JP3397380B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JP3397380B2 JP3397380B2 JP17872193A JP17872193A JP3397380B2 JP 3397380 B2 JP3397380 B2 JP 3397380B2 JP 17872193 A JP17872193 A JP 17872193A JP 17872193 A JP17872193 A JP 17872193A JP 3397380 B2 JP3397380 B2 JP 3397380B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置に係
り、特にコンパクトに構成でき、かつ後席に対する空調
を大幅に改善でき、かつその組み付け性を向上した車両
用空調装置に関するものである。
り、特にコンパクトに構成でき、かつ後席に対する空調
を大幅に改善でき、かつその組み付け性を向上した車両
用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される空調装置として、外部
から車内に導入される外気と車室内を循環する内気の双
方またはいずれか一方を、適温になるように手動・自動
操作により適宜温度制御してから吹き出し口を介して車
室内に吹き出すように構成された所謂フルエアミックス
式の空調装置が従来より知られている。そして、この空
調装置は、エンジンルームと車室内を仕切るダッシュパ
ネル後方とダッシュボード下方の空間部位に配設されて
いる。
から車内に導入される外気と車室内を循環する内気の双
方またはいずれか一方を、適温になるように手動・自動
操作により適宜温度制御してから吹き出し口を介して車
室内に吹き出すように構成された所謂フルエアミックス
式の空調装置が従来より知られている。そして、この空
調装置は、エンジンルームと車室内を仕切るダッシュパ
ネル後方とダッシュボード下方の空間部位に配設されて
いる。
【0003】この種の空調装置の内、乗用車に搭載され
るフルエアミックス式の空調装置は通常、高級車用、中
級車用、普及車に大別される。
るフルエアミックス式の空調装置は通常、高級車用、中
級車用、普及車に大別される。
【0004】簡単に夫々の構成について述べると、高級
車用のものは、前席用に設けられる空調装置とは別系統
に後席専用の空調装置を設ける構成が多く採用されてお
り、例えば、リアトランク室内に後席専用の空調装置
(以下、後席空調装置と呼ぶ)を配設することが多く実
施されている。
車用のものは、前席用に設けられる空調装置とは別系統
に後席専用の空調装置を設ける構成が多く採用されてお
り、例えば、リアトランク室内に後席専用の空調装置
(以下、後席空調装置と呼ぶ)を配設することが多く実
施されている。
【0005】このように配設される後席空調装置の代表
的な構成例としては、冷媒の配管のみをフロントエンジ
ルームとリアトランク室間において行う一方、車室の内
気のみを後席空調装置内に導入してから冷媒に配管され
た専用エバポレータのコア内を通過させて冷やした後
に、後席近傍のピラーなどに設けられたベントから後席
に向けて吹き出すように構成されている。
的な構成例としては、冷媒の配管のみをフロントエンジ
ルームとリアトランク室間において行う一方、車室の内
気のみを後席空調装置内に導入してから冷媒に配管され
た専用エバポレータのコア内を通過させて冷やした後
に、後席近傍のピラーなどに設けられたベントから後席
に向けて吹き出すように構成されている。
【0006】続いて、中級車用の空調装置の構成は、例
えば実開昭63−66309号公報に開示されているよ
うに、後席に対して空調された空気を吹き出すために前
席用の空調装置から後席に延びるリアダクトを設けてお
き、後席用ベントとして設けられるセンターコンソール
ベントとリアフットベントを介して空調された内外気を
後席に対して吹き出すように構成されている。
えば実開昭63−66309号公報に開示されているよ
うに、後席に対して空調された空気を吹き出すために前
席用の空調装置から後席に延びるリアダクトを設けてお
き、後席用ベントとして設けられるセンターコンソール
ベントとリアフットベントを介して空調された内外気を
後席に対して吹き出すように構成されている。
【0007】そして、普及車用の空調装置は前席のみを
空調の対象にすることにより、コストダウンを図るよう
にしている。
空調の対象にすることにより、コストダウンを図るよう
にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の空調装置は、エンジンルームと車室内を仕切るダ
ッシュパネル後方とダッシュボード下方の空間部位にお
いて、ダッシュボードに設けられるステアリングシャフ
ト、アクセサリー乃至メータ類に対して干渉することな
く、しかも車体横方向に配設される補強部材のクロスメ
ンバーを回避するように配設しなければならない関係か
ら、取り付けられる部品点数が比較的に少ない助手席側
のグローブボッツクス下方の空間部位を占領するように
配設される場合が多く、このため足下空間が制限されて
しまい、所謂居住空間を制限してしまう欠点があった。
従来の空調装置は、エンジンルームと車室内を仕切るダ
ッシュパネル後方とダッシュボード下方の空間部位にお
いて、ダッシュボードに設けられるステアリングシャフ
ト、アクセサリー乃至メータ類に対して干渉することな
く、しかも車体横方向に配設される補強部材のクロスメ
ンバーを回避するように配設しなければならない関係か
ら、取り付けられる部品点数が比較的に少ない助手席側
のグローブボッツクス下方の空間部位を占領するように
配設される場合が多く、このため足下空間が制限されて
しまい、所謂居住空間を制限してしまう欠点があった。
【0009】また、従来の空調装置はダッシュボード下
方のいわば隙間となる空間部位に配設されることから、
その組み付け性に非常に劣るものであり、例えば自動組
み立て化を実現する際などに障害となるものであった。
方のいわば隙間となる空間部位に配設されることから、
その組み付け性に非常に劣るものであり、例えば自動組
み立て化を実現する際などに障害となるものであった。
【0010】したがって、本発明の車両用空調装置は上
記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、前席と後席に対するきめ細かい空調を安価
かつコンパクトな構成で実現可能にでき、車室内の居住
空間に対して影響を与えることなく、しかも空調装置の
組み付け性に優れた車両用空調装置を提供することにあ
る。
記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、前席と後席に対するきめ細かい空調を安価
かつコンパクトな構成で実現可能にでき、車室内の居住
空間に対して影響を与えることなく、しかも空調装置の
組み付け性に優れた車両用空調装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するために本
発明は、前席用の前席吹き出し口と後席用の後席吹き出
し口を備える車両用の空調装置であって、該空調装置
は、送風路を形成し、前記前席吹き出し口と前記後席吹
き出し口とを設けて車両前後方向に延設される本体部を
備え、フロアパネルには車体幅方向の略中央部位に配設
されて前記中央部位において車室側に向けて凸設される
トンネル部が設けられ、ダッシュパネルには、前記トン
ネル部に連続形成されるとともに前記ダッシュパネルか
ら車室側に向けて凹設された凹部が設けられ、車室内の
左右内壁に両端が固定されて車幅方向に延設されるフロ
ントクロスメンバーが設けられると共に、該フロントク
ロスメンバーの中間部に対して前記ダッシュパネルの前
記凹部が接続され、前記本体部は、前記トンネル部の車
室外側と前記凹部の車室外側の連続した空間内に配設さ
れると共に、前記本体部の下方全体を支持し、前記トン
ネル部と前記凹部の車室外側を連続して閉塞する板部材
を設け、該板部材を前記ダッシュパネルと前記トンネル
部に取り付けたことで、前席と後席に対するきめ細かい
空調を実現でき、また、空調装置を安価かつコンパクト
に構成でき、強度アップを図るとともに、車体への取り
付け性を向上させる。
発明は、前席用の前席吹き出し口と後席用の後席吹き出
し口を備える車両用の空調装置であって、該空調装置
は、送風路を形成し、前記前席吹き出し口と前記後席吹
き出し口とを設けて車両前後方向に延設される本体部を
備え、フロアパネルには車体幅方向の略中央部位に配設
されて前記中央部位において車室側に向けて凸設される
トンネル部が設けられ、ダッシュパネルには、前記トン
ネル部に連続形成されるとともに前記ダッシュパネルか
ら車室側に向けて凹設された凹部が設けられ、車室内の
左右内壁に両端が固定されて車幅方向に延設されるフロ
ントクロスメンバーが設けられると共に、該フロントク
ロスメンバーの中間部に対して前記ダッシュパネルの前
記凹部が接続され、前記本体部は、前記トンネル部の車
室外側と前記凹部の車室外側の連続した空間内に配設さ
れると共に、前記本体部の下方全体を支持し、前記トン
ネル部と前記凹部の車室外側を連続して閉塞する板部材
を設け、該板部材を前記ダッシュパネルと前記トンネル
部に取り付けたことで、前席と後席に対するきめ細かい
空調を実現でき、また、空調装置を安価かつコンパクト
に構成でき、強度アップを図るとともに、車体への取り
付け性を向上させる。
【0012】
【0013】
【0014】また、好ましくは、後席吹き出し口をトン
ネル部の後方の上面部位に配設したことで、後席吹き出
し口の組み付け性を向上させる。
ネル部の後方の上面部位に配設したことで、後席吹き出
し口の組み付け性を向上させる。
【0015】また、好ましくは、前席吹き出し口をトン
ネル部の前方の上面部位に配設したことで、前席吹き出
し口の組み付け性を向上させる。
ネル部の前方の上面部位に配設したことで、前席吹き出
し口の組み付け性を向上させる。
【0016】そして、好ましくは、前記トンネル部の前
方側の上面に開口部を設けてなり、該開口部に対して下
方から潜入した状態で前記ダッシュパネルと前記トンネ
ル部に対して固設されるインパネステーを設け、該イン
パネステーに対して前記フロントクロスメンバーを固設
したことで、車室内の前方部位の強度アップを図る。
方側の上面に開口部を設けてなり、該開口部に対して下
方から潜入した状態で前記ダッシュパネルと前記トンネ
ル部に対して固設されるインパネステーを設け、該イン
パネステーに対して前記フロントクロスメンバーを固設
したことで、車室内の前方部位の強度アップを図る。
【0017】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本願発明の好
適な各実施例を説明する。尚、全図を通して同一符号は
同一対象物を示す。
適な各実施例を説明する。尚、全図を通して同一符号は
同一対象物を示す。
【0018】
【第1実施例】図1は第1実施例の構成を示した外観斜
視図であって、前後席用の各ダクト類が取り付けられる
様子を示している。また、図2は図1の中心断面図であ
って、車体に対して空調装置を取り付けた後の様子を示
したものである。
視図であって、前後席用の各ダクト類が取り付けられる
様子を示している。また、図2は図1の中心断面図であ
って、車体に対して空調装置を取り付けた後の様子を示
したものである。
【0019】先ず図2において、空調装置の本体部2は
図示のように車室前方から後方に向けて次第に横断面積
が減少する形状を有しておりその内部に送風路を形成す
るようにするために、所定の金属板、樹脂材料などを用
いて加工形成されている。また、この本体部2の内壁部
または外壁部には温度を遮断する後述のインシュレータ
ーが張られており、内部を上流から下流にかけて通過す
る空気の温度変化が最小になるとともに外部に送気音が
漏れないようにしている。
図示のように車室前方から後方に向けて次第に横断面積
が減少する形状を有しておりその内部に送風路を形成す
るようにするために、所定の金属板、樹脂材料などを用
いて加工形成されている。また、この本体部2の内壁部
または外壁部には温度を遮断する後述のインシュレータ
ーが張られており、内部を上流から下流にかけて通過す
る空気の温度変化が最小になるとともに外部に送気音が
漏れないようにしている。
【0020】このように構成される本体部2の最上流で
あって車両の前方部位に該当する部位には本体部2内に
車室外の外気をフロントカウル34から導入するととも
に車室内の内気を本体部2の内部に導入するための開口
部が、ダシュパネルン35の凹部35aであって、ダシ
ュパネル35から車室側に向けて延設された部位により
取り囲まれるように設けられており、空気導入手段であ
るブロア3により本体部2の内部に吸引するように構成
されている。また、本体部2には、図示しない開口部が
穿設されておりダクトユニット70、リアセンタベント
28、リアフットベント29に連通するように設けられ
ている。
あって車両の前方部位に該当する部位には本体部2内に
車室外の外気をフロントカウル34から導入するととも
に車室内の内気を本体部2の内部に導入するための開口
部が、ダシュパネルン35の凹部35aであって、ダシ
ュパネル35から車室側に向けて延設された部位により
取り囲まれるように設けられており、空気導入手段であ
るブロア3により本体部2の内部に吸引するように構成
されている。また、本体部2には、図示しない開口部が
穿設されておりダクトユニット70、リアセンタベント
28、リアフットベント29に連通するように設けられ
ている。
【0021】一方、ブロア3の下流にはエアピュリファ
イア(不図示)が設けられており、導入外気の清浄化を
行うようにしている。そして、このブロア3の下流には
図示のように後方に向けて傾けて配設される前方エバポ
レータ5が設けられており、前方エバポレータ5の動作
時においてブロア3の作用で導入された内気、外気を冷
却してから下流に配設されたヒータコア6に送るように
構成されている。
イア(不図示)が設けられており、導入外気の清浄化を
行うようにしている。そして、このブロア3の下流には
図示のように後方に向けて傾けて配設される前方エバポ
レータ5が設けられており、前方エバポレータ5の動作
時においてブロア3の作用で導入された内気、外気を冷
却してから下流に配設されたヒータコア6に送るように
構成されている。
【0022】このヒータコア6は図示のように前方に傾
けた状態で本体部2内において固定される一方、ヒータ
コア6の上流側の側面において回動自在に設けられた主
フラップ10と、ヒータコア6のコア面の上方において
本体部2において回動自在に支持された第1フラップ1
1とが設けられている。
けた状態で本体部2内において固定される一方、ヒータ
コア6の上流側の側面において回動自在に設けられた主
フラップ10と、ヒータコア6のコア面の上方において
本体部2において回動自在に支持された第1フラップ1
1とが設けられている。
【0023】一方、このヒータコア6の上方にはサイド
ベント25とフロントセンタベント24か、フロンドウ
インドに対して送風を行うデフロスタ26と足下に送風
を行うフロントフットベント27に送風を行うかを任意
に制御するための第7フラップ17が設けられている。
ベント25とフロントセンタベント24か、フロンドウ
インドに対して送風を行うデフロスタ26と足下に送風
を行うフロントフットベント27に送風を行うかを任意
に制御するための第7フラップ17が設けられている。
【0024】また、上記の第1フラップ11の下流には
後方エバポレータ7が配設されており、その上流におい
て、第2フラップ12と、第3フラップ13を回動自在
に設けられており、リアセンタベント28への送風を行
うように構成されている。また、ヒータコア6の下流に
は後席の足下に送風を行うリアフットベント29が図1
に示すように本体部2に対して別体的になるように設け
られている。また、センターコンソール47は本体部2
と別体にされており、前席38の間に固定されている。
後方エバポレータ7が配設されており、その上流におい
て、第2フラップ12と、第3フラップ13を回動自在
に設けられており、リアセンタベント28への送風を行
うように構成されている。また、ヒータコア6の下流に
は後席の足下に送風を行うリアフットベント29が図1
に示すように本体部2に対して別体的になるように設け
られている。また、センターコンソール47は本体部2
と別体にされており、前席38の間に固定されている。
【0025】次に、図1において、デフロスタ26は図
示のように左右の開口部が設けられる一方、図示のよう
に右からサイドウインドに送風を行うサイドウインドベ
ント31がさらに設けられている。また、フロントフッ
トベント27にはフロントフットベント開口部が設けら
れており、足下に送風を行うように構成されている。こ
のように本体部2に対して夫々設けられるデフロスタ2
6、フロントフットベント27、サイドベント25は本
体部2に対して別体的に設けるために、サイドベント2
5、デフロスタ26、フロントフットベント27、フロ
ントセンタベント24は一体的なダクトユニット70と
して準備されている。このように構成されたユニット7
0を所謂後付け部品扱いにすることにより、車体幅方向
の略中央部位において車室側に向けて凸設されるトンネ
ル部36に対して固定できるようにしている。
示のように左右の開口部が設けられる一方、図示のよう
に右からサイドウインドに送風を行うサイドウインドベ
ント31がさらに設けられている。また、フロントフッ
トベント27にはフロントフットベント開口部が設けら
れており、足下に送風を行うように構成されている。こ
のように本体部2に対して夫々設けられるデフロスタ2
6、フロントフットベント27、サイドベント25は本
体部2に対して別体的に設けるために、サイドベント2
5、デフロスタ26、フロントフットベント27、フロ
ントセンタベント24は一体的なダクトユニット70と
して準備されている。このように構成されたユニット7
0を所謂後付け部品扱いにすることにより、車体幅方向
の略中央部位において車室側に向けて凸設されるトンネ
ル部36に対して固定できるようにしている。
【0026】即ち、図1においてトンネル部36から連
続形成されるとともにダッシュパネル35から車室側に
向けて凹設された凹部35aから形成されたトンネル部
36の上面に穿設された開口部36kを介してダクトユ
ニット70を設けて本体部2に対して連通するように設
けるようにしている。また、これと同様に、リアセンタ
ベント28を開口部36fに対して、リアフットベント
29を開口部36eに対して取り付けた状態において本
体部2との連通状態にする一方、トンネル部36の側面
に穿設された側面開口部36tを介して本体部2の内部
に内気を導入するように構成されている。
続形成されるとともにダッシュパネル35から車室側に
向けて凹設された凹部35aから形成されたトンネル部
36の上面に穿設された開口部36kを介してダクトユ
ニット70を設けて本体部2に対して連通するように設
けるようにしている。また、これと同様に、リアセンタ
ベント28を開口部36fに対して、リアフットベント
29を開口部36eに対して取り付けた状態において本
体部2との連通状態にする一方、トンネル部36の側面
に穿設された側面開口部36tを介して本体部2の内部
に内気を導入するように構成されている。
【0027】一方、上記の開口部36kの後方には車室
前方を横切るように設けられたフロントクロスメンバー
41が固定ブラケット41dを用いて固定されている
が、このフロントクロスメンバー41の左右端部には車
室内の左右内壁に対して固定される固定ブラケット41
a,bが設けられている。そして、このフロントクロス
メンバー41にはステアリング機構を取り付けるための
固定ブラケット41cが設けられており、以上の各部材
をファスナーを用いて一体的に締結することで車室前方
部分に必要とされる所定の強度を得るようにしている。
前方を横切るように設けられたフロントクロスメンバー
41が固定ブラケット41dを用いて固定されている
が、このフロントクロスメンバー41の左右端部には車
室内の左右内壁に対して固定される固定ブラケット41
a,bが設けられている。そして、このフロントクロス
メンバー41にはステアリング機構を取り付けるための
固定ブラケット41cが設けられており、以上の各部材
をファスナーを用いて一体的に締結することで車室前方
部分に必要とされる所定の強度を得るようにしている。
【0028】次に、図3は本体部2の概略構成を示した
斜視図であって、既に説明済の構成部分には同様の符号
を付して特徴部分に限定して述べると、本体部2の底面
と前面部分には図示のように本体部2の外周面に沿う形
状を有するとともに曲げ辺部90f、gを加工形成した
板部材90が一体乃至別体形成されており、本体部2の
強度部材を構成している。
斜視図であって、既に説明済の構成部分には同様の符号
を付して特徴部分に限定して述べると、本体部2の底面
と前面部分には図示のように本体部2の外周面に沿う形
状を有するとともに曲げ辺部90f、gを加工形成した
板部材90が一体乃至別体形成されており、本体部2の
強度部材を構成している。
【0029】また、本体部2の側面部位には開口部2h
が穿設されており、上述の開口部36tに対応するよう
にする一方、本体部2の開口部2gは開口部36kに、
また開口部2tは開口部36fに対応し、開口部2fが
開口部36eに夫々対応するようにして本体部2をトン
ネル部36の内部に取り付けた状態において各ベントを
介して図3中の二重矢印で示されたような送風が可能と
なるように構成されている。
が穿設されており、上述の開口部36tに対応するよう
にする一方、本体部2の開口部2gは開口部36kに、
また開口部2tは開口部36fに対応し、開口部2fが
開口部36eに夫々対応するようにして本体部2をトン
ネル部36の内部に取り付けた状態において各ベントを
介して図3中の二重矢印で示されたような送風が可能と
なるように構成されている。
【0030】一方、板部材90の曲げ辺部90f,gは
図1に示されるように固定ネジなどのファスナー71の
固定部分となるものであって、車体側に取り付けられた
状態において強度を確保するとともに、空調装置の着脱
作業を簡便にできるようにしている。
図1に示されるように固定ネジなどのファスナー71の
固定部分となるものであって、車体側に取り付けられた
状態において強度を確保するとともに、空調装置の着脱
作業を簡便にできるようにしている。
【0031】即ち、図2のA−A矢視断面図である図4
と、図2のB−B矢視断面図である図5をさらに参照し
て、以上説明の構成の本体部2は、車体の中央部位にお
いて車室側に向けて凸設されるトンネル部であって、エ
ンジンの排気管に接続されるサイレンサー48を設ける
ため及び強度確保のために車体のフロアパネル37から
連続形成されるセンタフロアパネル36に内蔵されるよ
うにしてからボルト、ナットなどのファスナー71を用
いて取り付けられている。
と、図2のB−B矢視断面図である図5をさらに参照し
て、以上説明の構成の本体部2は、車体の中央部位にお
いて車室側に向けて凸設されるトンネル部であって、エ
ンジンの排気管に接続されるサイレンサー48を設ける
ため及び強度確保のために車体のフロアパネル37から
連続形成されるセンタフロアパネル36に内蔵されるよ
うにしてからボルト、ナットなどのファスナー71を用
いて取り付けられている。
【0032】そして、図4において、本体部2はセンタ
ーフロアパネル36の内壁面部に対してファスナー71
を用いて固定されているが、この本体部2は左右ハンド
ル車に共通に対応できる位置に固定されており、アクセ
ルペダル91とブレーキペダル92とクラッチペダル9
3とフットレスト94の操作に対して干渉しない位置に
なるように設けられている。
ーフロアパネル36の内壁面部に対してファスナー71
を用いて固定されているが、この本体部2は左右ハンド
ル車に共通に対応できる位置に固定されており、アクセ
ルペダル91とブレーキペダル92とクラッチペダル9
3とフットレスト94の操作に対して干渉しない位置に
なるように設けられている。
【0033】また、図5に図示のように、センターコン
ソール47は本体部2と別体に設けられているが、間に
防音、断熱の部材であるインシュレータ80が介在され
ており、空調装置の防音と断熱を行うように構成されて
いる。
ソール47は本体部2と別体に設けられているが、間に
防音、断熱の部材であるインシュレータ80が介在され
ており、空調装置の防音と断熱を行うように構成されて
いる。
【0034】したがって、以上説明したように、本実施
例によれば、前席38と後席に対するきめ細かい空調を
安価かつコンパクトな構成で実現可能にでき、空調装置
を配設することで車室内の居住空間に対して影響を与え
ることなく、しかも空調装置の組み付け性に優れ、車体
強度アップを図れるようになる。
例によれば、前席38と後席に対するきめ細かい空調を
安価かつコンパクトな構成で実現可能にでき、空調装置
を配設することで車室内の居住空間に対して影響を与え
ることなく、しかも空調装置の組み付け性に優れ、車体
強度アップを図れるようになる。
【0035】
【第2実施例】次に、第2実施例につき、空調装置を車
体に取り付けた後に、車体幅方向の略中心部位に沿う面
で破断して示した要部破断図である図6に基づきその特
徴部分に限定して説明する。
体に取り付けた後に、車体幅方向の略中心部位に沿う面
で破断して示した要部破断図である図6に基づきその特
徴部分に限定して説明する。
【0036】図6において、本体部2は図示のようにデ
フロスタ26とサイドベント25とフロントセンタベン
ト24とフロントフットベント27とを一体的に設けた
ものであり、トンネル部36とダッシュパネル35の凹
部35aとで囲われた部位に内装された状態で設けられ
ている。また、フロントクロスメンバー41が図示のよ
うに固定されている。
フロスタ26とサイドベント25とフロントセンタベン
ト24とフロントフットベント27とを一体的に設けた
ものであり、トンネル部36とダッシュパネル35の凹
部35aとで囲われた部位に内装された状態で設けられ
ている。また、フロントクロスメンバー41が図示のよ
うに固定されている。
【0037】このように設けられた本体部2の内部に上
記のブロア3、前方エバポレータ5、ヒータコア5、後
方エバポレータ7が図示のように内蔵・固定されて構成
されている。このように構成される本体部2に対してサ
イドベント25とフロントフットベント27を別部品と
して取り付けるように構成されている。
記のブロア3、前方エバポレータ5、ヒータコア5、後
方エバポレータ7が図示のように内蔵・固定されて構成
されている。このように構成される本体部2に対してサ
イドベント25とフロントフットベント27を別部品と
して取り付けるように構成されている。
【0038】したがって、以上の実施例によれば、デフ
ロスタ26とサイドベント25とフロントセンタベント
24とフロントフットベント27とを本体部2と一体的
に設けたものであるので、部品点数の削減及び組み立て
工程の削減ができる。
ロスタ26とサイドベント25とフロントセンタベント
24とフロントフットベント27とを本体部2と一体的
に設けたものであるので、部品点数の削減及び組み立て
工程の削減ができる。
【0039】
【第3実施例】次に、第3実施例につき、図7の外観斜
視図、図8の立体分解図に基づきその特徴部分に限定し
て述べる。両図において、インパネメンバー102には
車室のダッシュボード40の下方部位において車室を横
切るように配設されるクロスメンバー41に対して固定
するための取り付け部102a,102cが設けられて
おり、ステアリング機構64とともに各ブラケット6
3,41d,41cを用いてフロントクロスメンバー4
1に対して固定している。
視図、図8の立体分解図に基づきその特徴部分に限定し
て述べる。両図において、インパネメンバー102には
車室のダッシュボード40の下方部位において車室を横
切るように配設されるクロスメンバー41に対して固定
するための取り付け部102a,102cが設けられて
おり、ステアリング機構64とともに各ブラケット6
3,41d,41cを用いてフロントクロスメンバー4
1に対して固定している。
【0040】また、フロントクロスメンバー41は、本
図に示されるように、クロスメンバー41の両端に固定
部41a、bが設けられており不図示の車体に対して固
定するようにしている。
図に示されるように、クロスメンバー41の両端に固定
部41a、bが設けられており不図示の車体に対して固
定するようにしている。
【0041】一方、図中において一点鎖線で示されたイ
ンパネメンバー102は図7に図示のように車体のトン
ネル部36の開口部36kから車室内に出るようにして
からファスナー71を用いて固定されている。また、ク
ロスメンバー41とインパネメンバー102とステアリ
ング機構64とは一体的に締結されることから車室前方
の剛性・強度アップを図ることができると言う2次的な
効果を得ることができる。
ンパネメンバー102は図7に図示のように車体のトン
ネル部36の開口部36kから車室内に出るようにして
からファスナー71を用いて固定されている。また、ク
ロスメンバー41とインパネメンバー102とステアリ
ング機構64とは一体的に締結されることから車室前方
の剛性・強度アップを図ることができると言う2次的な
効果を得ることができる。
【0042】したがって、以上の構成によれば、空調装
置は強度的な負担を負う必要がなくなり、図8に示すよ
うに本体部2を所定樹脂材料を用いて一体樹脂成形し
て、インパネメンバー102の内部に内蔵・固定するよ
うに構成することが可能となり、組み立て組み付け性が
より向上することになる。
置は強度的な負担を負う必要がなくなり、図8に示すよ
うに本体部2を所定樹脂材料を用いて一体樹脂成形し
て、インパネメンバー102の内部に内蔵・固定するよ
うに構成することが可能となり、組み立て組み付け性が
より向上することになる。
【0043】したがって以上説明した実施例によれば、
本体部内に導入された外気と内気を前方エバポレータ5
とヒータコア6とを適宜通過するように各フラップ1
0、11、12他を夫々回動、開閉させることにより適
宜下流に送風することで前席と後席に対するきめ細かい
空調ができる。
本体部内に導入された外気と内気を前方エバポレータ5
とヒータコア6とを適宜通過するように各フラップ1
0、11、12他を夫々回動、開閉させることにより適
宜下流に送風することで前席と後席に対するきめ細かい
空調ができる。
【0044】また、以上のように車体の幅方向の中心部
位に配設することで、特に足下空間に対して干渉しなく
できるので、車室内の居住空間に対して与える影響を最
小にできる。空調装置を一体的に構成することができる
ので、空調装置の組み付け性に優れている。
位に配設することで、特に足下空間に対して干渉しなく
できるので、車室内の居住空間に対して与える影響を最
小にできる。空調装置を一体的に構成することができる
ので、空調装置の組み付け性に優れている。
【0045】なお、以上説明した本願発明は、上記実施
例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱
しない範囲において適宜設定変更可能なことは勿論であ
る。
例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱
しない範囲において適宜設定変更可能なことは勿論であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、前
席と後席に対するきめ細かい空調を安価かつコンパクト
な構成で実現可能にでき、車室内の居住空間に対する影
響を最小にでき、かつ車体強度アップを図ることがで
き、しかも空調装置の組み付け性に優れた車両用空調装
置を提供することができる。
席と後席に対するきめ細かい空調を安価かつコンパクト
な構成で実現可能にでき、車室内の居住空間に対する影
響を最小にでき、かつ車体強度アップを図ることがで
き、しかも空調装置の組み付け性に優れた車両用空調装
置を提供することができる。
【図1】第1実施例の構成を示した外観斜視図である。
【図2】図1の空調装置の本体部2を車両に取り付けた
後に、車体幅方向の略中心部位に沿う面で破断して示し
た要部破断図である。
後に、車体幅方向の略中心部位に沿う面で破断して示し
た要部破断図である。
【図3】本体部2の外観斜視図である。
【図4】図2のA−A矢視断面図である。
【図5】図2のB−B矢視断面図である。
【図6】第2実施例の構成を示した要部破断図である。
【図7】第3実施例の外観斜視図である。
【図8】第3実施例の立体分解図である。
2 本体部、
3 ブロア、
5 前方エバポレータ、
6 ヒータコア、
7 後方エバポレータ、
10 主フラップ、
11 第1フラップ、
24 フロントセンタベント、
25 サイドベント、
26 デフロスター、
27 フロントフットベント、
28 リアセンタベント、
29 リアフットベント、
35 ダッシュパネル、
35a 凹部、
36 トンネル部、
37 フロアパネル、
41 フロントクロスメンバー、
47 センターコンソール、
71 ファスナー、
102 インパネメンバーである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 渡辺 雅也
広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ
ダ株式会社内
(56)参考文献 特開 平4−5119(JP,A)
実開 昭62−173207(JP,U)
実開 平3−114412(JP,U)
実開 昭62−189278(JP,U)
実開 昭63−82618(JP,U)
実開 平3−60167(JP,U)
実開 平3−60169(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60H 1/00 102
Claims (4)
- 【請求項1】 前席用の前席吹き出し口と後席用の後席
吹き出し口を備える車両用の空調装置であって、該空調装置は、 送風路を形成し、前記前席吹き出し口と
前記後席吹き出し口とを設けて車両前後方向に延設され
る本体部を備え、フロアパネルには車体幅方向の略中央
部位に配設されて前記中央部位において車室側に向けて
凸設されるトンネル部が設けられ、ダッシュパネルに
は、前記トンネル部に連続形成されるとともに前記ダッ
シュパネルから車室側に向けて凹設された凹部が設けら
れ、車室内の左右内壁に両端が固定されて車幅方向に延
設されるフロントクロスメンバーが設けられると共に、
該フロントクロスメンバーの中間部に対して前記ダッシ
ュパネルの前記凹部が接続され、前記本体部は、前記ト
ンネル部の車室外側と前記凹部の車室外側の連続した空
間内に配設されると共に、前記本体部の下方全体を支持
し、前記トンネル部と前記凹部の車室外側を連続して閉
塞する板部材を設け、該板部材を前記ダッシュパネルと
前記トンネル部に取り付けたことを特徴とする車両用空
調装置。 - 【請求項2】 前記後席吹き出し口を前記トンネル部の
後方の上面部位に配設したことを特徴とする請求項1に
記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記前席吹き出し口を前記トンネル部の
前方の上面部位に配設したことを特徴とする請求項1に
記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記トンネル部の前方側の上面に開口部
を設けてなり、該開口部に対して下方から潜入した状態
で前記ダッシュパネルと前記トンネル部に対して固設さ
れるインパネステーを設け、該インパネステーに対して
前記フロントクロスメンバーを固設したことを特徴とす
る請求項1に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17872193A JP3397380B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17872193A JP3397380B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732862A JPH0732862A (ja) | 1995-02-03 |
JP3397380B2 true JP3397380B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=16053414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17872193A Expired - Fee Related JP3397380B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3397380B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP17872193A patent/JP3397380B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0732862A (ja) | 1995-02-03 |
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