JP3417417B2 - 冷却可能なガスタービンエンジン用アウターエアシール装置 - Google Patents

冷却可能なガスタービンエンジン用アウターエアシール装置

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JP3417417B2
JP3417417B2 JP51824494A JP51824494A JP3417417B2 JP 3417417 B2 JP3417417 B2 JP 3417417B2 JP 51824494 A JP51824494 A JP 51824494A JP 51824494 A JP51824494 A JP 51824494A JP 3417417 B2 JP3417417 B2 JP 3417417B2
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
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    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ガスタービンエンジンに関し、より詳しく
はタービンのアウターエアシールに関するものである。
発明の背景 典型的なガスタービンエンジンは、作動流体が圧縮機
領域、燃焼領域、タービン領域を順次通過するように、
軸方向に沿った流路を有する。前記の圧縮機領域には、
複数の回転するブレードがあり、作動流体にエネルギー
を付与する。この作動流体は前記圧縮機領域から排出さ
れた後、燃焼領域に導入される。燃焼領域では燃料が圧
縮された作動流体と混合され、かつこの混合物に点火さ
れる。得られた燃焼生成物はその後に前記タービン領域
を通過してから膨張する。このタービン領域には、複数
の回転するブレードがあり、膨張する流体からエネルギ
ーを抽出する。このようにして抽出されたエネルギーの
一部分は、前記圧縮機領域とタービン領域とを連結して
いるローターシャフトを通じて圧縮機領域に戻される。
エネルギーの残りの部分は、その他の機能のために使用
される。
一般的には、ガスタービンエンジンの仕事量は前記燃
料領域内部の燃焼生成物の温度に比例する。前記タービ
ン領域の材料特性と構造的な負荷によって、燃焼生成物
の運転温度の上限が決まる。前記タービン領域での運転
温度範囲を拡大し、ガスタービンエンジンの仕事量を増
加させるための一般的な方法は、前記圧縮機領域での流
体の一部を使用して前記タービン領域を冷却することで
ある。このような冷却流体は、燃焼プロセスを迂回する
ことになる。冷却は、タービン領域での温度範囲幅を拡
大し、タービン領域の部品保守寿命を増加するが、一方
では圧縮された流体を抜き出すことからガスタービンエ
ンジンの最終的な効率が低下することになる。効率の低
下は、タービン領域の内部のブレード部分を冷却流体が
迂回することによっても引き起こされ、これは冷却流体
と前記ブレードとの間でエネルギーの交換が行われない
ことによる。従って、ガスタービンエンジンの出力の増
加と、燃焼領域及びガスタービン領域部分を冷却流体が
迂回することにより発生する効率の低下とをバランスさ
せることが必要であった。
ガスタービンエンジンの効率よい運転には、多くの要
素が関連する。最も重要な要素の一つとしては、前記タ
ービンの前記ローターブレードと、膨張する燃焼生成物
との間の相互作用を挙げることができる。前記ローター
ブレードは、このブレードと前記ローターシャフトとが
取り付けられるローターディスクを有するローターアッ
センブリの一部である。各ローターブレードは、ロータ
ーディスクに取り付けられる根本の部分と、翼型部分と
を有している。その翼型部分は、作動流体が流れる経路
を横切って延長されている。前記ブレードの翼型形状に
よって、膨張する燃焼生成物とブレードとが相互に作用
し、作動流体から前記ブレードへとエネルギーが移動す
る。
作動流体から前記ローターブレードへのエネルギーの
効率よい移動は、前記ブレードの翼型部分に限定して作
動流体を流すことにもある程度依存している。これは、
ブレードの半径方向内周端においては、ブレードのプラ
ットフォームによって、半径方向の外型の端部において
はアウターエアシール装置によって、それぞれ達成され
る。ブレードのプラットフォームは、前記翼型の基部に
おける内周側の流路面を形成する。アウターエアシール
装置は、前記ブレードの先端の外周側における流路面を
形成する。
典型的なアウターエアシール装置は、前記ローターア
ッセンブリを取り囲むように間隔を置いて配置されたア
ーチ型の複数のセグメントを有している。各セグメント
は、軸を中心として回転するブレードの先端に近接しか
つ内周側を向いている流路面を有している。前記ブレー
ドチップとシールの前記流路面との間には半径方向にク
リアランスが設けられている。前記セグメントの前記流
路面は、タービン領域を通過する高温の作動流体と直接
接触する。従って、前記セグメントの温度を許容範囲内
に維持するために、前記アウターエアシール装置を冷却
することが必要である。
前記の半径方向のクリアランスの寸法は、前記ブレー
ドの翼型部分と相互作用せずに前記半径方向のクリアラ
ンスから流れてしまう作動流体の量を最小のものとする
ように設定されている。初期には半径方向のクリアラン
スは、前記ブレードチップと前記セグメントとが衝突し
ないような最小のものとされている。運転の間に前記半
径方向のクリアランスの寸法は、ケーシング構造の温度
に伴って変化する。このクリアランスギャップの変動
は、前記タービン構造の熱膨張係数の違いによるもので
ある。前記ケーシング構造を能動的に冷却することによ
って、ケーシングが収縮し、そのためにアウターエアシ
ール装置が収縮することで前記半径方向のクリアランス
をさらに小さくすることができる。前記部材の座屈又は
連結は、独立した複数のセグメントがあることで防止さ
れている。このような構造を例示するものとしてはワイ
ドナー(Weidner)に与えられた米国特許第4,650,394号
「ガスタービンエンジン用の冷却可能なシール部材」、
に開示されている。
ワイドナーによって開示されているように、冷却流体
は、隣接したシールセグメントの間の開口部を通じて半
径方向に内側に向かって流される。この冷却流体はその
後に、前記セグメントの流路面に流される。その開口部
は、開口部の寸法がエアシール装置とケーシングの温度
変化に伴って変動するように可動とされている。この配
置はエアシール装置を冷却するに必要な圧縮機から吐出
されたエアの量を最適化する。前述したように、前記燃
焼領域を迂回する圧縮機吐出エア量を減少させること
は、ガスタービンエンジンの効率を増加する。
上記技術にもかかわらず、出願の譲受人の指示の下に
科学者及び技術者は圧縮機吐出エアの使用が低減できる
ような冷却可能なアウターエアシール装置の開発に向け
て検討を加えてきた。
発明の開示 本発明は、高出力のターボ機械の温度環境で運転され
るタービンには、冷却方法の改善が必須であり、かつ前
記した冷却方法には、前記セグメント間を連通した冷却
通路を有するものが好適であるという認識の下でなされ
たものである。この冷却機構の1つは、マック(Mack)
等の共同出願である譲渡された同時係属中の題名が「最
適冷却用の極度に冷却されたタービンブレード用アウタ
ーエアシール及びその製造方法」に開示されている。
本発明によれば、隣接するシールセグメントの側面エ
ッジと、これに隣接するセグメント間にある最小間隔の
維持手段としてバンパーが配設される。前記バンパーは
隣接したセグメント間で流体の流れが阻害されてしまう
ことを防止するものである。
本発明の一実施例では、アウターエアシール装置は、
円周上に配置された複数のシールセグメントを有し、か
つクリアランスギャップGだけ離されている。各セグメ
ントには複数のバンパーが配設されており、セグメント
から円周方向に延長されている。また前記バンパーは、
所定の最小ギャップGminよりも前記クリアランスギャッ
プが小さくならないようにするための手段を提供するも
のである。最小ギャップGminは、前記クリアランスギャ
ップを通じて冷却流体が適切に流れるように選択でき
る。各シールは、長軸方向に配置された複数の通路を有
しており、各通路は冷却流体が流れる通路となってい
る。複数のバンパーが、長軸方向に側面のエッジに沿っ
て配置されており、また各バンパーは前記通路の1つに
隣接して配設されている。
本発明の他の実施例では、前記バンパーは、長軸方向
に延長されると同時に前記通路の半径方向外側に配設さ
れる突条を有し、前記の突条はシール底部の半径方向外
周側に突き出すように延長されている。このシール底部
は、隣接したシールセグメントの間に延長されるフェザ
ーシール(feather seal)が突き合わされる表面を与
える。前記突条はシール底部とともにフェザーシールを
連結するシールエッジを形成する。この連結によって、
前記シールセグメントが半径方向に配置がずれている場
合にも破壊されないようになっている。
本発明の原理的な特徴は、前記バンパーが隣接した前
記アウターエアシール装置の間で最小の間隔を維持する
様な寸法とされていることにある。本発明の一実施例で
は、隣接する通路の間にある前記バンパーが長軸方向に
間隔を有することが特徴となっている。さらに、前記バ
ンパーが半径方向に延長されていることによって流体が
前記クリアランスギャップを通じて長軸方向に流れ出し
てしまうことを防止することを特徴とする。別の実施例
においては、前記クリアランスギャップの半径方向にお
ける外部エッジに沿って長軸方向に延長される突条が、
シーリングエッジを形成することを特徴とする。
本発明の第1の効果としては、隣接するセグメント間
において最小のクリアランスギャップを確保して前記ク
リアランスギャップを通じて適切に冷却流を流し、これ
によってアウターエアシールセグメントを効果的に冷却
することにある。1実施例における効果としては、冷却
流体は前記通路を通過し、バンパーによって分離された
前記通路の排出部から排出され、前記バンパーによって
形成されるクリアランスギャップから排出され、これに
よる効率よい熱交換を行うことによって得られるガスタ
ービンエンジンの効率化を挙げることができる。前記ギ
ャップにある冷却流体は支持体の円周方向の端部と被覆
層とを冷却し、本領域が破壊される様な熱勾配の発生を
防止している。別の実施例における効果としては、半径
方向に延長するバンパーと長軸方向に延長する突条が前
記クリアランスギャップを通過する作動流体の長軸方向
の流れを規制して、ガスタービンエンジンの効率化が図
れることにある。前記クリアランスギャップ中での長軸
方向の流れを制限することは、冷却流体が半径方向に前
記の流路中に流れてゆくことを促進する。
本発明の上述及びその他の目的、本発明の特徴及び効
果については、実施例を添付の図面をもって詳細により
明確に説明を行う。
図面の簡単な説明 図1は、ガスタービンエンジンの側面断面図である。
図2は、ローターブレードとアウターエアシール装置
であるアーチ型のシールセグメントを有するステータ部
材を示したタービン領域部分の断面図である。
図3は、通路排出口に隣接する個々のバンパーを有す
るシールセグメントの一対の透視図を示したものであ
る。
図4aは、隣接するシールセグメントの対の間のクリア
ランスギャップを長軸方向から見た際の前記バンパーを
示した図である。
図4bは、半径方向に配置がずれている前記シールのク
リアランスギャップを長軸方向から見た図である。
図5は、通路排出口を有する複数の冷却流体と、通路
排出口に隣接して配設された複数のバンパーと、複数の
バンパーに連結される長軸方向に延長されている突条を
示した図である。
図6aは、長軸方向に延長された突条を含みかつバンパ
ーを有する隣接したシールセグメントの間のクリアラン
スギャップを軸方向から見た図である。
図6bは、図5aに示したシールセグメントの対が半径方
向に配置がずれているところを長軸方向から見た図であ
る。
図7クリアランスギャップを通過し流路内部へ流れる
前記シールセグメント内部の冷却流体の流れを図示した
ものである。
発明の最良の実施態様 図1は、典型的なターボ機械の代表例としてガスター
ビンエンジン12を図示したものである。前記ガスタービ
ンエンジンは、長軸16方向に配設された作動流体の流路
14と、圧縮機領域18と、燃焼領域22と、タービン領域24
と、を有する。
図2には、タービンステータ部材26と、複数のロータ
ーブレード28のうちの一つと、前記作動流体流路と、が
示されている。前記ステータ部材は、タービン領域を取
り囲むケーシング32と、複数の第1ベーン34と、複数の
第2ベーン36と、アウターエアシール装置38とを有して
いる。前記第1ベーンは、前記ローターブレードの長軸
方向の上流側に配設されており、また流路を横切って延
長されている。第2ベーンは前記ローターブレードの長
軸方向の下流で流路を横切って延長されている。各ロー
ターブレードはタービンローター42(図1参照)から半
径方向外側に向かって延長され作動流体の流路を横切っ
ており、前記アウターエアシール装置と半径方向に近接
したブレードチップ44を有している。
前記のアウターエアシール装置は、円周方向に間隔を
もって配置された複数のシールセグメント46を有し、複
数のローターブレードの外周を囲っている。前記の各シ
ールセグメントは取り付け手段48によって前記ステータ
部材上に位置決めされている。前記のシールセグメント
は、半径方向内周側に向かっているシール表面54を有す
る被覆層52と、基材56と、前記基材を通して円周方向に
延長されている複数の通路58と、合わせ面64上に配設さ
れている複数のバンパー62と、を有している。
前記シール表面と前記ブレードチップとの間の半径方
向の間隔は、半径方向のクリアランスCrを規定する。こ
の半径方向のクリアランスCrは、前記ローターブレード
のチップと前記シール表面との間の作動流体の流れを妨
げるように最小とされている。前記半径方向のクリアラ
ンスを通過する流れを妨害することによって、作動流体
と前記翼型形状のブレードとの相互作用が最大になる。
作動流体と前記ローターブレードとの間の相互作用を最
大にすることによって、ガスタービンエンジンの効率が
最大となる。
基材は、前記第1ステータベーンと第2ステータベー
ンとの間で長軸方向に延びており、かつ隣接したシール
セグメントと円周方向に対向している。前記基材は、前
記シールの表面及び取り付け手段の支持構造となる。図
2に示すように、前記の取り付け手段は、前記基材の外
周端に外周に向かって配設された複数のフック66を有す
るものであり、これらが前記ステータ部材に係合してい
る。この延長された部分によって軸方向及び半径方向に
前記シールセグメントが前記ステータ部材に保持されて
いる。
複数ある通路は導入口68と排出口72(図7参照)とを
有している。前記導入口は、基材の半径方向外側面(図
7参照)に配設され、かつ加圧冷却流体源と流体的に連
通している。図示されてはいないが、加圧冷却流体源と
しては、一般には圧縮機領域の作動流体のうちの燃焼器
領域を迂回してきた一部分が用いられる。この冷却流体
は、前記ステータ部材の通路を通って前記通路の各導入
口へと流れる。前記冷却流体は前記通路を通して流通
し、排出口を通して前記通路から排出される。前記排出
口から出た冷却流体は隣接したシールセグメントとの間
の領域74に噴出する(図4a参照)。
前記ステータ部材を通過してくる冷却流体は、ステー
タ部材を冷却して前記ステータ部材の温度が、材料を考
慮して決定されるステータ部材の許容温度以下になるよ
うに維持する。冷却することの別の効果としては、前記
ケーシングを半径方向に収縮させることにある。前記ケ
ーシングを冷却するにつれ、ケーシングは、半径方向に
内側に向かって収縮し、それによって前記シール表面が
前記ブレードチップに対して近接することになる。従っ
てケーシングを冷却することは半径方向のクリアランス
Crを減少させ、この結果、前記ブレードの周囲を漏洩す
る作動流の量が減少して、ガスタービンエンジンの効率
が増加する。
前記冷却流体が圧縮機領域から取り出されるため、前
記燃焼領域を迂回する流体の量を増加させることは前記
ガスタービンエンジンの全体的な効率を下げることにな
る。効果的、効率的に冷却流体を使用することによっ
て、適切な冷却のため要求される冷却流体の量を低減す
ることができる。
図7に示すように、冷却流体は、前記通路へ前記導入
口を通じて導入され、前記通路によって規定される経路
を通過して流れ、排出口において前記通路から排出され
る。前記流体が前記通路を流れることで、熱が前記シー
ルセグメントから前記流体へ移動する。排出口から排出
される冷却流体は隣接するシールセグメントの合わせ面
に当たってその面を冷却する。前記冷却流体は、その後
半径方向内側に向かって流れ、作動流体によって搬出さ
れる。
前記バンパーは、隣接する合わせ面同士が接触しない
ように隣接する合わせ面の間に延びており、合わせ面同
士の接触による前記排出口の閉塞を防止している。前記
バンパーの周方向に測定した高さはHbである。前記高さ
Hbは前記クリアランスギャップGを通過して、隣接した
各シールセグメントの間で冷却流を適切なものとするこ
とを保証することができる最小ギャップGminよりも大き
いか又は等しくなるようにされている。前記各バンパー
は、前記通路の各排出口の閉塞を防ぐために各排出口の
1つにそれぞれ隣接している。前記バンパーは、また前
記ガスタービンエンジンの半径方向にそって測定して半
径方向に幅Wbを有している。前記バンパーの半径方向幅
は、流体が前記クリアランスギャップGを通過して長軸
方向に沿って流れてしまうことを制限している。図2〜
4に示す様に双方の側面のエッジに沿ってバンパーを有
しているが、当業者には明白であるように、複数のバン
パーが一方のみのシールセグメント側面エッジに沿って
配設されていても良い。
図4a及び図4bに示す様に、前記バンパーはシール底部
の外部エッジ76から半径方向に間隔を開けて設けられて
いる。このバンパーの間隔は、フェザーシール82により
シールするために滑らかでかつ連続的なコーナー78を提
供している。前記フェザーシールは前記クリアランスギ
ャップGを半径方向にシールして、冷却流体が前記ギャ
ップGの内側に向かって流れることを防止している。こ
れによって前記冷却流体は、前記通路を通って流れ易く
される。隣接したシールセグメントが半径方向にずれた
位置にあると、図4bに示すように前記フェザーシールは
前記コーナー78の一方に接触する。前記半径方向の間隔
がない場合には、前記フェザーシールは前記バンパーに
接触する。前記バンパーのエッジは、隣接したバンパー
との隙間とともにノコギリ状のエッジを形成する。この
ような隙間は、前記フェザーシールのシール機構を破壊
してしまうことになる。
運転時には、燃焼領域から排出される加熱された気体
は、前記タービン領域で膨張し、それによって前記ロー
ターブレードにエネルギーが移動する。前記アウターエ
アシール装置は、前記加熱された気体の半径方向におけ
る境界を形成し、前記加熱ガスが前記ローターブレード
の前記翼型部分に向くように規制している。前記の加熱
気体が直接接触する結果、前記シールセグメントは加熱
され、前記アウターエアシール部材が膨張して前記半径
方向のクリアランスCrを半径方向に広げる。前記半径方
向のクリアランスCrが広がると、加熱された気体が前記
ローターブレードの前記翼型部分の回りからよりいっそ
う逃れてしまうことで、前記加熱気体とローターブレー
ドとの間の熱交換効率が減少してしまうことになる。
冷却流体は、前記シールセグメントの半径方向の外部
表面からステータ構造中の通路を伝って、前記ステータ
部材の内側へ流れる。通路の導入口は半径方向に外側に
向かっており、冷却流体が前記通路に流れ込むような開
口を有している。前記通路は前記セグメント内部を通っ
て円周方向に延長されているため、前記通路を流れるに
つれ、前記通路を通過する前記冷却流体は前記セグメン
トから熱を除去する。前記冷却流体は、その後前記通路
の排出口を通じて、隣接したセグメントの間のクリアラ
ンスギャップに排出される。前記クリアランスギャップ
内部では前記冷却流体は、前記クリアランスギャップを
形成する対向した面を冷却する。前記冷却流体はその
後、前記タービン領域の流路を通り、作動流体によって
搬出される。
前記バンパーは、前記の各排出口が遮られないよう
に、かつ前記クリアランスギャップを通過する作動流体
の長軸方向の流れを制限するような寸法とされている。
前記バンパーは、隣接したバンパーの間において前記ク
リアランスギャップ内で長軸方向に向いた速度を有する
には不十分な間隔となるような長軸方向に対する間隔を
有しかつ、半径方向に幅を有するものとされている。加
えて、冷却流体の供給源は一般には高圧側の圧縮機から
の抽気によるため、前記ステータ部材を通じて前記通路
の排出口かられ流れ出る前記冷却流体は一般には前記タ
ービン領域の流路中の作動流体よりも高圧である。この
圧力差はまた、冷却流体が前記通路とクリアランスギャ
ップを伝って半径方向に内側に向かって、前記タービン
領域に流れ込むことを促進することになる。
本発明の別の実施例を図5及び図6に示す。シールセ
グメント84は隣接したシールセグメントから延長するバ
ンパー86、突条88を有している。前記バンパーは、図1
〜3に示したバンパーと同様に機能する。前記クリアラ
ンスギャップGの最小の幅を維持することにより、前記
クリアランスギャップGを通過して冷却流が適切に流さ
れる。前記の突条は、合わせ面94の外周側の端部92に沿
って延びており、前記バンパーの高さHbに等しい高さHr
を有している。前記バンパーと突条は共に前記クリアラ
ンスギャップ中で前記流体が半径方向に内側に向かって
作動流体流路に流れ込むのを促進する。前記突条は、半
径方向外側にシールの底部96の外にまで延びている。前
記シール底部は、隣接したシールセグメントの間に延長
されるフェザーシール98の当接面となる。図6bに示され
るように前記シールセグメントが半径方向にずれて配置
されている場合であっても前記フェザーシールが裂けな
いよう、前記突条は前記シール底部と共同してシールエ
ッジを形成する。図6a及び6bに示されるように、前記突
条及びバンパーは、前記各シールセグメントの双方の側
面のエッジに配設されている。本配置において、前記突
条の高さ、Hrとバンパーの高さHbは、0.5Gminよりも大
きいか又はこれと等しい。加えて、最小間隔を確実に保
つために、各バンパーは、対向した面のエッジにあるバ
ンパーの一つと長軸方向に整列している。双方の側面の
エッジに配設されているのが示されているが、前記突条
及びバンパーは前記側面エッジの一方のみに沿って配設
されていても良い。この配置においては、前記突条の高
さHrとバンパーの高さHbはGminよりも大きいか又は小さ
くされる。
運転時、前記の突条は流体の流れが半径方向に外側に
流れてしまうことに対する障壁となる。前記通路の排出
口102(図5参照)は、前記突条の半径方向の内側にあ
るため、排出口から排出される冷却流体は半径方向に内
側に流れるのが促進される。また作動流体が半径方向に
外側へ流れないようになる。加えて、前記突条は図6bに
示すように半径方向に配置がずれている場合であっても
前記フェザーシールがシールできるように、滑らかで連
続的なエッジを有している。
本発明は、図1〜7においては、冷却流体を内部に有
する隣接したシールセグメントの間の最小間隔を確保す
る手段として示されている。本発明が、内部に冷却流体
を有しないシールセグメントをも含む、隣接したシール
セグメントの間に冷却流体を流すことが必要な、別の型
のシールセグメント間の最小間隔を維持するためにも使
用することができることは、当業者にとって自明であ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−118506(JP,A) 特開 昭63−85203(JP,A) 特開 平3−213602(JP,A) 特開 平3−252402(JP,A) 特開 昭61−164003(JP,A) 特開 平4−214932(JP,A) 実開 昭60−118306(JP,U) 実開 平6−60702(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01D 5/00 - 11/08 F02C 7/28

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスタービンエンジン(12)の長軸(16)
    方向に形成された流路(14)と、この流路(14)中で作
    動流体と相互作用する複数のローターブレード(28)を
    有し、前記長軸(16)を中心に回転するローターアッセ
    ンブリと、を備え、前記長軸(16)に沿って配設されて
    なるガスタービンエンジン(12)用のアウターエアシー
    ル装置(38)であって、 個々のローターブレード(28)が半径方向外側にチップ
    (44)を有し、前記アウターエアシール装置(38)が、
    前記ローターブレード(28)の半径方向外周側に作動流
    体が流れるのを防止する構成において、 前記アウターエアシール装置(38)は、前記ローターア
    ッセンブリの半径方向外側で環状構造を構成する複数の
    シールセグメント(46)を有し、かつ互いに円周方向に
    隣接するシールセグメント(46)の間には、それぞれの
    間でギャップを形成するように間隔が設けられており、 個々のシールセグメント(46)は、隣接したシールセグ
    メント(46)と対向する合わせ面(64)を有し、かつ、
    この合わせ面(64)上には、該合わせ面(64)から円周
    方向に延長されるとともに、該合わせ面(64)から円周
    方向に測定してHbの高さを有するバンパー(62)が配設
    されており、 さらに、前記アウターエアシール装置(38)が、隣接し
    たセグメント(46)間に冷却流体を流す冷却流体通流手
    段を有するとともに、隣接するセグメント(46)の間を
    通る流体が半径方向内側に向かって、前記流路(14)へ
    流入するように構成されており、 前記バンパー(62)によって、前記ギャップが、該ギャ
    ップを通して冷却流体を通流させ得るように選択された
    最小の距離Gminに維持されていることを特徴とするガス
    タービンエンジン(12)用アウターエアシール装置(3
    8)。
  2. 【請求項2】前記シールセグメント(46)のそれぞれ
    が、さらに、該セグメント内部に円周方向に延長された
    通路(58)を有し、 この通路(58)は、導入口(68)および排出口(72)を
    有するとともに、冷却流体通流経路を構成し、 前記冷却流体通流手段によって、冷却流体が、前記導入
    口(68)へ導入され、この冷却流体が前記通路(58)を
    通して流れるとともに、前記排出口(72)から排出され
    るようになっていることを特徴とする請求項1に記載の
    アウターエアシール装置(38)。
  3. 【請求項3】前記セグメント(46)のそれぞれが、円周
    方向に延長された複数の通路(58)を有しているととも
    に、前記合わせ面(64)に配設されて該合わせ面から円
    周方向に延長された複数のバンパー(62)を有してお
    り、 各バンパー(62)は、前記通路(58)のうちの1つに隣
    接して配設されているとともに、前記通路(58)の少な
    くとも1つは、互いに隣接しているバンパー(62)の間
    に配設されていることを特徴とする請求項2に記載のア
    ウターエアシール装置(38)。
  4. 【請求項4】各バンパー(62)は、前記セグメント(4
    6)の半径方向外側の表面と半径方向内側の表面との間
    で半径方向に延びており、前記バンパー(62)が前記ギ
    ャップを通して流体が長軸方向に流れるのを制限するこ
    とを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載のア
    ウターエアシール装置(38)。
  5. 【請求項5】隣接したシールセグメント(46)の間で円
    周方向に延びているとともに、前記クリアランスギャッ
    プを覆うように長軸方向に延びたフェザーシール(98)
    を備えてなり、 前記バンパー(62)が、さらに、前記通路(58)の半径
    方向外側に配設された突条(88)を有し、この突条(8
    8)が前記合わせ面(64)に沿って長軸方向に延びてい
    るととも、シール底部(96)へ半径方向に延びており、 前記突条(88)とシール底部(96)とによって、前記フ
    ェザーシール(98)のためのシールエッジが形成されて
    いることを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記
    載のアウターエアシール装置(38)。
  6. 【請求項6】前記バンパー(62)は、さらに、前記通路
    (58)の半径方向外側に配設された突条(88)を有し、 前記ギャップを通して半径方向外側に流体が流れること
    を制限するとともに、前記排出口(72)から排出される
    冷却流体を、前記ギャップを通して半径方向内側に案内
    するように、前記突条(88)が、前記合わせ面(64)に
    沿って長軸方向に延びていることを特徴とする請求項
    2、3のいずれかに記載のアウターエアシール装置(3
    8)。
  7. 【請求項7】ガスタービンエンジン(12)用アウターエ
    アシール装置(38)のシールセグメント(46)であっ
    て、 前記アウターエアシール装置(38)は、環状構造を構成
    する複数のシールセグメント(46)を有し、かつ互いに
    円周方向に隣接するシールセグメント(46)の間には、
    それぞれの間でギャップを形成するように間隔が設けら
    れ、 前記ガスタービンエンジン(12)が流路(14)を有する
    とともに、隣接したセグメント(46)間に冷却流体を流
    す冷却流体通流手段を有し、隣接するセグメント(46)
    の間を通る流体が半径方向内側に向かって、前記流路
    (14)へ流入するように構成されたアウターエアシール
    装置(38)のシールセグメント(46)において、 隣接したシールセグメント(46)と対向する合わせ面
    (64)を有し、かつ、この合わせ面(64)上には、該合
    わせ面(64)から円周方向に延長されるとともに、該合
    わせ面(64)から円周方向に測定してHbの高さを有する
    バンパー(62)が配設されており、 前記バンパー(62)が、前記ギャップを、該ギャップを
    通して冷却流体を通流させ得るように選択された最小の
    距離Gminに維持する手段を構成していることを特徴とす
    るシールセグメント(46)。
  8. 【請求項8】前記シールセグメント(46)は、さらに、
    該セグメント内部に円周方向に延長された通路(58)を
    有し、 この通路(58)が、導入口(68)および排出口(72)を
    有するとともに、冷却流体通流経路を構成し、 前記冷却流体通流手段によって、冷却流体が、前記導入
    口(68)へ導入され、この冷却流体が前記通路(58)を
    通して流れるとともに、前記排出口(72)から排出され
    るようになっていることを特徴とする請求項7に記載の
    シールセグメント(46)。
  9. 【請求項9】前記セグメント(46)は、円周方向に延長
    された複数の通路(58)を有しているとともに、前記合
    わせ面(64)に配設されて該合わせ面から円周方向に延
    長された複数のバンパー(62)を有しており、 各バンパー(62)は、前記通路(58)のうちの1つに隣
    接して配設されているとともに、前記通路(58)の少な
    くとも1つは、互いに隣接しているバンパー(62)の間
    に配設されていることを特徴とする請求項8に記載のシ
    ールセグメント(46)。
  10. 【請求項10】前記バンパー(62)が、さらに、前記通
    路(58)の半径方向外側に配設された突条(88)を有
    し、 前記ギャップを通して半径方向外側に流体が流れること
    を制限するとともに、前記排出口(72)から排出される
    冷却流体を、前記ギャップを通して半径方向内側に案内
    するように、前記突条(88)が、前記合わせ面(64)に
    沿って長軸方向に延びていることを特徴とする請求項8
    又は9に記載のシールセグメント(46)。
  11. 【請求項11】各バンパー(62)は、前記セグメント
    (46)の半径方向外側の表面と半径方向内側の表面との
    間で半径方向に延びており、前記バンパー(62)が前記
    ギャップを通して流体が長軸方向に流れるのを制限する
    ことを特徴とする請求項7、8、9のいずれかに記載の
    シールセグメント(46)。
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