JP3407554B2 - Correction fluid - Google Patents
Correction fluidInfo
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- JP3407554B2 JP3407554B2 JP21314096A JP21314096A JP3407554B2 JP 3407554 B2 JP3407554 B2 JP 3407554B2 JP 21314096 A JP21314096 A JP 21314096A JP 21314096 A JP21314096 A JP 21314096A JP 3407554 B2 JP3407554 B2 JP 3407554B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、修正液に関するも
のであり、更に詳細には、文字や印字等の隠蔽修正に必
要な隠蔽力に優れ、更に経時性に優れた修正液に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水性インキ、油性インキの筆跡
や、タイプライター等の印刷跡、乾式複写機による複写
像などを隠蔽修正するための修正液は、酸化チタン等の
隠蔽材と、溶剤と、この溶剤に可溶な樹脂とを含むもの
が知られている。修正液は、隠蔽修正という用途に用い
るものであるため、高度な隠蔽力が必要とされており、
隠蔽力を向上する為に、隠蔽材の含有量を上げたり、上
記成分以外に、カーボンブラックや鉄黒といった黒色顔
料や、ベンガラ等の有色顔料を隠蔽力向上材として添加
することが試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、隠蔽材
の含有量を上げると、塗膜のレベリング性が悪くなり、
塗膜に凹凸ができてしまうので、隠蔽個所の見映えが悪
くなったり、修正の為に上書きしたときに、きれいな筆
跡が得られないといった問題が発生し易い。又、隠蔽力
向上材を添加した場合、長期間保管した場合、隠蔽材と
隠蔽力向上材とが分離して色分かれを生じてしまうとい
う問題点がある。本発明は、塗膜のレベリング性を低下
させず、長期間保管しても色分かれといった問題を発生
せず、しかも、高度な隠蔽力を有する修正液を提供する
ことを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、隠蔽材と、溶
剤と、樹脂と、チタン系黒色系顔料とを少なくとも含む
修正液を要旨するものである。
【0005】以下、本発明について説明する。隠蔽材
は、筆跡を隠蔽する為に使用するものであり、酸化チタ
ンを用いる。酸化チタンは、ルチル型、アナターゼ型な
どの各種の酸化チタンが使用できる。市販のものとして
は、タイト−ンSR−1、同R−650、同R−3L、
同R−310、同A−110、同A−150、同R−5
N(以上、堺化学工業(株)製)、タイペ−クR−55
0、同R−580、同R−930、同A−100、同A
−220(以上、石原産業(株)製)、クロノスKR−
310、同KR−380、同KR−480、同KA−1
0、同KA−20、同KA−30(以上、チタン工業
(株)製)などの未処理酸化チタンや、バイエルR−F
D−1、同R−FD−2、同R−FB−1、同R−FB
−3、同R−KB−3、同R−CK−20(以上、ドイ
ツ国、バイエル社製)、タイペークR−630、同R−
615、同R−830(以上、石原産業(株)製)、タ
イピュアR−900、同R−901(以上、デュポン・
ジャパン・リミテッド社製)などの有機処理した酸化チ
タンが挙げられる。これらの酸化チタンは、単独又は複
数混合して使用することができ、その使用量は修正液全
量に対して20〜50重量%が好ましい。
【0006】溶剤は、後述する樹脂の溶媒であると共
に、本発明の修正液を液状となすものである。水性修正
液においては、主溶剤として水を用いるが、乾燥性や耐
凍結性を調整するために、各種水溶性有機溶剤を用いる
こともできる。水溶性有機溶剤の具体例としては、メタ
ノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ノルマ
ルプロピロピルアルコール等のアルコール類や、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類
や、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール類、
メチルセルソルブ、エチルセルソルブ、ブチルセルソル
ブ、ターシャリーブチルセルソルブ、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ
メチルエーテル等のグリコールエーテル類が挙げられ
る。この水溶性有機溶剤は1種又は2種以上混合して併
用可能である。油性修正液においては有機溶剤を用い
る。具体的には、トルエン、キシレン、ノルマルヘプタ
ン、ノルマルオクタン、シクロヘキサン、メチルシクロ
ヘキサン、シクロペンタン等の炭化水素系溶剤、1,
1,1−トリクロルエタン、テトラクロルエチレン等の
ハロゲン化炭化水素系溶剤、1,4−ジオキサン、ノル
マルブチルエ−テル、トリオキサン等のエ−テル系溶
剤、エチルメチルケトン、メチル−ノルマルプロピルケ
トン等のケトン系溶剤、ギ酸プロピル、酢酸エチル等の
エステル系溶剤などが挙げられ、1種又は2種以上混合
して使用可能である。溶剤の選定に当たっては、修正し
た塗膜の乾燥時間を考慮すれば沸点が40〜150℃の
ものが好ましい。使用量は修正液全量に対して30〜6
0重量%が好ましい。尚、油性修正液において、ノルマ
ルヘプタン、ノルマルオクタン等のパラフィン系炭化水
素や、シクロヘキサン、メチルシロヘキサン等のナフテ
ン系炭化水素を使用すれば、油性インキの筆跡をも修正
することができる。
【0007】樹脂は、顔料分散、塗膜形成などを目的と
し、使用する溶媒に溶解、又は、分散可能なものを使用
する。水性修正液の場合、アラビアガム、トラガントガ
ム、デキストリン、加工でん粉、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルセルロース等の天然、又は、半合成水溶性高分子
や、水溶性アクリル樹脂、水溶性スチレン−アクリル樹
脂、水溶性スチレン−マレイン酸樹脂などの合成水溶性
高分子といった溶剤に溶解する樹脂、及び、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、
スチレン樹脂、マレイン酸樹脂、ウレタン樹脂などの樹
脂エマルジョンといった溶剤に分散可能な樹脂が挙げら
れる。これらは、1種又は2種以上混合して使用可能で
あり、その使用量は、修正液全量に対して固形分で3〜
20重量%が好ましい。油性修正液の場合、アクリル樹
脂、アルキッド樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、
ビニルアルキルエーテル樹脂、スチレン樹脂やスチレン
−ブタジエン系エラトマー、環化ゴム等のゴム系樹脂な
どの溶剤に溶解する樹脂が挙げられる。これらは、1種
又は2種以上混合して使用可能であり、その使用量は、
修正液全量に対して固形分で5〜20重量%が好まし
い。
【0008】チタン系黒色系顔料は、隠蔽力向上材とし
て用いるものである。具体的には、二・三酸化チタン
(Ti2O3)、三・五酸化チタン(Ti3O5)、一酸化
チタン(TiO)、四・七酸化チタン(Ti4O7)、五
・九酸化チタン(Ti5O9)といった低次酸化チタン
や、窒化チタン、硫化チタンといったものが挙げられ、
これらのチタン系顔料は、青黒色〜黒色の黒色系顔料で
ある。尚、低次酸化チタンとは、一般に、TinO2n-1
の式で表わされる物質で、金属チタニウムと二酸化チタ
ンを目的とする酸化物のチタンと酸素の比率になるよう
に化学量論的に混合し、窒素気流中で600℃以上で焼
成して得られるものである。これらは、1種又は2種以
上混合して使用可能であり、その使用量は、修正液全量
に対して0.01〜0.5%が好ましい。市販品として
は、黒色導電性酸化チタンM−1(低次酸化チタン、チ
タン:酸素=1:1.86)、黒色導電性酸化チタンS
−1(低次酸化チタン、チタン:酸素=1:1.67、
以上、石原産業(株)製)、Tilack D(低次酸
化チタン、赤穂化成(株)製)、チタンブラック(一酸
化チタンが主成分のもの、三菱マテリアル(株)製)が
挙げられる。
【0009】尚、上記した成分の他に、従来使用されて
いる隠蔽力向上材であるシリカ、炭酸カルシウムなどの
体質顔料を併用しても良い。更に、隠蔽材や顔料の分散
安定性のために分散剤や沈降防止剤を、粘度調整のため
に増粘剤を、塗膜の硬さを調整する為に可塑剤を、塗布
性能を良好にならしめる為にフロー向上剤やレベリング
剤を適宜添加することもできる。
【0010】本発明の修正液は、上記各成分をボールミ
ル、アトライター、サンドグラインダー等の撹拌分散機
を使用して分散混合することによって得られる。
【0011】
【作用】本発明の修正液は、その塗膜中に含まれるチタ
ン系黒色系顔料によって光が吸収されるので、隠蔽力が
向上し、又、チタン系黒色系顔料は、その比重が酸化チ
タンとほぼ同じであり、しかも化学構造が似ている為、
長期間保管した場合においても経時的な沈降による色分
かれがないと考えられる。
【0012】
【実施例】
実施例1
クロノスKR−380(ルチル型酸化チタン、チタン工業(株)製)
65重量部
メチルシクロヘキサン 120重量部
アクリロイドB−66(アクリル樹脂、米国、ローム&ハース社製)
12重量部
黒色導電性酸化チタンM−1(低次酸化チタン、チタン:酸素=1:1.86
、石原産業(株)製) 0.1重量部
ミズカシルP−801(微細シリカ、水沢化学工業(株)製) 2重量部
ホモゲノールL−18(界面活性剤、花王(株)製) 1.2重量部
上記各成分をボールミルにて24時間分散処理して修正
液を得た。
【0013】実施例2
クロノスKR−380(前述) 70重量部
キシレン 100重量部
アクリロイドB−66(前述) 10重量部
Tilack D(低次酸化チタン、赤穂化成(株)製) 0.2重量部
ホモゲノールL−18(前述) 1.5重量部
上記各成分を実施例1と同様になして修正液を得た。
【0014】実施例3
クロノスKR−380(前述) 70重量部
メチルシクロヘキサン 70重量部
エチルシクロヘキサン 30重量部
アクリロイドB−67(アクリル樹脂、米国、ローム&ハース社製)
10重量部
三・五酸化チタン 0.14重量部
ミズカシルP−801(前述) 2重量部
ジオクチルアジペート(可塑剤) 2.5重量部
ホモゲノールL−18(前述) 1.3重量部
上記各成分を実施例1と同様になして修正液を得た。
【0015】実施例4
タイトーンR−5N(ルチル型酸化チタン、堺化学工業(株)製)43重量部
水 29.6重量部
モビニール114(酢酸ビニル樹脂エマルジョン、ヘキスト合成(株)製)
15重量部
黒色導電性酸化チタンM−1(前述) 0.1重量部
トクシールU(無定形シリカ、徳山曹達(株)製) 5.5重量部
アエロジル200(無定形シリカ、日本アエロジル(株)製) 2.1重量部
ディスコートN−14(アニオン系界面活性剤、第一工業製薬(株)製)
0.1重量部
プロクセルGXL(防腐剤、ゼネカ(株)製) 0.2重量部
上記各成分を実施例1と同様になして修正液を得た。
【0016】実施例5
バイエルR−FD−1(ルチル型有機処理酸化チタン、ドイツ国、バイエル社
製) 40重量部
水 19.4重量部
エタノール 3.5重量部
SR−131(アクリル系樹脂、互応化学工業(株)製) 26.5重量部
Tilack D(前述) 0.07重量部
P−820(珪酸アルミニウム、ドイツ国、デグッサ社製) 15重量部
ディスコートN−14(前述) 0.1重量部
プロクセルGXL(前述) 0.2重量部
上記各成分を実施例1と同様になして修正液を得た。
【0017】実施例6
タイピュアR900(ルチル型酸化チタン、デュポン・ジャパン・リミテッド社
製) 40重量部
水 22.9重量部
SR−131(前述) 21.5重量部
Tilack D(前述) 0.1重量部
P−820(前述) 15重量部
ディスコートN−14(前述) 0.1重量部
プロクセルGXL(前述) 0.2重量部
上記各成分を実施例1と同様になして修正液を得た。
【0018】比較例1
実施例1において、黒色導電性酸化チタンを除いた他
は、実施例1と同様になして修正液を得た。
【0019】比較例2
実施例2において、Tilack Dの代わりに鉄黒
(戸田カラー KN320、戸田工業(株)製)を用い
た他は、実施例2と同様になして修正液を得た。
【0020】比較例3
実施例3において、三・五酸化チタンを除いた他は、実
施例3と同様になして修正液を得た。
【0021】比較例4
実施例4において、黒色導電性酸化チタンを除いた他
は、実施例4と同様になして修正液を得た。
【0022】比較例5
実施例5において、Tilack DをMA−100
(カーボンブラック、三菱化成工業(株)製)0.01
重量部に替えた以外は、実施例5と同様になして修正液
を得た。
【0023】比較例6
実施例6において、三・五酸化チタンを除いた他は、実
施例6と同様になして修正液を得た。
【0024】以上、実施例1〜6、比較例1〜6で得ら
れた修正液について、隠蔽力試験及び、経時安定性試験
を行なった。結果を表1に示す。
【0025】・隠蔽力試験:上記修正液を、隙間50μ
mのフィルムアプリケーターを使用し、JIS K 5
400の隠蔽率試験紙に塗布し、乾燥させ、これをSM
カラーコンピュータModelSM−4(スガ試験機
(株)製)を用いて弛緩反射率を測定し、下記式より隠
蔽力を算出した。
HP=(B/W)×100
HP:隠蔽力(%)
B:黒地の上の塗膜の弛緩反射率(Y値)
W:白地の上の塗膜の弛緩反射率(Y値)
【0026】・経時安定性試験:上記修正液を、スクリ
ューバイアル瓶に入れ、常温で1週間静置させ、色別れ
の有無を目視にて確認した。
○:色別れ有り
×:色別れ無し
【0027】
【表1】【0028】尚、実施例1〜6及び比較例1〜6で得た
修正液に関して、隠蔽力試験によって作成した塗膜は、
全て、表面が平滑なものであり、見映えが良く、上書き
した筆跡も良好なものであった。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
修正液は、文字や印字等の隠蔽修正に必要な隠蔽力及
び、経時的に生じる色別れのない優れた修正液である。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a correction liquid, and more particularly, to a liquid having excellent concealing power required for concealment correction of characters and prints, and moreover It relates to a correction fluid with excellent properties. 2. Description of the Related Art Conventionally, a correction liquid for concealing and correcting handwritings of water-based inks and oil-based inks, printing marks of a typewriter or the like, and images copied by a dry copying machine has been used as a concealing material such as titanium oxide. , A solvent and a resin soluble in the solvent are known. Correction fluid, because it is used for the purpose of concealment correction, high concealment power is required,
In order to improve the hiding power, increasing the content of the hiding material, in addition to the above-described components, black pigments such as carbon black and iron black, and adding a colored pigment such as red iron oxide as a hiding power improver have been attempted. I have. [0003] However, when the content of the concealing material is increased, the leveling property of the coating film deteriorates,
Since irregularities are formed on the coating film, problems such as deterioration of the appearance of the concealed portion and the inability to obtain a clean handwriting when overwriting for correction are likely to occur. In addition, when the hiding power improving material is added, and when the hiding power improving material is stored for a long period of time, the hiding material and the hiding power improvement material are separated from each other, and color separation occurs. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a correction liquid that does not reduce the leveling property of a coating film, does not cause a problem such as color separation even when stored for a long time, and has a high hiding power. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention provides a correction liquid containing at least a concealing material, a solvent, a resin, and a titanium-based black pigment. Hereinafter, the present invention will be described. The concealing material is used to conceal handwriting, and uses titanium oxide. Various titanium oxides such as rutile type and anatase type can be used as the titanium oxide. Commercially available products include titone SR-1, R-650, R-3L,
R-310, A-110, A-150, R-5
N (manufactured by Sakai Chemical Industry Co., Ltd.), TYPEAK R-55
0, R-580, R-930, A-100, A
-220 (Ishihara Sangyo Co., Ltd.), Kronos KR-
310, KR-380, KR-480, KA-1
0, KA-20 and KA-30 (all manufactured by Titanium Industry Co., Ltd.) and Bayer RF
D-1, R-FD-2, R-FB-1, R-FB
-3, R-KB-3, R-CK-20 (both manufactured by Bayer AG, Germany), Taipaque R-630, R-CK
615, R-830 (all, manufactured by Ishihara Sangyo Co., Ltd.), Thai Pure R-900, R-901 (all, manufactured by DuPont
And organically treated titanium oxide (e.g., Japan Limited). These titanium oxides can be used alone or in combination of two or more, and the amount of use is preferably 20 to 50% by weight based on the total amount of the correction liquid. [0006] The solvent is a solvent for the resin to be described later and also forms the correction liquid of the present invention in a liquid state. In the aqueous correction liquid, water is used as a main solvent, but various water-soluble organic solvents can be used to adjust the drying property and the freeze resistance. Specific examples of the water-soluble organic solvent include methanol, ethanol, isopropyl alcohol, alcohols such as normal propyl propyl alcohol, ethylene glycol, glycols such as propylene glycol, glycerin, polyhydric alcohols such as sorbitol,
Glycol ethers such as methyl cellosolve, ethyl cellosolve, butyl cellosolve, tertiary butyl cellosolve, propylene glycol monomethyl ether and dipropylene glycol monomethyl ether. These water-soluble organic solvents can be used alone or in combination of two or more. An organic solvent is used in the oil-based correction fluid. Specifically, hydrocarbon solvents such as toluene, xylene, normal heptane, normal octane, cyclohexane, methylcyclohexane, and cyclopentane;
Halogenated hydrocarbon solvents such as 1,1-trichloroethane and tetrachloroethylene, ether solvents such as 1,4-dioxane, normal butyl ether and trioxane, ethyl methyl ketone, methyl-normal propyl ketone and the like And ester-based solvents such as propyl formate and ethyl acetate. These solvents can be used alone or in combination of two or more. In selecting the solvent, a solvent having a boiling point of 40 to 150 ° C. is preferable in consideration of the corrected drying time of the coating film. The amount used is 30 to 6 with respect to the total amount of the correction fluid.
0% by weight is preferred. If a paraffinic hydrocarbon such as normal heptane or normal octane or a naphthenic hydrocarbon such as cyclohexane or methylsilohexane is used in the oily correction liquid, the handwriting of the oily ink can be corrected. For the purpose of dispersing a pigment, forming a coating film, etc., a resin which can be dissolved or dispersed in a solvent to be used is used. In the case of an aqueous correction fluid, natural or semi-synthetic water-soluble polymers such as gum arabic, tragacanth gum, dextrin, processed starch, carboxymethyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, and hydroxypropyl cellulose, water-soluble acrylic resin, water-soluble styrene-acryl resin , A resin soluble in a solvent such as a synthetic water-soluble polymer such as a water-soluble styrene-maleic acid resin, and an acrylic resin, an alkyd resin, a vinyl resin, a polyester resin,
Resin which can be dispersed in a solvent such as a resin emulsion such as a styrene resin, a maleic acid resin and a urethane resin. These can be used alone or in combination of two or more, and the amount of use is 3 to 3 in solid content with respect to the total amount of the correction fluid.
20% by weight is preferred. For oil-based correction fluid, acrylic resin, alkyd resin, vinyl resin, polyester resin,
Resins soluble in solvents such as vinyl alkyl ether resins, styrene resins, styrene-butadiene-based elastomers, and rubber-based resins such as cyclized rubber. These can be used alone or in combination of two or more.
The solid content is preferably 5 to 20% by weight based on the total amount of the correction liquid. The titanium-based black pigment is used as a hiding power improving material. Specifically, titanium trioxide (Ti 2 O 3 ), titanium trioxide (Ti 3 O 5 ), titanium monoxide (TiO), titanium tetraoxide (Ti 4 O 7 ), nine such titanium oxide (Ti 5 O 9) and low-order titanium oxide, titanium nitride, include things like titanium sulfide,
These titanium pigments are blue-black to black black pigments. In addition, low-order titanium oxide generally means TinO2n-1.
Is obtained by stoichiometric mixing of titanium and titanium dioxide in a ratio of titanium and oxygen so as to have a ratio of titanium and oxygen, and firing at 600 ° C. or more in a nitrogen stream. Things. These can be used alone or in combination of two or more, and the amount of use is preferably 0.01 to 0.5% with respect to the total amount of the correction fluid. Commercially available products include black conductive titanium oxide M-1 (lower titanium oxide, titanium: oxygen = 1: 1.86), black conductive titanium oxide S
-1 (lower order titanium oxide, titanium: oxygen = 1: 1.67,
As described above, Tilack D (lower titanium oxide, manufactured by Ako Kasei Co., Ltd.) and titanium black (mainly composed of titanium monoxide, manufactured by Mitsubishi Materials Corporation) are listed. [0009] In addition to the above-described components, extender pigments such as silica and calcium carbonate which are conventionally used hiding power improvers may be used in combination. Furthermore, dispersing agents and anti-settling agents for the dispersion stability of concealing materials and pigments, thickeners for viscosity adjustment, plasticizers for adjusting the hardness of the coating film, and good coating performance A flow improver or a leveling agent can be appropriately added for smoothing. The correction liquid of the present invention can be obtained by dispersing and mixing the above components using a stirring and dispersing machine such as a ball mill, an attritor, a sand grinder and the like. The correcting liquid of the present invention has improved hiding power because light is absorbed by the titanium-based black pigment contained in the coating film, and the specific gravity of the titanium-based black pigment is improved. Is almost the same as titanium oxide and has a similar chemical structure.
It is considered that there is no color separation due to sedimentation over time even when stored for a long time. Example 1 Kronos KR-380 (rutile type titanium oxide, manufactured by Titanium Co., Ltd.) 65 parts by weight Methylcyclohexane 120 parts by weight Acryloid B-66 (acrylic resin, manufactured by Rohm & Haas Co., USA) 12 parts by weight Black conductive titanium oxide M-1 (lower titanium oxide, titanium: oxygen = 1: 1.86, manufactured by Ishihara Sangyo Co., Ltd.) 0.1 part by weight Mizukasil P-801 (fine silica, Mizusawa Chemical) (Manufactured by Kogyo Co., Ltd.) 2 parts by weight Homogenol L-18 (surfactant, manufactured by Kao Corporation) 1.2 parts by weight The above components were dispersed in a ball mill for 24 hours to obtain a correction liquid. Example 2 Khronos KR-380 (described above) 70 parts by weight Xylene 100 parts by weight Acryloid B-66 (described above) 10 parts by weight Tilac D (lower titanium oxide, manufactured by Ako Kasei Co., Ltd.) 0.2 parts by weight Homogenol L-18 (described above) 1.5 parts by weight Each of the above components was prepared in the same manner as in Example 1 to obtain a correction liquid. Example 3 Khronos KR-380 (described above) 70 parts by weight Methylcyclohexane 70 parts by weight Ethylcyclohexane 30 parts by weight Acryloid B-67 (acrylic resin, manufactured by Rohm & Haas Co., USA) 10 parts by weight Titanium tripentaoxide 0.14 parts by weight Mizukasil P-801 (described above) 2 parts by weight Dioctyl adipate (plasticizer) 2.5 parts by weight Homogenol L-18 (described above) 1.3 parts by weight The above components were prepared in the same manner as in Example 1. A correction fluid was obtained. Example 4 Tytone R-5N (rutile type titanium oxide, manufactured by Sakai Chemical Industry Co., Ltd.) 43 parts by weight Water 29.6 parts by weight Movinyl 114 (vinyl acetate resin emulsion, manufactured by Hoechst Gosei Co., Ltd.) 15 parts by weight Part Black conductive titanium oxide M-1 (described above) 0.1 parts by weight Toksil U (amorphous silica, manufactured by Tokuyama Soda Co., Ltd.) 5.5 parts by weight Aerosil 200 (amorphous silica, manufactured by Nippon Aerosil Co., Ltd.) 2.1 parts by weight DISCOAT N-14 (anionic surfactant, manufactured by Daiichi Kogyo Seiyaku Co., Ltd.) 0.1 part by weight Proxel GXL (preservative, manufactured by Zeneca Corporation) 0.2 part by weight The components were made as in Example 1 to obtain a correction fluid. Example 5 Bayer R-FD-1 (rutile type organic treated titanium oxide, manufactured by Bayer AG, Germany) 40 parts by weight Water 19.4 parts by weight Ethanol 3.5 parts by weight SR-131 (acrylic resin, 26.5 parts by weight Tilac D (described above) 0.07 parts by weight P-820 (aluminum silicate, manufactured by Degussa, Germany) 15 parts by weight Discoat N-14 (described above) 1 part by weight Proxel GXL (described above) 0.2 part by weight Each of the above components was made in the same manner as in Example 1 to obtain a correction liquid. Example 6 Thai Pure R900 (rutile type titanium oxide, manufactured by DuPont Japan Limited) 40 parts by weight Water 22.9 parts by weight SR-131 (described above) 21.5 parts by weight Tilac D (described above) 0.1 Parts by weight P-820 (described above) 15 parts by weight Discoat N-14 (described above) 0.1 part by weight Proxel GXL (described above) 0.2 part by weight The above components were made in the same manner as in Example 1 to obtain a correction liquid. Was. Comparative Example 1 A correction liquid was obtained in the same manner as in Example 1 except that the black conductive titanium oxide was omitted. Comparative Example 2 A correction liquid was obtained in the same manner as in Example 2 except that iron black (Toda Color KN320, manufactured by Toda Kogyo KK) was used instead of Tilac D. Comparative Example 3 A correction liquid was obtained in the same manner as in Example 3 except that titanium pentaoxide was omitted. Comparative Example 4 A correction liquid was obtained in the same manner as in Example 4 except that the black conductive titanium oxide was omitted. Comparative Example 5 In Example 5, Tilac D was replaced with MA-100.
(Carbon black, manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation) 0.01
A correction liquid was obtained in the same manner as in Example 5 except that the weight part was changed. Comparative Example 6 A correction liquid was obtained in the same manner as in Example 6, except that titanium pentaoxide was omitted. As described above, the correcting solutions obtained in Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 6 were subjected to a hiding power test and a stability test with time. Table 1 shows the results. Hiding power test: The above-mentioned correction liquid was applied to a gap of 50 μm.
JIS K5 using a film applicator
400 opacity test paper, dried,
The relaxation reflectance was measured using a color computer Model SM-4 (manufactured by Suga Test Instruments Co., Ltd.), and the hiding power was calculated from the following equation. HP = (B / W) × 100 HP: Hiding power (%) B: Relaxed reflectance of coating on black background (Y value) W: Relaxed reflectance of coating on white background (Y value) Stability test over time: The above correction solution was placed in a screw vial, allowed to stand at room temperature for one week, and visually checked for color separation. :: Color separation ×: No color separation [Table 1] With respect to the correction liquids obtained in Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 6, the coating films prepared by the hiding power test were:
All had smooth surfaces, good appearance, and good overwritten handwriting. As described in detail above, the correction liquid of the present invention has a concealing power necessary for concealment correction of characters and prints and an excellent correction liquid free from color separation that occurs over time. It is.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08D 1/00 - 201/10 CA(STN)──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on front page (58) Field surveyed (Int. Cl. 7 , DB name) C08D 1/00-201/10 CA (STN)
Claims (1)
色系顔料とを少なくとも含む修正液。(57) [Claim 1] A correction fluid containing at least a concealing material, a solvent, a resin, and a titanium-based black pigment.
Priority Applications (1)
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JP21314096A JP3407554B2 (en) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | Correction fluid |
Applications Claiming Priority (1)
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JP21314096A JP3407554B2 (en) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | Correction fluid |
Publications (2)
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JPH1036722A JPH1036722A (en) | 1998-02-10 |
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Family
ID=16634245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21314096A Expired - Lifetime JP3407554B2 (en) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | Correction fluid |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3407554B2 (en) |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP21314096A patent/JP3407554B2/en not_active Expired - Lifetime
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