JP3358870B2 - 発泡体の流動性及び脱型性評価方法 - Google Patents

発泡体の流動性及び脱型性評価方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば硬質ウレタンフ
ォーム等の発泡体成形における流動性及び脱型性の評価
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、硬質ウレタンフォーム用原料の
注入発泡により断熱材が成形される電気冷蔵庫や大型断
熱パネルなどは、近年、生産量が益々増加している。こ
のため発泡体に対するニーズが多様化してきており、そ
れらの各種ニーズに的確に対応するため、ユーザーサイ
ドにおいて硬質ウレタンフォーム用原料などの開発段階
で発泡特性を正確に把握しその処方を決定することが要
求されてきている。
【0003】ここで、発泡体において極めて重要な特性
は、型注入後の発泡過程での流動性と硬化後の脱型性で
あり、従来、それらの特性を測定し評価することにより
フォーム用原料の処方を決定している。
【0004】その評価を行う方法としては、例えば、流
動性は厚みの薄い長尺パネルで発泡体の伸びを測定した
り、ライズレート計により発泡速度を測定する等の方法
がある。
【0005】一方、脱型性は厚みの大きなパネルを成形
し脱型後の発泡体の膨れを測定する直接的な方法があ
る。また、この場合、発泡体の発泡圧も測定することが
ある。さらに、この種の評価法としては動的粘弾性装置
で発泡硬化過程を測定する方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した評
価法のうち、パネルを成形して流動性・脱型性を測定す
る方法によれば、多大な労力と時間を要するといった問
題がある。
【0007】一方、動的粘弾性を測定する方法による
と、動的弾性率から発泡体の硬化特性を知ることができ
るが、これだけでは脱型の評価は難く、従って、この評
価法を利用しても流動性及び脱型性の双方の特性を評価
するには、結局、厚みの大きなパネルを成形する測定法
が必要になる。
【0008】本発明は、そのような事情に鑑みてなされ
たもので、大型パネルを成形することなく、簡単かつ短
時間の測定により流動性及び脱型性を評価することので
きる方 提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の評価方法は、発泡体の発泡硬化過程におい
て測定された動的粘弾性及び発泡圧を用い、その動的粘
弾性の測定値から動的弾性率E' 及び発泡体の粘性と弾
性との比の変化率tanδを求めるとともに、上記発泡
圧の測定値Pに対する上記動的弾性率E' の比を求め
て、これらの算出値tanδ及びE'/P値を用いて発泡
体の流動性及び脱型性をそれぞれ評価することによって
特徴づけられる。
【0010】また、本発明の測定装置は、実施例に対応
する図1,図2に示すように、発泡体成形容器1と、こ
の容器1の内部に配置され、互いに一定の距離を隔てて
対向する一対のプレート(加振用プレート2a,検出用
プレート3a)と、この一対のプレートの一方のプレー
ト2aに、当該プレートと直交する方向に沿って微小変
位を所定の周期で与える振動機2と、その他方のプレー
ト3aの上記直交方向における応力を検出する検出器3
と、発泡体成形容器1の内壁面に作用する圧力を検出す
る圧力センサ4を備えていることを特徴とする。
【0011】ここで、本発明装置において、圧力センサ
4による検出部位を、一対のプレート2a,3aの側方
で当該プレート2a,3aの配置に対応する高さ位置に
設定しておけば、一対のプレート2aと3aとの間つま
り動的粘弾性の測定位置に最も近い部位の発泡圧を測定
できるので、より正確な測定値を得ることができる。
【0012】また、フィルム状のカバー8により、一対
のプレート2aと3aとの間の空間の周囲を覆って、先
ずは、その空間内に硬質ポリウレタンフォーム用原料を
注ぐという手順により発泡体成形容器1内に原料を注入
して測定を行うと、原料注入の直後から粘弾性の挙動を
連続的に測定できる。
【0013】さらに、一対のプレート2aと3aとの間
の距離を可変としておけば、粘弾性測定のサンプル長さ
SLを、測定を行う発泡体の種類に応じて変更することが
可能になり、これにより、1台の測定装置において測定
可能な発泡体の適用範囲が広がる。
【0014】
【作用】まず、流動性は発泡開始からゲル化までの発泡
体の粘性(損失弾性率;E”)と弾性(動的弾性率;
E' )との比の変化率;tanδ=E"/E' が関係し、
その変化率の大きさから流動性の良否を評価できる。す
なわち、tanδの変化率が小さい方が流動性が良いと
いった評価を下すことができる。そこで、本発明の評価
方法では、動的粘弾性を測定し、その測定値から上記し
たtanδを求めて、この算出値を流動性の評価に利用
する。
【0015】一方、本発明の脱型性の評価法は新規であ
り、その原理を図4のモデルを参照しつつ説明する。ま
ず、発泡成形した発泡体が脱型前(a) のときには、発泡
圧は型の弾性と釣り合った状態が維持される。しかし、
脱型後では、(b) に示すように、発泡圧に対しては発泡
体自体の弾性のみが作用し、その発泡体の弾性よりも発
泡圧が大きくなり、その結果、発泡体が膨らむこととな
る。
【0016】以上のことから、発泡体の膨れは、発泡圧
に比例し、発泡体の弾性に反比例することになる。換言
すれば、脱型性は、発泡圧Pに対する発泡体の弾性E'
の比E'/P値に相関した値となる。
【0017】従って、動的粘弾性の測定により得られた
E' と発泡圧Pとの比を求めれば、そのE'/P値の大小
をもとに、E'/P値が大きいほど脱型性が良いといった
評価を行うことができる。
【0018】ここで、本発明の評価方法において、動的
粘弾性及び発泡圧の測定値は、それぞれ個別の装置によ
って測定された値を用いてもよいが、本発明装置を使用
すれば、動的粘弾性と発泡圧の双方を同時に測定するこ
とができる。
【0019】すなわち、本発明の測定装置は、発泡体成
形容器1内に、動的粘弾性を測定するための加振用プレ
ート2aと応力検出用プレート3aを備え、これに加え
て、発泡体成形容器1の内壁面に作用する圧力を測定す
るための圧力センサを設けているので、発泡体の硬化開
始から終了までの過程において粘弾性と発泡圧とを同時
にかつ連続して測定することができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図1は本発明実施例の構成図で、発泡体成形容
器1の概略構成図と測定系のブロック図を併記した図で
ある。また、図2はその発泡体成形容器1の側面図(断
面図)、図3は発泡体成形容器1の要部構成を示す斜視
図である。
【0021】発泡体成形容器1は、板厚10mmのテフロン
(du Pont 社の商品名,ポリ四フッ化エチレン)板によ
り組立てられており、内容積が、100mmW×150mmD×300m
mHの大きさの容器である。
【0022】この発泡体成形容器1の内部には、2本の
円筒体6,7(テフロン製)が、所定の距離を隔てて互
いに対向して配置されており、その各円筒体6,7の先
端部に、それぞれ、加振用プレート2aと検出用プレー
ト3aが装着されている。その各プレート2a,3a
は、円筒体6,7の先端部に貼着されたPET(ポリエ
チレンテレフタレート)フィルム6a,7aによって支
持されている。
【0023】加振用プレート2aには伝達ロッド2bを
介して振動機2が接続され、また、検出用プレート3a
には伝達ロッド3bを介して応力検出器3が接続されて
おり、全体として、動的粘弾性装置(VES:Dynamic V
iscoelasticity Sectrometer)が構成されている。
【0024】ここで、上記した構成の動的粘弾性装置は
公知で、振動機2により加振用プレート2aに、たて振
動(周波数:例えば10Hz )が与えられ、この振動に
より加振用プレート2aと検出用プレート3aとの間に
介在する発泡体に応力が発生し、その応力が検出用プレ
ート3aを介して応力検出器3によって検出され、この
検出値からE',E" 及びtanδを得ることができる。
【0025】また、PETフィルム6a,7aは、加振
用プレート2aと検出用プレート3aのそれぞれの支持
と、円筒体の内部への発泡体の流入を防止する
的として設けられるもので、その厚さは、各プレート2
a,3aの振動(変位)に対して影響が及ばない程度の
厚さに加工されている。
【0026】さらに、円筒体6,7の端部には、加振用
プレート2aと検出用プレート3aとの間の空間の周囲
を、その上方の一部を開放した状態で覆うリング形状の
フィルム製カバー8が着脱自在に装着されており、測定
の際には、先ずは、このカバー8で覆われる空間内に硬
質ポリウレタンフォーム用原料を注ぐという手順により
発泡体成形容器1内に原料を注入する。
【0027】なお、各プレート2a,3aは直径30mm
のスチール製のプレートで、また、この2枚のプレート
2aと3aとの間の距離SL(サンプル長さ)は20mmに
設定されており、さらに、各プレート2a,3aの中心
は、発泡体成形容器1の底面から80mmの高さに位置決
めされている。
【0028】一方、発泡体成形容器1の背面側の側壁1
aには、この側壁内部に作用する圧力を検出するため圧
力センサ4が設けられている。この圧力センサ4は、そ
の中心の水平方向における位置が、加振用プレート2a
と検出用プレート3aとの間の中央位置に一致してお
り、また、高さがプレート2a,3aの中心高さに一致
している。
【0029】そして、圧力センサ4及び先の応力検出器
3の各検出出力が、それぞれ、A/D変換器及び入出力
インタフェース(ともに図示せず)を介してコンピュー
タ5に採り込まれる。
【0030】コンピュータ5は、測定モードにおいて、
振動機2に駆動開始の指令信号を出力すると同時に、応
力検出器3及び圧力センサ4の検出出力を一定周期で順
次にサンプリングしてゆき、その応力検出値及び圧力
(発泡圧)検出値を、サンプリング時間に対応させて、
このコンピュータ5内のRAM(図示せず)に順次に格
納してゆく。また、データ処理モードにおいて、格納し
た検出データを用いて演算処理を行って、後述する動的
弾性率E',損失弾性率E",tanδ,発泡圧P並びに
E'/Pを求めて、これらの演算処理後のデータを、CR
TあるいはX−Yプロッタ等の表示機器に出力して、例
えば図5に示すようなグラフなどを表示するように構成
されている。
【0031】次に、本発明実施例で得られた測定結果
を、以下、図5〜図7を参照しつつ述べる。まず、図1
に示した構成の測定装置を使用して、硬質ポリウレタン
フォームの成形過程における挙動を測定したところ、図
5のグラフに示す測定結果が得られた。この結果から本
発明実施例の測定装置により、動的弾性率E',tanδ
並びに発泡圧Pを正確に測定できることが確認できた。
【0032】また、この例の測定装置を使用して、硬質
ポリウレタンフォーム用原料の発泡剤の種類;CFC-11
(特定フロン),HCFC-141b (代替フロン),C-Pentan
e 及び官能基数が異なる3種のポリオール;PolyolA
(4.0),PolyolB(4.3),PolyolC(4.5) とを組み合わせた
9種のサンプルについて測定を行った。なお、各サンプ
ルの処方は、下記の表1を参照のこと。
【0033】
【表1】
【0034】さらに、それらの各サンプルについて、次
の方法により流動性(Flow Index)及び脱型性の測定を
行った。 流動性; 250mm×1000mm×10mm(厚さ)のアルミニウ
ム製の型を、温度40℃に温調した後、水平に設置し、
表1に示した処方の原料(150g)を型の一端から注
入して発泡させ、その伸びを測定した。
【0035】脱型性; 500mm× 500mm×100mm (厚
さ)のアルミニウム製の型を、温度40℃に温調した
後、垂直に設置し、表1に示した処方の原料をパック率
が115%になる量を注入して発泡させ、脱型時間と発
泡体の膨れとの相関を求めた。
【0036】そして、の方法で得た測定値を用いてFl
ow Index;F.I.(cm/g)=発泡体の伸び/発泡体の重量(1
50g)を求め、また、本発明実施例の装置により得られた
動的粘弾性の測定値から、発泡体の粘性増加率;d(E"/
E')/d(log t) を求めて、そのd(E"/E')/d(log t) と
F.I.との関係を調べたところ、図6のグラフに示す結果
が得られた。このグラフから明らかなように、本発明実
施例の装置において測定される流動性すなわちtanδ
=E"/E' と、の方法で得られたF.I.との間には線形
の相関関係があることが判明した。
【0037】次に、の方法で得られた発泡体の膨れ測
定値と、本発明実施例の装置によるE'/P値の測定値と
の関係を調べたところ、図7のグラフに示す関係がある
ことすなわち発泡体の膨れとE'/P値との間には 〔発泡体の膨れ〕=n ln(E'/P) +lnk =k(E'/P)n n:係数 k:定数 の関係があることが判明した。
【0038】以上の結果から、本発明実施例の装置によ
り動的粘弾性及び発泡圧を測定し、これらの測定値を用
いて流動性及び脱型性評価のためのtanδ及びE'/P
値を求めれば、それらの算出値が、パネルの成形により
測定した流動性及び脱型性と良い相関関係があること、
すなわち、本発明の評価方法が優れた方法であることが
確認できた。
【0039】なお、本発明実施例の装置において、加振
用プレート2a及び検出用プレート3aの伝達ロッド2
b,3bを、それぞれ、発泡体成形容器1の外部側での
作業により取り外し可能な構造とするとともに、円筒体
6,7を発泡体成形容器1の外部側へと抜き取れる構造
としておけば、測定完了後の発泡体の除去作業を簡単に
行うことができる。
【0040】また、円筒体6,7を発泡体成形容器1に
対し着脱自在に装着できる構造とするとともに、長さの
異なる複数種の円筒体6,7を揃えておけば、加振用プ
レート2aと検出用プレート3aとの間の距離SLの変更
を容易に行える。
【0041】さらに、発泡体成形容器1に配置する圧力
センサは1個に限られることなく複数個であってもよ
い。この場合、発泡体成形容器1内の複数の部位の発泡
圧データを採取できるので、それらのデータの取り扱い
の工夫・検討により、測定の信頼性を高めることが可能
になる。
【0042】さらにまた、本発明装置で使用する圧力セ
ンサは、トランスデューサ型のセンサ、あるいは、本装
置の応力検出器3と同様に、検出用プレートを容器内壁
面に臨ませ、このプレートに作用する圧力をロッドを介
してロードセルに伝達して検出する構造のセンサのいず
れであってもよいが、発泡温度が高温になる発泡体の測
定を行う場合には、高温でも圧力を正確に検出できるこ
とを考慮すると、後者の圧力センサを用いることが望ま
しい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の評価方法
によれば、動的粘弾性及び発泡圧の測定値を用いて発泡
体の流動性及び脱型性を評価できるので、大型パネルの
成形による測定が不要になり、これにより、流動性及び
脱型性の測定・評価に要する労力の軽減並びに時間の短
縮をはかることができる。
【0044】また、本発明の測定装置は、粘弾性及び発
泡圧を同一の成形容器内で、同時にかつ連続的に測定で
きるので、本発明の評価方法を実施する際に使用する装
置として最も適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成図で、発泡体成形容器1の
概略構成図と測定系のブロック図を併記した図
【図2】その実施例の発泡体成形容器1の側面図
【図3】同じく発泡体成形容器1の要部構成を示す斜視
【図4】本発明の原理説明図
【図5】本発明実施例の装置を用いて、動的弾性率E',
tanδ並びに発泡圧Pを測定した結果を示すグラフ
【図6】本発明実施例の装置で得たE"/E'(=tan
δ) とパネル成形法で得られた流動性との関係を示すグ
ラフ
【図7】本発明実施例の装置で得たE'/Pとパネル成形
法で得られた発泡体の膨れとの関係を示すグラフ
【符号の説明】
1 発泡体成形容器 2 振動機 2a 加振用プレート 2b 伝達ロッド 3 応力検出器 3a 検出用プレート 3b 伝達ロッド 4 圧力センサ 5 コンピュータ 8 フィルム製カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−264436(JP,A) 特開 昭50−117487(JP,A) 特開 昭52−75489(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 11/00 - 11/16 G01N 19/00 G08G 18/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡体の発泡硬化過程において測定され
    た動的粘弾性及び発泡圧を用い、その動的粘弾性の測定
    値から動的弾性率E' 及び発泡体の粘性と弾性との比の
    変化率tanδを求めるとともに、上記発泡圧の測定値
    Pに対する上記動的弾性率E' の比を求めて、これらの
    算出値tanδ及びE'/P値を用いて発泡体の流動性及
    び脱型性をそれぞれ評価する発泡体の流動性及び脱型性
    評価方法。
  2. 【請求項2】 発泡体成形容器内に発泡用原料を注入
    し、その発泡開始から硬化終了までの過程で動的粘弾性
    及び発泡圧を同時にかつ連続して測定することによって
    得られた測定値を、上記変化率tanδ及びE'/P値の
    算出に用いることを特徴とする請求項1に記載の発泡体
    の流動性及び脱型性評価方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102353615A (zh) * 2011-06-13 2012-02-15 东北石油大学 颗粒堆积物弥散度测量装置及测量方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102353615A (zh) * 2011-06-13 2012-02-15 东北石油大学 颗粒堆积物弥散度测量装置及测量方法
CN102353615B (zh) * 2011-06-13 2013-04-17 东北石油大学 颗粒堆积物弥散度测量装置及测量方法

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