JP3370131B2 - スプリングの予圧調整装置 - Google Patents
スプリングの予圧調整装置Info
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- JP3370131B2 JP3370131B2 JP08865593A JP8865593A JP3370131B2 JP 3370131 B2 JP3370131 B2 JP 3370131B2 JP 08865593 A JP08865593 A JP 08865593A JP 8865593 A JP8865593 A JP 8865593A JP 3370131 B2 JP3370131 B2 JP 3370131B2
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- Japan
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- spring
- retainer
- adjusting device
- preload
- rotator
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
- A47C1/03261—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
- A47C1/03272—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
-
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- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
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-
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Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、事務用椅子等に好適
に使用されるスプリングの予圧調整装置に関するもので
ある。
に使用されるスプリングの予圧調整装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、椅子の背もたれに反発力を付与す
るためのスプリングや、そのスプリングを助勢するため
の補助スプリングには、着座者の体格や体重あるいは使
用態様等に対応させて、その予圧を調整するための装置
が付設されているのが一般的である。
るためのスプリングや、そのスプリングを助勢するため
の補助スプリングには、着座者の体格や体重あるいは使
用態様等に対応させて、その予圧を調整するための装置
が付設されているのが一般的である。
【０００３】しかして、従来の予圧調整装置としては、
スプリングの一端を受けるリテーナを調整ボルトに螺合
させておき、その調整ボルトを回転操作してリテーナの
固定位置をスプリングの軸心方向に適宜変更するように
したものが知られている。
スプリングの一端を受けるリテーナを調整ボルトに螺合
させておき、その調整ボルトを回転操作してリテーナの
固定位置をスプリングの軸心方向に適宜変更するように
したものが知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものは、リテーナの位置を変更するのに調整ボル
トを何回も回転操作する必要があり、予圧調整を迅速に
行うことができないという問題がある。
構成のものは、リテーナの位置を変更するのに調整ボル
トを何回も回転操作する必要があり、予圧調整を迅速に
行うことができないという問題がある。
【０００５】このような不具合に対処するものとして、
例えば、スプリングの一端を保持するリテーナと、受圧
部材に回動可能に設けられリテーナの反スプリング側の
端面を当接支持する回動子と、この回動子の回動をリテ
ーナのスプリング軸心方向の進退動作に変換するカム機
構とを具備してなり、前記回動子を回動操作することに
よってリテーナの位置を変更し得るようにしたものも開
発されている。ところが、従来のものはリテーナが回転
自在なものであるため、回動子を回動操作すると、その
回動力がリテーナを介してスプリングにも伝達されるこ
とになり、スプリングがねじれて節度感のある明確な切
替操作を行うことが難しいという問題がある。
例えば、スプリングの一端を保持するリテーナと、受圧
部材に回動可能に設けられリテーナの反スプリング側の
端面を当接支持する回動子と、この回動子の回動をリテ
ーナのスプリング軸心方向の進退動作に変換するカム機
構とを具備してなり、前記回動子を回動操作することに
よってリテーナの位置を変更し得るようにしたものも開
発されている。ところが、従来のものはリテーナが回転
自在なものであるため、回動子を回動操作すると、その
回動力がリテーナを介してスプリングにも伝達されるこ
とになり、スプリングがねじれて節度感のある明確な切
替操作を行うことが難しいという問題がある。
【０００６】本発明はこのような不具合をことごとく解
消することを目的としている。
消することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るスプリングの予圧調整機構
は、スプリングの一端と該スプリングの反発力を受ける
受圧部材との間に介設されるものであって、スプリング
の一端を保持するリテーナと、受圧部材に回動可能に設
けられリテーナの反スプリング側の端面を当接支持する
回動子と、この回動子の回動をリテーナのスプリング軸
心方向の進退動作に変換するカム機構と、前記リテーナ
の進退動作を許容しつつスプリング軸心回りの回動を禁
止する回動阻止機構とを具備してなり、前記回動子を回
動操作し得るように構成されていることを特徴とする。
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るスプリングの予圧調整機構
は、スプリングの一端と該スプリングの反発力を受ける
受圧部材との間に介設されるものであって、スプリング
の一端を保持するリテーナと、受圧部材に回動可能に設
けられリテーナの反スプリング側の端面を当接支持する
回動子と、この回動子の回動をリテーナのスプリング軸
心方向の進退動作に変換するカム機構と、前記リテーナ
の進退動作を許容しつつスプリング軸心回りの回動を禁
止する回動阻止機構とを具備してなり、前記回動子を回
動操作し得るように構成されていることを特徴とする。
【０００８】椅子の補助スプリングに本発明を適用する
場合には、スプリングが受圧部材たる座受金具と座枠と
の間に介設されたものとなり、回動子の下端を座受金具
の下面に突出させておくのがよい。
場合には、スプリングが受圧部材たる座受金具と座枠と
の間に介設されたものとなり、回動子の下端を座受金具
の下面に突出させておくのがよい。
【０００９】カム機構の好ましい態様としては、リテー
ナの端面に円周方向に等角間隔をあけて突設した３個の
突起と、回動子の端面に設けられ前記各突起が摺接する
カム面とを具備してなるものを挙げることができる。
ナの端面に円周方向に等角間隔をあけて突設した３個の
突起と、回動子の端面に設けられ前記各突起が摺接する
カム面とを具備してなるものを挙げることができる。
【００１０】
【作用】このような構成のものであれば、回動子を何回
も回転させることなしにリテーナを所望の範囲で進退動
作し得るようにすることが可能となる。そのため、迅速
な予圧調整を行うことができる。しかも、回動子の回動
位置とリテーナの進退位置とを１対１で対応させること
も可能になるため、調整状態を目視により確認すること
も可能となる。さらに、リテーナに回動阻止機構を付設
し、該リテーナの進退動作を許容しつつスプリング軸心
回りの回動を禁止するようにしているので、回動子に加
えられる回動力がスプリングに伝達されることがない。
そのため、不当にスプリングがねじれたり、スプリング
の弾性により操作に節度感がなくなるという不具合を確
実に解消することが可能となる。
も回転させることなしにリテーナを所望の範囲で進退動
作し得るようにすることが可能となる。そのため、迅速
な予圧調整を行うことができる。しかも、回動子の回動
位置とリテーナの進退位置とを１対１で対応させること
も可能になるため、調整状態を目視により確認すること
も可能となる。さらに、リテーナに回動阻止機構を付設
し、該リテーナの進退動作を許容しつつスプリング軸心
回りの回動を禁止するようにしているので、回動子に加
えられる回動力がスプリングに伝達されることがない。
そのため、不当にスプリングがねじれたり、スプリング
の弾性により操作に節度感がなくなるという不具合を確
実に解消することが可能となる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１２】図１は、椅子１の内部を示す側断面図であ
る。この椅子１は、脚支柱２の上端部に固設した座受金
具３の前端に、座枠４を軸５を介して枢着するととも
に、前記座受金具３の中央部にリンクメンバ６を介して
背支桿７の基端を支持させ、この背支桿７の基端近傍部
を前記座枠４の後端に軸８を介して枢着しており、これ
によって背支桿７の後傾と座の傾動とを連動させるよう
にしている。
る。この椅子１は、脚支柱２の上端部に固設した座受金
具３の前端に、座枠４を軸５を介して枢着するととも
に、前記座受金具３の中央部にリンクメンバ６を介して
背支桿７の基端を支持させ、この背支桿７の基端近傍部
を前記座枠４の後端に軸８を介して枢着しており、これ
によって背支桿７の後傾と座の傾動とを連動させるよう
にしている。
【００１３】そして、座受金具３の後端と背支桿７の中
間部との間に主スプリング９を介設して背支桿７を前方
に弾性付勢するとともに、受圧部材たる座受金具３と前
記座枠４との間に補助スプリング１０を介設して、前記
主スプリング９による付勢機能を助けている。
間部との間に主スプリング９を介設して背支桿７を前方
に弾性付勢するとともに、受圧部材たる座受金具３と前
記座枠４との間に補助スプリング１０を介設して、前記
主スプリング９による付勢機能を助けている。
【００１４】補助スプリング１０の一端と座受金具３と
の間には、予圧調整装置１１が設けてある。この予圧調
整装置１１は、図２及び図３に示すように、補助スプリ
ング１０の一端を保持するリテーナ１２と、座受金具３
に回動可能に設けられリテーナ１２の反スプリング側の
端面を当接支持する回動子１３と、この回動子１３の回
動をリテーナ１２のスプリング１０軸心方向の進退動作
に変換するカム機構１４と、前記リテーナ１２の進退動
作を許容しつつスプリング１０軸心回りの回動を禁止す
る回動阻止機構１５とを具備してなる。
の間には、予圧調整装置１１が設けてある。この予圧調
整装置１１は、図２及び図３に示すように、補助スプリ
ング１０の一端を保持するリテーナ１２と、座受金具３
に回動可能に設けられリテーナ１２の反スプリング側の
端面を当接支持する回動子１３と、この回動子１３の回
動をリテーナ１２のスプリング１０軸心方向の進退動作
に変換するカム機構１４と、前記リテーナ１２の進退動
作を許容しつつスプリング１０軸心回りの回動を禁止す
る回動阻止機構１５とを具備してなる。
【００１５】リテーナ１２は、上面にスプリング１０の
一端が遊嵌する環状溝１２ａを有した円盤状のもので、
合成樹脂により一体に成形されており、その中心には上
下に突出する中空軸部１２ｂを備えている。
一端が遊嵌する環状溝１２ａを有した円盤状のもので、
合成樹脂により一体に成形されており、その中心には上
下に突出する中空軸部１２ｂを備えている。
【００１６】回動子１３は、上面中心部に前記リテーナ
１２の軸部１２ｂが摺回動可能に嵌合する軸孔１３ａを
有する円盤状のもので、合成樹脂により一体に成形され
ており、その下面中心部には角柱状の軸部１３ｂが一体
に突設してある。この軸部１３ｂは、座受金具３及びこ
の座受金具３の下面に装着した合成樹脂製のカバー１６
を貫通して下方に突出させてあり、その軸部１３ｂに操
作レバー１７が装着してある。
１２の軸部１２ｂが摺回動可能に嵌合する軸孔１３ａを
有する円盤状のもので、合成樹脂により一体に成形され
ており、その下面中心部には角柱状の軸部１３ｂが一体
に突設してある。この軸部１３ｂは、座受金具３及びこ
の座受金具３の下面に装着した合成樹脂製のカバー１６
を貫通して下方に突出させてあり、その軸部１３ｂに操
作レバー１７が装着してある。
【００１７】カム機構１４は、リテーナ１２の下側の端
面に円周方向に等角間隔をあけて突設した３個の突起１
２ｃと、回動子１３の上側の端面に設けられ前記各突起
１２ｃが摺接するカム面１３ｃとを具備してなる。各突
起１２ｃの先端は部分円弧状に成形してある。カム面１
３ｃは、図４、図５、及び図６に展開して示すように、
各突起１２ｃがそれぞれ浅く係合する３個の低位置用節
度凹部１３Ｌと、３個の中位置用節度凹部１３Ｍと、３
個の高位置用節度凹部１３Ｈとを備え、それらの節度凹
部１３Ｌ、１３Ｍ、１３Ｈを緩やかな傾斜面１３Ｓによ
り連続させたものである。
面に円周方向に等角間隔をあけて突設した３個の突起１
２ｃと、回動子１３の上側の端面に設けられ前記各突起
１２ｃが摺接するカム面１３ｃとを具備してなる。各突
起１２ｃの先端は部分円弧状に成形してある。カム面１
３ｃは、図４、図５、及び図６に展開して示すように、
各突起１２ｃがそれぞれ浅く係合する３個の低位置用節
度凹部１３Ｌと、３個の中位置用節度凹部１３Ｍと、３
個の高位置用節度凹部１３Ｈとを備え、それらの節度凹
部１３Ｌ、１３Ｍ、１３Ｈを緩やかな傾斜面１３Ｓによ
り連続させたものである。
【００１８】回動阻止機構１５は、補助スプリング１０
の近傍において座受金具３の内面に突設した壁１８に、
上下に細長い切欠部１８ａを形成し、この切欠部１８ａ
にリテーナ１２の外周に一体に突設した突起１２ｄを上
下摺動可能に係合させたものである。
の近傍において座受金具３の内面に突設した壁１８に、
上下に細長い切欠部１８ａを形成し、この切欠部１８ａ
にリテーナ１２の外周に一体に突設した突起１２ｄを上
下摺動可能に係合させたものである。
【００１９】このような構成のものであれば、図４に展
開して示すように、操作レバー１７を操作して低位置用
節度凹部１３Ｌにリテーナの３個の突起１２ｃをそれぞ
れ係合させた状態では、リテーナ１２が最も低くなって
補助スプリング１０は最も伸長した状態となり予圧が最
低の値を示す。操作レバー１７を一定角度回動操作する
と各突起１２ｃが低位置用節度凹部１３Ｌから外れて傾
斜面１３Ｓを上り、図５に展開して示すように、次の中
位置用節度凹部１３Ｍに係合する。この状態ではリテー
ナ１２が中間位置まで上昇して補助スプリング１０が若
干圧縮され予圧が高まる。操作レバー１７をさらに一定
角度回動操作すると各突起１２ｃが中位置用節度凹部１
３Ｍから外れて傾斜面１３Ｓを上り、図６に展開して示
すように、次の高位置用節度凹部１３Ｈに係合する。こ
の状態ではリテーナ１２が最も上昇して補助スプリング
１０がさらに圧縮され予圧が最高値を示す。操作レバー
１７を逆方向に操作すれば、以上の作動の逆を辿って予
圧が減少することになる。
開して示すように、操作レバー１７を操作して低位置用
節度凹部１３Ｌにリテーナの３個の突起１２ｃをそれぞ
れ係合させた状態では、リテーナ１２が最も低くなって
補助スプリング１０は最も伸長した状態となり予圧が最
低の値を示す。操作レバー１７を一定角度回動操作する
と各突起１２ｃが低位置用節度凹部１３Ｌから外れて傾
斜面１３Ｓを上り、図５に展開して示すように、次の中
位置用節度凹部１３Ｍに係合する。この状態ではリテー
ナ１２が中間位置まで上昇して補助スプリング１０が若
干圧縮され予圧が高まる。操作レバー１７をさらに一定
角度回動操作すると各突起１２ｃが中位置用節度凹部１
３Ｍから外れて傾斜面１３Ｓを上り、図６に展開して示
すように、次の高位置用節度凹部１３Ｈに係合する。こ
の状態ではリテーナ１２が最も上昇して補助スプリング
１０がさらに圧縮され予圧が最高値を示す。操作レバー
１７を逆方向に操作すれば、以上の作動の逆を辿って予
圧が減少することになる。
【００２０】しかして、このようなものであれば、回動
子１３を何回も回転させることなしにリテーナ１２を所
望の範囲で進退動作し得るようにすることが可能とな
る。そのため、迅速な予圧調整を行うことができる。し
かも、回動子１３の回動位置とリテーナ１２の進退位置
とが１対１で対応することになるので、調整状態を操作
レバー１７の位置により確認することが可能となる。さ
らに、リテーナ１２に回動阻止機構１５を付設し、該リ
テーナ１２の進退動作を許容しつつスプリング１０軸心
回りの回動を禁止するようにしているので、回動子１３
に加えられる回動力がスプリング１０に伝達されること
がない。そのため、不当にスプリング１０がねじれた
り、スプリング１０の弾性により操作に節度感がなくな
るという不具合を確実に解消することが可能となる。
子１３を何回も回転させることなしにリテーナ１２を所
望の範囲で進退動作し得るようにすることが可能とな
る。そのため、迅速な予圧調整を行うことができる。し
かも、回動子１３の回動位置とリテーナ１２の進退位置
とが１対１で対応することになるので、調整状態を操作
レバー１７の位置により確認することが可能となる。さ
らに、リテーナ１２に回動阻止機構１５を付設し、該リ
テーナ１２の進退動作を許容しつつスプリング１０軸心
回りの回動を禁止するようにしているので、回動子１３
に加えられる回動力がスプリング１０に伝達されること
がない。そのため、不当にスプリング１０がねじれた
り、スプリング１０の弾性により操作に節度感がなくな
るという不具合を確実に解消することが可能となる。
【００２１】なお、カム機構は以上説明した実施例のも
のに限定されないのは勿論である。その他、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能である。
のに限定されないのは勿論である。その他、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能である。
【００２２】
【発明の効果】本発明に係るスプリングの予圧調整装置
は、以上説明したように、カム機構及び回動阻止機構を
具備しているので、回動子を回動操作することによって
リテーナの位置を明確に変化させることができ、スプリ
ングの予圧を迅速かつ確実に切替えることができる。特
に、本発明では、回動阻止機構によりリテーナの回動が
禁止されているので、回動操作力がスプリングに加わる
のを防止することができ、節度感のある明快な予圧切替
操作が可能となる。
は、以上説明したように、カム機構及び回動阻止機構を
具備しているので、回動子を回動操作することによって
リテーナの位置を明確に変化させることができ、スプリ
ングの予圧を迅速かつ確実に切替えることができる。特
に、本発明では、回動阻止機構によりリテーナの回動が
禁止されているので、回動操作力がスプリングに加わる
のを防止することができ、節度感のある明快な予圧切替
操作が可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示す側断面図。
【図２】同実施例を示す斜視図。
【図３】同実施例の要部を示す分解斜視図。
【図４】同実施例のカム機構を示す展開図。
【図５】同カム機構を示す展開図。
【図６】同カム機構を示す展開図。
３…座受金具
４…座枠
１０…補助スプリンブ
１１…予圧調整装置
１２…リテーナ
１２ｃ…３個の突起
１３…回動子
１３ｃ…カム面
１４…カム機構
１５…回動阻止機構
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平４−317606（ＪＰ，Ａ)
実開 平３−116145（ＪＰ，Ｕ)
実開 平４−32135（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭58−129512（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A47C 7/14
A47C 3/026
A47C 7/44
Claims (2)
- 【請求項１】スプリングの一端と該スプリングの反発力
を受ける受圧部材との間に介設される予圧調整装置であ
って、スプリングの一端を保持するリテーナと、受圧部
材に回動可能に設けられリテーナの反スプリング側の端
面を当接支持する回動子と、この回動子の回動をリテー
ナのスプリング軸心方向の進退動作に変換するカム機構
と、前記リテーナの進退動作を許容しつつスプリング軸
心回りの回動を禁止する回動阻止機構とを具備してな
り、前記回動子を回動操作し得るように構成されてお
り、 カム機構が、リテーナの端面に円周方向に等角間隔をあ
けて突設した３個の突起、及び、回動子の端面に設けら
れ前記各突起が摺接し、該各突起がそれぞれ係合して予
圧が最低値を示す３個の低位置用節度凹部と該各突起が
それぞれ係合して予圧が最高値を示す高位置用節度凹部
とを備えるカム面を具備してなるものであることを特徴
とするスプリングの予圧調整装置。 - 【請求項２】スプリングが受圧部材たる座受金具と座枠
との間に介設されたものであり、回動子の下端を座受金
具の下面に突出させていることを特徴とする請求項１記
載のスプリングの予圧調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08865593A JP3370131B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | スプリングの予圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08865593A JP3370131B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | スプリングの予圧調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06296528A JPH06296528A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3370131B2 true JP3370131B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=13948846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08865593A Expired - Fee Related JP3370131B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | スプリングの予圧調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3370131B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101117555B1 (ko) * | 2010-01-13 | 2012-02-29 | 정대훈 | 다기능 의자 |
| WO2011087264A2 (ko) * | 2010-01-13 | 2011-07-21 | Jung Dae-Hoon | 다기능 의자 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP08865593A patent/JP3370131B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06296528A (ja) | 1994-10-25 |
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