JP3360274B2 - 液体カートリッジフィルタ用濾材 - Google Patents

液体カートリッジフィルタ用濾材

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JP3360274B2 JP32757392A JP32757392A JP3360274B2 JP 3360274 B2 JP3360274 B2 JP 3360274B2 JP 32757392 A JP32757392 A JP 32757392A JP 32757392 A JP32757392 A JP 32757392A JP 3360274 B2 JP3360274 B2 JP 3360274B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願発明は液体カートリッジ
フィルタ用濾材に関するものであって、とくに、カート
リッジフィルタなどで、ジグザグに折り曲げてプリーツ
状にして用いられる液体カートリッジフィルタ用濾材に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、カートリッジフィルタなどで
は、液体カートリッジフィルタ用濾材をジグザグに折り
曲げてプリーツ状にして使用するが、使用の際に液体に
よる圧力が加わるため、濾材だけでは濾材同士が密着し
て緻密になり、液体が濾過されなくなる、いわゆる、デ
ッドスペースが生ずるという問題がある。このため、従
来は、液体カートリッジフィルタ用濾材の両面に液体カ
ートリッジフィルタ用濾材と同様のプリーツ形状に加工
した目の粗い不織布、例えば、スパンボンド、ファイバ
ーボンド乾式系などの不織布、あるいは、織物、ネット
などのスペーサーを積層することにより、このデッドス
ペースが生じるのを防止していた。
【0003】 しかし、このようなスペーサー、濾
材、スペーサーからなる3層構造のものをカートリッジ
フィルタに加工するには、液体カートリッジフィルタ用
濾材と2枚のスペーサーを各々ジグザグに折り曲げてプ
リーツ状にした後、重ね合わせてカートリッジフィルタ
に装着しなければならないので、加工性が悪く、非常に
煩雑な作業が必要であり、しかも、2枚のスペーサーを
使用するため、液体カートリッジフィルタ用濾材の占め
る体積が減り、コストも高くなりやすいという欠点があ
った。
【0004】また、表面に線状、網状などのホットメル
ト樹脂を付着せしめた液体カートリッジフィルタ用濾材
が提案されており、これはホットメルト樹脂がスペーサ
ーの役割を果たすとともに、一度の折り加工でカートリ
ッジフィルタに装着できるので、作業性も大幅に改善さ
れたものであった。しかし、この液体カートリッジフィ
ルタ用濾材の場合、ホットメルト樹脂の付着した表面は
液体が全く通らないため、その部分の濾過面積は犠牲に
しなければならず、また、この面積を小さくすると、ス
ペーサーとしての機能が低下して、濾材のデッドスペー
スの発生が十分に防止できなかった。
【0005】
【発明の解決すべき課題】この出願発明は上記の従来技
術の欠点を解消するために発明されたものであり、デッ
ドスペースを防止でき、しかも、簡単な作業でフィルタ
を製造できる、加工性の良い液体カートリッジフィルタ
用濾材を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、メルト
ブロー法又はジェット紡糸法により製造された少なくと
も一つの不織布層と、少なくとも一つの不織布の少なく
とも表裏一方の面に、メルトブロー法によって得られる
繊維からなる層の表裏を結ぶブリッジ状の配列繊維構造
が形成され、ブリッジ配列になった繊維の粗密構造とな
っている不織布層が積層されている液体カートリッジフ
ィルタ用濾材に関するものである。
【0007】
【作用】この出願発明の液体カートリッジフィルタ用濾
材は、不織布層と少なくとも表裏層の一方に、メルトブ
ロー法によって得られる繊維が厚さ方向に平行に剥離可
能に連続的に結合する不織布層が積層されている液体カ
ートリッジフィルタ用濾材から構成されている。
【0008】メルトブロー法によって得られる繊維が厚
さ方向に平行に剥離可能に連続的に結合する不織布層
は、粗密構造を形成している。したがって、液体カート
リッジフィルタ用濾材どうしが接触しても、メルトブロ
ー法によって得られる繊維が厚さ方向に平行に剥離可能
に連続的に結合する不織布層の構造によって、スペーサ
ー的な機能が発揮されるので、濾過性能が変化すること
はなく、また、全面にわたって不織布が配置されている
ため、圧縮は受けてもホットメルト樹脂を付着させる場
合のように液体が全く通らなくなることはなく、均一に
液体を透過することができる。
【0009】また、この出願発明は、メルトブロー法又
はジェット紡糸法により製造された不織布として、とく
に平均繊維径が0.3〜10μmの合成繊維から製造さ
れた不織布を用いると、微細な固形物の分離が可能とな
るので好適である。この出願発明の、カートリッジフィ
ルタは、メルトブロー法またはジェット紡糸法により製
造された不織布層とメルトブロー法によって得られる繊
維が厚さ方向に平行に剥離可能に連続的に結合する不織
布層が表裏層の少なくとも一方に積層されているため、
ジグザグに折曲げる加工を容易に行うことができ、カー
トリッジに簡単に装着できる。
【0010】つぎに、図面によってこの出願発明を詳細
に説明する。図1はこの出願発明の液体カートリッジフ
ィルタ用濾材の一例を示す斜視図であり、図2はその拡
大断面図である。この出願発明の液体カートリッジフィ
ルタ用濾材に用いる不織布層1は、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドなどの
熱可塑性樹脂を溶融紡糸すると同時に、高速気体流を作
用させて、微細な繊維からなる繊維流を形成させ、これ
をコンベア上に集積する、いわゆるメルトブロー法(特
開昭50-46972号、特公昭56-33511号参照)やジェット紡
糸法により製造される。この不織布層1は、好ましく
は、平均繊維径0.3〜10μm、より好ましくは、
0.5〜5μmの合成繊維からなり、その繊維間が自己
接着により結合された構造となっている。不織布層1を
構成する繊維の平均繊維径は、10μmを超えると微細
な固形物の分離ができなくなって濾過性能が低下し、
0.3μm未満では不織布の安定した製造が実質的に困
難になる。
【0011】不織布層1を構成する繊維は、紡糸時に高
速気流によって細化されるだけであるので、延伸の程度
は通常の繊維に比して低い。不織布の繊維間の空隙は接
着剤を用いる場合や、ホットメルト樹脂を付着させる場
合のように封鎖されてしまうことはなく、濾過性能を維
持した状態で接合できる。
【0012】また、この出願発明のメルトブロー法によ
って得られる繊維が厚さ方向に平行に剥離可能に連続的
に結合する不織布層2は、層の断面が、層の表裏を結ぶ
ブリッジ状の配列繊維構造を有し、ブリッジ配列になっ
た繊維の粗密構造となっている。密になった部分3が液
体カートリッジフィルタ用濾材間の支柱となって従来の
スペーサーとして機能し、しかも、粒子を捕捉する機能
も併せて有している。また、粗になった部分4は、流体
の通路となって、流れを良くしている。このメルトブロ
ー法によって得られる繊維が厚さ方向に平行に剥離可能
に連続的に結合する不織布層2は、メルトブロー法によ
る繊維をロール間に噴出して積層することによって製造
される。この層の粗密構造は、メルトブローの噴出孔と
ロール間の距離、あるいは、ロール間の距離などを変え
ることによっていろんな構造のものが製造される。たと
えば、噴出孔とロール間の距離を大きくすると、粗密の
間隔が大きくなり、一方、噴出孔とロール間の距離を小
さくすると、粗密の間隔が小さくなる。また、ロール間
の距離を大きくすると、粗密の密度差が大きくなり、一
方、ロール間の距離を小さくすると、粗密の密度差が小
さくなる。なお、ロールの速度を変化すると上記の変動
が大きくなり、偏芯ロールを使用することによっても、
上記の変動は大きくなる。
【0013】なお、メルトブロー法によって得られる繊
維は、厚さ方向に平行に剥離可能に連続的に結合する不
織布の構成繊維の平均繊維径が、12〜40μmである
ことが好適である。平均繊維径が12μmより小さい
と、この層において目詰まりが生じやすくなるためカー
トリッジフィルタの使用寿命が短くなる傾向があり、平
均繊維径が40μmより大きくなると、繊維間に大きな
空間が形成されて実質的にこの層におけるフィルタ効果
が期待できなくなる。
【0014】
【実施例】
実施例1 メルトインデックス20のポリプロピレン樹脂を、メル
トブロー装置により、押し出し量 0.39g/分/オ
リフィス、紡糸温度395℃、エアー量1.0kg/c
2、エアー温度を紡糸温度の+5〜20℃の条件で紡
糸し、ノズルからの距離(集積距離)が40cmにある
コンベヤ上に集積して、平均繊維径1.5μm、目付1
00g/m2のメインメルトブロー不織布を作成した。
一方、メルトインデックス20のポリプロピレン樹脂
を、メルトブロー装置により、押し出し量0.39g/
分/オリフィス、紡糸温度 350℃、エアー量0.6
kg/cm2エアー温度を紡糸温度の+5〜20℃の条
件で紡糸し、ノズルからの距離(集積距離)が30cm
にあるロール間に集積して、繊維が厚さ方向に平行に剥
離可能に連続的に結合した構造の平均繊維径13μm、
目付60g/m2の、特殊メルトブロー不織布を作成し
た。なお、ロールは直径100mmのメッシュロールか
らなり、ロール間の間隔は10mmであった。上記メイ
ンブロー不織布と特殊メルトブロー不織布とを積層し、
115℃で10秒間、予備加熱した直後に、圧力2kg
/cm2の条件でプレスによりラミネートして液体カー
トリッジフィルタ用濾材を得た。
【0015】比較例1 メルトインデックス20のポリプロピレン樹脂を、メル
トブロー装置により、押し出し量0.39g/分/オリ
フィス、紡糸温度395℃、エアー量1.0kg/cm
2、エアー温度を紡糸温度の+5〜20℃の条件で紡糸
し、ノズルからの距離(集積距離)が40cmであるコ
ンベア上に集積して、平均繊維径1.5μm、目付10
0g/m2のメルトブロー不織布からなる液体カートリ
ッジフィルタ用濾材を得た。
【0016】比較例2 実施例1の特殊メルトブロー不織布の代わりに、メルト
インデックス20のポリプロピレン樹脂を、メルトブロ
ー装置により、押し出し量0.39g/分/オリフィ
ス、紡糸温度340℃、エアー量 0.6kg/c
2、エアー温度を紡糸温度の+5〜20℃の条件で紡
糸し、ノズルからの距離(集積距離)が30cmである
コンベア上に集積して作成した、平均繊維径15μm、
目付60g/m2のメルトブロー不織布を用い、実施例
1と同様にして液体カートリッジフィルタ用濾材を得
た。
【0017】比較例3 実施例1の特殊メルトブロー不織布の代わりに、5mm
×メッシュ5mm、目付 30g/m2のポリプロピレ
ン製ネットを用い、実施例1と同様にして液体カートリ
ッジフィルタ用濾材を得た。
【0018】実施例2 実施例1の特殊メルトブロー不織布の代わりに、メルト
インデックス20のポリプロピレン樹脂をメルトブロー
装置により、押し出し量0.39g/分/オリフィス、
紡糸温度335℃、エアー量0.6kg/cm2、エア
ー温度を紡糸温度の+5〜20℃の条件で紡糸し、ノズ
ルからの距離(集積距離)が30cmにあるロール間に
集積して作成した、平均繊維径16μm、目付60g/
2のメルトブロー不織布を用い、実施例1と同様にし
て液体カートリッジフィルタ用濾材を得た。
【0019】実施例3 実施例2で使用した特殊メルトブロー不織布をメインブ
ロー不織布の両面に積層し、115℃で10秒間、予備
加熱した直後に、圧力2kg/cm2の条件でプレスし
て、特殊メルトブロー不織布/メインブロー不織布/特
殊メルトブロー不織布の構造の液体カートリッジフィル
タ用濾材を得た。
【0020】(フィルタの使用寿命試験)液体カートリ
ッジフィルタ用濾材を、折り山20mmでプリーツ加工
したものを、円筒状の多孔性コア材(直径26mm、長
さ250mm)に濾材の山数が56山となるように1周
巻いた外径70mmのカートリッジフィルタ(濾過面積
0.53m2)製作する。このカートリッジフィルタを
図3のようにハウジング内に装着し、流量を20l/分
に設定して通水する。JIS−Z−8901に規定され
るJIS8種のダストを液槽内に投入し、ダスト濃度6
0mg/lのダスト液を調整し、このダスト液をカート
リッジフィルタに通水して循環濾過を行い、槽内の液が
透明になった時点で入口圧と出口圧との差圧を測定す
る。上記操作を繰り返して、粒子捕捉量と差圧との関係
をプロットし、図4に示した。図4から明らかなよう
に、差圧が1kg/cm2に至るまでに捕捉できる粒子
の量は比較例に比べて実施例のほうが多く、使用寿命が
長いことが理解される。
【0021】
【発明の効果】この出願発明により、メルトブロー法に
よって得られる繊維が厚さ方向に平行に剥離可能に連続
的に結合する不織布層が有している、スペーサーとフィ
ルタとの機能により、効率よく、しかも、長時間使用で
き、しかも、カートリッジフィルタ表面でのダスト詰ま
りを防ぐことが可能になるという優れた効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この出願発明の液体カートリッジフィルタ用
濾材の一例を示す斜視図である
【図2】 この出願発明の拡大断面略図である
【図3】 フィルタの使用寿命試験用装置の説明図であ
る。
【図4】 この出願発明濾材の粒子捕捉量と差圧との関
係を、比較例とともに示したものである
【符号の説明】
1 メルトブロー法又はジェット紡糸法によりベルト上
で製造された不織布 2 メルトブロー法によって得られる繊維が厚さ方向に
平行に剥離可能に連続的に結合する不織布層 3 2の層の密部 4 2の層の粗部 A 液槽 B ポンプ C 流量計 D 圧力計(入口圧) E 圧力計(出口圧) F 積算流量計 G ハウジング H カートリッジフィルタ 比較例1 比較例2 比較例3 実施例1 実施例2 実施例3

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メルトブロー法又はジェット紡糸法により
    製造された少なくとも一つの不織布層と、少なくとも一
    つの不織布の少なくとも表裏一方の面に、メルトブロー
    法によって得られる繊維からなる層の表裏を結ぶブリッ
    ジ状の配列繊維構造が形成され、ブリッジ配列になった
    繊維の粗密構造となっている不織布層が積層されている
    ことを特徴とする液体カートリッジフィルタ用濾材。
  2. 【請求項2】液体カートリッジフィルタ用濾材がプリー
    ツ状になっていることを特徴とする請求項1に記載の液
    体カートリッジフィルタ用濾材
  3. 【請求項3】メルトブロー法またはジェット紡糸法によ
    り製造された不織布の構成繊維の平均繊維径が0.3〜
    10μmであり、メルトブロー法によって得られる繊維
    からなる層の表裏を結ぶブリッジ状の配列繊維構造が形
    成され、ブリッジ配列になった繊維の粗密構造となって
    いる不織布の構成繊維の平均繊維径が12〜40μmで
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の液体カ
    ートリッジフィルタ用濾材。
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