JP3364697B2 - 被検体表面の拡大観察装置 - Google Patents

被検体表面の拡大観察装置

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JP3364697B2 JP05244494A JP5244494A JP3364697B2 JP 3364697 B2 JP3364697 B2 JP 3364697B2 JP 05244494 A JP05244494 A JP 05244494A JP 5244494 A JP5244494 A JP 5244494A JP 3364697 B2 JP3364697 B2 JP 3364697B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に拡大又は縮小用
光学系とテレビモニタに接続する撮像素子を設けた観察
鏡筒を用いる被検体表面の拡大観察装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示すように、内部に拡大用
光学系1を収容し、基端側にテレビモニタに接続するC
CDを用いた撮像素子2を設け、先端に導光材料から成
る半球ド−ム状の導光キャップ3を取付けた観察鏡筒4
(ヘッド)を用い、このヘッドを皮膚や臓器等の被検体
表面に直接当接してその拡大像をテレビモニタに表示さ
せて被検体表面を拡大観察する装置がある。
【0003】この従来装置における照明は、観察鏡筒4
の周囲に配置した多数の光ファイバ5を介して光源から
の照明光を半球ド−ム状の導光キャップ3に導き、導光
キャップ3内を全反射を繰り返して通過させ、小孔6の
内周面から被検体表面へ水平光として投射させることに
より行なわれるのであるが、被検体表面の反射光を拡大
レンズ系1を通して撮像素子2に入射させて、撮像素子
に接続したテレビモニタで被検体の拡大画像を観察する
時、被検体は空気中にあるため、その表面による反射光
がありこれが観察用光学系に入射して目的とする表面が
見づらくなる。
【0004】そこで、従来装置では、この反射光を抑制
するため、偏光フィルタ7,8を設けるようにしている
が、偏光フィルタの透過率が50%程度と低いので、テ
レビモニタ画像が暗くなり、例えば皮膚表面の観察や、
皮膚表面に近い内部血管や、略々透明なガラスあるいは
プラスチック材の内部欠陥の観察に困難を来していた。
この問題を解決する方法としては、導光キャップと被検
体表面との間に屈折率1以上の透明液体、例えば水を介
在させて観測する方法を探ればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、皮膚
や人体表面などのように表面反射光が多く、それがその
観察に邪魔になるような場合でも表面反射光を抑え、表
面の画像を明るい像として観察することが出来る前述の
方法の実施に適する装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、第1の発明は先端に導光
キャップを固着又は着脱自在に取付け、基端側にテレビ
モニタに接続する撮像素子を設け、内部に拡大又は縮小
用レンズ光学系を収容した鏡筒を用い、この鏡筒を被検
体表面に当接して被検体表面の拡大像を前記テレビモニ
タで観察する装置であって、前記導光キャップとして、
透明材料により中実の略半球体状に形成され、且つ対物
レンズ側を平面とし、対物側先端部に撮像のための視野
を規定すると共に観察時に使用する透明液体を保留する
ための平面を前記対物レンズ側平面と略平行に形成した
ものを用いたことを特徴とする被検体表面の拡大観察装
置である。
【0007】第2の発明は、先端に導光キャップを固着
又は着脱自在に取付け、基端部にテレビモニタに接続す
る撮像素子を設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系
を収容した鏡筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接し
て被検体表面の拡大像を前記テレビモニタで観察する装
置であって、前記導光キャップとして、透明材料により
円板状に形成され、その対物レンズ側を平面とし、対物
側は前記対物レンズ側平面と略平行の平面としたものを
用い、照明光を前記導光キャップに導く導光体の光出射
端を出射光が導光キャップの対物側平面の中央部に導か
れるように傾斜面としたことを特徴とする被検体表面の
拡大観察装置である。
【0008】第3の発明は、先端に導光キャップを固着
又は着脱自在に取付け、基端部にテレビモニタに接続す
る撮像素子を設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系
を収容した鏡筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接し
て被検体表面の拡大像を前記テレビモニタで観察する装
置であって、前記導光キャップとして、透明材料により
円板状に形成され、対物レンズ側を平面とし、対物側は
前記対物レンズ側平面と略平行の平面としたものを用
い、照明光を前記導光キャップに導く導光体の光出射端
と、導光キャップの対物レンズ側平面の間に、照明光を
導光キャップの対物側平面の中央部に導くためのリング
状プリズムを配置したことを特徴とする被検体表面の拡
大観察装置である。
【0009】第4の発明は、先端に導光キャップを固着
又は着脱自在に取付け、基端部にテレビモニタに接続す
る撮像素子を設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系
を収容した鏡筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接し
て被検体表面の拡大像を前記テレビモニタで観察する装
置であって、前記導光キャップとして、透明材料により
円板状に形成され、対物レンズ側を平面とし、対物側は
前記平面と略平行の平面とし、且つこの導光キャップに
入射する照明光を前記対物側平面の中央部に導くように
対物体レンズ側平面の周囲に傾斜面を形成したものを用
いたことを特徴とする被検体表面の拡大観察装置であ
る。
【0010】
【作用】第1〜第4の発明によると、導光キャップと被
検体表面との間に屈折率1以上の透明液体を介在させて
表面反射光のない明るい拡大画像を観察する場合に好適
な被検体表面の拡大観察装置を提供することが出来る。
【0011】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例を示すもので、
11は内部に拡大又は縮小用レンズ光学系12を収容
し、基端側にテレビモニタ(図示せず)に接続されたC
CDを用いた撮像素子13を設け、先端にガラス、プラ
スチック等の透明材料により中実の略半球体状に形成さ
れ、且つ対物レンズ側表面14aを平面とし、対物側先
端部に撮像のための視野を規定する前記対物レンズ側表
面14aと略平行の物体側平面14bを形成した導光キ
ャップ14を着脱自在に取付けた鏡筒である。なお、レ
ンズ光学系12は通常縮小レンズ光学系のものが用いら
れ、倍率を1:1以上とする場合は、拡大レンズ光学系
のものが用いられる。
【0012】15は鏡筒11の周囲に配置した光ファイ
バで、光源(図示せず)からの照明光を導光キャップ1
4の対物レンズ側表面14aに入射させる。そして導光
キャップ14に入射した照明光は、矢印のように対物側
平面14bに導かれる。
【0013】観察時は、被検体16の表面に水等の屈折
率が1以上の透明液体17を落し、この透明液体17を
介して撮像素子を接続したテレビモニタにより被検体1
6の表面の拡大観察を行う。
【0014】この場合、被検体16の表面と導光キャッ
プ14の物体側平面14bとの間に透明液体17は閉じ
込められ、この透明液体17は空気よりも屈折率が高い
ため、導光キャップ14内を進む光は、物体側平面14
bで全反射せずに被検体側へ射出され、これが被検体1
6を照らす照明光となる。この場合、物体側平面14b
において生ずる反射光(フレア−光)は、対物レンズ側
表面14aでは全反射するので、対物レンズ側表面14
aより光が射出することはなく、従って対物レンズ12
にフレア−光が入るようなことはない。そのため、鮮明
な被検体16表面の拡大画像をテレビモニタ画面上で観
察することができる。
【0015】図3は本発明の第2の実施例を示すもの
で、導光キャップ141として、硝子、プラスチック等
の透明材料により円板状に形成され、その対物レンズ側
を平面とし、対物側は前記対物レンズ側表面141aと
略平行の平面としたものを用い、照明光を導く光ファイ
バ5の光出射端を照明光が対物側平面141bの中央部
に導かれるように傾斜面5aとしたものである。
【0016】この場合も、観察時に、屈折率が1以上の
透明液体17を被検体16と導光キャップ141の対物
側平面141b間に介在させて観察することにより、鮮
明な拡大画像をテレビモニタ画面上で観察することがで
きる。
【0017】図4は、本発明の第3の実施例を示すもの
で、導光キャップとしては図3に示したものと同じ円板
状の導光キャップ141を用いるが、光ファイバとして
は第2の実施例のように出射光端を傾斜面5aとせず、
通常の光ファイバ5を用い、その代わりに、光ファイバ
5と導光キャップ141間に照明光を導光キャップ14
1の対物側平面141bの中央に導くためのリング状プ
リズム18を配置したものである。
【0018】この場合も、水等の屈折率が1以上の透明
液体17を被検体16と導光キャップ141間に介在さ
せて観察することにより、鮮明な拡大画像を観察するこ
とができる。
【0019】図5は本発明の第4の実施例を示すもの
で、導光キャップ142として、硝子、プラスチック等
の透明材料により円板状に形成され、対物レンズ側表面
142aを平面とし、対物側はこの対物レンズ表面14
2aと略平行の平面とすると共に、光ファイバ5から出
射する照明光を前記対物側平面142bの中央部に導く
ように対物レンズ側表面142aの周囲に傾斜面142
cを形成したものを用いるようにしたものである。
【0020】この場合も、水等の屈折率が1以上の透明
液体17を被検体16を導光キャップ141内に介在さ
せて観察することにより、鮮明な拡大画像を観察するこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、導光キャップと被検体表
面との間に屈折率1以上の透明液体を介在させて観察す
る方法を採る場合、本発明装置によれば、被検体の表面
と導光キャップの物体側表面との間に透明液体は閉じ込
められるので、鮮明な被検体の拡大画像を安定して観察
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
11 鏡筒 12 レンズ光学系 13 撮像素子 14 導光キャップ 15 光ファイバ 16 被検体 17 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/107 A61B 5/00 G02B 21/06 A61B 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に導光キャップを固着又は着脱自在
    に取付け、基端側にテレビモニタに接続する撮像素子を
    設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系を収容した鏡
    筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接して被検体表面
    の拡大像を前記テレビモニタで観察する装置であって、
    前記導光キャップとして、透明材料により中実の略半球
    状に形成され、且つ対物レンズ側を平面とし、対物側
    先端部に撮像のための視野を規定すると共に観察時に使
    用する透明液体を保留するための平面を前記対物レンズ
    側平面と略平行に形成したものを用いたことを特徴とす
    る被検体表面の拡大観察装置。
  2. 【請求項2】 先端に導光キャップを固着又は着脱自在
    に取付け、基端部にテレビモニタに接続する撮像素子を
    設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系を収容した鏡
    筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接して被検体表面
    の拡大像を前記テレビモニタで観察する装置であって、
    前記導光キャップとして、透明材料により円板状に形成
    され、その対物レンズ側を平面とし、対物側は前記対物
    レンズ側平面と略平行の平面としたものを用い、照明光
    を前記導光キャップに導く導光体の光出射端を出射光が
    導光キャップの対物側平面の中央部に導かれるように傾
    斜面としたことを特徴とする被検体表面の拡大観察装
    置。
  3. 【請求項3】 先端に導光キャップを固着又は着脱自在
    に取付け、基端部にテレビモニタに接続する撮像素子を
    設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系を収容した鏡
    筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接して被検体表面
    の拡大像を前記テレビモニタで観察する装置であって、
    前記導光キャップとして、透明材料により円板状に形成
    され、対物レンズ側を平面とし、対物側は前記対物レン
    ズ側平面と略平行の平面としたものを用い、照明光を前
    記導光キャップに導く導光体の光出射端と、導光キャッ
    プの対物レンズ側平面の間に、照明光を導光キャップの
    対物側平行平面の中央部に導くためのリング状プリズム
    を配置したことを特徴とする被検体表面の拡大観察装
    置。
  4. 【請求項4】 先端に導光キャップを固着又は着脱自在
    に取付け、基端部にテレビモニタに接続する撮像素子を
    設け、内部に拡大又は縮小用レンズ光学系を収容した鏡
    筒を用い、この鏡筒を被検体表面に当接して被検体表面
    の拡大像を前記テレビモニタで観察する装置であって、
    前記導光キャップとして、透明材料により円板状に形成
    され、対物レンズ側を平面とし、対物側は前記対物レン
    ズ側平面と略平行の平面とし、且つこの導光キャップに
    入射する照明光を前記対物側平行平面の中央部に導くよ
    うに対物体レンズ側平面の周囲に傾斜面を形成したもの
    を用いたことを特徴とする被検体表面の拡大観察装置。
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