JP3385457B2 - 支持台 - Google Patents
支持台Info
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Description
たは保持するための支柱等を支持するための折りたたみ
できるキャスター付き支持台に関するものである。
ことなく、所要量の薬液を徐々に体内に施用できること
からしばしば行われているが、施用時間が長いため、施
用時間中に患者が他の診察や検査を受けたりするため
に、薬液とともに移動しなければならないことがある。
そのため、キャスター付きの支持台に支持された支柱に
薬液を吊り下げた状態で移動できる支持具が用いられて
いる。このような支持具は、患者が特別な考慮を払うこ
となく支持具が使用でき、そして使用中に支持具が倒れ
ることのないようにするために、支持台はかなりの重さ
のものとし、また、強固な作りとされている。例えば、
中央に支柱用の保持孔を設けた鋳物などでできた円盤状
の支持台とか事務用椅子の脚のように四方に張り出した
3ないし5個の脚を有する支持台などが使用されてい
る。
丈夫で壊れにくいという利点はあるが、かなりの重さと
大きさがあるため、支持具の移動時にかなりの労力を要
し、保管や輸送時にかなりの空間を必要とする。特に、
撮影時の照明器具の保持や講演会での投影スクリーンの
保持などに支持具を使用する時には、他の建物への支持
具の移動や不使用時の保管などが頻繁に行われる。その
ため、移動時や保管時に重さを分離でき、かつ、小型化
できる支持具が要求されている。本発明は上記要求に応
えるためのもので、折り畳みができ且つ重さを分離でき
る支持台を提供せんとするものである。
ル等を支持するための支持部を中央に有し、該支持部よ
り四方に放射状に延出した3〜複数本のアームを備えた
支持部材と、基端部側が該支持部材のアームに重なって
水平方向に回動可能に軸着される3〜複数本の支脚と、
各前記アームと支脚の重なりあった部分に設けられた両
者を貫通する固定用孔に嵌入される固定棒を下面に備え
た支持部材上に冠着される固定用キャップとからなり、
不使用時前記キャップを取りはずすことによって支脚を
互いに寄せ合わせることができるようにしたことを特徴
とするものである。本発明において、支脚はその先端部
にこの種の支持具に通常装着されるキャスター又は接地
具(スリッパーキャスターなど)を備えたものとする。
接地具は、ネジ等によって接地面からの支脚の高さを調
節できるようにしてもよい。
に、支脚を寄せ合わせて持ち運びが容易となるようにし
たことを一つの特徴とするものであることから、本発明
の支持台の支脚は、それ自体ある程度の重さを有する鋳
物等の素材で作製して、転倒を防止するようにしてもよ
いが、本発明は更に、支脚の本体部に中空部を設け、こ
の中空部に鉛製、鉄製等の錘を着脱可能に取付けるよう
にして、使用時に必要とする重量を支脚に付与でき、不
使用時には重量物を分離することができるようにしたこ
とを特徴とするものである。この場合、支脚はアルミ合
金等の軽合金で作製するとか、又は鋼板の折り曲げ加工
によって作製してもよい。支脚の数は、3本以上であれ
ばいずれの数でもよいが、好ましくは3〜5本、特に5
本が好ましい。
台を合わせるとかなりの重さとなることがある。そのた
め、移動時に他の物品や建物の壁面に衝突したとき、支
持台又は相手物に衝撃を与えるので、本発明は支脚の先
端、特にキャスターの付いた側の先端に、ゴム、プラス
チック等で作られた緩衝材を装着させることを特徴とす
るものである。緩衝材は支脚の先端に着脱可能に装着す
ると、緩衝材が損傷したとき新しいものと交換できるの
で有利である。したがって緩衝材の形状は、キャップ状
とするとよく、充分な緩衝能を得るためには、上下方向
の中間に適当な幅の凹溝を設けるとよい。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。図
1は本発明のキャスター付きの5本脚の支持台の一例を
示す斜視図である。図中、2は支脚、3は固定用キャッ
プ、4はキャスターを示し、Aは点滴薬支持用のポール
等の被支持物を示す。図2は固定用キャップ3をはずし
た状態を示した図で、中央に支持用の孔13を有する支
持部11から放射状に出ているアーム12を備えた支持
部材1に支脚2が取付けられている状態を示す。
るための、支持台を下面から見た図である。同様に、図
4は固定用キャップ3を下面から見た図である。図3に
示すように、アーム12は支脚2の幅とほぼ同じ幅の平
板状で、アーム12の下面に支脚2の基端部21が重ね
られ、アーム12の先端部でボルト14で回動可能に止
められる。重ねられたアーム12と支脚2の基端部21
には両者を貫通する固定用の孔15が開けられており、
この孔15に固定用キャップ3の下面に設けられている
固定棒31(図4参照)が挿入され、支脚2がボルト1
4を軸として回転するのを防止するとともに、ボルト1
4と固定棒31によって支持部材1に支脚2が固定され
る。本例の場合、アーム12の下面に支脚2の基端部2
1が重ねられているが、両者の重ね方は逆であってもよ
い。すなわち、アーム12の上面に支脚2の基端部21
が重ねられてもよい。
脚2を寄せ合わせた状態を示す。図に示すように、本発
明では固定用キャップ3をはずすだけで、各支脚2はボ
ルト14を軸として回動可能となるので、容易に互いに
寄せ合うことができ、持ち運びが容易となる。支持体1
のアーム12と支脚2の基端部21の長さは、支脚2の
寄せ合わせに支障の無い長さであればよい。
どで作製してもよいが、図3に示すように、支脚本体部
に中空部22を設け、この中空部22内に錘26となる
物質を装入するようにするとよい。中空部22はネジ孔
23を利用して蓋24をボルト8締めして閉じることが
できるようにするか、または錘自体をボルトで固定する
ようにするとよい。なお、図3の例では、中空部22を
支脚2の下側に設けているが上側に設けてもよい。この
ほか、支持台が医療用などに使用される場合には、支脚
2はステンレス鋼などで作られたカバー25を被着する
とよい。カバーはステンレス鋼のほか、プラスチック、
カラー鋼板等、任意の材料で作製してよい。
などに取付けられているのと同様に各支脚2の先端部に
取付けられる。通常の椅子の場合には、脚の先端が壁面
に当たる前に座席部又は座っている人が壁面に当たるた
め脚の先端を保護する必要が無いが、点滴薬を支持する
イルリガードル台のような場合には、直接支脚の先端が
壁面等に当たることがあるため、支脚2の先端に緩衝材
5を装着する。支脚2又は緩衝材5には、例えば図6に
示すように、支脚2の先端部の表面に凹陥部6、また緩
衝材5の内面には突起7を設けて互いに両者が嵌合する
ようにするとよい。凹陥部と突起は支脚と緩衝材のいず
れに設けてもよい。緩衝材5はゴム、プラスチック等で
作製するとよい。支持台は水平に移動して廊下の壁面な
どの直立した壁面に当接することから、より良い緩衝効
果を得るためには、図7に示すように緩衝材5の上下方
向中間部に周面に沿って凹溝51を設けるとよい。支脚
2に被せた緩衝材5は、図7に示すように、緩衝材5に
設けたネジ孔52を介して支脚2にネジ9で止めるよう
にしてもよい。
端部下面に取付けるキャスターとして、通常のキャスタ
ー(車輪タイプ)に代えてスリッパーキャスター41を
付けたものの例である。上記の5本支脚の場合と支持部
材1の形状は若干異なるが作用は同じなので同一符号を
付した。スリッパーキャスターの場合には、自由に支持
台が移動することはないので、緩衝材は省略してもよ
い。スリッパーキャスター41は、常法にしたがって該
キャスターに設けたネジなどの作用によって、接地面か
らの支脚の高さを調節できるようにしてもよい。使用時
は5本支脚の場合と同様に、ボルト14を軸として各支
脚2を回転・展開してその基端部21を支持部材1のア
ーム12と一致させ、固定用孔15に固定用キャップの
下面に設けられている固定棒31を挿入して固定する。
材と支脚と固定用キャップからなり、固定用キャップの
装着によって容易に支持台に構成でき、且つ、該キャッ
プを取り外すことによって、支脚を寄せ集めて持ち運び
が容易な状態とすることができる。更に、支脚に錘を取
り外し可能とすることによって、より持ち運びが容易と
なるなど、多くの利点を有する。
Claims (3)
- 【請求項1】 中心部にポールを支持するための孔13
を有する支持部11を中央に有し、該支持部11より四
方に放射状に延出した5本のアーム12を備えた支持部
材1と、基端部21側が該支持部材1のアーム12に重
なって水平方向に回動可能に軸着される5本の支脚2
と、各前記アーム12と支脚2の基端部21との重なり
あった部分に設けられた両者を貫通する固定用孔15に
嵌入される固定棒31を下面に備え、中心部にポールを
挿通し得る孔を有しかつ開脚された支脚2と支脚2の間
隔を保持しその間を塞ぐ側壁面を備えた支持部材1に冠
着される固定用キャップ3とからなり、かつ、支脚2の
本体部に中空部を形成し該中空部に錘を着脱可能に装填
するようにし、不使用時前記キャップ3を取りはずすこ
とによって支脚2を互いに寄せ合わせることができるよ
うにし、支脚2の本体部から錘を取り外すことによっ
て、収納及び持ち運びを容易にすることができることを
特徴とするポール用支持台。 - 【請求項2】 支脚が、その先端部にキャスターの付い
た支脚であることを特徴とする請求項1記載の支持台。 - 【請求項3】 支脚の先端に、ゴムまたはプラスチック
製の緩衝材を装着したことを特徴とする請求項1記載の
支持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25049198A JP3385457B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 支持台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25049198A JP3385457B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 支持台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000065971A JP2000065971A (ja) | 2000-03-03 |
JP3385457B2 true JP3385457B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=17208666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25049198A Expired - Fee Related JP3385457B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 支持台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3385457B2 (ja) |
-
1998
- 1998-08-20 JP JP25049198A patent/JP3385457B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000065971A (ja) | 2000-03-03 |
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