JP3379253B2 - Electronic musical instrument - Google Patents

Electronic musical instrument

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JP3379253B2
JP3379253B2 JP32210894A JP32210894A JP3379253B2 JP 3379253 B2 JP3379253 B2 JP 3379253B2 JP 32210894 A JP32210894 A JP 32210894A JP 32210894 A JP32210894 A JP 32210894A JP 3379253 B2 JP3379253 B2 JP 3379253B2
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sound
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harmony
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勤 今泉
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、演奏者の指定する音
高および和音に基づいて付加音を発音する機能を備えた
電子楽器に関する。 【0002】 【従来の技術】現在実用化されている電子楽器には、演
奏者の演奏に対応して伴奏音や付加音を発音する機能を
備えたものがある。演奏者が鍵盤の右鍵域でメロディー
を演奏し(音高を指定し)、左鍵域で和音を指定する
と、指定された和音に基づいて自動伴奏を行うととも
に、この和音とメロディに応じてハーモニメロディ等の
付加音を発生する。この機能により、演奏者は右手で単
音のメロディを演奏し、左手で和音を指定するのみで、
ベース音やコード音などからなる伴奏とハーモニーメロ
ディなどの付加音を伴った曲の演奏を簡略に行うことが
できる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の電子楽器では、付加音の音高を決定する条件として和
音が指定されることが必要であった。このため、演奏者
が和音を指定しない場合には、電子楽器はどのような付
加音を発音すべきか判断できないため、ベース音,コー
ド音はもとより付加音もないメロディのみの演奏となっ
てしまい、音数の少ない印象のうすい演奏になってしま
う欠点があった。 【0004】この発明は、和音が指定されない場合で
も、メロディ(指定された音高)に基づいて付加音を発
音することができる電子楽器を提供することを目的とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】この出願の請求項1の発
明は、音高を指定する音高指定手段と、和音を指定する
和音指定手段と、前記和音指定手段からの指定により和
音が成立しているか否かを判断する判断手段と、前記音
高指定手段で音高が指定されるたびに前記判断手段での
判断を行い、和音が成立していると判断されたときはそ
の成立している和音と指定された音高とに基づいて付加
音を決定し、和音が成立していないと判断されたときに
は指定された音高のみから付加音を決定する決定手段
と、前記音高指定手段で指定された音高と前記決定手段
で決定された付加音とを発音する発音手段と、を備えた
ことを特徴とする。 【0006】 【0007】 【0008】 【作用】この発明の電子楽器は、音高指定手段によって
音高が指定され、この音高の楽音が発音される。この音
高指定手段は例えば単音のメロディの音高を指定する手
段である。さらに、和音指定手段によって和音が指定さ
れる。音高指定手段によって音高が指定され、且つ、和
音指定手段によって和音が指定されたときこれら音高お
よび和音に基づいて付加音を生成する。付加音は、たと
えば、音高指定手段で指定されたメロディのハーモニー
メロディなどである。これにより、音高と和音に基づい
た適当な付加音が生成される。さらに、音高のみ指定さ
れ和音が指定されない場合には、音高に基づいて付加音
を生成する。この付加音は例えば、音高指定手段で指定
された音高の1オクターブ下の音高の楽音とする。この
ように音高との関係のみで付加音を生成することによ
り、和音が指定されない場合でも付加音の生成が可能に
なる。この場合、上記オクターブの関係など音高指定手
段で指定される音高と特定の関係になるように付加音の
音高を設定することにより、和音が指定されていない場
合でも不適切な音高にならないようにすることができ
る。 【0009】 【0010】 【実施例】図1はこの発明の実施例である電子楽器のブ
ロック図である。この電子楽器は自動伴奏機能およびハ
ーモニー機能を備えた電子鍵盤楽器である。自動伴奏機
能は、自動的にリズム音を発音し、指定された和音に基
づいて自動的にベース音,コード音を演奏する機能であ
る。このうちベース音,コード音を発音する機能はオー
トベースコード(ABC)機能としてリズム音の発音と
は別にセット/リセットできるようになっている。ま
た、ハーモニー機能は、自動的にメロディに対するハー
モニー音を発音する機能である。 【0011】演奏者は、鍵盤13の右鍵域でメロディを
演奏し、左鍵域で和音を指定する。自動伴奏モード(A
BCモード)時には、リズム音を発音するほか、左鍵域
で指定された和音に基づいてベース音,コード音を発音
する。また、ハーモニーモード時には左鍵域で指定され
た和音および右鍵域で指定された音高に応じたハーモニ
ー音を発音する。 【0012】この電子楽器の制御装置であるCPU10
には、バスを介してプログラムメモリ11,ワーキング
メモリ12、鍵盤13,スイッチ群14、音源15、お
よび、自動伴奏装置16が接続されている。プログラム
メモリ11はROMで構成されており、図3〜図6のフ
ローチャートに示す制御プログラムが記憶されている。
ワーキングメモリ12はRAMで構成されており、図2
に示す各種レジスタが設定される。鍵盤13は5オクタ
ーブ=61鍵程度の音域の鍵盤であり、そのうち左側1
オクターブ〜1オクターブ半程度が和音指定用の左鍵域
の鍵盤とされる。スイッチ群14には、自動伴奏モード
をオン/オフする自動伴奏スイッチ、ABCモードをオ
ン/オフするABCスイッチ、ハーモニーモードをオン
/オフするハーモニースイッチ、自動伴奏スタイルを選
択するスタイル選択スイッチ、および、ハーモニータイ
プを選択するハーモニータイプ選択スイッチなどが含ま
れる。音源15は、CPU10から送られてくる発音デ
ータに基づいて楽音信号を生成する回路である。発音デ
ータとしては音色ナンバTCやキーコードKCなどがあ
る。自動伴奏装置16は、CPU10から入力されるス
タイルナンバSTYLや和音データ(ルートRT,タイ
プTP)などに基づいてリズム音,ベース音,コード音
を発音する回路である。リズム音,ベース音,コード音
の自動演奏パターンデータは自動伴奏装置16の内部に
記憶されている。自動演奏装置16は、CPU10から
の指示に応じて対応するパターンを選択し、これを読み
出すことによって自動伴奏を実行する。音源15が生成
した楽音信号および自動伴奏装置16が生成した自動伴
奏音はミキサ17に入力される。ミキサ17は所定のバ
ランスでこれらの楽音信号を合成してサウンドシステム
20に入力する。サウンドシステム20は、入力された
楽音信号を増幅してスピーカなどから放音する。 【0013】図2は前記RAM12に設定されるレジス
タを説明する図である。自動伴奏モードスイッチが操作
されると自動伴奏フラグRUNのセット/リセットが反
転する。RUNがセットされると、自動伴奏装置16
は、スタイル選択スイッチで選択され、スタイルナンバ
レジスタSTYLに記憶されているスタイルナンバのリ
ズム音を発音する。また、オートベースコードフラグA
BCがセットされている場合には、前記リズム音に並行
してベース音,リズム音も発音される。ABCフラグは
ABCスイッチの操作によりセット/リセットが反転す
る。なお、スタイルナンバで選択される伴奏スタイルと
しては、ロック,ポップス,ジャズなどがあり、自動伴
奏装置16にはそれぞれのスタイルに対応するリズムパ
ターン,ベース音パターン,コード音パターンが記憶さ
れている。 【0014】また、ハーモニースイッチの操作によって
ハーモニーモードフラグHRMのセット/リセットが反
転し、HRMがセット状態になったときは、演奏者の右
鍵域の演奏に対応したハーモニー音が発音される。ハー
モニー音のタイプはハーモニータイプ選択スイッチによ
って選択され、そのハーモニータイプナンバはハーモニ
ータイプナンバレジスタHRTPにセットされる。ま
た、右鍵域で演奏されるメロディ音の音高はキーコード
バッファKCにセットされる。ハーモニータイプとして
は、デュエット,トリオなどがある。デュエットは、メ
ロディの対旋律を1音発音するモードであり、トリオは
対旋律を2音発音するモードである。このハーモニー音
の音色はハーモニータイプ(HRTP)に基づいて決定
され、ハーモニー音色ナンバレジスタHTCにセットさ
れる。また、ハーモニー音の音高はメロディの音高に対
応し、且つ、そのとき指定されている和音(コード)に
マッチするものに決定される。和音の指定は左鍵域の押
鍵組み合わせによって行われるが、この和音指定の検出
動作はABCモード時のみ実行される。検出された和音
のルート(根音)はルートレジスタRTに記憶され、検
出された和音のタイプはタイプレジスタTPに記憶され
る。また、これらのデータに応じて決定されたハーモニ
ー音の音高はハーモニーキーコードレジスタHKCに書
き込まれる。ハーモニー音色ナンバHTCおよびハーモ
ニーキーコードHKCは音源15に送信され、メロディ
と並行して音源15によって発音される。 【0015】図3〜図6は同電子楽器の動作を示すフロ
ーチャートである。図3はメインルーチンである。この
フローチャートでは、演奏者の各種スイッチの操作に対
応する動作を示している。まず、n1で初期設定を行
う。初期設定はレジスタのリセット等の動作である。こ
の処理によってこの電子楽器は発音やや自動伴奏の動作
が可能になる。次に、n2では鍵盤13におけるキーイ
ベントの有無を判断する。キーイベントがあった場合に
はn3のキーイベント処理動作を実行する。n4ではス
タイル選択スイッチイベントの有無を判断する。スタイ
ル選択スイッチの操作イベントがあったときには、その
操作によって選択されたスタイルナンバをスタイルナン
バレジスタSTYLにセットする(n5)。n6では自
動伴奏スイッチのオンイベントの有無を判断する。自動
伴奏スイッチがオンされた場合にはn7の自動伴奏開始
/停止動作を実行する。n8ではABCスイッチオンイ
ベントの有無を判断する。ABCスイッチがオンされた
場合には、オートベースコードフラグABCを反転し
(n9)、ルートレジスタRTに和音が不成立であった
場合のコード(FH 等に設定すればよい)をセットする
(n10)。こののち、自動伴奏フラグRUNがセット
しているか否かを判断し(n11)、RUNがセットし
ている場合には、自動伴奏装置16に対してABCフラ
グのセット/リセットに対応してオートベースコードO
N/OFFの信号を送出する(n12)。 【0016】n13ではハーモニータイプ選択スイッチ
イベントの有無を判断する。ハーモニータイプ選択スイ
ッチの操作イベントがあったときには、その操作によっ
て選択されたハーモニータイプナンバをハーモニータイ
プナンバレジスタHMTPにセットする(n14)。次
に、n15ではハーモニースイッチのオンイベントの有
無を判断する。ハーモニースイッチがオンされた場合に
は、ハーモニーモードフラグHRMを反転する(n1
6)。以上の動作ののち、発音処理などその他処理を実
行して(n17)、n2に戻る。以下この動作を繰り返
し実行する。 【0017】図4はキーイベント処理動作を示すフロー
チャートである。まず、ABCフラグがセットしてお
り、且つ、左鍵域であるか否かを判断する(n20,n
21)。両条件が満足された場合、すなわち、ABCモ
ード時に左鍵域の鍵がオン/オフされた場合には、和音
指定の変更であるため和音検出処理を実行する(n2
2)。和音検出処理はそのとき左鍵域でオンされている
鍵の組み合わせに基づいて指定和音を検出する処理であ
るが、検出方式は従来より周知の方式を用いればよい。
和音指定が成立しなかった場合、すなわち、そのとき左
鍵域でオンされている鍵の組み合わせが和音の指定にな
っていなかった場合にはn23の判断でそのままリター
ンする。和音指定が成立した場合には、その指定された
和音のルートをRTに書き込み、和音のタイプをTPに
書き込む(n24)。 【0018】一方、n20でABCモードでないことを
判断した場合、または、ABCモードであるが右鍵域の
鍵イベントであった場合(n21)には、メロディのキ
ーイベントであり和音指定に変更はないため、オン/オ
フイベントがあった鍵のキーコードをKCにセットし
(n25)、KCに対応する楽音(メロディ音)のオン
/オフ処理を実行する(n26)。次に、ハーモニーモ
ードフラグHRMのセット/リセットを判断する(n2
7)。HRMがセットされていれば、すなわち、ハーモ
ニーモードが設定されていればハーモニー付加処理を実
行する(n28)。ハーモニーモードでない場合にはそ
のままリターンする。 【0019】図5はハーモニー付加処理動作を示すフロ
ーチャートである。まず、ハーモニー音の音色を選択し
てハーモニー音色レジスタHTCにセットする(n3
0)。このハーモニー音色はハーモニータイプHRTP
に基づいて選択される。つぎに、和音が指定されている
か否かを判断する(n31,n32)。すなわち、指定
和音検出動作を実行するABCモードであり(n31)
且つルートレジスタRTの内容が和音不成立コードでな
いこと(n32)を判断する。この条件を満足すれば、
指定和音のルートがRTに記憶されタイプがTPに記憶
されているため、このRT,TP,メロディ音のキーコ
ードKCおよびハーモニータイプHRTPに基づいてハ
ーモニー音の音高HKCを決定し、このHKCをハーモ
ニー音色ナンバHTCとともに音源15に対して出力す
る(n33)。このデータに基づき音源15はハーモニ
ー音を発音する。一方、ABCモードでない場合(n3
1)またはルートレジスタRTの内容が和音不成立コー
ド(FH )の場合(n32)には、和音が指定されてい
ないためメロディ音の音高KCのみに基づいてハーモニ
ー音の音高HKCを決定する(n34)。この実施例で
は、メロディ音の音高KCの1オクターブ下(半音数で
12下)の音高をハーモニー音の音高としている。この
ようにして決定されたHKCをHTCとともに音源15
に出力して(n35)、ハーモニー音を発音する。 【0020】図6は自動伴奏開始/停止処理、すなわ
ち、自動伴奏スイッチのオンイベントに対応する動作を
示すフローチャートである。自動伴奏スイッチがオンさ
れると、まず、自動伴奏フラグRUNを反転する(n4
0)。反転の結果RUN=1(セット)になった場合に
は自動伴奏のスタートであるため、自動伴奏装置16に
スタート信号を出力する(n42)。このスタート信号
によって自動伴奏装置16は、そのとき設定されている
スタイルのリズムパターンの発音を開始する。つぎに、
ABCフラグ=1すなわちABCモードであるか否かを
判断する(n44)。ABCモードであれば、リズム音
とともにベース音およびコード音を発音するため、オー
トベースコードオン信号およびそのとき指定されている
和音のルートRT,タイプTPを自動伴奏装置16に対
して出力する(n45)。このデータに基づいて自動伴
奏装置は和音に基づくベース音やアルペジオなどのコー
ド音を自動的に発音する。このアルペジオパターンなど
は伴奏パターンとして自動伴奏装置に記憶されている。 【0021】一方、RUNが反転した結果RUN=0
(リセット)になった場合には自動伴奏装置16に対し
てストップ信号を出力する(n43)。このストップ信
号によりリズム音の発音が停止するほか、ABCモード
であった場合にはベース音,コード音も同時に停止す
る。 【0022】なお、上記実施例のキーイベント動作(図
4)において、ABCモード時に和音指定が成立しなか
った場合には、ルートレジスタRT,タイプレジスタT
Pを変更せずにリターンしているが、このようにするこ
とにより、和音指定が成立しなかった場合には、ベース
音,コード音,ハーモニー音の発音を直前に指定されて
いた和音に基づいて継続することができる。また、和音
指定が成立しなかった場合には、ルートレジスタRTに
和音不成立コードを書き込んでリターンするようにして
もよい。この場合には、和音が指定されなかった場合に
はメロディの音高のみに対応してハーモニー音の音高が
決定されることになる。また、この場合において、ベー
ス音,コード音は直前の和音に基づいて発音し、ハーモ
ニー音はそのときのメロディ音に基づいて発音するよう
にしてもよい。 【0023】また、上記実施例では、和音が検出されな
い場合のハーモニー音の音高をメロディ音の1オクター
ブ下の音としたが、この場合のハーモニー音の音高はこ
れに限定されない。たとえば、メロディ音の3度下の音
高を選択してもよく、また、所定のルールに基づいて決
定してもよい。ルールとしては、例えば、メロディ音と
して出現頻度の高い音高がそのときのコード構成音であ
るとしてそれに基づいてハーモニー音を決定してもよ
く、また、自動伴奏(リズム音の発音)が行われている
場合には、小節頭(1拍目)のメロディ音が和音構成音
であると類推してもよい。 【0024】 【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、音高の
指定とともに和音が指定されたときは両方のデータに基
づいて付加音を生成するため、非常に的確な付加音を生
成することができ、また、音高のみ指定されて和音が指
定されない場合でも、音高に基づいて付加音を発音する
ことができるため、和音が指定されないことによって付
加音までも発音されなくなることがなくなり、初心者で
も豊かな音の演奏が可能になる。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an electronic musical instrument having a function of generating an additional sound based on a pitch and a chord specified by a player. 2. Description of the Related Art Some electronic musical instruments currently in practical use have a function of producing accompaniment sounds and additional sounds in accordance with the performance of a player. When the performer plays the melody in the right key range of the keyboard (specifies the pitch) and specifies the chord in the left key range, it performs automatic accompaniment based on the specified chord, and creates a harmony according to the chord and the melody. Generates an additional sound such as a melody. With this function, the performer plays a single note melody with the right hand and specifies a chord with the left hand,
It is possible to easily perform a music piece accompanied by an accompaniment composed of a bass sound or a chord sound and an additional sound such as a harmony melody. However, in this type of conventional electronic musical instrument, it is necessary that a chord be specified as a condition for determining the pitch of the additional sound. For this reason, if the performer does not specify a chord, the electronic musical instrument cannot determine what additional sound should be produced, so that only the melody having no additional sound as well as the base sound and chord sound is played. There was a drawback that the performance would be a light performance with a small number of sounds. An object of the present invention is to provide an electronic musical instrument capable of producing an additional sound based on a melody (specified pitch) even when a chord is not specified. [0005] Means for Solving the Problems The invention of claim 1 of this application is a pitch designation means for designating a tone pitch, a chord designating means for designating a chord, by designation from the chord designating means sum
Determining means for determining whether or not a sound is established;
Each time a pitch is specified by the pitch specifying means,
Make a judgment, and if it is determined that the chord is
Based on the specified chord and the specified pitch
When a sound is determined and it is determined that a chord is not established
Is a deciding means that decides the additional sound only from the specified pitch
And the pitch designated by the pitch designation means and the determination means
Sounding means for generating the additional sound determined in step (1). [0008] In the electronic musical instrument of the present invention, the pitch is specified by the pitch specifying means, and a musical tone having this pitch is generated. This pitch designation means is a means for designating the pitch of a single-tone melody, for example. Further, a chord is designated by the chord designation means. When a pitch is designated by the pitch designation means and a chord is designated by the chord designation means, an additional sound is generated based on these pitches and chords. The additional sound is, for example, a harmony melody of the melody specified by the pitch specifying means. Thereby, an appropriate additional sound based on the pitch and the chord is generated. Further, when only the pitch is specified and the chord is not specified , the additional sound is generated based on the pitch. This additional sound is, for example, a musical tone having a pitch one octave below the pitch specified by the pitch specifying means. By generating the additional sound only in relation to the pitch as described above, it is possible to generate the additional sound even when the chord is not specified. In this case, by setting the pitch of the additional sound so as to have a specific relationship with the pitch specified by the pitch specifying means such as the above octave relationship, an inappropriate pitch is set even when a chord is not specified. Can be avoided. FIG. 1 is a block diagram of an electronic musical instrument according to an embodiment of the present invention. This electronic musical instrument is an electronic keyboard musical instrument having an automatic accompaniment function and a harmony function. The automatic accompaniment function is a function of automatically generating a rhythm sound and automatically playing a bass sound and a chord sound based on a designated chord. Of these functions, the function of producing a bass sound and a chord sound can be set / reset separately from the production of a rhythm sound as an auto bass chord (ABC) function. The harmony function is a function for automatically generating a harmony sound for a melody. A player plays a melody in the right key area of the keyboard 13 and specifies a chord in the left key area. Automatic accompaniment mode (A
In the (BC mode), a rhythm sound is generated, and a bass sound and a chord sound are generated based on a chord specified in the left key range. Also, in the harmony mode, a chord specified in a left key range and a harmony tone corresponding to a pitch specified in a right key range are generated. CPU 10 which is a control device of the electronic musical instrument
Are connected to a program memory 11, a working memory 12, a keyboard 13, a switch group 14, a sound source 15, and an automatic accompaniment device 16 via a bus. The program memory 11 is constituted by a ROM, and stores a control program shown in the flowcharts of FIGS.
The working memory 12 is composed of a RAM,
Are set. The keyboard 13 is a keyboard having a range of about 5 octaves = 61 keys.
About one octave to one and a half octaves are used as keys in the left key range for chord designation. The switch group 14 includes an automatic accompaniment switch for turning on / off an automatic accompaniment mode, an ABC switch for turning on / off an ABC mode, a harmony switch for turning on / off a harmony mode, a style selection switch for selecting an automatic accompaniment style, and A harmony type selection switch for selecting a harmony type is included. The sound source 15 is a circuit that generates a tone signal based on pronunciation data sent from the CPU 10. The tone data includes a tone number TC and a key code KC. The automatic accompaniment device 16 is a circuit that emits a rhythm sound, a bass sound, and a chord sound based on the style number STYL and chord data (root RT, type TP) input from the CPU 10. Automatic performance pattern data of a rhythm sound, a bass sound, and a chord sound are stored inside the automatic accompaniment device 16. The automatic performance device 16 executes an automatic accompaniment by selecting a corresponding pattern according to an instruction from the CPU 10 and reading out the selected pattern. The tone signal generated by the sound source 15 and the automatic accompaniment sound generated by the automatic accompaniment device 16 are input to the mixer 17. The mixer 17 synthesizes these tone signals with a predetermined balance and inputs the signals to the sound system 20. The sound system 20 amplifies the input musical sound signal and emits the sound from a speaker or the like. FIG. 2 is a diagram for explaining registers set in the RAM 12. When the automatic accompaniment mode switch is operated, the setting / resetting of the automatic accompaniment flag RUN is reversed. When RUN is set, the automatic accompaniment device 16
Is selected by the style selection switch, and generates a rhythm sound of the style number stored in the style number register STYL. Also, the auto base code flag A
When BC is set, a bass sound and a rhythm sound are also generated in parallel with the rhythm sound. The set / reset of the ABC flag is inverted by the operation of the ABC switch. The accompaniment styles selected by the style number include rock, pop, jazz, and the like. The automatic accompaniment device 16 stores a rhythm pattern, a bass sound pattern, and a chord sound pattern corresponding to each style. When the harmony mode flag HRM is set / reset by the operation of the harmony switch and the HRM is set, a harmony sound corresponding to the player's performance in the right key range is generated. The type of the harmony sound is selected by a harmony type selection switch, and the harmony type number is set in a harmony type number register HRTP. The pitch of the melody sound played in the right key range is set in the key code buffer KC. Harmony types include duets and trios. The duet is a mode in which one melody of the melody is pronounced, and the trio is a mode in which two melody are pronounced. The timbre of the harmony tone is determined based on the harmony type (HRTP), and is set in the harmony tone number register HTC. The pitch of the harmony tone corresponds to the pitch of the melody, and is determined to match the chord (chord) specified at that time. The chord is designated by a key combination in the left key range, but this chord designation detection operation is executed only in the ABC mode. The root of the detected chord is stored in the root register RT, and the type of the detected chord is stored in the type register TP. The pitch of the harmony sound determined according to these data is written to the harmony key code register HKC. The harmony tone number HTC and the harmony key code HKC are transmitted to the sound source 15 and are generated by the sound source 15 in parallel with the melody. FIGS. 3 to 6 are flowcharts showing the operation of the electronic musical instrument. FIG. 3 shows the main routine. This flowchart shows an operation corresponding to a player's operation of various switches. First, initial setting is performed in n1. The initial setting is an operation such as resetting of a register. This processing enables the electronic musical instrument to perform sounding and automatic accompaniment operations. Next, in n2, the presence or absence of a key event on the keyboard 13 is determined. If there is a key event, the n3 key event processing operation is executed. In n4, it is determined whether or not there is a style selection switch event. When there is an operation event of the style selection switch, the style number selected by the operation is set in the style number register STYL (n5). At n6, it is determined whether or not the automatic accompaniment switch is on. When the automatic accompaniment switch is turned on, an automatic accompaniment start / stop operation of n7 is executed. In n8, it is determined whether or not there is an ABC switch on event. When the ABC switch is turned on, the auto base chord flag ABC is inverted (n9), and a chord (if it is set to F H or the like) when a chord is not established is set in the root register RT (n10). ). Thereafter, it is determined whether or not the automatic accompaniment flag RUN is set (n11). If the RUN is set, the automatic accompaniment device 16 is set to auto-base in response to the setting / resetting of the ABC flag. Code O
An N / OFF signal is transmitted (n12). At n13, it is determined whether or not there is a harmony type selection switch event. When there is an operation event of the harmony type selection switch, the harmony type number selected by the operation is set in the harmony type number register HMTP (n14). Next, in n15, it is determined whether or not there is an ON event of the harmony switch. When the harmony switch is turned on, the harmony mode flag HRM is inverted (n1
6). After the above operation, other processing such as sound generation processing is executed (n17), and the process returns to n2. Hereinafter, this operation is repeatedly performed. FIG. 4 is a flowchart showing the key event processing operation. First, it is determined whether or not the ABC flag is set and the left key range is set (n20, n).
21). When both conditions are satisfied, that is, when the key in the left key range is turned on / off in the ABC mode, the chord designation processing is executed because the chord designation is changed (n2).
2). The chord detection process is a process of detecting a designated chord based on a combination of keys turned on in the left key range at that time, but a conventionally known detection method may be used.
If the chord designation has not been established, that is, if the key combination turned on in the left key range at that time has not been designated as a chord, the process returns as it is in the judgment of n23. If the chord is specified, the root of the specified chord is written in RT, and the type of chord is written in TP (n24). On the other hand, if it is determined in n20 that the current mode is not the ABC mode, or if the current mode is the ABC mode but the key event is in the right key range (n21), it is a melody key event and the chord designation is not changed. Therefore, the key code of the key having the on / off event is set in KC (n25), and the on / off processing of the musical sound (melody sound) corresponding to the KC is executed (n26). Next, it is determined whether the harmony mode flag HRM is set / reset (n2
7). If the HRM is set, that is, if the harmony mode is set, the harmony addition process is executed (n28). If it is not in the harmony mode, the routine returns. FIG. 5 is a flowchart showing the harmony addition processing operation. First, a harmony tone is selected and set in the harmony tone register HTC (n3
0). This harmony tone is harmony type HRTP
Is selected based on Next, it is determined whether or not a chord is designated (n31, n32). That is, the mode is the ABC mode for executing the designated chord detection operation (n31).
Further, it is determined that the content of the root register RT is not a chord failure chord (n32). If this condition is satisfied,
Since the root of the designated chord is stored in the RT and the type is stored in the TP, the pitch HKC of the harmony sound is determined based on the RT, TP, the key code KC of the melody sound and the harmony type HRTP, and this HKC is determined. Output to the sound source 15 together with the harmony tone number HTC (n33). The sound source 15 emits a harmony sound based on this data. On the other hand, when the mode is not the ABC mode (n3
1) Or, when the content of the root register RT is a chord unsatisfied chord (F H ) (n32), since the chord is not specified, the pitch HKC of the harmony tone is determined based only on the pitch KC of the melody tone. (N34). In this embodiment, the pitch one octave below the pitch KC of the melody tone (12 semitones below) is set as the pitch of the harmony tone. The HKC determined in this way is used together with the HTC in the sound source 15.
(N35) to generate a harmony sound. FIG. 6 is a flowchart showing the automatic accompaniment start / stop processing, that is, the operation corresponding to the ON event of the automatic accompaniment switch. When the automatic accompaniment switch is turned on, first, the automatic accompaniment flag RUN is inverted (n4).
0). When RUN = 1 (set) as a result of the inversion, the automatic accompaniment is started, and a start signal is output to the automatic accompaniment device 16 (n42). In response to this start signal, the automatic accompaniment device 16 starts producing a rhythm pattern in the style set at that time. Next,
It is determined whether the ABC flag = 1, that is, whether the current mode is the ABC mode (n44). In the ABC mode, an auto bass chord ON signal and the root RT and type TP of the chord specified at that time are output to the automatic accompaniment device 16 to produce a bass sound and a chord sound together with the rhythm sound (n45). ). Based on this data, the automatic accompaniment device automatically generates a chord sound such as a bass sound or an arpeggio based on a chord. The arpeggio pattern and the like are stored in the automatic accompaniment device as an accompaniment pattern. On the other hand, as a result of the inversion of RUN, RUN = 0
If (reset), a stop signal is output to the automatic accompaniment device 16 (n43). The stop signal stops the sound of the rhythm sound, and in the case of the ABC mode, stops the base sound and the chord sound at the same time. In the key event operation of the above embodiment (FIG. 4), if the chord designation is not established in the ABC mode, the root register RT and the type register T
In this way, if the chord is not established, the bass, chord, and harmony sounds are generated based on the previously specified chord. Can be continued. If the chord designation is not established, a chord unsatisfied code may be written to the root register RT and the process may return. In this case, when no chord is specified, the pitch of the harmony tone is determined corresponding to only the pitch of the melody. In this case, the bass sound and the chord sound may be generated based on the immediately preceding chord, and the harmony sound may be generated based on the melody sound at that time. Further, in the above embodiment, the pitch of the harmony sound when the chord is not detected is the sound one octave lower than the melody sound, but the pitch of the harmony sound in this case is not limited to this. For example, a pitch three degrees lower than the melody sound may be selected, or may be determined based on a predetermined rule. As a rule, for example, a harmony sound may be determined based on the fact that a pitch frequently appearing as a melody sound is a chord constituent sound at that time, and automatic accompaniment (sounding of a rhythm sound) may be performed. In this case, it may be inferred that the melody sound at the beginning of the measure (the first beat) is a chord constituent sound. As described above, according to the present invention, when a chord is specified together with a pitch, an additional sound is generated based on both data. product it is possible to, also, even if the pitch only is specified chord not specified, it is possible to sound the additional sound based on the pitch, also no longer pronounced until addition sound by the chord is not specified And beginners can play rich sounds.

【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施例である電子楽器のブロック図 【図2】同電子楽器のRAMに設定されるレジスタを説
明する図 【図3】同電子楽器の動作を示すフローチャート(メイ
ンルーチン) 【図4】同電子楽器の動作を示すフローチャート(キー
イベント処理動作) 【図5】同電子楽器の動作を示すフローチャート(ハー
モニー付加動作) 【図6】同電子楽器の動作を示すフローチャート(自動
伴奏開始/停止動作)
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a block diagram of an electronic musical instrument according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a diagram illustrating registers set in a RAM of the electronic musical instrument. FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the electronic musical instrument (key event processing operation). FIG. 5 is a flowchart showing the operation of the electronic musical instrument (harmony adding operation). Flow chart showing operation (automatic accompaniment start / stop operation)

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−207089(JP,A) 特開 昭50−11416(JP,A) 特開 昭56−153387(JP,A) 特開 平5−281970(JP,A) 特開 平4−118696(JP,A) 特開 昭60−163096(JP,A) 実開 平3−5200(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/12 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-58-207089 (JP, A) JP-A-50-11416 (JP, A) JP-A-56-1553387 (JP, A) 281970 (JP, A) JP-A-4-118696 (JP, A) JP-A-60-163096 (JP, A) JP-A-3-5200 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) G10H 1/00-7/12

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】 【請求項1】音高を指定する音高指定手段と、 和音を指定する和音指定手段と、前記和音指定手段からの指定により和音が成立している
か否かを判断する判断手段と、 前記音高指定手段で音高が指定されるたびに前記判断手
段での判断を行い、和音が成立していると判断されたと
きはその成立している和音と指定された音高とに基づい
て付加音を決定し、和音が成立していないと判断された
ときには指定された音高のみから付加音を決定する決定
手段と、 前記音高指定手段で指定された音高と前記決定手段で決
定された付加音とを発音する発音手段と、 を備えた電子楽器。
(57) [Claims 1] A pitch designation means for designating a pitch, a chord designation means for designating a chord, and a chord being established by designation from the chord designation means.
Determination means for determining whether or not the pitch is specified, and the determination means each time a pitch is specified by the pitch specification means.
Judgment is made at the stage and it is determined that the chord is established.
Ki is based on the established chord and the specified pitch
To determine the additional sound and judge that the chord is not established
Sometimes the decision to determine the additional sound only from the specified pitch
Means, a pitch designated by the pitch designation means and the decision means.
An electronic musical instrument comprising: a sound generating means for generating a predetermined additional sound .
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