JP3373673B2 - 粉粒体移送方法及び装置 - Google Patents

粉粒体移送方法及び装置

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JP3373673B2 JP24283394A JP24283394A JP3373673B2 JP 3373673 B2 JP3373673 B2 JP 3373673B2 JP 24283394 A JP24283394 A JP 24283394A JP 24283394 A JP24283394 A JP 24283394A JP 3373673 B2 JP3373673 B2 JP 3373673B2
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弘之 小川
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリプロピレン等の粉
粒体を配管を通して移送するための方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】粉粒体をある容器から他の容器へ配管を
通して移送する場合、粉粒体の配管内での閉塞を防止す
ることは、工業的にきわめて重要な問題である。
【0003】例えば、ポリオレフィンを気相重合法で製
造し、製造されたポリオレフィン粉粒体を移送配管を通
して次工程の反応器或は貯蔵槽に移送する場合、移送手
段として、反応器或は貯蔵槽から一旦パージタンクに粉
粒体を抜き出した後、パージタンクと次工程の反応器或
は貯蔵槽との間に十分な圧力差をもたせ、高速で粉粒体
を移送する手段が、一般的に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の手段
においては、ポリオレフィン粉粒体の移送速度を高速と
することで、移送配管の閉塞防止を図っているが、それ
でもなお輸送配管は閉塞を起こし易い。
【0005】気相重合反応器内では反応過程において塊
状重合体が生成される場合があるが、この塊状重合体が
移送配管の内面に付着したり、管内で滞留することで閉
塞を起こすことがある。また、反応性を未だ持っている
粉粒体が配管内に滞留し、そこで反応が進行して閉塞状
態をつくることもある。一旦閉塞してしまうと、閉塞部
を起点として閉塞状態が進行し、閉塞状態は更に悪化す
る。かかる状態では、移送配管を取り外し、閉塞物を取
り除く必要が生じることもあり、その結果、減産や重合
反応器の運転の中止を余儀なくされることがある。
【0006】そこで、本発明の目的は、移送配管の閉塞
を生ずることなく、ポリオレフィン等の粉粒体を効率良
く移送するための移送方法及び装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明によれば、第1容器から第2容
器に移送配管を通して粉粒体を移送する方法において、
移送配管中に第1開閉弁を設け、移送配管内に供給され
該移送配管内を洗浄する洗浄ガスの供給源を設け、第1
容器内の圧力を第2容器内の圧力よりも高くし、洗浄ガ
ス供給源から供給される洗浄ガスの圧力を前記第1容器
内の圧力よりも高くし、第1開閉弁の開閉を行って粉粒
体を間欠的に第1容器から第2容器に移送し、第1開閉
弁を閉じている間、洗浄ガスを洗浄ガス供給源から移送
配管内に供給し、第1開閉弁を開放している間、洗浄ガ
ス供給源からの洗浄ガスの供給を停止する、ことを特徴
としている。
【0008】また、請求項6に係る発明によれば、第1
容器から第2容器に粉粒体を移送するための粉粒体移送
装置において、第1容器及び第2容器を連通する移送配
管と、移送配管中に設けられた第1開閉弁と、移送配管
内を洗浄する洗浄ガスの供給源と、洗浄ガス供給源及び
移送配管を連通する洗浄ガス配管と、洗浄ガス配管中に
設けられた第2開閉弁と、第1開閉弁の開閉を間欠的に
行うと共に、第1開閉弁を閉じている間、第2開閉弁を
開けて洗浄ガスを洗浄ガス供給源から移送配管内に供給
し、第1開閉弁を開放している間、第2開閉弁を閉じる
べく、第1及び第2の開閉弁を制御する制御装置と、を
備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、粉粒体を間欠的に移送すると
共に、粉粒体の移送停止中、即ち第1開閉弁が閉鎖され
ている間に洗浄ガスを移送配管内に供給することで、移
送配管内を洗浄することとしている。従って、配管の閉
塞が防止され、粉粒体の移送が効率良く行われる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
について詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明が適用され得るポリプロピ
レン製造プラントの構成を概略的に示している。この図
において、符号10は流動層式の第1反応器(容器)
を、符号12は流動層式の第2反応器(容器)を、符号
14は貯蔵槽(容器)を示している。
【0012】第1反応器10の内部では、プロピレンモ
ノマーを含む気体とポリプロピレン粉粒体との混合相が
形成され、この反応器10の下部に取り付けられたガス
分散板16の下方からの循環ガスによって流動化されて
いる。かかる第1反応器10においては、一般的に、反
応器10の下方部分にて流動層が形成され、上方部分に
ガス相が形成される。ガスの循環は、第1反応器10の
トップからボトムにループ状に接続された配管18の途
中に設けられたコンプレッサ20の作動によって、発生
される。配管18には、循環ガスから同伴した細かい粉
体を分離するためのサイクロン19と、循環ガスを冷却
するための熱交換器21とが配置されている。流動化さ
れたこの状況下で、原料としてのプロピレンモノマー及
び触媒がそれぞれ、配管22及び配管23を通して、第
1反応器10内に供給されると、触媒の存在により重合
反応が進行し、ポリプロピレンが粉粒体として製造され
る。このようにして製造された第1反応器10中のポリ
プロピレン粉粒体は、第1反応器10の流動層部分から
移送配管24を通して二次重合反応器12のガス相部分
に移送される。
【0013】ポリプロピレン粉粒体の移送は、第1反応
器10と第2反応器12との間の圧力差により行われ
る。この圧力差は、1.5kg/cm2 〜30kg/c
2 であるのが好適である。圧力差が1.5kg/cm
2 よりも小さいと、粉粒体の移送速度が不十分となり、
また、圧力差が30kg/cm2 より大きいと配管に振
動が生じ、配管強度等への安全上の問題がある。特に、
ポリプロピレン移送の場合、重合反応を連続的に行うた
めに、圧力差を1.5kg/cm2 〜30kg/cm2
の範囲内とすることが重要である。尚、より好ましい圧
力差の範囲は、3kg/cm2 〜15kg/cm2 であ
る。
【0014】移送配管24には、第2反応器12の近傍
位置に、電磁式の開閉弁26が取り付けられている。通
常、ポリプロピレン粉粒体の移送は、開閉弁26の開閉
により間欠的に行われる。
【0015】第2反応器12の構成は実質的に第1反応
器10と同様である。即ち、第2反応器12内では、ポ
リプロピレン粉粒体は、コンプレッサ30により配管3
2を通して循環されるガスによって、流動化される。配
管32には、循環ガスから同伴した細かい粉体を分離す
るためのサイクロン31と、循環ガスを冷却するための
熱交換器33とが配置されている。また、第2反応器1
2内のポリプロピレンは、配管28により供給された原
料により重合反応が更に進行して、ポリプロピレン粉粒
体が製造される。ポリプロピレン粉粒体は、第2反応器
12と貯蔵槽14の圧力差により、第2反応器12の流
動層部分から移送配管34を通して貯蔵槽14に移送さ
れそこで貯蔵される。この圧力差は、好ましくは、1.
5kg/cm2 〜30kg/cm2 である。
【0016】移送配管34には、第2反応器12の近傍
位置に、電磁式の開閉弁36が取り付けられている。第
1反応器10からの粉粒体の移送と同様に、第2反応器
12からの粉粒体の移送は、開閉弁36の開閉により間
欠的に行われる。
【0017】第1反応器10及び第2反応器12の内部
にはそれぞれ圧力センサ38,40が取り付けられてお
り、反応器10,12の内部圧力は、例えばコンピュー
タから構成される制御装置42によって常時観察されて
いる。圧力センサ38,40からの信号に基づいて制御
装置42が反応器10,12の内部圧力の変動を検出し
た場合、制御装置42は、配管22,28の途中に設け
られた電磁式流量制御弁44,46を制御し、原料の流
量を調節して反応器10,12の内部圧力を一定に維持
する。
【0018】図示の実施例では、移送配管24,34内
での閉塞物の形成の防止或は閉塞物の除去のための洗浄
ガスを移送配管24,34に導入するための系が設けら
れている。この系は、洗浄ガス供給源50と、この洗浄
ガス供給源50からの洗浄ガスを移送配管24,34に
導入するための配管52,54,56とを備えている。
配管54は、第1反応器10と第2反応器12との間の
移送配管24に、開閉弁26の近傍であって開閉弁26
の上流側の点58にて接続されている。また、配管56
は、第2反応器12と貯蔵槽14との間の移送配管34
に、開閉弁36の近傍であって開閉弁36の下流側の点
60にて接続されている。配管54,56には、それぞ
れ、電磁式の開閉弁62,64が設けられている。
【0019】また、図1における符号66は配管52に
取り付けられた圧力計であり、洗浄ガス供給源50から
の洗浄ガスの圧力を測定するためのものである。洗浄ガ
ス供給源50からの洗浄ガスの圧力は、反応器10,1
2の内部圧力よりも約1.5kg/cm2 以上、好まし
くは2.0kg/cm2 以上高くされる必要がある。洗
浄ガスの圧力と反応器10,12の内部圧力との差が約
1.5kg/cm2 より低いと、洗浄ガスは、以下で説
明する洗浄機能を持たないこととなる。また、洗浄ガス
は、反応器10内での重合反応の効率を低下させないた
めに、プロピレンモノマーのみから成るガスであるのが
好適である。
【0020】次に、このような構成において適用される
本発明の粉粒体移送方法について、図2も参照して説明
する。この方法は、例えばシーケンサのような制御装置
68により開閉弁26,36,62,64をシーケンシ
ャルに制御することによって、次のようにして実行され
る。
【0021】第1反応器10から第2反応器12へのポ
リプロピレン粉粒体の移送について説明するならば、ま
ず、図2のステップ100,102に示すように、移送
配管24の開閉弁26を閉じ、その直後或は同時に、洗
浄ガス導入系の開閉弁62を開く。その結果、洗浄ガス
は供給源50から配管52,54を経て移送配管24に
導入される。この洗浄ガスは、移送配管24内を第1反
応器10に向かって流れ、移送配管24内の粉粒体や、
もし存在するならば閉塞物を、第1反応器10に送り込
み、移送配管24内を洗浄する。
【0022】次に、図2のステップ104に示すよう
に、開閉弁62を閉じて洗浄ガスの供給を停止する。ま
た、開閉弁62の閉鎖直後又は同時に、移送配管24の
開閉弁26を開き、第1反応器10から第2反応器12
へのポリプロピレン粉粒体の移送を開始する(ステップ
106)。開閉弁26を開としておく時間は、第1反応
器10内の実際の粉粒体レベルと目標レベルとの差を調
節するために、適宜決定される。
【0023】この後、図2のステップ100に戻り、以
降、ステップ100〜106が繰り返される。尚、開閉
弁26が閉鎖されている状態では、常に開閉弁62を開
放しておく。
【0024】また、第2反応器12から貯蔵槽14への
製品の移送も、第1反応器10からの移送と実質的に同
様にして行われる。従って、第2反応器12から貯蔵槽
14に移送する場合においては、第1反応器10から第
2反応器12に移送する場合に例示したと同様にして洗
浄ガスを移送配管34中を上流側に流れるようにしても
よいが、下流側に流して洗浄を行う方が移送上好まし
い。
【0025】上記において、開閉弁62又は64が開い
ている時間、即ち洗浄ガスが供給される1回の時間は、
配管の長さ又はその径等によって変わり得るが、通常1
秒以上、好ましくは3秒以上、更に好ましくは5秒以上
である。
【0026】実施例1 気相法によるプロピレンの重合反応を、ポリプロピレン
を1時間に5〜9トン生産することのできる反応器にお
いて、特開平2−163104号公報の実施例1と同じ
方法で得られた固体触媒、トリエチルアルミニウム及び
シクロヘキシルエチルジメトキシシランを用いて行っ
た。また、第1反応器10内の圧力は21kg/cm2
G、温度は75℃、第2反応器12内の圧力は17kg
/cm2 G、温度は75℃とされた。また、移送配管2
4は、内径が50mm、全長約15mのものが使用され
た。更に、開閉弁26は、第2反応器12の入口から2
0cm離れた地点に設けられ、開閉弁26の隣接の上流
側位置に配管54が接続された。洗浄ガスとしてはプロ
ピレンガスが使用され、その圧力は26kg/cm2
とされた。
【0027】これらの条件の下、図2のステップ100
〜106に従って開閉弁26,62を制御して、ポリプ
ロピレンの製造を行った。プラントを3か月連続運転し
た後、移送配管24内を調査した結果、移送配管内に閉
塞が生じていないことが分かった。
【0028】比較例1 開閉弁62を常時閉じたこと以外は、上記実施例1と同
じ条件でポリプロピレンの製造を行った。この場合、1
時間程度で移送配管24が閉塞し、運転不可能となっ
た。
【0029】比較例2 洗浄ガスとして圧力22.3kg/cm2 Gのプロピレ
ンガスを使用した以外は、上記実施例1と同じ条件でポ
リプロピレンの製造を行った。この場合、洗浄ガスの圧
力と第1反応器10内の圧力との差は、1.3kg/c
2 であった。この場合は、1〜2日で移送配管24内
に閉塞物が形成する傾向が認められた。
【0030】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、本発明がこの実施例に限定されないこと
は明らかであろう。例えば、上記実施例はポリプロピレ
ンの移送に関するものであるが、本発明は、ポリエチレ
ンやα−オレフィンの重合体等のポリオレフィンの移送
にも適用可能である。この場合、洗浄ガスとしては、実
質的にエチレンモノマー或はα−オレフィンモノマーか
ら成るガスが好ましい。
【0031】また、上記実施例では反応器が2基ある
が、反応器が1基或は3基以上であっても、本発明を同
様に適用可能であることは、当業者にとり自明であろ
う。
【0032】更に、本発明は、ポリオレフィンの粉粒体
のみならず、他の粉粒体が流通されるあらゆる配管に適
用可能である。一般的には、移送される粉粒体は、粒径
が10μm〜3000μm、好ましくは100μm〜2
000μm、より好ましくは200μm〜1500μm
であり、嵩密度が0.2g/cm3 〜1.0g/c
3 、好ましくは0.3g/cm3 〜0.9g/cm3
である。通常、これらの粉粒体は、内面が滑らかな径1
0mm〜500mm程度、長さ1m〜200m程度の配
管を通じて移送され、かかる配管に本発明は適用可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、移
送配管中の開閉弁が閉じられている間、洗浄ガスを移送
配管に比較的高圧で導入するので、移送配管中に滞留し
ている粉粒体或は閉塞物を一方の容器に強制的に送り出
すことができる。従って、常に移送配管内は清浄に保た
れ、移送配管の閉塞による減産や運転停止等を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるポリプロピレン製造プラン
トの概略構成を示す図である。
【図2】本発明による粉粒体移送方法の手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10…第1反応器(容器)、12…第2反応器(容
器)、14…貯蔵槽(容器)、24,34…移送配管、
26,36…開閉弁(第1の開閉弁)、50…洗浄ガス
供給源、52,54,56…洗浄ガス供給用配管、6
2,64…開閉弁(第2の開閉弁)、68…シーケンサ
(制御装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−17936(JP,A) 特開 昭60−204524(JP,A) 特開 昭62−215423(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 4/00 B65G 53/06 B65G 53/66

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1容器から第2容器に移送配管を通し
    て粉粒体を移送する方法において、 前記移送配管中に第1開閉弁を設け、 前記移送配管内に供給され該移送配管内を洗浄する洗浄
    ガスの供給源を設け、 前記第1容器内の圧力を前記第2容器内の圧力よりも高
    くし、 前記洗浄ガス供給源から供給される洗浄ガスの圧力を前
    記第1容器内の圧力よりも高くし、 前記第1開閉弁の開閉を行って粉粒体を間欠的に前記第
    1容器から前記第2容器に移送し、 前記第1開閉弁を閉じている間、洗浄ガスを前記洗浄ガ
    ス供給源から前記移送配管内に供給し、 前記第1開閉弁を開放している間、前記洗浄ガス供給源
    からの洗浄ガスの供給を停止する、ことを特徴とする粉
    粒体移送方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄ガス供給源と前記移送配管との
    間に洗浄ガス配管を接続すると共に、前記洗浄ガス配管
    中に第2開閉弁を設け、前記第2開閉弁を開閉すること
    により、洗浄ガスの前記移送配管への供給を制御するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の粉粒体移送方法。
  3. 【請求項3】 前記第1容器内の圧力と前記第2容器内
    の圧力との差は1.5kg/cm2 〜30kg/cm2
    であることを特徴とする、請求項1記載の粉粒体移送方
    法。
  4. 【請求項4】 前記洗浄ガス源から供給される洗浄ガス
    の圧力と前記第1容器内の圧力との差は1.5kg/c
    2 以上であることを特徴とする、請求項1記載の粉粒
    体移送方法。
  5. 【請求項5】 前記洗浄ガス源から供給される洗浄ガス
    の圧力と前記第1容器内の圧力との差が2.0kg/c
    2 以上であることを特徴とする、請求項1記載の粉粒
    体移送方法。
  6. 【請求項6】 前記粉粒体はポリオレフィンであり、前
    記洗浄ガスは実質的にオレフィンモノマーから成るガス
    であることを特徴とする、請求項1記載の粉粒体移送方
    法。
  7. 【請求項7】 第1容器から第2容器に粉粒体を移送す
    るための粉粒体移送装置において、 前記第1容器及び前記第2容器を連通する移送配管と、 前記移送配管中に設けられた第1開閉弁と、 前記移送配管内を洗浄する洗浄ガスの供給源と、 前記洗浄ガス供給源及び前記移送配管を連通する洗浄ガ
    ス配管と、 前記洗浄ガス配管中に設けられた第2開閉弁と、 第1開閉弁の開閉を間欠的に行うと共に、前記第1開閉
    弁を閉じている間、前記第2開閉弁を開けて洗浄ガスを
    前記洗浄ガス供給源から前記移送配管内に供給し、前記
    第1開閉弁を開放している間、前記第2開閉弁を閉じる
    べく、前記第1及び第2の開閉弁を制御する制御装置
    と、を備えることを特徴とする粉粒体移送装置。
  8. 【請求項8】 前記第1開閉弁は、前記移送配管の、前
    記第2容器の近傍に設けられ、前記洗浄ガス配管は、前
    記第1開閉弁の近傍であって、前記第1容器の側にて前
    記移送配管に接続されていることを特徴とする、請求項
    7記載の粉粒体移送装置。
  9. 【請求項9】 前記第1開閉弁は、前記移送配管の、前
    記第1容器の近傍に設けられ、前記洗浄ガス配管は、前
    記第1開閉弁の近傍であって、前記第2容器の側にて前
    記移送配管に接続されていることを特徴する、請求項7
    記載の粉粒体移送装置。
  10. 【請求項10】 前記粉粒体はポリオレフィンであり、
    前記洗浄ガスは実質的にオレフィンモノマーから成るガ
    スであることを特徴とする、請求項7記載の粉粒体移送
    装置。
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