JP3385977B2 - パスワード認証装置および認証方法及びその認証方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

パスワード認証装置および認証方法及びその認証方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP3385977B2
JP3385977B2 JP25295898A JP25295898A JP3385977B2 JP 3385977 B2 JP3385977 B2 JP 3385977B2 JP 25295898 A JP25295898 A JP 25295898A JP 25295898 A JP25295898 A JP 25295898A JP 3385977 B2 JP3385977 B2 JP 3385977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータを用い
て利用者の認証を行う、パスワード認証装置および認証
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パスワードを使って認証手続きを
行う場合、すでにパスワードを設定してあるとすると、
そのパスワードとは違うパスワードを入力してしまう
と、認証処理はその場で拒否されてしまう。その結果、
登録されているパスワードを思い出さなくては利用者が
認証できない状況となっていた。また、パスワードを変
えることでパスワードの不正利用をいくらか防止できる
ことより、利用者側からの要求を受けて変更手続きを行
う手段を導入しているが、新しく変更するパスワードは
旧パスワードに上書きされて更新されてしまう。このた
め、利用者も更新された時点で新しいパスワードを記憶
して次回の利用時からは、その新しいパスワードを使っ
て認証手続きをしなくてはならない。しかし、旧パスワ
ードは覚えているが新しいパスワードを忘れてしまった
時など、旧パスワードでの登録は拒否されて、新しく登
録したパスワードを思い出さない限り認証手続きが滞っ
てしまう。これを解決するには、パスワード管理者に、
または、パスワードのプログラムに直接アクセスするよ
うな特別な手段をとることをしなくてはならなかった。
【0003】かかる従来のパスワード認証における問題
点を解消する目的で特開平4−253255号では、3
つのパスワードを設定したコンピュータ装置を開示して
いる。この特開平4−253255号に開示された3つ
のパスワードは、第1パスワードと、第2パスワード
と、旧パスワードとをもったパスワードが設定されてお
り、旧パスワードには時間的な有効期限をもたせてい
る。通常の認証に使われる第1パスワードを忘れてしま
った場合でも旧パスワードと第2パスワードを覚えてい
れば認証手続きを行うことができ、認証が許可される。
また、第1パスワードを変更する場合は、正常に認証手
続きが終了した後、利用者からの要求により新しく登録
されたパスワードを第1パスワードに変更し、今までの
第1パスワードを旧パスワードとして移送する更新手段
を用いたことでパスワードの認証を可能とした。また、
旧パスワードを使用する時は、旧パスワードの有効期限
内で使用しなくてはならない。以上、3つのパスワード
と旧パスワードの有効期限を必要とするパスワード認証
方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特開平4
−253255号に開示された認証処理手続きは、以下
の問題があった。第1パスワードと、第2パスワード
と、旧パスワードとを持つことで、利用者は3種類のパ
スワードを覚えておかなくてはならず、もし、第1パス
ワードを忘れてしまった場合は、旧パスワードで認証手
続きを行い、そして第2パスワードを入力して正式に認
証され認証手続きは終了する。このように、利用者は常
に第1パスワード以外に旧パスワードと第2パスワード
を記憶しておく必要があるため、利用者には3つのパス
ワードを記憶しておかなければならない余分な負担が係
っていた。また、前記旧パスワードに対して有効期限を
設定しなくてはならず、その有効期限は、認証必要条件
となっており期限がすぎてしまっていた場合は、認証手
続きが拒否されてしまう。したがって、利用者は旧パス
ワードの有効期限も記憶しておき、旧パスワードの有効
期限の管理も必要であった。このような、3つのパスワ
ードを使った認証システムが開示されているが、利用者
もその認証システムを十分理解してパスワードを設定し
なくてはならず、また、3つのパスワードを常に記憶す
る必要があり、パスワードの目的として不正利用者の排
除と利用者の個人情報を守るという本来の目的以外のた
めに、利用者のパスワードを取り扱うための負担が多く
なるという問題があった。
【0005】本発明は以上の従来技術に鑑みてなされた
認証システムで、利用者に対して必要最低限の負担でパ
スワードを運用できるようにしたパスワード認証装置で
あり、かかるパスワード認証装置により実施されるパス
ワード認証方法である。特に、本発明では、1つのパス
ワードを使って認証を行うことが基本で、最初のパスワ
ードの登録で、1つのパスワードを利用者が記憶する
が、利用者からの要求に応じてパスワードの変更要求が
あった場合、最初に設定したパスワードを旧パスワード
として登録し、新しいパスワードを正式パスワードとす
る。その後、新パスワードで利用者から認証手続きが行
なわれると、利用者がその新パスワードで認証をしたこ
とを受けて旧パスワードを削除し新パスワードを確立す
る。また、新パスワードを忘れて旧パスワードで認証手
続きがあった場合は、旧パスワードでも条件付きで認証
を認めるが、新たにパスワードの変更手続きを要求する
変更要求依頼を利用者に求め、それを受けた利用者は新
たに新パスワードを入力し対応する。また、旧パスワー
ドは本来、利用者が正式に登録した1つのパスワードで
認証することを目的としているため、旧パスワードは予
備的なパスワードであり、パスワードの変更後、利用者
が次に認証する時に正確に新しいパスワードを使って認
証されるまでの間を旧パスワードでも認証できるように
したパスワードである。したがって、本発明の目的は、
パスワードを変更した後に変更した新パスワードを忘れ
ても、旧パスワードで認証手続きを行えることで、パス
ワードの変更後における利用者の負担を少なくすると共
に、通常、利用者は1つのパスワードを常に記憶してお
くことで認証手続きを確実に行えることを可能としたパ
スワード認証装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第一の発明の認証装置は、通信回線網を利用して相互
に接続されたユーザー端末から送信される情報の受け入
れをフィルタリング処理するサーバと、前記ユーザー端
末から要求されたパスワードの変更要求に基づき新パス
ワードを作成する変更手段と、前記新パスワード又は変
更される前の旧パスワードの認証を可能にする認証手段
と、係る認証手段に行われた前記旧パスワードによる認
証に対してパスワードの変更要求を前記ユーザー端末に
行う変更要求手段とを有することを特徴としている。こ
のように、パスワードの変更要求が利用者から行われた
場合、新しく設定したパスワードを正式パスワードと
し、今まで設定してあったパスワードは旧パスワードと
して登録される。そして、変更後の認証時において、本
来ならば正式パスワードを使って認証手続きが行われる
が、新しく登録した正式パスワードを忘れてしまった場
合は、変更前の旧パスワードを使って認証手続きを行う
こともでき、前記認証手段からの指示により利用者が再
度パスワードの変更が行えるようにして利用者がパスワ
ードの変更後、正確に新しいパスワードで認証ができる
ようにした。その結果、利用者にとって複雑なパスワー
ド管理を必要とせずに容易にパスワードの変更を行うこ
とができ、パスワード変更後の利用者の負担を軽減でき
る。
【0007】さらに、パスワード変更後、利用者から新
しく設定した正式パスワードではなく、以前使用してい
た旧パスワードで認証してきた場合、そのパスワードで
の認証を受け付けるが、認証手段からの指示により無条
件でパスワードの変更依頼を利用者に提示することを次
回認証時に行われるように設定する。このことより、旧
パスワードで認証後、新たに認証手続きを行おうとアク
セスまたは認証要求をした場合、自動的にパスワードの
変更要求依頼が利用者に表示されて無条件でパスワード
の変更を促し、再度パスワードの変更を行なわなければ
ならない。そうすることによって、利用者に新しいパス
ワードを認識させることができ、次回の認証手続きの正
式パスワードとして新パスワードを設定することができ
る。したがって、いくつものパスワードを取り扱った
り、パスワードの設定管理を他の管理者にゆだねること
なく、容易に、または正確にパスワードの変更をするこ
とができる。
【0008】また、本出願第2の発明は、通信回線網を
利用して相互に接続されたユーザー端末から送信される
情報の受け入れをフィルタリング処理するサーバと、前
記ユーザー端末から要求されたパスワードの変更要求に
基づき新パスワードを作成する変更手段と、前記新パス
ワード又は変更される前の旧パスワードの認証を可能に
する認証手段と、係る認証手段に対して行われた新パス
ワードによる認証手続きが任意のアクセス回数がカウン
トされた場合に、前記認証手段の指示により新パスワー
ドを確定して旧パスワードを破棄するパスワード破棄手
段とを有することを特徴とする。このように、パスワー
ドを変更した後、旧パスワードは、変更後の初回認証時
において新しく設定変更された正式パスワードを使って
認証手続きが終了した時点で、正式パスワードを確定
し、旧パスワードは破棄され次回からのパスワード認証
については新パスワードでしか受け付けなくなる。した
がって、パスワードの変更に際し旧パスワードは、利用
者からの認証手続きが正確に行われたことを確認した時
点で破棄されることになるため、利用者は常に最新のパ
スワードを覚えておけばよく、パスワードの変更から初
回の認証時までが正式パスワードを忘却した時の旧パス
ワードが使用できる期間となり、パスワードの忘却に対
して利用者は安全にパスワードを設定することができ
る。また、以上のパスワード破棄手段は、パスワード変
更後、利用者からの最初の認証が、変更された後の新パ
スワードで正式に行われ、正常に終了した時点で、旧パ
スワードを破棄する手段としたが、1回のみの認証で判
断を行うため、利用者が確実に新パスワードを覚えたか
どうかは、利用者の記憶力に頼らざる得ないことが考え
られることより、利用者のパスワードの記憶が安定する
と思われる認証手続き回数を任意に設定して、記憶力と
認証手続きの不安定な部分を補うことで、利用者のパス
ワード忘却時の対応をより確かなものとすることができ
る。
【0009】また、本出願第3の発明は、通信回線網を
利用して相互に接続されたユーザー端末から送信される
情報の受け入れをフィルタリング処理するサーバと、前
記ユーザー端末から要求されたパスワードの変更要求に
基づき新パスワードを作成する変更手段と、前記新パス
ワード又は変更される前の旧パスワードの認証を可能に
する認証手段と、係る認証手段に対して行われた新パス
ワードによる認証手続きが、最初の認証が行われた時点
から任意の一定時間経過後である場合に、前記認証手段
の指示により新パスワードを確定して旧パスワードを破
棄するパスワード破棄手段とを有することを特徴とす
る。このように、本出願第2の発明のパスワード破棄手
段は、利用者が確実に新パスワードを覚えたかどうか
は、利用者の記憶力に頼らざる得ないことが考えられる
ことより、利用者のパスワードの記憶が安定すると思わ
れる、最初の認証が行われた時点からの任意の時間を設
定することで、記憶力と認証手続きの不安定な部分を補
い、利用者のパスワード忘却時の対応をより確かなもの
とすることができる。
【0010】また、本出願第4の発明は、通信回線網を
利用して相互に接続されたユーザー端末から送信される
情報の受け入れをフィルタリング処理するサーバと、前
記ユーザー端末から要求されたパスワードの変更要求に
基づき新パスワードを作成する変更手段と、前記新パス
ワード又は変更される前の旧パスワードの認証を可能に
する認証手段と、係る認証手段に対して行われた新パス
ワードによる認証手続きが任意のアクセス回数がカウン
トされ、かつ、最初の認証が行われた時点から任意の一
定時間経過後である場合に、前記認証手段の指示により
新パスワードを確定して旧パスワードを破棄するパスワ
ード破棄手段とを有することを特徴とする。このよう
に、前記本出願第3の発明の、認証手続き回数を任意に
設定することと、本出願第4の発明の時間による破棄手
段とを同時に設定することで、利用者に対してより細か
なパスワード管理を行うことができ、利用者の使用状況
に応じたパスワードの変更後の認証方式が設定できる。
【0011】また、本出願第5の発明は、ユーザー端末
から認証装置に対して行われるパスワードの変更要求に
基づいて、予め設定された旧パスワードを新パスワード
に変更する変更手順と、変更後の次回から新パスワード
または旧パスワードを認証し、旧パスワードによる認証
に対しては、パスワードの変更要求を前記ユーザー端末
に行う認証手順とを認証装置が実行することを特徴とす
パスワード認証方法である。また、本出願第6の発明
は、ユーザー端末から認証装置に対して行われるパスワ
ードの変更要求に基づいて、予め設定された旧パスワー
ドを新パスワードに変更する変更手順と、変更後の次回
から新パスワードまたは旧パスワードを認証し、旧パス
ワードが新パスワードに変更された後に前記新パスワー
ドによる認証要求があった時には、前記認証手段の指示
に基づき新パスワードを確定して旧パスワードを破棄す
るパスワード破棄手順とを認証装置が実行することを特
徴とするパスワード認証方法である。このように、本出
願第5の発明および本出願第6の発明は前記本出願第1
および本出願第2乃至第4の発明と同様にパスワードの
変更手続きを行うことができる。
【0012】また、本出願第7の発明は、ユーザー端末
から認証装置に対して行われるパスワードの変更要求に
基づいて、予め設定された旧パスワードを新パスワード
に変更する変更手順と、変更後の次回から新パスワード
または旧パスワードを認証し、旧パスワードによる認証
に対しては、パスワードの変更要求を前記ユーザー端末
に行う認証手順とをコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
である。このように、本出願第7の発明は、前記認証
手順および変更手順を行うパスワードの認証プログラム
とすることで、前記パスワードの認証装置または認証方
法において、本出願第1の発明の発明と同様にパスワー
ドの変更手続きをおこなうことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の認証装置および
認証方法の実施の形態をコミュニケーションサーバー
(以下NAS1とする)を通した認証システムを例にし
て説明する。図1で示される認証システムは、NAS1
と呼ばれる専用コミュニケーションサーバーが公衆網を
利用してきたユーザの受け入れをフィルタリング処理A
するサーバーとして構成される。そして、そのユーザか
らのパスワードをAUTHSV3によって認証処理Dお
よび変更処理Cを行い、ユーザからアクセスをしてきた
時にユーザのパスワードと認証データーに保持されてい
る個人データとを比較し、登録ユーザであるかを判別し
その結果をNAS1に送る。また、パスワードの変更要
求依頼を行う作業が発生した場合の手段としてWWWS
V2が認証処理Dの指示によりユーザに対して変更依頼
用のHTMLの表示を行う。
【0014】以上のように、図1で示されるコミュニケ
ーションサーバー(NAS1)で構成される認証手続き
において、本発明の特徴となる認証方法を具体的に図2
および図3に基づいて説明する。最初にユーザから認証
要求があった時のシーケンスは、図2に示すように、1
つのパスワード password=10 が登録されているので、
認証データにはcurrent-password=10 が設定されてい
る。その後、ユーザからパスワードの変更要求があった
場合、ユーザからの認証方法は、最初に認証したパスワ
ード password=10を使い認証を行い、NAS1とのコミ
ュニケーションが行われた段階でパスワードの変更要求
に応じる。そしてユーザからの変更パスワード new-pas
sword=20を受け取り、パスワード変更処理20は認証処
理30にユーザから変更要求のあった new-password=20
を current-password=20 として登録し、以前の curre
nt-password=10 を pre-password=10 に置き換え、登録
する。この段階でユーザはpassword=20 をパスワードと
認識している。NAS1では(認証データとして)curr
ent-password=20 が正式登録パスワード、pre-password
=10が旧パスワードとして登録されていることになる。
この状態でユーザから再度 password=20 で認証要求が
あると、NAS1では正式登録パスワードと一致するた
め認証処理から認証OKを返して認証手続きが終了す
る。この時、パスワード変更後から初回の認証手続きが
確立したことを条件に認証データは pre-password=10
を破棄する。この時、NAS1の認証データはcurrent-
password=20が正式登録パスワードとなりpre-password=
nothing旧パスワードは破棄される。このように、ユー
ザから正式なパスワードを使い認証手続きが行われる
と、認証処理および変更処理は登録パスワードを curre
nt-password として1つのパスワードを保持して、複雑
なパスワード管理をする必要がなく、ユーザについても
新しく登録されたパスワードについてのみを管理すれば
良い。
【0015】次にユーザからの旧パスワードを要求した
時のシーケンスを図3を用いて説明する。最初にユーザ
からの認証手続きは、(初期設定時、password=10 とい
うパスワードをユーザによって登録されているとする)
password=10 が認証手続きによって使われ、NAS1
は、そのパスワードが登録ユーザと確認された時点で認
証手続き処理は認証され、それをNAS1へ返しユーザ
とのコミュニケーションが行われ、ユーザからのパスワ
ード変更要求を受け入れる事ができる。ユーザはパスワ
ードを変更する時、変更依頼用パスワード new-passwor
d=20を登録することで、NAS1の認証処理は new-pas
suword=current-password とみなし current-password=
20 を認証テ゛ータに登録し保持される。また、以前の curren
t-password=10 は pre-password=10 として登録され、パ
スワードの変更処理は終了する。その後、ユーザから変
更後始めて認証要求があった時、新しく登録したパスワ
ードではなく変更前の旧パスワード( pre-password=10
)で認証が行われた時は、認証データに保持されてい
る current-pasword=20 と比較して不一致となる。その
ため今度は pre-password と比較し、この時登録されて
いる旧パスワード(pre-password=10)はユーザから要
求のあったパスワードと一致していることで条件付きで
認証を行い、ユーザの認証を受理する。しかし、条件付
き認証であることより認証データに保持されている pre
-password=10 は破棄されない。また、認証処理からの
指示によりNAS1のフィルタリング処理に対し次回の
ユーザからのアクセス時にそのユーザのIPアドレスを
確認すると無条件でWWWSV2からパスワード変更依
頼用のHTMLを表示する設定を待機させる。次に、再
びユーザから認証を行う目的でNAS1にアクセスを行
うと、前記フィルタリング処理により無条件で変更依頼
用のHTMLがユーザの端末のモニター装置に表示さ
れ、それを見たユーザはその要求を受けて変更手続きを
行う。その際、パスワードの変更にユーザが current
-password=20 または pre-password=10 で登録した時
の手順を示す。 current-pasword=20 と new-passwor
d=30 で登録が行われたとき。認証処理はそれを受け、
認証データにcurrent-password=30、pre-password=20と
して登録される。また、 pre-password=10 と new-pa
ssword=20 で登録が行われたときは、認証データに登録
されているcurrent-password=20 と不一致のため、旧パ
スワードである pre-password=10 と比較し一致を確認
後、認証データに currnt-password=20、pre-password=
10 として登録される。以上により、パスワード変更要
求依頼の処理が完了してユーザ認証が可となりNAS1
へ認証OKを返すと同時にWWWSV2へのフィルタリ
ング処理設定を解除する。その後、ユーザから新たに認
証要求があり、ユーザは password=30 で認証要求をし
た場合、そのパスワードは current-password=30 と一
致するため、認証処理はNAS1に認証OKを返す。そ
の際、認証処理は認証データに登録されている pre-pas
sword=10 を破棄して旧パスワードの登録を削除する。
【0016】このようにして、コミュニケーションサー
バーを通しての認証がなされることにより、今まで利用
者からパスワードを変更登録する際、そのパスワードの
変更処理が正しく変更できたのか不明であったが、本発
明の認証方法を行うことより、変更された後の認証にお
いて、新しいパスワードで認証されたときは問題なく認
証され、また、新しいパスワードを忘れてしまった場合
などは、旧パスワードで認証をすることができ、次回の
認証時に再度新しいパスワードを認証装置側から要求す
ることで、利用者が新たにパスワードを登録し直すこと
ができる。したがって、利用者側からのパスワード設定
時の登録が正式に行われたか確認ができ、パスワードを
忘却してしまった場合の予備手段として活用することが
できる。そして、そのシステムにおけるパスワードの認
証をシステム管理者に頼らず利用者の取り扱える範囲内
で対応できる。また、利用者および管理者の設定により
旧パスワードを破棄する手段を正式に認証手続きが行わ
れた任意の回数や、任意の時間としたり、また前記の回
数および時間を併用することで、パスワードの管理をそ
の時の利用状況により設定ができ、パスワードの認証方
法をあらゆる環境の中でその使用条件にあった認証方法
で活用できる。
【0017】上記のような図1の認証システム以外の実
施例として、コンピュータを用いてパスワードを認証と
する装置について説明する。一般に認証を必要とする装
置としては、個人で所有する装置や特定の担当者が管理
するような装置がありその装置には、コンピュータと表
示手段を用いることにより上記のようなパスワードでの
運用を可能にすることができる。パスワードを変更する
際の確認および変更後のパスワードの忘却に対し、シス
テムエンジニアなどからの人為的な処理を借りることな
くパスワードの管理を行うことができ、なおかつメカニ
カル的な施錠方式からコンピューターによるパスワード
認証方式に移行することも考えられ、個人の情報や所有
物(財産など)に本発明のパスワード認証装置を取り入
れることで安全に管理をすることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明のパスワード認証
装置では、ユーザからの認証要求依頼に対してコンピュ
ータ部と表示装置部と入力部を装置に設けることができ
れば、本実施例のようなネットワークにおいての対個人
管理の認証や個人で利用する所有物および装置などに応
用利用することができる。さらに、本発明のパスワード
による認証装置および方法の利用用途は多義にわたり、
認証システムで求められるパスワード変更の簡略化と不
正利用の防止を確保しながら、利用者のパスワード管理
の負担を必要最小限にすることができる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるシステム構成図で
ある。
【図2】図1のシステムによるパスワード認証処理シー
ケンス図である。
【図3】図1のシステムによる旧パスワードで認証依頼
をした時の認証処理シーケンス図である。
【符号の説明】
1・・・・・コミュニケーションサーバー(NAS) 2・・・・・WWW SV(HTML表示) 3・・・・・AUTH SV(認証処理) A・・・・・フィルタリング処理 B・・・・・WWWサーバーソフト C・・・・・パスワード変更処理 D・・・・・認証処理

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線網を利用して相互に接続された
    ユーザー端末から送信される情報の受け入れをフィルタ
    リング処理するサーバと、前記ユーザー端末から要求さ
    れたパスワードの変更要求に基づき新パスワードを作成
    する変更手段と、前記新パスワードまたは変更される前
    の旧パスワードの認証を可能にする認証手段と、係る認
    証手段に行われた前記旧パスワードによる認証に対して
    パスワードの変更要求を前記ユーザー端末に行う変更要
    求手段とを有することを特徴とするパスワード認証装
    置。
  2. 【請求項2】 通信回線網を利用して相互に接続された
    ユーザー端末から送信される情報の受け入れをフィルタ
    リング処理するサーバと、前記ユーザー端末から要求さ
    れたパスワードの変更要求に基づき新パスワードを作成
    する変更手段と、前記新パスワードまたは変更される前
    の旧パスワードの認証を可能にする認証手段と、係る認
    証手段に対して行われた新パスワードによる認証手続き
    が任意のアクセス回数がカウントされた場合に、前記認
    証手段の指示により新パスワードを確定して旧パスワー
    ドを破棄するパスワード破棄手段とを有することを特徴
    とするパスワード認証装置。
  3. 【請求項3】 通信回線網を利用して相互に接続された
    ユーザー端末から送信される情報の受け入れをフィルタ
    リング処理するサーバと、前記ユーザー端末から要求さ
    れたパスワードの変更要求に基づき新パスワードを作成
    する変更手段と、前記新パスワード又は変更される前の
    旧パスワードの認証を可能にする認証手段と、係る認証
    手段に対して行われた新パスワードによる認証手続き
    が、最初の認証が行われた時点から任意の一定時間経過
    後である場合に、前記認証手段の指示により新パスワー
    ドを確定して旧パスワードを破棄するパスワード破棄手
    段とを有することを特徴とするパスワード認証装置。
  4. 【請求項4】 通信回線網を利用して相互に接続された
    ユーザー端末から送信される情報の受け入れをフィルタ
    リング処理するサーバと、前記ユーザー端末から要求さ
    れたパスワードの変更要求に基づき新パスワードを作成
    する変更手段と、前記新パスワードまたは変更される前
    の旧パスワードの認証を可能にする認証手段と、係る認
    証手段に対して行われた新パスワードによる認証手続き
    が任意のアクセス回数がカウントされ、かつ最初の認証
    が行われた時点から任意の一定時間経過後である場合
    に、前記認証手段の指示により新パスワードを確定して
    旧パスワードを破棄するパスワード破棄手段とを有する
    ことを特徴とするパスワード認証装置。
  5. 【請求項5】 ユーザー端末から認証装置に対して行わ
    れるパスワードの変更要求に基づいて、予め設定された
    旧パスワードを新パスワードに変更する変更手順と、変
    更後の次回から新パスワードまたは旧パスワードを認証
    し、旧パスワードによる認証に対しては、パスワードの
    変更要求を前記ユーザー端末に行う認証手順とを認証装
    置が実行することを特徴とするパスワード認証方法。
  6. 【請求項6】 ユーザー端末から認証装置に対して行わ
    れるパスワードの変更要求に基づいて、予め設定された
    旧パスワードを新パスワードに変更する変更手順と、変
    更後の次回から新パスワードまたは旧パスワードを認証
    し、旧パスワードが新パスワードに変更された後に前記
    新パスワードによる認証要求があった時には、前記認証
    手段の指示に基づき新パスワードを確定して旧パスワー
    ドを破棄するパスワード破棄手順とを認証装置が実行す
    ことを特徴とするパスワード認証方法。
  7. 【請求項7】 ユーザー端末から認証装置に対して行わ
    れるパスワードの変更要求に基づいて、予め設定された
    旧パスワードを新パスワードに変更する変更手順と、変
    更後の次回から新パスワードまたは旧パスワードを認証
    し、旧パスワードによる認証に対しては、パスワードの
    変更要求を前記ユーザー端末に行う認証手順とをコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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