
時、前記物理階層処理器150は、指定された符号化方
法及び復調方式を使用して伝達された値を処理した後、
前記処理の結果を受信側に伝送する。
【0029】送信側の多種化/逆多種化 制御器140
は、物理チャネルに伝達する論理伝送単位のペイロード
または情報ビットを生成するために、現在論理チャネル
(logical channel)が連結されている物理チャネルに対
応するサービスで伝送するデータブロックを使用する。
前記論理チャネルが連結される物理チャネルに対応する
サービスは、現在生成される情報ビットを伝送する物理
チャネルに自分のデータブロックを伝送することができ
るサービスである。このようなサービスを端末器と基地
局との間に相互連結する過程と、前記サービスの論理チ
ャネルを物理チャネルに連結する過と、はIS−200
0規格に規定されたシグナリングメッセージ(signaling
message)とシグナリング手順(signaling procedure)に
よって可能である。
【0030】送信側の多種化/逆多種化制御器140
は、現在論理チャネルが連結されている物理チャネルに
対応するサービスのデータブロックを伝送すると決定し
た場合、優先順位によって前記サービスから適切な長さ
のデータブロック(図5Aを参照)を受信する。前記多種
化/逆多種化制御器140は、前記サービスからデータ
ブロックを受信する時、受信側の多種化/逆多種化制御
器から受信された前記データブロックを伝達するサービ
スが分かるように、サービス認識者(service identifie
r)と、前記データブロックに長さ情報を付けたマルチプ
レックスフレームMuxPDUと、を生成する(図5B
を参照)。前記マルチプレックスフレームMuxPDU
は、多数のサービスから提供された幾つかのデータブロ
ックとシグナリングメッセージとをともに持つことがで
きる。また、1つまたは複数のMuxPDU毎に、誤謬
をチェックするCRC(Cyclic Redundancy Code)が付着
できる。図5Cに示すように、複数のMuxPDU毎に
誤謬をチェックするCRCが追加される場合、1つのC
RCと、前記CRCによって保護される情報ビットの一
部分を‘論理伝送単位(Logical Transmission Unit: L
TU)’と言い、前記物理階層に伝達される情報ビット
を幾つかの部分に分割して、各部分に誤謬をチェックす
るCRCを入れる方式を‘論理伝送単位(logical trans
mission unit)が使用された’と言う。ここで、前記分
割された情報ビットの各部分を‘論理伝送単位(logical
transmission unit)’と言い、前記CRCによって保
護されたCRCを除いた論理伝送単位の残りの部分を
‘論理伝送単位のペイロード’と言う(図5Cを参照)
(1つまたは複数のMuxPDU)。これらの論理伝送単
位は、受信側の多種化/逆多種化制御器によって正しく
受信されたかを否かを判断する基本単位になる。前記論
理伝送単位が使用されない場合は、受信側の多種化/逆
多種化制御器で正しく受信されたか否かを判断する基本
単位は、情報ビットになる。
【0031】送信側の多種化/逆多種化制御器140
は、現在伝送される物理チャネルフレームに対して、で
きる伝送率、情報ビットのサイズ、論理伝送単位が使用
されるか否か、使用される場合の論理伝送単位のサイ
ズ、及びCRC生成方法を予め分かっているべきであ
る。このような形状情報(configuration)は、端末器と
基地局が予め約束した範囲で、物理階層から提供される
現在の物理チャネルの状態によって前記多種化/逆多種
化制御器140が生成する情報ビットのサイズと、論理
伝送単位の生成方式と、を決定するに使用される。前記
送信側の多種化/逆多種化制御器140は、論理伝送単
位の使用を決定する場合、論理伝送単位のペイロードに
データブロックを含むMuxPDUを入れて、残りの空
間はフィルMuxPDUまたはフィルビットパターン(f
ill bit pattern)を入れた後、生成された論理伝送単位
のペイロードに対するCRCを生成する。前記送信側の
多種化/逆多種化制御器140は、前記過程を必要な論
理伝送単位数だけ繰り返して、生成された論理伝送単位
を情報ビットに順次的に入れた後、残りの空間は‘0’
を入れて、結果情報ビットを物理階層処理器150に伝
達する。
【0032】前記送信側多種化/逆多種化制御器140
は、論理伝送単位を使用しないと決定した場合、情報ビ
ットにデータブロックを含むMuxPDUを入れて、残
りの空間にはフィルMuxPDUまたはフィルビット列
を入れた後、生成された情報ビットを物理チャネルに伝
達する。
【0033】前記多種化/逆多種化制御器140は、こ
れ以上伝送するデータブロックがない場合、情報ビット
の残りの部分を詰めるために、受信側の多種化/逆多種
化制御器と予め約束した特定サービス認識者に付いたM
uxPDUを使用するか、または、受信側の多種化/逆
多種化制御器と予め約束した一定なビットパターンを使
用する。本発明では、前記特定サービス認識者に付いた
MuxPDUを‘フィルMuxPDU’と、そして、前
記一定なビットパターンを‘フィルビットパターン’と
言う。
【0034】前記過程で、論理チャネルが連結された物
理チャネルに対応するサービス及びシグナリング生成器
から受信されるシグナリングメッセージまたはデータブ
ロックがない場合、多種化/逆多種化制御器140は、
現在伝送しようとする物理チャネルによって相違して動
作する。つまり、専用制御チャネルや付加チャネルの場
合、多種化/逆多種化制御器140はナル値をSDUに
伝達する。基本チャネルの場合、前記多種化/逆多種化
制御器140は、受信側の多種化/逆多種化制御器と予
め約束した一定なビットパターンを情報ビットとして物
理チャネルに伝達する。本発明で、前記一定なビットパ
ターンを‘ナルトラヒック’と言う。
【0035】送信側の多種化/逆多種化制御器に前記サ
ービスが何のデータブロックも伝送しないということを
知らせるために‘ナルデータブロック(null data bloc
k)’を伝達する。前記ナルデータブロックは、何の内容
もないデータブロックで、特殊な目的のみのために使用
される。
【0036】2. 多種化/逆多種化制御器の受信動作 受信側の物理階層処理器150は、受信された信号を指
定された復号化方法及び復調方式などを使用して解析し
た後、受信された物理階層フレームに入っている情報ビ
ット部分を受信側の多種化/逆多種化制御器140に伝
達する。物理階層処理器150は、情報ビットを解析し
て多種化/逆多種化制御器140に伝達する時、次のよ
うな情報を伝達する。
【0037】− SDU: 実際伝送される情報ビットを
入れる。受信された情報ビットがないか、または、受信
されたフレームが損傷した場合、このフィールドは、前
記多種化/逆多種化制御器140と物理階層処理器15
0との間に予め約束したナル値が入れられる。
【0038】− FRAME_QUALITY: 受信さ
れた物理チャネルフレームが有効なフレームであるか否
かを示す。
【0039】− FRAME_SIZE: 受信された物
理チャネルフレームのサイズを入れる。このフィールド
値は、受信された物理チャネルフレームの伝送速度によ
って決定される。
【0040】− FRAME_RATE: 受信された物
理チャネルフレームの伝送速度を入れる。
【0041】前記受信側の多種化/逆多種化制御器14
0は、現在受信された物理チャネルフレームに対する伝
送速度、情報ビットのサイズ(長さと数)と、論理伝送単
位が使用されたか否か、論理伝送単位が使用された場合
は受信された論理伝送単位のサイズ、及びCRC生成方
法を予め分かっているべきである。このような形状情報
は、端末器と基地局との間で予め約束した範囲で、物理
階層処理器150が提供する前記情報によって決定でき
る。
【0042】前記受信側の多種化/逆多種化制御器14
0は、受信された物理チャネルフレーがないと判断して
SDUにナル値を入れ、フレーム品質フィールド(FRAME
_QUALITY filed)に有効フレームが受信されたと知らせ
ると、論理チャネルが連結された物理チャネルに対応す
る全てのサービスに受信されたフレームはなかったと知
らせる。
【0043】前記受信側の物理階層処理器150がSD
Uにナル値を入れなかったと、または、フレーム品質フ
ィールドに損傷したフレームが受信されたと知らせる
時、前記受信側の多種化/逆多種化制御器140は、前
記形状情報と受信側の物理階層処理器150が提供した
前記情報と基づいて論理伝送単位が、受信されたフレー
ムのために使用されたか否かを決定する。
【0044】論理伝送単位が使用された場合、前記受信
側の多種化/逆多種化制御器140は、論理伝送単位の
長さ、CRC検査方法、及び論理伝送単位の個数を決定
する。前記多種化/逆多種化 制御器140は、論理伝
送単位の個数で受信された情報ビットを分ける。前記多
種化/逆多種化制御器140は、論理伝送単位の長さと
個数とを予め分かっているので、受信された情報ビット
を前記伝送単位の個数の領域に分けて、前記論理伝送単
位を区分することができる。
【0045】割り当てられた物理チャネルが受信した情
報ビットを伝送する時、前記多種化/逆多種化制御器1
40は、物理チャネルから伝達されたフレーム品質フィ
ールドによって、受信された情報ビットが損傷している
か否かを判断する。前記多種化/逆多種化制御器140
は、受信された情報ビットが損傷しており、幾つかの論
理伝送単位に分割されていると、前記過程から区分され
た各論理伝送単位のCRCを再び評価して、誤謬のない
論理伝送単位が存在するかを確認する。
【0046】誤謬のある論理伝送単位が存在すると、前
記多種化/逆多種化制御器140は、それぞれの誤謬の
ある論理伝送単位に対して、論理チャネルが連結された
物理チャネルに対応する全てのサービスに、損傷したデ
ータブロックが受信されたことを知らせる。
【0047】受信された情報ビットが壊れており、1つ
または幾つかのMuxPDU毎に誤謬をチェックするC
RCが含んでいない場合、前記受信側の多種化/逆多種
化制御器140は、論理チャネルが連結された物理チャ
ネルに対応する全てのサービスに損傷したデータブロッ
クが受信されたことを知らせる。
【0048】誤謬のないLTUまたは情報ビットが受信
された時、前記受信側の多種化/逆多種化制御器140
は、誤謬のないMuxPDUをLTUのフィルビットパ
ターンまたは情報ビットから分離する。前記分離された
MuxPDUがナルトラヒックまたはフィルMuxPD
Uでない場合、前記多種化/逆多種化制御器140は、
前記MuxPDUのサービス認識者が指定するサービス
に、前記MuxPDUに含まれたデータブロックとデー
タブロックの長さとを伝達する。
【0049】前記受信過程が終わった後、誤謬のない論
理伝送または情報ビットが受信されて、物理チャネルに
対応される論理チャネルのサービスの中でデータブロッ
クを受信しなかったサービスがある場合、前記受信側の
多種化/逆多種化制御器140は、ナルデータブロック
が受信されたと知らせる。
【0050】B. 本発明の実施形態による多種化/逆多
種化制御器の送受信動作 本発明の実施形態による多種化/逆多種化制御器140
の送信及び受信動作は、下記の説明によってより明確に
なる。IS−2000規格では、基本チャネル、付加チ
ャネル、専用制御チャネルなどの幾つかの専用トラヒッ
クチャネル(dedicated traffic channel)を規定してい
る。従って、本発明による多種化/逆多種化制御器14
0の送信及び受信動作は、基本チャネルに適用されるケ
ースと、付加チャネルに適用されるケースと、の2つに
分けて説明することができる。前記専用制御チャネル
は、基本チャネルが9.6Kbpsまたは14.4Kbp
sだけで動作する特殊なケースであるので、本発明では
別途に説明しない。さらに、前記動作は、論理伝送単位
が使用されるケースと、論理伝送単位が使用されないケ
ースと、に区分して説明することができる。ここで、論
理伝送単位が使用されるケースとは、コンボルーション
コード(Convolution Code)を使用してデータを符号化し
てからデータを送受信することであり、論理伝送単位が
使用されないケースとは、ターボコード(Turbo Code)を
使用してデータを符号化してからデータを送受信するこ
とである。
【0051】1. 基本チャネル及び付加チャネルの情
報ビット数 本発明の実施形態による動作を説明する前に、IS−2
000規格で規定する基本チャネルの情報ビット数及び
付加チャネルの情報ビット数は、それぞれ<表1>乃至
<表4>のようである。<表1>と<表2>は、IS−
2000規格で規する基本チャネルの情報ビット数を示
し、<表3>と<表4>は付加 チャネルの情報ビット
数を示す。<表1>と<表3>は伝送率9600bps
に基づいた伝送率集合1の情報ビット数を示し、<表2
>と<表4>は伝送率14400bpsに基づいた伝送
率集合2の情報ビット数を示す。
【0052】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0053】<表1>乃至<表4>は、IS−2000
規格で規定する全ての情報ビットのサイズは示していな
いということに注意する。
【0054】<表3>または<表4>のような情報ビッ
ト数に対応するLTUを使用する場合、LTUのサイズ
及び個数は<表5>と<表6>から分かる。この時、L
TUのサイズと個数をかけた後、残りのビットを加える
と、情報ビットの個数が求められる。さらに、LTUの
ペイロードサイズは、<表5>と<表6>からCRCの
サイズである16ビットを引いた値である。
【0055】
【表5】
【表6】
【0056】<表5>と<表6>で、最初の2つの伝送
率ではLTUを使用しないことに注意する。つまり、前
記のような伝送率を持つ付加チャネルが連結された時、
前記送信側及び受信側の多種化/逆多種化制御器は情報
ビットの処理規則に従う。
【0057】情報ビットを入れるために、本発明から提
案するMuxPDUフォーマットは<表7>乃至<表1
2>のようである。<表7>と<表8>は基本チャネル
の情報ビットのためのMuxPDUフォーマットを示
し、<表9>と<表11>はLTUが使用されるケース
の付加チャネルの情報ビットのためのMuxPDUフォ
ーマットを示し、<表10>と<表12>はLTUが使
用されないケースの付加チャネルの情報ビットのための
MuxPDUフォーマットを示す。上述したように、前
記専用制御チャネルは基本チャネルで9600bpsま
たは14400bpsだけを許容する特殊なケースであ
るので、<表7>と<表8>で伝送率9600bpsま
たは14400bpsに該当するMuxPDUフォーマ
ットだけが許容される。
【0058】
【表7】
【表8】
【0059】<表7>と<表8>で、前記MuxPDU
に含まれたデータブロックを区分する情報であるMux
PDUヘッダを前記MuxPDUに付いている。前記M
uxPDUヘッダは各データブロックをバイト整列する
ためにMuxPDUの最後部に位置した。
【0060】
【表9】
【表10】
【表11】
【表12】
【0061】<表7>乃至<表12>でサービス認識者
は<表13>のように定義できる。
【0062】
【表13】
【0063】<表13>で‘ナルサービス’は、受信側
の多種化/逆多種化制御器に、前記MuxPDUはフィ
ルMuxPDUであることを知らせるために使用する、
予め約束された特定サービス認識者である。<表13>
から分かるように、<表7>乃至<表12>のMuxP
DUフォーマットは最大6つのサービスから提供された
データブロックを区分することができる。
【0064】<表7>と<表8>は、基本チャネルで伝
送されるMuxPDUフォーマットを示す。ここで、M
uxPDUヘッダが‘0’である場合は第1サービスに
該当するので、第1サービスは、サービス認識者なしで
MuxPDUヘッダだけで区分することができる。第2
サービス乃至第6サービスに該当するデータブロック
は、<表7>または<表8>のサービス認識者によって
判断することができる。従って、<表7>または<表8
>のサービス認識者は、‘010’から‘110’まで
の値を持つことができる。<表7>または<表8>のM
uxPDUフォーマットを使用する基本チャネルで第1
サービスのデータブロックが全部‘1’で詰められた場
合、受信側の多種化/逆多種化制御器は送信側の多種化
/逆多種化制御器で何のサービスにも該当しないナルト
ラヒックを約束する。従って、基本チャネルから受信さ
れたMuxPDUが第1サービスのデータブロックのみ
を持ち、前記データブロックが全部‘1’で詰められた
場合、受信側の多種化/逆多種化制御器は、前記データ
ブロックをナルトラヒックに判断する。
【0065】上述のように、<表7>と<表8>で、伝
送率9600bpsまたは14400bpsで許容され
るMuxPDUフォーマットは、専用制御チャネルで伝
送することができる。第2サービス乃至第6サービスに
該当するデータブロックは、<表7>または<表8>の
サービス認識者によって判断できる。前記専用制御チャ
ネルは、前記ナルトラヒックを必要としないことに注意
する。
【0066】<表7>と<表8>で、伝送率9600b
psまたは14400bpsで許容されるMuxPDU
フォーマットの内で、シグナリングメッセージでないサ
ービスデータブロックを1つのみ含むMuxPDUフォ
ーマットは、付加チャネルが9600bpsまたは14
400bpsで連結された場合に伝送できる。前記のよ
うに、第2サービス乃至第6サービスに該当するデータ
ブロックは、<表7>または<表8>のサービス認識者
によって判断できる。
【0067】<表9>乃至<表12>は、付加チャネル
が19200bps、28800bps、またはそれ以
上の伝送率で連結された時に伝送されるMuxPDUフ
ォーマットを示す。第1サービス乃至第6サービスに該
当するデータブロックは<表9>乃至<表12>のサー
ビス認識者によって判断できる。従って、<表9>乃至
<表12>のサービス認識者は、‘001’から‘11
0’までの値を持つことができる。<表9>乃至<表1
2>のMuxPDUフォーマットで長さインジケータが
‘000’である場合、前記表の各伝送率に該当する長
さのサービスブロックを含む。<表9>乃至<表12>
のMuxPDUフォーマットで長さインジケータが‘1
00’、‘101’、‘110’である場合、MuxP
DUのサイズは長さフィールドを利用して計算できる。
つまり、長さインジケータが‘100’である場合、<
表9>乃至<表12>のMuxPDUフォーマットは、
前記表の各伝送率に該当する長さから、長さフィールド
に表示された値に8をかけた値を引いた長さのサービス
ブロックを持つ。例えば、伝送率614400bpsで
連結されてLTUを使用しない付加チャネルから受信さ
れたMuxPDUの長さインジケータが‘100’で、
長さフィールドが‘00000010’であると、前記
受信されたMuxPDUに含まれたサービスブロックの
長さは、前記<表9>の12250ビットから(2×8)
ビットを引いた12234ビットである。<表9>乃至
<表12>のMuxPDUフォーマットで長さインジケ
ータが‘101’または‘110’である場合は、長さ
フィールドに表示された値に1を加えた値に8をかけた
値から、MuxPDUヘッダのサイズである6ビットを
引いた長さのサービスブロックを持つ。つまり、伝送率
614400bpsで連結されてLTUを使用しない付
加チャネルを通して受信されたMuxPDUが、長さイ
ンジケータを‘110’に、長さフィールドを‘000
0 0101 1111 1001’(十進数で1529)
に設定すると、前記受信されたMuxPD含まれたサー
ビスブロックの長さは1529に1を加えた値に8をか
けた値から6ビットを引いた12234ビットである。
【0068】2. 基本チャネルを通した多種化/逆多種
化制御器の送信動作 RLPを使用する前記6つのサービスが連結されている
と仮定すると、前記送信側の多種化/逆多種化制御器は
次のように動作する。前記動作は、図10のような手順
で遂行される。
【0069】まず、図3の多種化/逆多種化制御器14
0は、規定されたサービス品質保証規則(QoS)によって
それぞれのサービスの伝送順序及びデータブロックのサ
イズを決定する。つまり、多種化/逆多種化制御器は、
シグナリングLAC階層に、できるサイズに関して聞き
(図10のS10段階)、前記シグナリングLAC階層か
ら適当なサイズのデータブロックを確認する(S11段
階)。次に、前記多種化/逆多種化制御器はサービスの
伝送順序を決定し(S12段階)、前記確認されたサイズ
のデータブロックを第1サービスに要請し(S13段
階)、それから、前記第1サービスから前記確認された
サイズ内のデータブロックを受信する(S14段階)。基
本チャネルで伝送されるデータブロックにおいて、<表
7>または<表8>でMuxPDUが許容するデータブ
ロックのサイズと個数、また、組合によって適切なサイ
ズのデータブロックを生成するようにRLP処理器に要
請するべきである。それから、前記多種化/逆多種化制
御器は伝送するデータブロックを累積し、伝送できる残
りのブロックを計算する(S15段階)。次に、前記多種
化/逆多種化制御器は、前記累積したデータブロックを
利用してMuxPDUを作れるか否かを判断する(S1
6段階)。MuxPDUが作れない場合、前記多種化/
逆多種化制御器は再びS12段階に進行して該当するサ
ービスにデータブロックの提供を要請し、前記要請した
データブロックを受信する。MuxPDUが作れる場
合、前記多種化/逆多種化制御器は累積されたデータブ
ロックを利用してMuxPDUを作る(S17段階)。こ
の時、多種化/逆多種化制御器は、<表4>から適切な
ビットパターンを選択してMuxPDUヘッダに付け
る。前記多種化/逆多種化制御器は、前記のように生成
されたMuxPDUを情報ビットにして前記物理チャネ
ルに伝達する(S18段階)。
【0070】前記過程で、データブロックを生成する機
会のなかったRLP処理器において、前記多種化/逆多
種化制御器はRLP処理器に空きデータブロック(blank
data block)を生成することを要請して、前記RLP処
理器において伝送する機会がなかったことが分かるよう
にする。また、前記過程で、全てのRLPが何のデータ
ブロックも提供しなかった場合は、前記多種化/逆多種
化制御器は前記ナルトラヒックを作って、情報ビットに
して前記物理チャネルに伝達する。
【0071】3. 基本チャネルを通した多種化/逆多種
化制御器の受信動作 受信側の多種化/逆多種化制御器は、基本チャネルで伝
送された情報ビットに対して次のように動作し、その動
作は、図11のような手順で遂行される。受信された情
報ビットの伝送率とMuxPDUヘッダに対して分析し
(図11のS20段階)、前記分析結果に基づいてそれぞ
れのデータブロックを区分する(S21、S22段階)。
それぞれのデータブロックを区分するために、伝送率集
合によって<表7>または<表8>を参照する。受信さ
れた情報ビットの最後の1ビットが‘0’に設定されて
いると、最後の1ビットを除いた残りの全ての情報ビッ
トは第1サービスのデータブロックであるので、第1サ
ービスにデータブロックの長さとともに伝達する(S2
3段階)。
【0072】前記過程で、受信された情報ビットの最後
の1ビットが‘1’に設定されていると、前記受信側の
多種化/逆多種化制御器は、伝送率集合1に対しては最
後の4ビットをMuxPDUとみなし、伝送率集合2に
対しては最後の5ビットをMuxPDUとみなす。前記
MuxPDUのようなビットパターンを持つ組合を<表
7>または<表8>で探す。同じビットパターンを持つ
組合がない場合、前記受信側の多種化/逆多種化制御器
は受信された情報ビットを損傷したビットとみなす。も
し、同じビットパターンを持つ組合せがある場合は、<
表7>または<表8>に規定されたデータブロックのサ
イズ及び位置によってデータブロックとサービス認識者
とを区分する。例えば、伝送率集合1において、前記情
報ビットが9600bpsで受信されて前記MuxPD
Uヘッダが‘0011’である場合、受信されたMux
PDUの最初の80ビットは第1サービスデータブロッ
クであり、その次の85ビットはまた他のサービスのデ
ータブロックであり、残りの3ビットはサービス認識者
である。<表7>または<表8>で規定するように、組
合によってはサービス認識者が存在しないこともある。
【0073】前記過程で区分されたデータブロックは、
<表7>または<表8>を参照して該当するサービスに
伝達する。第1サービスとシグナリング階層には、サー
ビス認識者を分析しなくても、データブロックとデータ
ブロックの長さ情報とをともに伝達することができ
る。しかしながら、サービス認識者がある場合、サービ
ス認識者を<表13>を対照して、該当するサービスに
データブロックとデータブロックの長さ情報をともに伝
達する。前記例で、受信側の多種化/逆多種化制御器
は、前記80ビットのデータブロックをその長さ情報と
ともに第1サービスに伝達し、サービス認識者が指定す
るサービスに前記85ビットのデータブロックをその長
さ情報とともに伝達する。しかしながら、サービス認識
者の値が‘000’、‘001’、‘111’に設定さ
れていると、前記受信側の多種化/逆多種化制御器は、
前記受信された情報ビットを損傷したビットとみなす。
前記受信された情報ビットが損傷したビットであると、
前記多種化/逆多種化制御器は基本チャネル上の論理チ
ャネルを持つ全てのサービスに、損傷したデータブロッ
クが受信されたことを知られる。また、各サービスで伝
送することのできるデータブロックの最大長さを知らせ
る。例えば、伝送率集合1で使用する<表7>のMux
PDUのフォーマットにおいて、171ビットは第1サ
ービスに伝送され、165ビットは2番目から6番目の
サービスに伝送される。
【0074】前記情報ビットが損傷したものでなく、デ
ータブロックが1つしかなく、第1サービスに該当する
データブロックが全部‘1’で詰められると、前記受信
側の多種化/逆多種化制御器は、前記情報ビットをナル
トラヒックとみなして捨て、基本チャネル上の論理チャ
ネルを持つ全てのサービスに受信されたデータブロック
がなかったことを知らせる。前記情報ビットが損傷した
ものでなく、基本チャネル上の論理チャネルを持つ1つ
またはそれ以上のサービスに受信されたデータブロック
がない場合、前記受信側の多種化/逆多種化制御器は、
サービスにナルデータブロックが受信されたことを知ら
せる。前記ナルトラヒックに対する通知において、受信
されたデータブロックがなかったことを知らせるの通知
と、前記ナルデータブロックが受信されたことを知らせ
る通知とは、サービスによって違う意味を持つ可能性が
あることに注意する。
【0075】4. 付加チャネルを通した多種化/逆多種
化制御器の送信動作 多種化/逆多種化制御器が付加チャネル情報ビットを生
成する時、多種化/逆多種化制御器は伝送率によって<
表5>または<表6>に示す個数のLTUを作る。前記
LTUは、<表5>または<表6>に示すようなサイズ
を持つ。前記LTUは、16ビットCRCを持つので、
実際LTUを通して伝送される最大MuxPDUのサイ
ズは、伝送率によって変わる。
【0076】例えば、付加チャネル307.2Kbps
を使用してLTUを生成する場合、LTUのペイロード
にMuxPDUが含まれるので、MuxPDUの最大サ
イズは、LTUペイロードのサイズ760ビットからC
RC16ビットを引いた値の744ビットになる。前記
多種化/逆多種化制御器が付加チャネル情報ビットを生
成するうちにLTUを生成する場合、できるMuxPD
Uフォーマットは伝送率集合によって前記<表9>と<
表11>のフォーマットになる。前記多種化/逆多種化
制御器がMuxPDUを生成してLTUペイロードを全
部詰めると、多種化/逆多種化制御器はLTUペイロー
ドに対する16ビットCRCを生成する。前記16ビッ
トCRCは、付加チャネルに適用される16ビットCR
Cの生成方式と同様に作る。前記多種化/逆多種化制御
器は、前記方式で前記<表5>または<表6>に規定す
る個数のLTUを作り、これを順次に情報ビットに入れ
た後、残りの空間は‘0’で詰めて物理階層処理器に伝
達する。
【0077】付加チャネルの情報ビットを生成する時に
LTUを生成しない場合、前記多種化/逆多種化制御器
は伝送率によって<表3>または<表4>に指定するサ
イズの情報ビットを生成する。前記のような場合、情報
ビットに載せて伝送できるMuxPDUは、伝送率が9
600bpsまたは14400bpsである場合、<表
7>と<表8>に規定するサービスデータブロックがた
だ1つだけが入れられる1つのMuxPDUだけが伝送
できる。前記多種化/逆多種化制御器は、MuxPDU
を生成し情報ビットを入れて生成された情報ビット/M
uxPDUを物理階層処理器に伝達する。
【0078】前記多種化/逆多種化制御器は、LTUを
生成しない場合、伝送率が19200bps、2880
0bps、またはそれ以上であると、<表10>と<表
12>のMuxPDUフォーマットを使用することがで
きる。前記多種化/逆多種化制御器は、MuxPDUを
生成し情報ビットを入れて生成された情報ビット/Mu
xPDUを物理階層処理器に伝達する。
【0079】付加チャネル上の伝送動作は図12の手順
で遂行される。前記多種化/逆多種化制御器は、規定さ
れたサービス品質保証規則(QoS)によってそれぞれのサ
ービスの伝送順序及びデータブロックのサイズを決定す
る。次に、前記多種化/逆多種化制御器は優先順位によ
って各サービスのRLPにデータブロックを要請する
(図12のS30段階)。つまり、多種化/逆多種化制御
器は、最優先順位の第1サービスのRLP処理器に、で
きるデータブロックを要請し(S30段階)、前記第1サ
ービスのRLP処理器から、対応するデータブロックま
たはナルデータブロックを受信する(S31段階)。この
時、ナルデータブロックでないデータブロックを受信し
た場合、多種化/逆多種化制御器は前記受信したデータ
ブロックを利用してMuxPDUを生成する(S32段
階)。前記生成されたMuxPDUは結果的に情報ビッ
トとして生成されることである。
【0080】付加チャネル情報ビットを生成する時にL
TUを生成する場合、前記多種化/逆多種化制御器は、
前記<表9>または<表11>でMuxPDUが許容す
るデータブロックのサイズ及び現在生成中のLTUの残
りの部分によって、適切なサイズのデータブロックを生
成するようにRLP処理器に要請するべきである。つま
り、多種化/逆多種化制御器はデータブロックを受信し
た後、LTUまたは情報ビットの残りの部分のサイズを
計算し(S33段階)、前記計算されたサイズができるM
uxPDUのサイズの以上であるか否かを判断する(S
34段階)。前記計算されたサイズができるMuxPD
Uの以上である場合、多種化/逆多種化制御器は、でき
るサイズのデータブロックを次の優先順位の第2サービ
スのRLP処理器に要請し(S35段階)、前記第2サー
ビスのRLP処理器から対応するデータブロックまたは
ナルデータブロックを受信する(S36段階)。前記のよ
うな動作は、全てのサービスのRLP処理器に対して繰
り返して遂行することができる。
【0081】付加チャネル情報ビットを生成する時にL
TUを生成しない場合、伝送率が9600bpsまたは
14400bpsであると、前記多種化/逆多種化制御
器は、<表7>と<表8>に規定するMuxPDUフォ
ーマットの中で、付加チャネルに伝送できる1つのMu
xPDUを生成するために、優先順位によってそれぞれ
のサービスに、<表7>と<表8>に規定する付加チャ
ネルにできるデータブロックを生成することを要請す
る。もし、いずれか1つのサービスでもデータブロック
を生成する場合、前記多種化/逆多種化制御器はこれを
MuxPDUにする。
【0082】付加チャネル情報ビットを生成する時にL
TUを生成しない場合、伝送率が19200bpsまた
は28800bpsであると、前記多種化/逆多種化制
御器は、<表10>または<表12>でMuxPDUは
許容するデータブロックのサイズ及び現在生成中のLT
Uの残りの部分によって、適切なサイズのデータブロッ
クを生成することをRLP処理器に要請するべきであ
る。(S32段階〜S38段階)。
【0083】前記多種化/逆多種化制御器が付加チャネ
ル情報ビットを生成するうちにLTUペイロードまたは
情報ビットを詰める場合、前記多種化/逆多種化制御器
は、まだ詰められなかったLTUペイロードまたは情報
ビットの残りの部分の長さを分かっているべきである。
前記多種化/逆多種化制御器は残りの部分に対して前記
サービスにデータブロックを生成することを要請する。
もし、あるサービスからナルデータブロックでないデー
タブロックを受信した場合、前記多種化/逆多種化制御
器はデータブロックの長さによって次のように動作す
る。
【0084】第1、受信したデータブロックの長さが、
LTUペイロードまたは情報ビットの残りの空間に比べ
て4ビット短い場合、前記多種化/逆多種化制御器は、
<表13>を参考して、データブロックを送信したサー
ビスによるデータブロックのヘッドに、3ビットサービ
ス認識者を付け、長さインジケータを‘0’に設定する
ことによりMuxPDUを作る。前記多種化/逆多種化
制御器は、前記生成されたMuxPDUをLTUペイロ
ードまたは情報ビットの残りの空間に入れて、LTUペ
イロードまたは情報ビットをする。
【0085】第2、受信したデータブロックの長さが、
LTUペイロードまたは情報ビットの残りの空間に比べ
て、14ビットまたはそれ以上短い場合、前記多種化/
逆多種化制御器は<表9>乃至<表12>に示す8ビッ
トまたは16ビットの長さフィールド(length field)を
持つMuxPDUを生成する。つまり、生成されたデー
タブロックが2034ビットと同じであるか、または、
より小さい場合、前記多種化/逆多種化制御器は、<表
13>を参考して、伝送サービスによって3ビットのサ
ービス認識者を付け、3ビット長さインジケータを‘1
01’に設定し、また、8ビットの長さフィールドを、
前記サービス認識者、長さインジケータ、長さタイプフ
ィールド、長さフィールド、及びデータブロックの和で
あるMuxPDUの総長さをバイト単位で表示した値か
ら1を引いた値に設定する。生成されたデータブロック
が2034ビットより大きい場合は、伝送したサービス
によって<表13>を参考して3ビットのサービス認識
者を付け、3ビットの長さインジケータを‘110’に
設定し、また、16ビットの長さフィールドを前記サー
ビス認識者、長さインジケータ、長さタイプフィール
ド、長さフィールド、及びデータブロックの和であるM
uxPDUの総長さをバイト単位で表示した値から1を
引いた値に設定する。前記多種化/逆多種化制御器は、
<表9>乃至<表12>に示す8ビットの長さフィール
ドと‘100’の長さフィールドとを持つMuxPDU
を生成することもできる。つまり、<表9>乃至<表1
2>に示す最大データブロックのサイズに比べて、どれ
くらい小さいかをバイト単位で表示した8ビットの長さ
フィールドを入れてMuxPDUを生成することができ
る。もし、前記過程から生成されたMuxPDUのサイ
ズが整数でない場合、つまり、MuxPDUの長さがバ
イト単位でない場合は、前記多種化/逆多種化制御器は
前記データブロックを捨てる。生成されたMuxPDU
のサイズが整数である場合、前記多種化/逆多種化制御
器は前記サービス認識者、長さインジケータ、長さタイ
プフィールド、及び長さフィールドを前記データブロッ
クのヘッドに付けてMuxPDUを作る。前記多種化/
逆多種化制御器は、前記生成されたMuxPDUをLT
Uペイロードまたは情報ビットの残りの空間に入れる。
【0086】前記生成されたMuxPDUをLTUのペ
イロードに順次に入れて、残りの部分に対しては前記過
程を繰り返して遂行する。前記過程で、適切なサイズの
データブロックがそれ以上ない場合、前記多種化/逆多
種化制御器はサービス認識者を‘111’に、長さイン
ジケータを‘000’に設定して、残りの部分の最初の
6ビットを入れた後、残りの部分を全部‘0’で詰め
て、LTUペイロードまたは情報ビットに入れる。
【0087】LTUを生成する場合、<表5>または<
表6>に示す個数のLTUを生成すると、前記多種化/
逆多種化制御器は生成されたLTUを全部情報ビットに
順次に入れる。前記多種化/逆多種化制御器は前記<表
5>または<表6>に示すように残りのビット部分を全
部‘0’で詰めて、これを物理チャネル処理器に伝達す
る。
【0088】LTUを生成しない場合、前記過程を通し
て<表3>または<表4>に示す情報ビットを全部詰め
ると、前記多種化/逆多種化制御器はこれを物理チャネ
ル処理器に伝達する。
【0089】図6A乃至図6Cは本発明の実施形態によ
って生成されるLTUのフォーマットを示す。前記LT
Uは物理チャネルを通して伝送される情報フレーム(物
理フレームまたは情報ビット)を構成し、各LTUは多
種化フレームMuxPDUとCRCとからなる。ここで
は、情報フレームがLTUから構成される場合を説明し
ているが、CRCなしで、ただMuxPDUだけで構成
することもできる。LTUに含まれる連続的な多種化フ
レームMuxPDUは、それぞれ与えられた長さ(例:
図5Cに示す744ビット)を持つことができ、各多種
化フレームMuxPDUは図5Bに示すようにヘッダと
次のRLPフレーム(または、データブロック)とから構
成される。この時、前記RLPフレームは伝送データを
含む。本発明において、前記多種化フレームMuxPD
Uの少なくとも1つは複数のサブ多種化フレームから構
成され、各サブ多種化フレームはRLPサービス認識者
フィールド及び伝送データの長さを示す長さインジケー
タフィールドを含むヘッダと、次のデータブロックと、
から構成される。つまり、前記多種化フレームMuxP
DUは、特定サービスのためのデータブロックと前記デ
ータブロックを示すヘッダとから構成される1つのサブ
多種化フレームであることもでき、特定のサービスのた
めのデータブロックと前記データブロックを示すヘッダ
とからそれぞれ構成される複数のサブ多種化フレームで
あることもできる。図6Aは、多種化フレームMuxP
DUが1つのサブ多種化フレームから構成される場合、
つまり、1つのデータブロックだけを含むケースを示
す。図6Bは、多種化フレームMuxPDUが複数のサ
ブ多種化フレームから構成される場合、つまり、複数の
データブロックを含むケースを示す。前記データブロッ
ク(または、RLPフレーム)を生成する動作は図3のR
LP制御器131によって、多種化フレームMuxPD
Uを生成する動作は図3の多種化/逆多種化制御器14
0によって、情報フレーム(または、物理フレーム)を生
成する動作は図2の物理階層処理器150によって遂行
される。
【0090】図6Aを参照すると、1番目のLTUは第
1サービスから738ビットのデータブロックを受信す
るケースで、LTUペイロード(744ビット)よりちょ
うど6ビットが小さいので、サービス認識者を第1サー
ビス‘001’に設定し、長さインジケータは‘00
0’に設定した後、前記受信されたデータブロックでL
TUのペイロードを詰める。ここで、サービス認識者及
び長さインジケータ は多種化フレームMuxPDUの
ヘッダを構成する。‘001’のサービス認識者は、<
表9>乃至<表13>に示すように、次のデータブロッ
クの長さを示す。例えば、<表9>を参照すると、伝送
率集合1でLTUを使用し、伝送率が307200bp
sであると仮定すると、多種化フレームがただ1つのデ
ータブロックで構成され、長さインジケータが‘00
0’である場合、サービスデータブロックの長さは72
8ビットである。
【0091】図6Bを参照すると、2番目のLTUは、
第2サービスから330ビットのデータブロックを受信
するケースで、残りのLTUペイロード(744ビット-330
ビット=414ビット)より14ビット以上小さく、前記<
表12>に示すように全ての伝送率でできる最大サービ
スデータブロックの長さである2034ビットより小さ
いので、サービス認識者を第2サービス‘010’に設
定し、長さインジケータを‘101’に設定した後、長
さフィールドをMuxPDUの全体長さである43バイ
ト(=344ビット)から1を引いた値である‘001010
10(=42)’に設定する。残りの50バイト(400ビッ
ト)のLTUペイロードの部分は、サービスから受信さ
れるデータブロックがないケースで、この時は、フィル
MuxPDUを生成してこの部分に入れる。ここで、サ
ービス認識者及び長さインジケータは多種化フレームM
uxPDUのヘッダを構成する。前記LTU、つまり、
多種化フレームは2つのサブ多種化フレームから構成さ
れる。1番目のサブ多種化フレームで、‘010’のサ
ービス認識者は、次のデータブロックが第2サービスの
ためであることを示す。前記‘101’の長さインジケ
ータ及び‘00101010’の長さフィールドはMu
xPDUに含まれた第2サービスのためのデータブロッ
クの長さを示す。
【0092】2番目のサブ多種化フレームは、前記LT
Uのペイロードに第2サービスのデータブロックとフィ
ルMuxPDUとを入れることによって生成される。
‘111’のサービス認識者は、<表13>に示すよう
に、次のデータブロックがナルサービスのためであるこ
とを示し、‘000’の長さインジケータはナルサービ
スのためのデータブロックの長さを示す。
【0093】図6Cを参照すると、3番目のLTUは、
LTUを生成する時、サービスから何のデータブロック
も受信しないケースで、この時、フィルMuxPDUを
生成して前記LTUに入れる。図6A乃至図6Cに示す
LTUを前記情報ビットに入れて、残りのビットを‘0
00’に設定すると、情報ビット(または、情報フレー
ム)の生成が完了する。
【0094】5.付加チャネルを通した多種化/逆多種
化制御器の受信動作 受信側の多種化/逆多種化制御器は、付加チャネルから
伝送された情報ビットに対して次のように動作する。前
記のような動作は図13の手順で遂行される。
【0095】LTUを使用する情報ビットの場合、<表
5>または<表6>に示す伝送率によってLTUを区分
する。例えば、307.2Kbpsで連結された付加チ
ャネルを通して受信される情報ビットは、<表5>のよ
うに760ビット単位でLTUを区分する。情報ビット
に誤謬がない場合、前記多種化/逆多種化制御器は、そ
れぞれのLTUまたは情報ビットからMuxPDUを区
分する(図13のS40段階)。MuxPDUを区分した
後、前記多種化/逆多種化制御器はデータブロックが伝
達されるサービスのRLPを決定して(S41段階)、該
当するサービスのRLPに受信データブロックを伝達す
る。この時、受信データブロックとともにデータブロッ
クの長さ情報を伝達する(S42、S43段階)。該当す
るサービスのRLPに前記受信されたデータブロック及
び前記データブロックの長さ情報を伝達する動作は、区
分された全てのMuxPDUに対して遂行される。
【0096】情報ビットに誤謬がある場合、多種化/逆
多種化制御器はそれぞれのLTUに対してCRCを検査
する。CRC検査で、誤謬のないLTUに対してはMu
xPDUを区分する。誤謬のあるLTUに対しては、付
加チャネルに論理チャネルが対応される全てのサービス
に損傷したデータブロックが受信されたことを知らせ、
各サービスがLTUで伝送できる、最大の長さのデータ
ブロックのサービスを知らせた後、前記情報ビットを捨
てる。例えば、307.2Kbpsで連結された付加チ
ャネルを通して受信された前記LTUに伝送できる最大
データブロックの長さは、図6A乃至図6Cのように7
38ビットである。
【0097】LTUを使用して生成されない情報ビット
の場合、伝送率が9600bpsまたは14400bp
sであると、前記<表7>または<表8>によってMu
xPDUを区分する。この時、MuxPDUを区分する
方法は、基本チャネルでのように遂行される。ただ、付
加チャネルでは、付加チャネルに論理チャネルが対応さ
れるサービスから受信した一つのデータブロックだけが
MuxPDUに存在できるので、異なるMuxPDUヘ
ッダを持つ情報ビットは損傷したとみなす。
【0098】LTUを使用して生成されない情報ビット
の場合、伝送率が19200bpsまたは28800b
psであると、全体情報ビットに対してMuxPDUを
区分する。もし、情報ビットに誤謬がある場合、前記多
種化/逆多種化制御器は、付加チャネルに論理チャネル
が対応される全てのサービスに損傷したデータブロック
が受信されたことを知らせた後、前記情報ビット捨て
る。
【0099】前記LTUペイロードまたは情報ビットに
対してMuxPDUを区分する場合、前記サービス認識
者、長さインジケータ、及び長さフィールドを通してM
uxPDUが持っているデータブロックが伝達されるべ
きサービスと、受信されたMuxPDUの全体長さと、
を次のように分かる。
【0100】第1、前記受信側の多種化/逆多種化制御
器は、前記LTUペイロードまたは情報ビットのヘッド
からMuxPDUを区分し始める。
【0101】第2、解析中のMuxPDUのサービス認
識者が、<表13>のように‘111’に設定されてい
ると、前記受信側の多種化/逆多種化制御器は、前記L
TUペイロードまたは情報ビットの残りの部分を全部無
視する。
【0102】第3、 解析中のMuxPDUのサービス
認識者が、<表13>のように‘000’に設定されて
いると、前記受信側の多種化/逆多種化制御器は前記L
TUペイロードまたは情報ビットを損傷したものとみな
す。
【0103】第4、解析中のMuxPDUのサービス認
識者が、<表13>のように‘001’と‘110’と
の間の値に設定されており、付加チャネルに論理チャネ
ルが対応されるサービスのいずれか1つを示すと、次の
3ビット長さインジケータを分析する。サービス認識者
が付加チャネルに論理チャネルが対応されるサービスの
いずれか1つを示さない場合、前記多種化/逆多種化制
御器は前記LTUペイロードまたは情報ビットを損傷し
たものとみなす。
【0104】第5、3ビット長さインジケータが‘00
0’であると、前記LTUペイロードまたは情報ビット
の残りの部分が1つのMuxPDUを構成する。従っ
て、残りの部分の長さから6ビットを引いた値を長さに
するMuxPDUからデータブロックを上位サービスに
伝達する。
【0105】第6、3ビット長さインジケータが‘10
0’、‘101’または‘110’であると、次の3ビ
ット長さフィールドを分析する、前記3ビット長さイン
ジケータが‘000’、‘100’、‘101’または
‘110’でないと、前記受信側の多種化/逆多種化制
御器は、前記LTUペイロードまたは情報ビットを損傷
したとみなす。
【0106】第7、3ビット長さタイプフィールドが
‘100’であると、前記LTUペイロードまたは情報
ビットに入れられる最大のサイズのMuxPDUから、
8ビット長さフィールド値に8をかけた値を引いた値に
該当する部分が1つのMuxPDUを構成する。従っ
て、前記MuxPDUから前記14ビットヘッダ部分を
除いた残りの部分を、データブロックとしてデータブロ
ックの長さ情報とともに上位サービスに伝達する。
【0107】第8、3ビット長さタイプフィールドが
‘101’または‘110’である場合、次の8ビット
または16ビットの長さフィールドを分析する。長さビ
ットの値に1を加えた値が、前記LTUペイロードまた
は情報ビットの残りの部分の長さをバイトで表示した値
より大きい場合、前記受信側の多種化/逆多種化制御器
は、前記LTUペイロードまたは情報ビットを損傷した
ものとみなす。
【0108】第9、前記長さフィールド値に1を加えた
値が、前記LTUペイロードまたは情報ビットの残りの
部分の長さをバイトで表示した値より小さいか同じであ
ると、前記値はMuxPDUの長さである。従って、前
記LTUペイロードまたは情報ビットの残りの部分で、
前記求められた値の長さを持つMuxPDUから前記1
4ビットまたは22ビットのヘッダ部分を引いた残りの
部分を、データブロックとしてデータ情報とともに上位
サービスに伝達する。
【0109】最後に、前記MuxPDUを求めた後、前
記LTUペイロードまたは情報ビットの残りの部分があ
ると、残りの部分に対して前記過程を再び遂行する。
【0110】C. 本発明によるRLP制御器の送受信動
作 図3及び図4に示すように、本発明によって遂行される
RLP制御器131の動作は次のように区分される。
【0111】1. RLP制御器のデータ送信動作 RLP制御器131は、前記送信データバッファ122
に貯蔵されたデータストリームを受信して、前記多種化
/逆多種化制御器140がデータブロックを要求する
と、要求されたデータブロックのサイズのRLPフレー
ムを生成する。前記送信データバッファ122に貯蔵さ
れたデータストリームは無限の長さを持つとみなす。従
って、RLP制御器131は、前記データストリームを
開始部分及び終了部分に区別しないで伝送する。
【0112】RLP制御器131は、前記送信データバ
ッファ122に貯蔵されたデータストリームを適切な長
さのブロックに分ける。前記ブロックは同じサイズのブ
ロックも異なるサイズのブロックもものもある。しかし
ながら、前記ブロックのサイズは1バイト以上であり、
最大NDATAバイトまで持つことができる。
【0113】RLP制御器131は、前記ブロックに0
から(NBLOCK−1)までの一連番号を付与する。本発明
では、前記ブロックに付与される一連番号を‘ブロック
一連番号(block sequence number)’という。前記RL
P制御器131は、最初に生成されるブロックに一連番
号0を付与する。前記RLP制御器131は、新しいブ
ロックが生成されると、前のブロックの一連番号から1
が増加した一連番号を付与する。もし、前のブロックに
(NBLOCK−1)の一連番号が付与された場合は、前記R
LP制御器131は、新しいブロックに再び一連番号0
を付与する。
【0114】さらに、RLP制御器131は、新しいブ
ロックのデータバイトに対して0から(NDATA−1)まで
の一連番号を付与する。本発明では、前記データバイト
に付与される一連番号を‘データ一連番号(data sequen
ce number)’という。前記RLP制御器131は、ブロ
ックの最初のデータバイトに一連番号0を付与し、次の
データバイトに前のデータバイトの一連番号から1が増
加した一連番号を付与する。前記のように、各ブロック
は最大NDATAバイトまでデータバイトを持つことができ
るので、0から(NDATA−1)までの一連番号はデータ一
連番号として使用するに十分である。
【0115】前記ブロック一連番号及びデータ一連番号
を利用すると、特定なデータバイトを指定することがで
きるようになる。前記ブロック一連番号及びデータ一連
番号を利用して特定なデータバイトが指定できる方式
を、本発明では‘2次元アドレシング方式(two-dimensi
onal addressing)’という。
【0116】前記多種化/逆多種化制御器140がデー
タブロックを要請すると、RLP制御器131は、適切
なサイズのデータを使用して1番目のブロックの1番目
のバイトからRLPフレームを生成する。この時、前記
RLP制御器131は、受信されたRLPフレームに含
まれたデータセグメントが該当するブロックが何番目の
データであるかを受信側のRLP制御器において分かる
ように、データセグメントのブロック一連番号及びデー
タ一連番号をRLPフレームに入れる。
【0117】前記RLPフレームのブロックのサイズが
DATAバイトより小さい場合、RLP制御器131は、
受信側のRLP制御器において前記伝送されたブロック
の最後が分かるようにRLPフレームを生成するべきで
ある。つまり、伝送されるデータブロックがNDATAバイ
トより小さいデータを持っている場合、前記RLP制御
器131は、ブロックの最後を受信側のRLP制御器に
知らせて、次のブロックを待機するようにする。本発明
では、前記のようにするために‘ブロックエンドインジ
ケータ(block end indicator)’を提案する。つまり、
前記送信側RLP制御器は、前記RLPフレームととも
にブロックエンドインジケータを伝送する。前記RLP
制御器131は、サイズがNDATAバイトより小さいブロ
ックの最終部分を送信する場合、1ビットのブロックエ
ンドインジケータを‘1’に設定し、そうでない場合
は、‘0’に設定する。前記ブロックエンドインジケー
タを‘1’に設定したRLPフレームを受信すると、R
LP制御器131は、次の一連番号を持つブロックの1
番目のデータバイトが到着することを待機する。
【0118】図7は、前記過程の例を示す。図7で、N
DATAは6に仮定する。図7で、RLP制御器131は、
前記多種化/逆多種化制御器140の要請によって5つ
のRLPフレームを生成する。前記多種化/逆多種化制
御器140が6データバイトに入れることのできるデー
タブロックを要請すると、前記RLP制御器131は図
7のRLPフレームAのように1番目のRLPフレーム
を生成する。図7で、一連番号が0である1番目のブロ
ックが、6バイトのデータを持っているので、前記RL
P制御器131は、前記0番のブロックだけでRLPフ
レームを生成することができる。前記RLP制御器13
1は、前記一連番号0番のブロックの一連番号0番のデ
ータバイトから始まるデータセグメントでRLPフレー
ムを生成するので、ブロック一連番号0とデータ一連番
号0をRLPフレームヘッダに表示する。さらに、前記
一連番号0番のブロックのサイズが予め設定されたサイ
ズ(NDATAバイト)の6バイトであるので、前記RLP制
御器131はブロックエンドインジケータを‘0’に設
定する。
【0119】前記多種化/逆多種化制御器140が4バ
イトのデータを入れることのできるデータブロックを要
請すると、前記RLP制御器131は、図7のRLPフ
レームBのように2番目のRLPフレームを生成する。
図7で、1番目のブロックは既に伝送されているので、
前記RLP制御器131は、2番目のブロックである一
連番号1番のブロックを使用してRLPフレームを生成
する。図7で、一連番号1番のブロックが4バイトのデ
ータを持っているので、前記RLP制御器131は、前
記1番のブロックだけでRLPフレームを生成すること
ができる。前記一連番号1番のブロックの一連番号0番
のデータバイトから始まるデータセグメントでRLPフ
レームを生成するので、前記RLP制御器131はブロ
ック一連番号1番とデータ一連番号0番をRLPフレー
ムヘッダに表示する。さらに、前記一連番号1番のブロ
ックのサイズが6バイトより小さい4バイトであり、1
番ブロックの最後の部分(3番のデータバイト)を入れて
送るので、前記RLP制御器131はブロックエンドイ
ンジケータを‘1’に設定する。
【0120】前記多種化/逆多種化制御器140が再び
4バイトのデータを入れることのできるデータブロック
を要請すると、前記RLP制御器131は図7のRLP
フレームCのように3番目のRLPフレームを生成す
る。図7で、1番目と2番目のブロックは既に伝送され
ているので、前記RLP制御器131は3番目のブロッ
クである一連番号2番のブロックを使用してRLPフレ
ームを生成する。図7で、一連番号2番のブロックが6
バイトのデータを持っているので、前記RLP制御器1
31は前記2番のブロックの最初4バイトでRLPフレ
ームを生成する。前記RLP制御器131は、前記一連
番号2番のブロックの一連番号0番のデータバイトから
始まるデータセグメントでRLPフレームを生成するの
で、ブロック一連番号2番とデータ一連番号0番をRL
Pフレームヘッダに表示する。さらに、前記一連番号2
番のブロックのサイズが6バイトであるので、前記RL
P制御器131はブロックエンドインジケータを‘0’
に設定する。
【0121】前記多種化/逆多種化制御器140が再び
4バイトのデータを入れることのできるデータブロック
を要請すると、前記RLP制御器131は図7のRLP
フレームDのように4番目のRLPフレームを生成す
る。図7で、一連番号2番ブロックの最初の4バイトデ
ータ(0番データバイト〜3番データバイト)は既に伝送
されているので、前記RLP制御器131は、3番目の
ブロックである一連番号2番ブロックの5番目のデータ
バイト(4番データバイト)からRLPフレームを生成す
る。図7で、一連番号2番のブロックは伝送されない2
バイトのデータを持っているので、前記RLP制御器1
31は、前記2番ブロックのデータだけではRLPフレ
ームを詰めることができない。従って、前記RLP制御
器131は、次のブロックである一連番号3番のブロッ
クのデータをともに利用してRLPフレームを生成す
る。つまり、前記RLP制御器131は、前記一連番号
2番のブロックの最後2バイトと前記一連番号3番のブ
ロックの最初2バイトとを使用して、総4バイトのデー
タを持つRLPフレームを生成する。前記RLP制御器
131は、前記一連番号2番ブロックの一連番号4番デ
ータバイトから始まるデータセグメントでRLPフレー
ムを生成するので、ブロック一連番号2とデータ一連番
号4とをRLPフレームヘッダに表示する。さらに、前
記一連番号2番ブロックのサイズが6バイトであり、前
記一連番号3番ブロックの最後部分(4番のデータバイ
ト)で詰められていないので、前記RLP制御器131
はブロックエンドインジケータを‘0’に設定する。
【0122】前記多種化/逆多種化制御器140が再び
4バイトのデータを入れることのできるデータブロック
を要請すると、前記RLP制御器131は、図7のRL
PフレームEのように5番目のRLPフレームを生成す
る。図7で、一連番号3番ブロックの最初の2バイト
(0番のデータバイトと1番のデータバイト)は既に伝送
されているので、前記RLP制御器131は、4番目の
ブロックである一連番号3番ブロックの3番目のデータ
バイト(2番データバイト)からRLPフレームを生成す
る。図7で、一連番号3番のブロックは伝送されていな
い3バイトのデータ(2番データ バイト〜4番データバ
イト)を持っており、それ以上のデータがないので、前
記RLP制御器131は、前記3番ブロックのデータだ
けでRLPフレームを生成する。つまり、前記RLP制
御器131は、前記一連番号3番ブロックの最後3バイ
トを使用して総3バイトのデータを持つRLPフレーム
を生成する。前記RLPフレームは、前記一連番号3番
ブロックの一連番号2番データバイトから始まったデー
タセグメントで生成されるので、前記RLP制御器13
1はブ、ロック一連番号3とデータ一連番号2とをRL
Pフレームヘッダに表示する。さらに、前記一連番号3
番ブロックのサイズが6バイトより小さい5バイトであ
り、3番ブロックの最後部分(4番データバイト)が入れ
られているので、前記RLP制御器131はブロックエ
ンドインジケータを‘1’に設定する。
【0123】上述のように、本発明によるRLP制御器
131は、図7のようなデータストリームを複数のRL
Pフレーム(順次フレーム)に分割する。ここで、データ
ストリームは可変長データを持つ複数の順次ブロック(B
LOCK0〜BLOCK3)に分割され、各順次ブロックはバイト長
を持つ複数のサブ順次ブロックに分割される。例えば、
順次ブロックBLOCK0は、それぞれのバイト長を持
つ1から5までのサブ順次ブロックに分割される。前記
RLP制御器131は、前記データストリームをそれぞ
れのヘッドにヘッダを付けた複数のRLPフレームに分
割して伝送する。前記ヘッダは、ブロック一連番号と、
データ一連番号と、ブロックエンドインジケータと、か
ら構成される。前記ブロック一連番号は、該当するRL
Pフレームに含まれる順次サブブロックが属する順次ブ
ロックの固有番号を示すビットの第1セットで、該当す
るRLPフレームの1番目のサブ順次ブロックが属する
順次ブロックの番号である。前記データ一連番号は、該
当するRLPフレームの1番目のサブ順次ブロックの番
号を示すビットの第2セットである。前記ブロックエン
ドインジケータは、1つ以上のRLPフレームに含まれ
る順次ブロックのサイズが予め設定されたサイズ(N
DATAバイト)より小さいか否かを示し、ブロックの最終
部分が含まれる。
【0124】前記RLP制御器131は、伝達されるデ
ータがない場合、ナルデータブロックを伝達する。
【0125】前記RLP制御器131は、前記のような
方法でブロックを生成する時、(生成されたブロックの
一連番号、生成されたブロックに含まれるデータセグメ
ントのサイズ、及び生成されたブロックに含まれるデー
タセグメント)を伝送エントリーに入れて、伝送エント
リーを前記順方向再整列バッファ133に貯蔵する。前
記前記順方向再整列バッファ133は、一定の時間の間
に前記再伝送エントリーを持っており、前記RLP制御
器131が受信側RLP制御器から再伝送の要請を受け
た時は、貯蔵されている再伝送エントリーの中で要請さ
れた一連番号を持つ再伝送エントリーを前記RLP制御
器131に伝達する。前記RLP制御器131は、伝達
される再伝送エントリーに貯蔵されるデータセグメント
の中で受信側RLP制御器が要請したデータ部分を使用
して再伝送する再伝送RLPフレームを生成する。前記
RLP制御器131は、前記再伝送RLPフレームを生
成する時も、新しいデータを伝送するRLPフレームを
生成することと同一な方法でRLPフレームを生成す
る。つまり、前記RLP制御器131は、受信されたR
LPフレームに含まれた該当データセグメントのブロッ
クのデータバイトが、受信側RLP制御器において分か
るように該当データセグメントのブロック一連番号とデ
ータ一連番号とをRLPフレームに入れる。また、新し
いデータを伝送する時のように、前記RLPフレームを
生成する時に伝送するブロックのサイズがNDATAバイト
より小さい場合、前記RLP制御器131は、受信側R
LP制御器において前記伝送されたブロックの最後が分
かるようにするべきである。さらに、前記RLP制御器
131は、受信されたRLPフレームに入っているデー
タセグメントの少なくとも1番目のデータバイトが、再
伝送されたデータバイトであることを受信側RLP制御
器に知らせるべきである。本発明では、前記のような動
作のために再伝送インジケータ(retransmit indicator)
を定義している。例えば、前記送信側RLP制御器は、
RLPフレームに含まれる1番目のバイトが再伝送バイ
トであると、再伝送インジケータを‘1’に設定し、そ
うでないと、‘0’に設定する。前記再伝送インジケー
タが‘1’に設定されたRLPフレームを受信すると、
受信側RLP制御器は再伝送データを処理する手順を遂
行する。
【0126】2.RLP制御器のデータ受信動作 前記多種化/逆多種化制御器が受信されたRLPフレー
ムを伝達する度に、前記RLP制御器131は、受信さ
れたRLPフレームに新しいデータを含んでいるか、そ
れとも、再伝送データを含んでいるかを検査する。前記
のような動作は、前記再伝送インジケータによって遂行
される。受信されたRLPフレームの再伝送インジケー
タが‘0’であると、RLPフレームに新しいデータが
入っているということを意味するので、前記RLP制御
器131は、前記受信されたRLPフレームのブロック
一連番号とデータ一連番号を検査する。前記一連番号が
現在受信待機中のブロック一連番号及びデータ一連番号
と同じである場合は、欠けている新しいデータバイトは
ないことである。従って、前記RLP制御器131は、
受信されたデータセグメントを前記受信データバッファ
124に貯蔵する。もし、同じでない場合、前記RLP
制御器131は送信側RLP制御器に欠けている一連番
号に該当するブロックとデータとを再伝送するように要
請し、前記受信された新しいブロックのデータセグメン
トを前記再整列バッファ138に貯蔵する。
【0127】前記RLP制御器131は、前記欠けてい
る一連番号を次のように決定する。前記2次元アドレシ
ング方式で、前記RLP制御器131は、受信を予想し
たブロック一連番号及びデータ一連番号と、現在受信さ
れた新しいデータセグメントの1番目のバイトのブロッ
ク一連番号及びデータ一連番号と、の間に存在する一連
番号を欠けている一連番号とみなす。従って、RLP制
御器131は、前記受信を予想したブロック一連番号と
データ一連番号とを前記NAKリスト137にNAKエ
ントリーとして貯蔵し、前記ブロック一連番号とデータ
一連番号とを持つデータバイトの次のデータバイトのブ
ロック一連番号とデータ一連番号とを決定する。前記決
定された次のデータバイトのブロック一連番号及びデー
タ一連番号が、前記受信された新しいデータセグメント
の1番目のバイトのブロック一連番号及びデータ一連番
号と同じでない場合、前記RLP制御器131は、前記
決定されたブロック一連番号及びデータ一連番号を前記
NAKリスト137にNAKエントリーとして貯蔵し、
次のデータバイトのブロック一連番号及びデータ一連番
号を再び決定した後、前記過程を繰り返す。もし、次の
データバイトのブロック一連番号及びデータ一連番号
が、前記受信された新しいデータセグメントの1番目の
バイトのブロック一連番号及びデータ一連番号と同じで
ある場合は、前記RLP制御器131はNAKエントリ
ーを追加する過程を終了する。
【0128】前記2次元アドレシング方式で、ブロック
一連番号B_SEQとデータ一連番号D_SEQとを持
つデータバイトが存在する場合、前記データバイトの次
のデータバイトのブロック一連番号B_SEQNEXT
と次のデータ一連番号D_SEQNEXTは、<数式1
>のよって決定される。
【0129】 <数式1> D_SEQNEXT = D_SEQ + 1 (D_SEQ値が(NDATA-1)と同じでない場合) または 0 (D_SEQ値が(NDATA-1)と同じである場合) B_SEQNEXT = B_SEQ + 1 (D_SEQ値が(NDATA-1)と同じでない場合) または (B_SEQ + 1) modulo NBLOCK (D_SEQ値が(NDATA-1)と同じである場合)
【0130】<数式1>で、モジュロ(modulo)演算はモ
ジュロ記号の左値を右値で割った余りを求める演算であ
る。
【0131】前記RLP制御器131は、前記NAKエ
ントリーを、欠けているデータバイトのブロック一連番
号と、欠けているデータバイトのデータ一連番号と、欠
けているデータバイトが受信されたか否かを知らせるイ
ンジケータと、再伝送タイマ(retransmit timer)と、取
り消しタイマ(abort timer)と、から構成して、前記N
AKリスト137に貯蔵する。
【0132】欠けているデータバイトに対してNAKエ
ントリーの追加作業を終了した後、前記RLP制御器1
31は、前記受信されたブロックのデータセグメントの
データバイトのそれぞれに対して、<数式1>を使用し
て自分のブロック一連番号とデータ一連番号とを付与す
る。つまり、前記RLP制御器131は、前記受信され
たブロック一連番号とデータ一連番号とを、受信された
データセグメントの1番目のデータバイトに付与する。
それから、前記RLP制御器131は、受信されたデー
タセグメントの各データバイトに、<数式1>と以前の
データバイトのブロック一連番号とデータ一連番号とを
使用して、ブロック一連番号とデータ一連番号とを付与
する。
【0133】受信されたブロックのデータバイトに一連
番号を付与した後、前記RLP制御器131は、受信さ
れたデータバイトのブロック一連番号と、受信されたデ
ータバイトのデータ一連番号と、受信されたデータバイ
トと、受信されたデータバイトがブロックの最後のデー
タバイトであるか否かを知らせるインジケータと、から
構成された再整列バッファエントリー(resequencing bu
ffer entry)を前記再整列バッファ138に貯蔵して、
欠けているデータバイトが到着すると、全体データが順
次に整列されるようにする。特に、送信側RLP制御器
が、受信されたブロックのサイズがNDATAバイトより小
さく、今回受信されたRLPフレームに前記ブロックの
最後の部分が含まれているということを知らせると、前
記RLP制御器131は受信された最後のデータバイト
に対する前記再整列バッファエントリーを生成する時
に、対応してブロックエンドインジケータを設定する。
【0134】前記新しいデータが入れられたRLPフレ
ームを処理した後、前記RLP制御器131は、下記の
ように次の新しいデータのブロック一連番号とデータ一
連番号とを計算する。つまり、送信側RLP制御器が、
受信されたブロックのサイズがNDATAバイトより小さ
く、今回受信されたRLPフレームにブロックの最後の
部分で詰められているということを知らせる場合、前記
RLP制御器131はブロック一連番号を次の新しいブ
ロックの一連番号として設定し、データ一連番号を0に
設定する。前記のように、前記次の新しいブロックの一
連番号は、前のブロックの一連番号から1が増加した一
連番号である。もし、前のブロックに(NBLOCK−1)の
一連番号が付与された場合、新しいブロックの一連番号
は0になる。もし、送信側RLP制御器が、受信された
ブロックのサイズがNDATAバイトと同じであり、また、
今回受信されたRLPフレームのサイズがNDATAバイト
より小さいブロックの最後の部分を含んでいないことを
知らせる場合、前記RLP制御器131はブロック一連
番号を残しておいて、データ一連番号のみを受信された
データセグメントのサイズの分を増加させる。前記増加
されたデータ一連番号がNDATAより大きくなると、この
ブロックのデータは全て受信されたこととみなす。従っ
て、RLP制御器131は、ブロック一連番号を次の新
しいブロックの一連番号に設定し、データ一連番号を前
記増加されたデータ一連番号とNDATAとの差に設定す
る。
【0135】受信されたRLPフレームの再伝送インジ
ケータが‘1’であると、受信されたRLPフレームが
再伝送されたデータセグメントを持っているので、前記
RLP制御器131は、前記受信されたブロックのデー
タセグメントのそれぞれデータバイトに対して、<数式
1>を使用してブロック一連番号及びデータ一連番号を
付与する。つまり、前記RLP制御器131は、前記受
信されたブロック一連番号及びデータ一連番号を、受信
されたデータセグメントの1番目のデータバイトに付与
する。それから、前記RLP制御器131は、受信され
たデータセグメントの各データバイトに、<数式1>と
前のデータバイトのブロック一連番号とデータ一連番号
とを使用して、該当ブロック一連番号及びデータ一連番
号を付与する。
【0136】前記過程が終わると、前記RLP制御器1
31は、受信されたデータバイトに対して、ブロック一
連番号とデータ一連番号とが一致するNAKリスト13
7のエントリーを検索する。前記検索されたNAKエン
トリーが予め受信されている場合は、前記RLP制御器
131は前記データバイトを捨てる。前記検索されたN
AKエントリーが、まだ受信されていないエントリーの
中で最古のものであると、前記受信されたデータバイト
までは全て受信されていることであるので、前記RLP
制御器131は、前記再整列バッファ138に貯蔵され
た受信された連続的なデータバイトを一連番号の順に整
列した後、前記受信データバッファ124に伝送し、前
記RLP制御器131は、欠けているデータバイトが受
信されたか否かを示すインジケータを、欠けているデー
タバイトは受信されていると示すように設定する。前記
NAKエントリーがまだ受信されていないエントリー中
で最古のものでないと、前記RLP制御器131は、欠
けているデータバイトが受信されたか否かを示すインジ
ケータを、欠けているデータバイトが受信されていると
示すように設定し、受信されたデータバイトを前記再整
列バッファ138に貯蔵する。前記RLP制御器131
は、前記データバイトに対して、受信されたデータバイ
トのブロック一連番号と、受信されたデータバイトのデ
ータ一連番号と、受信されたデータバイトがブロックの
最後のデータバイトであるか否かを示すインジケータ
と、から構成された再整列バッファエントリーを生成し
て、前記再整列バッファ138に貯蔵する。欠けている
前のデータバイトが到着して連続的に一連番号を持つフ
レームが受信されると、前記のように、前記貯蔵された
データは受信データバッファ124伝送される。
【0137】受信されたRLPフレームに対する処理が
終わると、前記RLP制御器131はNAKリスト13
7の各NAKエントリーに対して、再伝送要請に対する
タイマを調節する作業を遂行する。つまり、受信された
RLPフレームに新しく伝送されたデータバイトがある
と、または、送信側RLP制御器が何も伝送しなかった
と判断される場合は、送信側RLP制御器には何の再伝
送要請もなかったことを意味するので、前記RLP制御
器131は再び再伝送要請をするべきである。従って、
前記RLP制御器131は、まだ受信されていないNA
Kエントリーの再伝送タイマまたは取り消しタイマ値を
1減らして、この値が‘0’であると、再び再伝送要請
を行い、‘0’でないと、再伝送要請を放棄して受信さ
れた残りの部分だけを前記受信データバッファ124に
伝達する。
【0138】3. データ送信の前のRLP制御器の動作 動作開始の前に、RLP制御器131は、図3と図4の
ように、L_V(S)レジスタ132と、L_V(R)レジ
スタ136と、L_V(N)レジスタ135と、Eレジス
タ134と、を‘0’に設定する。動作開始の前に、R
LP制御器131は、順方向再整列バッファ133と、
NAKリスト137と、再整列バッファ138と、を空
きにする。最後に、RLP制御器131は再伝送に関連
した全てのタイマをとめる。
【0139】前記RLP制御器131が前記多種化/逆
多種化制御器に伝達することのできるデータブロックの
種類は図8A乃至図8F、図9A乃至図9Bである。図
8A乃至図8Fは、基本チャネルを通して伝送できるR
LPフレームを示し、図9Aと図9Bは、付加チャネル
を通して伝送できるRLPフレームを示す。本発明でR
LPフレームは下記のように称する。図8A乃至図8F
または<表14>のSYNC、SYNC/ACK、AC
K、またはNAKフレームを‘制御フレーム(control f
rame)’と称し、データを含んでいるフレームを‘デー
タフレーム(dataframe)’と称する。前記データフレー
ムは、新しく伝送されるデータ部分が含まれている‘新
しいデータフレーム(new data frame)’と、再伝送され
るデータ部分のみが含まれている‘再伝送データフレー
ム(retransmitted data frame)’と、に分けられる。1
2ビットSEQフィールドのみを持つフレームは‘アイ
ドルフレーム(idle frame)’と称する。
【0140】図8A乃至図8Fで、基本チャネルを通し
て伝送されるデータブロックは、制御フレーム、データ
フレーム、またはアイドルフレームが使用できる。図9
Aと図9Bで、付加チャネルを通して伝送されるデータ
ブロックに対してはデータフレームのみが使用できる。
【0141】前記RLP制御器131は、データを伝送
する前に再設定過程を遂行する。前記RLP制御器13
1は、SYNCフレームをデータブロックとして多種化
/逆多種化制御器140に連続して伝達する。
【0142】前記RLP制御器131は、SYNCフレ
ームを前記多種化/逆多種化制御器140から受信し
て、ナルデータブロックでもSYNCフレームでもない
物理チャネルフレームが受信されるまでSYNC/AC
Kフレームを前記多種化/逆多種化制御器140に連続
して伝送する。
【0143】前記SYNC/ACKフレームが受信され
ると、前記RLP制御器131は前記多種化/逆多種化
制御器140にACKフレームを伝達する。前記RLP
制御器131は、前記多種化/逆多種化制御器140か
ら、ナルデータブロックでもSYNC/ACKフレーム
でもない物理チャネルフレームが受信されるまで、AC
Kフレームを連続して伝達する。前記RLP制御器13
1は、物理チャネルフレームが受信されて、前記受信さ
れたデータブロックがナルデータブロックでなく、SY
NC/ACKフレームでないRLPフレームを持ってい
る場合、データ送信を開始する。
【0144】前記RLP制御器131は、ACKフレー
ムを受信すると、データ送信を開始する。前記RLP制
御器131は、前記多種化/逆多種化制御器140にS
YNC、SYNC/ACK、及びACKフレームを除い
た他のフレームを伝達することができる。
【0145】4. RLP制御器の基本チャネルデータ送
信動作 前記送信側の多種化/逆多種化制御器140は、前記R
LP制御器131に基本チャネルを通して伝送するデー
タブロックを要請して、前記RLP制御器131がフレ
ームを生成するようにする。前記送信側の多種化/逆多
種化制御器140は、前記RLP制御器にデータブロッ
クを要請しながら、前記RLP制御器131が生成する
べきデータブロックのサイズ情報Tも伝送する。本発明
では、前記送信側の多種化/逆多種化制御器140から
要請されたデータブロックのサイズTが、いつも伝送率
集合1における171ビット、または、伝送率集合2に
おける266ビットであると仮定する。
【0146】前記RLP制御器131は、基本チャネル
を通して伝送するデータブロックを、次の優先順位によ
ってデータブロックを生成する。 1. 制御フレーム(SYNC、SYNC/ACK、AC
K、NAKフレーム) 2. 再伝送データフレーム 3. データフレーム 4. アイドルフレーム
【0147】伝送する制御フレームがあると、前記RL
P制御器131は次のように制御フレームを生成する。
SYNC、SYNC/ACK、ACKフレームの場合、
図8Aに示すように、SEQフィールドを‘00000
000’に設定し、CTLフィールドをフレーム種類に
よって設定した後、FCSフィールドを付ける。FCS
フィールドは、RFC−1662規定の多項式(polynom
ial)によって生成された16ビットフレームチェックシ
ーケンス(frame check sequence)である。前記FCSフ
ィールドは、前の全てのビットに対して生成される。前
記RLP制御器131は、前記多種化/逆多種化制御器
から提供されるサイズ情報によって、前記FCSフィー
ルドの次を全部‘0’に設定する。前記RLP制御器1
31は、データブロックの最後の1ビットであるタイプ
(TYPE)フィールドを‘1’に設定した後、生成され
たデータブロックを前記多種化/逆多種化制御器140
に伝達する。
【0148】再伝送されるべきデータがあると、前記R
LP制御器131はNAKフレームを生成して、前記多
種化/逆多種化制御器に伝達する。前記NAKフレーム
は<表14>のような構造を持つ。
【0149】
【表14】
【0150】<表14>で、前記RLP制御器131
は、次のようにNAKフレームを生成する。前記RLP
制御器131は、<表14>のSEQフィールドは‘0
0000000’に、CTLフィールドは‘00011
100’に、また、タイプフィールドは‘1’に設定す
る。前記RLP制御器131は、前記NAK_CONU
Tフィールドを前記NAKフレームに含まれる再伝送要
求の数から1を引いた値に設定する。
【0151】前記RLP制御器131は、前記NAK_
COUNTフィールド値に1を加えた値の再伝送要求を
遂行する。<表14>のように、前記再伝送要求は、N
AK_TYPE_AND_UNITフィールドと、その
フィールド値によってFIRSTフィールド、LAST
フィールドまたはNAK_MAP_SEQフィールド、
NAK_MAPフィールドと、から構成される。前記再
伝送要求のNAK_TYPE_AND_UNITフィー
ルドを‘0001’に設定した場合、前記RLP制御器
131は、連続的に再伝送を要請する1番目のブロック
の最初の一連番号をFIRSTフィールドに入れて、最
後のブロックのブロック一連番号をLASTフィールド
に入れる。
【0152】前記RLP制御器131が前記NAK_T
YPE_AND_UNITフィールドを‘0010’に
設定する場合、再伝送要求はNAK_MAP_SEQフ
ィールドとNAK_MAPフィールドとを持つブロック
に対するNAK・MAP方式によって行われる。幾つか
の不連続ブロックに対する再伝送を要請する時、前記R
LP制御器131は、前記NAK_TYPE_AND_
UNITフィールドを‘0010’に設定し、次のよう
にNAK_MAPフィールドを詰める。前記NAK・M
AP方式によると、再伝送を要請する1番目のブロック
のブロック一連番号をNAK_MAP_SEQフィール
ドに入れ、(NAK_MAP_SEQ+n)モジュロ212
の一連番号に該当するブロックに対して再伝送を要請す
る必要があると、NAK_MAPフィールドの最上位か
らn番目のビットを‘1’に設定する。前記n値は、1
から8までの値を持つことができる。例えば、NAK_
TYPE_AND_UNITフィールドが‘0010’
で、伝送率集合が1である時、NAK_MAP_SEQ
フィールドが0に設定されており、NAK_MAPフィ
ールドが‘10000000’であると、受信したRL
P制御器はブロック一連番号0番のブロック及び1番の
ブロックを再伝送するべきである。
【0153】前記RLP制御器131は、ブロックの一
部分に対する再伝送を要請する時、前記NAK_TYP
E_AND_UNITフィールドを<表15>または<
表16>のように設定することができる。前記RLP制
御器131が前記NAK_TYPE_AND_UNIT
フィールドを<表15>または<表16>のように設定
すると、再伝送要求は、NAK_MAP_SEQフィー
ルドとNAK_MAPフィールドとを持つブロックの一
部分に対するNAK・MAP方式によって行われる。
【0154】
【表15】
【表16】
【0155】前記RLP制御器131は、<表15>ま
たは<表16>を参考してNAK_MAPフィールドと
を詰める。再伝送を要請するブロックのブロック一連番
号をNAK_MAP_SEQフィールドに入れ、<表1
5>または<表16>に示す単位で再伝送を要請するブ
ロックのデータセグメントのデータ一連番号をNAK_
MAPフィールドに入れる。前記NAK_MAPを使用
して、前記RLP制御器131は、NAK_TYPE_
AND_UNITフィールドによって決定された単位が
Uである時、前記NAK_MAPフィールドの最上位ビ
ット(MSB)からn番目のビットが‘1’である度に、
((n−1)*U)から(n*U−1)までのデータ一連番号に
該当する前記ブロックに属するデータバイトに対して再
伝送を要請する。前記n値は1から8までの値を持つこ
とができる。例えば、伝送率集合1に対して、NAK_
TYPE_AND_UNITフィールドが‘0011’
に、NAK_MAP_SEQフィールドが‘0’に、N
AK_MAPフィールドが‘10000000’に設定
されていると、前記フィールド値を受信して、前記RL
P制御器はブロック一連番号0のブロックのデータ部分
で、データ一連番号0から18までのデータバイト、つ
まり、1番目のから19番目までのデータバイトを再伝
送するべきである。
【0156】前記RLP制御器131は、前記ブロック
に属するデータバイトに対する再伝送を要請する時、前
記NAK_TYPE_AND_UNITフィールドを
‘1111’に設定することができる。前記RLP制御
器131が前記NAK_TYPE_AND_UNITフ
ィールドを‘1111’に設定する時、前記再伝送要求
はNAK_MAP_SEQフィールド、FIRSTフィ
ールド、及びLASTフィールドを含む。前記RLP制
御器131は、再伝送を要請するデータセグメントで詰
めたブロックのブロック一連番号をNAK_MAP_S
EQフィールドに入れ、再伝送を要請するデータセグメ
ントの1番目のバイトのデータ一連番号をFIRSTフ
ィールドに入れ、最後のバイトのデータ一連番号をLA
STフィールドに入れる。
【0157】前記RLP制御器131は、前記伝送要求
を前記NAK_COUNTフィールド値に1を加えた値
だけ生成してNAKフレームに入れて、FCSフィール
ドをバイト整列に合わせるために‘0’で詰めた後、F
CSフィールドを詰める。前記FCSフィールドは、R
FC−1662によって規定された多項式(polynomial)
によって生成される16ビットフレームチェックシーケ
ンスである。前記FCSフィールドは前の全てのビット
に対して生成される。前記FCSフィールドを詰めた
後、前記RLP制御器131はデータブロックの残りの
部分に対して‘0’で詰める。
【0158】基本チャネルを通して伝送する新しいデー
タフレームを生成する時、RLP制御器131は次のよ
うに動作する。
【0159】前記RLP制御器131は、以前に定義し
たブロックにある全てのデータバイトを伝送した後、ま
たは、新しいデータフレームを最初に生成する時に、デ
ータストリームの残りのデータに対して新しいブロック
を定義する。本発明で、新しいブロックを定義する方法
は、前記多種化/逆多種化制御器140が要請したデー
タブロックに入れることのできるデータサイズのデータ
セグメントを持つように定義する方式であるモードA(m
ode A)と、前記多種化/逆多種化制御器140が要請し
たデータブロックのサイズに関係なくいつもNDATAバイ
トのデータを持つように定義する方式であるモードB(m
ode B)と、に分けられる。前記RLP制御器131は新
しいブロックを定義する時に、モードAとモードBのう
ち最も適切な方式を選択することができる。また、本発
明では、前記NBLOCKとNDATAとをそれぞれ28と29
に定義する。
【0160】図8A乃至8Fは、基本チャネルを通して
伝送できる使用可能のフレームフォーマットを示す。図
8Aは、SYNC、SYNC/ACK、ACKフレーム
のような制御フレームの伝送フォーマットを示す。図8
B乃至8Eは、データフレームの伝送フォーマットを示
す。最後に、図8Fは、アイドルフレームの伝送フォー
マットを示す。各伝送フォーマットの構造は、下記説明
によってより明確になる。
【0161】前記RLP制御器131は、新しいデータ
で詰められた基本チャネルRLPフレームを生成する
時、21ビット一連番号レジスタL_V(S)132を使
用する。前記RLP制御器131は、前記一連番号レジ
スタL_V(S)132の21ビット値から上位12ビッ
トをブロック一連番号B_SEQに、そして、下位9ビ
ットをデータ一連番号D_SEQに決定する。
【0162】前記RLP制御器131は、前記D_SE
Q値が0でないと、ブロックがまだ伝送しないデータ部
分を持っていると判断する。つまり、前記RLP制御器
131は、前記ブロック一連番号B_SEQに該当する
ブロックのデータ一連番号D_SEQから(NDATA−1)
までのデータバイトが伝送されるべきであると判断す
る。従って、前記RLP制御器131は、前記データセ
グメントを伝送するために、図8Dと図8Eのフレーム
フォーマットを使用する。図8Dのフォーマットは、次
の条件を満足する時に使用できる。
【0163】第1、まだ伝送されていないデータストリ
ームのデータの個数は、図8Dのフォーマットで伝送で
きるデータ個数Bの以上、つまり、伝送率集合1では1
9バイト以上、また、伝送率集合2では31バイト以上
である。
【0164】第2、前記D_SEQ値は、図8Dのフォ
ーマットで伝送できるデータバイトの個数Bの倍数、つ
まり、伝送率集合1では19の倍数、また、伝送率集合
2では31の倍数である。
【0165】前記RLP制御器131は、図8Dのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、まずS
EQフィールドを前記データ部分のブロック一連番号で
あるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。さらに、
前記RLP制御器131は、図8Dのフォーマットで伝
送するデータバイトの個数Bで前記D_SEQ値を割っ
た値にSEGフィールドを設定する。
【0166】前記RLP制御器131は、図8Dのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、タイプ
フィールドを‘1’に、再伝送インジケータであるRE
XMITフィールドを‘0’に、CTLフィールドを
‘01’に設定した後、伝送データをデータ(DATA)
フィールドに入れる。
【0167】前記RLP制御器131は、図8Eのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、前記S
EQフィールドを前記データ部分のブロック一連番号で
あるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。さらに、
前記RLP制御器131は、前記D_SEQ値をSEG
フィールドに設定する。
【0168】前記RLP制御器131は、図8Eのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、タイプ
フィールドを‘1’に、再伝 インジケータであるRE
XMITフィールドを‘0’に、CTLフィールドを
‘1’に設定して、データ(DATA)フィールドに伝送
データを入れた後、LENフィールドを前記入れられた
データの数に設定する。
【0169】前記RLP制御器131は、図8Dまたは
8Eのフォーマットを使用して新しいデータを伝送する
時、ブロックエンドインジケータであるエンドフィール
ドを、次の条件を満足すると‘1’に、満足しないと
‘0’に設定する。
【0170】第1、伝送の後、それ以上伝送しないデー
タがデータストリ−ムに存在しない。
【0171】第2、前記D_SEQに、伝送されるデー
タバイトの個数Nを加えた値が、NDATAまたはその倍数
のいずれか1つと同一でない。
【0172】前記RLP制御器131は、新しいデータ
フレームを伝送した後、次のようにL_V(S)レジスタ
132を更新する。第1、ブロックエンドインジケータ
であるエンドフィールドを‘0’に設定する時、前記過
程で、伝送された新しいデータのサイズがNであると、
前記RLP制御器131は前記L_V(S)レジスタ13
2にN値を加える。
【0173】前記RLP制御器131は、前記D_SE
Q値が0である時、新しいブロックを定義する。前記の
ように、この作業はモードAとモードBとの遂行手順が
それぞれ違う。前記RLP制御器131がモードBによ
って新しいブロックを定義すると、前記RLP制御器1
31は次のように動作する。
【0174】前記RLP制御器131はモードBで、新
しいブロックのサイズを図8Bのフォーマットで伝送で
きるデータ個数B、つまり、伝送率集合1における20
及び伝送率集合2における32と、まだ伝送されていな
いデータストリームのデータの数との内で最小値Mに決
める。前記RLP制御器131は、前記最小値Mが図8
Bのフォーマットで伝送できるデータバイトの個数Bと
同じであると、図8Bのフォーマットを使用し、そうで
ないと、図8Cのフォーマットを使用する。
【0175】前記RLP制御器131は、図8Bのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、まず、
SEQフィールドを前記データ部分のブロック一連番号
であるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。図8B
のフォーマットで伝達されるデータはいつもデータ一連
番号が0番から始まり、そのサイズがNDATAより小さい
ので、ブロックエンドインジケータはいつも‘1’に設
定される。従って、図8Bのフォーマットには前記デー
タ一連番号とブロックエンドインジケータとが含まれて
いないが、受信側RLP制御器は図8Bフォーマットを
受信すると、データ一連番号を0に、ブロックエンドイ
ンジケータを‘1’に認識する。
【0176】前記RLP制御器131は、図8Bフォー
マットを使用して新しいデータを伝送する時、タイプフ
ィールドを‘0’に、再伝送インジケータであるREX
MITフィールドを‘0’に設定した後、データフィー
ルドに伝送データを入れる。
【0177】前記RLP制御器131は、図8Cフォー
マットを使用して新しいデータを伝送する時、まず、S
EQフィールドを前記データ部分のブロック一連番号で
あるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。図8Cの
フォーマットで伝達されるデータはいつもデータ一連番
号が0番から始まり、そのサイズがNDATAより小さいの
で、ブロックエンドインジケータはいつも‘1’に設定
される。従って、図8Cのフォーマットには前記データ
一連番号とブロックエンドインジケータとが含まれてい
ないが、受信側RLP制御器は図8Cのフォーマットを
受信すると、データ一連番号を0に、ブロックエンドイ
ンジケータを‘1’に認識する。
【0178】前記RLP制御器131は、図8Cのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、タイプ
フィールドを‘1’に、再伝送インジケータであるRE
XMITフィールドを‘0’に、CTLフィールドを
‘001’に設定した後、データフィールドに伝送する
データを入れて、LENフィールドを前記データフィー
ルドに入れられたデータのバイト数に設定する。
【0179】前記RLP制御器131は、新しいデータ
フレームを伝送した後、次のようにL_V(S)レジスタ
132を更新する。前記RLP制御器131は、前記L
_V(S)レジスタ132にNDATA値を加える。
【0180】もし、モードBによって新しいブロックを
定義する場合は、前記RLP制御器131は次のように
動作する。モードBで、前記RLP制御器131は新し
いブロックのサイズをNDATAバイトと、まだ伝送されて
いないデータストリームのデータの数との中で最小値M
に決める。前記RLP制御器131は、新しいブロック
のサイズを決定した後、まだ伝送されていないデータ列
のデータから決定されたブロックサイズのデータを、新
しいブロックが持っていることに定義する。前記RLP
制御器131は、前記のように、新しいブロックを定義
した後、定義されたブロックに対して前記ブロックの残
りの部分の伝送手順を遂行する。
【0181】前記RLP制御器131は、新しく定義し
たブロックを受信側の再伝送要請に備えて順方向再整列
バッファ133に貯蔵する。前記RLP制御器131
は、生成されたブロックのブロック一連番号と、生成さ
れたブロックに含まれるデータセグメントのサイズと、
生成されたブロック含まれたデータセグメントと、を再
伝送エントリーに入れて、前記順方向再伝送バッファ1
33に貯蔵する。前記RLP制御器131は、受信側か
ら再伝送が要請される場合、要請されたブロック一連番
号及びデータ一連番号に該当するデータバイトを前記順
方向再整列バッファ133から見つけて再伝送するべき
である。前記RLP制御器131は、再伝送が要請され
たブロック一連番号をブロック一連番号B_SEQに、
伝送するデータセグメントの1番目のバイトのデータ一
連番号をデータ一連番号D_SEQに決定する。
【0182】前記RLP制御器131は、再伝送データ
フレームを伝送する時、図8B乃至図8Eのフォーマッ
トを使用することができる。前記RLP制御器131
は、次の条件を満足する時、図8Bまたは図8Cのフォ
ーマットを使用する。
【0183】第1、再伝送要請はブロック全体に対する
ことである。
【0184】第2、再伝送ブロックのサイズが図8Bの
フォーマットで伝送できるデータバイトの個数B、つま
り、伝送率集合1における20バイト及び伝送率集合2
における32と同じであるか小さい。
【0185】図8Bまたは図8Cのフォーマットを使用
して前記ブロックを再伝送する時、前記RLP制御器1
31は、ブロックのサイズが図8Bのフォーマットで伝
送できるデータバイトの個数Bと同じであると、図8B
のフォーマットを使用し、そうでないと、図8Cのフォ
ーマットを使用する。
【0186】前記RLP制御器131は、図8Bのフォ
ーマットを使用して前記ブロックを再伝送する時、ま
ず、SEQフィールドを前記データ部分のブロック一連
番号であるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。
【0187】前記RLP制御器131は、図8Bのフォ
ーマットを使用して前記ブロックを再伝送する時、タイ
プフィールドを‘0’に、REXMITフィールドを
‘1’に設定した後、データフィールドに再伝送データ
を入れる。
【0188】前記RLP制御器131は、図8Cのフォ
ーマットを使用して前記ブロックを再伝送する時、ま
ず、SEQフィールドを前記データ部分のブロック一連
番号であるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。
【0189】前記RLP制御器131は、図8Cのフォ
ーマットを使用して前記ブロックを再伝送する時、タイ
プフィールドを‘1’に、REXMITフィールドを
‘1’に、CTLフィールドを‘001’に設定し、デ
ータフィールドに伝送データを入れた後、LENフィー
ルドを前記データフィールドに入れられたデータバイト
の数に設定する。
【0190】前記RLP制御器131は、前記条件を満
足しなかった場合、図8Dまたは図8Eのフォーマット
を使用する。前記RLP制御器131は、次の条件を満
足する時、図8Dのフォーマットを使用することができ
る。
【0191】第1、再伝送ブロックのデータセグメント
のサイズが図8Dのフォーマットで伝送できるデータバ
イトの個数B、つまり、伝送率集合1における19バイ
ト、また、伝送率集合2における31バイト以上であ
る。
【0192】第2、再伝送ブロックのデータセグメント
の1番目のデータバイトのデータ一連番号D_SEQ値
が、図8Dのフォーマットで伝送できるデータバイトの
個数B、つまり、伝送率集合1における19と伝送率集
合2における31との倍数である。
【0193】前記RLP制御器131は、図8Dのフォ
ーマットを使用して前記ブロックのデータセグメントを
再伝送する時、まず、SEQフィールドを前記データ部
分のブロック一連番号であるB_SEQの下位8ビット
に設定する。さらに、前記RLP制御器131は、前記
SEQフィールドを図8Dのフォーマットで伝送される
データバイトの個数BでD_SEG値を割った値に設定
する。
【0194】前記RLP制御器131は、図8Dのフォ
ーマットを使用して前記ブロックのデータセグメントを
再伝送する時、タイプフィールドを‘1’に、REXM
ITフィールドを‘1’に、CTLフィールドを‘0
1’に設定した後、データフィールドに再伝送データを
入れる。
【0195】前記RLP制御器131は、図8Eのフォ
ーマットを使用して前記ブロックのデータセグメントを
再伝送する時、まず、SEQフィールドを前記データ部
分のブロック一連番号であるB_SEQ値の下位8ビッ
トに設定する。さらに、前記RLP制御器131は、前
記SEGフィールドを前記D_SEQ値に設定する。
【0196】前記RLP制御器131は、図8Eのフォ
ーマットを使用して前記ブロックのデータセグメントを
再伝送する時、タイプフィールドを‘1’に、REXM
ITフィールドを‘1’に、CTLフィールドを‘1’
に設定し、データフィールドに再伝送データを入れた
後、LENフィールドを前記データフィールドに入れら
れたデータバイトの数に設定する。
【0197】前記RLP制御器131は、図8Dまたは
図8Eのフォーマットを使用してデータを再伝送する
時、ブロックエンドインジケータであるエンドフィール
ドを、次の条件を満足すると‘1’に、そうでないと
‘0’に設定する。
【0198】第1、伝送の後、未伝送のデータがそれ以
上前記ブロックのデータセグメントに存在しない。
【0199】第2、前記D_SEQに伝送データの個数
Nを加えた値が、NDATAまたはその倍数と同じでない。
【0200】前記RLP制御器131は、多種化/逆多
種化制御器140が16ビット、20ビットまたは32
ビットの長さのデータブロックを要請し、新しい伝送デ
ータまたは再伝送データ及び伝送する制御フレームが存
在しない時、図8Fのフォーマットのアイドルフレーム
を伝送することができる。前記アイドルフレームを生成
するために、前記RLP制御器131は、SEQフィー
ルドにL_V(S)レジスタ132の上位12ビット値を
入れる。前記RLP制御器131は残りの部分に0を入
れたデータブロックを、前記多種化/逆多種化制御器1
40に伝達する。
【0201】5.RLP制御器の基本チャネルデータ受
信動作 前記多種化/逆多種化制御器140は、前記RLP制御
器131に受信されたデータブロックのサイズTととも
にデータブロックを提供する。
【0202】前記RLP制御器131は、制御フレーム
の中でSYNC、SYNC/ACK、及びACKフレー
ムを受信すると、前記再設定過程を遂行する。前記RL
P制御器131は、制御フレームの中のNAKフレーム
を受信すると、<表14>によってNAKフレームを解
析して、要請されたブロックやブロックのデータセグメ
ントを再伝送する。
【0203】前記RLP制御器131は、図8B乃至図
8Eのフォーマットの新しいデータフレームを受信する
時、21ビット一連番号レジスタL_V(R)136を使
用する。前記RLP制御器131は、前記一連番号レジ
スタL_V(R)136の21ビット値の上位12ビット
を、伝送を待機するブロック一連番号B_SEQRとし
て、また、下位9ビットを、伝送を待機するデータ一連
番号D_SEQRとして決定する。まず、前記RLP制
御器131は、受信されたフレームの8ビットSEQフ
ィールド値及び前記L_V(R)レジスタ136を使用し
て、<数式2>を適用してブロック一連番号B_SEQ
を求める。
【0204】 <数式2> B_SEQ=[B_SEQR+{28+SEQ-(B_SEQR modulo 28)} modulo 28] modulo 212
【0205】前記RLP制御器131は、図8Bまたは
図8Cのフォーマットで新しいデータフレームを受信し
た時、受信されたデータセグメントの1番目のデータバ
イトのデータ一連番号を‘0’に決定する。前記RLP
制御器131は、図8Bまたは図8Cのフォーマットの
新しいデータ フレームを受信した時、ブロックエンド
インジケータであるエンド値を‘1’に決定する。
【0206】前記RLP制御器131は、図8Dのよう
なフォーマットの新しいデータフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを、受信されたフレームの5
ビットSEGフィールド値に図8Dのようなフォーマッ
トで伝送できるデータ個数Bをかけた値に決定する。
【0207】前記RLP制御器131は、図8Eのよう
なフォーマットの新しいデータフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを、受信されたフレームの9
ビットSEGフィールド値に決定する。
【0208】前記RLP制御器131は、図8Dまたは
図8Eのようなフォーマットの新しいデータフレームを
受信した時、エンドフィールド値を受信されたフレーム
の1ビットエンドフィールド値に決定する。
【0209】前記RLP制御器131は、図8B乃至図
8Eのようなフォーマットの再伝送データフレームを受
信した時、図4に示すNAKリスト137を持っている
べきである。前記のように、前記NAKリスト137の
各NAKエントリーは、欠けているデータバイトのブロ
ック一連番号と、欠けているデータバイトのデータ一連
番号と、欠けているデータバイトが受信されたか否かを
知らせるインジケータと、再伝送タイマと、取り消しタ
イマと、から構成される。前記RLP制御器131は、
12ビットブロック一連番号値の下位8ビット値と、前
記受信された再伝送フレームの8ビットSEQフィール
ドに入った値と、が一致するNAKエントリーを見つけ
る。もし、該当NAKエントリーを見つけた場合、前記
RLP制御器131は、前記NAKエントリーに貯蔵さ
れたブロック一連番号B_SEQを、受信されたデータ
セグメントのブロック一連番号に決定する。また、該当
エントリーを見つけなかった場合、前記RLP制御器1
31は、前記受信されたフレームを捨てる。
【0210】前記RLP制御器131は、図8Bまたは
図8Cのようなフォーマットの再伝送データフレームを
受信した時、受信されたデータセグメントの1番目のデ
ータバイトのデータ一連番号D_SEQを‘0’に決定
する。
【0211】前記RLP制御器131は、図8Bまたは
図8Cのような再伝送データフレームを受信した時、エ
ンドフィールド値を‘1’に決定する。
【0212】前記RLP制御器131は、図8Dのよう
なフォーマットの再伝送データフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを、受信されたフレームの5
ビットSEGフィールドに図8Dのようなフォーマット
で伝送できるデータ個数Bをかけた値に決定する。
【0213】前記RLP制御器131は、図8Eのよう
なフォーマットの再伝送データフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを、受信されたフレームの9
ビットSEGフィールド値に決定する。
【0214】前記RLP制御器131は、図8Dまたは
図8Eのようなフォーマットの再伝送データフレームを
受信した時、エンドフィールド値、受信されたフレーム
の1ビットエンドフィールド値に決定する。
【0215】前記RLP制御器131は、図8B乃至図
8Eのようなフォーマットのフレームを受信した時、受
信されたデータセグメントの1番目のデータバイトのデ
ータ一連番号を、前記過程から求めたD_SEQフィー
ルド値に設定する。受信されたデータセグメントの1番
目のデータバイトのブロック一連番号B_SEQ及びデ
ータ一連番号D_SEQを求めると、前記RLP制御器
131は、残りのデータバイトの一連番号を<数式1>
で計算することができる。
【0216】前記RLP制御器131は、受信されたデ
ータセグメントの各データバイトを処理する時、21ビ
ット一連番号レジスタであるL_V(N)レジスタ135
を使用する。前記RLP制御器131は、前記一連番号
L_V(N)レジスタ135の21ビット値から上位12
ビットを、再伝送を待機するブロック一連番号 B_S
EQNに、また、下位9ビットを、再伝送を待機するデ
ータ一連番号D_SEQNに決定する。前記RLP制御
器131は、受信されたデータセグメントの各データバ
イトのブロック一連番号及びデータ一連番号を<表17
>のように判断する。
【0217】
【表17】
【0218】前記RLP制御器131は、受信されたデ
ータセグメントの各データバイトのブロック一連番号と
データ一連番号の対<B, D>と、前記<B_SEQ
R, D_SEQR>、<B_SEQN, D_SEQN>
とを、<表17>を使用して次のように比較する。ここ
で、SEQRは次に予想されるブロック一連番号とデー
タ一連番号とを貯蔵するL_V(R)レジスタ136に貯
蔵される21ビット一連番号値である。B_SEQRは
SEQRの12上位ビットの一連番号で、D_SEQは
SEQRの9下位ビットの一連番号である。前記SEQ
Nは、まず再伝送されるべきブロック一連番号及びデー
タ一連番号を貯蔵するL_V(N)レジスタ135に貯蔵
される21ビットの一連番号値である。B_SEQN
は、前記SEQNの上位12ビットの一連番号であり、
D_SEQNは前記SEQNの下位9ビットの一連番号
である。
【0219】第1、<B, D>が、<B_SEQN, D
_SEQN>より大きいか同じであり、<B_SEQ
R, D_SEQR>より小さい場合、前記RLP制御器
131はこれを再伝送データとみなす。
【0220】第2、<B, D>が<B_SEQR, D_
SEQR>より大きいか同じであり、B値がB_SEQ
RにEレジスタ134を加えた値を28でモジュロ演算
した値より小さい場合、前記RLP制御器131は、こ
れを新しいデータとみなす。
【0221】第3、<B, D>が、<B_SEQR, D
_SEQR>にEレジスタ134を加えた値を28でモ
ジュロ演算した値より大きいか同じであると、前記RL
P制御器131は、これを重複されたデータとみなす。
【0222】前記RLP制御器131は、前記重複され
たデータとみなしたデータバイトに対しては、予め受信
されたデータであるので捨てる。
【0223】前記RLP制御器131は、前記受信され
たデータバイトが新しいデータバイトまたは再伝送デー
タバイトとみなされた場合、次の動作を遂行する。
【0224】第1、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQN, D_SEQN>より大きいか同じ
であり、<B_SEQR, D_SEQR>より小さい場
合は、前記RLP制御器131は、前記のように、受信
されたデータバイトのブロック一連番号、受信されたデ
ータバイトのデータ一連番号、受信されたデータバイ
ト、及び受信されたデータバイトがブロックの最後のデ
ータバイトであるか否かを示すインジケータから構成さ
れた再整列バッファエントリーを生成して、前記受信さ
れたデータバイトを再整列バッファ138に貯蔵する。
前記受信されたデータバイトがブロックの最後のデータ
バイトであるか否かを示すインジケータは、前記データ
バイトが受信されたデータセグメントの最後のデータバ
イトで、前記エンド値が‘1’に設定されていると、
‘最後’であることを示すように設定する。この時、前
記<B, D>が<B_SEQN, D_SEQN>と同じ
であると、前記RLP制御器131は、再整列バッファ
138に貯蔵された再整列バッファエントリーの中で、
一連番号<B_SEQN, D_SEQN>を持つ再整列
バッファエントリーから連続的に伝達できる一連番号を
持つ再整列バッファエントリーまで、貯蔵されたデータ
バイトを順次に受信データバッファに伝達する。ここ
で、伝達された最後のデータバイトが属する再整列バッ
ファエントリーの受信されたデータバイトがブロックの
最後のデータバイトであるか否かを示すインジケータ
が、最後のバイトであることを示す値に設定されている
と、前記RLP制御器131は、前記L_V(N)レジス
タ135の上位12ビットを、前記再整列バッファエン
トリーに貯蔵されたブロック一連番号の次のブロック一
連番号に設定し、下位9ビットを‘0’に設定する。も
し、前記インジケータが最後のバイトであることを示さ
ない場合、前記RLP制御器131は、<B_SEQ
N,D_SEQN>を<数式1>を使用して最後に伝送
されたデータバイトの次のデータバイトを示すように設
定した後、前記L_V(N)レジスタ135の上位12ビ
ットと下位9ビットを、それぞれB_SEQN値とD_
SEQN値に設定する。前記RLP制御器131は、前
記受信されたデータバイトと同一なブロック一連番号及
びデータ一連番号を持つNAKエントリーに、待機する
データフレームが受信されたことを記録する。
【0225】第2、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQR, D_SEQR>と同じで、<B_
SEQR, D_SEQR>が<B_SEQN, D_SE
QN>と同じである場合、前記RLP制御器131は、
<B_SEQR, D_SEQR>と<B_SEQN, D
_SEQN>との両方とも次のデータバイトを示すよう
に<数式1>を使用して増加させる。この時、前記デー
タバイトが受信されたデータセグメントの最後のデータ
バイトであり、前記エンド値が‘1’に設定されている
と、前記RLP制御器131は、前記L_V(N)レジス
タ135の上位12ビットを前記B_SEQN値の次の
ブロック一連番号に設定し、下位9ビットは‘0’に設
定した後、同様に、前記L_V(R)レジスタ136の上
位12ビットを前記B_SEQR値の次のブロック一連
番号に設定し、下位9ビットは‘0’に設定する。そう
でないと、前記RLP制御器131は、前記L_V(N)
レジスタ135の上位12ビットと下位9ビットとを、
前記B_SEQN値とD_SEQN値とにそれぞれ設定
し、前記L_V(R)レジスタ136の上位12ビットと
下位9ビットとを、前記B_SEQR値とD_SEQR
値とにそれぞれ設定する。前記RLP制御器131は、
前記受信されたデータバイトを受信データバッファに伝
達する。
【0226】第3、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQR, D_SEQR>と同じで、<B_
SEQR, D_SEQR>が<B_SEQN, D_SE
QN>と同じでない場合、前記RLP制御器131は、
<B_SEQR, D_SEQR>を<数式1>を使用し
て次のデータバイトを示すように増加させる。この時、
前記データバイトが受信されたデータセグメントの最後
のデータバイトであり、前記エンド値が‘1’に設定さ
れていると、前記RLP制御器131は、前記L_V
(R)レジスタ136の上位12ビットを前記B_SEQ
R値の次のブロック一連番号に設定し、下位9ビットを
‘0’に設定する。そうでないと、前記RLP制御器1
31は、前記L_V(R)レジスタ136の上位12ビッ
トと下位9ビットとを、前記B_SEQR値とD_SE
QR値とにそれぞれ設定する。この場合、前記RLP制
御器131は、前記受信されたデータバイトを、受信さ
れたデータバイトのブロック一連番号、受信されたデー
タバイトのデータ一連番号、受信されたデータバイト、
及び受信されたデータバイトがブロックの最後のデータ
バイトであるか否かを示すインジケータから構成された
再整列バッファエントリーを生成して、前記受信された
データバイトを再整列バッファ 138に貯蔵する。前
記受信されたデータバイトがブロックの最後のデータバ
イトであるか否かを示すインジケータは、前記データバ
イトが受信されたデータセグメントの最後のデータバイ
トであり、前記エンド値が‘1’に設定されていると、
‘最後’を指示するように設定する。
【0227】第4、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQR, D_SEQR>より大きい場合、
前記RLP制御器131は、<B, D>の以前のデータ
バイトに対する<B_SEQR, D_SEQR>の再伝
送を要請するために、NAKリスト137に各データバ
イトに対するエントリーを生成する。前記のように、各
エントリーは、欠けているデータバイトのブロック一連
番号、欠けているデータバイトのデータ一連番号、欠け
ているデータバイトが受信されたか否かを示すインジケ
ータ、再伝送タイマ、及び取り消しタイマから構成され
る。また、前記RLP制御器131は、受信されたデー
タバイトを再整列バッファ138に貯蔵し、<B_SE
QR, D_SEQR>を、データバイトを示すように<
数式1>を使用して増加させる。この時、前記データバ
イトが、受信されたデータセグメントの最後のデータバ
イトであり、前記エンド値が‘1’に設定されている場
合、前記RLP制御器131は、前記L_V(R)レジス
タ136の上位12ビットを前記B_SEQR値の次の
ブロック一連番号に設定し、下位9ビットを‘0’に設
定する。そうでないと、前記RLP制御器131は、前
記L_V(R)レジスタ136の上位12ビットと下位9
ビットとを、前記B_SEQR値とD_SEQR値とに
それぞれ設定する。
【0228】一方、前記RLP制御器131は、図8F
のようなフォーマットのアイドルフレームを受信する
と、ブロック一連番号B_SEQを12ビットSEQフ
ィールド値に設定し、データ一連番号D_SEQを
‘0’に設定する。前記RLP制御器131は、前記受
信されたアイドルフレームの<B_SEQ, D_SEQ
>が前記<B_SEQR, D_SEQR>より大きい場
合、<B_SEQR, D_SEQR>の以前データバイ
トに対して<B_SEQ, D_SEQ>の以前データバ
イトの再伝送を要請するために、NAKリスト137に
各データバイトに対するエントリーを生成する。前記の
ように、各エントリーは、欠けているデータバイトのブ
ロック一連番号、欠けているデータバイトのデータ一連
番号、欠けているデータバイトが受信されたか否かを知
らせるインジケータ、再伝送タイマ、及び取り消しタイ
マから構成される。また、前記RLP制御器131は、
前記L_V(R)レジスタ136の上位12ビットを前記
B_SEQR値の次のブロック一連番号に設定し、下位
9ビットを‘0’に設定する。前記RLP制御器131
は、前記受信されたアイドルフレームの<B_SEQ,
D_SEQ>が<B_SEQR, D_SEQR>より小
さい場合、前記再設定過程を遂行する。
【0229】前記RLP制御器131は、前記多種化/
逆多種化制御器が損傷したデータブロックの受信を知ら
せると、Eレジスタ134に貯蔵された値を1増加させ
て、再びEレジスタ134に貯蔵する。この時、前記増
加されたEレジスタ134の値にB_SEQR値を加え
てモジュロ28演算を遂行した結果が、前記B_SEQ
Nより大きい場合、前記RLP制御器131は前記再設
定過程を遂行する。
【0230】前記RLP制御器131は、正しく受信さ
れ、ナルデータブロックでないデータブロックが存在
し、または、前記多種化/逆多種化制御器が何のフレー
ムも受信されなかったことを知らせると、前記Eレジス
タ134を‘0’に設定する。
【0231】6. RLP制御器の付加チャネルデータ送
信動作 前記送信側の多種化/逆多種化制御器140は、前記R
LP制御器131がフレームを生成するように、前記R
LP制御器131に付加チャネルを通して伝送するデー
タブロックを要請する。さらに、前記送信側の多種化/
逆多種化制御器140は、前記RLP制御器131が生
成するべきデータブロックのサイズ情報Tを前記RLP
制御器131に伝送する。
【0232】前記RLP制御器131は、下記優先順位
に従い、付加チャネルを通して伝送するデータブロック
を生成する。 第1、再伝送データフレーム 第2、データフレーム
【0233】前記RLP制御器131が付加チャネルを
通して伝送する新しいデータフレームを生成する時は、
次のように動作する。
【0234】前記RLP制御器131は、新しいデータ
フレームを最初に生成する時、または、以前に定義した
ブロックの全てのデータバイトを伝送した時は、データ
ストリームの残りのデータに対して新しいブロックを定
義する。本発明では、新しいブロックを定義する方法に
おいて、前記基本チャネルでのように、モードAとモー
ドBとに分けられる。モードAは、前記多種化/逆多種
化制御器140が要請したデータブロックに入れること
のできるデータのサイズのデータセグメントを新しいブ
ロックが持つように定義する方式であり、モードBは、
前記多種化/逆多種化制御器140が要請したデータブ
ロックのサイズに関係なく、いつもNDATAバイトのデー
タを持つように定義する方式である。前記RLP制御器
131は、新しいブロックを定義する時、モードAとモ
ードBのうちで適切な方式を選択することができる。
【0235】図9Aと図9Bは、モードAとBで付加チ
ャネルを通して伝送できるフレームフォーマットを示
す。前記モードBで生成された新しいデータフレーム
は、図9Aのフォーマットを持つことができる。前記モ
ードAで生成された新しいデータフレームは、図9Bの
フォーマットを持つことができる。前記RLP制御器1
31は、新しいデータが入れられた付加チャネルRLP
フレームを生成する時、21ビット一連番号レジスタL
_V(S)132を使用する。前記RLP制御器131
は、前記一連番号レジスタL_V(S)132の21ビッ
ト値の上位12ビットをブロック一連番号B_SEQ
に、また、下位9ビットをデータ一連番号D_SEQに
決定する。
【0236】図9Aを参照すると、付加チャネルを通し
て伝送できるデータフレームは、1ビットのタイプ(T
YPE)フィールドと、1ビットの再伝送インジケータ
(REXMIT)フィールドと、8ビットSEQ(一連番
号)フィールドと、データ(DATA)フィールドと、か
ら構成される。
【0237】図9Bを参照すると、付加チャネルを通し
て伝送できるデータフレームは、1ビットのタイプフィ
ールドと、1ビットの再伝送インジケータ(REXMI
T)フィールドと、9ビットのデータ一連番号(SEG)
フィールドと、1ビットのブロックエンドインジケータ
(END)フィールドと、6ビットの予約(RSVD)フィ
ールドと、8ビットのブロック一連番号(SEQ)フィー
ルドと、データ(DATA)フィールドと、から構成され
る。
【0238】前記RLP制御器131は、前記過程から
決定されたD_SEQ値が‘0’でない場合、まだ伝送
しないブロックのデータ部分があると判断する。つま
り、前記RLP制御器131は、前記ブロック一連番号
B_SEQに該当するブロックのデータ一連番号D_S
EQから(NDATA−1)までのデータバイトが伝送される
べきであると判断する。従って、前記RLP制御器13
1は、前記データセグメントを伝送するために図9Bの
フォーマットを使用する。
【0239】前記RLP制御器131は、図9Bのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、まずS
EQフィールドを前記データ部分のブロック一連番号で
あるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。さらに、
前記RLP制御器131は、前記SEGフィールドを前
記D_SEQ値に設定する。
【0240】前記RLP制御器131は、図9Bのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、タイプ
フィールドを‘1’に、再伝送インジケータであるRE
XMITフィールドを‘0’に設定した後、データフィ
ールドに再伝送データを入れる。
【0241】前記RLP制御器131は、図9Bのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、次の条
件を満足すると、ブロックエンドインジケータ(END)
フィールドを‘1’に、そうでないと、‘0’に設定す
る。
【0242】第1、伝送の後、それ以上伝送データがデ
ータストリームに残っていない。
【0243】第2、前記D_SEQ値に伝送したデータ
の個数Nを加えた値が、NDATAまたはその倍数のいずれ
か1つと同じでない。
【0244】前記RLP制御器131は、前記過程で新
しいデータフレームを伝送した後、L_V(S)レジスタ
132を更新する。前記RLP制御器131は、伝送さ
れた新しいデータのサイズがNであると、下記のよう
に、前記L_V(S)レジスタ132の値にN値を加え
る。第1、前記過程で、ブロックエンドインジケータで
あるエンドフィールドを‘1’に設定する時、伝送され
た新しいデータのサイズがNであると、前記RLP制御
器131は前記L_V(S)レジスタ132にN値を加え
る。第2、前記過程で、ブロックエンドインジケータで
あるエンドフィールドを‘0’に設定する時、前記RL
P制御器131は前記L_V(S)レジスタ132の上位
12ビット値に‘1’を加え、前記L_V(S)レジスタ
132の下位9ビットの値を‘0’に設定する。
【0245】前記RLP制御器131は、前記D_SE
Q値が0であると、新しいブロックを定義する。前記の
ように、この動作はモードAとモードBとにおいて、相
違して遂行される。前記RLP制御器131がモードB
によって新しいブロックを定義すると、前記RLP制御
器131は次のように動作する。
【0246】前記モードBで、前記RLP制御器131
は、新しいブロックのサイズを、図9Aのフォーマット
で伝送できるデータバイトの個数、つまり、まだ伝送さ
れないデータストリームのデータバイトの個数の中で最
小値Mに決定する。
【0247】前記RLP制御器131は、図9Aフォー
マットを使用して新しいデータを伝送する時、まずSE
Qフィールドを前記データ部分のブロック一連番号であ
るB_SEQ値の下位8ビットに設定する。図9Aのフ
ォーマットで伝達されるデータは、常にデータ一連番号
が0から始まり、そのサイズがNDATAより小さいので、
ブロックエンドインジケータも常に‘1’に設定され
る。従って、図9Aフォーマットには、前記データ一連
番号及びブロックエンドインジケータが含まれていない
が、受信側RLP制御器は、図9Aのフォーマットを受
信すると、データ一連番号を‘0’に、ブロックエンド
インジケータを‘1’に認識する。
【0248】前記RLP制御器131は、図9Aのフォ
ーマットを使用して新しいデータを伝送する時、タイプ
フィールドを‘0’に、再伝送インジケータであるRE
XMITフィールドを‘0’に設定した後、データフィ
ールドに伝送データを入れる。
【0249】前記RLP制御器131は、新しいデータ
を伝送した後、次のように、L_V(S)レジスタ132
を更新する。前記RLP制御器131は、前記L_V
(S)レジスタ132にNDATA値を加える。
【0250】RLP制御器131がモードBによって新
しいブロックを定義する場合、前記RLP制御器131
は、次のように動作する。前記RLP制御器131は、
モードBで、新しいブロックのサイズを、NDATAバイト
とまだ伝送されていないデータストリームのデータバイ
トの個数とのうちで最小値Mに決定する。前記RLP制
御器131は、新しいブロックのサイズを決定した後、
まだ伝送されていないデータストリームのデータバイト
から決定されたブロックサイズのデータを、新しいブロ
ックが持っていることと定義する。前記RLP制御器1
31は、前記のように、新しいブロックを定義した後、
前記ブロックの残りの部分を伝送する手順を遂行する。
【0251】前記RLP制御器131は、新しく定義し
たブロックを受信側の再伝送要請に備えて順方向再整列
バッファ133に貯蔵する。
【0252】前記RLP制御器131は、再伝送データ
フレームを伝送する時、図9Aまたは図9Bのフォーマ
ットを使用することができる。前記RLP制御器131
は、次の条件を満足する時に、図9Aのフォーマットを
使用する。
【0253】第1、伝送要請はブロック全体に対するこ
とである。
【0254】第2、再伝送ブロックのサイズが、図9A
のフォーマットで伝送できるデータバイトの個数B、つ
まり、前記多種化/逆多種化制御器140が要請したデ
ータブロックのサイズTからRLPヘッダの10ビット
を引いた値と同じであるか、小さい。
【0255】前記RLP制御器131は、図9Aのフォ
ーマットを使用して前記ブロックを再伝送する時、ま
ず、SEQフィールドを前記データ部分のブロック一連
番号であるB_SEQ値の下位8ビットに設定する。前
記RLP制御器131は、図9Aのフォーマットを使用
して前記ブロックを再伝送する時、タイプフィールドを
‘0’に、REXMITフィールドを‘1’に設定した
後、データフィールドを再伝送するデータで詰める。前
記RLP制御器131は、前記条件を満足しない場合、
図9Bのフォーマットを使用する。
【0256】前記RLP制御器131は、図9Bのフォ
ーマットを使用して前記ブロックのデータセグメントを
再伝送する時、まずSEQフィールドを前記データ部分
のブロック一連番号であるB_SEQ値の下位8ビット
に設定する。さらに、前記RLP制御器131は、前記
SEGフィールドを前記D_SEQ値に設定する。
【0257】前記RLP制御器131は、図9Bのフォ
ーマットを使用して前記データを再伝送する時、タイプ
フィールドを‘1’に、REXMITフィールドを
‘1’に設定した後、データフィールドに再伝送データ
を入れる。
【0258】前記RLP制御器131は、図9Bのフォ
ーマットを使用してデータを再伝送する時、次の条件を
満足すると、エンドフィールドを‘1’に、満足しない
と‘0’に設定する。
【0259】第1、伝送の後、前記ブロックのデータセ
グメントにまだ再伝送されていないデータが存在しな
い。
【0260】第2、前記D_SEQに伝送されたデータ
バイトの個数Nを加えた値が、NDATAまたはその倍数の
いずれか1つと同一でない。
【0261】前記RLP制御器131は、新しいデー
タ、再伝送データ、または伝送する制御フレームがない
場合、ナルデータブロックを前記多種化/逆多種化制御
器140に伝達する。
【0262】7. RLP制御器の付加チャネルデータ受
信動作 前記多種化/逆多種化制御器140は、前記RLP制御
器131にデータブロックとともに前記受信されたデー
タブロックのサイズTの情報を提供する。
【0263】前記RLP制御器131は、図9Aまたは
図9Bのようなフォーマットの新しいデータフレームを
受信する時、21ビット一連番号L_V(R)レジスタ1
36を使用する。前記RLP制御器131は、前記一連
番号L_V(R)レジスタ136の21ビット値の上位1
2ビットを、伝送を待機するブロック一連番号B_SE
QRに、下位9ビットを、伝送を待機するデータ一連番
号D_SEQRに決定する。まず、前記RLP制御器1
31は、受信されたフレームの8ビットSEQフィール
ド及び前記L_V(R)レジスタ136を使用し、<数式
2>を通してブロック一連番号B_SEQを求める。
【0264】前記RLP制御器131は、図9Aのよう
なフォーマットの新しいデータフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを‘0’に決定する。前記R
LP制御器131は、図9Aのようなフォーマットの新
しいデータフレームを受信した時、ブロックエンドイン
ジケータであるエンドフィールドを‘1’に決定する。
【0265】前記RLP制御器131は、図9Bのよう
なフォーマットの新しいデータフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを、受信されたフレームの9
ビットSEGフィールド値に決定する。前記RLP制御
器131は、図9Bのようなフォーマットの新しいデー
タフレームを受信した時、エンドフィールド値を受信さ
れたフレームの1ビットエンドフィールド値に決定す
る。
【0266】前記RLP制御器131は、図9Aまたは
図9Bのようなフォーマットの再伝送データフレームを
受信した時、前記基本チャネルでのように、NAKリス
ト137を持つべきである。前記RLP制御器131
は、12ビットブロック一連番号値の下位8ビット値
と、前記受信された再伝送フレームの8ビットSEQフ
ィールドに入れられた値が一致するNAKエントリーを
探す。もし、該当NAKエントリーが存在する場合、前
記RLP制御器131は、前記NAKエントリーに貯蔵
されたブロック一連番号B_SEQ値を、受信されたデ
ータセグメントのブロック一連番号に決定する。前記の
ようなエントリーが存在ない場合、前記RLP制御器1
31は前記受信されたフレームを捨てる。
【0267】前記RLP制御器131は、図9Aのよう
なフォーマットの再伝送データフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを‘0’に決定する。前記R
LP制御器131は、図9Aのようなフォーマットの再
伝送データフレームを受信した時、エンド値を‘1’に
決定する。
【0268】前記RLP制御器131は、図9Bのよう
なフォーマットの再伝送データフレームを受信した時、
受信されたデータセグメントの1番目のデータバイトの
データ一連番号D_SEQを、受信されたフレームの9
ビットSEGフィールド値に決定する。前記RLP制御
器131は、図9Bのようなフォーマットの再伝送デー
タフレームを受信した時、エンドフィールド値を受信さ
れたフレームの1ビットエンドフィールド値に決定す
る。
【0269】前記RLP制御器131は、図9Aまたは
図9Bのフォーマットのフレームを受信した時、受信さ
れたデータセグメントの1番目のデータバイトのデータ
一連番号を前記過程から求めたD_SEGフィールド値
に設定する。前記RLP制御器131は、受信されたデ
ータセグメントの1番目のデータバイトのブロック一連
番号B_SEQ及びデータ一連番号D_SEQを求めた
後、残りのデータバイトの一連番号を<数式1>を通し
て求める。
【0270】前記RLP制御器131は、受信されたデ
ータセグメントのデータバイトを処理する時、21ビッ
ト一連番号レジスタであるL_V(N)レジスタ135を
使用する。前記RLP制御器131は、前記一連番号L
_V(N)レジスタ135の21ビット値の上位12ビッ
トを、再伝送を待機するブロック一連番号B_SEQN
に、また、下位9ビットを、再伝送を待機するデータ一
連番号D_SEQNに決定する。前記RLP制御器13
1は、受信されたデータセグメントの各データバイトの
ブロック一連番号及びデータ一連番号を<表17>に基
づいて決定する。
【0271】前記RLP制御器131は、<表17>を
使用して、受信された各データセグメントのデータバイ
トブロック一連番号とデータ一連番号との対である<
B, D>を、<B_SEQR, D_SEQR>及び<B
_SEQN, D_SEQN>と比較する。
【0272】第1、<B, D>が<B_SEQN, D_
SEQN>より大きいか同じであり、<B_SEQR,
D_SEQR>より小さい場合、前記RLP制御器13
1はこれを再伝送データとみなす。
【0273】第2、<B, D>が<B_SEQR, D_
SEQR>より大きいか同じであり、BがB_SEQR
にEレジスタ134を加えた値を28モジュロ演算した
値より小さい場合、前記RLP制御器131は、これを
新しいデータとみなす。
【0274】第3、<B, D>が<B_SEQR, D_
SEQR>にEレジスタ134を加えた値を28モジュ
ロ演算した値より大きいか同じであると、前記RLP制
御器131はこれを重複されたデータとみなす。
【0275】前記RLP制御器131は、前記重複され
たデータとみなされたデータバイトが予め受信されたデ
ータであるので捨てる。
【0276】前記RLP制御器131は、前記受信され
たデータバイトが新しいデータバイトまたは再伝送デー
タバイトとみなされた場合、次の動作を遂行する。
【0277】第1、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQN, D_SEQN>より大きいか同じ
であり、<B_SEQR, D_SEQR>より小さい場
合、前記RLP制御器131は、受信されたデータバイ
トのブロック一連番号、受信されたデータバイトのデー
タ一連番号、受信されたデータバイト、及び受信された
データバイトがブロックの最後のデータバイトであるか
否かを知らせるインジケータから構成された再整列バッ
ファエントリーを生成して、前記受信されたデータバイ
トを再整列バッファ138に貯蔵する。前記受信された
データバイトがブロックの最後のデータバイトであるか
否かを知らせるインジケータは、前記データバイトが受
信されたデータセグメントの最後のデータバイトであ
り、前記エンド値が‘1’に設定されていると、‘最後
(LAST)’を示すように設定する。この時、前記<
B, D>が<B_SEQN, D_SEQN>と同じであ
ると、前記RLP制御器131は、再整列バッファ13
8に貯蔵された再整列バッファエントリーの中で、一連
番号<B_SEQN, D_SEQN>の再整列バッファ
エントリーから、連続的に伝達できる一連番号を持つ再
整列バッファエントリーまで、貯蔵されたデータバイト
を順に受信データバッファに伝達する。もし、最後に伝
達されたデータバイトが属する再整列バッファエントリ
ーの前記データバイトがブロックの最後のデータバイト
であるか否かを知らせるインジケータが、最後のバイト
であることを示す値に設定されている場合、前記RLP
制御器131は、前記L_V(N)レジスタ135の上位
12ビットを、前記再整列バッファエントリーに貯蔵さ
れたブロック一連番号の次のブロック一連番号に設定
し、下位9ビットを‘0’に設定する。前記過程で最後
のバイトであることを示す値に設定されていない場合、
前記RLP制御器131は、<数式1>を使用して<B
_SEQN, D_SEQN>を、最後に伝送されたデー
タバイトの次のデータバイトを示すように設定した後、
前記L_V(N)レジスタ135の上位12ビットと下位
9ビットとを、前記B_SEQN値とD_SEQN値と
にそれぞれ設定する。前記RLP制御器131は、前記
受信されたデータバイトと同一なブロック一連番号及び
データ一連番号を持つNAKエントリーに、待機するデ
ータフレームが受信されたことを記録する。
【0278】第2、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQR, D_SEQR>と同じであり、<
B_SEQR, D_SEQR>が<B_SEQN, D_
SEQN>と同じである場合、前記RLP制御器131
は、<数式1>を使用して、<B_SEQR, D_SE
QR>及び<B_SEQN, D_SEQN>を、次のデ
ータバイトを示すように増加させる。この時、前記デー
タバイトが受信されたデータセグメントの最後のデータ
バイトであり、前記エンド値が‘1’に設定されている
と、前記RLP制御器131は、前記L_V(N)レジス
タ135の上位12ビットを前記B_SEQN値の次の
ブロック一連番号に設定し、下位9ビットを‘0’に設
定した後、同様に、前記L_V(R)レジスタ136の上
位12ビットを前記B_SEQR値の次のブロック一連
番号に設定し、下位9ビットを‘0’に設定する。そう
でないと、前記RLP制御器131は、前記L_V(N)
レジスタ135の上位12ビットと下位9ビットとを、
前記B_SEQN値とD_SEQN値とにそれぞれ設定
し、前記L_V(R)レジスタ136の上位12ビットと
下位9ビットとを、前記B_SEQR値とD_SEQR
値とにそれぞれ設定する。前記RLP制御器131は、
前記受信されたデータバイトを受信データバッファに伝
達する。
【0279】第3、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQR, D_SEQR>と同じであり、<
B_SEQR, D_SEQR>は<B_SEQN, D_
SEQN>と同じでない場合、前記RLP制御器131
は、<数式1>を使用して次のデータバイトを示すよう
に<B_SEQR, D_SEQR>を増加させる。この
時、前記データバイトが受信されたデータセグメントの
最後のデータバイトであり、前記エンド値が‘1’に設
定されていると、前記RLP制御器131は、前記L_
V(R)レジスタ136の上位12ビットを前記B_SE
QR値の次のブロック一連番号に設定し、下位9ビット
を‘0’に設定する。そうでないと、前記RLP制御器
131は、前記L_V(R)レジスタ136の上位12ビ
ットと下位9ビットとを、前記B_SEQR値とD_S
EQR値とにそれぞれ設定する。この時、前記RLP制
御器131は、受信されたデータバイトのブロック一連
番号、受信されたデータバイトのデータ一連番号、受信
されたデータバイト、及び受信されたデータバイトがブ
ロックの最後のデータバイトであるか否かを知らせるイ
ンジケータから構成された再整列バッファエントリーを
生成して、前記受信されたデータバイトを再整列バッフ
ァ138に貯蔵する。前記受信されたデータバイトがブ
ロックの最後のデータバイトであるか否かを知らせるイ
ンジケータは、前記データバイトが受信されたデータセ
グメントの最後のデータバイトで、前記END値が
‘1’に設定されていると、‘最後(LAST)’を示す
ように設定する。
【0280】第4、受信されたデータバイトの<B, D
>が<B_SEQR, D_SEQR>より大きい場合、
前記RLP制御器131は、<B, D>の以前のデータ
バイトに対する<B_SEQR, D_SEQR>のデー
タバイトの再伝送を要請するために、NAKリスト13
7に各データバイトに対するエントリーを生成する。前
記のように、各エントリーは、欠けているデータバイト
のブロック一連番号、欠けているデータバイトのデータ
一連番号、欠けているデータバイトが受信されたか否か
を知らせるインジケータ、再伝送タイマ、及び取り消し
タイマから構成される。さらに、前記RLP制御器13
1は、受信されたデータバイトを再整列バッファ138
に貯蔵し、次のデータバイトを示すように<数式1>を
使用して<B_SEQR, D_SEQR>を増加させ
る。ここで、前記データバイトが受信されたデータセグ
メントの最後のデータバイトであり、前記エンド値が
‘1’に設定されていると、前記RLP制御器131
は、前記L_V(R)レジスタ136の上位12ビットを
前記B_SEQR値の次のブロック一連番号に設定し、
下位9ビットを‘0’に設定する。そうでないと、前記
RLP制御器131は、前記L_V(R)レジスタ136
の上位12ビットと下位9ビットとを、前記B_SEQ
R値とD_SEQR値とにそれぞれ設定する。
【0281】前記多種化/逆多種化制御器が損傷したデ
ータブロックの受信を知らせると、前記RLP制御器1
31は、Eレジスタ134に貯蔵された値を1増加させ
て、Eレジスタ134に貯蔵する。前記増加されたEレ
ジスタ134の値にB_SEQR値を加えて28モジュ
ロ演算をした値が前記B_SEQNより大きい場合、前
記RLP制御器131は、前記再設定過程を遂行する。
【0282】前記RLP制御器131は、ナルデータブ
ロックでなくて、正しく受信されたデータブロックが存
在するか、または、前記多種化/逆多種化制御器が受信
されたフレームがないことを知らせると、前記Eレジス
タ134を‘0’に設定する。
【0283】8. RLP制御器のデータ受信後の動作 RLP制御器131は、受信された全てのフレームを処
理した後、次のような動作を遂行する。受信されたデー
タブロックに新しいデータフレームが含まれており、送
信側RLP制御器から受信されたフレームが存在しない
場合、前記RLP制御器131は、NAKリスト137
での古いエントリーから次の過程を遂行する。
【0284】第1、取り消しタイマがまだ終了されてい
なく、前記NAKエントリーに含まれている一連番号が
もう3回伝送された場合、前記RLP制御器131は取
り消しタイマの値から1を減らす。前記取り消しタイマ
値が‘0’になると、前記RLP制御器131は次の動
作を遂行する。前記RLP制御器131が、NAKエン
トリーが既に持っている一連番号に該当する再伝送デー
タバイトをもう受信した場合、前記RLP制御器131
は前記NAKエントリーを削除する。また、前記RLP
制御器131が、NAKエントリーが既に持っている一
連番号に該当する再伝送データバイトを受信しなかった
場合、前記RLP制御器131は、前記NAKエントリ
ーの一連番号に該当するデータバイトがまだ受信されな
かったとみなして、再整列バッファ138に貯蔵された
前記NAKエントリーのブロック一連番号及びデータ一
連番号より大きく、連続的に上位リンクプロトコルに伝
送できる、受信されたデータバイトを順に伝達する。そ
れから、前記RLP制御器131は、NAKエントリー
を削除する。前記RLP制御器131は、L_V(N)レ
ジスタ135を次に受信されるデータバイトの一連番号
に設定する。
【0285】第2、取り消しタイマがまだ終了されてい
なく、前記NAKエントリーが持っている一連番号が、
もう2回伝送された前記NAKに含まれている場合、前
記RLP制御器131は、取り消しタイマの値から1を
減らす。もし、取り消しタイマ値が‘0’になる場合、
前記RLP制御器131は、次の動作を遂行する。前記
RLP制御器131が、NAKエントリーが既に持って
いる一連番号に該当する再伝送されたデータバイトを受
信した場合、前記RLP制御器131は前記NAKエン
トリーを削除し、前記L_V(N)レジスタ135を次に
受信されるデータフレームの一連番号に設定する。ま
た、前記RLP制御器131が前記データバイトを受信
しなかった場合、前記RLP制御器131は、前記NA
Kエントリーの取り消しタイマを適切な値に設定する。
前記RLP制御器131は、次に伝送する3つのNAK
フレームに、前記NAKエントリーのブロック一連番号
及びデータ一連番号を含める。
【0286】前記RLP制御器131は、新しく追加す
るべきNAKエントリーに対して前記再伝送タイマを適
切な値に設定し、次に伝送する2つのNAKフレームに
前記NAKエントリーの一連番号を含める。
【0287】
【発明の効果】上述のように、本発明による移動通信シ
ステムにおいて、RLPフレームに含まれるサービスの
ための順次ブロックを示すブロック一連番号と、順次ブ
ロックのサブ順次ブロックを示すデータ一連番号を使用
してRLPフレームを送受信する。また、前記ブロック
一連番号及びデータ一連番号の2次元アドレシング方式
を使用して、複数のサービスのための増加されたデータ
バイト数を効率的に伝送、または、再伝送することがで
きる。
【0288】一方、前記本発明の詳細な説明では具体的
な実施形態に上げて説明してきたが、本発明の範囲内で
様々な変形が可能であるということは勿論である。従っ
て、本発明の範囲は前記実施形態によって限られてはい
けなく、特許請求の範囲とそれに均等なものによって定
められるべきである。 [図面の簡単な説明]
【図1】 パケットデータサービスを遂行する一般的な
符号分割多重接続通信システムの構成図である。
【図2】 本発明のRLPによるデータ送受信装置の構
成図である。
【図3】 本発明によるデータ送信器の構成図である。
【図4】 本発明によるデータ受信器の構成図である。
【図5】 本発明によって生成されるフレームのフォー
マットを示す図である。
【図6】 本発明によって生成されるLTU(Logical T
ransmission Unit)のフォーマットを示す図である。
【図7】 本発明によるデータブロック及びRLPフレ
ームのフォーマットを示す図である。
【図8】 本発明によって生成されるRLPフレームを
基本チャネルを通して送受信する時に使用するフレーム
フォーマットを示す図である。
【図9】 本発明によって生成されるRLPフレームを
付加チャネルを通して送受信する時に使用するフレーム
フォーマットを示す図である。
【図10】 本発明による基本チャネル送信動作の処理
手順を示す図である。
【図11】 本発明による基本チャネル受信動作の処理
手順を示す図である。
【図12】 本発明による付加チャネル送信動作の処理
手順を示す図である。
【図13】 本発明による付加チャネル受信動作の処理
手順を示す図である。
【符号の説明】
110、210 リンクプロトコル処理器 122、222 送信データバッファ 124、224 受信データバッファ 130、230 RLP処理器 131 RLP制御器 132 L_V(S)レジスタ 133 順方向再整列バッファ(または、再伝送バッフ
ァ) 134 Eレジスタ 135 L_V(N)レジスタ 136 L_V(R)レジスタ 137 NAKリスト 138 再整列バッファ 140、240 多種化/逆多種化制御器 150、250 物理階層処理器

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信システムにおけるデータ伝送方
    法において、 可変長データを持つ少なくとも1つの順次フレームで、
    可変長データを持ち、 各順次ブロックはバイト単位の複数のサブ順次ブロック
    で分割される複数の順次ブロックで分割されるデータス
    トリームを分割する過程と、 前記順次フレームのそれぞれのヘッドに、前記ヘッドに
    対応する順次ブロックのシーケンス番号を示す第1セッ
    トのビットと、前記ヘッドに対応するサブ順次ブロック
    シーケンス番号を示す第2セットのビットと、を含む
    ヘッダを付ける過程と、 前記ヘッダが付けられた前記順次フレームを伝送する過
    程とを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 それぞれの順次フレームに含まれたそれ
    ぞれの順次ブロックのサイズは予め設定されたサイズよ
    り小さく、前記ヘッダは、前記順次ブロックの最後の
    ブ順次ブロックを含むか否かを示すインジケータを含む
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 それぞれの順次フレームに含まれたそれ
    ぞれの順次ブロックのサイズは、要請されたサイズによ
    って決定される請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 それぞれの順次フレームに含まれたそれ
    ぞれの順次ブロックのサイズは相互同一である請求項1
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 移動通信システムにおけるデータ伝送装
    置において、 各ブロックが、バイト単位の複数のサブ順次ブロックで
    分割される複数の順次ブロックで分割されて伝送される
    データストリームを貯蔵するデータバッファと、 前記順次ブロックに対するブロックシーケンス番号及び
    前記サブ順次ブロックに対するデータシーケンス番号
    貯蔵するレジスタと、 無線リンクプロトコルフレームのヘッドに対応するヘッ
    ダを付け、前記ヘッドに対応する順次ブロックのシーケ
    ンス番号を示すブロックシーケンス番号及び前記ヘッド
    に対応するサブ順次ブロックのシーケンス番号を示すデ
    ータシーケンス番号を含むヘッダの付いた無線リンクプ
    ロトコルフレームを伝送する制御器と、 を含むことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 該当無線リンクプロトコルフレームに含
    まれる各順次ブロックのサイズは予め設定されたサイズ
    より小さく、前記ヘッダは、前記順次ブロックの最後の
    サブ順次ブロックを含むか否かを示すインジケータを含
    請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記伝送された無線リンクプロトコルフ
    レームを再伝送するために前記無線リンクプロトコルフ
    レームを貯蔵する順方向再整列バッファをさらに含む請
    求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記各順次フレームに含まれる各順次ブ
    ロックのサイズは要請されるサイズによって決定される
    請求項6記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記各順次フレームに含まれる各順次ブ
    ロックのサイズは相同である請求項5記載の装置。
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