JP3395750B2 - 蛍光ランプおよびその製造方法 - Google Patents

蛍光ランプおよびその製造方法

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    • H01J61/70Lamps with low-pressure unconstricted discharge having a cold pressure < 400 Torr
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    • HELECTRICITY
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    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/245Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases specially adapted for gas discharge tubes or lamps

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプおよび
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光ランプは、点灯中、発光管内
の水銀蒸気圧を規制するためにアマルガムが封入されて
いる。そして、最適な水銀蒸気圧を得るためには、この
アマルガムを適切な温度雰囲気中の位置に配置する必要
があった。
【0003】そこで、例えば実開昭62−43452号
公報に示された従来の蛍光ランプでは、バルブの端部よ
り延びて先端部が封止切られた排気管内に、アマルガム
と、このアマルガムが放電空間内に入り込まないように
支持し、かつそのアマルガムの位置を規制するためのガ
ラス棒とが収納されている。このアマルガムは、ガラス
棒と排気管の先端部との間に位置している。
【0004】このような従来の蛍光ランプを製造する場
合、排気工程中または排気工程後にガラス棒とアマルガ
ムとの2つの部材を排気管予定部内に封入しようとする
と排気装置の複雑化を招き、またその装置の複雑化によ
る品質のばらつきが発生するので、それらを回避するた
めに、排気工程の直前に排気管予定部内にガラス棒とア
マルガムとを配置した後、その排気管予定部からバルブ
内の不純ガスを排気し、その後、封入ガスを封入して排
気管予定部を封止切る方法が用いられている。また、排
気工程の際、バルブは効率よく不純ガスを排気するため
に加熱される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の蛍光ランプでは、排気工程中や点灯中に加わ
る熱によってアマルガムが溶融し、その溶融したアマル
ガムが排気管(排気管予定部)とガラス棒との間に流れ
込んでしまうことがあった。このためアマルガムは排気
管内の適切な位置からずれてしまい、その結果、発光効
率が低下してしまうという問題があった。
【0006】また、排気工程において、固形のアマルガ
ムが排気装置内に吸い込まれるという問題があるととも
に、アマルガムが溶融した場合、アマルガムに含まれて
いる水銀の一部が蒸発し、その水銀が不純ガスとともに
排気されてしまい、水銀の封入量が不足してしまうとい
う問題があった。
【0007】また、ガラス棒が排気管予定部内に配置さ
れた状態で排気を行うために、ガラス棒が障害となり、
排気効率の低下や排気時間が長くなるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたもので、排気工程において、排気装置内へのア
マルガムの吸い込みを防止するとともに、水銀蒸気圧を
最適に保って高い発光効率を得る蛍光ランプを提供する
ものである。
【0009】また、本発明は、作業効率や排気効率がよ
く、かつバルブ内に封入される水銀量の減少を抑制した
蛍光ランプの製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
蛍光ランプは、バルブの両端部に電極が取り付けられ、
前記バルブの端部から延在する排気管内に、内部にアマ
ルガムが収納されているとともに一端部に、収納され
た前記アマルガムが通り抜けることのできない口径を有
する開口部が形成されているアマルガム収納部このア
マルガム収納部の他端部に設けられ、かつ前記排気管内
での前記アマルガムの位置を規制するための脚部とを備
えた容器が、前記開口部を前記排気管の封止切り側に位
置するよう、配置されている構成を有している。
【0011】これにより、製造時の排気工程において、
バルブ内へ配置したアマルガムが排気装置内に吸い込ま
れるのを防止することができるとともに、排気工程中や
点灯中にアマルガムが溶融しても、アマルガムは適切な
位置に保持されるので、点灯中、バルブ内の水銀蒸気圧
を最適に保つことができる。
【0012】本発明の請求項2記載の蛍光ランプは、前
記容器と前記排気管との間に形成された隙間の最大幅が
0.1mm以上2.0mm以下である構成を有してい
る。
【0013】これにより、始動時、水銀蒸気が容器から
放電空間へスムーズに放出することができるとともに、
ランプの輸送中等に容器が排気管に激しく衝突すること
がないので、排気管の破損を防止することができる。
【0014】本発明の請求項3記載の蛍光ランプは、前
記アマルガムから前記電極までの距離が20mm以上5
0mm以下である構成を有している。
【0015】これにより、点灯中、アマルガムから水銀
蒸気を過不足なく蒸発させることができるので、バルブ
内の水銀蒸気圧を最適に保つことができる。
【0016】本発明の請求項4記載の蛍光ランプは、前
脚部には前記容器内の前記アマルガムが収納された空
間と前記放電空間とを連通させる貫通孔が設けられてい
る構成を有している。
【0017】これにより、始動時、水銀蒸気が容器から
放電空間へよりスムーズに放出することができる。
【0018】本発明の請求項5記載の蛍光ランプの製造
方法は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の蛍光ラ
ンプの製造方法であって、バルブ内の不純ガスを排気す
る排気程と、前記排気程後、排気管予定部を封止切
りする工程とを含み、前記排気工程の終了直後から前記
排気管予定部の封止切り工程の直前までの間に、前記ア
マルガムが収納された前記容器を前記排気管予定部内に
配置する方法を用いる。
【0019】これにより、従来のようにガラス棒やアマ
ルガムを別々に排気管予定部内に配置する必要がないの
で、排気装置を複雑化することなく、作業効率を向上さ
せることができ、また排気工程の際、排気管予定部内に
は排気作業を阻害するものがないので、排気効率を向上
させることができ、さらにアマルガムが排気工程中の熱
の影響を受けることがないので、つまり排気工程中にア
マルガムから水銀が蒸発して、その水銀蒸気が不純ガス
とともに排気されることがないので、バルブ内に封入さ
れる水銀量の減少を抑制することができる。
【0020】本発明の請求項6記載の蛍光ランプの製造
方法は、請求項5記載の蛍光ランプの製造方法におい
て、前記容器を前記排気管予定部内に配置した後、前記
排気管予定部を30秒以内に封止切る方法を用いる。
【0021】これにより、アマルガムへの熱的影響をよ
り小さくすることができ、バルブ内に封入される水銀量
の減少を一層抑制することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0023】本発明の第1の実施の形態である定格電力
32W、色温度5000Kの高周波点灯用片口金形蛍光
ランプは、図2に示すように、2つのガラス管1がブリ
ッジ接合され、内部に1つの放電路が形成された全長4
00mmのバルブ2と、このバルブ2の端部に設けられ
た口金3とを備えている。
【0024】バルブ2内には、所定量のアルゴンとネオ
ンとの混合ガス(以下、封入ガスという)が封入されて
いる。
【0025】バルブ2の両端部には、図1(端部のみを
示す)に示すように、コイル状の電極4と内径5mmの
排気管5とを有するステム6が取り付けられている。こ
のとき、排気管5は、バルブ2の端部から延在してい
る。
【0026】なお、図1中、7は電極4を支持するため
の内部リード線を、8は蛍光体をそれぞれ示す。また、
内部リード線7は外部リード線(図示せず)に接続され
る。
【0027】なお、バルブ2の他端部は、後述するアマ
ルガム9および容器10が排気管5内に配置されていな
い点を除いて図1に示す構造と同じである。
【0028】排気管5内には、図1に示すように、内部
にアマルガム9が収納された全長15.5mmの容器1
0が、後述する開口部11が排気管5の封止切り側に位
置するよう、配置されている。
【0029】この容器10は、一端部に開口部11を有
し、かつアマルガム9が収納された最大内径2.5mm
のアマルガム収納部12と、アマルガム9の位置を規制
するための手段として、アマルガム収納部12の他端部
に設けられた長さ10mmのY字状の脚部13とを備え
ている。
【0030】また、この容器10の材料としては、例え
ばソーダガラス等のガラス、または例えば鉄等の水銀と
反応しない金属が用いられる。
【0031】開口部11の口径は、収納された固形のア
マルガム9が通り抜けることのできない大きさ、例えば
2.0mmである。
【0032】脚部13は、排気管5内でのアマルガム9
の位置を規制するためのものである。これにより、アマ
ルガム9を最適な温度雰囲気中に位置させることがで
き、バルブ2内の水銀蒸気圧を最適化することができ
る。
【0033】アマルガム9は、水銀と亜鉛との合金(重
量比は50:50)からなり、排気管5内に配置される
前の状態で直径2.4mmの球体状の粒である。
【0034】次に、このような片口金形蛍光ランプの製
造方法について説明する。
【0035】容器10は、あらかじめアマルガム収納部
12および脚部13が形成され、アマルガム9がアマル
ガム収納部12に収納された後、開口部11が例えばか
しめ等によって縮径されることにより形成されて、製造
される。
【0036】また、バルブ2の両端部には、電極4と排
気管予定部(図示せず)とを有するステム6が融着され
て取り付けられる。この排気管予定部からバルブ2内の
不純ガスが排気される(以下、排気工程という)。この
排気工程の終了直後に、排気管予定部内にアマルガム9
が収納された容器10を配置し、さらに封入ガスを封入
して、排気管予定部を封止切る。
【0037】その後、通常どおりの方法によってバルブ
2の端部に口金3が取り付けられ、片口金形蛍光ランプ
が製造される。
【0038】以上のようにバルブ2の両端部に電極4が
取り付けられ、バルブ2の端部から延在する排気管5内
に、内部にアマルガム9が収納され、かつ収納されたア
マルガム9が通り抜けることのできない口径を有する開
口部11とアマルガムの位置を規制するための手段とを
備えた容器10が、開口部11を排気管5の封止切り側
に位置するよう、配置されていることにより、製造時の
排気工程において、バルブ内へ配置したアマルガム9が
排気装置内に吸い込まれるのを防止することができると
ともに、排気工程中や点灯中に加わる熱によってアマル
ガム9が溶融しても、アマルガム9が適切な位置に保持
されるので、点灯中、バルブ2内の水銀蒸気圧を最適に
保つことができ、高い発光効率を得ることができる。
【0039】また、蛍光ランプの製造方法として、バル
ブ内の不純ガスを排気する排気工程と、排気工程後、排
気管予定部を封止切りする工程とを含み、排気工程の終
了直後から排気管予定部の封止切り工程の直前までの間
に、アマルガム9が収納された容器10を排気管予定部
内に一度に配置する方法を用いることにより、従来のよ
うにガラス棒やアマルガムを別々に排気管予定部内に配
置する必要がないので、排気装置を複雑化することな
く、作業効率を向上させることができ、また排気工程の
際、排気管予定部内には容器10が配置されていないの
で、つまり排気管予定部内には排気作業を阻害するもの
がないので、排気効率を向上させることができ、さらに
アマルガム9が排気工程中に熱の影響を受けることがな
いので、つまり排気工程中にアマルガム9から水銀が蒸
発して、その水銀蒸気が不純ガスとともに排気されるこ
とがないので、バルブ2内に封入される水銀量の減少を
抑制することができる。
【0040】また、上記蛍光ランプの製造方法におい
て、容器10を排気管予定部内に配置した後、排気管予
定部を30秒以内に封止切る方法を用いることにより、
アマルガム9への熱的な影響をより小さくすることがで
き、その結果、排気管予定部の封止切り後のアマルガム
9に含まれる水銀量が、実質的に発光光束の低下に影響
しない程度の量、すなわち排気管5内に配置する前のア
マルガム9に含まれる水銀量の70%以上を維持するこ
とができ、水銀量の減少をより抑制することができる。
【0041】また、排気管5と容器10との間に形成さ
れた隙間の最大幅は0.1mm以上2.0mm以下に規
定することが好ましい。
【0042】排気管と容器との間に形成された隙間の最
大幅が0.1mm未満では、排気管と容器との間の隙間
が狭すぎるために、アマルガムから蒸発した水銀蒸気の
放電空間への放出がスムーズに行われず、光束立上り特
性が悪化してしまう。また、排気管5と容器10との間
に形成された隙間の最大幅が2.0mmを越える場合で
は、例えばランプの輸送中等に、容器が排気管に激しく
衝突するために、排気管が破損し、リークが発生すると
いう問題が起こる。
【0043】したがって、排気管5と容器10との間に
形成された隙間の最大幅は0.1mm以上2.0mm以
下に規定することにより、始動時、アマルガム9から蒸
発した水銀蒸気が排気管5と容器10との間の隙間をス
ムーズに通って放電空間内に放出されるので、良好な光
束立上り特性を得ることができるとともに、排気管5の
破損によるリークの発生を防止することができる。
【0044】また、アマルガム9から電極4までの距離
L(図1参照)を20mm以上50mm以下に規定する
ことが好ましい。これにより、点灯中、アマルガム9か
ら水銀蒸気を過不足なく蒸発させることができるので、
バルブ2内の水銀蒸気圧が最適に保たれ、高い発光効率
を得ることができる。
【0045】一方、距離Lが20mm未満では、発光光
束が低下し、発光効率が悪化した。これは、電極からの
熱の影響で、アマルガムの温度が上昇しすぎ、放電空間
内へ過剰に水銀蒸気が放出されてしまったためであると
考えられる。また、距離Lが50mmを越える場合で
も、発光光束が低下し、発光効率が悪化した。これは、
電極との距離が開きすぎたために、アマルガムの温度が
低くなりすぎ、その結果、放電空間内への水銀蒸気の放
出量が不足したためであると考えられる。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態である定
格電力32W、色温度5000Kの高周波点灯用片口金
形蛍光ランプは、図3に示すように、アマルガム9の位
置を規制するための手段、すなわち容器14のY字状の
脚部15にはアマルガム収納部16と放電空間とを連通
させる貫通孔17が設けられている点を除いて本発明の
第1の実施の形態である定格電力32Wの高周波点灯用
片口金形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【0047】貫通孔17の径は、水銀蒸気が通過するこ
とができる程度の大きさ以上で、かつ、固形または溶融
したアマルガム9が流れ込まない程度の大きさ、例えば
0.1mmとする。
【0048】なお、図3中、18は容器14の開口部を
示す。
【0049】以上のようにアマルガム9の位置を規制す
るための手段には容器14内のアマルガム9が収納され
た空間と放電空間とを連通させる貫通孔17が設けられ
ていることにより、放電空間への水銀蒸気の放出をより
スムーズに行うことができるので、光束立上り特性をよ
り向上させることができる。
【0050】なお、上記第1および第2の実施の形態に
おいて、容器10,14を排気管予定部に配置するため
の装置の損傷を防止するために、容器10,14の端部
は角張らずに丸まっているものが好ましい。
【0051】なお、上記第1および第2の実施の形態で
は、アマルガム9として、水銀と亜鉛との合金を用いた
場合について説明したが、アマルガム9としては、これ
に限らず水銀と、亜鉛、鉛、錫、ビスマス、インジウム
等のうち少なくとも1種との合金からなるものを用いて
もよい。
【0052】なお、上記第1および第2の実施の形態で
は、容器10,14の脚部13,15の形状がY字状の
ものを用いた場合について説明したが、排気管5内での
容器10,14の位置を規制できる形状であればよく、
例えば単なる棒体であっても上記と同様の効果を得るこ
とができる。
【0053】また、上記第1および第2の実施の形態で
は、2つのガラス管1をブリッジ接合した定格電力32
W、色温度5000Kの高周波点灯用片口金形蛍光ラン
プの場合について説明したが、例えば4つのガラス管1
をブリッジ接合した高周波点灯用片口金形蛍光ランプ
や、U字状のバルブを有する高周波点灯用片口金形蛍光
ランプ、また電球形蛍光ランプ等の場合でも上記と同様
の効果を得ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、製造時の
排気工程において、バルブ内へ配置したアマルガムが排
気装置内に吸い込まれるのを防止することができるとと
もに、排気工程中や点灯中にアマルガムが溶融しても、
アマルガムは適切な位置に保持されるので、点灯中、バ
ルブ内の水銀蒸気圧を最適に保つことができ、高い発光
効率を得ることができる蛍光ランプを提供することがで
きるものである。
【0055】また、本発明は、排気装置を複雑化するこ
となく、作業効率を向上させることができ、また排気効
率を向上させることができ、さらにバルブ内に封入され
る水銀量の減少を抑制することができる蛍光ランプの製
造方法を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である蛍光ランプの
要部拡大断面図
【図2】同じく蛍光ランプの斜視図
【図3】本発明の第2の実施の形態である蛍光ランプに
用いられる容器の正面断面図
【符号の説明】
1 ガラス管 2 バルブ 3 口金 4 電極 5 排気管 6 ステム 7 内部リード線 8 蛍光体 9 アマルガム 10,14 容器 11,18 開口部 12,16 アマルガム収納部 13,15 脚部 17 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−274888(JP,A) 実開 昭64−4052(JP,U) 実開 昭62−43452(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/28 H01J 9/395

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブの両端部に電極が取り付けられ、
    前記バルブの端部から延在する排気管内に、内部にアマ
    ルガムが収納されているとともに一端部に、収納され
    た前記アマルガムが通り抜けることのできない口径を有
    する開口部が形成されているアマルガム収納部このア
    マルガム収納部の他端部に設けられ、かつ前記排気管内
    での前記アマルガムの位置を規制するための脚部とを備
    えた容器が、前記開口部を前記排気管の封止切り側に位
    置するよう、配置されていることを特徴とする蛍光ラン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記容器と前記排気管との間に形成され
    た隙間の最大幅が0.1mm以上2.0mm以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 前記アマルガムから前記電極までの距離
    が20mm以上50mm以下であることを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 前記脚部には、前記容器内の前記アマル
    ガムが収納された空間と前記放電空間とを連通させる貫
    通孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求
    項3のいずれかに記載の蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    蛍光ランプの製造方法であって、バルブ内の不純ガスを
    排気する排気工程と、前記排気工程後、排気管予定部を
    封止切りする工程とを含み、前記排気工程の終了直後か
    ら前記排気管予定部の封止切り工程の直前までの間に、
    前記アマルガムが収納された前記容器を前記排気管予定
    部内に配置することを特徴とする蛍光ランプの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記容器を前記排気管予定部内に配置し
    た後、前記排気管予定部を30秒以内に封止切ることを
    特徴とする請求項5記載の蛍光ランプの製造方法。
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