JP3385731B2 - 変圧器のタップ切換装置 - Google Patents

変圧器のタップ切換装置

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JP3385731B2
JP3385731B2 JP17216294A JP17216294A JP3385731B2 JP 3385731 B2 JP3385731 B2 JP 3385731B2 JP 17216294 A JP17216294 A JP 17216294A JP 17216294 A JP17216294 A JP 17216294A JP 3385731 B2 JP3385731 B2 JP 3385731B2
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和憲 隅
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変圧器付属の電動操
作形タップ切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変圧器のタップ切換装置は、送配電系統
に電圧変動が生じないように変圧器巻線のタップを切り
換え、系統の電圧が常に一定になるように保つためのも
のである。電動操作形のタップ切換装置は、これまでギ
ヤードモータの入切制御のための電磁接触器やリレー、
駆動軸の位置検出のためのカムスイッチ、ダイヤルスイ
ッチなど多くの接点を必要としていた。そのために、接
触不良や溶着などの障害が起きる場合も発生し、その信
頼性確保のためのメンテナンスに多大な労力が注がれて
いた。そこで、半導体スイッチやプログラマブルコント
ローラなどの適用によるタップ切換装置の無接点化が検
討されはじめ、信頼性の高い装置が実現されるようにな
った(文献1)。
【0003】文献1・・・隅他:負荷時タップ切換器用
高信頼度制御装置,富士時報 Vo1.66,No.1
1,P.668〜672(1993) 図8は、無接点化された変圧器のタップ切換装置の構成
を示す断面図である。タップ切換部本体1が変圧器2に
付属され、このタップ切換部本体1を駆動させるための
駆動軸3,5が歯車部4を介して連結されている。変圧
器2の側面にはドライブ箱7が取り付けられ、このドラ
イブ箱7に駆動軸5の一方端がトルクセンサ16を介し
て挿入されている。ドライブ箱7の内部には、後述され
るように駆動軸5に連結されるギヤードモータ、駆動軸
位置検出部、およびタップ位置検出部よりなる機構部6
が収納されている。
【0004】また、図8において、変圧器2とは離れた
別置盤8が備えられている。この別置盤8の内部には、
ギヤードモータの操作回路10と、この操作回路10を
制御するディジタル制御回路9と、タップ位置を表示す
る表示部14とが収納されている。また、別置盤8の内
部には、さらに、ギヤードモータの駆動電流を検出する
変流器11と、この変流器11の出力を直流に変換する
変換器12と、この変換器12の出力を受ける動作電流
診断部13と、トルクセンサ16の出力を受けるトルク
診断部15とが収納されている。
【0005】図9は、図8の駆動部6の詳細構成を示す
分解斜視図である。ギヤードモータ20に歯車機構部3
5を介して駆動軸5と、2台のロータリエンコーダ2
1,22とダイヤルプレート30とが連結されている。
歯車機構部35は、歯車24,25,29,34と、か
さ歯車23と、一部破砕して示された差動歯車26,2
7,28とから構成されている。ギヤードモータ20
は、モータと減速機とが一体に構成されたもので駆動軸
5に直結され、ギヤードモータ20の回転がそのまま一
対一に駆動軸5に伝達され、図8で示されたタップ切換
部本体1を駆動させる。駆動軸5には歯車24が固定さ
れ、この歯車24に歯車25が噛み合わさっている。歯
車25にはもう一つの歯車34が同軸に固定され、この
歯車34にかさ歯車23が噛み合わさっている。かさ歯
車23は軸23Aを手動で回転させることができ、駆動
軸5を手動操作するときに用いられる。また、歯車25
の回転運動は、その軸25Aがカップリング32を介し
てロータリエンコーダ21へ伝達される。歯車25は、
さらに歯車29に噛み合わさっている。歯車29は差動
歯車28を備え、この差動歯車28が差動歯車26,2
7と噛み合うことによって歯車29の回転が減速されて
軸33に伝達される。ダイヤプレート30は軸33に同
軸に固定されるとともに、軸33の回転はカップリング
31を介して、もう一つのロータリエンコーダ22へ伝
達される。
【0006】図9において、駆動軸5がギヤードモータ
20によって一回転する度に、変圧器巻線のタップが一
つ移動する。たとえば、駆動軸5が矢印5Aの方向に回
転すればタップが一つ進み、駆動軸5が矢印5Aの逆方
向に回転すれば、タップが元の位置に戻る。このよう
に、ギヤードモータ20を正方向または逆方向に回転さ
せることにより、変圧器巻線内のタップが順次切り換え
られる。
【0007】図9のロータリエンコーダ21,22は、
それぞれ軸25A,33の回転角度を検出して信号を出
力するものであり、ロータリエンコーダ21,22が回
転角度を検出する原理は、内蔵の円板に形成されたスリ
ットに光を通過させることにもとづいている。すなわ
ち、軸33、25Aに同軸に固定された円板に特定のパ
ターンで書き込まれたスリットを設け、その円板の片面
から発光素子によって光を発射させる。円板の他方の面
からその発射光を受光素子によって受け、受光素子がス
リットを通過した光の有無に対応して電気信号を出力す
る。スリットの形状は、円板の各回転角度に対応して出
力される信号がすべて異なるように形成されているの
で、この信号から軸33,25Aの回転角度(駆動軸5
の位置)を知ることができる。発光素子と受光素子との
対は複数対備えられ、各回転角度の位置において複数対
の信号が同時に出力される。この信号数は、回転角度の
分解能(円板1周の分割数)によって決まり、分解能が
大きいほど多数の信号対を必要とする。例えば、分解能
32,64の場合に必要な信号対の数(ビット数)はそ
れぞれ5,6になる。このように、ロータリエンコーダ
21,22は光応用機器なので、従来、用いられていた
カムスイッチやダイヤルスイッチのような接点機構は備
えていない。また、分解能を大きくすることによって、
回転角度をさらに小きざみに検出することができるとい
う利点もある。
【0008】ロータリエンコーダ21は、通常、分解能
32程度のものが用いられ、駆動軸5の回転角度を検出
するために使われる。タップを1回切り換える度に駆動
軸5の回転を停止させる必要があるので、ロータリエン
コーダ21から1回転(360度)ごとに出力される信
号を用いてギヤードモータ20を停止させる。したがっ
て、このロータリエンコーダ21が駆動軸位置検出部と
なっている。
【0009】また、図9において、ダイヤルプレート3
0とロータリエンコーダ22とは、切り換えられたタッ
プの位置を検出するためのタップ位置検出部を構成して
いる。軸33は駆動軸5の回転速度に対して減速比が数
十分の一に設定されている。例えば、減速比を1/40
にしておけば、駆動軸5が40回転したときに軸33が
1回転するので、最大40タップの位置を検出すること
ができる。ダイヤルプレート30の外周側面には、例え
ば、40タップの場合1から40までの数字が順番に、
かつ等ピッチで書き込まれている(図9では数字の代わ
りに黒丸が示されている)。この数字を一個所から眺め
ていれば、現在のタップ位置を目視で知ることができ
る。さらに、ロータリエンコーダ22もダイヤルプレー
ト30と同時に回転する。例えば、40タップの場合、
ロータリエンコーダ22の分解能を40以上にしておけ
ば、各タップ位置においてそれぞれ異なる信号がロータ
リエンコーダ22から出力され、現在のタップ位置を電
気的に検出することができる。
【0010】図8に戻り、ディジタル制御回路9は機構
部6内のロータリエンコーダからの出力信号を信号線6
A(点線)を介して受けている。ディジタル制御回路9
は、その時のタップ位置を示す信号を表示部14に送
り、表示部14がそのタップ位置を数字で示すようにな
っている。別置盤8内の図示されていない昇降スイッチ
を手動で操作する度にディジタル制御回路9が操作回路
10に信号を送り、操作回路10が正方向または逆方向
の駆動電流を配線10A(点線)を介して機構部6内の
ギヤードモータに送る。駆動軸5が一回転する度に、機
構部6内のエンコーダからの信号が信号線6Aを介して
ディジタル制御回路9に入力されるので、ディジタル制
御回路9が操作回路10にギヤードモータ停止の信号を
送り、駆動軸5の回転を停止させる。
【0011】図8の装置には、タップ切換部本体1の異
常を検知する機構が備えられている。駆動軸5に取り付
けられたトルクセンサ16は、タップ切り換え時に駆動
軸5にかかるトルクを電気信号に変換し、信号線16A
(点線)を介してトルク診断部15へ送る。トルク診断
部15には、このトルクセンサ16からの信号波形(ト
ルクの時間変化)としてタップ切り換え部本体1が正常
に作動している状態のものを予め記憶させておく。タッ
プ切換部本体1にかじりや溶着などによる異常があれ
ば、トルクが変化するので、信号波形を正常な場合のも
のと比較することによってタップ切換部本体1の異常を
検出することができる。タップ切り換えごとにトルク診
断部15は、トルクの信号波形を正常なものと比較し、
各時間におけるトルクが正常値から外れたときに異常が
発生したことを知らせる報知信号を表示部14に出力す
る。表示部14は、この報知信号を受けたときにタップ
切換部本体1に異常があることを表示する。
【0012】図8の装置には、タップ切換部本体1の異
常を検知するもう一つの機構が備えられている。ギヤー
ドモータに流れる駆動電流を変流器11により検出し、
その出力信号が変換部12を介して動作電流診断部13
へ送られる。変換部12と変流器11とは、電流センサ
を形成し、そのうち変換部12は変流器11からの交流
出力を変換し、この交流出力に比例する直流電流を出力
するものである。動作電流診断部13には、変換器12
からの信号波形(動作電流の時間変化)としてタップ切
換部本体1が正常に作動している状態のものを予め記憶
させておく。タップ切換部本体1にかじりや溶着などに
よる異常があれば、ギヤードモータに負荷がかかり動作
電流が変化するので、信号波形を正常な場合のものと比
較することによってタップ切換部本体1の異常を検知す
ることができる。タップ切り換えごとに動作電流診断部
13は、動作電流の信号波形を正常なものと比較し、各
時間における動作電流が正常値から外れたときに異常が
発生したことを知らせる報知信号を表示部14に出力す
る。表示部14は、この報知信号を受けたときにタップ
切換部本体1に異常があることを表示する。
【0013】なお、表示部14は、前述のタップ位置の
表示、トルク異常の表示、および動作電流異常の表示を
同一画面にて行うようになっている。また、ディジタル
制御回路には、プログラマブルコントローラ(PC)が
採用され、従来のリレーのような接点が全くない。さら
に、操作回路にもソリッドステートリレー(SSR)が
電磁接触器に代えて用いられ無接点化されるとともに、
従来のリミットスイッチが使われていたところは光リミ
ットスイッチに代えられ、図8の装置は無接点化された
タップ切換装置になっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、ディジタル制御回路などの制御
機器を別置盤に収納しなければならないという問題があ
った。すなわち、変圧器2のタンク表面には開閉サージ
や雷サージによる、シース電流が流れると、半導体素子
やディジタル制御回路の一部が電位上昇し、その素子や
回路が絶縁破壊する可能性がある。そのために、図8の
ように別置盤8を設け、その別置盤8の中に、操作回路
10やディジタル制御回路9が収納されていた。ドライ
ブ箱7と別置盤8との間は、点線で示された信号線6
A,16Aおよび配線10Aが設けられていた。これに
より、変圧器2に流れるシース電流が別置盤8にまで侵
入しないようにしていた。したがって、制御機器の収納
盤を2個も必要とする上に、据付現地で盤間を結ぶ配線
作業も必要であった。さらに、信号線6A,16Aや配
線10Aを収納する側溝や収納管も設ける必要があっ
た。そのために、装置の製作費用や現地での据付費用が
非常に嵩んでいた。
【0015】この発明の目的は、制御機器などの収納盤
を1台にまとめることにより、装置の製作費用や現地で
の据付費用を低減させることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、変圧器巻線のタップを切り換え
るタップ切換部本体と、このタップ切換部本体へ回転駆
動力を伝える駆動軸と、この駆動軸に連結され駆動軸を
回転させるギヤードモータと、このギヤードモータに駆
動電流を送る操作回路と、この操作回路を制御するディ
ジタル制御回路と、駆動軸に歯車機構部を介して連結さ
れロータリエンコーダにより駆動軸の回転角度を検出し
てディジタル制御回路に信号を出力する駆動軸位置検出
部と、駆動軸に歯車機構部を介して連結されロータリエ
ンコーダにより駆動軸の回転数を検出してディジタル制
御回路に信号を出力するタップ位置検出部と、ディジタ
ル制御回路からの出力信号を受けタップの位置を表示す
る表示部とにより構成され、ギャードモータと、ロータ
リエンコーダとが駆動軸の一方端とともにドライブ箱に
収納されたものにおいて、ドライブ箱の内部に絶縁体を
介して専用パネルが固定され,この専用パネルに操作回
路とディジタル制御回路と表示部とが取り付けられると
ともに、専用パネルが専用の接地線を介して接地されて
なるものとするとよい。
【0017】また、かかる構成において、駆動軸位置検
出部とタップ位置検出部とが共通の歯車機構を介して取
り付けられた一台の共通のロータリエンコーダより構成
され、ディジタル制御回路が共通のロータリエンコーダ
からの出力信号を駆動軸の回転角度と回転数とに読み換
えてなるものとするとよい。また、歯車機構部が密封容
器内に収納され、この密封容器内に潤滑剤が充填されて
なるものとするとよい。
【0018】また、駆動軸に直結され駆動軸に発生する
トルクに比例する電気信号を出力するトルクセンサと、
このトルクセンサの出力信号が予め設定された値より外
れたときに表示部へ報知信号を出力するトルク診断部と
がドライブ箱の内部に収納され、トルク診断部が専用パ
ネルに取り付けられるとともに、表示部が報知信号を受
けたときにタップ切換器に異常が発生したことを表示す
るものとするとよい。
【0019】また、トルク診断部が駆動軸位置検出部の
出力信号を受け、駆動軸の各回転角度におけるトルクセ
ンサの出力信号が予め設定された値より外れたときに報
知信号を出力するものとするとよい。また、トルク診断
部がディジタル制御回路内で共通に構成されてなるもの
とするとよい。
【0020】また、ギヤードモータに流れる動作電流を
検出して信号を出力する電流センサと、この電流センサ
の出力信号が予め設定された値より外れたときに表示部
へ報知信号を出力する動作電流診断部とがドライブ箱の
内部に収納され、動作電流診断部が専用パネルに取り付
けられるとともに、表示部が報知信号を受けたときにタ
ップ切換装置に異常が発生したことを表示するものとす
るとよい。
【0021】また、動作電流診断部が駆動軸位置検出部
の出力信号を受け、駆動軸の各回転角度における電流セ
ンサの出力信号が予め設定された値より外れたときに報
知信号を出力するものとするとよい。また、動作電流診
断部がディジタル制御回路内で共通に構成されてなるも
のとするとよい。
【0022】
【作用】この発明の構成によれば、ドライブ箱の内部に
絶縁体を介して専用パネルが固定される。この専用パネ
ルに操作回路とディジタル制御回路と表示部とが取り付
けられる。専用パネルは専用の接地線を介して接地され
ている。これにより、シース電流がドライブ箱を流れ、
ドライブ箱自体の電位が上昇しても専用パネルは絶縁体
と専用の接地線とによって別の回路になるので、専用パ
ネルにシース電流が流れ込むことはない。そのために、
操作回路やディジタル制御回路をまとめて一台のドライ
ブ箱に収納してもサージに比較的弱いとされている半導
体素子やPCが絶縁破壊することはない。
【0023】かかる構成において、駆動軸位置検出部と
タップ位置検出部とが共通の歯車機構を介して取り付け
られた一台の共通のロータリエンコーダより構成され
る。ディジタル制御回路が共通のロータリエンコーダか
らの出力信号を駆動軸の回転角度と回転数とに読み換え
る。ロータリエンコーダが一回転する間に、駆動軸が全
タップ数回転し終えるように歯車機構を構成しておき、
かつロータリエンコーダの分解能を大きくし、駆動軸が
少なくとも一回転するごとに信号がロータリエンコーダ
から出力されるようにしておく。これにより、一台のロ
ータリエンコーダの出力信号から駆動軸の回転位置とタ
ップ位置との両方を知ることができる。
【0024】また、歯車機構部が密封容器内に収納さ
れ、この密封容器内に潤滑剤が充填される。歯車機構部
に連結される駆動軸、ギヤードモータの回転軸およびロ
ータリエンコーダの軸がオイルシールにて油密にシール
されてあれば、歯車の噛み合わせ部や摺動部の定期的な
注油作業が不用になる。また、トルクセンサとトルク診
断部とがドライブ箱に収納される。トルク診断部は専用
パネルに取り付けられたので、一台のドライブ箱内に収
納してもサージによってトルク診断部が故障することが
ない。また、タップ位置を表示する表示部に報知信号も
送り、タップ切換器に異常が発生したことを表示部で共
通に表示させるようにした。これにより、トルクセンサ
とトルク診断部との間、およびトルク診断部と表示部と
の間の信号線を一台のドライブ箱の中で結線することが
できる。
【0025】また、トルク診断部が駆動軸位置検出部の
出力信号を受け、駆動軸の各回転角度におけるトルクが
予め設定された値より外れたときに報知信号を表示部へ
出力する。これにより、タップの切り換え動作中、どの
位置(どの角度)で異常が生じているのかがすぐに判
る。また、トルク診断部がディジタル制御回路内で共通
に構成される。ディジタル制御回路には、トルク診断部
の機能である駆動軸の各回転角度におけるトルクを記憶
する機能やトルクの正常異常を判定する機能を持たすこ
とが容易にできるので、タップ切換部の制御機能と共通
に構成することができる。
【0026】また、電流センサと動作電流診断部とが、
ドライブ箱に収納される。動作電流診断部は専用パネル
に取り付けられたので、一台のドライブ箱内に収納して
もサージによって動作電流診断部が故障することがな
い。また、タップ位置を表示する表示部に報知信号も送
り、タップ切換器に異常が発生したことを表示部で共通
に表示させるようにした。電流センサと動作電流診断部
との間、および動作電流診断部と表示部との間の信号線
を一台のドライブ箱の中で結線することができる。
【0027】また、動作電流診断部が駆動軸位置検出部
の出力信号を受け、駆動軸の各回転角度における動作電
流が予め設定された値より外れたときに報知信号を表示
部へ出力する。これにより、タップの切り換え動作中、
どの位置(どの角度)で異常が生じているのかがすぐに
判る。また、動作電流診断部がディジタル制御回路内で
共通に構成される。ディジタル制御回路には、動作電流
診断部の機能である駆動軸の各回転角度における動作電
流を記憶する機能や動作電流の正常異常を判定する機能
を持たすことが容易にできるので、タップ切換部の制御
機能を共通に構成することができる。
【0028】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1は、この発明の実施例にかかる変圧器のタップ
切換装置の構成を示す断面図である。従来の装置で備え
られていた別置盤8(図8)は使わず、その代り、別置
盤8に内蔵されていたもの、すなわち、ディジタル制御
回路38、操作回路10、電流センサ(変流器11、お
よび変換部12)、表示部14、および従来ドライブ箱
7(図8)の上部外側に取り付けられていたトルクセン
サ16はすべて一つのドライブ箱36内に収納されてい
る。
【0029】図2は、図1のドライブ箱内部の構成を示
す斜視図である。図2はドライブ箱36(点線)が除外
して示され、内部が見えるようにしたものである。ま
た、歯車機構35は六面体で示されているが、図9の従
来の装置のものと同じである。専用パネル40が絶縁体
41を介してドライブ箱36の奥面に固定されている。
この専用パネル40上にディジタル制御回路38、操作
回路10、表示部14、変流器11、および変換器12
が載置されている。また、専用パネル40は専用の接地
線43を介してアースバー42に接続されている。アー
スバー42は、ドライブ箱36とともに変圧器が設置さ
れる現地の図示されていないアース線に接続されてい
る。
【0030】図1、図2のその他の構成は図8、図9の
従来の装置と同じである。同じ部分には、同一参照符号
を用いることにより詳細な説明を繰り返すことは省略す
る。図2において、専用パネル40上に配されているも
のは、半導体素子やディジタル制御回路などサージに弱
いもの多い。しかし、サージによって変圧器に流れるシ
ース電流は、ドライブ箱36を介して接地側へ流れる
が、専用パネル40へはドライブ箱36から絶縁されて
いるのでシース電流は流れ込まない。そのために、専用
パネル40上で電位上昇が起きることはなく、機器が故
障することがない。この専用パネル40の設置によっ
て、従来、保護のために必要とされていた別置盤は不用
となった。収納盤の減少によって製作費用が低減される
とともに、収納盤同士の配線作業がなくなり、現地据付
費用も低減される。
【0031】図3は、この発明の異なる実施例にかかる
変圧器のタップ切換装置の構成を示す要部分解斜視図で
ある。図2におけるロータリエンコーダ21を除去し、
一台のロータリエンコーダ50だけで構成されている。
そのために、歯車機構45も図9の歯車機構35に対し
て若干異なる。すなわち、図9における歯車25,34
が取り除かれ、歯車24と歯車29とが噛み合わさって
いる。さらに、歯車24と同軸に歯車44が固定され、
この歯車44に手動用のかさ歯車23が噛み合わさって
いる。その他の構成は図9のものと同じである。
【0032】図3において、駆動軸5が矢印5Aの方向
に回転すれば、歯車29は図9の場合とは逆方向に回転
するが、ロータリエンコーダ50へ伝達される回転速度
は図9の場合と同じである。したがって、軸33は駆動
軸5の回転速度に対して減速比が数十分の一に設定され
る。この装置の場合、ロータリエンコーダ50が一台し
かないので、このロータリエンコーダ50から駆動軸の
回転角度および回転数を示す信号を出力させる必要があ
る。そのために、ロータリエンコーダ50の分解能を従
来のものより大きくする。例えば、減速比が1/40の
場合、ロータリエンコーダ50の分解能を256(8ビ
ット)にする。駆動軸5が40回転したときに、ロータ
リエンコーダ50が1回転するので、ロータリエンコー
ダ50が360/40=9度回転する度に信号をディジ
タル回路へ出力するようにする。この出力信号でもって
駆動軸5を一回転ごと停止させる。また、この出力信号
をディジタル制御回路の別の入力端へ入力させることに
よって、駆動軸5の回転数をカウントさせ、タップ位置
を検出させる。ロータリエンコーダ50の分解能を大き
くすることによって、駆動軸5を停止させる信号が出力
される間でもさらに小きざみに分割された角度ごとに信
号出力させることができる。この信号をディジタル制御
回路に入力させることによって、後述されるように、タ
ップ切換部本体の異常を検知するのに使用することがで
きる。
【0033】図4は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる変圧器のタップ切換装置の構成を示す要部分解斜
視図である。歯車機構35(図9と同じもの)が密封容
器46(点線)内に収納され、この密封容器46内に潤
滑剤としてのグリースが充填されている。歯車機構部3
5に連結される駆動軸5、かさ歯車23の軸23A、ギ
ヤードモータ20の回転軸20Aおよびロータリエンコ
ーダ21、22側の軸25A,33Aが、密封容器46
から外部へ貫通する部分で図示されていないオイルシー
ルによって油密にシールされている。したがって、歯車
の噛み合わせ部や摺動部の定期的な注油作業が不用にな
り、装置のメンテナンスが省略化される。
【0034】図5はこの発明のさらに異なる実施例にか
かる変圧器のタップ切換装置の構成を示す要部分解斜視
図である。歯車機構45(図3と同じもの)が密封容器
47(点線)内に収納され、この密封容器47内に潤滑
剤としてのグリースが充填されている。歯車機構部45
に連結される駆動軸5、かさ歯車23の軸23A、ギヤ
ードモータ20の回転軸20Aおよびロータリエンコー
ダ50側の軸33Aが密封容器47から外部へ貫通する
部分で図示されていないオイルシールによって油密にシ
ールされている。したがって、この場合も歯車の噛み合
わせ部や摺動部の定期的な注油作業が不用になり、装置
のメンテナンスが省略化される。
【0035】この発明のさらに異なる実施例として、変
圧器のタップ切換装置の異常診断を駆動軸の各回転角度
におけるトルクまたは動作電流が予め設定された値より
外れているか否かを調べて判定する例を次に示す。図6
は、駆動軸の回転角度とトルクとの関係を示す特性線図
である。横軸に駆動軸が一回転したときの回転角度を示
し、縦軸に図1の装置においてトルクセンサ16から出
力されたトルクの信号レベルを示す。特性48はタップ
切換部本体1が正常に動作したときの曲線である。回転
角度が増すにつれてトルクは増す。特性48の途中の3
個所で見られる突起は、タップが切り換わるときに内蔵
の機構部品が摺動し合ったり、当接したりするときに発
生するものであって、タップ切換部本体1の構造によっ
て決まるものである。図1のディジタル回路38に特性
48を予め記憶させておき、タップ切り換えごとに各回
転角度におけるトルクが特性48のレベルから外れたと
きに異常であることを示す信号を表示部14に出力す
る。表示部14がこの信号を受けたときにタップ切換部
本体1に異常があることを表示する。従来の装置(図
8)においてはトルク診断部15は、トルクの時間変化
だけを監視していた。これにより、タップ切り換え動作
中、どの位置で異常が生じているのかが、すぐに判り、
タップ故障に対する対策が立て易くなる。
【0036】図7は、駆動軸の回転角度とギヤードモー
タの動作電流との関係を示す特性線図である。横軸に駆
動軸が一回転したときの回転角度を示し、縦軸に図1の
装置において変換部12から出力された動作電流の信号
レベルを示す。特性49はタップ切換部本体1が正常に
動作したときの曲線である。回転角度が小さいときのピ
ークは起動電流である。この特性49は、ギヤードモー
タが受ける負荷の程度に依存し、タップ切換部本体1の
構造によって決まるものである。図1のディジタル回路
38に特性49を予め記憶させておき、タップ切り換え
ごとに各回転角度における動作電流が特性49のレベル
から外れたときに異常であることを示す信号を表示部1
4に出力する。表示部14がこの信号を受けたときに、
タップ切換部本体1に異常があることを表示する。従来
の装置(図8)においては動作電流診断部13は、動作
電流の時間変化だけを監視していた。これにより、タッ
プ切り換え動作中、どの位置で異常が生じているかがす
ぐに判り、タップ故障に対する対策が立て易くなる。
【0037】図1に戻り、ディジタル制御回路38は、
トルク診断部および動作電流診断部も兼ねている。その
ために、ドライブ箱36もコンパクトである。このトル
ク診断部および動作電流診断部は、トルクまたは動作電
流の時間変化を監視するものでもよいし、また、各回転
角度における変化を監視するものでもよい。ディジタル
制御回路38は、本来はタップ切り換えを制御するもの
であるが、トルクセンサ16や変換部12の出力信号を
記憶したり、その出力信号を正常なものと比較し、タッ
プ切換部本体1の異常診断をする機能も容易に付加する
ことができる。
【0038】
【発明の効果】この発明は前述のように、ドライブ箱の
内部に絶縁体を介して専用パネルが固定される。この専
用パネルに操作回路とディジタル制御回路と表示部とが
取り付けられる。専用パネルは専用の接地線を介して接
地される。この専用パネル40の設置によって、従来保
護のために必要とされていた別置盤は不用となった。収
納盤の減少によって製作費用が低減されるとともに、収
納盤同士の配線作業がなくなり、現地据付費用も低減さ
れた。
【0039】かかる構成において、駆動軸位置検出部と
タップ位置検出部とが共通の歯車機構を介して取り付け
られた一台の共通のロータリエンコーダより構成され
る。ディジタル制御回路が共通のロータリエンコーダか
らの出力信号を駆動軸の回転角度と回転数とに読み換え
る。これにより、ロータリエンコーダの出力信号から駆
動軸の回転位置とタップ位置との両方を知ることがで
き、部品点数の低減と機構の簡素化がはかれた。
【0040】また、歯車機構部が密封容器内に収納さ
れ、この密封容器内に潤滑剤が充填される。これによ
り、歯車の噛み合わせ部や摺動部の定期的な注油作業が
不用になり、装置のメンテナンスが省略化された。ま
た、トルクセンサとトルク診断部、または電流センサと
動作電流診断部がドライブ箱に収納されたので、この場
合も別置盤が不用になり製作費用や現地据付費用が低減
される。
【0041】また、トルク診断部が駆動軸位置検出部の
出力信号を受け、駆動軸の各回転角度におけるトルクが
予め設定された値より外れたときに報知信号を表示部へ
出力する。これによりタップの切り換え動作中、どの位
置で異常が生じているのかがすぐに判り、タップ切換装
置の故障に対する対策が立て易くなる。また、トルク診
断部または動作電流診断部がディジタル制御回路内で共
通に構成される。これによりドライブ箱や内部の装置が
コンパクトになり、装置の製作費用が大幅に低減され
る。
【0042】また、動作電流診断部が駆動軸位置検出部
の出力信号を受け、駆動軸の各回転角度における動作電
流が予め設定された値より外れたときに報知信号を表示
部へ出力する。これによっても、タップの切り換え動作
中、どの位置で異常が生じているのかがすぐに判り、タ
ップ切換装置の故障に対する対策が立て易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる変圧器のタップ切換
装置の構成を示す断面図
【図2】図1のドライブ箱内部の構成を示す斜視図
【図3】この発明の異なる実施例にかかる変圧器のタッ
プ切換装置の構成を示す要部分解斜視図
【図4】この発明のさらに異なる実施例にかかる変圧器
のタップ切換装置の構成を示す要部分解斜視図
【図5】この発明のさらに異なる実施例にかかる変圧器
のタップ切換装置の構成を示す要部分解斜視図
【図6】駆動軸の回転角度とトルクとの関係を示す特性
線図
【図7】駆動軸の回転角度とギヤードモータの動作電流
との関係を示す特性線図
【図8】従来の変圧器のタップ切換装置の構成を示す断
面図
【図9】図8の駆動部の詳細構成を示す分解斜視図
【符号の説明】
1:タップ切換部本体、2:変圧器、3,5:駆動軸、
6:機構部、36:ドライブ箱、38:ディジタル制御
回路、10:操作回路、14:表示部、11:変流器、
12:変換部、16:トルクセンサ、21,22,5
0:ロータリエンコーダ、35,45:歯車機構、4
0:専用パネル、43:接地線、41:絶縁体、20:
ギヤードモータ、46,47:密封容器、15:トルク
診断部、13:動作電流診断部

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変圧器巻線のタップを切り換えるタップ切
    換部本体と、このタップ切換部本体へ回転駆動力を伝え
    る駆動軸と、この駆動軸に連結され駆動軸を回転させる
    ギヤードモータと、このギヤードモータに駆動電流を送
    る操作回路と、この操作回路を制御するディジタル制御
    回路と、駆動軸に歯車機構部を介して連結されロータリ
    エンコーダにより駆動軸の回転角度を検出してディジタ
    ル制御回路に信号を出力する駆動軸位置検出部と、駆動
    軸に歯車機構部を介して連結されロータリエンコーダに
    より駆動軸の回転数を検出してディジタル制御回路に信
    号を出力するタップ位置検出部と、ディジタル制御回路
    からの出力信号を受けタップの位置を表示する表示部と
    により構成され、ギャードモータとロータリエンコーダ
    とが駆動軸の一方端とともにドライブ箱に収納されたも
    のにおいて、ドライブ箱の内部に絶縁体を介して専用パ
    ネルが固定され,この専用パネルに操作回路とディジタ
    ル制御回路と表示部とが取り付けられるとともに、専用
    パネルが専用の接地線を介して接地されてなることを特
    徴とする変圧器のタップ切換装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、駆動軸位置
    検出部とタップ位置検出部とが共通の歯車機構を介して
    取り付けられた一台の共通のロータリエンコーダより構
    成され、ディジタル制御回路が共通のロータリエンコー
    ダからの出力信号を駆動軸の回転角度と回転数とに読み
    換えてなることを特徴とする変圧器のタップ切換装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のものにおいて、歯
    車機構部が密封容器内に収納され、この密封容器内に潤
    滑剤が充填されてなることを特徴とする変圧器のタップ
    切換装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載のものに
    おいて、駆動軸に直結され駆動軸に発生するトルクに比
    例する電気信号を出力するトルクセンサと、このトルク
    センサの出力信号が予め設定された値より外れたときに
    表示部へ報知信号を出力するトルク診断部とがドライブ
    箱の内部に収納され、トルク診断部が専用パネルに取り
    付けられるとともに、表示部が報知信号を受けたときに
    タップ切換器に異常が発生したことを表示することを特
    徴とする変圧器のタップ切換装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のものにおいて、トルク診
    断部が駆動軸位置検出部の出力信号を受け、駆動軸の各
    回転角度におけるトルクセンサの出力信号が予め設定さ
    れた値より外れたときに報知信号を出力することを特徴
    とする変圧器のタップ切換装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載のものにおいて、
    トルク診断部がディジタル制御回路内で共通に構成され
    てなることを特徴とする変圧器のタップ切換装置。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6の何れかに記載のものに
    おいて、ギヤードモータに流れる動作電流を検出して信
    号を出力する電流センサと、この電流センサの出力信号
    が予め設定された値より外れたときに表示部へ報知信号
    を出力する動作電流診断部とがドライブ箱の内部に収納
    され、動作電流診断部が専用パネルに取り付けられると
    ともに、表示部が報知信号を受けたときにタップ切換装
    置に異常が発生したことを表示することを特徴とする変
    圧器のタップ切換装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のものにおいて、動作電流診
    断部が駆動軸位置検出部の出力信号を受け、駆動軸の各
    回転角度における電流センサの出力信号が予め設定され
    た値より外れたときに報知信号を出力することを特徴と
    する変圧器のタップ切換装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8に記載のものにおいて、
    動作電流診断部がディジタル制御回路内で共通に構成さ
    れてなることを特徴とする変圧器のタップ切換装置。
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