JP3388243B2 - 電気通信システムにおける制御シグナリングの実行 - Google Patents

電気通信システムにおける制御シグナリングの実行

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JP3388243B2
JP3388243B2 JP2001508193A JP2001508193A JP3388243B2 JP 3388243 B2 JP3388243 B2 JP 3388243B2 JP 2001508193 A JP2001508193 A JP 2001508193A JP 2001508193 A JP2001508193 A JP 2001508193A JP 3388243 B2 JP3388243 B2 JP 3388243B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(技術分野) 本発明は、独立請求項の前文による方法、電気通信シス
テム、この電気通信システムのネットワークエレメン
ト、及び制御シグナリングを構成する端末に関する。
【0002】(背景技術及び発明の概要) 電気通信システムでは、スピーチ情報のような伝送され
るべき実際のユーザデータに加えて、例えば多量の異な
る制御情報が、ネットワークの複数の異なる部分間で伝
送される。従って、電気通信システムでは、多量の異な
る制御シグナリングが、端末と電気通信ネットワークと
の間で、例えばユーザを識別するために若しくはサービ
スリクエストを伝送するために実行される。
【0003】移動通信システムの目的は、移動ユーザに
ワイヤレスデータ伝送サービスを提供することである。
故に、取り分け移動通信システムにおいて、移動通信ネ
ットワークがそこに登録された移動ステーションの位置
を認識していることは極めて重要である。様々な移動管
理プロトコルがこの目的のために開発されてきた。
【0004】不要なシグナリングを減らすため、移動通
信システムは一般に、移動終端接続(mobile terminate
d connection)においては加入者が2、3のベースステ
ーションのみの領域内でページングされるように構成さ
れている。複数のセルが位置領域を形成しており、ある
1つの移動ステーションは、ある位置領域内の複数のセ
ルにおいてのみページングされる。この結果、サービス
提供用のベースステーションからサービスを得るため
に、移動ステーションは、その内部で加入者がページン
グされ得るような位置領域を移動通信システムに知らせ
なければならない。移動ステーションは、この目的のた
めに位置更新を実行することができる。位置更新はこの
ように、ネットワークにおける加入者位置情報を更新す
るために、また、ことによると他の手続を実行するため
にも使用され得る。例えば、GSM方式によるネットワ
ークは、位置更新との関係で、利用可能なサービスに関
する情報を移動ステーションに伝送することができる。
【0005】いわゆる第3世代移動通信システムが世界
的に開発されている。第3世代パートナーシッププロジ
ェクト3GPPは、GSM方式に基づくユニバーサル移
動電気通信方式UMTSと呼ばれる第3世代移動通信方
式を標準化している。この方式は、例えば、新たな無線
インタフェースを含む。UMTS無線インタフェース
は、少なくとも広帯域CDMA(広帯域符号分割多元接
続)技術、即ち、WCDMA技術に基づく。
【0006】図1は、第3世代の原理によるUMTS方
式のような移動通信システムを示している。UMTSの
開発は、柔軟性(フレキシビリティ)を目標としてお
り、これによって、いわゆるアクセスネットワークAN
は、多くの異なるコアネットワークCN1、CN2、C
N3に接続され得る。これらのコアネットワークは動作
の点で大きく変化し得ることから、アクセスネットワー
クと各コアネットワークとの間にインターワーキング機
能(網間機能)IWF1、IWF2、IWF3が必要に
なることがある。本発明との関係では、アクセスネット
ワークは、移動ステーションMSに無線接続を与えるネ
ットワーク、換言すれば、一般にはベースステーション
システムを意味する。
【0007】コアネットワークに関する限り、UMTS
はおそらくは、少なくとも一部においてGSM方式に基
づいており、この場合、UMTSにおける接続管理と移
動管理はGSM方式におけるものとほとんど同じであ
る。UMTSは、回路交換サービスとパケット交換サー
ビスを可能とする。パケット交換サービスは、GSMに
おける一般的なパケット無線サービスであるGPRSサ
ービスを基礎とし得る。回路交換接続とパケット交換接
続は従って、少なくとも一部において動作的に別個のコ
アネットワーク(若しくは、これらはドメインと呼ぶこ
ともできる)を形成し得る複数の異なるネットワークエ
レメント(素子)によって制御される。移動ステーショ
ンは同じアクセスネットワークを介して通信を行うにも
かかわらず、位置領域と移動管理を異なるものとするこ
ともできる。
【0008】UMTS方式ではコアネットワークは互い
に別々とされ得ることから、各コアネットワークと移動
ステーションとの間に、例えば位置更新のために別々
の、しかも、ことによると異なる制御シグナリングを実
行することが必要なことがある。本発明との関係で、U
MTS方式において回路交換接続及びパケット交換接続
の責を負うネットワークエレメントは、別々のコアネッ
トワークとして取り扱われる。異なるコアネットワーク
は依然として、共通のネットワーク管理によって制御さ
れて動作し、また、加入者情報を備えるホーム位置レジ
スタHLRのような共通のネットワークエレメントを使
用し得る。
【0009】幾つかの異なるコアネットワークを支持し
得るUMTS方式のための移動ステーションが開発され
つつある。このUMTS方式では、1つの移動ステーシ
ョンが、複数の異なるコアネットワークに対する幾つか
の同時接続を有し得る。移動ステーションは2つ以上の
コアネットワークに登録され得る。故に、UMTS方式
では、例えば位置更新のために、移動ステーションと複
数のコアネットワークとの間で別々の制御シグナリング
を実行する必要があることがある。
【0010】UMTS方式では、移動ステーションは、
UMTSアクセスネットワークによって放送(同報通
信)される幾つかの異なるコアネットワークの位置領域
識別子を監視することもできる。移動ステーションはそ
の後、2つ以上の位置領域が変化したときは、幾つかの
位置更新を短時間に実行する必要があることもある。こ
のため、移動ステーションは、アクセスネットワークか
らのシグナリングのための無線接続を確保し、位置更新
メッセージをコアネットワークに伝送する。位置更新が
完了したときに、移動ステーションとアクセスネットワ
ークとの間の無線接続は解除される。
【0011】移動ステーションが他のコアネットワーク
に対して位置更新を実行すべき場合には、無線接続は再
び確立されなければならない。アクセスネットワークは
複数の異なるコアネットワークに対して共通であるが、
無線接続は解除され、異なる位置更新の間で再び確立さ
れなければならない。第1のコアネットワークに対する
制御シグナリングのすぐ後に第2のコアネットワークに
対する制御シグナリングが実行される場合であっても、
実質的に連続する他の種類の複数の制御シグナリングに
おいて同様の手続も行われなければならない。これによ
って無線インタフェースにおいてシグナリングによる負
荷が生じてしまうことから、一般的な設計に反して無線
インタフェースにおけるシグナリングを最小にしようと
することが目的である。
【0012】(発明の概要) 本発明の目的はこのように、上述した欠点を軽減するた
めに、ある方法とこの方法を実施する装置とを提供する
ことである。本発明のこの目的は、独立クレームに開示
されたことを特徴とする方法、電気通信システム、この
電気通信システムのネットワークエレメント、および端
末によって達成される。本発明の好ましい実施形態は、
従属クレームに開示されている。
【0013】本発明の基礎をなす概念は、アクセスネッ
トワークと端末との間の接続が、少なくとも1つのコア
ネットワークと端末との間の実質的に連続する制御シグ
ナリングの間で解除されないことである。アクセスネッ
トワークは、コアネットワークと端末との間で制御シグ
ナリングを実行した後も他の潜在的な必要性のために接
続を維持する。本発明の好ましい実施形態によれば、ア
クセスネットワークと端末との間の接続を維持する必要
性は、所定の時間制限によって端末において検出され得
る。本発明の解法は、幾つかの実質的に連続する制御シ
グナリングが、それら制御シグナリングの間で、アクセ
スネットワークと端末との間の接続を解除したり再び確
立することなしに実行され得ることであり、このこと
は、問題とする無線インタフェースにおけるシグナリン
グが減少されることを意味する。本発明は、特に、無線
接続を提供する異なる移動通信システムに適切に適用さ
れ得る(この場合、端末は移動ステーションである)。
故に、無線インタフェースにおいて実行されるべきシグ
ナリングの量は減少され得る。
【0014】本発明の好ましい実施形態によれば、端末
は、時間制限を使用することによって制御シグナリング
が実行されるべきコアネットワークを判断し、また、ア
クセスネットワークと自身との間の接続を維持するため
のリクエストを電気通信ネットワークに伝送する。この
リクエストに基づいて、全てのコアネットワークに対す
る制御シグナリングが実行されるまで接続は維持され
る。本発明の好ましい実施形態によれば、端末は、制御
シグナリングの数、及び/又は、制御シグナリングが実
行されるべきコアネットワーク、に関する情報を電気通
信へ伝送し得る。達成される利点は、制御シグナリング
が複数のコアネットワークへ向けられたときは、端末に
よって伝送された情報に基づいて必要な時間間隔の間電
気通信ネットワークにおいて接続が維持され得ることで
ある。
【0015】本発明の好ましい実施形態によれば、電気
通信システムにおいて、アクセスネットワークと端末と
の間の接続がどれだけの時間、維持されるのかを制御す
るためにタイマが設定され得る。この接続はその後、取
り分けエラー状態の場合には、制限された時間間隔の間
だけ維持され得る。
【0016】制御シグナリングは、例えば、幾つかの異
なるコアネットワークに対する位置更新であってもよ
い。アクセスネットワークと端末との間の接続を維持す
るためのリクエストは、アクセスネットワーク若しくは
コアネットワークのいずれかに伝送され得る。
【0017】(発明を実施するための最良の形態) 本発明を以下に、好ましい実施形態との関連で且つ添付
図面を参照して、より詳細に記述する。以下に、本発明
の主な実施形態をUMTS原理による移動通信システム
において記述するが、これは本発明をUMTS方式に制
限することを何ら意図したものではない。本発明は、端
末と電気通信ネットワークとの間の実質的に連続する複
数の制御シグナリングを実行することが必要ないずれの
電気通信システムにおける使用にも適している。制御シ
グナリングは、例えば異なるサービス、若しくは、異な
るネットワークエレメントのためにも実行され得る。
【0018】本発明は、複数のコアネットワークと端末
との間で複数の別々の制御シグナリングを実行すること
が必要なときに、少なくとも2つのコアネットワークに
接続されたアクセスネットワークに適用され得る。こと
によると同じネットワークに存在し得る異なるネットワ
ークエレメントが、動作的に異なるコアネットワークを
形成することがある。例えば、あるネットワークは、別
々の制御シグナリングの実行を必要とする複数の移動管
理プロトコルを支持するような複数の異なるネットワー
クエレメントを備えることがある。本発明はしたがっ
て、異なるコアネットワークに対する制御シグナリング
の実施に適用され得るものであり、制御シグナリングを
実行する必要性は、端末において設定された時間制限内
に検出される。
【0019】本発明はまた、回路交換接続やパケット交
換接続のような幾つかの異なるサービスの責を負うよう
に一体化された少なくとも1つのコアネットワークを有
する電気通信システムに適用され得る。またこの結果、
それは回路交換サービスとパケット交換サービスのため
の制御シグナリングを別々に実行する必要がある。
【0020】図2は、1つのアクセスネットワークRA
Nと2つのコアネットワークCN1、CN2とを備えた
UMTS方式による移動通信ネットワークUMTS N
Wを一例として示している。移動ステーションMSは、
実際の移動機MEとUMTS加入者識別モジュールUS
IM(加入者識別ユニットとも呼ばれ、一般には引き離
すことができるようにそこに接続される)とを備える。
USIMは、ある移動ステーションから他の移動ステー
ションに変更され得るスマートカードUICC(UMT
S ICカード)に記憶されるのが好ましい。したがっ
て、この点について、移動ステーションは一般に、加入
者識別ユニットと実際の移動機とを備えたエンティティ
を意味する。
【0021】無線アクセスネットワークRAN、つま
り、UMTSベースステーションシステムは、主に無線
経路に関連する事項について責を負う、換言すれば、そ
れはコアネットワークと移動ステーションにワイヤレス
動作に必要な無線アクセスを提供する。RANは、1つ
若しくは2つ以上のベースステーションBS1、BS2
と、これらのベースステーションに利用可能な無線周波
数を制御する1つの無線ネットワークコントローラRN
Cを備える。無線ネットワークコントローラRNCは、
1つ若しくは2つ以上のコアネットワークCN1、CN
2とインタフェースIuにおいて通信を行う。
【0022】コアネットワークは、従来の電気通信ネッ
トワークであるが、若しくは、ワイヤレス通信において
アクセスネットワークを効率的に利用するために変更さ
れた将来の電気通信ネットワークである。コアネットワ
ークは、他のUMTSネットワーク、データネットワー
ク、及び公衆テレフォニー(電話通信)ネットワークの
ような、他のシステム若しくはネットワークに対する接
続を提供する。図2は、GSM/GPRS方式に基づく
コアネットワークCN1、CN2を示す。
【0023】コアネットワークCN1は、回路交換サー
ビスの責を負う。コアネットワークCN1は、正しいア
ドレスへの回路交換サービスのルーチングと接続セット
アップの責を負う移動交換センタMSCを備える。移動
加入者に関する情報を備えた2つのデータベース、即
ち、ホーム位置レジスタHLRとビジター位置レジスタ
VLRがそのために利用される。移動交換センタは、一
般には、MSC/VLRによって例示されるビジター位
置レジスタの機能をも備える。移動交換センタMSC
は、インターワーキング機能IWFによって、公衆電話
交換網PSTNや総合サービスデジタル通信網ISDN
のような他の電気通信ネットワークと通信を行う。
【0024】コアネットワークCN2は、パケット交換
サービスを提供する責を負う。CN2は、正しいアドレ
スへのパケット交換サービスのルーチングと接続セット
アップの責を負うGPRS方式に基づいた、サービス提
供用のGPRS支持ノードSGSNを備える。SGSN
は、必要なときは、コアネットワークCN1とCN2の
双方に共通のホーム位置レジスタHLRを利用すること
によって移動ステーションに関する位置情報を維持す
る。GPRS方式に基づくGPRSゲートウェイ支持ノ
ードGGSNは、異なるパケットデータネットワークP
DNとの通信を可能とする。SGSNとMSCは一般
に、お互いに直接的には通信を行わないが、それらはそ
れらの間にGsインタフェース(図示されていない)を
有することもできる。UMTS方式のより詳細な記述に
ついては、3GPP UMTS使用を参照のこと。
【0025】移動ステーションMSとアクセスネットワ
ークRANとの間で情報を伝送するため、RRC(無線
リソース制御)接続がそれらの間に常に確立される。ア
クセスネットワークRANとコアネットワークとの間で
情報を伝送するため、いわゆるIu接続がIuインタフ
ェースを介して確立される。図2のUMTS方式では、
無線ネットワークコントローラRNCは、Iuインタフ
ェースを介して、移動交換センタMSC、若しくは、サ
ービス提供用のGPRS支持ノードSGSNのいずれか
への接続を確立する。Iu接続が確立された後に、無線
ネットワークコントローラRNCは、位置更新リクエス
トを例えば問題とするコアネットワークのネットワーク
エレメントへ伝送することができる。
【0026】1つのRRC接続が複数の異なるコアネッ
トワークに対する複数の異なるIu接続のために使用さ
れることがあることから、コアネットワークとアクセス
ネットワークとの間のIu接続を解除することは、無線
接続を解除することを必ずしも意味する必要はない。移
動ステーションMSが複数の異なるコアネットワークに
対する幾つかの同時接続を有する場合、その無線接続は
最後のIu接続が解除された後にのみ解除され得る。こ
の点で、UMTSはGSMとは異なり、ここでは無線接
続もIu接続を解除した後に解除される。しかしなが
ら、既知のUMTS技術によれば、無線接続は連続する
制御シグナリングの間では維持され得ず、このことは、
移動ステーションは、一度に、1つのコアネットワーク
に対する1つの制御シグナリング接続(制御シグナリン
グを実行することによって形成された接続)しか有しな
いことを意味する。
【0027】図3は位置領域を示す。ある1つの位置領
域が通常は、幾つかの異なるベースステーションから成
る1つのカバー領域(セル)を備える。コアネットワー
クの位置領域LA1は、3つのセルC11、C12、C
13を備える。同様に、位置領域LA3は、セルC3
1、C32、C33を備える。位置領域LA2は、4つ
のセルC21、C22、C23、C24を備える。実際
上、ある1つの位置領域は、データベースで定義された
複数の物理セルから成るある1つのセットだけであり、
このセットの識別子若しくは名前は位置領域識別子と呼
ばれる。更に、原則的に、異なるコアネットワークのた
めの異なるサイズの複数の位置領域のような、任意の数
の異なる位置領域レベルが重複し得る。
【0028】パケット交換接続の位置領域も、ルーチン
グ領域と呼ぶことができる。2つのネットワークが共通
のアクセスネットワークを使用する場合であっても、異
なるサイズの位置領域がパケット交換GPRSネットワ
ークで使用され得る(それらから回路交換GSMネット
ワークで使用される)。オペレータはしかしながら、ネ
ットワーク管理を簡易化するために、GSM及びGPR
Sコアネットワークの双方について同じ位置領域を用い
て開始することもできる。位置領域は同じでないにもか
かわず、移動ステーションが移動したときは、コアネッ
トワークの双方の位置領域が変更されるといった事態が
生じてしまう。
【0029】異なるコアネットワークの位置領域は、そ
れらが重複するように、換言すれば、1つの位置領域が
他の位置領域を備えることもあるように実施され得るの
が好ましい。故に、例えば、第1のコアネットワークの
位置領域LA2が、セルC21、C22を備える他のコ
アネットワークの位置領域を包含していてもよい。この
ような場合、移動ステーションがセルC22からセルC
23へ移動したときは、例えば、双方のコアネットワー
クの位置領域が変わることから、移動ステーションは、
第1及び第2のコアネットワークの双方に対して短い時
間間隔内に位置更新を実行する必要がある。
【0030】各ベースステーションBSは、そのセルに
おいて、問題とするセルが属する全てのコアネットワー
クの位置領域の位置領域識別子を放送(同時通信)す
る。移動ステーションMSは、少なくともそれらのコア
ネットワークの放送済みの位置領域識別子を監視する
(ここで、それはちょうどその時点で作動中(アクティ
ブ)である)。
【0031】移動通信ネットワークに登録された移動ス
テーションMSが位置領域を変更する毎に、それはアク
セスネットワークに位置更新リクエストを送信し、この
リクエストによってコアネットワーク(若しくは、アク
セスネットワーク)のレジスタにおいて位置情報を更新
する。しかしながら、移動ステーションが、例えばユー
ザのスピーチデータを伝送するために、問題とするコア
ネットワークに対して作動中の接続を有している場合に
は、コアネットワークに対する位置更新は何ら行われな
い。セル又は位置領域がその後に変化したときは、「ハ
ンドオーバ」が実行される、換言すれば、その作動中の
接続は他のベースステーションによって処理するために
引き渡される。位置更新も、ある間隔(周期的な位置更
新)で実行され得る。更に、移動ステーションをネット
ワークに登録し、また、それを新たな領域(従前の登録
時間における位置領域とは異なる位置領域)で「アイド
ル状態」にするために、位置更新が実行される。
【0032】上述したように、幾つかの異なるコアネッ
トワーク間の位置領域境界が実質的に同時に交差されて
いる場合、移動ステーションは、無線インタフェースに
おいて幾つかの位置更新メッセージを、各コアネットワ
ークに対して1つずつ、強制的に伝送させられる。この
例外は、異なるコアネットワークのネットワークエレメ
ントMSC及びSGSN間のGsインタフェースの使用
である。この場合は、1つの位置更新メッセージによっ
て、それら双方について位置更新を実行することができ
る。しかしながら、Gsインタフェースはこれらのセン
タ間で強制的なものではない。UMTS方式では、サー
ビスリクエストのような他の別々の制御シグナリング
を、実質的に連続して短い時間間隔内に、幾つかの異な
るコアネットワークに対して実行することも必要であ
る。
【0033】以下、移動ステーションが2つの異なるコ
アネットワークの位置領域が変化するようにあるセルか
ら他のセルへ移動するような位置更新に関して、図4の
シグナリング図によって本発明を一例として記述する。
移動ステーションMSは、図2のコアネットワークCN
1(回路交換接続用)とコアネットワークCN2(パケ
ット交換接続用)にアクセスネットワークRANを通じ
て登録され得る。移動ステーションMSは、例えば、図
2のベースステーションBS1からBS2の領域へ移動
することができる。
【0034】重要なことは、双方のコアネットワークC
N1、CN2に対して、それらのコアネットワークの位
置領域が同じであるか否かにかかわらず、短い時間間隔
内に位置更新を実行する必要があることである。移動ス
テーションMSは、位置更新を実質的に連続して実行す
る、換言すれば、移動ステーションは、ある所定の時間
において、問題とする(1つの)コアネットワークに対
して1つの制御シグナリングしか実行しないということ
である。従前の位置更新の位置領域識別子は、USIM
使用では、移動ステーションに記憶されるのが好まし
い。位置領域がコアネットワークCN1、CN2に対し
て同じである場合、位置領域識別子も双方のネットワー
クについて同じものとなり得る。
【0035】アクセスネットワークRANの各ベースス
テーションは、そのセルにおいて、問題とするセルが属
する全てのコアネットワークの位置領域の位置領域識別
子を放送する。位置領域情報は、放送(同時通信)制御
チャネルBCCHで伝送され得ることが好ましい。移動
ステーションMSは、少なくともそれらのコアネットワ
ークの放送済みの位置領域識別子を監視する(ここで、
それはちょうどその時点で登録される(CN1及びCN
2))。
【0036】移動ステーションは、アクセスネットワー
クから受け取ったコアネットワークCN1、CN2の位
置領域識別子が従前の位置更新との関係で移動ステーシ
ョンに記憶された位置領域識別子とは異なっていること
を検出する。移動ステーションはその後、ある位置領域
から他の位置領域へ移動し、双方のコアネットワークC
N1、CN2に位置更新を実行しなければならない。更
に、移動ステーションは、アクセスネットワークによっ
て伝送された情報に基づいて、それらのコアネットワー
クに対して別々の位置更新が実行されなければならない
ことを検出することもできる。これらの位置更新は、例
えば、最初にコアネットワークCN1に、その後にコア
ネットワークCN2に、連続して実行されるのが好まし
い。
【0037】位置更新リクエストを伝送することによっ
て、RRC接続を確立することを要求する。無線ネット
ワークコントローラRNCが無線リソースを制御するこ
とから、移動ステーション又はコアネットワークがそれ
を要求したときは、それはチャネル割り当ての責を負
う。本発明の好ましい実施形態によれば、異なるコアネ
ットワークに対する位置更新が無線接続を解除すること
なく実行される。
【0038】本発明の好ましい実施形態によれば、後の
使用のために無線接続を維持するために、移動ステーシ
ョンMSは、リクエストをアクセスネットワークに伝送
する。MSは、コアネットワークCN1に対するシグナ
リングの後においても無線接続を維持するためのリクエ
ストを伝送することが好ましい。位置更新はその後、接
続を解除することなく、コアネットワークCN2に対し
ても実行され得る。
【0039】本発明の好ましい実施形態によれば、移動
ステーションMSは、無線接続が維持されることを要求
する決定をMSが行ったことに基づく命令を備える。移
動ステーションは、その必要性を検出し、無線接続を維
持するためのリクエストを行うための所定の時間制限を
備えることが好ましい。制御シグナリングを実行する必
要があることが検出されたときは、他の制御シグナリン
グについて時間制限内に実行する必要があるか否か監視
され得る。時間制限内に他の制御シグナリングについて
そのような必要性が存在した場合には、無線接続を維持
するためのリクエストが伝送される。時間制限内に他の
制御シグナリングについて実行する必要がない場合に
は、移動通信ネットワークには何らのリクエストも伝送
されない。この時間制限は、制御シグナリングの開始前
におけるあまりにも長い遅延を防止するために設定され
る。
【0040】以下、無線接続を維持するためのリクエス
トを移動ステーションがどのようにして伝送できるかの
一例を示す。「フォローオンプロシード(follow on pr
oceed)」機能がGSM方式では標準化されている。こ
の機能によって、移動ステーションは、GSM移動交換
センタに対する位置更新リクエストにおいて、位置管理
に関連する他のシグナリングについての位置更新後も無
線接続の使用が許可されるためのリクエストを伝送する
ことができる。この位置更新リクエストは、移動交換セ
ンタに対する無線接続を維持するためのリクエストを指
示するために確保された、特別な「フォローオンプロシ
ード」ビットを備える。移動交換センタは次いで、同じ
移動交換センタに向けられた位置管理と関連するシグナ
リングのために無線接続が使用され得ることを、位置更
新応答(アック)(位置更新アクセプト(受け入れ))に
おいて、移動ステーションに指示することができる。
【0041】「フォローオンプロシード」機能は、しか
しながら、とりわけ制御シグナリングが異なるコアネッ
トワークに向けられていない場合に、幾つかの制御シグ
ナリングを実行するために一般的に使用されるのには適
していない。本発明の好ましい実施形態によれば、移動
ステーションMSは、好ましくはRRCセットアップリ
クエストとの関係で、後の使用のために無線接続を維持
するために、リクエストを、移動通信ネットワークへ、
好ましくは無線ネットワークコントローラRNCへ伝送
する(RRCセットアップリクエスト)。
【0042】RRCセットアップリクエストは、例え
ば、無線接続を維持するためのリクエストが作動中であ
ることを指示するビットを備える(RRCを維持す
る)。トラフィック状態が許される場合には、無線ネッ
トワークコントローラRNCは、無線接続を移動ステー
ションに割り当てる。RNCはリクエストが作動中であ
ることを検出し、そうして、それはコアネットワークに
向けられたIu接続が解除された後も無線接続を維持す
る。
【0043】無線ネットワークコントローラRNCとベ
ースステーションBSは、移動ステーションMSに対す
る無線接続を作動させる。RNCは、割り当て済みの無
線接続に関する必要な情報を備える無線接続セットアッ
プメッセージを移動ステーションMSに伝送する(RR
C接続セットアップ)。このメッセージはまた、Iu接
続が解除された後の無線接続の維持の応答(アック)を
備えていてもよい。無線接続をセットアップするため、
移動ステーションMSの送信機/受信機機能が受信した
パラメータに従って形成される。
【0044】MSは、コアネットワークCN1に対して
既に確立された無線接続を用いることによって、無線ネ
ットワークコントローラRNCに位置更新リクエストを
伝送する(LUリクエスト)。この位置更新メッセージ
は一般的には、一時移動加入者識別子(TMSI識別
子)のような加入者識別子、パケット−TMSI(P−
TMSI)識別子、若しくは、国際移動加入者識別子
(IMSI識別子)と、一般的には、少なくとも昔の位
置領域LA1の識別子を備える。RNCは、位置更新リ
クエストを、コアネットワークCN1の移動交換センタ
MSCに伝送する(MS LU リクエスト)。この位
置交換リクエストは、Iu接続セットアップメッセージ
と関連して伝送され得ることが好ましい。
【0045】必要なときは、認証のようなセキュリティ
機能(図示されていない)がMSCと移動ステーション
MSとの間で実行されてもよい。MSCは、新たな位置
領域にしたがって必要なレジスタを更新する。少なくと
もビジター位置レジスタVLRは一般的に、位置更新で
更新される。移動交換センタ/ビジター位置レジスタが
変わったときは、ホーム位置レジスタHLRも更新され
る。その後、HLRはまた、移動ステーションに関する
位置情報を除去するためのリクエストを、昔のビジター
位置レジスタに伝送する。しかしながら、この例では、
位置領域は同じビジター位置レジスタVLRに存在し、
この場合、ホーム位置レジスタHLRは更新される必要
はない。MSCは、位置更新の応答(アック)を移動ス
テーションMSに伝送する(LUアクセプト(受け入
れ))。
【0046】位置更新が実行された後、移動交換センタ
MSCは、シグナリング接続を解除するためのメッセー
ジ(シグナリング解除リクエスト)を無線ネットワーク
コントローラに伝送する。次に、MSCとRNCの間の
Iu接続が解除される。従来技術によれば、RNCは、
Iu接続が解除された後に無線接続をも解除する。しか
しながら、本発明の好ましい実施形態によれば、RNC
は無線接続を解除しない。
【0047】好ましくは無線接続がセットアップされて
いるときに、移動ステーションMSがそれを要求した場
合には、無線接続は維持される(RRCセットアップリ
クエスト)。(維持RRC)ビットはその後、無線接続
が維持されるべきであることを指示する。無線接続を維
持するためのリクエストが何ら述べられていない場合に
は、コアネットワークによって要求されたところに従っ
て、RNCは無線接続を解除する。無線接続を維持する
ための(維持RRC)ビットによって伝送される情報
は、無線ネットワークコントローラRNCのRRC接続
パラメータの1つであることが好ましい。
【0048】本発明の好ましい実施形態によれば、無線
ネットワークコントローラは、無線接続を維持するため
の時間制限を設定する。無線ネットワークコントローラ
RNCは、好ましくはIu接続が解除された後にタイマ
を開始する。時間制限が超過した場合には、タイマが開
始した後に制御シグナリングが何ら実行されていない場
合であっても、無線ネットワークコントローラRNCは
無線接続を解除する。したがって、例えばエラー状態の
場合には、無線接続を維持する継続時間を制限すること
ができる。しかしながら、制御シグナリングが時間制限
が超過したときにちょうど実行されている場合には、無
線ネットワークコントローラRNCは、コアネットワー
クから接続解除リクエストを受け取った後にのみ、無線
接続を解除するのが好ましい。タイマはRRCセットア
ップリクエストを受け取った後にも開始され得る。
【0049】RNCは、Iu接続の解除の応答(アッ
ク)を移動交換センタMSCに伝送することもできる
(シグナリング解除完了)。移動交換センタはこうし
て、シグナリングが終了したときに接続が解除されたこ
とを確認することができる。しかしながら、作動中のI
u接続を何ら利用することができないにもかかわらず、
シグナリングのために無線接続が移動ステーションに確
保される。
【0050】位置更新応答(アック)(LUアクセプ
ト)を受け取った後に、移動ステーションは、位置更新
が実行されたことを検出する。移動ステーションはその
後、現在の無線接続を用いることによって、コアネット
ワークCN2に対して位置更新を実行することができ
る。この場合は、最初の位置更新の後に無線接続を別々
に解除する必要はなく、従って、無線接続を再び確立す
る必要もない。この結果、無線インタフェースにおいて
実行されるべきシグナリングの量は減少される。
【0051】移動ステーションは、コアネットワークC
N2に対する位置更新リクエストを無線ネットワークコ
ントローラに伝送する(RAUリクエスト)。コアネッ
トワークCN2はGPRSネットワークであることか
ら、このリクエストをルーチング領域更新リクエストと
呼ぶこともできる(RAU)。位置更新はその後、それ
自体既知である従来技術に従って実行され得る。
【0052】無線ネットワークコントローラRNCは、
移動ステーションがコアネットワークCN2に位置更新
を要求することを検出し、こうしてRNCは、位置更新
要求を、サービス提供用のGPRS支持ノードSGSN
へ伝送する(MS RAUリクエスト)。もし必要なら
ば、認証のようなセキュリティ機能(図示されていな
い)もSGSNと移動ステーションとの間で実行され得
る。SGSNは、新たな位置領域にしたがって必要なレ
ジスタを更新する。位置更新が実行された後に、SGS
Nは位置更新の応答(アック)を移動ステーションに伝
送する(RAUアクセプト)。
【0053】更に、SGSNは、シグナリング接続を解
除するためのメッセージを無線ネットワークコントロー
ラRNCへ伝送する(ベアラ(伝達)解除リクエス
ト)。Iuインタフェースにおけるベアラ解除リクエス
トは、MSCによって伝送されるシグナリング解除リク
エストと同様のものとすることができる。Iu接続はそ
の後解除され、RNCはまた、無線接続を解除するのが
好ましい。なぜなら、位置更新はコアネットワークCN
1とCN2の双方に対して実行されているからである。
その後、(維持RRC)ビットを、第2の位置更新中
に、RNCにおいて除去することができる。無線接続の
解除はそれ自体知られており、それ故、図4には示され
ていない。RNCは、SGSNによって伝送されたシグ
ナリング接続解除メッセージに応答する(肯定応答を送
る)のが好ましい(ベアラ解除完了)。
【0054】本発明はしかしながら、所定の時間制限が
超過するまで無線接続をRNCが解除しないような方法
でも適用され得る。しかしながら、この時間制限は、エ
ラーの場合に無線接続の確保を制限するためだけに使用
されるのが好ましい。またその後に、SGSNがその状
態をエラー状態と解釈してしまうことを防ぐために、S
GSNへ応答(アック)を伝送するのが望ましい。移動
ステーションがUMTS方式に登録されているときの、
上述した2つの異なるコアネットワークに対する位置更
新は、本発明がどのように実施され得るかの一例にすぎ
ない。
【0055】本発明の好ましい実施形態によれば、移動
ステーションは、制御シグナリングを実行する対象であ
るコアネットワークに関する情報を伝送する。無線接続
を維持するためのリクエストに関連して、移動ステーシ
ョンは、同じ無線接続を使用することによって、後に制
御シグナリングが実行されるべきコアネットワークに関
する情報を伝送することができる。これは、移動ステー
ションが3つ以上のコアネットワークと通信を行う場合
に特に必要となることがある。移動ステーションは、R
RCセットアップリクエストにおいて、コアネットワー
クに関する情報を伝送できるのが好ましい。
【0056】アクセスネットワーク、好ましくは無線ネ
ットワークコントローラRNCは、その後、位置更新の
ような制御シグナリングが実行されるまで、問題とする
コアネットワークに対して無線接続を維持する。RNC
は、ある所定の時間に制御シグナリングが実行されたコ
アネットワークのレジスタを維持することができる。リ
クエストで特定された全てのコアネットワークに対して
制御シグナリングが実行された後、無線接続は、最後の
コアネットワークがそのIu接続を解除したときに直ち
に解除される。移動ステーションは例えば、コアネット
ワーク(移動ステーションが検出したそれらの位置領域
は変更されており、それらは登録されるべきである)に
関する情報を伝送することができる。本来、無線接続の
継続時間は、例えば上述したようにタイマを用いること
によって制御され得る。
【0057】更に、本発明は、同じ無線接続中に異なる
制御シグナリングがいくつ実行されるべきかに関する情
報を伝送するといった方法でも適用され得る。この場
合、移動ステーションは、無線接続を維持するためのリ
クエストとの関係で、シグナリング接続がいくつ使用さ
れるべきかに関する情報を伝送できるのが好ましい。
【0058】アクセスネットワーク、好ましくは無線ネ
ットワークコントローラRNCはその後、移動ステーシ
ョンによって通知された数の制御シグナリングが全て実
行されるまで無線接続を維持するのが好ましい。RNC
は、シグナリング接続を解除するためのリクエストをコ
アネットワークから受け取ったときに各制御シグナリン
グが行われたことを検出することができる。RNCは、
無線接続が作動された後に制御シグナリングがいくつ実
行されたのかをカウントするのが好ましい。移動ステー
ションによって通知された数の制御シグナリングが実行
されたときに、無線接続は解除される。移動ステーショ
ンによって要求された数の制御シグナリングは連続的に
実行され得るものであり、また、無線接続は不要には維
持されない。他の利点は、同じコアネットワークに対し
て実質的に連続する制御シグナリングも実行され得るこ
とである。
【0059】本発明は、例えば、ある間隔で実行される
移動ステーションの作動若しくは位置更新に関連して幾
つかの制御シグナリングが実質的に連続して実行される
ような、いずれの電気通信システムに対しても適用され
得る。
【0060】本発明を適用することができる他の種類の
シグナリングの例は、2つのサービスリクエストを複数
の異なるコアネットワークに伝送する、というものであ
る。移動ステーションのユーザが、制御シグナリングを
実行する必要性を与えてもよい。移動ステーションMS
は、所定の時間内に、例えば、短メッセージをコアネッ
トワークCN1を通じて伝送する必要性やGPRS接続
をコアネットワークCN2に対して作動させる必要性を
検出することもできる。
【0061】移動ステーションはその後、好ましくは無
線接続を作動させることとの関係で、無線接続を維持す
るためのリクエストを無線ネットワークコントローラR
NCへ伝送することができる。移動ステーションがアク
セスネットワークに対して作動中のトラフィック接続を
なんら有していないとき、その短メッセージは、シグナ
リング接続を使用することによって伝送される。その短
メッセージが既にコアネットワークCN1に伝送され、
また、ことによるとシグナリング接続を解除するための
リクエストを既に移動交換センタから受け取っていた場
合であっても、その後、無線ネットワークコントローラ
は無線接続を維持する。
【0062】移動ステーションは、現存の無線接続を使
用することによって、GPRS接続を作動させるための
リクエストを伝送することができる。コアネットワーク
CN2に対するシグナリング接続がもはや不要であると
き、無線ネットワークコントローラはその無線接続を解
除する。故に、無線接続がサービスリクエストの間で解
除されないとき、無線経路において実行されるべきシグ
ナリングは減少され得る。
【0063】本発明の好ましい実施形態によれば、移動
ステーションはまた、無線接続を維持することに関する
情報をコアネットワークへ伝送することもでき、次い
で、コアネットワークは、無線接続を維持するために、
その情報をアクセスネットワークへ伝送する。以下、こ
の実施形態を図5によって簡単な方法で述べる。
【0064】移動ステーションMSは、所定の時間制限
内に、例えば、コアネットワークCN1、CN2に制御
シグナリングを実行する必要があることを検出する。ア
クセスネットワークRANに対する無線接続が確立され
たとき、MSは制御シグナリングメッセージをコアネッ
トワークCN1へ伝送する(シグナリングメッセージ
1)。本発明の好ましい実施形態によれば、このメッセ
ージは、後の使用のためにそのシグナリングの後も無線
接続が維持されるべきであるという情報を備える。更
に、上述したように、このメッセージはコアネットワー
ク若しくは制御シグナリングの数に関する情報を備える
こともできる。
【0065】コアネットワークCN1は、制御シグナリ
ングによって要求される手続を実行し、移動ステーショ
ンMSへ応答(アック)を伝送する(メッセージ1回
答)。アクセスネットワークとコアネットワークCN1
との間にIu接続はもはや不要であることから、CN1
はそれを解除するためのリクエストを伝送する(解除I
u−シグナリング)。好ましくは同じメッセージにおい
て、コアネットワークCN1は、アクセスネットワーク
RANに、Iu接続が解除された場合であっても無線接
続が解除されないことを報告する。このメッセージはま
た、無線接続を維持することにより関するより正確な情
報、例えば、移動ステーションはコアネットワークCN
2に対して制御シグナリングを実行することを望んでい
ること、また、そのシグナリング後に無線接続は解除さ
れ得ること、を備える。アクセスネットワークRANは
その後、コアネットワークCN1から受け取った命令に
従って無線接続を維持する。
【0066】MSは、現存の無線接続を使用することに
よって、第2の制御シグナリングを第2のコアネットワ
ークCN2に実行する(シグナリングメッセージ2)。
CN2は、移動ステーションMSに応答(アック)を伝
送する(シグナリング2回答)。次に、CN2は、この
シグナリング接続を解除するためのリクエストを伝送す
る(解除シグナリング)。このリクエストは、コアネッ
トワークCN1によって伝送されるリクエストと同様の
ものとすることができる(解除Iuシグナリング)。こ
れに基づいて、Iu接続は解除され、アクセスネットワ
ークは更に、コアネットワークCN1から受け取った命
令に基づいて無線接続を解除する。
【0067】移動通信システムに適用されたときは、移
動ステーションとアクセスネットワークにおける比較的
僅かな変更で本発明を実施することができる。本発明の
好ましい実施形態による解法は、無線接続を維持するこ
とに関する情報がコアネットワークへ伝送される場合に
適用され、従来技術との比較における変更は、コアネッ
トワークの実施においても必要とされる。移動通信ネッ
トワークにおいて必要とされる変更を最小限にするため
には、無線接続を維持するためのリクエストがアクセス
ネットワークへ伝送されるように本発明を実施すること
が望ましい。これらの変更は例えばソフトウェアによっ
て実施することができる。
【0068】技術が進展するにつれ、本発明の基本概念
を多くの異なる方法で実施できることは当業者には明ら
かである。従って、本発明及びその実施形態は上述した
例に制限されず、請求項の範囲内で変更され得る。 [図面の簡単な説明]
【図1】UMTS方式を示す図である。
【図2】UMTS移動通信システムをより詳細に示す図
である。
【図3】移動通信システムの位置領域構造を示す図であ
る。
【図4】本発明の好ましい実施形態による一例としての
制御シグナリングを示すシグナリング図である。
【図5】本発明の好ましい実施形態の一例としての制御
シグナリングを示すシグナリング図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 国際公開97/26739(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの端末と1つの電気通信
    ネットワークを備える電気通信システムで制御シグナリ
    ングを実行する方法であって、前記電気通信ネットワー
    クは、少なくとも1つのアクセスネットワークと1つ若
    しくは2つ以上のコアネットワークとを備えており、前
    記アクセスネットワークは前記コアネットワークに接続
    されており、前記制御シグナリングは各コアネットワー
    クと各端末との間で前記アクセスネットワークを介して
    実行され得る、前記方法において、 制御シグナリングを更に実行する必要があることを前記
    端末が検出したことに応答して、前記端末と少なくとも
    1つのコアネットワークとの間の複数の制御シグナリン
    グを、それら複数の制御シグナリング同士の間で、前記
    端末と前記アクセスネットワークとの間の接続を解放す
    ることなく実質的に連続して実行する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 前記必要があることを検出する時間制限を前記端末にお
    いて判断し、 前記必要があることを前記時間制限内に検出したことに
    応答して、前記制御シグナリング同士の間で前記接続を
    維持する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の方法において、 前記電気通信システムは移動通信システムであり、前記
    端末は移動ステーションであり、前記接続は無線接続で
    ある方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法
    において、 制御シグナリングを実行する必要があるコアネットワー
    クを前記端末で判断し、 前記接続を維持するためのリクエストを前記端末から前
    記電気通信ネットワークへ伝送し、 判断された第1のコアネットワークと前記端末との間で
    制御シグナリングを実行し、 判断された他のコアネットワークと前記端末との間で制
    御シグナリングを実行し、 判断された全てのコアネットワークに対して前記制御シ
    グナリングが実行されたときに、前記接続を解除する、 ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において、 前記端末によって伝送された前記リクエストに応答し
    て、前記接続が維持されるべきことを前記接続のパラメ
    ータにおいて前記アクセスネットワークで判断する方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5記載の方法において、 必要な制御シグナリングの数に関する情報を前記リクエ
    ストにおいて伝送し、 前記端末によって実行される制御シグナリングの数を前
    記アクセスネットワークにおいてカウントし、 前記端末によって通知された制御シグナリングの数が実
    行されるまで前記接続を維持する方法。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載の方法
    において、 制御シグナリングが実行される必要のあるコアネットワ
    ークに関する情報を前記リクエストにおいて伝送し、 前記制御シグナリングが実行されるコアネットワークを
    前記アクセスネットワークにおいて監視し、 前記リクエストで述べられた全てのコアネットワークに
    対して前記制御シグナリングが実行されるまで、前記接
    続を維持する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の方法
    において、 前記接続を維持するための時間制限を設定し、 該時間制限を超過したときは、全ての制御シグナリング
    が実行されていない場合であっても、前記接続を解除す
    る方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の方法
    において、 実行されるべき前記制御シグナリングは位置更新であ
    り、 前記アクセスネットワークによって放送される位置情報
    に基づいて位置更新を必要とする前記コアネットワーク
    を前記端末において判断する方法。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれかに記載の方
    法において、 前記リクエストを前記端末から前記アクセスネットワー
    クへ伝送する方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法において、 前記リクエストを前記端末から前記アクセスネットワー
    クへの前記接続のセットアップリクエストメッセージに
    おいて伝送する方法。
  12. 【請求項12】 請求項4乃至9のいずれかに記載の方
    法において、 前記リクエストを前記端末から制御シグナリングが最初
    に実行されるコアネットワークへ伝送し、 前記接続を維持するための他のリクエストを前記コアネ
    ットワークから前記アクセスネットワークへ前記制御シ
    グナリングの後に伝送し、 前記接続を解除することなく、判断された他のコアネッ
    トワークと前記端末との間で前記制御シグナリングを実
    行する方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの端末と1つの電気通
    信ネットワークを備える電気通信システムであって、前
    記電気通信ネットワークは、少なくとも1つのアクセス
    ネットワークと1つ若しくは2つ以上のコアネットワー
    クを備えており、前記アクセスネットワークは前記コア
    ネットワークに接続されており、制御シグナリングは各
    コアネットワークと各端末との間で実行され得る、前記
    システムにおいて、 前記アクセスネットワークは、制御シグナリングを更に
    実行する必要があることを前記端末が検出したことに応
    答して、前記端末と少なくとも1つのコアネットワーク
    との間の実質的に連続する制御シグナリング同士の間
    で、前記端末と前記アクセスネットワークとの間の接続
    を維持するように構成されていることを特徴とするシス
    テム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の電気通信システムに
    おいて、 前記端末は、前記必要があることを検出する時間制限を
    判断する手段を備えており、 前記電気通信ネットワークは、前記必要があることを前
    記時間制限内に検出したことに応答して、前記制御シグ
    ナリング同士の間で前記接続を維持するように構成され
    ているシステム。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の電気通信シ
    ステムにおいて、 前記電気通信システムは移動通信システムであり、前記
    端末は移動ステーションであり、前記接続は無線接続で
    あるシステム。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至15のいずれかに記載
    の電気通信システムにおいて、 前記端末は、制御シグナリングを実行する必要があるコ
    アネットワークを判断するように構成されており、 前記端末は、前記接続を維持するためのリクエストを前
    記電気通信ネットワークへ伝送するように構成されてお
    り、 判断された第1のコアネットワークと前記端末は制御シ
    グナリングを実行するように構成されており、 判断された他のコアネットワークと前記端末は他の必要
    な制御シグナリングを実行するように構成されており、 前記アクセスネットワークは、前記判断されたコアネッ
    トワークに対して前記制御シグナリングが実行されたと
    きに、前記接続を解除するように構成されている、 ことを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の電気通信システムに
    おいて、 前記アクセスネットワークは、前記端末によって伝送さ
    れた前記リクエストに応答して、前記接続が維持される
    べきことを前記接続のパラメータにおいて判断するよう
    に構成されているシステム。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17記載の電気通信シ
    ステムにおいて、 前記端末は、必要な制御シグナリングの数に関する情報
    を前記リクエストにおいて伝送するように構成されてお
    り、 前記アクセスネットワークは、前記端末によって実行さ
    れる制御シグナリングの数をカウントするように構成さ
    れており、 前記アクセスネットワークは、前記端末によって通知さ
    れた制御シグナリングの数が実行されるまで前記接続を
    維持するように構成されているシステム。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至18のいずれかに記載
    の電気通信システムにおいて、 前記端末は、制御シグナリングが実行される必要のある
    コアネットワークに関する情報を伝送するように構成さ
    れており、 前記アクセスネットワークは、前記制御シグナリングが
    実行されるコアネットワークを監視するように構成され
    ており、 前記アクセスネットワークは、前記リクエストで述べら
    れた全てのコアネットワークに対して前記制御シグナリ
    ングが実行されるまで前記接続を維持するように構成さ
    れているシステム。
  20. 【請求項20】 請求項13乃至19のいずれかに記載
    の電気通信システムにおいて、 前記アクセスネットワークは、前記接続を維持するため
    の時間制限を設定するように構成されており、 前記アクセスネットワークは、該時間制限を超過したと
    きは、全ての制御シグナリングが実行されていない場合
    であっても、前記接続を解除するように構成されている
    システム。
  21. 【請求項21】 請求項13乃至20のいずれかに記載
    の電気通信システムにおいて、 実行されるべき前記制御シグナリングは位置更新であ
    り、 前記端末は、前記アクセスネットワークによって放送さ
    れる位置情報に基づいて位置更新を必要とする前記コア
    ネットワークを判断するように構成されているシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 請求項16乃至21のいずれかに記載
    のシステムにおいて、 前記端末は、前記リクエストを前記アクセスネットワー
    クへ伝送するように構成されているシステム。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の電気通信システムに
    おいて、 前記端末は、前記リクエストを前記接続のセットアップ
    リクエストメッセージにおいて伝送するように構成され
    ているシステム。
  24. 【請求項24】 請求項16乃至21のいずれかに記載
    の電気通信システムにおいて、 前記端末は、前記リクエストを制御シグナリングが最初
    に実行されるコアネットワークへ伝送するように構成さ
    れており、 前記コアネットワークは、前記接続を維持するための他
    のリクエストを前記アクセスネットワークへ前記制御シ
    グナリングの後に伝送するように構成されており、 前記アクセスネットワークは、他のコアネットワークへ
    の前記制御シグナリング同士の間で、前記接続を維持す
    るように構成されているシステム。
  25. 【請求項25】 端末に対する接続を提供するように構
    成された、電気通信システムのネットワークエレメント
    であって、前記端末と1つ若しくは2つ以上のコアネッ
    トワークとの間で前記ネットワークエレメントを介して
    制御シグナリングが実行され得る、ネットワークエレメ
    ントにおいて、 該ネットワークエレメントは、前記端末からのリクエス
    トに応答して、互いに異なる実質的に連続する制御シグ
    ナリング同士の間で、前記端末と前記ネットワークエレ
    メントとの間の接続を維持するように構成されているこ
    とを特徴とするネットワークエレメント。
  26. 【請求項26】 請求項25記載のネットワークエレメ
    ントにおいて、 前記ネットワークエレメントは移動通信システムにおけ
    るアクセスネットワークの無線ネットワークコントロー
    ラであるエレメント。
  27. 【請求項27】 電気通信システムの1つ若しくは2つ
    以上のコアネットワークに対し、該電気通信システムの
    アクセスネットワークを介して、該電気通信システムに
    おいて制御シグナリングを実行する手段を備えた端末に
    おいて、 前記端末は、制御シグナリングを更に実行する必要があ
    ることを検出したことに応答して、前記端末と前記アク
    セスネットワークとの間の接続を維持するためのリクエ
    ストを前記電気通信システムへ伝送するように構成され
    ていることを特徴とする端末。
JP2001508193A 1999-07-02 2000-06-29 電気通信システムにおける制御シグナリングの実行 Expired - Lifetime JP3388243B2 (ja)

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