JP3404426B2 - 中空成形機における自動運転制御方法 - Google Patents

中空成形機における自動運転制御方法

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JP3404426B2 JP06065794A JP6065794A JP3404426B2 JP 3404426 B2 JP3404426 B2 JP 3404426B2 JP 06065794 A JP06065794 A JP 06065794A JP 6065794 A JP6065794 A JP 6065794A JP 3404426 B2 JP3404426 B2 JP 3404426B2
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molding
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は樹脂中空成形品を得る
ための中空成形機における生産終了から次生産開始迄の
自動運転制御方法に関する。 【0002】 【従来の技術】中空成形機は、押出装置から供給される
パリソンを金型内に収納し、打込装置から金型内のパリ
ソンにエアを吹き込むことにより、型締装置に挟持され
た金型内面のキャビティ形状に沿う中空樹脂成形品を得
るものである。 【0003】ところで、中空樹脂成形品には大小形状等
各種のタイプがあるから、それぞれの金型は勿論のこ
と、それぞれに適するブローピンやダイ及びコアなどの
成形用治具が必要である。 【0004】しかし、このために中空成形機をこれら各
種のタイプ毎に設置することは不経済であり、したがっ
て、一基の中空成形機の成形用治具を交換するととも
に、金型を交換して各種のタイプ毎の成形をするのが一
般である。 【0005】従来、金型及び成形用治具の交換は全てオ
ペレーターによる人手作業で行っており、自動交換でき
るようにしたものは皆無である。したがって、中空成形
機の連続運転はできなかった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よる交換作業は、金型が重量物であるため、リフタやロ
ーラ等を使用しても、落下すれば負傷する等の危険を伴
う作業である。 【0007】また、ダイやコアの交換には、取付け取外
し作業において樹脂の掃除等も必要であるから、火傷の
危険を伴う作業である。 【0008】ブローピンの交換は、水配管やエア配管の
脱着を伴うほか、取付後の心出作業に人手と時間とを要
する作業である。 【0009】したがって、中空成形機の生産開始から生
産終了までは自動制御により、人手を介することなく連
続生産が可能であるが、生産終了から次成形生産開始ま
での準備作業を自動化することが大きな課題であり、こ
の課題を解決したものは未だ存在しない。 【0010】なお、生産終了から次成形生産開始の準備
を自動機械的に行うには、所謂ロボットを使用すれば可
能となるが、ロボットは高価でスペースを必要として中
空成形機には不向きである。 【0011】そこで、この発明は、中空成形機における
生産終了から次成形生産開始迄の必要な諸準備を自動化
する方法を提供する。 【0012】 【課題を解決するための手段】この発明にかかる中空成
形機における自動運転制御方法は、中空成形機の成形運
転中に生産予定数量が終了した後、樹脂のプログラム降
温及び次品種データに基づくプログラム昇温等の制御を
行う温度管理と、押出スクリュウ内の樹脂を押し出して
停止し、次品種交換データを読み込んで、金型内の水抜
きをし、ブローピンユニットを取外し、搬送用治具を取
付け、搬送用治具にて生産終了した金型を取外し、ダイ
及びコアを取外し、ダイ及びコアを取付け、次成形用の
金型を取付け、搬送用治具を取外し、次成形用のブロー
ピンユニットを取付け、ブローピンの心出をし、かつ、
打込装置を原点に復帰させる制御を行う成形機運転管理
と、次成形用の金型、ダイ、コア、ブローピンユニット
及び交換すべき金型、ダイ、コア、ブローピンユニット
を前記搬送用治具の所定の動作に伴い把持し易い特定位
置に順次移送する制御を行う治具交換管理と、樹脂供給
停止及び次品種データに基づく樹脂切替指令の制御を行
う樹脂管理等で生産終了から次成形生産開始迄の自動制
御を行うことを特徴とする。 【0013】 【作用】生産終了から次成形生産開始に必要な温度管
理、金型及び成形用治具の交換、及び樹脂管理が自動的
になされるから、完全無人化で中空成形機の連続生産稼
働が可能になり、人手を介する危険性を回避し、コスト
を削減し、生産性が向上し、かつ、品質安定を図ること
ができる。 【0014】 【実施例】以下、実施例の詳細を図に基づき説明する。 【0015】図1に示すように、中空成形機の成形運転
中に生産予定数量が終了した後、プログラム降温及び次
品種データに基づくプログラム昇温等の制御をする温度
管理制御手段100を形成する。 【0016】現成形の生産予定数が終了すると、次成形
の樹脂の条件を読み出し、現状と異なる原料であれば、
樹脂供給ルート部の樹脂を全て成形機外から完全に押出
し終了させなければならない。 【0017】粉砕機に自動投入されるため、連続押出し
されたパリソンをそのまま放置すると、この処理は容易
にできなくなる。したがって、生産終了した後の成形機
内の残留樹脂を温度を降温させながら、樹脂の熱劣化に
よる炭化を防ぎながら次工程でのダイ・コアの脱着時に
樹脂が容易に剥離できるようにする。また、粉砕機への
自動投入のため、自動成形を行い不良排出として処理す
る。 【0018】原料供給ルートやホッパ及び押出機シリン
ダ内の残留樹脂がなくなると、押出機シリンダ先端の樹
脂圧が下がり、シリンダ内の樹脂がなくなったことを検
出して自動成形を停止させ、治具交換に移る。 【0019】また、押出スクリュウ内の樹脂を押し出し
て停止し、次品種交換データを読み込んで、金型内の水
抜きをし、ブローピンユニットを取外し、搬送用治具を
取付け、搬送用治具にて生産終了した金型を取外し、ダ
イ及びコアを取外し、ダイ及びコアを取付け、次成形用
の金型を取付け、搬送用治具を取外し、次成形用のブロ
ーピンユニットを取付け、ブローピンの心出をし、か
つ、打込装置を原点に復帰させる制御を行う成形機運転
管理制御手段101を形成する。 【0020】さらに、次成形用の金型、ダイ、コア、ブ
ローピンユニット及び交換すべき金型及び成形用治具と
してのダイ、コア、ブローピンユニットを前記搬送用治
具の所定の動作に伴い把持し易い特定位置に順次移送す
る制御を行う治具交換管理制御手段102を形成する。 【0021】そして、供給停止及び次品種データに基づ
き樹脂切替指令をする制御を行う樹脂管理制御手段10
3を形成する。 【0022】最後に、これら制御手段100〜103全
ての条件が充足されると、次成形生産が開始するよう
に、制御手段100〜103の統括制御手段104を形
成する。制御手段100,103は既存の中空成形機に
周知の技術を応用すれば容易に形成できるが、制御手段
101,102,104については既存の中空成形機で
は形成することは不可能であり、したがって、既存の中
空成形機を改良することが必要である。 【0023】そこで、制御手段101,102を完成す
るために、中空成形機における金型及び成形用治具の自
動交換方法及びその装置を詳細に説明する。 【0024】図2〜4に示すように、中空成形機の基台
1に押出装置2が、その下方に移動する型締装置3に固
定された金型4に向けて所定のストロークで昇降可能
に、常道にて取り付けられている。押出装置2の最下部
にはダイ2aがねじ等にて回転して着脱でき、そのダイ
2aの内部にコア2bがねじ等にて回転して着脱できる
ようになっている。 【0025】このダイ2aとコア2bの組み合わせによ
り所要肉厚のパリソンが成形されて下方へ押し出され、
型締装置3に固定した金型4に収納される。押出装置2
の後側には樹脂を溶融してパリソンを製造する押出機シ
リンダ2cと、これに樹脂を供給するホッパ2d、並び
に押出機シリンダ2c内で押出スクリュウを回転するモ
ーター2eが配置されていることは従来と同様である。 【0026】この押出装置2に隣接する打込装置5は、
基台1にレール6を敷設し、レール6を摺動可能な支持
台7を載設し、その支持台7に垂直壁7aを設けてこの
前面にレール8をレール6と直交方向に敷設し、このレ
ール8にアーム9を水平移動可能に支承し、アーム9に
打込装置5を固定する。したがって、打込装置5はレー
ル6に沿って図の奥行方向及びレール8に沿って基台1
の左右方向へ移動可能である。なお、打込装置5には金
型4に向けて打込ヘッド10が昇降可能に構成されてい
ることは従来と同じである。 【0027】打込装置5の昇降移動にはサーボモーター
5aでボールねじ5bを正逆回転駆動し、前後及び左右
の移動にはサーボモーター5c,5d等を用いて三次元
方向の移動を自動制御できるようにしてある。打込装置
5の打込ヘッド10にはブローピンユニット11が着脱
可能に取り付けられている。 【0028】すなわち、打込ヘッド10の下部において
内面天井部に図示しないエア配管と水配管の接続口を有
するアリ溝10aを設け、アリ溝10aを構成する片側
のブロックを上下動可能にしてブローピンユニット11
をエアシリンダ等の制御にて把持及び解放可能にチャッ
ク10bを形成する。一方、ブローピンユニット11に
は、アリ溝10aに係合する断面台形の差込部11aを
設け、差込部11aの下部に一対のブローピン11b
(2本取り)及びストリッパープレート11cが取り付
けられている。 【0029】そして、基台1の右側部には治具交換テー
ブル12が所定高さで水平に配置固定される。図4に示
すように、この治具交換テーブル12には1個分の空き
地12aを確保できるように、7個のパレット13a〜
13gが縦横に整列し、かつ、治具交換テーブル12の
水平面内で循環移動できるように載置されている。 【0030】複数のパレット13は、図8,9に示すよ
うに、パレット13aにブローピンユニット置台40、
パレット13bに搬送用治具43とその置台46、パレ
ット13cに金型置台49、パレット13dにダイ・コ
ア取り外し治具51,52、パレット13eにダイ・コ
ア装着治具55,56、パレット13fに交換用金型7
1とその置台70及びパレット13gに交換用ブローピ
ンユニット77とその置台75を載置して順次特定部位
に移動する搬送器である。 【0031】次に図5〜7に基づき治具交換テーブル1
2につき詳細に説明する。 【0032】テーブル本体14の上面に矩形の可動フレ
ーム15と固定フレーム16を載せる。可動フレーム1
5はテーブル本体14の上面にレール17を敷設し、そ
のレール17を転動するコロ18を底部に有して長手方
向へ移動可能である。固定フレーム16はテーブル本体
14の上面に適宜固定されている。 【0033】そして、可動フレーム15の下部に油圧又
は空圧のシリンダ19を固定し、そのピストンロッド2
0を可動フレーム15の短尺側の内側辺にブラケット2
0aとこれに軸着したロッド20bにて連結してある。
したがって、可動フレーム15は長手方向へ往復移動で
き、テーブル本体14からパレット1個分のストローク
で可動フレーム15が前側(矢示F)へ移動して打込装
置5への治具等の受け渡しステーションSを構成する。 【0034】次にパレット13を可動フレーム15及び
固定フレーム16内でそれぞれ長手方向へ移動させるた
めの構造を、図5〜7を参照して説明する。 【0035】可動フレーム15と固定フレーム16の各
長尺辺の内側において、長手方向へ水平に、複数のロー
ラ21をそれぞれ回転自在に所定間隔で軸支してローラ
ーコンベアを形成する。このローラ21上にパレット1
3を載置してある。したがって、パレット一個分の空き
スペースがあるときパレット13を押すとパレット13
はローラ21の回転によりフレーム15又は固定フレー
ム16の長手方向へそれぞれ移動できる。 【0036】そこで、パレット13をフレーム15,1
6内で移動させる手段として、固定フレーム16内にお
いて、テーブル本体14の上面(パレット13の下面)
に油圧若しくは空圧等の流体圧のシリンダ22を固定
し、このシリンダ22から進退するピストンロッド23
の端部にブラケット24を連結する。ブラケット24に
は上方へ立ち上がる垂直な押棒25がパレット13の側
面に当接可能に支持されている。 【0037】一方、可動フレーム15内のパレット13
を移動させる手段として、固定フレーム16との間の可
動フレーム15の長尺側において、テーブル本体14上
(パレット13の下面)に油圧又は空圧等のシリンダ2
6を固定し、このシリンダ26から進退するピストンロ
ッド27の端部にブラケット28を連結する。ブラケッ
ト28には上方へ立ち上がるカギ形の垂直な押板29が
パレット13の側面に当接可能に支持されている。 【0038】したがって、固定フレーム16におけるパ
レット13は、ピストンロッド23がシリンダ22内に
引き込まれて押棒25がパレット13の側面に当接する
ことにより後側(矢示R)へ移動させることができる。
また、可動フレーム15におけるパレット13は、ピス
トンロッド27がシリンダ26内に引き込まれて押板2
9がパレット13の側面に当接することにより前側Fへ
移動させることができる。押棒25及び押板29はパレ
ット13が可動フレーム15から固定フレーム16へ、
及び固定フレーム16から可動フレーム15へ移動する
とき、それぞれ障害とならない位置に配置される。 【0039】次にパレット13を可動フレーム15と固
定フレーム16間で移動させるための構造を、図5〜7
を参照して説明する。 【0040】可動フレーム15と固定フレーム16の長
手方向の両端部にローラ21よりも下位に位置する複数
のモーターローラ30を支持した基盤31が昇降可能に
設けられる。モーターローラ30は独立した駆動源を有
してそれぞれが回転自在である。基盤31はテーブル本
体14の上面に固定した油圧又は空圧のシリンダ32か
ら進退可能なピストンロッド33の上部に水平に連結さ
れて昇降できる。 【0041】さらに、可動フレーム15と固定フレーム
16間に少なくとも一個のモーターローラ30aが設け
られ、このモーターローラ30aは前記ローラ21より
も上位に配置されている。モーターローラ30aは前記
モーターローラ30と同一構成である。モーターローラ
30aはモーターローラ30が搬送するパレット13を
可動フレーム15から固定フレーム16へ、また、固定
フレーム16から可動フレーム15へ受け渡すときの橋
渡しをする。 【0042】したがって、ローラ21上に載置されたパ
レット13は、シリンダ32の駆動により上昇する基盤
31が所定高さに達してモーターローラー30がモータ
ーローラー30aと同じ水平面になると、ローラ21か
ら浮き上がり、モーターローラ30に支持され、かつ、
モーターローラ30が回転するとモーターローラ30,
30aにて、前側Fの前端部で可動フレーム15から固
定フレーム16へ、また、後側Rの後端部で固定フレー
ム16から可動フレーム15へと移動することができ
る。 【0043】次に複数のパレット13に載置するブロー
ピンユニット置台40、搬送用治具43とその置台4
9、金型置台50、ダイ・コア取り外し治具51,5
2、ダイ・コア装着治具55,56、交換用金型71と
その置台70及び交換用ブローピンユニット77とその
置台75を、図8,9を参照して説明する。 【0044】ブローピンユニット置台40は、パレット
13a上に補強したL形の部材41の二つを離間し対向
させて上面及び左右が開いた支持体を立設したものであ
り、現に使用しているブローピンユニット11を離間し
た部材41間に挿入して支持できる。 【0045】搬送用治具43は打込ヘッド10のアリ溝
10aに係脱してチャック10bでロックされる差込部
44を有し、この差込部44の両側部(図の奥行き方
向)にハンド45が揺動可能に連結されている。図10
に示すように、差込部44の上面には打込ヘッド10の
天井内面に開口するエア供給管と連通するエア供給口4
6が上面に開口している。 【0046】ハンド45は差込部44と打込ヘッド10
間で連通するエア供給口46から給排されるエアで駆動
する流体圧シリンダ47にて開閉できる。ハンド45の
下端部にはピン48が互いに相対向する側に突出して設
けられている。搬送用治具置台49は、パレット13b
上に上面及び左右が開いた正面コ字型の支持体を設けた
ものであり、搬送用治具43を離間した部材間に挿入し
て支持できる。 【0047】金型置台50は、パレット13cに、現に
型締装置3に固定されている金型4の四隅部を固定する
ためのL字型のストッパーを配置したものである。金型
4は前記ハンド45で両側部を挟持され、かつ、その両
側部にハンド45のピン48が挿入される穴4aを有す
る。 【0048】ダイ・コア取り外し治具51,52は、ダ
イ取り外し治具51とコア取り外し治具52とが独立構
成されて一対で同じパレット13dに載置されている。
また、ダイ・コア装着治具55,56は、ダイ装着治具
55とコア装着治具56とが独立構成され、これら一対
が同じパレット13eに載置されている。ダイ・コア取
り外し治具51,52及びダイ・コア装着治具55,5
6の上面には、垂直に突出するアーム57が設けられ、
その側面にハンド45のピン48が挿入される穴58を
有する。 【0049】ダイ・コア取り外し治具51,52は現在
使用中のダイ2aとコア2bをそれぞれ回転して押出装
置2から螺脱させる器具であり、また、ダイ・コア装着
治具55,56は次成形用のダイ及びコアを保持し、そ
れらのダイ及びコアを押出装置2に螺入させる器具であ
る。 【0050】ダイ・コア取り外し治具51,52及びダ
イ・コア装着治具55,56は、それぞれエア駆動によ
るシリンダを内蔵し、ダイ又はコアを咬持した回転部材
が回転することにより取り外し動作をし、又は、この逆
の取り付け動作を行うものである。この場合のエア供給
は、型締装置3にて行う。しかしながら、電池を保持し
た電動モーターでダイ又はコアを咬持した回転部材を回
転駆動させるものであってもよい。 【0051】ここでダイ・コア取り外し治具51,52
及びダイ・コア装着治具55,56の一例について図1
1〜13を参照して説明すると、図11はダイ取り外し
治具51とダイ装着治具55の共通する正面構成を、ま
た、図12はコア取り外し治具52とコア装着治具56
の共通する正面構成を、また、図13はダイ・コア取り
外し治具51,52及びダイ・コア装着治具55,56
に共通する平面構成を示す。 【0052】図11に示すダイ取り外し治具51、及
び、図12に示すコア装着治具56において、一対のア
ーム57間に架設した板体59,59aに、一対のギヤ
60を回転自在に離間して軸支し、かつ、その両方のギ
ヤ60に噛合するラチェット車61(図13)を固定し
たシャフト62を軸支し、このシャフト62にはレバー
63を水平に連結されている。レバー63にリンク63
aを介して流体圧シリンダ64のピストンロッド64a
が連結されている。したがって、ピストンロッド64a
が往復運動をするとギヤ60は同じ方向へ回転する。 【0053】図13に示すように、ギヤ60の中心には
六角穴の軸孔60aが穿設され、その軸孔60aに六角
形断面又はスプライン等の摺動自在の動力伝達シャフト
65が昇降自在に挿入され、その動力伝達シャフト65
の上端部にはダイ嵌合部66が同軸にて連結されてい
る。ダイ嵌合部66は凹形で内周面にピン66aが直径
方向で相対向して水平に突設されている。このピン66
aと係合する凹部がダイ2a(図1)の外周面に形成さ
れている。 【0054】なお、コア取り外し又は装着のためのコア
嵌合部は、ダイ嵌合部66に代わり、図12に示すよう
に、六角形の凸形をしたヘッド66cがむきだして動力
伝達シャフト65の軸方向上部に回転可能に配設されて
いる。そして、このヘッド66cが係脱する六角形の凹
部がコア2b(図1)の下部中心に形成されている。 【0055】したがって、ダイ嵌合部66及びヘッド6
6cが下から上昇してダイ2a又はコア2bに嵌合する
と、それらの凹部にピン66a又はヘッド66cが係合
してダイ2a又はコア2bを回転させることができる。
なお、一対のダイ2a及びコア2bの左右どちらでも単
独に係合できるように、ダイ嵌合部66の下部にはスプ
リング66bが配設され、単独で上下動が可能にしてあ
る。これはコア嵌合部についても同じである。 【0056】一対のダイ嵌合部66及びヘッド66cを
上下動させるため、アーム57の側面に配設した左右一
対の流体圧シリンダ67から上下動する4本のピストン
ロッド67aの上端部にプレート68を橋架し、そのプ
レート68に一対のダイ嵌合部66又はヘッド66cを
回転自在に載置してある。流体圧シリンダ67は一対の
シリンダが内装されているユニットである。したがっ
て、ダイ嵌合部66又はヘッド66cは回転しながら上
下動できる。 【0057】流体圧シリンダ64,67にエアを供給す
るためのエア供給ブロック69が板体59aの下面に取
り付けられている。このエア供給ブロック90は、ダイ
・コア取り外し治具51,52又はダイ・コア装着治具
55,56が型締装置3(図1)に装着されたとき、型
締装置3に設けたエア供給口(図示略)と連通するエア
供給口69aを有し、該エア供給口69aから配管にて
各流体圧シリンダ64,67に分配される。 【0058】なお、図12に示すコア装着治具56は、
トルクリミッタ90を除く他の構成において、前記ダイ
取り外し治具51と同じであるから、同一構成部分には
同一符号を用いて重複する説明を省略する。トルクリミ
ッタ90はギヤ60と一体構成され、ギヤ60が所要の
締付トルク以上になると空回りをしてダイ2a又はコア
2bの必要以上の締付を防止する。なお、図示はしない
が、ダイ装着治具55にもトルクリミッタ90が設けら
れる。 【0059】次に、交換用金型置台70は前記金型置台
49とほぼ同様で、パレット13fに次成形用の金型7
1の四隅部を固定するためのカギ形のストッパーを固定
配置したものであり、この交換用金型置台70に金型7
1を脱落不能に支持するものである。金型71は前記ハ
ンド45で両側部を挟持され、かつ、その両側部にハン
ド45のピン48が挿入される穴72を有する。 【0060】交換用ブローピンユニット置台75は、パ
レット13g上にL形の部材76の二つを対向させて上
面及び左右が開いた支持体を設け、この支持体に次成形
用のブローピンユニット77を離間した部材76間に挿
入して支持している。このブローピンユニット77も現
に使用しているブローピンユニット11と同様であって
打込ヘッド10のエア配管と水配管と連通する接続口を
備えた差込部78を有する。 【0061】なお、治具交換のために作動する押出装置
2、型締装置3、打込装置5及び治具交換テーブル12
の各位置を検出するリミットスイッチやセンサー等の検
出手段を各部に配置し、かつ、これらを確認する安全手
段が設けられることはいうまでもない。 【0062】次に自動交換動作を説明する。現在成形運
転中の生産予定数が終了すると、押出装置2内の樹脂を
全部押し出して停止させ、自動治具交換準備をする。つ
いで、次成形に必要なデータを制御装置80が読み込
む。そこで、図14に示すように、先ず初めに現在使用
中の金型4の水抜きが行われ、次に現在使用中のブロー
ピンユニット11の取り外し動作が開始される。 【0063】すなわち、支持台7がレール6に沿い金型
4の上方から後退し、次いで打込装置5がレール8に沿
い図2の右方の治具交換テーブル12に向けて移動す
る。一方、治具交換テーブル12はシリンダ19の作動
により、既に可動フレーム15を移前側Fへ移動させて
前端部のパレット13一枚分の距離を固定フレーム16
よりも突出させている。したがって、パレット13aに
載置されたブローピンユニット置台40が受け渡しステ
ーションSに位置している。 【0064】したがって、打込装置5がブローピン置台
40に接近して現に装着しているブローピンユニット1
1の差込部11aが、図8,9において、ブローピンユ
ニット置台40に挿入されると、打込装置5のチャック
10bがロックを解除してアリ溝10aが開き、ブロー
ピンユニット11を打込ヘッド10から解放してブロー
ピン置台40に載置する。打込装置5は元の方向へ若干
退いて、ブローピンユニット11に代える搬送用治具4
3を装着するために待機する。 【0065】そこで、可動フレーム15が後退して固定
フレーム16と並び、ブローピンユニット置台40に載
置されたパレット13aを固定フレーム16の空き地1
2aに移動させる。すなわち、可動フレーム15と固定
フレーム16の前側Fで隣接するモーターローラ30を
支持するシリンダ32が作動し、モーターローラ30が
モーターローラ30aと同じレベルになると、パレット
13aがローラ21から浮き上がりモーターローラ30
に支持される。そこで、モーターローラ30,30aが
それぞれ自転するとパレット13aは可動フレーム15
から固定フレーム16へと移動する。したがって、可動
フレーム15の前端部には空きスペースができる。 【0066】ブローピンユニット11を支持したパレッ
ト13aが固定フレーム16に移動すると、シリンダ3
2が作動してモーターローラ30は元の位置に下降し、
したがって、パレット13aは固定フレーム16のロー
ラ21に支持される。かくして、固定フレーム16には
パレット13a,13g,13f,13eの4枚が載置
されて満杯状態となる。 【0067】一方、搬送用治具43を載置したパレット
13bを可動フレーム15の空きスペースができた前端
部へ移動させるために、シリンダ26を作動してピスト
ンロッド27を引き込めると、押板29が可動フレーム
15の後側Rのパレット13dの側部に当接してこれを
前側Fへ押し移動させる。したがって、可動フレーム1
5の後端部には空きスペースが形成される。 【0068】ついで、固定フレーム16に再び空き地1
2aを作るために、固定フレーム16と可動フレーム1
5の後側Rのシリンダ32が作動して基盤31が上昇
し、モーターローラ30がモーターローラ30aと同じ
レベルになると、固定フレーム16の後端部に位置する
パレット13eがローラ21から浮き上がりモーターロ
ーラ30に支承される。そこで、モーターローラ30,
30aがそれぞれ自転するとパレット13eは固定フレ
ーム16から可動フレーム15へと移動して固定フレー
ム16の後端部に空きスペースができる。 【0069】そして、固定フレーム16の後端部の空き
スペースへパレット13fを移動させるために、シリン
ダ22を作動させてピストンロッド23を引くと、固定
フレーム16の前端部のパレット13aの側部に押棒2
5が当接し、これにより3つのパレット13a,13
g,13fは固定フレーム16の後端部に向けて移動
し、かくして固定フレーム16の前端部に空き地12a
が再び形成される。 【0070】このようにして、治具交換テーブル12上
の後続のパレット13b〜13gは順次可動フレーム1
5の前端部に向けて移送され、また、可動フレーム15
の前端部に位置したパレット13b〜13gは固定テー
ブル16に移送される。したがって、各パレット13a
〜13gはシリンダ19,22,26及びモーターロー
ラ30,30aからなる循環移送手段により治具交換テ
ーブル12内を循環移動できる。 【0071】そこで、可動フレーム15の前端部に位置
した搬送用治具43を打込ヘッド10に把持させるべ
く、シリンダ19が作動して可動フレーム15を前側に
押し出し、搬送用治具43を受け渡しステーションSに
位置させる。 【0072】ついで、待機している打込装置5が搬送用
治具43に向けて移動し、搬送用治具43の差込部44
がアリ溝10aに係合し、チャック10bが作動して搬
送用治具43が打込ヘッド10に装着され、エア供給管
46が連通しハンド45の作動が可能な状態となる。搬
送用治具43を装着した打込装置5は、当初の打込位置
に戻る。 【0073】一方、現在使用している金型4を把持して
いる型締装置3は、金型4が打込装置5の真下に位置す
るように作動して金型4を取り外せるように待機する。
型締装置3の作動は成形時に作動する従来の態様で足り
る。 【0074】そして、金型4の両側部とハンド45の位
置が対応すると、打込装置5が金型4に向けて下降し、
ハンド45が金型4を挟持し、かつ、ハンド45のピン
48が金型の穴50に挿入されると、金型4を確実に把
持したことが検出され、打込装置5は金型4を搬送用治
具43で吊支して元の位置に上昇し、再び治具交換テー
ブル12に向けて移動する。 【0075】そして、受け渡しステーションSに位置す
る可動テーブル15の前端部に後続しているパレット1
3c上の金型置台49に金型4を載置させる。打込装置
5は治具交換テーブル12の近傍で搬送用治具43を装
着したまま次の把持動作のために待機する。 【0076】金型4を載置した金型置台49は前記要領
にて固定フレーム16に移送され、可動フレーム15の
前端部にはダイ・コア取り外し治具51,52を載置し
たパレット13dが移送され、かつ、そのパレット13
dが受け渡しステーションSに位置するように、可動フ
レーム15が前側に移動する。 【0077】受け渡しステーションSのダイ・コア取り
外し治具51,52を装着するため、待機している打込
装置5がダイ取り外し治具51へ接近して搬送用治具4
3でこれを把持し、ダイ取り外し治具51を前記のよう
に搬送して型締装置3に固定し、型締装置3が押出装置
2の下部へ移動し、ダイ取り外し治具51の一部が押出
装置2に上昇してダイ2aを把持し回転してこれを取り
外す。 【0078】取り外したダイ2aを保持したダイ取り外
し治具51の一部が下降して元の状態に復帰したダイ取
り外し治具51は、型締装置3が元の状態に復帰して打
込装置5の下部に位置することにより、搬送用治具43
のハンド45で把持して上昇し、打込装置5で治具交換
テーブル12上の元の位置に戻す。 【0079】ダイ2aの取り外しが終了すると、次に搬
送用治具43でコア取り外し治具52を把持してこれを
型締装置3に搬送して固定し、型締装置3にて押出装置
2の下部に移動させ、コア取り外し治具52の一部が上
昇して露出しているコア2bを把持し回転してこれを取
り外す。 【0080】取り外したコア2bを保持したコア取り外
し治具52の一部が下降して元の状態に復帰すると、型
締装置3が元の状態に復帰して打込装置5の下部に位置
することにより、搬送用治具43のハンド45で把持し
て上昇し、打込装置5は治具交換テーブル12上の元の
位置に戻して待機する。 【0081】ダイ2aを保持したダイ取り外し治具51
及びコア2bを保持したコア取り外し治具52は前記要
領にて固定フレーム16に移送され、可動フレーム15
の前端部にはダイ・コア装着治具55,56を載置した
パレット13eが移送され、かつ、そのパレット13e
が受け渡しステーションSに位置するように、可動フレ
ーム15が前側に移動する。 【0082】そこで、ダイ・コア装着治具54も前記ダ
イ・コア取り外し治具51,52と同様の要領で型締装
置3に搬送固定されて押出装置2に次成形用のダイ及び
コアを装着する。 【0083】そして、ダイ及びコアを装着して残る部分
を載置したパレット13eは前記同様の要領で固定フレ
ーム16に移送され、また、可動フレーム15の前端部
には次成形用の金型71を保持した金型置台70を載置
したパレット13fが位置する。そして金型71を受け
渡しステーションSに位置させるために可動フレーム1
5は前側Fへ移動する。 【0084】そこで、打込装置5の搬送用治具43で金
型71を把持し、打込装置5が移動してその金型71を
型締装置3に固定する。この間に、可動フレーム15は
引き込まれて固定フレーム16と並び、パレット13
f,13g,13aを固定フレーム16に移送し、可動
フレーム15の前端部にパレット13bを位置させる。 【0085】その後、打込装置5は治具交換テーブル1
2に戻り、搬送用治具43を可動フレーム15の前端部
に移動しているパレット13bに載置した搬送用治具置
台46に載置して待機する。 【0086】搬送用治具43と置台46を載置したパレ
ット13bを固定フレーム16に移送し、かつ、パレッ
ト13c,13d,13e,13fを順次移送して後、
交換すべきブローピンユニット77を載せたパレット1
3gを可動フレーム15の前端部に移送し、そのブロー
ピンユニット77を受け渡しステーションSに位置させ
るために、可動フレーム15は移動する。 【0087】そこで、打込装置5が治具交換テーブル1
2に移動して打込ヘッド10のアリ溝10aにブローピ
ンユニット77の差込部78を挿入し、エア供給管及び
水供給管が連通し、かつ、チャック10bが作動してロ
ックする。 【0088】そして、打込装置5は型締装置3に相対す
る打込位置に復帰する。打込位置に復帰した打込装置5
のブローピン11bと型締装置3に固定した金型71の
ブロー口との心出動作を行って打込装置5の位置調整を
した後次成形の準備が完了する。 【0089】なお、打込装置5のブローピンの交換、高
さ調節及びバリ押え機構につき、さらに図15〜18を
参照して説明する。図15から図18において、アーム
9から昇降可能に垂下する打込ヘッド10に鳩尾状のア
リ溝10aを形成するためのロッキングブロック50
4,505を設ける。ロッキングブロック504は打込
ヘッド10に固定され、ロッキングブロック505は打
込ヘッド10に固定したエアシリンダ506を介して上
下方向へ移動可能に吊支されて前記チャック10bを形
成する。 【0090】アリ溝10aに係合する略台形状の差込部
11aが垂下して設けられる。差込部11aにはボルト
508,508を介してセンターブロック509とこれ
を間にして左右にシリンダ510,510が垂下して連
結されている。シリンダ510,510はセンターブロ
ック509の側面中央に支持され、ピストンロッド51
1,511の下端部にはストリッパープレート11c,
11cが水平に連結されている。 【0091】センターブロック509には一対のシリン
ダ室513,513がピストンロッド511,511に
対応した位置で形成され、このシリンダ室513内には
ブローピン11bと連結されたノズルボディ515が昇
降可能に収納されている。ブローピン11bはストリッ
パープレート11c間に架橋して固定されたストリッパ
ブッシュ516を貫通して下方に伸びている。 【0092】前記ノズルボディ515の上端部にはピス
トンロッド517を介してシリンダ518が連結され、
このシリンダ518にはセンターブロック509に形成
した連通路520を介してオイル又はグリースなどの流
体を収納している。連通路520は一対のシリンダ室5
13,513間で互いに連通し、流体が行き来すること
によりシリンダ518が連動する。 【0093】また、ノズルボディ515の上部にはマニ
ホールド521が固定され、マニホールド521はシリ
ンダ室513の内側壁に形成された複数の吐出口522
にそれぞれ面している。吐出口522はセンターブロッ
ク513に形成された管路523の開口部であり、管路
523は差込部11aの上面に開口している。差込部1
1cの上面に開口する管路523に対面して開口する管
路524が打込ヘッド10に形成されている。 【0094】管路523,524はエア及び冷却水を吐
出し、それぞれのマニホールド521に開口してノズル
ボディ515内に収納された管路と連通する。管路52
3,524の合致する開口部にはOリングを装着してシ
ールを行うこととする。エアと冷却水は還流路を有す
る。ノズルボディ515の下端部側には複数枚の皿ばね
525が挿通され、皿ばね525はシリンダ室513内
に収納されてブローピン11bを昇降可能に貫通するエ
ンドプレート526で支持されている。 【0095】そこで、上記構造の作用につき説明する
と、打込機構を打込ヘッド10に固定するため、エアシ
リンダ506を駆動してロッキングブロック505を下
降させてアリ溝10aを拡大し、そのアリ溝10aに差
込部11aをスライドして係合させ、管路523,52
4が合致する位置に静止させた後、エアシリンダ506
を駆動してロッキングブロック505を上昇させること
により、アリ溝10aが収縮して差込部11aを打込ヘ
ッド10に締付け固定する。 【0096】ついで、図16,18に示すように、ブロ
ーピン11bの下部に型締機構3のパリソンを挟んだ状
態の一対の金型4が移動して来て静止すると、打込ヘッ
ド10を下降させてブローピン11bをそれぞれの金型
4のカッティングプレート431の開口部に挿入し、ブ
ローピン11bのカッティングスリーブ11dをカッテ
ィングプレート431に当接させる。 【0097】ここで、一方のカッティングスリーブ11
dがカッティングプレート431と正しく当接しない事
態が生じると、他方のカッティングスリーブ11dがカ
ッティングプレート431と当接した時点で、そのノズ
ルボディ515が押し上げられてシリンダ518が上方
へ移動し、よってシリンダ518内の流体が連通路52
0を介して他方のシリンダ518内に流入する。 【0098】したがって、そのシリンダ518のピスト
ンロッド517が下降してノズルボディ515を下方へ
押し、他方のブローピン11bを金型4内に押し込み、
そのカッティングスリーブ11dをカッティングプレー
ト431に正しく当接させる。かくして一対のブローピ
ン11b,11bの自動調整がなされ、カッティングス
リーブ11dをカッティングプレート431に均等な力
で押し付け、バリ200が切断される。 【0099】そして、ブローピン11b,11bからエ
アを金型4内のパリソンに吐出してブロー成形する。カ
ッティングプレート431からはみ出したバリ200が
できる。そこで、シリンダ510を駆動してストリッパ
ープレート11cをカッティングプレート431に向け
て下降させ、バリを押え込む。カッティングプレート4
31から露出するバリ200は空気冷却だけによりまだ
柔らかいから、ストリッパープレート11cと冷却され
た金型4に押さえ付けられて潰され冷却される。 【0100】そこで、打込ヘッド10を若干上昇させて
カッティングスリーブ11dをカッティングプレート4
31から引き離した後、再び打込ヘッド10を上昇させ
ると、バリ200はブローピン11bに付着したまま上
昇する。バリ200はストリッパープレート11cが下
降してストリッパブッシュ516により下方へ落とされ
る。バリ200は完全に冷却され、成形品133に付着
して悪影響を及ぼすことなく、かつ、四方へ飛散するこ
ともなく、適宜除去されて次の成形動作に備える。 【0101】次に制御手段104を完成するための自動
心出装置につき、図19から図21を参照して説明す
る。図19に示すように、金型4のカッティングプレー
ト431に、ブローピン11bと心出ブッシュ516が
挿入され、ブローピン11bはキャビティ401の口部
内に挿入されている。心出ブッシュ516はストリッパ
プレート11cに固定された円錐形状の筒体であって、
ブローピン11bを貫通して支持し、ストリッパプレー
ト11cから突出した下部外周面に円錐形外周面501
が形成されている。円錐形外周面501はカッティング
プレート431の円錐形内周面432と平行な面であ
る。そして、カッティングプレート431には、図20
に示すように、直径方向で相対向する複数の噴出口40
5が設けられている。この噴出口405はカッティング
プレート431の円錐形内周面432に開口している。 【0102】そして、前記各噴出口405には金型4内
に形成された管路407が接続され、かつ、図21に示
すように、それらの管路407にはそれぞれ圧力センサ
408とエア等の流体供給源409がそれぞれ接続され
ている。なお、圧力センサ408はアナログ出力をもつ
流量センサに代えてもよい。 【0103】次にブローピン11bをX軸及びY軸方向
へ揺動させる構成を説明する。図22及び図23に示す
ように、打込装置5の本体514の上部にはサーボモー
タ619,620(アクチュエータ)が2個設けてあ
り、このサーボモータ619,620はそれぞれ座標軸
テーブル617をX−X方向及びY−Y軸方向に移動さ
せるためのものである。打込装置の本体514の下部に
垂下する4本のガイドシャフト615が設けられ、この
ガイドシャフト615に可動テーブル616がシリンダ
634で昇降可能に係合し、この可動テーブル616に
支持部材635を介して座標軸テーブル617がX軸方
向及びY軸方向へ移動可能に支持されている。座標軸テ
ーブル617に一対のブローピン11bが垂下して設け
られている。636はストリッパプレート431を昇降
させるエアシリンダ又はサーボモータである。 【0104】X軸用のサーボモータ619には、図23
に示すように、スプラインシャフト621が取付けら
れ、スプラインシャフト621に伝達された回転は上下
動フレーム616に支持された回転軸622にタイミン
グベルト・プーリ等を介して伝達され、さらに、はすば
かさ歯車623,624を介して回転軸625に伝達さ
る。回転軸625はスプラインが形成され、支持部材6
26はこのスプラインに沿ってY軸方向(図23中左右
方向)に摺動可能である。 【0105】回転軸625に伝達された回転はプーリ6
27,628、タイミングベルト629等を介して回転
軸630に伝達され、さらに図22に示すように、はす
ばかさ歯車631,632を介して回転軸633へ伝達
され、この回転軸633は支持部材635に支持されて
いる。回転軸633に形成されたネジ部にはボールネジ
(図示せず)を介して座標軸テーブル617が取り付け
られ、回転軸633の回転によって座標軸テーブル61
7はX軸方向(図22中左右方向)に移動する。 【0106】Y軸用サーボモータ620の回転は図示し
ない歯車歯列や回転軸等を介して、支持部材635をY
軸方向に移動させ、支持部材635と共に座標軸テーブ
ル617もY軸方向に移動させられる。なお、前記歯合
関係におけるバックラッシュは従来通りバネの付勢力を
利用して無くすようにしている。また、上下動フレーム
616は支持部材514に支持されたガイド軸615に
沿って上下動する。 【0107】次に、上記構成の作用を図24に示す自動
心出のフローチャートに基づき説明する。初めに、打込
原点位置及び型締原点位置を確認し(S)、打込心出
し中にランプを点滅させ(S)、打込装置のブローピ
ン11とともにストリッパプレート11cが低速(S
)で打込下降し(S)、検出位置でストリッパプレ
ート11cとブローピン11bの下降が停止する
(S)。したがって、図19に示す状態となる。 【0108】そこで、エアが噴出口405から噴出する
(S)。すなわち、心出ブッシュ516がカッティン
グプレート431に挿入されると、流体供給機409に
てエアを管路407に送り、噴出口405からエアを噴
出させると、エアは心出ブッシュ516の円錐形外周面
501に当たり、心出ブッシュ516とカッティングプ
レート431の円錐形内周面432の隙間から外部へ排
出される。このとき、心出ブッシュ516、すなわちブ
ローピン11がカッティングプレート431の中心に
位置していなければ、各エア噴出口405から噴出する
エアの背圧又は流量が異なることになる。なお、心出ブ
ッシュ516に代え、ブローピン11の外周面にエア
を吹き付けて背圧若しくは流量測定をしてもよい。 【0109】このエアの圧力又は流量を圧力センサ40
8又は流量センサで検出すると、その検出値をプログラ
マブルコントローラ618(図22)に入力し、それぞ
れの検出値の差を演算し、その差が0となるようにサー
ボモータを作動させ、ブローピン3をX−X方向又はY
−Y方向へ揺動させる。したがって、ブローピン11c
はカッティングプレート431の円錐形内周面432の
中心に位置することになる。 【0110】かくして、 1 ,X 2 の圧力センサーの値を
取込み、差に応じた分だけX方向にサーボ制御器を動か
せ(S7)、 1 ,Y 2 の圧力センサーの値を取込み、差
に応じた分だけY方向にサーボ制御器を動かせ
(S8)、確認のため更に打込装置を下降させ(S9)、
1 ,X 2 ,Y 1 ,Y 2 の値が許容値以内か否かを判断する
(S10)。 1 ,X 2 ,Y 1 ,Y 2 の圧力センサーには、そ
のセンサー特性を入力しておく。許容値以内(YES)
ならば、心出を完了してランプが点灯し(S11)、スト
リッパープレート431が上昇し(S12)、ブローピン
11bが上昇して打込心出が終了する(S13)。 【0111】許容値以内でなければ(NO)、前記ステ
ップS7に帰り、以後ステップS8〜S13の経路をたどる
ように構成されている。 【0112】かくして、ブローピン11がカッティン
グプレート431の円錐形内周面432の中心に位置す
ることにより、成形品の口部の形状に変形が生じたり、
口部の外周面に形成されるべきネジ山等の崩れが生じな
いのである。 【0113】 【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、生産終
了後、次成形生産に必要な諸準備を自動化したので、品
種の異なる次成形の連続生産が可能となり、完全無人化
で次成形生産を開始することができ、人手によるコスト
削減及び危険性の回避ができ、生産量が向上するととも
に、品質の安定を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の概略フローチャート図 【図2】この発明の実施例を示す正面図 【図3】この発明の実施例を示す側面図 【図4】この発明の実施例を示す平面図 【図5】この発明の治具交換テーブルを示す平面図 【図6】治具交換テーブルの断面側面図 【図7】治具交換テーブルの断面正面図 【図8】治具交換テーブルに配置された治具の平面図 【図9】治具交換テーブルに配置された治具の側面図 【図10】搬送用治具の正面図 【図11】ダイ・コア取り外し治具の一部断面正面図 【図12】ダイ・コア装着治具の一部断面正面図 【図13】ダイ・コア取り外し治具及びダイ・コア装着
治具の共通する平面図 【図14】制御装置のモニタ画面に表示された治具交換
フロー図 【図15】打込装置の詳細を示す断面図 【図16】打込装置の一部断面側面図 【図17】打込装置の一部断面平面図 【図18】打込装置の断面側面図 【図19】心出機構の要部断面正面図 【図20】図19の部分平面図 【図21】エア噴出流路の構成例図 【図22】打込装置の正面図 【図23】打込装置の側面図 【図24】自動心出行程フロー図 【符号の説明】 100…温度管理制御手段 101…成形機運転管理制御手段 102…治具交換管理制御手段 103…樹脂管理制御手段 104…統括制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 中空成形機の成形運転中に生産予定数量
    が終了した後、樹脂のプログラム降温及び次品種データ
    に基づくプログラム昇温等の制御を行う温度管理と、押
    出スクリュウ内の樹脂を押し出して停止し、次品種交換
    データを読み込んで、金型内の水抜きをし、ブローピン
    ユニットを取外し、搬送用治具を取付け、搬送用治具に
    て生産終了した金型を取外し、ダイ及びコアを取外し、
    ダイ及びコアを取付け、次成形用の金型を取付け、搬送
    用治具を取外し、次成形用のブローピンユニットを取付
    け、ブローピンの心出をし、かつ、打込装置を原点に復
    帰させる制御を行う成形機運転管理と、次成形用の金
    型、ダイ、コア、ブローピンユニット及び交換すべき金
    型、ダイ、コア、ブローピンユニットを前記搬送用治具
    の所定の動作に伴い把持し易い特定位置に順次移送する
    制御を行う治具交換管理と、樹脂供給停止及び次品種デ
    ータに基づく樹脂切替指令の制御を行う樹脂管理等で生
    産終了から次成形生産開始迄の自動制御を行うことを特
    徴とする中空成形機における自動運転制御方法。
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