JP3414883B2 - 回転電機界磁コイルの極間接続装置 - Google Patents

回転電機界磁コイルの極間接続装置

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JP3414883B2 JP10268795A JP10268795A JP3414883B2 JP 3414883 B2 JP3414883 B2 JP 3414883B2 JP 10268795 A JP10268795 A JP 10268795A JP 10268795 A JP10268795 A JP 10268795A JP 3414883 B2 JP3414883 B2 JP 3414883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は回転電機界磁コイルの
極間接続装置に関し、特に回転電機の回転子の磁極鉄心
に巻かれた隣り合う界磁コイルを互いに電気的に接続す
る回転電機界磁コイルの極間接続装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図29は実開昭55−167743号公
報に示された従来の突極形の回転電機回転子に用いる回
転電機界磁コイルの極間接続装置の一例を示す。図29
に於いて、1は回転子のリム、2a、2b、2cはリム
1の外周側に嵌合部3を介して取付られ、肩部2eを持
つ複数の磁極鉄心、4a、4b、4cは磁極鉄心2a、
2b、2cの外周部にそれぞれ巻回された界磁コイル、
5はそれぞれの磁極鉄心2a、2b、2cの肩部2eと
界磁コイル4a、4b、4cとの間、またそれぞれの界
磁コイル4a、4b、4cとリム1との間に設けられた
絶縁物である。6は上部から口出しされた隣り合う界磁
コイル4a、4bを互いに電気的に接続する上部極間接
続片,7は下部から口出しされた隣り合う界磁コイル4
b、4cを互いに電気的に接続する下部極間接続片であ
り、上部極間接続片6と、下部極間接続片7とは周方向
に交互に配置されている。8は上部極間接続片6および
下部極間接続片7をリム1に対して支持する支柱である
支持ボルトであり、上部極間接続片6と支柱8との間を
絶縁するための絶縁物8cが設けられている。
【0003】このような従来の回転電機界磁コイルの極
間接続装置に於いて、回転電機が運転されると図30に
示す如き作用力を受ける。即ち、極間接続片6および7
には全長に亙って回転子径方向外側に向かう自重遠心力
が作用し、この遠心力により曲げ応力が生ずる。この遠
心力は、上部極間接続片6に於いては、絶縁物8cを介
して支持ボルト8によりリム1に支持されている。この
支持ボルト8は回転子の回転時にも伸びが殆ど無いた
め、支持ボルト8によって支持される上部極間接続片6
の接続部は径方向に変位しない。
【0004】一方、界磁コイル4a、4b、4cは運転
時の通電による熱膨張をし、また回転による遠心力によ
りリム1,磁極鉄心2a、2b、2cおよび界磁コイル
4a、4b、4cが径方向外側に変位するために、特に
上部極間接続片6と界磁コイル4a、4bとの間の接続
部即ち口出し部が径方向に変位する。このような径方向
の変位は図30で強制変位として表されている。この強
制変位のために極間接続片6には曲げ応力が作用する。
【0005】このようにして回転電機界磁コイルの極間
接続装置には、遠心力による曲げ応力と強制変位による
曲げ応力とが同時に作用する。遠心力による曲げ応力を
低減するためには、極間接続片の厚さを大きくして曲げ
剛性を上げれば良い。一方、強制変位による曲げ応力を
低減するためには、極間接続片の厚さを小さくして剛性
を下げて可撓性を持たせれば良い。曲げ剛性を上げるた
めの手段として、フランジ部を設ける等により断面係数
を大きくすることもあるが、それでは極間接続片として
界磁コイル4a、4bから延びた口出し導体をそのまま
使用できずに、加工が必要となるために実用的ではな
く、極間接続片の厚さを大きくすることが実用的であ
る。
【0006】このように、回転電機の運転時に極間接続
片に発生する曲げ応力を低減するためには、極間接続片
の厚さを一方では厚く、他方では薄くする必要があり、
相反する条件間で妥協を図らねばならない。
【0007】図31は、従来の極間接続片6、7に発生
する曲げ応力の大きさを縦軸に表し、従来の極間接続片
の厚さ(H)と長さ(L)の比(H/L)を横軸に表し
たグラフである。ここでは、H/Lが大きい程極間接続
片の剛性が高いことを示しており、自重遠心力のみが作
用した時に発生する応力(○印)はH/Lが大きくなる
ほど減少していき、強制変位のみが作用した時に発生す
る応力(□印)はH/Lが大きくなるほど増大して行
く。従って、これらが組み合わされて、自重遠心力と強
制変位とが同時に作用した時に発生する曲げ応力(◆
印)は、グラフから明らかな通り、H/Lが0.01と
0.02との間である時に最小となる。このようにし
て、極間接続片に発生する遠心力による曲げ応力と強制
変位による曲げ応力との総和を最小にするように極間接
続片の板厚を選定し、電気的に必要な厚さにまで複数枚
積層して、機械的および電気的に問題の無い極間接続片
を構成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら近年に於
いては、回転電機の高速大容量化により、極間接続片に
作用する負荷である自重遠心力や強制変位量が増大して
きており、従来の極間接続片6、7に作用する負荷によ
り発生する曲げ応力が、極間接続片の強度を大きく越え
てしまうおそれがある。また、最近の回転電機は1日に
数回の起動停止が行われ、運転時間を約30年と考える
と、起動停止が104回乃至105回程度の回数にもな
り、過大な曲げ応力が回転電機の起動停止毎に極間接続
片に繰り返し作用し、極間接続片は疲労損傷により破断
事故を起こす可能性があった。
【0009】このような高速大容量化に対して、従来技
術に於いては、強制変位の繰り返しに対して十分な可撓
性を持たせるように厚さを小さくすれば遠心力による曲
げ応力が大きくなり、また遠心力にたいして十分な強度
を持たせるようにすれば、強制変位を吸収する可撓性が
不足し、強制変位による曲げ応力と遠心力による曲げ応
力との両者の繰り返し作用に対して極間接続片に十分な
強度を持たせることが困難になってきている。
【0010】極間接続片の強度が不足すると、極間接続
片が疲労損傷を受け、亀裂が発生して破断するなどの可
能性があった。極間接続片が破断すると、回転電機の機
能は失われ、その補修に多大な労力と時間を要するだけ
でなく、大型の発電機の場合、電力系統にも大きな影響
を与えることになる。
【0011】他方、下部極間接続片には支持ボルトが無
く、極間接続片自体の遠心力を極間接続片自体のの剛性
によって支持するようにしているため、極間接続片自体
の遠心力および極間接続片の接続部、ボルト、ナット等
の遠心力による曲げモーメントが作用し、回転速度が大
きい場合に極間接続片の界磁コイルに過大な曲げモーメ
ントが作用することになる。従って、下部極間接続片に
ついても上部極間接続片のものと同様の課題がある。
【0012】従って、この発明は上述のような課題を解
決するためになされたものであり、極間接続片に作用す
る曲げ応力を低減させ、信頼性の高い回転電機界磁コイ
ルの極間接続装置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回転電機
界磁コイルの極間接続装置は、回転電機の回転子の磁極
鉄心に巻かれた隣り合う界磁コイルを互いに電気的に接
続する回転電機界磁コイルの極間接続装置であって、隣
り合う界磁コイル間に延び、これらを互いに電気的に接
続する極間接続片と、極間接続片を回転子に対して径方
向に弾性的に支持する弾性体を持ち、回転電機の回転に
よって生ずる極間接続片に作用する曲げ応力を弾性体の
変形によって吸収する支持装置とを備え、支持装置が回
転子に取り付けられて径方向に延び、回転電機の運転時
に極間接続片に対して相対的に変位する支柱を備え、弾
性体が支柱と極間接続片との間に設けられてなる回転電
機界磁コイルの極間接続装置である。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【実施例】
実施例1.図1および2にはこの発明の回転電機界磁コ
イルの極間接続装置の1実施例を示す。この発明は図2
9に示す回転電機に適用されるが、図1および2には極
間接続装置の説明に必要な部分だけを示してあり、回転
電機の他の部分は図29に示されているものと同じであ
る。図1および2に示す回転電機界磁コイルの極間接続
装置は、回転電機の回転子のリム1に取付られた複数の
界磁コイル4のうち隣り合う界磁コイル4a、4bを互
いに電気的に接続する極間接続装置である。極間接続装
置は、隣り合う界磁コイル4a、4b間に延び、これら
を互いに電気的に接続する極間接続片6と、極間接続片
6を回転子リム1に対して径方向に弾性的に支持する弾
性体10を持ち、回転電機の回転によって生ずる極間接
続片6に作用する曲げ応力を弾性体10の変形によって
吸収する支持装置20とを備えている。
【0038】極間接続片6は、界磁コイル4a、4b間
で略周方向に直線状に延びた導体である。図示の例で
は、極間接続片6は、隣り合う界磁コイルの一方4aの
上端から周方向に引き出された第1極間接続片即ち口出
し導体6aと、他方の界磁コイル4bの上端から周方向
に一方の界磁コイル4aの方に向かって引き出され、中
間で互いに重ね合わされた接続部6cを持つ第2極間接
続片即ち口出し導体6bとで構成されている。接続部6
cには図示してないが貫通孔が形成され、この貫通孔内
に絶縁材料で形成されたスリーブ9が挿入されている。
スリーブ9は、図示してない中心孔を持ち、両端に2つ
の口出し導体6aおよび6bの接続部6cを互いに電気
的に密に接続させるフランジ9a、9bを持っている。
【0039】支持装置20は、回転子リム1に取り付け
られて径方向外側に向かって延び、回転電機の運転時に
極間接続片6に対して相対的に変位する(即ち、図示の
例では極間接続片6が変位しても実質的に動かない)支
柱8を備えている。上述の弾性体10は支柱8と極間接
続片6との間に設けられている。
【0040】支持装置20の支柱8は、図示の例では極
間接続片6の接続部6cに嵌合された絶縁性のスリーブ
9の中心孔を貫通して延びて、スリーブ9の径方向移動
を妨げない一本のボルト8である。ボルト8は回転子リ
ム1にねじ込まれて固着されており、ボルト8には、ス
リーブ9のフランジ9aの上面と止めナット8aとの間
に設けられた第1のコイルばね10aと、スリーブ9の
フランジ9bの下面と止めナット8bとの間に設けられ
た第2のコイルばね10bとからなる弾性体10が圧縮
状態で嵌められていて、極間接続片6を径方向両側(図
で上下)から支持している。弾性体10は例えばコイル
ばねのように荷重と変位の関係が略直線的に変化するも
のを用い、弾性定数は、先に説明した強制変位の大きさ
に等しい撓み量が得られるような値とするのが望ましい
が、他の弾性材料を用いることもできる。弾性体10の
荷重と変位の関係が直線的に変化するように選定されて
いる。
【0041】このような回転電機界磁コイルの極間接続
装置に於いては、回転電機が運転されると回転子の回転
による遠心力が作用して、リム1、嵌合部3、磁極鉄心
2の肩部2eが変形し、極間接続片6の界磁コイル4
a、4b側は回転速度の二乗に比例して半径方向外側に
大きく変位する。即ち先に図30に関連して説明した強
制変位が生ずる。
【0042】また、極間接続片6の接続部6cには、極
間接続片6自体の遠心力および極間接続片6の上下に配
置した絶縁性スリーブ9に掛かる遠心力により径方向外
側に向かって変位させようとする力が作用し、極間接続
片6の接続部6cは上部のばね10aを圧縮状態から更
に圧縮させると同時に下部のばね10bの圧縮状態を解
放して伸ばし、図2に示す如く、径方向外側(図で上
方)に変位した状態となる。このとき、弾性体10の荷
重と変位の関係が直線的に変化するように選定されてい
るため、接続部6cの径方向外側への変位は、強制変位
と同様に、回転速度の二乗に比例した大きさとなる。
【0043】従って、極間接続片6の界磁コイル4a、
4bから出る側である口出し部の径方向変位量(強制変
位)および極間接続片6の接続部6cの径方向変位量
(自重遠心力による変位)は、共に回転速度の二乗に比
例する大きさであるので、弾性体であるばねの材質(特
に弾性定数)、形状、寸法等を適切に組み合わせて適切
なばね定数を選択してあるので、極間接続片6の両端部
(両口出し部)に於ける強制変位と極間接続片6の中央
の接続部6cの径方向変位とを、すべての回転速度に於
いて略等しくなり、極間接続片6に強制変位により作用
する曲げ応力を大幅に低減することができる。
【0044】このような回転電機界磁コイルの極間接続
装置に於いては、隣り合う界磁コイル4a、4b間に延
びてこれらを互いに電気的に接続する極間接続片6を、
回転子リム1に対して径方向に弾性的に支持する弾性体
10を持ち、もって回転電機の運転時に生ずる極間接続
片6に作用する曲げ応力を弾性体10の変形によって吸
収する支持装置20を備えているので、運転時の熱およ
び遠心力により極間接続片6に作用する曲げ応力を低減
でき、極間接続装置の信頼性を高めることができる。
【0045】また、回転子リム1から径方向に延びた支
柱8と極間接続片6との間に弾性体が設けられているの
で、直線状の極間接続片をそのまま使用できて上部極間
接続片に適用するのに特に有利であり、極間接続装置の
組立が容易である。また、支柱8が極間接続片6を貫通
した一本のボルトであり、弾性体10が支柱8に嵌めら
れて極間接続片6を径方向両側から支持するばね10
a、10bであるので、構造が簡単でばねによる弾性支
持の調整が容易に行える。更に、弾性体10がコイルば
ね10a、10bであるので、ストロークが大きく、大
きな変位にも容易に対応できる。
【0046】以上の説明では、極間接続片6の接続部6
cの径方向内外(図で上下)にそれぞれ圧縮コイルばね
10a、10bを設けた弾性体10としてあるが、弾性
体10を径方向外側(図で上)にだけ設けた場合につい
ても、同様の機能が得られる。また、コイルばね等の自
由状態の弾性体の一端を接続部6cの径方向内側に固着
し、他端を支持ボルト8に固着し、径方向外側の弾性体
を省略しても同様の効果が得られる。更に、この支持装
置20を下部極間接続片7(図29)に適用することも
できる。
【0047】実施例2.図3および4には、この発明の
回転電機界磁コイルの極間接続装置の別の実施例を示
す。図3は回転電機停止時の極間接続装置の状態を示
し、図4は回転電機が運転されたときの極間接続装置の
状態を示してある。この極間接続装置に於いては、支持
装置20の弾性体10が、スリーブ9のフランジ9aの
上面と止めナット8aとの間に設けられた第1の皿ばね
10cと、スリーブ9のフランジ9bの下面と止めナッ
ト8bとの間に設けられた第2の皿ばね10dとからな
っており、弾性体10は支柱8に僅かに圧縮状態で嵌め
られており、極間接続片6を径方向両側(図で上下)か
ら弾性的に支持している。
【0048】このような回転電機界磁コイルの極間接続
装置に於いては、弾性体10が皿ばね10c、10dで
あるので、弾性体10の径方向寸法が小さくなって支柱
8を短くでき、支柱8に作用する遠心力も小さくなるの
で支柱8を小型にできる。
【0049】実施例3.図5および6に示すこの発明の
実施例に於いては、図3および4の実施例の弾性体10
の皿ばね10c、10dに、それぞれ更に皿ばね10
e、10fが同じ向きで重ねて組み合わされている。
【0050】この実施例に於いては、弾性体10が複数
個組み合わせた皿ばね10c、10d、10e、10f
で構成されているので、組み合わせる皿ばねの枚数や形
状を調整すること等により弾性体10のばね定数の選定
が容易で、皿ばねの直径を小さくでき、このため支柱の
太さも小さくでき、支柱に作用する遠心力も小さくなる
ので支柱を小型にできる。
【0051】実施例4.図7および8に示すこの発明の
実施例に於いては、図3および4の実施例の弾性体10
の皿ばね10c、10dに、それぞれ更に皿ばね10
g、10hが向き合わせて重ねて組み合わされている。
回転電機界磁コイルの極間接続装置は回転電機停止時は
図7の状態、回転電機運転時には図8に示す状態とな
る。
【0052】この実施例に於いては、弾性体10の複数
個の皿ばね10c、10d、10g、10hが向き合わ
せて配置されているので、弾性体10のストロークを大
きくすることができる。
【0053】実施例5.図9乃至11にはこの発明の回
転電機界磁コイルの極間接続装置の更に別の実施例を示
す。図9および10は回転電機停止時の極間接続装置を
示し、図11は回転電機運転時の極間接続装置の状態を
示す。この極間接続装置に於いては、支持装置21の支
柱が極間接続片6近傍に配置された二本の支柱13であ
り、弾性体が支柱13と極間接続片6とに接続された板
ばね12である。即ち、支持装置21は、回転子リム1
から径方向外側に向かって延びた2本のボルトである支
柱13を備えている。支柱13の先端には、回転子の軸
に平行かつ極間接続片6の延長方向に対して直角な方向
に延びた板ばね12の両端がナット14により結合され
ている。この板ばね12の中央部には、極間接続片6が
ボルト・ナット11および絶縁スペーサ16からなる連
結装置を介して取り付けられている。2枚の極間接続片
6a、6bの互いに重ね合わされた接続部6cは絶縁ス
ペーサ16を介してボルト・ナット11により締結され
て互いに電気的に密に接続されると共に、極間接続片6
と板ばね12との間は絶縁スペーサ16により互いに電
気的に絶縁されている。板ばね12は、それ自体が遠心
力に対して強度上の問題を持たないように、例えばばね
鋼などの高強度材、繊維強化樹脂(FRP)などの比較
的強度の高い材料によって構成する。
【0054】この実施例に於いては、支持装置21の支
柱が極間接続片の近くに配置された少なくとも二本の支
柱13であり、弾性体が支柱13と極間接続片6との間
に接続されているので、極間接続片6が二本の支柱13
に取付られた弾性体12により弾性支持されており、強
制変位が生じたときにも極間接続片6の接続部6cは弾
性体12の変形により図11に示す如く径方向に変位す
ることができる。また、様々な形式の回転電機回転子あ
るいは回転電機界磁コイルの形式に対応できる。更に、
極間接続片6を弾性支持する弾性体が板ばね12である
ので、構成が簡単で製造および組立が容易であり、極間
接続装置を小型にできる。また、二本の支柱13と弾性
体12とを回転子リム1に取り付けた後に、極間接続片
6を弾性体12に固着することにより極間接続片6の固
定ができるので、作業性、組立性が良くなるという効果
がある。
【0055】実施例6.図12乃至図14に示すこの発
明の回転電機界磁コイルの極間接続装置に於いては、支
持装置22が、図9乃至11に示すものと同様に、ボル
ト・ナット11および絶縁スペーサ16からなり、2枚
の極間接続片6a、6bの互いに重ね合わされた接続部
6cを絶縁スペーサ16を介してボルト・ナット11に
より締結して互いに電気的に密に接続する連結装置を備
えている。連結装置はまた絶縁スペーサ16とボルト・
ナット11とにより、弾性体である板ばね15に結合さ
れている。極間接続片6と板ばね15との間は絶縁スペ
ーサ16により互いに電気的に絶縁されている。
【0056】板ばね15は、図から明らかな通り、一端
で回転子のリム1にボルト17等の固着装置により直接
取付られ、他端で極間接続片6に連結装置を介して取付
られたばねであって、図示の例では、略Ω(オメガ)字
形で、その2つの脚部18が回転子リム1にボルト17
により取付られ、中央の湾曲部19が極間接続片6を締
結する連結装置のボルト・ナット11に接続された曲が
り板ばねである。この板ばね15には、それ自体が遠心
力に対して強度上の問題を持たないように、例えばばね
鋼などの高強度材、繊維強化樹脂(FRP)などの比較
的強度の高い材料によって構成してある。
【0057】このように構成された回転電機界磁コイル
の極間接続装置に於いては、極間接続装置は回転電機の
停止時には図12および13に示す常態となり、回転電
機運転時には図14に示す状態となる。回転電機の運転
中は、極間接続片6を弾性支持する板ばね15である弾
性体が極間接続片6に作用する遠心力および極間接続片
6自体の移動による曲げ応力を吸収するように変位して
作用するので、構成が簡単で製造および組立が容易であ
り、極間接続装置を小型にできる。また、支持装置22
のばねが、一端で回転子リム1に直接取付られて他端で
極間接続片に取付られ、略Ω(オメガ)字形で、その2
つの脚部が回転子に取付られ、中央の湾曲部が極間接続
片に接続された板ばねである。従って、支柱が必要な
く、径方向だけでなく周方向の変位も弾性支持により吸
収でき、ばねストロークを大きくでき、構造が簡単で軽
量である。
【0058】弾性体の板ばね15が略Ω(オメガ)字形
で、その2つの脚部18が回転子リム1に取付られ、中
央の湾曲部19が極間接続片6に接続された板ばね15
であるので、先の実施例に必要であった支柱が必要な
く、径方向だけでなく周方向の変位も曲がった板ばね1
5の弾性支持により吸収でき、ばねストロークを大きく
でき、構造が簡単で軽量である。
【0059】これまで説明して来たこの発明の回転電機
界磁コイルの極間接続装置に於いては、極間接続片6が
界磁コイル4a、4b間で略周方向に略直線状に延びた
直線導体であるので、界磁コイル4a、4bから周方向
に引き出された口出し導体をそのまま特別の加工をせず
に使用できるため、特に図29に示す下部極間接続片7
ではなく、上部極間接続片6のための極間接続装置とし
て用いるものとして適切である。
【0060】実施例7.図15および図16には、この
発明の回転電機界磁コイルの極間接続装置の更に別の実
施例を示し、この極間接続装置に於いては、極間接続片
26が界磁コイル4a、4b間で径方向成分を持った曲
がり部を有するガル・ウイング形の導体である。即ち、
極間接続片26は、隣り合う界磁コイルの一方4aの上
端から周方向に引き出された第1極間接続片即ち口出し
導体26aと、他方の界磁コイル4bの上端から周方向
に一方の界磁コイル4aの方に向かって引き出され、中
間で互いに重ね合わされた接続部26cを持つ第2極間
接続片即ち口出し導体26bとで構成されている。図か
ら明らかな通り、各口出し導体26a、26bは、それ
ぞれの口出し部26d、26eと接続部26cとが周方
向(図で横方向)に延びているが、径方向位置(高さ)
は接続部26cの方が口出し部26d、26eよりも低
くされており、またその間を接続するように径方向(図
で縦方向)成分を持って延びた曲がり部である径方向導
体26fを備え、全体としてガル・ウイング形にされて
いる。この極間接続装置は、支持装置20を含めてその
他の部分については図1および2の構成(実施例1)と
同一である。
【0061】この回転電機界磁コイルの極間接続装置に
於いては、極間接続片26が界磁コイル4a、4b間で
径方向成分を持った曲がり部である径方向導体26dを
有するガル・ウイング形の導体であるので、極間接続片
26自体が周方向の変位を吸収することができ、より信
頼性の高い極間接続装置を得ることができる。また、支
持装置20の支柱8の高さを適切に選択することによ
り、口出し導体が界磁コイル4a、4bから出る径方向
位置および支柱8の高さに拘わらず、極間接続片26の
接続部26cの径方向位置を個々の回転子の設計に適切
に対応させることができる。
【0062】実施例8.図17および18に示す実施例
の回転電機界磁コイルの極間接続装置は、弾性体として
皿ばね10c、10dを用いた図3および4に示す極間
接続装置(実施例2)に対応する構成であり、ガル・ウ
イング形の極間接続片26が直線状の極間接続片6と異
なることを除いて、実施例2と同様の構成である。
【0063】実施例9.図19および20に示す実施例
の回転電機界磁コイルの極間接続装置は、弾性体として
極間接続片6の上下各側にそれぞれ同じ向きの2枚の皿
ばね10c、10eおよび10d、10fを用いた図5
および6に示す極間接続装置(実施例3)に対応する構
成であり、極間接続片26がガル・ウイング形で直線状
の極間接続片6と異なることを除いて、実施例3と同様
の構成である。
【0064】実施例10.図21および22に示す実施
例の回転電機界磁コイルの極間接続装置は、弾性体とし
て極間接続片6の上下各側にそれぞれ対向させた2枚の
皿ばね10c、10gおよび10d、10hを用いた図
7および8に示す極間接続装置(実施例4)に対応する
構成であり、極間接続片26がガル・ウイング形で直線
状の極間接続片6と異なることを除いて、実施例4と同
様の構成である。
【0065】実施例11.図23乃至25に示す実施例
の回転電機界磁コイルの極間接続装置は、図9乃至11
に示す極間接続装置(実施例5)に対応する構成であっ
て、支持装置21の支柱が極間接続片6の近くに配置さ
れた少なくとも二本の支柱13であり、弾性体が支柱1
3と極間接続片6との間に接続されていて、極間接続片
6が二本の支柱13に取付られた弾性体12により弾性
支持されている点は同じで、極間接続片26がガル・ウ
イング形で直線状の極間接続片6と異なることを除い
て、実施例5と同様の構成である。
【0066】実施例12.図26乃至28に示す実施例
の回転電機界磁コイルの極間接続装置は、図12乃至1
4に示す極間接続装置(実施例6)に対応する構成であ
って、板ばね15が、略Ω(オメガ)字形で、その2つ
の脚部18が回転子リム1にボルト17により取付ら
れ、中央の湾曲部19が極間接続片6を締結する連結装
置のボルト・ナット11に接続された曲がり板ばねであ
る点は同じで、極間接続片26がガル・ウイング形で直
線状の極間接続片6と異なることを除いて、実施例6と
同様の構成である。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の回転電機界磁コイルの極
間接続装置に於いては、隣り合う界磁コイル間に延びて
これらを互いに電気的に接続する極間接続片を、回転子
に対して径方向に弾性的に支持する弾性体を持ち、もっ
て回転電機の運転時に生ずる極間接続片に作用する曲げ
応力を弾性体の変形によって吸収する支持装置を備え、
回転子から径方向に延びた支柱と極間接続片との間に弾
性体が設けられているので、運転時の熱および遠心力に
より極間接続片に作用する曲げ応力を低減でき、極間接
続装置の信頼性を高めることができるとともに、直線状
の極間接続片をそのまま使用できて上部極間接続片に適
用するのに特に有利であり、極間接続装置の組立が容易
である。
【0068】
【0069】請求項記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、支柱が極間接続片を貫通した一本
の支柱であり、弾性体が支柱に嵌められて極間接続片を
径方向両側から支持するばねであるので、構造が簡単で
ばねによる弾性支持の調整が容易に行える。
【0070】請求項3記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、弾性体がコイルばねであるので、
ストロークが大きく、大きな変位にも容易に対応でき
る。
【0071】請求項4記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、弾性体が皿ばねであるので、弾性
体の径方向寸法が小さくなって支柱を短くでき、支柱に
作用する遠心力も小さくなるので支柱を小型にできる。
【0072】請求項5記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、弾性体が複数個組み合わせた皿ば
ねであるので、ばね定数の選定が容易で、皿ばねの直径
を小さくでき、このため支柱の太さも小さくでき、支柱
に作用する遠心力も小さくなるので支柱を小型にでき
る。更にばねのストロークを大きくすることもできる。
【0073】請求項6記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、支柱が極間接続片近傍に配置され
た少なくとも二本の支柱であり、弾性体が支柱と極間接
続片とに接続されているので、極間接続片が二本の支柱
に取付られた弾性体により弾性支持され、設計の自由度
が増す。
【0074】請求項7記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、極間接続片を弾性支持する弾性体
が板ばねであるので、構成が簡単で製造および組立が容
易であり、極間接続装置を小型にできる。
【0075】請求項8記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、支持装置が、一端で回転子に直接
取付られて他端で極間接続片に取付られたばねであるの
で、支柱が必要なく、径方向だけでなく周方向の変位も
弾性支持により吸収でき、ばねストロークを大きくで
き、構造が簡単で軽量である。
【0076】請求項9記載の回転電機界磁コイルの極間
接続装置に於いては、ばねが略Ω(オメガ)字形で、そ
の2つの脚部が回転子に取付られ、中央の湾曲部が極間
接続片に接続された板ばねであるので、支柱が必要な
く、径方向だけでなく周方向の変位も弾性支持により吸
収でき、ばねストロークを大きくでき、構造が簡単で軽
量である。
【0077】請求項10記載の回転電機界磁コイルの極
間接続装置に於いては、極間接続片が界磁コイル間で略
周方向に略直線状に延びた直線導体であるので、界磁コ
イルから出た口出し導体を特別の加工をせずに使用で
き、特に上部極間接続片用の極間接続装置として適切で
ある。
【0078】請求項11記載の回転電機界磁コイルの極
間接続装置に於いては、極間接続片が界磁コイル間で径
方向成分を持った曲がり部を有するガル・ウイング形の
導体であるので、極間接続片自体が周方向の変位を吸収
することができる。また口出し導体が界磁コイルから出
る径方向位置および支柱の高さに拘わらず極間接続片の
支持部の径方向位置を適切に選定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図であ
る。
【図2】 図1の回転電機界磁コイルの極間接続装置を
回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図3】 この発明の実施例2の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図であ
る。
【図4】 図3の回転電機界磁コイルの極間接続装置を
回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図5】 この発明の実施例3の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図であ
る。
【図6】 図5の回転電機界磁コイルの極間接続装置を
回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図7】 この発明の実施例4の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図であ
る。
【図8】 図7の回転電機界磁コイルの極間接続装置を
回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図9】 この発明の実施例5の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図であ
る。
【図10】 図9の線A−Aに沿った要部概略断面図で
ある。
【図11】 図9および10の回転電機界磁コイルの極
間接続装置を回転電機運転状態で示す要部概略断面図で
ある。
【図12】 この発明の実施例6の回転電機界磁コイル
の極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図で
ある。
【図13】 図12の線B−Bに沿った要部概略断面図
である。
【図14】 図12および13の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機運転状態で示す要部概略断面図
である。
【図15】 この発明の実施例7の回転電機界磁コイル
の極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図で
ある。
【図16】 図15の回転電機界磁コイルの極間接続装
置を回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図17】 この発明の実施例8の回転電機界磁コイル
の極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図で
ある。
【図18】 図17の回転電機界磁コイルの極間接続装
置を回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図19】 この発明の実施例9の回転電機界磁コイル
の極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図で
ある。
【図20】 図19の回転電機界磁コイルの極間接続装
置を回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図21】 この発明の実施例10の回転電機界磁コイ
ルの極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図
である。
【図22】 図21の回転電機界磁コイルの極間接続装
置を回転電機運転状態で示す要部概略図である。
【図23】 この発明の実施例11の回転電機界磁コイ
ルの極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図
である。
【図24】 図23の線C−Cに沿った要部概略断面図
である。
【図25】 図23および24の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機運転状態で示す要部概略断面図
である。
【図26】 この発明の実施例12の回転電機界磁コイ
ルの極間接続装置を回転電機停止状態で示す要部概略図
である。
【図27】 図26の線D−Dに沿った要部概略断面図
である。
【図28】 図26および27の回転電機界磁コイルの
極間接続装置を回転電機運転状態で示す要部概略断面図
である。
【図29】 従来の回転電機界磁コイルの極間接続装置
を示す要部概略断面図である。
【図30】 従来の回転電機界磁コイルの極間接続装置
に於ける自重遠心力と強制変位の作用を説明するための
図である。
【図31】 従来の極間接続片に発生する応力を表すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 回転子、2a、2b 磁気鉄心、4a、4b 界磁
コイル、6 極間接続片、10、12、15 弾性体、
20、21、22 支持装置、8、13 支柱、10
a、10b コイルばね、10c、10d、10e、1
0f、10g、10h 皿ばね、26 ガル・ウイング
形導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 周一 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 中央研究所内 (72)発明者 津曲 一幸 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社 神戸製作所内 (72)発明者 片岡 憲二 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社 神戸製作所内 (56)参考文献 特開 平5−91689(JP,A) 特開 昭62−71448(JP,A) 実開 平3−77246(JP,U) 実開 昭53−130403(JP,U) 実開 昭56−174947(JP,U) 実開 昭59−25931(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 3/52 H02K 3/18

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の回転子の磁極鉄心に巻かれた
    隣り合う界磁コイルを互いに電気的に接続する回転電機
    界磁コイルの極間接続装置であって、隣り合う上記界磁
    コイル間に延び、これらを互いに電気的に接続する極間
    接続片と、上記極間接続片を上記回転子に対して径方向
    に弾性的に支持する弾性体を持ち、回転電機の回転によ
    って生ずる上記極間接続片に作用する曲げ応力を上記弾
    性体の変形によって吸収する支持装置とを備え、上記支
    持装置が上記回転子に取り付けられて径方向に延び、回
    転電機の運転時に上記極間接続片に対して相対的に変位
    する支柱を備え、上記弾性体が上記支柱と上記極間接続
    片との間に設けられてなる回転電機界磁コイルの極間接
    続装置。
  2. 【請求項2】 上記支柱が上記極間接続片を貫通した一
    本の支柱であり、上記弾性体が上記支柱に嵌められて上
    記極間接続片を径方向両側から支持するばねである請求
    記載の回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  3. 【請求項3】 上記弾性体がコイルばねである請求項1
    あるいは2記載の回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  4. 【請求項4】 上記弾性体が皿ばねである請求項1ある
    いは2記載の回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  5. 【請求項5】 上記皿ばねが複数個組み合わされてなる
    請求項4記載の回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  6. 【請求項6】 上記支柱が上記極間接続片近傍に配置さ
    れた少なくとも二本の支柱であり、上記弾性体が上記支
    柱と上記極間接続片とに接続されてなる請求項記載の
    回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  7. 【請求項7】 上記弾性体が板ばねである請求項1ある
    いは6記載の回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  8. 【請求項8】 上記支持装置が、一端で上記回転子に直
    接取付られて他端で上記極間接続片に取付られたばねで
    ある請求項1記載の回転電機界磁コイルの極間接続装
    置。
  9. 【請求項9】 上記ばねが略Ω(オメガ)字形で、その
    2つの脚部が上記回転子に取付られ、中央の湾曲部が上
    記極間接続片に接続された板ばねである請求項記載の
    回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  10. 【請求項10】 上記極間接続片が上記界磁コイル間で
    略周方向に略直線状に延びた導体である請求項1乃至
    のいずれか記載の回転電機界磁コイルの極間接続装置。
  11. 【請求項11】 上記極間接続片が上記界磁コイル間で
    径方向成分を持った曲がり部を有するガル・ウイング形
    の導体である請求項1乃至のいずれか記載の回転電機
    界磁コイルの極間接続装置。
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