JP3377514B2 - リングレーザジャイロスコープのディザーモータ構造体 - Google Patents

リングレーザジャイロスコープのディザーモータ構造体

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JP3377514B2 JP2000526832A JP2000526832A JP3377514B2 JP 3377514 B2 JP3377514 B2 JP 3377514B2 JP 2000526832 A JP2000526832 A JP 2000526832A JP 2000526832 A JP2000526832 A JP 2000526832A JP 3377514 B2 JP3377514 B2 JP 3377514B2
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    • G01C19/58Turn-sensitive devices without moving masses
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、慣性力計器センサに関する。
特に、本発明は、リングレーザジャイロスコープ用ディ
ザー(dither)ばね構造体、及びリングレーザジ
ャイロスコープ用ブロックに対する熱に起因する応力効
果を最小にするディザースプリングの製造方法である。
【0002】リングレーザジャイロスコープ(RLG)
は、航空機のような乗物の回転角度を測定するために一
般に使用される。かかるジャイロスコープは、多数の鏡
からの連続的な反射光の助けを借りて、閉ループ光路す
なわち「リング」内にて移動する、反対方向に回転する
2つのレーザ光ビームを有している。この閉じた光路
は、ジャイロスコープフレームすなわち「ブロック」の
内側となる光キャビティにより画成される。一つの型式
のRLGにおいて、ブロックは、六角形の形状の外周を
形成する6つの平坦な側部により境が設定された平坦な
上面及び底面を有している。ブロックの3つの平坦な非
隣接側部は三角形の形状をした光路の隅部にて3つの鏡
に対する鏡の取り付け面を形成する。
【0003】作用に関して説明すれば、RLGがその入
力軸線(ブロックの平坦な上面及び底面に対して垂直で
且つこれらの面の中心にある)の周りを回転するとき、
互いに反対方向に回転する各レーザ光ビームの有効光路
長さが変化し、角速度に公称上は比例する周波数におけ
る差が各ビームの間にて生ずる。次に、この差を信号処
理電子機器により測定して、その乗物の回転角度を決定
する。
【0004】レーザ光ビームが鏡の表面にて反射される
ときに形成される、後方散乱放射光、及びその他の因子
が原因となって、その入力軸線の周りのRLGの角速度
が特定の閾値以下の値であるときには互いに反対方向に
回転する各レーザ光ビーム間における周波数の差は無く
なる。この現象は、「ロックイン」と称され、このロッ
クインが生ずる回転角度範囲は、RLGの「不作用領域
(deadband)」である。低回転速度のとき、ロ
ックインは、実際には低回転率のとき、回転していない
と表示することになるから、この現象は望ましくない。
このため、低回転率を正確に測定し得ないことは、乗物
のナビゲーション装置のRLGの有効性を低下させるこ
とになる。
【0005】ロックイン現象を解消するため幾つかの公
知の方策がある。かかる方策の1つは、RLGをその入
力軸線の周りにて機械的に振動させ、RLGが常に、不
作用領域に作用し、その内に係止されることが絶対ない
ようにするため駆動モータを使用することを含む。この
RLGの機械的振動は、ディザー(ditherin
g)と称される。ディザーは、「ディザースプリング」
として公知の撓み装置にジャイロスコープ用ブロックを
取り付けることにより行われる。
【0006】RLG14のジャイロスコープ用ブロック
12をディザーさせる、かかる公知のディザースプリン
グ10が図1に図示されている。このディザースプリン
グ10は、全体として、ハブ16と連続的な円環状縁部
22との間を伸長する複数の可撓性の半径方向部材すな
わちリード20を有する中央部材すなわちハブ16(R
LG14の入力軸線18上に中心がある)から成ってい
る。三角形の形状のローブ(lobe、切れ込みで分か
れた突出部)24がハブ16から外方に伸長し、ローブ
24の1つは、各対の隣接するリード(reed)20
の間に介在させてある。ローブ24の各々は、ディザー
スプリング10を適当なジャイロ支持体又は慣性力プラ
ットフォーム(図示せず)に締結し且つ固着するため、
ボルト(図示せず)のような適当な締結具用の取付用穴
26を有している。円環状縁部(トロイダル・リム、t
roidal rimrim)22は、円弧状の形状を
した取り付け部分28により画成され、この取り付け部
分28を通じて、ディザースプリング10は、適当な接
着剤によりジャイロスコープ用ブロック12のブロック
穴30内に固着される。取り付け部分28は、リード2
0の端部に配置された縁部切欠き32を介して円弧状に
隔てられている。リードの各々は、適当な接着剤を介し
てその両側部に取り付けられた一対の圧電変換器(PZ
T)34を有している。ディザースプリング10とPZ
T34との組み合わせ体は、RLG14をその入力軸線
18の周りにて機械的に振動させる駆動モータ11を画
成する。
【0007】各リード20における1つのPZTの長さ
が長くなる一方、他方のPZTの長さが短くなるよう
に、電圧がPZT34に印加される。PZT34におけ
るこうした長さが変化する効果は、その上のPZT34
の取り付け部を通じてリード20に伝達される。各リー
ド20の一側部の長さを長くする一方、他の側部の長さ
を短くすることでリード20は撓み又は曲がり、リード
20の各々は、RLG入力軸線18の周りにて僅かに回
転する。電圧は変動し、このため、リード20は、常
時、振動位相にあり、円環状縁部22に取り付けられた
ジャイロスコープ用ブロック12は、入力軸線18の周
りにて回転する。ディザーの振幅は、ロックイン効果を
最小にし得るように全体として入念に制御し且つモニタ
リングされる。ディザーの振動角速度及び変位量は常
時、モニタリングすることができるため、これらをRL
G14の出力信号から排除することができる。
【0008】上述した公知のディザースプリング10
は、ロックインを防止し得るように、RLG14のジャ
イロスコープ用ブロック12を十分にディザーさせる
が、幾つかの不利益な点がある。現在、図1に図示した
ディザースプリング10は、放電加工(EDM、ele
ctro−discharge machining)
として公知の方法を介してディザースプリング「ブラン
ク」から所要形状に機械加工されている。EDMは、光
エネルギの電源から発生された電気スパークを使用して
材料を除去する。図1の公知のディザースプリング10
を形成するため、ディザースプリング「ブランク」を最
初に穿孔して、EDM切断要素用の中央の位置決め穴
(この穴はRLGの入力軸線18も画成する)を形成す
ることが必要となる。次に、3つのローブ締結具の穴2
6を穿孔する。その後、EDM切断要素を3回作動させ
て、「ブランク」から材料を除去し(参照番号36、3
8、40を参照)、ディザースプリング10の3つのロ
ーブ24及び3つのリード20を形成する。最後に、E
DM切断要素の4回目の作動をさせ、ブランクから材料
を除去し(参照番号42を参照)、円環状縁部22の外
周を形成する。ディザースプリング10を最終的な形態
に機械加工するため、多数回の穿孔ステップ及びEDM
切断要素の多数回の作動が必要となるため、図1に図示
した公知のディザースプリング構造体の製造はコスト高
となり且つ時間がかかる。
【0009】上述したディザースプリングの製造の不利
益な点に加えて、図1に図示した公知のディザースプリ
ング10を内蔵するRLGは、ジャイロスコープ用ブロ
ック12及びディザースプリング10の熱膨張及び収縮
率の差のため(これは、ブロック12及びディザースプ
リング10を製造する材料の熱膨張率(CTE)の差に
起因する)、温度変化に敏感である。実際には、ブロッ
ク12は、全体として温度的に安定しているが、ディザ
ースプリング10は、熱に起因して寸法上の変化を生ず
る。こうしたディザースプリングの寸法上の変化は、ブ
ロック穴30を介してブロック12に伝達され、ブロッ
ク12に対し機械的応力を加え、これにより、RLG1
4の回転角度のデータ出力の正確さ、ディザースプリン
グ10及びRLG14の予想寿命を短くすることにな
る。円環状縁部22とブロック穴30(縁部の切欠き3
2により形成)との間の空隙44(図1参照)は、温度
変化により、リード20が実質的に応力無しで長さが半
径方向に膨張し且つ収縮することを許容するが、公知の
ディザースプリング10は、温度変化の下、縁部22の
長さが応力無しで周方向に膨張し且つ収縮して変化する
ことを容易に許容しない。
【0010】従って、改良されたディザースプリング構
造体及びディザースプリングの製造方法が必要とされて
いる。特に、RLGのジャイロスコープ用ブロックに付
与される機械的応力を最小にしつつ、温度変化の下にて
膨張し且つ収縮することのできるRLGのディザースプ
リング構造体が必要とされている。更に、製造がより経
済的で且つ時間がかからないディザースプリング構造体
も必要とされている。
【0011】
【発明の概要】本発明は、リングレーザジャイロスコー
プ用ディザースプリング構造体及びディザースプリング
の製造方法である。該ディザースプリングは、中央ハブ
と、三角形形状の複数のローブと、複数の可撓性の半径
方向リードと、円環状の外縁部とを有している。該複数
の三角形形状のローブは、中央ハブから半径方向外方に
伸長し、また、これらのローブは、ディザースプリング
を慣性力プラットフォームに取り付けるために使用され
る。複数の可撓性のリードは、中央ハブから半径方向外
方に伸長し、複数のリードの1つは、各対の隣接するロ
ーブの間に配置されている。円環状の外縁部は、ディザ
ースプリングをリングレーザジャイロスコープのジャイ
ロスコープ用ブロックに取り付けるために使用される。
この円環状縁部は、複数の部分の1つがリードの各々の
半径方向外端部にある状態にて複数の隔たった円弧状部
分により画成される。円弧状部分の各々は、そのそれぞ
れのリードの各側部に対し反対方向で且つ横断方向に伸
長する第一及び第二の張出し要素(翼状要素)を有して
いる。1つのリードの第一の張出し要素の自由端は、隣
接するリードの第二の張出し要素の自由端から隔てられ
ており、熱応力除去部を形成する。ディザースプリング
の製造方法は、材料ブランクを提供することと、連続的
な1回のパスにて材料ブロックから材料を除去し、上述
したディザースプリング構造を形成することとを含む。
【0012】ディザースプリングは、公知のディザース
プリング構造について必要とされるように、切断要素を
多数回作動させ且つパスする場合と比較して、切断要素
の連続的な1回のパスにて形成することができるから、
このディザースプリング構造体及びディザースプリング
の製造方法はより経済的で且つより時間がかからない。
更に、1つのリードにおける第一の張出し要素の自由端
が隣接するリードの第二の張出し要素の自由端から隔た
っていることは、リングレーザジャイロスコープのジャ
イロスコープ用ブロックに付与される機械的応力を最小
にしつつ、温度変化下にて、円環状縁部が周方向に長さ
が膨張し且つ収縮することを可能にする。
【0013】
【好ましい実施の形態の詳細な説明】本発明によるディ
ザースプリング構造体50及びディザースプリングの製
造方法が図2及び図3に図示されている。ディザースプ
リング50は、リングレーザジャイロスコープ(RL
G)54(一部分のみ図示)を振動させる駆動モータ5
7の一部を形成する。RLG54は、ディザースプリン
グ50を受け入れ得る寸法とされた中央に配置したブロ
ック穴58を有するジャイロスコープ用ブロック56を
備えている。該ブロック56は、ガラスセラミック又は
同様の材料で製造されている。適当なジャイロスコープ
用ブロック材料は、「セルヴィット(Cervit)」
及び「ゼロダール(Zerodur)」という商標名で
販売されているガラスセラミック材料を含む。これらの
材料は、全体として温度的に安定しており、典型的に、
約0.05E乃至06/℃の熱膨張率(CTE)を有し
ている。
【0014】駆動モータ52のディザースプリング50
は、中央ハブ60と、円環状外縁部62と、3つの可撓
性リード64と、3つの三角形形状のローブ66とを有
している。ローブ66は、中央ハブ60から半径方向外
方に伸長している。ローブ66の各々は、ディザースプ
リング50を適当なジャイロ支持体又は慣性力プラット
フォーム(図示せず)に取り付け且つ固着するためのボ
ルト(図示せず)のような適当な締結具を受け入れる取
付用穴67を有している。ローブ66の各々は、取付用
穴67からローブ66の材料を通ってローブ66の外側
壁面70まで半径方向に伸長するスリット69を更に備
えている。リード64は、中央ハブ60から円環状縁部
62まで半径方向外方に伸長している。リード64の1
つは、各対の隣接するローブ66の間に介在される。駆
動モータ52の一対の圧電変換器(PZT)65が適当
な接着剤を介してリード64の反対側部に取り付けられ
ている。PZT65に電圧を印加すると、可撓性のリー
ド64は曲がり、該リードは、縁部62をハブ60(R
LG54の入力軸線68上に中心がある)に対して回転
させ、これにより、RLG54をディザーさせる。
【0015】図2に図示するように、円環状外縁部62
は、3つの隔たった円弧状部分72により画成される。
円弧状部分72の1つは、リード64の各々における半
径方向外端74に配置されている。円弧状部分72の各
々は、それぞれ反対方向を向いた第一の張出し要素76
及び第二の張出し要素78により更に画成されている。
第一及び第二の張出し要素76、78は、そのそれぞれ
のリード64の各側部から横断方向に伸長し、リード6
4の1つのリードにおける第一の張出し部76の自由端
80は、リード64の隣接するリードにおける第二の張
出し要素78の自由端82から隔てられている。隣接す
るリード64における第一及び第二の張出し要素76、
78の隔たった自由端80、82は、第一の組みの3つ
の熱応力除去空隙84を画成する。第一の熱応力除去空
隙84は、ローブ66のスリット69と半径方向に整合
している。
【0016】円弧状部分72の各々における第一及び第
二の張出し要素76、78の自由端80、82は、縁部
切欠き88により円弧状に分離された取り付け部分86
を有している。ディザースプリング50は、適当な接着
剤を介して取り付け部分86にてRLG54のジャイロ
スコープ用ブロック56のブロック穴58に取り付けら
れる。縁部切欠き88は、円弧状部分72とブロック穴
58との間に非接触領域を画成する。これらの非接触領
域は、第二の組みの3つの熱応力除去空隙90を画成す
る。一つの好ましい実施の形態において、ディザースプ
リング50は、0.5E乃至06/℃のCTEを有する
超インバー(invar)で出来ている。
【0017】ジャイロスコープ用ブロック56及びディ
ザースプリング50を製造する材料の熱膨張率が相違す
るため、ディザースプリング50及びジャイロスコープ
用ブロック56は、温度変化時、異なる率にて膨張し且
つ収縮する。しかしながら、第一の熱応力除去空隙84
は、温度変化時、円環状縁部62が膨張し且つ収縮した
とき、円弧状部分72の周方向長さが変化することを可
能にする。縁部62が熱膨張又は収縮する間、隣接する
リード64の第一及び第二の張出し要素76、78の自
由端80、82は、第一の空隙84に入り且つこの空隙
84から出るように変位して、互いには接触したり、当
接せず、これにより、熱応力除去部分を形成する。同様
に、第二の熱応力除去空隙90は、温度変化時、リード
64が膨張し且つ収縮するとき、リード64の半径方向
長さが変化することを許容する。リード64が熱膨張し
又は収縮する間、縁部切欠き88は、変位して第二の空
隙90に入り且つこの空隙から出て、また、ブロック穴
58に接触したり、当接したりせず、これにより熱応力
除去部分を形成する。第一及び第二の空隙84、90に
より提供される熱応力除去部分は、熱に起因して寸法が
変化するとき、ディザースプリング50によりジャイロ
スコープ用ブロック56に付与される機械的応力を最小
にする。
【0018】図3に図示するように、ディザースプリン
グ構造50は、電気放電機械加工(EDM)を介してデ
ィザースプリング材料「ブランク」92から上述の形状
体となるように器械加工される。本発明によるこのディ
ザースプリング構造体50の製造方法は、ディザースプ
リング材料ブランク92に中央位置決め穴94(この穴
は、RLG54の入力軸線68と一致する)を穿孔する
ことで開始する。次に、EDM装置96の切断要素95
を使用して材料をブランク92から除去し、これによ
り、ブランク92を機械加工して上述したディザースプ
リング構造体50にする。EDM装置96の切断要素9
5は1回だけ作動させ、1回の連続的なパス(パス矢印
97で示すように)を行い、ディザースプリング50を
開始時から仕上げ状態に機械加工する。この1回のパス
による機械加工工程は、主として、ディザースプリング
構造体設計のスリット69及び空隙84(図2参照)に
より行われる。このディザースプリング50は、図1の
公知のディザースプリング構造体10に対して必要とさ
れるように、切断要素を多数回作動させ且つパスさせる
場合と比較して切断要素95を連続的に1回パスさせる
だけで形成することができるから、ディザースプリング
構造体50の製造はより経済的で且つ時間がかからな
い。
【0019】本発明は好ましい実施の形態に関して説明
したが、当業者は、本発明の精神及び範囲から逸脱せず
に、形態及び細部の点にて変更を加え得ることが理解さ
れよう。 [図面の簡単な説明]
【図1】リングレーザジャイロスコープ(RLG)用の
公知のディザースプリング構造の平面図である。
【図2】本発明によるRLG用のディザースプリング構
造体の平面図である。
【図3】本発明による図2のディザースプリング構造体
の製造方法を示す平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブリンツ,ウィリアム・エム アメリカ合衆国ミネソタ州55014,リ ノ・レイクス,カイオウト・トレイル 466 (72)発明者 ジョンソン,カール・ディー アメリカ合衆国ミネソタ州55116,セン ト・ポール,ナイルズ・アベニュー 2084 (56)参考文献 特開 昭58−61405(JP,A) 特開 昭62−228112(JP,A) 米国特許4847855(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 19/66 H01S 3/083

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングレーザジャイロスコープ用のディ
    ザースプリングにおいて、 中央ハブと、 ディザースプリングを慣性力プラットフォームに取り付
    けるべく該中央ハブから半径方向外方に伸長する複数の
    三角形形状のローブにして、各ローブが、取付用穴から
    ローブの外面まで半径方向に伸長するスリットを有して
    いる、複数の三角形形状のローブと、 中央ハブから半径方向外方に伸長する複数の可撓性の半
    径方向リードにして、それぞれ1つのリードが各対の互
    いに隣接するローブ間に配置されるようになされてい
    る、複数の可撓性の半径方向リードと、 ディザースプリングをリングレーザジャイロスコープの
    ジャイロスコープ用ブロックに取り付ける円環状外縁部
    とを備え、該外縁部が、互いに間隔をおかれた複数の円
    弧状部分にして、それぞれ1つの円弧状部分がリードの
    各々の半径方向外端に位置するようになされた複数の円
    弧状部分により画成され、該円弧状部分の各々が、それ
    ぞれのリードの各側部に対し互いに反対方向で且つ横断
    方向に伸長する第一及び第二の張出し要素を備え、それ
    ぞれ1つのリードの第一の張出し要素の自由端が隣接す
    るリードの第二の張出し要素の自由端から隔てられて熱
    応力除去部分を形成している、ディザースプリング。
  2. 【請求項2】 請求項1のディザースプリングにおい
    て、ローブの半径方向に伸長するスリットが、隣接する
    リードの第一及び第二の張出し要素の自由端間の空間と
    整合している、ディザースプリング。
  3. 【請求項3】 請求項1のディザースプリングにおい
    て、リードの可撓性が、円環状縁部の円弧状部分がハブ
    に対して回転するのを許容するようになされている、デ
    ィザースプリング。
  4. 【請求項4】 リングレーザジャイロスコープ用のディ
    ザースプリングの製造方法において、 材料ブランクを提供するステップと、 中央ハブと、該中央ハブから半径方向外方に伸長する複
    数の三角形形状のローブと、中央ハブから半径方向外方
    に伸長する複数の可撓性のリードにして、それぞれ1つ
    のリードが各対の互いに隣接するローブ間に配置される
    ようになされている、複数の可撓性の半径方向リード
    と、互いに間隔をおかれた複数の円弧状部分にして、そ
    れぞれ1つの円弧状部分がリードの各々の半径方向外端
    に位置するようになされた複数の円弧状部分により画成
    された円環状外縁部と、を有するディザースプリングを
    形成し得るように材料ブランクから1回の連続的なパス
    にて材料を除去するステップとを備え、 円弧状部分の各々が、それぞれのリードの各側部に対し
    互いに反対方向で且つ横断方向に伸長する第一及び第二
    の張出し要素を備え、それぞれ1つのリードの第一の張
    出し要素の自由端が隣接するリードの第二の張出し要素
    の自由端から隔てられるようにする、ディザースプリン
    グの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の方法において、ディザースプ
    リングを形成すべく材料ブランクから連続的な1回のパ
    スにて材料を除去するステップが、 取付用穴にして、該取付用穴からローブの外面まで半径
    方向外方に伸長するスリットを有する取付用穴を形成し
    得るように複数の三角形形状のローブの各々から材料を
    除去することを含む、方法。
  6. 【請求項6】 請求項4の方法において、ディザースプ
    リングを形成すべく材料ブランクから連続的な1回のパ
    スにて材料を除去するステップが、 ディザースプリングを形成すべく材料ブランクから1回
    の連続的なパスにて材料を機械加工するステップを含
    む、方法。
  7. 【請求項7】 請求項6の方法において、ディザースプ
    リングを形成すべく材料ブランクから連続的な1回のパ
    スにて材料を機械加工するステップが放電加工を使用し
    て行われる、方法。
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