JP3409400B2 - Resin composition and method for producing the same - Google Patents
Resin composition and method for producing the sameInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアミド樹脂のアロ
イ化に関するものであり、特に、自動車部品、電気・電
子部品として適した樹脂組成物およびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂はエンジニアリングプラ
スチックとしての優れた特性を利用して、自動車分野、
電気・電子分野等で幅広く使用されている。その中でも
他の樹脂とアロイ化された樹脂組成物は、種々の特性を
付与できることから幅広く利用されている。
【0003】従来、ポリアミドのアロイとしてはたとえ
ばポリフェニレンオキサイド、ポリオレフィン、ゴム状
ポリマーなどとのアロイなどが知られており、耐衝撃
性、耐薬品性、耐水性、耐静電性などの要求に合わせて
種々のアロイが検討されてきた。しかしながら、アロイ
化の際、熱履歴を受けるため色調、伸度などの低下の問
題があり、アロイ本来の性能を十分発揮させることがで
きていなかった。
【0004】そこで、種々のポリアミド以外の樹脂や添
加剤の添加が検討され(特開平58−38751、特開
平5−171037号公報)、性能の改善が行なわれて
きた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、重合と
アロイ化の二度の熱履歴を受けるため色調、伸度などの
問題の本質的解決にはならず、アロイの本来の性能を十
分発揮させることが望まれていた。よって、本発明では
熱履歴を軽減することによりアロイ本来の性能を十分に
発揮でき、かつ、重合の一部とアロイ化を同時に行うこ
とでアロイの製造を簡略したポリアミドの製造方法を提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の状況に鑑み本発明
者らは、上記課題を解決する方法について鋭意検討した
結果、ポリアミドの一次縮合物をアロイ化と同時に高重
合度化することにより、アロイの製造方法が簡略化でき
るだけでなくアロイ本来の性能を引き出せることを見出
し、本発明に到達した。すなわち本発明は、1%硫酸溶
液の25℃における相対粘度が1.04から2.5のポ
リアミドの一次縮合物と、ゴム状ポリマー、ポリフェニ
レンエーテル、ABS樹脂の中から選ばれる少なくとも
一種の一次縮合物以外の樹脂とを、該一次縮合物の相対
粘度が0.3以上上がるように高重合度化を進めながら
溶融押出機中でアロイ化することを特徴とする樹脂組成
物の製造方法である。
【0007】以下、本発明の詳細を説明する。
【0008】本発明のポリアミドとしては分子内に繰り
返し単位としてアミド結合(−CONH−)を有する重
合体であればいずれであってもよく、公知のポリアミド
および共重合ポリアミドを用いることができる。たとえ
ば、ナイロン66、ナイロン6、ナイロン12、ナイロ
ン11、ナイロン612、ナイロン610、ナイロン4
6、ナイロンMXD6などが好ましく、共重合ポリアミ
ドとしては、ナイロン6/66、ナイロン6T/66、
ナイロン6T/6I、ナイロン6T/6I/66、ナイ
ロン6T/6、ナイロン6/66/PACM6、ナイロ
ン6/66/610などである(ここでMXDはm−キ
シリレンジアミン、Tはテレフタル酸、Iはイソフタル
酸、PACMはビス(パラアミノシクロヘキシル)メタ
ンを示す)。好ましくは、ジカルボン酸とジアミンから
構成される成分が50モル%以上であることが好まし
い。特に好ましくは、ヘキサメチレンアジパミド単位お
よび/または炭素数4〜16のジアミンとフタル酸から
なる単位とから形成される(コ)ポリアミドである。炭
素数4〜16のジアミンとしてはヘキサメチレンジアミ
ン、ペンタメチレンジアミン、テトラメチレンジアミ
ン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミ
ン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、5−
メチルノナメチレンジアミン、2,4−ジメチルオクタ
メチレンジアミン、m−キシリレンジアミン、p−キシ
リレンジアミン、ビス(パラアミノシクロヘキシル)メ
タン、1,3−ビス(パラアミノシクロヘキシル)プロ
パン、イソホロンジアミン、1,3−ビス(アミノメチ
ル)シクロヘキサン、1,4−ビス(アミノメチル)シ
クロヘキサンなどが挙げられる。また、フタル酸として
はテレフタル酸、イソフタル酸などが挙げられる。
【0009】本発明のポリアミドの一次縮合物は、通常
1%硫酸溶液の25℃における相対粘度(以下ηrと略
称する)が1.04から2.5にあることが必要であ
る。好ましくは、1.1から2.0である。一次縮合物
のηrが1.04未満ではアロイの機械的物性(例えば
伸度)が不十分であり、ηrが2.5を越える一次縮合
物では、すでに一次縮合段階で十分加熱されていること
から熱履歴を軽減することにはならないことから好まし
くない。
【0010】本発明のポリアミドの一次縮合物の合成方
法としては公知の方法が用いられる。原料からの重合に
よって一次縮合物を合成するのが一般的であり、たとえ
ば、加圧重合釜あるいは連続反応槽中でモノマーを溶融
重合する方法、あるいは、ニーダー、二軸パドル式、塔
式、回転ドラム式およびダブルコーン型の固相重合装置
などによって固相重合する方法などによって得られる。
また、溶融重合、固相重合、押出機による重合などを併
用してもよい。
【0011】本発明の一次縮合物以外の樹脂としては、
ゴム状ポリマー(SBS,SEBS、ジエン系ポリマー
など)、ポリフェニレンエーテル、ABS樹脂の中から
選ばれる少なくとも一種を用いることが必要である。ま
た、これらの樹脂を併用してもよい。さらには、変性剤
で処理した上記熱可塑性樹脂を用いてもよい。変性剤と
しては、たとえば、無水マレイン酸系、エポキシ系、ア
クリル系、シラン系などの公知のものが用いられ、アロ
イ化時に添加することもできる。
【0012】本発明における一次縮合物以外の樹脂の添
加量としては0.1から90重量%が好ましく、1から
60重量%がさらに好ましい。また、添加のタイミング
としては特に限定されず、一次縮合物が溶融したものに
一次縮合物以外の樹脂を添加しても、一次縮合物以外の
樹脂が溶融したものに一次縮合物を添加しても、両者を
溶融状態で混合しても、さらには、両者を溶融前に混合
しておいてもよい。
【0013】アロイ化において、一次縮合物の高重合度
化によるηr変化は、0.3以上上げることが必要で、
好ましくは0.5以上3以下、特に好ましくは0.5以
上かつアロイ化後のポリアミドのηrが1.8〜4.5
である。一次縮合物のηrを0.3以上上げながらアロ
イ化する方法としては特に限定されないが、溶融機など
の公知の装置を用いたアロイ化の方法において加熱溶融
および脱水条件をコントロールすることによって行うこ
とが好ましい。溶融温度としては、該一次縮合物の融点
プラス5℃〜370℃の範囲が好ましく、該一次縮合物
の融点プラス5℃〜340℃の範囲が特に好ましい。混
練に必要な溶融粘度にする点から該一次縮合物の融点プ
ラス5℃以上にするのが好ましく、また、ポリマーの熱
分解や熱劣化を防ぐため上限温度を370℃以下にする
のが好ましい。また、縮重合によって発生する水分を速
やかに除くことが好ましく、特に、減圧脱気することが
好ましい。
【0014】高重合度化しながらのアロイ化には溶融機
が一般的に使用され、溶融押出機、溶融ニーダーなどを
用いることができるが、なかでも溶融押出機が好まし
く、特に二軸スクリュー押出機が好ましい。溶融機での
滞留時間は特に定めないが、好ましくは20秒以上、特
に好ましくは30秒以上である。滞留時間が短いと有効
に高重合度化が進まないため好ましくない。滞留時間を
長くするため、溶融機を2台以上直列でつなぐのも有効
である。リン系触媒は高重合度化に有効であり、必要に
応じて添加しても良い。高重合度化した樹脂組成物は必
要に応じ固相重合してさらに重合度を上げることもでき
る。
【0015】通常のポリアミドの重合では、モノマーお
よびジアミン/ジカルボン酸の塩に含まれるトータルカ
ルボキシル基量とトータルアミノ基量が等量になるよう
に原料仕込みするのが一般的であるが、本発明の一次縮
合物では、末端カルボキシル基量または末端アミノ基量
の多い一次縮合物を用いることもできる。ただし、末端
基量の差が10モル%を越えると高重合度化が困難にな
るので好ましくない。また、一次縮合物の混合物を用い
ることもできる。また、一次縮合物の重合反応では、重
合度調節、高重合度化での重合度調節を容易にするた
め、重合度調節剤の添加が有効である。重合度調節剤と
しては、通常モノアミン化合物、モノカルボン酸化合物
が用いられるが、好ましくは酢酸、安息香酸、ステアリ
ン酸であり、特に好ましくは酢酸、安息香酸である。重
合度調節剤は、構成成分モノマーのモル数、および塩の
ジカルボン酸単位とジアミン成分単位の総モル数に対し
0〜0.1倍モル、好ましくは0.0001〜0.05
倍モル用いられる。
【0016】本発明で得られるポリアミド樹脂組成物に
はさらに充填剤を添加することができる。充填剤とは、
ガラス製の繊維あるいはビ−ズ、タルク、カオリン、ウ
オラストナイト、マイカ、シリカ、アルミナ、ケイソウ
土、クレ−、セッコウ、ベンガラ、グラファイト、二酸
化チタン、酸化亜鉛、銅、ステンレスなどの粉状または
板状の無機系化合物、他のポリマ−繊維(炭素繊維)な
どであり、好ましくはガラス繊維である。ガラス繊維と
して特に好ましいのは直径3〜20μm程度の連続長繊
維のストランドから作られたガラスロ−ビング、ガラス
チョプドストランド、ガラス糸などである。かかる充填
剤の配合割合は通常、該ポリアミド100重量部に対し
て0〜200重量部の範囲であり、好ましくは0を越え
て150重量部の範囲、とくに好ましくは10〜100
重量部である。充填剤の配合割合が200重量部を越え
ると、溶融時の流動性が悪くなり、薄肉成形品を射出成
形する事が困難となるばかりでなく、成形品外観が悪く
なるので好ましくない。
【0017】本発明の樹脂組成物に充填剤を配合する方
法については特に制限がなく、公知のいずれの方法も使
用することができる。配合方法の具体例としてはアロイ
化後の樹脂組成のペレットに充填剤をドライブレンド
し、これを単軸スクリュ−または二軸スクリュ−押出機
で溶融混練する方法などが挙げられる。また、溶融機で
一次縮合物のηrを0.3以上上げながらアロイ化する
のと同時に、溶融機の途中から充填剤を添加する方法が
生産効率が高く好ましい。
【0018】本発明において、一次縮合物の合成、高重
合度化しながらのアロイ化、コンパウンドあるいは成形
工程などにおいて、必要に応じて触媒、耐熱安定剤、耐
候性安定剤、可塑剤、離形剤、滑剤、結晶核剤、顔料、
染料、他の重合体などを添加することができる。これら
の添加剤としては、耐熱安定剤(ヒンダ−ドフェノ−ル
系、ヒドロキノン系、ホスファイト系およびこれらの置
換体、ヨウ化銅、ヨウ化カリウムなど)、耐候性安定剤
(レゾルシノール系、サリシレート系、ベンゾトリアゾ
ール系、ベンゾフェノン系、ヒンダ−ドアミン系な
ど)、離型剤および滑剤(モンタン酸およびその塩、そ
のエステル、そのハ−フエステル、ステアリルアルコー
ル、ステアラミド、各種ビスアミド、ビス尿素およびポ
リエチレンワックスなど)、顔料(硫化カドミウム、フ
タロシアニン、カーボンブラックなど)、および染料
(ニグロシンなど)を挙げる事ができる。添加剤のコン
パウンドは、生産性の点から、溶融機において高重合度
化しながらのアロイ化と同時あるいは連続で行うのがよ
り好ましい。
【0019】樹脂組成物の色調改善には、酸化防止剤の
添加が有効であり、特に次亜リン酸ソーダおよびヒンダ
−ドフェノ−ル系酸化防止剤の添加が好ましい。次亜リ
ン酸ソーダは、一次縮合物からの高重合度化促進にも有
効である。
【0020】本発明の樹脂組成物は、スイッチ類、超小
型スライドスイッチ、DIPスイッチ、スイッチのハウ
ジング、ランプソケット、結束バンド、コネクタ、コネ
クタのハウジング、コネクタのシェル、ICソケット
類、コイルボビン、ボビンカバー、リレー、リレーボッ
クス、コンデンサーケース、モーターの内部部品、小型
モーターケース、ギヤ・カム、ダンシングプーリー、ス
ペーサー、インシュレーター、ファスナ−、バックル、
ワイヤークリップ、自転車用ホイール、キャスター、ヘ
ルメット、端子台、電動工具のハウジング、スターター
の絶縁部分、スポイラー、キャニスター、ラジエタータ
ンク、チャンバータンク、リザーバータンク、フューズ
ボックス、エアークリーナーケース、エアコンファン、
ターミナルのハウジング、ホイールカバー、吸排気パイ
プ、ベアリングリテナー、シリンダーヘッドカバー、イ
ンテークマニホールド、ウオーターパイプインペラ、エ
ンジンロールダンパー、クラッチレリーズ、スピーカー
振動板、耐熱容器、電子レンジ部品、炊飯器部品、プリ
ンターリボンガイドなどに代表される電気・電子関連部
品、自動車・車両関連部品、家庭・事務電気製品部品、
コンピューター関連部品、ファクシミリ・複写機関連部
品、機械関連部品、その他各種用途に有効である。
【0021】
【実施例】以下に実施例を示し本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例および比較例中の諸特性は次の方
法で測定した。
【0022】1)融点(Tm)
DSC(PERKIN-ELMER7 型)を用い、サンプル8〜10
mgを昇温速度20℃/minで測定して得られた融解
曲線の最大値を示す温度を(T)とする。サンプル8〜
10mgを昇温速度20℃/minで加熱しT+20℃
で5分間保持し、次に、20℃/minの降温速度で3
0℃まで冷却し、30℃で5分間保持した後、再び20
℃/minの昇温速度でT+20℃まで加熱する。この
時の融解曲線の最大値を融点(Tm)とした。
【0023】2)相対粘度(ηr)
JIS K6810に従って、サンプル1gを98%濃
硫酸100mlに溶解し、25℃の相対粘度を測定し
た。
【0024】3)色調
スガ試験機(株)製のカラーコンピューターを用いてY
I値を測定した。
【0025】4)引張り強さおよび引張り伸び
ASTM D638に準じて測定した。
【0026】
【0027】
【0028】実施例1
ヘキサメチレンアンモニウムアジペート(66塩)1
4.00kg、ε−カプロラクタム6.00kg、安息
香酸130gおよびイオン交換水6.66kgを0.1
0m3のバッチ式加圧重合釜に仕込み、窒素置換を充分
行った後、加熱を続けた。撹拌下5hrかけて230℃
に昇温し重合圧力を17kg/cm2−Gとした後、さ
らに230℃〜235℃で30min間反応を完結させ
た。吐出はイオン交換水を定量ポンプにより、2l/h
の割合で供給し、水蒸気圧を10kg/cm2−Gに保
持しながら1時間かけて行った。得られたポリアミドの
一次縮合物の融点は217℃、ηrは1.5の一次縮合
物であった。
【0029】一次縮合物100重量%に次亜リン酸ソー
ダ0.05重量%を添加混合した後、SEBS樹脂であ
るクレイトンG1652(シェル化学(株)製)20重
量%をサイドフィーダーから投入しながら30mmφの
ベント式二軸押出機で滞留時間85秒、ベントの真空度
−700mmHg,最高樹脂温度300℃でアロイ化と
溶融高重合度化を同時に行った。ゲルパミテーションク
ロマトグラフィーによりポリアミドを分取後測定したと
ころ、ポリマ粘度ηr=2.7、ポリマ融点223℃で
あった。物性を表1に示す。
【0030】実施例2、3
樹脂として、変性ポリフェニレンオキサイド、ABS樹
脂を用いて、実施例1の方法に従ってポリアミドの一次
縮合物の合成および高重合度化しながらアロイ化を行っ
た。結果を表1に示す。
【0031】実施例1〜3の方法では、いずれも色調、
伸度が優れた樹脂組成物が得られた。
【0032】比較例1
N−タフマー20重量%をサイドフィーダーから投入し
ながらナイロン66(CM3001N、東レ製、ηr=
2.8)100重量%を30mmφのベント式二軸押出
機で滞留時間65秒、ベントの真空度−700mmH
g,最高樹脂温度310℃でアロイ化と溶融高重合度化
を同時に行った。ゲルパミテーションクロマトグラフィ
ーによりポリアミドを分取後測定したところ、ポリマ粘
度ηr=2.8、ポリマ融点265℃であった。物性を
表1に示す。
【0033】比較例2
ヘキサメチレンアンモニウムアジペ−ト(66塩)1
4.00kg、ε−カプロラクタム6.00kg、安息
香酸130gおよびイオン交換水6.66kgを0.1
0m3 のバッチ式加圧重合釜に仕込み、窒素置換を充分
行った後、加熱を続けた。撹拌下1hrかけて200℃
に昇温し重合圧力を10kg/cm2 −Gとした後、さ
らに200℃〜205℃で30min間反応を完結させ
た。吐出はイオン交換水を定量ポンプにより、2l/h
の割合で供給し、水蒸気圧を10kg/cm2 −Gに保
持しながら0.5時間かけて行った。得られた一次縮合
物の融点は165℃、ηrは1.03の一次縮合物であ
った。
【0034】一次縮合物100重量%に次亜リン酸ソー
ダ0.05重量%を添加混合した後、クレイトンG16
52、20重量%をサイドフィーダーから投入しながら
30mmφのベント式二軸押出機で滞留時間65秒、ベ
ントの真空度−300mmHg,最高樹脂温度300℃
でアロイ化と溶融高重合度化を同時に行った。アロイ化
は安定せず混練および吐出時に発泡した。ゲルパミテー
ションクロマトグラフィーによりポリアミドを分取後測
定したところ、ポリマ粘度ηr=1.3、ポリマ融点2
05℃であった。物性を表1に示す。
【0035】一次縮合物のηrが2.5を越えたもの
(比較例1)は色調、伸びとも不十分であり、一次縮合
物のηrが1.04未満のもの(比較例2)はアロイ化
中にポリマーが発泡してしまった。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明で得られる樹脂組成物はポリアミ
ド系アロイの性能を十分発揮させるものであり、色調、
伸度が優れることから、特に電気・電子部品用材料、自
動車部品として適している。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an alloy of a polyamide resin, and more particularly to a resin composition suitable for automobile parts, electric and electronic parts, and a method for producing the same. It is about. 2. Description of the Related Art Polyamide resins are used in the automotive field,
Widely used in electric and electronic fields. Among them, resin compositions alloyed with other resins are widely used because they can impart various properties. Conventionally, as alloys of polyamide, for example, alloys with polyphenylene oxide, polyolefin, rubbery polymer and the like have been known, and they meet the requirements of impact resistance, chemical resistance, water resistance, electrostatic resistance and the like. Various alloys have been studied. However, when the alloy is formed, there is a problem of a decrease in color tone and elongation due to a heat history, and the original performance of the alloy has not been sufficiently exhibited. Therefore, the addition of various resins and additives other than polyamides has been studied (Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 58-38751 and 5-171037), and the performance has been improved. [0005] However, since it receives two thermal histories of polymerization and alloying, it does not solve the problems of color tone and elongation, etc., but sufficiently enhances the original performance of the alloy. It was hoped that it would be demonstrated. Accordingly, the present invention can sufficiently exhibit the alloy original performance by reducing heat history and provides a manufacturing method of made of Polyamide with simplified production of alloy by performing simultaneously a part alloyed polymerization The task is to Means for Solving the Problems In view of the above situation, the present inventors have made intensive studies on a method for solving the above-mentioned problems, and as a result, the primary condensate of polyamide is alloyed and simultaneously increased in polymerization degree. As a result, the inventors have found that not only can the alloy production method be simplified, but also that the original performance of the alloy can be obtained, and the present invention has been achieved. That is, the present invention relates to a primary condensate of a polyamide having a relative viscosity of 1.04 to 2.5 at 25 ° C. in a 1% sulfuric acid solution , a rubbery polymer,
Lenether, at least one selected from ABS resin
And one single Tsugichijimigo other than product resin, relative <br/> viscosity of the primary condensation product is Do promote high polymerization degree as up 0.3 et
Resin composition characterized by alloying in a melt extruder
It is a method of manufacturing a product . Hereinafter, the present invention will be described in detail. The polyamide of the present invention may be any polymer having an amide bond (—CONH—) as a repeating unit in the molecule, and known polyamides and copolymerized polyamides can be used. For example, nylon 66, nylon 6, nylon 12, nylon 11, nylon 612, nylon 610, nylon 4
6, nylon MXD6 and the like are preferable, and as the copolymerized polyamide, nylon 6/66, nylon 6T / 66,
Nylon 6T / 6I, nylon 6T / 6I / 66, nylon 6T / 6, nylon 6/66 / PACM6, nylon 6/66/610, etc. (where MXD is m-xylylenediamine, T is terephthalic acid, Represents isophthalic acid and PACM represents bis (paraaminocyclohexyl) methane. Preferably, the component composed of a dicarboxylic acid and a diamine is at least 50 mol%. Particularly preferred are (co) polyamides formed from hexamethylene adipamide units and / or diamines having 4 to 16 carbon atoms and units comprising phthalic acid. As the diamine having 4 to 16 carbon atoms, hexamethylenediamine, pentamethylenediamine, tetramethylenediamine, undecamethylenediamine, dodecamethylenediamine, 2,2,4-trimethylhexamethylenediamine,
2,4,4-trimethylhexamethylenediamine, 5-
Methylnonamethylenediamine, 2,4-dimethyloctamethylenediamine, m-xylylenediamine, p-xylylenediamine, bis (paraaminocyclohexyl) methane, 1,3-bis (paraaminocyclohexyl) propane, isophoronediamine, 1,3 -Bis (aminomethyl) cyclohexane, 1,4-bis (aminomethyl) cyclohexane and the like. Examples of phthalic acid include terephthalic acid and isophthalic acid. The primary condensate of the polyamide of the present invention generally needs to have a relative viscosity of 1% sulfuric acid solution at 25 ° C. (hereinafter abbreviated as ηr) of 1.04 to 2.5. Preferably, it is 1.1 to 2.0. If the ηr of the primary condensate is less than 1.04, the mechanical properties (eg, elongation) of the alloy are insufficient, and the primary condensate having an ηr of more than 2.5 is already sufficiently heated in the primary condensation step. Therefore, it is not preferable because the heat history is not reduced. As a method for synthesizing the primary condensate of the polyamide of the present invention, a known method is used. It is common to synthesize a primary condensate by polymerization from raw materials, for example, a method in which monomers are melt-polymerized in a pressure polymerization tank or a continuous reaction tank, or a kneader, a biaxial paddle type, a tower type, a rotary type. It can be obtained by a method of solid-phase polymerization using a drum-type or double-cone-type solid-phase polymerization device or the like.
Further, melt polymerization, solid phase polymerization, polymerization using an extruder, or the like may be used in combination. The resins other than the primary condensate of the present invention include:
Rubber-like polymers (SBS, SEBS, etc. diene polymer), Po polyphenylene ether, from the A BS resins
It is necessary to use at least one selected. Further , these resins may be used in combination. Further, the above-mentioned thermoplastic resin treated with a modifier may be used. The modifier, for example, maleic acid anhydride, epoxy, acrylic, known ones may be used, such as silane, Ru can also be added during alloying. In the present invention, the amount of the resin other than the primary condensate is preferably 0.1 to 90% by weight, more preferably 1 to 60% by weight. The timing of the addition is not particularly limited, and even if a resin other than the primary condensate is added to the melted primary condensate, the primary condensate is added to the melted resin other than the primary condensate. Alternatively, both may be mixed in a molten state, or both may be mixed before melting. In alloying, the change in ηr by increasing the degree of polymerization of the primary condensate must be increased by 0.3 or more.
It is preferably 0.5 or more and 3 or less, particularly preferably 0.5 or more and the polyamide after alloying has an ηr of 1.8 to 4.5.
It is. The method of alloying while increasing the ηr of the primary condensate by 0.3 or more is not particularly limited, but is performed by controlling the conditions of heat melting and dehydration in an alloying method using a known apparatus such as a melting machine. Is preferred. The melting temperature is preferably in the range of the melting point of the primary condensate plus 5 ° C to 370 ° C, and particularly preferably in the range of the melting point of the primary condensate plus 5 ° C to 340 ° C. It is preferable to set the melting point of the primary condensate plus 5 ° C. or more in terms of the melt viscosity required for kneading, and it is preferable to set the upper limit temperature to 370 ° C. or less in order to prevent thermal decomposition and thermal degradation of the polymer. Further, it is preferable to quickly remove water generated by the condensation polymerization, and it is particularly preferable to degas under reduced pressure. For alloying while increasing the degree of polymerization, a melter is generally used, and a melt extruder or a melt kneader can be used. Among them, a melt extruder is preferable, and a twin screw extruder is particularly preferable. Is preferred. The residence time in the melter is not particularly limited, but is preferably 20 seconds or more, particularly preferably 30 seconds or more. If the residence time is short, it is not preferable because the degree of polymerization does not effectively increase. In order to extend the residence time, it is effective to connect two or more melters in series. The phosphorus-based catalyst is effective for increasing the degree of polymerization, and may be added as needed. The resin composition having a high degree of polymerization can be further solid-phase polymerized as needed to further increase the degree of polymerization. In ordinary polymerization of polyamide, the raw materials are generally charged so that the total amount of carboxyl groups and the total amount of amino groups contained in the monomer and the salt of diamine / dicarboxylic acid are equal to each other. As the primary condensate, a primary condensate having a large amount of terminal carboxyl groups or terminal amino groups can also be used. However, when the difference in the amount of terminal groups exceeds 10 mol%, it is difficult to increase the degree of polymerization, which is not preferable. Also, a mixture of primary condensates can be used. In addition, in the polymerization reaction of the primary condensate, the addition of a polymerization degree regulator is effective in order to easily control the degree of polymerization and the degree of polymerization at a high degree of polymerization. As the polymerization degree regulator, a monoamine compound and a monocarboxylic acid compound are usually used, but acetic acid, benzoic acid and stearic acid are preferable, and acetic acid and benzoic acid are particularly preferable. The polymerization degree modifier is used in an amount of from 0 to 0.1 times, preferably from 0.0001 to 0.05 times, the number of moles of the constituent monomer and the total number of moles of the dicarboxylic acid unit and the diamine component unit of the salt.
It is used twice as much. The polyamide resin composition obtained in the present invention may further contain a filler. What is a filler?
Glass fiber or bead, talc, kaolin, wollastonite, mica, silica, alumina, diatomaceous earth, clay, gypsum, bengalara, graphite, titanium dioxide, zinc oxide, copper, stainless steel, etc. Inorganic compounds, other polymer fibers (carbon fibers) and the like, preferably glass fibers. Particularly preferred as glass fibers are glass rovings, glass chopped strands, glass threads and the like made from strands of continuous long fibers having a diameter of about 3 to 20 μm. The compounding ratio of such a filler is generally in the range of 0 to 200 parts by weight, preferably in the range of more than 0 to 150 parts by weight, particularly preferably 10 to 100 parts by weight, per 100 parts by weight of the polyamide.
Parts by weight. If the mixing ratio of the filler is more than 200 parts by weight, the fluidity at the time of melting becomes poor, and not only is it difficult to injection-mold a thin molded product, but also the appearance of the molded product is unfavorably deteriorated. The method of blending the filler with the resin composition of the present invention is not particularly limited, and any known method can be used. Specific examples of the compounding method include a method in which a filler is dry-blended into pellets of the resin composition after alloying, and the resulting mixture is melt-kneaded with a single-screw or twin-screw extruder. In addition, a method in which a filler is added while the ηr of the primary condensate is increased by 0.3 or more in a melter and a filler is added in the middle of the melter at the same time is preferable because of high production efficiency. In the present invention, in the synthesis of the primary condensate, alloying while increasing the degree of polymerization, the compounding or molding process, etc., a catalyst, a heat stabilizer, a weather resistance stabilizer, a plasticizer, a mold release agent may be used if necessary. , Lubricants, nucleating agents, pigments,
Dyes, other polymers and the like can be added. These additives include heat-resistant stabilizers (hindered phenol-based, hydroquinone-based, phosphite-based and substituted products thereof, copper iodide, potassium iodide, etc.), and weather-resistant stabilizers (resorcinol-based, salicylate-based). Benzotriazoles, benzophenones, hindered amines, etc.), mold release agents and lubricants (montanic acid and its salts, esters, half esters thereof, stearyl alcohol, stearamide, various bisamides, bisureas and polyethylene waxes) And pigments (such as cadmium sulfide, phthalocyanine and carbon black), and dyes (such as nigrosine). From the viewpoint of productivity, the compounding of the additive is more preferably performed simultaneously or continuously with alloying while increasing the degree of polymerization in a melter. The addition of an antioxidant is effective for improving the color tone of the resin composition, and particularly, the addition of a sodium hypophosphite and a hindered phenol type antioxidant is preferred. Sodium hypophosphite is also effective in accelerating the degree of polymerization from the primary condensate. The resin composition of the present invention includes switches, micro slide switches, DIP switches, switch housings, lamp sockets, binding bands, connectors, connector housings, connector shells, IC sockets, coil bobbins, bobbin covers. , Relay, relay box, condenser case, motor internal parts, small motor case, gear cam, dancing pulley, spacer, insulator, fastener, buckle,
Wire clips, bicycle wheels, casters, helmets, terminal blocks, power tool housings, insulating parts of starters, spoilers, canisters, radiator tanks, chamber tanks, reservoir tanks, fuse boxes, air cleaner cases, air conditioner fans,
Terminal housing, wheel cover, intake / exhaust pipe, bearing retainer, cylinder head cover, intake manifold, water pipe impeller, engine roll damper, clutch release, speaker diaphragm, heat-resistant container, microwave oven parts, rice cooker parts, printer ribbon guide, etc. Electrical and electronic related parts, automobile and vehicle related parts, home and office electrical product parts,
It is effective for computer related parts, facsimile / copier related parts, machine related parts, and other various uses. The present invention will be described in more detail with reference to the following examples. Various properties in the examples and comparative examples were measured by the following methods. 1) Melting point (Tm) Using a DSC (PERKIN-ELMER7 type), samples 8 to 10
The temperature which shows the maximum value of the melting curve obtained by measuring mg at a heating rate of 20 ° C./min is defined as (T). Sample 8 ~
10 mg is heated at a heating rate of 20 ° C./min and T + 20 ° C.
For 5 minutes, and then at a cooling rate of 20 ° C./min for 3 minutes.
After cooling to 0 ° C and holding at 30 ° C for 5 minutes,
Heat to T + 20 ° C. at a rate of ° C./min. The maximum value of the melting curve at this time was defined as the melting point (Tm). 2) Relative Viscosity (ηr) According to JIS K6810, 1 g of a sample was dissolved in 100 ml of 98% concentrated sulfuric acid, and the relative viscosity at 25 ° C. was measured. 3) Color tone Suga Test Machine Co., Ltd.
The I value was measured. 4) Tensile strength and tensile elongation Measured according to ASTM D638. Example 1 Hexamethylene ammonium adipate (66 salt) 1
4.00 kg, 6.00 kg of ε-caprolactam, 130 g of benzoic acid and 6.66 kg of ion-exchanged water were added in 0.1 parts.
The mixture was charged into a 0 m 3 batch-type pressure polymerization kettle, and after sufficiently purging with nitrogen, heating was continued. 230 ° C with stirring for 5 hours
And the polymerization pressure was adjusted to 17 kg / cm 2 -G, and then the reaction was completed at 230 ° C. to 235 ° C. for 30 minutes. Discharge is 2 l / h of ion-exchanged water by a fixed amount pump.
And the water vapor pressure was maintained at 10 kg / cm 2 -G for 1 hour. The melting point of the primary condensate of the obtained polyamide was 217 ° C, and ηr was 1.5. After adding and mixing 0.05% by weight of sodium hypophosphite to 100% by weight of the primary condensate, 20% by weight of Kraton G1652 (manufactured by Shell Chemical Co., Ltd.), which is a SEBS resin, is charged from a side feeder. Alloying and melt polymerization were simultaneously performed at a residence time of 85 seconds, a vent vacuum of -700 mmHg, and a maximum resin temperature of 300 ° C. using a 30 mmφ vent-type twin-screw extruder. When the polyamide was fractionated and measured by gel permeation chromatography, the polymer viscosity ηr was 2.7 and the polymer melting point was 223 ° C. Table 1 shows the physical properties. [0030] In Example 2 resin, denatured polyphenylene oxide, using the ABS resin was subjected to alloying while synthesis and high polymerization degree of the primary condensation product of the polyamide according to the method of Example 1. Table 1 shows the results. In the methods of Examples 1 to 3 , the color tone,
A resin composition having excellent elongation was obtained. Comparative Example 1 Nylon 66 (CM3001N, manufactured by Toray, ηr =
2.8) 100% by weight of a 30 mmφ vent type twin screw extruder with a residence time of 65 seconds and a degree of vacuum of the vent of −700 mmH
g, at the highest resin temperature of 310 ° C., alloying and melting high polymerization were simultaneously performed. When the polyamide was fractionated and measured by gel permeation chromatography, the polymer viscosity ηr was 2.8 and the polymer melting point was 265 ° C. Table 1 shows the physical properties. Comparative Example 2 Hexamethylene ammonium adipate (66 salt) 1
4.00 kg, 6.00 kg of ε-caprolactam, 130 g of benzoic acid and 6.66 kg of ion-exchanged water were added in 0.1 parts.
The mixture was charged into a 0 m 3 batch-type pressure polymerization kettle, and after sufficiently purging with nitrogen, heating was continued. 200 ° C with stirring for 1 hour
And the polymerization pressure was adjusted to 10 kg / cm 2 -G, and then the reaction was completed at 200 ° C. to 205 ° C. for 30 minutes. Discharge is 2 l / h of ion-exchanged water by a fixed amount pump.
And the water vapor pressure was maintained at 10 kg / cm 2 -G for 0.5 hour. The melting point of the obtained primary condensate was 165 ° C., and ηr was a primary condensate of 1.03. After adding and mixing 0.05% by weight of sodium hypophosphite to 100% by weight of the primary condensate, Kraton G16 was added.
52, 20% by weight was charged from a side feeder with a 30 mmφ vent type twin screw extruder, residence time 65 seconds, degree of vacuum of vent -300 mmHg, maximum resin temperature 300 ° C.
, Alloying and melting high polymerization degree were simultaneously performed. Alloying was not stable and foamed during kneading and discharging. When the polyamide was fractionated by gel permeation chromatography and measured, the polymer viscosity ηr was 1.3 and the polymer melting point was 2
05 ° C. Table 1 shows the physical properties. The primary condensate having ηr of more than 2.5 (Comparative Example 1) is insufficient in color tone and elongation, and the primary condensate having ηr of less than 1.04 (Comparative Example 2) is alloy. During foaming, the polymer foamed. [Table 1] The resin composition obtained according to the present invention sufficiently exhibits the performance of a polyamide alloy,
Because of its excellent elongation, it is particularly suitable as a material for electric / electronic parts and automobile parts.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−97513(JP,A) 特開 平7−196916(JP,A) 特開 平3−275762(JP,A) 特開 平3−290431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 77/00 - 77/12 C08G 69/00 - 69/48 C08L 101/00 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-7-97513 (JP, A) JP-A-7-196916 (JP, A) JP-A-3-275762 (JP, A) JP-A-3-975 290431 (JP, A) (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) C08L 77/00-77/12 C08G 69/00-69/48 C08L 101/00
Claims (1)
1.04から2.5のポリアミドの一次縮合物と、ゴム
状ポリマー、ポリフェニレンエーテル、ABS樹脂の中
から選ばれる少なくとも一種の一次縮合物以外の樹脂と
を、該一次縮合物の相対粘度が0.3以上上がるように
高重合度化を進めながら溶融押出機中でアロイ化するこ
とを特徴とする樹脂組成物の製造方法。(57) [Claim 1] A primary condensate of a 1% sulfuric acid solution having a relative viscosity of 1.04 to 2.5 at 25 ° C. and a rubber
Polymer, polyphenylene ether, ABS resin
At least one of a resin other than one condensate, the relative viscosity of the primary condensation product is alloyed in a melt extruder while advancing high polymerization degree in so that the upper 0.3 or more selected from A method for producing a resin composition, comprising:
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