JP3421308B2 - サーバ支援システム及び方法 - Google Patents
サーバ支援システム及び方法Info
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- JP3421308B2 JP3421308B2 JP2000240240A JP2000240240A JP3421308B2 JP 3421308 B2 JP3421308 B2 JP 3421308B2 JP 2000240240 A JP2000240240 A JP 2000240240A JP 2000240240 A JP2000240240 A JP 2000240240A JP 3421308 B2 JP3421308 B2 JP 3421308B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールのメー
ルボックスが設けられたメールサーバやWWWサーバの
支援システム及び方法に関し、特に、メールサーバやW
WWサーバの運用が一時的に停止された事態に対応する
ための技術に関する。
ルボックスが設けられたメールサーバやWWWサーバの
支援システム及び方法に関し、特に、メールサーバやW
WWサーバの運用が一時的に停止された事態に対応する
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの急速な普及に伴
い、電子メールによる情報伝達が一般的に行われるよう
になってきた。以下、後述する図1を援用して、インタ
ーネットにおける電子メールシステムについて概略的に
説明する。同図において、符号100はインターネット
であり、符号100A,100Bはインターネットプロ
バイダ(インターネット接続サービス業者)である。符
号200は、インターネットプロバイダ100Aを介し
てインターネット100に接続されたローカルエリアネ
ットワーク(LAN)であり、DNS(Domain Name Sys
tem)サーバ210、メールサーバ220、端末230
A,230Bから構成される。
い、電子メールによる情報伝達が一般的に行われるよう
になってきた。以下、後述する図1を援用して、インタ
ーネットにおける電子メールシステムについて概略的に
説明する。同図において、符号100はインターネット
であり、符号100A,100Bはインターネットプロ
バイダ(インターネット接続サービス業者)である。符
号200は、インターネットプロバイダ100Aを介し
てインターネット100に接続されたローカルエリアネ
ットワーク(LAN)であり、DNS(Domain Name Sys
tem)サーバ210、メールサーバ220、端末230
A,230Bから構成される。
【0003】ここで、メールサーバ220は、電子メー
ルの個々の利用者に割り付けられたメールボックスが設
けられたサーバであり、このメールボックスが割り付け
られた利用者は、端末230A,230Bなどから自己
のメールボックスをアクセスする。符号300は、イン
ターネットプロバイダ100Bを介してインターネット
100に接続されたLANであり、DNSサーバ31
0、メールサーバ320、WWW(World Wide Web)サー
バ330、端末340A,340Bから構成される。メ
ールサーバ320は、LAN300内の各端末の利用者
のメールボックスが設けられたサーバであり、このメー
ルボックスが割り付けられた利用者は、端末340A,
340Bなどから自己のメールボックスをアクセスす
る。
ルの個々の利用者に割り付けられたメールボックスが設
けられたサーバであり、このメールボックスが割り付け
られた利用者は、端末230A,230Bなどから自己
のメールボックスをアクセスする。符号300は、イン
ターネットプロバイダ100Bを介してインターネット
100に接続されたLANであり、DNSサーバ31
0、メールサーバ320、WWW(World Wide Web)サー
バ330、端末340A,340Bから構成される。メ
ールサーバ320は、LAN300内の各端末の利用者
のメールボックスが設けられたサーバであり、このメー
ルボックスが割り付けられた利用者は、端末340A,
340Bなどから自己のメールボックスをアクセスす
る。
【0004】各LANに設置されたメールサーバには、
グローバルなIP(Internet Protocol)アドレスが割り
付けられており、このIPアドレスは、DNSサーバに
より、「国名」、「組織の種類名」、「組織名」で表現
されるドメイン名に対応づけられて管理されている。ま
た、電子メールの個々の利用者に割り付けられたメール
ボックスにはメールアドレスで特定される。このメール
アドレスは、電子メールの個々の利用者に付与された文
字列であって、上述のIPアドレスに対応するドメイン
名と、個々の利用者に割り付けられたユーザ名とから構
成される。
グローバルなIP(Internet Protocol)アドレスが割り
付けられており、このIPアドレスは、DNSサーバに
より、「国名」、「組織の種類名」、「組織名」で表現
されるドメイン名に対応づけられて管理されている。ま
た、電子メールの個々の利用者に割り付けられたメール
ボックスにはメールアドレスで特定される。このメール
アドレスは、電子メールの個々の利用者に付与された文
字列であって、上述のIPアドレスに対応するドメイン
名と、個々の利用者に割り付けられたユーザ名とから構
成される。
【0005】以下、この電子メールシステムを利用し
て、LAN200の端末の利用者が、LAN300内の
端末の利用者に電子メールを送信する場合を説明する。
電子メールの送信者であるLAN200の端末の利用者
は、例えば端末230A上で文書を作成し、メールサー
バ220を介して電子メールを送信する。この電子メー
ルには、メールアドレスとして、LAN300のメール
サーバ320に割り付けられたIPアドレスに対応する
ドメイン名と受取人のユーザ名とが付されている。電子
メールの送信に際して、DNSサーバ210は、この電
子メールに付されたメールアドレスのドメイン名をIP
アドレスに変換する。
て、LAN200の端末の利用者が、LAN300内の
端末の利用者に電子メールを送信する場合を説明する。
電子メールの送信者であるLAN200の端末の利用者
は、例えば端末230A上で文書を作成し、メールサー
バ220を介して電子メールを送信する。この電子メー
ルには、メールアドレスとして、LAN300のメール
サーバ320に割り付けられたIPアドレスに対応する
ドメイン名と受取人のユーザ名とが付されている。電子
メールの送信に際して、DNSサーバ210は、この電
子メールに付されたメールアドレスのドメイン名をIP
アドレスに変換する。
【0006】インターネット100上に送出された電子
メールは、IPアドレスで特定されるLAN300内の
メールサーバ320に受信される。メールサーバ320
は、この電子メールのメールアドレスのユーザ名を参照
して、該当するメールボックスに収納する。この電子メ
ールの受取人である利用者は、例えば端末340Aから
メールサーバ320内のメールボックスをアクセスし
て、自己に宛てられた電子メールを開く。
メールは、IPアドレスで特定されるLAN300内の
メールサーバ320に受信される。メールサーバ320
は、この電子メールのメールアドレスのユーザ名を参照
して、該当するメールボックスに収納する。この電子メ
ールの受取人である利用者は、例えば端末340Aから
メールサーバ320内のメールボックスをアクセスし
て、自己に宛てられた電子メールを開く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばLA
N300が構築された事務所などの一部または全部の移
転に伴ってメールサーバ320を移設する場合、このメ
ールサーバ320の運用を一時的に停止した後、移転先
の事務所に搬送して再びLAN300に接続する。ここ
で、LAN300のメールサーバ320の運用が停止し
ている期間中に、例えばLAN200内のメールサーバ
220からメールサーバ320に向けて電子メールが送
信されると、メールサーバ320はこの電子メールを受
け取ることができない。この場合、送信元のメールサー
バ220は、ある一定期間(通常数日間)再送を試み、
この一定期間内に電子メールの着信が成功しないと、こ
の電子メールをエラーメールとして送信者に返信する。
したがって、上述の従来技術によれば、送信先のメール
サーバが停止している場合、電子メールの送信者は、電
子メールが送信先に着信していないことを即座に把握で
きないという問題がある。
N300が構築された事務所などの一部または全部の移
転に伴ってメールサーバ320を移設する場合、このメ
ールサーバ320の運用を一時的に停止した後、移転先
の事務所に搬送して再びLAN300に接続する。ここ
で、LAN300のメールサーバ320の運用が停止し
ている期間中に、例えばLAN200内のメールサーバ
220からメールサーバ320に向けて電子メールが送
信されると、メールサーバ320はこの電子メールを受
け取ることができない。この場合、送信元のメールサー
バ220は、ある一定期間(通常数日間)再送を試み、
この一定期間内に電子メールの着信が成功しないと、こ
の電子メールをエラーメールとして送信者に返信する。
したがって、上述の従来技術によれば、送信先のメール
サーバが停止している場合、電子メールの送信者は、電
子メールが送信先に着信していないことを即座に把握で
きないという問題がある。
【0008】また、LAN300内のWWWサーバ33
0の運用を停止した場合には、このWWWサーバへのア
クセスに対し、単にエラーメッセージが返されるのみで
ある。従ってこの場合、利用者は、WWWサーバ330
をアクセスした時点で、このWWWサーバがアクセスで
きない状態にあることについては把握できるが、その原
因(理由)については知ることはできず、従ってどのよ
うに対処すべきか判断できない。
0の運用を停止した場合には、このWWWサーバへのア
クセスに対し、単にエラーメッセージが返されるのみで
ある。従ってこの場合、利用者は、WWWサーバ330
をアクセスした時点で、このWWWサーバがアクセスで
きない状態にあることについては把握できるが、その原
因(理由)については知ることはできず、従ってどのよ
うに対処すべきか判断できない。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、運用が一時的に停止されたメールサーバに関する情
報を、このメールサーバに宛てた電子メールの送信元に
通知することができ、また、運用が一時的に停止された
WWWサーバに関する事情についてもアクセス元に回答
することができるサーバ支援システム及び方法を提供す
ることを目的とする。
で、運用が一時的に停止されたメールサーバに関する情
報を、このメールサーバに宛てた電子メールの送信元に
通知することができ、また、運用が一時的に停止された
WWWサーバに関する事情についてもアクセス元に回答
することができるサーバ支援システム及び方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を有する。すなわち、この発明
にかかるサーバ支援システムは、TCP/IPを利用し
たネットワークにおいてメールサーバを支援するための
システムであって、DNSサーバにより管理される正規
のメールサーバに代わって電子メールを受信し、該電子
メールの送信元に対し所定のメッセージを返信するため
の代理用メールサーバ(例えば後述する代理用のメール
サーバ420に相当する構成要素)と、前記代理用メー
ルサーバを前記DNSサーバに登録する登録手段(例え
ば後述するDNSサーバ310の機能の一部に相当する
要素)と、を備えたことを特徴とする。
め、本発明は以下の構成を有する。すなわち、この発明
にかかるサーバ支援システムは、TCP/IPを利用し
たネットワークにおいてメールサーバを支援するための
システムであって、DNSサーバにより管理される正規
のメールサーバに代わって電子メールを受信し、該電子
メールの送信元に対し所定のメッセージを返信するため
の代理用メールサーバ(例えば後述する代理用のメール
サーバ420に相当する構成要素)と、前記代理用メー
ルサーバを前記DNSサーバに登録する登録手段(例え
ば後述するDNSサーバ310の機能の一部に相当する
要素)と、を備えたことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、登録手段により代理用
メールサーバを、正規のメールサーバを管理するDNS
サーバに登録すると、外部のDNSサーバに対して、代
理用メールサーバに関する情報が配信される。ここで、
正規のメールサーバの運用が一時的に停止され、電子メ
ールを受信できない場合、外部のDNSサーバは、正規
のメールサーバに代えて、代理用メールサーバにIPア
ドレスを返す。したがって、正規のメールサーバの運用
が一時的に停止された場合、代理用メールサーバにより
対応することにより、正規のメールサーバに関する情報
を電子メールの送信元に通知することが可能となる。
メールサーバを、正規のメールサーバを管理するDNS
サーバに登録すると、外部のDNSサーバに対して、代
理用メールサーバに関する情報が配信される。ここで、
正規のメールサーバの運用が一時的に停止され、電子メ
ールを受信できない場合、外部のDNSサーバは、正規
のメールサーバに代えて、代理用メールサーバにIPア
ドレスを返す。したがって、正規のメールサーバの運用
が一時的に停止された場合、代理用メールサーバにより
対応することにより、正規のメールサーバに関する情報
を電子メールの送信元に通知することが可能となる。
【0012】また、前記サーバ支援システムにおいて、
前記登録手段は、例えば、前記正規のメールサーバが移
設される時期を起点として、前記DNSサーバが外部に
配信するDNSデータの有効期間だけ遡った所定の時期
までに、前記DNSサーバに前記代理用メールサーバを
登録することを特徴とする。この構成によれば、外部の
DNSサーバに配信されるDNSデータ(例えばIPア
ドレスとドメインネームとの相互変換に関する情報)
は、少なくとも、正規のメールサーバが移設される時期
まで有効である。もちろん、外部に配信されたDNSデ
ータは移設時期を過ぎて有効であってもよい。これによ
り、移設時点において、外部に配信された全てのDNS
データが有効な状態となっていることが保証される。こ
のため、正規のメールサーバが移設された時期以降にお
いては、代理用メールサーバが外部から認識不能となる
場合がない。したがって、代理用メールサーバが正規の
メールサーバに代わって対応することが可能となる。
前記登録手段は、例えば、前記正規のメールサーバが移
設される時期を起点として、前記DNSサーバが外部に
配信するDNSデータの有効期間だけ遡った所定の時期
までに、前記DNSサーバに前記代理用メールサーバを
登録することを特徴とする。この構成によれば、外部の
DNSサーバに配信されるDNSデータ(例えばIPア
ドレスとドメインネームとの相互変換に関する情報)
は、少なくとも、正規のメールサーバが移設される時期
まで有効である。もちろん、外部に配信されたDNSデ
ータは移設時期を過ぎて有効であってもよい。これによ
り、移設時点において、外部に配信された全てのDNS
データが有効な状態となっていることが保証される。こ
のため、正規のメールサーバが移設された時期以降にお
いては、代理用メールサーバが外部から認識不能となる
場合がない。したがって、代理用メールサーバが正規の
メールサーバに代わって対応することが可能となる。
【0013】さらにまた、前記サーバ支援システムにお
いて、前記代理用メールサーバは、例えば、前記正規の
メールサーバが設置されているドメインとは異なるドメ
インに設置されたものであることを特徴とする。この構
成によれば、正規のメールサーバが設置された場所から
離れた場所に代理用メールサーバを設置することが可能
となる。したがって、必ずしも、正規のメールサーバが
設置された場所に代理用メールサーバを設置する必要が
ない。
いて、前記代理用メールサーバは、例えば、前記正規の
メールサーバが設置されているドメインとは異なるドメ
インに設置されたものであることを特徴とする。この構
成によれば、正規のメールサーバが設置された場所から
離れた場所に代理用メールサーバを設置することが可能
となる。したがって、必ずしも、正規のメールサーバが
設置された場所に代理用メールサーバを設置する必要が
ない。
【0014】さらにまた、前記サーバ支援システムにお
いて、前記DNSサーバに管理されるWWWサーバを代
理する代理用WWWサーバをさらに備えたことを特徴と
する。この構成によれば、WWWサーバの運用が一時的
に停止した場合であっても、代理用WWWサーバにより
外部からのアクセスに対応することができ、したがって
WWWサーバの移設が可能となる。
いて、前記DNSサーバに管理されるWWWサーバを代
理する代理用WWWサーバをさらに備えたことを特徴と
する。この構成によれば、WWWサーバの運用が一時的
に停止した場合であっても、代理用WWWサーバにより
外部からのアクセスに対応することができ、したがって
WWWサーバの移設が可能となる。
【0015】この発明にかかるサーバ支援方法は、TC
P/IPを利用したネットワークにおいてメールサーバ
を支援するためのメールサーバ支援方法であって、
(a)DNSサーバにより管理される正規のメールサー
バが移設される所定の時期を起点として遡った所定の時
期までに、前記DNSサーバに代理用メールサーバを登
録してDNSを設定するステップ(例えば後述するステ
ップS05の処理内容に相当する要素)と、(b)所定
の場所に前記代理用メールサーバを設置するステップ
(例えば後述するステップS03,S06の処理内容に
相当する要素)と、(c)所定の時期に前記正規のメー
ルサーバを前記ネットワークから撤去するステップ(例
えば後述するステップS04,S07の処理内容に相当
する要素)と、(d)前記正規のメールサーバを移設
し、前記正規のメールサーバを設置するステップ(例え
ば後述するステップS10の処理内容に相当する要素)
と、(e)前記DNSの設定を元に戻すステップ(例え
ば後述するステップS12の処理内容に相当する要素)
と、を含むことを特徴とする。この発明にかかるサーバ
支援システムは、TCP/IPを利用したネットワーク
においてWWWサーバを支援するためのWWWサーバ支
援方法であって、(a)前記ネットワークに接続された
正規のWWWサーバの移設に際し、前記正規のWWWサ
ーバを撤去して代理用WWWサーバを設置するステップ
と、(b)前記正規のWWWサーバを移設して前記ネッ
トワークに再び接続するステップと、を含むことを特徴
とする。
P/IPを利用したネットワークにおいてメールサーバ
を支援するためのメールサーバ支援方法であって、
(a)DNSサーバにより管理される正規のメールサー
バが移設される所定の時期を起点として遡った所定の時
期までに、前記DNSサーバに代理用メールサーバを登
録してDNSを設定するステップ(例えば後述するステ
ップS05の処理内容に相当する要素)と、(b)所定
の場所に前記代理用メールサーバを設置するステップ
(例えば後述するステップS03,S06の処理内容に
相当する要素)と、(c)所定の時期に前記正規のメー
ルサーバを前記ネットワークから撤去するステップ(例
えば後述するステップS04,S07の処理内容に相当
する要素)と、(d)前記正規のメールサーバを移設
し、前記正規のメールサーバを設置するステップ(例え
ば後述するステップS10の処理内容に相当する要素)
と、(e)前記DNSの設定を元に戻すステップ(例え
ば後述するステップS12の処理内容に相当する要素)
と、を含むことを特徴とする。この発明にかかるサーバ
支援システムは、TCP/IPを利用したネットワーク
においてWWWサーバを支援するためのWWWサーバ支
援方法であって、(a)前記ネットワークに接続された
正規のWWWサーバの移設に際し、前記正規のWWWサ
ーバを撤去して代理用WWWサーバを設置するステップ
と、(b)前記正規のWWWサーバを移設して前記ネッ
トワークに再び接続するステップと、を含むことを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 <実施の形態1>図1に、この発明の実施の形態1にか
かるサーバ支援システムが適用の対象とするネットワー
クの構成を示す。図1において、符号100は、TCP
/IP(Transmission Control Protocol/Internet Prot
ocol)を利用したネットワーク、すなわちインターネッ
トである。符号100A〜100Cは、インターネット
の接続業者であるインターネットプロバイダ、符号20
0は、或る会社組織に構築されたLAN、符号300
は、或る事務所に構築されたLAN、符号400は、後
述する管理センタに構築されたLANである。
施の形態について説明する。 <実施の形態1>図1に、この発明の実施の形態1にか
かるサーバ支援システムが適用の対象とするネットワー
クの構成を示す。図1において、符号100は、TCP
/IP(Transmission Control Protocol/Internet Prot
ocol)を利用したネットワーク、すなわちインターネッ
トである。符号100A〜100Cは、インターネット
の接続業者であるインターネットプロバイダ、符号20
0は、或る会社組織に構築されたLAN、符号300
は、或る事務所に構築されたLAN、符号400は、後
述する管理センタに構築されたLANである。
【0017】ここで、LAN200は、DNSサーバ2
10、メールサーバ220、端末230A,230B等
から構成され、インターネットプロバイダ100Aを介
してインターネット100に接続される。また、LAN
300は、DNSサーバ310、メールサーバ320、
WWWサーバ330、端末340A,340B等から構
成され、インターネットプロバイダ100Bを介してイ
ンターネット100に接続される。LAN400は、D
NSサーバ410や、この発明の特徴部を構成する後述
する代理用メールサーバ420などから構成され、イン
ターネットプロバイダ100Cを介してインターネット
100に接続される。
10、メールサーバ220、端末230A,230B等
から構成され、インターネットプロバイダ100Aを介
してインターネット100に接続される。また、LAN
300は、DNSサーバ310、メールサーバ320、
WWWサーバ330、端末340A,340B等から構
成され、インターネットプロバイダ100Bを介してイ
ンターネット100に接続される。LAN400は、D
NSサーバ410や、この発明の特徴部を構成する後述
する代理用メールサーバ420などから構成され、イン
ターネットプロバイダ100Cを介してインターネット
100に接続される。
【0018】この実施の形態にかかるサーバ支援システ
ムは、DNSサーバを介して電子メールを受信するメー
ルサーバと、WWWサーバを支援するためのシステムで
あって、正規のメールサーバに代わって電子メールを受
信して該電子メールの送信元に対し所定のメッセージを
返信するための代理用メールサーバ420と、この代理
用メールサーバをDNSサーバに登録する登録手段(図
示なし)と、代理用WWWサーバ(図示なし)とから構
成される。この実施の形態では、この登録手段は、DN
Sサーバ310の機能として実現されている。すなわ
ち、登録手段は、DNSサーバ310が有する後述のD
NSデータを編集するためのエディタなどから構成され
る。また、代理用のメールサーバ420は、このサーバ
で代理される正規のメールサーバが設置されているドメ
インとは異なるドメインに設置されたものである。な
お、この代理用メールサーバ420は、管理センタに限
らず、任意の場所に設置が可能なようになっている。た
だし、正規のメールサーバが設置された現地に設置する
場合には、ドメインは同じになる。
ムは、DNSサーバを介して電子メールを受信するメー
ルサーバと、WWWサーバを支援するためのシステムで
あって、正規のメールサーバに代わって電子メールを受
信して該電子メールの送信元に対し所定のメッセージを
返信するための代理用メールサーバ420と、この代理
用メールサーバをDNSサーバに登録する登録手段(図
示なし)と、代理用WWWサーバ(図示なし)とから構
成される。この実施の形態では、この登録手段は、DN
Sサーバ310の機能として実現されている。すなわ
ち、登録手段は、DNSサーバ310が有する後述のD
NSデータを編集するためのエディタなどから構成され
る。また、代理用のメールサーバ420は、このサーバ
で代理される正規のメールサーバが設置されているドメ
インとは異なるドメインに設置されたものである。な
お、この代理用メールサーバ420は、管理センタに限
らず、任意の場所に設置が可能なようになっている。た
だし、正規のメールサーバが設置された現地に設置する
場合には、ドメインは同じになる。
【0019】ここで、DNSサーバ310は、メールサ
ーバ320のIPアドレスとドメイン名との相互変換に
関するDNSデータを有している。このDNSデータ
は、DNSサーバ310に管理されるメールサーバ32
0のIPアドレスとドメイン名との対応関係が記述され
た情報であって、DNSサーバ310をアクセスした外
部のDNSサーバに取得され、そのDNSサーバのキャ
ッシュに保持される。DNSサーバ310に管理される
べきメールサーバは、DNSデータに記述されている。
このようにメールサーバをDNSデータに記述すること
により、このメールサーバの登録が行われる。また、1
つのDNSサーバに複数のメールサーバを登録する場
合、優先順位が付けられる。受信側のメールサーバに障
害が発生した場合、送信側のメールサーバにより優先順
位の高いメールサーバが順に選択され、この優先順位に
従って何れかのメールサーバに電子メールが配信され
る。
ーバ320のIPアドレスとドメイン名との相互変換に
関するDNSデータを有している。このDNSデータ
は、DNSサーバ310に管理されるメールサーバ32
0のIPアドレスとドメイン名との対応関係が記述され
た情報であって、DNSサーバ310をアクセスした外
部のDNSサーバに取得され、そのDNSサーバのキャ
ッシュに保持される。DNSサーバ310に管理される
べきメールサーバは、DNSデータに記述されている。
このようにメールサーバをDNSデータに記述すること
により、このメールサーバの登録が行われる。また、1
つのDNSサーバに複数のメールサーバを登録する場
合、優先順位が付けられる。受信側のメールサーバに障
害が発生した場合、送信側のメールサーバにより優先順
位の高いメールサーバが順に選択され、この優先順位に
従って何れかのメールサーバに電子メールが配信され
る。
【0020】外部のLAN200内のDNSサーバ21
0は、DNSサーバ310からDNSデータを取得する
と、以後、このDNSデータから、DNSサーバ310
に管理されたメールサーバ320の所在を把握する。し
たがって、外部のDNSサーバ210は、取得したDN
Sデータを参照することにより、送信先のDNSサーバ
310を直接的にアクセスすることなくメールサーバ3
20の所在を速やかに把握することができる。DNSサ
ーバ310は、外部のDNSサーバに自己のDNSデー
タを配信する場合、このDNSデータの有効期間(すな
わち外部のDNSサーバに保持されるべき期間)を予め
設定する。外部のDNSサーバに保持されたDNSデー
タは、その有効期間が経過すると効力を失う。一般に
は、DNSデータの保持期間として例えば1日〜3日程
度の期間が配信元のDNSサーバで設定される。
0は、DNSサーバ310からDNSデータを取得する
と、以後、このDNSデータから、DNSサーバ310
に管理されたメールサーバ320の所在を把握する。し
たがって、外部のDNSサーバ210は、取得したDN
Sデータを参照することにより、送信先のDNSサーバ
310を直接的にアクセスすることなくメールサーバ3
20の所在を速やかに把握することができる。DNSサ
ーバ310は、外部のDNSサーバに自己のDNSデー
タを配信する場合、このDNSデータの有効期間(すな
わち外部のDNSサーバに保持されるべき期間)を予め
設定する。外部のDNSサーバに保持されたDNSデー
タは、その有効期間が経過すると効力を失う。一般に
は、DNSデータの保持期間として例えば1日〜3日程
度の期間が配信元のDNSサーバで設定される。
【0021】以下、LAN300が構築された事務所の
移転に伴って、LAN300内のメールサーバ320お
よびWWWサーバ330を移設する場合を例とし、図2
に示すフローに沿って、図3を参照しながら、この実施
の形態にかかるサーバ支援システムの動作(サーバ支援
方法)を説明する。ここで、図2は、事務所に設置され
たメールサーバとWWWサーバを移設するための手続の
流れを示し、図3は、正規のサーバと代理用サーバの設
置および撤去の時期を模式的に示す。
移転に伴って、LAN300内のメールサーバ320お
よびWWWサーバ330を移設する場合を例とし、図2
に示すフローに沿って、図3を参照しながら、この実施
の形態にかかるサーバ支援システムの動作(サーバ支援
方法)を説明する。ここで、図2は、事務所に設置され
たメールサーバとWWWサーバを移設するための手続の
流れを示し、図3は、正規のサーバと代理用サーバの設
置および撤去の時期を模式的に示す。
【0022】ステップS01:先ず、事務所の移転工事
について、事務所の担当者と、このシステムの運用担当
者との間で打ち合わせを行い、事務所に設置されたメー
ルサーバ320およびWWWサーバ330の移設の日時
や、代理用のメールサーバ420の設置場所等について
協議する。この代理用メールサーバ420の設置場所と
しては、このサーバ支援システムの運用を管理する管理
センタの他、移設対象の正規のメールサーバが設置され
た現地を選択することが可能である。 ステップS02:続いて、代理用のメールサーバ420
の設置場所について判断(検討)する。この判断は、事
務所に代理用のメールサーバの設置ができないなどの事
務所側の事情を参酌して行われる。
について、事務所の担当者と、このシステムの運用担当
者との間で打ち合わせを行い、事務所に設置されたメー
ルサーバ320およびWWWサーバ330の移設の日時
や、代理用のメールサーバ420の設置場所等について
協議する。この代理用メールサーバ420の設置場所と
しては、このサーバ支援システムの運用を管理する管理
センタの他、移設対象の正規のメールサーバが設置され
た現地を選択することが可能である。 ステップS02:続いて、代理用のメールサーバ420
の設置場所について判断(検討)する。この判断は、事
務所に代理用のメールサーバの設置ができないなどの事
務所側の事情を参酌して行われる。
【0023】ステップS03:ここで、代理用のメール
サーバの設置場所が、移転すべきメールサーバ320が
設置されている現地の事務所とする旨の判断がなされた
場合(ステップS02:現地)、図3に示すように、移
設開始の時期t2に、代理用のメールサーバを現地に設
置する。 ステップS04:そして、同じく移設開始の時期t2
に、現地で正規のメールサーバ320をLANから撤去
する。
サーバの設置場所が、移転すべきメールサーバ320が
設置されている現地の事務所とする旨の判断がなされた
場合(ステップS02:現地)、図3に示すように、移
設開始の時期t2に、代理用のメールサーバを現地に設
置する。 ステップS04:そして、同じく移設開始の時期t2
に、現地で正規のメールサーバ320をLANから撤去
する。
【0024】ステップS05:次に、上述のステップS
02において、代理用のメールサーバを、このシステム
の運用を管理する所定の管理センタに設置する旨の判断
がなされた場合(ステップS02:管理センタ)、登録
手段(図示なし)を用いて、この代理用のメールサーバ
を現地のDNSサーバ310に登録する。具体的には、
図3に示すように、正規のメールサーバ320が移設さ
れる時期t2を起点として、DNSサーバ310が外部
に配信するDNSデータの有効期間Tcだけ遡った所定
の時期t1までに、メールサーバ420をDNSサーバ
310のDNSデータに記述することにより、DNSの
設定を行う。この例では、代理用メールサーバの設置と
登録を同時期に行うものとしているが、代理用メールサ
ーバ420の設置は、正規のメールサーバ320が撤去
されるまでに行われれば足りる。ステップS06:続い
て、図1に示すように、管理センタに代理用のメールサ
ーバ420を設置する。
02において、代理用のメールサーバを、このシステム
の運用を管理する所定の管理センタに設置する旨の判断
がなされた場合(ステップS02:管理センタ)、登録
手段(図示なし)を用いて、この代理用のメールサーバ
を現地のDNSサーバ310に登録する。具体的には、
図3に示すように、正規のメールサーバ320が移設さ
れる時期t2を起点として、DNSサーバ310が外部
に配信するDNSデータの有効期間Tcだけ遡った所定
の時期t1までに、メールサーバ420をDNSサーバ
310のDNSデータに記述することにより、DNSの
設定を行う。この例では、代理用メールサーバの設置と
登録を同時期に行うものとしているが、代理用メールサ
ーバ420の設置は、正規のメールサーバ320が撤去
されるまでに行われれば足りる。ステップS06:続い
て、図1に示すように、管理センタに代理用のメールサ
ーバ420を設置する。
【0025】ステップS07:続いて、図3に示すよう
に、移設開始の時期t2において、現地で正規のメール
サーバ320をLANから撤去する。以上により、正規
のメールサーバに代えて、代理用メールサーバが管理セ
ンタまたは現地の何れかに設置される。なお、上述のス
テップS02〜S07により代理用メールサーバの設置
場所として管理センタまたは現地が選ばれ、この後、以
下のステップS08以降が実行されるが、説明の便宜
上、代理用メールサーバの設置場所として管理センタが
選ばれ、管理センタに代理用のメールサーバ420が設
置されたものとする。
に、移設開始の時期t2において、現地で正規のメール
サーバ320をLANから撤去する。以上により、正規
のメールサーバに代えて、代理用メールサーバが管理セ
ンタまたは現地の何れかに設置される。なお、上述のス
テップS02〜S07により代理用メールサーバの設置
場所として管理センタまたは現地が選ばれ、この後、以
下のステップS08以降が実行されるが、説明の便宜
上、代理用メールサーバの設置場所として管理センタが
選ばれ、管理センタに代理用のメールサーバ420が設
置されたものとする。
【0026】ステップS08:次に、同じく移設開始の
時期t2において、代理用のWWWサーバ(図示なし)
を現地に設置し、正規のWWWサーバ330を撤去す
る。 ステップS09:続いて、管理センタに設置された代理
用のメールサーバと、現地に設置された代理用のWWW
サーバ(図示なし)の動作試験を行い、これらが正常に
機能することを確認する。この後、正規のメールサーバ
320およびWWWサーバ330の移設が完了するま
で、代理用のメールサーバ420および代理用のWWW
サーバが、正規のメールサーバ320およびWWWサー
バ330に代わって機能する。
時期t2において、代理用のWWWサーバ(図示なし)
を現地に設置し、正規のWWWサーバ330を撤去す
る。 ステップS09:続いて、管理センタに設置された代理
用のメールサーバと、現地に設置された代理用のWWW
サーバ(図示なし)の動作試験を行い、これらが正常に
機能することを確認する。この後、正規のメールサーバ
320およびWWWサーバ330の移設が完了するま
で、代理用のメールサーバ420および代理用のWWW
サーバが、正規のメールサーバ320およびWWWサー
バ330に代わって機能する。
【0027】ここで、移設の期間中(図3に示す時期t
2〜t3の期間)に、外部のLAN200からLAN3
00のメールサーバ320宛てに電子メールが送信され
た場合の動作を説明する。この場合、LAN200内の
メールサーバ220は、DNSサーバ210のキャッシ
ュに保持されているDNSデータを参照して、最も優先
順位の高いメールサーバ320に対し送信を試みるが、
メールサーバ320は撤去された後なので、この電子メ
ールはメールサーバ320に受信されない。ここで、D
NSサーバ210にキャッシュされているDNSデータ
は、移設時期t2から有効期間Tc以内に取得されたも
のであるから、管理センタに設置されたメールサーバ4
20が既にこのDNSデータに登録されている。そこ
で、メールサーバ220は、このDNSデータを参照し
て、次に優先順位の高い管理センタの代理用メールサー
バ420を選択し、この代理用のメールサーバ420に
対して電子メールの送信を行う。
2〜t3の期間)に、外部のLAN200からLAN3
00のメールサーバ320宛てに電子メールが送信され
た場合の動作を説明する。この場合、LAN200内の
メールサーバ220は、DNSサーバ210のキャッシ
ュに保持されているDNSデータを参照して、最も優先
順位の高いメールサーバ320に対し送信を試みるが、
メールサーバ320は撤去された後なので、この電子メ
ールはメールサーバ320に受信されない。ここで、D
NSサーバ210にキャッシュされているDNSデータ
は、移設時期t2から有効期間Tc以内に取得されたも
のであるから、管理センタに設置されたメールサーバ4
20が既にこのDNSデータに登録されている。そこ
で、メールサーバ220は、このDNSデータを参照し
て、次に優先順位の高い管理センタの代理用メールサー
バ420を選択し、この代理用のメールサーバ420に
対して電子メールの送信を行う。
【0028】管理センタのLAN400内に設置された
代理用のメールサーバ420は、メールサーバ220か
ら電子メールを受信すると、当該メールの本来の送信先
であるメールサーバ320が事務所の移転等の事情によ
り移転完了まで電子メールを受信できない旨や復旧予定
日時を送信者に伝える。具体的には、電子メールの送信
者に対して、「現在、事務所移転中のため、電子メール
の受信ができません。恐れいりますが、○月○日以降に
再送をお願い申し上げます。」などの任意のメッセージ
を返信する。また、WWWサーバ330の利用者に対し
ては、事務所の移転により現在利用できない旨と、復旧
予定日時を伝える。具体的には、現地に設置された代理
用のWWWサーバは、正規のWWWサーバ330の運用
停止中に、「ホームページ引越し中(○月○日以降、再
アクセスできます)」などの任意のメッセージを表示す
る。
代理用のメールサーバ420は、メールサーバ220か
ら電子メールを受信すると、当該メールの本来の送信先
であるメールサーバ320が事務所の移転等の事情によ
り移転完了まで電子メールを受信できない旨や復旧予定
日時を送信者に伝える。具体的には、電子メールの送信
者に対して、「現在、事務所移転中のため、電子メール
の受信ができません。恐れいりますが、○月○日以降に
再送をお願い申し上げます。」などの任意のメッセージ
を返信する。また、WWWサーバ330の利用者に対し
ては、事務所の移転により現在利用できない旨と、復旧
予定日時を伝える。具体的には、現地に設置された代理
用のWWWサーバは、正規のWWWサーバ330の運用
停止中に、「ホームページ引越し中(○月○日以降、再
アクセスできます)」などの任意のメッセージを表示す
る。
【0029】このように、正規のメールサーバ320が
移設される時期t2を起点として、有効期間Tcだけ遡
った所定の時期t1までに代理用のメールサーバ420
を登録することにより、移設開始時期t2以降において
代理用のメールサーバ420が外部に認識されない場合
がなくなる。したがって、移設期間において、正規のメ
ールサーバ320が確実に代理用のメールサーバ420
によって代理されるととなり、着信した電子メールなど
に対応することが可能となる。
移設される時期t2を起点として、有効期間Tcだけ遡
った所定の時期t1までに代理用のメールサーバ420
を登録することにより、移設開始時期t2以降において
代理用のメールサーバ420が外部に認識されない場合
がなくなる。したがって、移設期間において、正規のメ
ールサーバ320が確実に代理用のメールサーバ420
によって代理されるととなり、着信した電子メールなど
に対応することが可能となる。
【0030】ここで、仮に、有効期間Tcだけ遡った所
定の時期t1以降に代理用のメールサーバ420を登録
することとした場合、移設開始の時期t2以後におい
て、代理用のメールサーバ420が登録される以前のD
NSデータを保持するDNSサーバが外部に存在するこ
ととなる。従って、この外部のDNSサーバを利用する
外部のメールサーバは、移設期間において代理用のメー
ルサーバ420の存在を把握することができず、したが
って代理用のメールサーバ420は、この外部のメール
サーバに対して正規のメールサーバ320を代理するこ
とができなくなる事態が生じる。しかしながら、この発
明によれば、所定の時期t1以前に代理用のメールサー
バ420を登録するので、このような事態が生じること
はない。
定の時期t1以降に代理用のメールサーバ420を登録
することとした場合、移設開始の時期t2以後におい
て、代理用のメールサーバ420が登録される以前のD
NSデータを保持するDNSサーバが外部に存在するこ
ととなる。従って、この外部のDNSサーバを利用する
外部のメールサーバは、移設期間において代理用のメー
ルサーバ420の存在を把握することができず、したが
って代理用のメールサーバ420は、この外部のメール
サーバに対して正規のメールサーバ320を代理するこ
とができなくなる事態が生じる。しかしながら、この発
明によれば、所定の時期t1以前に代理用のメールサー
バ420を登録するので、このような事態が生じること
はない。
【0031】ここで、再び説明を図2のフローに戻す。
ステップS10:前述のように正規のメールサーバ32
0およびWWWサーバ330を移転元の事務所から撤去
した後、これらのサーバを移転先の事務所に搬送して移
設する。すなわち、図3において、時期t3において、
移転先の事務所に搬送されたメールサーバ320および
WWWサーバ330を設置し、LAN300に接続す
る。これにより正規のメールサーバ320およびWWW
サーバ330の移設が終了する。この時点でのLAN3
00の構成は、上述の図1に示す場合と同様となる。た
だし、正規のメールサーバ320およびWWWサーバ3
30の設置場所は移転後の事務所である。なお、上述の
ステップS08〜S10は、現地に代理用メールサーバ
を設置した場合にも同様に実行される。
0およびWWWサーバ330を移転元の事務所から撤去
した後、これらのサーバを移転先の事務所に搬送して移
設する。すなわち、図3において、時期t3において、
移転先の事務所に搬送されたメールサーバ320および
WWWサーバ330を設置し、LAN300に接続す
る。これにより正規のメールサーバ320およびWWW
サーバ330の移設が終了する。この時点でのLAN3
00の構成は、上述の図1に示す場合と同様となる。た
だし、正規のメールサーバ320およびWWWサーバ3
30の設置場所は移転後の事務所である。なお、上述の
ステップS08〜S10は、現地に代理用メールサーバ
を設置した場合にも同様に実行される。
【0032】ステップS11:続いて、代理用のメール
サーバ420を管理センタに設置したか否かを判断す
る。 ステップS12:上述のステップS11において、管理
センタに設置した場合(ステップS11:YES)、上
述のステップS05で設定したDNSサーバ310のD
NSの設定を元に戻す。また、管理センタに設置してい
ない場合(ステップS11:NO)、このステップS1
2を省き、次のステップS13に移行する。
サーバ420を管理センタに設置したか否かを判断す
る。 ステップS12:上述のステップS11において、管理
センタに設置した場合(ステップS11:YES)、上
述のステップS05で設定したDNSサーバ310のD
NSの設定を元に戻す。また、管理センタに設置してい
ない場合(ステップS11:NO)、このステップS1
2を省き、次のステップS13に移行する。
【0033】ステップS13:続いて、図3に示すよう
に、時期t3において正規のメールサーバ320および
WWWサーバ330の移設が終了した後、代理用のメー
ルサーバ420およびWWWサーバを撤去する。 ステップS14:最後に、正規のメールサーバ320お
よびWWWサーバ330の動作試験を行い、これらが正
常に動作することを確認する。以上により、正規のメー
ルサーバ320およびWWWサーバ330の移設に伴う
全ての作業が完了する。
に、時期t3において正規のメールサーバ320および
WWWサーバ330の移設が終了した後、代理用のメー
ルサーバ420およびWWWサーバを撤去する。 ステップS14:最後に、正規のメールサーバ320お
よびWWWサーバ330の動作試験を行い、これらが正
常に動作することを確認する。以上により、正規のメー
ルサーバ320およびWWWサーバ330の移設に伴う
全ての作業が完了する。
【0034】上述の実施の形態では、代理用のメールサ
ーバは、現地または管理センタの何れかを設置場所とし
て選択するものとしたが、これに限定されることなく、
現地のみに設置することを前提としてもよく、所定の管
理センタのみに設置することを前提としてもよい。ま
た、上述の実施の形態では、メールサーバ320と共
に、WWWサーバ330を移設するものとしたが、もち
ろん、メールサーバ320のみを移設するものとしても
よく、WWWサーバ330のみを移設するものとしても
よい。いずれを移設するかによって、代理用のメールサ
ーバおよびWWWサーバの何れかを準備すればよい。
ーバは、現地または管理センタの何れかを設置場所とし
て選択するものとしたが、これに限定されることなく、
現地のみに設置することを前提としてもよく、所定の管
理センタのみに設置することを前提としてもよい。ま
た、上述の実施の形態では、メールサーバ320と共
に、WWWサーバ330を移設するものとしたが、もち
ろん、メールサーバ320のみを移設するものとしても
よく、WWWサーバ330のみを移設するものとしても
よい。いずれを移設するかによって、代理用のメールサ
ーバおよびWWWサーバの何れかを準備すればよい。
【0035】以下、この実施の形態にかかるサーバ支援
システムの特徴をまとめる。 (1)事務所の移転等に伴い、メールサーバおよびWW
Wサーバを移設する間(撤去して取り付けるまでの
間)、これらのサーバに代わって機能し、運用の停止理
由および復旧予定日時を利用者に伝える。 (2)メールサーバの撤去時に先だって、メールサーバ
を登録しているDNSサーバに、代理用のメールサーバ
を登録する。これにより、移転中に受信した電子メール
に対応する。
システムの特徴をまとめる。 (1)事務所の移転等に伴い、メールサーバおよびWW
Wサーバを移設する間(撤去して取り付けるまでの
間)、これらのサーバに代わって機能し、運用の停止理
由および復旧予定日時を利用者に伝える。 (2)メールサーバの撤去時に先だって、メールサーバ
を登録しているDNSサーバに、代理用のメールサーバ
を登録する。これにより、移転中に受信した電子メール
に対応する。
【0036】(3)障害時の停止に備えて、複数のメー
ルサーバを設置しておき、これらのメールサーバには、
優先順位があらかじめDNSサーバにより付与されてい
る。障害の発生時には、送信側のメールサーバにより優
先順位の高いメールサーバを順次選択し、障害の発生し
たメールサーバに代えて通信する。これにより、メール
サーバの故意の停止に対し、メールの送信者にすぐさま
その事実を伝える。 (4)DNSサーバに、移転等の対象となるメールサー
バに次ぐ優先順位で本システムの代理用のネームサーバ
を登録しておき、且つ設置しておくことにより、事務所
移転等によりメールサーバが停止した際に、送信側のメ
ールサーバが本システムの代理用メールサーバを送信先
として通信を行う。
ルサーバを設置しておき、これらのメールサーバには、
優先順位があらかじめDNSサーバにより付与されてい
る。障害の発生時には、送信側のメールサーバにより優
先順位の高いメールサーバを順次選択し、障害の発生し
たメールサーバに代えて通信する。これにより、メール
サーバの故意の停止に対し、メールの送信者にすぐさま
その事実を伝える。 (4)DNSサーバに、移転等の対象となるメールサー
バに次ぐ優先順位で本システムの代理用のネームサーバ
を登録しておき、且つ設置しておくことにより、事務所
移転等によりメールサーバが停止した際に、送信側のメ
ールサーバが本システムの代理用メールサーバを送信先
として通信を行う。
【0037】(5)DNSサーバに登録されているメー
ルサーバに関する情報であるDNSデータは、他のメー
ルサーバから参照され、一旦参照されたDNSデータは
キャッシュとして、それを参照したDNSサーバに一定
期間(DNSデータの有効期間)保存される。そのた
め、DNSサーバに代理用のメールサーバを登録するタ
イミングは、その有効期間を考慮し、メールサーバの撤
去日時から、少なくとも、DNSデータの有効期間を遡
った日時以前に、DNSサーバに代理用のメールサーバ
を登録する。これにより、メールサーバの撤去日時以降
には、送信側のメールサーバは、その通信相手として、
本システムの代理用のメールサーバを得る。
ルサーバに関する情報であるDNSデータは、他のメー
ルサーバから参照され、一旦参照されたDNSデータは
キャッシュとして、それを参照したDNSサーバに一定
期間(DNSデータの有効期間)保存される。そのた
め、DNSサーバに代理用のメールサーバを登録するタ
イミングは、その有効期間を考慮し、メールサーバの撤
去日時から、少なくとも、DNSデータの有効期間を遡
った日時以前に、DNSサーバに代理用のメールサーバ
を登録する。これにより、メールサーバの撤去日時以降
には、送信側のメールサーバは、その通信相手として、
本システムの代理用のメールサーバを得る。
【0038】(6)代理用のメールサーバは、電子メー
ルを一旦受け取るが、すぐさまその送信者に対し、事務
所移転等により移転完了後まで電子メールを受信できな
い旨の返信メールを送信し、再送を促す。 (7)代理用のWWWサーバは、事務所移転等によるサ
ーバの撤去時に、自動または手動により、撤去されるW
WWサーバに代わり、「ホームページ引っ越し中」等の
任意のメッセージを表示する。
ルを一旦受け取るが、すぐさまその送信者に対し、事務
所移転等により移転完了後まで電子メールを受信できな
い旨の返信メールを送信し、再送を促す。 (7)代理用のWWWサーバは、事務所移転等によるサ
ーバの撤去時に、自動または手動により、撤去されるW
WWサーバに代わり、「ホームページ引っ越し中」等の
任意のメッセージを表示する。
【0039】(8)移転の完了日に、正規のメールサー
バおよび正規のWWWサーバを次の手順により行うこと
により、サーバの移設が完了する。 A.メールサーバ 移転時に撤去したメールサーバを移設先にて取付する。
取付後に、本システムの代理用のメールサーバを撤去す
る。 B.WWWサーバ 移転時に撤去したWWWサーバを移設先にて取付する。
取付後に、本システムの代理用のWWWサーバを撤去す
る。
バおよび正規のWWWサーバを次の手順により行うこと
により、サーバの移設が完了する。 A.メールサーバ 移転時に撤去したメールサーバを移設先にて取付する。
取付後に、本システムの代理用のメールサーバを撤去す
る。 B.WWWサーバ 移転時に撤去したWWWサーバを移設先にて取付する。
取付後に、本システムの代理用のWWWサーバを撤去す
る。
【0040】この実施の形態によれば、以下の効果を得
ることができる。本支援システムによれば、事務所移転
等に伴ってメールサーバおよびWWWサーバを移設する
期間において、サーバの運用停止理由および復旧予定日
時を利用者に伝えることができる。また、DNSサーバ
に対する代理用のメールサーバの登録を、DNSデータ
の有効期間だけ遡った時期までに行うため、メールサー
バの撤去直後より、外部からの電子メールに対応するこ
とが可能となる。
ることができる。本支援システムによれば、事務所移転
等に伴ってメールサーバおよびWWWサーバを移設する
期間において、サーバの運用停止理由および復旧予定日
時を利用者に伝えることができる。また、DNSサーバ
に対する代理用のメールサーバの登録を、DNSデータ
の有効期間だけ遡った時期までに行うため、メールサー
バの撤去直後より、外部からの電子メールに対応するこ
とが可能となる。
【0041】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明は、この実施の形態に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態は、事務所
の移転に伴ってメールサーバやWWWサーバの支援を行
うものとしたが、これに限定されることなく、メールサ
ーバやWWWサーバの運用が一時的に停止されることが
予め予定されている場合であれば、どのような場合につ
いても適用することができる。また、上述の実施の形態
では、DNSデータの有効期間Tcだけ遡った時期t1
に代理用のメールサーバの登録を行うものとしてが、こ
れに限定されることなく、遅くともこの時期t1までに
代理用のネームサーバの登録を行うものとすればよい。
本発明は、この実施の形態に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
発明に含まれる。例えば、上述の実施の形態は、事務所
の移転に伴ってメールサーバやWWWサーバの支援を行
うものとしたが、これに限定されることなく、メールサ
ーバやWWWサーバの運用が一時的に停止されることが
予め予定されている場合であれば、どのような場合につ
いても適用することができる。また、上述の実施の形態
では、DNSデータの有効期間Tcだけ遡った時期t1
に代理用のメールサーバの登録を行うものとしてが、こ
れに限定されることなく、遅くともこの時期t1までに
代理用のネームサーバの登録を行うものとすればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DNSサーバにより管理される正規のメールサーバに代
わって電子メールを受信し、該電子メールの送信元に対
し所定のメッセージを返信するための代理用メールサー
バと、前記代理用メールサーバを前記DNSサーバに登
録する登録手段とを備えたので、運用が一時的に停止さ
れたメールサーバに関する情報を、このメールサーバに
宛てた電子メールの送信元に通知することが可能とな
り、運用が一時的に停止したメールサーバを確実に支援
することが可能となる。また、正規のWWWサーバを代
理する代理用WWWサーバを備えたので、運用が一時的
に停止された正規のWWWサーバに関する事情事情をア
クセス元に回答することが可能となる。
DNSサーバにより管理される正規のメールサーバに代
わって電子メールを受信し、該電子メールの送信元に対
し所定のメッセージを返信するための代理用メールサー
バと、前記代理用メールサーバを前記DNSサーバに登
録する登録手段とを備えたので、運用が一時的に停止さ
れたメールサーバに関する情報を、このメールサーバに
宛てた電子メールの送信元に通知することが可能とな
り、運用が一時的に停止したメールサーバを確実に支援
することが可能となる。また、正規のWWWサーバを代
理する代理用WWWサーバを備えたので、運用が一時的
に停止された正規のWWWサーバに関する事情事情をア
クセス元に回答することが可能となる。
【図1】 本発明の実施の形態に係るサーバ支援システ
ムが適用の対象とするネットワークの全体構成を概略的
に示す図である。
ムが適用の対象とするネットワークの全体構成を概略的
に示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るサーバ支援システ
ムに運用手順を示すフローチャートである。
ムに運用手順を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の実施の形態に係る各サーバの設置時
期と撤去時期を模式的に示す図である。
期と撤去時期を模式的に示す図である。
100:インターネット
100A〜100C:インターネットプロバイダ
200〜400:LAN(ローカルエリアネットワー
ク) 210,310,410:DNSサーバ 220,320:メールサーバ 230A,230B,340A,340B:端末 330:WWWサーバ 420:代理用メールサーバ S01〜S14:ステップ Tc:有効期間(DNSデータのキャッシュ期間)
ク) 210,310,410:DNSサーバ 220,320:メールサーバ 230A,230B,340A,340B:端末 330:WWWサーバ 420:代理用メールサーバ S01〜S14:ステップ Tc:有効期間(DNSデータのキャッシュ期間)
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(72)発明者 高田 誠二
東京都千代田区大手町2−2−2 アー
バンネット大手町ビル 株式会社エヌ・
ティ・ティ エムイー内
(72)発明者 斎藤 隆幸
東京都千代田区大手町2−2−2 アー
バンネット大手町ビル 株式会社エヌ・
ティ・ティ エムイー内
(72)発明者 杉本 晋司
東京都千代田区大手町2−2−2 アー
バンネット大手町ビル 株式会社エヌ・
ティ・ティ エムイー内
(72)発明者 林 正之
東京都千代田区大手町2−2−2 アー
バンネット大手町ビル 株式会社エヌ・
ティ・ティ エムイー内
(72)発明者 志村 重光
東京都千代田区大手町2−2−2 アー
バンネット大手町ビル 株式会社エヌ・
ティ・ティ エムイー内
(56)参考文献 特開 平5−327767(JP,A)
特開 平9−288624(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04L 12/58
G06F 13/00
Claims (6)
- 【請求項1】 TCP/IPを利用したネットワークに
おいてメールサーバを支援するためのシステムであっ
て、 DNSサーバにより管理される正規のメールサーバに代
わって電子メールを受信し、該電子メールの送信元に対
し所定のメッセージを返信するための代理用メールサー
バと、 前記代理用メールサーバを前記DNSサーバに登録する
登録手段と、 を備えたことを特徴とするサーバ支援システム。 - 【請求項2】 前記登録手段は、 前記正規のメールサーバが移設される時期を起点とし
て、前記DNSサーバが外部に配信するDNSデータの
有効期間だけ遡った所定の時期までに、前記DNSサー
バに前記代理用メールサーバを登録することを特徴とす
る請求項1に記載されたサーバ支援システム。 - 【請求項3】 前記代理用メールサーバは、前記正規の
メールサーバが設置されているドメインとは異なるドメ
インに設置されたものであることを特徴とする請求項1
または2の何れかに記載されたサーバ支援システム。 - 【請求項4】 前記DNSサーバに管理されるWWWサ
ーバを代理する代理用WWWサーバをさらに備えたこと
を特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載されたサ
ーバ支援システム。 - 【請求項5】 TCP/IPを利用したネットワークに
おいてメールサーバを支援するためのメールサーバ支援
方法であって、 (a)DNSサーバにより管理される正規のメールサー
バが移設される所定の時期を起点として遡った所定の時
期までに、前記DNSサーバに代理用メールサーバを登
録してDNSを設定するステップと、 (b)所定の場所に前記代理用メールサーバを設置する
ステップと、 (c)所定の時期に前記正規のメールサーバを前記ネッ
トワークから撤去するステップと、 (d)前記正規のメールサーバを移設し、前記正規のメ
ールサーバを設置するステップと、 (e)前記DNSの設定を元に戻すステップと、 を含むことを特徴とするサーバ支援方法。 - 【請求項6】 TCP/IPを利用したネットワークに
おいてWWWサーバを支援するためのWWWサーバ支援
方法であって、 (a)前記ネットワークに接続された正規のWWWサー
バの移設に際し、前記正規のWWWサーバを撤去して代
理用WWWサーバを設置するステップと、 (b)前記正規のWWWサーバを移設して前記ネットワ
ークに再び接続するステップと、 を含むことを特徴とするサーバ支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240240A JP3421308B2 (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | サーバ支援システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000240240A JP3421308B2 (ja) | 2000-08-08 | 2000-08-08 | サーバ支援システム及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002057691A JP2002057691A (ja) | 2002-02-22 |
JP3421308B2 true JP3421308B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=18731633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3421308B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004102396A1 (ja) | 2003-05-14 | 2004-11-25 | Fujitsu Limited | 遅延ストレージ装置および遅延処理方法 |
JP5091794B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2012-12-05 | 株式会社東芝 | 中継装置、中継プログラム、回線冗長化装置およびルータ |
JP2020024617A (ja) * | 2018-08-08 | 2020-02-13 | 清水建設株式会社 | サーバ更新方法、サーバ更新装置及びサーバ設備 |
-
2000
- 2000-08-08 JP JP2000240240A patent/JP3421308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2002057691A (ja) | 2002-02-22 |
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