JP3404790B2 - 片持ち把針具 - Google Patents
片持ち把針具Info
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- JP3404790B2 JP3404790B2 JP05806693A JP5806693A JP3404790B2 JP 3404790 B2 JP3404790 B2 JP 3404790B2 JP 05806693 A JP05806693 A JP 05806693A JP 5806693 A JP5806693 A JP 5806693A JP 3404790 B2 JP3404790 B2 JP 3404790B2
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/04—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
- A61B17/06—Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
- A61B17/06114—Packages or dispensers for needles or sutures
- A61B17/06133—Packages or dispensers for needles or sutures of parallelepipedal shape, e.g. made of rectangular or slightly oval panels
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、針を固定するための把
針具に関し、さらに詳細には、一つ以上の外科用針と縫
糸を保持する包装のための把針具に関する。 【0002】 【従来技術及びその課題】外科用針と縫糸のための包装
は、なかんずく、針を確実に固定し、使用される時、容
易に除去できなければならない。それを達成するための
単純保持器(すなわち、把針具)は、包装の基部に付着
した泡細片から成る。針は、泡に突き刺すか、又は泡へ
切り込まれたスリットに挿入される。泡細片の不都合
は、包装の残部とは別個の要素であることであり、包装
の基部に付着されなければならず、包装製造中付加動作
を必要とする。 【0003】Lincoln他へ1987年10月13
日に付与された米国特許第4、699、271号は、プ
ラスチッククリップ又は平行壁に切り込まれたスロット
対において針を保持する代替把針具を開示する。 【0004】Kalinski他へ1990年10月9
日に付与された米国特許第4、961、498号は、縫
糸包装の床に形成された成形柱と隣接成形レールを具備
する代替把針具を開示する。柱とレールは、保持される
針の直径よりもわずかに小さい距離だけ分離される。針
が柱とレールの間に置かれた時、レールは、わずかにた
わみ、そして針は、その両側において柱とレールに接触
することにより、適所に保持される。この設計は、単一
直径の針の保持に制限される。 【0005】狭い範囲の直径の針を保持する類似の把針
具が、米国特許第4、424、898号において開示さ
れる。その特許において同様に開示された、広範囲の直
径の針を保持するために適合された把針具は、2つの長
尺状帯材を互いに平行に配列させた隆起台から成り、そ
れらの端部は台に添着される。帯材は、刻み目を付けた
下側を有し、そして台は、帯材の下で開いている。針
は、台の上から帯材下への挿入により把針される。帯材
における刻み目は、針が帯材の長さに沿って滑るのを防
止する。この形式の把針具は、ある直径範囲の針を保持
する。しかし、それは、帯材のたわみ性に依存し、そし
て他の把針具ほど製造が簡単又は安価ではない。 【0006】Sobel他へ1990年11月6日に付
与された米国特許第4、967、902号は、把針具の
基部から上方に向かい、針が挿入される間隙によって中
断された壁を具備する、別の形式の把針具を開示する。
この形式の把針具は、その直径が、壁端間の間隙の幅と
ほぼ同一である唯一の針を保持する。保持される針直径
の範囲を増大させるために、壁端部は、基部の近くでア
ンダーカットされ、そして間隙の下の基部は除去され、
壁端部をたわませ、曲げさせ、これにより幾分広範囲の
針直径を収容することができる。しかし、確実に保持さ
れる針直径の範囲は、制限される。 【0007】これらの初期の把針具がすべて多かれ少な
かれ共通に有する欠点は、一片製造に適合されない、及
び/又は把針具において針の簡単な自動化装填に十分に
適合されないことである。代わりに、それらは、一般
に、包装に装着されなければならない分離把針具要素、
又は注意深く正確な針配置、若しくはそれら両方を必要
とする。こうして、包装への針の装填が、製造段階とし
て包含されたならば、先行技術の把針具のすべては、製
造上の欠点を被る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明により、針を固定
するための把針具は、略平面基部と、基部に固定関係に
おいて取付けられた第1端部と、基部に略平行な方向に
ある自由な第2端部とを有する細長い腕と、腕の自由端
の近くの点から基部の方に向かうニブとを具備する。 【0009】本発明の把針具は、針及び縫糸包装の一部
として成形されるために適合され、包装を簡単かつ安価
に作製することができる。同時に、単一把針具は、その
直径が広範囲で変化する針を確実に保持することができ
る。最後に、把針具は、自動化装填のために十分に適合
される。 【0010】 【実施例】本発明の把針具は、その直径が広範囲の直径
内にある外科用針を確実に固定するために適合される。
把針具は、一般に、針及び縫糸包装の一部であり、包装
からの針の除去に不当に干渉しない。同時に、把針具
は、製造が経済的であり、針を装填する段階を含む。こ
うして、この把針具を使用する縫糸包装は、熱可塑性材
料の成形、圧縮成形、又は熱成形に続いて、自動化針
(及び縫糸)装填により製造される。 【0011】図1は、本発明の一片針及び縫糸包装の平
面図である。包装10は、2つの半円形端部区分によっ
て連結した2つの対向直線区分を有する外側卵形溝12
によって取り囲まれた中央床領域18を含む。縫糸を内
包するための溝は、床18から上方に向かう内壁14と
外壁16によって規定される。 【0012】縫糸が溝から引き上がるのを防止するため
に、片持ち指状物20が、内壁14の頂部から溝12を
ほぼ横断して延びている。各指状物20のためのニブ2
2が、各指状物と対応ニブの間に小間隙を残して外壁1
6から出ている。 【0013】把針具24は、基部の上の壁14と任意壁
又は「止め具」30から水平に延びている片持ち腕26
と28を具備する。基部上の腕26と28の高さとそれ
らの機械的特性は、所望範囲の規格の針を保持すること
ができるように選ばれる。腕26と28の端部における
ニブ32と34は、それぞれ、針2を捕捉する。把針具
24に隣接して、切り欠き52によって規定した任意フ
ラップ50がある。内壁14の高度は、縫糸を溝12に
入れる開口40を形成するために、その長さの部分に沿
って縮小される(又は壁は除去される)。単一把針具
が、図1の包装に示される。しかし、多重把針具も二重
腕又は多重縫糸を保持することを意図された包装におい
て使用される。 【0014】本包装の好ましい実施態様において、基部
における3つの穴は、包装への針及び縫糸の装填中使用
される。包装は、穴66と68を上方に通過するピンに
よって装填プロセス中組立て台において支持される。こ
うして支持されて、針は、把針具24の近くの基部に置
かれ、それから、穴70を上に通過する「L」形状バー
によって止め具30の近接又は当接部位に押し込まれ
る。なお、この(好ましい)針装填法は、針が、部位に
押し込まれる前に、基部において正確な位置付けを必要
としない。針に付けられた縫糸は、穴68を貫通してい
るピンの回りに輪状にされ、開口40により溝12に入
れられる。縫糸は、縫い付けのすぐ前に各指状物20の
自由端部を順次に上昇させ、その直後に指状物を部位に
はね返らせることにより溝112に巻入れられる。 【0015】包装設計は、好ましくは、縫糸の端部又は
「尾部」が同様に溝に内包される如く指状物の密接な間
隔を設ける。 【0016】巻入れが完了した時、ピンは、穴66と6
8から回収され、そして紙カバー(不図示)が、包装の
上に置かれる。 【0017】図2は、把針具24を描き、湾曲針2は、
片持ち腕26と28(部分的に切り欠き)によって床1
8に対して保持される。湾曲として描かれるが、針2
は、直線を含む実質的に任意の形状を取ることができ
る。針2が除去される時、使用者は、鉗子で針を把持す
る。針は包装の床と同一平面に位置し、鉗子の先端で針
を確実に把持することを困難にするために、逃がしフラ
ップ50が、好ましくは設けられる。使用者が、鉗子の
先端を逃がしフラップに対して押し付ける時、フラップ
はたわみ、針からそれて、これにより、使用者は鉗子の
先端を針を越えて侵入させることができる。針は、鉗子
の先端において確実に把持され、針保持器から除去され
る。任意止め具30は、針の把持を容易にするために、
針を壁14から離間して保つ。傾斜床区分72は、引っ
掛かりなしに包装から針を除去するのを容易にする。 【0018】フラップ50はまた、別の方法で針を把持
する手段を設ける。カバーが除去されたならば、針の端
部は、(図3に示された如く)フラップ50の下側に単
に押すことにより、直立位置へ回転される。それから針
は、鉗子又は指状物によって容易に把持される。 【0019】把針具24を含む包装10は、多数の材料
から作製される。しかし、成形熱可塑性材料が、低費用
と高精度のために好ましい。しかし、包装10が一片で
成形されるならば、穴74と76が、それぞれ、基部1
8の対向腕26と28において必要とされる。 【0020】図4は、針2を保持するためのニブ33を
備えた、ただ一つの片持ち腕27を有する把針具の代替
態様を描く。包装が成形されるならば、穴75が、基部
18の対向腕27において必要とされる。把針具24へ
の針の装填を容易にするために、基部18における伸長
穴69と71が、「L」形状バーを基部を上方に貫通さ
せて、針を止め具30の方に押させる。 【0021】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。 【0022】1.針を固定するための把針具において、
略平面基部と、基部に固定関係において取付けられた第
1端部と、基部に略平行な方向にある自由な第2端部と
を有する細長い腕と、腕の自由端の近くの点から基部の
方に出ているニブとを具備する把針具。 【0023】2.基部に一般平行な方向にあり、第1腕
とほぼ同一距離だけ基部から分離された第2伸長腕をさ
らに具備し、第2腕は、第1腕の固定第1端部から離間
された固定第1端部と、第1腕の自由第2端部から離間
された自由第2端部とを有する上記1に記載の把針具。 【0024】3.第1及び第2腕の第1端部を固定する
ために基部に一般に垂直な第1壁をさらに具備する上記
2に記載の把針具。 【0025】4.一方の端部において第1壁に固定さ
れ、第1及び第2腕の間の第1壁から延びている第2壁
をさらに具備する上記3に記載の把針具。 【0026】5.上記1の把針具を具備する針と縫糸の
ための包装。 【0027】6.基部が、その長寸法が互いと基部への
伸長腕の突起に一般平行である複数の伸長穴を有する上
記5に記載の包装。 【0028】7.上記2の把針具を具備する針と縫糸の
ための包装。 【0029】8.包装が、熱可塑性材料から作製される
上記7に記載の包装。 【0030】9.基部が、腕の対向領域において切り欠
きにされる上記8に記載の包装。 10.基部が、基部における第1及び第2腕の突起の間
にそれらに一般平行な伸長穴を有する上記7に記載の包
装。 【0031】11.基部が、腕に対して傾斜可能なたわ
みフラップを規定する切り欠き区分を有する上記7に記
載の包装。
針具に関し、さらに詳細には、一つ以上の外科用針と縫
糸を保持する包装のための把針具に関する。 【0002】 【従来技術及びその課題】外科用針と縫糸のための包装
は、なかんずく、針を確実に固定し、使用される時、容
易に除去できなければならない。それを達成するための
単純保持器(すなわち、把針具)は、包装の基部に付着
した泡細片から成る。針は、泡に突き刺すか、又は泡へ
切り込まれたスリットに挿入される。泡細片の不都合
は、包装の残部とは別個の要素であることであり、包装
の基部に付着されなければならず、包装製造中付加動作
を必要とする。 【0003】Lincoln他へ1987年10月13
日に付与された米国特許第4、699、271号は、プ
ラスチッククリップ又は平行壁に切り込まれたスロット
対において針を保持する代替把針具を開示する。 【0004】Kalinski他へ1990年10月9
日に付与された米国特許第4、961、498号は、縫
糸包装の床に形成された成形柱と隣接成形レールを具備
する代替把針具を開示する。柱とレールは、保持される
針の直径よりもわずかに小さい距離だけ分離される。針
が柱とレールの間に置かれた時、レールは、わずかにた
わみ、そして針は、その両側において柱とレールに接触
することにより、適所に保持される。この設計は、単一
直径の針の保持に制限される。 【0005】狭い範囲の直径の針を保持する類似の把針
具が、米国特許第4、424、898号において開示さ
れる。その特許において同様に開示された、広範囲の直
径の針を保持するために適合された把針具は、2つの長
尺状帯材を互いに平行に配列させた隆起台から成り、そ
れらの端部は台に添着される。帯材は、刻み目を付けた
下側を有し、そして台は、帯材の下で開いている。針
は、台の上から帯材下への挿入により把針される。帯材
における刻み目は、針が帯材の長さに沿って滑るのを防
止する。この形式の把針具は、ある直径範囲の針を保持
する。しかし、それは、帯材のたわみ性に依存し、そし
て他の把針具ほど製造が簡単又は安価ではない。 【0006】Sobel他へ1990年11月6日に付
与された米国特許第4、967、902号は、把針具の
基部から上方に向かい、針が挿入される間隙によって中
断された壁を具備する、別の形式の把針具を開示する。
この形式の把針具は、その直径が、壁端間の間隙の幅と
ほぼ同一である唯一の針を保持する。保持される針直径
の範囲を増大させるために、壁端部は、基部の近くでア
ンダーカットされ、そして間隙の下の基部は除去され、
壁端部をたわませ、曲げさせ、これにより幾分広範囲の
針直径を収容することができる。しかし、確実に保持さ
れる針直径の範囲は、制限される。 【0007】これらの初期の把針具がすべて多かれ少な
かれ共通に有する欠点は、一片製造に適合されない、及
び/又は把針具において針の簡単な自動化装填に十分に
適合されないことである。代わりに、それらは、一般
に、包装に装着されなければならない分離把針具要素、
又は注意深く正確な針配置、若しくはそれら両方を必要
とする。こうして、包装への針の装填が、製造段階とし
て包含されたならば、先行技術の把針具のすべては、製
造上の欠点を被る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明により、針を固定
するための把針具は、略平面基部と、基部に固定関係に
おいて取付けられた第1端部と、基部に略平行な方向に
ある自由な第2端部とを有する細長い腕と、腕の自由端
の近くの点から基部の方に向かうニブとを具備する。 【0009】本発明の把針具は、針及び縫糸包装の一部
として成形されるために適合され、包装を簡単かつ安価
に作製することができる。同時に、単一把針具は、その
直径が広範囲で変化する針を確実に保持することができ
る。最後に、把針具は、自動化装填のために十分に適合
される。 【0010】 【実施例】本発明の把針具は、その直径が広範囲の直径
内にある外科用針を確実に固定するために適合される。
把針具は、一般に、針及び縫糸包装の一部であり、包装
からの針の除去に不当に干渉しない。同時に、把針具
は、製造が経済的であり、針を装填する段階を含む。こ
うして、この把針具を使用する縫糸包装は、熱可塑性材
料の成形、圧縮成形、又は熱成形に続いて、自動化針
(及び縫糸)装填により製造される。 【0011】図1は、本発明の一片針及び縫糸包装の平
面図である。包装10は、2つの半円形端部区分によっ
て連結した2つの対向直線区分を有する外側卵形溝12
によって取り囲まれた中央床領域18を含む。縫糸を内
包するための溝は、床18から上方に向かう内壁14と
外壁16によって規定される。 【0012】縫糸が溝から引き上がるのを防止するため
に、片持ち指状物20が、内壁14の頂部から溝12を
ほぼ横断して延びている。各指状物20のためのニブ2
2が、各指状物と対応ニブの間に小間隙を残して外壁1
6から出ている。 【0013】把針具24は、基部の上の壁14と任意壁
又は「止め具」30から水平に延びている片持ち腕26
と28を具備する。基部上の腕26と28の高さとそれ
らの機械的特性は、所望範囲の規格の針を保持すること
ができるように選ばれる。腕26と28の端部における
ニブ32と34は、それぞれ、針2を捕捉する。把針具
24に隣接して、切り欠き52によって規定した任意フ
ラップ50がある。内壁14の高度は、縫糸を溝12に
入れる開口40を形成するために、その長さの部分に沿
って縮小される(又は壁は除去される)。単一把針具
が、図1の包装に示される。しかし、多重把針具も二重
腕又は多重縫糸を保持することを意図された包装におい
て使用される。 【0014】本包装の好ましい実施態様において、基部
における3つの穴は、包装への針及び縫糸の装填中使用
される。包装は、穴66と68を上方に通過するピンに
よって装填プロセス中組立て台において支持される。こ
うして支持されて、針は、把針具24の近くの基部に置
かれ、それから、穴70を上に通過する「L」形状バー
によって止め具30の近接又は当接部位に押し込まれ
る。なお、この(好ましい)針装填法は、針が、部位に
押し込まれる前に、基部において正確な位置付けを必要
としない。針に付けられた縫糸は、穴68を貫通してい
るピンの回りに輪状にされ、開口40により溝12に入
れられる。縫糸は、縫い付けのすぐ前に各指状物20の
自由端部を順次に上昇させ、その直後に指状物を部位に
はね返らせることにより溝112に巻入れられる。 【0015】包装設計は、好ましくは、縫糸の端部又は
「尾部」が同様に溝に内包される如く指状物の密接な間
隔を設ける。 【0016】巻入れが完了した時、ピンは、穴66と6
8から回収され、そして紙カバー(不図示)が、包装の
上に置かれる。 【0017】図2は、把針具24を描き、湾曲針2は、
片持ち腕26と28(部分的に切り欠き)によって床1
8に対して保持される。湾曲として描かれるが、針2
は、直線を含む実質的に任意の形状を取ることができ
る。針2が除去される時、使用者は、鉗子で針を把持す
る。針は包装の床と同一平面に位置し、鉗子の先端で針
を確実に把持することを困難にするために、逃がしフラ
ップ50が、好ましくは設けられる。使用者が、鉗子の
先端を逃がしフラップに対して押し付ける時、フラップ
はたわみ、針からそれて、これにより、使用者は鉗子の
先端を針を越えて侵入させることができる。針は、鉗子
の先端において確実に把持され、針保持器から除去され
る。任意止め具30は、針の把持を容易にするために、
針を壁14から離間して保つ。傾斜床区分72は、引っ
掛かりなしに包装から針を除去するのを容易にする。 【0018】フラップ50はまた、別の方法で針を把持
する手段を設ける。カバーが除去されたならば、針の端
部は、(図3に示された如く)フラップ50の下側に単
に押すことにより、直立位置へ回転される。それから針
は、鉗子又は指状物によって容易に把持される。 【0019】把針具24を含む包装10は、多数の材料
から作製される。しかし、成形熱可塑性材料が、低費用
と高精度のために好ましい。しかし、包装10が一片で
成形されるならば、穴74と76が、それぞれ、基部1
8の対向腕26と28において必要とされる。 【0020】図4は、針2を保持するためのニブ33を
備えた、ただ一つの片持ち腕27を有する把針具の代替
態様を描く。包装が成形されるならば、穴75が、基部
18の対向腕27において必要とされる。把針具24へ
の針の装填を容易にするために、基部18における伸長
穴69と71が、「L」形状バーを基部を上方に貫通さ
せて、針を止め具30の方に押させる。 【0021】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。 【0022】1.針を固定するための把針具において、
略平面基部と、基部に固定関係において取付けられた第
1端部と、基部に略平行な方向にある自由な第2端部と
を有する細長い腕と、腕の自由端の近くの点から基部の
方に出ているニブとを具備する把針具。 【0023】2.基部に一般平行な方向にあり、第1腕
とほぼ同一距離だけ基部から分離された第2伸長腕をさ
らに具備し、第2腕は、第1腕の固定第1端部から離間
された固定第1端部と、第1腕の自由第2端部から離間
された自由第2端部とを有する上記1に記載の把針具。 【0024】3.第1及び第2腕の第1端部を固定する
ために基部に一般に垂直な第1壁をさらに具備する上記
2に記載の把針具。 【0025】4.一方の端部において第1壁に固定さ
れ、第1及び第2腕の間の第1壁から延びている第2壁
をさらに具備する上記3に記載の把針具。 【0026】5.上記1の把針具を具備する針と縫糸の
ための包装。 【0027】6.基部が、その長寸法が互いと基部への
伸長腕の突起に一般平行である複数の伸長穴を有する上
記5に記載の包装。 【0028】7.上記2の把針具を具備する針と縫糸の
ための包装。 【0029】8.包装が、熱可塑性材料から作製される
上記7に記載の包装。 【0030】9.基部が、腕の対向領域において切り欠
きにされる上記8に記載の包装。 10.基部が、基部における第1及び第2腕の突起の間
にそれらに一般平行な伸長穴を有する上記7に記載の包
装。 【0031】11.基部が、腕に対して傾斜可能なたわ
みフラップを規定する切り欠き区分を有する上記7に記
載の包装。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外科用針及び縫糸包装の平面図であ
る。 【図2】本発明の把針具の等角図である。 【図3】針除去機構を示す。 【図4】把針具の代替態様の等角図である。 【符号の説明】 10 包装 12 溝 14 内壁 16 外壁 18 中央領域 20 指状物 26 腕 28 腕 30 止め具 32 ニブ 34 ニブ
る。 【図2】本発明の把針具の等角図である。 【図3】針除去機構を示す。 【図4】把針具の代替態様の等角図である。 【符号の説明】 10 包装 12 溝 14 内壁 16 外壁 18 中央領域 20 指状物 26 腕 28 腕 30 止め具 32 ニブ 34 ニブ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 コンスタンチン・イバノブ
アメリカ合衆国ニユージヤージイ州
08812ダネレン・ノースワシントンアベ
ニユー418
(72)発明者 マービン・アルパーン
アメリカ合衆国ニユージヤージイ州
07028グレンリツジ・ホーソーンアベニ
ユー177
(72)発明者 ロバート・サーウイン
アメリカ合衆国ペンシルベニア州18947
ピパーズビル・キヤフアーテイロード
404
(72)発明者 ジヨセフ・シアーノス
アメリカ合衆国ニユージヤージイ州
08889ホワイトハウスステイシヨン・フ
オーテイセカンドストリート20
(56)参考文献 特開 昭61−82739(JP,A)
特開 昭58−190431(JP,A)
特開 平2−88048(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61B 17/06 320
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 略平面基部と、 基部に固定関係において取付けられた第1端部と、基部
に略平行な方向にある自由な第2端部とを有する細長い
第1腕と、 腕の自由端の近くの点から基部の方に出ているニブと、 基部に略平行な方向にあり、該第1腕とほぼ同一距離だ
け基部から分離された第2腕とを具備し、 第2腕が、第1腕の固定第1端部から離間された固定第
1端部と、第1腕の自由第2端部から離間された自由第
2端部とを有し、 更に、第1及び第2腕の第1端部を固定するために基部
に略垂直な第1壁と、 一方の端部において第1壁に固定され、第1及び第2腕
の間の第1壁から延びている第2壁を具備する、針を固
定するための把針具を備えた、針と縫糸のための包装。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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