JP3411747B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP3411747B2
JP3411747B2 JP06598796A JP6598796A JP3411747B2 JP 3411747 B2 JP3411747 B2 JP 3411747B2 JP 06598796 A JP06598796 A JP 06598796A JP 6598796 A JP6598796 A JP 6598796A JP 3411747 B2 JP3411747 B2 JP 3411747B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子型燃料
電池(以下、単に燃料電池という)のガスリサイクル、
すなわち、燃料電池本体に余剰に供給された水素、およ
び酸素からなる反応ガスが、燃料電池の発電に使用され
ず、燃料電池本体から未反応ガスとして、それぞれ排出
される水素および酸素を、それぞれの供給ラインに戻
し、再使用するために適用されるガス循環ポンプを備え
た燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、純粋な水素や、純粋な酸素を反
応ガスとして用いて、燃料電池を運転する場合、燃料電
池本体内に、それぞれ個別に供給された反応ガスは、全
て燃料電池本体内の電気化学反応に用いられ、発電に使
用されて、100%のガス利用率が期待できる。
【0003】しかしながら、燃料電池の発電能力に見合
った量だけの反応ガスを燃料電池に供給するのではな
く、燃料電池の発電能力以上の十分な反応ガスをそれぞ
れ供給し、燃料電池本体内で電気化学反応が行われなか
った余剰分の水素、および酸素、いわゆる未反応ガスを
燃料電池本体からそれぞれ排出させ、供給ラインに戻
し、再使用するようにした、運転を行うようにした方が
燃料電池の性能としては、高効率のものとなる。
【0004】そのため、燃料電池本体内に供給される反
応ガスを無駄なく利用し、かつ燃料電池性能を引き出す
方法として、燃料電池本体内には供給されたものの、燃
料電池本体内の電気化学反応には使用されず、燃料電池
本体から排出される未反応ガスを、再び燃料電池本体内
へ反応ガスとして供給するようにした、反応ガスの再循
環法が採用されている。この反応ガス再循環法の採用の
ため、燃料電池出力規模が小さいもの、例えば5kW程
度までの燃料電池では、未反応ガスの再循環を行うガス
循環ポンプに、ダイヤフラム型ポンプを用いるようにし
たものがある。
【0005】このダイヤフラム型ポンプは、凹部を形成
した作動筐の開口部を被包して、張設されたダイヤフラ
ムに、凹部へ向けて出入する動き(振動)を発生させ、
凹部内に圧力変動を生じさせて、この圧力変動の低圧時
に、燃料電池本体の排気口に連通した吸入側配管から、
未反応ガスを凹部内に吸引するとともに、圧力変動の高
圧時に、連通した吐出側配管から、凹部内に流入した未
反応ガスを供給管へ吐出させ、反応ガスとして燃料電池
本体内へ供給するようにしたものである。このような、
ダイヤフラム型ポンプは、その機構上、小容量でも効率
が極端に悪くならず、粘性の低い水素でも安定した作動
が期待でき、また、気密性も比較的簡単に高く出来ると
いう特性を持っている。
【0006】しかしながら、このようなダイヤフラム型
ポンプを、前述した反応ガスの再循環を行うガス再循環
ポンプに採用した場合、燃料電池の出力規模を大きくす
るため、燃料電池本体内を加圧状態で運転しようとする
と、作動筐の凹部内に圧力変動を発生させるダイヤフラ
ムの圧力差が、許容値以上になり、寿命が著しく短くな
るという不具合がある。
【0007】すなわち、ダイヤフラム型ポンプは、吐出
時は、ダイヤフラムの内側が加圧状態になり、吸引時に
は、真空状態になるとともに、ダイヤフラムの外側は大
気圧が負荷されるので、内外差圧が生じるものの、通常
運転においては、ダイヤフラムの内側と外側の差圧が、
許容差圧内で作動するように設計されてあり、このよう
な許容差圧内で作動する限り、3000〜4000時間
の寿命が保持できるが、未反応ガスの再循環を行うガス
再循環ポンプとして、加圧状態で運転される燃料電池に
使用する場合、ダイヤフラムの外側は大気圧が負荷され
ているのに対して、凹部に面する内側は、燃料電池の加
圧状態での運転に伴う、大気圧以上の圧力が負荷される
加圧状態となり、ダイヤフラムに作用する圧力差は大き
くなり、許容差圧を越え、短時間の作動でダイヤフラム
の破損に到り、寿命が著しく短くなるという欠点があ
る。
【0008】このような、ダイヤフラムの破損時には、
ダイヤフラムを交換して復旧するようにしているが、そ
の交換時には、燃料電池の運転停止、又は運転効率の低
下を引き起す不具合があるとともに、反応ガスの外部漏
洩、特に水素の大気への漏洩が生じ、爆発の危険性が生
じるという不具合がある。また、圧力差が大きくなって
も、ダイヤフラムが破損しないように、許容差圧を大き
くすることも考えられるが、その場合、ダイヤフラムの
剛性が高くなり、ダイヤフラムを振動させるために必要
となる動力が大きくなり、通常、燃料電池で発電される
電力で、ダイヤフラムを振動させている駆動装置への供
給電力が多くなり、燃料電池の性能が劣化するという不
具合が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ガス循環ポ
ンプにダイヤフラムを使用した、ダイヤフラム型ポンプ
を採用した燃料電池を、加圧状態で運転しようとすると
きに生じる、上述した不具合を解消するため、燃料電池
の加圧状態に応じて、ダイヤフラムの外側に負荷される
圧力を変えることができ、ダイヤフラムの内側と外側に
生じる圧力差を小さくして、ダイヤフラムが常に許容差
圧内での運転になるようにして、燃料電池の性能を劣化
させることなく、安全で、長時間運転できるようにし
た、ガス循環ポンプを備えた燃料電池の提供を課題とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、第1番目の本
発明の燃料電池は、次の手段とした。
【0011】(1)燃料電池本体の排気口から個別に排
出される、未反応の水素および酸素である未反応ガスの
それぞれを、ガス供給装置から燃料電池本体内に、反応
ガスとしての水素および酸素を、それぞれ供給する供給
管に戻すために設けるリサイクル配管の途中に介装され
るガス循環ポンプを、次のものからなるダイヤフラム型
ポンプとした。
【0012】(a)気密に形成された内部の圧力を変え
るため、調圧用の調圧ガスを容器内に導入、若しくは排
出するためのガス供給口が設けられた容器。なお、容器
内の圧力を調圧するため内部に導入する調圧ガスは、窒
素ガス等の調圧専用のガスを使用することも、燃料電池
本体に供給される反応ガス、又は燃料電池本体から排出
される未反応ガスを使用することもできる
【0013】(b)燃料電池本体の排気口に一端側が連
通する吸入側配管、および供給管に一端側が連通する吐
出側配管、それぞれの他端側が内部に形成された凹部に
連通するとともに、ダイヤフラムを張設するため凹部の
1側に開口が設けられて、容器内に設置された作動筐。
なお、作動筐の外形形状は、容器の内部に設置されるこ
とから、作動筐が設置される場所の容器の内部形状と同
形にされ、収容効率の良好にする形状にすることが好ま
しい。また、吸入側配管に導入された未反応ガスを、内
部に一時的に保留できるとともに、ダイヤフラムの振動
により、未反応ガスに圧力変動を発生できる内部容積を
もつ、凹部にすることが好ましい。
【0014】(c)容器内の圧力が外側に負荷されるよ
うにして、作動筐の凹部開口面に張設されて、開口を密
封するとともに、中央部を作動するコンロッド等の当接
により、作動筐の開口面に向けて、前後に振動し、作動
筐の凹部に出、入して、作動筐内の圧力を変動させて、
この圧力変動の低圧時に、吸入側配管から未反応ガスを
作動筐内に吸引し、高圧時に、作動筐内に流入した未反
応ガスを吐出側配管から供給管に吐出させるダイヤフラ
ム。
【0015】なお、ダイヤフラムは振動時に変形して、
作動筐内の圧力を変動させることから、弾性材で形成さ
れることは勿論であるが、作動筐内に吸引される高温の
未反応ガスが内側に接触することから耐熱性に富むとと
もに、長時間の振動に耐える屈折耐久性に富み、しか
も、その加振に大きな動力を必要としない剛性の低い素
材で形成することが望ましい。
【0016】(d)容器の内部に設置され、容器の側壁
に設けられた気密性の電流端子等から、容器の内部に導
入された動力で、ダイヤフラムの中央部に作用するコン
ロッド等を駆動し、ダイヤフラムを作動筐の開口面に向
けて、前後に振動させる駆動装置。動力としては、燃料
電池で発電される電力が好ましいが、他の油圧等の動力
でも良い。また、高温の未反応ガスが出入する作動筐に
近接して設けられ、若しくは、容器内に調圧ガスとして
未反応ガスが使用される場合は、特に、冷却装置を設け
ることが好ましい。
【0017】(イ)本発明のガス循環ポンプを備えた
料電池では、ガス循環ポンプを上述した(1)の構成の
ダイヤフラム型ポンプにしたので、加圧出来るようにし
た容器内の圧力が、ダイヤフラムの外側にかかり、ダイ
ヤフラムの内側に吸引される未反応ガスの圧力、すなわ
ち燃料電池本体内の加圧で昇圧する圧力と、ほぼ同じ圧
力になることにより、ダイヤフラムの内外にかかる差圧
が軽減され、燃料電池の発電容量増大に伴い、燃料電池
を加圧状態で運転しようとするときに、ダイヤフラム型
ポンプで課題とされていた、ダイヤフラムの耐久性が解
決され、ダイヤフラム型ポンプは、長時間運転できるよ
うになる。
【0018】これにより、その機構上、小容量でも効率
が極端に悪くならず、粘性の低い水素でも安定した作動
が期待でき、また気密性も比較的簡単に高く出来るとい
う、秀れた特性を持つ、ダイヤフラム型ポンプをガス循
環ポンプとして使用できるようになる。
【0019】また、ダイヤフラムを振動させるモーター
等の駆動装置を含め、全てがタイヤフラム型ポンプを構
成する容器に収容されてしまい、容器の内部から外部へ
突き抜けるものは、ガス供給口、吸入側配管、吐出側配
管からなる配管類と、気密性を保持して設置された電流
端子等から外部の動力源に連結される動力ラインだけ
で、容器内部から外部に突き抜けて作動するものがない
ため、容器の気密性が簡単にとれるようになる。
【0020】
【0021】また、容器内に導入する調圧ガスは、窒素
ガス等の専用の調圧ガスのほかに、供給管からの反応ガ
ス、又は排気口からの未反応ガスを使用できるようにな
るとともに、万一のダイヤフラム破裂時においても、ダ
イヤフラムの内側に出入する未反応ガスが、外部に漏洩
することがなくなり、安全が確保できる。
【0022】さらに、ダイヤフラムの剛性を高めること
なく、長時間の運転ができるようになるので、燃料電池
の運転効率を高め、性能を向上させることができる。
【0023】
【0024】しかも同第1番目の本発明の燃料電池は、
上述の(a)〜(d)に加え、 (e)燃料電池本体内か
ら未反応の水素、および酸素である未反応ガスを、個別
にそれぞれ排出する排出口と、ガス供給装置から燃料電
池本体内に反応ガスとしての水素および酸素を、それぞ
れ供給する供給管との間を連結する、リサイクル配管内
の圧力を検出する圧力計測装置と、前記容器内の圧力を
検出する圧力検出装置を設けた。このように圧力計測装
置は、リサイクル配管に介装されるダイヤフラム型ポン
プと排気口との間に配設されリサイクル配管内の圧力
を検出できるようにするほかに、容器にも設けて、容器
内の圧力を検出できるようにしているので、ダイヤフラ
ムの内側に負荷される未反応ガスの圧力と、外側に負荷
される容器内の圧力を略同一にして、ダイヤフラムの差
圧ができるだけ、小さくなるようにすることできる。
【0025】(f)更に上記圧力計測装置からのリサイ
クル配管内の圧力に対応する信号、及び容器内の圧力に
対応する信号に基づき、ガス供給口から調圧ガスを容器
内に導入、若しくは容器内から排出して、容器内の圧力
を、この圧力が外側に負荷されるダイヤフラムが、常に
許容差圧内の圧力になるようにする圧力調整装置を設け
た。なお、調圧ガスは、前述(a)の如く、調圧専用の
窒素ガス等でも、反応ガス若しくは未反応ガスでも良
い。
【0026】本発明の燃料電池用ガス循環ポンプシステ
ムは、上記のように(a)〜(d)に加えて(e)、
(f)の構成を有しているので、上述(イ)に加えて、 (ロ)燃料電池をより良い運転条件にするため、燃料電
池本体内の圧力を任意に変化させても、その圧力変化に
追従して、容器内の調圧ガスの圧力が変化するため、ダ
イヤフラムにかかる差圧は小さく抑えられる。これによ
り、ダイヤフラムの耐久性がさらに向上し、ダイヤフラ
ム型ポンプの運転時間を、さらに向上させることができ
る。また、燃料電池の運転停止時に、容器内の圧力を常
圧に戻す操作や、起動時に容器の圧力を徐々に上げる操
作などが可能となる。
【0027】また、本出願の第2番目の発明である燃料
池は、上述(1)の手段の一部を変更して、次の手段
とした。
【0028】(2)すなわち上述(1)における各圧力
計測装置に代えて、容器に設けられ、容器内の圧力を変
動させるガス供給口を、ガス供給装置から燃料電池本体
内に、反応ガスとしての水素および酸素を、それぞれ供
給する供給管に連通させて、容器内の圧力を、供給管を
流れる反応ガスの圧力と略同一にするガス供給管を設け
た。
【0029】本発明のガス循環ポンプを備えた燃料電
、上述()の手段により、 (ハ)燃料電池本体内に反応ガスを供給する供給管か
ら、容器のそれぞれに、燃料電池本体内に供給される水
素および酸素が送られ、容器内の圧力は、供給管内の反
応ガスの圧力と略同一圧力になる。一方、供給管内の圧
力は、燃料電池本体内の圧力と略同一圧力になっている
ことから、特別な装置を必要とせず、容器内の圧力は、
燃料電池本体内の圧力と略同一圧力になる。また、排気
口から排出される未反応ガスの圧力は、燃料電池本体内
の圧力に、略対応して変動するため、容器内の圧力は、
未反応ガスの圧力に対応して変動することとなる。
【0030】これにより、ダイヤフラムの内側、および
外側は、許容差圧内に保持され、ダイヤフラムの耐久性
が向上し、ダイヤフラム型ポンプの運転時間を、さらに
向上させることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る燃料電池の
施の一形態を、基本形態を説明する参考例を含めて図面
にもとづき説明する。図1は本発明の燃料電池の参考例
を示すブロック図、図2は、図1に示す水素ガス用ダイ
ヤフラム型ポンプ、および酸素ガス用ダイヤフラム型ポ
ンプとして使用されるダイヤフラム型ポンプの一例とし
て示す水素ガス用ダイヤフラム型ポンプの断面図であ
る。
【0032】図1に示す参考例における燃料電池は、水
素ガス供給装置1Aより供給管2Aを通って、反応ガス
としての純粋水素が加湿装置3Aを経由して、燃料電池
本体4内に供給されるとともに、酸素ガス供給装置1B
より供給管2Bを通って、反応ガスとしての純粋酸素が
加湿装置3Bを経由して、燃料電池本体4内に供給さ
れ、燃料電池本体4内に、それぞれ供給された反応ガス
の電気化学反応によって発電を行い、負荷5を作動させ
る。
【0033】燃料電池本体4内に供給される、反応ガス
としての純粋水素、および純粋酸素は、燃料電池本体4
内の発電に使用される量より多く供給され、余剰に供給
された反応ガスのうちの一部は、燃料本体4内で電気化
学反応が行われず、未反応ガスとして燃料電池本体4の
排気口6A、6Bからそれぞれ排出される。
【0034】燃料電池本体4の排気口6Aと供給管2A
との間には、水素リサイクル配管7A、7A′が配設さ
れ、このうち、一端が燃料電池本体4の排気口6Aと連
結した水素リサイクル配管7Aの他端には、燃料電池本
体4から排出される未反応ガスとしての水素を、再循環
させる水素用ダイヤフラム型ポンプ8Aの、後述する吸
入側配管14が連結されている。また、一端が供給管2
Aと連結した水素リサイクル配管7A′の他端には、水
素用ダイヤフラム型ポンプ8Aの、後述する吐出側配管
15が連結されている。
【0035】また、燃料電池本体4の排気口6Bと供給
管2Bとの間には、酸素リサイクル配管7B、7B′が
配設され、このうち、一端が燃料電池本体4の排気口6
Bと連結した酸素リサイクル配管7Bの他端には、燃料
電池本体4から排出される未反応ガスとしての酸素を、
再循環させる酸素用ダイヤフラム型ポンプ8Bの吸入側
配管が連結され、一端が供給管2Bと連結した酸素リサ
イクル配管7B′の他端には、酸素用ダイヤフラム型ポ
ンプ8Bの吐出側配管が連結されている。
【0036】また、水素用ダイヤフラム型ポンプ8Aお
よび酸素用ダイヤフラム型ポンプ8Bに、それぞれ設け
た、後述する容器11のガス供給口12には、窒素ガス
供給装置9の調圧バルブ9A、9Bのそれぞれ介装した
調圧ガス管10A、10Bで連結されている。
【0037】以上、燃料電池本体4内に純粋水素および
純粋酸素が供給されて発電を行い、燃料電池本体4から
排出される余剰の純粋水素、および純粋酸素を再循環さ
せ、再使用するようにした燃料電池用ガス循環ポンプシ
ステムについて示したが、燃料電池には、純粋酸素の代
りに空気を燃料電池本体4に送り込み、空気中の酸素と
供給された純粋水素とで発電を行うようにしたものもあ
る。このような、空気を送り込むようにした燃料電池で
は、燃料電池本体4から排出される余剰空気を回収する
ようなことはせず、単に余剰空気の熱エネルギーを回収
するのみで、大気へ放出するようにしているので、上述
した酸素リサイクル配管7B、7B′酸素用ダイヤフラ
ム型ポンプ8Bを設けないのが通常である。
【0038】次に、水素ガス用ダイヤフラム型ポンプ、
および酸素ガス用ダイヤフラム型ポンプとして使用され
るダイヤフラム型ポンプを、説明の都合上、前述したよ
うに、水素ガス用ダイヤフラム型ポンプを例にして、説
明することとする。
【0039】図2において、11は容器で、前述した調
圧ガス管10Aに調圧バルブ9Aを介して連通する、ガ
ス供給口12が上蓋23を貫通して設けられている。ま
た、上蓋23には、水素リサイクル配管7Aと連通さ
れ、後述する作動筐13内に、燃料電池本体4からの未
反応の水素を導入する吸入側配管14、および一端が配
管7A′に連通され、作動筐13内に導入された未反応
の水素を、供給管2Aに排出する吐出側配管15が、そ
れぞれシール装置18を介装して、挿通されている。さ
らに、容器11の、側壁には、後述する駆動装置として
のモータ16に、電力を供給する電流端子17が気密状
態で設けられている。
【0040】このように、容器11には外部に突出する
ガス供給口12、吸入側配管14、吐出側配管15、お
よび電流端子17が設けられているが、ガス供給口12
を除き、何れも気密状態で取付けられており、また、ガ
ス供給口12も、ガス供給口12に連通する調圧ガス管
10Aに介装した調圧バルブを閉鎖されることにより、
容器11内は完全に密閉状態に保持される。
【0041】13は、外形形状が容器11内部の形状と
略同じ形状にされ、容器11内に固定された作動筐で、
内部に凹部19が形成されるとともに、この凹部19に
は、シール装置18を介装し、気密状態にして容器11
の上蓋23に挿通された吸入側配管14、および吐出側
配管15の他端が、それぞれ開口している。吸入側配管
14には、凹部19内の圧力が水素リサイクル配管7A
の内部圧力より低くなったときに開き、高くなったとき
に閉鎖する逆止バルブ20が、また吐出側配管15に
は、凹部19内の圧力が水素リサイクル配管7A′の内
部圧力より高くなったときに開き、低くなったときに閉
鎖する逆止バルブ21が、それぞれ設けられている。さ
らに、作動筐13の凹部19の開口面には、ダイヤフラ
ム22が張設され、凹部19を密閉している。
【0042】16は、作動筐13の下方に設置された駆
動装置としてのモータ16で、前述した電流端子17か
ら供給する動力で作動する。モータ16に設けた回転板
24の偏心した位置には、ロッド25の一端が枢着され
るとともに、回転板24の回転によってロッド25の他
端を上下動させるようにしている。また、上下動するロ
ッド25の他端には、ダイヤフラム22の中央部に固着
された振動体26が枢着されており、モータ16の回転
により、ダイヤフラム22は、作動筐13の開口面で凹
部19内に向けて振動し、凹部19内の圧力を変動させ
る。
【0043】本参考例のダイヤフラム型ポンプは、上述
のように構成されているので、調圧ガス管10Aに設け
た調圧バルブ9Aを調整することにより、窒素ガス供給
装置9から、調圧ガスとして窒素ガスを容器11内に導
入して、容器11内の圧力を水素リサイクル配管7A内
の圧力と略同一にすることにより、モータ16の回動に
よって、作動筐13凹部19に向って上下に振動する、
ダイヤフラム22の凹部19に対面する内側と、容器1
1の圧力が付勢される外側との圧力差を小さくでき、ダ
イヤフラム22を設計値である差圧許容値内の差圧にし
て振動させることができる。
【0044】これにより、凹部19内の圧力変動を発生
させるダイヤフラム22には、無理な変位が発生せず、
長時間の振動に耐えるものにすることができる。また、
差圧が小さくなることから、ダイヤフラム22は剛性の
小さい素材で形成することができ、その振動発生に必要
とするモータ16の動力も小さいものとすることができ
る。
【0045】また、容器11内は、容器11内の圧力を
水素リサイクル配管7A内の圧力と略同一にした、調圧
ガスバルブ9Aの閉鎖により、密閉状態にすることがで
きるため、1度のセットにより、ダイヤフラム22の差
圧を許容値内にして、長時間運転できるとともに、作動
筐13に導入される未反応ガスが、ダイヤフラム22の
万一の破損により外部へ漏洩するのを防止できる。
【0046】次に、図3はガス循環ポンプを備えた本発
明の燃料電池の実施の第形態を示すブロック図、図4
は図3に示す水素ガス用ダイヤフラム型ポンプ8A′を
示す断面図である。なお、上述した参考例と同様に、図
3に示す酸素用ダイヤフラム型ポンプ8B′は、水素ガ
ス用ダイヤフラム型ポンプ8A′と同一の構造をしてい
る。
【0047】上述の参考例と異なる主な点は、図3に示
すように、燃料電池本体4の排気口6Aから、水素用ダ
イヤフラム型8A′へ未反応の水素を排出する水素リサ
イクル配管7A、および排出口6Bから酸素用ダイヤフ
ラム型ポンプ8B′へ未反応の酸素を排出する水素リサ
イクル配管7Bの、それぞれには、内部の圧力を計測す
る圧力計測装置27A、27Bが設置されていることで
ある。また、水素用ダイヤフラム型ポンプ8A′、およ
び酸素用ダイヤフラム型ポンプ8B′をそれぞれ構成す
る容器11にも、圧力計測装置28A、28Bが設けら
れ、容器11内部の圧力を計測するようにしていること
である
【0048】さらに、窒素ガス供給装置9から、水素用
ダイヤフラム型ポンプ8A′および酸素用ダイヤフラム
型ポンプ8B′の容器11内に、調圧ガスとしての窒素
ガスを供給する調圧ガス管10A、10Bには、上述の
参考例において設置された調圧バルブ9A、9Bに代え
て、自動調圧バルブ29A、29Bが設けられている。
また、容器11のそれぞれには、内部に導入された窒素
ガスを排出するための自動調圧バルブ31A、31Bを
介装した、排出管30A、30Bが設けられている。
【0049】本実施の形態の燃料電池用循環ポンプシス
テムは、上述のように構成されているので、リサイクル
配管7A、7B内の圧力を計測した、圧力計測装置27
A、27Bからのそれぞれの制御信号と、容器11内の
圧力計測した圧力計測装置28A、28Bからのそれぞ
れ制御信号により、自動調圧バルブ29A、29B、お
よび自動圧力バルブ31A、31Bが開閉され、容器1
1内の圧力は、それぞれ水素リサイクル配管7Aおよび
酸素リサイクル配管7B内の圧力と略同一にされる。
【0050】すなわち、圧力計測装置27A、27Bの
それぞれで計測されたリサイクル配管7A、7B内の圧
力が、圧力計測装置28A、28Bでそれぞれ計測され
た容器11内の圧力より高い場合は、自動調圧バルブ3
1A、31Bを閉鎖するとともに、自動調圧バルブ29
A、29Bを開放して、窒素ガスを容器11内に導入し
て、圧力11内の圧力を高めるとともに、逆の圧力状態
のときは、自動調圧バルブ29A、29Bを閉鎖して、
自動調圧バルブ31A、31Bを開放して、容器11内
の窒素ガスを外部へ放出して、容器11内の圧力を低く
する。
【0051】これにより、図4に示すように、水素リサ
イクル配管7Aから、吸入側配管14を介して凹部19
内に導入され、ダイヤフラム22内側に負荷される未反
応ガス(水素)の圧力と、ダイヤフラム22の外側に負
荷される調圧ガス管10Aから自動調圧バルブ29A、
ガス供給口12を介して容器11内に導入された窒素ガ
スの圧力は、ほぼバランスして、ダイヤフラム23の
内、外の差圧は、許容値内になる。すなわち、本実施の
形態の場合、燃料電池の運転状態によって、ダイヤフラ
ム22の内側に導入される未反応ガスの圧力が、大幅に
変動するようなことがあっても、ダイヤフラム22の外
側の圧力、すなわち、容器11内の圧力を、未反応ガス
の圧力に対応して変動させることにより、ダイヤフラム
22の差圧は、許容値内にすることができる。
【0052】次に、図5はガス循環ポンプを備えた本発
明の燃料電池の実施の第形態を示すブロック図であ
る。本実施の形態では、水素用ダイヤフラム型ポンプ8
A″、および酸素用ダイヤフラム型ポンプ8B″のそれ
ぞれを構成する、容器11に設けられたガス供給口12
と、供給管2A、2Bのそれぞれとの間は、ガス配管3
2A、32Bで連通させている。
【0053】本実施の形態の燃料電池用ガス循環ポンプ
は、このように構成されているので、容器11の内部に
は水素ガス供給装置1A、および酸素ガス供給装置1B
から燃料電池本体4内に供給される、水素又は酸素の未
反応ガスが矢視Aで示すように、それぞれガス配管32
A、32Bで供給され、又は、矢視Bで示すように排出
される。
【0054】このように、ガス配管32A、32Bによ
り、容器11内の圧力は、燃料電池の運転状態で変動す
る、供給管2A、2Bの反応ガスの圧力と略等しく保た
れ、例えば、燃料電池の起動時、反応ガスを供給し始め
ると、燃料電池本体4内への反応ガスの供給と同時に、
容器11内へと矢視Aで示すように反応ガスが供給さ
れ、2つの圧力は、同時に上昇を始め、略同じ圧力にな
る。また、停止時には、反応ガスの供給が停止される一
方で、燃料電池本体4内でのガス消費が続き圧力の低下
が起こる。このとき、容器内に残された反応ガスは矢視
Bで示すように、ガス配管32A、32Bを通って燃料
電池本体4内に供給される。これにより、容器11内の
圧力も燃料電池本体4内圧と同じく低下することとな
る。
【0055】このように、容器11内の圧力は、燃料電
池の運転状態で変る、燃料電池本体4の内圧の変動によ
って変る、燃料電池本体4から排出される未反応ガスの
圧力と同様に、変えることができ、ダイヤフラム22の
内外圧を、ダイヤフラムに許容される許容差圧内にする
ことができる。
【0056】以上、ガス循環ポンプを備えた燃料電池の
実施の形態について説明したが、燃料電池の運転温度が
高い場合には、燃料電池本体から排出される未反応ガス
も温度が高く、したがってダイヤフラム型ポンプも温度
が高くなる。従って、このような場合には、ポンプ冷却
用の冷却水を容器11内に導入して、ダイヤフラム型ポ
ンプの冷却を行う冷却装置を設けるようにすることもで
きる。また、前述したように純粋酸素の代りに、空気を
使用するようにした燃料電池では、酸素リサイクル配管
7B,7B′、酸素用ダイヤフラムポンプ8Bを設けな
いのが通常であり、このような場合は勿論のこと、電気
化学反応を行わせる一方のガスの未反応ガスのみを、再
循環させるようにすることもできるものである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、ガス循環ポンプを
備えた本発明の燃料電池は、特許請求の範囲に示す構成
により、発電容量の増大により燃料電池系内の圧力が大
きくなっても、ダイヤフラムの内、外にかかる差圧を小
さくすることができ、ダイヤルフラム型ポンプの特性を
生かしたシステムを、ガス循環ポンプシステムとして採
用することが出来る。
【0058】
【0059】また、燃料電池の系内圧を変化させても、
その圧力変化に追従して、容器内の圧力が変化させら
れ、ダイヤフラムにかかる差圧は小さく抑えることがで
き、運転停止時に、圧力を常圧に戻す操作や、起動時に
圧力を徐々に上げることなどが可能となった。また、特
別な装置を必要とせず、ガス配管で結ぶことにより、容
器内の圧力を燃料電池系内圧に保つことができ、ダイヤ
フラムにかかる差圧は小さく抑えることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガス循環ポンプを備えた本発明の燃料電池の参
考例を示すブロック図、
【図2】図1に示す水素ガス用ダイヤフラム型ポンプを
示す断面図、
【図3】本発明の実施の第形態を示すブロック図、
【図4】図3に示す水素ガス用ダイヤフラム型ポンプを
示す断面図、
【図5】本発明の実施の第形態を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1A 水素ガス供給装置 1B 酸素ガス供給装置 2A、2B 供給管 3A、3B 加湿装置 4 燃料電池本体 5 負荷 6A、6B 排気口 7A、7A′ 水素リサイクル配管 7B、7B′ 酸素リサイクル配管 8A、8A′、8A″ 水素用ダイヤフラム型ポンプ 8B、8B′、8B″ 酸素用ダイヤフラム型ポンプ 9 窒素ガス供給装置 9A、9B 調圧バルブ 10A、10B 調圧ガス管 11 容器 12 ガス供給口 13 作動筐 14 吸入側配管 15 吐出側配管 16 モータ 17 電流端子 18 シール装置 19 凹部 20、21 逆止バルブ 22 ダイヤフラム 23 上蓋 24 回転板 25 ロッド 26 振動体 27A、27B (リサイクル配管)圧力計測装
置 28A、28B (容器)圧力計測装置 29A、29B 自動調圧バルブ 30A、30B 排出管 31A、31B 自動調圧バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/04,8/10 F04B 43/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのガス供給装置から供給管を介
    して内部に供給された、水素および酸素からなる反応ガ
    スの電気化学反応により発電を行う燃料電池本体、前記
    供給管と前記燃料電池本体から未反応ガスを排出する排
    気口とを連結するリサイクル配管、前記リサイクル配管
    に介装され、前記排気口からの未反応ガスを前記供給管
    に戻すガス循環ポンプ、とからなる燃料電池において、
    前記ガス循環ポンプが、調圧用のガスを導入若しくは排
    出するガス供給口を設け、内部を気密状態に保持できる
    容器と、吸入側配管、および吐出側配管を内部に連通さ
    せた凹部を設け、前記容器内に設置された作動筐と、前
    記作動筐の凹部開口に張設され、外側に前記容器内の圧
    力が負荷されるとともに、振動して前記作動筐内の圧力
    を変動させ、前記吸入側配管および吐出側配管を介し
    て、前記作動筐内に前記未反応ガスを吸入、若しくは排
    出させるダイヤフラムと、気密性を保持して前記容器内
    に導入された動力で、前記ダイヤフラム振動させる駆動
    装置と、前記リサイクル配管内の圧力を検出する圧力計
    測装置と、前記容器内の圧力を検出する圧力計測装置
    と、前記それぞれの圧力計測装置からの信号により、前
    記ガス供給口から調圧ガスを注入、若しくは排出して、
    前記容器内を調圧する圧力調整装置とで構成されたダイ
    ヤフラム型ポンプであることを特徴とする燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記それぞれの圧力計測装置及びこれの
    信号で作動する圧力調整装置に代えて、前記容器に設け
    られた前記ガス供給口と前記供給管とを連通し、前記容
    器内の圧力を、前記供給管を流れる前記反応ガスで調圧
    するガス配管を設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の燃料電池。
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