JP3390432B2 - リーマ/レンチ/合釘の詰合せキット - Google Patents
リーマ/レンチ/合釘の詰合せキットInfo
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- JP3390432B2 JP3390432B2 JP51063092A JP51063092A JP3390432B2 JP 3390432 B2 JP3390432 B2 JP 3390432B2 JP 51063092 A JP51063092 A JP 51063092A JP 51063092 A JP51063092 A JP 51063092A JP 3390432 B2 JP3390432 B2 JP 3390432B2
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/26—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts
- B65D47/261—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having a rotational or helicoidal movement
- B65D47/265—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having a rotational or helicoidal movement between planar parts
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C3/00—Dental tools or instruments
- A61C3/04—Supports for holding tooth drills in order of use
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C5/00—Filling or capping teeth
- A61C5/40—Implements for surgical treatment of the roots or nerves of the teeth; Nerve needles; Methods or instruments for medication of the roots
- A61C5/44—Means for controlling working depth, e.g. supports or boxes with depth-gauging means, stop positioners or files with adjustably-mounted handles
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、広くは歯科用装置の分野に属するものであ
り、より詳しくは、新規にして改良した、歯科医にとっ
て新規な有用性をもたらす、歯科用ツール収容ケースに
関するものである。更に具体的には、本発明は、歯科医
の要求のうちの幾つかを独自にして有用な方式で複合さ
せた、歯科用合釘と、合釘用レンチと、リーマ及びスト
ッパとを収容及び計測するために特に有用な、歯科用ツ
ール収容ケースを提供するものであるが、ただし本発明
は、その種の歯科用ツール収容ケースのみに限定される
ものではない。
り、より詳しくは、新規にして改良した、歯科医にとっ
て新規な有用性をもたらす、歯科用ツール収容ケースに
関するものである。更に具体的には、本発明は、歯科医
の要求のうちの幾つかを独自にして有用な方式で複合さ
せた、歯科用合釘と、合釘用レンチと、リーマ及びスト
ッパとを収容及び計測するために特に有用な、歯科用ツ
ール収容ケースを提供するものであるが、ただし本発明
は、その種の歯科用ツール収容ケースのみに限定される
ものではない。
2.従来の技術
環状のツール・ホルダと、該ツール・ホルダの周縁部
に設けた歯科用合釘を収容するための複数の第一種ツー
ル収容区画部と、それら複数の収容区画部を覆う前記ツ
ール・ホルダに回転自在に取り付けた選択蓋と、前記複
数の第一種収容区画部へのものの出し入れのための前記
選択蓋に形成した第一種開口とを備え、前記選択蓋を回
転させて前記第一種開口を前記複数の第一種収容区画部
の各々に位置合わせすることによって、その位置合わせ
した収容区画部へのものの出し入れを可能にするように
した歯科用ツール収容ケースが公知となっている。
に設けた歯科用合釘を収容するための複数の第一種ツー
ル収容区画部と、それら複数の収容区画部を覆う前記ツ
ール・ホルダに回転自在に取り付けた選択蓋と、前記複
数の第一種収容区画部へのものの出し入れのための前記
選択蓋に形成した第一種開口とを備え、前記選択蓋を回
転させて前記第一種開口を前記複数の第一種収容区画部
の各々に位置合わせすることによって、その位置合わせ
した収容区画部へのものの出し入れを可能にするように
した歯科用ツール収容ケースが公知となっている。
このようなツール・ホルダは、歯科用ドリルに関連し
た歯科用合釘を収容及び取り出すための便利な手段とし
て広く用いられている。
た歯科用合釘を収容及び取り出すための便利な手段とし
て広く用いられている。
歯科用合釘ばかりでなく1本ないし複数本の歯科用合
釘用レンチも併せて収容するのに適するように改良した
ツール・ホルダを提供することが望まれている。合釘を
収容するための複数の収容区画部のうちの1つの中に通
常の合釘用レンチを収容することは可能かも知れない
が、必ずしもそれで良いということはなく、その1つの
収容区画部がまぜこぜに使用される可能性もあり、その
場合には合釘用レンチは見失われ、捜し出すのも困難に
なる。
釘用レンチも併せて収容するのに適するように改良した
ツール・ホルダを提供することが望まれている。合釘を
収容するための複数の収容区画部のうちの1つの中に通
常の合釘用レンチを収容することは可能かも知れない
が、必ずしもそれで良いということはなく、その1つの
収容区画部がまぜこぜに使用される可能性もあり、その
場合には合釘用レンチは見失われ、捜し出すのも困難に
なる。
更にひ、リーマを収容するための収容手段を備えた歯
科用ツール収容ケースを提供することも望まれている。
しかしながら、リーマは歯科用合釘よりもかなり長く、
より長い収容区画部を必要とすることから、従来の収容
ケースの簡明な構成と利便性とを維持しつつ、コンパク
トな収容ケースを案出することはこれまで困難であっ
た。
科用ツール収容ケースを提供することも望まれている。
しかしながら、リーマは歯科用合釘よりもかなり長く、
より長い収容区画部を必要とすることから、従来の収容
ケースの簡明な構成と利便性とを維持しつつ、コンパク
トな収容ケースを案出することはこれまで困難であっ
た。
また、直径及び長さを計測するゲージ類は、夫々に別
体の道具として取り扱われていた。
体の道具として取り扱われていた。
発明の簡潔な概要
本発明の目的は、以上に説明した従来の種類の歯科用
ツールを改良して、歯科用合釘と併せて合釘用レンチを
も、収容し取り出すのに特に便利なようにした、歯科用
ツールを提供することにある。
ツールを改良して、歯科用合釘と併せて合釘用レンチを
も、収容し取り出すのに特に便利なようにした、歯科用
ツールを提供することにある。
本発明の更なる目的は、歯科用合釘用レンチを、容易
にその収容位置を知ることのできる独自の方式で収容す
ることができる、歯科用ツール収容ケースを提供するこ
とにある。
にその収容位置を知ることのできる独自の方式で収容す
ることができる、歯科用ツール収容ケースを提供するこ
とにある。
本発明の更なる目的は、簡潔にしてコンパクトな構成
の中に、歯科用合釘と共にリーマを収容することができ
る、歯科用ツール収容ケースを提供することにある。
の中に、歯科用合釘と共にリーマを収容することができ
る、歯科用ツール収容ケースを提供することにある。
本発明の更なる目的は、合釘、リーマ、及びレンチの
取り出しを歯科医が便利に行なえるように、歯科用ツー
ル収容ケース及びその歯科用ツール収容ケースに詰め合
わせたツールを、新規にして有用な詰合せキットの形で
提供することにある。
取り出しを歯科医が便利に行なえるように、歯科用ツー
ル収容ケース及びその歯科用ツール収容ケースに詰め合
わせたツールを、新規にして有用な詰合せキットの形で
提供することにある。
本発明の更なる目的は、販売時及び流通時に選択蓋を
閉止した状態にロックしておくための手段を備えた歯科
用ツール収容ケースを提供することにある。
閉止した状態にロックしておくための手段を備えた歯科
用ツール収容ケースを提供することにある。
更なる目的は、幾本かの異なった大きさのリーマから
成る一揃いのリーマを収容ケースの中に包含すると手段
と、それらリーマの寸法を計測ないし判定するための便
利な手段を提供することにある。
成る一揃いのリーマを収容ケースの中に包含すると手段
と、それらリーマの寸法を計測ないし判定するための便
利な手段を提供することにある。
従って本発明が基本とするのは、次のような歯科用ツ
ール収容ケースである。その歯科用ツール収容ケースと
は、外周壁部と底壁部と有する環状の収容ケースと、前
記外周壁部と同心の円筒形の内周壁部と、前記内周壁部
と前記外周壁部との間を略々径方向に延在している複数
の壁部であって、前記ツール・ホルダの周縁部に設け
た、歯科用合釘を収容するための複数の環状の第一種ツ
ール収容区画部を画成している複数の壁部と、前記複数
の収容区画部を覆う、前記ツール・ホルダに回転自在に
取り付けた選択蓋と、前記複数の第一種収容区画部への
ものの出し入れのための前記選択蓋に形成した第一種開
口とを備え、前記選択蓋を回転させて前記第一種開口を
前記複数の第一種収容区画部の各々に位置合わせするこ
とによって、その位置合わせした収容区画部へのものの
出し入れを可能にするようにしてあり、前記歯科用ツー
ル収容ケースが更に、本発明に係る構成要素として、好
ましくは前記複数の第一種収容区画部に囲まれて前記円
筒形の内周壁部の内側にあって径方向に延在するように
して配設した、歯科用合釘用レンチを収容するための第
二種ツール収容区画部と、該第二種収容区画部へのもの
の出し入れのための前記選択蓋に形成した第二種開口と
を備えており、前記ツール・ホルダに対して前記選択蓋
を回転させて前記第二種開口を前記第二種収容区画部に
位置合わせしたりずらしたりすることによって、該第二
種収容区画部へのものの出し入れを可能にするようにし
た歯科用ツール収容ケースである。
ール収容ケースである。その歯科用ツール収容ケースと
は、外周壁部と底壁部と有する環状の収容ケースと、前
記外周壁部と同心の円筒形の内周壁部と、前記内周壁部
と前記外周壁部との間を略々径方向に延在している複数
の壁部であって、前記ツール・ホルダの周縁部に設け
た、歯科用合釘を収容するための複数の環状の第一種ツ
ール収容区画部を画成している複数の壁部と、前記複数
の収容区画部を覆う、前記ツール・ホルダに回転自在に
取り付けた選択蓋と、前記複数の第一種収容区画部への
ものの出し入れのための前記選択蓋に形成した第一種開
口とを備え、前記選択蓋を回転させて前記第一種開口を
前記複数の第一種収容区画部の各々に位置合わせするこ
とによって、その位置合わせした収容区画部へのものの
出し入れを可能にするようにしてあり、前記歯科用ツー
ル収容ケースが更に、本発明に係る構成要素として、好
ましくは前記複数の第一種収容区画部に囲まれて前記円
筒形の内周壁部の内側にあって径方向に延在するように
して配設した、歯科用合釘用レンチを収容するための第
二種ツール収容区画部と、該第二種収容区画部へのもの
の出し入れのための前記選択蓋に形成した第二種開口と
を備えており、前記ツール・ホルダに対して前記選択蓋
を回転させて前記第二種開口を前記第二種収容区画部に
位置合わせしたりずらしたりすることによって、該第二
種収容区画部へのものの出し入れを可能にするようにし
た歯科用ツール収容ケースである。
好ましくは、前記複数の第一種収容区画部のうちの1
つの収容区画部を、前記内周壁部を超えて径方向内方へ
突出する細長い形状に形成することによって、その収容
区画部を、リーマを収容することのできる比較的細長い
リーマ収容区画部とするのが良い。前記第二種収容区画
部は、中心を通る線に沿ってこのリーマ収容区画部に接
するまで延在するものとすることが最も好ましい。
つの収容区画部を、前記内周壁部を超えて径方向内方へ
突出する細長い形状に形成することによって、その収容
区画部を、リーマを収容することのできる比較的細長い
リーマ収容区画部とするのが良い。前記第二種収容区画
部は、中心を通る線に沿ってこのリーマ収容区画部に接
するまで延在するものとすることが最も好ましい。
別の好適実施例においては、複数の第一種収容区画部
のうちの1つの収容区画部の中にゲージを備え、その収
容区画部は、前記細長収容区画部の反対側に位置する収
容区画部とすることが好ましく、最も好ましくは、その
ゲージもまた、内周壁部を超えて、中央へ及び前記細長
収容区画部へ向かって突出するようにし、また、最も好
ましくは、前記収容ケースの前記外周壁部を貫通するよ
うに開口を形成し、その開口を、前記ゲージの表面に形
成した径方向に延在するスロット部と位置合わせできる
ようにしておくのが良い。
のうちの1つの収容区画部の中にゲージを備え、その収
容区画部は、前記細長収容区画部の反対側に位置する収
容区画部とすることが好ましく、最も好ましくは、その
ゲージもまた、内周壁部を超えて、中央へ及び前記細長
収容区画部へ向かって突出するようにし、また、最も好
ましくは、前記収容ケースの前記外周壁部を貫通するよ
うに開口を形成し、その開口を、前記ゲージの表面に形
成した径方向に延在するスロット部と位置合わせできる
ようにしておくのが良い。
好適実施例においては、前記収容ケースは、販売時及
び流通時に前記選択蓋を閉止位置にロックしておくため
の折取り爪を含んでいる。
び流通時に前記選択蓋を閉止位置にロックしておくため
の折取り爪を含んでいる。
別実施例として、前記蓋から突出した撓みを生じる爪
部材が、前記収容ケースの前記外周壁部の外面に形成し
たインデックス・ラチェット手段と係合するようにした
ものがある。
部材が、前記収容ケースの前記外周壁部の外面に形成し
たインデックス・ラチェット手段と係合するようにした
ものがある。
優れた利点として、本発明は更に、前記複数の第一種
収容区画部のうちの1つの収容区画部に、その他の収容
区画部に収容するツールの径と長さとの両方を計測する
ようにしたゲージ・ブロックを備えるようにしている。
このゲージ・ブロックは、1つの収容区画部の中に圧入
して、その収容区画部の中に安定して支持させることが
できるようにする。前記折取り爪は、このゲージ・ブロ
ックと係合することによって、前記選択蓋を回転しない
ようにロックすると共に、このゲージ・ブロックを、そ
れを収容している第一種収容区画部の中に保持するもの
とすることが好ましい。また別法として、インデックス
・ラチェットを備えた実施例では、収容時には、取外し
可能な板が蓋の開口をふさぐように延在しているように
する。
収容区画部のうちの1つの収容区画部に、その他の収容
区画部に収容するツールの径と長さとの両方を計測する
ようにしたゲージ・ブロックを備えるようにしている。
このゲージ・ブロックは、1つの収容区画部の中に圧入
して、その収容区画部の中に安定して支持させることが
できるようにする。前記折取り爪は、このゲージ・ブロ
ックと係合することによって、前記選択蓋を回転しない
ようにロックすると共に、このゲージ・ブロックを、そ
れを収容している第一種収容区画部の中に保持するもの
とすることが好ましい。また別法として、インデックス
・ラチェットを備えた実施例では、収容時には、取外し
可能な板が蓋の開口をふさぐように延在しているように
する。
好ましくは、径方向に延在する前記収容区画部のうち
の1つの収容区画部が、リーマ用のストッパ・リングを
保持するようにし、しかもその収容区画部が、多数の孔
を形成した底壁部を備えていて、ストッパ・リングをリ
ーマで簡単に拾い上げることができるようにしておく。
の1つの収容区画部が、リーマ用のストッパ・リングを
保持するようにし、しかもその収容区画部が、多数の孔
を形成した底壁部を備えていて、ストッパ・リングをリ
ーマで簡単に拾い上げることができるようにしておく。
本発明は更に、上記の歯科用ツール収容ケースの、そ
の収容区画部に少なくとも3種類のツールを装填した、
歯科用ツール詰合せキットをも提供する。
の収容区画部に少なくとも3種類のツールを装填した、
歯科用ツール詰合せキットをも提供する。
本発明の更なる目的と、その特徴とは、本明細書を添
付の図面と共に参照することによって当業者にはおのず
から理解されるものである。尚、図面において、同一な
いし同様の引用符号は同一ないし同様の構成要素を示し
ている。
付の図面と共に参照することによって当業者にはおのず
から理解されるものである。尚、図面において、同一な
いし同様の引用符号は同一ないし同様の構成要素を示し
ている。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の一実施例に係る歯科用ツール収容ケ
ースの分解斜視図、 図2は、図1に示した位置とは異なった位置へ蓋を回
転させたときの、図1の歯科用ツール収容ケースの上面
図、 図3は、蓋の位置を図1に示した位置としたときの、
図2の3−3線に沿った断面図、 図4は、蓋の位置を図1に示した位置としたときの、
図2の4−4線に沿った断面図、 図5は、蓋の位置を図1に示した位置としたときの、
図2の5−5線に沿った断面図、 図6は、蓋をはずし、内部の複数の収容区画部に様々
な歯科用ツールを装填した状態の、図1の歯科用ツール
収容ケースの拡大部分平面図、 図7は、本発明の第2実施例に係る歯科用ツール収容
ケースの拡大斜視図、 図8は、本発明に係る計測目盛りを示した、図7の第
2実施例の分解部分斜視図、 図9は、リーマにストッパが装着されているところを
示すと共に、収容ケースに設けた計測目盛りを示した、
図8の第2実施例の部分斜視図、 図10は、蓋に形成した計測目盛りを示した、図9の第
2実施例の変更態様の部分斜視図、 図11は、ゲージ・ブロックに形成した計測目盛りを示
した、図9の第2実施例の変更態様の分解部分斜視図、 図12は、ストッパ収容区画部を示した、図8の第2実
施例の部分斜視図、 図13a、図13b、図13cは、リーマにストッパを装着す
るところを示した、図10のストッパ収容区画部の一連の
断面図、 図14は、インデックス爪を示した、図7の蓋の分解部
分側面図、 図15は、図14の15−15線に沿った断面図、 図16は、図14の17−17線に沿った断面図、 図17は、図13の収容ケースの蓋の、部分的に断面図と
した部分上面図、そして、 図18は、図7の収容ケースの蓋の、径方向に切断した
断面側面図である。
ースの分解斜視図、 図2は、図1に示した位置とは異なった位置へ蓋を回
転させたときの、図1の歯科用ツール収容ケースの上面
図、 図3は、蓋の位置を図1に示した位置としたときの、
図2の3−3線に沿った断面図、 図4は、蓋の位置を図1に示した位置としたときの、
図2の4−4線に沿った断面図、 図5は、蓋の位置を図1に示した位置としたときの、
図2の5−5線に沿った断面図、 図6は、蓋をはずし、内部の複数の収容区画部に様々
な歯科用ツールを装填した状態の、図1の歯科用ツール
収容ケースの拡大部分平面図、 図7は、本発明の第2実施例に係る歯科用ツール収容
ケースの拡大斜視図、 図8は、本発明に係る計測目盛りを示した、図7の第
2実施例の分解部分斜視図、 図9は、リーマにストッパが装着されているところを
示すと共に、収容ケースに設けた計測目盛りを示した、
図8の第2実施例の部分斜視図、 図10は、蓋に形成した計測目盛りを示した、図9の第
2実施例の変更態様の部分斜視図、 図11は、ゲージ・ブロックに形成した計測目盛りを示
した、図9の第2実施例の変更態様の分解部分斜視図、 図12は、ストッパ収容区画部を示した、図8の第2実
施例の部分斜視図、 図13a、図13b、図13cは、リーマにストッパを装着す
るところを示した、図10のストッパ収容区画部の一連の
断面図、 図14は、インデックス爪を示した、図7の蓋の分解部
分側面図、 図15は、図14の15−15線に沿った断面図、 図16は、図14の17−17線に沿った断面図、 図17は、図13の収容ケースの蓋の、部分的に断面図と
した部分上面図、そして、 図18は、図7の収容ケースの蓋の、径方向に切断した
断面側面図である。
発明の詳細な説明
図面のうちの図1〜図6について説明すると、それら
の図に示した歯科用ツール収容ケースは、平面視円形
の、環状とも円筒形状とも表現することのできるツール
・ホルダ10と、略々円形の選択蓋12とを含んでいる。
尚、「上方」ないし「下方」という表現で方向を表わす
ときには、図1に示したように歯科用ツール収容ケース
を置いた状態についていうものとする。
の図に示した歯科用ツール収容ケースは、平面視円形
の、環状とも円筒形状とも表現することのできるツール
・ホルダ10と、略々円形の選択蓋12とを含んでいる。
尚、「上方」ないし「下方」という表現で方向を表わす
ときには、図1に示したように歯科用ツール収容ケース
を置いた状態についていうものとする。
ツール・ホルダ10は、本質的に小さな円形のトレイで
あり、円形の外周壁部14を備え、この外周壁部14から径
方向内方へ向かって、等間隔で複数の隔壁部16が延伸し
ている。径方向に延伸しているそれら隔壁部16は、歯科
用ドリルに関連して使用するドリル用合釘やそれに類す
るものを収容するのに適した複数の第一種ツール収容区
画部18を画成している。第一種収容区画部18は、楔形の
尖った頭を切り落とした形状であり、ツール・ホルダ10
の周縁部に環状に配列して設けてあり、また、それら第
一種収容区画部18は、その内周壁部22が、中央の円形の
プラットフォーム部20の内周スカート部を画成してい
る。このプラットフォーム部20の上面は、隔壁部16の上
縁と同一平面上にあるようにしても良く、或いは、隔壁
部16の上縁よりわずかに高くしても良く、これについて
は後に説明する。
あり、円形の外周壁部14を備え、この外周壁部14から径
方向内方へ向かって、等間隔で複数の隔壁部16が延伸し
ている。径方向に延伸しているそれら隔壁部16は、歯科
用ドリルに関連して使用するドリル用合釘やそれに類す
るものを収容するのに適した複数の第一種ツール収容区
画部18を画成している。第一種収容区画部18は、楔形の
尖った頭を切り落とした形状であり、ツール・ホルダ10
の周縁部に環状に配列して設けてあり、また、それら第
一種収容区画部18は、その内周壁部22が、中央の円形の
プラットフォーム部20の内周スカート部を画成してい
る。このプラットフォーム部20の上面は、隔壁部16の上
縁と同一平面上にあるようにしても良く、或いは、隔壁
部16の上縁よりわずかに高くしても良く、これについて
は後に説明する。
第一種収容区画部18の個数は、本発明の概念から逸脱
することなく様々な個数とし得ることは明らかである
が、ただし、ある程度多めの個数、例えば10個ないし30
個程度とするのが使い良く、図示の第1好適実施例では
21個にしてある。
することなく様々な個数とし得ることは明らかである
が、ただし、ある程度多めの個数、例えば10個ないし30
個程度とするのが使い良く、図示の第1好適実施例では
21個にしてある。
以上の構造体には、あたかも切込みを入れたかのよう
な形状の、径方向に延在するスロット部を形成してあ
り、このスロット部は、横断壁部24によって2つに区切
られており、即ち、中央に設けられた第二種ツール収容
区画部26と、それより外側に延在する、より深い、リー
マ収容区画部28とに分割されている。これら第二種収容
区画部26とリーマ収容区画部28とはいずれも、そのどの
断面もが略々矩形となっている。図示の好適実施例で
は、リーマ収容区画部28はその深さを第一種収容区画部
18と同じ深さにしてあり、また、第一種収容区画部18と
の間で円形の環状の底壁部30を共有している。リーマ収
容区画部28は、径方向内方へは、第一種収容区画部18の
内端をを超えて更に幾分延出しており、そのため、通常
はドリル用合釘よりも長いリーマをこの中に収容するこ
とができる。
な形状の、径方向に延在するスロット部を形成してあ
り、このスロット部は、横断壁部24によって2つに区切
られており、即ち、中央に設けられた第二種ツール収容
区画部26と、それより外側に延在する、より深い、リー
マ収容区画部28とに分割されている。これら第二種収容
区画部26とリーマ収容区画部28とはいずれも、そのどの
断面もが略々矩形となっている。図示の好適実施例で
は、リーマ収容区画部28はその深さを第一種収容区画部
18と同じ深さにしてあり、また、第一種収容区画部18と
の間で円形の環状の底壁部30を共有している。リーマ収
容区画部28は、径方向内方へは、第一種収容区画部18の
内端をを超えて更に幾分延出しており、そのため、通常
はドリル用合釘よりも長いリーマをこの中に収容するこ
とができる。
図を注意深く見ればわかるように、ツール・ホルダ10
は、第二種収容区画部26の周囲が連続した殻構造として
形成されており、この殻をなしている壁部がプラットフ
ォーム部20へ連なっているため、ツール・ホルダ10の下
面は完全に閉じている。
は、第二種収容区画部26の周囲が連続した殻構造として
形成されており、この殻をなしている壁部がプラットフ
ォーム部20へ連なっているため、ツール・ホルダ10の下
面は完全に閉じている。
外周壁部14の上端縁には、その外周を一周して外方へ
突出している蓋担持用の突条34を形成してあり、更に、
この突条34に沿って互いに等しい小さな間隔をおいて一
連の小さな保持歯部36を、夫々が外周壁部14の上端縁か
ら垂下した形で形成してある。ただしこれとは異なった
構成として、内周壁部22の上端縁を、隔壁部16並びに外
周壁部14の上端縁より高い位置まで延出させて形成し
て、主として内周壁部22によって蓋を支持するようにし
ても良い。
突出している蓋担持用の突条34を形成してあり、更に、
この突条34に沿って互いに等しい小さな間隔をおいて一
連の小さな保持歯部36を、夫々が外周壁部14の上端縁か
ら垂下した形で形成してある。ただしこれとは異なった
構成として、内周壁部22の上端縁を、隔壁部16並びに外
周壁部14の上端縁より高い位置まで延出させて形成し
て、主として内周壁部22によって蓋を支持するようにし
ても良い。
複数の第一種収容区画部18のうちの1つの中に、むく
のブロックで形成したゲージ・ブロック38を収容するよ
うにしてあり、このゲージ・ブロック38はその収容区画
部18の中に圧入気味に嵌合できる寸法形状としてあるた
め、その収容区画部18の中にガタつかずに安定して支持
される。ゲージ・ブロック38は、ある程度の硬度を有す
る切削加工に適した材料で形成することが好ましく、例
えば金属材料等、より具体的にはアルミニウムないしア
ルミニウム合金等を用いれば良い。ゲージ・ブロック38
の上面には、引用符号42で示した目盛り数字を付した一
連のゲージ孔40を形成してある。
のブロックで形成したゲージ・ブロック38を収容するよ
うにしてあり、このゲージ・ブロック38はその収容区画
部18の中に圧入気味に嵌合できる寸法形状としてあるた
め、その収容区画部18の中にガタつかずに安定して支持
される。ゲージ・ブロック38は、ある程度の硬度を有す
る切削加工に適した材料で形成することが好ましく、例
えば金属材料等、より具体的にはアルミニウムないしア
ルミニウム合金等を用いれば良い。ゲージ・ブロック38
の上面には、引用符号42で示した目盛り数字を付した一
連のゲージ孔40を形成してある。
選択蓋12も、ツール・ホルダ10と同じ円形として、ツ
ール・ホルダ10に嵌合するようにしてある。選択蓋12
は、下方へ突出した外周突条44をを備えており、この外
周突条44の先端縁部に保持フランジ部46を形成してあ
る。保持フランジ部46は、ツール・ホルダ10の保持突条
34の下側を延在して、この保持突条34に、蓋12が、好ま
しくはしっかりと、回転自在に嵌合するようにしてい
る。
ール・ホルダ10に嵌合するようにしてある。選択蓋12
は、下方へ突出した外周突条44をを備えており、この外
周突条44の先端縁部に保持フランジ部46を形成してあ
る。保持フランジ部46は、ツール・ホルダ10の保持突条
34の下側を延在して、この保持突条34に、蓋12が、好ま
しくはしっかりと、回転自在に嵌合するようにしてい
る。
テーパを付けた形状の第一種開口48を、選択蓋12の外
縁部から径方向内方へ向かって延伸するように形成して
あり、この開口48の形成位置及び形状は、この開口48を
介して第一種収容区画部18へものの出し入れができる位
置及び形状としてある。第一種開口48の平面視形状は、
第一種収容区画部18の楔形の形状と一致する形状として
あり、そのため、ゲージ・ブロック38を取り出したいと
きには、この第一種開口48を介して取り出すことができ
る。
縁部から径方向内方へ向かって延伸するように形成して
あり、この開口48の形成位置及び形状は、この開口48を
介して第一種収容区画部18へものの出し入れができる位
置及び形状としてある。第一種開口48の平面視形状は、
第一種収容区画部18の楔形の形状と一致する形状として
あり、そのため、ゲージ・ブロック38を取り出したいと
きには、この第一種開口48を介して取り出すことができ
る。
好適実施例においては、歯科用ツール収容ケース10
は、第一種開口48の外周側の辺52に折取り爪50が付いて
いる状態で、歯科医に供給される。この爪50は、その下
面に、ゲージ・ブロック38に形成してある一連のゲージ
孔40のうちの1つに嵌合する、先端を尖らせて楔作用を
持たせた突起54(図3)を形成することができ、そうす
れば、爪50が下方へ付勢されるようにしてあることか
ら、選択蓋12が、回転しないようにロックされる。この
折取り爪50は、選択蓋12と一体にプラスチック成形によ
って形成することができ、その際に、浅い刻線56を形成
しておけば、そこだけが強度の弱い折取り線となるた
め、その折取り線に沿って爪50を折り取って、蓋12から
爪50を取り去ることができる。
は、第一種開口48の外周側の辺52に折取り爪50が付いて
いる状態で、歯科医に供給される。この爪50は、その下
面に、ゲージ・ブロック38に形成してある一連のゲージ
孔40のうちの1つに嵌合する、先端を尖らせて楔作用を
持たせた突起54(図3)を形成することができ、そうす
れば、爪50が下方へ付勢されるようにしてあることか
ら、選択蓋12が、回転しないようにロックされる。この
折取り爪50は、選択蓋12と一体にプラスチック成形によ
って形成することができ、その際に、浅い刻線56を形成
しておけば、そこだけが強度の弱い折取り線となるた
め、その折取り線に沿って爪50を折り取って、蓋12から
爪50を取り去ることができる。
選択蓋12には長方形の第二種開口58を形成してあり、
この第二種開口58の形成位置は、第一種開口48がその上
に位置しているところの蓋12の直径の直線と同一直線上
であり、ただし、蓋12の中心を間に挟んで第一種開口48
とは反対側の、蓋12の中心から径方向にずれた位置であ
る。第二種開口58は、蓋12を回転させることによって、
第二種収容区画部26へものを出し入れできる位置に合わ
せることができ、この第二種収容区画部26をその位置に
合わせたときには、同時にリーマ収容区画部28も、そこ
にものを出し入れできる状態になる。
この第二種開口58の形成位置は、第一種開口48がその上
に位置しているところの蓋12の直径の直線と同一直線上
であり、ただし、蓋12の中心を間に挟んで第一種開口48
とは反対側の、蓋12の中心から径方向にずれた位置であ
る。第二種開口58は、蓋12を回転させることによって、
第二種収容区画部26へものを出し入れできる位置に合わ
せることができ、この第二種収容区画部26をその位置に
合わせたときには、同時にリーマ収容区画部28も、そこ
にものを出し入れできる状態になる。
本発明に係るこの歯科用ツール収容ケースは、経済的
に且つ容易に製作することができる構成であり、例え
ば、ポリプロピレンや、ポリカーボネート等を材料とし
た射出成型等によって製作することができ、また、蓋12
は、ツール・ホルダ10の中身が見えるように透明ないし
半透明とするのが好ましい。収容ケースの滅菌処理が必
要な場合には、例えばポリカーボネート等の耐熱性プラ
スチックを使用することが好ましい。
に且つ容易に製作することができる構成であり、例え
ば、ポリプロピレンや、ポリカーボネート等を材料とし
た射出成型等によって製作することができ、また、蓋12
は、ツール・ホルダ10の中身が見えるように透明ないし
半透明とするのが好ましい。収容ケースの滅菌処理が必
要な場合には、例えばポリカーボネート等の耐熱性プラ
スチックを使用することが好ましい。
プラットフォーム部20は、識別ないし情報提供のため
にラベルを貼付したり文字を刻設したりするための好適
な表面を提供している。
にラベルを貼付したり文字を刻設したりするための好適
な表面を提供している。
図示の歯科用ツール収容ケースは、流通時ないし販売
時には折取り爪50が図1及び図3に示した位置に付いた
状態としておけば良く、この状態にあるときには、爪50
の下面に設けた先を尖らせたピン状の突起が、ゲージ・
ブロック38に形成した一連のゲージ孔40のうちの1つに
圧入されているため、爪50によって、選択蓋12が回転し
ないように保持されている。また、この状態では、折取
り爪50は、蓋12が回転しないようにロックしていると同
時に、収容区画部18の中に収容されているゲージ・ブロ
ック38を保持している。
時には折取り爪50が図1及び図3に示した位置に付いた
状態としておけば良く、この状態にあるときには、爪50
の下面に設けた先を尖らせたピン状の突起が、ゲージ・
ブロック38に形成した一連のゲージ孔40のうちの1つに
圧入されているため、爪50によって、選択蓋12が回転し
ないように保持されている。また、この状態では、折取
り爪50は、蓋12が回転しないようにロックしていると同
時に、収容区画部18の中に収容されているゲージ・ブロ
ック38を保持している。
ゲージ・ブロック38を収容しておく第一種収容区画部
18は、リーマ収容区画部28から60度ないし120度の角度
だけずれた位置にある第一種収容区画部とすることが好
ましく、具体的な例としては、その角度を約90度とした
り、それより大きめしたりする。リーマ収容区画部28と
の間の角度のずれをこの大きさにしておけば、第二種開
口58が中央プラットフォーム部の上にくるようになり、
第二種収容区画部26が閉じるようになる。これによっ
て、第一種収容区画部18と、第二種収容区画部26と、リ
ーマ収容区画部28とを含めた、全ての収容区画部を閉じ
られるようにしている。
18は、リーマ収容区画部28から60度ないし120度の角度
だけずれた位置にある第一種収容区画部とすることが好
ましく、具体的な例としては、その角度を約90度とした
り、それより大きめしたりする。リーマ収容区画部28と
の間の角度のずれをこの大きさにしておけば、第二種開
口58が中央プラットフォーム部の上にくるようになり、
第二種収容区画部26が閉じるようになる。これによっ
て、第一種収容区画部18と、第二種収容区画部26と、リ
ーマ収容区画部28とを含めた、全ての収容区画部を閉じ
られるようにしている。
従ってこの歯科用ツール収容ケースは、第一種収容区
画部18に歯科用合釘等のツールを装填し、第二種収容区
画部26に1本ないし複数本の合釘用レンチを収容し、そ
してリーマ収容区画部23に幾本ものリーマを収納した状
態で、しかもそれらツールの全てを、それらを収容した
収容区画部からこぼれ落ちないように選択蓋12で保持し
た状態で、出荷及び供給を行なうことができる。このよ
うに、更に別の蓋やカバー等を使用せずとも、3種類の
収容区画部をしっかりと閉じて、しかも購入後にはユー
ザが容易にものの出し入れができるようにして製品を流
通させることができるということが、本発明の価値ある
特徴のうちの1つとなっている。
画部18に歯科用合釘等のツールを装填し、第二種収容区
画部26に1本ないし複数本の合釘用レンチを収容し、そ
してリーマ収容区画部23に幾本ものリーマを収納した状
態で、しかもそれらツールの全てを、それらを収容した
収容区画部からこぼれ落ちないように選択蓋12で保持し
た状態で、出荷及び供給を行なうことができる。このよ
うに、更に別の蓋やカバー等を使用せずとも、3種類の
収容区画部をしっかりと閉じて、しかも購入後にはユー
ザが容易にものの出し入れができるようにして製品を流
通させることができるということが、本発明の価値ある
特徴のうちの1つとなっている。
歯科医ないしはその他の歯科医療技術者は、折取り爪
50を折取って、選択蓋12のロックを解除する。これによ
って、選択蓋12は、蓋担持用の突条部34(或いは、内周
壁部)に当接した状態でツール・ホルダ10に対して回転
できるようになり、また、選択蓋12は、この蓋12に設け
た保持リング部46が、ツール・ホルダ10に設けた外周突
条34から垂下している保持歯部36と係合することによっ
て、この突条部34に当接した状態に保持される。
50を折取って、選択蓋12のロックを解除する。これによ
って、選択蓋12は、蓋担持用の突条部34(或いは、内周
壁部)に当接した状態でツール・ホルダ10に対して回転
できるようになり、また、選択蓋12は、この蓋12に設け
た保持リング部46が、ツール・ホルダ10に設けた外周突
条34から垂下している保持歯部36と係合することによっ
て、この突条部34に当接した状態に保持される。
歯科医ないし歯科医療技術者は、選択蓋12を回転させ
て、第一種開口48の位置を次々と各々の第一種収容区画
部18の位置に合わせて行くことによって、歯科用合釘等
をはじめとするツールを、選択した収容区画部18から取
り出したり、その中へ戻したりすることができる。
て、第一種開口48の位置を次々と各々の第一種収容区画
部18の位置に合わせて行くことによって、歯科用合釘等
をはじめとするツールを、選択した収容区画部18から取
り出したり、その中へ戻したりすることができる。
リーマ収容区画部28へのものの出し入れも、第一種開
口48を介して行なわれる。リーマの長さがこの開口48よ
り長い場合であっても、この開口48を介してそのリーマ
を容易に摘み上げることができる。また、別構成例とし
て、開口48を径方向内方へ延長して、リーマ収容区画部
28と同じ長さにしても良い。リーマ収容区画部28は、中
央へ、即ち、径方向内方へ、第一種収容区画部18の内端
を超えて突出しているため、よほど忙しい歯科医であっ
ても、このリーマ収容区画部28を容易に識別することが
できる。また、歯科医は、リーマを手に持ったままで、
そのリーマのサイズを容易に確認することができ、その
確認を行なうには、選択蓋12を回転させて開口48の位置
をゲージ・ブロック38の位置に合わせ、そのリーマをゲ
ージ孔40のうちの1つないし幾つかに差し込んでみれば
良い。
口48を介して行なわれる。リーマの長さがこの開口48よ
り長い場合であっても、この開口48を介してそのリーマ
を容易に摘み上げることができる。また、別構成例とし
て、開口48を径方向内方へ延長して、リーマ収容区画部
28と同じ長さにしても良い。リーマ収容区画部28は、中
央へ、即ち、径方向内方へ、第一種収容区画部18の内端
を超えて突出しているため、よほど忙しい歯科医であっ
ても、このリーマ収容区画部28を容易に識別することが
できる。また、歯科医は、リーマを手に持ったままで、
そのリーマのサイズを容易に確認することができ、その
確認を行なうには、選択蓋12を回転させて開口48の位置
をゲージ・ブロック38の位置に合わせ、そのリーマをゲ
ージ孔40のうちの1つないし幾つかに差し込んでみれば
良い。
また歯科医は、歯科用合釘を手に持ったままで、区画
部26から合釘用レンチを容易に取り出すことができ、そ
れには選択蓋を回転させて第二種開口58の位置を第二種
収容区画部26の位置に合わせれば良い。第二種収容区画
部26は、その中にレンチを収容してある場合にはおそら
くは最も頻繁に使用されることになる収容区画部である
が、この第二種収容区画部26は、歯科用ツール収容ケー
スの中央の目立つ位置にあることから、容易に識別して
その位置を知ることができる。
部26から合釘用レンチを容易に取り出すことができ、そ
れには選択蓋を回転させて第二種開口58の位置を第二種
収容区画部26の位置に合わせれば良い。第二種収容区画
部26は、その中にレンチを収容してある場合にはおそら
くは最も頻繁に使用されることになる収容区画部である
が、この第二種収容区画部26は、歯科用ツール収容ケー
スの中央の目立つ位置にあることから、容易に識別して
その位置を知ることができる。
しまっておくときには、選択蓋12を回転させて第一種
開口48の位置をゲージ・ブロック38の位置に合わせ、そ
れによって、その他の区画部を閉じた状態にして、ツー
ルが汚染されるおそれを小さくする。尚、この状態で
は、第二種開口がプラットフォーム部20によって閉じら
れていることに注意されたい。
開口48の位置をゲージ・ブロック38の位置に合わせ、そ
れによって、その他の区画部を閉じた状態にして、ツー
ルが汚染されるおそれを小さくする。尚、この状態で
は、第二種開口がプラットフォーム部20によって閉じら
れていることに注意されたい。
従って本発明は、互いに関連して使用する4種類のツ
ール(ゲージ・ブロック38を含めて4種類である)を収
納しておくのに適した、便利でコンパクトな多用途の歯
科用ツール収容ケースを提供するものである。本発明は
更に、歯科用ツール収容ケースに、合釘と、レンチと、
リーマと、ゲージ・ブロックとを、上述したようにして
詰め合わせた、有用な歯科用ツール詰合せキットを提供
するものであり、この詰合せキットは、互いに関連して
使用するそれらツールを、新規にして便利の良い方法
で、歯科医が出し入れできるようにするものである。
ール(ゲージ・ブロック38を含めて4種類である)を収
納しておくのに適した、便利でコンパクトな多用途の歯
科用ツール収容ケースを提供するものである。本発明は
更に、歯科用ツール収容ケースに、合釘と、レンチと、
リーマと、ゲージ・ブロックとを、上述したようにして
詰め合わせた、有用な歯科用ツール詰合せキットを提供
するものであり、この詰合せキットは、互いに関連して
使用するそれらツールを、新規にして便利の良い方法
で、歯科医が出し入れできるようにするものである。
図6は、幾つかの種類の歯科用ツールを以上に説明し
たツール・ホルダの中に詰め込み即ち装填して、簡明で
コンパクトな構成の歯科用ツール詰合せキットを提供す
る場合の、それら歯科用ツールの装填の仕方の一例を示
した図である。複数の第一種ツール収容区画部18のうち
の1つの収容区画部に、幾本かの歯科用合釘60が装填さ
れているところを示しており、1つの収容区画部18の装
填する歯科用合釘の本数は例えば5本ないし10本といっ
たところであるが、図示の状態では6本となっている。
その他の収容区画部18にも同様にして詰め込むことが即
ち装填することができる。図示の歯科用合釘は、魚雷形
であって、その断面形状が略々円形のものである。
たツール・ホルダの中に詰め込み即ち装填して、簡明で
コンパクトな構成の歯科用ツール詰合せキットを提供す
る場合の、それら歯科用ツールの装填の仕方の一例を示
した図である。複数の第一種ツール収容区画部18のうち
の1つの収容区画部に、幾本かの歯科用合釘60が装填さ
れているところを示しており、1つの収容区画部18の装
填する歯科用合釘の本数は例えば5本ないし10本といっ
たところであるが、図示の状態では6本となっている。
その他の収容区画部18にも同様にして詰め込むことが即
ち装填することができる。図示の歯科用合釘は、魚雷形
であって、その断面形状が略々円形のものである。
第二種収容区画部26の中には、少なくとも2本の合釘
用レンチ62が収容され、実際に何本収容できるかは収容
するレンチ62の大きさによる。それらレンチ62は、その
一端に、ソケット部を画成している中空のドラム形状部
分64を備えており、このドラム形状部分64は歯科用合釘
60の頭部に合わせた大きさとしてあるため、その中空部
68には歯科用合釘60が圧入状態で嵌合し、これによって
歯科用合釘60を把持できるようにしている。合釘用レン
チ62の他端には径方向外方へ延出したひれ状突起70を形
成してあり、このひれ状突起70の好ましい枚数は3枚で
あり、このひれ状突起70があるためレンチ62を指先で回
すことができる。第二種収容区画部26の中には、2本な
いしそれ以上の合釘用レンチ62を端部と端部とを揃え
て、ただし1本のレンチのソケット部が別のレンチのフ
ィン70とフィン70との間にはまり込むようにして格納す
ることができ、この格納の仕方の効果は、合釘用レンチ
62のひれ状突起70の枚数が3枚であるときに特に優れた
ものとなる。
用レンチ62が収容され、実際に何本収容できるかは収容
するレンチ62の大きさによる。それらレンチ62は、その
一端に、ソケット部を画成している中空のドラム形状部
分64を備えており、このドラム形状部分64は歯科用合釘
60の頭部に合わせた大きさとしてあるため、その中空部
68には歯科用合釘60が圧入状態で嵌合し、これによって
歯科用合釘60を把持できるようにしている。合釘用レン
チ62の他端には径方向外方へ延出したひれ状突起70を形
成してあり、このひれ状突起70の好ましい枚数は3枚で
あり、このひれ状突起70があるためレンチ62を指先で回
すことができる。第二種収容区画部26の中には、2本な
いしそれ以上の合釘用レンチ62を端部と端部とを揃え
て、ただし1本のレンチのソケット部が別のレンチのフ
ィン70とフィン70との間にはまり込むようにして格納す
ることができ、この格納の仕方の効果は、合釘用レンチ
62のひれ状突起70の枚数が3枚であるときに特に優れた
ものとなる。
図6と図4とを見較べれば分かるように、リーマ収容
区画部28の中には例えば9本までのリーマ72を収容する
ことができる。また、添付の図面は各部の寸法の比例関
係を略々正確に保って描いてあるため、図を見れば、リ
ーマ72は第一種収容区画部18と第二種収容区画部26との
いずれにも、長過ぎて入らないことが分かる。リーマ72
は細長い形状であり、その一端に歯科用ドリルのハンド
ピースに取り付けるための保持部を形成してあり、第2
端には、研削を行なうためのテーパを付けた尖端部76を
形成してある。本発明の有用な特徴の1つとして、リー
マ収容区画部28への出し入れのための第一種開口48の長
さを通常のリーマ72の長さより短くしてあるということ
があり、こうしておくと、リーマ72を蓋12の下へ入れて
格納する際に、どのリーマ72でも自然にその尖端部76を
径方向内側へ向けて格納するようになるため、歯科医な
いし歯科医療技術者が歯科用ツール収容ケースからリー
マ72を抜き出す際に、その尖端部を指に突き刺すおそれ
が非常に小さくなる。その種の小さな傷は、歯科医療の
環境においては厳に避けるべきものであり、なぜなら
ば、そのような傷は危険な感染ルートとなりかねないか
らである。
区画部28の中には例えば9本までのリーマ72を収容する
ことができる。また、添付の図面は各部の寸法の比例関
係を略々正確に保って描いてあるため、図を見れば、リ
ーマ72は第一種収容区画部18と第二種収容区画部26との
いずれにも、長過ぎて入らないことが分かる。リーマ72
は細長い形状であり、その一端に歯科用ドリルのハンド
ピースに取り付けるための保持部を形成してあり、第2
端には、研削を行なうためのテーパを付けた尖端部76を
形成してある。本発明の有用な特徴の1つとして、リー
マ収容区画部28への出し入れのための第一種開口48の長
さを通常のリーマ72の長さより短くしてあるということ
があり、こうしておくと、リーマ72を蓋12の下へ入れて
格納する際に、どのリーマ72でも自然にその尖端部76を
径方向内側へ向けて格納するようになるため、歯科医な
いし歯科医療技術者が歯科用ツール収容ケースからリー
マ72を抜き出す際に、その尖端部を指に突き刺すおそれ
が非常に小さくなる。その種の小さな傷は、歯科医療の
環境においては厳に避けるべきものであり、なぜなら
ば、そのような傷は危険な感染ルートとなりかねないか
らである。
以上に説明し図示した、収容ケースとツールとから成
る歯科用ツール詰合せキットの構造は、その利便性を損
なうことなくコンパクトで経済的なものとなっており、
また、その収容ケースは、最小限の部品点数で流通及び
使用に関する要求事項を満たし得る独自の構成のもので
ある。
る歯科用ツール詰合せキットの構造は、その利便性を損
なうことなくコンパクトで経済的なものとなっており、
また、その収容ケースは、最小限の部品点数で流通及び
使用に関する要求事項を満たし得る独自の構成のもので
ある。
図7〜図18には、本発明に係る歯科用ツール収容ケー
ス並びに詰合せキットのその他の実施例を示した。それ
らの図から分かるように、第1実施例とは異なる幾つか
の重要な変更点が存在しており、また、前のものとは異
なるより広い概念に含まれる幾つかの別構成例としての
小さな変更点が存在している。それらの図に示した第2
の実施例グループにおいて具体化されている概念におけ
る主要な変更点は、2つの細長く略々長方形の収容区画
部を設けた点であり、それら収容区画部は、その全体を
夫々引用符号128と139とで示してあり、それら収容区画
部は、収容ケース110の外周壁部114から、内周壁部122
を超えて延伸しており、それら収容区画部の各々は、円
筒形の収容ケース110の中心のすぐ近くにまで延在して
いる。それら収容区画部の径方向内方の端部における幅
寸法は、総括的に引用符号118で示したその他の楔形の
第一種収容区画部の最も狭い部分の幅寸法以下にするこ
とが好ましい。
ス並びに詰合せキットのその他の実施例を示した。それ
らの図から分かるように、第1実施例とは異なる幾つか
の重要な変更点が存在しており、また、前のものとは異
なるより広い概念に含まれる幾つかの別構成例としての
小さな変更点が存在している。それらの図に示した第2
の実施例グループにおいて具体化されている概念におけ
る主要な変更点は、2つの細長く略々長方形の収容区画
部を設けた点であり、それら収容区画部は、その全体を
夫々引用符号128と139とで示してあり、それら収容区画
部は、収容ケース110の外周壁部114から、内周壁部122
を超えて延伸しており、それら収容区画部の各々は、円
筒形の収容ケース110の中心のすぐ近くにまで延在して
いる。それら収容区画部の径方向内方の端部における幅
寸法は、総括的に引用符号118で示したその他の楔形の
第一種収容区画部の最も狭い部分の幅寸法以下にするこ
とが好ましい。
内周壁部122の内側の中央部分120は、収容区画部128
及び139以外の部分が板状部120で閉じられており、この
板状部120にラベルを貼付したり、この板上部120の表面
に直接、文字等を刻設したりすることができる。
及び139以外の部分が板状部120で閉じられており、この
板状部120にラベルを貼付したり、この板上部120の表面
に直接、文字等を刻設したりすることができる。
細長い長方形の収容室のうちの一方128は、比較的長
いリーマ・ツールを収容保持する構成としてあり、即
ち、リーマ収容区画部128にあてている。第2の細長い
長方形の収容区画部139は、ゲージ・ブロック136を収容
保持するための収容区画部にあてている。その他の22個
の第一種収容区画部118は、その各々が比較的薄い側壁
部116で区画されており、それら側壁部116は円筒形の収
容ケースの半径に略々沿って、外周壁部115dから内周壁
部122まで延在している。従って、各々をいずれも引用
符号118で示したそれら複数の第一種収容区画部は、そ
の各々が略々円筒形の一部である扇形部分をなしてい
る。また、それら第一種収容区画部118のうちの少なく
とも1つを、ストッパ収容区画部119に定めて、その収
容区画部には、多数の孔を形成したプラットフォーム部
117を設けるようにしている。このプラットフォーム部
の用途について以下に説明する。
いリーマ・ツールを収容保持する構成としてあり、即
ち、リーマ収容区画部128にあてている。第2の細長い
長方形の収容区画部139は、ゲージ・ブロック136を収容
保持するための収容区画部にあてている。その他の22個
の第一種収容区画部118は、その各々が比較的薄い側壁
部116で区画されており、それら側壁部116は円筒形の収
容ケースの半径に略々沿って、外周壁部115dから内周壁
部122まで延在している。従って、各々をいずれも引用
符号118で示したそれら複数の第一種収容区画部は、そ
の各々が略々円筒形の一部である扇形部分をなしてい
る。また、それら第一種収容区画部118のうちの少なく
とも1つを、ストッパ収容区画部119に定めて、その収
容区画部には、多数の孔を形成したプラットフォーム部
117を設けるようにしている。このプラットフォーム部
の用途について以下に説明する。
外周壁部114の上部には、径方向外側へ張り出したフ
ランジ部134を形成してある。この外周壁部の表面に
は、フランジ部134から収容ケース10の底部へ向かっ
て、軸方向に複数のインデックス溝136が延在してい
る。
ランジ部134を形成してある。この外周壁部の表面に
は、フランジ部134から収容ケース10の底部へ向かっ
て、軸方向に複数のインデックス溝136が延在してい
る。
ゲージ・ブロック収容区画部139とそのすぐ隣のスト
ッパ収容区画部119との間を隔てている区画壁部の上面
に、計測用溝部179を、略々径方向に延在するように形
成してある。この計測用溝部179は、上部フランジ部134
からゲージ・ブロック収容区画部に沿って径方向内方へ
向かって延在しており、少なくとも約35mmの長さを概略
的に測定するものである。
ッパ収容区画部119との間を隔てている区画壁部の上面
に、計測用溝部179を、略々径方向に延在するように形
成してある。この計測用溝部179は、上部フランジ部134
からゲージ・ブロック収容区画部に沿って径方向内方へ
向かって延在しており、少なくとも約35mmの長さを概略
的に測定するものである。
この第2実施例の収容ケースの透明な蓋112は、これ
もまた実質的に透明なプラスチックを材料として略々円
筒形の形状に形成したものであり、円板形の頂壁部113
と、この頂壁部113から垂下した外周スカート部144とを
備えている。蓋112は、ただ1つの第一種開口148を備え
ており、この第一種開口148の形状は略々長方形であっ
て、外周スカート部144のすぐ近くから蓋の中心へ向か
って延在している。開口148の形状は、リーマ収容区画
部128の上に重ね合わせることができ、また、リーマ収
容区画部128と略々同じ長さに亙って延在するような形
状とするが、ただし、蓋の中心までは延在しないように
しておくことが好ましい。また、ゲージ・ブロック138
とそれを収容するゲージ・ブロック収容区画部139とに
ついても、その長さが、リーマ・ツール収容区画部128
よりも長くないようにしておくことが好ましい。
もまた実質的に透明なプラスチックを材料として略々円
筒形の形状に形成したものであり、円板形の頂壁部113
と、この頂壁部113から垂下した外周スカート部144とを
備えている。蓋112は、ただ1つの第一種開口148を備え
ており、この第一種開口148の形状は略々長方形であっ
て、外周スカート部144のすぐ近くから蓋の中心へ向か
って延在している。開口148の形状は、リーマ収容区画
部128の上に重ね合わせることができ、また、リーマ収
容区画部128と略々同じ長さに亙って延在するような形
状とするが、ただし、蓋の中心までは延在しないように
しておくことが好ましい。また、ゲージ・ブロック138
とそれを収容するゲージ・ブロック収容区画部139とに
ついても、その長さが、リーマ・ツール収容区画部128
よりも長くないようにしておくことが好ましい。
本発明のこの第2実施例では、折り取って除去するよ
うにしたロック用ピン状突起付き折取り爪50に代えて、
永続的に使用するインデックス・ラチェット・システム
を使用しており、このインデックス・ラチェット・シス
テムは、1つのインデックス爪158と複数のインデック
ス溝115とで構成したものである。インデックス爪158
は、蓋の側壁部111に、撓みを生じ得る状態で連結して
おくようにするが、ただし、蓋を撓む材料で形成してあ
れば、図示の如くインデックス爪158を蓋に一体に形成
することもできる。インデックス爪158は、収容ケース1
10の外周面に形成してあるインデックス溝136の内側と
フランジ部134の下面とに係合するようにしてあり、そ
の際に、フランジ部134の下面がラチェット爪158の上面
に係合するようにしてある。部分的に形成した内側へ突
出する突条部111は、蓋のスカート部144の内面の、ラチ
ェット爪158から略々180度離隔した位置に設けてあり、
このスカート部144の内面から径方向内方へ突出してい
る。この内側へ突出した突条部111は、蓋のスカート部1
11に設けてあるため、収容ケースのフランジ部134の下
面に当接して係合する。従って蓋112は、この蓋112の一
方の側に設けた内側突出突条部111及びこの蓋112の他方
の側に設けた爪158の上面159と、フランジ部134の下面
との間の相互作用によってしっかりと保持される。
うにしたロック用ピン状突起付き折取り爪50に代えて、
永続的に使用するインデックス・ラチェット・システム
を使用しており、このインデックス・ラチェット・シス
テムは、1つのインデックス爪158と複数のインデック
ス溝115とで構成したものである。インデックス爪158
は、蓋の側壁部111に、撓みを生じ得る状態で連結して
おくようにするが、ただし、蓋を撓む材料で形成してあ
れば、図示の如くインデックス爪158を蓋に一体に形成
することもできる。インデックス爪158は、収容ケース1
10の外周面に形成してあるインデックス溝136の内側と
フランジ部134の下面とに係合するようにしてあり、そ
の際に、フランジ部134の下面がラチェット爪158の上面
に係合するようにしてある。部分的に形成した内側へ突
出する突条部111は、蓋のスカート部144の内面の、ラチ
ェット爪158から略々180度離隔した位置に設けてあり、
このスカート部144の内面から径方向内方へ突出してい
る。この内側へ突出した突条部111は、蓋のスカート部1
11に設けてあるため、収容ケースのフランジ部134の下
面に当接して係合する。従って蓋112は、この蓋112の一
方の側に設けた内側突出突条部111及びこの蓋112の他方
の側に設けた爪158の上面159と、フランジ部134の下面
との間の相互作用によってしっかりと保持される。
蓋のツール出し入れ開口148から僅かにずれた位置
に、曲面177で画成した切欠状の側面スロット部を、こ
の蓋のスカート部111を貫通させて形成してある。側面
スロット部177とツール出し入れ開口148とを非常に近接
した位置に形成することによって、ツール出し入れ開口
148の位置をゲージ・ブロック138の位置に揃えたとき
に、蓋に形成したスロット部177の位置が、収容ケース
の上面に形成した計測用溝部179の位置に揃うようにし
ている。また更に、スロット部177の位置と計測用溝部1
79の位置とが揃ったときには、インデックス・ラチェッ
ト爪148の位置も、複数のインデックス・ラチェット溝1
36のうちのいずれか1つの位置に揃うようにしてある。
に、曲面177で画成した切欠状の側面スロット部を、こ
の蓋のスカート部111を貫通させて形成してある。側面
スロット部177とツール出し入れ開口148とを非常に近接
した位置に形成することによって、ツール出し入れ開口
148の位置をゲージ・ブロック138の位置に揃えたとき
に、蓋に形成したスロット部177の位置が、収容ケース
の上面に形成した計測用溝部179の位置に揃うようにし
ている。また更に、スロット部177の位置と計測用溝部1
79の位置とが揃ったときには、インデックス・ラチェッ
ト爪148の位置も、複数のインデックス・ラチェット溝1
36のうちのいずれか1つの位置に揃うようにしてある。
この第2好適実施例では、蓋に貼着した剥がし取るこ
とのできるカバー・シート150でツール出し入れ開口148
を封止した状態で、この収容ケースが歯科医に供給され
る。カバー・シート150は、蓋112の回転位置がどこにあ
っても、また、たとえ収容ケースをひっくり返した場合
でも、どの収容区画部に収容されているツールも収容ケ
ースから外にこぼれ落ちないように、実質的にこぼれ落
ちを防止している。従って蓋を特定の回転位置にロック
する必要はない。実際に確かめたところによれば、イン
デックス・ラチェットは、歯科医がこの収容ケースを使
用するときには、所望のツールを取り出している間、蓋
を所望の回転位置に保持するのに十分なものであると共
に、この収容ケースが使用されていないときには、蓋の
回転位置を、開口148が計測用ゲージ・ブロック138の真
上にくる位置に保持するのに十分なものであった。
とのできるカバー・シート150でツール出し入れ開口148
を封止した状態で、この収容ケースが歯科医に供給され
る。カバー・シート150は、蓋112の回転位置がどこにあ
っても、また、たとえ収容ケースをひっくり返した場合
でも、どの収容区画部に収容されているツールも収容ケ
ースから外にこぼれ落ちないように、実質的にこぼれ落
ちを防止している。従って蓋を特定の回転位置にロック
する必要はない。実際に確かめたところによれば、イン
デックス・ラチェットは、歯科医がこの収容ケースを使
用するときには、所望のツールを取り出している間、蓋
を所望の回転位置に保持するのに十分なものであると共
に、この収容ケースが使用されていないときには、蓋の
回転位置を、開口148が計測用ゲージ・ブロック138の真
上にくる位置に保持するのに十分なものであった。
図示例では、計測用ゲージ収容区画部とリーマ収容区
画部との間の間隔を角度にして180度離してあるが、そ
れら収容区画部どうしが互いにぶつかり合わないだけの
十分な間隔が取れさえすれば、それら収容区画部の位置
を互いにもっと近づけることも可能である。従って多く
の場合、それら収容区画部どうしは60度から180度の間
の角度だけずらしておけば良い。更には、図示例では計
測用溝部をゲージ・ブロック収容区画部のすぐ隣に設け
て、リーマの直径即ちゲージの計測と、そのリーマの長
さの計測との両方を、途中で蓋を回転させることなく行
なえるようにしている。また、ストッパ収容区画部119
をゲージ・ブロックのすぐ隣に配置してあるため、リー
マにストッパを嵌合してからの蓋の回転量が最小限に抑
えられている。更には、いうまでもなく明らかなことで
あるが、上述のスロット部177を蓋のスカート部144の外
周に幾つも設けるようにしても良い。インデックス爪15
8の位置は、開口148及び側面スロット部177の位置か
ら、角度にして約60度離れた位置とすることが好まし
い。
画部との間の間隔を角度にして180度離してあるが、そ
れら収容区画部どうしが互いにぶつかり合わないだけの
十分な間隔が取れさえすれば、それら収容区画部の位置
を互いにもっと近づけることも可能である。従って多く
の場合、それら収容区画部どうしは60度から180度の間
の角度だけずらしておけば良い。更には、図示例では計
測用溝部をゲージ・ブロック収容区画部のすぐ隣に設け
て、リーマの直径即ちゲージの計測と、そのリーマの長
さの計測との両方を、途中で蓋を回転させることなく行
なえるようにしている。また、ストッパ収容区画部119
をゲージ・ブロックのすぐ隣に配置してあるため、リー
マにストッパを嵌合してからの蓋の回転量が最小限に抑
えられている。更には、いうまでもなく明らかなことで
あるが、上述のスロット部177を蓋のスカート部144の外
周に幾つも設けるようにしても良い。インデックス爪15
8の位置は、開口148及び側面スロット部177の位置か
ら、角度にして約60度離れた位置とすることが好まし
い。
使用時には、ストッパ収容区画部119の中に備えた多
数の孔を形成したプラットフォーム部117によって、リ
ーマへのストッパを装着即ち嵌合を、極めて容易に行な
うことができる。多数の孔を形成したプラットフォーム
部117は、ストッパ収容区画部の中に楔のように圧入す
るものとして形成しても良く、或いは、その下の床面で
支持されるものとして形成しても良い。このプラットフ
ォーム部117は、リーマがストッパの中を貫通して床面
まで届くようにしており、これによってストッパをリー
マに嵌合させてストッパ収容区画部から容易に取り出せ
るようにしており、これは図13a〜図13cに示したとおり
である。この後、ストッパをリーマ上の所望の位置へ移
動させることができ、それには、リーマの尖端部を、蓋
に形成したスロット部を介して計測用溝部179の中へ押
し込んで行き、そのリーマの先端位置が所望の計測長さ
に達するようにすれば良く、これによって、歯科医がそ
のリーマを使用しようと考えている特定の用途に適合し
た好適なドリル長さがそのストッパによって与えられる
ようになる。以上の一連の動作は、図14a、図14b、図14
cに示されていると共に、例えば図9にも示されてい
る。
数の孔を形成したプラットフォーム部117によって、リ
ーマへのストッパを装着即ち嵌合を、極めて容易に行な
うことができる。多数の孔を形成したプラットフォーム
部117は、ストッパ収容区画部の中に楔のように圧入す
るものとして形成しても良く、或いは、その下の床面で
支持されるものとして形成しても良い。このプラットフ
ォーム部117は、リーマがストッパの中を貫通して床面
まで届くようにしており、これによってストッパをリー
マに嵌合させてストッパ収容区画部から容易に取り出せ
るようにしており、これは図13a〜図13cに示したとおり
である。この後、ストッパをリーマ上の所望の位置へ移
動させることができ、それには、リーマの尖端部を、蓋
に形成したスロット部を介して計測用溝部179の中へ押
し込んで行き、そのリーマの先端位置が所望の計測長さ
に達するようにすれば良く、これによって、歯科医がそ
のリーマを使用しようと考えている特定の用途に適合し
た好適なドリル長さがそのストッパによって与えられる
ようになる。以上の一連の動作は、図14a、図14b、図14
cに示されていると共に、例えば図9にも示されてい
る。
図9では、長さ計測用のゲージ・マークを収容ケース
の上面に形成してあり、即ち、計測用溝部179とゲージ
・ブロック収容区画部139とを隔てている壁部の上面に
形成してある。ただし別実施例として、このゲージ・マ
ークを図10に示したように蓋の上面113に形成するよう
にしても良い。その場合には、このゲージ・マークを、
蓋に形成したスロット部177の位置から径方向内方へ延
在するように、しかも、蓋のスロット部177の位置と計
測用溝部179の位置とを合わせたときに、この計測用ゲ
ージ・マークが、計測用溝部179の全長に亙って計測用
溝部179の真上にくるような位置に形成する。
の上面に形成してあり、即ち、計測用溝部179とゲージ
・ブロック収容区画部139とを隔てている壁部の上面に
形成してある。ただし別実施例として、このゲージ・マ
ークを図10に示したように蓋の上面113に形成するよう
にしても良い。その場合には、このゲージ・マークを、
蓋に形成したスロット部177の位置から径方向内方へ延
在するように、しかも、蓋のスロット部177の位置と計
測用溝部179の位置とを合わせたときに、この計測用ゲ
ージ・マークが、計測用溝部179の全長に亙って計測用
溝部179の真上にくるような位置に形成する。
更に別の実施例として、計測用ゲージ・マークを、ゲ
ージ・ブロック138の表面に形成しても良い。
ージ・ブロック138の表面に形成しても良い。
収容ケースは、全ての収容区画部の底面を形成する実
質的に連続した1つの底壁部130を有するものとするこ
とが好ましい。
質的に連続した1つの底壁部130を有するものとするこ
とが好ましい。
ゲージ・ブロック138は、ゲージ・ブロック収容区画
部139の中に圧入するものとして形成することが好まし
いが、公知の接着剤を用いて側壁部ないし底壁部、或い
はそれら両方の壁部に接着するものとして形成しても良
い。また、ゲージ・ブロック138は、金属材料等の、あ
る程度の硬さを有する材料で製作すれば良く、具体例を
挙げるならば、アルミニウム系ないしマグネシウム系の
金属材料を用いることができる。
部139の中に圧入するものとして形成することが好まし
いが、公知の接着剤を用いて側壁部ないし底壁部、或い
はそれら両方の壁部に接着するものとして形成しても良
い。また、ゲージ・ブロック138は、金属材料等の、あ
る程度の硬さを有する材料で製作すれば良く、具体例を
挙げるならば、アルミニウム系ないしマグネシウム系の
金属材料を用いることができる。
本発明の収容ケースは、特定の大きさや特定の収容物
の種類に限定されるものではなく、様々な種類のツール
や、更にはツール以外のその他の物品等の収容に適合さ
せることも可能である。ただし、以上に説明した歯科用
という具体的な用途に関しては、この収容ケースの大き
さを、片手で持てる大きさとするのが便利であり、例え
ば、差し渡しが2インチ(約50mm)から6インチ(約15
0mm)の大きさにするのが良い。上で説明した、ツール
を収容して随時取り出すための好適実施例は、選択蓋12
の差し渡し直径が3インチ(約75mm)を僅かに超える程
度の小さなものであり、その第一種収容区画部18は、個
数を22個とし、大きさを長さが約4分の3インチ(約19
mm)のものとし、また、リーマ収容区画部26については
その長さが1インチ(約25mm)を僅かに超えるものと
し、更に、第一種収容区画部18の深さを約8分の3イン
チ(約9mm)にしている。更に、ストッパ収容区画部119
の中に備えた多数の孔を形成したフラットフォーム部11
7については、圧入して床面から浮かせた状態で取り付
けられるようにしてあるが、これとは別の方法として、
図には示していないが、このプラットフォーム部117に
脚部を形成し、その脚部によって床面130の上に支持さ
れるようにしても良い。
の種類に限定されるものではなく、様々な種類のツール
や、更にはツール以外のその他の物品等の収容に適合さ
せることも可能である。ただし、以上に説明した歯科用
という具体的な用途に関しては、この収容ケースの大き
さを、片手で持てる大きさとするのが便利であり、例え
ば、差し渡しが2インチ(約50mm)から6インチ(約15
0mm)の大きさにするのが良い。上で説明した、ツール
を収容して随時取り出すための好適実施例は、選択蓋12
の差し渡し直径が3インチ(約75mm)を僅かに超える程
度の小さなものであり、その第一種収容区画部18は、個
数を22個とし、大きさを長さが約4分の3インチ(約19
mm)のものとし、また、リーマ収容区画部26については
その長さが1インチ(約25mm)を僅かに超えるものと
し、更に、第一種収容区画部18の深さを約8分の3イン
チ(約9mm)にしている。更に、ストッパ収容区画部119
の中に備えた多数の孔を形成したフラットフォーム部11
7については、圧入して床面から浮かせた状態で取り付
けられるようにしてあるが、これとは別の方法として、
図には示していないが、このプラットフォーム部117に
脚部を形成し、その脚部によって床面130の上に支持さ
れるようにしても良い。
本明細書、図面、並びに請求の範囲において開示し、
ないしは記載した本発明の実施例は、本発明の具体例と
して提示したものに過ぎない。その他の実施例や形態、
それに、開示した実施例の変更例は、ここに開示した実
施例を考察することによっておのずから明らかなもので
あり、それゆえ、それらもまた、本発明の範囲に含まれ
るものと考えられる。
ないしは記載した本発明の実施例は、本発明の具体例と
して提示したものに過ぎない。その他の実施例や形態、
それに、開示した実施例の変更例は、ここに開示した実
施例を考察することによっておのずから明らかなもので
あり、それゆえ、それらもまた、本発明の範囲に含まれ
るものと考えられる。
Claims (22)
- 【請求項1】歯科用ツール収容ケースにおいて、環状の
ツール・ホルダと、該ツール・ホルダの周縁部に形成し
た歯科用合釘を収容するための複数の第一種ツール収容
区画部とを備えており、前記複数の第一種収容区画部の
うちの1つの収容区画部は、中央へ向かってそれら複数
の第一種収容区画部のうちのその他の収容区画部よりも
内方まで延伸して、リーマを収容するためのリーマ収容
区画部を形成しており、更に、前記収容区画部を覆う前
記ツール・ホルダに回転自在に取り付けた選択蓋と、前
記第一種収容区画部へのものの出し入れを行うための前
記選択蓋に形成した第一種開口とを備えており、前記選
択蓋を回転させて前記第一種開口の位置を前記複数の第
一種収容区画部の各々に位置合わせすることによって、
その位置合わせした第一種収容区画部へのものの出し入
れを可能にするようにしてあり、該歯科用ツール収容ケ
ースが更に、前記ツール・ホルダの中央の前記複数の第
一種収容区画部に囲まれる位置に設けた歯科用合釘用レ
ンチを収容するための第二種収容区画部と、該第二種収
容区画部へのものの出し入れを行うための前記蓋に形成
した第二種開口とを備えており、前記ツール・ホルダに
対して前記選択蓋を回転させて、該選択蓋に形成した前
記第二種開口の位置を前記第二種収容区画部の位置に合
わせたりずらせたりして、該第二種収容区画部へのもの
の出し入れを可能にするようにしてあることを特徴とす
る歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項2】前記第二種収容区画部部が、前記ツール・
ホルダ上において前記リーマ収容区画部に当接するまで
延在している請求項1に記載の歯科用ツール収容ケー
ス。 - 【請求項3】前記ツール・ホルダが略々筒形であり、断
面円形の外周壁部を備えており、前記第一種ツール収容
区画部が楔形である請求項1に記載の歯科用ツール収容
ケース。 - 【請求項4】前記ツール・ホルダが更に、前記第一種収
容区画部と前記第二種収容区画部との下方並びに前記第
一種収容区画部と前記第二種収容区画部との間を連続し
て延在している床面を備える請求項3に記載の歯科用ツ
ール収容ケース。 - 【請求項5】流通の際に前記選択蓋を閉止位置にロック
しておくための折取り爪を備える請求項1に記載の歯科
用ツール収容ケース。 - 【請求項6】前記複数の第一種収容区画部のうちの1つ
の収容区画部の中に、その他の第一種収容区画部に収容
するツールの計測を行うためのゲージ・ブロックを収め
た請求項1に記載の歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項7】流通の際に前記選択蓋を閉止位置にロック
しておくための折取り爪を備え、該折取り爪は前記ゲー
ジ・ブロックと係合することによって、前記選択蓋を回
転しないようにロックすると共に、該ゲージ・ブロック
を収容した第一種収容区画部の中に該ゲージ・ブロック
を保持する請求項6に記載の歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項8】請求項1に記載の歯科用ツール収容ケース
と、該歯科用ツール収容ケースの中に装填した少なくと
も3種類のツールとを含む歯科用ツール詰合せキット。 - 【請求項9】前記ツール・ホルダの第一種収容区画部の
中に歯科用合釘とゲージ・ブロックとを収容してあり、
細長いリーマ収容区画部の中にリーマを収容してあり、
前記第二種収容区画部の中に1本ないし複数本の合釘用
レンチを収容してある請求項8に記載の歯科用ツール詰
合せキット。 - 【請求項10】歯科用ツール収容ケースにおいて、外周
壁部と内周壁部とを有する環状のツール・ホルダと、前
記ツール・ホルダの周縁部に設けた歯科用合釘を収容す
るための複数の第一種ツール収容区画部と、それら複数
の収容区画部の各々の軸方向の一端を閉塞するように延
展している閉塞壁面と、それら複数の収容区画部を覆
う、前記ツール・ホルダに回転自在に取り付けた選択蓋
と、前記複数の第一種収容区画部へのものの出し入れの
ための、前記選択蓋を貫通するように形成した第一種開
口とを備えており、前記選択蓋を回転させて前記第一種
開口の位置を前記複数の第一種収容区画部の各々の位置
に合わせることによって、位置を合わせたその第一種収
容区画部へのものの出し入れを可能にするようにしてあ
り、該歯科用ツール収容ケースが更に前記複数の第一種
ツール収容区画部のうちの1つの収容区画部の中にその
全域に亙って延展するように設けた、歯科用リーマ用ス
トッパを収容するための、多数の孔を形成したプラット
フォーム部を備えており、該プラットフォーム部に形成
したそれらの孔は、ストッパが通り抜けることのない十
分に小さいものであると共に、少なくともリーマの尖っ
た先端部を受け入れることができるだけの十分な大きさ
のものであり、更に、その他の収容区画部に収容するツ
ールのゲージを計測するように構成し、前記複数の第一
種収容区画部のうちの1つの収容区画部の中に保持した
ゲージ・ブロックを備えており、前記複数の第一種収容
区画部のうちの1つの収容区画部を、中央へ向かって前
記内周壁部を越えて内側へ突出する細長い収容区画部と
して形成して、リーマを収容するためのリーマ収容区画
部としてあり、前記ツール・ホルダに対して前記選択蓋
を回転させて前記第一種開口を前記複数の第一種収容区
画部のうちの任意の収容区画部の位置に合わせたりずら
したりすることによって、ツールの出し入れと、前記ゲ
ージ・ブロックを使用したツールの直径の計測とを可能
にするようにしてあることを特徴とする歯科用ツール収
容ケース。 - 【請求項11】前記細長い収容区画部として形成した第
一種収容区画部を該収容区画部の両側辺が略々平行であ
るように形成した請求項10に記載の歯科用ツール収容ケ
ース。 - 【請求項12】第2の1つの第一種収容区画部を、中央
へ向かって前記内周壁部を越えて内側へ突出する細長い
収容区画部として形成してあり、この細長い収容区画部
として形成した第2の1つの第一種収容区画部の中に、
前記ゲージ・ブロックを圧入状態で嵌合してある請求項
11に記載の歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項13】前記ツール・ホルダが略々筒形であり、
断面円形の外周壁部を備えており、更に、前記複数の第
一種ツール収容区画部の少なくとも大部分は、その平面
視形状が、楔形の尖った頭部を切り落とした形状である
請求項12に記載の歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項14】前記ゲージ・ブロック収容区画部とその
隣の第一種収容区画部との間に設けた上面を有する厚い
区画壁部と、この上面に掘り込んだ形に形成した前記外
周壁部を貫通して該外周壁部から径方向内方へ向かって
延在する計測用溝部と、該計測用溝部の中に差し込まれ
たツールの長さを計測するための計測用マーク手段とを
備えた請求項11に記載の歯科用ツール収容ケース。。 - 【請求項15】前記蓋が、前記第一種開口を貫通させて
形成してある上面と、この上面に対して略々直角をなす
方向に延出して前記ツール・ホルダの前記外周壁部の少
なくとも一部分を囲んでいる外周スカート部とを備えて
おり、該スカート部には少なくとも1つのツール差し込
みスロット部を形成してあり、前記蓋の位置を、該ツー
ル差し込みスロットの位置が前記計測用溝部の位置に揃
う位置にしたときに、ツールを該ツール差し込みスロッ
ト部を通して前記計測用溝部に差し込めるようにした請
求項11に記載の歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項16】前記蓋と前記収容ケースとの間に取り付
けたインデックス手段を更に備えており、該インデック
ス手段は、前記収容ケースと前記蓋との間の角度位置の
関係が安定したときに、前記第一種開口の位置が前記複
数の第一種収容区画部のうちの1つの収容区画部の位置
に揃うようにすべく構成した請求項15に記載の歯科用ツ
ール収容ケース。 - 【請求項17】前記インデックス手段が、前記蓋に撓む
状態で取り付けた爪と、前記収容ケースの外周面に形成
した複数のインデックス溝とから成る請求項16に記載の
歯科用ツール収容ケース。 - 【請求項18】前記蓋に形成した前記第一種開口を封止
するための折取り爪を備えた請求項11に記載の歯科用ツ
ール収容ケース。 - 【請求項19】請求項11に記載の歯科用ツール収容ケー
スと、該歯科用ツール収容ケースの複数の収容区画部の
中に装填した少なくとも3種類のツール、ストッパ・リ
ング、及びゲージ・ブロックとを備えたことを特徴とす
る歯科用ツール詰合せキット。 - 【請求項20】歯科用ツール収容ケースの中に装填し
た、歯科用合釘、歯科用合釘用レンチ、及び歯科用リー
マ、及び歯科用リーマ用ストッパを含んでいる歯科用ツ
ール詰合せキットにおいて、前記歯科用ツール収容ケー
スが、環状のツール・ホルダと、前記ツール・ホルダの
周縁部に設けた、前記歯科用ツールを装填した複数の第
一種ツール収容区画部と、前記収容区画部を覆う、前記
ツール・ホルダに回転自在に取り付けた選択蓋と、前記
複数の第一種収容区画部へのものの出し入れのための前
記選択蓋に形成した第一種開口とを備えており、前記選
択蓋を回転させて前記第一種開口の位置を前記複数の第
一種収容区画部の各々と位置合わせすることによって、
位置合わせしたその収容区画部へのものの出し入れを可
能にするようにしてあり、該歯科用ツール収容ツールが
更に、前記複数の第一種収容区画部のうちの1つの収容
区画部の中に収容保持したゲージ・ブロックと、前記複
数の第一種収容区画部のうちの第2の1つの収容区画部
の中に、その収容区画部の中の全域に亙って展開するよ
うに設けた、多数の孔を形成したプラットホーム部とを
含んでおり、更に、前記歯科用リーマ用ストッパを、前
記第2の1つの第一種収容区画部の中に装填するように
してあることを特徴とする歯科用ツール詰合せキット。 - 【請求項21】歯科用ツール収容ケースにおいて、環状
のツール・ホルダと、該ツール・ホルダの周縁部に設け
た歯科用合釘を収容するための複数の第一種ツール収容
区画部と、それら複数の第一種ツール収容区画部のうち
の1つの収容区画部の中に、その収容区画部の中の全域
に亙って延展するように設けた、歯科用リーマ用ストッ
パを収容するための、多数の孔を形成したプラットフォ
ーム部とを備えており、該プラットフォーム部に形成し
たそれら孔は、リーマ用ストッパが通り抜けることのな
い十分に小さなものであると共に、少なくともリーマの
尖端部を受け入れることができるだけの十分な大きさの
ものとしてあり、更に、前記複数の収容区画部を覆う、
前記ツール・ホルダに回転自在に取り付けた選択蓋を備
えており、前記多数の孔を形成したプラットフォーム部
は、前記選択蓋の回転を妨げることなく該当する収容区
画部の中にリーマ用ストッパを収納することができるよ
うに、前記選択蓋から十分に離れた平面内に延展してお
り、更に、前記複数の第一種収容区画部へのものの出し
入れのための前記選択蓋に形成した第一種開口を備えて
おり、前記選択蓋を回転させて前記第一種開口の位置を
前記複数の第一種収容開口の各々に位置合わせすること
によって、位置合わせしたその収容区画部へのものの出
し入れを可能にするようにしてあることを特徴とする歯
科用ツール収容ケース。 - 【請求項22】前記ツール・ホルダの中央の前記複数の
第一種収容区画部に囲まれる位置に設けた、歯科用合釘
用レンチを収容するための第二種ツール収容区画部に囲
まれる位置に設けた、歯科用合釘用レンチを収容するた
めの第二種ツール収容区画部と、該第二種収容区画部へ
のものの出し入れのための前記選択蓋に形成した第二種
開口とを備えており、前記ツール・ホルダに対して前記
選択蓋を回転させて、前記選択蓋に形成してある前記第
二種開口を前記第二種収容区画部に位置合わせしたりず
らしたりすることによって、該第二種収容区画部へのも
のの出し入れを可能のするようにした請求項21に記載の
歯科用ツール収容ケース。
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