JP3357637B2 - データ処理システムにおいてデータにアクセスするための方法および装置 - Google Patents

データ処理システムにおいてデータにアクセスするための方法および装置

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  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に改良された
データ処理システムに関し、詳細には、データにアクセ
スするための改良された方法および装置に関する。さら
に詳細には、本発明は、レガシー・データ・フォーマッ
トで記憶されたデータにアクセスするための方法および
装置を提供する。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムでのデータの操作
は、従来技術で周知である。データは、現代の現況技術
のデータ処理システムでは、データ・アクセス、データ
符号化、データ通信、データ圧縮、データ変換、データ
入力、データ交換、データ・ファイリング、データ・リ
ンキング、データ・ロック、データ操作、データ・マッ
ピング、データ・モデリング、データ処理、データ記
録、データ・ソート、データ転送を含む、多数の方法で
操作することができる。現代の現況技術のデータ処理シ
ステムのユーザが使用可能な大量のデータは、量と複雑
さにおいて圧倒的になることがしばしばである。ユーザ
が使用可能なデータの量は、インターネットによって増
加した。「インターネットワーク」とも称するインター
ネットは、通信においては、データ転送と、送信元ネッ
トワークからのメッセージの受信側ネットワークによっ
て使用されるプロトコルへの変換(必要であればパケッ
トを用いる)とを処理するゲートウェイによって互いに
接続された、おそらくは異種のコンピュータ・ネットワ
ークの組である。先頭が大文字の用語「Internet(本明
細書では「インターネット」と表記)」は、TCP/I
Pプロトコル集を使用するネットワークおよびゲートウ
ェイの集合を指す。
【0003】インターネットは、情報と娯楽の両方の供
給源として、文化的に定着してきた。多くの企業が、マ
ーケティングの努力に組み込まれた一部としてインター
ネット・サイトを作成し、その企業が提供する製品また
はサービスについて顧客に知らせるか、ブランド・ロイ
ヤリティを発生させようとして他の情報を提供してい
る。多数の連邦、州および地方の政府機関、特に、国税
庁や国務長官など、社会の事実上すべての階層と対話し
なければならない機関も、情報目的にインターネット・
サイトを使用している。情報ガイドや公文書の検索可能
なデータベースをオンラインで提供することによって、
運営コストを削減することができる。
【0004】現在、インターネットを介するデータ転送
の最も一般的に使用されている方法は、単に「ウェブ」
とも称するワールド・ワイド・ウェブ環境を使用するこ
とである。ファイル転送プロトコル(FTP)やGopher
など、情報を転送するための他のインターネット資源も
存在するが、ウェブほどの人気を得てはいない。ウェブ
環境では、サーバとクライアントが、さまざまなデータ
・ファイル(たとえば、テキスト、静止グラフィック画
像、音声、動画ビデオなど)の転送を処理するための既
知のプロトコルであるハイパーテキスト転送プロトコル
(HTTP)を使用してデータ・トランザクションを行
う。情報は、標準的なページ記述言語であるハイパーテ
キスト・マークアップ言語(HTML)によって、ユー
ザへの提示のためにフォーマットされる。基本的な提示
フォーマットのほかに、HTMLでは、開発者が、ユニ
フォーム・リソース・ロケータ(Uniform Resource Loc
ator、URL)によって識別される他のウェブ資源への
「リンク」を指定できる。URLは、特定の情報への通
信経路を定義する特殊な構文の識別子である。クライア
ントがアクセスできる情報の論理ブロックのそれぞれ
を、「ページ」または「ウェブ・ページ」と称するが、
これはURLによって識別される。URLは、ウェブ
「ブラウザ」によってこの情報を見つけ、アクセスする
ための、汎用の一貫性のある方法を提供する。ブラウザ
とは、URLによって識別される情報を求める要求を、
クライアント計算機から発行することのできるプログラ
ムである。ウェブの情報の検索は、一般に、たとえばNe
tscape Communications Corporation社から入手できるN
etscape CommunicatorなどのHTML互換ブラウザを用
いて達成される。
【0005】ユーザが、ウェブ・ページなどの文書の検
索を所望する時には、ユーザ側のクライアント・コンピ
ュータに接続されたサーバに要求が発行され、この要求
は、要求された情報の検索を達成するために一連のサー
バによって処理される可能性がある。文書の選択は、通
常は、ユーザがハイパーテキスト・リンクを選択するこ
とによって実行される。ハイパーテキスト・リンクは、
通常は、クライアント側のブラウザによって、ブラウザ
を用いて表示されている文書内の強調表示された単語ま
たは句として表示される。ブラウザは、要求された文書
に関するハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)
要求を、要求された文書のURLによって識別されるサ
ーバに発行する。サーバは、HTTPを使用して、要求
された文書をクライアント・ブラウザに返す。この文書
内の情報は、HTMLに従ってフォーマットされて、ク
ライアントに提示される。通常、ワークステーションと
共に、パーソナル・コンピュータ(PC)上のブラウザ
が、インターネットへのアクセスに使用される。ワール
ド・ワイド・ウェブによってサポートされるウェブ・ペ
ージの標準HTML構文と標準通信プロトコル(HTT
P)によって、あらゆるブラウザがあらゆるウェブ・サ
ーバと通信できることが保証される。
【0006】アプリケーションまたはプログラムが、ウ
ェブ・サーバからインターネットを介してコンピュータ
に送られることもしばしばである。Javaアプリケーショ
ンは、ウェブ・サーバとクライアント・コンピュータの
間で送られる種類のアプリケーションとしてますます普
及しつつある。Javaプログラミング言語とJavaアプレッ
トは、インターネットとワールド・ワイド・ウェブを介
してプラットフォームから独立したアプリケーション・
プログラムを提供する。Java言語で記述されたプログラ
ムは、Javaインタープリタを有するすべてのコンピュー
タ・プラットフォームで実行できる。さらに、Javaで記
述されたプログラムの完全性は、実行の前に検証するこ
とができる。Javaアプリケーションは、インターネット
で一般的であり、企業で使用されるイントラネットおよ
び他の種類のネットワークでますます一般的になりつつ
ある。
【0007】Javaアプリケーションの使用が増加するに
つれて、これらのアプリケーションと、他の種類のオペ
レーティング環境のためにフォーマットされたデータと
の間の非互換性が生じた。他の環境のためにフォーマッ
トされたデータは、そのフォーマットのデータを読み取
るのに必要なJavaクラスが存在しないのでアクセスでき
ないことがしばしばである。新しいオペレーティング環
境によってサポートされないフォーマットで記憶された
データである、レガシー・データ・フォーマットで記憶
されたデータにアクセスする必要がある。たとえば、Ja
vaでは、Javaでサポートされないフォーマットで記憶さ
れたデータが、レガシー・フォーマット・データである
とみなされる。レガシー・データは、古いデータ処理プ
ログラム(「レガシー・アプリケーション」)による使
用には便利であるが、標準フォーマットとして広く受け
入れられてはいないフォーマットで記憶されたデータで
ある。したがって、このデータは、元の「レガシー・ア
プリケーション」以外のアプリケーションによって使用
するためには変換が必要である。レガシー・フォーマッ
トのデータへのアクセスは、そのデータを簡単にアクセ
スできるものにするために望ましい。たとえば、データ
は、ウェブ・ブラウザでJavaアプレットによってアクセ
スすることができる。通常、ユーザは、データの基本構
造を知っているが、そのデータを読み取ることのできる
使用可能なJavaクラスを有しない。さらに、ユーザは、
必要なJavaリーダー・ツールを一から記述する時間がな
いか、そのための専門知識がない場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、レガシー
・データ・フォーマットのデータにアクセスするための
改良された方法および装置を有することが有利である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、非標準フォー
マットを有するデータを読み取るための、データ処理シ
ステムにおける方法を提供する。グラフィカル・ユーザ
・インターフェースが表示され、ユーザは、そのグラフ
ィカル・ユーザ・インターフェースと対話して、読み取
られるデータのフォーマットを入力する。読み取られる
データのフォーマットは、グラフィカル・ユーザ・イン
ターフェースを介して受け取られる。そのデータのフォ
ーマットを使用してデータを読み取るコードが生成され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】ここで図面、具体的には図1を参
照すると、本発明を実施できるデータ処理システム10
0のブロック図が示されている。データ処理システム1
00では、PCI(peripheral component interconnec
t)ローカル・バス・アーキテクチャが使用される。図
示の例ではPCIバスを使用しているが、マイクロ・チ
ャネルやISAなどの他のバス・アーキテクチャを使用
することができる。プロセッサ102と主記憶104
は、PCIブリッジ108を介してPCIローカル・バ
ス106に接続される。PCIブリッジ108には、プ
ロセッサ102用の統合されたメモリ・コントローラお
よびキャッシュ・メモリを含めることもできる。PCI
ローカル・バス106への追加の接続は、直接構成要素
相互接続またはアドイン・ボードを介して行うことがで
きる。図示の例では、ローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)アダプタ110、SCSIホスト・バス・ア
ダプタ112および拡張バス・インターフェース114
が、直接構成要素接続によってPCIローカル・バス1
06に接続される。これに対して、オーディオ・アダプ
タ116、グラフィックス・アダプタ118およびオー
ディオ/ビデオ・アダプタ(A/V)119は、拡張ス
ロットに挿入されるアドイン・ボードによってPCIロ
ーカル・バス106に接続される。拡張バス・インター
フェース114は、キーボードおよびマウス・アダプタ
120、モデム122および追加メモリ124のための
接続を提供する。SCSIホスト・バス・アダプタ11
2は、図示の例では、ハード・ディスク装置126、テ
ープ駆動装置128およびCD−ROM130のための
接続を提供する。通常のPCIローカル・バス実施態様
では、3つまたは4つのPCI拡張スロットまたはアド
イン・コネクタがサポートされる。
【0011】オペレーティング・システムは、プロセッ
サ102上で走行し、図1のデータ処理システム100
内のさまざまな構成要素を調整し、それらの制御を提供
するのに使用される。オペレーティング・システムは、
International Business Machines Corporation社から
入手できるOS/2などの市販オペレーティング・シス
テムとすることができる。「OS/2」は、Internatio
nal Business Machines Corporation社の商標である。J
avaなどのオブジェクト指向プログラミング・システム
は、オペレーティング・システムと共に走行することが
でき、データ処理システム100上で実行中のJavaプロ
グラムまたはアプリケーションからオペレーティング・
システムへの呼出しを提供することができる。オペレー
ティング・システム、オブジェクト指向オペレーティン
グ・システムおよびアプリケーションまたはプログラム
の命令は、ハード・ディスク装置126などの記憶装置
に置かれ、プロセッサ102による実行のために主記憶
104にロードすることができる。
【0012】技術における通常の知識を有する者は、図
1のハードウェアを変更できることを諒解するであろ
う。たとえば、光ディスク駆動装置などの他の周辺装置
を、図1に図示されたハードウェアに追加して、または
その代わりに使用することができる。図示の例は、本発
明に関するアーキテクチャ的制限を暗示するものではな
い。
【0013】本発明は、ユーザがグラフィカル・ユーザ
・インターフェース(GUI)を介してデータ・フォー
マットを記述できるようにするためのシステム、方法お
よびコンピュータ使用可能媒体を提供する。本発明は、
ユーザによって提供され記述されたデータ・フォーマッ
トの記述を受け取って、記述されたデータ・フォーマッ
トのデータを読み取ることができる1つまたは複数のJa
vaクラスを生成する。具体的に言うと、ユーザ入力によ
ってデータのフォーマットが記述されるGUIで受け取
られたユーザ入力に応答して、Java beanが生成され
る。この形で、レガシー・データ・フォーマットで符号
化されたデータ・ストリームを読み取ることのできるJa
va beanが作成される。このGUIを用いて、たとえば
開発者やプログラマなどのユーザが、既存のデータ・フ
ォーマットを記述し、そのデータ・フォーマットを読み
取ることのできる新しいbeanを生成することができる。
【0014】図示の例では、本発明の処理は、Internat
ional Business Machine Corporation社から入手できる
「BeanExtender」と称するビルダ・ツールで実施するこ
とができる。BeanExtenderは、「write once, run ever
ywhere(一度作成すればどこでも実行できる)」コンポ
ーネントであるJava Beansコンポーネントを構築し、拡
張する。BeanExtenderは、Javaソース・コードの必要な
しに既存のJava Beansの動的な挙動の変更、カスタマイ
ズおよび拡張を提供し、Java Beansの挙動とポリシの簡
単な開発および使用を提供し、高度なJava Beansスクリ
プティング、集約、管理およびネットワーク開発機能を
提供する。BeanExtenderは、Sun Microsystems, Inc.社
から入手できるJavaSoftのJDK 1.1.1に基づく。図示の
例を、ビルダ・ツールBeanExtenderでのこれらの処理の
実装に関連して説明する。
【0015】図2ないし図6に移ると、本発明の好まし
い実施例に従って、レガシー・データ・フォーマットを
読み取るのに使用されるbeanの生成に使用されるGUI
を示す図が示されている。図2には、ファイル・スキー
マ202を有するGUI内のウィンドウ200が示され
ている。ファイル・スキーマは、ファイル、データベー
スまたは通信データ・ストリームなどのデータの集合に
含まれる構造を記述するのに使用される。ファイル・ス
キーマ202には、データ・フォーマットの実際の詳細
を記述したスキーマ・レコード202Aないし202E
の集合が含まれる。異なるファイル・スキーマは、ウィ
ンドウ200内のスキーマ・メニュー204を使用して
作成することができる。あるファイル・スキーマのため
のリーダー・クラスを生成するために、ユーザは、スキ
ーマ・メニュー204からGenerate(生成)コマンド
(図示せず)を選択することができる。これに応答し
て、1組のリーダー・クラスのJavaソース・コードが発
行され、コンパイルされて、beanを形成する。図示の例
では、各ソース・コード・ファイルに<Item>Reader.jav
aという名前が付けられる。このItemは、そのリーダー
・クラスの生成に使用されるファイル・スキーマまたは
スキーマ・レコードの名前である。ソース・コード・フ
ァイルと結果のクラス・ファイルは、ビルダ・ツールBe
anExtenderのBeanSystemPropertiesクラスで定義され
る、現作業ディレクトリのパッケージ・サブディレクト
リcom/ibm/beans/tools/dataFormatWizard/readersに置
かれる。
【0016】図3に移ると、本発明の好ましい実施例に
よるレコード属性ダイアログが表示されている。スキー
マ・レコードを使用して、ファイル・スキーマ内のフィ
ールドおよびサブレコードの組の構造が記述される。レ
コード属性ダイアログ300は、スキーマ・レコードの
特性を設定するためのGUIを提供する。この特性に
は、たとえば"unused"(未使用)、"name"(名前)、"b
locksize"(ブロック・サイズ)、"repeated"(反復)
および"if"(条件)が含まれる。これらの特性によっ
て、ファイル・スキーマ内に含まれる数値、テキスト文
字列、定数値などの情報の基本的な組が記述される。こ
れらのスキーマ・レコード特性を、下で詳細に説明す
る。
【0017】特性"unused"は、フィールド302を選択
することによってセットでき、セットされた時にそのス
キーマ・レコードに未使用データが含まれることを示す
特性である。リーダー・クラスは、入力ストリームから
データを読み取るが、そのデータを記憶せず、データに
アクセスするためのアクセッサ(accessor)メソッドを
提供しない。レガシー・データを含むデータ・ストリー
ムから読み取られたデータにアクセスするための、アク
セッサ・メソッドは、生成されたJavaリーダー・クラス
によって提供される。
【0018】スキーマ・レコードの"name"特性は、name
フィールド304で定義される。図示の例では、レコー
ド名はファイル・スキーマ内で一意である。この名前
は、そのスキーマのJavaリーダー・クラスを生成するの
に使用される。この名前が有効なJavaクラス識別子でな
い場合には、有効なJavaクラス識別子に変換される。途
中の空白が除去され、無効な文字は"x"文字に変換され
る。"HurricaneRecord"が、図3に示された属性のスキ
ーマ・レコードの名前である。"blocksize"特性は、blo
cksizeフィールド306で設定される。この特性は、フ
ィールド308を選択することによってセットすること
ができる。この特性がセットされている場合、リーダー
・クラスは、このレコードを処理する時に、必ずblocks
izeフィールド306で設定されたバイト数を読み取
る。このレコードのフィールドおよびサブフィールドに
よって使用されていないバイトは、すべて無視される。
【0019】次に、"repeated"特性を、repeatフィール
ド310で設定することができる。これは、そのレコー
ドがデータ・ストリーム内で1回現れると期待される
か、複数回現れると期待されるかを決定するフィールド
である。図示の例では、"repeated"特性は、repeatフィ
ールド310で以下の値を有することができる。 ONCE:このレコードは、正確に1回だけ現れると期待さ
れる。この値は省略時値である。 N TIMES:このレコードは、N回現れると期待される。こ
こで、Nは、Javaの式によって定義される。この式で
は、定数値を使用するか、このスキーマの他のフィール
ドの値を参照することができる。スキーマ内の他のフィ
ールドの値を参照するには、そのフィールドのgetアク
セッサ・メソッドを使用する。 WHILE X:このレコードは、条件Xが真である間に任意の
回数だけ現れると期待される。Xは、Javaの式によって
定義され、定数値を使用するか、他のスキーマ・フィー
ルドの値を参照することができる。他のスキーマ・フィ
ールドの値を参照するには、そのフィールドのgetアク
セッサ・メソッドを使用する。 UNTIL X:このレコードは、条件Xが真になるまで、任意
の回数(少なくとも1回)現れると期待される。Xは、J
avaの式によって定義され、定数値を使用するか、他の
フィールドの値を参照することができる。他のスキーマ
・フィールドの値を参照するには、そのフィールドのge
tアクセッサ・メソッドを使用する。 UNTIL END-OF-BLOCK:このレコードは、現ブロックの終
りに達するまで、任意の回数だけ現れると期待される。
このレコードが、ブロック・サイズを定義する別のレコ
ードに含まれていない場合には、この値は有効でない。 UNTIL END-OF-FILE:このレコードは、入力ストリーム
の終りに達するまで、任意の回数だけ現れると期待され
る。
【0020】"if"特性では、あるレコードがデータ・ス
トリーム内に必ず現れると期待されるか、特定の条件の
下でのみ現れると期待されるかを決定する。レコードが
必ず現れるとは期待されない場合、定数または他のスキ
ーマ値を使用する論理Java式を供給して、レコードが期
待される時を決定する。デフォルトでは、レコードは、
データ・ストリーム内に現れると期待される。この特性
は、"always"312または"if"314を選択することに
よって決定される。条件は、"if"314が選択されてい
る時に、フィールド316に入力する。図3では、"alw
ays"312が選択されている。
【0021】次に、図4に、本発明の好ましい実施例に
よるプリミティブ・フィールド属性ダイアログを示す。
プリミティブ・フィールドとは、単一のバイトや単一の
浮動小数点値など、Javaのプリミティブ型として解釈す
ることのできるスキーマ・フィールドである。リーダー
・クラスでは、クラスjava.io.DatalnputStreamの定義
済みのメソッドのうちの1つを使用して、値を読み取
り、指定されたJavaプリミティブ型を返すgetアクセッ
サ・メソッドを定義する。
【0022】プリミティブ・フィールド属性ダイアログ
400では、プリミティブ・フィールドは、"unuse
d"、"name"、"primitive type"(プリミティブ型)また
は"repeated"という属性のうちの1つを有することがで
きる。これらは、プリミティブ・フィールド属性ダイア
ログ400内で設定できる特性である。特性"unused"
は、図示の例では「チェック・マーク」によって示され
ている、フィールド402を選択することによって使用
することができる。"unused"特性がセットされている場
合、そのプリミティブ・フィールドは、未使用データを
表す。リーダー・クラスは、入力ストリームからそのデ
ータを読み取るが、データを記憶せず、それにアクセス
するためのgetアクセッサ・メソッドを提供しない。"na
me"特性は、nameフィールド404で設定される。プリ
ミティブ・フィールドの名前が、nameフィールド404
に入力される。このフィールド名は、図示の例では親ス
キーマ・レコード内で一意である。この名前は、親スキ
ーマ・レコードのJavaリーダー・クラス内でフィールド
を宣言するのに使用される。指定された名前が有効なJa
vaフィールド識別子でない場合には、有効なJavaフィー
ルド識別子に変換される。途中の空白が除去され、無効
な文字は"x"文字に変換される。nameフィールド404
の値は、この例では"skip1"である。"primitive type"
特性は、primitive typeフィールド406で設定され、
プリミティブ・フィールドの型を示す。この特性は、図
示の例では、byte(バイト)、boolean(ブール)、cha
racter(文字型)、double(倍精度実数型)、float
実数型)、integer(整数型)、short(単精度整数
)のうちのいずれかの値とすることができる。プリミ
ティブ・フィールド属性ダイアログ400では、primit
ive typeが"byte"になっている。
【0023】repeated特性は、repeatフィールド408
で設定する。この特性によって、そのフィールドがデー
タ・ストリームに1回だけ現れると期待されるか、複数
回現れると期待されるかが決定される。この特性は、図
示の例では以下の値のいずれかを有することができる。 ONCE:このフィールドは、正確に1回だけ現れると期待
される。これは省略時設定である。 N TIMES:このフィールドは、N回現れると期待される。
このNは、Javaの式によって定義される。この式では、
定数値を使用するか、スキーマ内の他のフィールドの値
を参照することができる。スキーマの他のフィールドの
値を参照するには、そのフィールドのgetアクセッサ・
メソッドを使用する。 WHILE X:このフィールドは、条件Xが真である間、任意
の回数だけ現れると期待される。Xは、Javaの式によっ
て定義され、定数値を使用するか、他のスキーマ・フィ
ールドの値を参照することができる。他のスキーマ・フ
ィールドの値を参照するには、そのフィールドのgetア
クセッサ・メソッドを使用する。 UNTIL X:このフィールドは、条件Xが真になるまで、任
意の回数(少なくとも1回)だけ現れると期待される。
Xは、Javaの式によって定義され、定数値を使用する
か、他のフィールドの値を参照することができる。他の
スキーマ・フィールドの値を参照するには、そのフィー
ルドのgetアクセッサ・メソッドを使用する。 UNTIL END-OF-BLOCK:このフィールドは、現在のブロッ
クの終りに達するまで、任意の回数だけ現れると期待さ
れる。このレコードが、ブロック・サイズを定義する別
のレコードに含まれていない場合には、この値は有効で
ない。 UNTIL END-OF-FILE:このフィールドは、入力ストリー
ムの終りに達するまで、任意の回数だけ現れると期待さ
れる。
【0024】ここで図5に移ると、本発明の好ましい実
施例によるクラス・フィールド・ダイアログが示されて
いる。クラス・フィールドとは、別のJavaクラスによっ
て管理されるスキーマ・フィールドである。たとえば、
ibm.beans.tools.dataFormatWizard.readersパッケージ
のASCII_Integerクラスは、一連のASCII数字を読み取
り、自動的に整数値に変換するクラスである。クラス・
フィールド・ダイアログ500は、"unused"、"nam
e"、"classname"(クラス名)、"arguments"(引
数)、"repeated"および"if"などの複数の特性の設定に
使用することができる。特性"unused"は、フィールド5
02を選択することによってセットされる。この特性が
セットされている場合には、そのクラス・フィールド
は、未使用データを表す。リーダー・クラスは、入力ス
トリームからそのデータを読み取るが、そのデータを記
憶せず、それにアクセスするためのgetアクセッサ・メ
ソッドを提供しない。"name"特性は、nameフィールド5
04で設定する。この名前は、親スキーマ・レコード用
のJavaリーダー・クラス内でフィールドを宣言するのに
使用される。図示の例では、フィールド名はファイル・
スキーマ内で一意でなければならない。ここで指定され
た名前が有効なJavaフィールド識別子でない場合には、
有効なJavaフィールド識別子に変換される。途中の空白
が除去され、無効な文字は"x"文字に変換される。"clas
sname"特性は、class nameフィールド506で設定され
る。これは、このクラス・フィールドのデータを読み取
るのに使用される外部Javaリーダー・クラスの名前であ
る。図示の例では、このクラスで、com.ibm.beans.tool
s.dataFormatWizard.LegacyReaderインターフェースを
実装し、このクラスによって読み取られるデータにアク
セスするためのgetアクセッサ・メソッドを提供しなけ
ればならない。このクラスが必要とする設定は、コンス
トラクタ引数の形で供給することができる。"argument
s"特性は、argumentsフィールド508で設定される。
外部Javaリーダー・クラスに渡すコンストラクタ引数
が、このフィールドで設定される。特性"repeated"は、
repeatフィールド510で設定する。この特性は、その
レコードがデータ・ストリーム内に1回現れると期待さ
れるか、複数回現れると期待されるかを決定する。図示
の例では、この特性は、以下の値を有することができ
る。 ONCE:このフィールドは正確に1回だけ現れると期待さ
れる。これは省略時値である。 N TIMES:このフィールドは、N回だけ現れると期待され
る。Nは、Javaの式によって定義される。この式では、
定数値を使用するか、スキーマ内の他のフィールドの値
を参照することができる。スキーマ内の他のフィールド
の値を参照するには、そのフィールドのgetアクセッサ
・メソッドを使用する。 WHILE X:このフィールドは、条件Xが真である間に、任
意の回数だけ現れると期待される。Xは、Javaの式によ
って定義され、定数値を使用するか、他のスキーマ・フ
ィールドの値を参照することができる。他のスキーマ・
フィールドの値を参照するには、そのフィールドのget
アクセッサ・メソッドを使用する。 UNTIL X:このフィールドは、条件Xが真になるまで、任
意の回数(少なくとも1回)だけ現れると期待される。
Xは、Javaの式によって定義され、定数値を使用する
か、他のフィールドの値を参照することができる。他の
スキーマ・フィールドの値を参照するには、そのフィー
ルドのgetアクセッサ・メソッドを使用する。 UNTIL END-OF-BLOCK:このフィールドは、現在のブロッ
クの終りに達するまで、任意の回数だけ現れると期待さ
れる。このレコードが、ブロック・サイズを定義する別
のレコードに含まれていない場合には、この値は有効で
ない。 UNTIL END-OF-FILE:このフィールドは、入力ストリー
ムの終りに達するまで、任意の回数だけ現れると期待さ
れる。
【0025】"if"特性は、"always"フィールド512ま
たは"if"フィールド514を選択することによって設定
される。この特性は、フィールドがデータ・ストリーム
に必ず現れると期待されるか、特定の条件の下でのみ現
れると期待されるかを決定する。"if"フィールド514
の選択によって示されるように、このフィールドが必ず
現れると期待されない場合、定数または他のスキーマ値
を使用してフィールド516に論理Java式を入力して、
フィールドが現れると期待される時を決定する。デフォ
ルトでは、フィールドはデータ・ストリームに現れると
期待される。
【0026】次に図6を参照すると、本発明の好ましい
実施例によるアサーション・ダイアログが示されてい
る。アサーションは、データをストリームから読み取っ
ている間にそのデータに対して実行される論理テストを
表すスキーマ・フィールドである。テストが真の場合、
例外が送出され、入力が停止する。アサーションは、"i
f"特性だけを有し、これは、"always"フィールド602
または"if"フィールド604を選択することによって決
定される。"if"特性では、アサーションを実行するかど
うかが決定される。"if"フィールド604を選択するこ
とは、定数または他のスキーマ・フィールド値を使用し
てフィールド606に論理Java式を入力することを意味
する。フィールド606は、このアサーションを実行す
る時を決定するのに使用される。
【0027】次に図7を参照すると、本発明の好ましい
実施例による、データを読み取るためのJavaコードの生
成のための処理の流れ図が示されている。この処理は、
既存のスキーマを使用してデータを読み取るかどうかの
判定から開始される(ステップ700)。既存のスキー
マを使用しない場合には、この処理は、ユーザに新しい
スキーマの名前とデータの構造の記述を入力するように
指示することを含めてユーザと対話して、新しいスキー
マを作成する(ステップ702)。この対話は、上で説
明したものなどのGUIを使用して行われる。その後、
そのスキーマが、読み取られるレガシー・データの記述
に適当であるかどうかの判定が行われる(ステップ70
4)。スキーマがデータを記述するのに適当でない場合
には、この処理は、ユーザと対話して、現在のスキーマ
を改善し(ステップ706)、その後、ステップ704
に戻る。スキーマが読み取られるデータの記述に適当で
ある場合には、レガシー・データを読み取るためのJava
コードを生成し(ステップ708)、その後、この処理
は終了する。図示の例では、ステップ708で、beanの
形のJavaコードが生成される。もちろん、実施態様に応
じて、データを読み取るための他の種類のJavaコードを
生成することができる。
【0028】次に、図8を参照すると、本発明の好まし
い実施例によるファイル・スキーマを対話的に編集する
処理の流れ図が示されている。図8は、図7のステップ
706を詳細に示す図である。この処理は、ユーザがス
キーマ項目を選択するの待つことから始まる(ステップ
800)。スキーマ項目は、たとえば、ファイル・スキ
ーマ自体、スキーマ・レコード、または、クラス・フィ
ールド、プリミティブ・フィールド、アサーションなど
のスキーマ・フィールドとすることができる。ユーザが
項目を選択した時に、この処理は、ユーザがその項目に
対する処置を選択するのを待つ(ステップ802)。ユ
ーザが、選択された項目に対する処置を選択した時に、
ユーザが有効な処置と項目を選択したかどうかに関する
判定が行われる(ステップ804)。有効な処置と項目
が選択されなかった場合には、この処理は終了する。
【0029】有効な処置と項目が選択された場合、ユー
ザが、選択された項目の特性値の変更を求めたかどうか
に関する判定を行う(ステップ806)。ユーザが項目
の特性値の変更を要求した場合、この処理は、更新され
た値の入力をユーザに指示し、選択されたスキーマ項目
にその値を適用し(ステップ807)、その後、この処
理は終了する。
【0030】ステップ806に戻って、ユーザが選択さ
れた項目の特性値の変更を要求しなかった場合には、ユ
ーザが、選択された値をスキーマから除去することを要
求したかどうかに関する判定を行う(ステップ80
8)。ユーザがファイル・スキーマからの項目の除去を
要求した場合には、選択された項目をファイル・スキー
マから除去し(ステップ810)、その後、この処理は
終了する。この処置は、ファイル・スキーマ自体に対し
ては無効である。ステップ808で、ユーザがスキーマ
からの選択された項目の除去を要求しなかった場合、ユ
ーザが、項目に含まれる新しいスキーマ・レコードの追
加を要求したかどうかに関する判定を行う(ステップ8
12)。この判定の回答が肯定の場合、ユーザは、新し
いレコードの名前とレコードの特性を入力するように指
示され、新しい空のレコードが作成され、そのレコード
が、選択された項目の子としてスキーマに追加され(ス
テップ814)、その後、この処理は終了する。ステッ
プ814での処理は、スキーマ・フィールドについては
無効である。
【0031】ステップ812に戻って、判定の回答が否
定の場合には、ユーザが、項目に含まれる新しいスキー
マ・フィールドの追加を要求したかどうかについて判定
する(ステップ816)。ユーザが新しいスキーマ・フ
ィールドの追加を要求した場合には、新しいフィールド
名とフィールド特性を入力するようにユーザに指示し、
指定されたファイルを作成し、新しいフィールドを、選
択された項目の子としてスキーマに追加し(ステップ8
18)、この処理はその後終了する。この処置は、スキ
ーマ・レコードに対してのみ有効である。
【0032】次に図9を参照すると、本発明の好ましい
実施例による、対話型スキーマ編集のための処理の流れ
図が示されている。図9は、図7のステップ708を詳
細に示す図である。図9の処理の説明では、Internatio
nal Business Machines Corporation社から入手できる
ビルダ・ツールであるBeanExtenderの機能を使用する。
この処理は、parentClass(親クラス)に"Object"、cla
ssName(クラス名)にschema.name(スキーマ名)+"Re
ader"、interfaces(インターフェイス)に"com.ibm.be
ans.tools.dataFormatWizard.LegacyReader"をセットす
ることから開始される(ステップ900)。次に、"co
m.ibm.beans.tools.dataFormatWizard.readers"に対し
てJavaパッケージ・ステートメントを発行する(ステッ
プ902)。その後、(className, parentClass, inter
faces)に対してJavaクラス・オープン宣言を発行する
(ステップ904)。その後、デフォルトのJavaコンス
トラクタを発行する(ステップ906)。その後、スキ
ーマ内のすべてのレコードについてJavaインスタンス変
数宣言(name = field.name(フィールド名), type =f
ield.name + "Reader")を発行する(ステップ90
8)。スキーマ内のすべてのレコードについてJavaゲッ
タ・メソッド(name = field.name, type = field.name
+ "Reader")を発行し(ステップ910)、"void rea
dLegacy(java.io.InputStream)"に対してJavaオープン
・メソッドを発行する(ステップ912)。その後、ス
キーマ内のレコードのそれぞれについて、そのレコード
・タイプのレガシー・データを読み取るためのJavaコー
ドを生成する(ステップ914)。その後、"void read
Legacy(java.io.InputStream)"に対してJavaクローズ・
メソッドを発行し(ステップ916)、classNameに対
してJavaクラス・クローズ宣言を発行し(ステップ91
8)、その後、処理が終了する。
【0033】図10に移ると、本発明の好ましい実施例
による、スキーマ・レコードを読み取るためのJavaコー
ドを生成するための処理の流れ図が示されている。図1
0は、図9のステップ914の詳細を示す図である。こ
の処理は、parentClassに"Object"、classNameにrecor
d.name + "Reader"、interfacesに"com.ibm.beans.tool
s.dataFormatWizard.LegacyReader"をセットすることか
ら始まる(ステップ1000)。次に、"com.ibm.bean
s.tools.dataFormatWizard.readers"に対してJavaパッ
ケージ・ステートメントを発行する(ステップ100
2)。次に、(className, parentClass, interfaces)に
対してJavaクラス・オープン宣言を発行する(ステップ
1004)。次に、デフォルトのJavaコンストラクタを
発行する(ステップ1006)。その後、レコード内の
すべてのフィールドに対して、Javaインスタンス変数宣
言(name = field.name, type = field.name + "Reade
r")を発行する(ステップ1008)。レコード内のす
べてのフィールドに対してJavaゲッタ・メソッド(name
= field.name, type = field.name + "Reader")を発行
し(ステップ1010)、"void readLegacy(java.io.I
nputStream)"に対してJavaオープン・メソッドを発行す
る(ステップ1012)。その後、レコード内のフィー
ルドのそれぞれについて、プリミティブ・フィールドの
場合はjava.io.read<type>呼出を発行し、サブレコード
の場合は再帰的なreadLegacy()呼出を発行し、レコード
がオプションの場合には、適当なifテストを取り込み、
レコードが繰り返される場合には、適当なforループを
取り込み、ブロック・サイズが定義されている場合に
は、read<type>呼出で適当なサイズの入出力バッファを
指定する(ステップ1014)。その後、"void readLe
gacy (java.io.InputStream)"に対してJavaクローズ・
メソッドを発行し(ステップ1016)、classNameに
対してJavaクラス・クローズ宣言を発行し(ステップ1
018)、その後、この処理は終了する。
【0034】完全に機能するデータ処理システムに関し
て本発明を説明してきたが、本発明の処理は、命令のコ
ンピュータ可読媒体の形式およびさまざまな形式で配布
することができ、本発明は、配布の実行に実際に使用さ
れる信号担持媒体の具体的な種類にかかわらず、同等に
適用されることを当業者が理解することに留意すること
が重要である。コンピュータ可読媒体の例には、フロッ
ピ・ディスク、ハード・ディスク装置、RAM、CD−
ROMおよび、ディジタル通信リンクやアナログ通信リ
ンクなどの伝送型媒体が含まれる。
【0035】本発明の説明は、例示と説明の目的で提示
されたものであって、網羅的なものではなく、本発明を
開示された形態に限定するものではない。多数の変更お
よび変形が、当業者に明白である。たとえば、本発明
は、オブジェクト指向以外の種類のシステムのためにレ
ガシー・データを読み取るコードの生成に使用すること
ができる。開示された実施例は、本発明の原理と実用的
な応用例を最もよく説明するため、また、当業者が、意
図される特定の用途に適したさまざまな変更を伴うさま
ざまな実施態様のために本発明を理解できるようにする
ために選択され、記述されたものである。
【0036】
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施できるデータ処理システムのブロ
ック図である。
【図2】本発明の好ましい実施例による、ファイル・ス
キーマを含むGUI内のウィンドウを示す図である。
【図3】本発明の好ましい実施例に従って表示される、
レコード属性ダイアログを示す図である。
【図4】本発明の好ましい実施例による、プリミティブ
・フィールド属性ダイアログを示す図である。
【図5】本発明の好ましい実施例による、クラス・フィ
ールド・ダイアログを示す図である。
【図6】本発明の好ましい実施例による、アサーション
・ダイアログを示す図である。
【図7】本発明の好ましい実施例による、データを読み
取るJavaコードを生成する処理の流れ図である。
【図8】本発明の好ましい実施例による、ファイル・ス
キーマの対話型編集のための処理の流れ図である。
【図9】本発明の好ましい実施例による、ファイル・ス
キーマを読み取るJavaコードを生成する処理の流れ図で
ある。
【図10】本発明の好ましい実施例による、スキーマ・
レコードを読み取るJavaコードを生成する処理の流れ図
である。
【符号の説明】
100 データ処理システム 102 プロセッサ 104 主記憶 106 PCIローカル・バス 108 PCIブリッジ 110 ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)ア
ダプタ 112 SCSIホスト・バス・アダプタ 114 拡張バス・インターフェース 116 オーディオ・アダプタ 118 グラフィックス・アダプタ 119 オーディオ・ビデオ・アダプタ(A/V) 120 キーボードおよびマウス・アダプタ 122 モデム 124 追加メモリ 126 ハード・ディスク装置 128 テープ駆動装置 130 CD−ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−40089(JP,A) 特開 平8−137681(JP,A) 特開 平10−31585(JP,A) 本俊也,“Visual J++によ るイントラネット開発”,月刊intr anet,ソフトバンク株式会社 本俊也,Interner Prog ramming Bible Supe rCedeによるJavaアプリケーシ ョン開発(その1),DOS/V PO WER REPORT,日本,株式会社 インプレス,1998年 9月 1日,第8 巻第9号,P.371−374 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/44

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Java コードを持たないデータのフォーマ
    ットを使用して、Java アプリケーションで、前記デー
    タを読み取るための Java コードを生成するデータ処理
    システムの方法であって、 読み取られる前記データの前記フォーマットを入力する
    ために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェ
    ースを表示するステップと、 前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介し
    て、読み取られる前記データの前記フォーマットを記述
    した、複数の属性を含むファイル・スキーマを受け取る
    ステップと、 前記ファイル・スキーマを使用して前記データを読み取
    るための Java コードを生成するステップとを含む、デ
    ータ処理システムの方法。
  2. 【請求項2】Java コードを持たないデータのフォーマ
    ットを使用して、Java アプリケーションで、前記デー
    タを読み取るための Java コードを生成するデータ処理
    システムであって、 読み取られる前記データの前記フォーマットを入力する
    ために使用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェ
    ースを表示するための表示手段と、 前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介し
    て、読み取られる前記データの前記フォーマットを記述
    した、複数の属性を含むファイル・スキーマを受け取る
    ための受取手段と、 前記ファイル・スキーマを使用して前記データを読み取
    るための Java コードを生成する生成手段とを含む、デ
    ータ処理システム。
  3. 【請求項3】Java コードを持たないレガシー・データ
    のフォーマットを使用して、Java アプリケーション
    で、前記レガシー・データにアクセスするための Java
    コードを生成するデータ処理システムの方法であって、 アクセスされる前記レガシー・データの前記フォーマッ
    トを記述するのに必要な情報を示す、グラフィカル・ユ
    ーザ・インターフェースを表示するステップと、 前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して
    前記レガシー・データの前記フォーマットを記述した、
    複数の属性を含むファイル・スキーマを受け取るステッ
    プと、 前記ファイル・スキーマを使用して前記レガシー・デー
    タを読み取るための Java コードを自動的に生成するス
    テップとを含む、データ処理システムの方法。
  4. 【請求項4】Java コードを持たないレガシー・データ
    のフォーマットを使用して、Java アプリケーション
    で、前記レガシー・データにアクセスするための Java
    コードを生成するデータ処理システムであって、 アクセスされる前記レガシー・データの前記フォーマッ
    トを記述するのに必要な情報を示すグラフィカル・ユー
    ザ・インターフェースを表示するための表示手段と、 前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して
    前記レガシー・データの前記フォーマットを記述した、
    複数の属性を含むファイル・スキーマを受け取るための
    受取手段と、 前記ファイル・スキーマを使用して前記レガシー・デー
    タを読み取るための Java コードを自動的に生成するた
    めのコード生成手段とを含む、データ処理システム。
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