JP3400987B2 - 放射エネルギーデバイス - Google Patents

放射エネルギーデバイス

Info

Publication number
JP3400987B2
JP3400987B2 JP2000402092A JP2000402092A JP3400987B2 JP 3400987 B2 JP3400987 B2 JP 3400987B2 JP 2000402092 A JP2000402092 A JP 2000402092A JP 2000402092 A JP2000402092 A JP 2000402092A JP 3400987 B2 JP3400987 B2 JP 3400987B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiant energy
lens
optical
outlet
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000402092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001201686A (ja
Inventor
ローランド ウィンストン,
シャオウィ ニン,
Original Assignee
アーチ デベロップメント コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アーチ デベロップメント コーポレイション filed Critical アーチ デベロップメント コーポレイション
Publication of JP2001201686A publication Critical patent/JP2001201686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3400987B2 publication Critical patent/JP3400987B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B19/00Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
    • G02B19/0033Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • F24S23/30Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with lenses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • F24S23/70Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B19/00Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
    • G02B19/0004Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed
    • G02B19/0028Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the optical means employed refractive and reflective surfaces, e.g. non-imaging catadioptric systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B19/00Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
    • G02B19/0033Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use
    • G02B19/0038Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with ambient light
    • G02B19/0042Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with ambient light for use with direct solar radiation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S23/00Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors
    • F24S23/70Arrangements for concentrating solar-rays for solar heat collectors with reflectors
    • F24S2023/83Other shapes
    • F24S2023/837Other shapes hyperbolic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/44Heat exchange systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非映像光学に使用
される放射エネルギーデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】非映像
光学は、光などの放射エネルギーの放射、集中、及び/
又は変換を取扱い、そこでは映像の生成は重要でない。
例えば望遠鏡システムおよびカメラシステムのような映
像システムでは、映像の生成が主に重要となる。非映像
光学では、映像の生成を考慮することなく、光などの放
射エネルギーを最大の効率で伝達、放射または集中する
ことが目標となる。非映像システムの全てでないとして
もその大部分において、視覚的にコヒーレントな映像は
形成されない。非映像光学の応用例として、繊維光学、
照明、及び光学的検出があり、そこで主に重要なのは光
エネルギーの効率的な伝達である。
【0003】多くの実用的な状態が応用光学に存在し、
そこでは光ビームのような放射エネルギー放出の角発散
と断面積に関する放射エネルギー変換を行うことが望ま
しい。例えぱ、光ファイバーシステムにおける光学パワ
ーの発射およびファイバー同士の結合には、光エネルギ
ーのそのような角度変換が通常必要である。同様に多く
の照明の用途では、放射光源を特定の空間強度と角発散
の指向性ビームに変換することが必要である。
【0004】本発明の背景に重要なのは、米国特許N
o.4,114,592、No.4,240,692に
図示されるような非映像放射エネルギー変換デバイスで
ある。これらのデバイスはエネルギー伝達効率の点で映
像デバイスより優れた光伝達特性を有するが、スキュー
光線エネルギー損失を生じやすい。放射エネルギーフロ
ーラインに基づく非映像放射エネルギーデバイスが米国
特許No.4,237,332に開示される。双曲線状
反射体の形状の、そのような放射エネルギーデバイスと
レンズとの組合せが、90度の角度への任意の角度θの
入力エネルギーの理想的変換体として提案されている。
ウィンストン等、「非映像光学における研究:微弱源の
検出、」エネルギー工学科学に関する第二回シンポジウ
ムの議事録(Winston,et al.,”Inves
tigationsin Non−Imaging 0p
tics:Detection of Faint S
ources,”Proceedings of th
e Second Symposium on Ene
rgy Engineering Sciences,
頁110〜115(1984年4月10〜11日)及び
オーギャラファー等、「最大の理論的集中比を有する軸
方向に対称な非映像光束コンセントレーター、」アメリ
カ光学協会誌A、第四巻(0’Gallagher,e
t al.,”Axially Symmetric
Nonimaging F1ux Concentra
tors With the Maximum The
oretical Concentration Rat
io,”Journal ofthe 0ptical
Society of America A,Vo
l.4)頁66〜68(1987年)を参照されたい。
【0005】本技術における上記及び他の開発にもかか
わらず、望ましい特性を有する非映像放射エネルギーデ
バイスの必要性が依然として存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明にかかる放射エネルギーデバイスは、端部を
有する放射エネルギー源と、前記放射エネルギー源から
放射エネルギーを受け入れるように位置決めされた第一
のレンズと、前記第一のレンズより放射エネルギーが伝
えられるものであり、前記第一のレンズからの放射エネ
ルギーが入射する非直線状反射面を有する光学素子と、
前記光学素子より放射エネルギーが伝えられるものであ
り、前記第一のレンズを通過して前記光学素子の非直線
状反射面に入射した放射エネルギーの反射を受ける第二
のレンズと、前記第二のレンズからの放射エネルギーを
受け入れるように位置決めされ、端部を有する放射エネ
ルギー受容体とを含み、光線が辿る距離を実光学距離と
定義し、1以上の誘電媒体中を通る光路に沿った前記実
光学距離と前記誘電媒体の屈折率との積の総和を有効光
学距離と定義するとき、前記光学素子の前記非直線状反
射面の全ての部分は、前記放射エネルギー源の端部より
前記第一のレンズ、当該非直線状反射面上の点、及び前
記第二のレンズを経由して前記放射エネルギー受容体の
端部に至る複数の前記有効光学距離が、前記非直線状反
射面上の点の各々について実質的に一定であるような形
状に形成されている(請求項1)。
【0007】
【0008】また、前記放射エネルギー源が放射エネル
ギー入口部を構成するようにすることもできる(請求項
)。
【0009】また、前記放射エネルギー受容体が放射エ
ネルギー出口部を構成するようにすることもできる(請
求項)。
【0010】また、前記第一のレンズを収束レンズによ
り構成し、前記第二のレンズを収束レンズにより構成す
ることもできる(請求項)。
【0011】そして、本発明にかかる放射エネルギーデ
バイスを、第二の光学素子に光学的に結合される中実の
誘電体の第一の光学素子から構成することもできる。第
二の光学素子は、中実の誘電体を通る放射エネルギーフ
ローラインに実質的に対応する形状を有する反射表面を
有する。
【0012】本発明の特徴は、非映像放射エネルギーデ
バイス内の「有効光学距離」と呼ぱれる新規の概念を利
用する。有効光学距離のこの新しい概念は、非映像シス
テムにおける誘電素子を通る放射エネルギーフローライ
ンを求めるのに使用できることが発見されている。従
来、放射エネルギーフローラインの判断は、光路が空気
のみを通過する非映像システムに限定された。
【0013】本発明の他の態様、特徴および利点は、簡
単な説明が以下でなされる図面に関連して行われる、発
明の実施の形態の説明より明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】ここで図1を参照すると、放射エ
ネルギー集中体10が断面で示される。集中体10は反
射光学素子12と収斂レンズ14から構成される。反射
素子12は、一対の双曲線16a,16bで示されるよ
うに双曲線の形状を有する。反射素子12により、素子
12の内部表面18に当たる放射エネルギー光線が反射
される。素子12の反射機能は、例えば鏡のような素子
12の内部表面18または外部表面20上の反射皮膜に
よってもよいし、または素子12は、クロームのような
高度に研磨した金属から構成してもよい。
【0015】素子12は、点線24で示すようにその上
端部に第一の円形開口部を有し、それは放射エネルギー
入口部として作用する。第一の円形開口部、従って放射
エネルギー入口部は、r1に等しい半径を有し、それは
素子12を通る垂直中心軸22からの水平距離である。
素子12は、線26で示すようにその下端部に第二の円
形開口部を有し、それは放射エネルギー出口部として作
用する。第二の円形開口部、従って放射エネルギー出口
部の半径はr2である。
【0016】収斂レンズ14は素子12の放射エネルギ
ー入口部に設けられる。レンズ14の焦点距離は素子1
2の高さに等しいように選択され、その高さは図1にF
で示される。
【0017】上述したように、素子12は曲線16a、
16bで示される双曲線の形状を有する。具体的に、曲
線16a、16bは水平軸上の一対の焦点f1,f2に関
する双曲線であり、焦点f1,f2は素子12の放射エネ
ルギー出口部と共面である。双曲線の定義に従えぱ、曲
線16aの各点はf2よりもf1に近い一定の距離dに位
置し、また曲線16bの各点はf1よりもf2に近い同一
の距離dに位置する。素子12の下部円形開口部は焦点
1とf2と共面であるので、距離dは下部開口部の直径
に等しい。素子12は中心軸22の回りで回転対称にし
てもよく、その場合、曲線16a又は16bの回転は反
射素子12の形状を形成することになる。
【0018】反射素子12の双曲線形状は、レンズ14
との組み合わせで、集中体10を通る放射エネルギーの
通過に関連して特定の機能を行う。特に、それにより、
予め決められた鋭角内で放射エネルギー入口部において
入射する放射エネルギーが、直接に又は内部表面18か
らの一回以上の反射により、デバイスの放射エネルギー
出口部へ伝達される。出口部26に達する放射エネルギ
ーは集中体10から、放射エネルギー出口部26の平面
と直角な方向から出口部26の平面に平行な方向までの
範囲における、全方向に放出される。
【0019】一般に、集中体10のようなデバイスの受
入れ角度は、放射エネルギーの光線が、反射素子12に
よる反射なしに集中体10を直接通るか又は素子12の
内部表面18からの一回以上の反射により、放射エネル
ギー入口部24から放射エネルギー出口部26へ通過す
ることが保証されるように放射エネルギー入口部24へ
入射しなけれぱならない角度と定義される。集中体10
の垂直中心軸22又はそれに平行な光線に関して定義さ
れる受入れ角度は、図1においてθで示される。定義に
よれば、受入れ角度未満またはそれに等しい角度で放射
エネルギー入口部24に入射する放射エネルギーは直接
または反射により出口部26へ達し、また受入れ角度よ
り大きい角度で入口部に入射するエネルギーは出口部2
6へ達しないことになる。
【0020】集中体10のような光学デバイスの伝達比
は、放射エネルギー入口部24に入射する放射エネルギ
ーの、集中体10を通過して出口部で放出される放射エ
ネルギーに対する比と定義される。従って、集中体10
の伝達比は、全放射エネルギーが受入れ角度内で放射エ
ネルギー入口部24に入射する時には実質的に1に等し
く、また全放射エネルギーが受入れ角度を越える角度で
入射するときは実質的に0である。
【0021】入射角度によって実質的に0又は1である
伝逢比を有する光学デバイスは「理想的」デバイスとみ
なされる。そのような理想的デバィスは必然的に厳密に
定義された受入れ角度を有する。勿論、多くの光学デバ
イスの伝達比は、多くのデバイスがそのように厳密に定
義された受入れ角度を有しないので、0と1の間で異な
りうる。
【0022】図1に示す集中体の構成方法は比較的簡明
である。集中体10は典型的には以下の三つの予め決め
られたパラメータに従って作られる。 1)放射エネルギー入口部24の半径、2)受入れ角度
θ、3)レンズ14の焦点距離。下記の方法を使用し
て、集中体10は前記三パラメータの任意の数値粗合せ
に対して設計できる。しかし、任意の数値組合せを使用
しうるが、幾つかの実際的な検討事項を考慮すべきであ
る。
【0023】重要な検討事項はレンズ14の焦点距離を
選択することである。或るレンズ直径に対して比較的短
い焦点距離を有するレンズが、比較的長い焦点距離を有
するレンズよりも太きい固有の光学収差を有することは
良く知られている。そのような収差は一般的に受入れ角
度の「ぶれ」を生じる。そのようなぶれの結果、受入れ
角度を越える放射エネルギーの入射角に対して伝達比の
非常に急激な低下を生じず、その低下はより緩やかとな
り、また伝達比が零まで低下する前に数度の入射角変化
を要しうる。従って、受入れの厳密な角度を確保するた
めに比較的長い焦点距離を有することが一般に望まし
い。
【0024】しかし、レンズ14の焦点距離は前述のよ
うに反射素子12の高さに等しいので、比較的長い焦点
距離を有するレンズ14の使用により、より高い素子1
2が必要となる。これは材料が増加するため不利となる
か、または小サイズのものが必要な用途では不利となる
ことがある。従って集中体10の性能と構成との間に直
接的で適当な折り合いがある。厳密な性能を要する用途
では、長い焦点距離を有するレンズ14が必要となるの
で、より高い素子12を設けねぱならない。
【0025】受入れ角度および放射エネルギー入口部2
4のサイズは、集中体10が使用される特定の用途によ
り指定されるのが典型的である。
【0026】焦点距離、受入れ角度および放射エネルギ
ー入口部24のサイズが一旦選択されると、集中体10
は下記の順序に従って構成しうる。先ず、放射エネルギ
ー出口部26の半径が、選択された放射エネルギー入口
部24の半径と選択された受入れ角度に基づいて、下記
の等式〔1〕に従い、計算される。
【0027】 r2=r1 * sinθ, 〔1〕 ここでr2は放射エネルギー出口部26の半径、r1は放
射エネルギー人口部24の半径、またθは選択された受
入れ角度である。
【0028】レンズ14の焦点距離、素子12の高さ、
および放射エネルギー入口部24と出口部26の半径は
既に決められているので、集中体10の決定すべき唯一
のパラメータは双曲線素子12の形状すなわち偏心度で
あり、それは二つの焦点を位置決めし且つ両焦点に関し
て壁を双曲線にすることにより決定される。
【0029】第一の焦点は、集中体10の中心軸22に
関し選択された角度でレンズ14の中心を通過する光線
が、放射エネルギー出口部26により表される平面と交
差する点を見出して位置決めされる。その光線は、双曲
線を構成する基準となるべき一焦点を通過することにな
る。他方の焦点は、集中体10の中心軸22の反対側に
同一距離で置くことにより簡単に決められる。このよう
な光線は図1に番号32で示される。光線32は左側焦
点f1を通過し、また焦点f1とf2は軸22から等距離
にある。次いで壁は、これら二焦点に関して双曲線に作
られる。
【0030】デバイスの実際の構成において、双曲線1
aと16bの一つが一旦決められると、素子12は通常
の方法、例えぱ旋盤により製造できる。
【0031】図1におけるデバイス10の動作理論は、
レンズ原理と非映像光学原理との相互作用により決ま
る。周知のように且つ以下に詳述するように、空気中で
は双曲線である、放射エネルギーフローラインに対応す
る形状を有する放射エネルギー集中体は、放射エネルギ
ーの仮想源をより小さい実際源に効果的に変換するの
で、集中効率を向上する。図1において、エネルギーの
実際源は放射エネルギー出口部26に一致し、また仮想
源はより大きく、その縁部は二焦点f1とf2により表さ
れる。回転対称の実施例においては、仮想源は円形とな
ろう。従って、反射素子12は、仮想源が反射されるよ
うに当たる全ての放射エネルギー光線を実際源,すなわ
ち放射エネルギー出口部26に伝達するように作用す
る。
【0032】レンズ14がその放射エネルギー入口部2
4において光学的に反射素子12に結合されると、θよ
り大きい角度でレンズ14に入射する放射エネルギー光
線は、flとf2により表される仮想源内に入射されない
ので、実際源,すなわち放射エネルギー出口部26に反
射されないことになる。これは光学素子の二つの基本原
理を知れぱ明らかである。第一に、薄いレンズの中心を
通過する光線は実質的に偏向しない。第二に、完全レン
ズに当たる平行光線はレンズの焦平面上の1点に収斂す
る。
【0033】これらの二つの基本原理に留意すれぱ、図
1に示される光線32、及び光線32に平行な方向のレ
ンズ14に当たる全ての光線は、仮想源の端部f1で焦
点を結ぶことになる。と言うのは、上述のようにf1
レンズ14の焦平面上にあり、またレンズ14の中心に
入射する光線32は偏向しないで通過するからである。
【0034】ここで、図1に示される角度θよりも大き
い角度でレンズの中心に入射する光線を想定する。その
ような光線は、偏向しないでレンズ14の中心を通過す
るので、f1の左側、すなわち仮想源の外側に明らかに
入射することになる。またそのような光線に平行な光線
は、焦平面上の同一点に収斂するので仮想源内には入射
しないことになる。従ってθよりも大きい人射角度を有
する全ての光線は、仮想源内には入射しないことにな
る。これらの光線は、仮想源内に入らないので、反射素
子12により放射エネルギー出口部へ反射されないこと
になり、また上述したように素子12はその仮想源内に
は入射した光線だけをその出口部26へ反射する。
【0035】本発明と関連のある放射エネルギーデバイ
スの例を図2に示す。図2には放射エネルギー変換体4
0が示される。この放射エネルギー変換体40にあって
は、鋭角θ以内でその放射エネルギー入口部へ入射した
放射エネルギーを、その放射エネルギー出口部へ伝達す
る。しかし、図1で示されるデバイスのように全方向に
デバイスから放射エネルギーが放出される代わりに、放
射エネルギーは変換体40から、専ら、垂直軸に関する
第二の鋭角θ2以内で、放出される。
【0036】ここで図2を参照すると、放射エネルギー
変換体40は断面で示される。変換体40は、反射光学
素子42、凸レンズすなわち収斂レンズ44、および凹
レンズすなわち発散レンズ46から構成される。反射素
子42は、一対の双曲線46aと46bで示されるよう
に双曲線の形状を有し、また素子42の内部表面48ま
たは外部表面50のいずれかに反射被覆を施工できる。
素子42は、その中心軸56の回りに回転対称とするこ
とができ、または互いに面するすなわち対向する二つの
反射側部を有するようにして、放射エネルギー用の方形
の入口部と出口部を備えるトラフ状の構造を形成でき、
あるいは放射エネルギー用の方形の入口部と出口部も備
えた、ピラミッド状の構造を形成する四つの反射側部を
有することができる。
【0037】素子42は、回転対称とすることができる
ならば、点線54で示すようにその上端部に第一の円形
開口部を有し、それは放射エネルギー入口部として作用
する。第一の円形開口部、従って放射エネルギー入口部
54は、r3に等しい半径を有し、それは中心軸56と
放射エネルギー入口部の円周端部との間の水平距離であ
る。素子42は、点線58で示すようにその下端部に第
二の円形開口部を有し、それは放射エネルギー出口部と
して作用する。第二の円形開口部、従って放射エネルギ
ー出口部の半径はr4である。
【0038】収斂レンズ44は素子42の放射エネルギ
ー入口部54に設けられ、また発散レンズ46は放射エ
ネルギー出口部58に設けられる。レンズ44は焦点距
離F 1を有し、またレンズ46は焦点距離F2を有する。
二個のレンズ44と46の焦点距離は、その差、即ちF
1マイナスF2が実質的に素子42の高さに等しいように
選択され、またレンズ44と46は、中心軸56を横切
る軸60により表される共通の焦平面を共有する。
【0039】レンズ44と46とで組み合わされた素子
42の双曲線形状により、予め決められた鋭角θ1内で
放射エネルギー入口部54に入射する放射エネルギー
は、その表面から一回またはそれ以上の反射により変換
体40の放射エネルギー出口部58に反射されるので、
専ら軸56に関する第二の鋭角θ2以内に、放射エネル
ギー出口部58から放出される。また放射エネルギーは
反射素子42の内部表面48に当たることなくデバイス
を直接通過できる。
【0040】素子42の双曲線形状は直線ではないが、
双曲線はその漸近線に近づくにつれて実質的に直線とな
るので、実質的に直線とみなすことができる。従って素
子42は実質的に直線で、しかも双曲線であるように見
えることがある。
【0041】図2の変換体40を構成するために、放射
エネルギー入口部54の半径、レンズ44と46の焦点
距離、ならびに受入れ角θ1と発散角θ2が先ず選択され
る。変換体40は、前述の任意の数値組合せに従って構
成できる。
【0042】図1で示したデバイスに関連して上述した
ように、レンズ44と46はレンズ収差を最小にするた
めに比較的長い焦点距離を有するように選択することが
望ましい。しかし、図2の変換体40に関しては、長い
焦点距離を有するレンズの選択は、高さの増加を必要と
する欠点を伴わないことに注意すべきである。と言うの
は、変換体40の高さは焦点距離の差、F1マイナス
2、の関数であり、またいずれの焦点距離にも直接関
係しないからである。
【0043】前述のパラメータが選択された後、放射エ
ネルギー出口部58の半径が下記の等式〔2〕から求め
られる。
【0044】 r4=r3 * sin θ1/sin θ2, 〔2〕 ここでr3は放射エネルギー入口部の望ましい半径、θ1
は望ましい受入れ角、θ2は望ましい発散角、またr4
求められている放射エネルギー出口部の半径である。
【0045】曲線46aと46bで表される双曲線を求め
るために、レンズ44が横軸60上の高さF1の所に置
かれ、次いで二つの焦点が位置決めされる。第一の焦点
3は、選択された受入れ角θ1でレンズ44の中心を通
って引かれた光線と横軸60との交差により位置決めさ
れる。一つのそのような光線62が図2に示される。他
の焦点f4は、横軸60の他の側で中心軸56から等し
い距離を離してそれを置くことにより位置決めされる。
光線62は左側の焦点f3を通過し、また焦点f3とf4
は中心軸56から等距離にある。
【0046】二つの焦点f3とf4が求められた後、一方
の双曲線が焦点に関して求められる。通常の方法で製造
できる反射素子は、第二のレンズ位置までにのみ延び、
横軸60までは延びない。
【0047】エネルギー入口部と出口部の半径は等式
〔2〕で規定するように関連するので、放射エネルギー
出口部58の半径を先ず求め、次いで入口部54の半径
を求めることに注意すべきである。どの半径を最初に求
めるかは、デバイスか使用される特定の用途の制約条件
によって決まるであろう。
【0048】図2に示す変換体40の動作理論は以下の
通りである。収斂レンズ44と反射素子42の組合せ
は、図1のレンズ14と反射素子42の組合せと概ね同
様に作用する。図2において、仮想源の縁部はf3とf4
に一致し、また実際源は放射エネルギー出口部58に一
致する。仮想源内に入るように受入れ角θ1以内でレン
ズ44に入射する全放射エネルギーは、放射エネルギー
出口部58に反射される。
【0049】放射エネルギー出口部58における発散レ
ンズ46は、仮想源内に入るすべての光線を鋭角発散θ
2を有するビームに変換する。
【0050】以下に示される表1は、1°に等しい受入
れ角および14°に等しい出口角を有し、図2に示され
る実施の形態による複数の放射エネルギー変換体に対す
る実際のパラメータを提供する。
【0051】
【表1】
【0052】表1により規定される三つの角度変換体の
F値に対する伝達比のコンピュータシュミレーションを
図3に示す。レンズのF値は、レンズ直径で割った焦点
距離と定義される。図3からわかるように伝達比は、デ
バイスのF値が約5から50まで増加するにつれて、約
0.87から1に向けて増加する。従ってF値、すなわ
ち使用されるレンズの焦点距離が長くなればなるほど、
伝達比が大きくなり、かくしてデバイスは一層「理想
的」になる。
【0053】例えぱ5のF値を有する変換体は、受入れ
角以内でその放射エネルギー入口部に入射する放射エネ
ルギーの約87%を、選択された鋭角以内でその出力部
へ伝達する。
【0054】放射エネルギーデバイスの他の例を図4に
示す。図4に示されるデバイスは図2に示されるものと
同様であるが、図4の放射エネルギー変換体は中実の誘
電材料から構成される。
【0055】ここで図4を参照すると、中実の誘電材料
から構成される放射エネルギー変換体80は、一部が断
面で示され、また一部が立面で示される。変換体80
は、その上部に凸曲面82を、その下部に凹曲面84
を、および一対の円周端部88と90それぞれにおいて
凸面82と凹面84に接続する中間面86を有する。凸
面82は放射エネルギー入口部として作用し、また凹面
84は放射エネルギー出口部として作用する。
【0056】中間面86は、放射エネルギーを放射エネ
ルギー入口部から放射エネルギー出口部へ反射するよう
に曲がっている。好ましくは中間面86は、双曲線であ
る。この中間面86により、放射エネルギーは全反射に
より反射されるので、デバイス上の反射被覆は不必要と
なる。
【0057】スネルの法則によれぱ、全反射のための条
件は、全ての放射エネルギーが限界角θcを越える角度
で変換体80の内部表面に入射することであり、ここで
θcは、外部材料、例えば空気の反射率に対する変換体
80の誘電材料の反射率の比のアークサインである。図
4に示される限界角θcは、誘電面86へ直角の光線に
関して測定される。空気の反射率は約1であるので、誘
電材料が約1.5の反射率を有するガラスから構成され
る場合、限界角は約42°となる。放射エネルギー反射
の仕方を除き、変換体80は図2に関連して前述した変
換体40と実質的に同一の仕方で構成され且つ作用す
る。
【0058】図5に、放射エネルギーデバイスのさらに
異なる例を示す。図5に示される例は、二部分を有する
放射エネルギー変換体100を指向するものであり、各
部分は図1で示されかつそれに関連して説明された集中
体10と同様である。上方部分が横軸102の上に示さ
れ、また下方部分が横軸102の下に示される。上方部
分は、反射素子106の放射エネルギー入口部に置かれ
た凸レンズ104から構成される。放射エネルギー入口
部とレンズ104は半径r5を有し、また反射素子10
6はF3に等しい高さを有し、その高さはレンズ104
の焦点距離に等しい。反射素子106の壁は、一つの焦
点f5とf6に関して双曲線の形状を有する。
【0059】変換体100の下方部分は、反射素子11
2の放射エネルギー出口部に置かれた凸レンズ110か
ら構成される。放射エネルギー出口部とレンズ110は
半径r6を有し、また反射素子112はF4に等しい高さ
を有し、その高さはレンズ110の焦点距離に等しい。
変換体100の高さはLに等しく、それはF3とF4の合
計に等しい。軸102において素子106の壁と出会い
かつそれと面一になる反射素子112の壁も、二つの焦
点f5とf6に関して双曲線の形状を有する。
【0060】放射エネルギー変換体100は、予め決め
られた角θ3以内でその放射エネルギー入口部において
入射する放射エネルギーを放射エネルギー出口部へ結合
するように作用するので、そのような放射エネルギーは
専ら鋭角θ4以内で出る。受入れ角である鋭角θ3は、変
換体100の中心軸120と、焦点f5およぴレンズ1
04の中心を通る光線122との間の角度に等しい。鋭
角64は、中心軸120と、焦点f5およびレンズ11
0の中心を通る光線124との間の角度に等しい。
【0061】変換体100を構成する一方法は以下の通
りである。先ず、変換体100の上方部分の特性は、特
定の用途に基づいて、エネルギー入口部の望ましい半径
5、望ましい受入れ角θ3、およびレンズ104の望ま
しい焦点距離を選択して求められる。これら三パラメー
タが選択されると、軸102における反射素子106の
半径r7(わかりやすいように、軸102の少し上に示
される)は下記の等式〔3〕から求められる。
【0062】 r7=r5*sin θ3 〔3〕 素子106の双曲線壁の形状は、二焦点f5とf6を位置
決めし、次いでそれに関して壁を双曲線にすることによ
り求められる。焦点f5は、望ましい受入れ角θ3でレン
ズ104の中心を通って引かれる光線と横軸102との
交点を見出して位置決めされる。他の焦点f6は、焦点
5と中心軸120との間の距離に等しい軸120から
の距離で軸102上にそれを置いて求められる。焦点f
5とf6が位置決めされると、双曲線壁はその焦点に関し
て求められる。
【0063】上方部分の特性が求められると、下方部分
の特性は、軸102における反射素子112の半径は軸
102における反射素子106の半径と同一であるとい
う要件に従って求められる。最初に、望ましい出口角θ
4およびレンズ110の望ましい焦点距離が選択され
る。次いでレンズの半径r6は、下記の等式〔4〕に従
い選択された角度θ4および軸102における素子10
6の半径r7に基づいて求められる。
【0064】 r6=r7/sin θ4 〔4〕 素子112の双曲線壁の形状は、二焦点を位置決めし、
次いで両焦点に関して壁を双曲線ににすることにより求
められる。第一の焦点は、出口角θ4でレンズ110の
中心を通って引かれる光線と横軸102との交点を求め
て位置決めされる。他の焦点は、今決められた焦点と軸
120との間の距離に等しい軸120からの距離で軸1
02上にそれを置いて位置決めされる。二焦点が位置決
めされると、素子112の双曲線壁は両焦点に関して求
められる。
【0065】本発明の重要な特徴は、非映像デバイスの
最近発見された特性に基づく。理想的な非映像デバイス
は、放射エネルギー源から放出される放射エネルギーフ
ローラインに対応する形状を有する反射壁部分を備える
のが有利であることが既に知られている。放射エネルギ
ーフローラインの概念は周知であり、また下記の刊行物
に説明されている。
【0066】1)ローランド・ウィンストン(Rola
nd Winston)に発行された「非映像放射エネ
ルギー指向デバイス(Nonimaging Radi
ant Energy Direction Devi
ce)という名称の米国特許No.4,237,332 2)ウィンストン等、「幾何べクトル光束と若干の新規
非映像集中体、」アメリカ光学協会誌、第69巻、第4
号(Winston,et al,”Geometri
cal Vector F1ux and Some
New Nonimaging Concentrat
ors,”Journal of the 0ptic
al Society of America,Vo
l.69,No.4)、頁532〜536(1979年
4月) 3)ウィンストン等、「幾何べクトル光束場を妨害しな
い形状の理想的光束集中体:複合双曲線集中体の新規導
出、」アメリカ光学協会誌、第69巻、第4号(Win
ston,et al.,”Ideal F1ux Co
ncentrators As Shapes Tha
t Do Not Disturb the Geom
etrical Vector F1ux Fiel
d:A New Derivation of the
Compound Parabolic Conce
ntrator,”Journal of the 0
ptical Society of Americ
,Vol.69,No.4)、頁536〜539(1
979年4月) 4)ギャラファー等、「パラボラディッシュー次部を有
する『トランペット』型二次集中体、」太陽エネルギ
、第36巻、第1号(Gallagher,et a
l.,”Test of a’Trumpet’Sec
ondaryConcentrator With a
Paraboloidal Dish Primar
y,”Solar Energy,Vol.36,N
o.1)、頁37〜44(1986年) 5)ギャラファー等、「最大の理論的集中比を有する軸
方向に対称な非映像光束集中体、」アメリカ光学協会誌
、第4巻(Gallagher,et al.,”A
xially Symmetric Nonimagi
ng F1uxConcentrators With
the Maximum Theoretical
Concentration Ratio,”Jour
nalof the optical Society
of America A,Vol.4)、頁66
(1987年1月) これら五つの刊行物は引用により本書に編入する。
【0067】空気を通る放射エネルギーフローラインは
形状が双曲線であることも知られている。従って、図
1、2、4及び5に示される好ましい例は、双曲線であ
る反射面を有する光学素子を備える。
【0068】放射エネルギーフローラインは、中実の誘
電素子を通過するときにその形状を変化することが発見
されている。誘電光学素子を非映像システムに組み込め
ぱ有用なことが多いので、誘電物質を通る放射エネルギ
ーフローラインの経路を求めることができるのは有利で
あろう。
【0069】誘電物質内での放射エネルギーフローライ
ンを求める方法を、図6に関連して以下に説明する。こ
こで図6を参照すると、放射エネルギー源140は二つ
の縁部、すなわち第一の縁部E1と第二の縁部E2を有す
るのが示される。直線源として示される放射エネルギー
源140は、円形源または他の形状のものでもよい。例
えぱレンズである中実の誘電光学素子142は、放射エ
ネルギー源140の右に示される。光学素子142は一
対の凸曲面144aと144bを有する。
【0070】一対の放射エネルギーフローライン146
と148は、放射エネルギー源140から空気を通って
光学素子142の左表面144aへ延び、次いで光学素
子の誘電物質を通り右表面144bまで延び、次いで再
び空気を通り表面144bの右側まで延びる。放射フロ
ーラインは空気を通過するとき形状が双曲線であるの
で、放射エネルギー源140と表面144aとの間のラ
イン146と148の部分は縁部E1とE2に関し双曲線
である。しかし、放射フローラインは誘電物質142に
入ると形状を変化する。
【0071】フローラインが形状を変化する特定の仕方
は発見されている。しかし、それが形状を変化する仕方
を説明するには新規の概念が必要となる。本発明の目的
上、用語「実光学距離」は光線が光学システム内を走る
距離を意味する。本発明の目的上、用語「有効光学距
離」は、1)実光学距離に、2)その距離に対する誘電
媒体の屈折率を乗じた積の光路に沿った総量を意味す
る。より具体的には、縁部AとBを有する光線に対する
有効光学距雛は下記の等式〔5〕による。
【0072】 有効長さ=∫A B ndS, 〔5〕 ここで有効長さは有効光学距離であり、nは特定点にお
ける特定の屈折率であり、またSは実際の光学距離を表
す。
【0073】一例として、図6に示される放射源140
から点Pまでの光線150の有効光学距離は、放射源1
40から表面144aまでのその実際長さに空気に対す
屈折率を乗じたものに、表面144aから表面144
bまでのその実際長さに誘電媒体142に対する屈折率
を乗じたものを加え、それに表面144bから点Pまで
のその実際長さに空気に対する屈折率を乗じたものを加
えたものである。
【0074】誘電体を通る放射エネルギーフローライン
を求める方法を、図6を参照してここで説明する。空気
中にある放射源140から表面144aまでの部分は双
曲線である。従って双曲線の定義に従えば、ライン14
6上の各点について、その点と一縁E1との間の実際距
離とその点と他端E2との間の実際距離における差は一
定である。光線146は誘電物質142に入ると実際に
はもはや双曲線ではなくなる。即ち、焦点E1とE2間の
実際距離に関してもはや双曲線ではなくなる。しかし、
フローライン146は「有効な双曲線」であることが発
見されており、すなはちライン146は、フローライン
146と二焦点E1およびE2との間の先に定義された有
効距離が実際距離の代わりに使用されるならば、誘電物
質142内では双曲線である。またフローライン146
上の各点と二焦点すなわち縁部E1およぴE2との間の直
線距離を使用する代わりに、縁部E1およぴE2とフロー
ライン146間の光路長が使用される。
【0075】従って、二フローライン146と148上
の各点について、1)縁部E1からその点までの有効光
学距離と、2)縁部E2からその点までの有効光学距離
との間の差は実質的に一定である。例えば、ライン14
6上の点Pについて、縁部E 1から点Pまでの光路15
0に沿った先に定義された有効距離は、縁部E2から点
Pまでの光路152に沿った有効距離よりも同一量だけ
短い。
【0076】上記の説明に従った誘電物質内の放射エネ
ルギーフローラインを求める方法の正確さは証明でき
る。
【0077】反射媒体内のフローラインは、提供される
自由空間内で、光路長をストリング長さの尺度として我
々が使用するものと同様な仕方でストリング構成から求
めることができるのをここで証明することにする。図7
を参照し、AとA’を放射エネルギー源の縁部とし、ま
た我々は点Pにおけるフローラインの方向を知りたいと
する。P’をPを通過するフローラインに沿った近い点
とする。PとP’の両方は反射素子の内側にあることに
注意する。ストリング構成により、〔A’P〕−[A
P]は一定でありまた[A’P’]‐[AP’]に等し
く、ここに括弧の[AP]は点Aから点Pまでの光路長
を示し、また同様の表示は他の括弧に使用される。Wを
Aからの光線の広がりのための一定光路の曲線とし、ま
たW’をA’からの光線の広がりのための一定光路の曲
線とする(すなはちWとW’は波面である)。閉経路P
→P’→W’→Pについて下記の線積分を検討する。す
なわち∫nk.dl=0であり、これはヒルベルト積分
定理から得られる。ここでkは単位光線方向であり、ま
たdlは線分である。これにより、[WP’]=∫n
k.dlであることかわかる(ここで「.」は点乗積を
示す)。同様に、閉経路P→P’→W→Pについて線積
分∫nk.dl=0を検討すると、[W’P’]=∫n
k’.dlが得られる。[AP’]=[A’P’]+
[WP]であり、また[A’P’]=[A’P]+[W’
P’]であることに注意する。従って、我々がストリン
グ横成により[A’P]−[AP]=[A’P’]‐[A
P’]を維持すれば、[WP’]=[W’P’]を保証で
きる。従って、点PとP’は互いに接近しているので、
PとP’との間の線分はkに対してk’に対するのと同
一角度を成す。これは、線分はk,k’間の角度を二等
分することを意味する。従って、この線分はフローライ
ンに沿って位置すると結論できる。と言うのは、幾何べ
クトル光束のフローラインの本来的定義は、それは光束
の平均方向であり、また二等分線は丁度平均方向である
からである。
【0078】図8に、上述した原理を活用した本発明の
実施の形態である放射エネルギーデバイス160の断面
を示す。デバイス160は反射素子162とその反射素
子162内の誘電光学索子164を備える二つの基本的
部分から構成される。反射素子162は放射エネルギー
入口部166と放射エネルギー出口部168を備え、ま
た素子162は三部分、すなわち第一部分170、第二
部分172および第三部分174から構成される。反射
素子162の外部形状は、図6に示される放射エネルギ
ーフローライン146と148の形状に対応する。特に
部分170の形状は実際に双曲線であり、部分172の
形状は「有効な双曲線」であり、また部分174の形状
は実際に双曲線である。
【0079】誘電素子164は、形状が図6の曲面14
4aと144bにそれぞれ対応する二曲面176と17
8を備える。
【0080】図8の放射エネルギーデバイスの構成方法
は比較的簡明である。最初に、第一部分170の双曲線
形状は、図2に関連して上述した方法に従って求められ
る。第一部分172の双曲線形状は、図6に関連して説
明したように表面176と178の曲率を考慮して求め
られる。第三部分の形状は、それを実際の双曲線にする
ことにより求められる。三部分170、172および1
74の形状が決まると、光学素子は従来の方法、例えぱ
旋盤により形成できる。
【0081】特定の用途によりデバイス160の変形を
行うことかできる。例えば光学素子162の部分174
の省略が望ましいことがある。
【0082】図9に示すのは、誘電体内の放射フローラ
インの経路を利用する本発明の他の実施の形態にあたる
放射エネルギーデバイスの断面であり、それは一対の反
射性で非直線状表面184と186に光学的に結合され
る第一のレンズ182から構成され、またそれぞれの表
面は第二のレンズ188に光学的に結合される。本発明
の目的上、表面は断面が直線状であれば「直線状」とみ
なされる。従って、例えぱ円錐は直線状表面の一例であ
り、一方、双曲線形状面は非直線状面の一例である。レ
ンズ182と188は収斂レンズである。レンズ182
は放射エネルギー源または入口部190に光学的に結合
され、またレンズ188は放射エネルギー受容体すなわ
ち出口部192に光学的に結合される。デバイス180
は光学的に可逆であるので、源190は受容体を構成す
ることもあるし、またその逆もある。
【0083】表面184と186は、放射エネルギー源
190上の点と放射エネルギー受容体192の対応する
点との間の有効光学距離が実質的に一定であるような空
間的形状を有する。特に放射源190の縁部E1からレ
ンズ182、表面186、レンズ188および受容体1
92の縁部E3までの有効光学距離は、任意の光路例え
ぱ経路196a、196b、196cおよび196dに
ついて実質的に同一である。縁部E1とE3は点として示
されるが、それらは米国特許No.4,483,007
で示されるように分布する曲線でもよい。概念的には、
一定の有効長さを有するストリングが、縁部E1、E3
に取り付けられ、また光路に沿って移動するように制約
されたならぱ、ストリングの移動は表面186に一致し
た経路を追跡することになろう。この追跡概念は、楕円
の焦点にストリングの二端部を固定し、鉛筆で楕円を追
跡することにより楕円が形成される周知の方法と同様で
ある。
【0084】表面184は、放射源190の縁部E2
らレンズ182、表面184、レンズ188および受容
体192の縁部E4までの有効光学距離は、任意の光路
例えば点線198で示されるものについて実質的に同一
である。
【0085】上述した本発明の実施の形態の種々の変形
は、本発明を依然利用しながら行うことができる。特
に、放射エネルギーデバイスは対称的に作用できるの
で、用語「放射エネルギー入口部」及び「放射エネルギ
ー出口部」はそのようなデバイスに関して互いに取り替
えて使用できる。本発明による放射エネルギーデバイス
は、前述の明細で具体的に述べなかった多くの用途に使
用できる。上に示しかつ説明した放射エネルギーデバイ
スは、回転対称にでき、トラフ状構造に構成でき、また
は四側面付きピラミッド状構造に構成できる。例えば図
2において、曲線46aと46bがトラフの対向する壁
を表したならば、壁46aと46bは紙面に直角の方向
に直線状に延びるであろう。円筒状レンズも使用される
であろうし、それはトラフの長さ方向に延びる。
【0086】加えて、種々の変形はピラミッド状に作る
ことかできるので、放射エネルギーデバイスはほぼ同ー
長さの四側面を備えることになろう。その四側面は実質
的に90度で出会うことになろう。この場合の放射エネ
ルギー人口部と出口部は、使用されるレンズと同様に方
形であろう。このピラミッド状実施例は光学ディスプレ
イシステムでは有用であろう。と言うのは、そのような
ピラミッド状デバイスの効率は、デバイスが光放射体と
して使用されたときが、光集光体として便用されたとき
よりも高いからである。
【0087】本発明の別の変更および実施の形態の代案
を実行できることは、前述の説明からみて技術に有能な
者にとり明らかである。従ってこの説明は、もっばら説
明上のものであり、また技術に有能な者に本発明の実施
の最善の態様を説明するためのものである。構造の詳細
は、本発明の精神からはずれることなく実質的に変更で
きるものであり、また添付の請求の範囲に入る全ての変
更の排他的な使用が保留される。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射エネルギーデバイスの一例を表す図であ
る。
【図2】放射エネルギーデバイスの一例を表す図であ
る。
【図3】凸レンズのf値目盛り絞りに対する本発明によ
る光ファイィバー結合体の通過量のコンピュータシミュ
レーションの結果を示す図である。
【図4】放射エネルギーデバイスの一例を表す図であ
る。
【図5】放射エネルギーデバイスの一例を表す図であ
る。
【図6】中実の誘電光学素子を通る放射エネルギー源か
らの一対の放射エネルギーフローラインを表す図であ
る。
【図7】本発明の原理の証明に関して参照される線図で
ある。
【図8】本発明の一の実施の形態にかかるデバイスの断
面図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかるデバイスの断
面図である。
【符号の説明】
10 放射エネルギー集中体 12 反射素子 14 収斂レンズ 18 内部表面 20 外部表面 22 中心軸 24 放射エネルギー入口部 26 放射エネルギー出口部 40 放射エネルギー変換体 42 反射光学素子 44 収斂レンズ 46 発散レンズ 48 内部表面 50 外部表面 54 第一の円形開口部(放射エネルギー入口部) 56 中心軸 58 第二の円形開口部(放射エネルギー出口部) 80 放射エネルギー変換体 82 凸曲面(放射エネルギー入口部) 84 凹曲面(放射エネルギー出口部) 86 中間面 88 円周端部 90 円周端部 100 放射エネルギー変換体 104 凸レンズ 106 反射素子 110 凸レンズ 112 反射素子 140 放射エネルギー源 142 誘電光学素子 146 放射エネルギーフローライン 148 放射エネルギーフローライン 160 放射エネルギーデバイス 162 反射素子 164 誘電光学素子 166 放射エネルギー入口部 168 放射エネルギー出口部 170 反射素子の第一部分 172 反射素子の第二部分 174 反射素子の第三部分 180 放射エネルギーデバイス 182 第一のレンズ 184 非直線状表面 186 非直線状表面 188 第二のレンズ
フロントページの続き (72)発明者 ニン, シャオウィ アメリカ合衆国 02904 ロード アイ ランド ノース プロビデンス スミス フィールド ロード 630 アパートメ ント 1218 (56)参考文献 特開 昭53−23648(JP,A) 特開 昭60−134213(JP,A) 特開 昭57−96309(JP,A) 特開 昭61−77204(JP,A) 特開 昭63−79093(JP,A) 実開 昭58−100312(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射エネルギーデバイスであって、 端部を有する放射エネルギー源と、 前記放射エネルギー源から放射エネルギーを受け入れる
    ように位置決めされた第一のレンズと、 前記第一のレンズより放射エネルギーが伝えられるもの
    であり、前記第一のレンズからの放射エネルギーが入射
    する非直線状反射面を有する光学素子と、 前記光学素子より放射エネルギーが伝えられるものであ
    り、前記第一のレンズを通過して前記光学素子の非直線
    状反射面に入射した放射エネルギーの反射を受ける第二
    のレンズと、 前記第二のレンズからの放射エネルギーを受け入れるよ
    うに位置決めされ、端部を有する放射エネルギー受容体
    とを含み、 光線が辿る距離を実光学距離と定義し、1以上の誘電媒
    体中を通る光路に沿った、前記実光学距離と前記誘電媒
    体の屈折率との積の総和を有効光学距離と定義すると
    き、前記光学素子の前記非直線状反射面の全ての部分
    は、前記放射エネルギー源の端部より前記第一のレン
    ズ、当該非直線状反射面上の点、及び前記第二のレンズ
    を経由して前記放射エネルギー受容体の端部に至る複数
    の前記有効光学距離が、前記非直線状反射面上の点の各
    々について実質的に一定であるような形状をなす、放射
    エネルギーデバイス。
  2. 【請求項2】 前記放射エネルギー源が放射エネルギー
    入口部を構成する、請求項1に記載の放射エネルギーデ
    バイス。
  3. 【請求項3】 前記放射エネルギー受容体が放射エネル
    ギー出口部を構成する、請求項1に記載の放射エネルギ
    ーデバイス。
  4. 【請求項4】 前記第一のレンズが収束レンズにより構
    成され、前記第二のレンズが収束レンズにより構成され
    る、請求項1に記載の放射エネルギーデバイス。
JP2000402092A 1989-05-05 2000-12-28 放射エネルギーデバイス Expired - Fee Related JP3400987B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US348,056 1989-05-05
US07/348,056 US5243459A (en) 1989-05-05 1989-05-05 Nonimaging radiant energy device

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50815790A Division JP3328274B2 (ja) 1989-05-05 1990-05-01 非映像放射エネルギーデバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001201686A JP2001201686A (ja) 2001-07-27
JP3400987B2 true JP3400987B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=23366464

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50815790A Expired - Fee Related JP3328274B2 (ja) 1989-05-05 1990-05-01 非映像放射エネルギーデバイス
JP2000402092A Expired - Fee Related JP3400987B2 (ja) 1989-05-05 2000-12-28 放射エネルギーデバイス

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50815790A Expired - Fee Related JP3328274B2 (ja) 1989-05-05 1990-05-01 非映像放射エネルギーデバイス

Country Status (6)

Country Link
US (3) US5243459A (ja)
EP (1) EP0471781B1 (ja)
JP (2) JP3328274B2 (ja)
AT (1) ATE133245T1 (ja)
DE (1) DE69024954T2 (ja)
WO (1) WO1990013777A1 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5243459A (en) * 1989-05-05 1993-09-07 The Argonne National Laboratory Nonimaging radiant energy device
US5971551A (en) * 1995-07-07 1999-10-26 Arch Development Corporation Nonimaging optical concentrators and illuminators
US6390626B2 (en) 1996-10-17 2002-05-21 Duke University Image projection system engine assembly
US6123436A (en) * 1997-08-05 2000-09-26 Vari-Lite, Inc. Optical device for modifying the angular and spatial distribution of illuminating energy
US6172813B1 (en) 1998-10-23 2001-01-09 Duke University Projection lens and system including a reflecting linear polarizer
US6239917B1 (en) 1998-10-23 2001-05-29 Duke University Thermalization using optical components in a lens system
US6172816B1 (en) 1998-10-23 2001-01-09 Duke University Optical component adjustment for mitigating tolerance sensitivities
US6220713B1 (en) 1998-10-23 2001-04-24 Compaq Computer Corporation Projection lens and system
US6280035B1 (en) 1998-10-23 2001-08-28 Duke University Lens design to eliminate color fringing
US6185041B1 (en) 1998-10-23 2001-02-06 Duke University Projection lens and system
US6244264B1 (en) 1999-06-09 2001-06-12 Solar Enterprises, International, Llc Non-imaging optical illumination system
US6299317B1 (en) * 1999-12-13 2001-10-09 Ravi Gorthala Method and apparatus for a passive solar day lighting system
US20040114786A1 (en) * 2002-12-06 2004-06-17 Cross Match Technologies, Inc. System and method for capturing print information using a coordinate conversion method
US7068446B2 (en) * 2003-05-05 2006-06-27 Illumitech Inc. Compact non-imaging light collector
DE102006044603A1 (de) * 2006-09-19 2008-03-27 Solar Dynamics Gmbh Solarer Mehrstufenkonzentrator
CN101641860A (zh) * 2007-02-23 2010-02-03 加利福尼亚大学董事会 利用菲涅耳透镜和非成像次级光学的聚光光伏系统
US8119905B2 (en) * 2007-11-03 2012-02-21 Solfocus, Inc. Combination non-imaging concentrator
WO2009139896A2 (en) 2008-05-16 2009-11-19 Soliant Energy, Inc. Concentrating photovoltaic solar panel
US8075162B2 (en) * 2008-09-12 2011-12-13 Light Prescriptions Innovators, Llc Zoom luminaire with compact non-imaging lens-mirror optics
CN101388418B (zh) * 2008-10-22 2010-06-02 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 便携免跟踪式非成像太阳能聚光装置
ITMO20080286A1 (it) * 2008-11-07 2010-05-08 Sun Gen Srl Dispositivo convogliatore secondario di raggi solari, particolarmente per gruppi di conversione dell'energia solare in energia elettrica e/o termica
US20100288266A1 (en) * 2009-05-12 2010-11-18 Arthur Drevnig Solar Heater
US9039213B2 (en) 2009-07-30 2015-05-26 The Regents Of The University Of California Light concentration apparatus, systems and methods
US8684545B2 (en) 2009-07-30 2014-04-01 The Regents Of The University Of California Light concentration apparatus, systems and methods
CN101881524A (zh) * 2010-06-29 2010-11-10 丁俣 太阳能聚集传输装置
JP4991020B1 (ja) * 2010-12-08 2012-08-01 パナソニック株式会社 照明装置
US9328898B1 (en) 2012-02-21 2016-05-03 Richard Arthur Flasck High efficiency hybrid illumination system
CN103792601A (zh) * 2014-02-28 2014-05-14 陕西师范大学 非成像双曲面聚光透镜
CN103792650A (zh) * 2014-02-28 2014-05-14 陕西师范大学 漏斗状光能流密度倍增器
CN103792616A (zh) * 2014-02-28 2014-05-14 陕西师范大学 激光传输双曲聚光棒
BR202014032034U2 (pt) * 2014-12-19 2016-06-21 André Luiz Esteves Palmeira concentrador de energia solar e eletromagnetica
CN104534686A (zh) * 2014-12-28 2015-04-22 胡明建 一种凸透镜矩阵聚焦单口双用太阳灶的设计方法
CN106642745A (zh) * 2016-11-11 2017-05-10 江苏桑力太阳能产业有限公司 一种集光式热管结构太阳能热水器
US10877253B2 (en) 2016-11-11 2020-12-29 Pelka & Associates Inc. Optical system
CN106568208B (zh) * 2016-11-11 2019-08-16 江苏桑力太阳能产业有限公司 一种聚光式太阳能热水器

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3390262A (en) * 1965-05-24 1968-06-25 Sylvania Electric Prod Multizone high power light reflector
US3805052A (en) * 1973-07-02 1974-04-16 Raytheon Co Beam forming mirror apparatus
US3923381A (en) * 1973-12-28 1975-12-02 Univ Chicago Radiant energy collection
US4003638A (en) * 1973-12-28 1977-01-18 The University Of Chicago Radiant energy collection
US3899672A (en) * 1974-02-19 1975-08-12 Univ Chicago Solar energy collection
US4002499A (en) * 1974-07-26 1977-01-11 The United States Of America As Represented By The United States Energy Research And Development Administration Radiant energy collector
US3957031A (en) * 1975-05-29 1976-05-18 The United States Of America As Represented By The United States Energy Research And Development Administration Light collectors in cylindrical geometry
US4045246A (en) * 1975-08-11 1977-08-30 Mobil Tyco Solar Energy Corporation Solar cells with concentrators
US4240692A (en) * 1975-12-17 1980-12-23 The University Of Chicago Energy transmission
US4139286A (en) * 1976-01-30 1979-02-13 Hein Leopold A Apparatus for concentrating solar energy
GB1562015A (en) * 1976-03-03 1980-03-05 Us Energy Solar concentrator with the angle of incidence of energy on the energy absorber restricted
US4114592A (en) * 1976-08-16 1978-09-19 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Cylindrical radiant energy direction device with refractive medium
US4129115A (en) * 1976-09-27 1978-12-12 Wyatt William G Radiant energy collector
US4230095A (en) * 1978-05-26 1980-10-28 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Ideal light concentrators with reflector gaps
US4225782A (en) * 1978-08-14 1980-09-30 Sanders Associates, Inc. Wide field of view-narrow band detection system
US4237332A (en) * 1978-09-26 1980-12-02 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Nonimaging radiant energy direction device
US4483007A (en) * 1979-08-24 1984-11-13 The University Of Chicago Energy transmission with respect to convex sources and receivers
US4387961A (en) * 1980-01-18 1983-06-14 Roland Winston Compound parabolic concentrator with cavity for tubular absorbers
US4359265A (en) * 1980-01-18 1982-11-16 University Patents, Inc. Controlled directional scattering cavity for tubular absorbers
US4419984A (en) * 1980-02-14 1983-12-13 University Patents, Inc. Radiant energy collector
US4441783A (en) * 1980-05-15 1984-04-10 Science Applications, Inc. Vessel navigation lights
US4367519A (en) * 1980-05-15 1983-01-04 Science Applications, Inc. Vessel navigation lights
DE3343868A1 (de) * 1983-12-03 1985-06-13 Zeiss Carl Fa Objektiv mit kegelschnittflaechen fuer die mikrozonenabbildung
US4898450A (en) * 1987-08-31 1990-02-06 Physical Optics Corporation Expanded beam non-imaging fiber optic connector
FR2623634B1 (fr) * 1987-11-25 1991-08-16 Armines Appareil emetteur de rayonnement infrarouge comportant une source plane de rayons infrarouges et un reflecteur
US4912614A (en) * 1987-12-23 1990-03-27 North American Philips Corporation Light valve projection system with non imaging optics for illumination
US5005958A (en) * 1988-03-04 1991-04-09 Arch Development Corporation High flux solar energy transformation
US5243459A (en) * 1989-05-05 1993-09-07 The Argonne National Laboratory Nonimaging radiant energy device

Also Published As

Publication number Publication date
US5610768A (en) 1997-03-11
WO1990013777A1 (en) 1990-11-15
US5243459A (en) 1993-09-07
EP0471781A1 (en) 1992-02-26
ATE133245T1 (de) 1996-02-15
DE69024954T2 (de) 1996-09-19
DE69024954D1 (de) 1996-02-29
US5557478A (en) 1996-09-17
JP3328274B2 (ja) 2002-09-24
EP0471781A4 (en) 1992-12-16
EP0471781B1 (en) 1996-01-17
JPH04506119A (ja) 1992-10-22
JP2001201686A (ja) 2001-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3400987B2 (ja) 放射エネルギーデバイス
US4114592A (en) Cylindrical radiant energy direction device with refractive medium
CA1115156A (en) Radiant energy collecting and transmitting device
US4240692A (en) Energy transmission
US5285318A (en) Illumination system having an aspherical lens
Winston et al. Nonimaging optics
JP3909883B2 (ja) 低プロファイル、高利得、広視野の非撮像光学装置
US4237332A (en) Nonimaging radiant energy direction device
US7830617B2 (en) Optical components including lens having at least one aspherical refractive surface
US20080092879A1 (en) Device for concentrating or collimating radiant energy
Kritchman et al. Efficient Fresnel lens for solar concentration
US8355214B2 (en) Light collection apparatus, system and method
US6966661B2 (en) Half-round total internal reflection magnifying prism
US5301249A (en) Catoptric coupling to an optical fiber
JPS6129452B2 (ja)
US20110260037A1 (en) Light concentration apparatus, systems and methods
CN112097405B (zh) 一种静态大角度太阳能收集系统
JPS6281614A (ja) 光結合器
CN114019666B (zh) 一种全反射式led显微照明配光元件
CN110888209A (zh) 全反射led光纤耦合配光元件及其设计方法
Winston et al. Nonimaging radiant energy device
CN217787495U (zh) 一种钓鱼望远镜
Winston Cylindrical radiant energy direction device with refractive medium
TW455697B (en) System for collecting and condensing light
Kritchman Second-stage ideal concentrators zyxwvutsrqponmlkjihgfedcbaZYXWVUTSRQPONM

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees