JP3424103B2 - 信号変換装置 - Google Patents
信号変換装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気信号を光信号に変
換する信号変換装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の信号変換装置は、図3に示すよう
に、レーザ光を放射するレーザ1と、このレーザ1から
のレーザ光とアンテナ等からの入力電気信号を受けてこ
の入力電気信号の強度に応じて透過光強度が変化する光
プローブ2とを具備してなる。従来の信号変換装置にお
ける光プローブ2の特性曲線と入力電気信号と透過光強
度との関係は、例えば図4に示される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の信号変
換装置においては、光プローブ2の特性曲線は直線の部
分が大きくないから、入力電気信号に対して透過光は歪
を持つことになり、ダイナミックレンジを広くとること
ができないという問題がある。 【0004】本発明の目的は、ダイナミックレンジを広
くとることができる信号変換装置を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、レーザ光を放射するレーザと、このレ
ーザからのレーザ光と入力電気信号とを受けこの入力電
気信号の強度に応じて透過光の強度が変化する光プロー
ブと、この光プローブからの出力光を電気信号に変換す
る光電変換装置と、この光電変換装置からの出力信号お
よび前記入力電気信号とを受けこれらの差である補正信
号を求めてこの補正信号を前記光プローブに与える補正
装置とを具備することを特徴とする。 【0006】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。 【0007】図1は、本発明の1実施例を示すブロック
図である。図1に示すように、本発明の信号変換装置
は、レーザ光を放射するレーザ1と、このレーザ1から
のレーザ光と入力電気信号Iとを受けこの入力電気信号
Iの強度に応じて透過光の強度が変化する光プローブ2
と、この光プローブ2からの出力光を分岐する光分岐装
置3と、この光分岐装置3の一方の出力光を電気信号に
変換する光電変換装置4と、この光電変換装置4からの
出力信号および前記入力電気信号とを受けこれらの差で
ある補正信号を求めてこの補正信号を前記光プローブ2
に与える補正装置5とを具備する。前記補正装置5は、
光電変換装置4からの出力信号を増幅する増幅器6と、
この増幅器6からの出力信号を受けると共に前記入力電
気信号Iを受けてこれらを比較する比較器7と、この比
較器7の出力信号を増幅して前記補正信号を生成し前記
光プローブ2に与える増幅器8とを有する。 【0008】前記レーザ1は、例えば半導体レーザで構
成されている。このレーザ1と光プローブ2とは、光フ
ァイバ9で接続されている。光プローブ2と光分岐装置
3とは光ファイバ10で接続されている。光分岐装置3
と光電変換装置4とは、光ファイバ11で接続されい
る。光分岐装置3の他方の出力光は、光ファイバ12で
案内される。光電変換装置4と増幅器6と比較器7と増
幅器8とは、それぞれ導線13,14,15で接続され
ている。増幅器8と光プローブ2とは、導線16で接続
されている。 【0009】前記光プローブ2は、図2に示すように、
基板17と、前記光ファイバか9らの入射光を受けるよ
うに前記基板17に形成された入射光導波路18と、こ
の入射光導波路18から分岐するように前記基板17に
形成され電界強度により屈折率が変化する2つの位相シ
フト導波路19と、これらの位相シフト導波路19が結
合するように前記基板17に形成された出射光導波路2
0と、前記位相シフト導波路19の近傍に設けられた2
つの電極21とからなる。アンテナ等からの前記入力電
気信号Iにより2つの電極21に異なる電界が与えられ
ると、位相シフト導波路19の屈折率が変化するから、
2つの位相シフト導波路19で伝搬する透過光に位相差
が生じる。従って、入力電気信号Iが光プローブ2で光
信号に変換される。この変換の際に、前記補正装置5
は、補正信号を前記光プローブ2に与えるから、入力電
気信号に対応して光信号が生成される。 【0010】 【発明の効果】本発明は、補正信号を光プローブに与え
るから、ダイナミックレンジを広くとることができる。
換する信号変換装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の信号変換装置は、図3に示すよう
に、レーザ光を放射するレーザ1と、このレーザ1から
のレーザ光とアンテナ等からの入力電気信号を受けてこ
の入力電気信号の強度に応じて透過光強度が変化する光
プローブ2とを具備してなる。従来の信号変換装置にお
ける光プローブ2の特性曲線と入力電気信号と透過光強
度との関係は、例えば図4に示される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の信号変
換装置においては、光プローブ2の特性曲線は直線の部
分が大きくないから、入力電気信号に対して透過光は歪
を持つことになり、ダイナミックレンジを広くとること
ができないという問題がある。 【0004】本発明の目的は、ダイナミックレンジを広
くとることができる信号変換装置を提供することにあ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、レーザ光を放射するレーザと、このレ
ーザからのレーザ光と入力電気信号とを受けこの入力電
気信号の強度に応じて透過光の強度が変化する光プロー
ブと、この光プローブからの出力光を電気信号に変換す
る光電変換装置と、この光電変換装置からの出力信号お
よび前記入力電気信号とを受けこれらの差である補正信
号を求めてこの補正信号を前記光プローブに与える補正
装置とを具備することを特徴とする。 【0006】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。 【0007】図1は、本発明の1実施例を示すブロック
図である。図1に示すように、本発明の信号変換装置
は、レーザ光を放射するレーザ1と、このレーザ1から
のレーザ光と入力電気信号Iとを受けこの入力電気信号
Iの強度に応じて透過光の強度が変化する光プローブ2
と、この光プローブ2からの出力光を分岐する光分岐装
置3と、この光分岐装置3の一方の出力光を電気信号に
変換する光電変換装置4と、この光電変換装置4からの
出力信号および前記入力電気信号とを受けこれらの差で
ある補正信号を求めてこの補正信号を前記光プローブ2
に与える補正装置5とを具備する。前記補正装置5は、
光電変換装置4からの出力信号を増幅する増幅器6と、
この増幅器6からの出力信号を受けると共に前記入力電
気信号Iを受けてこれらを比較する比較器7と、この比
較器7の出力信号を増幅して前記補正信号を生成し前記
光プローブ2に与える増幅器8とを有する。 【0008】前記レーザ1は、例えば半導体レーザで構
成されている。このレーザ1と光プローブ2とは、光フ
ァイバ9で接続されている。光プローブ2と光分岐装置
3とは光ファイバ10で接続されている。光分岐装置3
と光電変換装置4とは、光ファイバ11で接続されい
る。光分岐装置3の他方の出力光は、光ファイバ12で
案内される。光電変換装置4と増幅器6と比較器7と増
幅器8とは、それぞれ導線13,14,15で接続され
ている。増幅器8と光プローブ2とは、導線16で接続
されている。 【0009】前記光プローブ2は、図2に示すように、
基板17と、前記光ファイバか9らの入射光を受けるよ
うに前記基板17に形成された入射光導波路18と、こ
の入射光導波路18から分岐するように前記基板17に
形成され電界強度により屈折率が変化する2つの位相シ
フト導波路19と、これらの位相シフト導波路19が結
合するように前記基板17に形成された出射光導波路2
0と、前記位相シフト導波路19の近傍に設けられた2
つの電極21とからなる。アンテナ等からの前記入力電
気信号Iにより2つの電極21に異なる電界が与えられ
ると、位相シフト導波路19の屈折率が変化するから、
2つの位相シフト導波路19で伝搬する透過光に位相差
が生じる。従って、入力電気信号Iが光プローブ2で光
信号に変換される。この変換の際に、前記補正装置5
は、補正信号を前記光プローブ2に与えるから、入力電
気信号に対応して光信号が生成される。 【0010】 【発明の効果】本発明は、補正信号を光プローブに与え
るから、ダイナミックレンジを広くとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の1実施例の光プローブを示す概略図で
ある。 【図3】従来の信号変換装置を示すブロック図である。 【図4】従来の信号変換装置における光プローブの特性
を示す図である。 【符号の説明】 1 レーザ 2 光プローブ 3 光分岐装置 4 光電変換装置 5 補正装置 6,8 増幅器 7 比較器 9〜12 光ファイバ 13〜16 導線 17 基板 18 入射光導波路 19 位相シフト導波路 20 出射光導波路 21 電極
ある。 【図3】従来の信号変換装置を示すブロック図である。 【図4】従来の信号変換装置における光プローブの特性
を示す図である。 【符号の説明】 1 レーザ 2 光プローブ 3 光分岐装置 4 光電変換装置 5 補正装置 6,8 増幅器 7 比較器 9〜12 光ファイバ 13〜16 導線 17 基板 18 入射光導波路 19 位相シフト導波路 20 出射光導波路 21 電極
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 レーザ光を放射するレーザと、このレー
ザからのレーザ光と入力電気信号とを受けこの入力電気
信号の強度に応じて透過光の強度が変化する光プローブ
と、この光プローブからの出力光を分岐する光分岐装置
と、この光分岐装置の一方の出力光を電気信号に変換す
る光電変換装置と、この光電変換装置からの出力信号お
よび前記入力電気信号とを受けこれらの差である補正信
号を求めてこの補正信号を前記光プローブに与える補正
装置とを具備することを特徴とする信号変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12217794A JP3424103B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 信号変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12217794A JP3424103B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 信号変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07333255A JPH07333255A (ja) | 1995-12-22 |
JP3424103B2 true JP3424103B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=14829488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12217794A Expired - Fee Related JP3424103B2 (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 信号変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3424103B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12217794A patent/JP3424103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07333255A (ja) | 1995-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030402 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |