JP3375615B2 - 光ディスクの再生方法及び再生装置 - Google Patents

光ディスクの再生方法及び再生装置

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JP3375615B2
JP3375615B2 JP2001173793A JP2001173793A JP3375615B2 JP 3375615 B2 JP3375615 B2 JP 3375615B2 JP 2001173793 A JP2001173793 A JP 2001173793A JP 2001173793 A JP2001173793 A JP 2001173793A JP 3375615 B2 JP3375615 B2 JP 3375615B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの再生
方法及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は特開平4−114369号公報
に示されている従来の光ディスク記録再生装置のブロッ
ク回路図で、1はビデオ信号やオーディオ信号等をディ
ジタル情報に変換するためのA/D変換器、2は情報圧
縮手段、3は上記圧縮情報をフレーム周期の整数倍に等
しいセクタ情報に変換するフレームセクタ変換手段、4
はエンコーダ、5は記録媒体での符号間干渉を小さくす
るため所定の変調符号に変換するための変調器、6は上
記変調符号に従ってレーザ光を変調するためのレーザ駆
動回路、7はレーザ出力スイッチである。
【0003】また、8は上記レーザ光を出射するための
光ヘッド、9は光ヘッド8から出射される光ビームをト
ラッキングするためのアクチュエータ、10は光ヘッド
8を送るためのトラバースモータ、11は光ディスク1
2を回転させるためのディスクモータ、19はモータ駆
動回路、20はモータ制御回路である。また、13は光
ヘッド8からの再生信号を増幅するための再生アンプ、
14は記録された変調信号からデータを得るための復調
器、15はデコーダ、16はフレームセクタの逆変換手
段、17は上記圧縮情報を伸長するための情報伸長手
段、18は伸長された情報を例えばアナログビデオ信号
やオーディオ信号に変換するためのD/A変換器であ
る。
【0004】図14はディジタル動画情報を圧縮して電
送・蓄積するために規格化が進められているMoving
Picture coding Experts Group(以下、
「MPEG」という)方式のデータ配列構造(レイヤ構
造)を簡略化して表したものである。図において、21
は複数のフレーム情報からなるGroup of Pictur
e(以下、「GOP」という)、22はいくつかのピク
チャ(画面)から構成されるGOPレイヤ、23は1画
面をいくつかのブロックに分割したスライス、24はい
くつかのマクロブロックから構成されるスライスレイ
ヤ、25はマイクロブロックレイヤ、26は8画素×8
画素で構成されるブロックレイヤである。
【0005】このマイクロブロックレイヤ25は、例え
ばMPEG方式においては、符号化の最少単位は8×8
画素からなるブロックで、このブロックが離散コサイン
変換(Discreat Cosine Transform)(以下、「DC
T」という)を行う単位である。このとき、隣接する4
つのY信号ブロックと、これらに位置的に対応する1個
のCbブロック、および1個のCrブロックの合計6ブ
ロックをマクロブロックと呼ぶ。このマクロブロックを
複数個まとめてスライスが構成される。また、マクロブ
ロックは、動き補償予測の最小単位であり、動き補償予
測のための動きベクトルは、マクロブロック単位で行わ
れる。
【0006】図15は17画面を1GOPとする時の符
号化構造を示した図で、図において、27はフレーム内
DCTを行う映像情報であるI−picture、28
は前方向の動き補償を行うDCT符号化による映像情報
であるB−picture、29は時間的に前後に位置
する上記I−pictureおよびP−picture
を参照画面として動き補償を行ったDCT符号化が行わ
れるP−pictureである。また、図16は10画
面を1GOPとしたときの符号化構造を示した図、図1
7は15画面を1GOPとしたときの符号化構造を示し
た図である。
【0007】次に、従来の動作を図において説明する。
ディジタル映像情報の圧縮技術が進むにつれ、上記圧縮
情報を光ディスクに記録することにより、従来のVTR
等に代表されるようなテープ媒体に比べて検索性にすぐ
れ、きわめて使い勝手の良い映像ファイリング装置を実
現することが可能となっている。またこのようなディス
クファイル装置はディジタル情報を扱うため、アナログ
ビデオ信号を記録する場合に比べてダビング劣化が無い
他、光記録再生であるため非接触で信頼性に優れたシス
テムが実現できる。
【0008】従来、このような圧縮動画情報を光ディス
クに記録する場合は、図13のブロック図に示されるよ
うな光ディスクレコーダに図14で示される例えばMP
EG方式のようなディジタル圧縮動画情報を記録するこ
ととなる。このとき、A/D変換器1にてディジタル化
された映像情報は、情報圧縮手段2によって例えばMP
EG方式等の標準圧縮動画方式に変換される。この圧縮
情報はエンコードされるとともにディスクの符号間干渉
の影響を小さくするための変調を行い、光ディスク12
に記録される。この時、例えば各GOP単位でのデータ
量はほぼ同じ量になるようにし、またフレーム周期の整
数倍に等しいセクタに振り分けることによって、GOP
単位での編集等が可能となることは明かである。
【0009】また、再生時においては、光ディスク12
に記録された映像情報を、再生アンプ13にて増幅し、
復調器14およびデコーダ15にてディジタルデータに
復元した後、フレームセクタ逆変換手段16にてアドレ
ス,パリティ等のデータを取り除いた純粋な映像元デー
タとして復元する。さらに情報伸長手段17にて例えば
MPEG複号化を行うことで映像信号として再現し、D
/A変換器18によってモニタ等に表示可能となる。
【0010】ここで上述したように、ディジタル動画圧
縮方法としてMPEG方式を用いると、第15から図1
7に示したように、フレーム内DCTによる圧縮I−p
icture27と、前方向の動き補償を行うDCT符
号化による映像情報であるB−picture28、お
よび時間的に前後に位置する上記I−pictureお
よびP−pictureを参照画面として動き補償を行
ったDCT符号化が行われるP−picture29が
いくつか組合わさった符号化構造をそのままディスク内
に記録することとなる。
【0011】このとき、上記I−pictureはフレ
ーム内DCTを行っているため、この情報単独で画像再
生を行うことが可能であるが、P−pictureは前
方向の動き補償を行っているため上記I−pictur
eを再生した後でなければ画像再生を行うことが出来な
い。またB−pictureは、両方向からの予測画面
であるため前後にある上記I−pictureまたはP
−pictureを再生した後でなければ再生不可能で
ある特徴を有している。この場合、当然両方向予測を行
っているB−pictureが最もデータ量が少なく、
符号化効率が良い。
【0012】しかし、このB−pictureは単独で
再生できないためI−pictureやP−pictu
reを必要とするが、その分B−pictureの枚数
を増やすと処理回路におけるバッファメモリ量が増える
とともに、データ入力から映像再生までの遅延時間が増
大する問題がある。しかし、光ディスク等に代表される
蓄積系メディアにおいては、長時間記録のために圧縮効
率の良い符号化方式が望まれる他、上記映像再生の遅延
時間はあまり問題にならないため、図15〜図17に示
すような符号化方式が適している。
【0013】次に、このような符号化構造を持つデータ
をディスクに記録した場合、画像検索や高速再生がどの
ように行われるかを見てみると次のようになる。図17
に示すような符号化構造を持つ場合、I−pictur
e単位で再生すれば高速再生が可能である。この場合、
I−pictureを再生した後すぐにトラックジャン
プを行い、次の、または前のGOPへアクセスし、そこ
でI−pictureを再生する。このような動作を繰
り返すことによって、図17の場合には15倍速、図1
6では10倍速の整数倍に送りスピードが限定された高
速送り再生や戻し再生が実現できる。
【0014】しかし、実際の映像検索においては、あま
り高速すぎると人間の目に認識しずらくなり、大体の映
像シーンを確認する場合では上述の10倍速以上の高速
検索が適当であるが、大体のシーン検索を行った後細部
の映像ポイントを検索する場合では、数倍速の早送りや
戻し再生が必要となる。そのため有効な映像検索を行う
ためには、数十倍速から数倍速までの広範囲な特殊再生
が必要となってくることは明かである。しかし、実際に
は、例えばMPEG方式の圧縮データを用いた場合で
は、図15〜図17の符号化構造においてP−pict
ureを再生しようとすれば、結果的にそれまでのB−
pictureも再生してしまい、実際には4〜8倍速
を実現することは困難であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の再生方法は、上
述のような符号化構造をそのままディスクに再生する方
法であるため、特殊再生を行おうとすると、I−pic
ture単位でしか再生できなかった。そのため1GO
P内に含まれるフレーム枚数またはその整数倍に相当す
る早さでしか、早送りまたは戻し再生が不可能であっ
た。
【0016】また、従来の例で示したディジタル映像の
記録フォーマットにおいては、I−picture,P
−picture,B−pictureの配列が時間軸
上に順番に整列しているため、特殊再生方法としては、
以下のような方法に限定されてくる。
【0017】特に従来のディジタル動画映像を記録する
システムにおいて、最も基本的な特殊再生を行う方法と
しては、ディスク最内周のTOCエリアに記録してある
情報を用いて特殊再生を行う方法である。この場合は、
TOCエリアに記録されたシーンチェンジの先頭アドレ
スや、ビデオファイルの先頭アドレスに従い、上記アド
レスに記憶されているI−pictureのディジタル
動画映像を読み込み、これを順次再生することで特殊再
生が可能となる。
【0018】この場合の光ディスクの読出動作は、図1
8のフローチャートで表される。このフローチャート
は、ディスク最内周のTOCエリア内に記録されている
動画映像情報のシーン先頭部分のアドレスに基づいて特
殊再生を行う場合を示しており、まず、TOCエリアへ
ジャンプし、シーン先頭アドレスを内部メモリに記憶し
た後、上記記憶されたアドレスジャンプするとともに、
ジャンプしたGOP内のI−pictureを再生する
とともに、画面表示し、次のジャンプ先アドレスに移動
する動作を繰り返す。
【0019】しかし、このような方法では、TOC内に
大量の検索先アドレスを記憶しなければならず、記録す
るたびにTOC情報を書き換える動作を行わなければな
らない。
【0020】また特殊再生時に、P−pictureの
再生も行おうとするとB−pictureのデータをス
キップする必要があるが、実際にはI−picture
やB−pictureやP−pictureが順次ディ
スク上に記録されているため、トラックジャンプを行っ
た場合回転待ちなしでP−pictureを再生するこ
とが不可能な場合があった。
【0021】また、上述のフレーム内DCTで符号化さ
れたI−pictureのデータ量は他のP−pict
ureやB−pictureに比べて大きいため、数十
倍速もの超高速再生を行うためには、データ入力時間が
不足するため実現出来ないという問題があった。
【0022】また、ディスク上の任意の位置から所望の
GOPを検索する場合、各GOPの先頭位置(一般的に
はビデオ映像のタイムコードやアドレスが記録されてい
る)を検索するのに数回の検索動作が必要となるという
問題があった。
【0023】また、動画映像情報中のシーンチェンジ位
置がわからないため、シーン単位の検索ができなくなる
という問題があった。本発明はかかる問題を解決するこ
とを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスクの再
生方法は、フレーム内DCTが行われた映像情報である
I−picture、前方向の動き補償が行われたDC
T符号化による映像情報であるP−picture、及
び、時間的に前後に位置する前記I−picture、
P−pictureを参照画面として動き補償が行われ
DCT符号化による映像情報であるB−pictur
eを含む映像情報ブロックから構成されたディジタル映
像情報が記録された光ディスクであって、前記光ディス
クが、セクタから構成され、前記映像情報ブロックはI
−picture、P−picture、B−pict
ureよりも先頭側に、当該映像情報ブロックの属性デ
ータが記録された領域を有し、前記属性データが記録さ
れた領域は、その先頭にセクタに対応するアドレスを有
し、かつ、前記映像情報ブロック内の少なくともI−p
ictureを再生する再生時における当該映像情報ブ
ロック内の映像情報の配置を示す配置情報と、次のジャ
ンプ先のセクタに対応するアドレスと、前記再生時にお
ける映像情報ブロックを再生すべきか否かを特定するた
めのデータとを含むものであり、前記ジャンプ先のセク
タに対応するアドレスは、当該ジャンプ先の映像情報ブ
ロックの属性データが記録された領域のアドレスである
光ディスクを再生する方法であって、再生時、前記属性
データが記録された領域の前記属性データを再生し、前
記再生時における映像情報ブロックを再生すべきか否か
を特定するためのデータに従って、当該データが映像情
報ブロックを再生しないとのデータである場合には当該
映像情報ブロックの再生を行わずに前記ジャンプ先のセ
クタに対応するアドレスに基づいて次の映像情報ブロッ
クへのジャンプを行い、一方、当該データが映像情報ブ
ロックを再生するとのデータである場合には前記配置情
報に基づいて前記映像情報ブロック内の少なくともI−
pictureを再生し、その後前記ジャンプ先のセク
タに対応するアドレスに基づいて次の映像情報ブロック
へのジャンプを行い、前記ジャンプを繰り返すことによ
り、順次再生を行うことを特徴とする。
【0025】また、前記属性データが記録された領域に
含まれた、前記再生モードにおける映像情報ブロックを
再生すべきか否かを特定するためのデータは、前記映像
情報ブロック内のシーンチェンジの有無を示す情報であ
ることを特徴とする。
【0026】また、前記シーンチェンジが、映像の時間
的な輝度及び色情報の変化から検出されたものであるこ
とを特徴とする。
【0027】また、前記映像情報ブロックがGOP(gr
oup of picture)であることを特徴とする。
【0028】本発明にかかる光ディスクの再生装置は、
フレーム内DCTが行われた映像情報であるI−pic
ture、前方向の動き補償が行われたDCT符号化に
よる映像情報であるP−picture、及び、時間的
に前後に位置する前記I−picture、P−pic
tureを参照画面として動き補償が行われたDCT符
号化による映像情報であるB−pictureを含む
像情報ブロックから構成されたディジタル映像情報が記
録された光ディスクであって、前記光ディスクが、セク
タから構成され、前記映像情報ブロックはI−pict
ure、P−picture、B−pictureより
先頭側に、当該映像情報ブロックの属性データが記録
された領域を有し、前記属性データが記録された領域
は、その先頭にセクタに対応するアドレスを有し、か
つ、前記映像情報ブロック内の少なくともI−pict
ureを再生する再生時における当該映像情報ブロック
内の映像情報の配置を示す配置情報と、次のジャンプ先
のセクタに対応するアドレスと、前記再生時における
像情報ブロックを再生すべきか否かを特定するためのデ
ータを含むものであり、前記ジャンプ先のセクタに対
応するアドレスは、当該ジャンプ先の映像情報ブロック
の属性データが記録された領域のアドレスである光ディ
スクを再生する再生装置であって、前記光ディスクを回
転させるディスクモータと、前記光ディスクに光を照射
するとともに、該光ディスクが反射した光を受光する光
ヘッドとを備え、再生時、前記属性データが記録された
領域の前記属性データを再生し、前記再生時における映
像情報ブロックを再生すべきか否かを特定するためのデ
ータに従って、当該データが映像情報ブロックを再生し
ないとのデータである場合には当該映像情報ブロックの
再生を行わずに前記ジャンプ先のセクタに対応するアド
レスに基づいて次の映像情報ブロックへのジャンプを行
い、一方、当該データが映像情報ブロックを再生すると
のデータである場合には前記配置情報に基づいて前記映
像情報ブロック内の少なくともI−pictureを再
生し、その後前記ジャンプ先のセクタに対応するアドレ
スに基づいて次の映像情報ブロックへのジャンプを行
い、前記ジャンプを繰り返すことにより、順次再生を行
うことを特徴とする。
【0029】また、前記属性データが記録された領域に
含まれた、前記再生モードにおける映像情報ブロックを
再生すべきか否かを特定するためのデータは、前記映像
情報ブロック内のシーンチェンジの有無を示す情報であ
ることを特徴とする。
【0030】また、前記シーンチェンジが、映像の時間
的な輝度及び色情報の変化から検出されたものであるこ
とを特徴とする。
【0031】また、前記映像情報ブロックがGOP(gr
oup of picture)であることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の光ディスク装置の記録系を示すブロック回
路図である。図において、30はアナログビデオ信号を
ディジタルに変換するためのA/D変換器、31はディ
ジタルビデオ信号の動きベクトルを検出するための動き
検出器、32は映像情報を周波数成分に分解するための
離散コサイン変換器、33は適応量子化器、34は逆量
子化器、35は周波数成分からもとの映像情報に復元す
るための逆離散コサイン変換器、36はフレームメモ
リ、37は可変長符号化器、38はバッファメモリ、3
9はアドレス情報や属性データを付加するためのフォー
マットエンコーダ、40は画面の前後の色情報を比較す
る色情報比較器で、特に動きベクトル検出によって動き
補償した後の参照画面において、時間的にずれた画面の
前後の色成分を比較するものである。41は画面の前後
の輝度情報を比較する輝度情報比較器、42は両比較器
40,41の出力に基づいてシーンチェンジの有無を判
定するシーンチェンジ判定器で、40,41,42でシ
ーンチェンジ検出部100を構成している。43は符号
間干渉の影響を少なくするための変調回路、44は変調
回路からの情報に基づきレーザを変調させるためのレー
ザ変調回路、45は光ディスク装置におけるサーボ回
路、46はシステムコントローラである。
【0033】図2は本実施の形態1におけるディジタル
動画映像データの記録フォーマットを示す図である。図
2(a)において、47はサンプルサーボフォーマット
のウオブルピットまたは連続案内溝方式におけるトラッ
クオフセット補正用の鏡面部、48はゾーン角速度一定
回転(CAV)方式のディスクにおける現在ゾーンを示
すゾーンアドレス、49はビデオGOPの先頭を示すヘ
ッダおよびGOPのアドレスを示すビデオGOPアドレ
ス、50はビデオ信号の属性データを記録するためのビ
デオ属性データ、51はI−pictureの先頭を示
すI−pictureヘッダ、52は49〜51で構成
されるビデオヘッダ、53はI−pictureデー
タ、54はサーボピットまたは鏡面によって分割された
第2のI−pictureデータ、55は54と同様に
分割された第3のI−pictureデータ、56はP
−pictureヘッダ、57,58は54と同様に分
割されたP1-pictureデータである。
【0034】また、図2(b)はビデオ属性データ50
内に記録される詳細なフォーマット構造を示す図で、5
9はディジタル映像データ配列のスケーラビリティモー
ド(階層構造の種類)、60はGOP内のフレーム枚
数、61はGOP内のI・B・P−pictureの配
列等を定めたGOP内構造、62はI−picture
内のデータ配列構造/位置、63はGOP内の映像がパ
ンであるかズームであるかシーンチェンジを含むかどう
かなどの詳細属性データ、64は複数のGOPから形成
される1つのビデオエリアのタイムコード、65は特殊
再生時のジャンプ先アドレス、66は音声モード、67
は静止画モード、68は予備エリア、47はウオルブピ
ット/鏡面部で、図12に示す光ディスクにプリフォー
マットされたウオルブピット、または図11に示す連続
案内溝中に設けられた鏡面部に相当するものである。
【0035】また、図3は、図2のフォーマットで記録
された映像データを、ディスク回転数をアップさせて高
速再生した場合のディスク回転数の変化を表した図であ
る。
【0036】図4はビデオGOPの先頭部分のビデオ属
性データエリア内に書き込まれている特殊再生時のジャ
ンプ先アドレスに基いて特殊再生を行う場合のフローチ
ャートである。
【0037】図5はビデオGOPの先頭部分のビデオ属
性データ内に書き込まれているシーンチェンジの有無を
記録したデータに基づいて特殊再生を行う場合のフロー
チャートである。
【0038】図6はGOP内のI−pictureとP
−pictureのみを連続して再生するような特殊再
生を行う場合のフローチャートである。
【0039】次に、実施の形態1の動作を図について説
明する。例えばMPEGに代表されるようなビデオ信号
は図1に示されるようなディジタルビデオエンコード処
理を行ってディスクに記録される。この時まず、アナロ
グビデオ信号はA/D変換器30によってディジタルデ
ータに変換された後、動きベクトル検出器31により動
きベクトルを検出し、参照画像と比較された3次元方向
に圧縮された後、離散コサイン変換器32によって周波
数方向(2次元方向)に離散化し、適応量子化器33に
よって量子化、可変長符号化が行われる。
【0040】このようにして得られた圧縮ディジタル動
画情報は、バッファメモリ38やフォーマットエンコー
ダ39によってアドレスやヘッダ,属性データ等が加え
られ、光ディスクに記録すべき信号としてフォーマット
化される。この時、逆離散コサイン変換器35の出力に
接続されるフレームメモリ36は、その前後を比較した
り、動きベクトル検出器31により急激な画像の変化を
検出することによってシーンチェンジの判定を行うこと
が可能となる。
【0041】この場合は特に、色情報比較器40や輝度
情報比較器41の結果に基づき、色情報と輝度情報とを
別々に時間軸方向に比較し、おのおのの画面単位での変
化量および変化速度等比較を行うことで、シーンチェン
ジ判定器42にて正確なシーンチェンジの判定を行うこ
とが可能となる。
【0042】このシーンチェンジ判定器42からの出力
は、図2のビデオ属性データ50内に、シーンチェンジ
の有無として記憶される。また、図2(a)のフォーマ
ットにおいては、ビデオ属性データ50に、シーンチェ
ンジの有無の他、特殊再生時におけるジャンプ先アドレ
スや、GOP内構造やGOP内ピクチャ枚数、スケーラ
ビリティーモード、タイムコード等を書き込むことが可
能であるため、これら属性データに基づいた特殊再生等
が可能である。
【0043】図2はそのためのディジタル動画映像デー
タ記録フォーマットを示した図で、I−picture
とP−pictureとが隣接するとともに、ビデオ属
性データ50をGOPの先頭部分に配置している。記録
時においては、図1に示すディジタル動画映像記録回路
におけるシーンチェンジ判定器42の判定結果に基づ
き、図2におけるビデオ属性データ50内にシーンチェ
ンジの有無を記憶するとともに、特殊再生時のジャンプ
先アドレスを記憶する。この際ディジタル動画映像記録
回路にはバッファメモリ38が存在するため次の映像処
理をしている間、記録データはバッファメモリ38にま
だ保持されているので、ジャンプ先アドレスの記憶が可
能となる。
【0044】例えば、次のGOPがジャンプ再生を必要
としないような映像(例えば動きの早い映像の連続であ
る場合,前のGOPと同じような静止画的映像)である
場合、次のGOPを飛び越し再生する必要の無いことを
属性データ内に記憶し、次のGOPが再生の必要有りの
場合、必要有りのフラグを立てることにより、このビデ
オ属性データ50のみを順次再生し、再生の必要がある
フラグが立っている場合のみ、そのフラグが立っている
次のGOPを再生する動作を繰り返すことで特殊再生が
可能となる。
【0045】また、この場合は、上記フラグでなくて直
接ジャンプ先アドレスの指定であってもよい。また、逆
方向再生の場合はバッファメモリ38の容量が大きくな
くても、上記ジャンプ先アドレスの記憶や前GOPの再
生の要否を示すフラグの設定が容易に実現できることは
言うまでもない。
【0046】この場合の光ディスクの読出動作は、図5
のフローチャートのように示され、まずGOP先のアド
レスを検出した後ビデオ属性データ50を読み込み、シ
ーンチェンジの有無に従って、シンチェンジがある場合
はそのGOPのI−pictureを再生し、無い場合
は次のGOPにジャンプすることで特殊再生を続けるこ
とが可能となる。
【0047】また、図4のフロチャートに示すように、
ビデオ属性データ50に記憶されているジャンプ先アド
レスを読み込むことにより、特殊再生を行うことが可能
となる。この場合は、ビデオ属性データ50を読み込む
ことでジャンプ先アドレスを記憶するとともに、これに
基づきI−pictureを再生し、またトラックジャ
ンプを続けることで特殊再生を行う。
【0048】このような方法を用いることによって、デ
ィスク上に形成された複数のGOPの中から必要なGO
Pのみを順次再生するような特殊再生が可能となる。こ
れらの場合は、あくまでも静止画像の連続か、シーンの
先頭部分における静止画像の連続再生となる。
【0049】また、I−pictureとP−pict
ureを連続して再生するような特殊再生時において
は、図6のフローチャートのように表される。このとき
はビデオヘッダ検出後I−pictureとP−pic
tureを読み込み、B−pictureヘッダを検出
後トラックジャンプ行い、次のGOPにおけるビデオヘ
ッダから同様の動作を繰り返す。しかし、実際には、1
GOP内のI−pictureとP−pictureの
データ量が多いため、この方法では特殊再生倍率はあま
り大きくならないと考えられる。
【0050】実施の形態2.次に、実施の形態2を図に
ついて説明する。図7(b)は図2(a)のフォーマッ
トで記録された映像データを、トラックジャンプを行う
ことによって高速再生する場合のデータ読みだし方法を
示した図、図7(b)はビデオヘッダ52の部分のディ
スク上の配置を示した図、図7(c)はビデオヘッダの
部分でのトラックジャンプの様子を示した図である。
【0051】図8はI−pictureとP−pict
ureとの配置をGOPごとに前後入れ換えることによ
ってトラックジャンプ時のI−picture再生を、
回転待ちを最小限に抑えて行えるようにしたもので、図
において、69はオーディオ信号の先頭を示すオーディ
オヘッダ、70はオーディオデータ、71はビデオデー
タの先頭を認識するためのビデオデータ認識パリティ、
72は2番目のP−pictureの先頭を示すP2-
pictureヘッダ、73はP2-pictureデ
ータ、74はB−pictureの先頭を示すB−pi
ctureヘッダ、75〜79はB1-picture
データ、80はGOPの終了を示すエンドマークであ
る。
【0052】図9はI−pictureとP−pict
ureとB−pictureとの映像情報配置をGOP
単位で入れ換えることによって、トラックジャンプ時の
I−picture再生を、回転待ちを最小限に抑える
ようにしたもので、図において、81〜88はB−pi
ctureデータである。
【0053】次に、実施の形態2の動作を図について説
明する。図7(a)では、GOP内のデータ配列が、I
−picture,P−picture,B−pict
ureの順番に整列している。この場合特殊再生を行う
ためには、例えば図2におけるビデオGOPアドレス4
9やビデオ属性データ50を含むビデオヘッダ52を読
み込んだ後、I−pictureを再生し、その後P−
pictureやB−pictureを飛ばして次のG
OPのI−picture再生を繰り返すことで特殊再
生が可能となる。
【0054】しかし、この場合、1GOPあたりのI−
pictureのデータ占有率が2次元圧縮であるため
かなり大きく、例えばB−pictureの3画面分か
ら5画面分のデータ量を有してしまうため、P−pic
tureやB−pictureの再生を飛ばしても、あ
まり特殊再生効率は大きくならない他、回転待ち時間が
発生し、その分でも特殊再生倍率は大きくできない問題
がある。しかし図16の1GOPが10画面または図1
7の15画面の場合、2倍速または3倍速程度の特殊再
生は可能となる。
【0055】そのため、回転待ち時間を少なくするため
には、図8に示すようなデータ配列が考えられる。この
場合のデータ配列は、隣接するGOP間でI−pict
ureとP−pictureとの順序を入れ換えること
である。図8の場合では、ちょうど第1のGOPにおけ
るI−pictureを再生し終わった後、トラックジ
ャンプを行いその直後または一定のサーボ安定期間を経
て次のGOPにおけるI−pictureが再生できる
ような配列となっている。
【0056】またさらに、図9に示すようにI−pic
tureとP−pictureとB−pictureと
の3つをGOP単位に順次入れ換えることによって図8
の場合よりもよりI−pictureの連続データ入力
が可能なような方法が考えられる。この場合3つのGO
P間でのI−pictureの連続読みだしが可能とな
るため、図15や図16のGOP構成においては、上記
3つのGOPにおけるI−pictureの連続再生
で、ほぼなめらかな特殊再生が可能となる。
【0057】以上のようにGOP内における単独で再生
可能なI−pictureのデータを、各GOP間で回
転待ちなく再生可能とすることで、実施の形態1とは異
なり、なめらかな連続動画による特殊再生が可能とな
る。
【0058】実施の形態3.図10は本発明の実施の形
態3における連続案内溝方式でのディスク上のフォーマ
ット配列を示したものである。また、図11は本実施の
形態3におけるサンプルサーボ方式におけるディスク上
のフォーマット配置を示したものである。また、図12
は、本実施の形態3の特殊再生時にディスクの回転数を
高くするデータ読み出し動作のフローチャートである。
【0059】次に、実施の形態3の動作について説明す
る。一般的に光ディスクの記録密度を高くするために
は、CAV記録(回転数一定記録)ではなく、CLV記
録(線速度一定記録)が望ましい。しかし、この場合は
映像データの先頭部分や、I−pictureの配置等
がディスク上で定まらず、特にI−pictureの配
置等がランダムになるため、上記実施の形態1や実施の
形態2の動作が難しくなる。そのためディスクを図10
や図11のようにゾーン分割し、おのおののゾーンでG
OPの先頭領域をディスク半径方向にそろえることが考
えられる。
【0060】この場合、各ゾーンにおいて、ディスクモ
ータの回転数を変化させることにより線記録密度を各ゾ
ーン間でほぼ一定にしたり、逆にモータ回転数は一定で
記録再生でのデータクロックを変化させることで上記各
ゾーン間の線記録密度を一定にすることも可能である。
【0061】しかし、この場合は各ゾーン間でのディス
ク1周あたりの記録容量が異なるため、1GOPあたり
の記録容量がディスク1周の記録容量の整数倍となるよ
うにゾーンの分割を設定することで実現可能である。例
えば、内周領域でのゾーンにおいては1GOP=5トラ
ックであるのに対し、外周領域のゾーンにおいては1G
OP=2トラックのように配置することも可能である。
【0062】また、必ず整数倍にならずとも、ディスク
1/2周のデータ量整数倍となるようにゾーンの分割を
設定するとより細かく、さらにディスク1/4周のデー
タ量の整数倍となるようにゾーン設定を行うことでさら
に細かいゾーン分割が可能である。
【0063】またこの場合、サンプルサーボにおけるサ
ーボピット(ウオブルピット)や、連続案内溝方式にお
ける鏡面部の直後にビデオ情報におけるGOPのアドレ
スを書き込み、さらにGOPアドレスが記録されている
部分の鏡面部またはウオブルピットを他の部分と長さ等
を異なるように配置することにより、検索時における検
索の目安として光ヘッドからの和信号(反射信号)を用
いることが可能となる。
【0064】また、このような光ディスクを用いたディ
ジタル動画映像を記録再生するシステムにおいては、上
述した実施の形態1および実施の形態2で示すトラック
ジャンプを用いた特殊再生方式の他に、連続再生時ディ
スク回転数をアップさせることにより特殊再生を行うこ
とも可能である。例えば、ディスク回転数を2倍程度ア
ップさせた場合、転送レートが2倍になるがデータ再生
は可能で、この時I−pictureやP−pictu
reのみを再生することで例えば2倍速再生が可能とな
る。
【0065】また、ディスク回転数を4倍や8倍にする
とデータ速度が大きくなりすぎ、実際のデータ検出が不
可能になる場合がある。この場合は、図3に示すよう
に、I−picture再生時やP−picture再
生時においてはディスク回転数を再生可能な線速度にな
るまで低下させるとともに、B−pictureが記録
されている領域においてはディスク回転数をアップさせ
ることによっても実現可能である。
【0066】このときの光ディスクのドライブ動作は、
図12のフローチャートのように表され、まず、回転数
をn倍にアップさせたのちビデオヘッダを検出してI-p
icutreデータを読み出し、次のGOPへジャンプする動
作を繰り返す。この場合、ビデオ属性データ50にI−
pictureの配置を記憶しておくことによってディ
スクモータの加速領域や減速領域を設定することができ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明にかかる光ディスクの再生方法
び再生装置によれば、特殊再生時において再生が必要な
映像情報を予め定めておくことにより滑らかな特殊再生
を実現できる。特に、シーンチェンジを含むディジタル
映像情報が記録された光ディスクにおいても違和感の少
ない特殊再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の記録系のブロック回
路図である。
【図2】 実施の形態1のディジタル動画映像データ記
録フォーマットを示す図である。
【図3】 実施の形態1の映像データを高速再生した場
合のディスク回転数の変化を示す図である。
【図4】 実施の形態1のビデオ属性データに書き込ま
れているジャンプ先アドレスに基づいて特殊再生を行う
場合のフローチャートである。
【図5】 実施の形態1における特殊再生時の光ディス
クのデータ読み取り動作のフローチャートである。
【図6】 実施の形態1のI−pictureとP−p
ictureを連続して再生する特殊再生ときの光ディ
スクのデータ読み取り動作のフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2のディジタル映像デー
タ記録フォーマットを示す図である。
【図8】 実施の形態2のディジタル映像データ記録フ
ォーマットを示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態3のディジタル映像デー
タ記録フォーマットを示す図である。
【図10】 実施の形態3の連続案内溝方式のディスク
上のディジタル映像データ記録フォーマットを示す図で
ある。
【図11】 実施の形態3のサンプルサーボ方式のディ
スク上のディジタル映像データ記録フォーマットを示す
図である。
【図12】 実施の形態3の特殊再生時にディスクの回
転数を高くするデータ読み出し動作のフローチャートで
ある。
【図13】 従来の光ディスク記録再生装置のブロック
回路図である。
【図14】 MPEG方式のデータ配列を示す図であ
る。
【図15】 17画面を1GOPとしたときの符号化構
造を示す図である。
【図16】 10画面を1GOPとしたときの符号化構
造を示す図である。
【図17】 15画面を1GOPとしたときの符号化構
造を示す図である。
【図18】 ディスク最内周のTOCエリア内に、従来
例の記録フォーマットで記憶されているディジタル動画
映像情報のシーン先頭部分を記憶したアドレスに基づい
て特殊再生を行う場合のフローチャートである。
【符号の説明】
30 A/D変換器、31 動き検出器、32 離散コ
サイン変換器、33適応量子化器、34 逆量子化器、
35 逆離散コサイン変換器、36 フレームメモリ、
37 可変長量子化器、38 バッファメモリ、39
フォーマットエンコーダ、40 色情報比較器、41
輝度情報比較器、42 シーンチェンジ判定器、43
変調回路、44 レーザ変調回路、45 サーボ回路、
46システムコントローラ、47 ウオルブピット/鏡
面部、48 ゾーンアドレス、49 ビデオGOPアド
レス、50 ビデオ属性データ、51 I−pictu
reヘッダ、52 ビデオヘッダ、53,54,55
I−pictureデータ、56 P−picture
ヘッダ、57,58 P1-pictureデータ、5
9 スケーラビリティモード、60 フレーム枚数、6
1 GOP内構造、62 I−picture内のデー
タ配列構造/位置、63 詳細属性データ、64 タイ
ムコード、65 ジャンプ先アドレス、66 音声モー
ド、67静止画モード、68 予備エリア、69オーデ
ィオヘッダ、70 オーディオデータ、71 ビデオデ
ータ認識パリティ、72 P2-pictureヘッ
ダ、73 P2-pictureデータ、74B−pi
ctureヘッダ、75〜79 B−pictureデ
ータ、80エンドマーク、81〜88 B−pictu
reデータ、100 シーンチェンジ検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 20/10 G11B 20/12 G11B 27/10

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内DCTが行われた映像情報で
    あるI−picture、前方向の動き補償が行われた
    DCT符号化による映像情報であるP−pictur
    e、及び、時間的に前後に位置する前記I−pictu
    re、P−pictureを参照画面として動き補償
    行われたDCT符号化による映像情報であるB−pic
    tureを含む映像情報ブロックから構成されたディジ
    タル映像情報が記録された光ディスクであって前記光ディスクが、セクタから構成され、 前記映像情報ブロックはI−picture、P−pi
    cture、B−pictureよりも先頭側に、当該
    映像情報ブロックの属性データが記録された領域を有
    し、前記属性データが記録された領域は、その先頭にセクタ
    に対応するアドレスを有し、かつ、前記映像情報ブロッ
    ク内の少なくともI−pictureを再生する再生時
    における当該映像情報ブロック内の映像情報の配置を示
    す配置情報と、次のジャンプ先のセクタに対応するアド
    レスと、前記再生時における 映像情報ブロックを再生す
    べきか否かを特定するためのデータを含むものであ
    り、 前記ジャンプ先のセクタに対応するアドレスは、当該ジ
    ャンプ先の映像情報ブロックの属性データが記録された
    領域のアドレスである光ディスクを再生する方法であっ
    て、 再生時、前記属性データが記録された領域の前記属性デ
    ータを再生し、 前記再生時における映像情報ブロックを再生すべきか否
    かを特定するためのデータに従って、当該データが映像
    情報ブロックを再生しないとのデータである場合には当
    該映像情報ブロックの再生を行わずに前記ジャンプ先の
    セクタに対応するアドレスに基づいて次の映像情報ブロ
    ックへのジャンプを行い、一方、当該データが映像情報
    ブロックを再生するとのデータである場合には前記配置
    情報に基づいて前記映像情報ブロック内の少なくともI
    −pictureを再生し、その後前記ジャンプ先のセ
    クタに対応するアドレスに基づいて次の映像情報ブロッ
    クへのジャンプを行い、 前記ジャンプを繰り返すことにより、順次再生を行うこ
    とを特徴とする光ディス クの再生方法。
  2. 【請求項2】 前記属性データが記録された領域に含ま
    れた、前記再生モードにおける映像情報ブロックを再生
    すべきか否かを特定するためのデータは、前記映像情報
    ブロック内のシーンチェンジの有無を示す情報であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ディスクの再生方法。
  3. 【請求項3】 前記シーンチェンジが、映像の時間的な
    輝度及び色情報の変化から検出されたものであることを
    特徴とする請求項2に記載の光ディスクの再生方法。
  4. 【請求項4】 前記映像情報ブロックがGOP(group
    of picture)であることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項に記載の光ディスクの再生方法
  5. 【請求項5】 フレーム内DCTが行われた映像情報で
    あるI−picture、前方向の動き補償が行われた
    DCT符号化による映像情報であるP−pictur
    e、及び、時間的に前後に位置する前記I−pictu
    re、P−pictureを参照画面として動き補償
    行われたDCT符号化による映像情報であるB−pic
    tureを含む映像情報ブロックから構成されたディジ
    タル映像情報が記録された光ディスクであって、前記光ディスクが、セクタから構成され、 前記映像情報ブロックはI−picture、P−pi
    cture、B−pictureよりも先頭側に、当該
    映像情報ブロックの属性データが記録された領域を有
    し、前記属性データが記録された領域は、その先頭にセクタ
    に対応するアドレスを有し、かつ、前記映像情報ブロッ
    ク内の少なくともI−pictureを再生する再生時
    における当該映像情報ブロック内の映像情報の配置を示
    す配置情報と、次のジャンプ先のセクタに対応するアド
    レスと、前記再生時における 映像情報ブロックを再生す
    べきか否かを特定するためのデータを含むものであ
    り、 前記ジャンプ先のセクタに対応するアドレスは、当該ジ
    ャンプ先の映像情報ブロックの属性データが記録された
    領域のアドレスである 光ディスクを再生する再生装置
    あって、 前記光ディスクを回転させるディスクモータと、 前記光ディスクに光を照射するとともに、該光ディスク
    が反射した光を受光する光ヘッドとを備え、再生時、前記属性データが記録された領域の前記属性デ
    ータを再生し、 前記再生時における映像情報ブロックを再生すべきか否
    かを特定するためのデータに従って、当該データが映像
    情報ブロックを再生しないとのデータである場合には当
    該映像情報ブロックの再生を行わずに前記ジャンプ先の
    セクタに対応するアドレスに基づいて次の映像情報ブロ
    ックへのジャンプを行い、一方、当該データが映像情報
    ブロックを再生するとのデータである場合には前記配置
    情報に基づいて前記映像情報ブロック内の少なくともI
    −pictureを再生し、その後前記ジャンプ先のセ
    クタに対応するアドレスに基づいて次の映像情報ブロッ
    クへのジャンプを行い、 前記ジャンプを繰り返すことにより、順次再生を行うこ
    とを特徴とする光ディスクの再生装置。
  6. 【請求項6】 前記属性データが記録された領域に含ま
    れた、前記再生モードにおける映像情報ブロックを再生
    すべきか否かを特定するためのデータは、前記映像情報
    ブロック内のシーンチェンジの有無を示す情報であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の光ディスクの再生装置。
  7. 【請求項7】 前記シーンチェンジが、映像の時間的な
    輝度及び色情報の変化から検出されたものであることを
    特徴とする請求項6に記載の光ディスクの再生装置。
  8. 【請求項8】 前記映像情報ブロックがGOP(group
    of picture)であることを特徴とする請求項5
    乃至7のいずれか1項に記載の光ディスクの再生装置。
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