JP3369897B2 - データ処理装置のキャリー回路 - Google Patents

データ処理装置のキャリー回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には情報処理
装置用の高速回路に関し、特にマイクロプロセッサ実行
ユニット用のCMOSデジタル論理回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特定のマイクロプロセッサ回路では、入
力信号を評価するために回路に要求される時間を軽減す
ることが重要である。このことは、マイクロプロセッサ
実行ユニットにおいて特に事実である。マイクロプロセ
ッサ実行ユニットでは、ステージ列があり、入力信号
は、評価され、1つのステージから次のステージへ送ら
れる。1つのこのようなステージは、キャリー回路であ
り、これはキャリー保存加算器(“CSA;carry
save adder”)の一部である。
【0003】図1は、従来技術のキャリー回路100を
示す。このキャリー回路は、入力ラインs1,s2,s
3に3つのデータ入力信号s1,s2,s3を受信し、
かつ、相補データ入力信号s1n,s2n,s3nを受
信する。このキャリー回路は、また、ラインrにリセッ
ト信号rを、ラインrnに相補(counterpar
t)リセット信号rnを受信する。リセット信号rは、
ハイレベルでアクティブであり、相補リセット信号rn
はローレベルでアクティブである。キャリー回路は、ラ
インcにキャリー信号を、ラインcnに相補キャリー信
号cnを出力する。
【0004】一般に、以下の説明では、信号の相補とは
無関係に信号を記述するが、相補は存在し、キャリー回
路は相応して応答するものと理解すべきである。入力信
号s1,s2,s3は、キャリー回路100に対して外
部的に作成された特定のタイミング・シーケンスに従う
評価期間中、キャリー回路100に与えられる。このタ
イミングは、図2に示される。このタイミングによれ
ば、リセット信号rおよび相補リセット信号rnが、イ
ンアクティブになると、待機期間が開始する。次に、1
つ以上の入力信号s1,s2,s3がアクティブになる
と、評価期間が開始する。入力信号がインアクティブに
なると、評価期間は終了する。次に、信号rおよびrn
がアクティブになると、リセット期間が開始する。評価
期間中、データ信号s1,s2,s3は有効であり、1
つ以上のこれらデータ信号を、キャリー回路100によ
る評価のために、アクティブにすることができる。他の
態様では、図2に示さないが、データ信号は、特定のタ
イム・シーケンスで、キャリー回路100に到達でき
る。
【0005】評価期間中、キャリー回路は入力信号を評
価して、論理“AND/OR”機能の組合せを次のよう
に実行する。すなわち、例えば、入力信号のうちのいず
れか1つがアクティブにされるならば、キャリー回路1
00はキャリー信号cをアクティブにする。すなわち、
論理項において、 (s1*s2)+(s1*s3)+(s2*s3) ならば、キャリー条件は満たされ、キャリー信号cはア
クティブになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】キャリー回路100
は、必要とされる論理評価関数を実行するが、問題があ
る。というのは、CSAについて必要とされるように、
キャリー回路が数ステージにカスケード接続される場合
に、必要なシステム・サイクル・タイムを実現するに十
分な程には、キャリー回路は高速ではない。したがっ
て、従来のキャリー回路100のようなキャリー回路の
動作速度をさらに改善する必要性が存在する。
【0007】したがって本発明の目的は、マイクロプロ
セッサ実行ユニットにおいてデジタル論理信号を評価す
る回路動作の速度を改善することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
目的および他の目的は、入力信号の評価に基づいて、信
号を出力するデータ処理装置の論理回路によって達成さ
れる。この論理回路は、入力信号のトリガリング組合せ
によって、出力信号をトリガするように構成された多数
のトランジスタを有している。論理回路は、また、ディ
スチャージ・トランジスタを有し、論理回路のノードを
ディスチャージする状態に切換える信号が供給される。
ノードは、出力信号をトリガするには一定レベルにディ
スチャージされなければならず、したがって、ノードが
前記一定レベル以上にチャージアップされた後に、ディ
スチャージ・トランジスタへの信号をアクティブにする
ことによって、ノードをディスチャージし、論理回路に
おける評価時間を減少させる。
【0009】本発明は、さらに、ノードが、入力信号の
特定のノン・トリガリング組合せに対して、チャージア
ップし、ノン・トリガリング組合せの後、ノードは、入
力信号の次のトリガリング組合せのための一定レベルに
ディスチャージして、出力信号をトリガしなければなら
ない。入力信号は、評価期間中にアクティブにされ、リ
セット信号は、評価期間の間の期間中にアクティブにさ
れるので、入力信号のノン・トリガリング組合せが、第
1の評価期間中に設定され、入力信号のトリガリング組
合せが、第2の評価期間中に設定され、ディスチャージ
・トランジスタへの信号をアクティブにして、第2の評
価期間の前に、ノードをディスチャージし、第2の評価
期間中の評価時間を減少させる。
【0010】本発明はまた、他の態様において、回路へ
入力される信号を評価する方法として実施することがで
きる。この方法によれば、回路の特定のノードをディス
チャージする状態に切換えることのできるディスチャー
ジ・トランジスタを設ける。このディスチャージ・トラ
ンジスタは、ディスチャージ・トランジスタに信号を送
ることによって切換えられ、評価期間の前にディスチャ
ージし、したがって入力信号を評価するのに回路によっ
て要求される時間を減少させる。
【0011】この方法の他の態様では、ノードは、入力
信号の特定の組合せが設定されたならば、評価期間中に
チャージアップする。入力信号のその特定の組合せに対
しては、入力信号の評価は、出力信号をトリガしない。
ディスチャージ・トランジスタは、ノードに接続され、
ノードはディスチャージ・トランジスタを経てディスチ
ャージする。
【0012】さらに、この方法は、第1の評価期間中
に、回路に供給された入力信号を評価することによっ
て、回路内の少なくとも1つの評価トランジスタを切換
えることを企図としている。ノードは、この評価トラン
ジスタに接続され、第1の評価期間中にチャージアップ
する。また、回路内の多数の評価トランジスタは、回路
に供給される多数の入力信号をアクティブにすることに
よって、第2の評価期間中に切換えられ、ノードは、回
路の出力信号を切換えるために、トランジスタを経てデ
ィスチャージする。
【0013】一実施例では、出力信号をアクティブにす
る評価のためには、2以上の入力信号を、アクティブに
しなければならない。さらに、回路は、2以上の出力信
号を有することができ、特定の出力信号に関係した1群
の入力信号を評価する回路に基づいて、特定の出力信号
がアクティブにされる。
【0014】本発明の効果は、本発明の方法および装置
を、多数のキャリー回路を有するキャリー保存加算器の
ためのキャリー回路に適用でき、したがって実行ユニッ
トにおいて、高速のサイクル・タイムを実現できる。
【0015】さらなる目的,効果,および新規な特徴
は、以下に説明され、あるいは当業者に明らかになるで
あろう。他の実施例は、本発明の趣旨と範囲内にある。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の新規な特徴を明瞭に指摘
し詳述するために、当業者には明らかな情報処理装置の
ための通常の回路構成についての説明は、省略するか、
あるいは簡単に説明する。当業者は、高速回路、特にC
MOSデジタル論理回路の設計には詳しいものとする。
【0017】図3は、本発明のキャリー回路300の好
適な実施例を示す。このキャリー回路は、入力信号の評
価を高速化する特定の改良された特徴を有している。こ
のキャリー回路は、入力ラインs1,s2,s3に3つ
のデータ入力信号s1,s2,s3を受信し、かつ、相
補データ入力信号s1n,s2n,s3nを受信する。
この回路は、また、ラインrにリセット信号rを、ライ
ンrnに相補リセット信号rnを受信する。リセット信
号rは、ハイレベルでアクティブであり、相補リセット
信号rnはローレベルでアクティブである。キャリー回
路は、ラインcにキャリー信号を、ラインcnに相補キ
ャリー信号cnを出力する。
【0018】キャリー回路300の入力ラインs1は、
N形電界効果トランジスタ(“NFET”)QF37の
ゲートに接続されている。入力ラインs2は、NFET
QF34,QF35のゲートに接続されている。入力
ラインs3はNFET QF32,QF33のゲートに
接続されている。
【0019】入力ラインs1nは、N形電界効果トラン
ジスタQF43のゲートに接続されている。入力ライン
s2nは、NFET QF40,QF41のゲートに接
続されている。入力ラインs3nはNFET QF3
8,QF39のゲートに接続されている。
【0020】リセット・ラインrは、NFET QR3
6,QR42(“電荷再配分FET”)およびNFET
QR44,QR45(“リセット・ディスチャージF
ET”)のゲートに接続されている。これらリセット・
ディスチャージFET QR44,QR45のソース
は、接地されている。QR44,QR45のドレイン
は、それぞれノードCL1,CL1cに接続されてい
る。
【0021】相補リセット・ラインrnは、P形FET
(“PFET”)QR48,QR51(“リセットFE
T”)のゲートに接続される。ラインrまたはrnにゲ
ートが接続された、これらすべての4つのFETのドレ
インは、電圧源Vddに接続されている。
【0022】キャリーラインcは、PFET QS49
(“保持電流FET”)のゲートに接続され、NFET
QF54,PFET QF59のドレインに接続され
ている。PFET QS49,QF59のソースは、電
圧源Vddに接続されている。QF54のソースは、接
地されている。キャリー相補ラインcnは、PFETQ
S50(他の“保持電流FET”)のゲートに接続さ
れ、NFET QF57およびPFET QF60のド
レインに接続されている。PFET QS50,QF6
0のソースは、電圧源Vddに接続されている。QF5
7のソースは、接地されている。
【0023】一般項では、キャリー回路300のFET
は、次の機能を与える。NFETQF32〜QF35,
QF37(“AND/OR FET”または“評価FE
T”)は、入力信号s1,s2,s3の特定の論理組合
せを評価する。NFETQF38〜QF41,QF43
(“相補AND/OR FET”または“相補評価FE
T”)は、相補入力信号s1n,s2n,s3nの同じ
論理組合せを評価する。キャリー回路300における他
の種々のFETは、チャージ電流,リセット信号,タイ
ミング信号の供給、および寄生容量の補償のような補助
機能を与える。これらの機能については、以下にさらに
詳細に説明する。
【0024】一般に、キャリー回路300のノードCL
2は、キャリー条件を満たす信号s1,s2,s3の組
合せによって、グランドへプルダウンされる。同様に、
キャリー回路300のノードCL2aは、ノット(no
t)キャリー条件を満たす信号s1n,s2n,s3n
の組合せによって、一般にグランドの方へプルダウンさ
れる。信号s,sn,r,rnは、評価期間中に、ノー
ドCL2およびCL2aを共にプルダウンする組合せで
発生してはならない、というように論理的に制限されて
いる。
【0025】NFET QF35,QF37のドレイ
ン、PFET QR48,QS49のドレイン、PFE
T QF59,QF54のゲートは、ノードCL2に接
続されている。QF35のソースは、ノードCL1にお
いて、QF32,QR44のドレインに接続されてい
る。QF32,QF33,QF34,QR44のソース
は、接地されている。QF37のソースは、QF34の
ドレインに接続され、そのノードをCL1aと呼ぶ。N
FET QF33のドレインおよびNFET QE36
のソースは、また、ノードCL1aに接続されている。
【0026】NFET QF41,QF43のドレイ
ン、PFET QR51,QS50のドレイン、PFE
T QF60,QF57のゲートは、ノードCL2aに
接続されている。QF41のソースは、ノードCL1a
において、QF38,QR45のドレインに接続されて
いる。QF38,QF39,QF40,QR45のソー
スは、接地されている。QF43のソースは、QF40
のドレインに接続され、そのノードをCL1dと呼ぶ。
NFET QF39のドレインおよびNFETQR42
のソースは、また、ノードCL1dに接続されている。
【0027】キャリー回路300は、以下に説明するよ
うに動作する。一般に、以下の説明は、信号の相補とは
無関係に、信号を記述するが、相補が存在し、回路は相
応的に応答することを理解すべきである。
【0028】入力信号s1,s2,s3および相互入力
信号s1n,s2n,s3nは、キャリー回路300に
対して外部的に形成される特定のタイミング・シーケン
スに従って、評価期間中、キャリー回路300に与えら
れる。このタイミングの態様は、図2に示されている。
このタイミングによれば、待機期間は、リセット信号r
がインアクティブになると、開始する。次に、入力信号
s1,s2,s3のうちの1つ以上がアクティブになる
と、評価期間が開始する。入力信号がインアクティブに
なると、評価期間は終了する。信号rがアクティブにな
ると、リセット期間が開始する。評価期間中、データ信
号s1,s2,s3は有効であり、1つ以上のこれらデ
ータ信号を、キャリー回路300による評価のために、
アクティブにすることができる。さらに他の態様では、
図2に示さないが、データ信号は、特定のタイム・シー
ケンスで、キャリー回路300に到達する。
【0029】評価期間中、キャリー回路は入力信号を評
価して、論理“AND/OR”機能の組合せを次のよう
に実行する。すなわち、例えば、入力信号s1,s2,
s3のうちのいずれか2つがアクティブになるならば、
キャリー回路100はキャリー信号cをアクティブにす
る。すなわち、論理項において、 (s1*s2)+(s1*s3)+(s2*s3) ならば、キャリー条件は満たされ、キャリー信号cはア
クティブになる。
【0030】評価前の初期状態では、信号s1,s2,
s3およびs1n,s2n,s3nの両方を含むデータ
入力信号は、ローであり、AND/ORゲートFETお
よび相補AND/ORゲートFETをターンオフする。
相補リセット信号rnがローであると、リセットFET
をターンオンし、ノードCL2およびCL2aをチャー
ジアップする。
【0031】ノードCL2がチャージアップされると、
QF54をターンオンし、QF59をターンオフする。
これにより、これらFETのドレインに接続されたキャ
リーラインcをプルダウンする。キャリーラインcのキ
ャリー信号cがローになると、保持電流FET QS4
9をターンオンする。
【0032】待機期間の開始時に、リセット信号rはロ
ーになり、電荷再配分FETをターンオフする。同時
に、相補リセット信号rnはハイとなり、リセットFE
Tをターンオフする。ドレインによってノードCL2に
接続されるすべてのFETはオフされ、ノードCL2は
分離された状態になり、ノードCL2はその電荷を保持
する。しかし、AND/ORゲートFETおよびFET
QR36を流れる漏れ電流が、その電荷を保持しよう
とするノードCL2の傾向に、ゆっくりと逆らうので、
ノードCL2上の電荷は、保持電流の供給がなければ、
ある程度、漏洩するであろう。QS49は、この保持電
流を供給するので、ノードCL2は、この段階では、チ
ャージされたままに保たれる。
【0033】評価期間中、データ信号s1,s2,s3
のうち少なくとも2つのデータ信号がアクティブになる
と、ノードCL2をプルダウンし、QF54をターンオ
フし、QF59をターンオンする。これは、キャリー信
号をプルアップし、保持電流FET QS49をターン
オフする。評価期間中、アクティブになった少なくとも
2つのデータ信号がなければ、ノードCL2はハイに留
まり、QF54およびQS49をオンに、QF59をオ
フに保持する。評価期間の終わりに、インアクティブに
なりつつあるデータ信号は、AND/ORゲートFET
をターンオフしようとする。ノードCL2がローにプル
されたならば、それはローに留まる。しかし、相補リセ
ット信号rnがハイに留まる限り、リセットFETはタ
ーンオフされたままに保たれる。ノードCL2がローに
プルされなかったならば、それは保持電流FET QS
4j9を経てプルアップされたハイに留まる。
【0034】リセット期間中、ハイであるリセット信号
は、電荷再配分FETをターンオンし、ノードCL1
a、すなわちQF33およびQF34のドレインに関す
るキャパシタンスをプリチャージする。これにより、評
価中に発生する切換えの際に、キャリー回路300にお
けるノイズを減少させる。
【0035】ノードCL1aのこのプリチャージは、ま
た、特定の環境で生じ得るキャリー回路300の誤動作
を防止する。すなわち、評価中に、QF37がオンし、
入力信号がQF33およびQF34をオフする信号であ
れば、ノードCL2上の電荷は、ノードCL1a上の電
荷に依存して、ノードCL1aに漏洩しようとする。こ
の漏洩が、ノードCL2の電圧を、QF59/QF54
インバータのトリップ・ポイント以下に低下させると、
出力Cは誤ってハイになるであろう。しかし、ノードC
L1aがプリチャージされると、ノードCL2上の電荷
のこの漏洩は発生せず、したがって誤り出力は生じな
い。
【0036】評価をスピードアップしようとするキャリ
ー回路300の特徴は、AND/ORゲートFETおよ
び相補AND/ORゲートFETを次のように形成する
ことにある。すなわち、最初に到達するデータは、グラ
ンドから共通ノードへの複数のAND/ORゲートFE
Tの接続に対して、これら複数のFETの中で最も下位
にあるAND/ORゲートFETで評価する。すなわ
ち、例えば、グランドと共通ノードCL2との間のソー
ス電極およびドレイン電極の接続に対して、FET Q
F32はFET QF35よりも下位にある。この構成
は、データ信号s2の到達前にデータ信号s3が到達す
るならば、評価時間をスピードアップする傾向がある。
というのは、QF32のゲートが、データ信号s3を受
信し、QF35のゲートが、データ信号s2を受信する
からである。
【0037】特定のケースにおいて評価をスピードアッ
プするキャリー回路300の他の特徴は、リセット・デ
ィスチャージFETに関係している。例えば、FET
QR44は、次のケースの場合に、キャリー回路300
による評価をスピードアップする。すなわち、第1の評
価中に、データ信号s2が、キャリー回路300の信号
サイドでアクティブになるケースである。この第1の評
価の前に、QR48がオンするので(なぜならば、相補
リセット信号rnが、リセット期間中にローレベルでア
クティブになるからである)、ノードCL2は、PFE
T QR48によってVddにまでチャージされる。し
たがって、この第1の評価中に、データ信号s2がアク
ティブになると、QF35はターンオンし、ノードCL
1は、ノードCL2のVddレベルから、QF35の電
圧スレショルド・レベルを引いた値にまで、チャージさ
れる。次に、第1の評価期間の終わりに、入力信号はイ
ンアクティブになる。続くリセット期間中、ノードCL
2は、ローレベルでアクティブである信号rnの故にオ
ンしているQR48を経て再びチャージされる。また、
リセット中にハイレベルでアクティブになる信号rは、
QR36をターンオンし、したがって、ノードCL1a
は、VddからNFET QR36のスレショルド電圧
を引いた値にチャージされる。
【0038】キャリー回路300が、リセット・ディス
チャージFET QR44を有さないならば、第2の評
価期間中、データ信号s1およびs2がアクティブにな
ると、QF34は、そのドレインに直接に接続されたノ
ードCL1a上の電荷をディスチャージしなければなら
ず、かつ、QF37を経てノードCL2をディスチャー
ジしなければならない。また、QF37およびQF35
を経て、ノードCL1をディスチャージしなければなら
ない。上述した第2の評価中、QF34を経てノードを
ディスチャージするこの特定のケースは(第1の評価中
に、前述したようにノードはチャージアップされてい
る)、第2の評価をかなり低速にする。リセット・ディ
スチャージFET QR44の付加によって、ノードC
L1は、前述の第1の評価に続くリセット期間中、リセ
ット中にアクティブになる信号rによりQR44をター
ンオンすることによって、QR44を経てディスチャー
ジする。したがって、ノードCL1は、第2の評価中、
QF34,QF35,QF37を経てのディスチャージ
はより少なくなり、したがって第2評価の速度は増大す
る。また、QF34,QF35,QF37を経るディス
チャージ電流がこのようにして減少するので、1つ以上
のこれらFETのサイズを縮小することができ、デバイ
ス・サイズを縮小して電力消費を少なくしながら、入力
信号に応答して実質的に同一の切換え速度を得ることが
できる。
【0039】キャリー回路100およびキャリー回路3
00の動作をシミュレートして、キャリー回路300に
よって与えられる速度の改善を調べた。このシミュレー
ションでは、入力は、次のように切換えられた(入力相
補信号についての言及は省略する)。まず、第1の評価
期間中に、信号s2をアクティブにした。次に、第2の
評価期間中に、信号s1およびs2をアクティブにし
た。その結果、第2の評価は、出力キャリー信号cをト
リガした。第1のシミュレーションのケースでは、第2
の評価サイクル中、信号s1およびs2を同時にアクテ
ィブにした。第2のシミュレーションでは、第2の評価
サイクル中に、信号s1の前に6ピコ秒、信号s2をア
クティブにした。第3のシミュレーションでは、第2の
評価サイクル中に、信号s1の前に100ピコ秒、信号
s2をアクティブにした。これらのシミュレーションに
よれば、第1および第2のケースの場合、キャリー回路
300は、第2の評価の際に、キャリー回路100より
も10ピコ秒速く評価を行った。第3のケースの場合、
キャリー回路300は、7ピコ秒速く評価を行った。C
SAには多くの直列キャリーステージが存在するので、
キャリー回路300によって与えられるこの7〜10ピ
コ秒の改善は、総合速度を数倍以上に改善する。
【0040】本発明とその効果を、詳細に説明したが、
本発明の趣旨と範囲から逸脱することなく、種々の変
更,置換,変形を行うことができる。
【0041】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。 (1)入力信号の評価に基づいて、信号を出力するデー
タ処理装置における回路であって、少なくとも第1およ
び第2の入力信号を評価するように構成された多数の評
価トランジスタを備え、これら評価トランジスタの少な
くとも1つは、入力信号のトリガリング組合せに応じ
て、出力信号をトリガし、ノードを備え、このノード
は、ノードが一定のレベルより上にチャージされるなら
ば、前記出力信号が、前記少なくとも1つの評価トラン
ジスタによってトリガされることを防止し、前記ノード
をディスチャージする状態に切換えることのできるディ
スチャージ・トランジスタを備える、ことを特徴とする
回路。 (2)前記ノードがチャージされた後に、アクティブに
できる第3の信号を有し、前記ディスチャージ・トラン
ジスタは、アクティブにされた前記第3の信号に応答し
て、前記ノードをディスチャージする、ことを特徴とす
る上記(1)に記載の回路。 (3)前記評価トランジスタのうちの少なくとも1つを
経て、前記ノードがディスチャージする(このようにデ
ィスチャージされた高レベルの電荷は、評価の速度を減
少させる)入力信号の特定のトリガリング組合せに対し
て、前記トリガリング組合せを評価する前の、前記ノー
ドのディスチャージが、評価の速度を増大させる、こと
を特徴とする上記(2)に記載の回路。 (4)前記ノードが、入力信号の特定のノン・トリガリ
ング組合せに対して、チャージする、ことを特徴とする
上記(3)に記載の回路。 (5)前記入力信号は、評価期間中にアクティブにさ
れ、前記第3の信号は、前記評価期間の間の期間中にア
クティブにされ、入力信号の前記ノン・トリガリング組
合せが、第1の評価期間中に設定され、入力信号の前記
トリガリング組合せが、第2の評価期間中に設定され、
前記第3の信号がアクティブになって、前記第2の評価
期間の前に、前記ノードをディスチャージし、前記第2
の評価期間中の評価時間を減少させる、ことを特徴とす
る上記(4)に記載の回路。 (6)データ処理装置において、少なくとも第1および
第2の入力信号を評価するように構成された多数の評価
トランジスタと、ノードとを備え、このノードは、ノー
ドが一定のレベルより上にチャージされるならば、出力
信号が、少なくとも1つの評価トランジスタによってト
リガされることを防止する回路へ入力される信号を評価
する方法であって、評価期間中に、入力信号のトリガリ
ング組合せを評価する前記多数のトランジスタによっ
て、出力信号をトリガするステップと、前記回路の特定
のノードをディスチャージする状態に切換えることので
きるディスチャージ・トランジスタを設けるステップ
と、前記評価期間の前に、前記ディスチャージ・トラン
ジスタを切換えて、前記ノードをディスチャージして、
前記評価期間中の評価時間を減少させるステップと、を
含むことを特徴とする信号の評価方法。 (7)第1および第2の評価期間中に、入力信号を評価
するステップと、前記出力信号をトリガすることなし
に、前記第1の評価期間中に、少なくとも1つの評価ト
ランジスタを切換えて、前記ノードをチャージするステ
ップと、前記評価期間中に、前記ディスチャージ・トラ
ンジスタを切換え、前記ノードをディスチャージするス
テップと、前記第2の評価期間中に少なくとも1つの評
価トランジスタを切換え、評価期間の間の期間中にディ
スチャージされるノードの故に、前記第2の評価期間中
に、前記出力信号をより速くトリガするステップと、を
さらに含むことを特徴とする上記(6)に記載の方法。 (8)データ処理装置において、キャリー回路の評価速
度を改善する方法であって、第1の評価期間中に、前記
キャリー回路内の少なくとも1つのトランジスタが、前
記キャリー回路に供給される少なくとも1つの入力信号
をアクティブにすることによって、切換えられ、前記キ
ャリー回路内のノードがチャージアップされ、第2の評
価期間中に、前記キャリー回路内の少なくとも1つのト
ランジスタが、前記キャリー回路に供給される少なくと
も1つの入力信号をアクティブにすることによって、切
換えられ、前記ノードが少なくとも1つのトランジスタ
を経てディスチャージされて、前記キャリー回路の出力
信号を切換え、前記方法は、前記ノードに接続され、前
記ノードをディスチャージする状態に切換えることので
きるディスチャージ・トランジスタを設けるステップ
と、評価期間の前に、前記ディスチャージ・トランジス
タを切換えて、前記評価期間中に前記入力信号を評価す
る時間を減少させるステップと、を含むことを特徴とす
る方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のキャリー回路の回路図である。
【図2】キャリー回路に対するリセット期間,待機期
間,評価期間を示すタイミング図である。
【図3】本発明の実施例であるキャリー回路の回路図で
ある。
【符号の説明】
100,300 キャリー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−73612(JP,A) 特表 昭61−501545(JP,A) 米国特許5406506(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 7/50 H01L 21/8238 H01L 27/092 H03K 19/0948

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号の評価に基づいて、信号を出力す
    るデータ処理装置における回路であって、 少なくとも第1および第2の入力信号を評価するように
    構成された多数の評価トランジスタを備え、これら評価
    トランジスタの少なくとも1つは、入力信号のトリガリ
    ング組合せに応じて、出力信号をトリガし、 ノードを備え、このノードは、ノードが一定のレベルよ
    り上にチャージされるならば、前記出力信号が、前記少
    なくとも1つの評価トランジスタによってトリガされる
    ことを防止し、 前記ノードをディスチャージする状態に切換えることの
    できるディスチャージ・トランジスタを備える、ことを
    特徴とする回路。
  2. 【請求項2】前記ノードがチャージされた後に、アクテ
    ィブにできる第3の信号を有し、前記ディスチャージ・
    トランジスタは、アクティブにされた前記第3の信号に
    応答して、前記ノードをディスチャージする、ことを特
    徴とする請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】前記評価トランジスタのうちの少なくとも
    1つを経て、前記ノードがディスチャージする(このよ
    うにディスチャージされた高レベルの電荷は、評価の速
    度を減少させる)入力信号の特定のトリガリング組合せ
    に対して、前記トリガリング組合せを評価する前の、前
    記ノードのディスチャージが、評価の速度を増大させ
    る、ことを特徴とする請求項2記載の回路。
  4. 【請求項4】前記ノードが、入力信号の特定のノン・ト
    リガリング組合せに対して、チャージする、ことを特徴
    とする請求項3記載の回路。
  5. 【請求項5】前記入力信号は、評価期間中にアクティブ
    にされ、前記第3の信号は、前記評価期間の間の期間中
    にアクティブにされ、入力信号の前記ノン・トリガリン
    グ組合せが、第1の評価期間中に設定され、入力信号の
    前記トリガリング組合せが、第2の評価期間中に設定さ
    れ、前記第3の信号がアクティブになって、前記第2の
    評価期間の前に、前記ノードをディスチャージし、前記
    第2の評価期間中の評価時間を減少させる、ことを特徴
    とする請求項4記載の回路。
  6. 【請求項6】データ処理装置において、少なくとも第1
    および第2の入力信号を評価するように構成された多数
    の評価トランジスタと、ノードとを備え、このノード
    は、ノードが一定のレベルより上にチャージされるなら
    ば、出力信号が、少なくとも1つの評価トランジスタに
    よってトリガされることを防止する回路へ入力される信
    号を評価する方法であって、 評価期間中に、入力信号のトリガリング組合せを評価す
    る前記多数のトランジスタによって、出力信号をトリガ
    するステップと、 前記回路の特定のノードをディスチャージする状態に切
    換えることのできるディスチャージ・トランジスタを設
    けるステップと、 前記評価期間の前に、前記ディスチャージ・トランジス
    タを切換えて、前記ノードをディスチャージして、前記
    評価期間中の評価時間を減少させるステップと、を含む
    ことを特徴とする信号の評価方法。
  7. 【請求項7】第1および第2の評価期間中に、入力信号
    を評価するステップと、 前記出力信号をトリガすることなしに、前記第1の評価
    期間中に、少なくとも1つの評価トランジスタを切換え
    て、前記ノードをチャージするステップと、 前記評価期間中に、前記ディスチャージ・トランジスタ
    を切換え、前記ノードをディスチャージするステップ
    と、 前記第2の評価期間中に少なくとも1つの評価トランジ
    スタを切換え、評価期間の間の期間中にディスチャージ
    されるノードの故に、前記第2の評価期間中に、前記出
    力信号をより速くトリガするステップと、をさらに含む
    ことを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】データ処理装置において、キャリー回路の
    評価速度を改善する方法であって、 第1の評価期間中に、前記キャリー回路内の少なくとも
    1つのトランジスタが、前記キャリー回路に供給される
    少なくとも1つの入力信号をアクティブにすることによ
    って、切換えられ、前記キャリー回路内のノードがチャ
    ージアップされ、第2の評価期間中に、前記キャリー回
    路内の少なくとも1つのトランジスタが、前記キャリー
    回路に供給される少なくとも1つの入力信号をアクティ
    ブにすることによって、切換えられ、前記ノードが少な
    くとも1つのトランジスタを経てディスチャージされ
    て、前記キャリー回路の出力信号を切換え、 前記方法は、 前記ノードに接続され、前記ノードをディスチャージす
    る状態に切換えることのできるディスチャージ・トラン
    ジスタを設けるステップと、 評価期間の前に、前記ディスチャージ・トランジスタを
    切換えて、前記評価期間中に前記入力信号を評価する時
    間を減少させるステップと、を含むことを特徴とする方
    法。
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