JP3407116B2 - Damping device - Google Patents

Damping device

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JP3407116B2
JP3407116B2 JP28419093A JP28419093A JP3407116B2 JP 3407116 B2 JP3407116 B2 JP 3407116B2 JP 28419093 A JP28419093 A JP 28419093A JP 28419093 A JP28419093 A JP 28419093A JP 3407116 B2 JP3407116 B2 JP 3407116B2
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JP
Japan
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weight
shaped rail
hinge
shaped
rail
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JP28419093A
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勝生 牟田口
健治 中村
正典 丸岡
保 村田
宏次 谷田
裕二 小池
俊一 山田
友彦 有田
泰嗣 黒川
孝二 石井
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は吊り橋のタワー、超高層
ビルディング、タワー、鉄塔等の構造物の上部に設置し
てこれら構造物の風荷重(空気力)による振動や、地震
による振動振幅を抑えて早期に振動を減衰させるために
用いる制震装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の制震装置として構造物に与えら
れた揺れエネルギーを錘りの運動エネルギーに変え、そ
れを効率よく減衰することにより構造物の揺れを少なく
することができるようにしたものが既に知られている
(特開平3−163238号)。これは、単振子を発展
させたもので、図3にその一例の概要を示す如く、構造
物aの頂部に、ベースフレームbを据え付け、該ベース
フレームb上に、左右に所要の間隔を隔てて支持ローラ
cを2つ宛計4個所設置し、該各左右の支持ローラc上
に、V字型の底面をもつ制震質量としての錘りdを、左
右方向へ単弦振動するように揺動自在に設置して、重力
を利用した復元力によるばね系を構成し、且つ上記錘り
dの前後両側面部に左右の突起eを設けると共に、上記
錘りdを前後で挟む位置に設置した架台fに、上記突起
eと対応する左右のバッファgを取り付けて、上記突起
eがバッファgに当接する範囲で上記錘りdの揺動領域
が規制されるようにし、上記錘りdを、建物の揺れに対
し90度遅れの位相で揺動させることにより建物の揺れ
を速かに低減させられるようにしてある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記V字型
の底面をもつ錘りdを利用した制震装置の場合、錘りd
が振り子の如く揺動する際の揺動中心からの半径によっ
て振動周期が決まるため、一度周期を設定すると固有周
期の調整が困難になるという問題がある。 【0004】そのため、最近、錘りの固有周期の調整を
行うことができるようにしたものが提案され、既に本出
願人によって出願されている(特願平5−219223
号)。これは、左右の支持ローラ上に、V字型に屈曲可
能としたレールを介して錘りを揺動自在に載置し、且つ
上記錘りの両端部とV字型のレールとの間に固有周期調
整用ライナーを介在させ、該ライナーの厚みでV字型レ
ールのV字角度を変化させ得るようにしたものである。 【0005】上記最近出願された方式の場合は、V字型
レールのV字角度を変化させられることから、固有周期
の調整が容易になる、という利点を有している。 【0006】本発明は、上記最近出願された方式を更に
一歩進めて、装置稼動中でも固有周期の調整を容易に行
うことができるようにしようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、左右のレール体の一端同士をV字型とな
るよう突き合わせてヒンジで直接連結し且つ該ヒンジを
中心にV字角度を調整できるようにしてなるV字型レー
ルを、離隔させて配置した支持ローラ上に揺動自在に載
置し、且つ上記V字型レール上に、横方向に長くした錘
りを該V字型レールの長手方向と平行に載置して、該錘
りの中央部と上記V字型レールのヒンジとの間が一定と
なるよう該錘りの中央部を上記ヒンジにブラケットを介
して連結すると共に、上記錘りの両端部下面とV字型レ
ールの両端部との間に、該錘りの両端部とV字型レール
の両端部の間を変化させることによりV字型レールのV
字角度をヒンジを中心に変化させて固有周期を調整させ
るようにするための作動装置を介在させた構成とする。 【0008】 【作用】錘りをV字型レールに載せて支持ローラ上で揺
動させると、等価的に単振子に類似した制震質量とする
ことができる。又、V字型レールの両端部と錘りの両端
部との間に介在させたジャッキ等の作動装置の伸縮量を
変えると、V字型レールのV字角度をヒンジを中心に任
意に変更することができるため、稼動中であっても固有
周期を変えることができることになる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 【0010】図1は本発明の一実施例を示すもので、外
力を受けて揺動する構造物1の頂部にベースフレーム2
を据え付け、該ベースフレーム2上に、左右に所要間隔
を隔てて支持ローラ3を2つ宛計4個所設置し、該左右
の支持ローラ3上に、左右のレール体4aの一端同士を
V字型となるように突き合わせてV字の角度を調整可能
にヒンジ5にて連結してなるV字型レール4を、左右方
向へ揺動自在に載置し、且つ該V字型レール4上に、制
震質量としての錘り6を横方向に長くしてV字型レール
4の長手方向と平行となるように載置して、該錘り6の
中央部を、上記レール体4a同士を結合したヒンジ5に
ブラケット7を介して連結し、上記錘り6の両端部と、
上記V字型レール4の両端部との間に、モータ8の駆動
で伸縮させられるようにした電動式ジャッキ9を上下方
向に介在させて、該ジャッキ9を、V字型レール4にピ
ン11にて取り付けた架枠10上に設置し、上記錘り6
がV字型レール4と一体に支持ローラ3上を左右方向へ
単弦振動する如く揺動させられるようにして、重力を利
用した復元力によるばね系を構成し、更に、構造物1上
に揺れセンサ12を取り付け、且つ該揺れセンサ12で
検出した信号を演算して上記ジャッキ9のモータ8へ駆
動指令を送る制御器13を備え、該制御器13から構造
物1の振動特性変化に応じた駆動指令をモータ8へ送っ
てジャッキ9を伸縮調整することにより、錘り6の固有
周期を調整させられるようにする。 【0011】又、上記錘り6の前後両側面部の左右位置
に突起14を設け、更に、上記錘り6を前後で挟む位置
に設置した架台15に、上記突起14と対応する左右の
バッファ16を取り付けて、上記突起14がバッファ1
6に当接する範囲で上記錘り6の揺動領域が規制される
ようにし、上記錘り6を、構造物1の揺れに対し90度
遅れの位相で揺動させることにより構造物1の揺れを速
かに低減させられるようにする。 【0012】構造物1に地震等によって揺れが発生する
と、錘り6がV字型レール4と一体に左右の支持ローラ
3上を単弦振動を行うように左右に揺動することによ
り、V字型制震質量として作動する。すなわち、本装置
をハイブリット型に構成した場合には、たとえば、支持
ローラ3と同軸に取り付けた錘り駆動モータで錘り6を
構造物1の揺れに対して90度位相をずらして駆動する
ことで、構造物1の揺れを減衰させることができ、一
方、パッシブ型に構成した場合には、構造物1の揺れに
よって90度遅れで錘り6に与えられる揺れエネルギー
をダンパ等で減衰させることで、構造物1の揺れを減衰
させることができる。 【0013】上記において、構造物1への制震力を最適
に与えるためには、構造物1のもつ固有周期に錘り6の
固有周期を一致させる必要があるが、本発明では、錘り
6の固有周期の調整を稼動中であっても容易に行うこと
ができる。すなわち、V字型レール4のV字角度によっ
て装置自身のもつ固有周期が定められるが、錘り6の両
端部とV字型レール4の両端部との間に介在させてある
左右のジャッキ9の伸縮量をモータ8の駆動で変更する
と、V字型レール4のヒンジ5部を中心とするV字の角
度が変わることになって錘り6の揺動軌跡を変化させる
ことができるため、装置自身のもつ固有周期を調整する
ことができる。 【0014】ここで、上記固有周期の調整について、ジ
ャッキ9のない図2の装置と比較して説明する。今、ジ
ャッキ9をもたない図2に示す装置において、錘り6を
振り子と考えると、振り子中心Oから錘り6の重心Gま
での距離である半径はr′である。一方、図1に示す本
発明の装置の如く、錘り6の左右両端部とV字型レール
4の左右両端部との間に介在させてあるジャッキ9を伸
長させてV字型レール4のV字角度を開くようにする
と、振り子中心Oから錘り6の重心Gまでの半径は、上
記r′よりも長いrとなる。すなわち、図2に示す装置
の場合、振り子長さが短いため短周期となり、図1に示
す装置の場合、振り子長さが長くなるため長周期とな
る。したがって、構造物1の外乱による揺れを揺れセン
サ12で検出し、それを制御器13で時々刻々演算し解
析して揺れ周期を求め、構造物1の振動特性に応じた駆
動指令でモータ8を駆動してジャッキ9の伸縮量を調整
することにより、錘り6の周期を構造物1の周期に完全
に同調させることが可能となる。又、上記錘り6は円弧
状に形成する必要がなくて任意の形状とすることができ
るので、加工面でも有利である。 【0015】なお、本発明は上記実施例ではV字型レー
ル4のV字角度の変更をジャッキ9で行うようにした場
合を示したが、たとえば、パンタグラフ装置、シリンダ
装置等の他の作動装置でもよいこと、その他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。 【0016】 【発明の効果】以上述べた如く、本発明の制震装置によ
れば、左右のレール体の一端同士をV字型となるよう突
き合わせてヒンジで直接連結し且つ該ヒンジを中心にV
字角度を調整できるようにしてなるV字型レールを、離
隔させて配置した支持ローラ上に揺動自在に載置し、且
つ上記V字型レール上に、横方向に長くした錘りを該V
字型レールの長手方向と平行に載置して、該錘りの中央
部と上記V字型レールのヒンジとの間が一定となるよう
該錘りの中央部を上記ヒンジにブラケットを介して連結
すると共に、上記錘りの両端部下面とV字型レールの両
端部との間に、該錘りの両端部とV字型レールの両端部
の間を変化させることによりV字型レールのV字角度を
ヒンジを中心に変化させて固有周期を調整させるように
するための作動装置を介在させた構成としてあるので、
次の如き優れた効果を発揮することができる。 (1)単弦振動を行う運動エネルギーによって制震効果を
得ることができる。 (2)V字型レールのV字角度を、V字型レールの両端部
と錘りの両端部との間に介在させた作動装置により調整
できるので、稼動中でも錘りの固有周期の調整が容易で
構造物に完全に一致させることができ、これにより、構
造物の経年変化による周期ずれに対しても現場で対応す
ることができる。 (3)特に、ハイブリッド型に構成した場合には、錘りを
駆動するモータパワーが少なくて済み、これにより、モ
ータから発生する熱、振動、騒音を小さくすることがで
きて、構造物周辺に対する環境の影響悪化を極力抑える
ことができると共に、省エネルギー化及びコンパクト化
を図ることができ、更に、モータパワーを小さくできる
ことから、同程度のモータ駆動力に比べて、外乱時に錘
りを大きく揺らすことができて高い制震効果を得ること
ができる。 (4)錘りの中央部をV字型レールのヒンジにブラケット
を介し連結して、該錘りの中央部とヒンジとの間隔が変
化しないようにしてあるため、支持ローラの高さは高く
ならず、装置全体の高さが抑えられてコンパクト化が図
れると共に、錘りはV字型レールと拘束されるので、作
動装置により錘りの両端部とV字型レールの両端部との
間を変化させることにより、V字型レールのV字角度が
一義的に決まり、したがって、V字型レールの角度調整
が容易となる。 (5)上記(4)と同様に、錘りの中央部をV字型レールのヒ
ンジにブラケットを介し連結して、該錘りの中央部とV
字型レールのヒンジ連結部が上下方向へ相対変位するこ
とがないようにしてあることから、錘りを含むV字型レ
ールの重心は変化せず、そのため、装置を設置後、V字
型レールのV字角度を変えても建物に対する制震制御力
の作用位置が変化せず、建物に対して安定した制御力を
加えることができる。 (6)錘りの両端部の下面とV字型レールの両端部との間
に作動装置を介在させているので、コンパクト化が図れ
ると共に、V字型レールの角度調整が簡単な構成ででき
る。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention is installed on a structure such as a suspension bridge tower, a super-high-rise building, a tower, a steel tower or the like, and a wind load (aerodynamic force) of these structures is provided. The present invention relates to a vibration control device used to attenuate vibrations at an early stage by suppressing vibrations caused by an earthquake or vibrations caused by an earthquake. 2. Description of the Related Art As a vibration control device of this type, the vibration of a structure can be reduced by converting the vibration energy given to the structure into the kinetic energy of a weight and attenuating the energy efficiently. Such a configuration is already known (JP-A-3-163238). This is a development of a simple pendulum. As shown in FIG. 3, a base frame b is mounted on the top of a structure a and a required space is provided on the base frame b at a required interval as shown in FIG. A total of four support rollers c are installed at a total of four places, and a weight d as a vibration control mass having a V-shaped bottom surface is oscillated in a single string in the left and right direction on each of the left and right support rollers c. It is swingably installed to form a spring system by restoring force using gravity, and left and right projections e are provided on both front and rear side surfaces of the weight d, and the weight d is installed at a position sandwiching the weight d in front and rear. The left and right buffers g corresponding to the protrusions e are attached to the gantry f so that the swing region of the weight d is restricted in a range where the protrusions abut on the buffer g. By swinging the building 90 degrees behind the shaking of the building, Les are as be reduced to or fast. [0003] However, in the case of the vibration control device using the weight d having the V-shaped bottom, the weight d
Since the oscillation period is determined by the radius from the center of oscillation when the object swings like a pendulum, it is difficult to adjust the natural period once the period is set. For this reason, recently, a device capable of adjusting the natural period of a weight has been proposed, and has already been filed by the present applicant (Japanese Patent Application No. 5-219223).
issue). This means that a weight is slidably mounted on left and right support rollers via rails that can be bent in a V-shape, and between both ends of the weight and the V-shaped rail. The natural cycle adjusting liner is interposed, and the V-shaped angle of the V-shaped rail can be changed by the thickness of the liner. [0005] The method of the present invention has the advantage that the V-shaped angle of the V-shaped rail can be changed, so that the natural period can be easily adjusted. An object of the present invention is to take the above-mentioned recently applied system one step further so that the natural period can be easily adjusted even during operation of the apparatus. SUMMARY OF THE INVENTION In order to solve the above-mentioned problems, according to the present invention, ends of right and left rails are directly connected to each other with a hinge by abutting one end of the rail so as to form a V-shape. A V-shaped rail capable of adjusting the V-shaped angle is slidably mounted on a support roller which is spaced apart, and a laterally elongated weight is placed on the V-shaped rail. Is mounted in parallel with the longitudinal direction of the V-shaped rail, and the center of the weight is bracketed to the hinge so that the distance between the center of the weight and the hinge of the V-shaped rail is constant. , And between the lower surface of both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail, by changing between both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail. V of mold rail
An actuator for changing the character angle around the hinge to adjust the natural period is interposed. When the weight is placed on the V-shaped rail and is oscillated on the support roller, the vibration damping mass can be equivalent to a simple pendulum. Also, by changing the amount of expansion and contraction of an actuator such as a jack interposed between both ends of the V-shaped rail and both ends of the weight, the V-shaped angle of the V-shaped rail can be changed arbitrarily around the hinge. Therefore, the natural period can be changed even during operation. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 shows an embodiment of the present invention, in which a base frame 2 is mounted on the top of a structure 1 which swings under an external force.
And two support rollers 3 are installed on the base frame 2 at right and left intervals with a required space therebetween, and four ends of the right and left rail bodies 4a are V-shaped on the left and right support rollers 3. A V-shaped rail 4 which is connected by a hinge 5 so that the angle of the V-shape can be adjusted so as to form a mold is placed on the V-shaped rail 4 so as to be swingable in the left-right direction. The weight 6 as the vibration control mass is lengthened in the lateral direction and placed so as to be parallel to the longitudinal direction of the V-shaped rail 4, and the center of the weight 6 is connected to the rail bodies 4a. It is connected to the joined hinge 5 via a bracket 7, and both ends of the weight 6,
An electric jack 9 which can be expanded and contracted by driving a motor 8 is vertically interposed between the V-shaped rail 4 and both ends of the V-shaped rail 4. And the weight 6
Can be swung together with the V-shaped rail 4 so as to oscillate in a single string in the left-right direction on the support roller 3 to form a spring system by a restoring force using gravity. A controller 13 is provided for mounting the swing sensor 12 and calculating a signal detected by the shake sensor 12 and sending a drive command to the motor 8 of the jack 9. The controller 13 responds to changes in the vibration characteristics of the structure 1 from the controller 13. By sending the drive command to the motor 8 to adjust the expansion and contraction of the jack 9, the natural period of the weight 6 can be adjusted. Further, protrusions 14 are provided at the left and right sides of the front and rear sides of the weight 6, and a left and right buffers 16 corresponding to the protrusions 14 are mounted on a mount 15 which is disposed at a position sandwiching the weight 6 in the front and rear directions. And the protrusion 14 is
The swinging region of the weight 6 is restricted within the range of contact with the weight 6, and the weight 6 swings at a phase delayed by 90 degrees with respect to the swing of the structure 1. Is quickly reduced. When the structure 1 is shaken by an earthquake or the like, the weight 6 swings right and left integrally with the V-shaped rail 4 on the left and right support rollers 3 so as to perform single string vibration. Operates as a U-shaped mass. That is, when the apparatus is configured as a hybrid type, for example, the weight 6 is driven by shifting the phase by 90 degrees with respect to the swing of the structure 1 by a weight drive motor mounted coaxially with the support roller 3. Therefore, the swing of the structure 1 can be attenuated. On the other hand, in the case of a passive type, the swing energy given to the weight 6 with a delay of 90 degrees due to the swing of the structure 1 is attenuated by a damper or the like. Thus, the swing of the structure 1 can be attenuated. In the above description, it is necessary to make the natural period of the weight 6 coincide with the natural period of the structure 1 in order to optimally apply the vibration damping force to the structure 1. 6 can be easily adjusted even during operation. That is, although the natural period of the device itself is determined by the V-shaped angle of the V-shaped rail 4, the right and left jacks 9 interposed between both ends of the weight 6 and both ends of the V-shaped rail 4 are provided. When the amount of expansion and contraction is changed by driving the motor 8, the angle of the V-shape about the hinge 5 of the V-shaped rail 4 changes, and the swing locus of the weight 6 can be changed. The natural period of the device itself can be adjusted. Here, the adjustment of the natural period will be described in comparison with the device of FIG. Now, assuming that the weight 6 is a pendulum in the apparatus shown in FIG. 2 without the jack 9, the radius which is the distance from the pendulum center O to the center of gravity G of the weight 6 is r '. On the other hand, as in the apparatus of the present invention shown in FIG. 1, the jack 9 interposed between the right and left ends of the weight 6 and the right and left ends of the V-shaped rail 4 is extended to form the V-shaped rail 4. When the V-shaped angle is widened, the radius from the pendulum center O to the center of gravity G of the weight 6 becomes r longer than the above r '. That is, in the case of the apparatus shown in FIG. 2, the period is short because the pendulum length is short, and in the case of the apparatus shown in FIG. 1, the period is long because the pendulum length is long. Therefore, the shaking caused by disturbance of the structure 1 is detected by the shaking sensor 12, which is calculated and analyzed by the controller 13 every moment to obtain a shaking period, and the motor 8 is driven by a driving command according to the vibration characteristics of the structure 1. By driving and adjusting the amount of expansion and contraction of the jack 9, the period of the weight 6 can be completely synchronized with the period of the structure 1. Further, the weight 6 does not need to be formed in an arc shape and can be formed in any shape, which is advantageous in terms of machining. Although the present invention has been described with reference to the embodiment in which the V-shaped angle of the V-shaped rail 4 is changed by the jack 9, other operating devices such as a pantograph device, a cylinder device, etc. Of course, various changes can be made without departing from the spirit of the present invention. As described above, according to the vibration damping device of the present invention, the ends of the left and right rails are directly connected to each other with a hinge by abutting each other so as to form a V shape. V
A V-shaped rail capable of adjusting the V-shaped angle is slidably mounted on a support roller arranged at a distance, and a laterally elongated weight is placed on the V-shaped rail. V
Placed in parallel with the longitudinal direction of the V-shaped rail, the center of the weight is connected to the hinge via a bracket so that the center between the weight and the hinge of the V-shaped rail is constant. The V-shaped rail is connected by changing the distance between both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail between the lower surfaces of both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail. Since the actuator is interposed to change the V-shaped angle around the hinge to adjust the natural period,
The following excellent effects can be exhibited. (1) Vibration control effect can be obtained by the kinetic energy of single-string vibration. (2) Since the V-shaped angle of the V-shaped rail can be adjusted by an actuator interposed between both ends of the V-shaped rail and both ends of the weight, the natural period of the weight can be adjusted even during operation. It can be easily and completely matched to the structure, so that it is possible to cope with a periodic shift due to aging of the structure on site. (3) In particular, in the case of a hybrid type, the motor power for driving the weight is small, thereby reducing the heat, vibration and noise generated from the motor, and reducing Because the influence of the environment can be suppressed as much as possible, energy saving and compactness can be achieved, and the motor power can be reduced, so that the weight swings significantly during a disturbance compared to the same level of motor driving force. And a high damping effect can be obtained. (4) Since the center of the weight is connected to the hinge of the V-shaped rail via a bracket so that the distance between the center of the weight and the hinge does not change, the height of the support roller is high. In addition, the height of the entire device is suppressed and the size can be reduced, and the weight is restrained by the V-shaped rail. Therefore, between the both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail by the operating device. Is changed, the V-shaped angle of the V-shaped rail is uniquely determined, so that the angle adjustment of the V-shaped rail becomes easy. (5) Similarly to the above (4), the center of the weight is connected to the hinge of the V-shaped rail via a bracket, and the center of the weight and the V
The center of gravity of the V-shaped rail including the weight does not change because the hinge connection portion of the V-shaped rail is prevented from being relatively displaced in the vertical direction. Even if the V-shaped angle is changed, the position where the vibration control force acts on the building does not change, and a stable control force can be applied to the building. (6) Since the actuating device is interposed between the lower surface of both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail, compactness can be achieved and the angle adjustment of the V-shaped rail can be performed with a simple configuration. .

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の制震装置の一実施例を示す概要図であ
る。 【図2】ジャッキをもたない制震装置を示すもので、図
1に示す制震装置との振り子半径の長短を比較する図で
ある。 【図3】円弧状の錘りを用いた単弦振動方式の制震装置
の例を示す概要図である。 【符号の説明】 3 支持ローラ 4 V字型レール 4a レール体 5 ヒンジ 6 錘り 9 ジャッキ(作動装置)
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic view showing an embodiment of a vibration damping device according to the present invention. FIG. 2 is a diagram showing a vibration damping device having no jack and comparing the length of a pendulum radius with the vibration damping device shown in FIG. 1; FIG. 3 is a schematic diagram showing an example of a single-string vibration type vibration damping device using an arc-shaped weight. [Description of Signs] 3 Support roller 4 V-shaped rail 4a Rail body 5 Hinge 6 Weight 9 Jack (actuator)

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 健治 東京都江東区毛利一丁目19番10号 江間 忠ビル 石川島播磨重工業株式会社 江 東事務所内 (72)発明者 丸岡 正典 東京都江東区毛利一丁目19番10号 江間 忠ビル 石川島播磨重工業株式会社 江 東事務所内 (72)発明者 村田 保 東京都江東区毛利一丁目19番10号 江間 忠ビル 石川島播磨重工業株式会社 江 東事務所内 (72)発明者 谷田 宏次 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 小池 裕二 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石川島播磨重工業株式会社 技術研究所 内 (72)発明者 山田 俊一 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 有田 友彦 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 黒川 泰嗣 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 石井 孝二 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿 島建設株式会社 技術研究所内 (56)参考文献 特開 平7−54914(JP,A) 実開 平4−101839(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/00 - 15/08 E01D 1/00 E04H 9/02 341 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continued on the front page (72) Inventor Kenji Nakamura 1-19-10 Mohri, Koto-ku, Tokyo Ema Tadashi Building Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd.Koto Office (72) Inventor Masanori Maruoka, Tokyo, Koto-ku, Tokyo 19-19 Chome Ema Tadashi Building Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd.Koto Office (72) Inventor Tamotsu Murata 1-19-10 Mori Koto-ku, Tokyo 1-19-10 Ema Tadashi Building Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd.Koto Office (72) Inventor Koji Yata 1 Shin-Nakahara-cho, Isogo-ku, Yokohama-shi, Kanagawa Pref.Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. (72) Inventor Yuji Koike 1-Shinnakahara-cho, Isogo-ku, Yokohama-shi, Kanagawa Pref. (72) Inventor Shunichi Yamada Kashima Construction Co., Ltd. Inventor Tomohiko Arita Kashima Construction Co., Ltd., 1-2-7 Moto Akasaka, Minato-ku, Tokyo (72) Inventor Yasushi Kurokawa Kashima Construction Co., Ltd. (72), 1-2-7 Moto-Akasaka, Minato-ku, Tokyo Person Koji Ishii Kashima Construction Co., Ltd. Technical Research Institute No. 191-1 Tobita-Ki 2-chome, Chofu-shi, Tokyo (56) References JP-A-7-54914 (JP, A) JP-A-4-101839 (JP, U) ( 58) Field surveyed (Int.Cl. 7 , DB name) F16F 15/00-15/08 E01D 1/00 E04H 9/02 341

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 左右のレール体の一端同士をV字型とな
るよう突き合わせてヒンジで直接連結し且つ該ヒンジを
中心にV字角度を調整できるようにしてなるV字型レー
ルを、離隔させて配置した支持ローラ上に揺動自在に載
置し、且つ上記V字型レール上に、横方向に長くした錘
りを該V字型レールの長手方向と平行に載置して、該錘
りの中央部と上記V字型レールのヒンジとの間が一定と
なるよう該錘りの中央部を上記ヒンジにブラケットを介
して連結すると共に、上記錘りの両端部下面とV字型レ
ールの両端部との間に、該錘りの両端部とV字型レール
の両端部の間を変化させることによりV字型レールのV
字角度をヒンジを中心に変化させて固有周期を調整させ
るようにするための作動装置を介在させた構成を有する
ことを特徴とする制震装置。
(57) [Claim 1] The ends of the left and right rails are butted so as to form a V-shape and directly connected by a hinge, and the V-shape can be adjusted around the hinge. The V-shaped rail is slidably mounted on a support roller that is spaced apart, and a laterally elongated weight is placed on the V-shaped rail in the longitudinal direction of the V-shaped rail. Placed in parallel, the center of the weight is connected to the hinge via a bracket so that the center of the weight and the hinge of the V-shaped rail are constant, and the weight is Between the both ends of the weight and both ends of the V-shaped rail between the lower surfaces of both ends of the V-shaped rail and both ends of the V-shaped rail.
A vibration damping device having a configuration in which an actuating device is interposed for adjusting a natural period by changing a character angle around a hinge.
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