JP3414785B2 - 後退角先端を有する航空機回転翼の羽根 - Google Patents

後退角先端を有する航空機回転翼の羽根

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JP3414785B2
JP3414785B2 JP08343693A JP8343693A JP3414785B2 JP 3414785 B2 JP3414785 B2 JP 3414785B2 JP 08343693 A JP08343693 A JP 08343693A JP 8343693 A JP8343693 A JP 8343693A JP 3414785 B2 JP3414785 B2 JP 3414785B2
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
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  • Wind Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、後退角先端部を有し
た航空機回転翼の羽根に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空中停止飛行と前進飛行とにおいて、回
転翼航空機の回転翼、特にヘリコプターの性能は以下の
事項によって制限されることが知られている。高速飛行
中の前進位置の羽根の上面に生じられる衝撃波、変換飛
行中の上昇の要求の際の後退位置の羽根の上面における
境界層の分離に基づく失速、誘導出力と翼型抗力等の2
つの形の空中停止飛行におけるエネルギの十分な消費に
対して増大するよう成る従属の羽根と前の羽根により生
じられる渦の相互作用。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】性能の損失に加えて、
衝撃と羽根渦の相互作用は衝撃の部分排除(高速での飛
行)と、限界渦が羽根を直接打つ時(降下)の上昇のパ
ルス変換とによって夫々衝撃騒音の型の可聴妨害の原因
となる。
【0004】航空機回転翼の羽根の性能が次の様に羽根
の構造に関連した要素に大部分基づいていることが見ら
れる。 a)羽根の表面領域の半径方向分布、 b)羽根の自由先端部の後退角、 c)翼型の捩れの分布、 d)羽根の自由先端部の上反り形成。
【0005】回転翼羽根の性能におけるこれら要素の影
響が以下に詳細に検討される。
【0006】a)羽根の表面の半径方向分布:同一上昇
係数Czで翼型まちーたは基本横断面が全て作用する航
空機回転翼において、長さ当たりの上昇力は、断面の半
径(半径位置)rに直接比例した部分速度の二乗で変化
する。これは次の数式7で表される半径rの二乗の重量
で決められる平均翼弦Lと比例して変化する羽根の全上
昇力に基づいている。
【0007】
【数7】
【0008】上述の式7で、R0は羽根の元の空力学的
部分の半径rを表し、Rf羽根の全半径である。
【0009】この平均翼弦Lに羽根を帰することによっ
て異なった形状の羽根の性能を比較することが今日行わ
れている。
【0010】矩形形状の通常の羽根に関して、羽根の外
端における翼弦の縮小(テーパー付形状)は性能、特に
高速度における性能を改善することを計算が示すと共に
経験が援助する。性能におけるこの改善は、先端部にお
ける翼弦の減少に基づく翼形の抗力の減少によって説明
される。この領域内に位置された衝撃は小さな表面に作
用され、他方、衝撃を受けなかった羽根の中央部分は最
大空力学的動的効率を伴った上昇力を従って設け、上昇
力/抗力の比率は最大である。
【0011】平均翼弦定数を維持するよう必要とされる
羽根の長さに亙った翼弦の増大は、併し、r2による重
力が課せられることによって重要である。これは十分に
重い回転翼に基づいている。それにも拘わらず、羽根の
外側に向かったテーパー付は羽根の性能を改善するよう
今日用いられている手段であり、フランス特許第2,6
17,118号、第2,473,983号明細書に示され
る様に羽根の先端の後退角と一般に組み合わせられる。
【0012】更に、フランス特許第2,311,713号
明細書は、他の特長の中で、羽根の全半径Rの約87%
に位置された部分を越えた翼弦を鋭く幅広くして成る非
常に異なった構成を提案している。この構成は、特に羽
根が後退位置にある時に失速制限を押し戻す厳しい安定
な渦の出現に寄与する。併し、先端に向かって羽根表面
を集中するこの概念は周辺リングに回転翼の有効部分を
減少するように成す。これは流れが均一に誘導されず、
従って、誘起された出力が離陸の際に特に厄介となるよ
う増大する。
【0013】b)羽根の自由先端部の後退角:更に、衝
撃波が現れ始めるのを延ばすと共に衝撃波強さを制限す
るために、羽根の自由先端を後方に湾曲するのが好適で
ある。翼弦の約前1/4で空力学的中心の線とピッチ変
換軸心とによって決められる後退角は有効マッハ数を減
少し、従って、羽根の自由先端の後退角が空気の圧縮性
の不都合な結果、特に衝撃波の発生を減少する有効な手
段を構成する。羽根の先端部のこの様な後退角はフラン
ス国特許第2,311,713号、第2,473,983
号、第2,617,118号明細書に特に示されており、
或る種のヘリコプターに有効に使われている。
【0014】併し、後退角の大きさと関連した先端部分
のスパン長さは、空力学的揚力と重心の後方ずれに基づ
く捩り力によって実際に制限される。
【0015】フランス国特許第2,311,713号明細
書においては、羽根先端部の後方のずれの釣り合いを保
つよう羽根の一部を前方にずらすよう提案している。こ
れは翼スパンの大部分に亙って後退角部分を延ばすよう
に出来る。併し、羽根の内部分と、前方にずれた前縁の
部分との連結は鋭角に行われ、この連結部分により生じ
る渦は回転翼のボスに最も近い翼型の失速を早めるよう
為す。高速度においては、連結部分の揚力縁の凹状形は
衝撃波を集中して部分的に強め、後退角の有益な効果を
弱めたり無くす恐れが有る。
【0016】フランス国特許第2,397,328号明細
書においては、異なった理由のために前縁を前方にずら
すよう示唆している。これは捩り力の減少に問題と成ら
ないが、好適と考えられる制御方法において羽根の弾性
変形を生じる。
【0017】c)翼型の捩りの分布:翼弦長さの半径方
向分布と外端の後退角に加えて、羽根の基本横断面の捩
り力の分布は羽根の性能の改善に関与する。羽根の捩り
力は羽根のスパンに沿って変わるよう翼型の設定を生じ
るべく為すので、羽根の外先端部は空気に対して比較的
小さな迎え角を有し、羽根の根元は大きな迎え角を有す
る。これは回転翼の全面に亙って一層均一に揚力を分布
すると共に空中停止飛行中に吸収される出力を低減する
よう出来る。
【0018】従って、捩り力は羽根の両端の間の設定の
違いによって特長付けられる。併し、回転翼が高速度で
動く時に、鋭角な捩れは羽根の外先端部が前進位置の負
の、すなわち下向きの揚力を生じるように為す。従っ
て、性能が損なわれて、とりわけ振動が非常に大きくな
る。
【0019】従って、捩り力の選択は、一方における空
中停止飛行と鋭角な捩りを必要とする低速度と、他方に
おける一層の適度な捩りが所要される前方飛行との間の
妥協に基づいている。
【0020】簡略化のために、捩り力の半径方向分布は
しばしば直線的にされるので、全捩り力は全基本横断面
の設定を決めるよう十分である。
【0021】併し、性能を改善するために、フランス国
特許第2,636,593号明細書においては、例えば羽
根の全半径Rの85〜100%の間で羽根の外端を過度
に捩ることから成る非線形捩りを生じることを提案して
いる。これは周辺渦の強さを弱めたり無効にする効果を
有するので、低速性能が改善されて降下の際の羽根/渦
相互作用の騒音が弱められる。併し、この構成は失速の
制限を押し戻し出来るよう造られておらず、出力の利得
が高速度で減少する。
【0022】d)羽根の自由先端部の上反り形成:一般
に、羽根は、翼弦の前1/4で中間厚さの点として通常
形成された翼型の中心が全翼スパンに沿ってピッチ変換
軸心上に実際に位置されるように構成されている。更
に、羽根自由端後退角は一方においてピッチ変換軸心に
より、また他方においては先端部分の翼型の翼弦の方向
によって決められる面に中心を置くことによって一般に
行われる。
【0023】フランス国特許第2,617,118号明細
書においては、この通常の構成に対する改善が記載され
ており、ピッチ変換軸心を通る平面内に中心の線を翼弦
に対して傾斜して引くので、羽根の外先端部の翼型の中
心が羽根の内部よりも実際に下方に位置される。羽根の
外先端部によって生じられる周辺渦は、従って次続の羽
根から離されて、特に空中停止飛行の際の相互作用の強
さを低下する結果と成る。これは、特に空中停止飛行や
低速飛行の際の回転翼によって吸収される出力の明確な
減少の原因と成る。
【0024】この形状は羽根の端部の用語“上反り形
成”によって設計されるが、フランス国特許第2,61
7,118号明細書においては放物線形に中心が次第に
変位するよう行われて、簡単な“破壊”ではない。
【0025】従って、上述のいずれの特許明細書も問題
を完全に解決する羽根構造を記載しておらず、最良の性
能を保障するよう構成が最適に形成された後退角先端部
を有する回転翼の羽根にこの発明が関することが前後の
関係から理解できよう。
【0026】
【課題を解決するための手段】このために、この発明に
依れば、ボスが羽根に連結されてボスの軸心周りに回転
駆動されるよう出来る回転翼部分を形成するよう成った
航空機回転翼の後退角先端を有した羽根は、前縁と後縁
とを有していてボスの回転軸心から夫々離している間隔
が同じである連続する基本横断面によって形成され決め
られた翼弦形状とピッチ変換軸心に対してずれ各横断面
に直角で翼の後退角を決める空力学的中心とを夫々表し
ており、更に、羽根は長手方向に沿って羽根の内縁R0
からボスの回転軸心より測って羽根の全長の75%と8
7%の間に位置された第1部分R1に延びる第1領域
と、第1部分R1から羽根の全長の87%と93%の間
に位置された第2部分R2に延びる第2領域と、第2部
分R2から羽根の全長の93%と97%の間に位置され
た第3部分R3に延びる第3領域と、第3部分R3から
羽根の自由外縁Rに延びる第4領域とを有し、翼弦長さ
Lは第1領域内でほゞ直線的に長く成り第2領域内で三
次元的関数に従って変化し第3領域内では一定で第4領
域内では放物線関数に従って変化するので、羽根は羽根
の内外縁に向かって二重に発達するテーパーを表し、翼
弦の長さの変化は長手方向に沿った羽根の前縁と後縁が
途切れることなく、前縁は凸状の直線的部分だけを有し
て後縁は凹状の直線的部分だけを有し、ピッチ変換軸心
に対する空力学的中心のずれY'fは第1領域内で直線
的に変化するので、空力学的中心は第1領域内の前縁に
向かってずれて第2領域内の三次元的関数に従って変化
すると共に第3領域内で直線的に変化し第4領域内で放
物線的関数に従って変化するので、羽根は後退角を示
し、空力学的中心のずれの変化は長手方向に沿った羽根
の前縁と後縁が途切れない様に成っている。
【0027】従って、翼弦長さの変化と、羽根の長手方
向に沿った空力学的中心のずれの変化は、羽根の前縁が
凸状または直線的で何等凹状でない部分(上から見て何
等折曲点のない)だけを有して後縁が凹状または直線的
で何等凸状でない部分(上から見て何等折曲点のない)
を有する様に成っている。これは特に前縁の部分的な凹
状部によって生じられる衝撃の集中現象を避けるように
することが出来る。更に、羽根の先端部における衝撃の
除去や減少は強い後退角によって増大され、この後退角
の効果は当該部分の長い翼弦長さによって増大される。
【0028】ピッチ変換軸心周りの空力学的力の釣り合
いは、羽根の内部分全体(第1領域)と、翼弦長さの変
化と、羽根全体の中心がピッチ軸心上に少なくとも実質
的に位置される様に成る空力学的中心のずれの変化とに
おけるピッチ軸心(前縁に向かって)から前方に空力学
的中心を変位することによって設けられる。この幾何学
的構成は質量の釣り合いを可能にし、非常に小さな質量
の付加や或は全く付加しないことによってピッチ軸心に
少なくとも実際に全体の重心を位置するよう出来る。全
体の中心と全体の重心はピッチ軸心に少なくとも実際に
位置され、羽根根本部分の捩り力と制御力(リンクロッ
ド、スワッシュ・プレート、シーソー、ジャッキ)が最
小に成る。
【0029】揚力の低下の元であるが質量の重要部分を
示す羽根の内部分(第1領域)は、有効な材料の強度が
許す限り、羽根の根本に向かう翼弦の次第な減縮(“根
本のテーパー”)によって減少される。この次第な減縮
は、羽根の幅広い部分との接合部に何等関連した渦が現
れないことを保証する。この様な渦は実際に悪影響を及
ぼし、後に明らかに成る様に、特別な捩りの法則の使用
によるよりも、失速制限がこの装置によって押し戻され
ない。
【0030】好適に、翼弦の平均長さLmに対する翼弦
長さLの変化は下制限ABCDと上制限EFGHの間に
在って、点A、B、C、Dの座標が次の数式8の通り表
される。
【0031】
【数8】
【0032】上記の数式8において、下制限ABCDを
形成するようこれらの点を接続する線は、L(r/R)
Lm=1.05−0.80x2によって決められる放物
線形の部分CDを除いた直線部分であるが、但し、x=
(r/R−0.93)/0.07である。
【0033】また、点E、F、G、Hの座標が次の数式
9によって表される。
【0034】
【数9】
【0035】上記の数式9において、上制限EFGHを
形成するようこれらの点を接続する線は、L(r/R)
Lm=1.20−0.75x2によって決められる放物
線形の部分GHを除いた直線部分であるが、但し、x=
(r/R−0.97)/0.03である。
【0036】これら制限内において、翼弦の平均長さ
に関して、翼弦長さLは、好適に羽根の長手方向に亙
って次の様に変化する、但し、rは羽根の基本横断面か
らボスの回転軸心までの距離、R0は羽根の内側縁から
ボスの回転軸心までの距離、R1は第1領域の外端から
ボスの回転軸心までの距離、R2は第2領域の外端から
ボスの回転軸心までの距離、R3は第3領域の外端から
ボスの回転軸心までの距離、Rは羽根の外縁からボスの
回転軸心までの距離、であり、 a)第1領域R0〜R1: 直線的に、L0=0.778400Lm〜L1=1.09
5054Lm b)第2領域R1〜R2: 関数L(r/R)/Lm=1.103203+0.001
630x3−0.008 149(1−x)3+0.0
04889x(1−x)(2x−1) に従って、L1〜L2=1.104833Lm であるが、但し、x=(r−R1)/(R2−R1) c)第3領域R2〜R3: L2〜L3=1.104833Lm d)第4領域R3〜R: 関数L(r/R)Lm=1.104833−0.7532
906x2 に従って、L3=1.104833Lm〜L4=0.35
1543Lm であるが、但し、x=(r−R3)/(R−R3) である。
【0037】更に、ピッチ変換軸心に対する各部分の空
力学的中心のずれY'fは下制限A'B'C'D'と上制限
E'F'G'H'の間に在って、点A'、B'、C'、D'の座
標が次の数式10によって表される。
【0038】
【数10】
【0039】上記の数式10において、下制限A'B'
C'D'を形成するようこれらの点を接続する線は、Y'
f(r/R)/R=−0.03165−0.04200x
−0.04551x2によって決められる放物線形の部分
C'D'を除いた直線部分であるが、但し、x=(r/R
−0.93)/0.07である。
【0040】また、点E'、F'、G'、H'の座標が次の
数式11によって表される。
【0041】
【数11】
【0042】上記の数式11において、上制限E'F'
G'H'を形成するようこれらの点を接続する線は、Y'
f(r/R)/R=−0.00390−0.00900x
−0.04267x2によって決められる放物線形の部分
GHを除いた直線部分であるが、但し、x=(r/R−
0.97)/0.03である。
【0043】これら制限内において、ピッチ変換軸心に
対する空力学的中心のずれY'fは羽根の長手方向に亙
って次の様に変化する、但し、rは羽根の基本横断面か
らボスの回転軸心までの距離、R0は羽根の内側縁から
ボスの回転軸心までの距離、R1は第1領域の外端から
ボスの回転軸心までの距離、R2は第2領域の外端から
ボスの回転軸心までの距離、R3は第3領域の外端から
ボスの回転軸心までの距離、Rは羽根の外縁からボスの
回転軸心までの距離、であり、 a)第1領域R0〜R1: Y0=0.0029242R〜Y1=0.012282
R、Y'f=0.014449r b)第2領域R1〜R2: 関数Y'f(r/R)/R=0.01096890−0.
00772363x +0.00131353(1−x
)−0.00451858x(1−x)(2x−1) に従って、Y1〜Y2=0.003244R であるが、但し、x=(r−R1)/(R2−R1) c)第3領域R2〜R3: Y2〜Y3=−0.024733R d)第4領域R3〜R: 関数Y'f(r/R)/R=−0.024733−0.0
23296x−0.041955x2 に従って、Y3〜Y4=−0.089984R であるが、但し、x=(r−R3)/(R−R3) である。
【0044】更に、羽根の外先端部は、この発明に従っ
て少なくともほゞ放物線形の下向きの曲線を示し、羽根
の零揚力面に対する捩れ中心の垂直変位は、下制限A"
B"C"D"と上制限E"F"G"H"との間に在って、点
A"、B"、C"、D"の座標が次の数式12によって表さ
れる。
【0045】
【数12】
【0046】上記の数式12において、下制限A"B"
C"D"を形成するようこれらの点を接続する線は、Zv
(r/R)/R=−0.001−0.014x2によって
決められる放物線形の部分C"D"を除いた直線部分であ
るが、但し、x=(r/R−0.93)/0.07であ
る。
【0047】また、点E"、F"、G"、H"の座標は次の
数式13によって表される。
【0048】
【数13】
【0049】上記の数式13において、上制限E"F"
G"H"を形成するようこれらの点を接続する線は、Zv
(r/R)/R=+0.001−0.006x2によって
決められる放物線形の部分G"H"を除いた直線部分であ
るが、但し、x=(r/R−0.97)/0.003であ
る。
【0050】これら制限内において、羽根の零揚力面に
対する捩れ中心の垂直変位Zvは、捩れ中心が第1、第
2、第3および第4領域の同一平面内にて、Zv(r/
R)/R=−0.0905x2で残るよう成っている、但
しx=(r−R3)/(R−R3)である。
【0051】好適に、第1、第2、第3および第4領域
は、R0=0.202380R、R1=0.850000
R、R2=0.890000R、R3=0.950000
Rによって決められる。
【0052】更に、好適に、Rを羽根の外縁からボスの
回転軸心までの距離である羽根の全長とした場合に、R
0〜RI=羽根の0.40〜0.50Rなる領域、好適に
は0.46Rと、RII=羽根の0.75〜0.85Rなる
領域、好適には0.80Rと羽根のRとにおいて、空力
学的設定の変化率は半径rで直線的に変化可能で、この
変化率は好適には半径Rにより分けられた−12°に少
なくともほゞ等しく、中心領域RI、RIIにおいては、
一定である空力学的設定の変化率は領域R0〜RIとRI
I〜Rの空力学的設定の変化率の1.5倍に等しく、好適
には半径Rにより分けられた少なくともほゞ−18°に
等しい。
【0053】添付図面はこの発明が如何に実施出来るか
を容易に理解できる様にしている。これら図面におい
て、同一符号は同一部材を示している。
【0054】
【実施例】この発明に従った図1に示される後退角翼端
を有した羽根1の一方が概略的に示され、他方の羽根は
図示されていない。羽根1は関節支持部材3、特に通常
における様にピッチ制御変換軸心と呼ばれる軸心周りの
羽根のピッチ変換接合によってボス2に連結されてい
る。
【0055】更に、前縁5と後縁6を有する羽根1は、
図1に1つが示される連続する基本横断面7によって形
成されている。各基本横断面7はボス2の回転軸心2A
から横断面を隔てる距離rにおいて同じであり、決めら
れた翼弦長さLと空力学的中心(空力学的揚力の変化の
作用点)とを示しており、羽根の長さ方向に沿った空力
学的中心の曲線8が図2および図3に示されている。連
続する横断面7に直交するピッチ変換軸心に対する空力
学的中心のずれは図2および図3に明示される様に羽根
の後退角を決める。
【0056】この発明に従った羽根1の表面を厳正に決
めるよう成す幾何学的構成が以下に説明されよう。
【0057】構成基準データは、原点oが回転翼の中心
である直角三面体と成る様に選ばれる。
【0058】軸心OXはピッチ変換軸心4であるので、
第1座標は回転中心oから測った半径rと一致する。軸
心OXと直交する第2軸心OYは設定基準方向を構成
し、前縁5に向かって任意に方向決めされる。第3軸心
OZは軸心OX、OYによって決められる平面に直角
で、上方(翼型の上面)に向かって任意に方向決めされ
る。併し、時計方向に回転する回転翼において全て有効
に残っていることが理解される。
【0059】面OX、OYは構成面または基準面と呼ば
れる。面OX、OYは羽根によって決められる羽根の零
揚力面と一致するよう選ばれる。羽根の面(羽根の外
被)は、全て互いに面OX、OYに対して平行で且つピ
ッチ変換軸心OXに対して直角な一連の基本横断面7に
よって形成される。
【0060】各基本横断面は、RO(空力学的中心部分
の始まり)とR(羽根の外先端)の間に在る半径r(軸
心OYまでの横断面の距離)と同じに出来る。
【0061】羽根1の基本横断面7の形状を決めるパラ
メータ、すなわち要素は以下の通りである。ピッチ軸心
に直角に測った翼弦Lの長さ(Lはr2で測った翼弦の
平均長さである);翼弦△Yfに平行な捩れVの中心に
対する空力学的中心Fの変位、但し、Yf、Zfは構成
基準装置の中心F(翼弦の前1/4と中間厚さに大体位
置されている)の座標であり、Yは全体中心の翼弦にお
ける位置を示し、Y’fは構成平面(捩れのない)に突
出した中心の位置である;構成基準フレームの座標Y
v、Zvにより与えられる捩れVの中心の位置;機首上
げの時にOY方向に対して測って、θg=θa+αoの
関係によって空力学的設定θaから導かれた幾何学的設
定θg、但し、αoは基本横断面の零揚力迎え角である
(実際に、計算される設定は幾何学的設定θgではな
く、横断面の零揚力方向に対して測定した空力学的設定
θaである。分離θg−θaは問題の横断面の翼型の零
揚力迎え角αoに等しい。この分離は現今では放棄され
た対称的な形状において零であり、θaとθgの間の区
別が今日の形状において重要である。直線や直線でない
今、問題の捩れの法則は従って空力学的設定θaに関連
している);一連の式や或は数値表によって説明される
一般的な翼型の外形。
【0062】図8a、図8b、図8cは以下に説明され
る様に特別な断面を示している。
【0063】中心Fと前縁Bと後縁Mの位置が次の数式
14から導かれる。
【0064】
【数14】
【0065】上記の数式14において、 但し、ΔYb=ΔYf+1/4L ΔYm=ΔYf−3/4L ΔZf=zf−zv ΔZb=ΔZm=−zv である。また、zvとzfは点V、Fから基準翼弦(横
座標ΔYb、ΔYfでの翼型の中間厚さ)迄の距離で、
ΔYfとΔZfは形状に連結された軸心の捩れの中心に
関する中心の位置を示している。
【0066】空力学的中心は、迎え角変化に対する揚力
変化の作用点として決めることが出来る。一般に、前縁
から測った翼弦の1/4に近接して位置される。
【0067】空力学的設定θaは一般に付加定数(図
7)内で決められる。この定数を決めるよう、従って、
零揚力面(この羽根1の回転が軸心OZ周りに行われた
り、或は空中停止飛行中であれば、羽根1の全空力学的
揚力は正確に零である)に対応してOX、OY面を造る
ようOX、OY面に関して横断面を位置決めするよう出
来る1つの方法は、次の数式15によって決められる。
【0068】
【数15】
【0069】上記の数式15において、但し、SNは正
か負に成り、定数SN/SDはθa(r)から減算され
るので、従って、零になる。
【0070】また、上記の数式15から、零揚力面の特
長をOX、OY面に付与する適宜な角度θa(r)−
[SN/SD]+αoに従ったOX、OY面に関して横
断面が幾何学的に設定される。
【0071】この発明の主要部を形成する羽根は4つの
部分に分けられて、以下に特記される特別な区分を必要
とする捩れと別個に説明するよう出来る。これら4つの
部分は、内部分と呼ばれ、空力学的部分の出発部分に対
応する部分R0から全半径Rの75%〜87%の間に位
置する部分R1まで延びる領域1、変化部分と呼ばれ、
部分R1から全半径Rの87%〜93%の間に位置され
た部分R2まで延びる領域2、後退角部分と呼ばれ、部
分R2から全半径Rの93%〜97%の間に位置された
部分R3まで延びる領域3、“翼先端”と呼ばれ、部分
3から羽根の自由端(半径R)まで延びる領域4。
【0072】捩れの説明は3つの領域への区分を必要と
する:部分R0から全半径Rの40%〜50%の間に位
置された部分RIまで延びる領域I、部分RIから全半径
Rの75%〜85%の間に位置された部分RIIまで延び
る領域II(中央部)、部分RIIから羽根の自由端(半径
R)まで延びる領域III。
【0073】推奨実施例において、以下の様に上述の4
つの領域1、2、3、4を決めることが出来る。 R0=0.202380R、R1=0.850000R、
R2=0.890000R、R3=0.950000R.
【0074】図8a、図8bおよび図8cに示される部
分7は次の通りであることが注意される:図8aにおい
て、r≦RU、点Uが図5で決められ、点Vがこの場合
には軸心OX上で翼型の中間厚さに設けられる、図8b
において、RU<r≦R3、点FとVが翼型(Zv=Z
f)の中間厚さに在ってOX、OY面内に位置される時
に点FとVは一致される、図8cにおいて、r>R3、
点FとVが翼型の中間厚さに配置されてOX、OY面の
下に位置される時に点FとVは一致される。
【0075】翼弦の法則は図4の曲線PQRSTに従っ
て変化する(羽根の長さに沿った平均翼弦Lに関する翼
弦Lの変化):部分PQ(領域1):変化はL0=0.
778400LmからL1=1.095054Lmまで
直線的である、部分QR(領域2):変化は、関数L
(r/R)/Lm=1.103203+0.001630
x3−0.008149(1−x)3+0.004889
x(1−x)(2x−1)に従って、L1からL2=
1.104833Lmまで三次元である、但し、x=
(r−R1)/(R2−R1)である、部分RS(領域
3):翼弦は一定で、L2=L3=1.104833
に等しい、部分ST(領域4):変化は、関数L(r
/R)/Lm=1.104833−0.753290x2
に従って、L3=1.104833LmからL4=0.3
51543Lmまで放物線である、但し、x=(r−R
3)/(R−R3)である。
【0076】上述の式は微分係数dL/drの連続変化
を設けるよう選ばれ、羽根1の前縁5と後縁6の必要な
状態は何等の破損も示さない。
【0077】ピッチ変換軸心に関する空力学的中心Fの
ずれは部分的後退角Λ=tg-1(dY’f/dr)を決
める。
【0078】図5において、中心のずれは構成面OX、
OYへの投影、すなわち曲線PQRSTに従って変化す
るY’f=Yv+ΔYfによって決められる:部分PQ
(領域1):変化はY0=0.0029242RからY
1=0.012282Rまで、すなわちY’f=0.01
4449rの直線である、 部分QR(領域2):変化は、関数Y’f(r/R)/
R=0.01096890−0.00772363x3
0.00131353(1−x)3−0.0045185
8x(1−x)(2x−1)に従って、Y1からY2=
0.003244Rまで三次元である、但し、x=(r
−R1)/(R2−R1)である、 部分RS(領域3):変化はY2からY3=−0.02
4733R(これは一定の後退角Λ=25°に対応す
る)まで直線的である、 部分ST(領域4):変化は、関数Y’f(r/R)/
R=−0.024733−0.023296x−0.04
1955x2に従って、Y3からY4=−0.08998
Rまで放物線である、但し、x=(r−R3)/(R−
R3)である。
【0079】上述の式は微分係数dY’f/drの連続
変化を確実にするよう選ばれ、羽根の前縁と後縁の必要
な状態は何等の“破損”も示さない。
【0080】更に、上述のパラメータの選択によって、
羽根の全体中心と揚力変化の作用点がピット軸心に関す
る位置Yによって次の数式16により決められる。
【0081】
【数16】
【0082】上記の数式16による位置Yはピッチ軸心
と実際に一致していて、該位置Yは−0.0008Rで
あり、従って、羽根の根本の空力学的捩り力とリンクロ
ッド上の力の空力学的部分は最小に成る。
【0083】一定の平均翼弦Lを有する羽根において、
先に決められた制限内に有る4つの上述の領域1、2、
3、4の分布の別の選択は、ピッチ変換軸心に関する羽
根の全体空力学的中心の位置決めを実際に確実にするよ
う一方において平均翼弦Lに対する翼弦Lの羽根の延長
部に沿った変換の上述にて提案した一般法則に適宜決め
られるパラメータに関連でき、他方においてピッチ変換
軸心に対する空力学的中心のずれY’fに関連できるこ
とが注意されよう。
【0084】中心のずれがY’f=Yv+ΔYfに等し
く、捩れYvの中心のずれと、中心決めのずれΔYfと
の種々な組合せによって得られることがまた注意されよ
う。併し、前から見て遠心力によって導かれる歪みを従
って最小にするよう成る時に羽根の直線形状を維持する
様に羽根の根本の領域において翼長さの大部分に亙って
ピッチ変換軸心と一致して捩れVの中心を維持するよう
所要される。実際に、Yvは羽根の根本から、中心の線
とピッチ変換軸心との交点Uにて零に成る(図5)。こ
の点を越えて、捩れの中心は中心と一致し、 r<RU:Yv(r)=0, ΔYf=
Y’f(r) r>RU:Yv(r)>Y’f(r), ΔYf
(r)=0 である。
【0085】更に、上述にて決められた構成面に関する
捩れVの中心の垂直変位は図6の曲線PQRSTに従っ
て変化する、部分PQ、QR、RS(領域1、2、3)
において、捩れの中心は構成面内に有り、Zv=0であ
り、部分ST(領域4)において、変化は、関数Zv
(r/R)/R=−0.0905Xに従ってZv=0
からZv=−0.0905Rまで放物線である。但し、
x=(r−R3)/(R−R3)である。
【0086】この前進下方変位は、次の羽根との相互作
用が特に空中停止飛行と降下状態中に相当低減される様
な位置に羽根の後縁に周辺渦を持って来るよう造ること
が出来る。
【0087】更に、空力学的設定θaは図7の線KLM
Nに沿って配分できる。3つの領域は次の部分I、IIに
よって決められる。 RI=0.46R RII=0.80R
【0088】領域I、IIIにおいて、捩れ率は一定で、全
半径Rに関して−12°に等しく出来、中央領域II(部
分LM)においては一定で、全半径Rに関して−18°
ち等しく出来、従って、領域I、IIIに関して50%の増
加である(図7)。
【0089】実際に、失速限界を押し戻すために、羽根
の残部における捩れを変更することなく約50%の中央
部RI、RIIの捩れを増加するだけで十分である。以下
に説明される簡単な基準は、与えられた捩れの法則がこ
の性質を持っていても決めるよう出来る。
【0090】図7において、直線KNは第1空力学的部
分R0を外端部Rに接合するよう引かれ(鎖線)、点
I、Jは直線KNとRの50%、80%の部分との交点
で決められ、点I’、J’はRの50%、80%の部分
に空力学的設定を与えるよう決められる。
【0091】基準は、もし、0.03(θK−θN)<
(θI’−θI)<0.10(θK−θN)で、−0.1
0(θK−θN)<(θJ’−θJ)<−0.03(θ
K−θN)であれば、2つの端部(θK−θN)間の設
定分離との比較により分離(θI’−θI)と(θJ’
−θJ)を審理して成り、従って、審理した捩れの法則
は上述した特性を有する。
【0092】更に、翼弦と空力学的中心(後退角)と捩
れ中心の垂直変位(上反り)との先に決められた変化は
図4、5、6の制限ABCDとEFGH、A'B'C'D'
とE'F'G'H'、A"B"C"D"とE"F"G"H"の間に有
って、この発明に従った羽根の必要な特性を維持する。
これら制限は次の点によって決められる。 1)翼弦の変化の法則において、下制限ABCDの、点
A、B、C、Dの座標は次の数式17によって決められ
る。
【0093】
【数17】
【0094】上記の数式17において、下制限ABCD
を形成するようこれらの点を接続する線は、L(r/
R)Lm=1.05−0.80x2によって決められる放
物線形の部分CDを除いた直線部分である。但し、x=
(r/R−0.93)/0.07である。
【0095】また、上制限EFGHの、点E、F、G、
Hの座標は次の数式18によって決められる。
【0096】
【数18】
【0097】上記の数式18において、上制限EFGH
を形成するようこれらの点を接続する線は、L(r/
R)Lm=1.20−0.75x2によって決められる放
物線形の部分GHを除いた直線部分である。但し、x=
(r/R−0.97)/0.03である。
【0098】2)空力学的中心の変化の法則において、
下制限A'B'C'D'の、点A'、B'、C'、D'の座標は
次の数式19によって決められる。
【0099】
【数19】
【0100】上記の数式19において、下制限A'B'
C'D'を形成するようこれらの点を接続する線は、Y'
f(r/R)/R=−0.03165−0.04200x
−0.04551x2によって決められる放物線形の部分
C'D'を除いた直線部分である。但し、x=(r/R−
0.93)/0.07である。
【0101】更に、上制限E'F'G'H'の、点E'、
F'、G'、H'の座標は次の数式20によって決められ
る。
【0102】
【数20】
【0103】上記の数式20において、上制限E'F'
G'H'を形成するようこれらの点を接続する線は、Y'
f(r/R)/R=−0.00390−0.00900x
−0.04267x2によって決められる放物線形の部分
GHを除いた直線部分である。但し、x=(r/R−
0.97)/0.03である。
【0104】3)捩れ中心の垂直変位において、下制限
A"B"C"D"の、点A"、B"、C"、D"の座標は次の数
式21によって決められる。
【0105】
【数21】
【0106】上記の数式21において、下制限A"B"
C"D"を形成するようこれらの点を接続する線は、Zv
(r/R)/R=−0.001−0.014x2によって
決められる放物線形の部分C"D"を除いた直線部分であ
る。但し、x=(r/R−0.93)/0.07である。
【0107】上制限E"F"G"H"の、点E"、F"、
G"、H"の座標は次の数式22によって決められる。
【0108】
【数22】
【0109】上記の数式22において、上制限E"F"
G"H"を形成するようこれらの点を接続する線は、Zv
(r/R)/R=+0.001−0.006x2によって
決められる放物線形の部分G"H"を除いた直線部分であ
る。但し、x=(r/R−0.97)/0.03である。
【0110】図2の表示に関し、図3は、図4、5、6
の点R、Sが実際に一致するまで先端に向かって変化部
分(領域2)を更に延ばすと共に、更に内方に“羽根先
端”を延ばすことによって得られる羽根1の平面形状を
示していることが理解されよう。
【0111】要約すると、この発明は、羽根1を形成す
るよう次の4つの基本的幾何学的特長を用いている。 1)翼弦法則、L/Lm=f(r/R)の形状の羽根の
表面の放射方向分布、 2)翼弦方向の中心の変位の法則、Y'f/R=f(r
/R)の形の後退角の放射方向分布、 3)構成面の外の捩れの中心の変位の法則、Zv/R=
f(r/R)の形の上反りの放射方向分布、 4)設定法則、θa=f(r/R)の形の捩れの放射方
向分布。
【0112】これら4つの特長は回転翼の作動を制限す
る3つの現象、すなわち衝撃波、失速、羽根/渦相互作
用に対抗するよう用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従ったヘリコプター回転翼の概略斜
視図である。
【図2】この発明に従った羽根の1つの実施例の上から
見た図である。
【図3】この発明に従った羽根の別の1つの実施例の上
から見た図である。
【図4】羽根の長さ方向に沿った翼弦長さの変化を示す
曲線である。
【図5】羽根の長さ方向に沿った空力学的中心のずれの
変化を示す曲線である。
【図6】羽根の構成面に対する捩れ中心のの垂直変位を
示す曲線である。
【図7】羽根の長手方向に沿った空力学的設定の変化を
示す曲線である。
【図8】aは羽根の長手方向の1つの位置での羽根の基
本横断面を示す図で、bは別の位置での羽根の基本横断
面を示す図で、cは更に別の位置での羽根の基本横断面
を示す図である。
【符号の説明】
1 羽根 2 ボス 3 関節支持部材 4 回転軸心 5 前縁 6 後縁 7 基本横断面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−22698(JP,A) 特開 昭56−167599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64C 11/18 B64C 27/04

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボス(2)が羽根(1)に連結されてボスの軸
    心周りに回転駆動されるよう出来る回転翼部分を形成す
    るよう成った航空機回転翼の後退角先端を有した羽根に
    おいて、前縁(5)と後縁(6)とを有していてボスの回転軸
    心から夫々離している間隔が同じである連続する基本横
    断面(7)によって形成され決められた翼弦形状とピッチ
    変換軸心に対してずれ各横断面に直角で翼の後退角を決
    める空力学的中心とを夫々表しており、前記羽根(1)は
    長手方向に沿って羽根の内縁R0からボスの回転軸心よ
    り測って羽根の全長の75%と87%の間に位置された
    第1部分R1に延びる第1領域と、第1部分R1から羽
    根の全長の87%と93%の間に位置された第2部分R
    2に延びる第2領域と、第2部分R2から羽根の全長の
    93%と97%の間に位置された第3部分R3に延びる
    第3領域と、第3部分R3から羽根の自由外縁Rに延び
    る第4領域とを有し、翼弦長さLは第1領域内でほゞ直
    線的に長く成り第2領域内で三次元的関数に従って変化
    し第3領域内では一定で第4領域内では放物線関数に従
    って変化するので、羽根(1)は羽根の内外縁に向かって
    二重に発達するテーパーを表し、翼弦の長さの変化は長
    手方向に沿った羽根の前縁(5)と後縁(6)が途切れること
    なく、前縁は凸状の直線的部分だけを有して後縁は凹状
    の直線的部分だけを有し、ピッチ変換軸心に対する空力
    学的中心のずれY'fは第1領域内で直線的に変化する
    ので、空力学的中心は第1領域内の前縁(5)に向かって
    ずれて第2領域内の三次元的関数に従って変化すると共
    に第3領域内で直線的に変化し第4領域内で放物線的関
    数に従って変化するので、羽根(1)は後退角を示し、空
    力学的中心のずれの変化は長手方向に沿った羽根の前縁
    (5)と後縁(6)が途切れていない羽根。
  2. 【請求項2】 翼弦の平均長さLmに対する翼弦長さL
    の変化は下制限ABCDと上制限EFGHの間に在っ
    て、点A、B、C、Dの座標が次の数式1によって表さ
    れ、 【数1】 下制限ABCDを形成するようこれらの点を接続する線
    は、L(r/R)/Lm=1.05−0.80x2によっ
    て決められる放物線形の部分CDを除いた直線部分であ
    るが、但し、x=(r/R−0.93)/0.07であ
    り、 点E、F、G、Hの座標が次の数式2によって表され、 【数2】 上制限EFGHを形成するようこれらの点を接続する線
    は、L(r/R)/Lm=1.20−0.75x2によっ
    て決められる放物線形の部分GHを除いた直線部分であ
    るが、但し、x=(r/R−0.97)/0.03である
    請求項1記載の羽根。
  3. 【請求項3】 翼弦の平均長さLmに関して、翼弦長さ
    Lは、羽根の長手方向に亙って次の様に変化する、但
    し、 rは羽根の基本横断面からボスの回転軸心までの距離、 R0は羽根の内側縁からボスの回転軸心までの距離、 R1は第1領域の外端からボスの回転軸心までの距離、 R2は第2領域の外端からボスの回転軸心までの距離、 R3は第3領域の外端からボスの回転軸心までの距離、 Rは羽根の外縁からボスの回転軸心までの距離、であ
    り、 a)第1領域R0〜R1: 直線的に、L0=0.778400Lm〜L1=1.09
    5054Lm b)第2領域R1〜R2: 関数L(r/R)/Lm=1.103203+0.001
    630x3−0.008149(1−x)3+0.004
    889x(1−x)(2x−1) に従って、L1〜L2=1.104833Lm であるが、但し、x=(r−R1)/(R2−R1) c)第3領域R2〜R3: L2〜L3=1.104833Lm d)第4領域R3〜R: 関数L(r/R)Lm=1.104833−0.7532
    90x2 に従って、L3=1.104833Lm〜L4=0.35
    1543Lm であるが、但し、x=(r−R3)/(R−R3) である請求項2記載の羽根。
  4. 【請求項4】 第1、第2、第3および第4領域は、R
    0=0.202380R、R1=0.850000R、R
    2=0.890000R、R3=0.950000Rによ
    って決められる請求項3記載の羽根。
  5. 【請求項5】 ピッチ変換軸心に対する各部分の空力学
    的中心のずれY'fは下制限A'B'C'D'と上制限E'
    F'G'H'の間に在って、点A'、B'、C'、D'の座標
    が次の数式3によって表され、 【数3】 下制限A'B'C'D'を形成するようこれらの点を接続す
    る線は、Y'f(r/R)/R=−0.03165−0.
    04200x−0.04551x2によって決められる
    放物線形の部分C'D'を除いた直線部分であるが、但
    し、x=(r/R−0.93)/0.07であり、 点E'、F'、G'、H'の座標が次の数式4によって表さ
    れ、 【数4】 上制限E'F'G'H'を形成するようこれらの点を接続す
    る線は、Y'f(r/R)/R=−0.00390−0.
    00900x−0.04267x2によって決められる
    放物線形の部分GHを除いた直線部分であるが、但し、
    x=(r/R−0.97)/0.03である請求項1記載
    の羽根。
  6. 【請求項6】 ピッチ変換軸心上の羽根の全体空力学的
    中心の位置決めを実質的に確実にするために、ピッチ変
    換軸心に対する各部分の空力学的中心のずれY'fは羽
    根の長手方向に亙って次の様に変化する、但し、 rは羽根の基本横断面からボスの回転軸心までの距離、 R0は羽根の内側縁からボスの回転軸心までの距離、 R1は第1領域の外端からボスの回転軸心までの距離、 R2は第2領域の外端からボスの回転軸心までの距離、 R3は第3領域の外端からボスの回転軸心までの距離、 Rは羽根の外縁からボスの回転軸心までの距離、であ
    り、 a)第1領域R0〜R1: Y0=0.0029242R〜Y1=0.012282
    R、Y'f=0.014449r b)第2領域R1〜R2: 関数Y'f(r/R)/R=0.01096890−0.
    00772363x +0.00131353(1−x
    )−0.00451858x(1−x)(2x−1) に従って、Y1〜Y2=0.003244R であるが、但し、x=(r−R1)/(R2−R1) c)第3領域R2〜R3: Y2〜Y3=−0.024733R d)第4領域R3〜R: 関数Y'f(r/R)=−0.024733−0.023
    296x−0.041955x2 に従って、Y3〜Y4=−0.089984R であるが、但し、x=(r−R3)/(R−R3) である請求項4記載の羽根。
  7. 【請求項7】 長手方向に沿って決められた4つの領域
    に翼弦Lが分けられて、長手方向に沿って各領域の変化
    の法則の要素は一方において平均翼弦Lに対する各部分
    の翼弦長さLで、他方においてピッチ変換軸心に対する
    各部分の空力学的中心のずれY'fであり、ピッチ変換
    軸心上の羽根の全体空力学的中心の位置決めを確実にし
    ている請求項2記載の羽根。
  8. 【請求項8】 羽根の外先端部は少なくともほゞ放物線
    形の下向きの曲線を示し、羽根の零揚力面に対する捩れ
    中心の垂直変位は、下制限A"B"C"D"と上制限E"F"
    G"H"との間に在って、点A"、B"、C"、D"の座標が
    次の数式5によって表され、 【数5】 下制限A"B"C"D"を形成するようこれらの点を接続す
    る線は、Zv(r/R)/R=−0.001−0.014
    x2によって決められる放物線形の部分C"D"を除いた
    直線部分であるが、但し、x=(r/R−0.93)/
    0.07であり、 点E"、F"、G"、H"の座標は次の数式6によって表さ
    れ、 【数6】 上制限E"F"G"H"を形成するようこれらの点を接続す
    る線は、Zv(r/R)/R=+0.001−0.006
    x2によって決められる放物線形の部分G"H"を除いた
    直線部分であるが、但し、x=(r/R−0.97)/
    0.03である請求項1記載の羽根。
  9. 【請求項9】 羽根の零揚力面に対する捩れ中心の垂直
    変位Zvは、捩れ中心が第1、第2、第3および第4領
    域の同一平面内にて、Zv(r/R)/R=−0.09
    05x2で残るよう成っている、但しx=(r−R3)
    /(R−R3)である請求項8記載の羽根。
  10. 【請求項10】 Rを羽根の外縁からボスの回転軸心ま
    での距離である羽根の全長とした場合に、R0〜RI=
    羽根の0.40〜0.50Rなる領域と、RII=羽根の
    0.75〜0.85Rなる領域とにおける空力学的設定の
    変化率が一定で且つ予定された値に等しく、中心領域R
    I〜RIIにおいて一定である空力学的設定の変化率が予
    定された値の少なくともほゞ1.5倍である請求項1記
    載の羽根。
  11. 【請求項11】 予定された値が半径Rにより分けられ
    た−12°に少なくともほゞ等しく、中心領域RI、RI
    Iにおける空力学的設定の変化率が半径Rにより分けら
    れた少なくともほゞ−18°に等しく成った請求項10
    記載の羽根。
  12. 【請求項12】 RI=0.46Rで、RII=0.80R
    である請求項10記載の羽根。
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