JP3374013B2 - ロードヒーティング装置 - Google Patents

ロードヒーティング装置

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JP3374013B2 JP18761996A JP18761996A JP3374013B2 JP 3374013 B2 JP3374013 B2 JP 3374013B2 JP 18761996 A JP18761996 A JP 18761996A JP 18761996 A JP18761996 A JP 18761996A JP 3374013 B2 JP3374013 B2 JP 3374013B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の玄関先道
路、ベランダ、庭、或るいは駐車場等に施工されたロー
ドヒーティング熱交換部に、石油ボイラ等のボイラで加
熱された熱媒液を循環して融雪を行うロードヒーティン
グ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】この種のロードヒーティング装置は、例
えば、特開平5−179609号公報に開示されている
ように、熱交換器を有するボイラと融雪用放熱器とを、
往き管と戻り管によって環状に接続し、ボイラの熱交換
器で加熱された温水等の熱媒液を循環ポンプにより、融
雪用放熱器に供給するものが知られている。この従来装
置のものでは、往き管と戻り管の間にバイパス管を設け
るとともに、このバイパス管に電動式の開閉弁を設け、
さらに、戻り管に温度センサを設け、この温度センサで
検出した戻り管に戻る熱媒液の温度が所定温度よりも低
い時に、前記開閉弁を開放させることにより、融雪用放
熱器の過負荷時に、ボイラに戻る熱媒液の温度が、ボイ
ラの熱交換器に結露を招く程の低温にならないようにし
て、熱交換器の低温露点腐食を防止していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置では、バイパス管に電動式の開閉弁を設ける
とともに、戻り管に温度センサを設けているため、コス
ト高となるばかりでなく、制御の複雑化を招く難点があ
った。また、単に、往き管と戻り管の間にバイパス管を
設けただけものもあるが、その場合、融雪用放熱器の設
置面積が広くて大きな流通抵抗が往き管を流れる熱媒液
に加わると、パイパス管に流れる熱媒液の流量が増加
し、融雪用放熱器への熱媒液の必要供給能力を維持でき
ないものであった。 【0004】本発明は上述の実情に鑑みてなされたもの
であり、低コストで、ボイラの熱交換器の低温露点腐食
を防止しつつ、ロードヒーティング熱交換部への熱媒液
の供給能力を常に良好に維持できるロードヒーティング
装置の提供を目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
では、バーナ、このバーナの燃焼ガスで熱媒液を加熱す
る熱交換器及び循環ポンプを有するボイラと、ロードヒ
ーティング熱交換部とを備え、ボイラの熱交換器とロー
ドヒーティング熱交換部とが、循環ポンプを有する熱媒
液往き管と熱媒液戻り管とで環状に接続されるととも
に、循環ポンプの吐出側と熱媒液戻り管との間にバイパ
スが設けられたロードヒーティング装置であって、前記
パイパスには、略中央に絞り口が設けられるとともにこ
の絞り口の入り口側開口面積がその入り口側に加わる液
圧に応じて変化する構成の定流量弁を有する非電動の定
流量弁装置が設けられている構成である。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態例につ
いて図1ないし図4に基づき説明する。図1において、
1は物置やボイラ庫等に設置される石油ボイラ等のボイ
ラであり、このボイラ1は、液室2、及びこの液室2の
内側に形成された燃焼室3及び複数の煙管3A、3Aを
有する熱交換器4と、熱源となるガンタイプ石油バー
ナ、或るいは気化式石油バーナ等の発熱量が約13,0
00〜31,000kcal/hのバーナ5と、熱交換
器4及びバーナ5を収容した外装ケース6とから構成さ
れている。また、前記バーナ5は燃焼室3に横向きに臨
ませてある。 【0007】前記液室2の上部には途中に循環ポンプ7
を有する熱媒液往き管8の一端が接続されるとともに、
液室2の下部には熱媒液戻り管9の一端が接続されてお
り、前記循環ポンプ7は外装ケース6内の下部に配置さ
れている。また、前記熱媒液往き管8の往き側接続口8
Aと、熱媒液戻り管9の戻り側接続口9Aとの間には、
例えば、玄関先の通路に施工されたロードヒーティング
熱交換部10が往き配管11及び戻り配管12を介して
繋がれている。 【0008】前記循環ポンプ7の吐出側の熱媒液往き管
8と熱媒液戻り管9との間にはバイパス回路13を設け
ており、このバイパス回路13には常に略一定量の熱媒
液を流す定流量弁装置14を設けている。前記バイパス
回路13は、図2に示すように、一端部が熱媒液往き管
8に溶接等で接続された第1分岐管15と、一端部が第
1分岐管15に接続された略L字状で可撓性の接続パイ
プ16と、一端部が熱媒液戻り管9に溶接等で接続され
た第2分岐管17とから構成されている。 【0009】前記定流量弁装置14は、定流量弁18
と、この定流量弁18が内蔵され、かつ、軸心部に出口
側流路19が設けられた定流量弁ホルダ20と、この定
流量弁ホルダ20の出口側にネジ結合され、前記第2分
岐管17の他端を定流量弁ホルダ20に接続固定する袋
ナット21と、定流量弁ホルダ20の入口側にネジ結合
され、かつ、軸心部に入口側流路22が設けられた接続
金具23とから構成され、この接続金具23の細径部2
3Aには、前記した可撓性の接続パイプ16の他端部が
接続されている。 【0010】また、前記定流量弁18は、それの略中央
に絞り孔18Aを有しており、そして、入口側に加わる
液圧に応じて、図4に示すように変形するものである。
即ち、前記定流量弁18は、入口側に加わる液圧が高い
場合には、大きく撓んで絞り孔18Aの入口側開口面積
が小さくなり、また、入口側に加わる液圧がゼロか、著
しく低い場合には、図3に示すように、変形せずに、絞
り孔18Aの開口面積は通常のままの状態であり、その
ため、熱媒液往き管8の液圧の高低に係わらず、バイパ
ス回路13を通って略一定量の熱媒液が熱媒液戻り管9
に戻されることになる。 【0011】上述の構成において、バーナ5で燃焼が行
われると、その燃焼ガスによって液室2の熱媒液(例え
ば、不凍液)が加熱され、この加熱された液室2の熱媒
液は、循環ポンプ7の運転により熱媒液往き管8、及び
往き配管11を通ってロードヒーティング熱交換部10
に供給され、ここで、ロードヒーティング熱交換部10
の上の雪を溶かし、戻り配管12、及び熱媒液戻り管9
を通って液室2に戻るが、前記熱媒液往き管8を流れる
熱媒液の一部は、バイパス回路13を通って熱媒液戻り
管9に流れ、前記ロードヒーティング熱交換部10で放
熱した後の低温の熱媒液と混合して、その戻り熱媒液の
温度を所定温度以上に上昇させて液室2に戻る。 【0012】本実施形態例によれば、熱媒液往き管8に
流れる高温(例えば、約60〜80℃)の熱媒液の一部
をパイパス回路13によって熱媒液戻り管9へ流し、熱
交換器4の液室2に戻る熱媒液の温度を、ロードヒーテ
ィング熱交換部10の上に多量の雪が積もるような過負
荷時であっても、熱交換器4の燃焼室3や複数の煙管3
A、3Aに結露を招く程の低温にならないよう所定温度
以上に維持し、熱交換器4の低温露点腐食を防止できる
ばかりでなく、パイパス回路13の途中に、常に略一定
量の熱媒液を流す非電動の定流量弁装置14を設ける構
成としたことにより、バイパス管に電動式の開閉弁を設
け、さらに、戻り管に温度センサを設けた従来装置に比
較し、構成の簡略化が図れ、低コストとなせるととも
に、制御の複雑化を招くことがなく、その上、熱媒液往
き管8を流れる熱媒液の液圧に係わらず、パイパス回路
13を流れる熱媒液の流量を定流量弁装置14の定流量
弁18によって制限することができ、ロードヒーティン
グ熱交換部10への熱媒液の供給能力を如何なる場合で
も良好に維持できる。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ーナ、このバーナの燃焼ガスで熱媒液を加熱する熱交換
器、及び循環ポンプを有するボイラと、ロードヒーティ
ング熱交換部とを備え、ボイラの熱交換器とロードヒー
ティング熱交換部とが、循環ポンプを有する熱媒液往き
管と熱媒液戻り管とで環状に接続されるとともに、循環
ポンプの吐出側と熱媒液戻り管との間にバイパスが設け
られたロードヒーティング装置であって、前記パイパス
には、略中央に絞り口が設けられるとともにこの絞り口
の入り口側開口面積がその入り口側に加わる液圧に応じ
て変化する構成の定流量弁を有する非電動の定流量弁装
置が設けられている構成であるから、低コストで、ボイ
ラの熱交換器の低温露点腐食を防止できるとともに、ロ
ードヒーティング熱交換部への熱媒液の供給能力を常に
良好に維持でき、安価で、耐久性に優れ、かつ、使い勝
手の良好なロードヒーティングを提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態例を示すロードヒーティン
グの概略構成図である。 【図2】同じく要部詳細断面図である。 【図3】定流量弁の変形前の状態を説明する説明図であ
る。 【図4】定流量弁の変形時の状態を説明する説明図であ
る。 【符号の説明】 1 ボイラ 4 熱交換器 5 バーナ 7 循環ポンプ 8 熱媒液往き管 9 熱媒液戻り管 10 ロードヒーティング熱交換部 13 パイパス回路(バイパス) 14 定流量弁装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 11/26 F24D 3/00 E04H 9/16 F28F 19/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 バーナ、このバーナの燃焼ガスで熱媒液
    を加熱する熱交換器及び循環ポンプを有するボイラと、
    ロードヒーティング熱交換部とを備え、ボイラの熱交換
    器とロードヒーティング熱交換部とが、循環ポンプを有
    する熱媒液往き管と熱媒液戻り管とで環状に接続される
    とともに、循環ポンプの吐出側と熱媒液戻り管との間に
    バイパスが設けられたロードヒーティング装置であっ
    て、前記パイパスには、略中央に絞り口が設けられると
    ともにこの絞り口の入り口側開口面積がその入り口側に
    加わる液圧に応じて変化する構成の定流量弁を有する
    電動の定流量弁装置が設けられていることを特徴とする
    ロードヒーティング装置。
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