JP3406601B2 - 保安容器の製造法の改良 - Google Patents

保安容器の製造法の改良

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JP3406601B2
JP3406601B2 JP50788194A JP50788194A JP3406601B2 JP 3406601 B2 JP3406601 B2 JP 3406601B2 JP 50788194 A JP50788194 A JP 50788194A JP 50788194 A JP50788194 A JP 50788194A JP 3406601 B2 JP3406601 B2 JP 3406601B2
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マクファーソン,ヒュー
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、保安容器の製造に関し、更に詳しくは、た
だし限定はしないが、容器内の物体にアクセスする意図
で容器に干渉があったときに警告を発するか、情報を破
壊もしくは消去する保安容器の製造に関する。本発明
は、特にフレキシブル積層材(可撓性積層材)を折り曲
げて各壁部を構成した保安容器に適用される。
発明の背景 電気応答性材料のコイル、メッシュ、またはグリッド
を含有させた壁部を持つ保安容器を設置しておき、上記
材料を含有するシートが貫通されたり、他の手段によっ
て容器を開けようとする攻撃があったりした際に、上記
材料の何らかの電気特性をモニター(監視)して表示を
行うことが知られている。このような攻撃を検知する
と、警報が作動したり、容器内の材料または物体を破壊
したり、損傷され易い磁気記録情報等の場合にはこの情
報を消去したりするようにすることができる。このよう
な容器の例として、WolfによるPCT国際公開公報WO87/06
749、GAO Gesellschaft Fur Automation und Organisat
ionの英国特許1,375,926、Dalphinの米国特許4,785,74
3、およびSeculock BVのヨーロッパ特許公報277,679が
ある。しかし、本発明と最も密接な関係があるのは、W.
L.Gore and Assosiates,Inc.(ゴア社)の英国特許出願
GB 2220513Aに開示されている形の保安容器である。そ
こに開示された保安容器は、長方形の薄い絶縁性フィル
ム上に半導電性のラインを斜線状に印刷したマトリクス
を含んだ可撓性材料の複数層で形成したものである。こ
れらのラインから成るマトリクスは連続的な導体を構成
していて、フィルムに入り込もうとする攻撃で破断され
る。この回路は、導体を一箇所で開路し、回路の両端間
の抵抗変化を測定することによりモニターされる。
ゴア社の上記保安容器は更に、2層の可撓性半導電性
繊維質材料層間を絶縁性材料層で分離した構造を持つ保
護積層材の層をも備えている。繊維質材料の各繊維の長
さは絶縁性材料層の厚さよりも大きくしてあり、容器を
貫通する行為によって一方の繊維質層の繊維が絶縁層を
通り抜けて他方の繊維質層に接触させられ、その結果各
層の電気特性に検知可能な変化が生ずるようになってい
る。
ゴア社の上記出願には更に、長方形の積層材を単一の
軸の周りに折り曲げた後、その両縁部同士を固定して封
筒状にする簡単な成形法で作られた薄い封筒状の容器も
開示されている。
英国特許出願2258075A(W.L.Gore & Associates(U
K)Ltd.)には、楔形、立方形(直平行六面体)、立方
体の形をした保安容器が開示されている。この保安容器
は、積層材を複数の軸の周りに折り曲げて容器状にした
ものである。これにより、薄くて平たい物以外の物体を
収容するための容器を容易に形成できる。
更に改良された保安容器として、W.L.Gore & Associ
ates(UK)Ltd.の英国特許出願GB 2256956AおよびGB 22
56957Aの各々には、容器へ無断でアクセスすることを更
に難しくするための構成が記載されている。GB 2256956
Aの場合、2層の半導電性繊維質材料層を自動花火絶縁
材料の層で分離してある。既にGB 2220513Aを参照して
説明したような物理的な侵入の検知に加えて、レーザー
等の高温の切断手段で各層への侵入があった場合に、こ
のレーザー等により自動花火材料が点火され、その層が
分解することによって、両方の繊維質層同士が接触す
る。
GB 2256957Aの場合は、薄い絶縁性フィルム上に半導
電性ラインのマトリクスが印刷してあって、このライン
のマトリクスが構成している複数の導体を個々にモニタ
ーするようにしてある。ラインは絶縁性フィルムの両面
全体に延び、フィルムの両縁部でライン同士が結合して
複数の導体を構成し、個々の導体は多数のラインセグメ
ントを含んで構成されている。各ライン同士の接続の配
置形態は、各導体が異なるライン配置形態で構成される
ように違えることができる。これにより、特定の導体を
構成するラインセグメントの組み合わせを侵入者が予知
することを困難にする。望ましい実施態様においては、
個々の導体の電気的な長さを同じにしたことにより、各
導体とモニタリング回路との接続の配置形態をも違わせ
ることができ、その結果、個々の導体をモニタリング回
路から切り離すようなアクセスが更に困難になる。
GB 2256958Aの場合、モニターされる導体と第1の絶
縁フィルムとの間に低引張強度層を配置し、上記導体に
第2の絶縁フィルムを接着してある。第1の絶縁フィル
ムを除去して導体にアクセスしようとする攻撃がある
と、低引張強度層が破断して導体に検知可能な損傷が生
ずる。
GB 2256958Aに記載された望ましい実施態様において
は、GB 2220513Aに記載されているように半導電性繊維
質層同士を絶縁層で分離してある。ただし、それに加え
て、上記絶縁層の両面に2層の半導電性低融点材料層が
それぞれ設けてある。レーザーを用いてこの積層材に侵
入する攻撃があると、低融点材料が融解して絶縁層中に
ある間隙を通って流れ、それにより半導電性繊維質層間
に検知可能な電気的接続が生ずる。同様の構造はヨーロ
ッパ特許出願0459838にも記載されている。
勿論、以上のような積層材から容器を形成する際に
は、その容器の形状になるように積層材の縁部同士を重
ね合わせる必要がある。容器の保安を確保するには、接
着剤で接合された縁部同士が分離してしまい容器に無断
で入り込まれないように、重ね合わされる各縁部の形成
には十分な配慮が必要である。重ね合わされる縁部の配
置形態の一例としてGB 2256958A(図3)には、積層材
の各層が羽毛状にしてあり(feathered)、一方の縁部
の導体ラインの下に付加的な低引張強度材料層が設けて
ある。確かに接合は強固になるが、積層材の種々の層の
縁部を羽毛状にする必要があり、また積層材の各縁部に
付加的な材料の層を設ける必要もあるため、容器の形成
が複雑になり費用も嵩む。
更に、GB 2258075のようにボックス状の保安容器を形
成する際には、容器の壁部間のコーナーが形成できるよ
うに積層材自体を折り重ねることが望ましい。このよう
な折り曲げを必要としないように、例えば十字形の積層
材を用いて立方形(直平行六面体)の容器を形成するよ
うに、積層材を成形することも勿論可能ではあるが、よ
り複雑な形状が必要になるはずなので、積層材上の各
層、特に導体を構成する各ラインの形成がより困難にな
るはずであり、容器コーナーを形成するために接合され
た積層材縁部同士の間に弱い領域が生ずることになるで
あろう。このように積層材自体を折り重ねることは望ま
しいことではあるが、その折り曲げ部に潜在的な弱い箇
所があり、例えば電気絶縁性層同士を接合してある場
合、絶縁性層の下にある検知層に損傷を生じないで絶縁
層同士が分離される可能性がある。あるいは、各ライン
の2つの電気応答層を折り曲げにより接合する場合、GB
2258075Aに提案されているように各部の半分には上記
のラインを設けないことも考えられるが、更に複雑な形
状が必要になるため、上記のラインで構成された導体の
形成がより困難になる。
本発明の目的の一つは、縁部が強固で且つ比較的容易
に形成できるようにした、互いに重なり合う縁部を持つ
積層材で構成した保安容器の形成方法を提供することで
ある。
発明の概要 本発明によれば、下記の工程: 一方の面に電気応答性材料の層を有する第1の電気絶
縁性シートを準備する工程、 上記電気応答性材料が上記シートから分離したことを
検知するための検知手段を準備する工程: 上記検知手段を上記層に接続する工程、 上記第1の電気絶縁性シートを折り曲げることによ
り、上記電気応答性層が外表面全体に広がり且つ上記検
知手段が内部に位置した内部容器を形成する工程、 第2の電気絶縁性シートを準備する工程、 上記外表面および上記第2の電気絶縁性シートのうち
の少なくとも一方に接着剤を配す工程、および 上記第2の電気絶縁性シートを上記内部容器の周りに
被せて該内部容器を封入する工程 を含んで成る、保安容器の形成方法が提供される。
この方法で形成された保安容器内に入るには、シート
および電気応答性層を切断する他に、第2の電気絶縁性
シートを第1の電気絶縁性シートから分離することが必
要である。第2のシートを剥がす攻撃を受けると、シー
ト同士が引き離される際の分離によって電気応答性層が
破断する。このような損傷が検知手段により検知され
る。
接着力よりも凝集力の方が弱い低引張強度材料を第1
の電気絶縁性シートと電気応答性材料との間に配置する
ことが望ましい。
電気応答性材料の層は連続層でも良いし不連続層でも
よい。電気応答性材料を1または2以上のラインの形で
設けることが望ましい。
また、上記第1の電気絶縁性シートの選択された縁部
に接着剤を配4し、このシートを折り曲げて内部容器を
形成する際に上記選択された縁部同士を重なり合う関係
に配置することも望ましい。
また、上記第2の電気絶縁性シートの縁部を重なり合
う関係にして、上記第2の電気絶縁性シートを上記内部
容器の周りに被せることも望ましい。
ボックス状容器の形成に適用する場合、本発明の方法
は更に下記の工程: 第1の電気絶縁性シートに、電気応答性ラインを有す
る主壁形成部分と、この主壁形成部分同士の間に位置し
た中間壁形成部分とを設ける工程、 上記中間壁形成部分を折り曲げることにより、上記主
壁形成部分がボックス状容器の各コーナーを形成できる
ようにすると共に、選択された中間壁形成部分を折り曲
げることにより電気応答性ラインから電気応答性ライン
への連接面を形成する工程、 上記電気応答性ラインを有する上記第1の電気絶縁性
シートの領域を超えて延びた電気絶縁性シートの第1の
ウィング部を設ける工程、および 上記第1のウィング部を上記折り曲げた選択された中
間壁形成部分同士の間に配置することにより電気応答性
ラインから電気絶縁性シート材料への連接面を形成する
工程 を含んで成る。
上記第1のウィング部を設けたことにより、電気応答
性ラインを有する中間壁形成部分同士の電気的な接触が
防止される。これとほぼ同等の効果は、中間壁形成部分
に電気応答性ラインの無い領域を設けることでも得られ
るが、ラインの形成が非常に複雑且つ困難になり、モニ
ターされる導電部を複数形成するためにラインを複数設
ける場合には一層困難になるため、導電部の電気特性あ
るいは長さを同じにする必要があった。
もう一つの望ましい態様として、本発明の方法は更に
下記の工程: もう一つの選択された中間壁形成部分を折り曲げるこ
とにより、電気絶縁性材料から電気絶縁性材料への連接
面を形成する工程、上記電気応答性ラインの電気絶縁性
シートを有する部分の第2のウィング部を設ける工程、
および上記第2のウィング部を上記折り曲げたもう一つ
の選択された中間壁部分同士の間に配置することによ
り、電気応答性ラインから電気絶縁性材料への連接面を
形成する工程を含んで成る。
このように配置することにより、容器の感知領域に絶
縁性材料から絶縁性材料への連接面を作らずに、容器を
形成することができる。このような連接面ができると、
絶縁性材料の層同士はシートの反対面に配設されている
電気応答性ラインの損傷を生ぜずに分離され得るので、
容器内への無断の侵入が容易になる。実際的には、第2
のウィング部があると電気絶縁性シート上の電気応答性
ラインの形成が複雑になるので、第2のウィング部の個
数は最小限にすることが望ましい。
やはり望ましい態様として、本発明の方法は更に下記
の工程: 上記第1の電気絶縁性シートの両面に電気応答性材料
のラインを設ける工程であって、一方の面のラインが他
方の面のラインに対して傾斜して延びており、ライン同
士がシートの縁部で相互に接続されて複数の導電部を形
成することにより、シートへ侵入する攻撃によって1つ
または複数のラインが損傷を受けるようにシートが分割
され、シートの一つの縁部にラインスイッチ手段を含む
ようにする工程、 上記スイッチ手段を選択的に配置することにより、シ
ートの一方の面の個々のラインをシートの他方の面の複
数のラインの選択された一つに接続する工程、および 上記導電部の端部を上記ラインの損傷を検知する検知
手段に接続する工程 を含んで成る。
ラインスイッチ手段を設けたことにより、侵入しよう
とする者が一つの保安容器を詳しく検査しても別の同様
の保安容器の導電部の導電路を予測することができない
ように、導電部の配置を違わせることが可能になる。
もう一つ望ましくは、第2の電気絶縁性シートの重な
り合う縁部を第1の電気絶縁性シートの重なり合う縁部
から離れた内部容器上に形成することである。この配置
により、シート同士を分離して容器へ無断で侵入するこ
とが更に困難になる。この配置にすると、先ず第2のシ
ートの重なり合う縁部を分離し、次に第2のシートを第
1のシートから分離して第1のシートの重なり合う縁部
を露出させ、更に第1のシートの重なり合う縁部を分離
することが必要で、このようにして始めて容器への侵入
が可能になる。このようにするために分離する必要があ
る領域は比較的大きいので、侵入する攻撃を分離検知手
段によって検知することがより容易になる。
もう一つ望ましくは、第1の電気絶縁性シートの重な
り合う縁部と第2の電気絶縁性シートの重なり合う縁部
とを反対側に形成することである。このような配置にす
ることにより、第1のシートの重なり合う縁部を分離し
ようとすると、第1の重なり合い部分から最も遠い縁部
まで第2のシートを分離しなくてはならず、内側の重な
り合い部分にアクセスするのに必要な層の分離の度合い
が増大する。
本発明のもう一つの観点によれば、下記: 外部側に電気応答性材料の層を有する第1の電気絶縁
性シートによって形成された内部容器であって、このシ
ートが折り曲げられており、相互に重ね合わせて接着さ
れている縁部を有して内部容器を形成している内部容
器、 上記電気応答性材料が上記シートから分離したことを
検知する検知手段であって、上記内部容器の中に配置さ
れている検知手段、および 第2の電気絶縁性シートによって形成され、上記内部
容器に被せて接着されており、重なり合う関係にある両
縁部を有する外部容器を含んで成る保安容器が提供され
る。
図面の簡単な説明 以下、本発明の上記およびその他の特徴を実施例によ
り下記添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の望ましい実施態様による保安容器の
斜視図であり、 図2は、図1の容器の外部保護層の平面図であり、 図3は、図1の容器の内部保護層の平面図であり、 図4は、図1の容器の一部の断面図であり、 図5は、図1の容器の壁部の拡大断面図であって、容
器の各層を分離して示しており、 図6は、容器壁部の各層の一つの縁部の平面図であ
り、 図7は、図6の線7−7における断面図であり、 図8は、図3の層の縁部の拡大平面図であり、 図9は、図1の容器の検知回路の模式図であり、 図10は、本発明の別の実施態様による保安容器の壁部
の断面図である。
図面の詳細な説明 先ず図1を参照すると、同図に示したように立方形
(直平行六面体)の形をした保安容器20は、上部および
下部の壁22および24、側壁26および18、および端部壁30
および32を有する。容器20は、平坦なシートとして成形
された2枚の可撓性シートもしくは積層材36を所望形状
に折り曲げて形成したものである。図2には容器20のた
めの外部被せ材を構成するシート34を示し、図3にはシ
ート34を上から被せる積層材36を示す。容器22の各壁部
を構成するシートおよび積層材34および36の各部分24、
26、28、30、および32は、それぞれの壁部の参照番号を
括弧で括って示してある。積層材36は、容器20に侵入し
ようとする攻撃を検知するために形成された種々の層を
含む。積層材36の種々の電気特性が後に説明するような
適当な電気回路によってモニターされ、積層材に侵入し
たり、シート34を積層材36から分離したりする攻撃があ
ると、電気特性の変化が生じるので、これを検知し利用
して、警報を作動させたり、容器20に収容してある物体
の情報を破壊もしくは消去したりする。
この実施例においては、容器20内の物体はキーパッド
であり、シート34にはキーパッドの配置形態に対応した
数字および記号でマークを付してある。
容器20を形成するには、先ず積層材36を種々の折り曲
げ線38で折り曲げてボックス形の内部容器を形成する。
積層材の、重なり合う各縁部に接着剤を配して、図4に
その一つを示した強固な重ね合わせ部を形成する。次
に、積層材36で形成され同様に縁部同士を重なり合う関
係に配置し、接着剤を配した内部容器の上から、上記接
着剤を配したシート34を被せて内部容器を封入する。図
4には、シート34の縁部に形成された重ね合わせ部42も
示した。
図5は、シート34および積層材36を拡大し幾分模式的
に示す断面図であり、シートおよび積層材を構成する種
々の層を示す。シート34は、絶縁性シートとしてこの例
ではポリエステルフィルム44の内表面に接着剤46のフィ
ルムを配したものである。接着剤46は、感圧性があって
熱でリフローできる接着剤であり、望ましくは高VA含有
EVA、例えば70%のVAと顔料黒である。
積層材36は実際にはもっと複雑であるが、参照の便宜
上3層に分離して図示してあり、各層は打撃検知層48、
レーザー検知層50および貫通検知層52である。なお、本
発明に関しては、第一に重要なのは積層材の打撃検知層
48である。本発明の範囲内にある容器は、レーザー検知
層50または貫通検知層52を無くして形成してもよいし、
あるいはこれらの層50および52を前記特許公報に記載さ
れた種々の配置形態の層で置き換えてもよい。
打撃検知層48は、接着剤層54と、導電材料のラインま
たはトラックと、接着力よりも凝集力の方が弱い低引張
強度材料58と、電気絶縁性ポリエステルフィルム60と、
もう一つの導電性トラック62と、最後に打撃検知層48を
レーザー検知層50に固定する2つの接着剤層64および68
の間にもう一つのポリエステルフィルム66とを含む。
接着剤層54、64、68は接着剤46と同様な接着剤である
ことが望ましい。トラック56、62は、半導電性インク、
最も望ましくは低分子量ポリエステル樹脂のマトリクス
に炭素およびグラファイトを添加したもので形成され
る。典型的には、各トラック56、62は、ポリエステル中
に25%の炭素を添加して抵抗率6Ω・cmにしたものでよ
く、これを乾燥厚さが約10μmになるようにスクリーン
印刷する。
低引張強度材料58は層46、54、64、68を形成するため
に用いる接着剤とほぼ同様のものであり、ビニルアセテ
ート(VA)を多量に、例えば70%、含有し且つ熱分解法
シリカ(ヒュームドシリカ。典型的には粒子サイズ12nm
で表面積20m2/g)を45〜60%添加したエチルビニルアセ
テート(EVA)で構成することができる。接着剤層と同
様に、材料50は炭素添加したトラック56が材料58上で簡
単に見えないように黒色顔料を含有することが望まし。
シート34と積層材36を積層する際には、望ましくは60
〜80℃の温度範囲で、2つの接着剤層46および54は時間
と共に、典型的には1〜2日で均質になる。
接着剤層および低引張強度層を形成する材料として
は、トラックから隣接層への炭素の移行があまり起きな
いように、導電性トラックとは化学的に異なる材料を選
択する。
トラック56および62はフィルムを斜めに横切ってお
り、一方の面上のトラックは他方の面上のトラックに対
して傾斜していて、これによりフィルムは複数のダイア
モンド形領域からなるマトリクス65(図8)に分割され
る。個々のトラック56および62はフィルム60の縁部の点
もしくはパッド70(図6)に終端部があり、各面のパッ
ドはフィルム反対面側のパッドと整合している。2対の
整合したパッド70aおよび70bを図6および図7に示し
た。パッド70aでのトラック間の接続の仕方は、層58と
フィルム60とを貫通する孔72を形成しておき、各トラッ
ク56および62を望ましくは印刷によって形成する際にト
ラック形成用の半導電性インクがこの孔72に入り込み反
対面のトラックに接触するようにした。実際には、孔を
形成する前に一方の面にトラックを印刷する。その後で
フィルムに孔をパンチ形成し、フィルム反対面側にもう
一組のトラックを印刷する。マトリクスを構成するトラ
ック56および62の接続の仕方は、フィルムに侵入しよう
とする攻撃がされた際に破断する多数のループあるいは
導線を形成するように行う。図示したように、パッド70
bには貫通孔が無く、パッド70bではライン間が接続され
ないようになっている。
本発明のこの実施態様においては、トラック56および
62の配置形態は4つの導線もしくはループを形成するよ
うになっている。以下に説明するように、導線ループを
形成するトラックの配置形態は、一つの保安容器を検査
しても他の同様の保安容器のループ配置形態は分からな
いように違わせることができる。また、ループと検知回
路との接続についても、容器によって違わせることによ
り、無断で容器へ入り込むことをより困難にすることが
できる。図8に示した積層材36の一端においては、個々
のトラック56および62の端部に5つのパッドが設けてあ
る。また、トラックと検知回路(図9)との接続は、検
知回路との連接用のコネクター78に接続された導電路の
マトリクス76を介して行う。
図9に、積層材36の電気特性の変化を検知する回路80
を示す。ブロックLA、LB、LC、LDは、フィルム60上に印
刷されたトラック56および62により形成された4つのル
ープを表している。この例では、各ループは参照電位V
o、Vs、およびV+の間を直列に接続されている。個々
のループと接続されたコンパレータ回路88が、この例で
は第1ループLAが終わり第2ループLBが始まる箇所と第
3ループLCが終わり第4ループLDが始まる箇所でモニタ
ーされている電位Vs−とVs+に生じた変化を検知するよ
うに設定されている。ループLA、LB、LC、LDに損傷が発
生すると、モニターされている電位Vs−およびVs+に変
化が生じ、その結果生じたコンパレータ回路88の出力が
適当な増幅器に送られて、警報を作動させる等の適当な
動作を行わせる。
もう一度図8を参照すると、導電路76はこの例の場合
にはフィルム60の上面にある長手方向導電路94とフィル
ムの下面にある横方向導電路96とを含んで成る。横方向
導電路96はコネクター78の下を通っていて、コネクター
78のうちの選択されたものと横方向導電路96との間の電
気的接続はパッドでの接続と同様にしてある。すなわ
ち、導電路96とコネクター78とが交わる箇所にフィルム
貫通孔を形成し、どちらか一方の面のトラックを印刷し
た際に、導電性インクがこの孔を通って、両面のトラッ
ク間の接続部を形成するようにする。横方向導電路96と
長手方向導電路94との間の接続も同様にして行ってい
る。
長手方向導電路94は、トラック56が構成するマトリク
スの最外端にあるパッド98aにまで延在してこれと接触
している長い導電路94aと、フィルム反対面のある導電
トラック62の端部にあるパッドの直上にある終端部パッ
ド98bで終わっている短い導電路94bとが交互に配設され
て成る。
導電路94および96とマトリクス65との接続の仕方はし
て多くの種類が可能である。製造者はこのことを利用し
て、マトリクス65と導電路94および96との接続を種々に
変え、それによりマトリクス65とコネクター78との接続
の仕方を種々に変えることが可能である。すなわち、図
9も参照すると、個々のループLA、LB、LC、LDはシート
上のトラック56および62の多数の配置形態のうちの一つ
として表すことができ、そのため侵入者は、同様の積層
材を備えた多数の容器を検査しても、特定のループの導
電路もその特定の参照電位も予測することが非常に困難
になる。
製造された個々のシートについて同様なコンパレータ
ー回路88を用いることができるためには、個々のループ
(フィルム60上に形成されてはいるが)の全長を同様の
長さにして、個々のループの両端に生ずる抵抗もしくは
電位変化が同じになり且つそれによりコンパレーター回
路88に対してどのような望みの位置にも配置できるよう
にする必要がある。
図8に示した積層材の配置形態は更に、マトリクス65
の縁部に設けられた5つのパッドのいずれかによりフィ
ルム60を貫通するライン56と62との間のライン接続部の
形をしたラインスイッチ手段を設けることにより、フィ
ルム60の一方の面上にある個々のトラック56をフィルム
60の他方の面上にある5つのトラック62の一つに接続で
きるようなループ配置形態にしてある。この特徴と接続
導電路のマトリクスとを組み合わせると、個々のループ
を5種類の参照電位にして、ループ同士の組み合わせが
多数可能になる。
もう一度図5を参照し、その上に導電性トラック56を
印刷する低引張強度層に着目する。この場合、シート34
を剥がすことにより内部容器からシート34を取り外そう
とする攻撃により、低引張強度層58が破断されてトラッ
クに損傷が発生し、この損傷が検知回路によって検知さ
れる。積層材36の配置は、トラック56と低引張強度層58
が内部容器の全面に広がって、容器のどの箇所で積層材
36のシート34を分離しようとする攻撃があってもトラッ
ク56に同等の損傷が生ずるようになっている。この配置
により、図4に示した重ね合わせ部40のような重なり合
う縁部の大部分は直ちに作り出されるが、積層材36の直
交壁間のコーナーは、以下に説明するように、そのよう
に直ちには形成されない。
図3を参照すると、9つの壁形成部分100が折り曲げ
線38で画定されている。これらの壁形成部分100はトラ
ック56および62を有し、容器20内で容器壁の各部を構成
する。この主壁形成部分100同士の間にあって、やはり
導電性トラック56および62を有する中間壁生成部分102
は、それ自体が重なるように折り込まれ、それによって
隣接の主壁形成部分100同士が互いに直角になる位置に
折り曲げられることを可能としている。個々の中間壁形
成部分102上でトラック56間に短絡が生じないように、
個々の部分102に隣接して絶縁性フィルムのウィング部1
04が設けてあり、これを折り曲げて部分102の各部間に
入れることにより導電性トラックから絶縁性材料への連
接面を設ける。この例では、ウィング104は三角形もし
くは逆V字形である。同様に、2箇所に中間壁形成部分
102を折り曲げて形成したフラップを折り曲げて内部容
器の隣接部分に接着する。通常これにより、絶縁性材料
から絶縁性材料への連接面が形成されるが、これを避け
るには、導電性トラック56を有する第2の三角形ウィン
グ部106を設けて導電性トラックから絶縁性材料への連
接面が形成できるようにする。図3に示した特定の積層
材配置形態の場合、第2ウィング部106は2つだけ必要
になり、導電性トラック56および62を有する残りの領域
は四角形でよい。このことによって、積層材の製造はか
なり単純になる。
第1のウィング部104は単にフィルム60の延長部分で
あるが、第2のウィング部106はフィルム60とトラック5
6の延長部分であってもよいし、3つの層48、50、52を
全て含んでいてもよい。
ここで図5を参照して、レーザー検知層および貫通検
知層である層50および52を説明する。レーザー検知層50
は2つ同様な部材108および110で形成されているので、
内側部材110を例にしてこれら両方を説明する。部材110
は絶縁フィルム124の各面に複数の導電性トラック122お
よび126が形成されている。フィルム124はもう一つの絶
縁性フィルム130上に配設され且つ接着剤層128によって
これに固定されている。もう一つの接着剤層132が、層5
0を層52に固定するために配設されている。フィルム124
の各面上のトラック122および126は平行に延びていて、
幅およびピッチを例えばそれぞれ250μmおよび500μm
にしてあり、部分110の何処かが貫通されるとトラック1
22および126のうち少なくともいずれか一方の組に損傷
が発生するようになっている。トラック122および126は
個々に導電部を構成しており、またいずれも検知回路80
に接続されている。上部材108は実質的に内部材110と同
じであるが、但しその配置はトラック123および127がト
ラック122および126に直角に延びており(図5にはその
ように示していないが)、トラック122、126、123、127
の1つ以上によって完全なカバーを確保できるようにな
っている。
貫通検知層52は、GB 2256958Aに記載されているよう
に2つの繊維質半導電性材料層136および148を接着剤13
8および146によって絶縁性フィルム142に接着したもの
である。更に、半導電性低融点材料の層140および144が
繊維質層136および144と絶縁性フィルム142との間に設
けてある。繊維質材料の繊維の長さは、絶縁層フィルム
142の厚さよりも大きくしてあり、容器を貫通する行為
によって一方の繊維質層136の繊維が絶縁フィルム142を
通り抜けて他方の繊維質層148に接触させられ、その結
果、検知回路80に接続した層136および148の電気特性に
検知可能な変化が生ずるようになっている。
更に、レーザー等の高温の切断手段で各層を貫通され
たときには、低融点材料140および144が融解し、絶縁フ
ィルム142内にある間隙を流れて、半導電性繊維質層136
と148との間に検知可能な電気的接続が生ずる。
もう一層の絶縁材料フィルム152は接着剤150を用いて
内部繊維質層148に接着されている。実際には、層48、5
0、52を個々に形成した後に一緒に接合して積層材36を
作製する。次に、この積層材を折り曲げ線38で折り曲げ
て内部容器を形成する。次いで、シート34を内部容器に
被せる。特に図4を参照すると、積層材36およびシート
34の縁部の重ね合わせ部40および42は間隔を置いた配置
になっていることが分かる。このように配置することに
より、積層材重ね合わせ部40にアクセスしようとする侵
入者は、重ね合わせ部40に到達する前に、先ず積層材の
かなりの面積にわたってシート34を剥がさなければなら
ない。更に、重ね合わせ部40と42は別の箇所にあるた
め、内部の重ね合わせ部40の縁部に到達するために必要
な分離の度合いが更に増大する。
また、積層材36を重ね合わせ部140で分離するには、
導電性トラック56を有する打撃検知層48の外表面から絶
縁性フィルム152を分離する必要があるので、この分離
しようとする攻撃によってトラック56に損傷が発生す
る。
ここで図10を参照すると、同図に示した本発明のもう
一つの実施態様においては、上記積層材36と同様の積層
材236の重ね合わせ部240は、打撃検知層248を延ばし重
ね合わせ部241を形成したことにより更に強固になって
おり、これにより積層材236の露出縁部を更に保護する
付加的な保護層を設けた。このようにしない場合、侵入
者はマークCの点でシート234を切断貫通することによ
りアクセスすることができる。
以上の説明により当業者には、上記の保安容器製造方
法によって、そしてその方法により製造される保安容器
によって、容器に対する無断での侵入に対する保護を向
上できることが明らかである。
また、当業者には、本発明の範囲を逸脱することなく
上記実施態様を種々に変更および改良できることも明ら
かである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/22 B65D 81/00

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の工程: 一方の面に電気応答性材料の層(56)を備えた第1の電
    気絶縁性シート(60)を準備する工程、 上記電気応答性材料が上記シート(60)から分離したこ
    とを検知するための検知手段(80)を準備する工程、 上記検知手段(80)を上記層(56)に接続する工程、 上記電気絶縁性シート(60)を折り曲げることにより、
    上記電気応答性層(56)が外表面全体に広がり且つ上記
    検知手段(80)が内部に位置した内部容器を形成する工
    程、 第2の電気絶縁性シート(44)を準備する工程、 上記外表面および上記第2の電気絶縁性シート(44)の
    うちの少なくとも一方に接着剤(46,54)を配す工程、
    および 上記第2の電気絶縁性シート(44)を上記内部容器の周
    りに被せて該内部容器を封入する工程 を含んで成る、保安容器(20)の形成方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法であって、上記第1
    の電気絶縁性シート(60)と上記電気応答性材料(56)
    との間に、接着力よりも凝集力の方が低い低引張強度材
    料(58)を配置する方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の方法であって、
    上記電気応答性材料を1または2以上のライン(56)の
    形で配置する方法。
  4. 【請求項4】請求項1、2、または3に記載の方法であ
    って、上記第1の電気絶縁性シート(60)の選択された
    縁部(100)に接着剤を配し、この第1の電気絶縁性シ
    ート(60)を折り曲げて上記内部容器を成形する際に上
    記選択された縁部同士を重なり合う関係に配置する方
    法。
  5. 【請求項5】ボックス状の保安容器(20)を形成する際
    に用いる請求項3に従属する請求項4に記載の方法であ
    って、更に下記の工程: 主壁形成部分(100)と、この主壁形成部分同士の間に
    位置した中間壁形成部分(102)とを有する電気応答性
    ラインを、上記第1の電気絶縁性シート(60)に設ける
    工程、 上記中間壁形成部分(102)を折り曲げることにより上
    記主壁形成部分(100)でボックス状容器のコーナー部
    を形成すると共に、選択された中間壁形成部分(102)
    を折り曲げることにより電気応答性ラインインタフェー
    スまでの電気応答性ラインを作製する工程、 上記電気応答性ライン(56)を有する上記第1の電気絶
    縁性シート(60)の領域を超えて広がる電気絶縁性シー
    トの第1ウィング(104)を準備する工程、および 上記第1ウィング(104)を上記折り曲げられた選択さ
    れた中間壁形成部分(102)同士の間に配置することに
    より、電気応答性ラインから電気絶縁材料への連接面を
    両者間に設ける工程、 を含んで成る方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の方法であって、更に下記
    の工程: もう一つの選択された中間壁形成部分(102)を折り曲
    げることにより、電気絶縁性材料から電気絶縁性材料へ
    の連接面を形成する工程、 上記電気応答性ラインの電気絶縁性シート含有部分の第
    2のウィング(106)を設ける工程、および 上記第2のウィング(106)を上記折り曲げられたもう
    一つの選択された中間壁部分(102)同士の間に配置す
    ることにより、電気応答性ラインから電気絶縁性材料へ
    の連接面を両者間に設ける工程を含んで成る方法。
  7. 【請求項7】請求項1から6までのいずれか1項に記載
    の方法であって、上記電気応答性材料(56)を上記第1
    の電気絶縁性シート(60)全体に設ける方法。
  8. 【請求項8】請求項1から7までのいずれか1項に記載
    の方法であって、更に下記の工程: 上記第1の電気絶縁性シート(60)の両面に電気応答性
    材料のライン(56、62)を設ける工程であって、一方の
    面の上記ライン(56)は他方の面の上記ライン(62)に
    対して傾斜しており、両面の上記ライン(56、62)が上
    記シート(60)の縁部で相互に接続して複数の導電部
    (LA、LB、LC、LD)を形成することにより、上記シート
    (60)への侵入攻撃によって上記ライン(56、62)が損
    傷されるように、上記シートを多数の比較的小さい領域
    に分割し、上記シートの一つの縁部は複数の第1のスイ
    ッチ手段を含むようにする工程、 上記スイッチ手段を選択的に配置することにより、上記
    シートの一方の面の上記ライン(56)の各々を、上記シ
    ートの他方の面の複数のライン(62)の選択された一つ
    と接続する工程、および 上記導電部(LA、LB、LC、LD)を上記ラインの損傷を検
    知する検知手段(80)に接続する工程 を含んで成る方法。
  9. 【請求項9】請求項1から8までのいずれか1項に記載
    の方法であって、上記第2の電気絶縁性シート(44)を
    その縁部同士が重なり合う関係にして上記内部容器に被
    せる方法。
  10. 【請求項10】請求項4に従属する請求項9に記載の方
    法であって、上記電気絶縁性シート(44)の上記重なり
    合う縁部を上記第1の電気絶縁性シート(60)の上記重
    なり合う縁部から離れた上記内部容器上に形成する方
    法。
  11. 【請求項11】請求項4に従属する請求項9の方法であ
    って、上記第1の電気絶縁性シート(60)の上記重なり
    合う縁部と上記第2の電気絶縁性シート(44)の上記重
    なり合う縁部とを反対側に形成する方法。
  12. 【請求項12】外部側に電気応答性材料の層(56)を有
    する第1の電気絶縁性シート(60)によって形成された
    内部容器であって、上記シート(60)が折り曲げられて
    おり且つ相互に重なり合う関係にあり且つ接着されて上
    記内部容器を形成している内部容器、 上記電気応答性材料(56)が上記シート(60)から分離
    したことを検知するための検知手段(80)であって、上
    記内部容器の中に配置されている検知手段、および 第2の電気絶縁性シート(44)によって形成され、上記
    内部容器に被せて接着されており、重なり合う関係にあ
    る縁部を有する外部容器、 を含んで成る保安容器。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の保安容器であって、接
    着力よりも凝集力の方が弱い低引張強度材料(58)を上
    記第1の電気絶縁性シート(60)と上記電気応答性層
    (56)との間に配置した保安容器。
  14. 【請求項14】請求項12または13に記載の保安容器であ
    って、上記電気応答性材料を1つまたは複数のライン
    (56)の形で設けた保安容器。
  15. 【請求項15】請求項12、13または14に記載の保安容器
    であって、上記第2の電気絶縁性シート(44)の上記重
    なり合う縁部を上記第1の電気絶縁性シート(60)の上
    記重なり合う縁部から離して配置した保安容器。
  16. 【請求項16】請求項12、13、14または15に記載の保安
    容器であって、上記第1の電気絶縁性シート(60)の上
    記重なり合う縁部と上記第2の電気絶縁性シート(44)
    の上記重なり合う縁部とを反対側に配置した保安容器。
  17. 【請求項17】請求項12から16までのいずれか1項に記
    載の保安容器であって、上記第1の電気絶縁性シートが
    上記内部容器の外部検知層(248)の一部を構成し、上
    記内部容器は更に内部検知層を含み、この内部検知層は
    上記内部検知層の少なくとも一方の縁部を超えて延びて
    いることにより上記内部容器の少なくとも一つの重なり
    合う縁部を設け、上記内部容器は、両方の検知層の縁部
    がその層の他の縁部に重なっている第1の部分(20)
    と、外部検知層だけが両層の他の縁部に重なっている第
    2の部分(241)とを有する保安容器。
  18. 【請求項18】請求項12から17までのいずれか1項に記
    載の保安容器であって、電気応答性材料のライン(56、
    62)が上記第1の電気絶縁性シート(60)の各々の面に
    設けられており、一方の面の上記ライン(56)が他方の
    面の上記ライン(62)に対して傾斜して延びており、上
    記ライン同士が上記シートの縁部(60)で相互に接続し
    て複数の導電部(LA、LB、LC、LD)を形成したことによ
    り、上記容器を開こうとする攻撃によって上記ライン
    (56、62)が損傷されるように上記シートが多数の比較
    的小さい領域に分割されており、上記シートの一つの縁
    部は上記シートの一方の面の個々の上記ライン(56)を
    上記シート(60)の他方の面の複数のライン(62)の選
    択された一つに接続するように選択的に配置された第1
    のスイッチ手段を含み更に上記導電部の端部を上記ライ
    ンの損傷を検知する検知手段(80)に接続する接続手段
    (76)をも含む保安容器。
  19. 【請求項19】請求項18に記載の保安容器であって、上
    記シート(60)の一方の面の上記ライン(56)が上記シ
    ート(60)の縁部に沿って間隔を置いた点(70)におい
    て上記シート(60)の他方の面の上記ライン(62)と接
    続されており、上記シートの上記一方の面の上記点は上
    記シートの上記他方の面の上記点と整合している保安容
    器。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の保安容器であって、上
    記第1のスイッチ手段を設けた上記シートの上記縁部に
    おいて、上記シートの一方の面の個々のライン(56)が
    上記シートの他方の面の複数のライン(62)と重なって
    おり、上記シートの個々の面の個々の重なり合いの箇所
    に点(70)が設けられているが、個々のライン(56、6
    2)上の一つの点(70a)のみで接続がなされている保安
    容器。
  21. 【請求項21】請求項19または20に記載の保安容器であ
    って、接続された整合している点(70a)の個々の対に
    おいて、上記シート(60)の上記整合している点(70)
    に形成された孔(72)を通って延びた半導電性または導
    電性の材料によって、上記シートの両面の上記ライン
    (56、62)が相互に接続されている保安容器。
  22. 【請求項22】請求項12から21までのいずれか1項に記
    載の保安容器であって、上記第1の電気絶縁性シート
    (60)の個々の面に電気応答性材料のライン(56、62)
    が設けられており、上記シートの一方の面の上記ライン
    (56)が他方の面の上記ライン(62)に対して傾斜して
    延び且つ上記シートの縁部で上記他方の面の上記ライン
    (62)に接続されて複数の導電部(LA、LB、LC、LD)を
    形成していることにより、上記容器を開こうとする攻撃
    によって上記ライン(56、62)の1つあるいは複数が損
    傷されるように、上記シートを多数の比較的小さい領域
    に分割しており、 上記検知手段(80)はそのコネクター(78)を有してお
    り、且つ 上記第1の電気絶縁性シート(60)はその縁部に、上記
    導電部(LA、LB、LC、LD)を個々に上記検知手段(80)
    と接続するための接続手段手段(76)を含み、上記接続
    手段(76)は上記検知手段(80)の有する上記コネクタ
    ー(78)を選択された導電部(LA、LB、LC、LD)に接続
    するように選択的に配置された第2のスイッチ手段を含
    む保安容器。
  23. 【請求項23】請求項12から22までのいずれか1項に記
    載の保安容器であって、上記第1の電気絶縁性シート
    (60)は上記内部容器の外部検知層(48)の一部を構成
    し、上記内部容器は更に内部検知層(110)を含み、上
    記内部検知層(110)は電気応答性材料のライン(122、
    126)を両面に有する第3の電気絶縁性シート(124)を
    含み、上記ライン(122、126)は平行に配置されており
    且つその幅およびピッチが、上記ライン(122、126)が
    共働して上記第3の電気絶縁性シート(124)の少なく
    とも一方の面の全体に電気応答性材料を設け且つ上記容
    器への侵入行為によって上記ライン(122、126)の少な
    くとも一つが損傷を受け、この損傷が上記検知手段(8
    0)によって検知可能であるような幅およびピッチにな
    っている保安容器。
  24. 【請求項24】請求項23に記載の保安容器であって、上
    記更に含まれる内部検知層(110)と同様なもう一つの
    内部検知層(108)が前者と接着されており、上記もう
    一つの内部検知層(108)のライン(123、127)が上記
    更に含まれる内部検知層(110)の上記ライン(122、12
    6)に直角に延びている保安容器。
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