JP3385598B2 - 自動注射器 - Google Patents
自動注射器Info
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- JP3385598B2 JP3385598B2 JP19922093A JP19922093A JP3385598B2 JP 3385598 B2 JP3385598 B2 JP 3385598B2 JP 19922093 A JP19922093 A JP 19922093A JP 19922093 A JP19922093 A JP 19922093A JP 3385598 B2 JP3385598 B2 JP 3385598B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動注射器に関する。よ
り詳しくは、本発明は、予め薬液が充填されており、用
事に無菌的かつ自動的に薬液を注入することのできるプ
レフィルドシリンジタイプの自動注射器に関する。
り詳しくは、本発明は、予め薬液が充填されており、用
事に無菌的かつ自動的に薬液を注入することのできるプ
レフィルドシリンジタイプの自動注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】両端が開放した円筒状容器に薬液を充填
し、その両開放端をそれぞれゴム栓で閉鎖してなる所謂
シリンジ外筒と、このシリンジ外筒から薬液を推し出す
プランジャと、シリンジ外筒の内部と注射針とを連通す
る手段との組合せは、所謂、プレフィルドシリンジとし
て知られており、既に多くの提案がなされている(特開
昭49−68586号公報、実公昭51−22560号
公報、実公昭52−19435号公報など)。
し、その両開放端をそれぞれゴム栓で閉鎖してなる所謂
シリンジ外筒と、このシリンジ外筒から薬液を推し出す
プランジャと、シリンジ外筒の内部と注射針とを連通す
る手段との組合せは、所謂、プレフィルドシリンジとし
て知られており、既に多くの提案がなされている(特開
昭49−68586号公報、実公昭51−22560号
公報、実公昭52−19435号公報など)。
【0003】特開昭49−68586号公報のプレフィ
ルドシリンジは、シリンジ外筒の先端開口にこれを閉鎖
するダイアフラムが設けられており、このダイアフラム
を先端開口に装着された針付きキャップの針で刺通し
て、シリンジ外筒の内部を外部と連通するものであり、
実公昭51−22560号公報のプレフィルドシリンジ
は、シリンジ外筒の先端開口が小径嘴管付きの押圧部材
(キャップ)で圧着された封口パッキングで閉鎖されて
おり、この封口パッキングを進退可能に嵌合された取付
筒を備えたケースに取り付けた注射針で刺通して、シリ
ンジ外筒の内部を外部と連通するものであり、また、実
公昭52−19435号公報のプレフィルドシリンジ
は、シリンジ外筒の先端開口がゴム製隔膜で密封されて
おり、このゴム製隔膜をシリンジ外筒の先端にこれと相
対的に移動可能に取り付けられたホルダーによって保持
された注射針で刺通して、シリンジ外筒の内部を外部と
連通するものである。
ルドシリンジは、シリンジ外筒の先端開口にこれを閉鎖
するダイアフラムが設けられており、このダイアフラム
を先端開口に装着された針付きキャップの針で刺通し
て、シリンジ外筒の内部を外部と連通するものであり、
実公昭51−22560号公報のプレフィルドシリンジ
は、シリンジ外筒の先端開口が小径嘴管付きの押圧部材
(キャップ)で圧着された封口パッキングで閉鎖されて
おり、この封口パッキングを進退可能に嵌合された取付
筒を備えたケースに取り付けた注射針で刺通して、シリ
ンジ外筒の内部を外部と連通するものであり、また、実
公昭52−19435号公報のプレフィルドシリンジ
は、シリンジ外筒の先端開口がゴム製隔膜で密封されて
おり、このゴム製隔膜をシリンジ外筒の先端にこれと相
対的に移動可能に取り付けられたホルダーによって保持
された注射針で刺通して、シリンジ外筒の内部を外部と
連通するものである。
【0004】しかしながら、上記のプレフィルドシリン
ジは、いずれも特定形状の注射針が予め組み込まれたも
のなので注射針のサイズが限定されるという欠点を有す
る他、特開昭49−68586号公報のプレフィルドシ
リンジは、ダイアフラムの中心部を厚くすると針で刺通
し難くなる一方、ダイアフラムの中心部を薄くすると気
密性が損なわれるという欠点がある上、連通時に薬液が
勢い良く注出される虞があるなどの欠点を有しており、
また、実公昭51−22560号公報のプレフィルドシ
リンジは、部品点数が多いため組立が面倒な上、組立時
において、注射針を嵌着した状態のケースを取付筒の適
当な位置に嵌合するのが難しいという欠点を有してい
る。また、一般にプレフィルドシリンジはガスケットの
摺動抵抗が大きく、看護婦など注射をする者にとって肉
体的負担が大きく問題であった。
ジは、いずれも特定形状の注射針が予め組み込まれたも
のなので注射針のサイズが限定されるという欠点を有す
る他、特開昭49−68586号公報のプレフィルドシ
リンジは、ダイアフラムの中心部を厚くすると針で刺通
し難くなる一方、ダイアフラムの中心部を薄くすると気
密性が損なわれるという欠点がある上、連通時に薬液が
勢い良く注出される虞があるなどの欠点を有しており、
また、実公昭51−22560号公報のプレフィルドシ
リンジは、部品点数が多いため組立が面倒な上、組立時
において、注射針を嵌着した状態のケースを取付筒の適
当な位置に嵌合するのが難しいという欠点を有してい
る。また、一般にプレフィルドシリンジはガスケットの
摺動抵抗が大きく、看護婦など注射をする者にとって肉
体的負担が大きく問題であった。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、組立が容易であり、自動的に注
射を行うことのできるプレフィルドシリンジタイプの自
動注射器を提供することを目的とする。また、本発明
は、市販の任意のサイズの注射針を使用できるプレフィ
ルドシリンジタイプの自動注射器を提供することを目的
とする。さらにまた、本発明は流量制御手段を備えた輸
液セット等に接続することのできるプレフィルドシリン
ジタイプの自動注射器を提供することを目的とする。
鑑みてなされたもので、組立が容易であり、自動的に注
射を行うことのできるプレフィルドシリンジタイプの自
動注射器を提供することを目的とする。また、本発明
は、市販の任意のサイズの注射針を使用できるプレフィ
ルドシリンジタイプの自動注射器を提供することを目的
とする。さらにまた、本発明は流量制御手段を備えた輸
液セット等に接続することのできるプレフィルドシリン
ジタイプの自動注射器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、先端と基端を有する両端の開口した筒状
部材の先端開口がゴム栓で密封されるとともに、基端側
の内腔が基端開口から摺動可能に装着されたガスケット
で密封され、該ゴム栓とガスケットの間の空間に注射液
が充填されてなるシリンジ外筒と、該シリンジ外筒の先
端から入れ子状に被着されてシリンジ外筒を保持する筒
状部材であって、閉鎖された先端と開放された基端を有
しており、先端の閉鎖天面に連通針が透過可能な透孔が
形成されてなる外筒保持具と、該外筒保持具の基端から
入れ子状に被着され、その内壁で外筒保持具をスライド
可能に支持しており、外筒保持具の先端方向にスライド
後所定の位置で外筒保持具と係合可能に形成されてなる
有底筒状のバネ圧縮筒と、前記ガスケットとバネ圧縮筒
の底部の間に配置された長手軸方向に伸縮可能なコイル
バネとを含んでなり、前記バネ圧縮筒を外筒保持具の所
定の位置までスライドさせ外筒保持具と係合させて前記
コイルバネを圧縮状態にしておき、前記連通針でシリン
ジ外筒のゴム栓を刺通した時に、該コイルバネの付勢力
によりガスケットがシリンジ外筒の先端方向に摺動する
ようにした自動注射器を採用している。
決するために、先端と基端を有する両端の開口した筒状
部材の先端開口がゴム栓で密封されるとともに、基端側
の内腔が基端開口から摺動可能に装着されたガスケット
で密封され、該ゴム栓とガスケットの間の空間に注射液
が充填されてなるシリンジ外筒と、該シリンジ外筒の先
端から入れ子状に被着されてシリンジ外筒を保持する筒
状部材であって、閉鎖された先端と開放された基端を有
しており、先端の閉鎖天面に連通針が透過可能な透孔が
形成されてなる外筒保持具と、該外筒保持具の基端から
入れ子状に被着され、その内壁で外筒保持具をスライド
可能に支持しており、外筒保持具の先端方向にスライド
後所定の位置で外筒保持具と係合可能に形成されてなる
有底筒状のバネ圧縮筒と、前記ガスケットとバネ圧縮筒
の底部の間に配置された長手軸方向に伸縮可能なコイル
バネとを含んでなり、前記バネ圧縮筒を外筒保持具の所
定の位置までスライドさせ外筒保持具と係合させて前記
コイルバネを圧縮状態にしておき、前記連通針でシリン
ジ外筒のゴム栓を刺通した時に、該コイルバネの付勢力
によりガスケットがシリンジ外筒の先端方向に摺動する
ようにした自動注射器を採用している。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、バネ圧縮筒を外筒保持具
の所定の位置までスライドさせてこれを外筒保持具と係
合させると、ガスケットとバネ圧縮筒の底部の間に配置
されたコイルバネは圧縮せられた状態になる。そこで、
連通針の穿刺針でシリンジ外筒のゴム栓を刺通すると、
シリンジ外筒の内部が外気と連通するので、ガスケット
はコイルバネの付勢力によりシリンジ外筒の先端部方向
に摺動する。従って、外筒保持具の先端部に連通針を取
付け、連通針の接続部に流量制御手段を備えた輸液セッ
トなどを接続して(直接輸液セットの導入針をシリンジ
外筒1のゴム栓12に穿刺することもできる)、輸液セ
ットの先端部の静脈針を静脈などに刺入した状態でシリ
ンジ外筒のゴム栓を連通針で刺通すると、自動的に長時
間に渡る輸液治療を行うことができる。また、連通針の
接続部に流路閉鎖手段を設けた構成を採用することによ
り、接続部に注射針を接続し、流路閉鎖手段を閉鎖した
状態でシリンジ外筒のゴム栓を連通針で刺通した後、注
射針を例えば静脈などに刺入すれば、流路閉鎖手段を開
放することにより、自動的に注射治療を行うことができ
る。
の所定の位置までスライドさせてこれを外筒保持具と係
合させると、ガスケットとバネ圧縮筒の底部の間に配置
されたコイルバネは圧縮せられた状態になる。そこで、
連通針の穿刺針でシリンジ外筒のゴム栓を刺通すると、
シリンジ外筒の内部が外気と連通するので、ガスケット
はコイルバネの付勢力によりシリンジ外筒の先端部方向
に摺動する。従って、外筒保持具の先端部に連通針を取
付け、連通針の接続部に流量制御手段を備えた輸液セッ
トなどを接続して(直接輸液セットの導入針をシリンジ
外筒1のゴム栓12に穿刺することもできる)、輸液セ
ットの先端部の静脈針を静脈などに刺入した状態でシリ
ンジ外筒のゴム栓を連通針で刺通すると、自動的に長時
間に渡る輸液治療を行うことができる。また、連通針の
接続部に流路閉鎖手段を設けた構成を採用することによ
り、接続部に注射針を接続し、流路閉鎖手段を閉鎖した
状態でシリンジ外筒のゴム栓を連通針で刺通した後、注
射針を例えば静脈などに刺入すれば、流路閉鎖手段を開
放することにより、自動的に注射治療を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例に係る自動注射器の
縦断面図であり、図2は図1に示す連通針の拡大縦断面
部、図3は図2の底面図、図4は連通針の他の実施例を
示す縦断面図である。また、図5は図1に示す自動注射
器に流量制御手段を備えた輸液セットを接続した状態を
示す概略図である。図1に示すように本発明の自動注射
器は、先端部開口11および基端部内腔14がそれぞれ
ゴム栓12およびガスケット15で密封されてなるシリ
ンジ外筒1と、このシリンジ外筒1に入れ子状に被せら
れた外筒保持具2と、この外筒保持具2に入れ子状に被
せられたバネ圧縮筒3、およびシリンジ外筒1のガスケ
ット15とバネ圧縮筒3の底部32の間に配置されたコ
イルバネ4からなる基本構成を有しており、バネ圧縮筒
3を外筒保持具2の所定の位置までスライドさせこれを
外筒保持具2と係合させてコイルバネ4を圧縮状態にし
ておき、連通針5でシリンジ外筒1のゴム栓12を刺通
した時に圧縮状態にあるコイルバネ4の付勢力によりガ
スケット15がシリンジ外筒1の先端部方向に摺動する
ようになっている。
説明する。図1は本発明の一実施例に係る自動注射器の
縦断面図であり、図2は図1に示す連通針の拡大縦断面
部、図3は図2の底面図、図4は連通針の他の実施例を
示す縦断面図である。また、図5は図1に示す自動注射
器に流量制御手段を備えた輸液セットを接続した状態を
示す概略図である。図1に示すように本発明の自動注射
器は、先端部開口11および基端部内腔14がそれぞれ
ゴム栓12およびガスケット15で密封されてなるシリ
ンジ外筒1と、このシリンジ外筒1に入れ子状に被せら
れた外筒保持具2と、この外筒保持具2に入れ子状に被
せられたバネ圧縮筒3、およびシリンジ外筒1のガスケ
ット15とバネ圧縮筒3の底部32の間に配置されたコ
イルバネ4からなる基本構成を有しており、バネ圧縮筒
3を外筒保持具2の所定の位置までスライドさせこれを
外筒保持具2と係合させてコイルバネ4を圧縮状態にし
ておき、連通針5でシリンジ外筒1のゴム栓12を刺通
した時に圧縮状態にあるコイルバネ4の付勢力によりガ
スケット15がシリンジ外筒1の先端部方向に摺動する
ようになっている。
【0009】シリンジ外筒1は、ガラスや合成樹脂の例
えばポリプロピレンやポリエチレンなどで形成された先
端と基端を有する両端の開口した筒状部材であり、先端
部開口11はゴム栓12で密封され、ゴム栓12は好ま
しくはアルミなどで形成された天面に透孔を有するキャ
ップ状のかしめ部材13で固定されている。そして、基
端部内腔14は基端部の開口から挿着されたガスケット
15で摺動可能に密封されており、ゴム栓12とガスケ
ット15の間の空間には注射液Sが充填されている。シ
リンジ外筒1の先端部は、通常、縮径されて口部に形成
されており、この先端部から入れ子状に外筒保持具2が
被せられている。一方、基端部には、ガスケット15の
外側にコイルバネ4が配置されており、コイルバネ4は
その両端をガスケット15と後述のバネ圧縮筒3の底部
32で挟持されている。ガスケット15とコイルバネ4
の間にはバネ固定枠7のようなバネの付勢力を効率良く
ガスケット15に伝える部材を介在させ、このコイルバ
ネ4の一端をバネ固定枠7に固定してもよい。
えばポリプロピレンやポリエチレンなどで形成された先
端と基端を有する両端の開口した筒状部材であり、先端
部開口11はゴム栓12で密封され、ゴム栓12は好ま
しくはアルミなどで形成された天面に透孔を有するキャ
ップ状のかしめ部材13で固定されている。そして、基
端部内腔14は基端部の開口から挿着されたガスケット
15で摺動可能に密封されており、ゴム栓12とガスケ
ット15の間の空間には注射液Sが充填されている。シ
リンジ外筒1の先端部は、通常、縮径されて口部に形成
されており、この先端部から入れ子状に外筒保持具2が
被せられている。一方、基端部には、ガスケット15の
外側にコイルバネ4が配置されており、コイルバネ4は
その両端をガスケット15と後述のバネ圧縮筒3の底部
32で挟持されている。ガスケット15とコイルバネ4
の間にはバネ固定枠7のようなバネの付勢力を効率良く
ガスケット15に伝える部材を介在させ、このコイルバ
ネ4の一端をバネ固定枠7に固定してもよい。
【0010】外筒保持具2は、例えばポリプロピレンや
ポリエチレンなどの合成樹脂で形成された筒状部材であ
り、シリンジ外筒1の先端からこれに入れ子状に被せら
れている。従って、シリンジ外筒1をその内壁で支持す
る関係で、略シリンジ外筒1と相似形に形成されてお
り、外筒保持具2に被着するための閉鎖された先端とゴ
ム栓12を押圧するための開放された基端を有してい
る。先端部は通常シリンジ外筒1と同様縮径された形状
に形成されており、天面21と側壁23からなる。そし
て、天面21には連通針5の穿刺針52が透過すること
ができるように通常カバーシート(図示していない)で
閉鎖された透孔22が形成されている。先端部に連通針
5を接続することが出来るように、側壁23の外面に連
通針取付手段としての環状リブ24と、好ましくは、外
筒保持具2の先端部側壁23と連通針5の内壁との間を
シールするためのシール部材8を設けてもよい。外筒保
持具2は先端部の天面21でシリンジ外筒1のゴム栓1
2を押さえており、その基端部25には入れ子状にバネ
圧縮筒3が被せられている。そして、基端部25の外壁
には、好ましくは、バネ圧縮筒3の内壁との間をシール
するシール部材9(Oリングなど)が取り付けられてい
る。また、外筒保持具2の外壁の適当な位置には、バネ
圧縮筒3をスライドさせてコイルバネ4を圧縮状態に維
持するための係合手段として、環状リブ26が形成され
ており、この環状リブ26は後述のバネ圧縮筒3の環状
溝33と係合するようになっている。
ポリエチレンなどの合成樹脂で形成された筒状部材であ
り、シリンジ外筒1の先端からこれに入れ子状に被せら
れている。従って、シリンジ外筒1をその内壁で支持す
る関係で、略シリンジ外筒1と相似形に形成されてお
り、外筒保持具2に被着するための閉鎖された先端とゴ
ム栓12を押圧するための開放された基端を有してい
る。先端部は通常シリンジ外筒1と同様縮径された形状
に形成されており、天面21と側壁23からなる。そし
て、天面21には連通針5の穿刺針52が透過すること
ができるように通常カバーシート(図示していない)で
閉鎖された透孔22が形成されている。先端部に連通針
5を接続することが出来るように、側壁23の外面に連
通針取付手段としての環状リブ24と、好ましくは、外
筒保持具2の先端部側壁23と連通針5の内壁との間を
シールするためのシール部材8を設けてもよい。外筒保
持具2は先端部の天面21でシリンジ外筒1のゴム栓1
2を押さえており、その基端部25には入れ子状にバネ
圧縮筒3が被せられている。そして、基端部25の外壁
には、好ましくは、バネ圧縮筒3の内壁との間をシール
するシール部材9(Oリングなど)が取り付けられてい
る。また、外筒保持具2の外壁の適当な位置には、バネ
圧縮筒3をスライドさせてコイルバネ4を圧縮状態に維
持するための係合手段として、環状リブ26が形成され
ており、この環状リブ26は後述のバネ圧縮筒3の環状
溝33と係合するようになっている。
【0011】外筒保持具2の基端部25から入れ子状に
被せられるバネ圧縮筒3は、外筒保持具2と同様の材料
で形成された有底筒状の部材であり、開放端31と底部
32を有しており、外筒保持具2の外壁をスライド可能
であり、その開放端31側にはこれを外筒保持具2の先
端方向にスライドさせた時に外筒保持具2の環状リブ2
6と係合する環状溝33が形成されている。バネ圧縮筒
3の内径は略外筒保持具2の外形と等しくなっており、
底部32とガスケット15の間(バネ固定枠7を設けた
場合には、底部32とバネ固定枠7の間)に介在するコ
イルバネ4をその底部32で圧縮するようになってい
る。コイルバネ4は通常ステンレス鋼で形成されたもの
が採用されるが、特に限定されるものではなく、バネ弾
性を有するものであればどのようなものでも使用可能で
ある。コイルバネ4のバネ弾性の強さは、たとえば注射
針を直接接続して通常の注射器と同様の使用をする場合
には、ガスケット15の摺動抵抗より少し大きくすれば
よく、また、輸液セットなどに接続して持続的に長時間
注入するような場合には、少し強めにするなど、注射目
的に応じて決めればよい。
被せられるバネ圧縮筒3は、外筒保持具2と同様の材料
で形成された有底筒状の部材であり、開放端31と底部
32を有しており、外筒保持具2の外壁をスライド可能
であり、その開放端31側にはこれを外筒保持具2の先
端方向にスライドさせた時に外筒保持具2の環状リブ2
6と係合する環状溝33が形成されている。バネ圧縮筒
3の内径は略外筒保持具2の外形と等しくなっており、
底部32とガスケット15の間(バネ固定枠7を設けた
場合には、底部32とバネ固定枠7の間)に介在するコ
イルバネ4をその底部32で圧縮するようになってい
る。コイルバネ4は通常ステンレス鋼で形成されたもの
が採用されるが、特に限定されるものではなく、バネ弾
性を有するものであればどのようなものでも使用可能で
ある。コイルバネ4のバネ弾性の強さは、たとえば注射
針を直接接続して通常の注射器と同様の使用をする場合
には、ガスケット15の摺動抵抗より少し大きくすれば
よく、また、輸液セットなどに接続して持続的に長時間
注入するような場合には、少し強めにするなど、注射目
的に応じて決めればよい。
【0012】以上、本発明の自動注射器は、シリンジ外
筒1と外筒保持具2、バネ圧縮筒3、およびコイルバネ
4を構成要素とする基本構成を有しており、この基本構
成で使用する場合には、外筒保持具2の透孔22からカ
バーシールを取り去り、ゴム栓12に輸液セットやカテ
ーテルなどの導入針を刺通すればよいが、外筒保持具2
の先端部に連通針5を取り付けた構成にしてもよく、こ
の場合、先端部側壁23の外面には、後述の連通針5の
環状溝56、57と係合する環状リブ24が形成される
とともに、好ましくは、先端部側壁23と連通針5の内
壁との間をシールするためにシール部材8(Oリングな
ど)が取り付けられる。
筒1と外筒保持具2、バネ圧縮筒3、およびコイルバネ
4を構成要素とする基本構成を有しており、この基本構
成で使用する場合には、外筒保持具2の透孔22からカ
バーシールを取り去り、ゴム栓12に輸液セットやカテ
ーテルなどの導入針を刺通すればよいが、外筒保持具2
の先端部に連通針5を取り付けた構成にしてもよく、こ
の場合、先端部側壁23の外面には、後述の連通針5の
環状溝56、57と係合する環状リブ24が形成される
とともに、好ましくは、先端部側壁23と連通針5の内
壁との間をシールするためにシール部材8(Oリングな
ど)が取り付けられる。
【0013】外筒保持具2の先端部に取り付けられる連
通針5は、通常、例えばポリプロピレンやポリエチレ
ン、ABS樹脂などの合成樹脂で形成されており、図2
および図3に示すように、液体通路58を有する中空部
材の中央部分にハブ53を設け、このハブ53の両側、
液体通路58と同軸上に、それぞれ接続部51と穿刺針
52が形成されている。そして、ハブ53には接続部5
1側と穿刺針52側にそれぞれスカート54、55が形
成されており、接続部51側のスカート54にはその内
壁に雌ネジ59が形成され、後述のキャップ部材6の雄
ネジ61や図5に示すような輸液セット10の接続端1
01と螺合するようになっている。一方、穿刺針52側
のスカート55は外筒保持具2の先端部側壁23に沿っ
てスライド出来るようになっており、その内壁に2つの
環状溝56、57が形成され、スライドさせる前はスカ
ート55の先端の環状溝56と係合し、連通針5を外筒
保持具2方向にスライドさせて、その穿刺針52でシリ
ンジ外筒1のゴム栓12を刺通した後はハブ53側の環
状溝57と係合するようになっている。尚、接続部51
側のスカート54に形成する結合手段は螺合手段として
の雌ネジ59に限定されるものではなく、ルアーロック
できるようにしてもよい。また、穿刺針52側のスカー
ト55に形成する係合手段も環状リブ56、57に限定
されるものではなく、例えば環状リブ57の代わりにア
ンダーカット(図示していない)を形成してもよい。
通針5は、通常、例えばポリプロピレンやポリエチレ
ン、ABS樹脂などの合成樹脂で形成されており、図2
および図3に示すように、液体通路58を有する中空部
材の中央部分にハブ53を設け、このハブ53の両側、
液体通路58と同軸上に、それぞれ接続部51と穿刺針
52が形成されている。そして、ハブ53には接続部5
1側と穿刺針52側にそれぞれスカート54、55が形
成されており、接続部51側のスカート54にはその内
壁に雌ネジ59が形成され、後述のキャップ部材6の雄
ネジ61や図5に示すような輸液セット10の接続端1
01と螺合するようになっている。一方、穿刺針52側
のスカート55は外筒保持具2の先端部側壁23に沿っ
てスライド出来るようになっており、その内壁に2つの
環状溝56、57が形成され、スライドさせる前はスカ
ート55の先端の環状溝56と係合し、連通針5を外筒
保持具2方向にスライドさせて、その穿刺針52でシリ
ンジ外筒1のゴム栓12を刺通した後はハブ53側の環
状溝57と係合するようになっている。尚、接続部51
側のスカート54に形成する結合手段は螺合手段として
の雌ネジ59に限定されるものではなく、ルアーロック
できるようにしてもよい。また、穿刺針52側のスカー
ト55に形成する係合手段も環状リブ56、57に限定
されるものではなく、例えば環状リブ57の代わりにア
ンダーカット(図示していない)を形成してもよい。
【0014】連通針5には図4に示すようにその接続部
51に例えばコックなどの流路閉鎖手段50を設けても
よく、流量閉鎖手段50を設けることにより、接続部5
1に通常の注射針を接続して通常の注射器のように使用
することができる。この場合、接続部51側にはスカー
ト54を設けなくてもよく、接続部51を注射器のチッ
プの形状に形成すれば、接続部51に直接注射針を接続
することができる。尚、この場合には、接続部51を保
護するキャップ部材6としてゴムキャップやプラスチツ
ク製のキャップ(図示していない)などを使用してもよ
い。
51に例えばコックなどの流路閉鎖手段50を設けても
よく、流量閉鎖手段50を設けることにより、接続部5
1に通常の注射針を接続して通常の注射器のように使用
することができる。この場合、接続部51側にはスカー
ト54を設けなくてもよく、接続部51を注射器のチッ
プの形状に形成すれば、接続部51に直接注射針を接続
することができる。尚、この場合には、接続部51を保
護するキャップ部材6としてゴムキャップやプラスチツ
ク製のキャップ(図示していない)などを使用してもよ
い。
【0015】連通針5は通常その接続部51側がキャッ
プ部材6で保護される。図1に示すキャップ部材6は接
続部51と嵌合するU字状の嵌合部62を有しており、
この嵌合部62の外側にはスカート63が形成され、ス
カート63の外壁には連通針5の雌ネジ69と螺合する
雄ネジ61が形成されている。尚、キャップ部材の形成
材料としては、天然ゴムや合成ゴム(例えばイソプレン
ゴムやブタジエンゴム、ブチルゴムなど)、熱可塑性エ
ラストマーなどのゴム状弾性体やポリプロピレンやポリ
エチレンなどの熱可塑性樹脂などが好適に採用される。
プ部材6で保護される。図1に示すキャップ部材6は接
続部51と嵌合するU字状の嵌合部62を有しており、
この嵌合部62の外側にはスカート63が形成され、ス
カート63の外壁には連通針5の雌ネジ69と螺合する
雄ネジ61が形成されている。尚、キャップ部材の形成
材料としては、天然ゴムや合成ゴム(例えばイソプレン
ゴムやブタジエンゴム、ブチルゴムなど)、熱可塑性エ
ラストマーなどのゴム状弾性体やポリプロピレンやポリ
エチレンなどの熱可塑性樹脂などが好適に採用される。
【0016】次に、本発明の自動注射器の使用について
説明する。図1に示す自動注射器は図5に示すような流
量制御手段102を備えた輸液セット10との組合せで
使用するのに好適である。図5において、Aは自動注射
器、10は輸液セット、101は自動注射器Aとの接続
端、102はクランプ、103は流量制御手段、104
は翼状針である。先ず、自動注射器Aのバネ圧縮筒3を
外筒保持具2の先端方向にスライドさせて環状溝33を
環状リブ26と係合させ、コイルバネ4を圧縮状態にす
る。次に、自動注射器Aの連通針5からキャップ部材6
を取り去り、接続部51にクランプ102を閉じた状態
にした輸液セットを接続する。次に、連通針5を外筒保
持具2の基端部25方向にスライドさせ、その穿刺針5
2でシリンジ外筒1のゴム栓12を刺通する。この状態
で、シリンジ外筒1の内部と輸液セット10のクランプ
102の直前の液体通路は連通針5を介して液体連通さ
れる。次に、翼状針104をたとえば患者の静脈に刺入
し、次いでクランプ102を開けばコイルバネ4の付勢
力により注射液Sが流量制御手段103で制御された流
量で患者の静脈に注入される。
説明する。図1に示す自動注射器は図5に示すような流
量制御手段102を備えた輸液セット10との組合せで
使用するのに好適である。図5において、Aは自動注射
器、10は輸液セット、101は自動注射器Aとの接続
端、102はクランプ、103は流量制御手段、104
は翼状針である。先ず、自動注射器Aのバネ圧縮筒3を
外筒保持具2の先端方向にスライドさせて環状溝33を
環状リブ26と係合させ、コイルバネ4を圧縮状態にす
る。次に、自動注射器Aの連通針5からキャップ部材6
を取り去り、接続部51にクランプ102を閉じた状態
にした輸液セットを接続する。次に、連通針5を外筒保
持具2の基端部25方向にスライドさせ、その穿刺針5
2でシリンジ外筒1のゴム栓12を刺通する。この状態
で、シリンジ外筒1の内部と輸液セット10のクランプ
102の直前の液体通路は連通針5を介して液体連通さ
れる。次に、翼状針104をたとえば患者の静脈に刺入
し、次いでクランプ102を開けばコイルバネ4の付勢
力により注射液Sが流量制御手段103で制御された流
量で患者の静脈に注入される。
【0017】尚、連通針5が設けられていない自動注射
器の場合には、直接、輸液セットの導入針をゴム栓に刺
通し上記と同様の使用をしてもよい。また、連通針5と
してその接続部51に流路閉鎖手段50を設けたものを
採用した場合には、直接接続部51に通常の注射針を接
続して、通常の注射器として使用することもできる。こ
の場合には、コイルバネ4を圧縮状態にした後、連通針
5からキャップ部材6を取り外して、流路閉鎖手段50
を閉じた状態にした連通針5の接続部51に注射針を接
続し、次に、連通針5を外筒保持具2方向にスライドさ
せ、その穿刺針52でシリンジ外筒1のゴム栓12を刺
通し、次いで、例えば患者の静脈に注射針を刺入して、
閉じておいた流路閉鎖手段50を開けば自動的に薬液が
患者の静脈に注入される。
器の場合には、直接、輸液セットの導入針をゴム栓に刺
通し上記と同様の使用をしてもよい。また、連通針5と
してその接続部51に流路閉鎖手段50を設けたものを
採用した場合には、直接接続部51に通常の注射針を接
続して、通常の注射器として使用することもできる。こ
の場合には、コイルバネ4を圧縮状態にした後、連通針
5からキャップ部材6を取り外して、流路閉鎖手段50
を閉じた状態にした連通針5の接続部51に注射針を接
続し、次に、連通針5を外筒保持具2方向にスライドさ
せ、その穿刺針52でシリンジ外筒1のゴム栓12を刺
通し、次いで、例えば患者の静脈に注射針を刺入して、
閉じておいた流路閉鎖手段50を開けば自動的に薬液が
患者の静脈に注入される。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の自動注射器は、組立が容易であり、部品
点数も少ないので自動的に注射を行うことのできるプレ
フィルドシリンジタイプの自動注射器を安価に提供する
ことができる。流路閉鎖手段を設けた連通針を取り付
けることにより、市販の任意のサイズの注射針を使用で
きるので便利である。流量制御手段を備えた輸液セッ
ト等に接続することにより、持続的に長時間薬液を投与
することのできるので、従来のものよりも安価に持続的
薬液注入具を提供することができる。携帯使用も可能
なので便利である。などの利点を有するものである。
に、本発明の自動注射器は、組立が容易であり、部品
点数も少ないので自動的に注射を行うことのできるプレ
フィルドシリンジタイプの自動注射器を安価に提供する
ことができる。流路閉鎖手段を設けた連通針を取り付
けることにより、市販の任意のサイズの注射針を使用で
きるので便利である。流量制御手段を備えた輸液セッ
ト等に接続することにより、持続的に長時間薬液を投与
することのできるので、従来のものよりも安価に持続的
薬液注入具を提供することができる。携帯使用も可能
なので便利である。などの利点を有するものである。
【図1】本発明の一実施例に係る自動注射器の縦断面図
である。
である。
【図2】図1に示す連通針の拡大縦断面部である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】連通針の他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】図1に示す自動注射器に流量制御手段を備えた
輸液セットを接続した状態を示す概略図である。
輸液セットを接続した状態を示す概略図である。
1 シリンジ外筒
12 ゴム栓
15 ガスケット
2 外筒保持具
21 天面
22 透孔
3 バネ圧縮筒
4 コイルバネ
5 連通針
51 接続部
52 穿刺針
6 キャップ部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭52−113593(JP,A)
特開 平4−51966(JP,A)
実開 昭62−33844(JP,U)
実開 昭48−92797(JP,U)
実開 平2−102251(JP,U)
特公 昭44−18518(JP,B1)
米国特許4863429(US,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61M 5/20
A61M 5/148
Claims (4)
- 【請求項1】 先端と基端を有する両端の開口した筒状
部材の先端開口がゴム栓で密封されるとともに、基端側
の内腔が基端開口から摺動可能に装着されたガスケット
で密封され、該ゴム栓とガスケットの間の空間に注射液
が充填されてなるシリンジ外筒と、該シリンジ外筒の先
端から入れ子状に被着されてシリンジ外筒を保持する筒
状部材であって、閉鎖された先端と開放された基端を有
しており、先端の閉鎖天面に連通針が透過可能な透孔が
形成されてなる外筒保持具と、該外筒保持具の基端から
入れ子状に被着され、その内壁で外筒保持具をスライド
可能に支持しており、外筒保持具の先端方向にスライド
後所定の位置で外筒保持具と係合可能に形成されてなる
有底筒状のバネ圧縮筒と、前記ガスケットとバネ圧縮筒
の底部の間に配置された長手軸方向に伸縮可能なコイル
バネとを含んでなり、前記バネ圧縮筒を外筒保持具の所
定の位置までスライドさせ外筒保持具と係合させて前記
コイルバネを圧縮状態にしておき、前記連通針でシリン
ジ外筒のゴム栓を刺通した時に、該コイルバネの付勢力
によりガスケットがシリンジ外筒の先端方向に摺動する
ようにした自動注射器。 - 【請求項2】 外筒保持具の先端部側壁に連通針取付手
段を形成するとともに、該先端部に、その両端に接続部
と穿刺針を有する連通針を、穿刺針側が外筒保持具側に
来るように取り付けてなる請求項1に記載の自動注射
器。 - 【請求項3】 連通針の接続部をキャップで保護してな
る請求項2に記載の自動注射器。 - 【請求項4】 連通針の接続部に流路閉鎖手段を設けて
なる請求項2に記載の自動注射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19922093A JP3385598B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 自動注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19922093A JP3385598B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 自動注射器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731678A JPH0731678A (ja) | 1995-02-03 |
JP3385598B2 true JP3385598B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=16404144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19922093A Expired - Fee Related JP3385598B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 自動注射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3385598B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9611562D0 (en) * | 1996-06-03 | 1996-08-07 | Applied Research Systems | Device |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5214397Y2 (ja) * | 1972-02-05 | 1977-03-31 | ||
US4084588A (en) * | 1976-03-19 | 1978-04-18 | Sherwood Medical Industries Inc. | Parenteral drug storage device with closure piercing coupling member |
JPH0234903Y2 (ja) * | 1985-08-13 | 1990-09-20 | ||
US4863429A (en) * | 1987-06-30 | 1989-09-05 | Baldwin Brian E | Syringe driver/syringe/tube connecting set fluid delivery arrangement, and tube connecting sets therefor |
JPH02102251U (ja) * | 1989-01-25 | 1990-08-14 | ||
JPH0451966A (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-20 | Toichi Ishikawa | 薬液連続注入器 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP19922093A patent/JP3385598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731678A (ja) | 1995-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |